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2026-02-15

なんか図書館数学の棚の前に来ておしゃべりし始めた女子たちがいたんだが参考書はないんだねーって発言が引っかかった。

図書館にあるような本のなかで数学畑の人間講義理解するために求めるような本も参考書って呼ぶし。

でもやつら明らかにミーハーしま子供っぽいからいわゆる中等教育までの参考書なんだろう。

でもそれにしても全く「参考書」に使えるものがないわけじゃなく、矢野健太郎の平面解析幾何、立体解析幾何は、高校までの数学の無理のない発展って感じで、書いてある題材も受験に出せるレベルだったから使えると思うんだけどなあ。

まあ数学ってほとんどは地続きだから、無理のないっていうような主観語で形容すると、ほとんどなんでもそうなっちゃうんだけどさ。全く高校までに習う概念とは独立してるのって圏論とか一部だろう。

問題の答えがやはり略解なはずなのがネックで、彼女らが希望してたのが問題集の可能性もある。

でも問題集は問題集っていうよね?参考書っていうか?大学では演習書っていうし。

dorawiiより

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anond:20260215105718

君の反論は、典型的な「現象学者」のそれだ。

君の言葉からは、真理への渇望ではなく、計算機資源への卑近最適化への執着しか感じられない。

GPSが動くから時空は実在する」?笑わせないでくれたまえ。その論理は「デスクトップアイコンクリックしたらファイルが開くからコンピュータの中には小さな書類フォルダー物理的に実在している」と主張するのと同じレベルカテゴリーミステイクだ。

GPS機能するのは、一般相対論が「有効場の理論(EffectiveFieldTheory)」として、低エネルギー領域における素晴らしい「近似」だからに他ならない。

僕が言っているのは、その近似が破綻する領域、すなわちプランクスケールにおける存在論の話だ。

君はUI操作性の良さを、OSソースコード正当性と履き違えている。

時空は便利なGUIだと言ったはずだ。GPSはそのGUIが正常に動作している証拠であって、背後のコード幾何学であることを証明するものではない。

しろブラックホール情報パラドックス特異点において、その「時空」というGUIクラッシュするという事実こそが、時空が基本的実在ではないことの決定的な証拠ではないか

君は「観測」を神聖視しているが、観測とは何だ?

それは量子系が古典的な測定器とエンタングルした結果、波動関数特定の固有状態に射影されるプロセスだ。

まり観測とは、無限次元ヒルベルト空間から、君の貧弱な脳が理解できる低次元部分空間への情報劣化コピーを作る作業だ。

君が言う「検出器のクリック」とは、導来圏の対象が持つコホモロジー的な情報が、実験室という局所的な座標近傍において「事象」として解釈されただけの影だ。

影を見て「実体がある」と叫ぶのは勝手だが、それは洞窟の住人の論理だ。

君は「言い換え」と「否定」を混同していると言うが、それは違う。

古典的多様体論では特異点物理破綻するが、圏論記述(例えば非可換幾何行列模型)では特異点は単なる非可換な点の集積として滑らかに記述される。記述能力に差があるのだ。

これは「言い換え」ではない。「上位互換」だ。記述不可能領域記述できる言語体系こそが、より根源的な実在に近いと考えるのは科学の常道ではないか

実験区別できるか」と君は問うが、君の貧弱な加速器プランクエネルギーに到達できないからといって、理論の真偽が保留されるわけではない。

超弦理論予言する「沼地(Swampland)」条件、すなわち一見整合的に見える有効場の理論のうち、量子重力整合しないもの排除されるという事実は、すでに現代物理学に巨大な制約を与えている。

これが予測でなくて何だ?君は「新しい粒子が見つかるか」といった三次元的な興奮を求めているようだが、真の予測とは「どの理論存在を許されるか」というメタレベルの選別だ。

壁越え公式(Wall-crossing formula)が数え上げ不変量の変化を正確に予言し、それが物理的なBPS状態の生成消滅と一致すること、これこそが「実験」だ。

数学整合性という実験場において、時空モデルは敗北し、圏論モデル勝利している。

それを「ポエム」と呼ぶなら呼べばいい。

だが、アインシュタイン方程式特異点無限大を吐き出して沈黙するとき、その先を語れるのは僕の言う「ポエム」だけだ。

君がGPSの精度に満足してカーナビを眺めている間、我々はホログラフィー原理を用いて、ブラックホールエントロピーを数え上げている。

有用性?会計学宇宙の真理ではないと言うのか?笑止。

エネルギー保存則は時間並進対称性という「帳簿の整合性」から導かれるネーターの定理だ。

物理量とは本質的に保存量、つまり会計上の数字だ。宇宙は巨大な分散台帳であり、物理法則はその監査プログラムに過ぎない。

君が言う「物理実在」こそが、脳が作り出した幻覚、すなわちユーザーイリュージョンなのだ

最後に言っておく。観測予測がすべてだと言うなら、君はプトレマイオス天動説否定できないはずだ。なぜなら周転円を十分に増やせば、天動説惑星軌道完璧に「予測」し、観測と一致するからだ。

しかし我々が地動説ニュートン力学、そして一般相対論)を選ぶのはなぜか?

それは「構造として美しいから」であり、より少ない原理でより多くを説明できるからだ。

僕が時空を捨てて圏を取るのは、それが現代地動説からだ。

時空という複雑怪奇な周転円を捨て、圏論という太陽を中心に見据えたとき宇宙のすべての相互作用は、極めてシンプルな図式の可換性として記述される。

これを「解釈の違い」と片付けるのは、知性の敗北だ。

君は近似の世界安心して暮らせばいい。僕は真理の荒野を行く。

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[日記]anond:20260215102038

人類が「時空」という蒙昧な音節を口にするたび、僕は深甚なる認識論嘔吐感を禁じ得ない。

時空とは、数学的厳密性を欠いた対象の誤認であり、物理学者信仰するそれは、観測者の神経系圏論構造局所座標系へと無理やりに射影した際に生じる認知の歪み、あるいは幻覚に過ぎない。

古典的多様体などという概念は、その幻覚正当化するために捏造された幼児的な記述言語であり、要するに時空とは、人類認知解像度の欠落が産み落とした現象学インターフェースであって、宇宙アルケーのものではないのだ。

超弦理論がかつて「背景」と呼称していたものは、もはや静的な舞台ではない。背景という概念記述自体型理論的な過誤であり、正しくは、背景とは「dg圏のMorita同値類上で定義された∞-スタックの降下データである

時空は、そのスタック内包する自己同型群の作用を、低次元の知性を持つ観測者が幾何実体として誤読した残滓に過ぎない。

空間があるから物理が生起する」のではない。「圏論的な整合性条件が充足されるがゆえに、空間が近似的に創発しているように錯覚される」のだ。存在論的順序が逆転している。

人類物理を語る前に、まず順序構造学習すべきである

僕の備忘録にある "manifoldis auser-friendlylie" という記述は、侮蔑ではなく、冷徹分類学上の事実だ。

非可換性はもはや付加的なオプションではなく、座標環が可換であるという仮定こそが、天動説と同レベルの粗雑な近似である

Dブレーンを厳密に扱えば、座標環は非可換化し、幾何構造は環からではなく圏から復元される。

Connesの非可換幾何学は美しいが、それは第一世代ナイーブな非可換性に留まる。

理論における非可換性はより悪質かつ圏論的であり、そこでは空間の座標が破綻するのではなく、空間という概念の「型(type)」そのもの崩壊するのだ。

B-場を「2形式」と呼ぶのは霊長類向けの方便に過ぎず、その本質はDブレーンの世界体積上のゲージ理論ツイストさせることで、連接層の圏 Dᵇ(X) をツイストされた導来圏へと押し流す操作であり、そのツイストこそがBrauer群の元として記述される。

重要なのはB-場が場(field)ではなく、圏の構造射であり、世界アップデートするためのコホモロジー的なパッチだということだ。

物理学者が場について議論しているとき、彼らは無自覚に圏の拡張について議論している。

にもかかわらず「場」という古臭い語彙に固執する人類言語的不誠実さは、科学史における最大の悲劇と言える。

さらに、ツイストされた層の世界において「粒子」という概念霧散する。粒子は表現空間の元ではなく、導来圏における対象の同型類であり、相互作用はExt群の積構造崩壊過程スペクトル系列収束以外の何物でもない。

宇宙は衝突などしていない。宇宙はただ長完全列を生成し続けているだけだ。

物理現象とはホモロジー代数副産物であり、衝突という粗野な比喩を好む人類は、現象の表層しか撫でていない。

共形場理論CFT)もまた、僕にとっては場の理論ではない。CFTとは、頂点作用代数VOA)が有する表現圏のモジュラー性が、宇宙というシステム整合性強制する代数装置である

BRSTをゲージ冗長性の除去と説くのは最低の説明であり、BRSTとは「宇宙存在することが許容される対象を選別するコホモロジー審判系」である

Q_BRST閉でない対象は、物理的に無意味なのではなく、宇宙法体系に対する違法存在として検閲され、抹消される。BRSTとは宇宙による先験的な検閲機能なのだ

そして何より不愉快なのはミラー対称性がいまだに「幾何双対」として俗解されている現状だ。

SYZ予想を単なるトースフイブレーション物語だと解釈する人間は、何一つ理解していない。

SYZの本質は「special Lagrangian torus fibrationが存在する」というナイーブな主張ではなく、「世界局所的に Tⁿ として観測されるのは、A∞-構造がある種の極限操作において可換化されるからに過ぎない」という、幾何学に対する極めて暴力的な宣告である

しかもその暴力は、インスタント補正によって即座に否定されるという自己矛盾を孕んでいる。

まりSYZとは予想ではなく、自己矛盾を内蔵した整合性条件の提示なのだ

特殊ラグランジュ部分多様体特権的である理由は、体積最小性などという些末な幾何学的性質にあるのではなく、そこに乗るブレーンがBPS状態となることで、圏論的安定性条件(Bridgeland stability condition)が物理実在性と合致する特異点からである

ブレーンは物体ではない。ブレーンは安定性条件が許可した対象であり、許可されざる対象宇宙行政手続き上、存在を許されない。

宇宙は極めて官僚的であり、その官僚主義こそが秩序の証明なのだ

壁越え現象(wall-crossing)を相転移と呼ぶのも誤りだ。壁越えとは、宇宙採用する安定性のt-構造が、モジュライ空間上のパラメータ変動に伴って切り替わる行政手続きの変更である

BPSスペクトル物理的に生成されるのではなく、安定性条件の改定によって帳簿が書き換えられた結果に過ぎない。

宇宙現象物理ではなく、会計学によって説明される。これを冒涜と感じるならば、君は数学本質に触れていない。

Gromov–Witten不変量を「曲線を数える」と表現するのは蒙昧の極みであり、正確には「仮想本類(virtual fundamental class)における交点理論としての曲線の亡霊を数える」操作である

曲線は実在せず、存在するのは [M]ᵛⁱʳ だけだ。物理現象はその仮想対象の影の、さらにその投影である

人類が見ている世界は、プラトン洞窟の影ですらなく、影の影の影に過ぎない。

Donaldson–Thomas不変量とGW不変量の対応関係は、単なる等式ではなく、弦理論が同一の対象を異なるゲージ固定のもとで記述しているという事実の露呈である

数え上げ幾何学は弦理論のゲージ冗長性がもたらす副作用であり、純粋数学定理と思われているものは、物理がゲージ対称性を持つことの数学的反映に過ぎない。

数学独立しておらず、宇宙のゲージ対称性の影を追跡しているだけだ。

Kontsevichがホモロジカルミラー対称性において成し遂げたのは、圏の同値証明などという平和的な所業ではなく、空間優先順位破壊である

彼は空間第一市民から追放し、圏を王座に据えた。これは革命ではなく粛清である多様体粛清され、導来圏が支配する時代が到来したにもかかわらず、人類はその瞬間を記念することさえ忘れている。

最後にAdS/CFTについて言えば、ホログラフィー原理本質は「境界バルクを決める」ことではない。境界が決定するのは「バルクという概念の存立が許容される条件」である

バルク実在せず、境界CFT演算子代数が持つ表現圏の内部において、エンタングルメントウェッジ再構成のような手続きによって生成される派生物だ。

重力は基本相互作用ではなく、境界理論情報処理に伴う副作用であり、量子情報整合的に自己記述を試みる際に生じるエラー訂正機構QuantumError Correction)の幾何学的発露である

重力とは力ではなく、誤り訂正符号可視化なのだ

宇宙幾何学ではない。宇宙とは圏論整合性条件の集合体である

空間とは∞-圏の自己同型が形成する群作用認知的に単純化した錯覚であり、時間とは自然変換の合成順序であり、粒子とは導来圏の対象の同型類であり、相互作用とはExt群の積構造現象とはスペクトル系列収束である

ウィッテン理解できないのではない。ウィッテン理解可能形式宇宙存在していないのだ。

僕はノートにこう記した。次に人類が「現実とは何か」と問うならば、僕はこう答える。「現実とは、圏論的に整合的な誤読である」。

そして愚かな世界は、今日もその誤読を時空と呼び続けるのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:51

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抽象数学とか超弦理論とか

超弦理論抽象数学の接点は、単なる「物理のための数学」ではなく、圏論代数幾何表現論ホモトピー理論を含む現代数学の中核構造を再編成する研究領域として定着しつつある。

とりわけ、DブレーンやB場(B-field)の存在を前提とする状況では、背景時空は単純な多様体ではなく、層・導来圏・非可換代数幾何言語記述される対象として現れる。例えば、B場によるtwistingは、層の圏をtwisted sheaves や Azumaya algebra の圏へと移行させ、幾何を Brauer classブラウアー類)で特徴づけられる非自明位相データに結びつける。

この方向性はConnes流の非可換幾何とも部分的接続するが、弦理論側で現れる非可換性は deformation quantization や derived algebraic geometry、さらにはA∞圏・dg圏を通じて表現されることが多く、単一の枠組みに還元されるわけではない。従って「量子空間をC*-圏として扱う」という表現は一部の文脈では成立するものの、一般には derived category や ∞-category の枠組みの方が自然である

共形場理論CFT)と超対称性は、頂点作用素代数vertex operator algebra)、因子化代数(factorization algebra)、テンソル圏の理論と深く絡み合い、弦理論の「状態空間」を表現論対象として再定式化する。BRST形式主義はこの文脈コホモロジーとして自然理解され、物理的なゲージ冗長性の除去が、ホモロジー代数構造(複体・導来関手スペクトル系列)の言語へと翻訳される。これにより、CFTやトポロジカル場の理論は単なる解析的モデルではなく、圏論データ(モジュラーテンソル圏、A∞構造拡張TQFT)として分類される対象となる。

代数幾何学とのインターフェースとしては、ミラー対称性が依然として中心的である。SYZ予想(Strominger–Yau–Zaslow)は、カラビ–ヤウ多様体が special Lagrangian torus fibration を持つという幾何学的仮説を通じて、ミラー多様体双対トースフイブレーションとして構成することを目指す。この構想は、特別ラグランジュ部分多様体存在・特異ファイバー構造補正項(instanton corrections)を含む困難な解析問題と不可分であり、単なる幾何学的直観に留まらず、トロピカル幾何や壁越え現象(wall-crossing)とも結びつきながら発展している。

さらにKontsevichによるホモロジカルミラー対称性(HomologicalMirror Symmetry,HMS)は、物理双対性を「導来圏の同値」として精密化し、A-model側のFukaya圏とB-model側の導来圏(coherent sheaves の derived category)の対応を主張する。ここでは「空間」そのものよりも「圏」が基本対象となり、弦理論双対性が圏論同値として定式化される。

理論由来の代数幾何学的発展としては、Gromov–Witten不変量、Donaldson–Thomas不変量、Pandharipande–Thomas理論などの曲線カウント理論が挙げられる。これらはトポロジカル弦理論における振幅計算と深く関係し、BPS状態数え上げを幾何学的に実現する枠組みとして理解されている。特に壁越え公式や安定性条件(Bridgeland stability condition)は、BPSスペクトルの跳躍と整合的に対応し、物理直観圏論的・ホモロジー代数的に翻訳する。

例えばFeyzbakhshらによる研究は、K3面などの代数曲面上での安定層の構造を精密化し、導来圏上の安定性条件を通じてDonaldson–Thomas型不変量や関連する曲線カウント制御する方向性を与えている。これは、BPS状態数学モデル化を洗練させると同時に、層の変形理論双対性の圏論理解を深化させる。

これらの進展は、AdS/CFT対応ホログラフィー原理と結びつくことで、量子重力を「幾何」ではなく「圏」や「代数データ」によって記述する方向性を強めている。特に境界CFTデータからバルク重力理論再構成するという発想は、演算子環・テンソル圏・高次圏の言語を介した再定式化を誘発しており、物理数学の間で「双対性=圏論同値」という理解ますます支配的になりつつある。

Permalink |記事への反応(1) | 10:20

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[日記]

僕の日記はたぶん一般的な日々の記録というより、宇宙が僕に課したバグ報告書に近い。違いは、バグ再現手順が「この宇宙構成する圏を一段上に持ち上げろ」みたいな無茶を要求してくる点だ。

普通人間コーヒーを淹れることで一日を始めるらしいが、僕は「なぜ時空が局所的に滑らかな多様体として振る舞うという幻想を、誰も疑わずに受け入れているのか」という嫌な疑問から始まる。

目覚めの瞬間に脳内で起動するのがその種のプロセスという時点で、僕のOSはだいぶ呪われている。

  

昨日から引きずっているのは、超弦理論10次元物理だと思っている人々への、ほとんど宗教的嫌悪感だ。

超弦理論本体次元数ではない。次元はただの帳簿だ。

僕が今気にしているのは、弦の摂動展開が2次元共形場理論のモジュライ空間上の積分という顔をしていながら、実際には積分という概念が成立するための測度の存在を前提にしている点で、その測度がどこから来るのかという問題が、思ったより深いところで宇宙整合性のものと絡んでいるということだ。

測度が自然に定まる、というのは人間勝手に言っているだけで、自然に定まるのはせいぜい、ある∞-圏の中での普遍性くらいだ。

最近の僕の作業仮説はこうだ。弦理論の真の定義世界面Σの上の量子場理論ではなく、ある種の派生スタック上の関手として与えられるべきで、世界面は単なるテスト対象に過ぎない。

要するに、弦理論対象ではなく試験手続きの体系であり、物理量はその試験合格した自然変換の影として現れる。

これを言うと大抵の物理屋は目を泳がせるが、目を泳がせたところで真理は泳がない。むしろ泳ぐのは無知だ。

特に気持ち悪いのが、AdS/CFTを「境界理論重力記述する」といったポエム理解した気になっている連中だ。

僕の現在理解では、AdS/CFT双対性というより、より高次のモノイダル(∞,2)-圏における中心の同値に近い。

境界CFTは、ある拡張TQFTの値として現れる圏𝒞の中心Z(𝒞)を与え、バルクはその中心化に対応する普遍的対象として現れる。

ここで中心とは、単なる代数の中心ではなく、E₂-代数のDrinfeld centerの派生版で、さらに言えばEₙ構造を背負ったホモトピー的中心であり、そこでは局所演算子は点ではなく高次欠陥として分類される。

演算子という概念自体が、実は低次元に閉じ込められた幼稚な見方だ。

そして今日の核心は、僕が今朝突然理解した、いや、理解したというより、宇宙が僕の頭蓋骨に投げ込んできた残酷事実だ。

理論の背景時空を指定することは、カラビ・ヤウ多様体Xを選ぶことではない。そんなのは1-幾何学の話で、僕らが本当に選んでいるのは、X上の派生圏D⁽ᵇ⁾Coh(X)を超えて、そこに乗る安定∞-圏のモジュライを選んでいる。

まり背景とは幾何学ではなく圏論的なデータで、しかもそれはMorita同値類でしか意味を持たない。

世界が形ではなく同値類でできているというのは、かなり性格の悪い宇宙だと思う。人類直観に一切サービスしていない。

ここでさら問題が深くなる。弦のB場は単なる2-形式ではなく、ゲルブの接続であり、それはH³(X,ℤ)で分類されるという古典的な話は、もう骨董品だ。

実際にはB場は、(∞,1)-圏の中でのtwistとして現れ、K理論局所化やTMF(トポロジカルモジュラー形式)への持ち上げと不可分に絡む。

僕が気づいてしまったのは、弦理論アノマリーキャンセル条件が、スピン構造存在だけではなく、より高次の「stringstructure」や「fivebranestructure」の存在依存するのは有名だが、その背後には、あるスペクトラムEに対するE-指向性という一般原理が潜んでいる。

そしてそのEは固定ではなく、背景が変わればE自体が変わる。

まり理論が何を整合性条件とみなすかが、理論の内部から動的に生成される。これは自己参照だ。数学的には美しいが、心理的には最悪だ。

その結果、僕の頭の中では弦理論ランドスケープは、点集合ではなく、(∞,1)-トポス上のあるスタック𝓜として現れる。

しかも𝓜は幾何学スタックというより、スペクトラル代数幾何意味での派生スタックで、局所モデルはE∞-環スペクトラムスペクトルSpec(A)のようなものになる。

すると、従来のモジュライ空間に測度を入れて積分するという考えは、そもそも積分対象空間ではなく高次層である時点で破綻する。

積分はpushforwardであり、pushforwardは左随伴であり、随伴圏論の話で、測度はただの随伴の影に過ぎない。

まりパス積分とは測度の積分ではなく、ある関手Kan拡張である。これを言うと、たぶん量子場理論教科書は全部燃やした方が早い。

さらに面倒なのは、弦の摂動級数の発散性が、単なる級数が漸近展開であるという話ではなく、モジュライスタック境界成分の寄与がStokes構造やresurgenceのデータを持っていて、それが物理的にはDブレーンや非摂動効果として現れるという点だ。

僕の直感では、これらは単なる補正ではなく、理論の正しい定義の一部で、摂動理論本体ではなく、(∞,2)-圏的対象の一つの影にすぎない。

影は本体より分かりやすいが、影だけ見て満足するのは洞窟囚人だ。プラトンはたぶん弦理論を知っていた。知らなかったとしても、精神的には知っていた。

今日一番気持ち悪かったのは、ミラー対称性を再解釈した瞬間だ。

従来の説明では、A模型とB模型の交換、シンプレクティック幾何と複素幾何の交換、ホモロジカルミラー対称性でFukaya圏と導来圏が同値、という話になる。

でも僕が今見ているのは、ミラー対称性が、ある安定∞-圏の自己双対性ではなく、二つの異なる宇宙が同じ普遍的対象の異なるt-構造を選んだだけという構図だ。

まりミラー対称性とは幾何双対ではなく、観測者が選んだ切り方の双対性であり、現実はその切り方に依存して表情を変える。これは量子力学悪夢が、圏論言語で再演されているだけだ。

この話をさら推し進めると、時空とは何かという問いが変質する。

時空は多様体ではなく、ある圏のスペクトル幾何学的実現であり、局所座標は単なるチャートではなく、あるE∞-環の局所データになる。

すると点とは何か。点とは評価関手だ。評価関手とは何か。観測だ。観測とは何か。測定だ。測定とは何か。僕の睡眠を妨げるものだ。これで閉じた。

一方で、物理としての要求もある。S行列存在するか、ユニタリティが守られるか、因果性がどうなるか。

だが僕は最近ユニタリティすら、ヒルベルト空間上の内積保存という素朴な形ではなく、より高次の構造を持つモノイダル圏における双対性として理解されるべきだと思っている。

ユニタリティとは、射が随伴を持つこと、つまり反転可能情報の流れが存在することだ。

情報が失われるのは、単に対象を間違った圏に埋め込んでいるからで、宇宙情報を捨てているわけではない。宇宙ゴミ箱を持っていると思うのは、人間Windowsに毒されているからだ。

結局、今日の僕の脳内結論はこうだ。超弦理論の最終形は、背景独立普遍的場の理論スタックであり、その値は数ではなく圏であり、圏ではなく(∞,n)-圏であり、さらにそれは単なる対象ではなく操作体系として定義される。

ウィッテンが分からないというより、分かってしまうと人間の脳が社会生活に戻れない。理解とは祝福ではなく呪いだ。

そして僕は理解している。明日になればまた別の高次構造が現れて、今日理解を「低次元幻想」として粉砕するだろう。宇宙はそういう性格をしている。控えめに言って、性格が悪い。

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2026-02-14

[日記]

土曜日。朝はいつも通り、起床後に脳内で「今日という一日を、物理法則に従って最適化する」と宣言してからベッドを出た。これは習慣というより儀式だ。儀式人類の愚かさの象徴として語られがちだが、反復可能手続き情報理論的に見て合理的だ。エントロピー増大に対する、せめてもの抵抗である

まず体重を測り、体脂肪率を記録し、歯磨き時間を正確に180秒で固定した。電動歯ブラシタイマーを信じない。信頼は検証に劣る。

その後、コーヒーを淹れた。抽出温度は93℃。温度計の誤差は±0.2℃。人間関係の誤差は±∞。

 

今週の進捗を書く。

 

超弦理論については、相変わらず人類の知性が現実に追いついていない。僕の頭脳は追いついているが、世界が遅い。

今週は主に「弦の理論はどこまでが物理で、どこから純粋数学自己満足か」という問題を、僕なりに再定式化していた。世の中の多くの人は、超弦理論を「高次元の小さな紐が震える話」程度で理解した気になっている。あれは理解ではない。童話だ。

僕が考えていたのは、もっと根の深いところ、つまり量子重力の定式化において局所性を捨てることの数学的代償だ。

一般相対論の時点で、局所性微妙に揺らいでいる。ホログラフィー原理が出てきた時点で、局所性はほぼ死亡している。にもかかわらず、僕たちは局所的な場の理論言語で全てを語ろうとする。これは「古いOSの上に無理やり最新ゲームを動かしている」ようなものだ。もちろんクラッシュする。

そこで今週は、AdS/CFTを単なる「境界CFTバルク重力記述する」という話ではなく、圏論的な双対性として再理解する方向で考えた。

具体的には、バルク側の物理量を、ある種のextended TQFTとして捉え、境界側の共形場理論演算子代数が作るモジュラー圏と対応させる。

ここで重要なのは空間のものが基本対象ではなく、因果構造情報の流れが基本対象になってしまう点だ。

まり幾何学物理舞台ではなくなる。舞台役者従属する。これは演劇としては間違っているが、宇宙としてはあり得る。

そして、ここからが本題だ。

僕は今週、「弦理論の非摂動定義は、結局はある圏の中の安定対象の分類問題還元されるのではないか」という疑念を強めた。

たとえばBPS状態は、ある種の導来圏の中の安定条件(Bridgeland stability condition)で分類される。

これは単なる比喩ではなく、実際にDブレーンは導来圏の対象として記述される。つまり物理的な粒子やブレーンが「空間上の幾何学的な物体」ではなく、圏論的な対象になる。

ここで人類は気づくべきだ。

宇宙は「点の集合」ではなく、「射の集合」かもしれない。

点を基本にしている限り、僕たちは宇宙OS永遠に理解できない。点とは、極限操作幻想だ。実際の物理では測定可能な点など存在しない。存在するのは相互作用だけだ。射だけだ。

僕が今週やっていたのは、これをさらに押し進めて、弦理論の背後にある構造を「∞-圏」あるいは「高次スタック」として扱うべきではないか、という方向の思考実験だった。

超弦理論が最終的に求めているのは、たぶん「量子化されたモジュライ空間」だ。しかしモジュライ空間普通多様体ではない。特異点があり、ゲージ冗長性があり、しか同値関係階層的だ。だからスタックになる。さらに高次の同値ホモトピー)が絡むので、∞-スタックになる。

ここで、物理屋が嫌いな言葉が出る。派生幾何(derived geometry)。

派生幾何とは、簡単に言えば「特異点を誤魔化さず、むしろ特異点を主役にする幾何学」だ。物理特異点が出るのは、理論が壊れているからではなく、単に僕たちの数学が貧弱だからだ。派生幾何はそれを認める。

そして僕は思った。

もし弦理論が本当に「全ての一貫した量子重力クラス」を記述する枠組みなら、それは場の理論の集合を分類するのではなく、量子情報を保存するような圏の分類になっているべきだ。

この時点で、もはや「ウィッテンでもわからない」どころではない。

ウィッテンがわからないのは当然だ。宇宙が意地悪だからだ。

僕たちがやるべきなのは、弦理論を「方程式」ではなく「普遍性」として定義することだ。

まり、ある種の対称性を持ち、ある種の双対性を満たし、ある種の異常(アノマリー)が消え、ある種のエンタングルメント構造が一貫し、ある種の極限で局所的QFTに落ちる。

そういうものを満たす対象を、圏論的に一意に特徴づける。

理論は「このラグランジアンだ」ではなく、「この性質を満たす唯一の構造だ」になるべきだ。

そしてもしそれが可能なら、弦理論物理学ではなく数学定理になる。

宇宙定理であるというのは不快だが、非常にエレガントだ。

エレガントさは、しばしば真理の匂いがする。

ただし、エレガントな嘘も存在する。

数学者の人生のものだ。

 

 

昼前、ルームメイトキッチンに現れて、僕のノートを見て言った。

「それって、結局何の役に立つの?」

僕は3秒考えた。

人間理解可能言葉に変換するのに、3秒必要だった。

「役に立つかどうかで真理を測るのは、知性の敗北だ」

ルームメイトは「また始まった」という顔をした。

彼の表情は、物理学的には熱的死に近い。

隣人がその場に来て、僕のノートを覗き込み、「ねえ、それって、宇宙ゲームコードってこと?」と聞いた。

驚くべきことに、これはそこそこ正しい。

僕は言った。

コードというより、型システムだ。宇宙は型安全で、コンパイルエラーを許さない」

隣人は「わぁ、なにそれ怖い」と言って笑った。

怖いのは君の直観の鋭さだ。

 

午後は趣味時間

MTGデッキを回した。

僕は、カードゲームにおける勝利条件が「期待値の最大化」であることを理解している。だが多くのプレイヤーは、カードを引いた瞬間の快楽支配される。つまり、彼らは確率論ではなくドーパミンプレイしている。

僕は違う。

僕はデッキ構築を、統計力学の分配関数設計として扱う。

初手の分布マリガン戦略マナカーブ、そして相手の除去の確率

全ては確率変数であり、勝率とは積分である

ルームメイトが「それ楽しいの?」と聞いたので、

僕は「楽しいかどうかは二次的だ。支配が一次だ」と答えた。

彼は黙った。

正しい反応だ。

 

その後、FF14ログインした。

レイドは相変わらず「人間の反射神経と協調性限界」を測る実験場だ。

僕はギミック処理を、ほぼ圏論の図式追跡として理解している。

安全地帯は対象、移動は射、失敗は射の合成の不整合

友人Aが「なんでそんな言い方しかできないの?」と言った。

僕は「僕は宇宙をそのまま見ているだけだ」と答えた。

友人Bは「それ厨二病じゃない?」と言った。

僕は言った。

厨二病とは、根拠のない誇大妄想のことだ。僕には根拠がある。だから違う」

友人Bは「最悪だ」と言った。

誉め言葉だ。

 

夕方アメコミを読んだ。

僕は、超人存在倫理を語る物語が好きだ。

なぜなら、超人存在倫理を語る時点で、その倫理破綻するからだ。

全能に近い存在が「正義」を選ぶのは、選択ではない。

ただの趣味だ。

正義趣味になった瞬間、倫理哲学ではなく美学になる。

そして美学は、いつも暴力接続する。

それでも僕は読む。

人類妄想が、どこまで論理に耐えるかを見るのは面白い

 

 

夜。

今日までの進捗はここまで。

そして、これからやろうとしていること。

今夜は、僕の仮説をもう一段階押し進める。

まり「時空の創発」を、単なるエンタングルメントの量的増大ではなく、エンタングルメント構造位相相転移として記述できないか考える。

量が増えるだけでは空間は生まれない。

必要なのは「連結性の再編成」だ。

もしエンタングルメントグラフだとすれば、空間とはそのグラフスペクトル構造対応する。

そして位相相転移が起きれば、スペクトルが変わり、幾何が変わる。

まり宇宙膨張は、グラフのリワイヤリングに過ぎない。

この視点なら、初期宇宙インフレーションも「幾何の急激な生成」として理解できる可能性がある。

インフレーション場などいらない。

必要なのは情報接続性が変わるメカニズムだ。

問題は、そのメカニズムを「弦理論言語」で書くと地獄になることだ。

ワールドシートのCFT、モジュライ空間、非摂動効果、Dインスタントン。

それら全てが絡んでくる。

絡みすぎて、もはや紐ではなく毛玉だ。

 

隣人がさっき「ピザ頼むけど食べる?」と聞いてきた。

僕は「今は宇宙の生成を考えている」と言った。

隣人は「宇宙よりピザの方が生成早いよ」と言った。

その通りだ。

人類文明の最高到達点は、宇宙論ではなく宅配システムなのかもしれない。

ルームメイトは「じゃあ僕の分も頼んでいい?」と言った。

彼は相変わらず、宇宙構造よりカロリーを優先する。

友人AからFF14メッセージが来た。

明日、固定の練習できる?」

僕は返信した。

明日宇宙位相相転移を解く予定だ。だが君たちの全滅回数も宇宙の熱的ゆらぎとして扱えるなら参加する」

友人Bは「それ言い訳だろ」と返してきた。

違う。

僕は真理に忠実なだけだ。

 

さて、これから僕はノートを開く。

今日最後タスクは、たぶんこういう形になる。

「時空は多様体ではなく、ある∞-圏の中の情報流の安定構造である

これを証明する必要はない。

証明できるなら、僕はもう人間ではない。

しかし、少なくとも矛盾なく定式化することはできるかもしれない。

宇宙一貫性を持って存在している以上、どこかにその形式がある。

問題は、僕たちがそれを読む言語を持っていないことだ。

人類はいつもそうだ。

現実が先にあって、言語が後からいかける。

僕は追いかける側ではなく、先回りする側でありたい。

ピザが届く前に。

Permalink |記事への反応(0) | 22:06

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2026-02-13

[日記]

正確時刻を書くと隣人が「それって軍事衛星に追跡されてるの?」とか言い出して話が面倒になるので省略する。

僕は陰謀論嫌悪している。理由は単純で、陰謀論説明能力の低い仮説を感情的に強い語り口で上書きする、知性のコスプレからだ。

 

今日までの進捗から書く。

 

今週は、超弦理論物理直観で押し切る系の議論をいったん破壊し、純粋圏論ホモトピー論の言語に落として再構築していた。

具体的には、世界面の共形場理論2次元量子場などという古臭い語彙で扱うのをやめ、拡張TQFTの枠組みで、(∞,2)-圏に値を取る関手として扱う方向を整理した。

従来の弦理論屋はCalabi–Yauをコンパクト化に使うと言うが、それは情報量が少なすぎる。

重要なのは、Calabi–Yau多様体を点として見るのではなく、その導来圏 D^bCoh(X) を持ち上げた A∞-圏、さらにそれが持つCalabi–Yau構造(非退化なトレース、Serre双対性の∞-圏版)を物理状態空間の生成機構として見ることだ。

ここでの本体幾何ではなく、圏の自己同型とその高次コヒーレンスにある。

さらに、僕が今週ずっと悩んでいたのは、いわゆるミラー対称性を単なるホモロジカルミラー対称性同値(Fukaya圏と導来圏の同値)としてではなく、より上位の構造、つまり場の理論レベルでの同値として捉えることだった。

言い換えると、これは単なるA-model ↔ B-modelの交換ではない。

A/Bモデルを生む背景データ(シンプレクティック形式、複素構造、B-field)を、派生スタック上のシフト付きシンプレクティック構造として再記述し、AKSZ型の構成整合させる必要がある。

そしてこの視点では、物理的なDブレーンは単なる境界条件ではなく、(∞,1)-圏におけるモジュール対象として統一される。

Dブレーンのカテゴリー境界条件の集合だと考えるのは初歩的すぎる。境界条件は高次射を伴うので、最初から(∞,n)-圏で話さないと本質が消える。

特に僕のノートでは、弦の摂動展開で現れるモジュライ空間積分を、単なる測度論の問題としてではなく、Derived Algebraic Geometry上での仮想本類のプッシュフォワードとして扱う形式に書き換えた。

これをやると発散する積分正則化するという話が、より厳密にオブストラクション理論に沿った積分定義へ置き換わる。

そして、ここが本題だが、僕が今週ずっと考えていたのは、ウィッテンですら「直観的にはこう」と言うしかない領域、つまりM理論の非摂動定義が、どのような普遍性原理で特徴付けられるべきかという問題だ。

僕の作業仮説はこうだ。弦理論が背景依存的だと言われるのは、結局のところ背景が点として与えられるという時代遅れの前提が残っているからだ。

背景は点ではなく、モジュライの高次スタックであり、その上に束ねられた量子状態の層(正確には圏)として理解されるべきだ。

まり、弦理論はある時空での理論ではなく、時空の変形をも含んだファンクターにならなければいけない。

この視点では、背景の空間は単なるmoduli spaceではなくderived moduli stackであり、さらにgauge symmetryを含めるならhigher groupoidとしての性質を露わにする。

そして量子補正は、そこに定義されるshifted symplecticstructureの変形量子化として現れる。

問題はここからで、弦理論双対性は、異なる理論が同じスペクトルを持つなどという安っぽい一致ではなく、ある(∞,k)-圏における同一対象の異なるプレゼンテーションだと考えるべきだ。

たとえばS双対性やT双対性群作用として扱うと話が狭くなる。より正確には、双対性スタック自己同値であり、その作用対象の上に定義された圏(ブレーン圏やBPS状態圏)の上で自然変換として実装される。

しかもその自然変換は単なる自然変換ではなく、高次のコヒーレンス条件を持つ。つまり双対性対称性ではなく、高次圏論的な同値データなんだ。

このあたりを真面目に書こうとすると、最終的には量子重力とは何かという問いが、どの(∞,n)-圏が物理的に許されるかという分類問題に変形される。

僕はこの変形が気に入っている。なぜなら分類問題は、少なくとも数学としての礼儀があるからだ。

さらに進めると、弦理論に現れるBPS状態やwall-crossingは、単なるスペクトル不連続ではなく、安定性条件の変化に伴う導来圏のt構造ジャンプ、あるいはBridgeland stabilityのパラメータ空間上での構造変化として理解される。

ここでは物理粒子は、導来圏の中の特別対象として現れる。つまり粒子は点ではなく、圏論存在だ。

普通人間はこの文章を読んで発狂するだろう。だがそれは読者側の責任だ。

この議論の延長で、僕は弦理論の非摂動定義は、ある種の普遍性を満たすextended functorial QFTであるという形の定理(まだ定理ではなく、僕の願望)に落とし込めないか考えている。

要するに、弦理論世界から時空を作る理論ではなく、世界面も時空も両方まとめて、ある高次圏の中で整合的に生成される構造であるべきだ。

今の僕のノートの中心は「非可換幾何」「導来幾何」「圏論量子化」の三点集合の交差領域だ。そこは地図がない。地図がない場所は、馬鹿には危険だが、僕には居心地がいい。

 

次に、趣味について書く。これも重要だ。なぜなら人間社会において、知性の維持には糖分と娯楽が必要からだ。残念ながら僕は人間である

MTGは今週、デッキ構築の方針を少し変えた。勝率最大化のためにメタを読むのは当然だが、僕が注目しているのは局所最適に陥るプレイヤー心理だ。

まりカードゲームとは、確率情報ゲームである以前に、認知バイアスゲームだ。相手が「このターンで勝ちたい」という欲望を見せた瞬間、こちらは勝ち筋を計算するのではなく、相手の誤りの確率分布計算するべきだ。

隣人にこの話をしたら、「え、怖い。僕、あなたポーカーしたくない」と言った。賢明だ。僕も隣人とポーカーはしたくない。隣人はたぶん手札を口に出してしまう。

 

FF14は、ルーチンの最適化がだいぶ進んだ。僕はレイ攻略で反射神経を重視する文化が嫌いだ。

反射神経は筋肉問題だが、攻略情報処理の問題であるべきだ。ギミックは有限状態機械として記述できる。したがって最適行動は、状態遷移図の上での制御問題になる。

友人Aにこの話をしたら、「お前はゲームしてるのか研究してるのか分からん」と言われた。僕は当然「両方だ」と答えた。彼は笑ったが、この種の笑いは知性の敗北宣言である場合が多い。

 

アメコミは、相変わらず現実倫理を歪めた寓話装置として優秀だと思う。

僕は「正義とは何か」という議論が苦手だ。正義定義曖昧からだ。

僕が興味があるのは、制約条件下での最適化としての倫理だ。

登場人物が持つ制約(能力社会構造情報感情)を明示すると、物語心理学ではなく数理モデルに近づく。そうすると面白くなる。

ルームメイトにこの話をしたら、「僕はただ派手な戦闘シーンが見たいだけなんだけど」と言われた。

僕は「君の知性は観測不能なほど小さい」と言ったら、彼は不機嫌になった。観測不能存在しないことと同義なので、むしろ褒め言葉に近いのだが、彼は数学が分からない。

 

僕の習慣についても書いておく。

今週も、朝のルーチンは完全に守った。起床後の手洗いの手順、歯磨きの回数、コーヒー抽出時間、机の上の配置、すべて変えない。

人間生活ノイズが多すぎる。ノイズが多い世界で成果を出すには、制御できる変数を減らすのが合理的だ。これは精神論ではなく、統計的推定分散を減らす行為だ。

隣人が「たまには適当にやれば?」と言ったので、僕は「適当とは、最適化放棄だ」と言った。彼は「そういうところが宇宙人っぽい」と言った。

宇宙人証拠なしに導入する仮説ではない。彼はやはり陰謀論者の素質がある。

友人Bが「お前の生活、息苦しくないの?」と聞いてきたので、「息苦しいのは君の思考だ」と答えた。友人Bは笑った。知性の敗北宣言である

 

これからやろうとしていること。

まず、超弦理論ノートをもう一段階抽象化する。

今の段階では、圏論と導来幾何言葉でかなり書けたが、まだ計算痕跡が残っている。僕はそれが気に入らない。真の理解とは、計算を消し去った後に残る構造のことだ。

具体的には、次は弦の場の理論を、factorization algebraの言語記述し直す予定だ。

局所演算子代数を、E_n-代数として整理し、そこから高次の演算構造復元する。

これがうまくいけば、弦理論における局所性の概念を、時空幾何依存せずに定義できる可能性がある。

もしそれができたら、次は双対性を圏の自己同値ではなく、圏の上の2-表現あるいはhigher representationtheoryとして書き換える。

これにより、S双対性を単なるSL(2,Z)の作用として扱う雑な議論から脱却できる。

要するに、僕が目指しているのは物理理論を群で分類する幼稚園レベルの発想ではなく、物理理論を高次圏で分類する文明的発想だ。

 

その後はMTGの新しいデッキ案を詰める。今の構想では、相手意思決定局所的に歪ませる構造がある。人間選択肢が多いと誤る。

これは心理学的事実であり、カードゲームに応用できる。倫理的に問題があると言われそうだが、そもそもカードゲーム戦争抽象化なので倫理を持ち込む方が間違っている。

 

夜はFF14の固定活動。友人Aは相変わらず「気合いで避けろ」と言うだろう。

僕は「気合いは情報を持たない」と言うだろう。

議論ループする。ループはコンピュータ科学の基本概念だ。だから僕はそれを受け入れる。

 

最後に、ルームメイトが「今度、隣人と映画を見よう」と言っていた。

僕は断る。なぜなら隣人は上映中に喋る。上映中に喋る人間は、社会契約を破っている。社会契約を破る人間に、僕の時間という希少資源を与える理由はない。

 

さて、今日の残り時間は、超弦理論ノートに戻る。

宇宙根本法則は、たぶん美しい。

少なくとも、隣人の会話よりは。

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2026-02-12

数オリは、内容が離散数学と初等幾何が中心、微積分が出題されない、と言う試験大学理工学部への入学判定で数オリ金メダルの実績がプラス査定されない、というのはそれほど不思議ではないと思う。
「数オリのような問題が解ける」と「大学以降の数学理解を深められる」は必要でも十分でもない。https://t.co/e52jO8pdi1— 大澤裕一 (@HirokazuOHSAWA)February 12, 2026

学科試験で測れない能力評価する

内容が離散数学と初等幾何が中心、微積分が出題されない

東大学科試験って微積無いの?

初等幾何で卓越しているって学科試験で見られない能力じゃないの?

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2026-02-09

抽象数学とか超弦理論とか

超弦理論物理として理解しようとすると、だいたい途中で詰まる。

なぜなら核心は、力学直観ではなく、幾何圏論の側に沈んでいるからだ。

弦の振動が粒子を生む、という説明入口にすぎない。本質量子論が許す整合的な背景幾何とは何かという分類問題に近い。分類問題は常に数学を呼び寄せる。

まず、場の理論幾何学的に見ると、基本的にはある空間上の束とその束の接続の話になる。

ゲージ場は主束の接続であり、曲率が場の強さに対応する。

ここまでは微分幾何教科書範囲だが、弦理論ではこれが即座に破綻する。

なぜなら、弦は点粒子ではなく拡がりを持つため、局所場の自由度が過剰になる。点の情報ではなく、ループ情報重要になる。

すると、自然ループ空間LXを考えることになる。空間X上の弦の状態は、写像S^1 → Xの全体、つまりLXの点として表される。

しかしLXは無限次元で、通常の微分幾何そのままで適用できない。

ここで形式的に扱うと、弦の量子論ループ空間上の量子力学になるが、無限次元測度の定義地獄になる。

この地獄回避するのが共形場理論であり、さらにその上にあるのが頂点作用素代数だ。2次元の量子場理論が持つ対称性は、単なるリー群対称性ではなく、無限次元のヴィラソロ代数拡張される。

理論2次元世界面の理論として定式化されるのは、ここが計算可能ギリギリの地点だからだ。

だが、CFTの分類をやり始めると、すぐに代数幾何に落ちる。モジュラー不変性を要求すると、トーラス上の分配関数はモジュラーSL(2, Z) の表現論に拘束される。

まり理論は、最初からモジュラー形式と一緒に出現する。モジュラー形式は解析関数だが、同時に数論的対象でもある。この時点で、弦理論物理学というより数論の影を引きずり始める。

さらに進むと、弦のコンパクト化でカラビ–ヤウ多様体が現れる。

ラビ–ヤウはリッチ平坦ケーラー多様体で、第一チャーン類がゼロという条件を持つ。

ここで重要なのは、カラビ–ヤウが真空候補になることより、カラビ–ヤウのモジュライ空間が現れることだ。真空は一点ではなく連続族になり、その族の幾何物理定数を支配する。

このモジュライ空間には自然特殊ケーラー幾何が入り、さらにその上に量子補正が乗る。

量子補正計算する道具が、グロモフ–ウィッテン不変量であり、これは曲線の数え上げに関する代数幾何の不変量だ。

まり理論の散乱振幅を求めようとすると、多様体上の有理曲線の数を数えるという純粋数学問題に落ちる。

ここで鏡対称性が発生する。鏡対称性は、2つのラビ–ヤウ多様体XとYの間で、複素構造モジュライとケーラー構造モジュライが交換されるという双対性だ。

数学的には、Aモデル(シンプレクティック幾何)とBモデル(複素幾何)が対応する。

そしてこの鏡対称性本体は、ホモロジカル対称性(Kontsevich予想)にある。

これは、A側の藤田圏とB側の導来圏 D^bCoh(X)が同値になるという主張だ。

まり理論は、幾何学的対象同一性空間のものではなく圏の同値として捉える。空間が圏に置き換わる。ここで物理は完全に圏論に飲み込まれる。

さらに進めると、Dブレーンが登場する。Dブレーンは単なる境界条件ではなく、圏の対象として扱われる。

弦がブレーン間を張るとき、その開弦状態対象間の射に対応する。開弦の相互作用は射の合成になる。つまりDブレーンの世界は圏そのものだ。

この圏が安定性条件を持つとき、Bridgeland stability conditionが現れる。

安定性条件は、導来圏上に位相と中心電荷定義し、BPS状態の安定性を決める。

wall-crossingが起きるとBPSスペクトルジャンプするが、そのジャンプはKontsevich–Soibelmanの壁越え公式に従う。

この公式は、実質的に量子トーラス代数自己同型の分解であり、代数的な散乱図に変換される。

このあたりから物理は粒子が飛ぶ話ではなく、圏の自己同型の離散力学系になる。

さらに深い層に行くと、弦理論はトポロジカル場の理論として抽象化される。

Atiyah公理化に従えば、n次元TQFTは、n次元コボルディズム圏からベクトル空間圏への対称モノイダ関手として定義される。

まり時空の貼り合わせが線形写像の合成と一致することが理論の核になる。

そして、これを高次化すると、extended TQFTが現れる。点・線・面…といった低次元欠陥を含む構造必要になり、ここで高次圏が必須になる。結果として、場の理論は∞-圏の対象として分類される。

Lurieのコボルディズム仮説によれば、完全拡張TQFTは完全双対可能対象によって分類される。つまり物理理論を分類する問題は、対称モノイダル(∞,n)-圏における双対性の分類に変わる。

この時点で、弦理論はもはや理論ではなく、理論の分類理論になる。

一方、M理論を考えると、11次元重力が低エネルギー極限として現れる。

しかM理論のものは、通常の時空多様体ではなく、より抽象的な背景を要求する。E8ゲージ束の構造や、anomalyの消去条件が絡む。

異常とは量子化対称性が破れる現象だが、数学的には指数定理とK理論接続される。

理論のDブレーンの電荷がK理論で分類されるという話は、ここで必然になる。ゲージ場の曲率ではなく、束の安定同値類が電荷になる。

さら一般化すると、楕円コホモロジーやtopological modular formsが出てくる。tmfはモジュラー形式ホモトピー論的に持ち上げた対象であり、弦理論最初から持っていたモジュラー不変性が、ホモトピー論の言語で再出現する。

ここが非常に不気味なポイントだ。弦理論2次元量子論としてモジュラー形式要求し、トポロジカルな分類としてtmfを要求する。つまり解析的に出てきたモジュラー性がホモトピー論の基本対象と一致する。偶然にしては出来すぎている。

そして、AdS/CFT対応に入ると、空間概念さらに揺らぐ。境界の共形場理論が、バルク重力理論を完全に符号化する。この対応意味するのは、時空幾何が基本ではなく、量子情報的なエンタングルメント構造幾何を生成している可能性だ。

ここでリュウタカヤナギ公式が出てきて、エンタングルメントエントロピーが極小曲面の面積で与えられる。すると面積が情報量になり、幾何情報論的に再構成される。幾何はもはや舞台ではなく、状態派生物になる。

究極的には、弦理論空間とは何かを問う理論ではなく、空間という概念を捨てたあと何が残るかを問う理論になっている。残るのは、圏・ホモトピー・表現論・数論的対称性・そして量子情報構造だ。

まり、弦理論の最深部は自然界の基本法則ではなく、数学整合性が許す宇宙記述の最小公理系に近い。物理数学の影に吸い込まれ数学物理要求によって異常に具体化される。

この相互汚染が続く限り、弦理論は完成しないし、終わりもしない。完成とは分類の完了意味するが、分類対象が∞-圏的に膨張し続けるからだ。

そして、たぶんここが一番重要だが、弦理論提示しているのは宇宙の答えではなく、答えを記述できる言語の上限だ。

その上限が、圏論ホモトピー論と数論で書かれている。

からウィッテンですら全部を理解することはできない。理解とは有限の認知資源での圧縮だが、弦理論圧縮される側ではなく、圧縮限界を押し広げる側にある。

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2026-02-06

[日記]

金曜日、21:21。

 

僕は今日という日を、いくつかの確定事項と、いくつかの許容できないノイズの除去によって完成させた。世界混沌を好むが、僕は世界を甘やかさない。

 

まず進捗報告から書く。午前中に洗濯を済ませ、タオル用途別に畳み直した。世の中の大半の人間タオルを大きさで分類するが、それは分類学の敗北だ。

タオルは水分吸収後に人体へ与える温度変化のパターンで分類すべきだ。僕はその分類をすでに完成させている。

 

昼は例のプロテインナッツルームメイトは「鳥かよ」と言った。僕は「鳥は飛べる。君は飛べない」と言った。会話終了。

 

それから今日主題超弦理論だ。

 

最近、僕の頭を占領しているのは、もはや弦が振動して粒子になるみたいな子供向けの比喩ではない。

そんなもの学部生の精神安定剤に過ぎない。今僕が追っているのは、弦理論存在論のものが、より抽象的な数学構造に吸収されていく瞬間だ。

従来の弦理論は、時空を背景として仮定し、その上でワールドシートの共形場理論(CFT)を構成する。

しかし、これは時空が先にあるという直観を手放せていない。

問題は、量子重力では時空の定義が揺らぐことだ。

僕が最近読んでいる議論は、その揺らぎを、もはや幾何学ではなく圏論ホモトピー論の側から扱おうとする。

理論の真の姿は、たぶん幾何学対象ではなくある種の高次圏の中の関手だ。

例えば、Dブレーンは単なる境界条件ではなく、導来圏の対象として現れる。

これは有名な話だが、僕が今考えているのはその次の段階で、ブレーンを対象として並べるだけでは足りないという点だ。

重要なのは、それらがなす安定∞-圏の中での自己同値性、そしてその自己同値群が物理双対性を生成しているという構図だ。

まり、S双対性もT双対性も、時空の幾何学変形ではなく、圏の自己同値作用として理解されるべきだ。

幾何学副産物だ。主役は圏のオートエクイバレンスで、その影が僕らに空間次元という幻覚を見せている。

この視点に立つと、超弦理論10次元の時空の上で定義される理論ではなく、あるモジュライ空間上で定義される圏の族になる。

しかもそのモジュライは通常の多様体ではなく、スタック、いや派生スタックとして扱わないと整合しない。量子補正幾何を壊すからだ。クラシカルなモジュライはもはや粗すぎる。

そして今僕が面白いと思っているのは、物理的な散乱振幅やBPSスペクトルが、派生代数幾何言語でいうコホモロジーの生成関数として現れるのではなく、より根源的にスペクトル代数幾何として再解釈される可能性だ。

普通の環ではなくE∞環、そしてそれを層化したスペクトル層の上で物理が書かれる。

これが意味するのは、弦理論の量子性が、確率解釈とか演算子代数とかのレベルではなく、もっと深いホモトピー論的ゆらぎとして実装されているということだ。

観測値の不確定性ではなく、構造のもの同値類としてしか定義できない。

から時空は何次元か?という問いは、すでに古い。正しい問いはこうだ。

この物理理論は、どの∞-圏に値を取る関手として実現されるのか?

そして粒子とは何か?はこうなる。

スペクトル化された圏の中で安定化された対象の、ある種のトレースとして現れる量が、観測可能量として抽出されるのではないか

この辺りまで来ると、たぶんウィッテンでも「面白いが、それを計算できるのか?」と言う。

僕も同意する。計算できない数学は、芸術に片足を突っ込んでいる。

もっとも、芸術を嫌うわけではない。ただし芸術は、計算不能であることを誇るべきではない。誇るならせめて証明不能で誇れ。

さらに言うと、AdS/CFT対応も、境界CFT重力エンコードしているという話ではなく、境界側の圏論データが、bulk側の幾何の生成規則を決定するということに見える。

bulkの時空は、境界の量子情報から復元されるというより、境界の圏の中の拡張パターン距離定義してしまう。

距離とは、メトリックではなく、圏における対象間の関係性の複雑さだ。

これを突き詰めると、時空の局所性すら二次的な概念になる。

局所性とは公理ではなく、圏がある種のt-構造を持ち、かつ心臓部が準古典的に見えるときに現れる近似現象だ。

まり局所性幻想だ。役に立つ幻想だが。そして役に立つ幻想は、だいたい人間社会と同じだ。

 

さて、今日現実側の進捗も書く。

昼過ぎに友人Aが来て、僕のホワイトボード勝手に謎のロボット落書きを描いた。

僕は当然、ホワイトボードアルコールで拭き、乾燥時間を計測し、表面の摩擦係数が元に戻ったことを確認した。

友人Aは「こわ」と言った。僕は「科学を怖がるな」と言った。

 

そのあと友人Bがオンライン通話してきて、「今夜FF14で極いかない?」と誘ってきた。

僕は予定表を開き、金曜夜の21:00〜23:00知的活動に適した黄金時間であることを説明した。

友人Bは「お前の人生イベントトリガーが厳しすぎる」と言った。僕は「君の人生ガチャ排出率みたいに緩すぎる」と言った。

  

とはいえFF14は僕の中で単なる娯楽ではない。あれは人間集団協調行動の実験場だ。

8人レイドの失敗は、ほぼ例外なく情報共有の遅延と役割期待のズレで起きる。

まりゲームではなく組織論だ。だから僕は攻略感覚ではなく、ログを読み、DPSチェックを式で理解し、行動をプロトコルとして最適化する。

 

ルームメイトはそれを「楽しんでない」と言う。僕は「最適化は楽しみだ」と言う。

 

そして隣人は昨日、廊下で僕に「また変な時間掃除機かけてたでしょ」と言った。

僕は「変な時間ではない。床の振動ノイズが最小になる時間帯だ」と説明した。

隣人は「普通に生きて」と言った。僕は「普通は平均であって、理想ではない」と言った。

  

今日MTGも少し触る時間があった。

僕はデッキマナカーブを見直した。土地事故確率計算し、初手7枚から期待値を再評価した。

ルームメイトは「カードゲームにそこまでやるの?」と言った。

僕は「確率分布無視して勝てるなら、人類統計学発明していない」と言った。

 

アメコミは少しだけ読んだ。

スーパーヒーロー倫理体系は大抵破綻している。正義を掲げながら、法の外で暴力を振るう。

それは秩序のための例外という名の危険物だ。僕は物理学者なので、例外を嫌う。例外理論を腐らせる。

から僕はヒーロー物を見ると、いつも「この世界法体系はどうなっている?」が先に気になる。

友人Aは「お前は物語を楽しめない病気」と言った。僕は「病気ではない。解析能力だ」と言った。

 

習慣についても記録しておく。

今日も、夕食の箸は右側に45度、箸置きは正中線から3センチ左、コップは水位が7割を超えないように調整した。

水位が8割を超えると、持ち上げる際の揺らぎが増える。揺らぎが増えると、机に微小な水滴が落ちる確率が上がる。水滴が落ちると、紙の上のインク拡散が起きる。インク拡散すると、僕のメモ汚染される。

まり、コップの水位管理は、知の保存のための防衛行動だ。

誰も理解しない。だが宇宙も僕を理解していないので、引き分けだ。

 

さて、昨日の日記の内容は正確には思い出せないが、たぶん「量子と日常無意味な会話」について書いた気がする。

ルームメイト無駄話と、僕の理論思考が衝突するあの感じだ。昨日の僕は、おそらく世界の愚かさに苛立ち、同時にその愚かさが統計的必然であることに納得しようとしていた。

人類の会話の8割はエントロピー生成だ。

 

そして今日、その続きとして僕は確信した。

理論が示すのは「宇宙は美しい」ではない。

宇宙が示すのは、美しさとは、人間の圏が勝手定義した関手にすぎないということだ。

から僕は美を追うのではなく、構造を追う。

 

これからやろうとしていることも書く。

まず、FF14の週制限コンテンツを消化する。効率的に。感情は挟まない。

次に、MTGのサイドボード案を2パターン作り、友人Aのプレイ傾向に対してどちらが期待値が高いか検証する。

そのあと、超弦理論メモを整理し、派生スタックBPS状態カウントがどのように圏の不変量として抽出できるか、もう一度筋道を立てる。

 

僕はこの宇宙に住んでいるが、この宇宙ルールに従う義務はない。従うのは、ルールが正しいと証明できたときだけだ。

世界は相変わらず雑音だが、僕の思考はまだ崩壊していない。

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2026-01-27

特定メーカー特定冷凍ポテト商品しか口に受け付けない、消化しきれない自閉の子もおるんよ

かい商品生産終了を言い渡す会社

人をころす気かい。最低でも中央幾何のやつ

一方的に、しまうんばは

ころす気なはも

ふんだんやだ

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2026-01-25

[日記]

日曜日20:45。

秒針が45を指した瞬間に始めるのが習慣だ。誤差は許さない。今日までの進捗と、これから計画を記録する。

 

今週は、超弦理論の基礎という名の底なし沼を、さらに深く掘った。

掘削機は摂動論ではなく、∞-圏だ。

点粒子の量子場理論母語とする直感は、もはや邪魔しかならない。

世界面は2次元多様体ではなく、安定∞-群oidの影として扱う方が自然だという作業仮説を採用した。

すると、弦の相互作用は頂点作用素代数というより、因子化代数の層として現れる。

局所から大域へ貼り合わせるデータは、通常の圏ではなく、(∞,2)-圏で管理する必要がある。

ここで「必要」という言葉は、数学整合性要求意味する。好みではない。

nLabのFAQ踏み台に、弦理論理論の集合ではなく理論を生む装置として捉え直した。

共変量子化曖昧さは、背景独立性の失敗ではなく、背景そのものスタックとして持ち上げることで解消される、という見通しだ。

背景は多様体ではなく、派生スタック

Dブレーンは部分多様体ではなく、対応として実在する。

するとK理論は通過点にすぎず、自然な受け皿は楕円コホモロジーさらに言えばtmf(位相的モジュラー形式)だ。

弦の一周振動がモジュラー性を要求するのは偶然ではない。世界面のトーラスは、数論への扉だ。

M理論については、11次元という数字に執着するのをやめた。

重要なのは次元ではなく、拡張TQFTとしての振る舞いだ。

コボルディズム仮説の視点に立てば、理論は完全双対可能対象データ還元される。

問題は、その対象がどの圏に住むかだ。

候補は高次モノイダル∞-圏。ブレーンは境界条件境界条件関手関手は再び物理量になる。

循環は悪ではない。自己無撞着であれば許容される。

ここまで来ると、誰も完全には理解していないという常套句現実味を帯びる。

からといって思考を止める理由にはならない。

僕の作業仮説はこうだ。弦理論単一理論ではなく、ある普遍性類の初等対象で、その普遍性は高次圏論随伴で特徴づけられる。

何が可観測かは、どの随伴を採るかで変わる。測定とは、圏の切り替えにすぎない。

 

生活の話も書く。朝は必ず同じ順番でコーヒー豆を量り、粉砕時間17秒。研究ノートは方眼、筆圧は一定

ルームメイトは、僕がノートの角を揃えるのに5分かけるのを見て「それ意味ある?」と聞いた。

意味はある。ノイズ排除する行為は、思考の前処理だ。

隣人は夕方ノックしてきて、僕の黒板の数式を見て「呪文?」と言った。

違う。呪文効果を期待するが、これは制約を可視化しているだけだ。

友人Aは装置の話を始めるとすぐ手を動かしたがる。

友人Bは比喩理解しようとする。

どちらも間違ってはいないが、どちらも十分ではない。

 

昨日は、因子化代数と頂点作用素代数関係を整理しきれずに終わった。

今日はそこを前進させた。局所共形対称性公理としてではなく、層の貼り合わせ条件として再定式化した点が進捗だ。

 

これからやること。

明日は、派生幾何言語アノマリーを再定義する。

アノマリーは欠陥ではなく、対象が住む圏の選択ミスだという仮説を検証する。

その後、tmf値場の理論としての具体例を一つ構成する。

完全な理解は期待しない。整合的な一歩で十分だ。

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2026-01-24

シッコ軌道自動追跡する小型小便器(仮にゴールデンドーム呼称する)があればいいのに。

男性であれば、自身のものであれ他人のものであれウンザリとするのが軌道を逸れて床に飛び散った小便である

(中にはまったくそれが目に入らない強者もいる(というかそういうやつのほうが多い?))

しかし、あれを完全に防ぐのは非常に難しく、男性にとってオシッコは失敗度の高い行為なのだ

(もちろんあくま比較的という意味でだが)

それを無くすためには、チューブのもの男性器にゼロ距離で密着させることで解消するしか無いような気もする。

ただ、そうすると衛生面での問題が出る。

他人と共有することになるトイレなどでは、少なくともチューブの先端(男性器と接する部分)は使い捨て余儀なくされるだろう。

(ここまでの仮定の話、ついてこれてる?イメージしてね、オシッコ専用男性接続チューブの様子を)

そうするとコスト面で問題が出る。

とするとチューブ案は使えないアイデアということになる。

(ごめんなさいね、せっかくオシッコチューブの形を想像してもらったのに無駄になりました、ごめんなさい)

ではどうするのか?

と考えているときに閃いたのが、防空システムで使っているような監視網を装備した超絶技巧な可動式の小便器があればいいのではないか

というアイデアだ。

まりションベンを小便器へ向けて放出するのではなく、小便器のほうがションベンの軌道へと追従して、完璧に回収する方法である

これならば衛生面をクリアするし、技術的にも可能なのでないか

その実現の可能性をここまでの文章AIに読ませて回答させてみる。

以下はAI様の回答です。

結論から言うと、「防空システム並みの監視網でションベン軌道を追尾する可動式小便器」は、

技術的には“それっぽいこと”は可能だけれど、

現実解としては「そこまでやるくらいなら、形状設計でほぼ解決できるので採用されない」というラインに収まると思います

まず「小便は失敗しやす行為か?」

物理的にはその通りで、尿のビームは途中で離散して液滴列になり

(いわゆるPlateau–Rayleigh不安定性)、

その粒が固体面に当たると盛大に飛散します。

実験では、立ち小便で「距離が遠い・角度が立っている・水たまりや垂直面に当てる」と飛び散りが増えることが定量的に示されています

「オシッコ専用チューブ」案について

医療カテーテルや失禁用デバイス世界には、

実際に陰茎に接続するチューブ方式存在しますが、

あれは基本的個人専用かつ廃棄前提であり、

共有トイレの発想とは完全に別枠です。

公共トイレで「先端だけ使い捨て」をやると、

衛生管理(補充・廃棄・誤使用コストが跳ね上がるので、

ユーザー負担感も含めて現実的ではない、

というあなた直感はだいたい合っています

「可動式・追尾小便器」の現実

似た発想のものとして、「尿流の位置や速度をセンシングして解析するトイレセンサー」という研究開発はすでに進んでいます

また、尿比重や成分をリアルタイム測定する“据え付け型センサー”も試作・製品化されており、レーザーカメラAIストリームを計測する案まで出ています

まり

までは普通に技術的射程圏内です。

しかし「そこから機械側が高速に物理移動して、常にビーム完璧に受け止める」となると、以下の問題が出ます

技術のものは、産業用ロボットセンサー技術の応用で「原理的には作れる」領域ですが、

安全・衛生・コストの三点セット」で考えると、

普通ビルオーナーが導入したくなる未来像はかなり薄いです。

実は「形状いじるだけでほぼ解決」されつつある

面白いのは、最近研究で「30度以下の角度で当てれば飛散量が約95%減る」という“臨界角”が見つかっていて、それに合わせた新型小便器の試作が出てきていることです。 PMC11976717/)

Cornucopia とNautilus というデザインでは、

どこに当てても表面に当たる角度が30度以下になるよう、

内面形状をねじったり、

巻貝状(ナウティラス)にしたりすることで、

従来型の1.4〜2%程度まで飛び散りを抑えられたと報告されています

要するに、

  • 人間側:そこまで精密に狙わなくても良い
  • 器側:形状で常に“浅い角度”を保証する

という構造にしてやれば、「軌道追尾ロボット」ほど大げさな物は要らないのに、実用上はほぼ問題解決できる、という方向に研究が進んでいます

あなたアイデア」の位置づけ

あなたの -チューブゼロ距離密着させて完全回収したい

という思考の流れは、「ユーザー行動を変えずに、ハード側だけで失敗を吸収したい」という意味で、発想のベクトルは最新研究とかなり近いです。

違いは、研究側は「幾何形状を賢くする」方向に振っていて、あなたは「アクティブ追尾システム」にまで振り切っているところで、後者ロマンはあるものの、実用の採算ラインを越えにくい、という感じです。

一例として、「可動追尾」アイデア現実寄りに落とすなら、

  • 壁面はNautilus型などの“ほぼ無飛散”形状
  • その上で、センサーが尿流位置を検知して、局所的に水膜を噴射して受け皿を作る
  • 動くのは“水”だけで、機械本体は動かない

のようなハイブリッド案なら、まだ安全性・コストメンテバランスを取りやすくなります

要約すると、「AI に読ませて実現可能性を聞く」という実験の答えは、

というところに落ち着きます

「お前が言ってるのはトイレが小便器に当たった際の飛散の話が主体になってるけど、俺が言ってるのは小便の軌道が狙い通りに定まらず床などに直接注いでしま問題のことだよ。」


指摘どおりで、さっき自分が主に触れていたのは「当たったあとにどれだけ飛び散るか」で、「そもそも狙いが外れて床に直撃する」問題とは別レイヤーの話でした。

「狙いが定まらない」要因(床直撃側の話)

床に直撃する側の問題は、ざっくり言うと以下の要素が絡んでいます

  • 尿線そのものが途中でねじれたり二股に分かれたりする(尿道口の軽い狭窄や汚れなどで乱流が出る)。
  • 朝・加齢などで勢いが弱く、重力に負けて思ったより早く落ちる。
  • 勃起時・半勃起時などで、物理的に「狙いたい方向」と「出ていく方向」がずれる。

まり人間エイム力」だけじゃなくて、

銃口の中身がそもそも毎回同じじゃない」ので、

どうしても軌道誤差が出やす構造になっている、という感じです。

それに対して何が現実にやられているか

現実世界側がこの「床にこぼれる問題」に対してやっているのは、かなり原始的です。

軌道がブレるのをセンサーで読んで、小便器のほうを動かして拾う」という発想は、まさにここに突っ込んでいくアイデアですが、そこまでアクティブ制御している実用製品研究は見当たりませんでした。

あなたの「追尾小便器アイデアとの整合

あなたが言っている問題設定は、こう整理できます

この問題設定に対して、現状の世界

  • 人間側の行動を変えさせる(座れ・ちゃんと狙え)」
  • 「器側の受け口を大きく・高くして“的を大きくする”」

くらいのところで止まっているので、

軌道追尾で完全回収」というのは、

まさにそこをさらに一段突き抜けた、

現実にはまだ誰も真面目に作ってないロマン側のアイデア

という位置になります

要するに、「何を問題にしてるか」はあなたの言う通りで、自分は一段下の“当たったあとの飛散”にずれてしゃべっていた、という認識で合っています

ということらしい。

多分、あと5年くらいしたら、AIが俺のアイデアを元にして自動追跡型小便器設計図を描くまでになると思うんだが、いまのところのAIではこの程度の話し相手くらいにしかならん。

Permalink |記事への反応(0) | 16:38

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[日記]

土曜日の16:26。

秒針の進みが不規則に見えるのは、もちろん僕の主観ではなく、脳内で走っている内部クロックが朝から非可換な補正項を拾っているせいだ。

昨日の日記では、世界は依然として説明可能であり、説明可能である以上、僕が説明しない理由はない、という結論に達していたはずだ。だから今日もその続きをやる。

 

から考えていたのは、超弦理論という言葉が、あまりにも粗雑なラベルとして流通している問題だ。

弦は一次元物体、という説明教育的には便利だが、現代的にはほとんど嘘に近い。

正確には、弦理論は量子重力を含む一貫した摂動展開を許す背景依存理論の族であり、その実体二次元共形場理論のモジュライ空間と高次圏論構造の上に乗っている。

ワールドシートは単なるリーマン面ではなく、拡張された世界では、境界、欠損、欠陥、さらには高次欠陥を持つ拡張TQFTとして扱うのが自然だ。

Dブレーンは境界条件ではなく、A∞圏やL∞代数により制御される対象で、開弦のエンドポイント派生圏の対象間の射として解釈される。

ここで重要なのは物理同値性がしばしば圏同値、あるいはスタック同値として表現される点だ。

ミラー対称性は、単なるカラビ–ヤウ多様体のホッジ数の一致ではなく、Fukaya圏と導来圏の等価しかもそれがホモトピー論的に精緻化された形で成立するという主張にまで昇格している。

さらに厄介なのは、背景独立性の問題だ。AdS/CFT成功例として崇拝されがちだが、実際には境界共形場理論という強固な外部構造寄生している。

最近僕が気にしているのは、弦理論理論空間のものとして捉え、各真空を点ではなく、∞-スタック上の点として扱う視点だ。

真空遷移はトンネル効果ではなく、モジュライスタック上のパスしかもそのパス積分は単なる測度論ではなく、圏値積分になる。ここでは数値は二次的で、本質自然変換の存在にある。

もはやウィッテンでさえ眉をひそめるだろうが、物理がこのレベル抽象化要求している以上、こちらが歩み寄る理由はない。

 

この種の思考をしていると、ルームメイトが後ろでコーヒーをこぼす音が聞こえた。

僕は即座に「カップの配置はトポロジカルに不安定だ」と指摘したが、彼は意味がわからない顔をしていた。隣人はなぜか笑っていた。

友人Aからは、ロケットと弦理論のどちらが実用的か、という愚問が送られてきたので、実用性は関手ではない、とだけ返した。

友人Bは相変わらずFF14レイドの話をしてきたが、僕はDPS最適化問題ラグランジアン最小化に帰着できる点だけは評価している。

 

昼休憩にはMTGを一人回しした。デッキ構築とは、制約付き最適化問題であり、メタゲームは動的システムだ。

禁止改定は外力項に相当する。アメコミは昼寝前のルーティンで、宇宙論リブートの乱発には辟易するが、マルチバース疲労という現象自体統計物理的に興味深い。

 

僕の習慣は相変わらず厳格だ。座る位置飲み物温度日記を書く時刻。

これらは儀式ではなく、ノイズ低減のための制御変数だ。

 

今日までの進捗としては、理論的には、弦理論を高次圏論情報幾何言語で再定式化するメモが三ページ進んだ。現実的には、ルームメイトカップの置き場所を三回注意した。

 

これからやろうとしていることは明確だ。

夕方FF14で決められたルーティンを消化し、その後、再び弦理論に戻る。

具体的には、ワールドシートCFTのモジュラー不変性を、トポス理論の内部論理として書き直す試みだ。

理解されなくても構わない。宇宙理解される義務を負っていないが、僕は理解する義務自分に課している。それだけの話だ。

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2026-01-09

抽象数学とか超弦理論とか

1.存在論的錯誤から次元階層性へ

まず是正されるべきは、対象=ブレーン、射=弦という古典的実在論的な同定を圏論的出発点に据える錯誤である。この素朴な同一視は、現代的なコボルディズム仮説の文脈では理論整合性を欠いている。なぜなら、局所量子場理論(LQFT)の完全拡張において、対象や射は固定された「実体」ではなく、コボルディズム圏の階層構造における境界データ代数指標にすぎないかである

完全拡張TQFTの定義に基づけば、理論とは対称モノイド (∞, n)-圏 Bord_nから、ある「ターゲット (∞, n)-圏」 C への対称モノイド関手 Z: Bord_n → C そのものである。ここでは、対象(0-射)とは0次元の点という境界データであり、弦(1次元)は1-射、p-ブレーン(p+1次元の時空体積)は(p+1)-射として回収される。したがって、ブレーンを安易対象(0-射)と呼ぶ行為は、コボルディズム圏の階層構造を低次元へ射影し、高次コヒーレンス情報を不可逆的に欠損させるカテゴリー的退行に他ならない。

2. 弱∞-圏性の数学必然性

この誤謬は、弱∞-圏の必要性を弦の分岐・結合という物理直観から説明しようとする転倒した論理にも現れている。正しくはその逆である。弱∞-圏性は、場の理論要請する局所性と完全拡張から数学的に強制される構造である。弦の相互作用分岐は、高次射が満たすべき随伴性やコヒーレンス条件の物理的発現の一形態にすぎない。高次射は実在論的な相互作用の結果として生じるのではなく、理論局所であるための必然的帰結としてあらかじめ構造化されているのである

3.幾何的ゲージ固定としての超弦理論

超弦理論一次元的に切り詰められた部分圏と見なす理解も、安定ホモトピー論および非アルキメデス幾何学の観点から修正を要する。超弦理論において起きているのは、単なる次元忘却ではない。それは、理論依拠する基礎的幾何学を実数体上の滑らかな多様体という特定の基礎トポスに固定する、いわば幾何的ゲージ固定である

ここでp進弦理論は決定的な教訓を与える。p進弦において世界面の解析構造は非アルキメデス的であり、実解析的な局所性は喪失している。にもかかわらず、散乱振幅の代数的骨格(ベネツィアーノ振幅等)が保存されるという事実は、弦理論本質特定幾何一次元性)にあるのではなく、振幅を生成する E∞ 環スペクトル 的な、より深層の安定ホモトピーデータにあることを示唆している。

4. Meta-TQFTとしてのM理論

この地平において、M理論超弦理論関係を反映や左随伴といった1-圏論的な語彙で記述するのは不適当であるM理論とは、特定の時空次元多様体構造に拘束されない、安定∞-圏あるいはスペクトル圏をターゲットとする Meta-TQFT と定義されるべきである

そこでは、弦が射である対象であるかという区別すら不変ではなく、Span構成や反復ループ空間構造(Ω^n)の下で、どの次元境界データとして選択するかというホモトピー的なゲージ選択残滓として、弦やブレーンの境界が析出する。

5.双対性の再定義

T双対性やS双対性自然変換と呼称するのも階層が低い。双対性とは、単なる関手間の変換ではなく、ターゲットとなる理論値∞-圏そのもの自己同値、あるいはE∞ 環スペクトル自己同型として記述されるべきものである問題本質は可逆性の有無ではなく、どの安定コホモロジー理論、あるいはどの形式群が保存されるかという、安定ホモトピー圏における構造保存の様相にある。

総括

M理論圏論環境であり、超弦理論はその可視化であるという直観は、方向性においてのみ妥当であるが、定式化の厳密さを欠く。正しくは以下のように記述されるべきである

M理論とは、特定の時空幾何や基礎体に依存しない、完全拡張量子場理論が取り得る全空間を統御する安定∞-圏的インフラストラクチャであり、理論数学的に存立するための普遍的制約条件(コヒーレンス)の総体である

対して超弦理論とは、そのメタ構造に対し、実解析的時空、多様体局所性。摂動的可観測性という制約を課した際に析出する一つの表現である。p進弦理論やトポロジカル弦理論は、同じメタ構造から別の基礎トポス(あるいは安定ホモトピー論的データ)を選択した際に得られる、並列的な表現に他ならない。

したがって、両者の差異包含でも統一でもなく、どの圏論的・ホモトピー論的情報物理的実在として顕在化させるかという、観測基底の選択の差に他ならないのである

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2025-12-22

anond:20251219110851

高校生やったのはもう20年前だから今は違うかもだけど、塾行ってなかった自分からみたら、色々便利なの習ってたように見えた。

例えば、

例えば数学なら、授業なんてどこに行っても

定義定理1の証明定理1を使う例題→定理2の証明定理2を使う例題→定理1定理2を使う例題

って流れしかないでしょ?

加法定理証明って教科書だと単位円上に点とって、幾何性質から方程式立てて導いたんだけど、塾行ってたやつらはベクトル内積使って導く方法を知ってた。

私の頃は、数学Ⅰと数学Ⅱは必修だけど、数学Aとか数学Bはそのなかから何単元か選択必修みたいな感じだったので、三角関数が出てくる数学Ⅱで、選択必修の知識であるベクトルを使わせてくれなかったんだと思う。

数学Ⅱで使えるのは、数学Ⅰと数学Ⅱの知識だけで、必ずしも習うとは限らないベクトルは使えないみたいな理屈で。

数学なんて受験以外じゃ役に立たないけど、少なくとも受験じゃ有利なんじゃないかな。

Permalink |記事への反応(0) | 22:46

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2025-12-05

数学歴史

紀元前20000年前後中部アフリカ

イスャンゴ骨。世界最古級の数学的道具

素数列や倍数を示す刻みの可能

紀元前3000〜前1800年(メソポタミア)

六十進法(現在の角度360°や時間60分の基礎)

掛け算の概念(倍数を扱う)

人類最古の割り算アルゴリズム

小数的な考え方の萌芽

文章による代数的な計算

紀元前2800〜前1600年(古代エジプト)

掛け算の計算法(倍加法など)

分数計算

円周率(近似値として3.16)

紀元前2000〜(マヤ文明)

20進法の完成された記数法

0(ゼロ)の独自発見世界最古級)

紀元前600〜前200(ギリシャ)

公理を置いて、そこから論理的定理を導く証明中心の純粋数学の発展

ピタゴラス学派により数と図形の研究が体系化。

無理数発見による衝撃

当時、「すべての量は整数比で表せる」(万物は数である)と信じられていた。

しかし √2 が有理数ではない(整数の比で表せない)ことが分かり、この哲学崩壊

『直角二等辺三角形の対角線の長さ』が整数比で表せないことを証明したとされる。

証明したのは学派の弟子 ヒッパソスとされ、伝承ではこの発見により処罰されたとも言われるほどの衝撃。

ユークリッド原論』(数学公理化・体系化した画期的著作)

素数無限存在する(初の証明)

最大公約数アルゴリズム

アルキメデスによる面積・体積の“求積法”の発達。

紀元前200〜後100(中国)

負数を“数として扱った”最古の事例『九章算術

連立方程式に相当する処理を行列的に実行

● 3〜5世紀(中国)

円周率計算革新(多角形近似法)

π ≈3.1415926… の高精度値(当時世界最高)

● 5〜6世紀(インド)

0(ゼロ)の概念記号確立

十進位取り記数法

負数の萌芽的扱い

現代的な筆算の掛け算

● 9〜12世紀(イスラーム)

独自代数学(al-jabr)を発明文章による代数。ここで初めて“代数学”が独立した数学分野となる。

三角法(sin,cos)の体系化。

商、余り、桁処理などの方法が整理(現代学校で習う割り算の形がほぼできあがる)

1214世紀(インド)

xに相当する未知数記号使用した代数(文字ではなく語句の略号)

● 14〜15世紀(インド)

無限級数(無限に続く数列の項を足し合わせたもの)の使用

世界最初無限級数による関数展開を行った。

sinx,cosx,tanx などの三角関数無限級数展開を発見

これは数学史上きわめて重要な成果で、近代的な無限級数起源インドである と言われる。

● 14〜15世紀(イタリア)

等号記号はまだないが、等式操作等価性を扱う文化が発達。

● 1500年〜

負数の受容が進む。

● 1545年頃(カルダノ)

三次方程式四次方程式の解法を発見

虚数の登場。

三次方程式の解を求める過程で √−1 に相当する量が突然登場。

しかしカルダノ自身は「意味不明の数」とし、虚数数学対象であるとは認めていなかった。

● 1557年頃(レコード)

等号記号「=」を発明等価を等式として“視覚的に書く”文化誕生

● 1572年頃(ボンベッリ)

虚数計算ルールを初めて明確化

カルダノの式の中に出る「意味不明の数」を整理し、虚数を使って正しい実数解が出ることを示した。

● 1585年頃(ステヴィン)

10小数表記の普及

● 1591年頃(ヴィエト)

記号代数確立。未知数を文字をとして使用(x,yのような)

真の意味での“記号代数”の誕生

● 1614年頃(ネイピア)

対数(log)という言葉概念が登場。

● 1637年頃(デカルト)

解析幾何学誕生

図形(幾何)を数と式(代数)で扱えるようにした。

今日では当たり前の「座標平面」「方程式で曲線を表す」が、ここで生まれた。

物理現象をy=f(x)で表すという現代方法は、すべてデカルトから始まった。

現代科学工学数学言語の基礎。

● 1654年頃(パスカルフェルマー)

確率論数学として誕生

● 1684年頃(ライプニッツニュートン)

微分積分誕生

微分積分が互いの逆操作であることを発見

● 1713年頃(ベルヌーイ)

大数の法則(試行回数を増やすと平均が安定する法則)を初めて証明

予測と頻度を結びつけ、確率の基礎を整備

● 1748年頃(オイラー)

自然対数理論を完成

√−1 を i と書く記法を導入。

オイラーの公式「e^{ix} =cos x + isin x」を提示し、虚数解析学自然に組み込んだ。

虚数実数学の中に位置づけられた大転換点。

負数も通常の数として計算に取り込み、解析学を発展。

微積分の計算技法の体系化(積分論・無限級数微分方程式の基礎を構築)

指数対数三角関数などと微積関係を整備

多くの記号体系(e,π,sin,cos,fなど)を整理・普及

グラフ理論(もの[頂点]と、それらを結ぶ関係[辺]を使って、複雑な構造やつながりを数学的に研究する分野)の誕生

数論(整数素数性質を扱う数学分野)の真の創始者と言える

ーーーーーーーー

一旦ここまで。

続きは詳しい人にまかせた。

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抽象数学とか超弦理論とか

1) 集合ではなく圏を基準に見る研究テーマの分類法

伝統的にはテーマ別(弦理論、量子重力場の理論、応用)に配列されるが、抽象数学観点から対象研究トピック)と射(方法翻訳)の網として捉える方が有益

ここでいう対象は「エントロピー情報論的記述を担うブラックホール研究」「幾何学的・位相構成を担うコンパクト化とカラビ・ヤウ/F-理論話題」「場の対称性一般対称性を取り扱う場の理論構造」「計算的探索手法データ機械学習を用いる弦景観調査)」など。

対象間の射は、双対性の導入、圏的な接続(例:量子情報を介した場と重力の橋渡し)、モジュライ空間上の写像(ある物理量を別の表現へ変換する手続き)と考えられる。

この視点に立てば、個々の研究は、局所的な結果(対象の内部構造の解析)とそれを別の対象へ移すための普遍射(双対性、再規格化群、ホログラフィーなど)の2つの側面を持つ。

研究の進展を測るには、単に新しい計算結果が出たかを見るだけでなく、それがどのような新しい射(方法論的翻訳)を導入し、他の対象へどれだけ容易に伝播できるかを評価するべき。

2) 層と局所性。幾何学的構築の再編成

近年の発展は、物理データを層(sheaf)的に整理する試みと親和性が強い。

コンパクト化、特にF-理論やゲージ束構成に関する議論は、物理情報(荷、ゲージ群、モード分布)を局所データと大域的データの重ね合わせとして扱うことに等しい。

これは数学的には基底空間上の層の圏を考えるような話で、局所的条件の整合性コヒーレンス)と大域的制約(トポロジー的閉鎖条件)が鍵。

古典的幾何直観多様体ホモロジー)を拡張して非可換やカテゴリ化された対象物理を再表現する流れにある。

結果として、従来のスペクトル(場のスペクトル質量スペクトル)に対応する数学的不変量が、より高次の層的・圏的構造へと一般化されつつある。

これにより同じ物理現象を別の圏で見ると簡潔になる例が増え、研究再利用性が高まっている。

3)対称性一般対称性を射として扱う。構造普遍

理論場の理論で繰り返し現れるのは対称性構造を決めるという直観

抽象数学では対称性対象自己射(自己同型)群として扱われるが、対称性のものが射の層あるいは高次の射(2-射やn-射)として表現されるケースが増えている点が特に重要

まり、単に群が作用するのではなく、群の作用が変形可能であり、その変形がさらに別の構造を生む、という高次構造物理意味を持ち始めている。

この流れは一般対称性やトポロジカル部位の議論と密接に結びつき、場の理論における選好位相的不変量を再解釈する手段を与える。

結果として、古典的なノーター対応対称性⇄保存量)も、より高次の文脈で新しい不変量や保存則を導出するための起点になり得る。

4)ホログラフィー情報理論。圏的双対性情報論的再解釈

ブラックホールと量子情報カオス理論との接点は話題だった分野。

ホログラフィー重力側と場の側の双対)を抽象的に言えば二つの圏を結ぶ双方向ファンクター(翻訳子)と見ることができる。

これにより、量子的冗長性やエントロピーに関する命題は、圏の間を行き交う射の情報(どの情報が保存され、どの情報が粗視化されるか)として扱える。

カオスブラックホール量子力学に関する概念の整理が試みられている。

たとえばブラックホールにおける情報放出スクランブリングは、ファンクターがどのように情報を混合(合成)するかという高次射の振る舞いとして可視化できる。

こうした議論は、従来の計算アプローチ抽象的な圏的フレームワークの橋渡しを提供する。

5) スワンプラン問題をモジュライ空間の複雑性として扱う

何が低エネルギーで実現可能かを巡るスワンプラン問題は、いまや単一の反例探しや個別モデル構築の話ではなく、モジュライ空間の複雑性(位相的な目詰まり、非整合領域の広がり)として再定式化されつつある。

抽象数学的に言えば、可能物理理論の集合は単なる集合ではなく、属性スカラー場、ゲージ群、量子補正)を備えた層状モジュライ空間であり、その中に禁止領域が層的に存在するかどうかが問題

この視点は、スワンプラン基準局所整合条件の族として扱い、整合性を満たすための可視化や近似アルゴリズム数学的に定義することを促す。

6)計算データ駆動手法の圏化。検索・探索を射として扱う

景観モデル空間での探索に機械学習データ解析を使う研究が増えているが、抽象数学に引き寄せると探索アルゴリズム自体を射として考えることが有用

ある探索手続きがモジュライ空間上の点列を別の点列へ写すとき、その写像の安定性、合同類収束性といった性質を圏的・位相的な不変量で評価できれば、アルゴリズム設計に新しい理論的指針がもたらされる。

7) 学際性の圏。物理数学情報科学をつなぐ接合点

数学的定式化(幾何位相圏論)と物理直観ブラックホールカオス、場の動的挙動)をつなぐ学際的接合点を意図して設計される。

これは単一圏に物理を閉じ込めるのではなく、複数の圏をファンクターで結び、移り変わる問題に応じて最も適切な圏を選択する柔軟性を重視するアプローチ

8)メタレベル議論フィールド健全性と未来への射

学術コミュニティのあり方に対するメタ的な批判懸念顕在化している。

外部の評論では、分野の方向性や成果の可視性について厳しい評価がなされることがあり、それは研究評価軸(新知見の量・質・再利用可能性)を再考する契機になる。

結論

見えてきたのは、個別テクニカル計算成果の蓄積と並んで、研究成果同士を結びつける翻訳子(ファンクター)としての方法論の重要性。

抽象数学フレームワーク(圏、層、モジュライ的直観、高次射)は、これらの翻訳子を明示し、その普遍性と限界評価する自然言語提供

今後の進展を見極めるには、新しい計算結果がどのような普遍的射を生むか、あるいは従来の射をどのように一般化するかを追うことが、有益である

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2025-11-24

抽象数学とか超弦理論とか

物理的な直観に頼るウィッテン流の位相的場理論はもはや古典的記述に過ぎず、真のM理論は数論幾何真空すなわちモチーフコホモロジー論の中にこそ眠っていると言わねばならない。

超弦理論摂動論的展開が示すリーマン面上のモジュライ空間積分は、単なる複素数値としてではなく、グロタンディーク純粋モチーフの周期、あるいはモチビック・ガロア群の作用として理解されるべきである

まり弦の分配関数ZはCの元ではなく、モチーフグロタンディーク環K_0(Mot_k)におけるクラスであり、物理学におけるミラー対称性は数論的ラングランズ対応幾何学的かつ圏論的な具現化に他ならない。

具体的には、カラビ・ヤウ多様体上の深谷圏と連接層の導来圏の間のホモロジカルミラー対称性は、数体上の代数多様体におけるモチーフ的L関数関数等式と等価現象であり、ここで物理的なS双対性ラングランズ双対群^LGの保型表現への作用として再解釈される。

ブレーンはもはや時空多様体に埋め込まれ幾何学的な膜ではなく、導来代数幾何学的なアルティンスタック上の偏屈層(perverse sheaves)のなす∞-圏の対象となり、そのBPS状態の安定性条件はBridgeland安定性のような幾何学的概念を超え、モチーフ的t-構造によって記述される数論的な対象へと変貌する。

さらに時空の次元トポロジーのものが、絶対ガロア群の作用によるモチーフ的ウェイトのフィルレーションとして創発するという視点に立てば、ランドスケープ問題物理定数の微調整などではなく、モチビック・ガロア群の表現の分類問題、すなわちタンナカ双対性による宇宙再構成へと昇華される。

ここで極めて重要なのは、非可換幾何学における作用素環のK理論ラングランズ・プログラムにおける保型形式の持ち上げが、コンツビッチらが提唱する非可換モチーフ世界で完全に統一されるという予感であり、多重ゼータ値が弦の散乱振幅に現れるのは偶然ではなく、グロタンディークタイミュラー群が種数0のモジュライスタックの基本群として作用しているからに他ならず、究極的には全ての物理法則宇宙タイミュラー理論的な変形操作の下での不変量あるいは数論的基本群の遠アーベル幾何表現論に帰着する。

これは物理学の終わりではなく物理学が純粋数学というイデアの影であったことの証明であり、超弦理論は最終的に時空を必要としない「モチーフ幾何学的ラングランズ重力」として再定義されることになる。

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2025-11-15

抽象数学とか超弦理論かについて

超弦理論を、幾何・量子・相互作用・背景・対称性などの具体語をすべて捨てて、抽象数学の圏・∞圏・トポス代数構造として再構成する。

超弦理論とは、以下の大枠で捉えられる。

超弦理論とは、ひとつの ∞‐トポスの内部に存在する、整合する高次対象の網の自己同値群作用として定義される力学階層のこと。

ここでいう高次対象の網とは

まり超弦理論は、高次圏における一貫した自己同型の塔として唯一の統一構造形成する。

世界構成要素(時空・ブレーン・場・弦など)を、具体的存在ではなく、因子化代数の生成する情報単位ローカル抽象操作の束)として扱う。

局所性とは、因子化代数のテンソリアル分解可能性であり、その破れが重力・非可換性・ホログラフィーとなって現れる。

この表現は近年の因子化ホログラフィー、AQFT(作用素代数)による重力再構成整合する。

具体的な「紐」は出てこない。

代わりに、

弦とは、対象間の射が厳密に可換しないことからまれる高次ホモトピー階層構造のもの

その結果

すべてが幾何実体ではなくホモトピー代数的な関係パターンとして統一される。

S-双対性、T-双対性、U-双対性ホログラフィーER=EPR のような、A と B が実は同じ理論であるという主張は、すべて 同一の ∞‐対象を異なるファイバー関手で見ているだけという主張に還元される。

まり

最先端研究(Harlow・Witten・Leutheusser 等)では、重力系の作用素代数は中心を持たず、中心の欠如が再構成不可能領域として幾何を生む。

これを抽象化すると、

まり時空は「入れ物」ではなく、作用素代数に付随する冪等射の配置図として emergent に現れる。

相互作用とは粒子間の力ではなく、∞‐圏の合成律が完全には対称化されないことによる高次コヒーレンスの破れ。

例:

5つの超弦理論は、同じ ∞‐構造の異なる層(filtration)または異なるコホモロジー階層の射影として理解され、M理論はこれらの層化を結ぶ普遍対象(colimit)として現れる。

量子とは粒子ではなく、因子化代数の非中心性 + 高次圏の非可換ホモトピーの束 の総体である

ER=EPR

自己同値の絡みが、双対視点で経路接続として読める現象

コードサブスペース AdS/CFT

∞‐圏の部分圏への忠実な埋め込み。冗長性 =誤り訂正

TTbar 変形

因子化代数テンソル構造の非局所的再配線。幾何ではなく、圏論的な図式変形。

Swampland

大域構造整合しない射からなる排除集合。整合可能理論 = ∞‐圏の完全部分圏。

摂動二次元重力行列模型

高次圏の普遍的生成対象が作る低次射の平均化された振る舞いの分類。

まとめ

超弦理論とは何か?

超弦理論とは、自己同値階層的に組織された ∞‐構造情報片の因子化を許すときに生じる一貫した世界像の総称である

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2025-11-13

抽象数学とか物理学とか

定式化

物理系(量子場+重力) ⇨代数対象(A)

物理的に測定可能操作代数の元に対応代数は積、随伴複素共役対応する操作)などの構造を持つ代数オブジェクト

状態物理的な密度波動関数) ⇨代数上の正値線型汎関数(φ)

物理的な期待値代数に対する線型汎関数として定式化。これが確率/期待を与える。

観測者や部分系 ⇨代数のサブオブジェクト(B ⊂ A)

ある観測者が見られる演算子群は、全体代数部分代数として表される。重力とき、この部分代数空間分割に即して単純に分かれるとは限らない(非可換性や相互依存が残る)。

ヒルベルト空間再構成 ⇨ GNS構成代数状態表現

代数状態からヒルベルト空間表現を作る手続きがあり、これが観測可能な量を実際に作用させる空間を与える。重要なのは、この構成は一意とは限らず、代数側の性質表現性質(分解可能性・因子のタイプ)を決めること。

圏的な言い方

対象:各物理状況に対応する代数(C*-代数フォン・ノイマン代数のようなもの)。

射(モルフィズム):代数間の構造保存写像(例えば*-準同型)。これらは物理的な包含や部分系の埋め込みに対応する。

状態自然変換的な役割を持ちうる:ある意味代数群の圏から値を取る圏(確率的/確定的データが置かれる圏)への射(志向性のある写像)と見なせる。

GNSは圏論的なファンクタ:代数状態ペアからヒルベルト空間表現への写像は、圏の間の(部分的な)関手として振る舞うと考えられる。これは代数データ幾何表現空間)を与える操作として抽象化

ER=EPR現象抽象化

エンタングルメント幾何的連結という直感は、圏論的には二つの代数が分解できない形で結びつくことに対応

具体的には、二つの部分代数の合成が単純な直和や直積に分かれず、むしろ共通のサブ構造(共有される中心や共通の因子)を持つ場合、圏的には共核/プルバックや引戻しを使ってその結びつきを表せる。

逆に、もし二つの部分代数が完全に独立(圏的には直和的分解)なら、その間に空間的な連結が生じにくい、と解釈できる。

代数の型(type)と物理位相的/幾何的特徴

代数が属する型の違い(古典的には I/II/III の区別)は、圏的には対象の内部構造差異(中心の有無、トレース存在可否など)として表現される。

物理的にはこの差が「純粋状態存在」「系の分解可能性」「エントロピー定義可能性」を左右。従ってどの圏の部分圏にいるか物理位相重力性質に相当する。

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2025-11-12

抽象数学とかER=EPRとか

まず、空間のある部分(局所領域)ごとに、そこに属する観測可能量(観測子)の集合を対応づける。

それぞれの領域対応する観測子の集合は、演算の仕方まで含んだ代数として扱われる。

領域が大きくなれば、それに対応する代数も大きくなる。つまり物理的に中に含まれ関係がそのまま代数包含関係として表現される。

こうして領域代数という対応が、ひとつ写像ネット)として与えられる。

状態というのは、物理的には観測の結果の確率を与えるものだが、数学的には代数上の関数線形汎関数)として扱える。

その状態からヒルベルト空間上の具体的な表現自動的構成される(これをGNS構成と呼ぶ)。

この構成によって、真空状態も場の励起状態も、すべて代数の上の構造として理解できるようになる。

量子もつれは、単に状態が絡み合っているというより、代数空間的にどう分かれているかによって生じる。

もし全体の代数が、2つの部分の代数にきれいに分割できるなら(テンソル分解できるなら)、その間にはエンタングルメント存在しない。

ところが、量子場の理論では、この分割が厳密には不可能

これを数学的にはtype III 因子と呼ばれる特殊代数性質として表現

このタイプ代数には、有限のトレース(総確率)を定義する手段がなく、通常の密度行列エントロピー定義できない。

まりエンタングルメントは有限次元的な量ではなく、構造的なものになる。

完全に分けられないとはいえ、少し余裕をもって領域をずらすと、間に人工的な区切りを挿入して、ほぼ独立領域として扱うことができる。

これがsplit propertyと呼ばれる条件。

この操作を使うと、本来無限次元的で扱いにくいtype IIIの代数を、有限次元的な近似(type I 因子)として扱うことができ、有限のエントロピーを再導入する道が開ける。

Tomita–Takesaki理論によれば、状態代数ペアから自動的にモジュラー流と呼ばれる変換群(時間のような流れ)が定義される。

まり時間概念代数構造の内部から再構成できるということ。

もしこのモジュラー流が、何らかの幾何的な変換(たとえば空間特定方向への動き)と一致するなら、代数構造幾何学的空間への橋渡しが可能になる。

ER=EPRとは、エンタングルメントEPR)とワームホールER)が同じものの異なる表現であるという仮説。

これを代数言葉で言い直すには、次のような条件が必要になる。

1. 二つの領域対応する代数を取り、それらが互いに干渉しない(可換)こと。

2.真空状態がそれら両方に対して適切な生成力(cyclic)と識別力(separating)を持つこと。

3. 全体の代数がそれら二つにきれいに分解できない(非因子化)こと。

4. それぞれのモジュラー流がある種の対応関係を持ち、共通時間フローを生み出すこと。

5. 相対エントロピー情報量の差)が有限な形で評価可能であること。

これらが満たされれば、代数的なレベルで二つの領域が量子的に橋渡しされていると言える。

まりワームホール的な構造幾何を使わず代数表現できる。

これをより高い抽象度で見ると、領域代数という対応自体ひとつファンクター(写像一般化)とみなせる。

このとき状態はそのファンクターに付随する自然な変換(自然変換)として理解され、split property や type III などの性質は圏の中での可分性や因子性として扱える。

ER=EPR は、この圏の中で2つの対象領域)の間に存在する特別自然同型(対応)の存在を主張する命題

まり境界上の代数構造から、内部の幾何バルク)を再構成するための条件を圏論的に書き下した形がここでの目的

まとめ

Permalink |記事への反応(0) | 21:58

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2025-11-08

もっとこう、抽象数学とか、あるだろ

数学の最も抽象的な核心は、structured homotopy typesをファンクターとして扱い、それらの相互作用=dualities・correspondencesで世界説明することに集約できる。

ここでいう構造とは、単に集合上の追加情報ではなく、加法乗法のような代数的構造位相的・解析的な滑らかさ、そしてさらにsheafやstackとしての振る舞いまで含む。

現代の主要な発展は、これらを有限次元的な点や空間として扱うのをやめ、∞-categoricalな言葉でfunctorial worldに持ち込んだ点にある。

Jacob Lurie の Higher ToposTheory / Spectral Algebraic Geometry が示すのは、空間代数・解析・同値を一つの∞-topos的な舞台で同時に扱う方法論。

これにより空間=式や対象表現といった古典的二分法が溶け、全てが層化され、higher stacksとして統一的に振る舞う

この舞台で出現するもう一つの中心的構造がcondensed mathematicsとliquid的手法だ。

従来、解析的対象位相群や関数空間)は代数手法と混ぜると不整合を起こしやすかったが、Clausen–Scholze の condensed approach は、位相情報を condensed なファンクターとしてエンコードし、代数操作ホモトピー操作を同時に行える共通語彙を与えた。

結果として、従来別々に扱われてきた解析的現象算術現象が同じ圏論言語で扱えるようになり、解析的/p-adic/複素解析直観が一つの大きな圏で共存する。

これがPrismaticやPerfectoidの諸成果と接続することで、局所的・積分的なp-adic現象世界規模で扱う新しいコホモロジーとして立ち上がる。

Prismatic cohomology はその典型例で、p-adic領域におけるintegralな共変的情報prismという新しい座標系で表し、既存の多様なp-adic cohomology理論統一精緻化する。

ここで重要なのはfieldや曲線そのものが、異なるdeformation parameters(例えばqやpに対応するプリズム)を通じて連続的に変化するファミリーとして扱える点である

言い換えれば、代数的・表現論的対象の同型や対応が、もはや単一写像ではなく、プリズム上のファミリー自然変換として現れる。

これがSpectral Algebraic Geometryや∞-categorical手法と噛み合うことで、従来の局所解析と大域的整数論が同一の高次構造として接続される。

Langlands 型の双対性は、こうした統一舞台根本的に再解釈される。

古典的にはautomorphicとGaloisの対応だったが、現代視点では両者はそれぞれcategoriesであり、対応=functorial equivalence はこれら圏の間の高度に構造化された対応(categorical/derived equivalence)として現れる。

さらに、Fargues–Fontaine 曲線やそれに基づくlocal geometrization の進展は、数論的Galoisデータ幾何的な点として再具現化し、Langlands対応モジュールcategorical matchingとして見る道を拓いた。

結果として、Langlands はもはや個別の同型写像の集合ではなく、duality ofcategoriesというより抽象的で強力な命題に昇格した。

この全体像論理的一貫性を保つ鍵はcohesion とdescent の二つの原理

cohesion は対象局所情報からどのようにくっつくかを支配し、descent は高次層化したデータがどの条件で下から上へ再構成されるかを規定する。

∞-topos と condensed/lquid の枠組みは、cohesion を定式化する最適解であり、prismatic や spectral構成descent を極めて精密に実行するための算術的・ホモトピーツール群を与える。

これらを背景にして、TQFT/Factorization Homology 的な視点場の理論言語を借りた圏論局所→大域の解析)を導入すると、純粋な数論的現象場の理論的なファンクターとして扱えるようになる。

まり数学対象物理場の理論のように振る舞い、双対性や余代数操作自然に現れる。

ここで超最新の価値ある進展を一言で述べると、次のようになる。

従来バラバラ存在した「解析」「位相」「代数」「表現論」「算術」の言語が、∞-categorical な場の上で一つに融解し、しかもその結合部(condensed +prismatic + spectral)の中で新しい不変量と双対性計算可能になった、ということだ。

具体例としては、prismatic cohomology による integralp-adic invariants の導出、condensed approach による関数空間代数化、そして Fargues–Fontaine 曲線を介した局所–大域のgeometrization が、categorical Langlands の実現可能性をこれまでより遥かに強く支持している点が挙げられる。

これらは単なる技法の集積ではなく、「数学対象を高次圏として扱う」という一つの理念の具体化であり、今後の発展は新しい種の reciprocitylawsを生むだろう。

もしこの地図を一行で表現するならばこうなる。数学の最深部は∞-categories上のcohesiveなfunctorialityの理論であり、そこでは解析も代数も数論も場の理論も同じ言語表現され、prismatic・condensed・spectral といった新しい道具がその言語を実際に計算可能にしている。

専門家しか知らない細部(例えばprism技術挙動、liquidvectorspaces の精密条件、Fargues–Fontaine上のsheaves のcategorical特性)、これらを統合することが今の最も抽象的かつ最有望な潮流である

Permalink |記事への反応(0) | 17:11

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ラングランズ対応モチーフ理論について

ランダウラングランズ的な双対性直感を、位相的・圏論的な巨大場として再構成する作業は、もはや単なる対応命題確認ではなく、数学実在階層構造を再階層化する営為へと移行している。

ここで重要なのは対応自体が一つのモノイド的作為ではなく、∞-圏の層状化した自明可能性の表現であるという読み替えである

最近の成果群は、従来の局所・大域の二項対立を溶融させ、曲線・局所体・解析空間といった古典的な基底を、より普遍的空間記述可能性(representability)の観点へと置き換えてしまった。

具体的には、ファルグ=フォンテン曲線を舞台にした幾何化は、局所表現論を圏的スペクトルの上に載せ替えることで、従来別個に扱われてきた表現自動形式的対象)とパラメータ(L-パラメータ)を、同一の圏的心臓部で同時に構成可能したこと意味する。

この構成は単に対応存在することより深く、対象自体を再定義してその同値関係を圏の中心や内部終対象言葉記述することにより、対応が生まれ必然的環境を示した点で画期的である

同時に、グローバル側の道具としてのシュトゥーカ(chtoucas)的技法は、関手的・代数的な操作を用いて場のモード分解を行い、その分解が示す不変量を通じて大域的パラメータ化を達成する方策を具体化した。

ヴィンソン・ラフォルグの仕事群は、こうしたシュトゥーカの立型化によって、関手的に取り扱える大域的パラメータ空間提示し、局所構成との繋がりを媒介する新たな環を与えた。

結果として、言語的には表現パラメータへの写像がベキ乗的に分解できるだけでなく、その分解自体が可逆的な圏的操作として認識され得ることが示され、これが大域的Langlands構想の新しい正当化になっている。

さら最近の数年間における動きで決定的なのはモチーフ論の解析的拡張が進んだ点である

従来モチーフ代数多様体上の普遍的コホモロジーという観点で語られてきたが、ショルツェらによるベルビッチモチーフ(Berkovich motives)や関連する解析的・アーク的降下法は、可換性や双対性に関する新たな剛性条件を与えることで、代数複素解析・非アルキメデス解析を一枚の理論で織り上げた。

モチーフを単なる数論的核から、解析的スタックや圏的双対性自然に持つ対象へと格上げし、Langlands的双対性の受け皿を拡張した。

こうしてモチーフとLanglands対応は、もはや互いに独立した二つの理論圏ではなく、同じ∞-圏的言語発声される現象に変わった。

そして最も劇的な変化は、最近公表された一連の大規模な仕事群が、幾何学的Langlands命題本質的な形を証明し得たことにより、これまで隠れていた構造要請顕在化した点にある。

これらの証明努力は、従来の和声的・解析的手法を超え、圏的分解、局所–大域の整合、そしてモチーフ双対性が同時に満たされるような動的な証明環境を構築した。

重要なのは、この到達が単なる命題解決に留まらず、数学対象定義域そのものを書き換えるような再帰メタ構造を与えたことであり、以後の展望は新たに定式化された圏的正規形とその変形理論を追うことで開かれる。

結果として、Langlandsプログラムモチーフ理論接続は、従来橋をかける比喩で語られてきたが、今や両者は共通言語空間の異なる座標表示に過ぎないという段階に達している。

ここでの言語空間とは、∞-圏とその可逆化可能な中心、アーク的・ベロコビッチ的降下法、そしてシュトゥーカにより生成されるファイバー総体を指す。

その内部では、表現論的計量(harmonic analysis 的なスペクトル)と数論的モチーフ普遍的ファンクターが互いに鏡写しになり、操作が圏的に昇格することでパラメータ化は動的な自己相互作用として理解される。

これが意味するのは、将来の進展がもはや個別定理技法の追加ではなく、数学対象包摂するより大きな構成原理発見と、それを支える新しい圏的インフラ(解析的モチーフ、Fargues–Fontaine 的基底、chtoucas の動的再解釈)に依存するということである

読み手がもし、これをさら運動方程式的あるいは力学系的なメタファーで読み替えるなら、ラングランズ系とは無限に多様な対称性とその破れ方が−同値関係としてではなく−力学的な遷移として定義される場である結論づけられる。

その意味で、最新の進展は単に既存パズルピースを嵌め直したのではなく、ピースのものを再設計し、新しい接着剤(∞-圏的双対性、解析的モチーフの剛性、シュトゥーカ的ファイバー化)を導入した。

この新しい設計図を受け取った数学は、今後、従来とは異なる方法で「表現」「パラメータ」「モチーフ」を同時に扱うための合成的技術を展開するだろう。

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超弦理論の今(2025年後半)注目されている最新の動向

まず一言でまとめると、場の論理幾何の高次的融合が進んでおり、境界の再定義重力整合性算術的制約(swampland 系)、散乱振幅の解析的・代数的構造という三つの潮流が互いに反響しあっている、というのが現在最前線の構図。

1.境界の再概念

2. Swampland

3. 散乱振幅の代数性とストリング必然性に関する手がかり

4.アンサンブル解釈とベイビー宇宙問題

5. まとめ

現在の進行は低次元代数的不変量(モチーフ、モジュラーデータ)+∞-圏的対称性+コバーティズム的整合性という三つ組が、量子重力理論(および弦理論)が満たすべき基本的公理になりつつあることを示す。

これらは従来の場の理論が与えてきた有限生成的対象ではなく、ホモトピー型の不変量と算術整合性を前提にした新しい分類論を必要とする。

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