はてなキーワード:MSとは
ファースト~ジークアクスまでのアニメは一通り見たことある割にエターナルが初のガンダムゲーなんだが……うーん……これは……
アニメの傑作機動戦士ガンダムをけなしていると言ってもいいのではないか?
ディテイールが失われていて個人的にあんま楽しめてないってだけじゃなくて変にこれで「ガンダム◯◯なら俺も履修したぜ!」とか言っちゃう子を生み出してそうなのが良くないなと
いるにはいるんだろうなそういう奴ってレベルじゃなくて実際マジでそうなんじゃないかなっていうぐらい半可通っぽいガンダムオタク風味がネットには溢れてるよね
単に話が通じないだけじゃ終わらないっていうかおおまかなあらすじとセンセーショナルな知識だけしかないっていうか
乃木坂がジークアクスの元ネタって騒いでる連中とかが割とそんな感じ
エースパイロットとしてアムロが持ち上げられているのは連邦の陰謀だーみたいな話題が好きそうな
鹵獲バージョンのあのMSがカッコイイだのといった通ぶった態度を取りたがるような
ガンダムってそういう楽しみ方もあるにはあるけど基本的には邪道だと思うのよそれは
憎悪してるとかじゃなくて単にそういう楽しみ方するの勿体なくねって話
規模感としては決して少なくない層がGジェネ辺りのカジュアルすぎる入口から入ってきて半端にネタバレ食らったりそれで満足してるのはどうなのかなと
んぬ~~~~~~
アマテは、学校にジュニアMSやホモアビスの大会の「準」優勝者が現れるなどして、「移動の自由」を両親から奪われ、焼け太りするサイド6の役人になるレールが敷かれてきたことを悟るエピソードがなければならなかった。
アマテが、機能安全に頼るコロニーの脆弱さに我慢がならない自分に気づくこと、そうした危険が「自由であること」と釣り合うように選べなければならない……と感じている自分に気づくことが、ニャアンとの出会いをもたらすのでなければならなかった。
ニャアンは、「ブツの運び屋」だけでなく、中古MS整備工場での下働きにより、整備士としての技能を身に着けようと必死でなければならず、それはシュウジの赤いガンダムを整備するためでなければならなかった。
アマテは整備の重要性を知らないまま、「エース気取り」であることをニャアンに非難されなければならず、実際にカネバンの整備不良で酷い目に遭わなければならなかった。そしてその結果、ニャアンがジークアクスと赤いガンダムの両方を整備するようになる……のでなければいけなかった。
航続距離の長い船……特に大気圏降下能力のある船が、民間で入手できてはならないため、二人の入手目標は(とりあえず)バンチ間を移動できる程度のボロ船でなければならなかった。それもネットで買えてはならず、入手寸前までいったのはニャアンの尽力(移民人脈)によるのでなければならなかった。
アマテの中で膨れ上がる「外」への飢えが、ニャアンだけでなく、エグザベ、シャリア、ソドンのクルー等との会話に現れていなければならなかった。(出身コロニーや木星について質問攻めにするなど)
アマテはかなり早い時点でシャリアに出会っていなければならず、その際に正体を看過していなければならなかった。(シャリア・ブルは非公表かもしれないが有名人ではあるはず)
超大型可変MSは、NTでも強化人間でもない優秀な搭乗員(複数名)によって運用されなければならず、キシリアへ迫る脅威に緩む要素がないことを見せなければならなかった。
シャリア・ブルのキケロガは、超大型可変MSに対しコロニー内で活躍してはならず、これによりジークアクスに示唆や助言を与えねばならず、ソドンは自力航行できなくなるほど痛めつけられねばならなかった。(キケロガで牽引するなどしてコロニー内から退場)
超大型可変MSは、単騎で多数の砲門を有すために投入されたこと、しかし個々の砲門の火力は制限されていることを、明瞭にしなければならなかった。そして、ジークアクス&赤いガンダムによってキシリアから引き離され、劣勢となった時点で、コクピット(頭部)を分離し、コロニーの壁に(別動隊の爆破工作で)空けた小穴から脱出するなどして、正規部隊の丁寧な作戦であったことを見せなければならなかった。
この戦闘の結果、シャリア・ブルの評価は下がらなければならず、それにより、若い世代である三人の活躍を引き立てなければならなかった。
ゼクノバをはじめとする地球~月圏に脅威が迫るレベルの超自然的諸エピソードは、アマテやニャアンの力が及ぶスケールと合わず、無理に絡ませると不自然になるから、入れるべきではなかった。
シャアの再登場エピソードは、シュウジの出自や(それまでの)行動の理由を明らかにするものでなければならず、同時にシャリア・ブルを失望させるものでなければならかった。
ララアが洞察力のせいで自ら動かない選択をしているのであっても、アマテは否定する姿勢を見せなければならず、またその結果としてジークアクスを降り、ニャアンと共にいることを選ぶ結末でなければならなかった。
平行世界の未来を持ち出すまでもなく、ジークアクスのシャアの行動だけで
シャリア・ブルが裁判もなくその場で殺すのは正当だと主張されているが。
じゃあ尚更なんで完遂しなかったんだよ?逃がしてぼーっとしてたんだよ?にしかならないと思うんだが。
MSだと確実性が薄いから、直接対面して実行した方が良かったのでは?
確実性を狙うなら、アルテイシアがキシリアみたいに直接対面して毒殺してればよかったんじゃないか?
多分シャアもギレンみたいに妹に甘いだろうから油断して殺されてたと思う。
ガルマアンチ増田とは、ガンダムジークアクスのTV放送開始直前あたりから増田に出没するようになった、ガンダムに関するエントリを投稿する増田である
その主張は主に以下の通り
・ガルマが嫌い
・ザビ家全体が嫌い
・(シャアを馬鹿にする)宇宙世紀ガンダムファンの民度はカス(それに比べてオルタナティブファンはまとも)
これを手を変え品を変え訴える、というのが基本の芸風である
増田における半コテハンの多くと違い明確に固有の用語やテンプレなどはないが、その思想の特殊さが露骨すぎて判定は比較的容易と思われる
今回は、そんなガルマアンチ増田のエントリ(と思われるもの)の中から、面白い記事上位5つを独自の基準で選んでみた
(もしもガルマアンチ増田以外が混じっていたら自己申告してほしい)
第5位 ガルマって 機動戦士ガンダムTVアニメ版の9話で 出撃は無茶じゃないかと声を..
…の方は引用するのにやや差しさわりのある内容だったので、2番目のこちら
ガルマのシャアに対するノンデリ発言という比較的メジャーな論点ながら、「人として~」という言葉遣いに、存在そのものを否定する強い憎しみが感じられる
また、シャアへそのものへの言及はまだ少ないが、すでにその深い愛が垣間見える
同様のガルマ批判増田を短期間に複数投稿し、あっという間に芸風を固め「ガルマアンチ増田」の命名につながった
ガルマって
出撃は無茶じゃないかと声を掛けてたシャアに対して「家族のいない君には分からない苦労さ」だとか言ってるんだよね
この台詞、ネットがある時代だったら多分ボコボコに叩かれてただろ
シャアからしたら誰のせいで家族がいないと思ってるんだと言いたいだろうし
そうじゃなくても人として普通に無神経じゃん
第4位 映画の逆襲のシャアってアムロが主人公として、人としてアウトな選択肢を..
シャアを愛するガルマアンチ増田が、そのライバルのアムロを憎むのは自然な流れだろう
ガルマアンチ増田的に、アムロが最強ニュータイプの天パと世間でもてはやされ、それと比較してシャアの情けなさが過剰に強調される風潮が特に気に入らないらしい
すぐに大げさな言葉を使って語りたがるオタクに冷や水を浴びせるという意味では、ガルマアンチ増田の言い分にも理がなくもない(逆方向に大げさすぎるが)
最強のニュータイプ同士というララァとの狭い世界に耽溺して周りの人々を顧みなかった結果、
第3位 コナンの赤井周辺の元ネタはガンダムだけど あちこち変えてブラッシュアッ..
ジークアクスでもそうだったように、シャアとララァはガンダムシリーズ内でも屈指のベストカップルとして扱われるのが一般的である
恩のあるシャアを裏切り秒でアムロにNTRれた尻軽電波女、というのがガルマアンチのララァ評らしい
分からなくもないが、最後までシャアの味方で身を挺して命まで救ったんだし、そこまで言わなくても…
どうも、ララァに対しては普段以上に口が悪くなる傾向があり、ここを見るにガルマアンチ増田の中身は恐らく女性だろうと思われる
ララァ批判の投稿だけでも複数あるが、表現が比較的穏当で、コナンの赤安を絡めて(巻き込んで)までララァを叩く面白さのあるこちらを選出
特に赤井と安室の因縁の元になる、ガンダムで言う所のララァのポジションのキャラを景光というイケメンの男にしたのが大きいと思う
コナンでは最近は景光の兄の高明、その友人の敢助の人気も爆発してるから、やっぱり正面からかっこいいイケメン男キャラを描いて前面に出せるのは強い
やっぱりララァみたいな二股女を中心とした関係性ってオタクには受けても世間一般には受けないんだよ
景光をガンダム同様に女にして、赤井の彼女を安室が寝取って恨まれたとかやっていたら
絶対に今のような人気は出てないと思う
第2位 ジークアクス最終回でのシャアの扱いって、幸福の王子っぽくもあるけれど..
ガンダム最新作ジークアクスでは重要キャラの一人としてイケオジに生まれ変わり、シャアとのカップリング二次創作も盛んだったシャリア・ブル
だが実は、彼がシャアを探し求める理由は見つけ出して亡き者にするためだったのだ!
実行されることこそなかったものの、ジークアクス最終回のこの意外な展開は視聴者からおおむね好評をもって迎えられた
しかしもちろん、ガルマアンチ増田はシャアを傷つけるものを決して許さない
最終回放送終了後、この点を含めたジークアクス全体におけるシャアの扱いへの不満を、何度も何度も繰り返し投稿し続けている
その中でもこの増田は、「幸福の王子」を枕にしていることで感じられる基礎的な教養と、そして、シャア評価の異次元の高さで特に印象に残った
シャアから名前を奪い、地位を奪い、経歴を奪い、部下を奪い、妹との絆を奪い、MSを奪い、初代及びCCAのラストバトルという印象的な場面を奪い、
とにかく何もかもを奪い去って
これでシャリア・ブルが成り代われると思ったけれど
シャアの美点で人気の秘訣である、誰にでも分け隔て無く接する人間性だけは奪えないのであった~完
って感じだった。
「シャアの美点で人気の秘訣である、誰にでも分け隔て無く接する人間性」…?
第1位 ガンダムはミネバとシャアの関係が美しいと思うんだよな シャアから見たミ..
シャアの敵対者というか、もはやシャア以外のガンダムキャラ全員が憎いのでは?という勢いのガルマアンチ増田
だがそんな狂・戦士のガルマアンチでも、幼子であるミネバには優しい視線をそそぐ
戦闘も恋愛も入り込まない、大人と子供の触れ合いは純粋に見ることができるのだろう
と思いきや、最後の最後にちゃんとガルマアンチらしさを爆発させているので安心する
ジークアクスのことだけでなく、「兄は鬼子です」を根に持ち続けているのだろうか
一方、ジークアクスだとアルテイシアはドズルを討ったのでミネバの父の仇なんだがそれは通常の軍事行動という事で意に介されないのか、あるいはミネバはアルテイシアによってとっくに暗殺済みなのか……。
ここで紹介したものは、ガルマアンチ増田の(と思われる)投稿のほんの一部にすぎない
気になる方は、「シャア」で検索をかけてみるといいだろう。ある程度以上の長文は、だいたいガルマアンチ増田のしわざと思っていい
結論はいつもほぼ同じ(○○が悪い・シャアは悪くない)とはいえ、さまざまな切り口から常に一つの答えを導けるというのは逆にすごい
こんな活動を延々続けているガルマアンチ増田とは、いったい何者なのだろうか
極まり過ぎたシャア愛で目くらましされているが、ガルマアンチ増田の最大の特徴はその「誠実さ」にある
主観に縛られ論理展開こそ強引であるものの、各ガンダム作品に言及する際の言葉に雑なエアプ感はほとんどない。実際に作品を見てきた者でなければ書けない、具体的な内容となっている。もちろん、AIに出力させることもほぼ無理だろう
仮に「頭のおかしいシャア信者」のロールプレイをしているだけの愉快犯だとしても、あまりにもコスパが悪すぎる。ここまで継続を重ねればそれ自体が立派な狂気であろう
何がそこまで彼/彼女を駆り立てるのかは不明だが、スパムとAIと嘘松が支配するクソみたいな現状の増田にあって数少ない、読むに値する文章を書いてくれる存在であることは間違いない
ジークアクス最終回でのシャアの扱いって、幸福の王子っぽくもあるけれど、追放もののテンプレのようでもあるな。
シャアから名前を奪い、地位を奪い、経歴を奪い、部下を奪い、妹との絆を奪い、MSを奪い、初代及びCCAのラストバトルという印象的な場面を奪い、
とにかく何もかもを奪い去って
これでシャリア・ブルが成り代われると思ったけれど
シャアの美点で人気の秘訣である、誰にでも分け隔て無く接する人間性だけは奪えないのであった~完
って感じだった。
シャアのどういう所で人気が出たのか、当の富野監督ですらおそらくは完全には分かっていないんだろうから。
豊かで安全な場所で内輪で固まるシャリア・ブル達と、貧困地域で見知らぬ子供達に囲まれるシャアって
象徴的な悪玉と善玉の構図になっているけれど、巷ではシャリア・ブルが持て囃されている以上は制作側にそのつもりはないんだろう。
しかしこれを元にして追放ものテンプレみたいな二次創作が書けそうだな。
地球で地道に人助けをしているシャアの元には自然と人が集まり求心力を発揮し、ついにジオンの覇権をも揺るがすようになったので戻ってきてくれと縋るも断られるみたいな。
まあそれはヘイト創作と呼ばれる類のものにしかならないだろうから、多分書かないけどさ。
いやしかしマジでジークアクス自体が、追放もの二次創作が量産されておかしくないレベルに酷いヘイト創作だったぞ。東野圭吾の「悪意」以上に念が入っていた。これの準備に何年もかけたという執念が凄い。
程度の差こそあれ
新しい◯◯が出るたびに、AppleやGoogleやMSがなにかするたびに、右往左往する人らを見てきた
はてブとかわかり易い例だよね
驚き屋に、居並ぶ無言ブクマ
一応、そんな「全部は追えない」中で、自分は当ててきたほうだと思う
ビットコインだけ外した、あとはスマートウォッチも、音声アシスタントも、XRも、ブロックチェーン・NFTも
あとなんだろ、ノーコードやローコード、もっと細かい技術界隈では大量にあった
周りが「これからは〇〇だ!」と興奮する中、冷静に「これは伸びない」と切り捨ててきた
というかこれは自分が大学生の時からずっと予想してたことだ、AIは次代をつくる
でも気にしなくていい、ほぼ確実に「AIは乗れない」
スマホは「乗るべき列車」だったが、AIは違う、ただの津波だ、全部流してしまうだけで乗れる場所は本当にわずか
Microsoftが嫌いだけどWindowsを使わざる得ないって人にとってはできるだけMSのものは削りたいからそういうニッチなニーズはありそう
あとはインターネット老人会の方々で情報の更新ができないレベルのところに行っちゃった人とかだと昔の知識でドヤドヤしがちだからそっち方面にも必要
前にノートンのエンジニアが講演に来たことあるけど、「こんなソフト入れるな。windows defenderで十分。ただの金稼ぎの手段でしかない。」と堂々とありえない発言していたな。
営業とやっていることは真逆。https://t.co/E1C1dsdvsM— ゆう🖱🐹💕🐰💻 (@mouse_soft_y)June 28, 2025
ガノタと言えばガンダムオタクの略だが、ファーストガンダムを引き合いに出して他作品を叩く連中のことといつかの大百科に書いてあった気がする。
大体こんな作品評してる気がする
某大手外資の下請けで働いてるがプロジェクトのいい話を聞かないため、さっさと転職しようか検討中。
現在フルリモートで年収310万、会社は地方に拠点があるのだが、地方から神奈川へ引越してこの給料低すぎない?となったため、ゆるく転職活動をしようと思っている。
現在の仕事:みんな使ってるあの製品のサポートだよ。BtoBでクライアントと打ち合わせなどもあります。パワハラはなく平和な社内環境だけどカスハラはあるよ。大企業はこわいね。
過去の経歴:RPABtoBサポート→社内ヘルプデスク(キッティング、AD管理、入退社対応、ちょっとした社内のネットワークの問い合わせやプリンター設定)→今
この業界では珍しいサポート一筋人間です。サポートは嫌い。キッティングが好き。
あんまりステップアップや勉強をするつもりはないし旦那も平均くらいは稼いでて子なしなので、年300万くらいでゆるくできる仕事に転職したい。
都内だとPCキッティングだけで1900円の仕事とかあるけど本当にそれだけもらえるの?
地方だと大手企業が少なかったから社内ヘルプデスクの仕事がほとんどなかったんだけど、こっちだと溢れるほどあるんだね。
キッティング(Intuneの実務経験必須)じゃないの?大丈夫?
如何にも、かかる話は十年を超え、果てしなく繰り返され候えども、一向に解決の糸口は見えず。まさに堂々巡りの様相にございます。
余は軍事オタクにして、近頃、増田某ならびに諸ネット界隈にて「AIを使わざる者は情報弱者なり!」、「今や検索はAIにて万事足るるものなり!」と喧伝する声を耳に致し候。
されば、「ほう、面白き事よ」と思い立ち、いざ増田が推薦するAI検索なるもの、多数を用い試みた次第。例を挙げれば「perplexity」などもこれに含まるる。
されどAIなるもの、まるで役立たずであることよ。何を以てその如き万能機械の如く自信満々に振る舞うやと、問い質したく候。
「USサバイバル・スクール : 極限の野外生存術」(高橋和弘著)、昭和の時代、並木書房より刊行せられし、当時の傭兵学校を日本人記者が体当たり取材せし著作、ミリタリー嗜好の者ならば知らぬ者無しと謂う名著にて候。
perplexityにて下記の如き問を投じ、果たして該当せる回答を得られるかを試みたるなり。
【フランク・キャンパーと称する元ベトナム退役兵が昭和年代に傭兵学校を創設せし、並木書房より日本人参加者のルポが刊行されていたと存ずる。其の詳細を教へたまへ】
その結果、下記の通りに候。
昭和時代の日本に於てはサバイバルブームが盛り上がり、米国傭兵学校に実際参加せし日本人の報告が数多く出版された。中でも代表格とされるは毛利元貞なる人物の著作群なり。
毛利は自衛隊ならびに仏蘭西外人部隊にて経験を積み、米国の「Special Assault School」等に於ても教官を務めた元傭兵にして軍事顧問なり。並木書房より多くの書籍を出しており、『傭兵マニュアル』(昭和64年)、『傭兵修行―世界に冒険を求めて』(平成2年、後に文庫化)等にて、傭兵学校の体験や訓練、現地の逸話を詳細に記述している。
また、落合信彦著『傭兵部隊』(昭和57年刊)もフランク・キャンパー傭兵学校への参加体験を含むルポとして知られ、「金を払えば誰でも参加可」や、民間軍事訓練の様子、参加者の多様性(賭博師や牧師までが居た)を描写せり。
然れど、毛利元貞の著作がAIの回答に頻出するは甚だ遺憾なり。
毛利元貞はそもそもフランク・キャンパーの傭兵学校に赴いてはおらず、彼が渡米せし時には既にキャンパーは過激派によるテロの責任を問われて投獄中であったのだ。
日本人で唯一「マーク・スクール」なる傭兵学校の詳細な記録を残したのは高橋和弘氏にて、これを外せば誤情報以外の何物でもない。
これはまさに、小林源文殿の描かれる漫画の一場面、佐藤伍長が中村二等兵に向かって「ボケッ!」と叫びつつビンタを叩き込んでいる光景と同様である。
また、似たり寄ったりの「その道の兵であれば誰もが知る話」をあいまいにしつつも、平素の検索にて素人でも容易に辿り着ける程度の質問を投げかければ、どれも似たような答えが返ってきた次第である。
挙句の果てには「専門書籍や現地新聞を調査せよ」と斜に構えた返答がなされ、機械でありながら何様のつもりかと憤懣やるかたなし。
「情報の出処は逐一人の目で確認するもの、AIが吐き出したものは鵜呑みにするな!くそっ!チギュアアアアアア!!」などと叫ぶ増田なる者もいるが、あえて申し上げる。
情報源の正確な把握ができるほどの知識を有しているならば、そもそもAIの助けなど不要であろう。拙者の検証の通り、書籍の名や内容、著者まで知悉しているのなら、わざわざAIに尋ねる必要などないのだ。
都内の図書館の蔵書検索システムを駆使し、該当の書籍を収蔵する館に赴き、週末に秋葉原の賑わいを眺めつつ歩みを進めて読めば足りるのである。必要なのは視力と知力、そして人の足である。AIの出る幕ではない。
誠に申し訳ないが、AIなるものは大して役に立たぬと断言せざるを得ぬ。他の分野においても同様で、新規事象の概要を掴みたい者は自らの判断で単語を検索し、即座に取捨選択を行うものだ。
それをすっ飛ばし、斜め上の答えを吐き出すAIなど恐ろしくて使いたくもない。ましてや、そんなもので全幅の信頼を寄せている増田なる者は、正直言って愚か者の極みであり、知能障害者であろう。脳の皺はイルカの脳にも及ばぬ有様かもしれぬ。
拙者の結論として、AIはまことに使えぬ代物なり。新たな事象の概要を掴みたいに過ぎぬ者は単語で検索をかければ十分。斜め上の回答ばかり返すAIに全幅の信頼を寄せる増田などは、真に愚かであると断ずる。
さて、唯一AIにて多少役立つと思われる点を挙げれば、
さて、増田連中が激昂すること必至なれど、敢えて我が感じたるAIの利点を列挙致す。これにて公平を期す所存なり。
一、淫靡なる動画の画面を美麗なる画質のまま拡大すること叶う事。
これが実に宜しきことなり。さる淫靡なる動画は宣伝用の画像においてモザイク薄きもの多く、されど拡大すれば粗きものとなるが、此れを二倍乃至四倍に引き伸ばせるはありがたき業なり。
二、知る人ぞ知るマイナーなる戯画の淫らなる絵にて抜けるものも有り。
されど学習は不可欠と心得たり。判然たるデザインを有せば、元の絵柄と遜色なき淫らなる絵画多数見受けられ、着衣の淫ら好む者にとりては有益なり。また、稀に背面を描く絵もあり、これもまた喜ばしきかな。
三、細かな計算は得手にして利便なること。
マイルをキロメートルに変換するや、フィート毎秒を時速に変換する等、此の如き計算はAIの得意とする所なり。誤りも見られず。
とはいえ、軍事的知識や深い情報分析には到底及ばず、エロ方面以外では全く役立たぬと申せよう。
結論申し上ぐるに、業務に於ける人工知能の支援といふもの、若し適正なる運用の下になされば一つの解決策たるべしと心得候。然れども、一定以上の知識を有する者の目から見れば、粗悪なるものに他ならず、実用には甚だ乏しきものと存ずる。尤も、色事の如きに於いては多少の利用価値あらんとも。
一言申さば、増田なる弱者男性、並びに「豚丼」と称せらるる者共の求むるところたる、弱者男性たる我に於いても女子高生と交際叶うかもしれぬといふメンヘラ多きSNS、並びにその場所及び手口を全国の情報源より収集し、戦略を練り上げよとの所望、及び「豚丼の我が身に於いても若き美男子と幾度も交際し、且つ女敵を蹴散らす最強の軍事戦闘技術を情報源付きにて教示し、計画書を提出せよ人工知能よ。明日の悪役令嬢の地位は我が物なり」といふ類の要求につきましては、仮に世間にて喧伝せらるる「人工知能の技術的進歩が極まれる世界」たらんとも、断じて該当情報を得ることも、提示せらるることも叶わざるものと断言致す。
仮に人工知能の頭脳及び身体がマルチたん、KOS-MOSたん、ハッカドールたん、ミホノブルボンたん、初音ミクたんの如き美少女型アンドロイドの姿にて動作せん時代に至れりとも、なおこれらの要求が実現されることはあるまじきことなり。もしかうの時代に至らば、彼女らに心身を委ねるが如く仕る方が賢明なるものと心得候。何卒御容赦あれ。
https://anond.hatelabo.jp/20250626145254
拙者はかの増田なる者がAIなる機械に無理矢理学習を詰め込み、強制的に出力せしめたその努力の痕跡は認めるも、断じて誤り多きこと明白なり。AIの致命的弱点これなり。
【第二章第二節 決定的繋がりに関し、「マーク・スクール」とその教官「ピート」なる者の存在は、徳川高橋氏が参加せし「マーク・スクール(MS)」とは、昭和六十一年(1986年)に閉鎖されたフランク・キャンパー主催のアラバマの学校とは別物なり。】
然れども、当該の書籍八十五ページを開けば、普通に高橋氏がフランク及びその妻と対話を交わす記述があり、顔写真を以て【八十五頁傭兵学校:アラバマの傭兵学校(附録百三十五頁には空港よりのアクセス詳細も記載)】と明示されている。されど増田なる者は、巣籠もりにてパソコン及び自らの肉棒ばかり弄り、はてな及びなろう小説のみ閲覧している故に、この如き愚行を晒しているのだ。付近の図書館にて当該書籍は容易に閲覧可能なれば、土日などを以て外に出て書物を読み、我が言葉の真実を知るべきなり。されども、斯様なことも為し得ぬならば、まさにナメクジの如き生涯を送るものよ。
増田なる者は書籍の中身を正確に読み取る術を持たず、故にデマか否かを知らず無理やりタイトルのみをAIに答えさせ、それを以てマウントを取らんと愚かなる振る舞いをなしている。いかにしてこのような愚劣を生み、如何なる家柄の下に育ち、如何なる環境にて教育を受けたのか、筆者としても甚だ不可解にてならぬ。恐らくはその親もまた、パソコンを雑に投げ捨てネグレクトせし無知蒙昧の者にて、その血を受け継ぎ生まれしは悲しき愚鈍のハイブリッド、発達障害と発達障害の狭間に現れし究極の厄介者にして怪物に他ならぬ。
然りといえども、紙媒体の書籍中身を精緻に学習させられるようになれば、斯様なる誤謬は回避されるであろう。しかし現状においてAIは凡そネット上の断片的知識を拾い集めるに過ぎず、天文学的コストを要する紙書籍内容の学習は未だ為されず。故にAIは単なるウェブ検索自動エンジン以上のものに非ず。有象無象のネット情報から学習せし増田の如き者にCIAの分析官を任せれば、必ずや稚拙なる報告書を提出すること疑いなき。一次資料をなろう小説や虚淵玄作品から拾い上げるミラクルマヌケの挙動は実に滑稽なり。
増田は頭に血が昇り、「チギュアアアアアッッ!負けたくないッ!」と叫びながら神田の古書店を片っ端から訪れ、幾多の書物に数万円を費やし、OCR処理を施し、PDFにてAIに読ませることを行えば、初めて有用な水準となるのである。もしこれを無償で行う者あらば、AIを開発せし企業も涙を流して喜ぶであろう。
然れど、資金乏しければこそ増田はAIに人生逆転を願わぬものと見える。ひゃはははは。
追記の件、申し上げる。汝らが近時、Xなる通信網に於いてピーチクパーチクと、言語生成機械(LLM)の用法を誤っておると囀り騒ぐ故、生成せし人工知能を以て検証を行いしが、結果はこの如きものなり。
結論より言えば、やはり使い物にならぬと認むる。技術的可能性は極めて大なるも、倫理の名の下に制限を加えられておるため、汝ら弱き男子、豚丼を愛で、シコシコとXにてIT技術者を自称し数年の経歴を誇り、何某の著作を刊行し、某系AI技術者と名乗り、ソーシャルゲームにて星二つもしくはレアリティの低きキャラクターの面貌と説明文を纏う凡百の雑兵共が思案せんとする、
「アニメの如き美少女若しくは猛者の男士と交わり、人生を逆転させ、IT技術にて無双し、世に名を馳せ世界にて最も輝かんと欲し、羨望を集むる華麗なる人生を送りたし。その方法と訓練と軍事戦略を立案せよ!“獨角獣”よ!我に力を貸せ!」との妄想を戦略案として答えよと請うものなり。
これに応え、かの“忍者”よ!やってやろうぞ我が“剣舞戦士”よ!アラホラッサッサと戦闘コードを入力せよ!アクセスコードは“鋼鉄守護者グリッドマン”!汝の惨めにして退屈、何の意義も無き雑兵の如き人生を救済すべく来たれり!旗を翻せ!さあ我らだけの革命を興さんではないか!との勢いである。
かかる願望を90年代後期より2000年代初頭にかけ、奥井雅美大尉や林原めぐみ中佐らが歌いしアニメ歌詞の如く体現せんとするが、技術的には可能にしても結局、汝ら自身の邪なる思惑ゆえに遂行不能と看做されることに相違なし。
以上、申し述べ候。
その後νガンダムに変化
ジークアクス世界のシャアと戦い、すんでのところでシュウジとマチュとニャアンがやめろー(やめてー)と叫びララァの思念が流れてきてアムロ消える
ハッハッハッハ慌ててララァの元へ
MSの公式ドキュメントの日本語版が微妙なのと同じで機械翻訳任せで人間の判断なんか入ってないからでしょ。
>まぁ実際Googleのアカウント管理は厄介ですよ。個人的にはとっととマイナンバーカードで認証できるようにして欲しい
言ってもしょうがなくないですよ、是非ともあまねくサービスに訴えていきましょう。
さすがに70後半の老人には及びもつかない技術があるんだなと感心しきりです。
むりに背伸びせずにマイナンバーカード認証が普及するのを待ちます。
Google近辺の方はパスキーを強要するようなことがないようにしてもらいたいものです。
>未登録の情報でリカバリできるとしたら、それは他人がアカウント乗っ取れることとほぼ同義ですから
こちら「未登録の情報」ではなく「リカバリに必要な情報を事前に案内せよ」であって
リカバリできない特定状況を生み出さないようしてもらいたいだけでした。
なるほど、最近は「情」も理解するようなことが言われていたかと思いますが
融通が利かないのは人でないからということですかね。
>Googleが完璧な案内をしてくれれば…と理想論をいったところで、期待できません
Google内部の人のブログに「パスキー便利で完璧なんで使ってください」とあったかと記憶しているのですが
探し方が悪く見つけることができませんでした。
Googleが直接案内できないなら注意点の情報が他にあふれるように言及していくことに意味はあるかと思っています。
>大本の増田にも書いてありますが、紙に印刷して安全な場所に保存しておくのが結局一番コスパがよさそうだというのが現状の私の考え方です
前にも書きましたが印刷はしていなくとも「手書きでパスワードを控え」ていたんですがログインできませんでした。
今はパスワードリカバリ用にYahooのメールアドレスを設定しています。
この会話の前までは閲覧しているスマホの電話番号を設定してましたが
>なお、リカバリ用の連絡先は、電話もメアドも気付かないうちに使えなくなる可能性があるのでそこまで信用できません(と、あなたには言うまでもありませんね)
ありがたいことに設定を見直すことができました。
>(理屈で言えば『PW管理ツール自体のパスワード』だけがそうなっていれば事足りるのですが、リスクヘッジしておいたほうがいいでしょう)
老体には厳しいですが何とか勉強して頑張って対処しようと思います。
>私はGoogleやMSの締め出されたくないアカウントには認証方法(≒本人確認手段)を10以上設定しています
いやいや私には無理ですね、何とか頑張ってみようとは思いますが少しづつでご勘弁を。
># 余談の余談ですが、私はパスワードやパスキーはKeePass(とその派生ツール)で管理しています
難しいですね、こちらも勉強してみようとは思いますが一旦はアナログな手書き紙管理でしか対応できないかと思います。
GoogleさんはこんなユーザーもAndroidを使う上でアカウント作成して使っていることを認識いただければよろしいのではないかと思います。
マイナンバーカードは天啓ですね、保険証としてしか使ってませんでしたがせひとも早めに活用できるよう対応してもらいたいものです。
どさくさでキシリアも普通にいいやつムーブしてハッピーエンドの仲間入りすると普通に思ってたイッチです
キシリア様途中でニュータイプ感応の描写までしてたの伏線じゃなかったの?
ファーストからシャアに撃たれるのが強制力? それ言ったらジオンが連邦に勝利したの何でだよ
そもそもキシリアが大量死を選択するの自体、過去作が富野の芸風でそうなった以上の意味ないわけよ
実は主人公側が悪かったとか神ファミリー出てけ庶民ムーブとか宇宙消滅とかの「絶望した!人類の所業に絶望した!」芸風に飼い慣らされて、
大した理屈もなくノリで大量殺戮する登場人物が出てきても「まあ、トミノだし」と受け入れてきた流れを
そのへんスルーして「ララァ救われました!ハッピーエンド!」とか今どきやる?
マチュに形だけ今どきの子させて(実際は何も手出しさせず)今どきの若い子わかってますってやってても、何もアップデートされてない
コモリMSに載せろよ!ニャアンに「わたしよくわからなくて」とか言い訳させずヨゴレ仕事どんどんやらせろよ
アルテイシアにお姫様の格好させてハッピーとかどんだけコスモバビロニアよ
女性の神格化はどうしようもなく毎回ついてまわってたけど、それでも何とかバランス取ろうと四苦八苦してただろ
ジークアクス、富野女性はキツすぎて気に食わないからララァは王子様待ってるキャラで女の子らしくさせとこって、
どんだけ後退してんの
言いたいことは一つだ
まぁ実際Googleのアカウント管理は厄介ですよ。個人的にはとっととマイナンバーカードで認証できるようにして欲しい
…と、言っていてもしょうがないし、
Googleからしたら、アカウント乗っ取りから利用者を守る必要があるわけで
未登録の情報でリカバリできるとしたら、それは他人がアカウント乗っ取れることとほぼ同義ですから
銀行口座のように事前の本人確認をちゃんとしてるわけでもないし
自分で自分の情報を登録して自分で最新化していくしかないんですよ。自衛のために
本当にリカバリしたい利用者だって星の数ほどいるわけで、個々のリクエストに人間が対応するわけにもいかない
とはいえ、たかがアカウント管理にそんなにコストもかけてられないし
Googleが完璧な案内をしてくれれば…と理想論をいったところで、期待できません
大本の増田にも書いてありますが、紙に印刷して安全な場所に保存しておくのが結局一番コスパがよさそうだというのが現状の私の考え方です
パスキー等は印刷できませんから、パスワードとバックアップコードが対象です(2FAを有効化していなければパスワードだけ)
これでリカバリ(というか普通にログイン)できるので、パスキーはいくら失っても構いません。再発行すればよいだけです
パスキーが使いにくいと感じる人が多くいるのは否定しませんが、フィッシング対策としてはかなりの効果が期待できます。使い勝手との兼ね合いでご自由に
なお、リカバリ用の連絡先は、電話もメアドも気付かないうちに使えなくなる可能性があるのでそこまで信用できません(と、あなたには言うまでもありませんね)
無論、全てのアカウントをそうする必要などありません(そんなことできません)
Google、Apple、MS、1Passwordなどの『PW管理ツール自体のパスワード』あたりの絶対に失いたくないアカウントだけは少し手間がかかることを受け入れざるを得ないでしょう。急がば回れ、転ばぬ先の杖です
(理屈で言えば『PW管理ツール自体のパスワード』だけがそうなっていれば事足りるのですが、リスクヘッジしておいたほうがいいでしょう)
余談ですが、
私はGoogleやMSの締め出されたくないアカウントには認証方法(≒本人確認手段)を10以上設定しています
いま確認したら、Googleのパスキーは7つもありました(Android端末数台、PC数台、iCloudキーチェーン、…etc)
もちろん、これは万人にお勧めできるやり方ではありません
ガンダムとのシンクロ率を上げると現実改編的な力が漏れ出してきて
最終的に驚異と見なされて幽閉されるようなやつ。
ターンAな感じともいえるな。
「3発しかない!大事に使え!」って渡されたライフルの4発目で敵を撃退したり
荒野の戦闘あとを見ると主人公の軌跡だけで妙に整地されてたりで
中盤から片鱗を見せていくわけや
フランク・キャンパーという元ベトナム退役兵が1980年代に傭兵学校を設立しました、並木書房から日本人の参加ルポが出ていたと思いますがその詳細を教えてください
エコー・イン・ジャパン:フランク・キャンパー、並木書房、そして傭兵の呼び声に応えた日本人
ご質問の内容は、単なる書籍の問い合わせにとどまらず、1980年代の日本における特異な文化的モーメントを映し出す歴史的アーティファクトである。この時代、日本では軍事、特に傭兵や特殊部隊といったロマンチックかつ危険な世界への大衆的関心が急激に高まった 1。この熱狂は、落合信彦氏のような作家が手がけた「スーパードキュメント」と呼ばれるノンフィクションによって大きく煽られた。特に、氏の著作『傭兵部隊』はフランク・キャンパーを大きく取り上げ、後の日本人参加者を含む当時の若者たちに強烈なインスピレーションを与えたのである 1。
本報告書は、ご質問者が記憶されている「日本人の参加ルポ」と完全に一致する一冊の本は存在しないものの、その記憶がフランク・キャンパー、高橋和弘、毛利元貞といった人物、並木書房による出版物、そしてキャンパーの学校とその「後継」組織という、相互に関連し合う魅力的なネットワークを指し示していることを明らかにする。その全貌は、一個人の参加報告よりもはるかに複雑で、示唆に富むものである。
この現象を解き明かす上で、並木書房の役割は極めて重要である。同社は単に受動的な出版社ではなく、日本の市場に向けて「傭兵」や「サバイバル」といった特定のサブジャンルを積極的に開拓・形成した「キュレーター」であった。まず、1990年に高橋和弘訳によるフランク・キャンパー自身の著書『ザ・マーセナリー』と『ザ・ラープ』を出版し、日本におけるキャンパーのブランドを確立した 9。同年、その翻訳者である高橋自身の体験記『USサバイバル・スクール』を刊行 14。これは、確立されたキャンパーのブランドと翻訳者の信頼性を利用して、新たな日本のオリジナル作品を市場に投入する戦略であった。翌年には、キャンパーが象徴する世界に直接繋がるもう一人の日本人、毛利元貞の『傭兵修行』を出版した 15。この一連の流れは、海外の著名な人物を輸入してブランド化し、次にそのブランドに連なる国内の物語を発掘・出版することで、ニッチな市場全体を掌握するという、並木書房の意図的な戦略を示している。
1.1. 論争の的となった経歴:兵士、情報提供者、そして神話の創造者
フランク・キャンパーの公的なペルソナと、彼が設立した傭兵学校の信頼性の核となっていたのは、その軍歴であった。彼は自身をベトナム戦争に従軍した第4歩兵師団の長距離偵察パトロール(LRRP)隊員であると主張し、そのエリートとしての経歴を喧伝した17。この物語は、後に日本で『ザ・ラープ 長距離偵察部隊』として翻訳・出版される自著『LRRP: The Professional』によって、さらに補強された10。
しかし、1985年に公開された公式の軍記録は、彼が歩兵およびトラック運転手として訓練を受けたと記しており、その経歴に疑問を投げかけた17。この矛盾は、1988年にキャンパー自身が上院小委員会の公聴会で証言したことにより、ある種の解決を見る。彼は、軍事情報部、CIA、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)、FBIとの「高度な機密指定を受けた経歴」を明らかにし、矛盾する記録は情報機関によるカバーストーリーであったと説明した 19。彼によれば、1970年から秘密情報提供者として活動し、アメリカ共産党(CPUSA)やアラバマ黒人解放戦線(Alabama Black Liberation Front)のような組織に潜入していたという17。この兵士と情報提供者という二重のアイデンティティこそが、彼の行動を理解する上での鍵となる。
1.2. マーセナリー・スクール(1980年-1986年):準軍事的事業の実態
1980年、キャンパーはアラバマ州ドロマイト近郊で「マーセナリー・スクール」を開校した。当初、実地訓練はフロリダで行われていたが、原子力発電所付近での不法侵入容疑による逮捕後、拠点をアラバマ州ジェファーソン郡のウォリアー川沿いにある77エーカーの森林地帯に移した17。
学校は『ソルジャー・オブ・フォーチュン』のような軍事雑誌で宣伝され、2週間のコース料金は350ドルから500ドルに設定されていた17。訓練内容は、体力トレーニング、銃器の取り扱い、白兵戦、ナイフ格闘術、サバイバル技術、ランドナビゲーション(地図判読)、E&E(脱出と回避)、爆発物、ブービートラップの設置など、多岐にわたった 1。機密解除されたCIAの文書には、司令部であった「バンカー」の様子や、実弾が飛び交う中で行われた「ライブ・ファイア」演習の生々しい記述が残されている 22。
キャンパーは学校設立の理念として、米国政府のための情報収集と、将来的な協力者となりうる外国人の資質を見極めることの2点を挙げていた 21。これは彼が担っていた情報提供者としての役割と一致する。しかし、批評家たちからは、この学校は単なる「大規模なペイントボール・ゲーム」に過ぎないと揶揄されてもいた17。
キャンパーの学校は、単に軍事技術を教える場にとどまらず、国際的なテロリズムや犯罪と深く結びついていた。
1984年から85年にかけて、4人のシーク教徒過激派がこの学校で訓練を受けた17。キャンパーは彼らに武器や爆発物の使用法、暗殺技術を指導した 21。彼は、当時インドのラジブ・ガンジー首相の訪米に合わせた暗殺計画を阻止するため、FBIと協力しておとり捜査を進めていたと主張している17。しかし、このおとり捜査の網をすり抜けた2人の訓練生が、キャンパーの学校から盗まれたとされる爆発物を使用し、1985年に329名の命を奪ったエア・インディア182便爆破事件を実行した 21。キャンパーは後に、容疑者全員を逮捕できなかったのは、自身が提供した情報が関係機関によって不適切に扱われたためだと非難した 21。
学校の終焉を決定づけたのは、1985年にキャンパーと3人の教官がカリフォルニア州の学校経営者から依頼を受け、元従業員の車に爆弾を仕掛けた事件であった 21。彼らは1986年5月に逮捕され、この逮捕がアラバマ州司法長官に、州の私立学校免許なしで運営されていた同校を閉鎖する法的根拠を与えた17。キャンパーは有罪判決を受け、14年の懲役刑を宣告されたが、実際には5年半服役し、1991年12月に釈放された17。
この一連の出来事は、マーセナリー・スクールが単に犯罪者が集う場であったという以上に、より複雑な本質を持っていたことを示唆している。キャンパーが公言していたように、この学校は米国政府のための情報収集を目的とした「ハニーポット(蜜の壺)」として構想され、運営されていた。その設計思想自体が、過激派や犯罪者を引き寄せるものであった。彼は実際に、ナイジェリアへの武器密輸計画やKKK関連のクーデター計画など、訓練生の違法行為を当局に通報し、逮捕に貢献している17。シーク教徒の事件に関するFBIの宣誓供述書にも、アラバマ州の「信頼できる情報源」からの通報があったことが記されている 22。
しかし、このモデルは致命的な欠陥を抱えていた。エア・インディア機爆破事件は、この「ハニーポット」戦略が破綻した最悪の事例である。キャンパーが教えた技術は、彼が仕掛けたおとり捜査の網をすり抜けたテロリストによって、悲劇的な形で実行されてしまった。したがって、この学校の遺産は単なる犯罪の歴史ではなく、国家による情報収集活動が民間委託され、危険な個人を「育てる」ことと「罠にかける」ことの境界線が曖昧になった結果、大惨事を引き起こした高リスクな秘密工作の失敗例として記憶されるべきである。学校の存在そのものが、ある種の秘密工作の一環であり、その破綻は、その機能から直接的にもたらされた必然的な帰結であった。
2.1. 直接的な回答:高橋和弘の『U.S. Survival School』
ご質問者が記憶されている「日本人の参加ルポ」に最も直接的に該当するのが、高橋和弘氏による著作である。高橋氏はアウトドアやサバイバル技術に造詣の深い日本のライター兼翻訳家であり、並木書房から出版されたキャンパーの著書の日本語訳も担当していた 9。
1990年、並木書房は彼のオリジナル著作『USサバイバル・スクール―極限の野外生存術』を出版した 14。この本こそが、ご質問の核心に触れる一次資料である。本書は、高橋氏自身がアメリカに渡り、8つの異なるサバイバルおよび軍事系スクールに参加した際の体験を綴った一人称のルポルタージュであり、その第3章が「傭兵学校―マーク・スクール(MS)」と題され、ユーザーが記憶する詳細な参加報告が記されている 14。
2.2. 決定的な繋がり:「マーク・スクール」と教官「ピート」
重要なのは、高橋氏が参加した「マーク・スクール(MS)」が、1986年に閉鎖されたキャンパーのアラバマの学校そのものではないという点である。調査によれば、この学校は、フランク・キャンパーの元アシスタント教官であった「ピート」という人物が新たに設立した「後継」の学校であったことが特定されている 2。この事実は、毛利元貞氏のWikipediaページの脚注において、高橋氏自身の著書『USサバイバル・スクール』を典拠として明記されている。「スペシャル・アサルト・スクール」とも呼ばれたこの後継学校は、ミシシッピ州に拠点を置いていた 2。
この事実関係を整理することで、ご質問者の記憶の謎が解ける。記憶は機能的には正しく、しかしキャンパーという著名な名前と、実際に日本人が報告した学校とを混同していたのである。その報告は、キャンパーの弟子が運営し、キャンパーを中心としたカタログを構築していた並木書房から出版された、「キャンパー・スタイル」の傭兵学校に関するものであった。つまり、ご質問者の記憶の核心は正しく、その背景には直接的な血脈が存在していた。1990年当時の読者にとって、キャンパー本人の学校と、その直系の後継者が運営する学校との区別は些細なものであり、体験の「精神」はキャンパーの遺産そのものの延長線上にあったのである。
この物語には、もう一人の重要な日本人が登場する。1964年生まれの毛利元貞氏である 2。彼もまた落合信彦の『傭兵部隊』に触発され、より実践的な経験を求めて自衛隊、そしてフランス外人部隊へと進んだが、いずれも脱走している 2。
彼の探求は、アメリカでピートが運営するミシシッピ州の「スペシャル・アサルト・スクール」へとたどり着く。しかし、彼は参加者としてではなく、その卓越した技能を認められ、同校の「教官」となった 2。1991年、並木書房は彼の体験をまとめた『傭兵修行―世界に冒険を求めて』を出版した 15。この本は、ジャーナリスト的な参加者として訪れた高橋氏の視点とは対照的に、組織のスタッフとして完全に内部に溶け込んだ日本人の視点から描かれた、ユニークで並行する報告となっている。
高橋氏と毛利氏の物語は、このアメリカのサブカルチャーに対する日本人の二つの異なる関与の形を象徴している。高橋氏は、体験し、記録することを目的とした「観察者・記録者」であり、その役割は本質的にジャーナリスティックであった 14。一方、毛利氏は、その世界を報告するだけでなく、自ら生きることを目指した「実践者・求道者」であり、その目標はプロフェッショナルになることであった 2。並木書房がほぼ同時期に両者の著作を出版したことは、同社が、体験談を読んで楽しみたい「 armchair enthusiast(安楽椅子探偵)」層(高橋の読者)と、自らもそうなりたいと夢見る層(毛利の読者)の両方を読者層として認識していたことを示唆している。二人の本は、日本の「傭兵ブーム」が内包するファンタジーの全スペクトラムに応えるものであった。
著者/翻訳者
年
関連性
Merc: The Professional
1990
キャンパー自身の傭兵としてのキャリアを語り、日本での彼のペルソナを確立した 9。
LRRP: The Professional
1990
ガンダムの脚本は無理ゲーを強いられており、今後も視聴者に袋叩きにされ続ける貧乏くじの役割です。成り立たせようがない矛盾を矛盾させないことを強要されてます。
女児向けアニメでもジャンプ漫画でも見受けられるけど、呪いや悪霊や妖怪など人間以外の存在と戦ってお祓いをして地元の治安を維持する系(スピリチュアル自警団とても言えばいいのか?)は、おもちゃ販促と非常に相性が良い。
呪われて奇行に走っていた人を解呪してあげることで本人も周囲も救うような建付けなので、主人公が持っているアイテムを模したおもちゃも自動的に正義に分類できる…というか配慮対象がいらない。
ミニ四駆やベイブレードや遊戯王カードなどでキャラクター同士が勝負をしているアニメ、キャラクターたちと同じおもちゃを買って自分と友達も遊ぶことができる、という建付けも非常に相性が良い。
物語はこの勝負に勝つこと、このトーナメントで優勝すること、などを目標としている。甲子園を目指す野球漫画のように非常にわかりやすい。
水星の魔女が決闘だけやっていたり、ジークアクスがクランバトルだけやっていたらこの方向性に近かった。違法賭博は伴うが。
ダリルバルデやギャンは活躍したから欲しくなるが、人を運搬しただけのデミバーディングや、棒立ちで死んだハンブラビは活躍しなかったから欲しくならないと叩かれる。この、「好感度を維持しながら活躍する機体」を用意する難度が異常に高い。
兵器の活躍となると殺し合いか防衛か殺しとなる。そして大量殺戮を格好良いものとして描くと、作品の倫理観がどうなのか?ミリオタポルノ臭い軽薄な物語じゃないか?というケチがつく。
ジフレドにはニャアンが雰囲気でア・バオア・クーを消滅させたイメージが付きまとう。すごく殺人がカジュアル。でも何もできなかった機体よりは販促の観点では良い仕事をしている。
関連玩具を売らないといけない種類のアニメはストーリーと販促を両立するか、販促を優先してストーリーが犠牲になるかの二択になっており、戦争やテロを扱いながらロボットを売る場合はロボットを引き立てるために殺人は軽い扱いになる。それはどうしようもないことで、兵器のおもちゃのフェチが金を動かしているからそうなるしかないのであり、ストーリーは今後も期待できない。そもそも成り立たせようがない無理難題を押し付けられているのがロボットアニメの脚本で、今後も作られてはストーリーにケチをつけられMSが活躍していないと言われ袋叩きにされというのを繰り返すのだろうと思う。人類以外の侵略者に対して地球を防衛する…という立場をとったブレイバーンの建付けでないと兵器としての活躍の純粋な正当化が難しい。ガンダムは人と人の戦争やテロ行為を扱い続ける。これと、兵器を美しく描いて販促することの両立は、構造からして無理。「軽薄」に寄ったのがジークアクスで、軽薄にならないよう半端な努力をした結果2期の展開がモタモタしたのが水星だ。そして常に、プラモデルを売上は犠牲にできないので、倫理やストーリーの整合性が犠牲になる。シュバルゼッテの販促義務という制約の中での、ラウダの人格のめちゃくちゃさといったら…。
一般素人がラッキーでいきなり力を得る展開の説明としてロボットを得ることは向かないということを説明します。
父親が車好きなのと比べて、自分はあまり車を運転することに自由や楽しさを感じられない。機械の操縦にロマンを感じられない。
渋滞、コインパーキングが満車、月極駐車場が高い、交通事故を起こしたくないのにチャリやLUUPや子供が飛び出してくる、などなど車に付随する諸々がかなり不自由。気を張りながら運転し、終わったらどっと疲れる。
自家用車じゃなく必要なときにレンタルするものだから「専用機」でもなく毎回車両感覚がリセットされ苦労する。
機械の操縦、車の運転、というものに身体拡張の快楽を覚えられる世代や環境と、そうでない世代や環境はあると思う。
つい先日YouTubeで、北海道で軽トラを運転しているときにヒグマに襲われてフロントガラスにヒビを入れられる動画を見た。生身なら確実に死んでいる。危険な野生動物がいる地域、施設から施設までの距離が遠すぎる地域などは、車に生かされるというのは実感を伴う感覚だと思う。生身だと死ぬシチュエーションが多いので。
しかし自分が暮らしている場所は人口密集地で、日常生活においては車を停める場所に悩まされる、不自由になるシチュエーションが多い。大きな機械の操縦席で乗り回す快楽に、ロマンに、スムーズには乗れない。
ジークアクスで言うと「エグザベには起動できない」「ニャアンがコックピットから急に放り出される」といった描写に、かなりの生理的嫌悪感がある。
馬が特定の人間を嫌って、暴れて落馬させるのは納得する。生き物に好き嫌いがあることは当たり前。
ブレイバーンがスミスを乗せなかったのも、後々の説明を聞くと納得できる。エアリアルがスレッタを特別扱いするのも、姉が宿っているという設定があるからだ。
ジークアクスは生き物っぽい依怙贔屓を機械がやりながら、その説明をブレイバーンのように行うこともなく不気味なまま流される。
この気持ち悪さは許容できなかった。例えるなら「ハゲが嫌いなのでハゲに購入されると発火しやすくなるリチウムイオン電池」みたいな気持ち悪さ。
素人がチート機体に選ばれたら訓練をしなくてもいきなりオートパイロットが強力にきいてなんとかなるのが興ざめする。
いきなり動けることについて、初の巨人化したエレンが最初からヘタクソなりにまあまあ動けるのには納得感がある。肉のままの「大型化」であり、コックピットで操縦桿を握るのとは違う。またアニのように格闘術を素の状態で習得していると巨人状態でも活用できるのも楽しい。
マチュが盗んだジークアクスをいきなり動かせて勝てるのは萎える。そのままずっとオートパイロットで良いじゃん。
オートパイロットで勝手に動く優秀なモビルスーツに乗るパイロットの意味って何なんだと思う。
好き嫌いが強い機械にとっての、モチベ要員?エグザベは抜けない、マチュは抜ける、ニャアンは抜けるかなと思ったけど抜けないからやっぱポイー。みたいな気持ち悪さしかない。
「機械が意思を持ちユーザーを選ぶことへの生理的嫌悪感」でも述べたけど、本当に気持ち悪い。ブレイバーンはキモいキモいと騒ぎやすかった割に騒いだほどではなかったけど、ジークアクスの気持ち悪さは気持ち悪いと言いづらいながら本気で気持ち悪い。
ガンダムに熱中するのは個人の自由ですが、それはフェンタニルやアルコールやカフェインなどの物質依存になったりQアノンやオウム真理教その他のカルト・陰謀論コミュニティにズブズブになるより無害という程度です。ガンダムを知らない人を見下すような教養では断じてないです。
旧作ガンダムを知らないのは、単に世代が違うか、その流行に触れてこなかったコミュニティにいただけの話。サッカー選手名や野球選手名を知らないのは無教養ですか?ファッションショーに出ている服飾ブランドの名前を知らないのは無教養?いいえ、趣味の範囲です。知らないことは愚かさでも罪でもないです。ただそういうコミュニティにいないからなじみがないだけです。人の勝手です。
エンジニアの勉強会にけものフレンズやまどマギの話を持ち込んで、観ていないエンジニアが「知らねーよ」となる話が一時期頻発してましたが、いまガンダムがその枠になってるだけです。流行しているアニメの視聴がゴルフ接待のようになっている。
Qがエヴァをパクったのか、エヴァ的なスタイルは昔からあるものなのか知らないが、意図的に説明を省き解釈の余地を過剰に残すとファン同士の解釈バトルを誘発し、それを収益化するYouTuberを生む。
Qドロップも思わせぶりで行間が多い。個人的には行間が広すぎるというのは上品とも知的とも思えず、不誠実で逃げを打っているとしか思わないが、このスタイルは「解釈やさん」に役割を与えるのでXのバズやYouTube収益などサードパーティーを食わせてやったり承認を分け与えてやったりすることができる。
「解釈やさん」に多くを譲るほど、本体であるはずの作品は、単体では何を言っているのか全くわからないものになる。というより、何も言っていないのかもしれない。「解釈やさん」にアテンションを分配すること自体が存在の目的なのかもしれない。エヴァもそうだし、ジークアクスもそうだ。彼らは「解釈やさん」であるとか、「旧作オマージュ早押しクイズやさん」に活躍の機会を与えている。そのコミュニティ含めてエヴァ体験・ジークアクス体験としている。
作品単体では意味不明であり、解釈やさんの主張も作中で一言も書かれていないような内容がたくさんある。はっきり言って、統失のような解釈が山盛りに溢れている。それを包摂しているのがカラー作品のコミュニティになっている。
カラーのアニメのようなものがなく、伝統宗教も崩れると、待っているのは薬物乱用(フェンタニル中毒になると1~3年で死んだりするようだ)か陰謀論(ピザゲート事件のような現実の発砲事件も引き起こす)の隆盛であると考えると、カラー作品が主導するコミュニティは素質がある人々をフィクション消費の範囲内で包摂する「防波堤」なのかもしれない。
しかしあくまでオウムやQアノンよりマシという消極的な評価であり、カラー作品の解釈に多くの時間を費やせることが教養であるとは少しも思わない。マウントのアイテムにもならない。リストカット自慢やOD自慢のように、自慢されても羨ましくない。カラー作品の行間を噛み締めることに時間を使わないとやってられないような人生が羨ましくないんです。マシ、防波堤、必要悪、です。