
はてなキーワード:リンク集とは
現代のネットでは「2000年代の個人サイト時代、同人サイトは2ちゃんねるの男オタクに荒らされまくった」という話がよく語られる。でも、当時を知る者として、その記憶には少し違和感がある。
確かにVIPPERが同人サイトへ突撃したりブログを炎上させた事件はあった。しかし、当時無数に存在した、一日数十PVしかないような弱小同人サイトを荒らしていたのは、本当に外部の男オタクだったんだろうか?むしろ、もっと根深い「内部抗争」が原因だった。当時のネットの構造から、そう結論付けられる理由を説明したい。
まず前提として、2000年代初頭の個人サイト文化、特にジオシティーズに代表される世界は、現代のSNSとは全く違う。
発見が極めて困難:Google検索は今ほど万能ではなく、サイトのURLもランダムな文字列に近い。アルゴリズムによる「おすすめ」なんて存在しない。
孤立した文化圏:サイトを見つけるには、特定のジャンルに特化した「リンクサイト」や、サイト同士で張り合っていた「リンク集」をたどるしかなかった。つまり、そのジャンルに詳しい人間しか、そもそもサイトにたどり着けなかった。
この環境は、外部の人間(例えば、なんとなくやってきた2ちゃんねらー)に対しては、事実上「不可視」だった。しかし、同じジャンルを愛好し、アクセス方法を知っているファン同士にとっては、お互いの存在は筒抜けだった。この構造が「蛇の道は蛇」――つまり、荒らしは内部の人間だった、という仮説の土台になる。
世間で言われる「2ちゃんねらーによる襲撃」は、その性質が弱小サイト荒らしとは根本的に異なる。
目的は「祭り」:彼らの「突撃」は、大企業や有名人など、話題性の高い相手を標的にした「お祭り」だった。参加者が一体感を楽しむためのパフォーマンスであり、誰も知らない個人サイトを叩いても、彼らにとっては何の面白みもない。
女性オタクは一方的に弱くなかった:歴史的な事実として、VIP板がやおい板(801板)に戦争を仕掛け、返り討ちにあった事件がある。801板の住人たちは、暴力的な言葉ではなく、VIPPERを題材にしたBL妄想を即興で展開するという「文化的な攻撃」で相手を混乱させ、降伏させた。これは、彼女たちが独自の結束力と強さを持っていた証拠だ。
VIP板が女性向けまとめブログを攻撃した事例(第一次ブログ連戦争)もあったが、これも標的は「ある程度有名なサイト」だった。無名の個人サイトを狙う動機が、彼らにはない。
では、誰が荒らしたのか? 答えは、同じジャンル内にいた、解釈違いのファンたちだ。
当時の同人界隈では、「カップリング論争」が今よりもずっと先鋭化していた。
固定 vs リバ:キャラの攻め受けが固定か、リバーシブルか。
これらは単なる好みの違いではなく、自分の信じる「正史」を揺るがす「異端」との戦いだった。自分の解釈と違うサイトは、コミュニティの秩序を乱す悪であり、それを攻撃することは浄化として正当化され得た。
1. 同じジャンルのファンだから、専門用語で検索して同人サイトを見つけられる。
3. どのサイトがどんなカップリングを扱っているか、詳細に把握している。
4. そして、そのカップリングがなぜ自分たちの思想にとって「許せない」ものなのかを理解している。
外部の人間には到底不可能な、極めて精密なターゲティングができるのは、内部の人間だけ。「蛇の道は蛇」とは、まさにこのことだ。
結論として、2000年代のネットには二種類のハラスメントが共存していた。
1.外部からの襲撃:2ちゃんねらーによる、有名サイトを狙った派手な「祭り」。
2.内部のハラスメント:同ジャンルのファンによる、解釈違いを理由とした陰湿な個人攻撃。
日常的に多くのサイト運営者を苦しめていたのは、後者だった可能性が極めて高い。
では、なぜ現代では「犯人は2ちゃんねらー」という話ばかりが残ったのか? それは、歴史が単純化された結果だろう。「外部の敵」という構図は分かりやすく、劇的で記憶に残りやすい。一方で、ファン同士の醜い内ゲバは複雑で、語りにくい。
そして決定的なのが、ジオシティーズの閉鎖によって、一次資料である無数の個人サイトが永遠に失われてしまったことだ。証拠が消え去った今、よりキャッチーな物語だけが生き残り、史実とは異なる認識が広まってしまった。
更に言えば、今現在SNSなどで繋がっている相手が当時の対立相手だった可能性が捨てきれないので、この内ゲバの記憶を封印し、残った2ちゃんねらーの突撃の記憶だけを語るようになった。
この事実は当時の801板の過去ログdatでも確認できて、自分の同人サイトが荒らされている理由として男性やVIPPERなどという言葉は出てきておらず、犯人として別カプや他ジャンルの名前を挙げている書き込みが殆どであることから伺える。
この記事はGoogle Gemini 2.5 ProDeep Search(課金版)で作成されました。
どうやらGeminiは「なんでB×Aなんて描いてるの?気持ち悪い。原作読めばA×Bが公式だってわかるでしょ。サイト閉鎖しろ。」とか「ここは私のサイトです。どのカップリングを描こうと私の自由です。このような書き込みは今後削除します。」とか「最近、他サイト様の日記で名指しはされていないものの、明らかにうちのことを指していると思われる批判を見かけました。『節操がない』『キャラへの愛がない』といった言葉は、とても悲しいです。」のようなやり取りもURLと共にそのデータベースへ保有している模様。
AIの発達によってSEOが価値を落としているのでこれからはディレクトリ型の検索エンジンが再登場するんじゃないかと言われているので、それなら作ろうかなと思ってAIに聞いてみたら日本では違法になる可能性があり、特に手動登録の検索エンジンは人間が意図的に登録しているので違法となる可能性が高いそうだ。
一方botならひとつひとつ人間がチェックすることは不可能なので仮に訴えられてもうっかりミス程度の扱いになるとも言われた。
これは本当なんだろうか。
リンク集が違法とされた話は聞いたことないんだけどディレクトリ型の検索エンジンとディレクトリ型の巨大リンク集は何が違うんだろうか。
https://www.law.go.kr/LSW/lsEfInfoP.do?lsiSeq=61603
https://www.law.go.kr/%EB%B2%95%EB%A0%B9/%EA%B3%84%EC%97%84%EB%B2%95
https://www.law.go.kr/%EB%B2%95%EB%A0%B9/%ED%96%89%EC%A0%95%EA%B8%B0%EB%B3%B8%EB%B2%95
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/12/04/2024120480002.html
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b4e2f25e2fd336a202fed7d857a708506da2b7e2
https://ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B3%BC%EC%9E%89%EA%B8%88%EC%A7%80%EC%9D%98_%EC%9B%90%EC%B9%99
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/24f8cf5321d3145bf830eb96f3fcc2c41905d6b9
「宣告に先立って閣僚に反対者多数との報道」「宣告・解除に係る国務会議の議事録が作成されていない(議事録作成担当者が会議に入っていない)との報道」(韓国語)
https://www.segye.com/newsView/20241205516743
「尹錫悦大統領の戒厳暴動」が内乱罪にあたる3つの理由【寄稿】
インターネットの無料コンテンツの99%は広告で回っているのに。
そうじゃないのは個人が有料ソフトでサーバーを建てて有料ソフトで組み上げた個人HPぐらいだけど、これも結局は他の広告掲載型サイトのリンク集から人を呼び込んでいるから、全く広告のない世界で運営できてるって感じでもないよね。
広告目的のフリーソフト、広告目的の企業HP、広告ベタベタのフリーHP、有料機能へ誘導するための広告塔としての無料配布モード、このインターネットは広告だらけで出来ているよ。
無料で始められるから色んな界隈から人が集まってきて交流が盛んになる。
インターネットはパンとサーカスを政策とした商業都市のようなもんだよ。
その結果として、時間だけがありあまったニートがそこら中で暴れまわったりする治安の悪さも生まれたけど、大規模発展のメリットはそれを完全に覆せるほどに大きかった。
俺はこのインターネットが好きだぜ。
広告まみれでプロバイダー代払えばあとは基本無料だらけのインターネットが。
学生時代、ツナギホーダイに親が契約して以来はずっとネットの世界に入り浸って暮らしてきたことを後悔してないわけじゃにない。
でも後悔するほど楽しんでしまったんだから、好きなのは間違いないと思うんだよな。
金がなくて時間が余ってるなら勉強するのかって言われれば、あの頃の俺はどうせレトロゲーを格安で買って遊びつくそうとしてただけだよどうせ。
俺は広告まみれでマネタイズする基本無料アフィリエイト空間なインターネットが好きだ。
俺がどっかのサービスにアクセスすることで発生する通信コストは広告代理店が賄ってくれて、そして広告を打ったことで得た何らかの利益が伸びることで、向こうの社内でなんか金が下りてきてコンテンツが充実する。
個人の場合もアフィリエイトが伸びたら調子に乗ってコンテンツ充実に向こうさんの人生をジャブジャブ注ぎ込むようになってくれる。
インターネットを伸ばしてくれた原動力で、今も変わらぬスポンサー様だと思ってる。
でも広告経由でウィルス入れたり怪しいサービスに契約させてくる連中が未だにいるからAdblockは解除できねえ。
Adblockを使ったままネットを見るのは炊き出しでキセルして配給券を誤魔化してるみたいで気が引けるが、ウィルスに感染したら怖いんだから仕方ない。
悪いのはそういった悪党を業界内で退治しきれなかった広告業界だと思ってるからよ。
結局さ、ウィルスや違法サイト踏ませるタイプの広告とそれ以外の広告を切り分ける技術を開発できてないことが問題なわけよ。
俺は悪くねえ。
下半分については誤解だなぁ。昔のネットは他者と比較されるようなところではなかった。
それぞれが秘密基地を持っていて遊びに行く感じだね。
昔有名だった人たちは、今ではプロになって活躍してたりするからな。
昔ははてブもXもYoutubeもなくて、個人サイトのリンク集を辿って面白いものを探しにいったんだ。
私の目線だと90年代は日記サイト、素材やさん、FLASHアニメやGIFアニメなんかが流行っていたかな。
「彼女と彼女の猫」を見つけた時は興奮したよ。誰かの日常が凄い空気感で描かれていてさ。
「ほしのこえ」も当然応援したよ。天才が現れたって。当時はまだオタクにしか知られていなかった気がする。
それが「君の名は。」で世界的に有名な監督になってさ、今ではもう全部夢だった気がする。あのwebページに通った日々は本当にあったのかなって。
https://www.youtube.com/watch?v=8-ANtYTLMIY (Youtube に上がっていた)
機動戦士のんちゃんも好きで通ってたな。
今探したら残ってたよ!
https://nosferatunon.wixsite.com/nonchan/kn-non
上映会やってたんだ!見たかったーーー
https://www.youtube.com/watch?v=gvU8NhXBOG8&list=TLGGKNbBDANwZowyMzEyMjAyMw
それからさ、作曲者も昔はHPで作った曲を公開したりコミケで手売りしたりしてたんだ。
リンク集を辿っていった先の怪しいwebページで 「玲音の世界」と「Chronicle 2nd」を聴いて一目惚れしてさ。通販でCD買って・・・定額小為替だっけ?
それが「進撃の巨人」OPで大ヒットして紅白に出てさ・・・あれは夢だったのかな? そう思いきや個人ページが残っていてファン向けにこっそりメッセージがあったりしてさ。昔は距離が近かったんだよね。いろいろと。
もうちょっと時代が降るとニコニコ動画のハチかな。これはもう語らなくてもよいと思うのでやめる
どこにいるのだろう。Youtube? X ?
でも我々は探しに行くのをやめてしまった。はてなやXで口を開けて何かが流れてくるのを待っているだけだ。
多分今は、クリエイターの卵たちにとっては辛い時代ではないかとおもうよ。
もうだいぶ昔に出会った人がいる。
私は当時(そして今も)自分のwebサイトに文章を載せていて、そういう個人の文章が読めるサイトを紹介するリンク集に参加していた。
ある日サイトのリファラ(自分のサイトの閲覧者がどこからリンクをたどってきたか見ることができる解析)を眺めていたら、見知らぬサイトからリンクされていることに気づいた。
そのリンク元を読むと、あちらの管理人もテキストサイトをやっており、私のサイトを「たまたまリンク集から見つけて読んだ。面白かった」と紹介してくれていた。
どんな人がほめてくれたのだろうと管理人の日記を読んでみると、その人柄や日々をつづった文体が面白く、すっかりファンになってしまった私は定期的にその日記を読むようになっていた。
日々の仕事の苦労や家族とのやり取り、子どもたちの成長、そして家族の死。
全くあったこともない人物の日々・人生を日記で追うようになるとは思わなかった。
その間約15年。
自分が常駐しているSNSで私のことをフォローしてくれている人が「その日記サイトの管理人」であることに気づくのには少々時間がかかった。
日記から想像していた人物とSNSで発言している人物が全く重ならなかったからだ。
何をきっかけに気づいたのか思い出せない。住んでいる地域が同じだったことか?
とにかく、決定的に「このひとだ!」と思えたわけではなく「もしかして……このひとはあのひとでは?」ぐらいの気づきだった。
そう思ってから日々の発言をさかのぼっていくとどんどん疑惑は確信に変わっていく。
SNSでは相互フォローではあったものの、発言は私の意見と合わないものも多く「なんだかなあ」と思っていた。
さらに「このひと=あのひと」とわかってから読むと、あの家族構成であの経験をしている人がこんなこと言うか!?と驚いてしまうほど差別的だったり、私とはあまりに違う考え方で、本来だったらミュートしたりフォローを外したりしたいところだ。
だけど、このひとはあのひとだから。
人間っていろんな面があるんだな。ひとりひとりに、矛盾した数々の思いや考えが乗っかっているものなんだな。私と一部の考え方は合わないが、長年見続けてきた”このひと”の愛すべき部分も私はたくさん知っているのだ。ニンゲンはなんと複雑なんだ。そしてそこが面白いのだと思えた。
そんな当たり前のようなことに初めて気づかせてくれた人なのである。
BL作品はずっと好きで、特定の作者さんや作品はずっと読んでるんだけど、リンク集(死語)とかなくなって自分が好きな作品以外のジャンル・界隈に触れる機会がないまま10年くらい経った。
子育て落ち着いて時間できたから新しい作品に出会いたいな〜と思って出版社のサイト眺めたら、オメガバースというジャンル!!があるのにびっくりした。
古のやおいの時代からいろんなジャンルあるのは知ってるし、鬼畜・異常性癖でもショタでもフィクションはなんでも全然アリなんだけど、オメガバースはぴっくりしちゃった...
だってBLの意味がなくない??男性同士の愛の中に「妊娠」持ってきちゃったらそれはもう男女ものの女を男に置き換えただけじゃん!
それはBLにおいてはファンタジーの域を超えてるよ...男同士である意味がない。
ここまで書いてて思ったけど、そういえば昔から女体化BLとかあったな。それの延長にあるのかな。オメガバースに至る歴史が知りたい。
BLって、リアルなゲイよりのジャンルと、女性を男性に置き換えたファンタジー的なジャンルに分かれるのかな?
BLはただ男同士で少女漫画やってるだけっていう批判腐るほど見てきて、実際そういう作品もある。でも、「男同士であること」から発生するいろんな葛藤や関係性の構築をじっくり書くところ、そこがBLの好きなところだった。
もうメインストリームのBLについていけない。大人しく高山真さんの「エゴイスト」とか、千葉雅也さんの「デッドライン」とか読んでたらいいんだろうな。
https://anond.hatelabo.jp/20230316083855
https://anond.hatelabo.jp/20230316084129
そもそも部会での議論に関して、強姦などの直球の性犯罪の議論が重視されたためか、議事録を拝見した限りでは撮影罪については時間不足であるように感じた。もちろん被害の甚大さでいえばその通りであるが、加害者として巻き込まれることの確率でいえばその重要性は逆であることから、必ずしも撮影罪を軽視してよいということではないだろう。また、撮影罪について語る時間の少ない中で、性暴力に伴う撮影の議論が重視され、しかもその話題にはAV新法の成立に関連して強要されたAV出演と撮影罪の関係の議論も加わったことから、パンチラなどの純粋盗撮は議論が一層不十分だった印象である。そもそも盗撮ジャンルは大きなものでもパンチラ、風呂、トイレなどがあり、撮影の方法や主体がそれぞれ異なるという複雑さを備えている。例えば風呂は遠距離からの望遠もあるが、女性の外国人留学生などを勧誘して女湯に隠しカメラを持ち込ませることがあるようだし、トイレはカメラを隠すために壁などに加工(損壊)を伴うこともある。加えて、アスリート盗撮のように肉眼で見えているが撮影してはならないものも保護しようと試みて、結局アスリート盗撮は断念された。そのように、そもそも論では語れていない非性犯罪系の撮影罪の論点を残しながらも、肝心の撮影罪の議論も煮詰まっていない印象である。
いわゆる性的な盗撮と言っても職場や学校でカジュアルに盗撮して身内に拡散させるものから、商業的な意図で撮影を繰り返して大量に販売してしまうものまである。室伏広治はスポーツ庁の長官としてアスリート盗撮について何度かコメントを出しているが、その中で現役時代に自身も「アスリート盗撮」の被写体となった思いを語ったことがある。先に述べたような交通事故で意識不明の被害者やホームレス虐待、単に見た目がおもしろいだけでネットミームとなってしまっている壊死ニキ、マナーの悪い鉄オタを糾弾するための映像、醤油をぺろぺろする友人を撮影する撮影者や、災害被害者を馬鹿にする独白の撮影者など、盗撮としてそもそも議論すべきフレームが広大な中で、なぜ強姦等に伴うハードな撮影行為とセットでパンチラ等の盗撮だけを語ってしまったのか、それによって抜け落ちた部分がどこなのかについて、引き続き国会での撮影罪の議論でしっかり語ってほしいと思う。
盗撮罪が撮影に加えて頒布や取得も違法とするように構成されていることはすでに述べた。この3つは
という基本要素であるが、燃焼と同じでどれか一つを徹底的につぶせばゼロではなくとも大きく被害を低減することが可能である。
このうち撮る人は撮影罪がほぼ今の形で施行されれば大きく減らせるだろう。
流す人(≒マーケット)が壊滅すれば、撮る人事態は少数存続したとしても、お金のために膨大な人数を撮影する行為は止まることになる。すなわち自家用の程度でしか撮影しないし、膨大に複製・拡散されてしまうことでの被害を低減する効果は期待できる。
見る人はどうだろうか。マーケットが壊滅しても、残念ながら海外のサイトなどに拡散した膨大な数の盗撮映像があり、体感的にはおそらく顔・パンティがばっちり撮影された実用的な映像だけでもおそらく1万人は下回らないと見積もる。パンティのみや顔モザイクなど作品価値が高くないものも含めれば10万人ほどにも達するかもしれない。ただしパンチラファンの多くは削除された拙稿でも述べたがシチュエーションを重視している。
なおカリスマ撮り師の潜在撮影人数は、捜査関係者によるとのべ1万人程度と見込まれているとの報道があった。カリスマ撮り師がリリースした作品は500人程度であるため歩留まりは約5%くらいと見られる。カリスマ撮り師ほどのこだわりがない撮り師もいることから歩留まりを10%と仮置きし、10万人が販売されているとすれば、潜在被害者は100万人程度と言えるだろう。日本の生産年齢7000万人の半数3500万人の女性のおよそ30人に1人くらいが盗撮に遭っていると考えられる。なお年齢のスライドを考慮すべきだが、そもそも上記10万人やカリスマ撮り師の1万人という被害者数が約15年間くらいの累計であることから一定程度は考慮できていると言えよう。また、中年女性であってもパンチラにNTR的なアクセントがつくことからファンがおり、映像の結婚指輪探しなどが行われているため、若者と比べれば低率ではあるものの、必ずしも被害ターゲットから外れるわけではない。
さて本稿もほぼ終盤となってきた。見ると撮るは鶏と卵なのだろうか?書籍「盗撮をやめられない男たち」では目の前に短いスカートの人がいて手元にスマホがあったのでつい撮影してしまったというような人が一定数いることが示されている。同書は盗撮の再犯を重ねるなどして依存性が高いと判断され、塀の中でR3性犯罪再犯防止プログラムを受けたのちに医療に助けを求めた人たちへの聞き取りが収められており、500人規模のアンケート結果等が紹介されていた。その中で確かに「見たい」ので「撮った」という関係は一定数存在する。一方で市販の作品などで「見てしまった」から「撮りたくなった」というのは必ずしも多くないことが指摘されていた。そのため市販映像を徹底的につぶしたとしても、つい出来心でという自然発生的な盗撮は続くだろう。
盗撮のマーケットはカリスマ撮り師の逮捕の前から実は終わっている。マーケットに対し、おそらく警察や、国際クレジットカードブランドの決済引き上げ圧力などが行われたものと思われるが、盗撮映像に出演女性の承諾書などを添付させる規制が強化された。そのため本物らしい新作はほとんど見受けられない状況が続いており、一時的な風雨(例えば東京五輪や大阪万博)を凌いで元通りということも考えにくい。レビューブログについても影響を受けているようである。レビューブログの収益源はレビューのページビュー数と連動した広告というよりは、レビュー記事からマーケットに飛んで購入したコンバージョン広告である。そのためレビュー対象の作品の出品が取り下げられてしまうと、記事だけ残しておくモチベーションはほぼない。今のところ聞いたことがないが、レビュー記事も名誉棄損で訴えられるようなことがあれば大きなリスクとなるため、出品中止作品のレビューはすぐに削除されるというのが最近の動向である。結果、公式にはマーケットの盗撮作品やそのレビュー記事は急速に減少しつつある。
では事態は改善に向かっているか?むしろ急速に悪化している。それは海外の転載エコシステムに組み込まれてしまったためだ。報道などを機に関心を持った新規組が作品に尋ね当たろうとすると見つかるのは転載作品ばかりである。典型的な転載エコシステムは漫画や音楽などと同様であり、リンク集である「リーチサイト」とデータ本体を掲載する「Webストレージ」からなる。前者のリーチサイト自体が有料会員制である場合もあるが、多くは無料でリンク情報だけを配信しており、後者のWebストレージは1日にダウンロード可能なデータ量が会員ランクに応じて定まる。撒き餌として無料会員枠が設定され1日に1GB程度はダウンロードできるが、1か月に15USDや30USなどを払えばそのダウンロード帯域やデータ転送の総量が100倍や無制限へと緩和していく。
このエコシステムはあまり解明が進んでいないが、私の知る唯一の事例では東南アジアの某国でリーチサイトとWebストレージの両方を一体的に運営していた首謀者が摘発された事件がある(2014年4月)。その売り上げは約6億4000万円とされており、同国の平均年収が当時30万円から50万円とされていたことから2000年分に相当する。日本に例えれば年収500万円の2000年分で100億円ほどの売上になったといえるだろう。この金額を見れば、今後も著作権法の整備が十分でない発展途上国が、先進国からの支援で光ファイバーと発電所を整備し、アングラなインターネットビジネスに手を染める行為をとどめることは難しいと考えられる。捜査能力の不十分さから見ればローリスクである一方でハイリターンが見込めるからだ。(ただし捜査能力が不十分過ぎて捜査過程で不透明な死を向けるリスクもあるだろう)
また、満足な産業が発達しなかったルーマニアではソヴィエト崩壊後の国難の中で生き残りをかけてインターネット整備を進めた。そのことでブカレスト工科大学などに計算機工学の専門家が集まったが、2003年頃にハッキングは稼げる手段であることが一部の国民に知られるところなり、「サイバー犯罪の巣窟」とまで言われるようになってしまった。現状もその状況が続きつつ、ホワイトハッカー育成などセキュリティ産業でも活躍するおもしろい国家となっている。
そのように色々な事情を含みつつ、リーチサイト規制は国際クレジットカードブランドを中心に強化が進むが、ビットコインなどでの支払手段も開発されており、いたちごっこが続きそうだ。
こうした中で本邦において盗撮罪が強化されて新規供給に歯止めをかけることができたとしても、過去作品の流通を止めることは相当に難しいと考えられる。漫画や映画の転載は被害規模が桁違いに大きく、また大半の国が違法と判断できるが、それですら拡散を止めることができていない。であるのに対して盗撮は違法ではない国も多いため、国際的な刑事捜査の枠組みに協調して摘発してくれる動きは遅々としたものになるだろう。あるとすれば、安保理決議に基づく経済制裁措置の14のレジーム、いわゆる形容詞のつかない"Sanctions"の対象国が外貨獲得のために行っているとされるサイバー犯罪の一環としてこうした不法なコンテンツ流通が大規模に摘発されるという流れに期待する他ないだろう。一説によると、ごく一部の国は正義に大義が勝りどんなことでも行うが、いわゆるブラック国であっても彼らなりの正義はあるため、違法コンテンツについても線引きを行って取り扱うなどの仁義があるそうである(例えばポルノではなく映画のみを扱う、等)。そうであれば日本の店員さんのパンチラ映像は彼らの倫理に照らしてどのように裁定されるのだろうか?
また、そもそもリーチサイトですらない拡散手法もある。ストリーミング系サイトがそれであり、何某hubとかx何某という感じのサイトである。大量の広告によって運営し、有料会員となると広告が外れたり解像度の制限が解除されるというフリーミアムモデルが多い。パンチラ映像がここに載ってしまうと、とりあえずどんな感じかがわかるレベルであれば誰でも容易にアクセスできてしまい、ダウンロードまでの手間が大きいリーチサイトと比べて被害は各段に拡大するだろう。それだけでなく、彼らはアングラであってアングラではない陽キャな側面があるため、リーチサイトと違って隠れようとする意思がない。画像検索などで見つかりやすいようにサムネイル画像にAI技術を採用し、よりクリックされやすいサムネイルを積極的に見せるといったことも行っている。一般にリーチサイトは一部のヘビーユーザーの定着を図りながら、当局からの摘発を逃れるために水面下に潜む傾向にあるのと対照的だ。
また、被害者にとっては自身のパンチラシーンがどぎついハードコアポルノと並べて表示されることも嫌悪感に繋がりそうである。加えて、同種のパンチラ映像の中でも再生回数やお気に入りの★の数で差がついてしまい、仮に自分だけ人気がなかったりすると、それはそれで嫌な要素となるかもしれない(人気があっても嫌だろうが)。
加えて、一義的なコンテンツオーナーは撮り師であるため、DMCAで削除させるには彼らの手を借りる必要がある。一般AVであれば発売元が倒産しても業界団体等を頼る手があるが、パンチラは基本的に草の根型であるため当人以外に削除の申し立て権限が分散している可能性が低い。カリスマ撮り師のように獄中に入ってしまえばアプローチし得るが、大半の撮り師は姿を消してしまっており、せめて転載コンテンツの削除活動に付き合ってほしいと願っても、居場所が分からなければ働きかけようもないのである。自分の顔を送り付け、ここに映っているのは自分なので削除してほしいと願い出ても、出演契約などがどうなっているか分からなければプラットフォーマー側からは削除等の対応を取ることは難しいだろう。DMCAの仕組みとしてもそういった変化球まで規定されているのだろうか?
削除稿での「パンチラAV女優」の表現は撮り師や掲示板等で用いられている表現を紹介したものだが、読者の方からは否定的な意見が多くある表現だった。ただし実体はそrを上回っており、ストリーミング系サイトに転載され、少々の広告を踏めば誰でも無料で見られるという状況に置かれると共に、隣り合うのは本職のAV女優たちという状況に置かれてしまっている被害者が一定数存在する。パンチラ盗撮被害者はいわばYouTuberならぬPanTuber(ぱんちゅーばー)状態であるといえるだろう。法案に目を通した限り、少なくともパンチラに関して言えばマーケットは既に縮小していて実効性がなく、PanTuber化は海外サーバの事案なので法の網がかからない。漫画リーチサイト規制ではブロッキングが議論され炎上したが、漫画家の収益よりもシビアな盗撮問題では適用が許容されるだろうか?
ちなみに冒頭で触れた福岡地裁の名誉棄損判決に至った盗撮事件であるが、風呂、トイレ、パンチラなどの各種盗撮作品を扱うマーケットおよび撮り師が一体的に摘発されたもので、10億円の被害があったとされる。この判決では
(続き)
https://anond.hatelabo.jp/20230227141843 で、
本文・トラバ・ブコメで言及されていたチャンネルのリストです。
AnonymousDiaryでは、10個以上のリンクは張れないが、はてな記法をつかえばいけると聞いて、小細工してみました。
投稿できていれば幸い。
ジャンルはよく分からなかったので、適当に入れているものも多いです。よく分からなかったら雑学です。
健康情報を扱っているもの、言及先のチャンネルが分からなかったものは除外しました。
Cabernetさんの動画数は、多くがゲーム実況だったので、歴史解説系の動画数を()の中に記載しています。
米CBS
Japan "sushiterrorism" prank videoson social mediaspark outrage, and sympathy, inJapan
https://www.cbsnews.com/news/japan-sushi-terrorism-prank-videos-social-media-outrage-and-sympathy/
米TIME
‘SushiTerrorism’is theViral Video Trend SpreadingFood Safety Horror inJapan
https://time.com/6252073/japan-sushi-viral-video/
Licking thingsat sushitrain restaurants, the latestviralJapanese trend
https://www.washingtonpost.com/world/2023/02/02/japan-sushi-tero-licking-video-prank/
Wave of ‘sushiterrorism’gripsJapan’s restaurant world
https://www.theguardian.com/world/2023/feb/03/wave-of-sushi-terrorism-grips-japans-restaurant-world
Watch: 'Sushi terrorists' lick restaurant diners'food forinternet fame
英BBC
Japanese enragedby sushi dinerfood prank videos
https://www.bbc.com/news/world-asia-64508029
Viral ‘sushiterrorism’ social media trendsparks outrage anddisgust among diners
https://www.independent.co.uk/life-style/sushi-terrorism-conveyor-belt-japan-pranks-b2275486.html
VBAってプログラミングとは言わんのよね?雰囲気的には難易度雑魚過ぎて馬鹿にされがちなやつなのかなーと感じる。
とはいえ職場のPCのサボり防止ソフトの目をかいくぐりながら独学する感じだったから、個人的にはVBAクソ時間かかったし難しかったな。
最近JavaScriptとやらもかじり始めたけどVBAでやってることと割と似てる気もする。てことはJavaScriptもプログラミングじゃないってコト?
職場でちょこちょこ勉強して繰り返しの集計作業を自動化するエクセルのマクロ作ったり、アクセスでそれらの入力フォーム作ってみたり、HTMLとかCSSを勉強して業務に使う資料のリンク集作ったりと色々やってはみたけど、立場はバイトで職位も変わらず時給も1円たりとも上がらないんだから、この程度じゃ世の中から全く必要とされてないんだろうなあ。
ところで野良マクロって悪く言われがちっぽいけど社員に許可とりながらやってるし仕様を書いた引継ぎ用の文書も残しながらやってるから許して。地域猫ぐらいのもんよ多分。