Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「本田透」を含む日記RSS

はてなキーワード:本田透とは

次の25件>

2024-11-02

女が「非モテ」や「弱者男性」を語るときの果てしなくズレている感じ

私は2000年台、まだSNSができる前、小谷野敦が「モテない男」を出版し、本田透が「電波男」で二次元嫁の存在を説き、ネット喪男喪女という単語ができたときから、今でいう「非モテ」と「弱者男性」に関する議論を見てきた。

そこで共通していたのは、モテないやつを「悪い奴じゃないんだけど、なんかコミュニケーションが苦手だったりブサイクだったりしてモテない、かわいそうな奴」のように捉えていたことだ。

別に特段いい奴というわけではないが、決して悪人ではなく、でもなんか外見なり様子なりどこかしら気持ちいかモテないみたいなの。

2ch喪男板とか、モテないどころか友達すらいない奴も多かったと思う。

多分、今ならアスペルガーとかASDとかの文脈の方で回収されている層が「モテない」というカテゴリに入れられていた。

まり「かわいそうなヤツ」だったわけだ。

それは現在、男が(特に同類の男が)弱者男性について語るときも、そんなに変わっていないと思う。視覚化するとしたら、ちょいブサイクな男が暗い部屋の中で一人で動画見てゲームしてるような情景が非モテという単語からは思い浮かぶ

その後、非モテ論ははてなで盛り上がったりして、今では「弱者男性」論が盛んだが、一つだけ大きな違いは「女が男の非モテについて語りだした」こと。

だって上野千鶴子宮台真司との対談でそういう男は「ギャルゲーしながら死んでくれればいい」とか言ったとかあったが、やはり同性の、斬れば血の出る問題だけに異性が下手な言及は避けていたのだと思う。男の非モテは男が語るのが定番だったと思う。

ところが、女がこの問題に口を突っ込むようになって、「弱者男性論」になった今ではそれは普通になったが、彼女らの書く文章を読んでいるとどうしても違和感があるのだ。なんか根本的に違うものを見ているような、こっちはタヌキについて語ってるのにキツネに関する文章を読まされているような、妙なズレた感じが消えなかった。

どこでそれが生じているかに気づいたので書く、

女は「モテない奴」を「悪い奴」だと思っていること。もっと言うと「過去自分迷惑をかけたアイツみたいな奴」へのレッテルとして「非モテ」とか「弱者男性」という単語を使っていることだ。

女「過去に付き合ったことのある非モテにひどい目に合わされた!やっぱり非モテダメ」とか言い出す女を何度見たことか知らない。

こっちの感覚としては、付き合ってる時点で非モテではない。データ上でも童貞30歳なんて珍しくもない時代であるそいつは「モテている」奴である

女「マッチングアプリ出会った弱者男性がとんでもなく粗暴でした。やっぱり弱者男性人間性も終わってますね」

それは弱者男性じゃないだろう、としか思わない。どちらかというとDQNとか言うのでは?

どうも女は自分に嫌な思いをさせたアイツはモテない奴だと思いたがる習性があるようであり、モテる奴に迷惑をかけられたと考えることは耐えられないみたいなのである

なんかのプライド問題なのだろうか。

で、「その時のそいつ」が心象内の「非モテ」のモデルになっていき、そいつに向かっていいたいことを世にいる「非モテ」とか「弱者男性」にぶつけるわけである

からこっちが「なんかかわいそうなヤツ」だと思っている非モテ像とまるで合致しない。話のズレの正体はここにあった。

それだけの記事なので、だからなんだと言われたら困るが別にモテない」というのは単に性的魅力が足りてないというだけのことなんだからあんまり否定的意味を付け足すのは良くないと思う。

Permalink |記事への反応(35) | 21:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-12

anond:20240812012342

懐かしい。本田透だっけ

Permalink |記事への反応(0) | 01:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-04

東浩紀伝2

非モテ論壇は、小谷野敦の「もてない男」 (1999年)に始まり本田透に引き継がれるが、ものすごく盛り上がっているというほどでもなかった。本田消息が分からなくなり、小谷野2017年から売れなくなった。ツイッターでは雁琳のような第三波フェミニズムに応対できる論者が主流となっているが、そういうのの影に隠れたかたちであろう。大場博幸「非モテ独身男性をめぐる言説史とその社会的包摂」(2021年教育雑誌 (57)31-43)というレビュー論文がある。ロスジェネ論壇も盛り上がった印象はない。氷河期世代はそれどころではなかったのだろうか。雑誌ロスジェネ」は迷走してしまい、第3号は「エロスジェネ」で、第4号で終刊した。

東のゼロ年代ゼロアカ道場で幕を閉じる。東チルドレンを競わせるという企画であり、ゼロアカとは「アカデミズムゼロになる」という意味らしい(「現代日本批評2001-2016」、講談社、101頁)。彼らは東浩紀しか参照していないので、アカデミズムとしてはゼロなのかもしれない。ここで台頭したのが藤田直哉であり、ザクティ革命と称して、飲み会動画を無編集でアップした。ゲンロンのプロトタイプかもしれない。藤田はwokeしたが、東チルドレンでそちらに行ったのは彼くらいではないか

3 ゲンロン

ニコニコ動画に「動ポノムコウ」(2020)というMADがあるが、ゼロ年代の東は輝いていたものの、震災後は落ちぶれてしまったという史観編集されていた。落ちぶれたかどうかはともかく、震災前後に断絶があることは疑いない。東は移動を躊躇わないところがあり、90年代末に批評空間を離れたように、震災後に自らが立ち上げた動ポモ論壇からも離れてしまう。

ゲンロンの前身である合同会社コンテクチュアズ2010年4月6日創業された。2009年の秋の飲み会アイデアが出たそうである宇野常寛濱野智史、浅子佳英(建築家)、李明喜空間デザイナー)との飲み会であった。「ゲンロン戦記」(2020年)では李はXとされているが、ウィキペディアには実名で出てきている。李はコンテクチュアズ代表就任したものの、使い込みを起こして、2011年1月末日付で解任されている。代わって東が代表就任し、李から使い込んだ金を回収した。ちょうど震災前のことで、震災後だと回収は難しかたかもしれないらしい(「ゲンロン戦記」、42頁)。この頃には、宇野や濱野は去っており、浅子が右腕だったが、その浅子も2012年には退任する。

一般意志2.0」は震災前に雑誌「本」に連載されていた。2009年12月から2011年4月号まで連載されていて、4月号は3月頭に出るものなので、ちょうど震災が起こる直前に終わったことになる。「ゲンロン戦記」には「その原稿2010年代に書かれたのですが、出版震災後の2011年11月になりました」(22頁)とあるが、ゼロ年代に連載が始まっているし、出版されたのも2010年代なので、おかしな文である。「震災前に書かれた」と直すべきところであろう。「一般意志2.0」はゼロ年代パラダイムに属している。デジタル民主主義の本であるが、ちょっとひねって、ニコニコ動画のようなもの民意をくみ上げようというものであるゲンロンもニコニコ動画でやられているので、その所信表明でもあるのであろう。ゼロ年代ゲンロンをつなぐ蝶番的な書物ではあった。

サイバースペース」「情報自由論」は一冊の本として刊行されることはなかったのであるが、「一般意志2.0」は刊行された。すっきりとした構想だったからだろうか。東はネット草創期のアングラさのようなものを後光にして輝いていたのであるが、この本を最後に、アーキテクチャを本格的に論じることを止める。ニコニコ動画2ちゃんねる動画版のようなところがあったが、ツイッターをはじめとするSNSネットの中心が移り、ネットはもはや2ちゃん的ではなくなり、東の想定していたアーキテクチャではなくなってきたのかもしれない。東はツイッターも使いこなしているが、かつてほどの存在感はない。

一般意志2.0」の次の主著は「観光客哲学」(2017年であるが、サブカルチャー批評することで「ひとり勝ち」した東が観光客を論じるのは意外性がある。娘が生まれからアニメゲームに関心を失い、その代わり観光が好きになったとのことで、東の関心の移動を反映しているようである。「観光客哲学 増補版」第2章によると、観光客二次創作するオタクに似ている。二次創作するオタク原作の好きなところだけつまみ食いするように、観光客住民暮らしなどお構いなしに無責任観光地をつまみ食いしていく。このように観光客現実二次創作しているそうである

福島第一原発観光地化計画思想地図β vol.4-2)」(2013年)は、一万部も売れなかったそうである。ふざけていると思われたのだろうか。観光に関心を持っていたところに、福島第一原発事故があり、ダークツーリズム対象にできないかと閃いたのであろう。もともと観光に関心がなければ、なかなか出てこないアイデアではないかと思われる。東によると、ダークツーリズム二次創作への抵抗である(「観光客哲学 増補版」第2章)。それなりの歴史のある土地であっても、しょせんは無名なので、原発事故のような惨事が起こると、そのイメージだけで覆い尽くされることになる(二次創作)。しかし、そういう土地観光に出かけると、普通場所であることが分かり、にもかかわらず起こった突然の惨事について思いをはせる機会にもなるそうである二次創作への抵抗)。

社会学者開沼博福島第一原発観光地化計画に参加して、前掲書に寄稿しているのにもかかわらず、これに抗議した。東と開沼は毎日新聞ウェブ版で往復書簡を交わしているが、開沼の主張は「福島イコール原発事故イメージを強化する試みはやめろ」というものであった(「観光客哲学 増補版」第2章)。原発事故を語りにくくすることで忘却を促すというのが政府戦略のようであるが、これは成功した。開沼は2021年東京大学大学院情報学環准教授就任している。原発事故への応答としては、佐藤嘉幸・田口卓臣脱原発哲学」(2016年)もあるが、こちらはほとんど読まれなかった。ジュディス・バトラー佐藤博論(「権力抵抗」)の審査委員の一人であり、佐藤バトラーに近い(竹村和子亡き後、バトラー著作邦訳を担っている)。「脱原発哲学」にもそれっぽい論法が出てくるのが、こちらは功を奏しなかった。資本主義と真っ向から対立するような場面では効かないのだろう。ちなみに佐藤博論には東も登場しており、バトラーも東の名前は知っているものと思われる。

観光客哲学」はネグリハート帝国」を下敷きにしているが、そこでのマルチチュードは、共通性がなくても集まればいいという発想で集められているものであり、否定神学であるとして、郵便マルチチュードとしての観光客対置する。東は原発事故後の市民運動に対して否定的であり、SEALDsなどを毛嫌いしていた。第二次安倍政権は次々と「戦後レジーム」を否定する法案を提出しており、それに対抗する市民運動は盛り上がっていたが、負け続けていた。しかし、Me too運動が始まってからというものリベラルマイノリティ運動に乗り換え、勝ち続けるようになる。「観光客哲学」は市民運動が負け続ける状況に応答しているが、「訂正可能性の哲学」(2023年)はマイノリティ運動が勝ち続ける状況に応答している。小熊英二こたつぬこ木下ちがや)はSEALDsの同伴者であったが、マイノリティ運動に与した共産党には批判である。小熊の「1968」(2009年)は絓秀実革命的なあまり革命的な」(2003年)のマイノリティ運動に対する評価をひっくり返したものなので、こういう対応は分からなくはない。東も「革あ革」を評価していない。「絓さんの本は、ぼくにはよくわからなかった。六八年の革命は失敗ではなく成功だというのだけれど、その理由が明確に示されないまま細かい話が続いていく。どうして六八年革命成功していることになるのか」(「現代日本批評2001-2016」、講談社、71頁)。論旨そのものは分かりやすい本なので、かなりの無理解であろう。

東はアベノミクスには何も言っていない。政治には入れ込んでいるが、経済は分からないので口を出さないという姿勢である経済について分かっていないのに口を出そうとしてリフレ派に行ってしまった人は多い。宮﨑哲弥が典型であろうが、北田もそうであるブレイディみかこ松尾匡と「そろそろ左派は<経済>を語ろう――レフト3.0の政治経済学」(2018年)という対談本を出している。リベラルが負け続けているのは、文化左翼路線だけでは大衆に支持されることはなく、経済についても考える必要があるという主張であるが、リベラルマイノリティ運動で勝ちだしてからはこういうことは言わなくなった。北田2023年から刊行されている「岩波講座社会学」の編集委員代表を務めている。

観光客哲学」の次の主著は「訂正可能性の哲学であるこちらも郵便本の続編といっていいのであろうが、そこに出てきた訂正可能性(コレクタビリティ)という概念がフィーチャーされている。政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)を奉じている者がそうしているように、理想を固定したものとして考えるのではなく、誤りをコレクトするという姿勢大事であるということらしい。駄洒落のようであると言われることもある。森脇によると、東は状況に合わせてありきたりの概念意味を変えるという「再発明」の戦略を採っているが、この「再発明」の戦略を言い換えたものが訂正可能なのだという(森脇「東浩紀批評アクティヴィズムについて」)。そうだとすると、訂正可能性は郵便本では脇役であったが、これが四半世紀後に主役になることには必然性があったということであろうか。

こうして現在2024年7月)まで辿りついたのであるが、東は多くの人と関係を断ってきたため、周りに人がいなくなっている。東も自身気質自覚している。「ぼくはいつも自分で始めた仕事自分で壊してしまう。親しい友人も自罰的に切ってしまう。「自己解体境界侵犯欲望」が制御できなくなってしまう。だからぼくには五年以上付き合っている友人がいない。本当にいないのだ」(東浩紀桜坂洋キャラクターズ」、2008年、73頁)。一人称小説の語り手の言葉であるものの、現実の東と遠からものと見ていいであろう。ここからは東の決裂を振り返る。

宇野常寛は東を批判して「ゼロ年代の想像力」(2008年)でデビューしたのであるが、東に接近してきた。ゲンロンは宇野のような東に近い若手論客結集する場として企画されたそうである。東によると、宇野を切ったのは、映画「AZM48」の権利宇野要求してきたかららしい。「東浩紀氏の告白・・・AZM48をめぐるトラブルの裏側」というtogetterに東のツイートが集められている。2011年3月10日から11日を跨ぐ時間帯に投稿されたものであり、まさに震災直前である。「AZM48」は「コンテクチュアズ友の会」の会報「しそちず!」に宇野が連載した小説である映画原作なのだろう)が、宇野ウィキペディアには書かれていない(2024年7月27日閲覧)。円堂都司昭は「ゼロ年代論点」(2011年)の終章で「AZM48」を論じようと企画していたが、止めておいたそうである。「ゼロ年代批評をふり返った本の終章なのだから2010年代を多少なりとも展望してみましょうというパートなわけだ。批評家たちのホモパロディを熱く語ってどうする。そこに未来はあるのか?」(「『ゼロ年代論点』に書かなかった幻の「AZM48」論」)。

濱野智史は「アーキテクチャ生態系」(2008年)でデビューしているが、アーキテクチャ論こそ「「ゼロ年代批評」の可能性の中心」(森脇、前掲論文)であった。東の右腕的存在だったこともあり、「ised情報社会倫理設計」を東と共編している。濱野は東と決裂したというより、壊れてしまった。その頃、AKB48などのアイドル流行りつつあり、宇野は、東をレイプファンタジーなどと批判していたのにもかかわらず、アイドル評論を始めたのであるが、濱野もそちらに付いていってしまった。「前田敦子はキリストを超えた宗教としてのAKB48」(2012年)を刊行する。これだけならよかったものの、アーキテクチャ論を実践すべく、2014年アイドルグループPlatonics Idol Platform (PIP)をプロデュースするも大失敗してしまい、精神を病んでしまった。行方が分からなくなっていたが、「『豪の部屋』濱野智史社会学者)が経験したアイドルプロデュース真相」(2022年)に出演して、東に「ぐうパワハラされた」ことを明かした。

千葉雅也の博論本「動きすぎてはいけない」(2013年)には、浅田彰東浩紀が帯を書いていて、「構造と力」や「存在論的、郵便的」を承継する構えを見せていた。郵便本をきちんと咀嚼した希な例ということらしい。東がイベント千葉ゲイであることをアウティングしたのであるが、その場では千葉は黙っていたものの、「怒っている。」などとツイートする(2019年3月7日、「男性性に疲れた東浩紀何をいまさらと怒る千葉雅也」)。これに反応して、東は「千葉との本は出さないことにした。仕事も二度としない。彼は僕の人生全否定した」などと生放送で二時間ほど怒涛の千葉批判を行った。こうして縁が切れたわけであるが、千葉くらいは残しておいても良かったのではないかと思われる。國分は数年に一度ゲンロンに登壇するようであるが、このくらいの関係でないと続かないということだろうか。

大澤聡も切ったらしいのであるが、「東浩紀突発#110 大澤聡さんが5年ぶりにキタ!」(2023年10月16日)で再会している。どうして切ったのかはもはやよく分からないが、それほどの遺恨はなかったのだろう。

福嶋亮大は向こうから去って行ったらしい。鼎談現代日本批評」の第1回、第2回に参加しながら、第3回に参加することを拒んだらしい。東も理由はよく分からないようである。珍しいケースといえよう。

津田大介とは「あずまんのつだっち大好き・2018年猛暑の巻」(2018年8月17日)というイベントが開催されるほど仲が良かった。津田2017年7月17日にアイチトリエンナーレ2019の芸術監督就任し、東は2017年10月企画アドバイザー就任する。しかし、企画展「表現不自由展・その後」に政治的圧力が加えられ、2019年8月14日、東は企画アドバイザーを辞任する。この辞任はリベラルから顰蹙を買い、東はますますリベラル嫌いになっていく。批評家は大衆に寄り添わざるを得ないので、こういう判断もあり得るのだろうか。

東は2018年12月18日にツイッターゲンロン解散を発表するが、上田洋子らに説得されて、

Permalink |記事への反応(4) | 17:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

東浩紀

東浩紀の伝記を書く。ゼロ年代に二十代を過ごした私たちにとって、東浩紀特別存在であった。これは今の若い人には分からいであろう。経験していないとネット草創期の興奮はおそらく分からいかである。たしかにその頃は就職状況が悪かったのであるが、それはまた別にインターネットは楽しかったのであり、インターネットが全てを変えていくだろうという夢があった。ゼロ年代代表する人物を3人挙げるとすれば、東浩紀堀江貴文ホリエモン)、西村博之ひろゆき)ということになりそうであるが、彼らはネット草創期に大暴れした面々である。今の若い人たちはデジタルネイティブであり、それこそ赤ちゃんの頃からスマホを触っているそうであるが、我々の小さい頃にはスマホはおろか携帯電話すらなかったのであるファミコンはあったが。今の若い人たちにはネットがない状況など想像もできないだろう。

私は東浩紀の主著は読んでいるものの、書いたもの網羅的に読んでいるというほどではなく、酔っ払い配信ほとんど見ていない。しかし、2ちゃんねる(5ちゃんねる)の東浩紀スレ古参ではあり、ゴシップ的なことはよく知っているつもりである。そういう立場から彼の伝記を書いていきたいと思う。

1 批評空間

東浩紀は71年5月9日まれである。「動ポモ」でも援用されている見田宗介時代区分だと、虚構時代のちょうど入り口で生を享けたことになる。國分功一郎は74年、千葉雅也は78年生まれである。國分とはたった3歳しか離れていないが、東が早々にデビューしたために、彼らとはもっと年が離れていると錯覚してしまう。

東は中流家庭に生まれたらしい。三鷹市から横浜市引っ越した。東には妹がおり、医療従事者らしい(医者ではない)。父親金沢出身で、金沢二水高校を出ているそうである(【政治番組東浩紀×津田大介×夏野剛×三浦瑠麗が「内閣改造」について大盛り上がり!「今の左翼新左翼左翼よりバカ!」【真実幻想と】)。

東は日能研でさっそく頭角を現す。模試で全国一桁にいきなり入った(らしい)。特別栄冠を得た(らしい)。これに比べたら、大学予備校模試でどうとかいうのは、どうでもいいことであろう。

筑駒筑波大学附属駒場中学校)に進学する。筑駒在学中の特筆すべきエピソードとしては、おニャン子クラブ高井麻巳子福井県実家訪問したことであろうか。秋元康結婚したのは高井であり、東の目の高さが分かるであろう。また、東は中学生時代うる星やつらファンクラブを立ち上げたが、舐められるのがイヤで年を誤魔化していたところ、それを言い出せずに逃げ出したらしい(5ちゃんねる、東浩紀スレ722の555)。

もう一つエピソードがあって、昭和天皇が死んだときに、記帳に訪れたらしい。

東は東大文一に入学する。文三ではないことに注意されたい。そこで柄谷行人の講演を聞きに行って何か質問をしたところ、後で会おうと言われ、「批評空間」に弱冠21歳でデビューする。「ソルジェニーツィン試論」(1993年4月であるソルジェニーツィンなどよく読んでいたなと思うが、新潮文庫ノーベル賞作家を潰していくという読書計画だったらしい。また、残虐記のようなのがけっこう好きで、よく読んでいたというのもある。三里塚闘争についても関心があったようだ。「ハンスが殺されたことが悲劇なのではない。むしろハンスでも誰でもよかったこと、つまりハンスが殺されなかったかも知れないことこそが悲劇なのだ」(「存在論的、郵便的」)という問題意識で書かれている。ルーマン用語でいえば、偶発性(別様であり得ること)の問題であろうか。

東は、教養課程では、佐藤誠三郎ゼミ所属していた。佐藤村上泰亮公文俊平とともに「文明としてのイエ社会」(1979年)を出している。共著者のうち公文俊平だけは現在2024年7月)も存命であるが、ゼロ年代に東は公文グロコムで同僚となる。「文明としてのイエ社会」は「思想地図」第1号で言及されており、浩瀚な本なので本当に読んだのだろうかと思ったものであるが、佐藤ゼミ所属していたこから学部時代に読んだのだろう。

東は94年3月東京大学教養学部教養学科科学史科学哲学分科を卒業し、同4月東京大学大学総合文化研究科超域文化科学専攻に進学する。修士論文バフチンで書いたらしい。博士論文ではデリダを扱っている。批評空間に94年から97年にかけて連載したものをまとめたものである私たち世代は三読くらいしたものである博論本「存在論的、郵便的」は98年に出た。浅田彰が「東浩紀との出会いは新鮮な驚きだった。(・・・)その驚きとともに私は『構造と力』がとうとう完全に過去のものとなったことを認めたのである」という帯文を書いていた。

郵便本の内容はウィキペディアの要約が分かりやすく、ツイッター清水高志が褒めていた。「25年後の東浩紀」(2024年)という本が出て、この本の第3部に、森脇透青と小川歩人による90ページにわたる要約が付いている。森脇は東の後継者と一部で目されている。

東の若いころの友達阿部和重がいる。阿部ゲンロンの当初からの会員だったらしい。妻の川上未映子は「ゲンロン15」(2023年)に「春に思っていたこと」というエッセイ寄稿している。川上早稲田文学市川真人によって見出されたらしく、市川渡辺直己の直弟子である市川鼎談現代日本批評」にも参加している。

東は、翻訳家小鷹信光の娘で、作家ほしおさなえ1964年まれ)と結婚した。7歳年上である不倫だったらしい。98年2月には同棲していたとウィキペディアには書かれていたのであるが、いつのまにか98年に学生結婚と書かれていた。辻田真佐憲によるインタビュー東浩紀批評家が中小企業経営するということ」アップリンク問題はなぜ起きたか」(2020年)で「それは結婚の年でもあります」と言っており、そこが根拠かもしれないが、明示されているわけではない。

そして娘の汐音ちゃん生まれる。汐音ちゃん2005年6月6日まれであるウィキペディアには午後1時半ごろと、生まれ時間まで書かれている。名前クラナドの「汐」と胎児聴診器心音ちゃんから取ったらしい。ツイッターアイコンに汐音ちゃん写真を使っていたものの、フェミに叩かれ、自分写真に代えた。汐音ちゃんは「よいこのための吾妻ひでお」 (2012年)のカバーを飾っている。「日本科学未来館世界の終わりのものがたり」展に潜入 "The End ofthe World - 73 Questions We MustAnswer"」(2012年6月9日)では7歳になったばかりの汐音ちゃんが見られる。

96年、コロンビア大学大学入試に、柄谷の推薦状があったのにもかかわらず落ちている。フラタニティ的な評価によるものではないかと、どこかで東は推測していた。入試について東はこう言っている。「入試残酷なのは、それが受験生合格不合格に振り分けるからなのではない。ほんとうに残酷なのは、それが、数年にわたって、受験生家族に対し「おまえの未来合格不合格かどちらかだ」と単純な対立を押しつけてくることにあるのだ」(「選択肢無限である」、「ゆるく考える」所収)。いかにも東らしい発想といえよう。

2 ゼロ年代

東の次の主著は「動物化するポストモダン」で、これは2001年刊行される。98年から01年という3年の間に、急旋回を遂げたことになる。「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」はその間の論考である

東はエヴァに嵌っており、「庵野秀明はいかにして八〇年代日本アニメを終わらせたか」(1996年)などのエヴァ論も書いている。その頃に書いたエッセイは「郵便不安たち」(1999年)に収められた。エヴァ本をデビュー作にすることも考えたらしいが、浅田彰に止められたらしい。だからサブカル本を出すというのは、最初から頭の中にあったのだろう。

「いま批評場所はどこにあるのか」(批評空間第Ⅱ期第21号、1999年3月)というシンポジウムを経て、東は批評空間と決裂するが、それについて25年後に次のように総括している。「ぼくが考える哲学が『批評空間』にはないと思ってしまった。でも感情的には移転があるから、「お前はバカだ」と非難されるような状態にならないと関係が切れない」(「25年後の東浩紀」、224-5頁)。

動ポモ10万部くらい売れたらしいが、まさに時代を切り拓く書物であった。10万部というのは大した部数ではないようにも思われるかもしれないが、ここから動ポモ論壇」が立ち上がったのであり、観客の数としては10万もいれば十分なのであろう。動ポモフェミニストには評判が悪いようである北村紗衣も東のことが嫌いらしい。動ポモ英訳されている(Otaku:Japan's Database Animals, Univ Of Minnesota Press. 2009)。「一般意志2.0」「観光客哲学」も英訳されているが、アマゾンのglobal ratingsの数は動ポモが60、「一般意志2.0」が4つ、「観光客哲学」が3つと動ポモが圧倒的である2024年8月3日閲覧)。動ポモ海外論文でもよく引用されているらしい。

次の主著であるゲーム的リアリズムの誕生――動物化するポストモダン2」までは6年空き、2007年に出た。この間、東は「情報自由論」も書いていたが、監視否定する立場から肯定する立場へと、途中で考えが変わったこともあり、単著としては出さず、「サイバースペース」と抱き合わせで、同じく2007年に発売される(「情報環境論集―東浩紀コレクションS」)。「サイバースペース」は「東浩紀アーカイブス2」(2011年)として文庫化されるが、「情報自由論」はここでしか読めない。「サイバースペース」と「情報自由論」はどちらも評価が高く、この頃の東は多作であった。

この頃は北田暁大と仲が良かった。北田は東と同じく1971年まれである。東と北田は、2008年から2010年にかけて「思想地図」を共編でNHK出版から出すが、3号あたりで方針が合わなくなり、5号で終わる。北田は「思想地図β」1号(2010年)の鼎談には出てきたものの、今はもう交流はないようである北田はかつてツイッターで活発に活動していたが、今はやっていない。ユミソンという人(本名らしい)からセクハラ告発されたこともあるが、不発に終わったようである結婚して子供もできて幸せらしい。

その頃は2ちゃんねるネットの中心であったが、北田は「嗤う日本の「ナショナリズム」」(2006年)で2ちゃん俎上に載せている。北田は「広告都市東京」(2002年)で「つながりの社会性」という概念を出していたが、コミュニケーションの中身よりも、コミュニケーション接続していくことに意味があるというような事態を表していた。この概念を応用し、2ちゃんでは際どいことが言われているが、それはネタなので心配しなくていいというようなことが書かれていた。2ちゃん分析古典ではある。

東は宮台真司大澤真幸とも付き合っているが、彼らは北田のように鋭くゼロ年代を観察したというわけではなく、先行文献の著者である。宮台は98年にフィールドワークを止めてからは、研究者というよりは評論家になってしまった。大澤は日本ジジェクと称されるが、何を論じても同じなのもジジェクと同様である動ポモは彼らの議論を整理して更新しているのであるが、動ポモも「ゲーム的リアリズムの誕生」も、実際に下敷きになっているのは大塚英志であろう。

宮台や大澤や北田はいずれもルーマンであるが、ルーマンっぽいことを言っているだけという印象で、東とルーマンも似ているところもあるというくらいだろう。しかし、ルーマン研究者馬場靖雄2021年逝去)は批評空間に連載されていた頃から存在論的、郵便的」に注目しており、早くも論文正義門前」(1996)で言及していた。最初期の言及ではないだろうか。主著「ルーマン社会理論」(2001)には東は出てこないが、主著と同年刊の編著「反=理論のアクチュアリティー」(2001)所収の「二つの批評、二つの社会」」ではルーマンと東が並べて論じられている。

佐々木敦ニッポン思想」(2009年)によると、ゼロ年代思想は東の「ひとり勝ち」であった。額縁批評などと揶揄される佐々木ではあるが、堅実にまとまっている。類書としては、仲正昌樹「集中講義日本現代思想ポストモダンとは何だったのか」 (2006)や本上まもる「 “ポストモダンとは何だったのか―1983‐2007」 (2007)があったが、仲正は今でも読まれているようである。本上は忘れられているのではないか。この手の本はこれ以後出ていない。需要がないのだろうか。

佐々木の「ひとり勝ち」判定であるが、そもそもゼロ年代思想土俵を作ったのは動ポモであり、そこで東が勝つというのは当たり前のことであった。いわゆる東チルドレンは東の手のひらで踊っていただけなのかもしれない。懐かしい人たちではある。

北田によると、東の「情報技術公共性をめぐる近年の議論」は、「批評が、社会科学的な知――局所から全体を推測する手続きを重視する言説群――を媒介せずに、技術工学的知と直結した形で存在する可能性の模索である」(「社会批評Introduction」、「思想地図vol.5」、81-2頁)ということであるが、ゼロ年代の東はこういう道を歩んでいた。キットラーに似ており、東チルドレンでは濱野智史がこの道を歩んだのであるが、東チルドレンが全てそうだったわけでもなく、社会学でサブカルを語るというような緩い営みに終始していた。宇野常寛などはまさにこれであろう。

佐々木ニッポン思想」と同じ2009年7月に、毛利嘉孝ストリート思想」が出ている。文化左翼歴史をたどっているのであるが、この頃はまだ大人しかった。ポスコロ・カルスタなどと揶揄されていた。しかし、テン年代佐々木命名から勢いが増していき、今や大学メディア大企業裁判所を押さえるに至っている。しかし、ゼロ年代において、動ポモ論壇と比較できるのは、非モテ論壇やロスジェネ論壇であろう。

非モテ論壇は、小谷野敦の「もてない男」 (1999年)に始まり本田透に引き継がれるが、ものすごく盛り上がっているというほどでもなかった。本田消息が分からなくなり、小谷野2017年から売れなくなった。ツイッターでは雁琳のような第三波フェミニズムに応対できる論者が主流となっているが、そういうのの影に隠れたかたちであろう。大場博幸「非モテ独身男性をめぐる言説史とその社会包摂」(2021年教育Permalink |記事への反応(13) | 17:44

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-06

anond:20240506072650

少女漫画は顔は並設定が多くない?

顔の良さではなく優しさや度胸や正義で男を得るのだ

フルーツバスケット本田透は臭くてキモイ異形の存在を抱きしめた優しさで相手の心を打った

花より男子牧野つくし上級国民からと無法に暴れる者を殴りつけ喧嘩を売った度胸の良さでDQN男を改心させた

天は赤い河のほとりユーリ紀元前タイムスリップし自ら戦い弱者のため人権意識を説きその正義感で市民の支持を得た

Permalink |記事への反応(1) | 07:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-02-25

anond:20240225201632

( ^ω^ )

本田透

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E7%94%B0%E9%80%8F

Permalink |記事への反応(0) | 23:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

ヒロイン世代

雑です

世代を「そのアニメ放送されていた年に14歳前後」とする

近年はバラけているので難しい

 

追記ちょっと増やしたよ

追記フルーツバスケットは見たことないんだけど、アニメグランプリに入ってたんだよね

 

ラムちゃん世代

1981〜1986-14=1967〜1972年まれ、つまり51〜56歳

浅倉南世代

1985〜1987-14=1971〜1973年まれ、つまり50〜52歳

響子さん世代

1986〜1988-14=1972〜1974年まれ、つまり49〜51歳

らんま・茜世代

1989〜1992-14=1975〜1978年まれ、つまり45〜48歳

ナディア世代

1990-14=1976年まれ、つまり47歳前後

(ただし再放送が多い)

セーラームーン世代

1992〜1996-14=1978〜1982年まれ、つまり41〜45歳前後

綾波アスカ世代

1995-14=1981年まれ、つまり42歳前後

リナ=インバース世代

1995〜1998-14=1981〜1983年まれ、つまり40〜42歳前後

ホシノ・ルリ世代

1997-14=1983年まれ、つまり40歳前後

木之本桜世代

1998〜2000-14=19841987年まれ、つまり36〜39歳前後

本田透世代

2001-14=1987年まれ、つまり34歳前後

ラクス・クライン世代

2002〜2006-14=1988〜1992年まれ、つまり31〜35歳前後

長門有希世代

20062007-14=1992〜1993年まれ、つまり30〜31前後

シャナルイズ世代

2007〜2011-14=1993〜1997年まれ、つまり26〜30歳前後

CLANNAD世代

2007〜2008-14=1993〜1994年まれ、つまり29〜30歳前後

C.C.世代

20062008-14=1992〜1994年まれ、つまり29〜31前後

御坂美琴世代

2008〜2013-14=1994〜1999年まれ、つまり24〜29歳前後

けいおん!世代

2009〜2010-14=1995〜1996年まれ、つまり28〜29歳前後

れい世代

2010〜2012-14=1996〜1998年まれ、つまり25〜27歳前後

まどマギ世代

2011-14=1997年まれ、つまり26歳前後

アスナ世代

2014〜2018-14=2000〜2004年まれ、つまり19〜23前後

めぐみん世代

2016〜2017-14=2002〜2003年まれ、つまり20〜21歳前後

レム世代

2016〜2021-14=2002〜2007年生まれ、つまり16〜21歳前後

 

参考:アニメグランプリなど

 

個人的に作れないのが、ゲーム女児向けアニメ

あと最近は数が多すぎて一個に収束しないね、五等分の花嫁あたりか?

あとどうでもいいけど、母性重視のヒロインって渚が最後なんだろうか

 

追記

たぶん14歳の時にハマるキャラじゃないな〜っていうのは除外したよ

俺は綾波ルリルリ世代なのでその前はあやしいよ、リアタイしてないと雰囲気かめないよね

14歳ではない〜はそれはそうだよ、俺はこの6割くらいにはハマってるからねw

作品名なのは一番人気が曖昧だったか

あれ入ってないこれ入ってない→少しボーダー変えるだけで入れなきゃいけない作品数が5倍くらいになるんだよね、ガルパンとかごちうさとかそういう系入ってないしね、化物語とかも

俺の周りや配信者で「このキャラ自分を変えた」みたいな話を聞いたことあるキャラを入れた

 

今って誰なの?

14歳気持ちがわからない

禰豆子は違うよなあ??あれかな、ぺこーらかな

フリーレンやマルシルはおっさん受けだと思うんだよね

 

所感:

こういうどうでもいい一覧好きなんだよね

アスナめぐみん世代ってまだそんなに若いのか

ナチってヒロイン

再放送あると簡単にズレる

Permalink |記事への反応(15) | 20:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-12-04

青識は結婚して消えたし暇空もアスナ見つけたら消えるだろう

古くは本田透結婚し別名義でラノベ作家として売れて成仏した

有名人になって知るものの母数が増えれば好みだと感じてくれる奇特な女も出現する

モテナイとか弱者とか自称しててもインフルエンサーに心を預けるのは危険

Permalink |記事への反応(0) | 18:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-08-22

anond:20230822123248

おまえら本田透2ちゃんねらーがしてたような話を一生しがみつづけるんだな。

何年越しにいつ見てもずーっと同じ話してるよな

これ同じ意味で書いたつもりなのマジ?

Permalink |記事への反応(0) | 12:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-04-04

anond:20230404105752

まあ2000年代本田透はヤバかったけど最近はそんなに出てこんから

Permalink |記事への反応(0) | 11:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

本田透同姓同名の中で一番ややこしい。

作家本田透フルーツバスケット主人公本田透

どっちも界隈でそれなりの知名度を得てるだけに「言わんでも通じるっしょ」みたいにカジュアルに出てくるので

両方知ってるとどっちの話してるん?って毎回なる。

しかも出てくるとき、だいたいどっちもフルネームで語られがち。

ちなみに作家本田透フルーツバスケット連載前から本田透名義で活動していたらしい。

 

コナン高木渉はもともとキャラ名前がなかったがアニメ版声優名前転用された。

クレしん風間トオル同盟俳優名前からとられている。

ただ前者は「高木刑事」、後者は「風間くん」と呼ばれるためほとんど混同しない。

Permalink |記事への反応(1) | 10:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-01-17

「早くも婚活絶望しそうなんだけど・・・」→本当に早すぎるし冷やかしで婚活すんな

https://anond.hatelabo.jp/20230116223207

 

婚活地獄を経て結婚した女だよ。おつかれさまこんかつこわいねおとこはたいへんだねえ以下×100

 

 

 

 

……と言いたいところだけど、せめてリング上の参加者ネタにするならリングに上がってから言えや。

マナーは良くないけど目的が明確で真面目に結婚しようと場に参加してるぶん、増田が鑑賞者感覚面白おかしこき下ろす妖怪呼ばわりの女性のほうが遥かにマシだよ。

絶望」だぁ?、初めから全女性に何一つ望むものも一緒に何かを共有したいとも結婚したいとすら思ってないか絶望しようがないだろ。

全ての婚活女性を(自分を棚上げして)小馬鹿にして人間扱いしてない、ボクちんに降りかかる災害枠としてしか認識していない。

当たり外れの問題ですらない。その「妖怪」さんのことを不快にすら思っていない(美味しいネタゲットwwwww)としか思ってないのがまずい。

ていうか今どき本田透フォロワー文体からから随所から影響が見て取れるけど。

 

 

元増田オタク寄りの婚活男超あるある

「はじめから結婚する気なんか無いけどネットで褒められるおいちいネタが欲しくて、周りに流されたという体で冷やかしで婚活現場に【潜入】しちゃう迷惑馬鹿」すぎて思わずトラウマが蘇っちゃったよ!!!

平均年収から前後するくらいの給料で真面目に働いてる女性から見れば婚活活動費も負担だし年齢制限も重くのしかかるからそれぞれ必死婚活するけど、

そこそこ高年収中年独身貴族こじらせてるオタク婚活男にはそれなりの割合で、勝手ネタ婚活女とのエンカウントイベントが用意される暇つぶし話題作り安価なサブスクの一つといった感覚で利用して断る前提の興味本位マッチングする奴がいる。

というか現にそのように明言した馬鹿もいる。「自分婚活女性を観察するのが趣味なんでw」とな。

モテない男特有の振られた際の予防線なのか本心なのかその両方なんだろうけど、マジで邪悪迷惑からやめてくれ。

 

当たり前だけど間違って「大当たりの善良な女性」が来たとしても、真面目に結婚したい人が相手を「婚活男オレの災難トークネタ」としか考えてない迷惑厄介を選ぶはずがないからな。

そもそも女嫌い寄りの興味なし歴42年すぎて、何をもって良さそうな女か、何をもってダメな女かの設定すらしてないだろ。

「どんな女性とどんな結婚生活をするか」の目標を具体的に考えないかエントリー以前に論外なのに、「エントリーしたら地獄だったよぉ。。」もクソもない。

かといって「結婚しないを選択した人生」も信念をもってまともに想像してシュミレートしてるわけでもない。ようは親も含めた他者とまともに関わることができないままの自己愛しかない怠惰なガキ。

 

本当にオタク趣味で気が合いそうだからと申し込み・申し込まれ婚活男性と会って見れば、

元増田のような視線を合わせず何も言わないでも口元は終始ニヤニヤで無礼

こちらに興味関心もなさそうで一向に話しかけてこないので強烈な地雷臭を感じて頭を抱えながらも「なぜ自分に申し込んでくれたんですか」or「なぜお見合いの申し入れを受けてくれたんですか」と聞けば(この質問をせざるを得ない状況の時点で90%以上アウト)

急に顔がキラッと得意げに輝いて本日一番の笑顔と声量で鼻息荒く

 

 

「親にッ!!結婚相談所員にッ!!!言われたからッ!!!僕の意思ではないけどッ!!受けましたッ!!!(ブスに面と向かってブスと言ってやったぞ的な男としての歪んだ達成感に酔いしれる恍惚とした笑顔)」

練習でッ!!」「おいしいネタになると思ってッ!!」

 

 

と本当に答える馬鹿男続出で婚活トラウマで嫌になっちゃったのはこっちだと言いたいわ。

こっちだって最初からお前に惚れてノコノコ出向いたんじゃねえっつうの。プロフィールだけで全て決めつけるのはよくないからお互いの人間性のすり合わせのために来たってのに隙あらば先手を取って全力の「ボク流されて嫌々きてるんですよおおおおおドヤッ俺は言ってやったぞ!俺のプライドは折れてないッ」アピール

どんだけミソジニー有害な男らしさプライドこじらせてんだよ。

なんで結婚相談所も年収だけで結婚意思の欠片もない嫌がらせ同然の厄介を入会させちゃうんだよ。

限られた時間年齢制限のなかで来てるってのに、本当に迷惑時間無駄からお互いのためにやめてほしい。

Permalink |記事への反応(7) | 11:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-06-25

原作に沿って作り直した、アニメフルーツバスケットもそろそろ完結か

主人公名前電波男本田透から取ったんだろうか、それとも偶然か。

そういえば、電波男の人元気かなあ

エヴァアスカファンだったと思うけれどエヴァ新劇が完結したよね。

電波男もいわゆる「弱者男性」論の走りではあったけれど、個人的にはそう不快ではなかった

女に対して上昇婚指向をやめろと言うのではなくて、あくま同胞である非モテ男性に対して二次元で満足しようと呼びかけていたように記憶しているので。

Permalink |記事への反応(0) | 20:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-05-10

はてブ非表示リスト確認してみる方法

https://b.hatena.ne.jp/(ユーザー名)/ignore

で取得したデータをすべてコピペしてエクセルに張り付けたところ、6180行になった。

すると、1人あたりこんな感じで表示される=1人4行ずつ表示される。

次に、この方法で余計な行を無視して該当のユーザーID抽出する。

https://www.relief.jp/docs/excel-get-data-every-n-rows-index-function.html

①miruna

②miruna

これはひどい宗教頭が悪い死ねばいいのに 買い物 くたばれ 死狂人地獄あとで読むチャンコキモいネタヤクザうんこブコメがひどい アホかオカルトidolm@ster変態spam報告リスト 首を刎ねよ歴史修正主義ニコマスこれはひどい女装中国iDOLM@STER花澤香菜馬鹿の見本市けいおん!hiphopDS富野由悠季ロシアC77ラブプラス 読んでない呪詛豊崎愛生myspace どうでもいい耳鼻科GO 下衆沖縄 爆発コズミックホラーカニバル C81堀江由衣自アン押井守音楽天文トンデモ なんだかなあ戸松遥C87C76釣りelectronica田村ゆかり 前提venetian snares アホ山本弘梅原大吾忍法コロニー落とし馬鹿大塚英志ヱヴァCthulhuお前が言うな釘宮理恵 drugアメリカ反知性主義IDOLM@STER国語の成績が悪いWEGメキシコインドサマーウォーズカレーアニメspam平野綾ソ・ラ・ノ・ヲ・ト C83ネタ C84SMプリントアウト C85今井麻美阿澄佳奈映画舛成孝二クズバカの見本市冲方丁たかはし智秋三瓶由布子下田麻美耳鼻科go國府田マリ子図書館ニコ厨古橋秀之死ね滋賀中村九郎オランダ文章エジプト水樹奈々アフリカ ウザいささめきこと井上麻里奈差別日本語不自由Love Paradeちょっといい話平沢進お笑い清水マリコ南アフリカDTB倉田英之神戸守坂本真綾 ていどひくい東方これはすごいアルカナハートホラーおまえが言うな山本寛Go-qualia沢城みゆき小林ゆう浅野真澄 直結同人kittyエヴァガンダム佐藤竜雄涼宮ハルヒの消失キチガイ歴史捏造主義youtube原紗友里サウジアラビア 頭の悪いBreakcore本田透山田尚子 C86ドイツ茅原実里クラムボン勉強同人音楽歴史なのはやくしまるえつこ金田朋子被害妄想野中藍今敏わかつきひかるイタリアスパIVアフガニスタン中村うさぎ観測範囲 arcade秋葉原かなめもバカandroid片岡あづさ死刑あそびにいくヨ!井口裕香 塗壁木綿高垣彩陽プロレス はやくしにたい新宿電気グルーヴニーチェ新條まゆ声優桃井はるこ伊藤かな恵能登麻美子v系technoあとで見る片渕須直C80高遠るいマイマイ新子文学少女 DG-10 残念ゲーム人間の屑内海賢二池澤春菜忠臣蔵ニコニコ動画詐欺チベットMySpaceXENOGLOSSIA演劇竹達彩奈TM NETWORK空気奴隷秋田HMV厨房人間クズゾンビオカルト学院FF14犯罪ナイジェリア地獄へ落ちろ火星perfume くっつり会 あとで読まない 何を今更怪文書谷山浩子フィンランドシムーンテロリズム性差別平田オリザ C97嶽本野ばら小野坂昌也AVATORTHA BLUE HERBブンブン丸新城カズマlainレイシストアリュージョニストフランス警察中島愛セルクマ中村繪里子 sonic draglgoまどか☆マギカ阿呆ばらスィー若林直美北朝鮮アニソンHIPHOP寿美菜子YOU THE ROCK★橋本由香利愛知県警日笠陽子clammbonネットマリア様がみてる SLUMDANKなかよし c88Chouchouいつか天魔の黒ウサギタラコーランR.O.DファシストHEROMANナゴム murderコミティア91 かわいそうですマクロス7SETI HAROb-flowerMC Hammer∀ガンダムdubstepイギリスゆとりちゃんヤクザ巣窟ゼノグラシアRichie HawtinドールショタRasmus FaberAmazonロウきゅーぶ読めknifehandchopGIGAZINE ハァ?ブラウザTSUTAYA なんでもいいかPSPTOKYO NO.1 SOUL SETテキストサイト だろおっさんどもラノたのアルトネリコ3サエキけんぞうpal@pop KENTARO TAKAHASHISoundCloudスフィアタルコフスキーC79okama中田ヤスタカスウェーデンpiana上野千鶴子 ルッキスインターネットこわい上連雀三平ポルノclubボリビア ここに隕石を落とそうゴア SWアイスランドゆかな c97Girls' Workいばらの王デブ yarnmoorpixiv microscopewegF91ディスクユニオンsquarepusherアフタヌーン好きすぎスパムハルカリ TheBlack Eyed Peasフィリピンshe また産経か しんうちっ!ドクター中松エリック・ロメール NERVANA RODやぶうち優フィギュアバーチャファイター triphop おぷぷん グラスハープるりあ046サウンドボード なんじゃこりゃスターウォーズMEZZO PIANO GGSHARPNEL井上喜久子バカテスいけだたかし9.11V系サイケアウツ iconsハンガリーレイヴGoogleらき☆すたDOMMUNEけいおん!rei harakamiラーメン□□□エヴァ脳の恐怖丹下桜ゼーガペインソマリアハロプロプーチンJAMES PANTSスト4Star Wars ばくはつken ishiikindleグアテマラアートfour tetdrum'nbassやまとなでしこ Jさいろーミステリブルーレイラブライブ!Afrika BambaataaNujabes murder channelフォーチュンクエストトヨタ中野テルヲ あとでSEGAオッサン中川浩二バンコクTRPGDJヱヴァときメモ4KobeBriantいわみてヨーガセンコロール yura京大PS3jazz raycrisisC89P-MODELデマおまえがいうなまこぴーインドネシアCS これはひどすぎる人種差別TLCエウロパ七尾旅人GUNDAMRIOW ARAIしりあがり寿マッチポンプベルギーGAxbox360シリアルキラー BUBBLE-BKOTOKOドナドナサイケヘイトスピーチbaby princessKAGAMIJamesCameronSF DRAWERSimoutoidimaginionJoseph Nothingsister princess2pacおまもりんごさんゴミ EINHANDERわくわく7c87FF13なんでやねんブコメもひどいがっかりgameガガガ文庫コロニー落とそうラベリングコミックREX どうかと思うantihoneyガンダム00ビートたけしリーンの翼コメがひどいアニメ質問スタチャぼくらのウォーゲームバクマン *宗教ILL-BOSSTINOデータベースストライクウィッチー VO4上田大王 セクシスM3JAシーザーtrf

非表示に設定済み

①ryokusai

②ryokusai

これはひどいsociety crimeTwitter lawFantasticKorea university media work businesscommunication medical支那 militaryhatenahistory taxこれはひどいw moneybookmark religion 女権拡張運動education politicTVbook securitygameanimal ただしソースは売日anime2chtechnology comicblogsportseat wヘ√レv-(゚∀゚)-wヘ√出羽守はてな私小説 また××か!review movie science boomerangkeywordinterviewYouTube economyWikipediamusic Onanietips discriminationRussiaword culture languageweb item health富山 comment現代アート()被害資産化 ( ;∀;) イイハナシcopyright grotesqueこれだから女同人 enquete ( ´_ゝ`)流石(´<_` )amazonLGBT し J レ J ('A`;)うわあ fashion noveldan the 何とかalchemyAV ちんぽ騎士あとで読む饂飩屋の釜はてな紙礫 memoNIMBYartぬこころ それが小町クオリティ ↓君達には失望したよintelligence designADHD event薩摩守uriginal yoniumまなざし村mixiはてなpreferentialism literature BI非モテpoem よし!ワーパチパチAIはいはいクマクマ ×NPO→○NGOAA雌車privacy radio auction energy ressentimentAmazonimageITmedia weather collage801Uncyclopedia AmericanDream tinycafeSNStwitterIntelligenceひなぎくはてな積水マウス ( ;∀;)イイハナシwiki Akiba-HaterFantastickoreapolitics よし!ワーパチパチ authoritarianismJリーグカレーPC漫画 univeristyこれはひどいw memoryヒャッハーやる夫 また✕✕か! ( ;∀;)イイハナシ日本死ね死ねpropagandaはてなファイトクラブ国民世論の力なの diplomacy また××か! Africa大都会岡山まんこ二毛作鏡の法則PR三丁目の夕日 boookmark nicovideo パプティマス様の literacyNTR ⬇君達には失望したよ # |ω・)…… MiseryASDAustralia生活困窮者 FatasticKorea ethicsextremesportsuncyclopedia留保のない生の肯定を univerisity Tibet事件 comunication 後で読む あとでみる ┌(┌^o^)┐ discrimincationextreme 女権各地運動 これが若さか…文学()</p>

非表示に設定済み

ということで、私は1545人を非表示にしている。

Permalink |記事への反応(1) | 17:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2020-07-22

本田透非モテ論檀に火を灯した責任を取るべきだYO

かつて電波男という非モテバイブル上梓して数多くの非モテ男性達の恋愛市場から撤退を促し結果的に彼等を無間非モテスパイラルに突き落としてしまった責任をとるべきだYO

電波男って初版が15年くらい前でしょ?

当時20非モテでも今アラフォーやぞ

取り返しつかないじゃねーかYO

本田透活動の縮小と時を同じくして登場したこと、後書きの文体ラノベ作風が極似していることからラノベ作家本田透の別のペンネームだと噂されているけどさ

仮に事実なら萌えラノベで累計100万部の大成功は素直に凄いけど人生双六の勝者になったのならいい加減電波男に終止符を打つべきだろ

本田透として一瞬でもいいから復活して電波男にかけられてしまった非モテ魔法を解いてくれYO

Permalink |記事への反応(1) | 21:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2020-07-16

滝本竜彦本田透結婚してしまった事実

みんなは結婚できたかい?

Permalink |記事への反応(0) | 23:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2019-06-21

本田透という名前を見ると、頭の中でフルーツバスケットOP(岡崎律子さんVer.)が流れる

Permalink |記事への反応(0) | 19:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2019-04-17

anond:20190417082807

便乗して語らせてください。

上野千鶴子がこういうことを言っていた時代と、「(ギャルゲーなどを消費するするシスヘテロ男性の)オタク」の側と、彼らに対する批判の内容が変わった結果、上野が過剰に非難されているのだと見ている。

*以後、いちいち書くのもうっとうしいので、「オタク」をもって「ギャルゲーなどを消費するシスヘテロ男性オタク」に変えます

当時、オタクの側の主張の大勢は、現実女性とのセックス恋愛は本当に必要ない、三次惨事二次元こそ至高!というものだった。代表としては、本田透の『電波男』だろうか。

対して、非オタ世間オタクを、女性ものに出来ないかゲーム漫画代替物として危ない性癖をこじらせている、本人の表面上の意思に反しても現実女性とつがわせるべき。と論じがちだった。

で、上野は、オタク二次元しか興味がないというなら本当にないのでしょう。だったら現実女性に加害をしないのだから女性にとっては無害で、問題にする相手ではない。血縁家族社会保障の前提とする現代日本では子供を作らないと困るフェーズが来るだろうが、それもオタク自由のうち。というようなことを、過不足ありつつ散発的に言っていたと記憶している。

要するに、オタクの主張を信じて彼らのしたいようにさせておけ。というだけの主旨で、オタク積極的な味方ではないが敵ではなかった。

十年以上時が流れて現在は、KKOオタクニアイコールになり、現実社会で救われるべきと、オタクの主張の方が変わってしまった。非オタ世間の方は、美少女コンテンツの氾濫ですっかり慣れた結果、いちいちオタク違和感を表明しなくなった。プラス上野は他にもオタクに嫌われる言動があり、上野能力主義自由主義な古典的リベラルフェミニズムコンテンツ規制論を含む他の流派フェミニズムとが混同された。結果として、当時の発言が実際以上にオタクを敵視したものとして取り沙汰されてしまっている。

と、こんな流れなのではないか

Permalink |記事への反応(2) | 20:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-12-10

anond:20181210033544

本田透10年先読んでたのかな

その結果の飯のタネラノベ作家というのもあれやな

いや、そういう風に見てしまう俺がもう古いのかな

ラノベ作家って見る人によってはスターだもんな

Permalink |記事への反応(1) | 03:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20181209144517

本田透っぽい

Permalink |記事への反応(2) | 03:35

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-08-14

増田の脱童貞マニュアル50

ランクタイトルブクマ日付カテゴリ
1モテるための飯屋講座10822014/04/14 21:35暮らし
2服装がダサい人の特徴と、唯一の改善策10802014/04/13 07:23暮らし
3彼氏の作り方教える9202018/02/10 22:22暮らし
4彼女の作り方教えるから彼氏の作り方教えろ9002018/02/10 07:49学び
5最近アラフォー童貞と付き合うことになったアラフォーおばさん...7912017/11/2511:40おもしろ
6今の非モテは、フィクションを盛り上げる「告白至上主義」が生...7792010/02/1210:30暮らし
7男性のモテオーラ7772015/09/24 14:48暮らし
8リア充になれない本当の理由7262011/10/23 22:15暮らし
990%女性をデートに誘い出す方法をリークする7002017/02/1411:35おもしろ
10友達がなぜモテないのかわかった6472013/03/1510:29暮らし
11タイプ別モテない理由6472008/04/15 21:57暮らし
12「いかにも理系」だった元彼氏がそこそこさわやかなった3つのス...6342009/10/1911:08暮らし
13モテずに恋を実らす方法5882008/05/20 03:11暮らし
14厄年なのに据え膳がマブい5582017/05/08 16:21世の中
15妊婦に優しくされない人間が妊婦に優しくする筋合いなどない5512015/10/1823:30世の中
16【童貞は必ず読め】相談女という人種について5102013/02/03 07:27暮らし
17100人とデートしても付き合えなかった増田へのアドバイス4882016/02/21 00:03暮らし
18ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群4612008/08/2511:52暮らし
19不思議とモテる人に共通の特徴4322011/06/27 01:42暮らし
20都合のいい男4222008/10/1823:21暮らし
21美人の元カノに再会した4102009/11/25 22:32暮らし
22男子に話しかけられた言葉と言ったら…… - はてな匿名ダイアリー4092008/06/22 02:02暮らし
23「娘が同級生を不登校にさせた」の増田です4002017/10/30 18:18暮らし
24@ egachan が @ francesco3 との対話を捏造して印象操作をしている3972011/03/0417:11暮らし
25「ソープへ行け」というから行って来た3912010/02/11 13:24暮らし
26頭が良くてモテるってないの?3862017/10/22 22:13学び
27非モテ男きらい3762011/11/2520:40暮らし
28100人とデートした増田に対する反応見てたら吐きそう3682016/02/22 01:48おもしろ
29クリスマスイブ3582008/12/25 01:58暮らし
30非モテこじらせ男が「告白」にこだわる理由がようやくわかった...3562016/02/2112:34暮らし
31「いい人」から彼氏に変わった瞬間。3552008/09/1517:22暮らし
32モテと非モテで「告白」の定義が違う3462015/06/15 13:10暮らし
33わたしはtwitterで恋してた。3452010/02/22 21:42暮らし
34彼女ができないやつへの特効薬3442008/07/2420:00暮らし
35人間ってわりと場所で変わると思うんだ3332010/08/12 19:23暮らし
36リア充から非モテまで、男子を本気で9種類に分けてみた3272010/08/09 14:04暮らし
37彼女いない歴=年齢3212008/11/01 21:40暮らし
38脱ヲタ出来たのでまとめる。3162008/05/18 00:12暮らし
39小保方さんをかわいそうと言えない男はモテない3152014/04/1023:56学び
40サークラにならないために3072013/05/14 07:09暮らし
41本田透はどこへ消えた?3042017/02/26 13:46アニメゲーム
42俺がモテない理由がわからない。3012014/03/03 08:34暮らし
43オタクの純情な人々を喰いまくっております - はてな匿名ダイア...3002008/07/2810:41暮らし
44キモメンの僕でも何とか結婚できることになった2912010/03/07 00:42暮らし
45非モテは彼女ができても非モテ2852009/10/03 19:43暮らし
46人生の経験値稼ぎ2832009/10/18 16:23暮らし
47女子に対して気持ち悪いと思われないような 好き好きアピールの...2822017/11/25 09:19おもしろ
48モテようと思って頑張ってみたこと2782009/02/21 18:33暮らし
49結婚したい男の本気マニュアル2782015/08/1323:57暮らし
50非モテ男がアプローチしても彼女ができない理由2682014/01/13 18:47暮らし

Permalink |記事への反応(1) | 22:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-05-10

anond:20180510183900

本田透

Permalink |記事への反応(0) | 19:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-04-25

オタク差別批判することを、やめることにします。

 趣旨は上の通り。

 自分オタクだと自認するようになってからこっち、10年以上にわたって、オタク差別けしからんと言い続けてきた。

 ここ数年、なんとなくそれに違和感を感じることが多くなってきたけれど、それでもやっぱり言い続けてきた。でも今回はっきりわかった。

 オタク差別批判とか、ただの害悪しかない。もうやめたほうがいい。

やはりオタク差別なんて(言うほど)なかったんじゃないのか。

 

 差別というのは、権力構造に根差すものであるという話をだいぶ前にツイッターで見た。

 つまらない約束事のように映ったけれど、まじめに考えるとこれを踏まえないから、差別を相対化して見せては矮小化言葉遊びにふけるような態度が出てくるのである日本人ヘイトだの専用車両男性差別だの在日韓国人による逆差別だの、差別者以外にとってはおもしろくもおかしくもない大喜利パズルでここ何年かでいったいどれだけ無駄な足止めにいそしんでいたというのか。ちゃんベースを踏まえてこそ、くだらない袋小路にはまらないで済む。これはちゃん物理を学んでいない人がブルーバックスくらいだけに目を通しただけで「矛盾」を発見し、相間さんと化すときに似ている。

 今まで自分存在していると思っていたオタク差別は、多分差別ではない。それは、いじめであり、パワハラであり、DVである

 そう視点を変えた方が、いろんなもの整合性をもって見える。中学校時代よくいじめにあっていた同級生は、オタクじゃなかった。正確に言うとオタク「も」いた。

 でもそれは、そいつと俺が割と仲が良いから知っていた話で、きっかけは別のところにあった。運動音痴から足手まといだという扱いだったり、成績がよくて生意気だという扱いだったり、DQN憧れの男の子彼女からだったりした。

 もちろんきっかけがオタクから」というケースもあるんだろう。でも、それはこういったきっかけのワンオブゼムでしかない。それを、民族差別女性差別と並べるのは、視野が広い人間ではなくただの雑な人間だ。

 「差別じゃない」というのは、多分そういうことなのだ。そして、差別じゃないか批判対象にする必要はないという話では、たぶんない。別の枠組で批判すればいい。

 なのにもかかわらず、熱心にじゃああれは差別じゃないんだーという大喜利ばかりをしているツイートばかりが「オタクから流れてくる。いや、どうしてもそこのところをわかりたくないのかもしれない。

 わかりたくないのか、わかろうとしないのか、本当にわからないのか、どれなんだ。

 いろいろ、「オタク差別の事例」というのが流れてきた。前なら、そうだそうだと怒りをぶちあげたであろうものがたくさんある。でもそれはどれもこれも、オタク差別の事例ではない。

 

 そういうものを引いて行って、ある程度確実にあったんじゃないかと思えるのは、「マスコミを通じたもの」だと思う。特にバラエティニュースを通したもの

オタへの偏見を植え付けたのは誰?

 それで思い出すのだけど、俺の中高時代あんまりオタクがいいとか悪いとかい意識を持つことじたいあまりなかった。今思えば自分の机でいつも小説を読んでいて、たまたまホームページの話になったとき「私も持ってる」と言ったのでURLは?と何の気なしに尋ねたらそれはちょっと……みたいに返してきた女の子なんかはオタクだったんだろう。自分だって漫画は好きだったしオタクだったはずだ、今にして思えば。

 じゃあ、そこにどうやってオタクキモイみたいな「偏見」の存在を知らされたかっつーと、漫画だったりインターネットだったり、そして「オタク自身の言説」からなんだよね。

 だってバラエティ番組なんて中二病まっさかり(高校になっても中二だったので)でほとんど見てなかったし。ニュースといってもこの手の話ってだいたいワイドショーである。やってる時間学校にいるんだから見るわけがない。

 金田一少年の事件簿には、小太りですぐキレ気味になる、「オタク」が登場した事件があった。こち亀で、美少女フィギュアを専門とする「色白でアニメ好き」なオタクが登場して、硬派フィギュアマニアのつもりな両津が逃げ出すという展開が「オチ」として機能していた回があった。名探偵コナンホームズフリークの回は……さすがにこの文脈で語るものではないか(でも動機の酷さは「オタクなんてそんなもんだろう」という共通認識が背後にあるような気がする。知らんけど)。

 テキストサイト一世を風靡していたころ、オタクオタクに向けられたコンテンツは叩かれる「べき」もの扱いだった。非オタク向けの、スポーツとかファッションを語るページに迷い込んだら叩かれたという話ではない。漫画感想サイトや、漫画ゲームをメインで扱う日記サイトでの話である

 何を言っているかからない人もいるかもしれない。例えば、ラブひないちご100%やBLACK CATは、軟弱な頭の弱いオタクのためのコンテンツであり、あんものにゲヘゲヘゆってるオタクマジキモイホイッスルミスフルテニスの王子様は腐狙いコンテンツであり、あんもの(ry そういう話である。この範囲結構広くて、らんま1/2H2ぐらいでもオタク向け扱いされることがあった(もちろん、当時これらが連載されてたわけではない。あれってオタ向けの駄作だったよね―みたいな扱い)。

 もちろん彼らが持ち上げるコンテンツというのもあったのだが、この文脈実例を挙げるの風評被害しかないので避ける。俺の好きな作家作品も混じるし。

 テキストサイトだけではなく、2ch(当時)もそんな感じだった。少年漫画板とかそのへんをよく覗いていたのだが、まあ当該作品スレは愛読者が集まるのでそうでもないこともあるのだが(そうであることもある)、総合スレでのオタクコンテンツ叩きはかなり強固だったし、漫画とか関係ないジャンルの板だとなおさらだった。

 そういうものにどっぷりつか……もとい接しているうちにオタクというのは叩かれるべき存在であるのだなというぼんやりとしたイメージ自分のなかで出来てきた。これにもう一つ後押しするように影響したのが、自分オタクだと称する人が、迷惑行為や触法行為のようなものを自慢しながら、「ホラ俺たちオタクからさ」みたいに語っている文章に接する機会があったのも、ああそういう人がオタクなんだなと認識させられた。

 ちょっと話はずれるけれど、当時は、オタクマニアの違いなんていう言い方があって、オタクはそういう迷惑ものを抱えた側の人間やハマりすぎて社会に順応できなくなっている人間、というような線の引き方もあった。

 これは、あくまで俺の話である。だから、他の人がどう偏見を植え付けられたかは、また別の話があるかもしれない。でも、オタク差別を煽ったものとして、「漫画」「インターネット」「オタク自身」という声を、この話でオタク差別に怒っている人の口から出てくるのを見ないのだ。

 ここで挙げたのは、知る人ぞ知るみたいなのじゃなく、だれもが知る有名漫画リドミで上位常連大手サイトオタク文化人として今でも名前を出せば通じる、みたいなのばかりを念頭においている(まあ当時のインターネット文化そもそも、知る人ぞ知るなものでしたけど)。みんな、俺とは違う漫画インターネットを見ていたんだろうか。ワイドショーバラエティばかりを見ていた「オタク」がそんなにたくさんいたんだろうか。

 本当に不思議なのだ。あそこでこんなオタクへの偏見に満ちた報道があったんですよっ!というようなツイートは大量に流れてくるのに。

加害者としてのオタク行方不明すぎる

 これが本当に、ここ数年で疑念として大きくなった末に、今回愛想がつきた一番のポイントなんだけど。

 オタク差別を受ける構造が、あったとする。それは、ネットで語られているほどは大きくないかもしれないけれど。

 それで、今、オタクってなんなんですか、と。特にネット上では、強者、抑圧する側、差別行使する側の「集団」として機能してませんか、と。

 腐女子叩きは昔からあったけれど、女叩き、中韓叩き、などは当たり前のように横行している。時々流れてくる、弱者権利をなんとかして奪ってやろう、人権思想じたいを矮小化してやろう、という意気に満ち満ちたツイッター漫画は誰によって大量RTされているのだろう。俺のところにはだいたいオタクさん経由で回ってくるんだけど。

 趣味、という切り口でみても、オタク文化を愛好する人が自分たちと関係のない趣味なら平気でdisる光景というのはそんなにたぐいまれだっただろうか。インスタ蠅なるイラストが回ってきたことがある。そもそもインスタに投稿するのが趣味になっているような女性を叩くようなツイートが回ってきたことがある。鉄オタは「池沼」「ガイジ」であるなんて言い方もある(「」内は原文の表記尊重)。ゴルフ車など老害趣味だとバカにしていたりもする。そうそう、スイーツ(笑)なる言い回しはいったいどこのどういう人によって流行したんだろうか。「リア充爆発しろ」というフレーズに何げなく込められた、自分関係ない集団への軽視に、どれだけの人が気づいてたんだろか(だって爆発しろ」だよ。あの連中、有明に15万人集まったタイミングで奴等爆発四散しねえかなーって非オタな人が言ってそれがそっちの界隈で大好評を博したら、インターネットな皆さんの間でどういう反応が起こるか考えてみたらいい)。

 そんなオタクばかりじゃないというのは分かる。というか俺がこういう文章を書いてる時点で分かれ。でも、個の話じゃないのだ。集団としての性質の話である。あれだけ、全共闘学生運動について冷笑ぶって叩く人が追いのに、そこに気づかないってどうかと思う。あとリア充爆発しろは使ってましたすいません。

 それに、そういったところで、こんなふうにちゃんと抵抗して、こんなふうに批判して、中から自浄する動きを作りました、このコンテンツからは離れましたと胸を張って言える事例、どれだけあるんですかね?俺が、ノットオールオタクと言い続けたところで、結局「自分批判対象から外してくださいあいつらは関係ない」と逃亡する以外に何の役回りも果たせなかったから、言っているのだ。この記事は違うよなあ~こういう作風は好きじゃないなあ~こういう物言いはよくないよなあ~と個別案件に不満ごちてみせ、自分は違うと思う、もっというなら思ってみただけで、肝心なところからは目をそらしていたんじゃないか? そう思うんである

 逆に、そこに自覚的になったんだろうな、と思える人も何人か知っている。そういう人は、結局C.R.A.C.やツイフェミのようなところに接近し、そのやり方すべてに同意はしないまでも、見解思想共感するようになっていく人がほとんどだ。おそらく今回「オタク差別」に怒っている人は、この人たちを敵であり、オタク仲間と認識していないと思う。

 つまりオタク文化加害者としての側面を見ないふりするか、オタク勘定してもらえなくなるか、二つに一つということだ。

 C.R.A.C.野間氏は個人的には大嫌いだし、たぶん単にオタクが嫌いなんだとは思う。でも今回ツイート応酬を見ていて、残念ながら主張にそれなりに同意せざるを得なかったのは、こういう背景について理解できてしまたからだ。そこで突然くっちゃべられる「オタク差別」。真面目に反差別を考えている人にとっては(多分そこは真面目なんだと思う。この人)、筆算の横棒がミニ定規で引かれていないから×、レベルの見当違い感があったんではないか野間氏の真意など知らないけれど。

 

 そういえばその昔、本田透の「電波男」に感銘を受けながら読み進めていて、後半のほうで腐女子フェミニストについてはずいぶん切り捨てたような言及の仕方なのに疑問を持ったことがあった。いや、フェミニストがオタク差別している、という文脈批判してるなら理解できるんだけど、そうじゃなかったから。権利意識を持つ女性自体が許せなさそうだった。その後「電波大戦」で喪女についての話題が出たとき、対談相手竹熊氏がわりと真面目に実態について話したりしているのに、「困ったモンですね」で終えているのを見て、クジャクママユを盗み出した同級生を見る眼つきになったのを覚えている。だってそこで語られてる喪女本田氏が救済しようとしてやまない喪男と違わないのに。

 そのあとしばらくは新刊も買って真面目に読んでたの、それもどうよって話だけど。

 10年くらい前に、俺たちの麻生なるムーブメントがあった。別に政治家を持ち上げること自体は好きにすればいいんだけど、そこでは当人が積み上げた迷言失言差別発言すべからく許容し、批判したマスコミへの叩きが横行していた。正直、あの政治家のどこがいいのかさっぱり分からなかった。

 当時はオタク個人ニュースが全盛期。そういったサイト管理人は、麻生氏を擁護するまとめブログエントリを紹介しては、叩かれていて困ったものですねぇ、正論なのに、というようなコメントをこぞってつけていた。オタク気質の知り合いなども、熱心に自ブログ擁護していた。

 あれから10年たった今も、麻生氏は差別発言侮蔑発言を繰り返している。あれを見ていて思うのは、この人は息を吸うようにハラスメントをする人なんだな、ということだ。それは、昔も同じだった。だから、どこがいいのかさっぱり分からなかったのだな、と腑に落ちたのだが、同時に当時持ち上げていた人たちにとっては、「だから良かった」んだろうかしら、とぼんやり邪推してしまう。

 今回オタク差別について怒っているツイッター主の中に、表現規制反対などをめぐっての発言をしばしばしているアカウントがいくつかいる。いずれもその界隈ではそれなりに大物だと思う。そして、俺のチェックしている反対派がぼんくら揃いなのかもしれないけれど、ヘイトスピーチの言論の自由を唱え、ポリコレで何も言えなくなることを憂い、自分関係ないところでの言論の自由に興味がないかしろ規制されることを望み、性差別についての提起が出てくるとそれについて考えるより先に提起者の揚げ足を取って袋叩きにするような人たちが勢ぞろいである。さすがに全部きれいに当てはまる人は少数だけれど。そんな反差別運動別にあの界隈に限らず、そういう発想自体)が大嫌いな人たちが、当然のように主張しだすオタク差別批判、いったいなんなのか。ただ、差別社会の中で特権階級になりたいだけじゃないのか。

 そういえば、これはある程度年配のオタクということになるけれど、昔(主に90年代くらい)のバラエティはこんなにおおらかだったのに、今はポリコレがうるさいせいでつまらなくなった、というような声が時々ある。なぜか、そういうつぶやきをしている人が「昔はオタクバカにする表現に寛容でよかったなあ」と語っている声を聴かない。今回オタク差別話題になって、バラエティなどでのオタクの扱われ方という話はけっこう出てきているのに、いない。どこへ行ったんだろう。

 オタク差別、という組み合わせでオタク文化っぽいものを思い返してみると、そんな案件ばかりが、思い出されてくるのだ。

 反差別のために立ち上がったオタク、というのはそれなりの数知っている。そういう人はオタクかそうじゃないかを越えたところのつながりで、反差別をやっている。でも、オタク差別けしからん以外の「反差別」がオタク文化の中心的な動きとしてあったところを、見たことがない。差別煽り偏見煽り強者に諂い(自分たち以外の)弱者嘲笑する、そんな動きならいくつも思い浮かぶのだけど。

 あ、一つ思い出した。(反差別とは少し離れるかもだけど)フリーチベットフリー東トルキスタン

 残念ながら、反中のダシ以上のものであった記憶はないけど。ああいうの、真面目なチベット東トルキスタンにおける人権運動家に失礼だったんじゃないか


 こんな「オタク差別批判」に大真面目に同意したところで、反差別には一ミリもつながらなさそう、むしろ後退させる役割しか果たせなさそうであるメディアを通した差別はもうかなり減ってるといわれるし、それ以外のものオタク差別というくくりより別のくくりで論じた方が有意義でより広い被害を論ずることができるようだ。となるとオタク差別なるものに拘る理由はない。

 もしかしたら、こんなことは本田透の2冊目の著書におかしさを感じた時点で、たどり着かなければならなかったのかもしれないけれど。

 そういう意味でも、失敗した責任を感じる。

Permalink |記事への反応(38) | 02:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-04-23

anond:20180423185520

放送からエヴァサイトが山のように有ったなあ


そして最終回後、庵野秀明アンチサイトがいっぱいできた

そういえば本田透春日みかげ説はどうなった

Permalink |記事への反応(0) | 18:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-02-24

ニセ科学批判者」が堂々と歴史修正してやがるというギャグ

 放射線科PKA氏がこんなツイートをしているのを見かけて、おもわず逆上した。

https://twitter.com/PKAnzug/status/966542288368287745

リア充」の訳語に「normie(普通の人)」を充ててるのが興味深い。日本では「中道から上を見て言う言葉」なのが、英語では「下から中道を見て言う言葉」になってて、この言葉を使うオタクナード)の社会的立ち位置日本英語圏で違うことが伺える。

 中道の使い方がなんだかへんてこだけどまあ「普通の人」くらいの意味だとそこは深くとわずにおいて。

 リア充ネットしか場所が見つからないようなオタクが、「普通の人」のやることをバカにしたり嫉妬したりするときに使う単語だろ?

 リア充って、普通に休日友達と外へ遊びに行ったり、学食にたむろってたり、普通に彼女がいて街を歩いてたり、そういう人を指す言葉だったと思うんだが。

 まごうことなく、下、っていうかこの言葉ネットで使ってた人間として言うと「底辺から、「普通」を見て言う言葉だったはず。

 Wikipedia説明を引き合いにだすのもなんだけど。少なくとも発生段階のころについては、PKA氏よりもまともなことを描いているように見える。大学生活板はちょっとしかたことないけど(まだ犬学じゃなかった頃か?)、まあそういう板だった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%85%85

概念自体2005年頃に2ちゃんねるの大学生活板で成立しリアル充実組と呼ばれていたが、2006年初頭に今のリア充の形として使われ始めた。その後2007年夏頃からブログtwitterでも流行した。未来検索ブラジル主催するユーザ2ちゃんねらー投票企画ネット流行語大賞」では2007年に21位となった。2011年には女子中高生ケータイ流行語大賞の金賞に選ばれるまでに成長し、ギャル語として確固たる地位を獲得するに至った。

当初は、インターネット上のコミュニティに入り浸る者が、現実生活が充実していないことを自虐的表現するための対語的造語だった。当時は友達が1人でもいればリア充とされた。その後、このニュアンスは、従来のネット文化に(触れずにいた事から)染まっていない、携帯電話を介したネット利用者たちが流入するにつれ、彼らの恋愛仕事の充実ぶりに対する妬みへと変化していった。

 大学生活板で発生して、2ch流行する。

 どうみても底辺オタクじゃないか

 もっとも俺も無知ではあった。10年代には女子中高生に広まって、ネットに広まってない利用者によって意味を変質させられているのだそうだ。それは知らんかった。

 なるほどPKA氏が念頭においてるのはこっちなのかも…… って、やっぱりオタク関係ないところで変質してんじゃねえか!

 たんに、話者が底辺にいるオタクから、中位層などの非オタク層に移り変わっただけだ。オタク階層分析の違いになんて使えたものじゃない。

 あきれますよ。あんだけ、放射線デマについて強く批判し、なにかというとメディアのどこかにアラをみつけては形相変えて「マスコミ叩き」にいそしむ放射線科医は、マスコミ以下のエビデンス歴史でっちあげていた、って。

 この放射線科医のツイートはですね、要するに日本オタクをよいように語ってるようにみえるけど、実際はそうじゃないわけですよ。むしろ北原みのりなんかの100倍、オタクのことをバカにしているといってよい。なにしろ10年くらい前までは主流だった(と思う)オタクを、存在ごとなかったことにしている。トロツキーが消されてる写真もびっくりだ。

 10年以上前ネットに主流で巣食っていたオタク

 エロゲにどっぷりはまって本田透を読みふけり、週刊少年漫画の楽しみな連載は早売りをろだに上げてもらって読む、個人ニュースサイト巡りしながら非モテ文化を語る、というより実在女性への怨みを吐く、まあそこまでステレオタイプにどっぷりな人は意外と少ないかもしれないけど、そういうオタクがいたわけですよ。当時は。俺は当時恋愛障害者2級でした。あなたは何級でしたか

 それはぶっちゃけロクなもんじゃなかったですよ。でも、当時のオタク文化というか、ネットオタク文化はそういうものだった。

 今はそうじゃない。オタクといってもいろいろだけど、今どきの一般人インドア側端くらいの意味しか持たなくなりつつある。あんまり悪いイメージもなくなりつつある。でも、昔のオタクの名残は、あるにはある。その典型例がリア充、なる言い回しなのかもしれないわけだ。

 だからこう邪推したい。「オタク」、それは今のカジュアルオタクじゃなくてどろどろとしたオタクのことだけども、それを粛清しないと、何か都合悪いことでもあるんですかね? このトンデモ放射線科医。

 二度と人にエビデンスなど求めずに、隅っこでデマ偏見だけ食ってかろうじて生きていってほしい。

 でもこのツイート、今の段階で4200越えのイイネと2600越えのRTがされている。この人たちには、修正された歴史が本当のもの、なんだろうね。

 よかったですね、「非リア」の営みを「リア充」どもの手で簒奪出来て。

 クソが。

Permalink |記事への反応(4) | 05:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp