株式会社アンビスホールディングスの代表取締役CEOである柴原慶一が、東京・上野の国立西洋美術館に個人として計5億円の寄附を行った。 柴原慶一は名古屋大学医学部を卒業後、京都大学大学院で博士号を取得。20年間、分子生物学の研究に専念。2010年に研究職を辞し起業家へ転身。地域の医療課題をビジネスの力で解決するために2013年に株式会社アンビスを設立。ホスピス『医心館』事業を日本全国に展開している。 柴原の寄附は「国立西洋美術館柴原慶一基金」として、小企画展「物語る黒線たち––デューラー『三大書物』の木版画」展(10月25日~2026年2月15日)や、2026年開催の企画展、国立西洋美術館の今後の展覧会・展示に活用されるという。企画展の詳細は後日あらためて発表される予定。 柴原は寄付に際して次のようにコメントした。 このたび、寄附という形で日本における西洋美術の展覧会開催や西洋芸術に関する研究
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」と美容室向けヘアケア・化粧品メーカーの株式会社ミルボンのコラボレーションによるショートフィルム配信プロジェクト「MILBON BEAUTY MOVIES」の上映&トークイベントが12月8日(日)、ミルボン本社(東京・京橋)にて開催されました。 今回はフォトグラファーのヨシダナギさんをゲストに迎え、3本のショートフィルムが上映されると共に【美しさを拓く】をテーマに行われたトークセッション。 ヨシダさんといえば、世界の少数民族やドラァグクイーンの撮影をするフォトグラファーとして知られており、特に少数民族の撮影に際しては、現地の人々と同じ格好をするという独特のスタイルは、TV番組などでも取り上げられ、話題を呼んでいます。 この日もヨシダさんのデビュー作であるエチオピア南西
グラン・パレでは、2024年12月11日から2025年3月19日まで、毛糸を織り込んだインスタレーションで有名な日本人アーティスト塩田千春の大規模な展覧会が開催される。 グラン・パレは 、数年にわたる改装工事を終えて、展覧会を開催してリニューアル・オープンすることになった! 2024年12月11日から2025年3月19日まで、この赤い糸を持つ日本人アーティストが、パリで最も有名なガラスの屋根の下で、彼女のユニークで詩的なインスタレーションを織り成す。 あわせて読みたい今週のパリ 2025年1月13日~19日:無料または割引価格での外出今週日曜日は美術館とモニュメントが無料:2025年2月2日にパリで訪れるべき場所パリとイル・ド・フランス地方で無料で見学できる美術館とモニュメント。 ギャルリー・テンプロン・グルニエ・サン・ラザールでの「Memory Under The Skin」に続き、「T
中谷幸司 @bluestylecom 2005年の着工以来ずっと工事が続いていたことから三田のガウディとしても有名になった「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」が完成したと聞いて見てきました。 三田三・四丁目地区の再開発に巻き込まれて完成期限が設けられたと何かの記事で見たので、それがなければまだ工事中だったのかも。 pic.x.com/AYMGrfbskb 2024-11-09 21:56:59
取材・文/柿川鮎子 撮影/木村圭司 近代化を急いだ明治政府は、芸能や文化を厳しく統制した。怪談が上演できなくなったり、盆踊り、獅子舞なども厳しく規制された。展覧会を禁じられた絵画もあった。江戸の大名家や文人達が所有していた、焼絵である。 焼絵とは何か。長年、焼絵の調査を続けてきた研究家、田部隆幸さんによると、焼絵とは金属製のコテや火箸を熱して紙や絹、木などに絵画や文字を描く作品で、その歴史は古く、『続日本紀』や『平家物語』、『盛衰記』などでも焼絵の記述があるという。 「墨やペンなどの道具が無くても、火を使って絵が描ける焼絵は、私達が火を使うようになった原始時代から伝わる、もっとも古い絵の技工のひとつだったと考えられます」と田部さん。 日本では焼絵を焦画、焼画、屋記絵、火筆画、烙画と言い、中国・韓国では烙画、欧米ではPyrographyである。紙や木、絹のほか、皮革、竹の皮、竹などに描いてき
US版ARTnewsのTOP 200 COLLECTORSの常連でもある前澤友作は、9月2日、自身のX(旧ツイッター)にDIC川村記念美術館の休館に関連するコメントを連続投稿し、同館の所蔵作品の国外流出を防ぐために、自身も美術愛好家として協力したいという意欲を見せた。 前澤は2018年、同館が所蔵していた長谷川等伯筆《烏鷺図屏風(うろずびょうぶ)》を収蔵した経緯があり、同作品を「いつか見たい」とXに投稿したファンに対し、「長谷川等伯の烏鷺図屏風については、約3年ほどかけてクリーニング及び一部修復作業中でしたが、先日無事に手元に戻ってきました。当作品は国が指定する重要文化財ですので、何らかの方法で皆様にも観ていただけるようにしたいと思っていますので、詳細が決まり次第追ってお知らせいたします」と返答。それに続いて、「それにしてもDIC川村美術館の一時閉館は寂しいです。僕に何かできることがあれば
オランダの彫刻家テオ・ヤンセン氏が1990年から取り組んでいる「ストランドビースト」という作品は、プラスチックのチューブで骨格のように構成された「人工生命」で、風力によって生物のように歩行します。ストランドビーストは30年以上かけて動きが先鋭化したり全長が巨大化したり、素早く歩行したり飛行したりと進化を遂げてきました。 Strandbeest https://www.strandbeest.com/evolution ヤンセン氏は、人工生命の構想を始めてから2021年にストランドビーストが空を飛ぶようになるまでの進化を、以下の13の期間に分けています。 ◆01:プレグルトン(Pregluton) 1986~1989年 ヤンセン氏がストランドビーストの最初期段階として挙げたのは、1986年ごろに抱いた「進化という現象を自分の目で観察したい」という衝動です。ヤンセン氏はストランドビーストの進化
2023年11月に開館した皇居三の丸尚蔵館が、4期にわたってテーマ別に皇室の名宝を紹介するのが開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」です。5月21日からは最終期となる第4期「三の丸尚蔵館の名品」が始まりました。選びぬかれた名品が出揃い、まさに展覧会のフィナーレを飾るにふさわしい集大成的な展示となっています。6月23日まで。 第4期「三の丸尚蔵館の名品」 明治以降、皇室には数多くの美術工芸品が献上されましたが、これらの献上品の中には国宝《唐獅子図屏風》、国宝《動植綵絵》など、現代でも抜群の知名度を誇る日本美術史上屈指の名品が多数含まれています。第4期では、様々な経緯で皇室に献上された作品を集中的に取り上げています。 まず見逃せないのが、第1期とは異なる4幅が公開されている国宝《動植綵絵》(全30幅)です。江戸時代の絵師・伊藤若冲の代表作で、明治22年(1889年)に京都の相国寺から皇室に献
TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 3制作決定!アートディレクター吉田ユニによる新ビジュアル公開 キャスト出演イベントアーカイブ配信も 人気TVアニメ『SPY×FAMILY』のSeason 3の制作が決定! スーパーティザービジュアルが公開となりました。 集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月より連載がスタートし、現在では総PV数6億超え、数々のマンガ賞にも輝き、最新コミックス13巻までのシリーズ累計発行部数が3,500万部を突破!2023年10月より放送を開始したTVアニメSeason 2も大好評のうちに幕を閉じ、同年12月22日に全国383館で公開を迎えた『劇場版SPY×FAMILY CODE: White』は公開3日間で興行収入12億円を突破と好調なスタートを切り、2024年3月31日時点で興行収入62.6億円、観客動員数464万人突破と大ヒットを
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【5月4日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中にオーストリアの強制収容所で被収容者が掘った地下トンネル内に、巨大なドレスと血のように赤いひもがつり下げられている。今年の欧州文化首都(European Capital of Culture)に選ばれたアルプス(Alps)のザルツカンマーグート(Salzkammergut)地方で、世界的に有名な日本人アーティスト、塩田千春(Chiharu Shiota)氏の作品展が先週から開かれている。狙いは、ナチズムの犠牲者をしのび、「言葉で伝えられられないもの」に近づいてもらうことだという。 エーベンゼー(Ebensee)強制収容所記念館の責任者、ウォルフガング・クアテンバー(Wolfgang Q
八戸市美術館(八戸市番町)の屋外広場「マエニワ」に設置されたステンレス製の館銘板の一部の文字が現在、スチレンボード製のものに置き換えられている。 3月16日時点での様子SNSで「発泡スチロールだ」と話題になっているのは、青森県道23号沿いのコンクリートの壁面に設置されたステンレス製の「八戸市美術館」の「美」の部分。4月15日現在、「美」だけがスチレンボードでかたどった手作りのものになっている。 3月11日夜、同館の警備員が巡回した際に「美」がなくなっていることに気づいた。当時、マエニワには2月下旬に降った大雪の影響で雪が多く残っていた。副館長の宗石さんは「解けた雪の中から(『美』が)出てくることも期待したが、出てこなかった。辺りを捜しても落ちていなかった」と話す。 3月31日、八戸在住のkohchinさんが「美」がなくなった館銘板の写真をXに投稿し、同市在住のモブヘーナさんが「もしやこれ
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