90年に女児(当時4)が殺害された「足利事件」で再審開始が決まった菅家利和さん(63)が、不起訴となった別の女児殺害事件について栃木県警の取り調べを受けた際の録音テープに、捜査員の問いかけに応じて「自白」内容を変えている場面があることが関係者の話で分かった。 関係者によると、やりとりがあったのは、菅家さんが足利事件で起訴される前日の91年12月20日。79年に足利事件の現場近くで起きた女児殺害事件について、県警の捜査員2人が足利署で調べた。 「(犯行を)いつやったの」という捜査員の問いかけに菅家さんが2度「仕事が終わってから」と答えた後、捜査員が「昼なら明るかんべ。夜だと暗くなるだろ」と指摘すると、菅家さんは「じゃあ夜です」と供述を変えた。 また、遺体を殺害現場とされた神社から約2キロ離れた河川敷に運んだ手段を捜査員が尋ねると、菅家さんは「自転車にひもで縛った」と供述。捜査員が「それ
そりゃ検察が録音テープの公開に抵抗するはずだ。 asahi.com 2009年10月10日 「犯行「昼は明るい」「じゃあ夜です」 菅家さん・録音」(魚拓) 90年に女児(当時4)が殺害された「足利事件」で再審開始が決まった菅家利和さん(63)が、不起訴となった別の女児殺害事件について栃木県警の取り調べを受けた際の録音テープに、捜査員の問いかけに応じて「自白」内容を変えている場面があることが関係者の話で分かった。 (中略) 「(犯行を)いつやったの」という捜査員の問いかけに菅家さんが2度「仕事が終わってから」と答えた後、捜査員が「昼なら明るかんべ。夜だと暗くなるだろ」と指摘すると、菅家さんは「じゃあ夜です」と供述を変えた。 また、遺体を殺害現場とされた神社から約2キロ離れた河川敷に運んだ手段を捜査員が尋ねると、菅家さんは「自転車にひもで縛った」と供述。捜査員が「それ、落ちるだろう」と問い返し

アムネスティ・インターナショナル日本は、いわゆる「足利事件」に関して、菅家利和さんに対する無期懲役刑の執行が停止されたことを受け、日本政府に対して、捜査取調べの改革をはじめとする刑事司法制度の全面的な見直しを行うよう要請する。 日本の刑事司法制度については、代用監獄として警察留置場に身柄を確保した上での捜査が常態化していることや、取調べが全面的に可視化されていないことなど、国際基準にまったく合致していない。このことは国際社会から非難の的となっており、抜本的な改善を行うよう繰り返し指摘されている。 最近では、2008年10月の自由権規約委員会での日本政府報告書審査において、多数の委員から「取調べとはどうあるべきか、という点について完全に誤解している。自由権規約14条(公正な裁判を受ける権利)の明らかな違反である」、「誰が有罪であるかを決めるのは、裁判所が行うことであって警察の役割ではない」、
2009年06月06日21:17 福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 幼女がレイプ殺害された足利事件で、無期懲役となった菅家利和さんは冤罪であることが確定するみたいですが、私が興味を惹かれたのは犯罪精神医学者・福島章教授の精神鑑定に関する顛末です。こういうことがあったとは知りませんでした。 福島教授は菅家利和さんが「代償性小児性愛者」であり、本件犯行は「小児性愛を動機として行われたもの」という精神鑑定書を裁判所に提出して、これが判決に大きな影響を与えたようです。 弁護団はこの鑑定書が間違っているとして、それを正すために福島教授に対し精神鑑定の録音テープの開示を二審の段階から11年も求めてきたけど応じないので、2006年に民事訴訟を起す。すると福島教授は法廷に於いて、録音テープはすでに破棄したという、それまでとは違う答弁をしたようです。 いまならともかく、最高裁で刑が確定

(06/20)ブログのタイトルを「不条理日記」から「記憶の断片」に変更しました (04/30)イスラエル国を解体するには、まず我々が・・ (04/05)映画「逃走」観てきました! (04/05)東アジア反日武装戦線には、どういう目的と信念があったのか? (02/16)戦争は人間の精神を破壊する!――「映像の世紀バタフライエフェクト 戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢」 (12/20)「ヨーロッパのツケはヨーロッパの外へ」 ーーイスラエルの「征服型植民主義」 (12/18)バルフォア宣言という「分水嶺」から、ナクバへ・・ (12/16)「近代シオニズムの父」テオドール・ヘルツルってどんな人? (10/27)バイク専用サーキットで走ってみました(2) (10/19)バイク専用サーキットで走ってみました(1) ご参考:「不条理日記」とは? 日記(199) 集会、デモ(67) パレスチナ情勢(
【警告】当ブログ内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。すべての文章、画像等は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。 Copyright 2005〜2018 Kikko. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission. 「世田谷通信」でもお伝えしたけど、高知の白バイ事故の片岡晴彦さんの上告が、最高裁に棄却され、片岡さんの刑が確定してしまった。だから、片岡さんは、数日中に、無実の罪で刑務所へ収監される。「禁固1年4月」の実刑だ。完全なる冤罪、それも、捜査ミスによる冤罪ではなく、県警が身内の白バイ隊員の罪をもみ消すために、証拠を捏造し、仲間の白バイ隊員に法廷で偽証させ、警察と検察と裁判官がグルになって、無実の民間人に濡れ衣を着せるという、前代未

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