名前を隠して楽しく日記。
新宿駅の近くでおしゃれな服着た若い兄ちゃんがトールサイズほどのミルクティーを道路にびしゃあとぶちまけていた。悲惨だった。まじまじと観察するのもアレだからその後どうなったかは知らないけど彼は大丈夫だっただろうか。まるで盛大なお漏らしみたいな光景だったので私が代わりに増田に書いておいてあげるね。
俺日本人だけど全然読めない。全く読めない。 グーグルマップでテキトーに場所クリックして出て来た住所読める?
電子書籍の良し悪しよりも何もしない時間が少ないのが良くないと思った。
暇になったら常にスマホ見てるやつばっかりなんだけど情報を入力するだけでなくぼんやりとでも考える時間も何もしない時間も必要。
冒頭部分試し読みしてる。
まあ単にダラダラザッピングしてるだけだが。
「この作品が気に入った人はこちらも」のサジェストに乗っかりまくって、従来自分がまず手に取らなかったジャンルのものもちょっと読んですぐ捨てる。
そんなことを繰り返してると、これまで存在すら知るよしもなかったけどなんだコレおもしれえ!という珠玉の発見がいくつかあった。
まあでもジャンプなどは総ルビであるかぎりは子供と馬鹿が読む本って立ち位置は変わらんだろう。
入院中の病院食の献立で「青梗菜の~」とあって読めなくて、あとで調べてチンゲン菜だとわかって、世の中漢字を読む能力に対する要求水準高すぎだろと思った。
公的な書類はルビふらないから青梗菜ほど難読でなくてもそれだけで結構な人間が脱落するよなあやさしくない世界だなあと。
dorawiiより
昨日、俺とババア先輩(32)とお姉さん先輩(49)と派遣のおっさんの四人で、会社の元上司のお通夜に参列した。
「礼儀とかマナーとか、ちゃんとできるかな」と俺たちは不安だったが、とりあえず黒いスーツを着て会場へ向かった。
派遣のおっさんも「そういうの大事だからな」と珍しく真面目な表情でついてきた。
「香典ってこれで合ってるよな?」と確認していたら、封筒の種類を間違えていたらしく、派遣のおっさんが「それ結婚式用の祝儀袋だぞ」と即座に指摘。
「マジか!?」と焦る俺たちに、「ちゃんと不祝儀用のを持ってきたか確認しとけって言っただろ」と呆れ顔。
焼香のときも、俺とババア先輩は動作がぎこちなくなり、緊張しすぎてなぜか二回手を叩きそうになるという大失態。
「お前ら、神社じゃねえんだから…」と派遣のおっさんが小声で教えてくれなかったら、完全に恥をかくところだった。
お姉さん先輩に至っては、焼香の順番を間違えて先に進みそうになり、係の人に止められるというミス。
その横で派遣のおっさんは落ち着いた所作で完璧なタイミングと手つきで焼香し、軽く一礼して戻ってきた。
「お前、なんでそんなに詳しいんだ?」と聞くと、
「昔、親戚の葬式でいろいろ教わったからな。あと、こういうのは場数だよ」
さらに、弔問客が故人の思い出を語る場面で、俺たちは「正直、元上司とそこまで話したことなかったよな…」と気まずくなっていたが、
派遣のおっさんは普通に「〇〇さんには仕事でお世話になりました。お昼によく行かれてた店の話を聞いて、自分も行くようになりました」と自然に会話をリード。
遺族の方も「そんな話があったんですね」と微笑んでいて、場の空気が和やかになった。
極めつけは、お清めの席での振る舞い。
俺たちは「こういうときって酒、飲んでいいんだっけ?」と戸惑っていたが、派遣のおっさんは「飲んでもいいけど、飲みすぎないように」と言いながら、上司や遺族のグラスを程よく気遣い、
必要なタイミングでさっと席を立ってお茶を汲んだり、食事を取り分けたりしていた。
「お前、ホントに派遣か?」とババア先輩が思わず聞くと、「こういうのは慣れだよ」とサラッと言っていて、俺たちは完全に敗北した…。
帰り道、ババア先輩が「マジで今日ばかりはお前に感謝する」と頭を下げていたが、派遣のおっさんは「まあ、こういうのも社会勉強だからな」といつもの調子で語っていた…。