
はてなキーワード:夏への扉とは
https://anond.hatelabo.jp/20250804171112
・ブクマカのコメントだけを集計している。増田のトラバは集計していない。ただし、元増田の挙げた10作だけは特別に集計に入れている。
・手作業なので多分、抜けや集計ミスがある。なお、この作業を行うにあたり、ChatGPT君がクソほどの役にも立たなかったという事実は、いくら強調してもしすぎるということはない。
・作品名が書かれていないもの(作者名だけのもの)はカウントしていない。国産小説はカウントしてしない。自分のおすすめを紹介しているわけではないと思われるコメントはカウントしていない。
・これ同じ小説だろ、と思われるもの( 「長いお別れ」と「ロング・グッバイ」みたいなもの)は勝手に統合して集計した。他にもこれとこれ同じ小説だよ、というものが混じっているかもしれないが、知らん。
三体
大聖堂 動物農場 フラニーとゾーイー プロジェクト・ヘイル・メアリー 星を継ぐもの マーダーボット・ダイアリー モモ
IT アメリカの鱒釣り アルジャーノンに花束を 火星の人 存在の耐えられない軽さ タタール人の砂漠 地下室の手記 長いお別れ ニューロマンサー 羊たちの沈黙 日の名残り 指輪物語 幼年期の終わり
異邦人 ウォーターシップダウンのうさぎたち 鏡の中の鏡 悲しみよこんにちは 華麗なるギャツビー 高慢と偏見 氷と炎の歌 シャドー81 城 水源 スローターハウス5 タイムマシン チャンピオンたちの朝食 月と六ペンス 伝奇集 夏への扉 二年間の休暇(十五少年漂流記)ハイ・フィデリティ ハリーポッターと賢者の石 緋色の研究 ファイト・クラブ 不思議の国のアリス ペスト ホワイト・ジャズ 見えない都市 モンテ・クリスト伯 リプレイ わたしを離さないで
24人のビリーミリガン 2666 82年生まれ、キム・ジヨン HHhH V Xの悲劇 Yの悲劇 愛を語るときに我々の語ること 青い湖水に黄色い筏 青い鳥 青犬の目 青白い炎 赤毛のアン 悪童日記 悪霊 あなたの人生の物語 アブサロム、アブサロム! アルケミスト アンドロイドは電気羊の夢を見るか? アンナ・カレーニナ 暗殺者グレイマン 石蹴り遊び 犬の力 荊の城 息吹 イワン・デニーソヴィチの一日 イングリッシュ・ペイシェント インビジブルモンスターズ ウィトゲンシュタインの愛人 ウォーターランド ウォッチャーズ 失われた時を求めて 歌の翼に ウは宇宙船のウ 海を飛ぶ夢 エーミールと探偵たち 越境 エミール エルマーと16匹の竜 エルマーのぼうけん エレンディラ エンジン・サマー 嘔吐 大鴉 オーエン詩集 おとなしい凶器 怪奇クラブ 外套 カエアンの聖衣 カササギ殺人事件 火星のタイムスリップ 風と共に去りぬ カチアートを追跡して カッコウはコンピュータに卵を産む かつては岸 カモメのジョナサン 狩りのとき 完全な真空 期待忘却 君のためなら千回でも キャッチ=22 吸血鬼カーミラ 吸血鬼ドラキュラ 巨匠とマルガリータ 供述によるとペレイラは… 恐怖の谷 キリンヤガ クライム・マシン クラッシュ 暗闇にひと突き 黒い時計の旅 黒の過程 刑務所のリタ・ヘイワース ゲイルズバーグの春を愛す 穢れしものに祝福を ケルベロス第五の首 拳闘士の休息 航路 荒野へ 香水ある人殺しの物語 コーラン 黒檀 ここではないどこかへ 古書の来歴 コンダクト・オブ・ザ・ゲーム さあ、気ちがいになりなさい 最後にして最初の人類 さかしま サバイバー 砂漠の惑星 寒い国から帰ってきたスパイ シークレット・ヒストリー シークレット・レース ジーヴズの事件簿 ジェイン・エア 地獄 死体 シッダールタ 死にゆくものへの祈り 死の鳥 死父 シャドウ・ダイバー 初秋 書写人バートルビー 少年が来る 少年時代 女王陛下のユリシーズ号 シルトの岸辺 審判 真紅の帆 聖書(新訳・旧約) スター・ピット スタンド・バイ・ミー ずっとお城で暮らしてる ストーン・シティ 砂の惑星DUNE すばらしい新世界 素晴らしいアメリカ野球 スラップスティック 清潔で明るい場所 西部戦線異状なし 千夜一夜物語 戦慄のシャドウファイア 前日島 善人はなかなかいない 禅とオートバイ修理技術 喪失 捜神記 族長の秋
そして誰もいなくなった ソラリス ダ・ヴィンチ・コード タイタンの妖女 タイム・シップ 大泥棒ホッツェンプロッツ 第二の銃声 ダウンビロウ・ステーション 脱出航路 頼むから静かにしてくれ 卵をめぐる祖父の戦争 ダレンシャン タンナー兄弟姉妹 血と暴力の国 チョーク
長距離走者の孤独 罪と罰 ティファニーで朝食を デス博士の島その他の物語 鉄の時代 転落 闘争領域の拡大 遠い声、遠い部屋 特性のない男 賭博師 飛ぶ教室 虎よ、虎よ トリフィドの日 ドルジェル伯の舞踏会 どろぼう熊の惑星 『ドン・キホーテ』の著者ピエール・メナール ドン・キホーテ ナイトホークス ナイン・ストーリーズ 渚にて ナルニア国物語 人間の土地 人間の絆 ハイペリオン ハイペリオンの没落 パイド・パイパー 裸のランチ 果てしない物語 バベルの図書館 薔薇の名前 パリは燃えているか パルプ ハワーズエンド ビームしておくれ、ふるさとへ ビギナーズ 日々の泡 秘密の花園 日向が丘の少女 ヒルビリー・エレジー ビロードの悪魔 ファウスト 不安の書 フィーヴァードリーム フーコーの振り子 武器よさらば ふくろうの叫び 二つの心臓の大きな川 二人の世界 舞踏会へ向かう三人の農夫 フライデーあるいは太平洋の冥界 ブライヅヘッドふたたび ブラックアウト ブリキの太鼓 ベルガリアード物語 ボーンコレクター ぼくのプレミア・ライフ ボトムズ 本当の戦争の話をしよう マイクロチップの魔術師 マガーク少年探偵団 マザーレス・ブルックリン マッカンドルー航宙記 マネーボール ミゲル・ストリート ミサゴの森 ミス・ビアンカの冒険 三つ編み 緑の家 ムーン・パレス 夢幻会社 無限の境界 名探偵カッレくん 目隠し運転 眩暈 盲人の国 森の小道 やぎ少年ジャイルズ やし酒飲み 幽霊狩人カーナッキ ユービック 夢の終わりに… 夢みる宝石 ユリシーズ 予告された殺人の記録 夜の果てへの旅 夜の樹 夜の声 楽園への道 ララバイ リヤ王 リリス リンゴ畑のマーティン・ピピン レ・ミゼラブル 冷血 レッドオクトーバーを追え レディ・プレイヤー1 朗読者 ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを 路上 ロビンソンクルーソー 若草物語 鷲は舞い降りた わたしの名は赤 われら闇より天を見る 我はロボット
・国別だとアメリカ文学が多い……ように見える。
・SFが人気。
・ミステリは人気だが、ハードボイルドを挙げる人は少ない。複数票入っているのは「長いお別れ」と「ホワイト・ジャズ」くらいか?
・超メジャーな文学作品を挙げている人が少なかった。世界の十大小説とかサマセット・モームが選んだ世界十大小説なんかに挙げられている作品はほとんど名前が挙がらず。そんな中5票入ってる「カラマーゾフの兄弟」は改めてすごい小説なんだなと思える。
・作者名の照応はしていないし、やる気もないが、ぱっと見だとヴォネガット、ガルシア=マルケス、オーウェル、カズオ・イシグロ、アンディ・ウィアーあたりが多いような気がする。
おかしい。
何も出てこない。
おかしい。
俺の想像では読み終わったオタクたちによる「日本のラノベだったらストラットは確実にロリキャラだった。銀髪か紫髪の。アクエリオンシリーズに出てくるような感じの。ホシノ・ルリみたいな外見もワンチャンある。でも設定的にはロリババァだった感じかな。中華ゲーだったらブローニャみたいな感じだったはずだろう。これが大人の女性であるって所がやっぱ欧米諸国と日本の文化の違いなんだろうな。日本だったら硬派なSFを気取っていても体だけロボットにでもして無理やりロリババァにしてたと思うぜ」みたいな会話が繰り広げられているだろうと信じていたのに。
おかしい。
俺はこの宇宙にたった一人なのか?
ヘイル・メアリーに一人取り残されたような気分だ。
だが、俺は諦めない。
出ない。
出ない。
なぜだ!
辛い。
本当にこの宇宙にただ一人になった気分だ。
なんでだ。
天気の子からたった5年しか経っていないのに、もうこの世界(インターネット)は俺の全く知らない場所に変わっていたらしい。
出そうで出ない!(僕のウンチの話ではない)
畜生!
お前らが散々「火星の人頭良すぎる!俺だったらウンチを直接食べて必死に飢えを凌いでたと思う!バナナうんこパクパクモグモグ」とか言ってたことに対してのファンサービスに対してさえこの仕打ちかよ!
なんなんだよこのインターネットは!
ウンチを食ってるんだぞ!
今度はウンチを本当に食べてるんだぞ!
作者が「ははは。今回はウンチを(利用して生み出したまともな食料品を)食べるシーンがなくて寂しかったかい?大丈夫!最後にとっておきのサプライズだ!」と最高に気を利かせてくれたんだぞ!?
もしかたら、火星の人を熱心に読み込んだ読者の中には文字を読み進めながら「まだだ!まだウンチがある!ウ ン チ 食 べ ろ!」と叫んでた人もいるだろうし、その人はきっとガッツポーズを取ってたはずだろ?
もう駄目だ。
俺は孤独だ。
この宇宙に無数の宇宙人がいるはずだと信じるような気持ちで、インターネットに無数の気持ち悪いオタクがいると信じて飛び出したことを後悔している。
誰も居なかった。
一人ぼっちだった。
駄目だ。
何も出てこない。
誰も俺と同じ世界観なんて持ってない。
ようやく少しは引っかかってくる。
でも俺がしたかった話とは少し違う。
美少女の命が儚く消えるメランコリックで耽美的な物語と、おじさん達がウンチを食べながら必死に生き延びる熱血友情ドラマの対比を語っている誰かに会いたかった。
分かるよ。
オタクの国でエロゲ黄金期の主戦場として萌え萌え言ってはキンモー☆されていた奴らが、この作品とどう向き合うのかを聞きたかったんだ。
苦しい。
俺は一人ぼっちなのか?
違うと信じたい。
俺はロッキーなんだ。
きっと誰かが遅ればせながらやってきて「おいおい、先人がいたのか。確率を考えれば確かにありえる話だ」とグータッチしてくれるって信じて待つんだ。
この冷たいインターネットの中、たった一人死んだように眠りながら。
7月6日ブラックホール宮崎由香、綾瀬麦彦オリジナル 全10回
10月26日マドモアゼル・モーツァルト福山庸治漫画 全10回
12月7日アンデルセンの雪の女王ハンス・クリスチャン・アンデルセン古典 全5回
12月14日アドベンチャー的五大ニュース藤井青銅オリジナル 全5回
1月18日 五番目のサリーダニエル・キイス海外小説 全10回
4月19日 猫のゆりかごカート・ヴォネガット・ジュニア海外小説 全10回
6月14日ジュラシック・パークマイクル・クライトン海外小説 全15回
10月4日 ザ・マンボスパイズマキノノゾミオリジナル 全5回
7月11日ウォッチャーズ D・R・クーンツ海外小説 全15回
8月15日 あの夜が知っている R・D・ツィマーマン海外小説 全10回
8月29日アナスタシア・シンドロームメアリ・H・クラーク海外小説 全10回
9月26日アリアドニの遁走曲コニー・ウィリス&シンシア・フェリス海外小説 全10回
12月5日 レディ・スティンガークレイグ・スミス海外小説 全10回
1月4日三銃士アレクサンドル・デュマ古典 全13回
3月6日オーバー・ザ・ハポン〜空の彼方(かなた)へ〜 伊佐治弥生オリジナル 全5回
4月3日魔法の王国売りますランドオーヴァーPart1テリー・ブルックス海外小説 全10回
4月17日エヴァが目ざめるときピーター・ディッキンソン海外小説 全10回
5月1日ヴァーチャル・ガールメイミー・トムスン海外小説 全10回
5月15日秘密の友人 アンドリュー・クラヴァン海外小説 全10回
6月12日BANANA・FISHパート2吉田秋生漫画 全10回
6月26日BANANA・FISHパート3吉田秋生漫画 全10回
8月7日アルジャーノンに花束を[注 7]ダニエル・キイス海外小説 全10回
8月14日 優しすぎて、怖いジョイ・フィールディング海外小説 全10回
8月28日夏への扉ロバート・A・ハインライン海外小説 全10回
9月11日魔術師の大失敗ランドオーヴァーPart3テリー・ブルックス海外小説 全10回
9月25日イッセー尾形劇場・凡庸の極み近藤峰子、柴田喜幸オリジナル 全10回
10月9日 踊る黄金像ドナルド・E・ウェストレイク海外小説 全10回
12月4日 笑う20世紀 Part2藤井青銅オリジナル 全5回
1月15日モンテ・クリスト伯アレクサンドル・デュマ古典 全15回
2月5日 二役は大変!ドナルド・E・ウェストレイク海外小説 全10回
4月29日 ダーク・ウィザード〜蘇りし闇の魔導士〜[注 7]寺田憲史小説 全5回
5月20日ブラジルから来た少年アイラ・レヴィン海外小説 全10回
8月12日時間泥棒ジェイムズ・P・ホーガン海外小説 全5回
8月19日 黒いユニコーンランドオーヴァーPart3テリー・ブルックス海外小説 全10回
9月2日大魔王の逆襲ランドオーヴァーPart4テリー・ブルックス海外小説 全15回
9月23日イッセー尾形のたゆたう人々イッセー尾形小説 全10回
10月7日 嘘じゃないんだドナルド・E・ウェストレイク海外小説 全10回
10月21日 笑う20世紀パート3藤井青銅オリジナル 全10回
12月16日 モー!いいかげんにして!藤井青銅オリジナル 全5回
1月6日おいしいコーヒーのいれ方Ⅰ 〜キスまでの距離〜村山由佳小説 全5回
1月13日おいしいコーヒーのいれ方Ⅱ 〜僕らの夏〜村山由佳小説 全5回
4月28日天体議会〜プラネット・ブルー〜長野まゆみ小説 全5回
6月16日 笑う20世紀パート4藤井青銅オリジナル 全10回
6月30日ロスト・ワールドアーサー・コナン・ドイル古典 全10回
9月22日イッセー尾形のたまゆら日記イッセー尾形小説 全10回
12月8日おいしいコーヒーのいれ方Ⅲ 〜彼女の朝〜村山由佳小説 全5回
2月16日電気女護島〜エレクトリック・レディランド藤本有紀オリジナル 全10回
12月21日 「卯」の音も出ない!藤井青銅オリジナル 全5回
5月3日 名馬 風の王 マーゲライト・ヘンリー海外小説 全5回
7月26日おいしいコーヒーのいれ方Ⅳ 〜雪の降る音〜村山由佳小説 全5回
8月2日封神演義 第2部朝廷軍の逆襲 訳:安能務古典 全20回
11月22日不思議屋百貨店 北阪昌人 他オリジナル 全10回
本気じゃねえんだろうなあ。
erogamespaceにおいて中央値99点 平均値92.92点を叩き出した怪物ゲームさえスルーしちまうんだからさ。
確かに今からスタートした場合01~03まで遊んだあとのランス4はかなりしんどいだろうな。
ランス5Dと戦国ランスは今やっても見劣りしないだろうが(UIのレスポンスが若干古く感じるかも)、ランスクエストはマグナム入れてもモソモソした歯ごたえに感じるだろうし、ランス9もランスXに向かう熱が強すぎて義務感マックスだろう。
だがな、だがな、ランスXは間違いなく神ゲーだし、それをちゃんと味わいたいならランス1からプレイするのはやはり必要なんだよ。
まあ正直ランス01~03→戦国ランス→ランスXでよくねって気はするんだけどさ。
つうかさ、この5作さえやってない人間が「エロゲにマジで憧れてたんだなぁ……面白そうなんだなぁ……」とかお前ぜってー嘘だろって。
しょーじきKANON・AIR辺りは今やったら「夏への扉ってなんか評価されてるけど、普通っつーか地味だよなあ。つーかこの作者ロリコンの変態じゃね?(ハインラインは実際ちょくちょく変態感あるの書くので実はこれ正解という伏線回収が多くのSFファンを虜にしてきたよな?)」みたいになるだろうけど時代を超えてパワーのある作品は間違いなくあるぜ?
例を挙げるなら、さよ教・クロチャン・すば日々・WA2(ワイルドアームズじゃないよホワルバだよ)辺り。
結局5つぐらいしかねーじゃねーか※っていうツッコミ、なんでマヴラブが入ってねーんだよ※ってツッコミが降り注いでるのを感じるがよ、とにかくこの辺だけでいいからやって見てからあーだーこーだ言えよ!やってもないくせに「ビールトルズがリアルタイムで盛り上がってた時代羨ましいなー憧れちゃうー。だってだってサージェント・ペパーズとかって今聞いたら「あっ、はいはいそういうノリね」で終わっちゃって特に感動とかないっつーかーさあくまで歴史的な価値じゃーん」みたいな態度で擦り寄ってくるんじぇねーよ。
※5つぐらいしかないのは世間受けを考えてのことであり、俺だって本当は「Fateで一番アツいのはhollowのラスト2時間ぐらいの部分だよね~~~」って話とかしたいけど、それやったら新規はむしろ離れていくだろ。とにかくまずは無難に最強の奴だよ。車輪の国とかever17とかは今やって面白いのか全くわからないから抜いてるぞ。すば日々も抜くべきだったのかは知らねえ。らき☆すたとか今の子は知らねーだろって所で前提条件崩れてるじゃねーかってことから目をそらしたのは俺の弱さだ。
※マヴラブが入ってないのは、All you need is killの映画がまあ割と悪くなかったり、進撃の巨人が本当にハチャメチャに面白くなったりしてしまった現状で接種しても「もう見た」にしかならんやろなというのが大きな理由だなあ。ぶっちゃけぶっちゃけマブラヴオルタもガンパレもオルユアも経由せずにいきなり進撃を読めた奴らが羨ましいまであるやろ。進撃はこれ系の中で頭一つ抜けとる。まあそもそも連載期間長すぎてもう世代が一つ後なんだよな。進化版ですわ。逆に言えばクロチャンとかはまだイマイチ進化版って言えるのが世の中に出てきてねーなって感じ。ああいうのもう流行らん時代になってきてるからだろうなってのは正直あるんやがな。あーなんか急に「そもそも今の人間の価値観で楽しめるのか?氷河期世代、少なくともソイツらを目の当たりにして明日は我が身を覚悟した世代ぐらいまでじゃないと合わないのでは?Z世代流のメンヘラとは違うからなあ平成のメンヘラは」って気分になって不安になってきたわ。ゆーてZ世代にも平成メンヘラ感ばりばりのゲーム流行ってるしまだ通じるやろ。
フェイク
1992年 虹の彼方へテレビ神奈川『ミュージックトマトJAPAN』テーマソング
星になれたらテレビ神奈川『ミュージックトマトJAPAN』テーマソング
虹の彼方へOVA『湘南爆走族9 俺とお前のGOOD LUCK!』主題歌
1994年innocent world日本コカ・コーラ「アクエリアスネオ/アクエリアスイオシス」CMソング
Tomorrow never knowsフジテレビ系水曜劇場『若者のすべて』主題歌
1995年 【es】 〜Theme ofes〜東宝配給映画『【es】Mr.Children in FILM』主題歌
1997年Everything (It'syou)日本テレビ系ドラマ『恋のバカンス』主題歌
1998年ニシエヒガシエフジテレビ系ドラマ『きらきらひかる』主題歌
1999年 I'LL BEブリストル・マイヤーズ スクイブ「SEABREEZE」CMソング
ニシエヒガシエフジテレビ系スペシャルドラマ『きらきらひかる2』主題歌
2000年フジテレビ系スペシャルドラマ『きらきらひかる3』主題歌
NOT FOUNDフジテレビ系月9ドラマ『バスストップ』主題歌
2001年Everythingismade from adreamBIGLOBE「Mr.ChildrenAlternative」CMソング
youthful daysフジテレビ系月9ドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』主題歌
君が好きフジテレビ系月9ドラマ『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』挿入歌
AnyNTTドコモ「NTT DoCoMoGroup 10thAnniversary」キャンペーンCMソング
PADDLENTTドコモ「FOMA 900iシリーズ」CMソング
タガタメ日清食品「カップヌードル "NO BORDER"」CMソング
2005年愛・地球博「国際赤十字・赤新月パビリオン」イメージソング
and I love you日清食品「カップヌードル "NO BORDER"」CMソング
ヨーイドンフジテレビ系教養番組『ポンキッキーズ』エンディングテーマ
フジテレビ系教養番組『ガチャガチャポン!』オープニングテーマ
2006年 僕らの音日清食品「カップヌードル "NO BORDER"」CMソング
2007年くるみ -forthe Film-幸福な食卓松竹配給映画『幸福な食卓』主題歌
彩りオリンパス「デジタル一眼レフカメラE-410E-510」CMソング
GIFTNHK北京オリンピック・パラリンピック放送テーマソング
HANABIフジテレビ系ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』主題歌
2009年HANABIフジテレビ系ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル』主題歌
風と星とメビウスの輪フジテレビ系ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 新春スペシャル』挿入歌
声
fanfare東映系アニメ映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』主題歌
2010年HANABIフジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2ndseason』主題歌
声フジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2ndseason』最終回挿入歌
2011年蘇生BBCEARTH製作映画『ライフ -いのちをつなぐ物語-』主題歌
2012年祈り 〜涙の軌道東宝配給映画『僕等がいた 前篇』主題歌
Happy Songフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』テーマソング
youthful daysキリンビバレッジ「大人のキリンレモン」CMソング
hypnosis日本テレビ系水曜ドラマ『トッカン -特別国税徴収官-』主題歌
Marshmallow day資生堂「MAQuillAGE」CMソング
常套句フジテレビ系ドラマ『遅咲きのヒマワリ 〜ボクの人生、リニューアル〜』主題歌
2013年 REM東宝配給映画『リアル ~完全なる首長竜の日~』主題歌
足音 〜Be Strongフジテレビ系月9ドラマ『信長協奏曲』主題歌
2015年fantasyBMW「2シリーズアクティブ ツアラー/2シリーズグラン ツアラー」CMソング
進化論日本テレビ系情報番組『NEWS ZERO』テーマソング
街の風景住友生命保険「ヤングジャパンアクション2015活動」篇CMソング
また会えるかなテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』オープニングテーマ
2016年足音 〜Be Strong東宝配給映画『信長協奏曲』主題歌
蘇生花王「アタック」30周年キャンペーン「30歳の挑戦者たち」CMソング
HANABIフジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rdseason』主題歌
君がいた夏NTTドコモ「NTT docomogroup ×Mr.Children 25thAnniversaryキャンペーン」コラボCMソング
365日
花 -Mémento-Mori-
2018年here comes myloveフジテレビ系木曜劇場『隣の家族は青く見える』主題歌
HANABI東宝配給映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』主題歌
2020年Birthday東宝配給映画『ドラえもんのび太の新恐竜』主題歌
君と重ねたモノローグ
The song of praise日本テレビ系情報番組『ZIP!』テーマソング
othersキリンビール「麒麟特製ストロング」「麒麟特製レモンサワー」CMソング
turnover?TBS系火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』主題歌
Brand newplanetカンテレ・フジテレビ系火9ドラマ『姉ちゃんの恋人』主題歌
2021年 othersキリンビール「麒麟特製レモンサワー」「麒麟特製辛口こだわりサワー」CMソング
CROSS ROAD東宝配給映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』挿入歌
2022年 othersキリンビール「麒麟特製レモンサワー」「麒麟特製 酎ハイボール」CMソング
GIFTキリンビール「麒麟特製 豊潤レモンサワー」CMソング
自分ニワカなんだけど、SF小説を最近読み始めた。と言っても遅読+ニワカなのであんまり量は読んでない。好きだったのは「三体」シリーズ、「プロジェクトヘイルメアリー」「星を継ぐもの」「夏への扉」とか(☓☓はSFじゃないだろって批判は受け付ける)。あとは昔から星新一が好きだったから短編集はだいたい読んでる。最近のやつだと柞刈湯葉もすごい好き。出版してるやつはだいたい読んでる。
なんとなくここまで色々読んでみて、SF小説の展開ってだいたい↓みたいな感じだなぁって勝手に思ってる。
①未知との遭遇と解析・解明。現実と地続きの理論。世界観の説明。
②①で説明した世界での冒険。フィクション味が強くなるけど「そういうもの」として理解はできる。
③②を通して世界の真理的なものにたどり着く。ナントカ粒子とかナントカ次元とか出てくる。
自分が好きなのは主に①②の部分で、③が出てくるとちょっと萎える。俺様理論じゃん。なんでもアリじゃんってなっちゃう。
「三体」シリーズも前半の宇宙社会学の下りくらいまでは面白かったけど後半は③味が強くて萎えちゃった。
「星を継ぐもの」は最初から最後まで①だったので個人的にはすごく良かった。続編は読んでたら③味が強くなりそうだったので途中で止まってる。
完全に偏見なんだけどSF好きの人って③が好きな人が多い気がしていて。「SFオススメ」とかで検索しても好みのものがあんまり出てこなくて困ってる。
SF好きの人ってSFのどのへんが好きというか盛り上がりポイントなの?
不快にさせちゃったらごめんね。
(追記)
色々コメントくれてありがとうね。意外と自分と似た好みの人がいるみたいで嬉しかったよ。挙げてくれたやつ面白そうなやつが結構あるのでよんでみるね。
Permalink |記事への反応(20) | 00:41
「最後にして最初の人類」は現代の人類から数えて第18番目の人類の進化を描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドかアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類の歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットとキャラクターは極めて希薄で、現代の作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。
「スターメイカー」はそれをさらに発展させたもので、時間と空間を越えて精神が銀河を飛び回り、エキセントリックなエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河の歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙を創造した存在の意図を探求する旅をする。光速の限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流はテレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、宇宙創造の目的たる究極の歓喜の瞬間を目指すヴィジョンは美しい。残念ながら、その瞬間までには人類はとっくに滅亡していることが示唆されるんだけどね。冷えて寿命を迎えつつある宇宙で必死に命をつなごうとする生命の描写は壮絶。
「アッチェレランド」は指数関数的に発展するAIを10年ごとに描いた小説で、タイトル通り加速のスピードがとんでもない。最初の21世紀は現実世界と地続きなんだけど、21世紀半ばには進歩しすぎたAIが地球を解体してダイソン球を作り始め、その過程で地球のすべての化石だとか地質だとかをアーカイブ化しはじめる。人類は暴走するAIを止められなくて太陽系の辺境に追いやられていく。その途中でエイリアンともコンタクトを取る。
これはとある一族の三代にわたる因縁話でもある。最初の世代では夫がAI・特異点信奉主義者でコピーレフト大賛成、妻がガチガチの保守主義で著作権とかに厳しく、しかもSMプレイの女王様だ。2代目は妻が夫を無理やり犯すことで妊娠した子どもだという、ドロドロの設定。
「皆勤の徒」は遠い未来の地球で、地球外生命体に奴隷として使役されるコピー人間の苦悩を描いている。この短篇集は優れた言語感覚、日本語の漢字表記とルビの可能性を拡張した造語であふれており(というか酉島伝法の作品はだいたいそう)、異文化に触れたときの驚きや、似ているけれども少し違う文化に対する戸惑いが感じられる。ただし、かなり読解に力を要するので、場合によってはネタバレ覚悟で世界観を通常のSFの用語で説明した巻末の大森望の解説を先に読んでもいいのかもしれない。
「宿借りの星」はとある惑星で地球人類との宇宙戦争に勝利した昆虫型生命の弥次喜多道中記で、舞台や固有名詞こそ異質だがストーリーそのものは非常に読みやすくなっている。まったく異質なものを作り出すことにかけてはこの作家は他の追随を許していない。そして、滅ぼしたはずの人類がどこかに生き残っているのでは? という疑惑から物語は不穏になっていく。
天文部だった主人公が宇宙に出ていくという意味でもすごく夢がある。
まずは前述したH・G・ウエルズの「タイム・マシン」の遺族公認続編「タイム・シップ」が面白い。前作で行方不明になってしまったヒロインを救うために、再び未来に旅立ったはずが、なぜか前回とは似ても似つかない未来にたどり着いてしまう。
時間旅行のたびに歴史改編がなされ、パラレルワールドが生成されてしまうとしたら、主人公はどうやってヒロインと再会するのか? いっそ歴史を改変してしまってもいいのか? さまざまなジレンマに悩まされる冒険小説だ。
また、この著者は「時間的無限大」という作品も書いている。これは宇宙最強の種族ジーリーを扱った「ジーリークロニクル」の一編だ。作中世界では、人類はクワックスというエイリアンの支配を受けており、それに対抗する手段を知っているという「ウィグナーの友人」という、とある思考実験にちなんだ名前を持つ謎の団体が暗躍する。主人公は父親との(正確にはその再現人格との)屈折した関係に悩んでいる。作中に出てくるタイムマシンは、少なくとも現代の物理学とは矛盾しないらしい。ちょうど90年代の「ニュートン」で紹介されていた。
で、確かこの作品だったと思うんだけれど、人類もクワックスもジーリーという宇宙最古・最強の種族のテクノロジーのおこぼれで生活してるんだけど、そのジーリーでさえ恐れている存在がいる……というのがこのシリーズの基本設定。
なお、同一世界観の短編集が「プランク・ゼロ」「真空ダイヤグラム」にまとめられていることを最近知った。それに、長編も結構邦訳がある。未読だけど気になる。
短編集「ウロボロスの波動」は高校生時代に読んですごく好きだった。実際にかなりありそうな宇宙探査が描かれていたからだ。太陽系に侵入してきた小型ブラックホールを捕獲して天王星を周回する軌道に乗せるという設定と、作中の謎解きがすごく魅力的だった。
ただ、なぜかそれ以降の「ストリンガーの沈黙」「ファントマは哭く」が読めなかった。キャラクターの会話や背景となる政治の設定がかなり説明的で、ぎこちなく感じられたからだ。読むのに気合がいる本は、持っていてもあえて図書館で借りることで、期限を決めるという強硬策があるが、まだ試していない。
「オーラリーメイカー」「法治の獣」。とにかく事前情報なしで読んでほしい。日本のファーストコンタクトものの第一線に立っている。とにかく奇抜なエイリアンが出てくるし、どうやら知的生命体の連合らしきものが確立されていく歴史の一部らしいのだが、この「オーラリーメイカー」という宇宙人の種族の作り上げたシステムは、素晴らしく絵になる。
おなじみクトゥルフ神話の創始者の一人。前にも書いたけど、ラブクラフトの作品は知識欲に負けて禁断の知識に触れて発狂するか未知の存在に拉致されるかするオチばっかりなんだけれど、人類は宇宙の中では取るに足りない存在なんだという絶望感が僕は好き。
SFを紹介するのが趣旨なのでエイリアン(地球外の神々や人類以前の種族)の歴史の壮大さを感じさせてくれるのをピックアップすると、南極探検で発見した人類以前の知的種族を扱う「狂気の山脈にて」や、異種族の図書館に幽閉される「時間からの影」だ。侵略ものとしては「宇宙からの色」かな。ニコラス・ケイジがこれを原作した映画で主演を務めていたはず。
ダンセイニ風のファンタジー作品も好きだ。読みやすいとは言えないが、ラブクラフト全集を読んでほしい。というかアザトースの設定が好きすぎる。元ネタのマアナ・ユウド・スウシャイそのままだとしてもね。
「ブラインドサイト」についてはこちらに書いたので、「6600万年の革命」について。巨大小惑星の中で暮らす人類と、それを管理するAIの物語だ。彼らは銀河系にワームホールのネットワークを作る旅路に出ているのだが、もはや地球の文明が存続しているかどうかも定かではない。すでに正気を失いそうな時間が経過しているが、使命をひたすらこなしている。
管理AIは人間の知能を越えないようにギリギリ調整を受けている。そのことから「チンプ」つまりチンパンジーとあだ名がつけられている。とはいえ、地球時間で6600万年が経過していると、「もしかしてシンギュラリティ迎えたんじゃない?」みたいな出来事があり、人間がAIに対してレジスタンスというか隠蔽工作をする。バイタルを始め何から何まで知られている人類は、AIに対して何ができる?
アシモフの例えば「銀河帝国の興亡」なんかはシリーズが進むと「鋼鉄都市」や「はだかの太陽」などの「ロボットシリーズ」とクロスオーバーして行って、確かにアシモフが発表順に読んだほうがわかりやすくなるんだけど、さすがに全部読む前提で書くのはちょっとしんどかった。個人的にはアシモフは「黒後家蜘蛛の会」というおっさん萌えの短編ミステリがおすすめ。英米の文学や地理に関する雑学が無いとわからないところもあるけど、口の悪い仲良しなおっさんの同士のじゃれあいを読んでなごんでください。
堀晃の「太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束」が出てくる「バビロニア・ウェーブ」はハードだなって思ったんだけど、どういう話か思い出せなかったので省いた。まずは「太陽風交点」かな?
あと、SFじゃないんだけど「マン・アフター・マン」あたりも未読だったのでリストに入れなかった。人類のグロテスクな進化という意味では、上記条件は満たしていたと思う。「フューチャー・イズ・ワイルド」は読んだ。
ダン・シモンズの「ハイペリオン」四部作はSF全部乗せだし、AIの反乱だとか人類が進化した宇宙の蛮族だとか愛が宇宙を救うとかとにかく壮大なんだけど、とある場所で増田では評判の悪い(?)「夏への扉」以上に男性主人公に都合のいい描写があるのが欠点。あと、それ以外の作品はもっと男性に都合がよくなっていて、保守的な僕もちょっと「おや?」って感じた。でも、「三体」にどっぷりハマった人だったら好きになると思う。「三体」よりも前の90年代SFだから時代背景を知ったうえで、加点法で楽しんでください。
あと、全然エイリアン・宇宙SFじゃないんだけど、今注目しているのは空木春宵で、この人は東京創元社の年間傑作選やGenesisですごくいい作品を描いてる。どれもいいんだけど、たとえば「地獄を縫い取る」は「アリスとの決別」や「allo, toi, toi」に並ぶロリコン・ペドフィリアを扱った名作に並ぶ。
エイリアンSFも出てくるけど、「世界の中心で愛を叫んだけもの」「ヒトラーの描いた薔薇」のハーラン・エリスンは人種差別を扱った作品も書いていて、これもいい。穏健派の黒人男性がテロリストに転身してしまう作品はつらい。とかくエリスンの絶望と怒りは若い人に読んでもらいたい。
自分が一番SFを読んでいた時期は、今と比べて女性作家が推されるずっと少なかったし、さらに自分は古典を好んで読んでいた。アジアの作家が紹介される機会も少なく、そういう意味では感受性のみずみずしい今の若い読者がうらやましい。
後は、女性作家で今回のテーマである宇宙を扱った作品は男性よりも少ない気がするのだが、よく考えてみればル・グインの「ハイニッシュ・ユニバース」があるし、ティプトリー・ジニアも「たった一つの冴えたやり方」で始まるシリーズがある。スペースオペラでは「叛逆航路」のアン・レッキーもいることだし、単純に探し方が悪いのかもしれない。
最近短編ばっかりで腰を据えて長編を読んでないな。銀河系で忌み嫌われた人類の唯一の生き残りが活躍する「最終人類」とか、面白そうなのがいっぱいあるので、そのうち読みたい。
というか、僕の選んだ作品の他にもっといい作品を知っている、勧めたいという方は、どんどんトラバやブクマで追記していってほしい。
気が向いたらまたなんか書きたいな。まだおすすめしたいSFもあるし、池澤夏樹の世界文学全集を9割読んだのでその感想も書きたいし、かなり疲れるから数ヶ月後にはなるだろうけど。
【翌朝追記あり】劉慈欣「三体」の好きなところと微妙なところについて
はみ出たのでこちらに。
https://anond.hatelabo.jp/20230706151026
確かに夏への扉はプロットもロマンスも今から見ると杜撰でご都合主義的という批判は分かる。現代のある程度、大人になって小説もそれなりに読んでいる人にとっては、粗が結構目立つと思う。
ただ、これは中学生高校生のSFに興味はあるが、まだ初心者の決してモテないような陰キャナード気質男子(これは過去の自分でもある)がターゲットとなると話は変わってくる。
こういう男子にとって夏への扉のストーリーは現代でもかなり刺さると思う。SFに興味があるとなると、技術者気質的なものへの憧れや親和性も高いはずだ。
なので、SFに興味のあるような中高生男子(あるいは大学生)が最初に読むべき古典SFとしては、夏への扉はかなり上位に入ると思っている。
後、個人的に夏への扉のキモは単にコールドスリープで未来に行くということではなく、適正な投資先を見つけて、コールドスリープするくらい長い間寝かせれば大儲けできるという点だと思っている。