ネット上で見る限り核武装論への支持は異様に高い。 核武装論を批判する人は、道徳的な感情で批判するか、その「非現実性」を論理的に説明しようとするかのいずれかである。しかし、いずれにしても無意味というか、全く逆効果でしかないという感じがする。まず反核を道徳的感情で説得しようとすれば、体制的に正当性をもつ思想である「非核三原則」を「無批判に上から押し付けられている」という反発を生む。「非現実性」を説く側は、というと実はこれはもっとまずい戦略である。核武装論者から、「そっちこそ現実がわかってない!」という、「現実」をめぐる神学論争に陥る危険性がある。事実、小林よしのりは非核論者の現実認識を全面的に批判をして、真正面から核武装の「現実性」を肯定していた。 では核武装論の何を批判すべきか。それは、核武装論者の論じている中身ではなく、彼らが多少なりとも前提にしている物の見方に照準を合わせて批判をする必要
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です -はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて -はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
中川昭一自民党政調会長による核保有議論、自民党が見かけ上「不快である」という反応、アベ首相も、やはりNHK番組内容介入検閲コンビ、親友のよしみか、現在の政府の方針は非核三原則の堅持であると表明するのみで、政府部内での議論を容認する姿勢だ。 3日 「私は核保有の議論をしろと言っているのではない」。北朝鮮が日本の原子力発電所を核ミサイルで攻撃する場合などを例示して「撃たれないようにするにはどうしたらいいのかという議論をなぜしないのか」と語り、核攻撃に対する防衛論の必要性を強調。 16日 日本の核保有について「議論はあっていい」と発言したことについて「私ももとより核武装反対論者だ。非核三原則を守ることは昨日も申し上げている」と釈明した。そのうえで「北朝鮮のような国が核を持ったと発表しているのであれば、核を持たずに日本の安全をどう守るのかを議論すべきだという観点で言ったことだ」と語り、日本が直ちに
読売新聞によると、中川昭一政調会長は、岐阜市での講演で、「最近は、(核兵器を)作らず、持たず、持ち込ませず、言わせずの『非核四原則』と言うそうだ。私は非核三原則は認めるが、四原則は認めない」「議論もしては駄目だという人がいるのであれば、今度は五原則で『考えさせず』となることを恐れる」「日本を侵略させないために何ができるか考え、最大限努力する必要がある」などと発言しました。 そんなに議論したいのなら、中川氏が持っている核戦略論を発表すればよいと思うのですが、彼は何も提示していません。それで議論するのだと頑張っても、何がやりたいのかまったく分かりません。どうせ、目立ちたいだけの発言で、話すべき意見など持ってはいないのです。こういう人の話を真に受ける必要はありません。政治家は大まかなことだけ決めて、あとは官僚任せという癖がついています。こんな意見を言えるのも、自分が作業しないのが分かっているか
■[政治]言論弾圧を許すな! 中川「核議論」昭一が「言論弾圧」(あるいは「封殺」)にあっているらしいですよ。それは大変だ! 「言論弾圧」って位だから 築地署に中川を連れ込んでリンチにかけたやつがいるのだろう。特別高等警察が小林多喜二を殺したときのように。 中川を鉄砲で撃ったやつがいるのだろう。天皇の戦争責任に言及した長崎市長をテロリストが撃った時のように。 中川を徴兵して海外に送ろうとしたやつがいたのだろう。東条首相が意に沿わない者にそうしたように。 誰だ、そんなひどいことをした奴は。言論弾圧なんぞせんで「何をあほなことを言っとるんじゃこのボケカスやめちまえこの(自主規制)」と言わんか! ところが不思議なことに「議論が必要です。必要です。このままでいいんですか。イインデスカ」と発言し続け、頭以外はたいそう元気な様子である。「言論弾圧」にめげない勇敢な政治家に敬意を表して「このままでいい」の
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です -はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて -はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
絵ロ具。 IF LIBERTY MEANS ANYTHING AT ALL,IT MEANS THE RIGHT TO TELL WHAT THEY DO NOT WANT TO HEAR ---GEORGE ORWELL 昨日書いた「子供のイジメを卒業できない自民党支持母体愛国団体」青年会議所 の会頭、麻生太郎氏のようですね。Wikipediaにこんな記述が。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B9%B4%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E6%89%80政治評論家三宅久之 によると、会頭の改選においては現外務大臣 である麻生太郎 が認めた人物から選ばれるという。 JC出身・在籍中の著名人 麻生太郎 (飯塚 JC、元会頭、外務大臣 ) 牛尾治朗 (東京JC、元会頭、ウシオ電機 会長) 小泉純一郎 (横須賀 JC、第87、88、89

2006.10.26 核兵器の是非の議論 カテゴリ:カテゴリ未分類 ひよこさんから「「妨害」という判断は正しいか?」のコメント欄で核兵器の是非の議論について呼びかけられた。これは、極めて論理的な対象ではないかということで呼びかけたようだ。確かに、これが議論の形をなすなら、それは論理的なものになるだろう。 核兵器の存在というのは、すでにそれを持っている国がいくつかあると言うことから確認出来るが、その使用はもしかしたら未来永劫に渡ってないかも知れない。核兵器というのは、持っていることにのみ意味があるので、決して使用しない最終兵器というものかも知れない。核兵器の使用はいつでも可能性の問題であり、現実になっていない未来の想像というものになるので、これは論理を駆使して予想するしかない問題になるだろう。 だがこの議論は非常に難しい。「是非」というものが、道徳的な「善悪」と結びついた「良いか悪いか」とい

司馬遷の史記が生み出した言葉のひとつに「夜郎自大」がある。無知の故に何の根拠もなく自分の能力が大きいと威張る輩や国の指導者を指す。政界や評論界のいわゆるタカ派の一部から出ている「日本核武装論」はそれに近い。 タカ派に限らず多くの人々には日本が原子力技術とハイテクの大国なのだから、その気になればいつでも「核武装」できる、その能力を発揮すれば「抑止効果」がえられると信じがちである。また、核武装の障害はもっぱら日本の「非核三原則」や「核アレルギー」だと主張する。いずれも単なる思い込みでしかない。 日本を代表する3社が束になっても開発できず ただちに核兵器を開発する技術能力は日本にない。北朝鮮の核実験後に政府内部の専門家グループがまとめた極秘の報告書によれば、仮に国家挙げて国産核兵器開発に取り組んだとしても3-5年以上の年月と3000億円以上の予算が必要になるという。これでは当面の「北朝鮮の
中川政調会長発言、および麻生外務大臣の擁護っぽい発言の両方を斬っておく。補選もあることだし、少し急いでみた。昨日の国会Watchエントリも踏まえて*1。 核武装論の非合理性 憲法でも核保有は禁止されていない。核があることで攻められる可能性が低くなる。やればやりかえすという論理はありえる。当然議論があってもいい。 核武装の可能性を考える上で第一に基本的なことは、核武装カードと非核カードのどちらが外交戦略上有効であるか、という視点である。 核兵器を持つことがどの程度有意味であるのかを考えてみよう。目的は敵の破壊ではなく、防衛であり、無力化できさえすればいい。対北朝鮮で考えるならば、核を使うくらいならば、ミサイル基地を強襲する先制攻撃を考える方が遥かに現実的。もちろん、先制攻撃論にも反対だが、それでも核武装論の出てくる余地は皆無であることは示せる。このことだけでも中川が思いつき*2を口にしている
▼レ・ミゼラブル 少女コゼット http://www.nippon-animation.co.jp/lesmise/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB_%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%82%B3%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88 ・・・「世界名作劇場」シリーズ通算第24作、約10年ぶりの新作・・・というが、 このキャラデザで、BSフジのみで放送というのでは、 そりゃただの萌えアニメじゃないのか。 日曜19:30から地上波で、もったりしたキャラデザでやってこそ「世界名作劇場」。 ジャベールはゲームに出てくる変質者みたいだし、ジャン=バルジャンはねじくれた囚人経験を感じさせない少女漫画中年だし、なんとかならんのか

id:clawさんとこのエントリ http://d.hatena.ne.jp/claw/20061020#p2■終わってる「日本核武装論」 経由 田中宇氏2006年9月12日記事 http://tanakanews.com/g0912japan.htm ▼核抑止力の本質 戦後の日本が核武装しなかったのは、一般には、アメリカが日本の軍事的な再台頭を恐れて核武装させなかったからだとか、広島と長崎の被爆体験を持つ日本人が核兵器を嫌ったからだとか考えられているが、もっと別の軍事的な解釈もできる。 日本が核武装するとしたら、その場合の仮想敵は、中国やロシアであるが、いずれも国土が日本よりはるかに広大である。中国と日本が核戦争して互いに5発ずつの核ミサイルを相手に撃ち込んだ場合、中国は、首都圏に3発、関西に2発を落とせば、日本を国家として機能停止させられるが、日本が北京や上海などの主要都市に5発を落と
「たかじんのそこまで言って委員会」YouTubeで何本か見たが、なるほど関東圏では放映できんわなあと思った。ケタケタ笑いながら楽しんだが、ちょっと気になるのが橋下弁護士と宮崎哲弥が、どっちも割りと好きな人なので困るんだけど、橋下がやたらと核武装論をぶち上げていてちょっとどうかと思った。橋下の核武装論は体系的には語られていないので、なんとなくしか理解していないのだが「常任理事国は全部核保有国だから、われわれも核武装して国際的発言力を高めるべき」という考えが根底にあるようだ。もちろん北朝鮮や中国の核攻撃を抑止するという話も、中国やら北朝鮮やらをテーマにした回では出てきてはいるが、基本にある小林よしのり同様、「核で自立/発言力向上」みたいな感じだと思う。宮崎哲弥はIAEAの話とかを出しているのでたぶんわかってると思うんだけど、友達だとはいえ、あほなことを言ったら突っ込んであげたらいいと思う。橋下
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