
はてなキーワード:USスチールとは
※追記
この増田は、特定の企業を非難、攻撃するために書いていません、あくまでファンが外から見た話です
仕事柄、造船に関わることはありますがそれは、図面通りの物を造るという仕事で業界を俯瞰することはありません
例えば、下に出てくるJMU(Japan Marine United)は、今年の6月に今治造船の傘下に入りました
今治造船は、ぼくが増田で書いている大手造船が本当に大手だった頃、中堅と呼ばれるような規模の会社でした
それが今や日本最大の造船会社になり、IHI、住友重機、日立造船、JFEと錚々たる面子をルーツに持つJMUを傘下にしたのです
そんな今治造船の主力は、バラ積みやコンテナ船です、結果を見れば中韓と競争してでも貨物船に集中し巨大化の波に乗るのが正解だったんです
じゃあ、なぜこの増田に今治造船の話が出て来ないか、それは、ぼくの好みの船を造っていないからです
マニアやファンとの意見と言うのは往々にして業界のためにならないし、業界を語ることも出来ません、興味のないことに注意を向けないからです
これはそんな増田です、この増田は業界を反映していません、ぼくの好きな特殊な作業船をいっぱい造って欲しい、そして、出来たら日本企業がいいなってそんな話です
SEP船は(Self Elevating Platform)の略であり海底に向け足をビューンと伸ばして着底したらドーンと船体を海面より上に持ち上げる
船体が海と接しておらず、かつ足で海底に固定されているため波浪の影響を軽減しつつ作業が出来る作業船、一般的に水深60mぐらいまで対応できる
このSEP船、これまで日本には2018年に完成した五洋建設のCP-8001しかなかった
そんな中、2022年に清水建設のBLUE WIND、2023年に大林組・東亜建設の柏鶴、五洋建設・鹿島建設・寄神建設のCP-16001が完成し計4隻となる
| CP-8001 | CP16001 | BLULE WIND | 柏鶴 | |
| 基本設計 | GustoMSC | GustoMSC | GustoMSC | JMU |
| 昇降装置 | GustoMSC | GustoMSC | GustoMSC | 三菱重工 |
| 能力 | 800t | 1600t | 2500(1250)t | 1250t |
| 自航能力 | ✖ | ✖ | ○ | ✖ |
| 建造 | JMU | PaxOcean | JMU | JMU |
GustoMSCはオランダの造船会社WerfGustoをルーツに持つ、オフショアプロジェクトで世界的なシェアをもつ会社で今はアメリカのNOV(National Oilwell Varco)の傘下、NOVのルーツはUSスチール
WerfGustoは、日本や韓国との競争に負けて再編、閉鎖されたがオフショアに活路を見出していた
日本のJMUで建造されているものの基本設計はGustoMSC、SEP船の特徴である昇降装置もGustoMSCに頼っていた中
柏鶴は、オランダのHuisman製クレーンを使用しているものの基本設計からJMUが担当しておりほぼ国産と言っていいSEP船である
Huismanは海上や港湾で使われる大型クレーンの世界的な企業で世界最大の起重機船Sleipnirの10000t×2のクレーンもHuisman製
日本に洋上風力発電の波が来たことで高い技術力を持ちながらも経験や実績不足から海外に頼らざるを得ない状況が改善されていくかに見えていた中での三菱商事の撤退
作業船好きなマニアに衝撃が走った、夢見た国産化の道が、造船立国日本の復活が途絶えてしまうのではないか
SEP船の建造費用は数百億円かかりBLUE WINDは約500億、近年は大型化に拍車がかかり3000tクラスの吊り上げ能力をもつものもあり1000億がみえている
20フィートコンテナを20000個以上積める、24000TEUのコンテナ船で1隻当たり330億ぐらいであり、SEP船は単価が高い
コンテナ船は同じものを何隻か造ることでコストダウンしているため単純比較は出来ないが、中韓との単純な価格競争に巻き込まれづらい利点もある
日本は、世界の建造量において中国の48%、韓国の28%に次いで15%と世界3位の座を維持しているものの価格競争に晒されるコンテナやバラ積みなど貨物船が主力で苦労している
三菱重工のように大型客船に解決策を見たケースもあったが炎上し沈没(比喩)、祖業の造船を分社化し商船から撤退という結末を迎える
WerfGustoらに勝ち世界の頂点に立った日本は、韓国、中国に追い立てられた時FPSO(floating production storage and offloading)に手を出した
FPSOは、石油プラットフォームから石油を受け取り炭化水素の生産、処理を行ったり一時的に石油を貯蔵したりする船舶
石油プラットフォームと違い移動が可能で、パイプラインを陸地まで引く必要がないなどの利点がある
しかし、これは失敗だった
FPSOに手を出した日本の大手造船は赤字を叩き出し撤退、今は現代重工など韓国の企業がシェアを持っているが利益を出せていない
FPSOの設計は、基本的に欧州の企業が手掛け、アジアは製造のみを担当していることが多く、欧州が設計、アジアが血を吐きながら生産、欧州が運用という状況が続いてる
だからこそ、柏鶴は希望だった、外国に旨い所を持っていかれない、国内だけで完結することが出来る未来
しかし、三菱商事の洋上風力発電撤退ということで国内の洋上風力発電の勢いが小さくなれば、この未来も危うくなる可能性がある
世界最大の起重機船Sleipnirを建造したのはシンガポールの国営エネルギー開発企業Sembcorp Industriesだが
1985年に建造され一時、世界最大の起重機船だったThialfを建造したのは三井造船であるものの今世界一の船舶に日本が建造したものはない
日本の造船の技術力は高い、それは間違いないが中韓は安さだけでやっているのではなく技術力があり日本より実績がある
世界最大の半潜水式の重量運搬船BOKA Vanguardは現代重工
世界最大の積載量を誇るコンテナ船Evergreen Aシリーズは、サムスン重工と中国船舶集团有限公司
個人的に最も好きな作業船で世界最大の船舶の一つPioneeringSpirit全長382m、総トン数40万tはHanwhaOcean(大宇造船海洋)が建造
石油プラットフォームをそのまま持ち上げることが出来るリフト能力が最大60000t、スカイツリーの総鉄骨重量が36000t、レインボーブリッジの総鉄骨重量が48000tだからイカレテル
最近では、バージョンアップして石油プラットフォームを海底に固定してるジャケットを引き上げる能力も獲得しこちらが20000t、イカレテル
なお、上であげた世界最大の船舶たちの設計は欧州がやっている、アジアは手足でしかない、もちろん手足も重要だがやはり頭は自前で欲しい
ちなみにベルギーのJan De Nulが所有する世界最大のSEP船Voltaire吊り上げ能力3200tは中遠海運集装箱運輸が建造、クレーンはやっぱりHuisman
中遠海運集装箱運輸は傘下に川崎重工との合併企業を持っている、日本の大手造船が赤字で苦しむ中、川崎重工が堅調だったのはこれがあったからだが良いのか悪いのかは分からん
アメちゃんに関して言えばどっちの党もどっちもどっち感しかないわな
仮に今民主党政権だったとして、ウクライナやらガザやらイランやらの件がマシになっていたかというと、やはりバイデン時代みたいにグダグダの適当で、たぶん今と大して変わりゃしなかっただろう
USスチール云々の対日政策にしても、バイデンがOKしてたのをトランプが丸ごとひっくり返しました、とかならトランプこの野郎ってなるとこだけど、そういうわけでもないし
そもそもそこら辺の話題で、両者や支持者の主義主張に大した違いも争いもないんじゃないかとしか思えんわけ
ま、どうせあのDEIなんかはジャンジャカやってたんだろうけどさ
LINEオープンチャット「はてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらにAIを使用し、試験的にまとめまています。
https://anond.hatelabo.jp/20240722084249
ユーザー:
日本に対してアメリカが防衛費のさらなる増加(GDP比2%以上)を求め、同時に自動車関税や日本車叩き(特に日産)も強まっていると聞きます。
一方、USスチールが日本企業ではなく、オーストラリア資本に売却されそうな件もありますよね。
これら複数の懸案事項――日米防衛交渉、日産とBIG3の関係、USスチール買収問題――を一つの“交渉空間”にまとめて扱うことって可能なんでしょうか?
たとえば「BIG3による日産の買収構想」すら視野に入っているのでは?という声もありますが。
ChatGPT:
その可能性は、まったくの陰謀論ではありません。現実的な視点から順を追って整理してみましょう。
外交・経済の交渉において、単独の問題だけを切り出すと、力関係で一方的な押し引きになります。
ですが、複数の問題を“ひとつのテーブルに並べる”ことで、互いの譲歩を引き出す余地が生まれます。
アメリカ国内 →トランプ氏らが日産含む日本車を叩き、BIG3保護を主張
日本 →USスチールの売却問題を“日米同盟の信頼”として逆提起
一部筋 → “BIG3による日産買収”という再編構想をチラつかせる
⬛︎ 2. “日産買収”の仮説は極端に見えるが、実際はパワーバランス調整の道具にも
これは直接的に「GMが日産を買収する」というより、株式提携やOEM供給、北米市場でのEVインフラ共通化など、“実質支配”に近いグラデーション的関係性を意味する可能性もあります。
「買収話が出るかもよ?」という“チラつき”自体が、交渉カードとして機能するのです。
⬛︎ 3. “オーストラリア・USスチール問題”を逆手に取る
「それは日豪米三国間で共有できるはずでは?」という論法が可能になります。
そして、もし“日産を不当に締め上げる”のであれば、それは「同盟国としての一貫性を欠く」という、逆圧力にもなる。
「防衛費は1.5%で、ただし、サプライチェーンの安全保障には積極的に貢献します」
と持ちかけると、トランプ陣営は「いや2.5%だ!」と返し、交渉の余地が生まれる。
その“中間地点”に、“日産とBIG3のパートナーシップ強化”という、アメリカ側の“勝利感”を与える譲歩案を混ぜる、というわけです。
これは、“問題を解決する”というより、“問題同士をぶつけて拮抗状態にする”というアートです。
火と火をぶつけて、灰にする――その感覚に近い。
持ってて良かったChatGPT(Geminiに負けるな!中国にもね)
トランプ政権は、各国と個別交渉して、妥当なところで経済協定を結ぶ。
最終的にそんな無茶なことにならない。
いまやってるのは俺ら舐めたら駄目だぞ。
というのを、各国にしらしめるためにやってることだ。
だってさ?
要するに買収を認める方向へと話を進める気だ。
なんでそんなことするんだ?
な?
わかるだろ?
買えよ、諸君。
Donald J.Trump Posts FromHisTruth Social
@TrumpDailyPosts
3時間
Countries fromalloverthe World are talking to us. Tough but fair parameters arebeingset. Spoke to theJapanesePrime Minister this morning. Heis sending atop team to negotiate! They have treated the U.S. very poorlyon Trade. Theydon’ttake our cars, but wetake MILLIONS of theirs. Likewise Agriculture, and many other “things.”Itallhas tochange, but especially withCHINA!!!
DonaldTrumpTruth Social 04/07/25 09:27AM
世界中の国々が私たちと話をしています。厳しいが公平な条件が設定されています。今朝、日本の首相と話をしました。彼は交渉のためにトップチームを派遣しています!彼らは貿易に関して米国を非常にひどく扱っています。彼らは私たちの車を受け取らないのに、私たちは彼らの車を何百万台も受け取っています。農業やその他多くの「もの」も同様です。すべてを変える必要がありますが、特に中国に関しては!!!
Sputnik日本
@sputnik_jp
41分
【トランプ大統領 USスチール買収の再審査を指示 45日以内に報告】
🇺🇸トランプ米大統領は、USスチール買収案件についての措置の適切性を判断するため、対米外国投資委員会(CFIUS)に新たな審査を命じた。ホワイトハウスが7日声明を表した。
トランプ氏は新たな審査の目的を「私が判断するのを助けるため」と語っている。これを受け、CFIUSは45日以内に報告書の提出が義務付けられる。
ℹ️3月末、日本製鉄は米政権から買収の承認を得た場合、USスチールの工場改修への投資額をこれまでの27億ドルから約70億ドルに増やす可能性があることが、セマフォーの報道で明らかにされていた。合弁取引問題は現在、米法務省が管轄している。
@jijicom
上記の文章は自動車に限定しておらず、見出しとして非常に不適切で、頭がおかしい。
Sputnik日本
@sputnik_jp
🗨「彼ら(日本)は貿易では米国にとても悪い態度だ。むこうは米国車を買わないのに、こちらはむこうの車を何百万台も買っている。農業もほかの多くの物でも事情は全く同じ。すべてを変えねばならないが、特に中国とは!」
トランプ米大統領は石破首相との電話会談後、自身のSNSにこう投稿した。さらに貿易、関税を話し合うため、日本の代表団が訪米することを明らかにしている。
🗨「世界中の国々が米国と交渉を行っている。我々が提示するのは厳しいが、公平な条件だ」
ℹ️ これに先立ち石破首相は、早期に訪米し、日本製品に対する関税問題を解決したいと語った。石破氏は米国の関税導入で生じた一連の状況を『国難』と呼んでいる。
牛乳はメーカーが酪農家から生乳¥100/Lくらいで集めて¥230円で売ってる。
集乳から殺菌やパッケージといった加工、小売店までの配送まで、ぜんぶコールドチェーンで実現してこの価格感。
米はJAが米農家から玄米¥2500/10kgで買い集めてる。
精米で1割くらい目減りするにしたって、保管も配送も常温で、店頭価格のアレはなんだ?
¥2500/5kgでも割高だと思うんだけど。
あれか、年に一回しかとれないし、なまじ日持ちしちゃうから保管コストがかかっちまう的な?
でもさあ、関税700%かけて保護してるんだから、もうちょっと努力できないもんかな?
ドナルドトランプ「関税かけたったわ!」って偉そうにしてる鉄とアルミの関税だって25%だろ。
日本がお米に課してる700%ってどうなのよ?
食糧は安全保障上重要とかいうけどさ、そんなこと言ったら鉄だってそうじゃん?
「鉄は全部メイドインチャイナだったからもう戦闘機作れません!」
じゃ困ると思わない?食糧となにが違うの?
例えば、アメリカが鉄に700%関税かけたら、そりゃUSスチールがウハウハになるわ。
ってことになる。
お米の話に戻して、国内産業が育つまで、時限的に関税て保護するのは仕方ないとして、徐々に引き下げるべきだし、守られてる間に、海外と競争できるように生産効率を高めるのが普通でないんかい?