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2021-12-30

仮想化時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。


仮想システムを構築するにあたり、CIFSしか使えないNASバックアップ用に選定してきたSI 屋さんが居たので、CIFS とiSCSI のどちらが早いのか、試してみました。



テストに使うNAS は QNAP のTurboNASTS110

http://www.tekwind.co.jp/products/entry_6719.php

です。もう6年以上愛用して、カビが生えてもおかしく無い程に古いし,Marvell 800Mhz という低スペックな QnapNASです。 100Mbps時代のモノです。

昨年、HDDがお亡くなりになったので、3Tb のHDD に交換しました。ファームウェアはこんなに古い機械でも、QNAPシリーズの最新バージョンが利用できます

iSCSI は、今あまり見なくなりましたがSCSIケーブル規格や、SASケーブル接続ハードディスクを、一般的IPネットワークで規格で仮想化したものです。

マウントするホストシステム側はiSCSI initiator,ディスクストレージ機能提供する側をiSCSI Target と呼びます

ホストからマウントするしない」はイニシエータ側のソフトウェア的な操作で行います。これは便利な機能で、ディスク故障などで、一時的物理的に取り外さなければいけない場合でも、ホストから操作だけで実際のケーブル結線の脱着を行う必要がないので、今時でのSAS の外付けディスクドライブの様に、ホストシャットダウンして電源を切り、結線を外して修理、交換する、という必要がないので、ディスクデバイスの修理をホストの電源を止めないで実施できると言う、実に便利な事ができます

という事で、仮想環境では実に使いやすストレージデバイスなのです。

マウントするホストから見ると単純にSCSI/SASハードディスクに過ぎません。iSCSIストレージマウントしてからは、通常の増設ディスクの様にフォーマットして、ホスト側で使う一般的な XFS,ext4,NTFS などのフォーマットフォーマットする必要があります

LinuxiSCSIターゲットからは、内部にターゲットとして使う「巨大なファイル」が、どん! とあるだけです。この巨大ファイルを、イニシエータ側に仮想ディスクイメージとして提供しています。当然シンプル仮想イメージなので、ファイルのものバックアップコピーすれば、ストレージイメージのものバックアップができます

※ qnapNAS場合iSCSIイメージは、 /share/HDx_DATA/.@iscsi.img の下にドンと作られるようです。

[Solved]How to mountiSCSI file?

https://forum.qnap.com/viewtopic.php?f=180&t=25322

[/share/HDA_DATA/.@iscsi.img] #pwd

/share/HDA_DATA/.@iscsi.img

[/share/HDA_DATA/.@iscsi.img] #

[/share/HDA_DATA/.@iscsi.img] #ls -l

-rw------- 1 admin administ 6442450944 Nov122017iSCSI-2015ace1-5a078d66.000

-rw------- 1 admin administ 1073741824Jun24 09:52iSCSI-lun4-5d0de534.000

-rw------- 1 admin administ 107374182400 Nov 42015iSCSI-nss01-56399e1a.000

-rw------- 1 admin administ 5368709120 Nov112017iSCSI-nss2015-5a06cf6d.000

-rw------- 1 admin administ 21474836480Jun 2217:11iSCSI-test-56b3ce90.000

-rw------- 1 admin administ 5368709120Jun 2217:11iSCSI-test-56b3ce90.001

[/share/HDA_DATA/.@iscsi.img] #

※ とても重要

CIFS/NFSファイル共有NAS と違い、iSCSIマウントして一つのターゲット制御できるのは、一つのホスト、一つのイニシエータだけです。複数ホストからイニシエータでマウントする(できちゃいます)と、ファイル排他制御は行われないので、ファイルシステム自体の不整合が起こります

まりファイル共有という目的には向いていない、という事です。あくまでもiSCSIターゲットネットワーク上の仮想ディスクです。

もっとも、一つのホストからマウントしてファイルを保存して、いったんオフラインにして、ターゲットを別なホストからマウントする、という事はできます。また、ターゲットは一つのiSCSIデバイス複数作れるので、1台のiSCSI装置複数ターゲット実装して、複数ホストから別々のターゲットイメージマウントする事は問題ありません。

極端な話、ホストハイパーバイザーはUSBメモリSANブートさせて、後はマウントしたiSCSI仮想イメージ上で、仮想マシンを動かす、HDDレスハイパーバイザー運用もできます

物理的な転送速度は、ネットワークの速度とディスクデバイスの性能に依存します。当然 10GbbaseネットワークカードHUB、高規格なケーブルを使えば、論理的な性能は 10Gbps です。大抵はNAS の性能がそこまで出ないのですけどね。ヨドバシカメラあたりで売っている 4,000 円程度の 1GHUB でも、そこそこの性能が出てしまます

距離は、IPがつながればどこでもなので、ホストコンピュータとメインのストレージを自社のサーバールームに置き、イニシエータを動かし、バックアップ用のiSCSIターゲットデータセンターに置く、なんてこともできます

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感想(0件)

  • LUN -

iSCSI の耳慣れない言葉に LUN (論理ユニット番号 : Logical UnitNumber)というのがあります

昔のSCSI は、SCSIバスアダプタに7番のIDを振り、残りの 0 ~ 6 のディスクCD,Tape などにID を振り分ける物理的な3ビットディップスイッチやジャンパ端子が付いていました。これがSCSIアドレスです。

まり初期のSCSI 規格では8つ分。

これが実に難物でした。特に複数SCSIバスアダプタカードをデュプレクス設定する場合割り込み番号も別々にするので、手が滑ってジャンパピンを飛ばして床を這いまわって探したり、難解なディップスイッチを前に数日悩んだものです。

まりつのSCSIバスには 0~7の合計8台(うち大抵7番はSCSIバスカード)の物理ユニットデバイスがつながって別々に見えたという仕組みだったわけです。

ところが SCSIバスを使ったRaidコントローラが出てくると、ディスクの鈴なりが、一つの物理デバイスに見えてしまうわけです。これを「論理的仮想番号」に分割して、システムからは、単一の鈴なりRaidディスク複数論理番号に分割したわけですね。

これが LUN というヤツです。

iSCSI機器ターゲットも、内部のソフトウェア的に複数論理デバイスに分割して、複数ホストコンピュータから複数物理デバイスのように見せかけるわけです。

別々な LUN は一つ、あるいは複数iSCSI機器によって、複数ホストに別々のディスクデバイスとして見せかけるンです。

まぁ、いい加減な説明なので、他所で調べてください。

https://en.wikipedia.org/wiki/Logical_unit_number

QnapNAS場合iSCSIターゲットウィザード形式簡単作成できますEXT4ファイルシステム上で、オンラインでも簡単サイズの拡大ができるので、Windows の Storage Server のようにNTFSVHD形式ではないので、そこそこ性能が出ますが、いかんせん古さと遅さは否めません。

QnapNASiSCSIターゲットの設定は、偉そうなLinuxサイトに書いてある程、面倒なことはありません。ストレージマネージャからiSCSI タブにあるウィザードに従ってiSCSIターゲット名に任意名前を付けると IQN にその文字列が追加されるだけです。わざわざviエディタに「正確に」綴りを間違えずに設定する必要もありません。ここではChap認証は付けませんでした。

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16405779.jpg

機械は古いのですが、逆に言うと、「古くて遅い」ため、サーバーNASとの接続プロトコルの性能差が、如実に現れる事になります

QNAPTVS-951X10GBASE-T/NBASE-Tポート内蔵

10GbE接続対応NAS

Windows10 のMicrosoftiSCSI イニシエータは「コントロールパネル」>「システムセキュリティ」>「管理ツール」の中にあるので、ここで、設定済のiSCSIターゲットを」 「検索」して選んで「接続します。Chap認証を付けておいた場合ターゲットで設定したパスワード必要でしょう。

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16412132.jpg

新規作成して、接続した後は、フォーマットされていないため、ディスクマネージャからフォーマットして使います。ちなみに、フォーマットして利用したiSCSIターゲット仮想ディスクは、他のマシンマウントすることもできます。つまりHDDを取り外して、他のPCに繋げる事と同じことですね。

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ちなみに opeSUSE で使うにはこんな感じになりました。

openSUSELeap 15.1 でiSCSINASを使ってハマった

https://islandcnt.exblog.jp/239328437/

  • CIFS の性能を見てみる -

一番イラつくのは、巨大なファイル転送でしょう。という事で3G 程あるSUSELinuxインストールDVDISOファイルを CIFS でコピーしてみます

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16414334.jpg

3分11秒かかりました。1Gビットネットワーク12~3% 程度の帯域を使って通信しています。明らかに古いNAS の性能が足を引っ張っているようです。

スループットは 150Mbps 程度で全体の最大15%程度でしょうか。

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16415832.jpg

次にiSCSIマウントしたディスクコピーしてみます

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16422170.jpg

初速は出るのですが、その後は、ボロイTS-110 の性能がモロに出ます。それでも20MB/sから 25MB/s 程度は出ています

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16423835.jpg

2分25秒でした。 大体20%程度のスループットです。





--

数字に弱い私の脳みそですが、iSCSI は CIFS より 1.5倍くらい早い、という事が言えます

Zabbix で QNAPTS-110 のI/O を見てみると、前半の CIFSアクセスより後半のiSCSIアクセスの山が高い事がよくわかります

仮想時代NAS 選び - やっぱりiSCSI は早い。_a0056607_16425860.jpg

CIFS を使ったリモートディスクマウントは、他のPCからアクセスができる、というメリットがありますが、iSCSI単一ホストからアクセスしかできません。<--- これ重要.... --もっとも、ターゲットストレージ複数作って複数サーバーから異なるデータ領域アクセスはできますが --バックアップ用途や、サーバー増設ストレージとして考えれば、良い選択であると言えます

もっとも、iSCSIデバイスのものは、ターゲット単位で別々なホストから接続できますしかし同じターゲットで別々のホストからイニシエータから繋ぐと、とても笑いごとにならない事態になるので、普通やりません。

ハイパーバイザー同士で一つのターゲットを共有してライブマイグレーションしたことはあります

こうした性能のわずかな違いが、仮想システムハイエンド領域で違いとなって出てきます。なお Qnap でもopeniSCSI でもWindows Storage Server でも取った領域そのままのサイズのでかいファイル作成されるようです。

国産NAS の「ハイエンド」と称する「LANxxxx」などのモデルではWindows Storage Server を使ってNTFSフォーマットしていますWindows Storage Server は見た目Windowsサーバーのものなのですが、ところどころちゃんデチューンされているようで、SOHOけが限度です。

こういった国産NASメーカー製品カタログでは、「ハイエンド」はWindows Storage Server を搭載して、低価格NASUnix 系のシステムで「低価格」を謳っていますが、そもそも、上位モデルは、CPUメモリの性能が高いものが使われています。性能が違うのは当たり前なのですが、あまり性能が出ないだろうと思います

Windows Storage Server じゃなくて、ちゃんとしたWindows Server と CAL 買えよな、という事なのですね。

このあたりは独自OSNAS としてチューニングした Qnap や Synology, asuster などのiSCSI機能付きのNAS を中規模ネットワークのミドルレンジNAS として利用したほうが良いと思います

仮想環境でのネットワークタッチストレージ(NAS)は、本回線(構内LAN)とは切り離し、ストレージ専用のネットワークとして独立して運用させるのが基本です。サーバーNAS間で凄まじい通信が発生します。サーバーNICが2ポート以上のものが推奨されます

  •  誤解していけないのは --

iSCSIあくまでもネットワーク上のストレージのみの機能提供するものであり、ファイル共有の手段ではない、という事です。

NAS をCIFSで使うとNAS が持つ独自アクセス権限を設定しなければなりません。セキュリティも当然NAS独自機能で設定します。

iSCSIあくまでも「外付けSCSIデバイス」のネットワーク版なので、マウントする側のOSのものファイルシステムセキュリティ機能アクセス制限ホスト側の機能をそのまま利用できますセキュリティ的には、マウントする際のパスワード制限しかないので、独自ストレージネットワーク内に配置すべきで、ユーザが使う構内ネットワークに配置すべきではありません。

Permalink |記事への反応(0) | 12:57

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2008-12-14

最近買った東方同人

MORIYAANGELS / すたじお寿司くいねぇ

ファッションに興味ない人にはどうでもいいことがつらつらと並べられてて読んでて面白くもなんともない

そもそもド素人二人にまともな服なんか作れるのかと

なんかNAP THATCHAP!!で見て以降期待してたんだけど、それ以後に出す同人がどれも期待はずればっかなので,これで本格的に切る決心がつきました

キモチノキズナ / ハラペーニョチップ

きのこのこ」のつづき

前々回の悪いところそのまんま引き継いでますな。ろくに前回(委託無し)の説明をせずにいきなり始めて、しかも内容は薄っぺらいという

ギャグやらないんなら読む価値無いよね

どういう方向転換なのやら

幼女映姫好きが「映姫様可愛いよぉぉおお」とかいってもだえるためだけの本。

みょんこままんが / あいるびぃーばっくぅ

pixivで一部に有名なふぁの人の同人

まあ、一応期待してたわけだけど、そもそもネタ絵と普通の絵しか描かずに、漫画ほとんど描かない人に面白い漫画を期待しちゃ駄目だよねって言う好例

そう面白くなかったです

セキセイインコとか可愛いと思う

オチがない

面白かったのは表紙とタイトルとサンプルだけ

そこで日和るなよ、お前

まあ、面白くないのは今に始まった事じゃないしな

ギャグやるにはなんかが足りない

なにこれ

タイトルと表紙釣りの上手いふあん亭の作品

相変わらず絵が下手。変にカクカクしてるし。まともに描く気がないのかこういう方針で行ってるのか。

この人のが面白くないのは、いわゆる界隈設定そのまんま出しちゃってるところだよね。あと「愛がある」といえば聞こえはいいが、徹底的なキャラ崩壊ができないところが弱み

マナツノユメ

この作者からギャグとったら何が残るの?

ただのカスじゃん

ひとりぼっちの天子さま

なにこれ?東方キャラでやる意味あるの?

ていうか、お前原作やってないだろ

Permalink |記事への反応(0) | 02:54

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