はてなキーワード:集中力とは
3歳1か月
目的があれば座っていられる
2歳6か月
興味があると技術の吸収が早い。
お手本を真似ができる。
1歳5か月くらい
全体を通じて、興味の有無、必要性の有無がパフォーマンスに大きく影響する。
やる必要を感じないがやらないが、実は能力としては持っていることが多い。
3歳9か月DQ64
4歳10か月DQ83
図形、パズルや積み木の課題では6歳級超の課題もいくつか通過している。
一方で、検査者が積み木を順番に叩く様子をみて同じように叩く課題では、最後まで注目できておらず一部分のみの再生となってました。
他人の動作に対しての集中や処理できる情報量は図形モデルと比べて少ないと思われる。
どちらの箱のほうが重いかを答える課題では、箱を開けたい好奇心が勝ってしまい、説明を聞いて理解するなどは難しい。
3歳1か月DQ53
5歳級の数に関する課題を通過し、数の概念を獲得済みと思われる。
DQ66
背景や文脈での理解は苦手で、あくまで興味関心のあるものに対してピンポイントで高い集中力を発揮し知識として集積している。
生活年齢6歳5か月
言語以外はそんなに遅れてないっていうのは、その場で口頭で聴いたこと。
立ち会ってみてたけど、問われたことより難しいやってるけど、そもそも問われたことと違ってて、話がぜんぜん通じてないのがわかった。
A(会社員):最近、職場でヘッドホンをつけて音楽を聴きながら仕事をしていたら、上司に「職務専念義務違反だ」って怒られたんだよね。でも、音楽があった方が集中できるのに...
B(法律に詳しい友人): それは災難だったね。でも実は、その「職務専念義務」って概念、結構問題があるんだよ。
A: え、どういうこと?法律で決まってるんじゃないの?
B: そこが面白いところなんだ。実は公務員と民間労働者で全然違うんだよ。公務員の場合は国家公務員法や地方公務員法に明確に書かれている。「注意力のすべてを職務の遂行に向けなければならない」って厳しい規定があるんだ。
B: 実は労働基準法にも労働契約法にも書かれていないんだ!でも裁判所は「雇用契約に当然含まれる義務」として扱ってる。
B: その通り!しかも、公務員向けの厳格な規定を民間にも適用してるのが問題なんだ。実際に最高裁の判例では「身体活動の面だけでなく、精神的活動の面でも注意力のすべてを職務の遂行に向けていなければならない」なんて言ってる。これって明らかに公務員法の文言をそのまま借用してるよね。
A: 「精神的活動の面でも注意力のすべて」って...それ完全に人間を機械扱いしてない?
B: まさにそう!公務員は「全体の奉仕者」として特別な地位にあるけど、僕たちは私的な契約関係のはずでしょ?
B:欧米では全然違うよ。アメリカやヨーロッパでは、ヘッドホンで音楽を聴きながら働くのは普通に受け入れられてる。「業務に支障がなければ問題ない」という合理的な考え方なんだ。
A: えー!じゃあなんで日本だけこんなに厳しいの?
B:歴史的な経緯があるんだよ。明治時代にプロイセンの官僚制度を導入して、儒教や武士道の「忠」「誠」の精神が混ざって、戦時中の「滅私奉公」思想まで加わって...さらに戦後は「仕事は神聖なもの」という昭和的価値観も重なった。要するに封建時代の「奉公」の概念が現代まで残ってるんだ。
B: そう。昭和の高度経済成長期に「働くこと自体が美徳」「仕事に私情を挟むのは不純」みたいな価値観が強くなったんだ。だから音楽を聴いたりお菓子を食べたりするのが「仕事を汚す行為」みたいに捉えられる。
A: うわぁ、それって完全に時代錯誤じゃない?
B: そうなんだよ。しかも「注意力のすべてを職務に向ける」って、人間の心理を全然理解してない。集中力には限界があるし、適度な気分転換の方が生産性が上がることだって科学的に証明されてる。
A: 本当にそうだよ!家族のことが心配な時もあるし、ずっと100%集中なんて無理だよ。
B: でしょ?現代はマルチタスクが基本だし、リモートワークで家事と並行して働くのも普通。人間を機械のように扱う発想なんだよ。
B: それも違うと思う。公務員も同じ人間だから、集中力の限界は同じだし、持続可能な働き方をしないと結果的に行政サービスの質が下がる。過労死や燃え尽き症候群の温床にもなってる。
B: たくさんあるよ。まず、法的根拠がないのに民間に「類推適用」されて、日本全体の労働文化を硬直化させてる。働き方改革の阻害にもなってるし、過労死やうつ病の一因にもなってる。それに、パワハラの温床にもなってるんだ。
B: そう。「職務専念義務」を盾に、上司が部下の些細な行動まで監視して叱責する口実に使われることがある。「仕事中にお菓子を食べるなんて言語道断」「ちょっとスマホを見ただけで職務専念義務違反」みたいに。本来なら業務に支障がなければ問題ないことでも、この概念があると過度に厳格な指導の理由にされちゃう。
A: 確かに!僕の職場でも、休憩中じゃない限り一切私的なことをするなって雰囲気があるよ。
A: それは深刻だね。でも改革はできないの?
B: 完全削除は政治的に難しいかもしれないけど、穏当な修正なら可能かも。例えば「全力を挙げてこれに専念しなければならない」を「与えられた職責を十分に果たすよう努めなければならない」程度に変更するとか。
A: それだけでも随分印象が変わるね!
B: そう!それに参考になる例もある。2022年に民法から親の「懲戒権」が削除されたんだ。かつては「親が子を躾けるのは当然」とされてたけど、児童虐待の温床になることが分かって時代に合わせて変更した。
A: なるほど!「当然」とされてきたことでも見直せるってことね。
B: その通り。職務専念義務も、明治時代の価値観に基づく時代遅れの制度だから、科学的な人間理解と現代の働き方に合わせて変える時期だと思う。
A: 君の話を聞いてると、僕がヘッドホンで怒られたのも理不尽だったんだね。
B: 少なくとも、欧米では当たり前のことを「職務専念義務違反」とするのはおかしいよ。公務員法の穏当な修正で、日本全体の労働文化が改善される可能性がある。
A:希望が持てるよ。もっと人間的で合理的な働き方ができる社会になるといいな。
B: そうだね。「滅私奉公」から「効率的で持続可能な働き方」への転換が必要だと思う。法律の文言を変えることで、社会の意識も変わっていくはずだよ。
「見る将」に倣って「見る雀」という用語を提唱し、昭和のリビングで常にプロ野球が流れていたように平日夜になればいつも麻雀観戦、みたいなスタイルを作り出したいようで、それにまんまと嵌ってダラダラとみている。だけど野球将棋とは致命的に違うのがその速さ。4人の手牌と解説と、ちゃんと見ようと思うと相当な集中力が要求され、とてもとても晩酌しながらダラダラというわけにはいかない。いや、結局集中なんて続けられるはずもなくいつしかダラダラ見るようになって、そうなるとただ他人がサイコロを振っているのを眺めるのと何も変わらなくなって、俺は何を見ているんだ、とふと気付いてしまう。
ちなみに俺は麻雀はびっくりするくらい弱いし、牌を最後に触ったのは10年前だ。子育てしながらだとまとまった集中時間を設けるのは困難で、天鳳も雀魂もしばらく触っていない。
陸上競技全般を追っているが、そうすると目に入ってくる情報の半分以上は日本最大の陸上競技コンテンツであるところの箱根駅伝絡みになって、チームと個人と、彼らがいかにして人生を競技に賭けて、一瞬でも気が緩んでフォームを見出したら足を捻って終わり、一瞬でも自己管理を怠ったらインフルにかかって終わり、いくら頑張っても才能がなければ終わり、みたいな極限の生活を1年間続けて、それが全部箱根5区で引っ繰り返される。「ちょうどいいレベル」の理不尽が競技性の核にあると外野が爆裂に盛り上がるのはどの競技でもそうで、事実箱根駅伝は長5区時代に一気にコンテンツ規模が巨大化したのだった。他人の人生をコンテンツにするのはとてもとても楽しいのだけれど、ふと我に返るとあまりにも虚しい
ちょうどツールドフランスが始まったが、ロードバイクも見ていた時期があった。あれはMリーグよりも陸上よりも酷くて、ただ景色をぼけーっと眺めているだけで2,3時間が平気で流れてしまう。事故があまりに理不尽なのも見る気をなくした理由の一つだな
何百人何千人という人が話芸で食っていこうとして芸を磨いているわけで、確かに上澄みには目を見張るものがある。ただそんなコンテンツに出会う確率は当然漸減していくわけで、そうなると個人の人生やらyoutubeやらとセットで楽しむようになり、そうなると箱根駅伝と同じで他人の人生をコンテンツとして楽しんでいるだけで、やっぱりこれもふと我に返ってしまうとすべてがどうでも良くなる。芸事が歴史上ずっと備えている反社性も、我に返る頻度を上げる理由の一つにはなる。ので業界の人はもう少しなんとかしたほうがいいと思うよ
「ちゃんと家計簿をつけていればクレジットカードの使いすぎなんてしないし、ポイントのことを考えるくらいなら節約に励むべき」と嘯いていたのも今は昔。そもそもケチなので、ポイント社会となると多少は稼がなければもったいない、という考えが体に染み付いて早N年、100万円使い切るためには何を買わなきゃ、みたいな思考を始めた自分に全く愕然とした。昔と比べれば可処分所得も増え、ポイントでなんとかなる数万円なんてもうどうでもいいのに。今日もまたこの軸で考えたら楽しいのでは、とかいってExcelで小銭稼ぎの算段をしている。
そして最後は堂々、怒りを消費して時間を埋める弱者コンテンツとしておなじみのこちらです。出会ってからもうすぐ20年が経ってしまう。何度も辞めようとしたけどだめだった。最長で半年くらい離れられた時期があって、その時期は多少なりメンタルが落ち着いていたような気がする。しかし戻ってきてしまった。結局世代とバックグラウンドが似たような人が多いから、エコチェンでわいわいするのにちょうどいいというか換えが効かないんだよね。togetterとposfieが完全に目に入らない環境を実現してだいぶ楽になった。
自分の好みにバッチリ合ってツボにハマる作品があまりに少ない。
「悪くはないけど退屈」というパターンが一番多い。
これの何が困るって、加齢とかで落ちた集中力がもたなくて、5分も観たらうんざりしてくること。
じゃあ観るの止めればいいだろうって? それができたら苦労しない。一回見始めたらどれだけ退屈でも最後まで見てしまう。
時には1本の映画を見終わるのに5日かかることもある。
それがまあストレス貯まるのなんのって。
娯楽じゃなくてもはや責苦。
何やってんの?バカじゃないの?
それは自分が一番よく分かってる。
スーパーロボット大戦Vをクリアした。
プレイ時間は100時間ぐらい。難易度はスタンダード。1周だけ。
久々にスパロボやったけど、とても良かった。
Tも買ってあるから、その内やる予定。Yはどうしよう。買うか迷ってる。
私は今、ある企業で正社員として働いており、長期的に勤務を続ける意思もあります。
ただ現在、職場でのやりとりをきっかけにうつ病を発症し、業務継続が困難な状態に陥っています。原因となったのは、育児休業取得後の職場復帰時に発生した上司(経営陣の一人、仮に「K氏」とします)とのやりとりです。
私は10ヶ月の育休を取得し復帰しましたが、その直後から次のような発言を受けました。
• 「え、1年も育休とるの?その間どうするの?」
• 「お前の理屈は完璧すぎて、誰も何も言えなくなるから黙っとけ」
• 「顔が怖い」
• 「あの野郎、1年も育休を取りやがって」
…などの言葉が、社長を含む複数の上司の前で繰り返されました。
私はこれらの発言を受け、「自分の存在価値」や「発言の許される範囲」について深く悩むようになり、
次第に睡眠・食欲・集中力の低下、倦怠感などが重なり、医師からうつ病と診断されました。
一方で、私は「加害者を糾弾したい」というより、どうすれば再発を防ぎ、より良い職場を築けるのかに関心があります。
K氏にも業務上の負荷や背景があったことは理解できますし、私にも伝え方・受け止め方に反省点があるかもしれません。
私は今、会社の相談窓口と話し合いを進めていますが、「加害者側がメンタルを崩して事情聴取できない」とのことで、なかなか調査や対応が進まない状況です。
このようなケース、どう建設的に進めるべきでしょうか?
私は「被害者としての自分」を振りかざしたくはなく、ただ同じようなことで他の誰かが苦しまないよう、会社・本人・自分、三者にとって前向きな解決を模索したいと考えています。
【有識者の方へお願い】
・同じようなケースを扱った方
どうかアドバイスをいただけないでしょうか。
#ハラスメント #労働問題 #職場改善 #育休復帰 #産業メンタルヘルス #再発防止 #うつ病 #建設的対話 #労働相談
妻とは子育て、家計、家事を共に協力する同居人となり、男女の関係、異性の関係ではなくなった。
ソープに通い始めてから2年半で自分に起こった変化をまとめる。
・筋トレを始めた
ソープの鏡にうつるプクッとたるんだお腹、猫背とストレートネックで類人猿のような姿勢のおじさんに恥ずかしさを覚えて筋トレに通い始めた。
30超えで週2回のジムでも2年継続すれば効果があるもので、シャツとスーツのサイズは合わなくなったし、腹筋も見え、腕から血管が浮き出て、姿勢も良くなった。
家族が寝静まってる間に起きてジムに行き、シャワーを浴びてから1日が始まるのは気持ちいい。
・毛に気を遣い始めた
全身のムダ毛が恥ずかしくなり、最初は剃っていたが、剃った毛はチクチクして嬢に不評と知り髭、胸、腹、腕、足の医療脱毛を始めた。
顔周りがスッキリしたのでせっかくなら髪型にも気を遣おうと、髪を伸ばして美容院で切るようになった。
・禁煙できた
筋トレの効果増大、勃起力アップ、口臭予防、ソープ代の節約という4つのモチベーションのおかげで医者に頼らず禁煙を成功することができた。
仕事や家のことが何か頭に引っかかっているとソープで集中力が落ち楽しめない。
仕事でも子供のことでも家事のことでも「後でいいや」「後にしよう」「明日にしよう」「来週になったら考えよう」という気持ちが無くなり、洗い物でも仕事でも子供の学校や習い事の用事でもなんでもサッと片付けられるようになった。
何巻もあるとその展開の理解に前の巻に書かれた情報を要する場合、覚えてなくてまた探さなければならないとかある。
アニメは原作が同じだとしても案外そんな厳密に理解しようとしなくても理解した気になれるぐらいマンガと比べても情報がスカスカ化されてることが多いきがする。
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FC(ファミコン)時代の大作RPG、特にドラゴンクエストIV(DQ4)のようなタイトルは、当時のハードウェア制約下でも非常に大規模なプログラムとなっています。
一般的に、FCカートリッジの容量は数十KBから512KB程度が上限で、DQ4は最大クラスの1メガビットROM(128KB)を採用しています。
この容量にはプログラムコードだけでなく、グラフィック、サウンド、マップデータなども含まれるため、純粋なプログラム(アセンブリコード)のみの行数や文字数は公表されていませんが、推定することは可能です。
- アセンブリ言語で記述されるFCソフトのソースコードは、1行あたり平均20〜40文字程度
- DQ4クラスの大作では、数万行規模(例:2〜5万行以上)のアセンブリコードになると考えられています
- 文字数換算では、数十万文字以上に相当します
参考事例
この規模感が、全挙動の解析や文書化が膨大な労力となる理由の一つです。
仮に1日300行のアセンブリコードを書いたとしても、数万行規模のFC大作RPGでは何ヶ月、場合によっては1年以上の開発期間が必要になります。
しかも、実際の現場では「書く」だけでなく、バグ修正・デバッグ・仕様変更への対応・最適化など、膨大な「やり直し」や「手直し」も日常茶飯事でした。
「会社に泊まりこみで作業し、眠くなれば床に転がって寝て、起きたらそのままパソコンの前に座るという状況だった。...自分たちが仕込んだストーリー(プログラムとデータ)が、『そのとおりになっているか』を延々と繰り返して確認するというデバッグ作業は、一定の期間を超えるとほんとうに精神的に拷問化するほどキツいのだ。」
このように、若さと情熱、そして「絶対に完成させる」という強い意志で膨大な作業を乗り切っていたことが、当時の開発者たちの共通したエピソードです。
そこで今回、PPUCの研究者たちは1763人の成人被験者を募集し、有名人に対する意識を測定するために作られたアンケート(有名人意識調査)に回答してもらうと同時に、複数の知能テストを受けてもらいました。
「Aがいることで、生きている実感が得られるか?」
「Aの個人的な習慣や私生活を知りたくなることがよくあるか?」
といった有名人に対する意識を尋ねる質問が数十個続いています。
一方、知能テストで測定されたのは単なるIQではなく、新しい情報を柔軟に使いこなす「流動的知能」と仕事や勉強などを積み上げることで獲得される「結晶性知能」の2種類の知能が測定されました。
結果、好きな有名人に対する崇拝や執着のレベルが高い人(上の質問にYESと答える数が多い人)ほど、「流動性知能」と「結晶性知能」のレベルが低くなることがわかりました。
研究者たちは、有名人に対する態度と知能が連動する理由について、
生まれつきの知能が低いから有名人に夢中になる場合と、夢中になって集中力や意欲を投資し続けた結果、認知能力が犠牲になっている場合の2種類があると考えています。
元々の知能が高い人は、有名人の発するイメージが営利企業の集金システムの一部であると認識している可能性が高く、夢中になる可能性が低くなると考えられます。
しかしベースとなる知能が高い人でも、ふとしたキッカケでハマってしまい、中毒のように有名人に執着してしまう可能性もあるでしょう。
そうなると有名人に対する執着に集中力を奪われ、結果的に知能レベルが下がってしまいます。
研究者たちは、有名人のイメージと有名人本人が別であることを認識することが、中毒状態を脱するのに重要であると結論付けました。
いくつか理由があると思うけど、一番大きいのはたぶん疲れだと思う。
長文を書くのに必要な集中力とか、構成を組み立てる気力みたいなものが、みんな減ってきてる。仕事とか家庭とか、SNSでの消耗もあるし、昔みたいに「ブログを書いて発散するぞ」みたいなモチベがもうあんまりないのかもしれない。
あと、読まれる文の形式が変わったのもあるかも。TwitterとかXの影響で、短くてパンチのある言い回しが好まれるようになった。増田に来る人も、長いエントリをじっくり読むより、スナック感覚でスクロールしてる印象ある。
さらに言えば、昔ほど「語ること」がないっていうのも地味にある。増田が流行ってた頃って、まだネットに書く意味があったというか、「ここにしかない声」があった。でも今は、そういう声もすでにどこかで誰かが書いてる。だから「これは自分が書く必要がある」って思えるネタが少ない。
結果的に、「ふと感じたことをその場でポンと出す」くらいのスタイルに落ち着いてきてるんだと思う。昔は「増田に書く=覚悟が必要」みたいなとこあったけど、今はもうちょっと気軽な場として使われてるのかもしれない。
で、待ち行列で座ってメシを食ったり本を読んでいる間にクレーマーが来てしまった。最後尾でガイドしてるスタッフ相手に、「なんでもう並べないんだ」「午前中ももう並べないっていうからあきらめたのに」「なんで予約できないんだ」「2か月前予約も一週間前予約もなにも取れなかった」etc.etc.アイルランド館関係ない愚痴までだらだらと、10分以上まくしたてられ、なんとかなだめすかしながら相手をさせられていたスタッフの方が気の毒だった。
こういうクレームは以前も一度みたことがある。当日予約端末のある場所で、「なんでコンビニ入るごときに並ばないといけないんだ」とかほとんど言いがかりとしか思えないようなことばかり並べ立てるのに対し、スタッフが下手に出てなんとかなだめすかしていた。ちなみに両方とも高齢男性でした。何とかしてあげたいなとは思うものの、何の訓練も受けてないコミュ障一般人が口出ししても、『税金で買った本』の石平くんよりしっちゃかめっちゃかにする結果しか見えないのでおとなしく見守る……。
イベントカレンダーなどにはのっていない、通りがかりに楽しめる各パビリオンの出し物もある。例えばタイ館では敷地の隅にステージがあり、日に何度か踊りや古式ムエタイ演武のショー(10~15分程度?)が行われる。タイ館は親切で、その日のタイムスケジュールをきちんと通路側から見えるように掲示してくれている。他にもイベントカレンダーに無い出し物をしていると思われるパビリオンがある(フィリピンやスペイン他)のだが、自分もコミュ障でぼっちなもので、ほとんど抑えられてない。個別にXやFacebookなどのSNSを検索するなどの情報収集が必要だ。
まーた話がズレた。13:20が来て、チケット配布が始まる。4回に分けて行われるのだが、最初の回(13:45)に間に合うか少し心配だったが難なくゲットできてほっと一息。トイレに行って、先述したきいやま商店のステージを見てたらもう時間。
アイルランド館は全部で3つの部屋があり、午前はエキシビジョンもLIVEもなしでの最初の2部屋のみ。
最初の一部屋は、IrelandのBog(ボグ)という、島中央部に広く存在する湿地帯の植物を生けたジオラマと、その匂いを生かした香水の香りが体験できる。午前訪れた時はBogそのものの香りだという風な紹介をされたが、午後のエキシビジョンツアーでは、(さきほどクレイマーに絡まれていたスタッフが)Bogの香りにインスパイアされた香水の香りだと言っていた。道理で自然のBogの香りにしては良い匂いすぎるなぁと思ったんだ。
また、その部屋の壁にはアイルランドの自然遺産だったり観光地の有名スポットの映像が映し出されるディスプレイが3,4個設置されていた。
それの一つにはダブリン(アイルランド首都)で有名なMolly Malone像の後ろ姿が写っていて笑ってしまった。
何故笑ってしまったのかというと、Molly Maloneは移動魚売り(Fishmonger、棒手振り)の女性で、結構胸元の開いた衣装を着ており(時代考証的に不正確だとの指摘がある)、観光客におっぱいをべたべた触られるが故にその部分だけテッカテカになっているから、前からは写せないんだろうなぁという推測からである。どんな感じなのかはこのページの画像を見ていただきたいhttps://citydays.com/places/molly-malone-statue/ 。
歌にもなっている。シニード・オコーナーの動画を張って置こうhttps://www.youtube.com/watch?v=3ouqhCtIh2g
2つ目の部屋にはアイルランドの工芸品、手編みかごや服、「次世代ジブリ」とも称されるアニメの原画(WolfWalkersのメイヴの)、服や小説などの作家(クレア・キーガンもいた!)の映像などがあった。触れるIrish Harp(コンサートハープとフォークハープの間くらいの全長1m前後のレバー付き)もあった。午前の入館時は殆どなんの解説も無かったが、午後のエキシビジョンでは2人のガイドによる英語・日本語のおすすめが聞けて分かりやすい。
そして、午前には観られなかった(もっと早く入場していれば観られた)3つ目の部屋。大きなスクリーンに映される映像の前で、3人のミュージシャンがゆったりした旋律を奏でながら踊り、一部観客参加も促すというものだった。映像は綺麗だし、毎回組み合わせが変わるというミュージシャン達(自分が観たのはFiddle, Button Accordion, Banjo)も良かったのだが、個人的に期待していたダンサブルな音楽ではなかったのが少々がっかりだった。18時以降の公演ではまた音楽がガラッと変わるという話(byスタッフ)だったので、そのうち行ってみたいと思う。
時限解放の当日予約枠14:30のやつである。通常モードでは何らかのストーリーのある体験だそうだが、そちらはまだ未体験。時間少し前に到着して列に並ぶが、少し待たされる。予約があってさえ「並ばない万博」が幻だと思い知らされる。気温も最高に達し、日差しもきつく、流石に折り畳みのささざるを得なかった。暑いというか、もはや痛いレベルの日差し。湿度自体は60%もないのご覧の有様なのは、梅雨明け以降の高湿度期間を考えるとかなり悩ましいものがある。もしあるのであれば移動式の日よけなんかはもう出しておくべきじゃないの?
それでも30分ほど並んだだけでご入場。中での体験は……個人的に落合陽一みたいなのは好きじゃないんだけど、そこそこ面白かった。思ったよりも時間は短かったけども。ダイアローグモードとかいうのも体験してみないとな、と思いました。
出てから賞味期限を少し過ぎてしまったまい泉のカツサンドの残りを平らげて、アゼルバイジャン館へ。
外観インプレッションでは今回万博の結構上位に位置するのではなかろうかアゼルバイジャン館。白っぽいあみあみスケスケの外郭、水を張ったエントランス周りに、7体の美女像がくるくる回るなかなか派手な外観。入り口のほうから2回ほど折り返した列に並ぶ。暑い。本当に暑い。
2,30分程で入場となるが、中は物凄くあっさりだった。こういうの多いです。
アゼルバイジャン館のすぐそばのエスカレーターから、反時計回りに。
大屋根リング散歩は、個人的なユスリカモニタリングと、移動、気晴らし、水分補給等の意味がある。16時前だったが、この日は殆どユスリカを見なかった。5月中旬は相当酷くて、南側では常に何匹もみえるし、時には物凄い蚊柱も見えたのだが。
水分補給は、リング上ではトイレの前にある自販機コーナーの一角に給水機が置いてある。リング上の案内にはトイレマークはあっても給水機マークはないので注意されたし。地上(リング下)の給水機より圧倒的に並ばないので、マイボトラー(ペットボトルに給水する人も少なくないが)はリング上給水機を積極利用しよう。無駄なゴミを出さないためとはいえ、並んで時間が消えていくのは精神衛生上よろしくない。貧乏なので会場で飲み物を買ったことが無い。食べ物はあるが基本コンビニだ。
そうそう、この日はいつも静かな会場に、珍しく定期的にアナウンスが流れていた。例のレジオネラ菌のせいである。予約すれば特等席で観られる『水と空気のスペクタクルショー 『アオと夜の虹のパレード』』がこの日レジオネラ菌問題で中止となり、その枠のキャンセルと別予約を促すアナウンスである。当日予約できる状態だったんだろうか?気が回らなくてチェックしてなかった。
16時前だったが、16:30からリング南東部『EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」』である、アゼルバイジャンのナショナルデー式典に入れるかな、とそこらへんでリングを降りる。
しっかーし、もはや完全に満員で受付停止状態。並ぶならリング下に並べとの声が聞こえるが、リング下に並んで何か見えるんだろうか?
リターンの期待が薄いものに時間をかけられないので、個人的本日のメインイベントである『【アゼルバイジャン】ナショナルデー自主催事』の会場、北ポップアップステージへ急ぐ。
ついてみると、開場18:00開始19:00のはずがもう座って待ってる人が居る。慌てて自分も席を確保する。
それにしても、1時間前位に来れば最前列取れるだろうと思っていたのに、2時間前にはもう最前列埋まっているのは流石に予想外だった。これまで東ポップアップステージ等であった音楽ライブでは1時間前に並び始める感じだったから。やはりナショナルデーとなると違うのかな。
アイルランド館のチケット配布の時もそうだが、1時間2時間の「待ち」はえてして発生してしまうので、地べたに座るのが苦にならない限りは少しでも高さのある椅子が必需品となる。遠くから1日2日参加するだけなら我慢もできるかもしれないが、通期パスなどでそれなりの回数訪れるならやっぱり早めに買ってしまった方が良い。パイプ系などの軽くて嵩張らないものがお勧めだ。
そんなこんなで西日の中、椅子に座って読書タイムとしゃれこむのだが、持ち前の集中力の無さで周りの声が気になる。この時気になったのは後ろで電話してた爺さんだ。20分くらい電話してて、そのうち最初の10分位は万博批判論をぶち上げていた。万博批判なんかいくらでもしていいけど、自分にはっきり聞こえないようにしゃべってくれないかと小一時間問い詰めたかった……。全然読書が進まない。
そのうちもう一つ事件が勃発。見るからに20代国I外務官僚みたいな若いスーツの男が「JAPAN PAVILION(日本政府のパビリオンだ)」のロゴが入った紙袋を持って、設営スタッフになにか頼んでる。
どうも、えらいさんのために前の方に場所を確保してくれないかってお願いに来たようだ。スタッフの方は、「ステージ正面はもう絶対無理!2時間半前から並んでる人もいるし、そんなこと絶対できない!」とはねつける。「そんな予定があるんだったら事前に言っておくべきだ」とも。この会話が聞こえていた10数人程度だろう待ち人たちは心の中で大歓声を上げていたはずだ。自分ももあげていたので。
外務官僚ぽい若い男も食い下がり、じゃぁステージ斜め前に開いてる、一般人には入るな!って言ってる場所ならなんとか確保できる、とスタッフが上とも相談したうえで結論づけ、そこをテープ隔離してしまう。官僚は官僚で別に好き好んでやってるわけでもないんだろうし(本来的に事前手配するべきは下っ端の20代ではなかろう)責める気にもなれない。まぁなんか真面目にみもしないだろう「お偉いさん」に前に来られる悪夢みたいな自体はスタッフさんによって阻止されたのであっためでたしめでたし。
そのうち、レイガーデンでやっていたナショナルデー式典が終わり、そこからリング下沿いに通って来た「ナショナルデーパレード」がポップアップステージ北に近づいてくるのが聞こえてくる音楽で分かる。後ろを見るともうポップアップステージ北は満員に見えた。パレードがステージ横で終わったのが18:00。かなり日は傾き、涼しくなってきた。
その後はまぁつつがなく19時の開演を迎える。
動画を下に張っておくので、興味があれば観てみて。
民族衣装ぽい衣装の太鼓3人、リード笛1人、弦楽器2人に、タキシードのキーボード、スーツのアコーディオンの8人編成。
男女4人ずつのダンサー隊、あとクラシック畑っぽい女性シンガーと、歌謡曲っぽいシンガー男女1人ずつ、あと民族的シンガーも男女1人ずつ(男はもしかしたら日本人?)の大所帯だった。全部が生音ではなかったのが少し残念だったけど、それを補ってあまりある迫力と感動があった。民族音楽・民族舞踊大好きなんだよね。これまでもハンガリーのとかを万博のステージで観た。観たかったけど見逃したのもいくつもあるし、これからも見逃しちゃうやつたくさんあるわ。
あ、ちなみにステージ横にきてたえらいさん達は始まって3曲くらいしたらもういなくなってました。https://www.azernews.az/nation/242888.html の記事の前列中央の4人は居たように思う。滅茶苦茶日焼けしてるの、元立憲・現無所属(会派はまだ立憲だっけ?)の松原仁で笑う。
つべに誰かがあげていた動画を張っておく。あげてる人を悪く言うつもりは全くないけど、動画でみるより生のが何倍も迫力あってよかったよ。
ポップアップステージ北https://www.youtube.com/watch?v=dFI1ymF1VFM
ついでにレイガーデンでの式典https://www.youtube.com/watch?v=2g5dR-dqAvs
終わったあとは大喝采。しかし、1時間半に及んだステージは自分のケツに大ダメージを与えていた……本当に痛かった……20時くらいまではそこそこ耐えれてたのに。
ドローンショーはもう以前見て何度もみるもんじゃねーよなって感じだったのでそのまま退場。東ゲート奥にあるyokoreiの倉庫かなんかの壁に、今までやってなかった花火っぽいプロジェクションマッピングがあって結構綺麗で、まわりからも褒める声が出てた。
帰りのチャリンコも高くない湿度のおかげでつつがなく、今までで最速のタイムで家まで帰れました、チャンチャン。
流石に9時入場(入ったのは9:50だが)のおかげで、今までで一番濃い万博体験だった気がする。みんなうんこはきっちり出して会場へいこうな!
まだ2桁来場にはとどいてない、通期パス持ちの金なし増田。一度くらいは9時入場してみたいなぁと思って。最短で取れた9時入場は6/5だった。
かなりだらだらと冗長に書いたので、気になる所だけ読んで欲しい。あとで、ポイントごとにAIに要約させた記事も投稿するつもりだ。
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東ゲート予約でチャリンコ圏内在住なのでチャリンコでゆく。メトロより安上がりだし、なにより有酸素運動ができる!おまけに行きや帰りの夢洲駅~メトロ中央線の人込み回避までできる!ひとごみにいるだけでMP減っていく人間だからこれは小さくない。
万博会場へのサイクリングロードとして、「淀川リバーサイドサイクルラン」というのが設定されているのだが、本来淀川本流左岸をまっすぐ走れたはずが、左岸線工事の遅れのせいで、毛馬から大川沿いに逸れて中之島経由という遠回りになっている。大川沿いはまだしも、天満橋あたりから高見でまた淀川左岸の堤防に戻るまではただの市内の道路と変わりないし、無駄にアップダウンもあったりで実体験からはこのゾーンはお勧めできない。
軽く朝飯食って7時過ぎに家をでて、昼飯・おやつにローソンの大盛チャレンジを買っていく。お気に入りの高菜明太が1件目になかったが2件目には山盛りあった。あとまい泉のカツサンドとを買ってゆく。興味が無いわけではないが万博飯は俺には高すぎる。
高見で淀川左岸堤防上を走り始めると、そこから数kmは信号が無い。今日は風もなく快適だ。ここは大体川をさかのぼる方向(西から東)に風が吹いていて、それが強いとチャリンコ漕ぐのがめっちゃ大変になるのだ(経験者語る)。ユニクロのドライEXUVカットハーフジップTシャツでひやけたいさくもばんぜんだ!(そこまでじゃないかも)
万博会場の夢洲に行くまでに常吉大橋と夢舞大橋の2つをわたる必要があるのだが、「世界で一番美しいごみ処理施設」(kwskはggr)が見え始める最初の常吉大橋をのぼり始めたところで腹具合に異変が……朝起きて飯食って水を大量に飲んで一応出すものは出してきたんだが、かなり控えめな量しか出なかったので、これは予想されていた事態だ。俺の膀胱と肛門の防御力に俺は自信がない。万博行って帰ってきたらおパンツが血まみれだったこともある。冷や汗かきながらチャリンコを漕ぎ進める。夢舞大橋の上りは割と急なのでいつも押して上がる。真ん中あたりにいたオッチャンが「下でポリさんみはってんで!」って声をかけてくれる。基本押して歩きましょうって事になってるんだけど、下りとか押して歩きたくないよね、普通。歩行者が多いならわかるけど勿論そんな事は無いし(徒歩でこの橋を渡る人、通るたびに1組位ははいてはる)。
とりあえずポリさん見えるまではチャリンコ乗ったまま。橋の終わりと次かつ最後のの交差点の真ん中位にパトライト盛大に光らせ、ポリさんが3人たってこっち向いてるのが見えた時点で、はやくはやくとせがむ腹をなだめながらチャリンコを押しておりていく。長い坂で出そうと思えばいくらでもスピードは出るうえに、それを遮るための自転車用車止めもある。チャリンカーがケガしない様に見張ってくださってるんだと思えばありがたいことである。
車止めを抜けたところで再度ライドオンしてトイレに向かってペダルを漕ぐ。幸いポリ公はなんも言ってこなかったし、横を通り過ぎる時も大して注意を払ってこなかった。
駐輪場着が8:30。そのままトイレへ急行、出すものを出す。今度は十分な量出たので安心して東ゲートへと向かう。ゲートが見える場所までくるとうんざりするほどの人が歩いてる。トイレで5分ロスしたとすると、その間にメトロが2回弱到着してる。この時間は乗った事ないが、平日10時入場の時でも電車はそこそこ混んでるので、最低でも同じくらいだろう。ggってみると1編成は6両で定員1000名(座席定員750)。トイレのせいで2000名程度に先行を許してしまった(西ゲートの分も合わせたらその2倍かも)が、うんこ増田扱いされないためには避けられないないコストであった。
ぐねぐねと歩かされる(もしかしたらグリッチ利用でショートカットできる可能性もあるのだが悪用されると嫌なので書かない)ゲート前、早足でこれ以上動かないところまで来たら8:40だった。これなら9:20位には入れてるかな?と思ったが大間違いだった。万博はとにかく並び、待ち時間が大量に発生するので(同行者がいない場合は)暇をつぶせるものを持参する事をお勧めする。携帯でもいいけど、電池切れると大変なのでモバイルバッテリーは必需品だ。今回は文庫本持ってきたが、周りの会話が聞こえてきて普段の1/3位の速度でしか読めない。集中力が欲しい。
この日は快晴で、降水確率すら一日オールゼロ。9時前でも日差しが強かったが、さらにどんどんキツくなってくる。まだまだ梅雨前で湿度は低めなのにご覧の有様なのは、梅雨以降の事を考えると本当に心配である。自分はまだいいやと思って刺さなかったが、日傘をさす人もそこそこいた。自分の前の人の横に周りを気にせず日傘をさしてる気づかいの足りない人がいて、何度も顔にあたりそうになって気の毒だった。日傘をさすときは周りに配慮しましょうね。ほとんどの人は出来てるだけにこういうの見かけると残念すぎる。
手荷物検査は9時の少し前から始まり、少しずつ列は進んでいく。流れの都合か、無理やり割り込んだりしてるわけでもないのに、最初自分の後ろにいた人が自分の4人前とかに居るのをみる。そんなに自分の番が遅れるわけでもないだろうがなんか嫌な気がしてしまう自分に嫌気がさす。逆に真横にいたはずの人がゲート前で数人後ろにいたり、とかもあるので気にしないのが一番なのだが気になっちゃうよね。
ゲートが近づいてきて(ゲートが動くわけじゃないが)、ゲート上の屋根の陰に入れると一気に体感温度が下がる。二十度半ばなので寒くなったりはしないが、たまに涼しい風が流れてきたりと、直射日光下とは雲泥の差でにじんでいた汗が引いていく。
「ポケットのなかの鍵などは荷物の中におしまいください」との声が聞こえてくる。これは初めて聞く案内だ。手荷物検査まわりの効率化だろう。鍵とか忘れやすかったり直すのに時間とったりするのを削減したいのだろう。鞄に鍵をつっこむ。(9時台だけやってる可能性もある?)
いよいよ入場!時間は9:50。70分も並んだのか……並ばない万博とはなんだったのか
本エントリは(万博会場で近くにいた人にも)特定される情報が無いように書くつもりだが、例外的にパビリオン等万博運営にはあの人だろうなって分かるレベルの情報は出すことにする。そこから名前特定まではかなり遠いはずなので。
最初に向かったのは東ゲートから一番近い外国パビリオンのアイルランド館。これまでも何度か入ろうとしたものの、既にもう並んでも予約券の枠がありません、とか並べませんとか言われたところだ。公式ふくめ、いかなる予約も受け付けていないところ。
なんとか並べたので列にjoinしたのだが、観られたのは展示の2部屋だけ。9時と13時20分に4回ずつのエキシビジョンツアー&ライブミュージックの整理券を配布しているのだが、9時の配布は自分が入場する前にとっくに終わっており、最初のエキシビジョン(10:45)までつなぎの入館だったようだ。こういう情報はちゃんと聞かないとわからないorスタッフにちゃんと聞けば確認できる。ネットにも情報があるのかもしれないが、ここに関しては下調べをしていなかった。展示に関してはこの後エキシビジョン&ライブに参加したのでそこで書こう。
並んでる間にちらっと紙チケットで入場したという年配のご夫婦の話が聞こえてきて、しゃべってる相手の若い人が「万博IDを予約しないと並ぶことしかできないんですね」って言ってて少し驚いた。そういやそんなのありましたね。そいや、あれって予約しないでも入れるから、あれ買えば満員でも9時入場できるんじゃないの???と、今これを書きながら調べてみたら、紙チケットで予約なし入場できるのは11時以降となっていた。「6か月前」に販売開始される「日時指定引換券」であれば、9時入場もできるっぽいので、このご夫婦はおそらくそれで入場されたんだろう。万博IDの作成なしには当日予約すらできないの、本当にデジタルディバイドの深刻さを感じさせてくれる。もしかすると「当日予約センター」とかでなんとかなったりするのかな?と「紙チケット 当日予約センター」でggってみるもそれらしいページはヒットせず。
アイルランド館からリング下を歩いてTechWorld館へ。10:30の予約には間に合った。道すがらみるパビリオンは今まで殆ど観たことないレベルの行列の少なさで(9時入場の威力)、次はいつもリング下まで並んでるサウジアラビア館に決めた。
先日togetterがホッテントリに入ってたが、「s/台湾/テックワールド/」された世界に迷い込んだかのようだった。主催の会社名「玉山デジタルテック株式会社」でggっったらでてくる日経のサイトとか、id:entry:4771086957407295329、id:entry:4771081046455224641あたりみても、まぁ殆ど万博用のダミー会社ですよねこれ。
この世に「テックワールド」という島or国が存在するのは当然、という感じでスタッフ案内や映像は作られてる。
ちなみに、これが3日前のキャンセル枠で取れた、本日唯一の予約だった。7日前予約はイタリア館だったか忘れたが超人気のパビリオンに全振りして全落選しました。欲張ると全落選普通にあるのでみんな注意しようね!遠くから宿泊込みでの来場だとリセマラもできないもんね。
最初に心拍数計測用(その場でこの説明はされない)のスマートウォッチ的なデバイスを渡される。
大きくわけてLife, Future,Natureの3つの展示があるが、そのどこで一番心拍数が上がったかを測定し、それを元に台湾ツアープランを提示するという流れなのだ。
Lifeゾーンでは最初にでかい樹(幹が液晶か何かの表示デバイスになってる)とその下に生える草をイメージしたのか、たくさんのChromeBookがロボットアームでなびくように動き、それぞれに違う映像が表示される。総合的にみたらすごいはずなんだけど、興味が無いだけかもしれないが表示される映像自体のクオリティはあまり高いとは思えず、今回の各国パビリオンで見せられる(映画とかと比べるとしょぼい)CG動画としか思えなかった。テックワールドにたくさんの種類が居る蝶をスワイプして樹の幹に飛ばす演出もあったが、その蝶もあまり精細さに欠けて個人的にはうーんという感じだった。
Natureゾーンでは最初に4K高精細レーザープロジェクタとやらで、丸い壁にそった巨大なスクリーンに高精細な台湾の自然の映像が流される。これは結構好みだったんだが、途中で一度処理落ちなのかガクっと映像が乱れるところがあっておいおいってなりました。
次に台湾……じゃなくてテックワールドの特産品で輸出業としても存在感のある蘭の展示。蘭自体は綺麗だったんだが、台湾……じゃなかったテックワールド技術のナノスプレーというもので花にTechWorldやEXPO2025等がプリントされており、その部分が自分からは大不評でした。いや印刷はとても綺麗できっと凄い技術なんだろうけども。
次は8Kアートディスプレイとやらが5つほど並んだ部屋で、台湾の芸術家の作品を学習させたAIでそれを動かす展示。ガイドの方が「近づいてみても、本物の絵のようにみえませんか?」とおっしゃってたが、光の反射とかは抑えられて綺麗ではあったが、近づいてよくみると「あー、液晶ですねぇ」という感じでした。AIで静止画や彫刻に動きを出す、というのも好みではなかった。
最後にFutureゾーン。台……テックワールドの「(半導体)チップ」が世界を救う!レベルのチップ推し動画で正直引いた。使われてた合成音声も2025年としては少し不自然なところが気になったし。
すっごいダメだししてるけど、台湾は好きですよ。ほんとに。ただなんか、90年ごろの日本の傲慢さの焼き直しみたいなのを見せられてる気がしてなんだかなぁってなったんです。将来今の日本みたいにならないといいですね。
あー、すみません、大して中の展示覚えてないです。記憶力なさすぎて自分にうんざりだ。
TechWorld出てから即来たのに、リング下にまで列ができていた。が、思ったよりもするする動いて、20分も待たずに入れたように思う。9時入場パワー恐るべし。
スークを模した建築は物凄く雰囲気があってよかった。映画の中に入ったような感覚があった。暗くなってからは壁面にプロジェクションマッピングされるそうで、それはそれで綺麗そうだ。
最初にラクダの毛から織物を織る実演?をしていた。目だけ出てる衣装で下向いて織ってたので、もしかしたらロボットがそれっぽい動きしてただけとかの可能性もあるかもしれない。(多分ない)
あと、自分では行ってないんだけどなんだかトイレを褒める発言が複数回聞こえてきた。
次の万博開催国でもあり(登録博と呼ばれる万博で、EXPO2025もそれ)、金回りがよさそうだみたいな声も複数回聞こえてきた。
サウジアラビア館の3つとなり、いつも見かけるよりも待ち行列が少ないので並んでみる。展示は量的にも結構すくなくて、それに比べて奥のギフトショップがデカすぎでうーんってなりました。あまり心に残るものが無かった……音楽やらの実演ショーがあれば観てみたいんだけども、やってるのかなぁ?
13時20分のチケット配布に何時から並べるのか?と聞いてみたところ、熱中症対策もあってそれは言えない事になっているとの事だった。常識的に考えて1時間前位なんだろどうせ、とあたりをつけて、マイボトルに水を入れるために給水機まで歩いて行った。実はアイルランド館の目の前にも給水機あるのに、ちょっと遠くのところまで……。
戻ってくるころに丁度12時になったので、いわゆる「ガンダム方式」と呼ばれる定時に開放される当日予約枠を抑える。何時にどのパビリオンの枠が解放されるかはggってください。この時に自分がとったのは落合陽一のnull2インスタレーションモードというもの。2時半の予約。携帯ポチポチしながらアイルランド館の前に戻ってきたらなんとまぁ、もう待機列ができ始めてる。1時間前じゃないのかよ!と慌てて自分も並びにゆく。
個人的なアドバイスだが、本万博は待つこと並ぶことを恐れてては良い体験はできない。自分の9時入場も、トイレで無駄(では勿論ないが)にした5分で2000人に先を越された。下手すると20分位は入場が遅れたわけだ。5分の到着の遅れで。「並ばない万博」なんて誰が言ったかしらないが、無責任極まりないデマでしかない。長時間並ばなくて良いのは何らかの手段でとれた予約(2か月前・1週間前・3日前と、各パビリオンの独自予約)だけで、それ以外は全て並ぶ覚悟が必要だ。なので、自分(やその一団)が興味あるものみたいものを公式ページの「イベントカレンダー」なども駆使してきちんと絞り、戦略的に動かないといけない。パビリオン以外にも色々楽しめるイベントは開催されている。
正面の前の方でみるとなると待つことが必要でも、通りがかってみるだけで楽しめるようなものもある。例えば東ゲートからリングに向かっていくとある、大阪ヘルスケアパビリオンリボーンステージという半屋外ステージでは色んな音楽などのショーを頻繁にやっている。6/5も「きいやま商店」という沖縄ロックのグループがやっていた。後ろの方から少し見ていたが、前列真ん中あたりはほぼファンが埋めていたように見えた。タオルを頭上で振るように演者が促すと迷いもせずみんなそうし始めたので。ただ、これをヘルスケアパビリオンが一体どこで告知してるのかよくわからない。「きいやま商店万博」「きいやま商店リボーンステージ」などで検索しても、きいやま商店による告知しか出てこない。リボーンステージの予定表とか無いのかよ?流石に無いわけ無いと思うものの、ggっても見つからないのも事実で、あまりにヘタクソだなぁと言わざるを得ない。
他にも、南ポップアップステージで同日開催されていた、『伝統の中にある未来 -Japanese Spirituality -(伝統文化未来共創Project)』なんかもチラ見したが、時間があればじっくりみたかった。伝統芸能の踊りとかやってた。未来の技術より伝統芸能とかの方が興味あるんだよね。
各国パビリオンの展示、なんかもう似たり寄ったりの所が多くて。テーマに沿ってやるとどうしても似かよるというのもあるんだろうが、それでも。
話がズレすぎたので、アイルランド館の方に戻ろう。
12時過ぎに待ち行列解禁され、パビリオン敷地の砂利道にならぶ。配布は1時間以上後なので、皆砂利の上とか置いてある石の上に座る。そして30分もしない間に待ち行列が配布チケット分を越え、行列末尾でスタッフが「これ以上並んでもチケットもらえない可能性があります」と案内し始める。傍から見ても行列があるから並べるんだろうと思うのだろう(実際自分も以前そう思った)、ひっきりなしに同じ事を繰り返すスタッフ。なんかもうちょっと良いやり方があるんじゃないの?と思うのだが。
そこから10分程したらもう完全に「今から並んでもチケットはもらえません」と、「NO MORE TICKET」とかかれたボードを持ってとお断り状態に。このお断り状態パビリオンが一番ストレスたまるんだよね。自分も数々のお断りをくらいまくってきただけによーくわかる。有志マップなどにある「先着」や「自由入場」を信じて行ってみても「今は並べもしません」、と言われ、いつになったら並べるようになるの?って聞いても大体「わかりません」しか返ってこない。公式サイトの「予約なしで楽しめる」て案内も、実際の所「そこそこ並べば参加できます」なことが殆どだ。割と広い範囲からみえるものな事も有りはするが。
その2へつづく
おっしゃる通り、「10人の話を同時に聞き分けた」という逸話は、現代の効率性やコミュニケーションの視点から見ると、「同時に回答できないなら意味がないのでは?」と感じられるかもしれませんね。
しかし、この逸話には、当時の聖徳太子の卓越した能力や人柄を示す意味合いが含まれていると考えられます。
現代の我々でも、複数人が同時に話していると、その内容をすべて正確に聞き取るのは非常に困難です。聖徳太子がそれをできたと伝えられているのは、彼が並外れた記憶力や集中力、そして情報処理能力を持っていたことを示しています。
多くの人が一斉に訴えかける状況で、誰かの話を聞き漏らしたり、特定の人の意見だけを優先したりすることは、当時の社会で問題になりかねません。聖徳太子がすべての声を聞き分けたというのは、彼が身分や立場に関わらず、すべての人の訴えに耳を傾け、公平に扱おうとした包容力と政治的手腕を象徴しているとも言えます。
この逸話は、聖徳太子の本名の一つである「豊聡耳(とよとみみ)」の由来ともされています。「耳が豊かである」とは、単に聴覚が良いだけでなく、人の話を聞き分け、理解する能力に優れている、つまり頭が良いことを意味します。
後世に語り継がれる中で、聖徳太子は理想的な指導者として神格化されていきました。この逸話も、多くの人々の声に耳を傾け、適切な判断を下すことのできる優れたリーダーというイメージを強調するために用いられたと考えられます。
現代のビジネスシーンでも、会議で多くの意見が出た際に、それらをすべて聞き取って整理し、的確な方向性を示すリーダーは高く評価されます。聖徳太子の逸話も、そうした「人の話を聞く」という能力の重要性を示唆しているのかもしれませんね。