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はてなキーワード:Ufotableとは

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2025-10-19

anond:20251019033718

ワンピースの引き伸ばしとufotableってやってること同じじゃないですか?

Permalink |記事への反応(0) | 04:05

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2025-09-29

anond:20250924233751

これどこか海外文章翻訳かな?

そうなら原文どこ?

 

>彼の最大の変化は強くなることだけです。

 

炭治郎の最大の変化は強くなることだけじゃないけど…。

途中で2度ほど目的が追加されてて、特に2度目には炭治郎の内面危機として劇的な描かれ方してたやん

 

 

>莫大な予算を持つ巨大スタジオに支えられていたと

 

このあたり、アニプレックス役割(莫大な予算リソースを鬼滅に投入し、成功に導いた最大の立役者企業)と

Ufotableがまったく巨大スタジオではないという点を知らないようだ

Permalink |記事への反応(0) | 23:14

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2025-09-24

鬼滅の刃って正直過大評価じゃない?

最初鬼滅の刃を観たときほとんどの問題点を見て見ぬふりをしていたのは否定できない事実です。とはいえ、このアニメの最も強い点はアニメーションと戦闘です。シンプルなパワーシステムをどう実行し、どう掘り下げているか。そして旅の途中で立ちはだかるさまざまな鬼の背景を忘れてはいけません。Ufotable普通漫画10倍良くし、鬼の過去エピソードを延長したり、トップクラス作画効果音私たちに大いに見せつけるなど、ストーリーさらに味を加えました。しかし冷静に見れば、それは愛されるか嫌われるかのどちらかの、シンプルな前提と物語を持ったごく普通少年漫画です。そうは言っても、単なる派手なアクションや莫大な予算を投じた作品以上に「良い作品」と言える点もあります。もちろんこれは人それぞれですが、私にとって最大の重みを持つの登場人物のものです。キャラクターいかなる形であれ私に響かない限り、どんな媒体も観ることはありません。誤解しないでほしいのですが、鬼滅の刃はまともな少年漫画です。しかし決して最高の作品ではありません。

最初の数話で、これが決して傑作になる可能性はないとすぐに分かりました。何をやるにしても単純で、吾峠呼世晴自分コンフォートゾーンから出て危険領域を探求しようとする意図がないのが見て取れますUfotableアニメ化したからこそ人気が出たのであって、そうでなければここまでにはならなかったでしょう。考えてみてください。もしUfotableブラッククローバーフェアリーテイルアニメ化していたら、鬼滅と同じくらいの名声を得なかったでしょうか?それは事実しかありません。私自身、アニメを観始めた頃は作画アニメーションに釣られていたのです。もちろん、それが悪いことではありません。良いストーリーに素晴らしい制作を加えることもあれば、逆にストーリー凡庸でも制作が圧倒的に優れていることもありますしかし、残りの中身が十分でなければ結局は何も意味がありません。私は鬼滅の刃を他の多くの作品比較して、できる限り説得力を持たせようと思います。読む気がないなら、一言で言わせてください。鬼滅の刃フェアリーテイルに相当しますが、それよりもずっと劣ります。少なくともフェアリーテイルには「心」がありました。どう受け取るかは自由ですが、私が何を暗示しているのかは明らかでしょう。ではキャラクターから始めましょう。

炭治郎は多くのファンお気に入りのようです。彼は好かれやすキャラからです。しかし正直に言うと、彼は私が追いかけた主人公の中で最も退屈な存在の一人です。彼は誰もがなりたいと思う理想的人物像として描かれています普通人間としての欠点がまったくなく、もしあるなら作者がそれを上手く伝えられていません。彼が優しくて猪之助を苛立たせる、そのやり取りが面白いのは認めます。吾峠はシンプル効果的なコメディリリーフを描くのが上手いです。ただし、常にそうとは限りません。そして残念ながら、主人公に十分な深みが欠けている点は否定できません。炭治郎には目立った欠点がなく、それが長期的には退屈で辛いものにしています。彼の最大の変化は強くなることだけです。例えばブラッククローバーのアスタは、うるさく、好奇心旺盛で、無謀で、頑固です。それに加え、まだまだ語れますさらに、私のお気に入りであるルフィを加えるなら、彼は好奇心に溢れ、カリスマがあり、冒険への情熱があり、予測不能で、愛すべきおバカ存在です。科学好きの愛すべきオタクである千空だって上記特性を多く持っています

そして炭治郎はただ優しいだけ。たまに怒ったりしますが、それは彼が優しく穏やかな性格だとすでに確立されているため、かえって不自然に感じます。もちろん、優しいこと自体は悪くありません。他のキャラクターもその要素を持っていますが、それ以上のものも持ち合わせています鬼滅の刃のサイドキャラもそれほど優れてはいません。善逸はバランスを欠いたうるさくて面倒な存在で、コメディリリーフバカバカしくて見ていて恥ずかしくなるほどです。彼が口を開くたびに自分を撃ちたくなったのは私だけでしょうか?彼には成長が描かれますが、それも「ただ起きた」だけで、理解できるような過程がきちんと描写されていません。三人組の中では猪之助が最も優れています。彼には単なる戦闘狂以上の層があり、恐怖、怒り、絶望などを経験し、それが彼にどう影響するかが詳細に描かれています。まだ改善余地はありますが、彼はきちんと書かれたキャラの良い例です。

柱たちも物語の大きな部分を占めています。決して悪いわけではありませんが、最高とも言えません。彼らにはそれぞれ独自個性があり、同じ型にはまってはいません。しのぶは最も複雑に見えます彼女には「あらあらお姉さん」的な雰囲気と、元気な笑顔で人を引き込む魅力があります。ですが、それはすべて仮面であり、もっと深い部分を持っています。正直に言うと、彼女が「嫁候補」だからというバイアスも入っていると思いますとはいえ、吾峠にはしっかりと書かれたキャラクターもいますしか物語の焦点がメイントリオ、正確にはカルテットに当たっているため、その潜在力が十分に発揮されていません。軽く触れておきたいのが禰豆子です。彼女目的は何でしょう?可愛らしい見た目で目を癒し、時折戦う以外に何かありますか?物語の序盤ではほとんど何もしておらず、ただ視聴者や読者を釣るための存在に見えます。私にとってのベストガールはしのぶかカナヲです。彼女たちはただ可愛い「んんっ」ばかり言う存在よりも物語性があります。禰豆子の役割も、予想はできたとしても、唐突に出てきたように感じます

さらに、大きな悪役である無惨は、強烈な登場で始まりますしかし結局のところ、ただの怒りっぽいマイケル・ジャクソンで、血に飢えた狡猾なろくでなしにすぎません。作者はショック要素で彼を恐ろしく見せようとしていますが、本当に良く書かれた悪役ではありません。彼もまた「もっと魅力的になれたのに」系の無駄存在です。壮大な締めくくりのために置かれた存在しかなく、それも失敗しています。なぜそう言うかというと、私はもう漫画を追っておらず、最後まで完結するのを待つつもりだからです。だからから言う意見は話半分で聞いてください。無知は時に幸せです。しか事実として、漫画テンポはひどいです。キャラクター同士の関係を深める余裕がなく、次から次へと戦闘に投げ込まれます。鬼滅の世界についてほとんど知らされず、リアリズムもなく、感情移入できるような「本物らしさ」が欠けています世界観は脆弱に構築され、ただの手段に過ぎません。

一方で、シンプルな核を持ちながらもしっかりと世界キャラクターを構築している作品があります。ここで言っておきたいのは、アニメだけでなく原作も見ているということです。ブラッククローバーはその一例で、アスタとノエルを例に取りましょう。アスタはシンプル典型的主人公のように見えますしか人間味があり、一言では語れません。彼は大きな成長を遂げ、その過程で彼をより深く評価できるようになりますノエルもまた、最初典型的ツンデレで全てを見下すような存在でしたが、徐々に柔らかくなり、非常に複雑で深みのある魅力的なキャラクターに成長します。ブラッククローバーキャスト全体が単純以上の存在に感じられるのです。ドクターストーンもまた称賛に値します。キャラクター差別化が明確で、物語の展開もバランスが良いです。テンポよく世界観やキャラを築き、成長を見せ、嫌いだったキャラが次の瞬間には好きになることもあります

では鬼滅の刃は何を違ってやっているのでしょうか?莫大な予算を持つ巨大スタジオに支えられている以外に?ただ、鬼たちの過去の話は本当に評価できます。響凱、蜘蛛の母、累などはカルテットよりも遥かに興味深いキャラクターに思えました。他にも、鬼たちはメインキャラよりも学びたいと思えるほどです。鬼滅の刃が人気なのはUfotableアニメ化したからであり、アニメ初心者にとって入りやすく、漫画も200話未満で読み切れるという手軽さが理由です。セリフも多くなく、すぐに消化できますとはいえ、すべてが凡庸というわけではありません。鬼滅の刃からまれた最高のエピソードひとつ賞賛したいと思います。それは私のお気に入りではありませんが、注目と賞賛に値します。19話はUfotable の最高の仕事であり、多少のご都合主義があるものの、演出方向性は見事で、十分に効果的でした。

その盛り上がりは段階的に積み上げられ、美しいサウンドトラックが流れ、クライマックスで感動的に爆発します。このエピソードは兄妹の絆を最大限に尊重し、その繋がりを丁寧に掘り下げています根本的にはありきたりですが、その労力と意図評価しないのは愚かでしょう。鬼滅の刃は、ビジュアル作画においては常にトップクラスです。ひどい品質の瞬間は一切ありません。もちろん、圧倒的な作画力を誇るFateシリーズ特にHeaven’sFeel空の境界映画シリーズには敵いません。TVアニメ映画比較するのは公平ではありませんが、鬼滅に影響されすぎている多くの人々に異なる視点提示したいのです。OPED も素晴らしいです。LiSA担当している時点で、質の高い、美しくキャッチーな曲になるのは当然です。サウンドトラック梶浦由記椎名豪という伝説的な作曲家によるものなので、耳は幸福に包まれるでしょう。

さらアニメが大いに正義を成したのは戦闘シーンです。漫画では適切に表現されていなかったパワーシステムを引き上げました。呼吸法が使われるたびに何が起きているかが分かりづらいのですが、それは色彩や視覚表現が難しいためです。Ufotable はそれを明確に表現し、攻撃を分かりやすく、華やかで、音響も伴った美しいスペクタクルしました。鬼滅の刃のパワーシステム自体は単純ですが十分に機能していますUfotable は水、火、風、その他の呼吸法を見事に描き、キャラクター性を示しています。例えば炭治郎の水の呼吸は、彼が穏やかで自己規律を持つ性格を反映しています。猪之助はイノシシの被り物をかぶり、野生で育ったため、それを呼吸法に反映させています。善逸はやや特殊ですが、成長が唐突に訪れた点を「雷のように速く突然」という解釈もできます。カナヲは花の呼吸で、美しく、穏やかで、静かで、ゆっくりと咲く花のようです。私は鬼滅を厳しく批判していますが、吾峠がうまくやった点やUfotable が引き上げた点を無視するつもりはありません。物語を進める中でパワーシステムが発展し、多くのことが細やかに伏線として張られています。例えば、那田蜘蛛山編の前に炭治郎の額の痣や赫刀が示唆されていたことです。このレビューを書いているうちに、私の鬼滅への評価は少し変わりました。否定的な感情だけでなく両面を見たからです。鬼滅の刃は決して悪い少年漫画ではありません。そういう印象を与えたくはありません。それは私の意図ではないのです。

ただし疑いようもなく、鬼滅の刃過大評価されていますUfotable存在たからこそ、凡庸漫画が売り上げを大きく伸ばせたのです。シンプルな基盤を持つ他の少年漫画でも、莫大な予算を持つスタジオ制作すれば、同じように爆発的に人気が出るでしょう。この記事を書いている時点で、鬼滅の刃最終章にあり、多くの問題に苦しんでいるようです。これは、本来なら大きな成果に繋がるはずだった要素を軽視した結果です。だからこそワンピースの人気は一貫して高く、尾田栄一郎がその気になればさらに爆発的に伸びるのです。ブラッククローバーも導入や設定をきちんと積み上げた後で大幅に面白くなりますドクターストーンも序盤は遅いですが、その後は素晴らしい作品になります。私の意見を聞きたくない人でも、せめて一つだけ覚えてください。アニメーションや作画は、作者の作品がすでにしっかりと構築されている場合にこそ真価を発揮します。鬼滅の刃は多少の良さを持っていましたが、偉大な少年漫画でも革新的作品でもありません。ただ単純で、莫大な予算を持つ巨大スタジオに支えられていたというだけのことです。

100点中46点の作品

Permalink |記事への反応(3) | 23:37

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2025-09-19

anond:20250919141929

絵で演技できる原画アニメーターが本当居ない

アクションしかやりたがらない頭ufotableが多すぎる

Permalink |記事への反応(0) | 14:25

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2025-09-09

漫画「ささやくように恋を唄う」はこれから始まる作品

「ささ恋」は終わった作品ではなく、これから作品

漫画雑誌コミック百合姫」で好評連載中の『ささやくように恋を唄う』(以下、ささ恋)は、累計発行部数が100万部を超える人気百合漫画です。百合というジャンルは読む人が限られる傾向があるにもかかわらず、ここまで多くの読者に支持されていることは、作品のものの持つ力強さの証明と言えるでしょう。私自身も毎号楽しみにしている読者の一人であり、登場人物たちの繊細な感情表現や心温まる関係性に癒され、勇気づけられています

メディアミックスの歩みと不運

2024年にはアニメ化舞台化という大きな展開がありました。しかしその結果は必ずしも順風満帆ではありませんでした。アニメ版放送から作画演出不安定さが指摘され、熱心なファンから賛否が分かれる内容に。さらに追い打ちをかけるように、Blu-ray/DVD発売中止が発表されました。一方の舞台版は観客から評価を得ましたが、こちらも円盤化中止となり、「幻の舞台」と呼ばれる事態に陥っています

その結果、アニオタWikiのページでは「メディアミックスに恵まれない」という不名誉タグまで付けられてしまいました。作品を愛する一読者として、この状況はとても悔しく、やるせない思いが残りますしかし私は決して「ささ恋は終わった」とは思いません。むしろ「これから作品」だと信じています

○「これから」に繋がる理由

その理由は明確です。アニメ化が終わった作品の多くは、時間の経過とともに原作人気も落ち着きますしかし、アニメがどれほど賛否を呼んでも、それでも原作人気が衰えない作品は、必ず次のチャンスを掴んでいます

過去の事例を見ても、この流れは一貫しています

Kanon』(東映版→京アニ版):短縮された旧作を、原作に忠実で丁寧な新作が「決定版」として評価された。

Fate/stay night』(DEEN版→ufotable版):作画強化+別ルート映像化でファン層を拡大。

フルーツバスケット』(2001年版→2019年版):完結原作を忠実に最後まで描き切り、新旧ファンを結びつけた。

ジョジョの奇妙な冒険』(OVA2012年以降のTV版):原作ファン待望の「全編アニメ化」が実現。

ドラえもん』(日テレ版→大山版→わさドラ):時代に合わせた刷新成功させ、国民アニメとして根付いた。

最近では『チェンソーマン』も、原作尊重した総集編が制作され、かつてアニメを嫌っていた原作ファンから評価を得ることができました。これらの事例すべてに共通しているのは「原作人気が途切れなかった」という一点です。

円盤中止後も続く公式施策

「ささ恋」がまさにこの流れに重なり得るのは、円盤中止後も公式施策継続している点です。

2025年春 新作ボイスコミック

2025年春:アトレ秋葉原との大型コラボ

2025年初夏:アニメ版グッズ再販(Animo連携

2025年夏:大阪秋葉原岡山での大規模広告展開、新刊11プロモーション

FAN+Life Vカード解禁、アニメイト全国フェア、百合姫誌面でのセンターカラー掲載

さら百合20周年記念企画では叡山電鉄コラボ第一弾に選出

これらはいずれも「円盤中止後」に実施・告知されたものです。つまりIPは依然として稼働しており、需要も確かに存在しているのです。この事実は「まだ見捨てられていない」という証拠であり、再アニメ化の芽が消えていないことを示しています

舞台版の可能

舞台についても状況は同様です。円盤化中止は残念でしたが、返金処理が終わった今こそ再演や配信化への準備が整ったとも考えられます。実際、出演者の一人が舞台映像の一部をSNS投稿しており、https://x.com/ishii_momoka17/status/1949036565914902672

これは権利関係が完全に封じられていないことの証左です。ファンの声が積み重なれば、再演や正規配信が実現する余地は十分にあるでしょう。

ファンにできること

ここで大切なのは、我々ファンの行動です。

1.ファンレターを送る
 一通の手紙でも編集部に「人気が続いている」という事実を伝えられます。過剰に送る必要はなく、定期的に心を込めて送ることが効果的です。

2.原作漫画寄付する
 新しい読者を増やす手段として、病院喫茶店児童施設図書館などへの寄贈はとても有効です。私自身もすでに実践しています

3.公式情報拡散する
 新刊やグッズの情報SNSで広めれば、売上や再入荷につながり、公式追い風になります

4.二次創作同人活動
 イラスト漫画だけでなく、ファンエッセイも立派な活動です。コミュニティ活性化させることができます

○終わりに

「ささ恋」はまだ終わっていません。むしろ、ここから再び評価を取り戻す余地が十分に残されている作品です。過去成功例が示すように、諦めずに原作を支え続ければ、新しい未来は必ず訪れます

竹嶋えく先生、そして全てのささ恋ファンが再び笑顔になれるように――私はこれからも『ささやくように恋を唄う』を心から応援し続けます

Permalink |記事への反応(0) | 15:29

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漫画「ささやくように恋を唄う」はこれから始まる作品

「ささ恋」は終わった作品ではなく、これから作品

漫画雑誌コミック百合姫」で好評連載中の『ささやくように恋を唄う』(以下、ささ恋)は、累計発行部数が100万部を超える人気百合漫画です。百合というジャンルは読む人が限られる傾向があるにもかかわらず、ここまで多くの読者に支持されていることは、作品のものの持つ力強さの証明と言えるでしょう。私自身も毎号楽しみにしている読者の一人であり、登場人物たちの繊細な感情表現や心温まる関係性に癒され、勇気づけられています

メディアミックスの歩みと不運

2024年にはアニメ化舞台化という大きな展開がありました。しかしその結果は必ずしも順風満帆ではありませんでした。アニメ版放送から作画演出不安定さが指摘され、熱心なファンから賛否が分かれる内容に。さらに追い打ちをかけるように、Blu-ray/DVD発売中止が発表されました。一方の舞台版は観客から評価を得ましたが、こちらも円盤化中止となり、「幻の舞台」と呼ばれる事態に陥っています

その結果、アニオタWikiのページでは「メディアミックスに恵まれない」という不名誉タグまで付けられてしまいました。作品を愛する一読者として、この状況はとても悔しく、やるせない思いが残りますしかし私は決して「ささ恋は終わった」とは思いません。むしろ「これから作品」だと信じています

○「これから」に繋がる理由

その理由は明確です。アニメ化が終わった作品の多くは、時間の経過とともに原作人気も落ち着きますしかし、アニメがどれほど賛否を呼んでも、それでも原作人気が衰えない作品は、必ず次のチャンスを掴んでいます

過去の事例を見ても、この流れは一貫しています

Kanon』(東映版→京アニ版):短縮された旧作を、原作に忠実で丁寧な新作が「決定版」として評価された。

Fate/stay night』(DEEN版→ufotable版):作画強化+別ルート映像化でファン層を拡大。

フルーツバスケット』(2001年版→2019年版):完結原作を忠実に最後まで描き切り、新旧ファンを結びつけた。

ジョジョの奇妙な冒険』(OVA2012年以降のTV版):原作ファン待望の「全編アニメ化」が実現。

ドラえもん』(日テレ版→大山版→わさドラ):時代に合わせた刷新成功させ、国民アニメとして根付いた。

最近では『チェンソーマン』も、原作尊重した総集編が制作され、かつてアニメを嫌っていた原作ファンから評価を得ることができました。これらの事例すべてに共通しているのは「原作人気が途切れなかった」という一点です。

円盤中止後も続く公式施策

「ささ恋」がまさにこの流れに重なり得るのは、円盤中止後も公式施策継続している点です。

2025年春 新作ボイスコミック

2025年春:アトレ秋葉原との大型コラボ

2025年初夏:アニメ版グッズ再販(Animo連携

2025年夏:大阪秋葉原岡山での大規模広告展開、新刊11プロモーション

FAN+Life Vカード解禁、アニメイト全国フェア、百合姫誌面でのセンターカラー掲載

さら百合20周年記念企画では叡山電鉄コラボ第一弾に選出

これらはいずれも「円盤中止後」に実施・告知されたものです。つまりIPは依然として稼働しており、需要も確かに存在しているのです。この事実は「まだ見捨てられていない」という証拠であり、再アニメ化の芽が消えていないことを示しています

舞台版の可能

舞台についても状況は同様です。円盤化中止は残念でしたが、返金処理が終わった今こそ再演や配信化への準備が整ったとも考えられます。実際、出演者の一人が舞台映像の一部をSNS投稿しており、https://x.com/ishii_momoka17/status/1949036565914902672

これは権利関係が完全に封じられていないことの証左です。ファンの声が積み重なれば、再演や正規配信が実現する余地は十分にあるでしょう。

ファンにできること

ここで大切なのは、我々ファンの行動です。

1.ファンレターを送る
 一通の手紙でも編集部に「人気が続いている」という事実を伝えられます。過剰に送る必要はなく、定期的に心を込めて送ることが効果的です。

2.原作漫画寄付する
 新しい読者を増やす手段として、病院喫茶店児童施設図書館などへの寄贈はとても有効です。私自身もすでに実践しています

3.公式情報拡散する
 新刊やグッズの情報SNSで広めれば、売上や再入荷につながり、公式追い風になります

4.二次創作同人活動
 イラスト漫画だけでなく、ファンエッセイも立派な活動です。コミュニティ活性化させることができます

○終わりに

「ささ恋」はまだ終わっていません。むしろ、ここから再び評価を取り戻す余地が十分に残されている作品です。過去成功例が示すように、諦めずに原作を支え続ければ、新しい未来は必ず訪れます

竹嶋えく先生、そして全てのささ恋ファンが再び笑顔になれるように――私はこれからも『ささやくように恋を唄う』を心から応援し続けます

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2025-08-30

anond:20250830154220

無限城が手を込んで作られてるわりに活かされてない、ただの背景でしかない

これは本当にそう

Ufotableのやってることって作画にドカタ突っ込んで画面を賑やかしてるだけで、絵作りにもなってないし表現として何の意味もない

ただあるだけ、ただ動かしてるだけ。それ以上は無い

ガキはそれで喜んでも全然いいけど、まともな視聴経験をもった人間評価するようなものではない

Permalink |記事への反応(0) | 16:00

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2025-08-04

鬼滅アニメファン、なんと「ufotable」を知らないのが普通

知人「鬼滅の映画面白かった!ワイくんもアニメ好きだよね?鬼滅の映画見た?」

ワイ「あ、見てないです」

知人「なぜ?」

ワイ「あ、そっすね、あの、ufotableあんまり興味なくて、」

知人「u、、、fo、、、?」

ワイ「あ、えっと、ワイは昨今のufotable制作ポストプロダクションに頼った撮影過多で作画本来の旨味をスポイルするような絵作りが苦手なんですよねもっとこうフタコイオルタナティブくらいのころのですね、」

知人「制、、、作、、、?」

ワイ「あ、アニメには製作制作っていうのがあってですね製作っていうのは出資まりお金を出す側の企業でして制作っていうは、」

知人「アニ、、、メ、、、?お、、、金、、、?」

マジで全然通じなくてびっくりした。完全なる実話

Permalink |記事への反応(2) | 21:12

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2025-07-30

anond:20250730131020

アニプレックスアニメ制作会社Ufotableを選んだ理由はいくつかあるそうだが、

「(刀剣乱舞で)日本刀を描くのに慣れていますプレゼンした」「(fateシリーズで)夜の戦闘を手掛けた経験があった」

もけっこう大きな要素だったらしいね

Permalink |記事への反応(0) | 13:43

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2025-07-24

anond:20250724005556

3部作無限列車編上映時にもう決定されてたらしいね

制作スタジオUfotable東京スタジオ本社でもある)を杉並から新宿引っ越してるんだけど、

おそらく新宿区の安定した電力供給重要だったんじゃないかと思う

 

パンフの内容、記事にもなってるから書いちゃうけど、

当初手持ちの危機だけだとCGレンダリングだけで1作4年弱かかるとわかって

>高価で計算速度が速いマシン限界まで増築・導入。それ以外にも課題を見つけては解決する地道な作業を繰り返してレンダリングにかかる時間の大幅な縮小を実現したのです。

だそう

 

その理由がよくわかる凄まじい映像だった

あれをべんっだけで縦横無尽に入れ替える鳴女便利すぎ

Permalink |記事への反応(0) | 10:13

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2025-07-19

anond:20250719192426

漫画には漫画の魅力がある

自分のぺースで見れる」のが大事ってわかる気がする

アニメ特に時間経過するので時間の間の演出感性と合わないとイライラもしがち

 

さら自分は強烈な原典至上主義という自覚がある

(でもそこを抜きにしても漫画のしのぶの可愛さがアニメではまったく出てなくない?

アニメの絵はすごいのに漫画のへにゃら線の絵のほうがものすごい求心力を発してるように感じるときが多々ある) 

 

ちびっこにもわかりやすくするためか、なんか漫画が持ってる独特の雰囲気アニメはぶっ壊してる気もする

 

しかしだ

そのへん全部抜きにしても1部の作画はすさまじかったぞ

今までの一体何?!?!?!?ってぐらいだった

 

このへん作品の「みんなができる限りのことを頑張ってやりぬいた繋がりが今、大きなうねりとなって強大な成果に」とリンクしてんの面白い

アニプレックスが全力でつないだものUfotableが精いっぱいのもの作ったらファンがそれに応えて経済回して

その結果得た収益を次の期に注ぎ込む

このサイクルのつながりでアレが出てきたかと思うと

Permalink |記事への反応(0) | 19:34

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anond:20250719184805

この映画は見てないけどufotableの良さがわからん

別に動かんでいいところで多動みたいにウロウロしてるイメージしかない

テレビワンピースの引き伸ばしタイムみたいな

Permalink |記事への反応(0) | 18:49

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鬼滅の映画があまりにも凄すぎて原作読む気が無くなる

勿論、原作があってこその面白さなのは分かってるんだけどufotableのあの映像見たらさ、凄すぎて原作読む気が消える

漫画全巻買ったのに未だに読んでないから結末知らないわ

今回こそは映画の続きが気になるから読みたいと思ったけど、やっぱり映像凄すぎて読む気が消えた

遊郭編までは読んだんだよ

そこら辺から映像の方がクオリティ凄すぎてもう読む気が無くなった

決して漫画が悪い訳じゃない

まりにもアニメが凄すぎた

どうせ最後までアニメ化するの分かってるからそれを楽しみにしてる

Permalink |記事への反応(3) | 18:48

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2025-07-02

anond:20250702084446

鬼滅の刃ヒットしてるハズなのにufotable赤字だったろ

賃金未払いとか

Permalink |記事への反応(1) | 08:46

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2025-05-11

ジークアクスの戦闘シーン酷くない?

なんか宇宙空間プロレスリングに見えるような無茶苦茶な動きしかしてない

物理的な連続性もないし、重力とか慣性とかどうなってんだって描写も多いし

やってることがワンピースの引き伸ばしレベル

動けば何でも喜ぶ見る目のない自称オタクufotable以降増えたように思える

似たような継続ものとしてスターウォーズローグワンを見てみたが、やはりSW宇宙物理法則からは逸脱しておらず美しい……

過去作に踏襲した重力制御特有の動き……こういうのがリバイバル醍醐味なんだよな

1st宇宙を使うならジークアクスはもうちょっと一貫性を持った描写を心掛けてほしいね

手癖で他人作品汚さんといて

Permalink |記事への反応(0) | 19:19

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2024-06-10

anond:20240610180837

まあトラペジウムもアニプレックスらしいけど

それな!

ちな鬼滅はufotableというキチガイスタジオが作ってます

みんなが大好きなFateとか作ってるスタジオだよ〜ん

Permalink |記事への反応(0) | 18:11

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2024-05-27

鬼滅の刃稽古

今のところめちゃくちゃ良い!

刀鍛冶の里編はアニメーションクオリティストーリー微妙すぎていまいちだったが、柱稽古編はアニメーションもアニオリのストーリーも含めて非常に良い。

3DCGの使い方も刀鍛冶の里編と比較して違和感が無くなってる。

MAPPA呪術廻戦は連続2クールだったのもあるし製作陣の意向もあってか作画の安定感がガタガタだったが、ufotableの安定感は異常。マッドハウスフリーレンも作画は安定感があって良かったよね。

ufotableは背景美術クオリティも異常なまでに高くて「こんなもの無料で観させていただいてありがとうございます」と言いたくなる。

いま「ダンジョン飯」「怪獣8号」「鬼滅の刃しか観てないけど、ぶっちぎりで鬼滅の刃が良い。

Permalink |記事への反応(0) | 08:15

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2024-04-07

anond:20240407113639

アニメ制作スタジオ東京に集中してるから土地代が高くてオフィスが狭くなりがちなんじゃない?

ゲーム制作現場だともっと広いのかな。

NHK100カメMAPPA進撃班の密着取材をやってたときは、上流の人たちはずいぶん良い環境作業してるんだなーと思ったし、トリガーもそんなにタコ部屋って感じしないけど。

ブコメ

ufotable東京スタジオ徳島スタジオがあって、規模は東京スタジオのほうがデカいのでは。

Permalink |記事への反応(0) | 11:45

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2024-02-23

骨格ストレートよりまなびストレートの話しようぜ

ufotableオリジナルアニメ第1弾だぜ

Permalink |記事への反応(0) | 14:34

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2022-10-23

anond:20221023114350

実際、どうなんだろうね。

例えば、鬼滅の刃製作アニプレックス集英社ufotableの3社しかない。

から、「鬼滅は製作委員会方式ではなかったから大ヒットした」という人が出てきたし、「いや、鬼滅は製作委員会方式だろ」と言う人もいた。




個人的には、アニメ製作出資企業複数あれば、製作委員会方式だと考えている。

したがって、ぼっち・ざ・ろっくは製作委員会方式だと思っている。あれは製作委員会名ではない社名列記なだけで、製作委員会であることは変わらないだろう。

いずれにせよ、ぼざろの製作は2社しかないのだから、かなりリスクの高いものになるだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 12:20

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2022-10-18

anond:20221018184214

70年代80年代の間には、まず制作者の大きな壁があった。70年代におおきなアニメブームが起こり、その影響でオタクアニメ業界で作る側に加わった。庵野秀明河森正治世代ね。だから80年代になると「仕事」じゃなく「趣味」的に絵作りにこだわるクリエイターが出てきて、それまでと画面の密度が一変した(例えば79年のガンダムと85年のZガンダムはもう別物)

そして90年代00年代アニメもまったく異なったルックを見せる。これは何といってもデジタル環境への移行がある。デジタルといっても作画は人力で行うのだが、その後の色塗り、撮影などをコンピューター上で行えるようになった。アナログセルが使われなくなったことでぱっと見ても画面がまるで違って見える

増田の言うこともわかるが、ただ現在10年前のアニメ作品の絵作りは結構違うと思う。最近新海誠ufotable作品の影響か、とにかくどの作品も「撮影」にえらくこだわる。撮影は濃い味付けのソースのようなもので、うまく使うと多少しょぼい絵でも食えるようにできる。2008年マクロスフロンティア当時はシェリル・ノームの髪を見て「うおー、これいちいち特殊効果かけてるのか、すげー」と感心したが、今やどのアニメでもあれくらいはやってる。現在と一昔前のアニメを分ける一番の違いは撮影だと思う

撮影処理前後がわかりやすいページ

https://cloverworks.co.jp/special/interview04/

https://cgworld.jp/feature/201512-prisma-illya-cgw208t2.html

Permalink |記事への反応(5) | 22:30

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10年前のアニメ画面の古いところ

例えば自分10歳の頃は「懐かしアニメ特集」みたいな番組を一目見て「うわ〜古いな〜」って思ってたけど、歳取ってそういう感性がなくなってしまった。

10年一昔と言うが古さがわからん

セリフストーリーの古さは少しわかるけど、あの頃はストーリーなんて1ミリも知らなくても画面を見るだけで「古いな」って判ってたはずなんだよな。

 

全然関係ないけど「10」を漢数字に変換しようとしたら候補会社名がいっぱい並んでて面白かった。

Android使ってる人、10予測変換候補の下の方面白いよ。

 

 

追記

なるほど撮影か!言われてみればたし🦀たし🦀

リンク先もわかりやすい。

ありがとう納得した。

 

追記2】

撮影なるほどと思ったのは、最近アニメは色が暗いシーンでよく光る粒子飛んでるなと前々から思ってたから。

あれも撮影効果で合ってるよね?

ufotableがやりだした印象だけどどうだろう。

ダイの大冒険の26話(多分)で光る粒子が飛び始めた時に「流行りだなあ」って思ったよ。

適当アニメ再生してOPだけ見て制作会社を当てる遊びをたまにするんだけど、ちょっと前だったら画面がグラデーションっぽく暗くて光る粒子が飛んでたらユーフォテーブル!って即答できたんだけど、今はどこもやるから通用しなくなってしまった。

 

その時見てた懐かしアニメ10年前のアニメか?

自分が生まれた年(1990)に作られたナディアの画面を10歳の頃「古いな〜」って思ってた。

でも確かにフランダースの犬とかハイジとかも一緒に紹介されてはいた。

 

あと、NOIRとかDr.リンに聞いてみて(2001)を2007年に見たときは確実に古く感じたんだよな。

ああーこれはハルヒ以前と以後か。

 

追記3】

まどマギはい放送しても違和感なさそう

本当これ

まどマギ記憶を消されて今放送されてもきっと、画面だけじゃ「古いな〜」って思えない

(興奮して思わずトラバ付けちゃったけど消して追記に書き直し)

ついに「昔の曲だけど今聞いても全然新しいよな〜」って言う父親と同じになってしまったという危機感がある

Permalink |記事への反応(9) | 18:42

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2022-10-16

ぼっち・ざ・ろっく」に社運を賭ける芳文社

anond:20221016084121

次にくるマンガ大賞は将来性の話なのかな。


いずれにせよ、芳文社アニプレックスも「ぼっち・ざ・ろっく」を大ヒットさせるのにかなり必死だと思うよ。


まず、ぼっち・ざ・ろっく」の製作委員会芳文社アニプレックスの2社のみ。名義は製作委員会ありがちなものではなく、「芳文社アニプレックス」と社名列記

他にも例があるけど、化物語鬼滅の刃はたらく細胞という大成功作。


実際に見比べてみよう。


アニプレックス芳文社はぼざろの製作にかなり出資していると思う。

特に芳文社は、集英社講談社大手出版社と違って中小企業からね。万が一コケたら、芳文社経営危機に陥るのではないのか。


アニプレックスはぼざろを"約束された成功作"にするため、制作会社をCloverWorksにした。

CloverWorksはクオリティの高いアニメ制作する、今最も勢いのある制作会社だ。

今年は冬アニメで「その着せ替え人形は恋をする」や「明日ちゃんセーラー服」を大成功させ、春アニメと秋アニメで超話題作「SPY×FAMILY」を制作している。

この制作会社名前が出るだけでクオリティ保証されているようなもの

実際、ぼざろのスタッフには着せ恋や明日ちゃんを手掛けた超優秀なアニメーターが集結しており、綺麗な作画で大きな話題を読んだ。


ぼざろの動向に注目が集まる。

Permalink |記事への反応(0) | 09:09

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2022-10-12

anond:20221012183017

鬼滅とかもufotableは大して儲かってないと思います

ufotable製作委員会メンバーなのに???

Permalink |記事への反応(0) | 18:37

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アニメ制作進行を辞めました

アニメ制作進行を辞めました。

匿名なのをいいことに、特定されない程度に闇をぶちまけてやろうと思います

アニメ業界は正直終わってます

から入ろうとしてる人は考え直したほうがいいと思います

そもそも儲かりません。

製作委員会って知ってますか?

グッズやらCDやら何やらを買っても、それは製作委員会で配分されるだけです。

アニメ制作会社に入るのは、その配分された分だけです。

鬼滅とかもufotableは大して儲かってないと思います

知名度こそ上がったかもしれませんが、制作会社に入るのはあくま制作費がメインなので。

儲かってるのは集英社とかもっと上の層だと思います

原作モノって収益限界があるんですよね。

どうしても、原作サイドが強いですから

グッズ販売するにしても原作サイドのOKが出た上で、おこぼれをもらう感じにしかならないです。

だって炭治郎を思い付いたのは原作者であってアニメ制作者ではありませんから

じゃあオリジナルアニメを作ってたくさん売ればいいじゃないか

と思うかもしれませんが、そもそも今の時代オリジナルアニメってほとんど売れません。

オリジナルってことは、放送されるまで認知すらされるのが難しいということになります

結果、頑張って作ったわりに「へぇ、そんな作品やってたんだ」ってことに。「なんか聞いたことある」ってなったらまだマシです。

オリジナルゼロから脚本自分達で用意しないといけないのでさらお金がかかります

そしてそれをペイできる保証はどこにもない。

売れなければ、赤字抱えて倒産です。

アニメ仕事だと同業他社電話かけることもあるんですが、社内の電話帳見たら倒産してる会社の多いこと多いこと。

10電話かけたら一個くらいは潰れてるんじゃないでしょうか。

小さいアニメ会社なんてたくさんありますからね。

配信全盛期で円盤もろくに売れない時代です。

結果、成功しても大して儲からないけど、収益がある程度見込める原作モノに行くしかないんです。

今いろんな会社で有名タイトルをやってますけど、実情はどこもそんなに変わらないです。

当然、制作進行は使い潰しです。

アニメは絵を描くアニメーターがいて成り立つ仕事ですが、そもそもアニメーターの給料くそ安いです。

動画っていう中割りの絵を作る人は大体1枚書いて250円とか。

でも普通に考えて、服着て喋ってる男とか女の子とか描くのにどれだけかかると思います素人がやったら、1時間かけてもまともな線なんて引けません。

でも一日8時間で8枚描いたとしたら、250×8で2000円。

コンビニバイトに笑われるような給料です。

から面接の時に「実家いか」と聞かれます。もしくは寮に入るか、と聞かれる場合もあるでしょう。

理由はそうでもしないと何も食えないからです。

普通に生活保護とかそんなレベルですよ。あり得ない。

でも現実問題うなっちゃってるんです。さすがに今は、もう数万くらいは上がってるのかもしれませんが。

それで動画職を卒業して晴れて原画(中割りの元になる絵を描く人)の仕事になったとして。

だいたい、1カット5000〜7000円ってところでしょうか。カットというのはワンシーンの区切りみたいなもんです。

原画の前にレイアウトっていう下絵みたいなのを描く工程もあるので、それ込みでこのお値段です。

モノにもよるんですが、これも1日1カットはいきません。

表情はどんな表情?動きは?コレで合ってる?不自然さはないか。背景から浮いてないか。などなど

考えることがあまりにも多い。手描きアニメって大変なんですよ。

人が動いてるところを描くというのは自由な反面、いろいろなことを考えないとすぐに破綻してしまます

動いて見えない、止まって見えるとか。色がパカパカして見えるとか。動きが巻き戻って見えるとか。

そういう諸々の難しいことを考えてちゃんと描いてくれる人ならまだありがたいんですが、

アニメーターって儲からないんで。

ちゃんと考えてたら1日1カットのペースでは描けない。頑張って1カット上げても数千円にしかならないので、とてもじゃないけど、食えない。

じゃあどうするか。手を抜くわけですね。

この原画の辛く苦しい仕事を乗り越えて作画監督やら演出やら監督やらになった人は、これらの本来原画マンがすべきだった仕事

全て肩代わりすることになります。素材が使えなくてゼロから描き直しなんてよくある話です。

当然原画マンを集めるのが仕事制作進行は、「ふざけてんの?こんな使えねーやつ二度と連れてくんな」と言われるわけですが、

日本アニメーターってもはや給料が下がりすぎて、なりたい人どんどん減ってるんですよね。

なっても辞めていく人も多いです。

なので何も考えないで酷い上がりを出してくるわりにお金だけは要求してくる、不都合な連絡は無視するみたいなくそアニメーターに「お願いします〜」とか言って仕事を渡さないといけない。

じゃないと人なんて集まりませんから

前は「コレじゃ海外に出したほうマシだったわw」と冗談で言われることもありましたが、もはや冗談ではないレベルになってきてしまいました。

底辺レベルの話をするなら、日本アニメーターより海外の人の方がうまいんですよ。

スケジュールがあればまだ直せるんですが、今はスケジュールもありません。

人もいない。スケジュールもない。儲かる見込みがないから、予算もない。予算なしにうまい人は集まりませんので、下手な人の絵を直すのに少数のうまい人が時間を浪費し、絶望して業界を去っていく。

これがアニメ業界の現状です。特にテレビシリーズなんて1話数を1ヶ月で作るとかよく聞きます

流石に劇場版でそれはないと思いますが、劇場版でも観る人が少なければ赤字になるのは変わりません。

制作進行から演出監督を目指すという人も多いかもしれませんが

それはつまり原画マンとのコミュニケーション、上がりの回収、日報入力制作デスクプロデューサーへの進捗報告、各種打ち合わせの準備と調整と実施原画マンへの営業

下手な原画を手直しする作業イライラした演出作監監督愚痴聞き役、作画デジタル化に伴う素材の調整作業などに加えて

日々絵の練習や、演出勉強をしていくということになります

忙しい時はだいたい12〜13時間くらいで仕事が終わりますから、そこから4〜5時間絵の練習して、寝て起きたら会社行く感じならこなせるんじゃないでしょうか。泊まれさら効率的ですね。

なのでスタジオには寝袋が常備されています

業界制作進行を気遣ってくれる人など存在しませんので打ち合わせは他のスタッフの都合に合わせて早朝やら深夜やらに組まざるを得ません。そしてそれらには基本立ち会わなければいけません。

精神を病んでやめていく人、身体を壊してやめていく人、突然いなくなる人。いろんな人がいます

なので上層部は育成するという考えを放棄して「いなくなったらまた雇えばいいや」と思うようになります

売れない、売れたとしても儲からない、利益が出ないか給料も出ない。

私の当時の月の手取り125000円でした。

家賃が45000円だったので、光熱費とかを差し引けば月に使えるのは6万円くらいでしょうか。

携帯は壊れても買い直せないので、そのまま使っていました。

安すぎと思うかもしれませんが、マシな方だと思われる京都アニメーションさんでさえ、そんなに大した差はないです。

もっとも、京アニさんは社員ちゃんと育っているぶん他の会社よりはかなり状況は良いんじゃないかなと思います

(それだけに以前の事件は本当に悔やまれます。)

当然ですが残業代など出ません。

タイムカードは切ってましたが勝手に定時で帰ったことにされてました。

まあそのまま精算してたら労基法的に一発アウトでしょうからね。

安い給料で長時間働いて、人生を浪費してそれでも希望があればまだいいですが

悲しいことに監督演出になっても稼げません。

せいぜい月50〜60万ってところじゃないでしょうか。

フリーランスでやってるならそこから税金が引かれますから

いいとこ年収500万円とか。

苦労したわりに安くないですか?

そして使い捨て採用されたアホ制作に「遅れてるんで土日も働いてください。残業代は出ません」とか言われるんですよ。

作業の遅れの原因は、そもそもクソみたいな上がりしかまらないことなのに。

でも良い上がりを出す人は会社に拘束されてて外には出てこなくて営業しても全く捕まらないので、どうしようもないです。

もうこの業界終わりです。

作品掛け持ちできるような化け物クリエイターなら、まだ稼げるのかもしれませんが。それでも、外せない打ち合わせとか監督特に多いので、掛け持ちはプライベート時間をかなり削ることになると思います

行き着くも地獄、今も地獄。どうしようもないなと思ってやめることにしました。

最後愚痴をぶちまけたいと思います

絵を描けるからって偉そうに制作文句ばっか言うやつ。

ふざけんな。

締切守ってから言えや。

「頭おかしいんじゃない?病院行った方がいいよw」とか、普通にパワハラから

そんなパワハラ野郎でも「業界そういう人ばっかりだから」と言って辞めさせない会社ゴミ

人格否定人権侵害するような人と働きたくありません。ただただ不愉快だわ。

そしてスケジュールの遅延の原因を制作に求めてくるデスクプロデューサー

まともな人と予算スケジュール用意してから言えや。

今時うまい人がフリーで空いてるわけねーだろ。

金もねーのに、なんで人集まらないのかな?じゃねーんだよバカか。

何一つまともな要素がない業界で、未来も真っ暗闇ですが

それでもきっと、今年も新入社員が入ってくるのでしょう。

電通に入る人とかと同じですよね。

ブラックなのわかり切ってるけど、やりがいがありそうだと思って入っていく。

頭がまともな人から辞めていきます

そして頭のおかしい人だけ残ります

これが日本の誇るアニメーションですって。

笑っちゃいますね。

貴重な体験をさせてもらったと思ってますが、お勧め絶対しません。

アニメ業界に入るのはやめた方がいいです。

Permalink |記事への反応(11) | 18:30

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