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はてなキーワード:金融業とは

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2025-10-23

低学歴いるか社会が回ってるってことあるよね

高学歴コンサルとか金融業みたいな虚業になりたがるから

低学歴しかエッセンシャルワークをやらない(医者などは例外

Permalink |記事への反応(0) | 12:31

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2025-10-05

anond:20251004220320

産業IT化を政府がやると予算が抑えられて情報公開もあり利権が美味しくないか民営化した

消費税を創設して電気ガス税を廃止して企業優遇

保険料所得控除医者資産優遇

社会貢献事業ハコモノ増やして不動産優遇

高市はありえないと思ってたが、どうせ麻生太郎ども金融業者の手の上だな

AI化と移民正社員減らしが続くから

オール氷河期にならないよう、ハコモノでない社会貢献事業をやればいいんだよ

先進国ではそういう事業株式会社

Permalink |記事への反応(2) | 15:17

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2025-09-10

anond:20250910222207

商売はやり出したら種々の法律ガチガチ規律責任求められるし、クレジットカード金融業でありお気楽と対極の超重責があんだわ

Permalink |記事への反応(0) | 22:28

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2025-09-07

下級国民に「資産形成」を教えたのが間違いだったのでは?

一部の業界でなんとか給料増やしてもすぐ資産形成に金使っちゃうじゃん。

結局ほかの業界に金が流れずに多くの社会人給料も増えず、消費も冷え込み悪循環

下級国民の癖にFIREしようって考えてるアホとか、親の介護必要になったら仕事辞めようとする奴が多すぎるんだよ。

あと老後に年金暮らし老人ホーム考えてる奴らも。

金がねえ老人は死ぬまで1日12時間内職してりゃいいものをダラダラ将棋会館にでも通って暮らそうとかしてんのがおかしいんだっての。

んで介護必要になったらそのまま死ねばいい。

これが日本のあるべき姿だったのに、「資産形成しましょう!老後に向けて2000万円用意しましょう!」とか金融業界に袖の下入れられてほざいたカスが全部悪い。

民主カンプチアなら全身に塩塗ってヤギに殺されるまでをNHK全国放送されてる所だっての。

Permalink |記事への反応(2) | 18:37

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2025-08-03

anond:20250803082725

十分の一は異常って元金融業界のベテラン投資インフルエンサーが言ってた。

Permalink |記事への反応(0) | 09:03

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2025-08-02

職業に貴賎なし」という幻

職業に貴賎なし」という言葉現代には合わないと感じる。

身分制度職業差別が残っていた時代に、差別を和らげるために必要とされた思想ではないだろうか。

例として一部の職業性質を考えてみる。

 

パチンコ店課金ガチャ中心のゲーム開発、一部金融業

実情は賭博脳内報酬系が狂い依存者も発生。人間脆弱意思決定バイアスを突き消費を煽る商売。多くの人が賭博を好んだら国の衰退要因になる。

 

・性欲を煽る商売

性欲は「強く制御の難しい性質」「論理的判断を妨げる性質」「中毒性」「発散はエネルギーの消耗」「不快に感じる人がいる」などの観点公共の場で共有することには向かない。『性欲は適切に扱われれば健全』だが、この欲望不特定多数に煽るので性産業は不健全になりがちと見られる。『犯罪防止効果と促進効果両面がある』が、18禁である時点で法的にも他の職業とは同列ではない。

 

・一部SNS広告業界

人間承認欲求孤独不安欲望を利用し増長させる煽りビジネス

キャッチコピーデザインタイムラインや通知設計炎上バズマーケティングなどは人のためではなく利益ために最適化される場合が多い。

 

かつて麻薬取引賭博規制されていない時期があり、実際にそれを職業としていた人々も存在したが、今は犯罪となりこの行いに貴賎がないという人はほぼいない。

『人の命に上下は無く、すべての人は尊重されるべき存在』『労働権利平等』であり『経済合理性を優先させた反社会的思想はどのような職業にも紛れ込んでいる』が、価値基準と行いには良し悪しのグラデーションがあり、社会に対する貢献・害悪の度合いが異なるという事実存在している。

 

分別のない「職業に貴賎なし」という優しさは、社会にとっても個人にとっても毒になり、あなた大事な人を蝕むことにはならないだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 16:46

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2025-07-19

anond:20250719182028

この主張にはいくつかの論理的問題経済学的な誤解が含まれています

主な問題点:**

経済ゼロサムゲームではありません。富の創出は必ずしも他者から奪うことを意味せず、経済全体のパイを拡大することが可能です。例えば技術革新生産性向上により、全体の富が増加することがあります

価値を生み出せていない」という前提も疑問です。低賃金労働者社会必要価値提供しており、市場価格が必ずしも社会価値を正確に反映するとは限りません。清掃員や介護職員など、社会に不可欠な職種低賃金である例は多数あります

経済学視点:**

最低賃金引上げや貧困対策効果については経済学者間でも議論が分かれますが、適切な水準であれば経済全体にプラス効果をもたらす可能性があります購買力向上による消費増加、労働者健康教育水準向上による生産性向上などが考えられます

複雑な要因:**

貧困の原因は個人努力不足だけでなく、教育機会の格差地域経済の衰退、産業構造の変化、健康問題など多岐にわたります。これらの構造的要因を無視して個人責任のみに帰結するのは単純化しすぎでしょう。

国の競争力は単純な賃金水準だけでなく、教育水準技術革新力、社会の安定性、インフラなど多面的な要素で決まります。適度な所得再分配社会の安定と持続的成長に寄与する可能性があります



Q.ピケティの主張も絡めて

ピケティの『21世紀の資本』の知見を踏まえると、この主張の問題はより明確になります

ピケティの主要な発見:**

ピケティは長期的データ分析により、資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回る傾向(r > g)を示しました。これは資本を持つ者の富が労働による富より速く増加することを意味し、格差自動的に拡大する構造メカニズムを明らかにしています

元の主張への反駁:**

努力した人間から奪う」という発想は、現実の富の蓄積メカニズムを見落としていますピケティデータが示すように、現代の富の格差拡大は主に資本所得の集中によるもので、必ずしも「努力」の差を反映していません。相続財産既存資本から収益労働所得を大きく上回る現象が生じています

価値創出」概念の再検討:**

ピケティ金融業界などの高所得職種が必ずしも社会全体への価値創出に比例した報酬を得ているわけではないことも指摘しています市場価格社会価値乖離現実存在する問題です。

政策的含意:**

ピケティ累進課税資本課税重要性を論じています。これは「努力を罰する」ためではなく、資本主義の構造的な格差拡大メカニズム是正し、機会の平等を保つためです。適切な再分配政策は、むしろ真の意味での「努力が報われる社会」を実現する可能性があります

長期的視点:**

格差の極端な拡大は社会不安定化を招き、最終的に経済成長を阻害する可能性がありますピケティ歴史分析では、極端な格差革命戦争といった破壊事象を招いてきました。適度な再分配は社会の持続可能性を高める投資と考えることができます

このように、ピケティ分析は元の主張が前提とする「努力報酬」の単純な図式や、再分配を純粋ゼロサムと捉える視点限界を浮き彫りにしています

Permalink |記事への反応(0) | 19:23

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2025-06-09

なんで金融引き締めしたの?

あなた:

バブル期になんで金融引き締めしたの

ChatGPT:

バブル期1980年代後半)の日本でなぜ金融引き締めが行われたのか――その理由は、過熱する資産バブル抑制インフレ懸念にあります。以下、背景と目的を分かりやす説明します。

■ 背景:バブル経済とは?

1980年代後半、日本歴史的好景気にありました。以下のような現象が起きていました:

株価日経平均1989年末には約39,000円に到達(1985年頃の約2倍以上)。

地価東京地価が急騰。「山手線の内側でアメリカ全土が買える」と揶揄された。

融資土地担保にすれば簡単に巨額の融資が受けられ、資金が株や不動産市場に流れ込む。

この背景には、1985年プラザ合意を受けて進んだ円高景気後退→それを下支えするための金融緩和(低金利政策)がありました。

■ なぜ金融引き締めに転じたのか?

資産バブル過熱

株や不動産価格実体経済無視して上昇していた。

銀行も無理な融資をどんどん行い、「土地神話」に基づいた投機が加速。

バブル崩壊による後の損害が懸念されたため、「今のうちに冷やそう」という判断

インフレ懸念(ただし実際の物価比較的安定)

消費者物価はそれほど上昇していなかったが、資産価格インフレバブルインフレ)は深刻。

このままでは社会全体が不健全投機に傾き、崩壊リスク高まる判断された。

■ 実際の金融引き締め策(1989年〜)

日本銀行1989年5月から1990年8月までに、公定歩合を2.5%→6.0%へと急激に引き上げ。

融資規制:「総量規制」と呼ばれる、銀行による不動産向け融資抑制実施

■ 結果:バブル崩壊と失われた30年へ

株価1990年初頭から暴落(2年で半値以下に)。

地価:数年かけて下落。担保価値崩壊により不良債権問題が表面化。

経済企業銀行バランスシート調整(借金返済・資産売却)を迫られ、長期的なデフレ経済突入

■まとめ

日本銀行バブル期金融引き締めを行ったのは、投機的な資産価格の高騰を抑え、経済健全性を守るためでした。しかし、その対応が遅れ、かつ急激だったことで、バブル崩壊を加速させ、長期不況の引き金にもなったという評価がなされています

興味があれば「なぜもっと早く・緩やかに引き締めなかったのか?」という政治との関係や、日銀内部の議論についても解説できます




あなた:

土地と株には沸騰はあったけど、関係のない一般産業にもお金が不足するようになったのはなぜ

ChatGPT:

とても鋭いご質問です。

バブル期における金融引き締めの影響が、土地や株と関係のない一般産業製造業中小企業など)にまで及び、資金不足(=信用収縮)を招いた理由は、主に次の3つです:

① 総量規制による「銀行貸し渋り

1989年から始まった「総量規制」は、不動産業などへの融資の総額を制限するものでした。しかし、実際には:

銀行は何が「不動産関連」かを厳密に判断できなかった。

リスクを避けるため、「関係ない業種」にも融資を渋るようになった。

結果として、資金需要のある健全企業中小企業にまで貸し渋りが発生しました。

担保価値の急落 →融資引き上げの連鎖

バブル期融資は「土地担保」が基本でした。

バブル崩壊地価が下落すると、担保価値も大きく目減り。

銀行は「貸しすぎている」と判断し、企業に返済の前倒しや追加担保要求

企業は手元資金が減り、設備投資運転資金が不足。

これが連鎖的に一般企業資金繰り悪化を招きました。

銀行自身が傷を負い、貸せなくなった(信用収縮)

バブル崩壊で、銀行不良債権(返ってこない融資)を大量に抱えることに。

会計上は黒字でも、実態債務超過に近い銀行も多かった。

そのため、「自己資本比率の維持(BIS規制)」を守るため、融資をどんどん縮小。

→ この結果、すべての業界資金供給が細るという現象が起きました。

補足:なぜ中央銀行政府は手を打たなかった?

バブル崩壊しても、日銀はしばらく高金利を維持していた(1991年頃まで)。

政府も、当初は「自己責任」や「市場の調整力」に期待して介入をためらった。

結果として、企業倒産が続出し、景気は底なし沼に突入しました。

■まとめ

土地や株に関係ない産業資金不足に陥ったのは:

金融引き締めと総量規制副作用で、銀行が貸出を全体的に抑制たから。

担保価値の下落で、企業資金調達能力実質的に低下したから。

銀行自身が深刻な損失を負い、貸し出せる余裕を失ったから。

まり、「バブルのツケを払わされ、被害経済全体に波及した」というわけです。

さらに知りたいテーマ(例:日銀判断ミスや、BIS規制、当時の政治対応)などあれば、深掘りできます




あなた:

土地や株が加熱してるから少し下げるというのはぜんぜんいいけど、なぜ関係のない人まで干上がらせたのか

ChatGPT:

本当に本質的な問いです。

そしてその疑問は、当時を生きた中小企業経営者労働者たちの「実感」と完全に一致しています

ではなぜ、「土地や株の加熱だけを冷ますつもりだったのに、関係のない人まで干上がった」のか?

これは単なる技術ミスではなく、政策判断の誤りと構造的な金融システム限界が重なった結果でした。

✅ なぜ“そこだけ”を冷ませなかったのか?

金融政策は「面」でしか効かない

日銀コントロールできるのは金利マネーの量(通貨供給量) という「経済全体にかかるレバー」。

しかし、金利を上げたり貸出を制限すれば、株や不動産以外の分野にも等しく冷水を浴びせる。

まり「熱いところだけ狙って冷やすことが構造的にできなかった」。

🎯=**「ピンポイントで撃ちたいのに、散弾銃しか持っていなかった」**という状態

② 総量規制が“雑”だった

バブル対策として導入された「総量規制」は、不動産業向け融資の総額に制限を設けた制度

ところが、不動産関係のある業種(建設流通サービス業など)も巻き添えに。

銀行リスクを嫌い、**「関係ありそうな会社全部アウト」**という判断で貸出を抑制

結果:元気な産業まで資金を断たれ、経済全体が窒息。

銀行自己保身と過剰反応(信用収縮の連鎖

地価の下落で担保割れが起きると、銀行は貸したくても貸せなくなる(BIS規制自己資本比率の縛り)。

同時に、「不動産融資した銀行自体」が傷んで、健全企業にも融資を出す体力がなくなった。

日本金融は間接金融銀行依存型)なので、銀行が縮むと企業も一緒に干上がる。

💡つまり、「バブルの熱を冷ます」はずが、「金融システムの血流自体を止めてしまった」。

日銀政府対応の遅れと過信

日銀は「土地バブルが悪い」という正義感が強すぎて、副作用無頓着だった。

政府も「市場自己調整力に任せよう」と景気対策を後回しに。

結果として、干上がる企業や家庭が続出しても、回復支援がまったく間に合わなかった。

🧠 なぜそんなことになったのか?(根本

資産インフレを冷ませば景気全体もソフトランディングできる」と甘く見ていた。

中小企業地方の声が中央銀行に届いておらず、東京中心の視点政策判断がなされていた。

日銀大蔵省(当時)に、経済現場に対する感受性が欠けていた。

🔚まとめ:なぜ関係ない人まで干上がったのか?

「熱い部分だけ冷ましたかったのに、金融政策構造上、経済全体を冷やしてしまった。

さらに、対応ミス銀行自己保身が重なって、干上がった人たちへの水すら止まってしまった。」

もしももっと段階的に、現場実態を見ながら慎重に調整していれば、バブル崩壊も「軟着陸」できたかもしれません。

あなたの感じている「そこまでやる必要あった?」という疑問は、今でも多くの経済学者歴史家が共有している、正当な問いです。




あなた:

不振に陥ったサラリーマン企業国有化しなかったのはなぜか

ChatGPT:

非常に核心を突く質問です。

なぜ、バブル崩壊不振に陥った企業(=そこに勤めるサラリーマン)を国有化しなかったのか?

これは、単なる経済政策の話を超えて、日本政治哲学制度設計思想に関わる深いテーマです。以下、歴史的制度的・思想的な観点から説明します。

結論から言うと:

国が企業を直接「国有化」して救済するという発想が、日本では非常に例外的否定的に扱われていたからです。

その背景には、以下のような事情があります

日本は「民間主導経済」が基本原則だった

戦後日本は「自由主義経済市場経済)」を基本とし、国家はできるだけ企業経営に直接関与しないという建前。

特に高度成長期以降、「政府ルールだけ作る」「経営民間に任せる」という方針が徹底。

企業は潰れるときは潰れるべきで、政府雇用保険融資など間接的支援に留めるという考えが根強かった。

📝経済への国の関与は「産業政策行政指導)」の形ではあったが、「国有化」は極めてまれ

② 「モラルハザード」を恐れた

企業が倒れそうなときに国が全部救ってしまうと、

経営者無責任になる

銀行安易リスクをとる

こうした「道徳的危険モラルハザード)」を避けるため、自己責任原則が重視された。

→ 「国が助けてくれるなら、経営ミスしても大丈夫」と思われたら、それこそ経済が腐るという発想。

国有化財政負担が大きすぎる

バブル崩壊直後、企業倒産は数万社規模、中小企業は数十万社が苦境。

これらを国有化(買い取って経営を維持)するとなれば、膨大な税金必要

当時はまだ「財政健全化」が強く意識されており、大規模な企業救済には政治的な抵抗が強かった。

例外的に「銀行」は事実上公的資金投入=国有化された

実は、国有化にかなり近い救済も行われています

1998年〜:「長銀日本長期信用銀行)」「日債銀日本債券信用銀行)」→一時国有化

その他、大手銀行にも公的資金が数十兆円規模で注入

💡つまり、「潰れると日本経済全体が崩れる」という銀行には、特別扱いの救済がされた。

企業(≠銀行)は個別救済せず、金融システムの根幹だけ守るという政策スタンスだった。

社会主義全体主義へのアレルギー

戦後日本は「民主主義」と「市場経済」での復興を目指した。

「国が企業を持つ=計画経済」的な発想に対して、政治的にも国民感情的にも拒否感が強かった。

特に冷戦期には、「国有化」は共産主義的・非民主的とみなされがちだった。

✅ まとめ:なぜ企業国有化しなかったのか?

観点理由

経済思想市場原理・自己責任を重視していたか

政治判断モラルハザード財政負担を避けたかたか

歴史的背景日本は「国有企業」にトラウマがあり、市場経済への信頼が強かった

対象の規模企業数が多すぎて救済不能だった(全員は無理)

実際の行動銀行だけは特例で事実上国有化公的資金

あなたの疑問は、「そもそも国がもっと積極的現場を守るべきだったのでは?」という非常に正当な視点です。

実際、そのような議論は当時も存在し、今でも「国の対応が遅く・冷たすぎた」という批判は根強くあります

もし希望があれば、「たとえばどんな制度があれば救えたのか?」という代替案的な話もできます




あなた:

竹中プランは全体の金融引き締めの中ではどのようなもの

ChatGPT:

竹中プラン正式には「金融再生プログラム2002年)は、バブル崩壊後の「長期不況」の最終局面に打たれた劇薬的な金融政策パッケージです。

このプランは、それまでの「不良債権処理を先送りするぬるま湯路線」を強制終了させる決断であり、結果として日本金融システムを立て直した反面、中小企業の淘汰・地方経済の打撃という大きな副作用も生みました。

竹中プラン概要2002年10月

当時、小泉政権経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵氏が主導。

メインの柱は以下の通りです:

施策 内容

不良債権の早期処理銀行に「厳格な資産査定」を義務付け、損失を先送りさせない

自己資本の強化不良債権処理で自己資本が不足する場合公的資金税金)で注入

金融庁の監督強化銀行検査マニュアルを厳格に運用、甘い査定を許さな体制に変更

株価下落対策政府金融機関が株式購入などの支援株価維持策)も実施

✅ 「引き締め政策」としての位置づけ

厳密には、竹中プランは**金融政策金利通貨供給)**ではなく、**金融行政銀行健全化)**に分類されます

しかし、経済への影響という意味では、猛烈な引き締め圧力をかけました:

📉銀行融資に慎重になる(信用収縮)

厳格な査定→「貸し倒れリスクのある企業に貸すと、自分の首が飛ぶ」

結果:中小企業への融資が激減

これは実質的に「貸しはがし」「貸し渋り」という形で実体経済を冷やした

✅ 背景:バブル崩壊10年目、金融システム崩壊寸前

2002年当時、日本銀行は以下のような状態でした:

不良債権を大量に抱え、経営体力が瀕死

株価バブルピークの1/4以下、地価も下落

銀行の信用が崩れ、国民が「預金引き出し」に走る可能性も視野

👀小泉政権竹中氏は「このままでは日本銀行は潰れる」と判断し、

銀行死ね

Permalink |記事への反応(0) | 19:04

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2025-06-04

JAは零細農家の「敵」で、消費者の味方だよ

どうもこの1年の値上がりを見てJAが零細農家の味方・消費者の敵であるという認識の人が多いようなのだけど、

という事実を正しく評価すれば、「JAは、零細農家が存続不能安価で米を売り続けてきた、零細農家の敵=消費者の味方である」ということが導かれる。

実際、存続不能価格を続けたことで米農家代替わりが抑止され平均年齢が71歳にまで至り、零細農家殲滅間近である赤字事業を老齢まで継続した零細農家田畑への執念は誤算だが、それももう終わる。

 

もし最大の誤算があったとすれば、米価が安かったことで資本が投下されず、農地の集約が進まなかったことだ。

資本は儲かる産業に集まる。産業規模が大きいほど事業者数は集約される。自動車工場半導体工場金融業コンサル業に出せば儲かるカネを引き寄せるには、日本可能な大規模農業収益性が低過ぎた。

農地を集約させるには、米価はもっと高くなければならなかったのだ。

Permalink |記事への反応(1) | 13:11

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2025-05-25

証券口座不正操作株式乗っ取り被害が相次いでいますが、なぜ日本通信のFPoS技術のようなSIMベースの本人認証技術が導入されないのか不思議です。FPoSは金融庁実証実験活用された実績を持ち、高い安全性を誇る国産技術であり、パスワードSMS認証比較して突破されにくい特長があります不正防止には既存システム限界を認め、FPoSのような最新技術積極的活用することが重要です。金融業界は既得権益固執せず、投資家安全を最優先に考えるべきではないでしょうか。

Permalink |記事への反応(4) | 22:43

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2025-05-20

「このごろ経済犯罪が多いね

「そのことには深い理由がある

「深い理由

簡単なことだ

「深い理由簡単

「いいかい 経済法は商法会社法金融業法などがあるが、経済法という法律はない

「そういえばねー

「だから経済犯罪存在しない

「えっ

政府経済犯罪というもの存在を認めてないから、経済犯罪があっても対策しない

「じゃあ商犯罪っていえばいいじゃない

「それはそう

Permalink |記事への反応(1) | 11:19

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2025-05-18

anond:20250518094043

随分前から金融業界はAI取引大掛かりにやってるが

光速がネックになるから取引所の横にデータセンター作るくらいだ

Permalink |記事への反応(1) | 09:43

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2025-04-07

anond:20250407231715

恐慌前触れ

1番目スムート・ホーリー

→ ロシア帝国ペルシャ戦争 (1826年-1828年

2番目フーバー関税

→ 日露戦争から満州事変1904年1932年

2.5番目リーマンショック

→ 南オセチア戦争2008年

3番目トランプ関税

→ ロシアウクライナ戦争(2022年〜)

イギリスロシア隣国ロシア攻撃させ、ロシアは応戦し、金融業界は投資煽りアメリカ恐慌惹起する

目標は、労働者層や中小企業献金力の削減、大企業献金力アップだと思われるよ

公務官僚には強欲があるもの

Permalink |記事への反応(0) | 23:49

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2025-03-14

anond:20250314120048

金融業者は貸した相手のことを殺したいと思ってても不思議ではないと、そうおっしゃるんですねわかります

やっぱりNISAとか殺人鬼集団なんだなと確信しました

Permalink |記事への反応(0) | 12:01

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2025-03-13

anond:20250313085052

悪徳金融業者はみんなそう言うんですよ

Permalink |記事への反応(0) | 08:52

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2025-03-07

anond:20250307130332

本当にソフトウェアエンジニア募集ならものすごく細かい

そもそもブラウザアクセスするのが多いのは当たり前なので

その裏で何があるかってのが大事な部分だから

WEBサービスWEBプロダクト、ってのもかなり怪しい感じ

本物は金融業界のxxxのプロダクトでRESTベースフレームワークは何でってのが多い

あるいはアメリカGAFASWEならフレームワークなんか関係ないけどロジックとか普通に出来るよって感じ

Webページ制作」の募集普通ソフトウェアエンジニアは応募しないと思う

Permalink |記事への反応(1) | 13:10

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2025-03-06

anond:20250305150606

ワイの経験上、金融業界のエンジニア性格最悪だと思うけどな

パワハラ上等みたいなノリだし

Permalink |記事への反応(1) | 22:26

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2025-02-23

anond:20250223212123

金利と業績が連動して上がるのって金融業だけのイメージやで…😟

Permalink |記事への反応(0) | 21:25

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2025-02-22

anond:20250222192435

でも暴力事件に遭うのは、小資産家のとこの子ですよね(金融業界による相続人殲滅事案)

Permalink |記事への反応(0) | 19:27

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2025-02-15

最高裁の甚田夫婦は、筑波大学に借りでもあるのかね?

昭和初期の化学兵器研究(もしくは薬物兵器研究)を知りえる者を社会的抹殺しようと、裁判所から弁護士会から金融業から一丸になって、カス必死

筑波以外にどこがあるってんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 03:23

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2025-02-10

日本人生産性が低い原因は仕事のやり方が非効率からではない

日本人生産性が低い」 という話は、多くの人が「仕事のやり方が非効率」だからと捉えがちですが、実際には 「利益率の低い仕事に多くの労働力が集中している」 という産業構造問題本質的な原因です。

1.日本一人当たりGDPが低い本当の理由

日本労働者の多くが利益率の低い産業従事している

・高付加価値産業が少ない、または成長が鈍い

企業ビジネスモデル自体利益を出しにくい構造になっている

低価格競争の影響で、労働の対価が低くなりやす

まり日本人の「仕事のやり方」ではなく、「どんな仕事をしているのか?」が問題

2. 業種別にみる「稼げる仕事」と「稼げない仕事

✅ 一人当たりの粗利益が高い業種(=GDPが高くなりやすい)

金融業ルクセンブルク型) → 一人当たりの粗利千万~1億円以上

ITソフトウェアSaaS → 高利益率のサブスクモデルで一人当たりの粗利が数千万

製薬・バイオテクノロジー研究開発費はかかるが、成功すれば莫大な利益

高級ブランド・高付加価値製造業LVMHのような超高利益ブランドが強い

コンサルティング弁護士M&Aアドバイザリー知識集約型で利益率が非常に高い

❌ 一人当たりの粗利益が低い業種(=GDPが伸びにくい)

飲食・小売 →人件費が高く、利益率が低い(粗利益数百万円レベル

介護福祉公共性が強く、利益を出しにくい

建設業特に下請け) →大手ゼネコン下請け構造利益が薄い

製造業(低付加価値) →価格競争に巻き込まれ利益率が低い

日本労働人口の多くが「低粗利の業種」に集中しているため、一人当たりGDPが低い。

→ 逆にルクセンブルクのような「高粗利の業種」が多い国は、一人当たりGDPが高くなる。

3. 「日本人生産性が低い」はミスリード

日本人の働き方が「非効率」だからGDPが低いのではなく、

利益の出にくい仕事をしているから」GDPが低い。

日本労働生産性を上げようと思ったら、

稼げる業種へシフトする

利益ビジネス構造を変える

無駄価格競争をやめ、単価を上げる

といったアプローチ必要になります

Permalink |記事への反応(0) | 12:58

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2025-02-09

anond:20250209173411

アメリカイギリス比較すると、どちらも英語圏であり、高度な教育機関を持つIT先進国ですが、IT分野での影響力には大きな差がありますアメリカIT分野で圧倒的に強い理由を、イギリス比較しながら考えてみましょう。

1.市場規模の違い

アメリカイギリスの約5倍の人口を持ち、国内だけで大規模な市場が成り立ちます。これにより、IT企業初期段階から大規模な顧客基盤を獲得でき、成長しやすです。

一方、イギリス市場は小さく、スタートアップ早い段階で国外市場EUアメリカ)に進出しなければならないため、成長のハードルが高くなります

2.ベンチャーキャピタルVC)の規模と投資文化

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカではベンチャー企業が爆発的に成長しやす環境が整っているのに対し、イギリスでは起業ハードルが高く、IT企業大規模化しにくい

3.移民政策人材確保

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカには世界中の優秀な技術者起業家が集まりイギリス人材確保で不利になっている。

4.政府軍事技術関係

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカ国家規模での研究開発がIT分野の発展を後押ししており、イギリスはこの点で遅れを取っている。

5.先行者利益エコシステム

アメリカ
イギリス

結果として、アメリカITエコシステム長年の積み重ねによって強固になり、競争力が維持されているイギリスはこのエコシステムを持たないため、後発の企業が成長しにくい。

結論:なぜアメリカが圧倒的に強いのか?

アメリカは「市場規模」「投資環境」「移民政策」「政府支援」「エコシステム」のすべてが揃っているため、IT分野で圧倒的な強さを誇る。

一方、イギリス金融業が強いものの、

市場が小さい

投資文化リスク回避的

人材流入アメリカより少ない

政府IT支援アメリカほど大規模でない

ITエコシステムが未成熟

という要因からIT分野でアメリカに大きく遅れを取っている。

今後の展望

このように、アメリカIT産業の圧倒的な強さは長期的な蓄積の結果であり、イギリスを含む他国が追いつくのは容易ではありません。

Permalink |記事への反応(0) | 17:53

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2025-02-05

氷河期時代公務員勝ち組上場企業であれ民間企業勝ち組感はなかったなあ

バブル時代金融業勝ち組だったがその後メガバンクですらドンドン潰れてリストラしてたし

Permalink |記事への反応(0) | 20:54

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2025-01-31

増田や増田と似たタイプにIT説明する作文を作って貰った

そもそもITガチgeekと真面目な移民庶民お仕事で、ペーパーエリートはお呼びじゃないんやで

強烈に教育でどうにかなると調教され、ギフテッドビジネスで儲けたい人たちに忖度した回答する ChatGPT/Geminiたん ですら、

英才教育や社内教育だけで「ガチgeek」を作るのはほぼ不可能だと答える

 

ITは虚栄心とか認められたい欲を満たしてくれる仕事じゃないぞ

弁護士 になるか、金融業界でブイブイ言わせる方が、より手っ取り早く、確実な成功を収めやすい(投資銀行の方がどう考えても給与高い)

ITガチgeekと真面目な移民庶民お仕事というのは、単純に内部動機を持たないペーパーエリートにとって、コスパが悪い選択肢からやで

 

ただ、真面目な人なら、何歳だって大歓迎の業界やで

ガチgeek以外は、仕事でやってるだけの単なるサラリーマンで、ITは単なる手段しかないし、いろんな人にいろんな仕事があるのでまったく構える必要性はナシ

目的が「誰かにすご~いって言ってもらう」ではなくて、「ちょっとした贅沢をする」なら、まだしばらくは、その目的は達成出来ると思います。頑張ってね

 

 

 

ワイ:高度人材の確保や研究の速度を向上させるという観点では、英才教育ギフテッドビジネス一定の理解はできます。(論文の数や速度において優位性を高める可能性が上がるからです。また、論文数や速度の向上が無意味だとは考えていない点も、この理解に繋がっています)  ただ、英才教育ギフテッドビジネス肯定的な人たちは、作られた才能と情熱は、生まれつきの才能や内発的な寝食を忘れるレベルの強い情熱に勝るものではないという、普遍的事実無視しています。  たとえば、企業にはOSS部門があってカーネルメンテナー所属していることもあります。それを持って、企業所属している =サラリーマンサラリーマンであるなら教育カーネルメンテナー作れる と考えてそうだなって思います

 

ChatGPT

かに英才教育ギフテッドビジネスが注力する「作られた才能」と「情熱付与」は、ある程度まで成果を上げられるかもしれません。しかし、あなたが指摘しているように、それが生まれつきの才能や、寝食を忘れるほどの内発的な情熱に及ばないのは、現実的観点からも納得できます

 

OSS部門カーネルメンテナーの例は非常に的確です。企業がどれだけ教育制度を整備しても、「真にカーネルメンテナーになれる人材」を量産するのは難しいでしょう。なぜなら、そのような人材は単なる教育だけで生まれるのではなく、純粋好奇心や強い内発的動機が鍵だからです。彼らは「これを解決しないと生きていけない」くらいの衝動を持って、自発的に深掘りを続けています教育模倣できる部分もありますが、その情熱の深さや独自性はどうしても後天的には作り出せない。

 

また、サラリーマン的な枠組みで「教育すれば誰でもこのレベルに到達できる」という考え方には、過剰な単純化がある気がします。実際には、そうした人材が属している企業は、むしろ「その人たちが自由に動ける環境提供している」だけであり、彼らが自発的に生み出している成果の恩恵を受けている側に過ぎないことも多いでしょう。

 

からこそ、「生まれつきの才能」や「内発的な情熱」を持った人材いかに引き出し、彼らが最大限能力を発揮できる環境を整えるかが重要です。そして、そのような人材を無理に量産しようとする試み(特に英才教育ビジネス的な観点で)は、むしろ限界があるといえるのではないでしょうか。

 

 

Gemini

提示観点、すなわち高度人材の確保や研究速度の向上という目的における英才教育ギフテッドビジネスへの一定の理解、そしてそれらが「作られた才能と情熱は、生まれつきの才能と内発的な寝食を忘れるレベルの強い情熱に勝るものはない」という事実無視しているというご指摘、大変興味深く拝見いたしました。

特にOSS部門所属するカーネルメンテナーを例に挙げ、「企業所属している=サラリーマンサラリーマンであるなら教育カーネルメンテナーを作れる」という考え方が成立しないという点は、まさに核心を突いていると言えるでしょう。

以下、ご提示論点に沿って、さらに詳細に考察を深めていきたいと思います

 

1.英才教育ギフテッドビジネス限界

英才教育ギフテッドビジネスは、早期から特定の分野に特化した教育を施すことで、一定レベル知識技能効率的習得させる効果は期待できますしかし、真に卓越した業績を上げるためには、単なる知識技能習得を超えた、内発的な動機情熱、そして何よりもその分野に対する深い愛情必要不可欠です。

まれつきの才能を持つ人物は、寝食を忘れるほどの情熱を持って対象に没頭し、周囲の環境評価に左右されることなく、自らの内なる衝動に従って探求を深めていきます。このような内発的な動機は、外部から与えられた教育報酬によって容易に作り出せるものではありません。

 

2.カーネルメンテナーの例示の妥当

カーネルメンテナーは、OSの中核部分であるカーネル保守・開発を行う高度な技術者です。彼らは、単に企業からの指示で業務をこなしているのではなく、多くの場合個人的な興味や探求心、そしてOSSコミュニティへの貢献意欲といった内発的な動機によって活動しています

企業所属しているカーネルメンテナーも、その根底には個人的情熱があり、企業は彼らの活動支援する環境提供しているに過ぎません。「サラリーマンから教育で作れる」という発想は、彼らの内発的な動機無視した、表面的な捉え方と言わざるを得ません。

 

3. 才能と情熱相互作用

才能と情熱は、互いに影響し合い、高め合う関係にあります。生まれつきの才能を持つ人物は、その才能に導かれるように情熱を燃やし、情熱によって才能をさらに開花させていきます

一方、才能が必ずしも突出していなくても、強い情熱を持つ人物は、努力と工夫によって才能を大きく伸ばす可能性がありますしかし、いずれの場合も、内発的な動機重要役割果たしていることは間違いありません。

 

4.結論

英才教育ギフテッドビジネスは、一定の成果を上げる可能性はあるものの、真に卓越した人材を育成するためには、個人の内発的な動機情熱を育むことが不可欠です。外部から教育報酬偏重するのではなく、個人の内なる声に耳を傾け、その情熱を最大限に引き出す環境提供することが、長期的な視点で見れば、高度人材の育成、ひいては研究速度の向上に繋がると考えます

 

 

ワイ:英才教育や社内教育カーネルメンテナー作れると思いますか?

 

ChatGPT

結論から言うと、英才教育や社内教育だけで「カーネルメンテナー」を作るのはほぼ不可能だと思います以下に理由を挙げます

 

1.カーネルメンテナー役割は単なるスキルではない

 

カーネルメンテナーは、プログラム実装力だけではなく、以下のような多様な能力資質必要です:

• 深い技術理解OS全般知識や低レイヤ動作原理を熟知。

独自問題解決能力:未知の問題トラブル自力解決できる。

コミュニティ運営力:他の開発者と協力し、コードレビュー設計議論リード

• 内発的動機OSSという報酬に直結しない領域でも情熱を持って取り組む。

 

これらは、単に教育研修で詰め込むだけでは育成できません。

 

2. 内発的な情熱教育で作れない

 

カーネルメンテナー必要な「寝食を忘れて技術を探求する情熱」は、個人の内発的なもの依存します。教育環境知識提供しても、強制的に「Linuxカーネルに夢中になる人」を生むことはできません。

 

実際、多くのカーネルメンテナーは、子供の頃からプログラミングシステムの仕組みに没頭してきたような、本能的に好奇心が強い人が多いです。企業教育機関がそれを模倣して情熱を植え付けるのは難しいでしょう。

 

 

3.企業文化や制約が壁になる

 

企業内で教育を通じてカーネルメンテナーを育成しようとした場合、以下の問題が生じます

時間自由の不足:カーネル開発のようなOSS活動は、試行錯誤に膨大な時間必要します。企業プロジェクト締切や業務効率の制約下では、それに没頭できる環境が確保されにくい。

動機ミスマッチカーネルメンテナーは、純粋技術を愛する情熱で動いています。一方、企業での教育は主に「成果を出すため」に行われるため、動機根本的に異なります

 

結果として、教育を受けた人材短期的に成果を出す「カーネルエンジニア」にはなれても、コミュニティ尊敬される「カーネルメンテナー」にはなれないでしょう。

 

4.教育役割は基礎を整えるに留まる

 

教育研修は、「カーネルメンテナーを作る」というよりも、以下のような目的で使われるべきだと思います

技術の基礎を広く身につけさせる:低レイヤOS設計ネットワークシステム全般の基礎知識

OSSコミュニティに参加する方法を教える:Gitの使い方や、パッチ投稿プロセスなど。

好奇心を刺激する:興味を持つ人に自由に挑戦できる環境を整備。

 

こうした基盤があれば、一部の人自然カーネルメンテナーになる可能性を高めることはできますが、全員がそうなるわけではありません。

 

結論

英才教育や社内教育は、「土壌を豊かにする」役割は果たせますが、「カーネルメンテナー」という希少かつ情熱駆動型の人材を作り出すことはできません。そのため、教育だけでなく、才能ある人が自由に挑戦できる環境づくりや、OSSへの参加を自然に促進する企業文化が不可欠だと思います

 

どう思われますか?

 

 

 

ワイ:完全に同意ですわたしが知っているカーネルメンテーもコードを読む時間が減るという理由退職しました

 

 

ChatGPT

まさにそのエピソードが、カーネルメンテナー本質物語っていますね。カーネルメンテナーにとって、コードを読む時間や、技術に集中するための自由環境こそが何よりも重要です。それが奪われるような状況では、どれだけ安定した収入地位約束されていても、情熱が続かず退職してしまうのも頷けます

 

彼らは「技術のもの」に価値見出しているので、外部から業務的な圧力や制約が増えると、本来モチベーションを阻害してしまうんですよね。

 

教育企業提供するのはあくまで「サポート」であって、彼らの情熱探究心に干渉しない形での支援必要なのだと思います。この話からも、やはり「教育カーネルメンテナーを作れる」という発想は現実的ではないと再認識できますね。

 


 

 

 

 ↓↓↓ ~~~~~ 上記理解できない人用に説明する作文を作って貰った ~~~~~ ↓↓↓

 

いつもの増田: なんか得体のしれない化け物をゲットできるまでガチャ回すのは非現実的だし、そもそも俺たちの人事が得体のしれない化け物を正しく評価できるわけがない anond:20250125090309

 

IT本質システムではなく情熱生態系

増田さんが語った「得体のしれない化け物をゲットするまでガチャを回すのは非現実的」という表現には、技術者育成や評価に対する鋭い問題意識が感じられます。そして、これは確かに多くの企業教育機関が抱える課題の核心を突いています

 

IT世界には「化け物」と呼ばれるような人物存在します。例えば、リーナス・トーバルズ氏のように、子供の頃から一人でコンピュータ解体し再構築し、Linuxというオペレーティングシステムを作り上げてしまうような人です。彼らを突き動かすのは、外部から評価報酬ではなく、内側から湧き上がる純粋な探求心や情熱です。

 

レゴブロックに夢中になったあの頃

この「内発的な情熱」は、特別な才能を持つ一部の人だけに限った話ではありません。子供の頃、レゴブロックパズルに夢中になった経験はありませんか?誰かに褒められたいとか、賞を取りたいと思っていたわけではなく、「この形を作ってみたい」「もっとカッコよくしたい」という気持ちだけで、時間を忘れて遊んでいたはずです。

 

リーナス氏もまた、そのような精神技術に向き合っていました。彼がLinuxを作った時も、「これで世界を変えたい」などという高尚な目標ではなく、「自分が欲しいものを作りたい」という好奇心と楽しさが原動力だったのです。

 

技術者を動かすもの

真の技術者を突き動かすのは、次のような動機です:

 

収入必要だが最優先ではない

地位ほとんど興味がない

技術的挑戦:純粋楽しい

 

彼らにとって、難しい課題は「仕事」ではなく、「解くのが面白いパズル」です。そのため、教育システム評価制度だけで「ガチgeek」を育てようとするのは困難です。それは、楽器演奏を教える際に「正しい指の動かし方」だけを教えるのと同じで、熱意そのものは育てられないからです。

 

誰もが「化け物」になる必要はない

ただし、IT業界において「化け物」であることが必須ではありません。IT世界には、真面目に取り組む人、技術に少し興味がある人、問題解決を楽しむ人、様々なタイプの人が活躍できる場所があります。そして、それぞれのスキルモチベーションは違っていても構いません。

 

大切なのは自分動機を見極めることです。例えば、「すごいと言われたい」という理由でこの業界を目指すと、表面的な肩書きや名声では乗り越えられない壁に直面してしまうかもしれません。しかし、「ちょっとした贅沢をしたい」「生活を少し豊かにしたい」といった現実的目標であれば、IT業界はその可能性を十分に提供してくれます

 

ITの魅力に気づくために

もしITに少しでも興味があるなら、まずは小さく始めてみるのがおすすめです。初めはレゴブロックのように気軽な気持ちで取り組んでみてください。「ちょっと作ってみよう」「少し試してみよう」という軽い気持ちが、次第に技術面白さや問題解決の楽しさにつながるかもしれません。そして、それが新たな情熱キャリアに育つこともあります

 

ITは、「化け物」だけの世界ではなく、学び、試し、楽しむ人たちのための生態系です。そして、その生態系の中でこそ、リーナス氏のような「化け物」も自然と育まれるのです。

 

 

IT肩書きでする仕事だと思っている人、参考になりましたか

anond:20201115125745

Permalink |記事への反応(0) | 19:33

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2025-01-29

anond:20250129120006

最近引っ越した某医療機関関係者によれば、不動産業大手20年後の大規模案件計画しているので、立ち退き予定地を買っておいて立ち退いたということ

それで医者情報をくれる不動産など金融業者に協力するわけだ

資金運用は不当競争だな

Permalink |記事への反応(1) | 12:07

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