■古く低スペックなPCの冷却ファン回転制御をした

このエントリは2008年発売のAcerAspire One ZG5を使って書いている。

これまでのあらすじ

中古で買ったネットブック（AcerAspire One ZG5）をアップグレードし、Linuxディストリビューションをインストールし、軽作業ができるようにしていた。

本体キーボードが壊れることも含めて、あらゆるトラブルに遭い続けている。

直近ではDebian11 32bitをインストールして一通りの作業はできるようになっているが、ハードウェア制御にいろいろな問題が残っている。

現在のスペック

CPU:Atom N270 (single core 1.6Ghz)

RAM: 1.5GB

ディスプレイ: 8.9インチ, 1024x600TFTLCD

ストレージ: 120GBSSD

OS:Debian GNU/Linux11 (bullseye)i686

本日の問題

• 冷却ファンがずっと回り続けてうるさい
• Windows XPがこのPCにインストールされていた頃にはファンの回転をGUIで制御できるフリーウェアがあったらしいが、Debianにはそんなものはない
• BIOSからacpi callでファンの回転を制御していた形跡はない（ファームウェアが直接Embedded Controllerのレジスタを制御していた可能性）

本日の対応

• acpidumpからDSDTを抽出してもファン制御をacpiで行っていた痕跡は見つからない
• もともと入っていたWindows XP入りのハードディスクをSATAUSBケーブルでつないでAcerのベンダードライバを探してみたが、Windows XPをクリーンインストール後、ドライバをインストールする前に売りに出された機体らしく、ベンダードライバの痕跡もない

• ネット上を検索していたところ、古いUbuntu Documentationでこの機種ののファン制御に関する記述を見つけた。カーネルに統合されているAcer向けのドライバであるacerhdfを有効化すればファン制御ができるらしい

• modprobeacerhdf で温度しきい値と温度確認間隔を設定したとろ、はじめて冷却ファンが止まった

• 2008年発売のハードウェアを制御するためのドライバもカーネルに組み込んでいるDebianのありがたさが身にしみた

今後の対応

• ファンの自動制御の起動時デフォルト有効化
• CPUクロック制御
• Wi-Fi電力制限
• 不要サービス削除、自動マウントOFF、ログ記録最小化など

anond:20250506223128

Permalink |記事への反応(1) | 22:12

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■古く低スペックなPCのバッテリー周りを調べた

これまでのあらすじ

中古で買ったネットブック（AcerAspire One ZG5　2008年の製品）をアップグレードし、Linuxディストリビューションをインストールし、軽作業ができるようにしていた。

本体キーボードが壊れることも含めて、あらゆるトラブルに遭い続けている。

直近ではDebian11 32bitをインストールして一通りの作業はできるようになっている。

現在のスペック

CPU:Atom N270 (single core 1.6Ghz)

RAM: 1.5GB

ディスプレイ: 8.9インチ, 1024x600TFTLCD

ストレージ: 120GBSSD

OS:Debian GNU/Linux11 (bullseye)i686

本日の問題

• 本体のバッテリーがすぐなくなる（1時間くらいしか保たない）

本日の対応

• upowerでバッテリーの状態を調べると、設計容量（新品時）24.42Whに対して現在の最大容量は11.22Whであり、実に54%が劣化していることがわかった。
• 消費電力が9.768 W と高めのため、1時間以内にバッテリー切れになる（57.8分）。
• 古くて小さいPCが省電力とは限らない。むしろ古いハードウェアは省電力性能が低く無駄に電気を使う。つらい。Atomを搭載したPCは消費電力が低いとか言われていたが、それは昔の他のPCに比べて低いのだ

今後の対応

• powertop による節電チューニングを実行
• 最も消費電力が高いのは空冷ファンなので、ファンの制御方法を探る。Aspire One ZG5のBIOSを解析したところ、acpi経由でファンの制御を受け付けるメソッドが実装されていないことがわかった
• 残るはEmbedded Controllerを直接叩いてファン制御をするスクリプトを書くことだが、これは間違えると危険
• Windows XPが入ったストレージがそのまま残っているので、残された設定ファイルを解析して、当時のAcerファームウェアがどのECレジスタでファン制御をしていたか推定することくらいしかできなそうだ

anond:20250502235707

Permalink |記事への反応(1) | 22:31

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■古く低スペックなPCのディスプレイ輝度調整を試した

このエントリは2008年発売のAcerAspire One ZG5を使って書いている。

これまでのあらすじ

中古で買ったネットブック（AcerAspire One ZG5）をアップグレードし、Linuxディストリビューションをインストールし、軽作業ができるようにしていた。

本体キーボードが壊れることも含めて、あらゆるトラブルに遭い続けている。

直近ではDebian11 32bitをインストールして一通りの作業はできるようになっている。

現在のスペック

CPU:Atom N270 (single core 1.6Ghz)

RAM: 1.5GB

ディスプレイ: 8.9インチ, 1024x600TFTLCD

ストレージ: 120GBSSD

OS:Debian GNU/Linux11 (bullseye)i686

本日の問題

• ディスプレイの明るさ調整がxfceの設定からできない。

本日の対応

• 輝度制御インターフェースとしてintel_backlightが存在していたので、輝度調整のパッケージbrightnessctlをインストールしてみるが、やはり輝度調整はできない。

• xrandrでは輝度調整ができた。ただしこれは擬似的に画面を暗く描画しているだけなので、省電力の効果はない。

• acpi_backlight=vendor, xbacklight, i915.enable_dpcd_backlight=1といった対処法を試してみがいずれも効果はなかった。

• GMA950内蔵グラフィックスと古いBIOSは、ACPIまたはGPUドライバ経由でのバックライト制御インターフェースを実装していないことがおおいのだとか。Windows XP時代はメーカー独自ドライバが制御を行っていたため、Linux標準スタックでは手が出せないのか？

今後の対応

現状では打つ手がない。ディスプレイの輝度制御で省電力は望めないので、他の手段で省電力化を考えたい。

• CPUクロック制御
• Wi-Fi電力制限
• 不要サービス削除、自動マウントOFF、ログ記録最小化など

anond:20250501215928

Permalink |記事への反応(1) | 23:57

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■Dell製 Laptop Inspiron5405　5505にてWindows Update後にacpibioserrorが頻発すると世界中で報告有り

結論としてはbiosのバージョンをダウングレードすることで回避可能。

しかし再起動するとbiosアップグレードされるためそれまでは再起動しない、再起動してしまったら手順をやり直すという状況。

私は自分でやったけどこういうのは年寄りや音痴にはムリだろうな。

Permalink |記事への反応(2) | 11:16

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■FC6でXenのdom-Uを自動起動する方法

FC6で電源投入時にXenのdom-Uを自動起動する方法

xenの設定ファイルを/etc/xen/autoにシンボリックリンクする。

例

#ln -s /etc/xen/winxp /etc/xen/auto

ただし、設定が

vnc=0

sdl=1

だと起動しませんでした。

vnc=1

sdl=0

だときちんと起動しました。

実際に何をやっているのかは、

/etc/init.d/xendomains

/etc/sysconfig/xendomains

の中をを見てください。

今使っている設定です。参考までにどうぞ。

name = "winxp"

builder = "hvm"

memory = "1000"

disk = [ 'file:/images/winxp0.img,ioemu:hda,w','phy:/dev/sdb,hdc,w']

vif = [ 'type=ioemu,mac=00:16:3e:32:23:85,bridge=xenbr1', ]

uuid = "4e845bfa-ab42-9cbe-ff02-ff877a83ef25"

device_model = "/usr/lib/xen/bin/qemu-dm"

kernel = "/usr/lib/xen/boot/hvmloader"

vnc=1

apic=1

acpi=1

pae=0

sdl=0

vcpus=1

serial = "pty" # enable serialconsole

on_reboot = 'restart'

on_crash = 'restart'

boot='c'

#/etc/xen/autoで検索すると同じようなページが見つかる　orz.

Permalink |記事への反応(0) | 17:20

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