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はてなキーワード:近江とは

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2025-07-12

anond:20250712183522

林家ペー本名は「佐藤 嘉彦」。

1964年頃初代林家三平に入門。三平付き人を6年間ほど務めた。当初「ペー平」と命名されたが、のちに「ぺー」となった。

2008年には「落語もやってみたい」と考えを改め、一門の後輩である林家たい平落語家として弟子入りし、「林家たいぺー」の高座名をもらう。

初代林家三平一門の中で数少ない、名前に「平」の字が付かない弟子である。来歴にもある通り、元々、師匠である三平から一度「林家ペー平(ペーぺー)」という芸名をもらった。しかし、1963年師匠の友人である近江俊郎宅を師匠ら数人と訪れた際、そこにいた近江の友人である占い師に『林家ペー平』で姓名判断してもらった。すると「素晴らし過ぎる名前だ。いずれ師匠を食ってしまうほどの大物になるだろう」と告げられたが、小心者である初代三平(ペー本人がそう語っている)が弟子であるペーの台頭を恐れ、「平」を取ってしまったためである

名付け親の初代三平他界したため、「ペー」の書体ひらがなカタカナかは本人にも分からない。ペー本人は「師匠に聞く前に他界されてしまった」と語っている。番組などで「横書きの時はカタカナ縦書きの時はひらがな」と時折語っている。

Permalink |記事への反応(0) | 19:17

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2025-06-22

日野富子下剋上の道を開いた

応仁の乱後の日野富子による将軍並立と室町幕府の弱体化の経緯についてですね。

応仁の乱(1467年~1477年)は、足利将軍家後継者争いと有力守護大名対立が絡み合い、全国を巻き込む大乱となりました。この乱によって室町幕府権威は地に落ち、各地で下克上が進行する戦国時代へと突入していきます

日野富子は、8代将軍足利義政の正室であり、9代将軍足利義尚の生母です。彼女応仁の乱の勃発にも深く関与し、乱後もその政治的な影響力を持ち続けました。

富子が将軍を並立させ、幕府さらに弱体化させた経緯は以下の通りです。

1. **義尚の早世と後継者問題:**

応仁の乱終結後の1489年、富子の唯一の息子である9代将軍足利義尚が近江で陣没しました。これにより、将軍職の後継者問題が再び浮上します。

2. **義材の擁立と富子との対立:**

義尚には子がなかったため、義政の弟である足利義視の子足利義材(後の義稙)が将軍職を継承することになりました。しかし、義材は武力による秩序回復を目指し、富子やその近臣、有力寺社勢力など、これまでの幕府運営に深く関与してきた勢力との対立を深めていきます特に、富子が抱える多額の負債や、彼女権益に触れるような政策を義材が打ち出したことが、対立を激化させました。

3. **富子による細川政元への接近と明応の政変:**

義材との対立を深めた富子は、幕府の実力者である管領細川政元に接近します。政元は、将軍権力を弱め、自らの政治的影響力を強めることを企図していました。

そして1493年、義材が大内義興の討伐のために河内に出陣している隙を突き、富子と細川政元クーデターを起こします。これが「明応の政変」です。政元は兵を率いて京都制圧し、義材を廃して幽閉しました。

4. **足利義高(義澄)の擁立将軍の並立:**

義材を廃した富子と細川政元は、新たに足利義視のもう一人の子である足利義高(後に義澄と改名)を10代将軍として擁立します。

しかし、廃された義材はその後、越中、次いで周防へと逃れ、地方の有力大名特に周防大内義興)の支援を受けて、正統な将軍としての地位を主張し続けました。これにより、京都にいる義澄と、地方に逃れた義材という、二人の将軍が並立する異常事態が発生しました。

5. **幕府権威の決定的な失墜:**

富子によって引き起こされた明応の政変とそれに続く将軍の並立は、室町幕府権威を決定的に失墜させました。将軍自身意思ではなく、有力大名政治的勢力によって廃されたり、擁立されたりする状況は、幕府がもはや日本全国を統治する正当な権力であることを否定するものでした。

また、将軍が二人存在する状態は、各地の武士守護大名にとって、どちらに従うべきかの混乱を生み、さらなる地方勢力の自立と下克上を促す結果となりました。

日野富子の行動は、結果的将軍権威を著しく損ない、室町幕府支配力を根本から揺るがし、戦国時代の混乱をさらに深める要因となりました。彼女自身経済的権益政治的な影響力を保持しようとした結果、幕府統治能力を自ら破壊してしまったと言えるでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 07:56

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2025-06-06

anond:20250605235856

御用は、近江へ!m9🤨

ララ,フークーヤー♬

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2025-06-01

石田三成まさか秋葉原降臨!?~義の心が干し柿の甘さに染み渡る~


時は令和、空前の和スイーツブームが到来し、抹茶パフェあんみつわらび餅…みんなが日本の伝統の味に舌鼓を打ってた20XX年。そんな中、秋葉原電気街に、マジで異質な雰囲気を醸し出すお方が現れたんだって質素だけど凛とした着物姿で、何かこう、昔の武士みたいな、キリッとしたオーラをまとったお方。「え?コスプレ?何のキャラ?」ってみんなが遠巻きにしながらも、その佇まいにちょっと惹かれてたらしい。

「わたくしは…石田三成と申す。」

え?マジで?あの関ヶ原の戦い徳川家康と激アツバトルを繰り広げた三成様!?って歴史オタクギャルたちがスマホで速攻ググり始めた瞬間、そのストイックなお方、もとい三成様は、キョロキョロしながら呟いた。「ここは…近江ではござらぬか…?」って、マジで時代劇から飛び出てきたみたい!「マジありえん!」ってみんな心の中でツッコミつつも、その真剣眼差しに、何かを感じてたらしい。

そんな三成様に、恐る恐る話しかけたのは、秋葉原に通い詰めるアニメオタクギャル、ミツキ。「あの…大丈夫ですか?何かお困りですか?」「…道に迷ったようでございます。」って、意外と困ってる様子がギャップ萌え!ミツキ、その真面目そうな雰囲気ちょっとシンパシーを感じて、「アタシ、ミツキ!アキバことなら、結構詳しいよ!」って、親切に声をかけたんだって

次の日、ミツキに連れられて、三成様は初めてアキバ散策萌え萌えキュンなメイドカフェとか、フィギュアがずらりと並んだお店とか、マジでカルチャーショック連続!でもね、三成様が一番興味を示したのは、街の片隅にある、ちょっと古風な甘味処看板。「…干し柿…とは、どのような菓子でございますか?」って、マジ真剣眼差し。ミツキ、ちょっと渋いチョイスに驚きつつ、「あ~、干した柿のことだよ!甘くて美味しいんだ!」って教えてあげたんだって

でね、ある日、ミツキが三成様を連れて入った甘味処で、衝撃的な出会いがあったの!それは…干し柿パフェ!「え?干し柿パフェ!?」って、三成様、マジで目を丸くしてたらしい。一口食べてみたら…「な、なんなのだ、この奥深い甘さは!?干し柿の滋味深さと、冷たいアイス調和…まさに、天下を統一するほどの美味でございまする!」って、マジで武将っぽい表現で感動してたらしいよ。

そこから、三成様の干し柿パフェ愛がマジで燃え上がった!毎日色んな甘味処を巡って、干し柿パフェを食べ比べまくってたんだって。「干し柿の種類、アイスの甘さ、トッピングの妙…研究しがいがありすまする!」って、もはや戦略レベル

でね、ある日、三成様、マジで下取りの野望を語り出したの。「わたくし、この干し柿パフェをもって、再び天下を…とは申しませぬが、せめてこの甘味世界で、一旗揚げてみせましょうぞ!」って!

え?干し柿パフェで一旗揚げる?なんか地味だけど、三成様なら何か企んでそう!ってミツキも思ったらしいんだけど、三成様の目はマジだったんだって豊臣秀吉への熱い忠義の心が、令和の干し柿パフェに新たな目標見出したのかもね!

そっから、三成様の干し柿パフェ革命スタート!まずは、SNSで「#石田三成干し柿愛」ってハッシュタグ作って、毎日自作干し柿パフェ画像をアップし始めたんだって。そのストイックな美しさと、三成様の真面目なコメントが、意外とギャップ萌えじわじわバズり始めた!

「三成様の作る干し柿パフェマジで美味しそう!」

戦国武将が作るスイーツとか、絶対こだわり強そう!」

「渋いけど、なんか気になる…」

SNSは三成様の干し柿愛でじわじわ盛り上がり!しかも、三成様、ただ作るだけじゃなくて、全国各地のこだわりの干し柿を探し求めたり、伝統的な製法を学んだり、マジで研究熱心!「天下の干し柿」を目指して、日々試行錯誤を繰り返してたんだって

で、ついに!三成様は、秋葉原一角に、自分プロデュースする干し柿パフェ専門店「ISHIDACAFE - 義 - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、質素だけど落ち着いた和の雰囲気で、三成様のストイック美学が感じられる空間店員さんも、ちょっと古風な作務衣みたいな制服着てて、マジ渋い!

オープン初日から、意外にも若い女性を中心に、行列ができ始めた!「SNS話題干し柿パフェ、マジ気になる!」「三成様って、なんかかっこいい!」って、新しいファンが続々!でね、一口食べたら、みんなその上品な甘さと、奥深い味わいにハマっちゃうらしい。「え、何これ?ただの干し柿パフェじゃない!」「三成様の義の心が詰まってる気がする!」「甘すぎなくて、マジで大人な味!」って、口コミが広がりまくって、ISHIDACAFE - 義 - はあっという間に人気店になっちゃったの!

しかもね、三成様、ただお店やってるだけじゃないんだよ!全国の干し柿農家さんと協力して、新しい品種の開発に取り組んだり、干し柿を使った斬新なスイーツを考案したり、マジで干し柿業界を盛り上げようと奮闘してるんだって

テレビ雑誌取材殺到!「令和の石田三成」「干し柿界のカリスマ」とか呼ばれて、マジで時の人!三成様のストイックな魅力と、干し柿パフェの意外な組み合わせが、新たなブームを巻き起こしたんだね!

でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!三成様の干し柿パフェは、全国の和スイーツ好きに愛される定番メニューになったんだってデパート物産展とか、お取り寄せスイーツとか、どこに行ってもISHIDACAFE - 義 - の干し柿パフェ!まさに、干し柿パフェスイーツ界に一石を投じた!マジですごすぎ!

あの時、アキバの街で静かに佇んでいた孤高の武将が、令和の時代干し柿パフェで新たな道を切り開くなんて、マジで誰も想像してなかったよね!まさに、義の心が甘い革命を起こした瞬間!

ミツキも、「まさか三成様が本当に干し柿パフェでこんなに有名になるなんて!アタシも、もっと日本の歴史勉強しよ!」って、ちょっと感動してたらしいよ。

三成様は今も、より高みを目指して、新しい干し柿パフェの開発に余念がないらしい。「わたくしの干し柿道に、終わりはございませぬ!」って、マジでストイック

こうして、石田三成は、令和の日本で、干し柿パフェという新たな武器を手に入れ、見事、和スイーツ界で確固たる地位を築いた!天下統一…とは違うかもしれないけど、その志は、きっと多くの人々の心に響いたはず!めでたしめでたし…ってことで、マジで渋くて熱い物語完全燃焼したわ!干し柿、マジ卍!

Permalink |記事への反応(0) | 10:13

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2025-05-03

動画投稿者カルテル化が嫌いな件

動画投稿収益が得られるようになって久しいけれど、最近ちょっと伸びた投稿者同士ですーぐコラボだので群れだすのがキツくて見てられんのや

群れてるのが気に入らん感じが始まったンは合成音声系動画の連中が某人狼ゲーム内輪ネタやり始めてからやんな

あの辺の連中はなんかニコ動運営まで寄ってきてとりあえず内輪で再生数稼げりゃいいみたいな感じになってクッソつまんね~~~って思ってたんだわ、実際最近ようけ見んから消えたんやろうけどな。

合成音声系でいうと某にんにくブチ捨て系の奴のチャンネル買い取った連中も他の投稿者巻き込んでつるんでるんが気にくわんしつまらんのよな、サムネの時点で見る気せえへんねや

あいう群れる連中って内輪で盛り上がって敵が出てきたら囲んで叩く悪い性質が出てくるからキショいね

個人的近江連合ってあだ名付けてやくざ扱いしとるわ

その辺でいうとYouTuberのやたらコラボしまくる期間が続くとクッソつまらんくなるんねんな、ホンマ…

やっぱ友達料的な金が美味いんかねぇ?

Permalink |記事への反応(0) | 02:31

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2025-03-15

表自「10歳未満の時に生理知識があった女がエロ広告を嫌がるな」

オレンジページレシピページに子宮エレベーターエロ漫画広告が表示された

閲覧者に嫌がられたのを受けてオレンジページエロ広告が表示されないよう調整する、調整完了までは広告表示しないと宣言した

オレンジページ好きは「子供と一緒に見るからよかった」と喜ぶ一方、表現の自由界隈は「フェミに屈するな」「オレンジページ不買する」と怒り、オレンジページ炎上している

杏耶@あや

@ayatanponpon

レシピ検索してエロ広告が出てきても何にもいい事ないでしょ。当たり前にありすぎて感覚鈍ってしまいがちだけど性的もの個人が選んで見に行くもので見せつけられるものではないんだよ。今のどこに行っても現れるエロ広告が異常なんだよ

このエロ広告批判が1.6万いいねされ、表自が大量に群がり抗議をした

そしてレスバへ

Kokonoe

@KokonoeSu

え、それ別に普通テレビCMにも言えるけど…

エロってだけで感覚バグるの、どうかしたほうがいい。

杏耶@あや

@ayatanponpon

成人した人間が選んで見るものを正しい判断ができないような子供不快に思う人間不快になるような場所エロ広告を載せるのはやめていきたいよねって言ってるだけなんだけど、感覚バグってるのはそちらではないでしょうか?

Kokonoe

@KokonoeSu

でもあなたのお仲間は、10歳未満から生理を知っていて当たり前って意見だけど?

(ちなみに学校教育では10から)

あと散々言われてることなんだけど、多様性不快を受け入れることだよ。

自分不快から排除しようとするのは、フェミニストやミサンドリストの特徴。

https://pbs.twimg.com/media/Gl_ome9akAA6Cur.jpg

https://pbs.twimg.com/media/Gl_omrpa4AAzLJZ.jpg

杏耶@あや

@ayatanponpon

生理10歳未満でも知ってるよ…

私自身も発達が早くて母から10歳になるだいぶ前から教わってきたし、他のご家庭もそういう場合も多いと思うよ

そして生理エロ広告は何も関係ないよ…生理エロくないよ、間違えてるよ…恥ずかしいからここで気づいてね。もう話さない方がいいからね…

Kokonoe

@KokonoeSu

だったらエロ理解できるでしょ。

そうなると不適切だっていうあなたたちの言い分は通らなくなるんよ。

単に快か不快かって話になる。

杏耶@あや

@ayatanponpon

生理になる⇨エロ理解できるってこと?たぶん貴方の性知識と私の性知識が違いすぎる…。後あなたたちって誰が見えてるの私の背後に!?見えないものを見ようとしないで。今私はあなたにリプして、貴方は私に反応してるんじゃないの?

今回不快な人が多かったか運営も動いた、それだけじゃない?

Kokonoe

@KokonoeSu

生理を知ってるなら、その過程で最低限の性知識は身につくでしょ。

そうなると、性的広告個人の快不快の話になっちゃうでしょうに。

それとも、生理だけ知っていて性知識がないとか頓珍漢な事でも言うの?

生理ネタに興奮するタイプのアンフェはわざと生理について変なことを言って「違いますよ、私の場合は〜」と体験談を引きずり出すことでオカズGETするのでkokonoeもそういうタイプかもしれない

意図不明だがkokonoeも火だるまになる

罪木梢🦆(近江のわかり手)

@MecchaKawaiiNo1

🥺「エロ広告なんとかしてほしい💦」

🤪「でもあなたのお仲間は10歳未満から生理を知っていて当たり前と言ってるけど?w」

↑今はエロ広告の話をしているんだけど、生理エロだと思ってるの泣くわ

no_no

@kknoce

生理ってカテゴリ的にはうんこの仲間なのにセックスの仲間と思ってるおっさんおるよ

カリコ👦👦👶5歳🚹3歳🚹7ヶ月🚹【ヘルメット矯正中】

@fDLXHuBl7sKZ6sT

おっさんってうんこおしっこエロカテゴリに入れてるから下を通過するもの系は訳わかんなくなってるんだと思う

すりごま🐾

@surigoma2012

心底驚いた。生理エロを同列で語るような奴がエロ広告擁護してるってことやん。どうやって社会生活送ってるんやろ

ふりとれー

@chi__tosu

エロ広告の話をしてたのに突然生理がどうこうの話になってびっくりすぎる

生理エロカテゴリじゃなくて、名前の通り生理現象カテゴリなのに…

人によっていつから始まるかわからいからびっくりしないように早めに教えたり、お母さんが体調悪い日があるからって子にやんわり教えたりするよね

子宮エレベーター広告女性向けエロ漫画であり、主婦層がよく見るページだから需要があると広告配信会社自動的判断して流したようだ

表自は女性向け作品への弾圧にも熱心であり「俺の好きな男向けが燃やされたのだから女向けも燃やされろ」としょっちゅう18禁作品を探してきては晒しものにして叩いている

一方で「女に批判されたエロ広告」という形で出現した場合は熱心に擁護してエロ広告自由を求めるというねじれ現象

Permalink |記事への反応(1) | 16:53

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2025-03-13

Grokさん日本都道府県知名度順にリスト化してください。

日本都道府県を「知名度順」にリスト化するのは主観的な要素を含むため、完全に客観的な順序を決めるのは難しいですが、一般的知名度考慮する際によく使われる基準観光地人口文化的な影響力、メディアでの露出など)をもとに推定してみます

以下は、そのような観点から作成したリストです。ただし、知名度は人によって異なるため、あくまで参考程度にしてください。

名前特色
東京都 (Tokyo)日本首都世界的な都市観光文化の中心。
大阪府 (Osaka)商業食文化たこ焼きお好み焼き)、コメディ聖地
京都府 (Kyoto)歴史的寺社伝統文化観光地として国際的に有名。
神奈川県 (Kanagawa)横浜鎌倉東京近郊としての影響力。
愛知県 (Aichi)名古屋自動車産業トヨタ)、歴史織田信長)。
北海道 (Hokkaido)広大な自然札幌スキーリゾート、食(海鮮ラーメン)。
福岡県 (Fukuoka)九州の中心、博多ラーメン屋台文化
千葉県 (Chiba)ディズニーランド成田空港東京近郊。
兵庫県 (Hyogo)神戸有馬温泉阪神地域
埼玉県 (Saitama)東京ベッドタウンアニメクレヨンしんちゃん」の舞台
広島県 (Hiroshima)平和記念公園宮島歴史的重要性。
沖縄県 (Okinawa)独特の文化、ビーチリゾート、米軍基地
静岡県 (Shizuoka)富士山、茶畑、熱海
長崎県 (Nagasaki)原爆歴史的港町オランダ中国文化の影響。
宮城県 (Miyagi)仙台松島東日本大震災記憶
熊本県 (Kumamoto)熊本城阿蘇山くまモン
鹿児島県 (Kagoshima)桜島薩摩文化温泉
石川県 (Ishikawa)金沢伝統工芸兼六園
新潟県 (Niigata)米と日本酒、スキーリゾート
長野県 (Nagano)アルプススキー1998年冬季オリンピック
岐阜県 (Gifu)白川郷高山飛騨牛
群馬県 (Gunma)草津温泉温泉地としての知名度
栃木県 (Tochigi)日光東照宮いちご。
茨城県 (Ibaraki)つくば納豆
三重県 (Mie)伊勢神宮鈴鹿サーキット
滋賀県 (Shiga)琵琶湖近江歴史
奈良県 (Nara)大仏、鹿、古代史。
和歌山県 (Wakayama)高野山白浜紀州
山梨県 (Yamanashi)富士山ワイン甲府
岡山県 (Okayama)倉敷桃太郎伝説
愛媛県 (Ehime)松山道後温泉みかん。
香川県 (Kagawa)うどん小豆島
山口県 (Yamaguchi)下関歴史明治維新)。
青森県 (Aomori)ねぶた祭りりんご
福島県 (Fukushima)東日本大震災原発事故自然会津)。
大分県 (Oita)別府温泉由布院
宮崎県 (Miyazaki)高千穂、温暖な気候スポーツキャンプ地。
秋田県 (Akita)なまはげ秋田犬、米。
岩手県 (Iwate)平泉中尊寺)、わんこそば
高知県 (Kochi)坂本龍馬四万十川
佐賀県 (Saga)有田焼唐津
島根県 (Shimane)出雲大社隠岐
富山県 (Toyama)立山黒部アルペンルート、薬。
徳島県 (Tokushima)阿波踊り鳴門の渦潮。
山形県 (Yamagata)さくらんぼ蔵王
福井県 (Fukui)東尋坊恐竜化石
鳥取県 (Tottori)鳥取砂丘、梨。

福島もうちょっと何かあるやろ…

Permalink |記事への反応(2) | 21:19

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2025-02-02

理系だけど日本古典文学を割と読んだから語る③

【前】anond:20250202174807

8:今昔物語 福永武彦 訳 宇治拾遺物語 町田康 訳[新訳] 発心集日本霊異記 伊藤比呂美 訳[新訳]

今昔物語はここに収録されている福永武彦訳で読んでいる。池澤夏樹の義父だね。僕は結構説話集が好きで、「聊斎志異」や「捜神記」、「デカメロン」やガラン版「アラビアンナイト」なんかも読んでいる。近々「カンタベリー物語」も読む予定だ。

さて、なんで「今昔物語」を全部読まず、部分訳の福永武彦訳にしたのかというと、理由はいくつかあるのだが、気軽に持ち運びのできる全訳が出ていないのが一番の理由だ。また、講談社学術文庫は、天竺編と震旦編、それから本朝世俗編が出ているのだが、なぜか日本舞台にした仏教説話を収録した巻が翻訳されていない。有名どころの仏教説話は頭の中に入れて置きたいとうっすら考えているのだが、原文を読むのが近頃は億劫なので、早く翻訳が出てくれないかと祈っている。

内容は芥川龍之介翻案したものを含め、人間心理の観察や奇妙な話、怪異の話や下品すぎる話、それから強烈な個性を持った人間の話など様々だ。一つ一つの話が短いので楽しめるし、芥川龍之介近代的に翻案する前はどんな話だったか、比べるのも楽しい。ちなみに、水木しげるインパクトのある話ばかりを漫画化したバージョン中学高校図書館にあったが、あれも面白かった。あとは、家にあった子供版に、卒塔婆だか石碑だかに血痕がついたらその土地が水害で滅亡する予言を信じる老婆の話が収録されていた。周囲の人が老婆をからかうためにわざと卒塔婆に血を付けるのだが、その晩に本当に村が滅亡する。世界民話に似た話があったと記憶しているが、出典が思い出せない。自分ギリシア神話をはじめとした、運命皮肉やアイロニカルな予言を扱った話が好きである。やっぱり説話集面白い。

ただし、編集方針だろうか、「今昔物語」では似たような話が何度か続く配列になっている。だから通読していると飽きる瞬間がある。

これは「聊斎志異」でも同じで、酒を飲んでいたら死んだ友人が化けて出てきたが、酒を飲んでいたせいか死んだことを忘れていて、そのまま話が進むみたいなパターンがかなり多い。他にも幽霊キツネが化けた美女が出てきて結ばれてハッピーエンドみたいなのも何度も繰り返される。結局みんなモテたいのね。

宇治拾遺物語」「発心集」「日本霊異記、これらはすべて未読である。「日本霊異記」は最近になってKADOKAWA現代語訳を出しているので、積んである本を片付けたら入手予定だ。なお、これは①で述べた雄略天皇エピソードの出典の一つもである

9:平家物語 古川日出男 訳[新訳]

平家物語古典の苦手な僕でも原文で読みやすいと感じた。理由は恐らく、口承文学から声に出したらなんとなくわかるからなのと、敬語相対的に簡略化されているからなんだろう。それとも、ちょうど「火の鳥」乱世編の舞台で、歴史の流れ的に何が起きるか既に分かっていたからだろうか? それとも、教科書をはじめとして、断片的に名シーンを知っていたからだろうか? バトル物として楽しんだんだろうか?

日記を読み返すと、「古代貴族世界が音を立てて崩壊していくのがよくわかる」と綴っていたし、「空海密教美術」展で観た平清盛の血曼荼羅が登場したのに滅茶苦茶興奮していた。

ちなみに、神保町の本祭りで、ちょうど講談社学術文庫版が一巻から十巻までがセットで安売りされていたので、良い機会だと思って購入したのだが、後になって全十二巻だったと気づいた。道理で安いわけだ。このバージョン解説が丁寧で、「平家物語」かなり京都中心のバイアスがかかっているという指摘がされていた。例えば、平清盛大輪田泊建築したことは今でこそ評価されているが、「平家物語」では単に京都の荒廃をもたらした暴政ってことになっている。木曽義仲もただの田舎乱暴者扱いだ。ちなみに、かつて滋賀県旅行したときに、彼の没した古戦場粟津を訪れたのだが、住みやすそうな普通住宅街になっていたのに驚いた。

太平記についてもついでだから書こう。実家神奈川県なので、鎌倉幕府滅亡まではかなり馴染みのある地名が多かったので楽しんだのだが、南北朝に分かれたままで話が終わるし、明確に「完結した!」という実感を持てる構成ではなかった。明確な善玉悪玉の物語でもないしね。みんな結構幕府側に着いたり朝廷側に着いたり右往左往している。この機を見るに敏なあたりがいかにも中世武士らしいし、おかげで誰が誰の勢力についているか、すぐにわからなくなる(ここまで書いて思ったのだが「平家物語」は平家の滅亡というわかりやすい大きな流れがあるから読みやすいのかも)。

それに、歴史書っぽくいろんな中国古典から引用するけれども、日付が操作されていたり、複数天皇意図的混同していたりする(光明天皇即位した個所、太平記ではなぜか光厳天皇重祚としている)。あくまでもこれは物語なのだ

そして、物語から、出てくる辞世の句にすごくいいのがたくさんあった。いま手元に本がないのが恨めしい。メモから見つけたのは「皆人の世にあるときは数ならで憂きにはもれぬ我が身なりけり」……なにこれつらい。

なお、各神社仏閣の縁起物語や中国古典脱線することが多く、それはそれで非常に面白いのだけれど、「だからこんなに長くなるんだよ……」みたいな気持ちになった。多少は「平家物語」でも登場・退場する人物の背景に脱線するけれどね。「ジョジョの奇妙な冒険」でも敵のスタンド使いの背景が紹介されるシーンあるよね。あのテクニックは話の流れがちょっと止まるので使いこなすのが難しい。ところで、あまりにも歴史から引用が多いので、これまた講談社学術文庫版の「史記」を読むに至った。……と、記憶していたのだが、日記を読むと両者を並行して読んでいたらしい。我ながら、なんでそんな無茶をした? 両者とも疑問点が多くて日記にやたらとメモを残している。

ところで、太平記の巻二十二に、相手のことを馬鹿にして「へろへろ矢」と呼ぶシーンがあるが、オノマトペ歴史的に興味深い。

10:能・狂言 岡田利規 訳[新訳] 説経節 伊藤比呂美 訳[新訳] 曾根崎心中 いとうせいこう 訳[新訳] 女殺油地獄 桜庭一樹 訳[新訳] 仮名手本忠臣蔵 松井今朝子 訳[新訳] 菅原伝授手習鑑 三浦しをん 訳[新訳] 義経千本桜 いしいしんじ 訳[新訳]

前回も書いたけれども、せっかくなのでもう少し細かく書こう。これはちゃん池澤夏樹全集で読んだ。

「能・狂言には身体障害者に明確な悪意を向け、冗談半分で暴力をふるうとんでもないネタもあるのだが、盲目であることが当時どのように受け止められていたかがわかる。江戸時代なんかだと視覚障害者団体も作っていたみたいだし、だから近江絵などで風刺対象ともなっているのだろう。岡田利規の訳がかなり砕けていて、特に狂言だとカタカナも多用している。「おーい太郎いる?/はーい。/あ、いたのね」には笑ってしまったが、当時の日本人にはこう聞こえていたのだろう。演劇の人なので、酔っ払いの歌などを声に出してそのまま演じられそうなのがいい。カタカナ言葉が今の日本語の生きた要素として使われていることがよくわかる。

現代第一線で活躍する作家に訳させるってのはかなり贅沢だ。今の言葉古典に新しい命が吹き込まれるって本当なんだな。

説教節」女人禁制による悲劇を描いている。これは父方の祖母からも似た話を聞いた覚えがある。何かウグイスだか何かの鳥に変じてしまう話だったようだが思い出せない。どこかの寺院縁起譚だったと思う。翻訳伊藤比呂美で、この人は「ラニーニャ」という作品芥川賞候補になっている。

曾根崎心中はいとうせいこう訳。ここから浄瑠璃。作中の大阪弁が興味深い。大阪舞台だし、近松門左衛門作品なのでそれはそうなんだが、江戸時代大阪ことばがどうだったかってのはすごく面白い。三幕の悲劇プロットは単純なんだけど、台詞の長さとか掛け合いとかが欧米演劇とはリズム全然違っている。そういえば昔、「コメディお江戸でござる」のなかで「七つの鐘が六つ鳴りて」が引用されてたけど、原文って最初から最後まで七五調らしい。この次もそうだが、借金で首が回らないってネタ時代的な物か。

女殺油地獄はひたすらダメ人間がとうとう強盗殺人までしてしまう救いのない話なんだが、ここまで徹底した悪人というか堕落して行く過程がすでに文学表現されていたってのがまず面白い。ダークヒーローとかそういうのではなく、自己弁護言い訳にまみれた情けない悪人物語だ。翻訳桜庭一樹で、ところどころ注釈的に時代背景を地の文説明しているんだけど、現代語訳っていうのはこういう自由さもある。たぶん池澤夏樹はどう翻訳してほしいか指示を出さなかったんだろう。

殺人の場面は本当に暗鬱。面白いので近松門左衛門作品もっと読みたい。江戸時代実在事件モデルにした猟奇サスペンスがあったってのが面白い。ジャーナリズムの発展ってやつだ。ただし、人生がうまくいかない人をすべて発達障害解釈しようとするのは、否定するだけの根拠はないのだが、多用しすぎるのもどうかと思う(一昔前の「シゾイド人間」みたいに流行っているだけかもしれない)。

ところで、まったく関係ない作品同士で、源融の庭の話が引用されているのは不思議で、それほどよく知られていた話だったのだろう。また、わからない言葉がちまちまあるので調べながら読むことになるんだけれど、「坊主持ち」って遊びが出てきて、これはお坊さんとすれ違うまで荷物を全部持つ遊びらしい。じゃんけんで負けたら全員のランドセルを背負う小学生の遊びの起源か?

菅原伝授手習鑑」牛車を押す場面を浮世絵で見たし、松王丸の部分は新渡戸稲造武士道」か何かで引用されていたのを思い出した。忠義のために身動き取れなくなる話は「菊と刀」にも通じている。意外と又聞きで歌舞伎物語を知っているのかもしれない。ところで、学生時代に見た子供切腹する歌舞伎は何の話だったんだろう。

翻訳三浦しをんでこれを読んだ昨年当時はは四十七歳のはずなんだけど、「ギッタンギッタンにする」「ニャンニャン」という、古いんだか新しいんだかよくわからない言語感覚が特徴。この作品では道真公の流罪の原因をかなり自由創作しているようだ。

もう少し読みたいものだと思い、浄瑠璃と加歌舞伎とかの現代語訳はないものかと「弁天娘女男白浪」について調べると、それは一部分を演じるときの題で、本来は「青砥稿花紅彩画」というらしい。

義経千本桜キツネが身代わりになるシーンがあるが、「菅原伝授手習鑑」にも木像が身代わりになるシーンがあり、これはよく見られる演出だったんだろうか? かなり自由に筋が作られている。安徳天皇女性説とか初めて知った。このあたりも「平家物語」の時代を知っていると楽しい

仮名手本忠臣蔵は四十七士全員のエピソードを語る時間はさすがにないが、悪玉は徹底的に憎たらしく描かれており、エンターテインメントの基本が抑えられている感じがする。ここでも入れ替わりの芸がある(上に書いた入れ替わりは、駕籠に乗った九太夫医師と入れ替わっている個所)。なるほど、日本演劇ストーリーだけじゃなくて上演時のテクニックについても調べる必要がある。

ところで、解説を読んでいると、「仮名手本忠臣蔵」は仇討ち物語というよりも恋愛劇だという指摘があった。他にも、どの脚本伝統を逸脱しているとか細々説明している。

あと、「しんとく丸」の話はどっかで聞いたことがあるんだが、どこでだったのかが思い出せない。

INTERMISSION③

好きとか嫌いとか、こういう本能的な感情の動きは、まったく道徳的でない。

近頃は読みもしないくせに、イケメンが出てくるフィクションに対する独断偏見自分の中でどんどん育っていることに、非常に困惑している。他人プライベート空想や願望にとやかく言うのはみっともないし、読みもしないのに批判するのは非常にダサいので、こうした非論理的感情はいつも戸惑う。逆に、一度きちんと読むべきではないか? それか、徹底的にスルーするかだ。そもそもフィクションそもそも他人の頭の中身なので、刺さらないときには徹底的に刺さらないってだけではあるまいか。かつては普通男性向け女性向けと関係なく小説を楽しめていたのに、こんな人間になってしまたことが極めて残念である

おそらく、これも僕のイケメン嫌悪去勢不安がなせる業だろう。まだ四十にならないのに前立腺肥大を患い、ED気味である

じっくり考えてみたのだが、ジャンルを問わず男性であることを否定的に書く作品や、男性苦痛を軽視するもの否定的な感想を持つようだ。昔はジェンダーSFとかを、思考を広げて無意識の前提に気づかせてくれると面白く読んでいたのに、年齢を重ねて頑固になってしまったようだ。困ったものだ。そこのままではさらに年齢を重ねたらどうなることやら。

逆に、自分が性欲を持つ男性であることを肯定するタイプポルノが大好きだ(具体的なジャンルは揚げてもしょうがないので略す)。この好きと嫌いの両者は僕が自分の性を肯定できるかにかかっている。つまるところ、「僕は男性としてダメじゃないか?」という不安を表裏一体で反映している。自分ヒゲ永久脱毛をする気が全くないのも根底には同じ感覚がある。見境無く散らばっている性癖文学の好みの背後に、一本の理屈が通っていると気づくと、自己理解が深まったようで、事態が何も解決しなくても、何かすっきりした気持ちになる。

逆に、女性作家ですごく気に入ったものを十作くらい集めて、何が好きだったをまとめてみると、こういう作家属性評価するとこから自由になれるかも。今度試みてみよう。偏見から自由になりたいものだ。

それに、偏見に凝り固まった感覚が浮かんでくるのは、人と会わず孤立している時なのであるそもそも、人との距離を取り、一緒に過ごす時間を奪ってしまうような創作活動は、僕を幸せにするだろうか?

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2025-01-21

anond:20250121121746

もっとたくさん教えて

ChatGPT:

了解さらに多くの架空暴力団組織名を紹介するよ。漫画小説ゲーム映画などの作品ごとにまとめてみた。

1.龍が如くシリーズ

東城会(とうじょうかい

近江連合(おうみれんごう)

大道寺一派(だいどうじいっぱ)

郷田龍司組(ごうだりゅうじぐみ)

真島組(まじまぐみ)

堂島組(どうじまぐみ)

荒川組(あらかわぐみ)

瀬戸内連合(せとうちれんごう)

関西京浜同盟(かんさいけいひんどうめい)

2.闇金ウシジマくん

白峰組(しらみねぐみ)

滑皮組(なめかわぐみ)

愛沢組(あいざわぐみ)

猪背組(いのせぐみ)

3.代紋TAKE2

関東明政会(かんとうめいせいかい)

真侠会(しんきょうかい

紅蓮会(ぐれんかい

鬼州組(きしゅうぐみ)

武侠組(ぶきょうぐみ)

4.サンクチュアリ

黒澤組(くろさわぐみ)

明石組(あかしぐみ)

三崎組(みさきぐみ)

大西組(おおにしぐみ)

藤堂組(とうどうぐみ)

5.静かなるドン

新鮮組(しんせんぐみ)

鬼州組(きしゅうぐみ)

三代目村田組(むらたぐみ)

関東木枯会(かんとうこがらしかい)

近藤組(こんどうぐみ)

風間組(かざまぐみ)

6.天牌

川島組(かわしまぐみ)

堂島組(どうじまぐみ)

桜井組(さくらいぐみ)

藤田組ふじたぐみ)

三国組(みくにぐみ)

7.OUT

潮崎組(しおざきぐみ)

浜田組(はまだぐみ)

清水組(しみずぐみ)

神崎組(かんざきぐみ)

朝倉組(あさくらぐみ)

8.クローバー

城戸組(きどぐみ)

黒田組(くろだぐみ)

坂口組(さかぐちぐみ)

9.仁義なき戦い映画小説

広能組(ひろのぐみ)

村岡組(むらおかぐみ)

矢野組(やのぐみ)

加古村組(かこむらぐみ)

10.バイオレンスジャック

関東鬼城会(かんとうきじうかい

狼組(おおかみぐみ)

破戒者会(はかいしゃかい

蛇鬼会(じゃきかい

11.キングダム

黒龍会こくりゅうかい

紅虎会(こうこかい

紫電会(しでんかい

12.カメレオン

銀竜会(ぎんりゅうかい

青道会(せいどうかい

西崎組(にしざきぐみ)

13.逆転裁判シリーズ

黒目組(くろめぐみ

南雲組(なぐもぐみ)

14.日本沈没小説ドラマ

黒田組(くろだぐみ)

東雲会(しののめかい

赤城組(あかぎぐみ)

15.ミナミの帝王

柴田組(しばたぐみ)

木崎組(きざきぐみ)

本城組(ほんじょうぐみ)

これだけたくさんの架空暴力団作品の中で登場してるよ!

どの組も物語の中で重要役割果たしていて、抗争や陰謀主人公との因縁が描かれていることが多いね

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2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する⑥

【前】anond:20250102211547

3-01「わたし英国王給仕した」ボフミル・フラバ阿部賢一訳★★★

才覚でナチス共産主義の嵐を生きぬいた給仕お話経験から相手本質を見抜き、最高のサービスをする、ってのは序盤だけで、あとは東欧諸国悲惨歴史の中で話が進む……はずなんだが、文章全体にユーモアが漂っていて、ナチス政権下でも結構いい思いをしていて、「歴史をこんな風に扱っていいのか?」とその大胆さに驚かされる。当事者からいいのか? いや、そんなことはないのか? 最近は意外なことで炎上したり叩かれたりするので何もわからん(なんか、アジア人のふりをして小説を書いたらバズって、そのままアジア人のふりをする羽目になる、みたいなキャンセルカルチャーネタにしたアメリカ風刺文学があった気がするんだが、思い出せない。キーワード検索しても新しい価値観についていけないで炎上ちゃう六十代教授の出てくるアベルカンタン「エタンプの預言者」という別の文学しか出てこない。で、pretending to be an Asianでググってやっと見つけた。R. F. KuangのYellowface」。洋書だった。たぶんどっかの文芸評論家が紹介してたんだろう)。

関係ないけど、ナチスが優秀な子孫を作るための女性たちのためのキャンプヌーディスト楽園のような外見を持っていながら(いや、記憶いかも)発想がそもそも家畜改良みたいで、恐ろしすぎて「これは露悪的なSFか?」ってなる。しかし、殺戮こそしていないものの、今では人権意識の高いとされる北欧諸国でも、かつては平気で障害者異民族の断種が行われていたのだ。Whataboutismは建設議論にとっては有害だが、人間原始的感情に訴えかける強い説得力を持つ。「確かに俺も悪かったけど、お前にだけは言われたくねえよ」的なね。結局、政治感情で動く。

話を戻せば、この作品映画にもなっているらしい。というか、このエントリ全体で映像化された作品結構あるらしいのだが、全然見ていない。

3-02「黒檀」リシャルト・カプシチンスキ工藤幸雄/阿部優子/武井摩利訳★★★

ポーランドアフリカって接点があると普段ほとんど考えないのだけれど、きわめてよいルポタージュ。こうして独立してから何十年経つのに、アフリカ諸国とひとくくりにされがちな国々の個性を伝えてくれる。

しかし、出来事基本的に救いがない。人類史の多くは悲惨連続だが、アフリカで起きたことは桁の振れ幅が一つ違う。世界経済システムとの不幸すぎる出会いから五百年余り、まだ立ち直れていない大陸という印象を持った。とはいえ、暗澹たるルポタージュと言うわけでもなく、人々が村の中心の樹々に集まって生活するところや、市場の活気などは生命力にあふれ、まるでそこで暮らす人々の顔が浮かぶようだ。破綻した国家状態は目を覆うようだが、そこから復興して何とかやっている人々の姿もある。……と、当時の日記に書いてあった。

ところで、ヘミングウェイはよくアフリカ狩猟に出掛けているけれども、それは所詮旅行者の目で、上っ面でしかないと批判しているのがこの本だった。そう思っていたのだが、日記を読み返すとそれはポールセロー「ダーク・スターサファリ」だった。著者はマラウイウガンダで教鞭をとっていただけあって、アフリカに対して遠慮が無く極めて率直だ。時として情のこもった叱責や、人々へのまっすぐな好意も出る。きれいごとのないアフリカを知りたい人にオススメ

遅延する電車、かつての豊かな文化個性を失い広大なスラムと化したそれぞれの国の首都、高い失業率飢餓地元民のやる気を削ぐ支援窃盗強盗犯人へのリンチ放置されて本が残っていない図書館。親切な人や旧友もたくさん出てくるがいささか気が滅入ってくる。……と、当時の日記に書いてあった。

今はスマホも普及していてアフリカの様子も少なくとも都市部では大分違うと思う。ただし高野秀行は今でも地方市場では窃盗が起きると犯人リンチされると書いていた。

3-03「ロードジムジョゼフ・コンラッド 柴田元幸訳★★

沈没事故で船を見捨てた船員が、延々と続く良心の呵責に苦しみもがいて生きる話だったはず。

試練に敗れ、卑怯者のレッテルを貼られた人物独白を、別の語り手を通じて聞くという不思議構成だけれど、緊迫感が良い。最後には西欧世界の手の届かないところに引っ込んでしまうんだけれど、これって著者の中で「闇の奥」をどのように発展させてここに至ったのだろう。「闇の奥」の内容をあまり覚えていないので困る。語り手が「闇の奥」と同一人物だと全然気づかなかった。やはり覚えていないのは心細い。これは、たとえ敵意ある世界から逃れても……、的な話なのだろうか。……と、日記に書いてあった。「黒檀」と違い、こちらは日記を読み返しても当時の気持ちほとんどよみがえってこなかった。

3-04「苦海浄土石牟礼道子 ❗

この全集では最重要作品かもしれないのだが、実はこの作品だけ読めていない(だからこのエントリタイトルは「理系池澤夏樹世界文学全集を全部読んだから五段階評価する」ではない)。何かで水俣病患者が苦しみながら「これを垂れ流した企業の連中にメチル水銀汚染水を飲んでもらいたい」と心の底から呪っていたというのを読み、これほどの憎悪自分の中に受け止めるだけのエネルギーが無いと感じたためだ。もしかしたら社員だけでなく、その家族にも呪詛を向けていたかもしれない。記憶にない。あるいは、これはどこにも書いていないのだが、本当はこうして水俣病にかからなかった全ての人に向いていたのかも。

こういうことを言うと結局自国中心主義なのかと言われるかもしれないが、それをはっきりと自覚したのが石黒達昌「或る一日」を読んだ時だ(伴名練が編集した短編集がある)。戦争事故かはわからないが、強烈な放射能汚染で次々に子どもが死んでいく話で、読んでいて相当しんどかったのだが、特にきつかったのは名前が「美優」とか「翔」みたいに死んでいくのが現代日本の子もの(それとも自分と同世代人間の?)名前だった点だ。おそらく「亀吉」や「トメ子」だともっと冷静に読めただろうし、「サッダーム」とか「ウルスラ」とかだったらかなり距離ができる。

僕がこうして世界文学を読めていたのも、他人の苦しみが言語文化の壁によって希釈できているからでは、という疑念を僕に抱かせるに至った。

3-05「短篇コレクション Ⅰ」コルタサル他★★★★★

今にして振り返れば錚々たる作家ばかりだし、気に入った作家の(あるいは、ドナルド・バーセルミみたいによくわからなかった作家の)短編集を借りて読んだりもした(バーセルミは結局全然からなかった)。一方で、後になって適当に手に取った本の作者だったと後で気づくこともあった。当たりはずれがあるのがアンソロジーの楽しみである

フリオコルタサル南部高速道路東日本大震災の際に、災害時にできるコミュニティに関連して話題になったが、震災を知らない世代にも刺さる普遍性があるコルタサル作品の中で一番面白いものの一つ。金達寿「朴達の裁判は前提となる知識ほとんど知らずに読んだのだが、したたかに生きる庶民の話で、吉四六ばなしとひがみ根性のない「阿Q正伝」を足して割らない印象を受けた。官憲に殴られて卑屈に笑ってみせても、決してへこたれることのない強さがある。アリステア・マクラウド「冬の犬」は悲しいけどいい。この人の作品は何を読んでもカナダ東部の寒さが伝わってくる。新潮クレスト・ブックスで出ているので是非読んでほしい。レイモンド・カーヴァーささやかだけれど、役にたつことはわざとらしいが嫌いじゃない。村上春樹訳だ。最近村上春樹は一つの権威なっちゃってとうとう早稲田名誉博士にまでなって、「俺たちの反体制村上はどこに行っちまったんだ」みたいな気持ちになるが、翻訳は好きで、いまだに村上訳の本をたまに手に取る。それに、村上春樹小説男性中心的でときどきレイモンド・チャンドラーみたいにマッチョとはいえ、「メンヘラ」という言葉が広まるはるか前にもかかわらず、メンタル病気で苦しむ人の描写解像度が、身近にたくさんいたんじゃないかってくらい極めて高い。彼の最大の美点だ。もっとも、今では精神を病んだ当事者文学が出てきたので、「じゃあ当事者が書いた作品を超えるにはどうしたらいい?」ってのが次の文学課題だ。ガーダ・アル=サンマーン「猫の首を刎ねる」は、フランス移住したアラブ系青年が、男にとって都合のいい女がどれほど魅力的かを語ってくる叔母の幻影に悩まされる話で(たとえば恋する女性がもう処女じゃないことに苦しむと、脳内の叔母が「かわいくて素直で恥じらいのある処女を紹介するよ」と延々と語る)、あまりに男の欲望むき出し、即物的で笑っちゃうところもあるんだけれど、その都合のいい幻を切って捨てることもできないあたりがリアルで生々しい。男性向け・女性向けのポルノのぞき見ると、みんな都合のいいことばっかり望んでるよね(だがそれがいい)。

余談だが、自分恋人嫉妬深いので恋愛経験はあまり多くない方が好みだが、フォークナーを勧めてくれた友人は、むしろ経験豊富なほうが面倒くさくなくていいと熱く語っていた。このあたりは好みの問題だ。

閑話休題しかしこの叔母が独身だってのがミソで、「女の幸せ結婚だ」という社会独身女性は、こうやって世話焼きおばちゃん的な立場サバイブしてきたのだ、という指摘をどこかで読んだ。

目取真俊面影と連れて」は一番面白かった。自分の中では生涯読んだ短編の中の上位十位に入っている。ウチナーグチの語りなのだけれど、ひたすらいじめられ続けて、抵抗もできずにいる女性が、皇太子暗殺事件犯人関係して不幸になって、そのまま死んでいくという虚無の話なのだけれど、心が深く動かされる。世間ではタフになれとか戦って抗えとか言うけれど、抵抗するすべを知らず、その体力も能力もなく抵抗できずにそのままの人だってたくさんいる。弱い人間が弱いまま幸せに生きて死んで行けるようになってほしい。

3-06「短篇コレクション Ⅱ」A・グリーン/G・トマージ・ディ・ランペドゥーサ他★★★

前項は南北アメリカアジアアフリカが中心だったが、こちらはヨーロッパ作品が中心。こちらの巻はやや印象が薄い。

記憶に残っているのはサルマン・ラシュディ(ルシュディ)「無料ラジオで、人口対策で断種されてラジオをもらった男の話。どうもラシュディはこの政策に反対だったらしく、「真夜中の子供たち」でも断種・不妊手術を極めて否定的舞台装置として扱っているし、実行したインディラ・ガンディーを始め、権力を持った女性に対してうっすらとした嫌悪を持っている気がする。「真夜中の子供たち」でもアパート管理人の意地悪な姉妹とか出てきたし。

あとはミシェル・ウエルベックランサローテだけれど、ウエルベックはどの作品人権意識の高まりをはじめとした社会の変化について行けない中年男性の悲哀と愚痴が基本にあって、どれを読んでも感想が大体一緒になる。前にも書いたが要約すると「俺は非モテから思春期の頃には思いっきセックスできなかったし、処女と金銭のやり取りなしでイチャラブできなかった。中年になって女を金で買えるようになったが、ちっとも楽しくない。子供も老人もみんな大っ嫌いだ、バーカ!」「こうなったのもぜーんぶヨーロッパ文明進歩に見せかけた自滅のせいだ! みんなカルトに狂って不幸になっちまえ!」「人類所詮本能には抗えないサル並みの動物なので、あらゆる不幸はポストヒューマン進化しないと解決しないんだよ! アヒヒヒヒ!」。これはひどいもっとも、こういう反動的に見える作品にも賞をあげちゃうフランス文壇の度量の広さはすごいけどね。もしかしたら「セロトニン」はそこから一歩進んだかもしれないが読むのがめんどくさいし、これまた自分にとって輝きを(こんなものを読んでわざわざ憂鬱になりたいという暗黒の吸引力を?)失った作家だ。ウェルベックは悪くない。変わってしまったのは僕だ。

カズオ・イシグロも収録されていたはずなのだ記憶にない。

ところで、最後まで読んでみて見て思うのだけれど、このシリーズって表紙に毎回鳥が銀色印刷されているんだけれど、これってすべてポーズが違うんだろうか。重複したりしていない?

以上。

あとは同じように読んだ人のブログ探して読んでみようっと。

完読総評! 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 全冊 - ウラジーミルの微笑

池澤夏樹の世界文学全集は、何が読まれているのか? - ボヘミアの海岸線

おまけ

余談だけど日本文学全集は第10巻「能・狂言説経節曾根崎心中女殺油地獄菅原伝授手習鑑/義経千本桜仮名手本忠臣蔵」だけ読んだ。長いがめっちゃ面白い

岡田利規「能・狂言」の訳がかなり砕けていて、特に狂言だとカタカナも多用している。「荷六駄」の「おーい太郎いる?/はーい。/あ、いたのね」には笑ってしまったが(たぶん「太郎冠者、あるか」「御前に」あたりが原文だと思う)、当時の日本人にはこう聞こえていたのだろう。現代語訳したのが演劇の人なので、声に出してそのまま演じられそうなのがいい。カタカナ言葉が今の日本語の生きた要素として使われていることがよくわかる。

同時に収録されている狂言には視覚障害者おちょくるとんでもないネタもあるのだが、盲目であることが当時どのように受け止められていたかがわかる。江戸時代なんかだと視覚障害者団体も作っていたみたいだし、ただの弱者ではない。だから近江絵みたいに風刺対象ともなっているんだろうか。

おしまい

Permalink |記事への反応(2) | 21:24

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2024-12-25

滋賀ピザ配達員

近江の♪兄ちゃん

Permalink |記事への反応(0) | 20:02

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2024-12-23

近江ピザ

真ん中が琵琶湖の形にくり抜かれていてもおかしくない

Permalink |記事への反応(0) | 07:57

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2024-12-06

anond:20241206115040

近江米というブランド米がある

Permalink |記事への反応(0) | 21:35

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死者の声

金烏臨西舎

鼓声催短命

泉路無賓主

此夕離家向


夕陽が沈む。

寺では鐘が鳴っている。私の命はきわまった。

冥府には主もなく客も来るまい。

この夕暮れに家を離れ、私はそこへと向かうのだ。

懐風藻大津皇子辞世六朝体の流麗な韻律を維持し乱れない。後世の仮託とされるが詩にあるとおり皇子は夕刻に連行され翌日処刑された。遺体近江二上山に葬られた。望まぬ争いに巻き込まれ継母によって殺される二十三歳の青年最期の声が聞こえるだろうか。

最初に声を聞いたのは古い時代歌人詩人だった。いつのころから伝承が生まれた。曰く「皇子は無実」と。沈潜する伝承に形をあたえたのは明治時代折口信夫だった。しかしこの時代、『日本書紀』を疑うことは禁じられていた。折口は『死者の書』という不気味な小説を著わしこれを表象した。戦後歴史学者がそれを受けた。『日本書紀』の詳細な解読が始まったのだ。暗喩に満ちた断片的な記述が発掘で得られた傍証史料とあわせて詳細に検討された。緊迫した皇位争い、持統女帝のすさまじい性格が浮かび上がっていく。考古学者は近江朝における二上山位置意味検討し、それが反逆者にふさわしくない手厚い葬礼であることを指摘した。不比等のかけた封印が解かれた。皇位争いは、皇子意志はるかに超えた次元で、大津、草壁それぞれを擁立しようとする天智系、天武系という巨大な勢力うしの闘争として行なわれていた。このとき国家の中枢では、ふたたび「壬申の乱」のような状況におちいることとシンボルの1人が犠牲になることの費用対効果が、非情にも計量されたのだった。皇子政治的犠牲として殺害され、そこには後の持統天皇が関与していた可能性が高いという現代学説はこうして築かれた。そのために費やされた時間は1000年を超えている。微細な記録の断片から何らかのメッセージを読み取り忘却の彼方に沈んだ記憶に光をあてる歴史学は、ときにはこのような作業に信じがたいほどの労力を傾注する。それを可能としたのは懐風藻なのか、それとも後世の歌人研究者なのか。答えは両方であろう。

アーカイブはただ記録する。その声を聞けとまでは言わない。聞くかどうかは閲覧者にゆだねられる。アーカイブ価値基本的にはその編纂手法によって決定されるのだが、より厳密には、その価値は送り手と受け手関係性の中に存在する。アーカイブはそれを、ときには時空を越えて繋ぐ。

 

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2024-11-29

anond:20241129212150

黒沢年男「御用は、近江へ!!」

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2024-10-10

小説 階伯(かいはく)つづき

百済亡命者たち――日本への道

百済滅亡の報せが朝鮮半島全土を駆け巡るとき、そこには絶望だけでなく、わずかな希望が残されていた。それは、百済の地を追われた者たちが、遥か倭の国――大和への亡命の道を選んだことだった。

百済の都泗沘(しひ)が炎に包まれ王族貴族、そして多くの百済の民が散り散りになって逃げる中、一握りの者たちは東へ、海を越えて大和へと渡ることを決断した。彼らにとって、倭はかつて同盟を結び、文化技術を共有してきた縁のある国だった。遠い異国ではあったが、そこに生き延びる希望があると信じていた。

渡海――苦難の旅

夜の海は静かだったが、波は冷たく、命の危機を感じさせた。百済から亡命者たちは、わずかな船団に身を寄せ合い、倭の地を目指した。彼らの目には、故郷を失った悲しみと、新しい土地での不安が浮かんでいた。

中でも、若き百済貴族、武珍(ムジン)は、家族と共に海を渡ることを決断した一人だった。彼はかつて百済王宮官職を務めていたが、新羅と唐の連合軍が攻め込むと、命からがら国を脱出した。彼の目の前には、父祖の地であった百済が失われ、愛した仲間や民が散り散りになっていく姿が浮かび続けていた。

「いつか…いつか、この地に戻ることができるのだろうか」と、武珍は呟いたが、その声は波音にかき消された。

やがて、彼らの船は倭の大地に辿り着いた。彼らを迎えたのは大和朝廷の役人たちだった。百済から亡命者たちが次々と上陸し、武珍もまたその一人として新たな生活を始めることとなる。だが、そこには異国の地での試練が待ち受けていた。

新天地大和

亡命者たちは大和王権に迎え入れられたものの、その生活は容易なものではなかった。彼らは、異国の地で自らの文化風習を持ち込む一方で、大和風土や習慣に馴染む必要があった。特に故郷を失った哀しみが胸に深く刻まれている者たちは、再び自らのアイデンティティを見つけるまでに長い時間がかかった。

武珍もその一人だった。彼は大阪南部に割り当てられた土地で、新しい生活を始めることとなった。この地には既に百済から移民が住み着いており、互いに助け合いながら新たなコミュニティを築いていた。大阪南部河内平野は肥沃な土地であり、農業が盛んだったが、何よりも彼らにとって特別ものは、地名の中に「百済」という故国の名を残せることだった。

「ここは、我々の新たな百済だ」と、武珍は言った。

大和王権の中での百済役割

百済から亡命者たちは、単に新天地生活を始めるだけではなかった。彼らは百済で培った高度な技術文化大和王権にもたらし、その地位を高めていった。特に天智天皇の治世において、亡命者たちは重要役割を果たすこととなる。

天智天皇大化の改新を主導した中大兄皇子)は、近江京を築いた際、百済から亡命者たちを積極的に受け入れた。天智天皇自身百済との強い同盟関係を保っていたため、亡命者たちの技術知識を利用して、近江の地を発展させることを狙っていたのである。武珍を含む百済貴族技術者たちは、天智天皇の招きに応じ、滋賀県周辺へと移住していった。

新羅に滅ぼされ、百済を失ったとしても、我々の技術文化がこの地で花を咲かせるなら、それが我々の新しい故郷となるだろう」と、武珍は自らを励ました。

百済技術者たちは、瓦や製陶技術金属加工、建築技術をもたらし、近江京の発展に寄与した。その中でも、仏教文化先進的な農業技術は、近江の人々にとって大いなる財産となった。百済から亡命者たちは、大和王権の一部として取り込まれながらも、独自文化を維持し続けた。そして、その痕跡は、現代滋賀県に残る渡来系遺伝子の多さにも反映されている。

亡命者たちの遺産

時が経つにつれて、百済から亡命者たちは日本列島に根を下ろしていった。大阪南部には「百済」や「加羅伽耶)」といった故国の名を冠する地名が残され、滋賀県には亡命者たちの末裔が多く住み着いた。彼らの遺伝子は、日本列島の中で異質な文化を生み出し、後の日本文化に大きな影響を与えた。

武珍も、かつての仲間たちと共に大阪南部で新たな百済を築き上げた。そして、彼の子孫たちは、百済の血を引き継ぎながらも大和王権に忠誠を誓い、その技術知識を後世に伝えた。

故郷は失われたが、我々の血は生き続ける。我々の文化は、この新しい土地で栄え続けるだろう」と、武珍は亡命者たちと共に夜空を見上げ、倭の地で新しい未来を夢見た。

こうして、百済亡命者たちの物語は、日本歴史の中に深く刻み込まれていった。朝鮮半島を追われた彼らは、決して故郷を忘れることなく、新しい大地でその魂と誇りを守り続けたのである

朝鮮半島奪還――日本宿命としての目標

天智天皇近江京を築いた時、百済から亡命者たちは日本の地に根を下ろし、新しい生活を始めた。しかし、彼らの胸には常に故郷である朝鮮半島への想いが宿り続けていた。日本という国がまだ形成されつつある時代、その根底には、失われた「伽耶」や「百済」を取り戻すという強い願望が隠されていた。

天智天皇は、ただ単に新しい京を築いただけではなかった。彼の統治の下で、大和王権は次第に「日本」という国としての形を整えていった。しかし、その目標の一つには、かつて倭人支配していた朝鮮半島南部――伽耶百済の地を再び日本の手中に取り戻すという、壮大な夢が秘められていた。

朝鮮半島に築かれた前方後円墳存在――それは倭人がその地を支配していたことを示す確かな証拠だ。前方後円墳日本発明された墓制であり、その巨大な墳墓が朝鮮半島南部にも点在している事実は、かつてその地が倭人にとっての故郷であったことを物語っている。

失われた故地の奪還――幾度かの挑戦

天智天皇時代を過ぎても、この「朝鮮半島奪還」という目標は、日本歴史の中で幾度となく浮上してきた。その後、豊臣秀吉時代には、それが現実のものとして動き始める。

豊臣秀吉朝鮮出兵文禄・慶長の役

秀吉は、天下統一を成し遂げた後、自らの野望を東アジア全域に広げようとした。その第一歩として選んだのが、朝鮮半島への侵攻だった。1592年、秀吉大軍を率いて朝鮮に進軍し、かつて倭人支配していた地を取り戻し、さらには中国大陸まで征服するという壮大な夢を抱いていた。

「我が倭の祖先の地、伽耶百済を取り戻す時が来た。朝鮮半島は、我々日本人の手に再び戻るべき土地である

秀吉のその言葉には、単なる領土拡張を超えた、失われた故郷を取り戻すという深い信念が込められていた。だが、朝鮮戦役は厳しい抵抗に遭い、秀吉計画は失敗に終わる。朝鮮半島の奪還は成し遂げられず、秀吉の死をもって日本軍は撤退余儀なくされた。

しかし、この「朝鮮奪還」の試みは、単なる軍事的野心の産物ではなかった。それは、古代から続く日本人の潜在的な願望――かつての倭人領土である朝鮮半島南部を再び自らの支配下に置くという、宿命的な思いの表れだったのだ。

倭寇――小規模な奪還の試み

大規模な侵攻が失敗に終わったとしても、歴史の中で日本朝鮮半島との間には、常に緊張と抗争が続いていた。その中で、倭寇(わこう)と呼ばれる海賊集団が、朝鮮半島沿岸部中国大陸沿岸を襲撃する形で、奪還の意図を示し続けていた。

倭寇の多くは、正規日本軍ではなく、小規模な武装集団だったが、彼らもまた、朝鮮半島南部をかつての倭人の地として捉え、そこに自らの足場を築こうとした。彼らの襲撃は、単なる略奪ではなく、失われた倭人故郷を再び支配するための小さな試みの一環だったと言えるだろう。

倭寇活動14世紀から16世紀にかけて活発化し、朝鮮中国を混乱に陥れた。特に朝鮮半島南部はその影響を強く受け、倭寇侵略によって多くの地域が荒廃した。これは小規模ながらも、日本朝鮮半島との長い歴史的な繋がりを象徴するものだった。

戦前日本朝鮮半島

そして、最も大規模で決定的な奪還の試みが行われたのは、20世紀初頭の戦前日本だった。明治維新を経て近代化を果たした日本は、軍事力を強化し、再び朝鮮半島に目を向けるようになった。1905年日露戦争勝利した日本は、朝鮮半島への影響力を強め、最終的には1910年朝鮮併合することに成功した。

これにより、ついに日本はその「歴史的な故地」を取り戻すかのように、朝鮮半島を自らの領土として統治することとなる。豊臣秀吉が夢見た「朝鮮半島奪還」の夢は、この時に現実のものとなったかのように思われた。

しかし、この支配もまた、長くは続かなかった。第二次世界大戦の敗北と共に、日本朝鮮半島から撤退せざるを得なくなり、再びその地は遠い存在となった。

朝鮮半島南部――倭人故郷としての歴史的意義

イスラエルユダヤ人にとって失われた故郷であったように、朝鮮半島南部倭人――すなわち日本人にとっての歴史的な故地であり、その奪還は、古代から目標であった。日本前方後円墳朝鮮半島南部に点在していることも、その歴史的なつながりを証明している。これらの墳墓は、単なる埋葬の場所ではなく、倭人がこの地に深く根を下ろしていた証拠だ。

天智天皇からまり豊臣秀吉戦前日本、そして小規模な倭寇――いずれも朝鮮半島南部を取り戻すという潜在的な思いを抱いて行動していた。この「奪還の夢」は、日本歴史の中で脈々と受け継がれてきた宿命とも言える。

現代においても、日本朝鮮半島関係は複雑でありながらも、歴史的な繋がりは消えることなく残っている。かつて倭人が歩んだ地、朝鮮半島南部――それは、日本にとって単なる隣国土地ではなく、彼らの魂が宿る場所であったのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:10

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2024-09-19

[今日のワイの餌]

日替わり定食(天ぷら粕汁ご飯など)

チキンタイ風カレー

直火焼きさばのおろしぽん酢

だし香る和風ぽてとさらだ

特上カップヌードルトリュフ香る特上濃厚バターカレー(インスタント)

しましまドルチェ近江ほうじ茶プリン

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2024-09-18

[今日のワイの餌]

ちんちくりん監修広島お好み焼肉玉そば

ほろふわ栗粉の栗堪能オムレット

夏海苔弁

近江ほうじ茶エクレア

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2024-05-30

[今日のワイの餌]

プレミアムガーナショコラホイップミルクバニラ

日替わり定食(肉団子甘酢あんサラダ味噌汁ご飯など)

やみつき香味ダレのとろっと韓国風煮たまご

たんぱく質が摂れる参鶏湯スープ

カンジャンケジャン仕立てかに味噌醤油まぜめし

ごま油香るチュモッパ5種具材混ぜ飯

八代目儀兵衛監修北海道産炙りたらこ

近江ほうじ茶モンブランタルト

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2024-03-27

anond:20240327202016

神戸近江松阪包囲網しいとるから

Permalink |記事への反応(0) | 20:22

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2024-03-19

anond:20240318193217

近江遠江

おうみ、とおとうみ

↑これも大概だろ

Permalink |記事への反応(1) | 13:38

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2024-01-16

京都から西に行けば九州、途中南に曲がれば四国

京都から見て東海道南海道西海道北海道

京都に近いので近江、遠いので遠江、どちらともいえないので中国地方

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2024-01-07

anond:20240105203713

関東平野って本当に平野なんだなあ、と感心したのはいつのときだったか

まだグーグルマップもなかった子供の頃、信長の野望リアル日本マップとして採用したときだったっけ?

うわー、こんなに平地だらけで田んぼばっかり作れるのはチートやろと思ったときだったか

よくもまあ、こんな土地徳川家康みたいな外様にくれてやったもんだよな、みたいな感情もあったような気がする。

豊臣秀吉政治感覚京都を中心とした地域西日本方面に向かいすぎていて、

関東というのは辺境である、という感覚が濃かったのかもしれない。

それは秀吉信長の部下として西へ西へと進出していったことがひとつの要因かもしれない。

尾張を起点として、

信長の勃興期に奮闘し、

近江領地をもらい、

毛利攻略を命じられ、

筑前守は九州制覇ををその任務とさせられる官位だ。

きっとその先、というもの身体感覚としてすでに持ち合わせていたのだろう。

高度な文明を持つ東アジア大陸文明へと近づいていくことの指向性をもっていたのだろう。

まり秀吉にとって文化文明とは常に西に向かっていくことで獲得していくものだったのだ。

そのような感性の持ち主に関東というのは甚だしく辺境に感じられ、

日本国というものを正しく治めるためには最重要地域とはいえ魅力を感じなかったのだろう。

辺境伯、というもの欧州にはあったらしいが、きっと秀吉家康辺境伯にでも任じた気持ちだったのだろうか?

しかし、辺境伯というものはやがて力をつけて中央政権を取るもの相場は決まっている。

そのことを秀吉が知らなかったのは致し方ないことだが。

Permalink |記事への反応(0) | 09:14

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2023-12-03

anond:20231203200753

埋め立てようとすると新しい湖がひとつまれるくらいの土砂運ばないといけないからだよ。

から湖の水をさきに全部抜いて干拓していかないといけない。

水をぜんぶ京都大阪の方に流して都市部を壊滅して近畿主権近江に取り戻す案は正月滋賀県知事室でやりとりするらしい。

毎年元旦おせちをつつきながら

職員知事琵琶湖の水全部抜きますか?」

県知事「いや、まだ早い」

と答えるのが慣例となっている。

Permalink |記事への反応(0) | 20:37

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2023-11-21

京都出身の私が考える、鎌倉の魅力。

鎌倉って、京都と同じものはない。それは当たり前だ。

同じ古都でも、歴史伝統も異なる。

でも、違うから面白い

鎌倉って、東京文化

こんな小都市に、東京の今風のものが沢山入り込んでる。

海と山があって、都会じゃないのに、東京洒落ものが入ってる。

良い景色と美味しいもの。懐かしい昭和古民家の中に、こだわりのフレンチがある。

それって、面白い

もうひとつ

武士の都、鎌倉

戦争を前提として作られている。

から、山に登るとちょっとした冒険気分を味わえる。

岩をくり抜いたお墓だったり、自然をそのままに活かしてるところが、近江の石の文化に似てる。

滋賀の方が歴史は古いけど。

鎌倉五山は、京都五山に比べると、まだ公家の洗練を受けてない感じがして、なんだか生っぽい。修行って感じ。

そういえば、鎌倉には京都のような日本の美しさを凝縮したような庭園はないけど、高台から見える海は最高。

キラキラして、コーヒーがよく似合う。

山手の方には古い洋館がある。

神戸に少し似てるけれど、もっとひっそりとして、秘密場所みたいだ。

観光地然とした神戸はもう魔法がとけてしまたから。

鎌倉文学館に、小さなワゴン車のカフェがきていて、芝生の上で飲むコーヒーはおいしかった。

それに、鎌倉といえば鶴岡八幡宮だ。

海の方まで伸びた参道は、こじんまりとした鎌倉に珍しくスケール感がある。

鶴岡八幡宮の白い鳩は鳩サブレーとなったらしい。

鎌倉で珍しく、歴史のある洋菓子

素朴でおいしい。

そんな鎌倉は、普段使いには最適だ。

Permalink |記事への反応(1) | 19:54

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