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2025-10-31

小説を書くときAI使う話

仕事や、仕事にしようとしている人の話ではないです

最近趣味二次創作をはじめた。妄想が止まらず、小説はほぼ書いたことがないけど、とりあえず書ききった。

それをchatGPTに食べてもらった。

感想を言ってっていうと、褒めてくれる。モチベーションが続く。

どこをどのように直すと、完成度が上がるの?って聞いた。そしたら視点のブレを指摘してくれた。なるほどー。

言葉が繰り返されてるのにくどく感じないのはなぜ?って聞いたら、◯◯という手法を使ってるんだよ!って教えてくれた。

書いては読ませ、自分の使った手法やら物語構造の解析やらしてもらって。

手法名称構成の解析結果をもとに、自分が何を書きたかったのかを改めて整理して、書き直して、また読んでもらって感想聞いて、モチベーション維持して。

一人称一元視点しか書けなかったのが、三人称視点に挑戦するまでに至っている。(書けるとは言ってない)

AIに話を書いてもらうと、たしかに綺麗な日本語が並んでるんだけと、コレジャナイ感

お題とかシチュエーション20個くらいくれって頼むと、無限に出してくれるので、そっからピンとくるやつで、文章練習ができたりとか。それを校正してもらうのも楽しいへぇ!ってなる。

私は趣味で、自分妄想を読みたいだけなので、AIを使うことに全く抵抗はない。

誤字脱字誤用チェックに、GeminiとchatGPTに見せてる(この文章はもちろんそんなことしてない)。あとWordにも一度持っていく。

AI、便利だよね。趣味がはかどる。

なんか、昔の漫画ベタフラッシュとか手描きだったけど、今は素材いっぱいあるよね。でも私は漫画を描けない。

AIがあっても、完成まで持っていけるかどうかは使う人次第な所あると感じている。

話がそれるけど、創作自分にもたらす影響を観察するのが面白くて。いろんな人が気軽に創作できる世の中ってとても良いと思うのです。そういう恩恵を私はAIから受けました。

Permalink |記事への反応(1) | 15:57

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2025-10-19

dorawii@執筆依頼募集中

ネット情報永遠に残る

公式が潰れ行方不明になったフラッシュゲームがいろいろあるんだがああいうのも残ってるというのか?残ってないもののほうが多そうな気がするんだけど?

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20251019143909# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaPR5fwAKCRBwMdsubs4+SAMPAPwIYumPWPJJiyKZ2CS1DMBgWgAirzFQ4NPR2AiITOOvewD+JzWtjc4Qi5g6ppLAXDeW48tOxbTR5pfKHgCVHV2G0A8==joOS-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(1) | 14:39

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2025-10-17

村山元総理の服に関する裏話

本日逝去の報せがあった村山氏だが、自社さ連立政権の成立により突如首相の座に登る事になった。

ところが周囲は賛意を送りながら頭を抱えてしまった。村山氏はロクな服を持っていなかったのだ。

背広スーツでなく)の肘は伸びて出、ズボンパンツでなく)は生地が薄くなって穴が開いた箇所をパッチと裏あてで繕ってあり新品のラインは無くなりオールジーンズのようなラインになっていた。シャツ昭和中期の商店街洋品店で買ったようなワイシャツ(襟が大きくて開いてるデザイン)で、やはり袖口や襟元がボロボロ

要するに昭和の古い社会主義者そのままの出で立ちであった。しかも家にある予備も全部同じ状態

世界一貧しい大統領」と呼ばれたウルグアイホセ・ムヒカそっくりだ。因みにホセ・ムヒカ氏も今年に亡くなっている。

 

それで、労働者弱者の為の政治する社会主義者としてならそれも良いかもしれないが、日本首相としてはかなりマズイ。洋服の青山に行って「どのような場面での服をお探しですか?」「今度首相をする事になりまして」と言う訳にもいかない。しか総理親任式では天皇陛下の前に立たねばならないのだ。

という事でスタイリストファッションコーディネーターが付くことになったのだ。大急ぎで身の丈計って服を数セット揃え、美容(と言っても洗顔方や調髪に関して程度だが)の指南などをする人が付くことになった。

こういう職業人をいきなり探すというのも難しいので、どうも自民党関係者が紹介したらしい。

 

村山氏の総理在職時の写真を見ると、かなり服装はシャキッとしているし、ネクタイTPOに合せてコンベンショナルなガラ、カジュアルなガラと使い分けている。しかネクタイの結び目も細い(昭和は結び目が太くなる結び方が一般的だった。昭和オヤジの襟が広い&デカい結び目は民民の玉木代表を参照のこと)。

それら全ては派遣されたコーディネーターらが指定した通りのものを着用した為であったのだ。

ただ、この人らは付き人のようにずっとそばにいるんじゃなくて、最初につきっきりで服装指導スーツの購入をしたら、状況別の服の組み合わせを置いて行って何か特別なことが無い限りは来ないという風にしたそうである

 

総理退任後の写真を見ても結構シャキッとした服装をしているので、服装センス総理経験で上昇したようである

 

ついでに言うと、高市氏はタレント出身なのに化粧が変なことがよくある。コンベンショナルな化粧じゃなくて変な色のリップを塗ったり、フラッシュを焚かれる仕事なのにUVファンデを厚塗りしてきて顔が真っ白く飛んだ写真新聞に載ったりとメイクの基礎がおかしい事があるのだ。肌の黒ずみを気にしているようなのだが。多分だが、年を重ねて若い時のメイク通用しなくなっているのだと思う。

総理椅子が見えた今、高市氏のこの辺が急に改善されたらメイク指導の人などが付いたということであろう。

Permalink |記事への反応(7) | 23:59

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2025-10-04

女『パソコンが何もしてないのに壊れた…』

女『パソコンが何もしてないのに壊れた…』

男『あらら?電源かな?電源ランプは点いてる?』

女『点いてる。POSTは1ビープで通過、BIOSは最新にフラッシュCMOSクリア済み、XMPオフJEDEC固定』

男『お、おお…じゃあモニターには何か映る?』

女『映らない。WinREでスタートアップ修復→sfc /scannow→DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthも実施改善なし』

男『えっと…セーフモードは?』

女『入れる。クリーンブートも試した。イベントビューアではKernel-Power 41は過去ログのみ、現象再現時はエラー出ず』

男『ハ、ハード側は…?』

女『MemTest86を4周ノーエラー。NVMeはSMART正常、chkdsk /f /r済、bootrec /fixmbrと/rebuildbcdもやった』

男『ド、ドライバは?』

女『DDUでGPUドライバをセーフモードから完全削除→最新クリーンインストール。VIDEO_TDR_FAILUREの疑いでWinDbgミニダンプ解析もしたけど致命的じゃない』

男『GPU本体の切り分けは…』

女『別個体GPU差し替えPCIeスロット変更、補助電源は別系統供給PSUも別個体テスト。12V/5V/3.3Vはテスターで規格内』

男『配線や外部機器は?』

女『前面パネルPWR/RESET配線は導通OK周辺機器は最小構成USBキーボードだけ』

男『……(白目)』

女『で、どうしたらいい?』

男『……ででで、電源ランプは……点いてる、よね?(震え声)

女『最初から点いてるって言ってるよ?』

男『モ、モニターの電源は…?』

女『だから入ってるって……あっ』

(※モニター入力HDMIに切り替えたら直りました)

Permalink |記事への反応(2) | 21:39

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ちんちんロイヤルストレートフラッシュ

Permalink |記事への反応(0) | 16:56

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2025-10-02

おもしろフラッシュってどうやって収益化してたんだろう

Permalink |記事への反応(0) | 22:23

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2025-10-01

anond:20251001072541

アレクサのNHKフラッシュニュースは5分ぐらいでピックアップされたニュースを聞けたんや。

NHKラジオフラッシュニューススキルも試したけど、ラジオ番組そのまま垂れ流しで20分かかるんや。

Permalink |記事への反応(0) | 07:40

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NHKフラッシュニュースが終了した。

アレクサで聴けてたやつ。

これからどうすればいいんや

Permalink |記事への反応(0) | 07:23

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2025-09-28

[日記]

今日という日は、僕の知的リズムに乱れを生じさせた。朝はいつも通り決められたルーティンで始めた。7時整に起床し、まず歯を120秒正確に磨いた。その後、オートミールスクランブルエッグを、タンパク質炭水化物の最適な比率摂取した。ルームメイトは僕の規律理解しようともしないでコーヒーをこぼし、キッチンに一瞬カオス初期条件を作り出した。その瞬間に僕の頭の中では、弦理論における境界条件問題の初期値敏感性と完全に同型な不快感が広がった。

僕は午前中を使って、dS背景における超弦理論の非摂動的定式化の可能性について考え続けた。アディンクラ(supermultipletの可視化手法)をdS/CFT的枠組みで拡張する試みは、AdS/CFTきれいなログラフィック辞書と違い、群表現の非ユニタリ性問題を引き起こす。だが、ここにこそ突破口があると考えている。通常の弦理論真空はAdSやMinkowskiを基盤にして安定化されるが、dSでは不安定性が恒常的に残る。しかし、もしも境界条件を「量子情報幾何学的な状態多様体」として扱い、そこにFisher情報計量を組み込めば、エンタングルメントエントロピー正則化と一緒に新しい自己無撞着な枠組みが構築できる可能性がある。僕は昼食中もこの数式を頭の中で展開していた。隣人がテレビでどうでもいいドラマを流していたせいで集中が一瞬途切れたが、幸いにも僕のワーキングメモリは平均的ヒトのそれを圧倒的に凌駕しているので支障はない。

午後は週刊コミック新刊を入手した。バットマンの最新号では、またしてもゴッサム治安は壊滅的だ。正直に言うと、僕ならバットマンのように非効率な格闘を選ばず、まず量子暗号通信を導入して都市情報ネットワークを完全掌握するだろう。だが作者が物理学合理性よりもドラマ性を優先するのは理解できる。僕は同じく収集しているフラッシュバックナンバーも読み返したが、相対論効果の扱いが毎回不正確で失望する。光速に近い走行をしているのに時間膨張や質量増加を無視するのは科学犯罪に等しい。

夜は友人たちとオンラインカタンの開拓者たちプレイした。僕は当然ながら資源分布エントロピー最小化の観点から最適化し、交易線形計画問題帰着させて勝利した。彼らは「ゲームなのに楽しんでいない」と不満を述べたが、それは誤りだ。僕にとって勝利すること自体が最大の快楽であり、規則正しい戦略的優位性を確認することが娯楽なのだ

寝る前にもう一度、歯を120秒磨いた。僕の睡眠は必ず21時42分に始まる。もしそれが1分でもずれると、翌日の全ての計算に誤差が生じる。ルームメイトがまた騒がしい生活習慣で僕の理想的初期条件を乱さないことを願う。明日さらに複雑な弦理論計算を進めたい。特に、非可換幾何に基づく新しいブレーン安定化機構検討する予定だ。これがもしうまくいけば、ウィッテンですら首をひねるだろう。

僕は眠りにつく前に、今日世界が僕の計画通りに回っていないことを嘆いた。だが少なくとも、僕自身ルーティン頭脳は完全に回転している。これ以上完璧なことがあるだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 22:52

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anond:20250928175733

警察って問い合わせ先を変えてみてはどうか。

あと対応はいくつかある。

ChatGPT先生と近しい人に相談しながら実践している。

①周りにやられたことは話す(セーブ機能

②記録を残す、写真を残す、

③周りにやられたことを話す(周囲を固める)

とかはやりやすいけど、

相手はつぶすのが目的からイライラして、やり方を変えるだけになる可能性もある。

ただ、自分が人見られて恥ずかしい行動はできない(さすがに積む)ので、そこは分かってるはず。

なので、しっぽ出すまで泳がせて、

尻尾掴んだらロイヤルストレートフラッシュを信頼できる上司や、先生同級生、に見せて、

助けて、と言う。

これしかない。

相手が改心したり、

自分の醜い姿を見て、情けなくなったりして、改めたりすればいいけど、

その後とことん本人のプライドが傷つくわけなので、それをサポートする姿勢の用意もちらつかせながら攻めていくしかない。

でもだいたい、改心するほどの心の強さがないか

他に八つ当たりしてるわけなので、

おそらくやれば相手が何らかの退場をする。

でもやむなしですよ。

そういうのはいつまでたっても分かんない。

アフターフォローとして、

人のせいにするを冗長して、仕返ししてくる可能性はあるので、

周りにあらましは話しておき、何かあったら守ってもらえる体制も整えておくのも大切だと考えてます

ツカレルネ~~~ホント

Permalink |記事への反応(1) | 18:57

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2025-09-19

anond:20250919184407

なんでやジャンピングフラッシュ面白かったやろ

Permalink |記事への反応(0) | 18:49

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2025-09-15

スマホカメラの出っ張りって、画面側の方を出っ張らせるべきなんだよな。

これだよ!まさしく俺が求めていたのは。スマホカメラいつまでも背面に半端に出っ張ってる意味全然からない。机に置いた時ガタガタするし、裸運用派には背面のでっぱりが邪魔すぎる。なのに「薄型です」とか言いつつカメラだけ富士山みたいに盛り上がってる。設計者は自分で机にスマホを置いたことないのか?

から「画面側の上端」にカメラ出っ張りを持ってくるアイデア天才。それなりの厚みとスペースを確保できるし、背面は完全フラット。ついでにカメラ部分に自撮り用の露出フラッシュスピーカーまでぶち込める。なんなら画面端いっぱいまでカメラユニットを伸ばせば、背面ガタつきゼロスマホ誕生だ。

これならスマホ画面のパンチホールもなくせる。

正直、背面カメラの出っ張りは今のスマホ設計の怠慢の象徴だ。薄型競争の果てに出てきた「背面盛り盛り」はもう限界だろ。そろそろ根本的に設計思想をひっくり返すべきタイミングじゃないのか。美学的にも使い勝手的にも「画面側出っ張り案」は全面採用して欲しい。

メーカー担当者、この増田を読んだらメモしておけ。次期iPhoneは「画面端カメラフロント出っ張り」で頼むぞ。背面フラット時代は、きっとここから始まる。

Permalink |記事への反応(1) | 10:20

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2025-09-13

ちんちんロイヤルストレートフラッシュ

Permalink |記事への反応(0) | 13:03

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2025-09-04

anond:20250904151713

一人暮らしを許さないもなにも、24時間監禁されてるわけじゃないし今は賃貸保証会社使えば連帯保証人なしで借りられるだろうよ

28ものあいだ一緒に暮らせて正気を保っていられる時点で不幸のロイヤルストレートフラッシュでもなんでもねえよ

この人は自分より酷い状況の人を知らねーんじゃないか

Permalink |記事への反応(2) | 15:23

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2025-09-03

anond:20250903114936

それじゃあフラッシュモブが全て奇面フラッシュになってしま

Permalink |記事への反応(0) | 16:10

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anond:20250903073734

でも「ジャンケンポン、ポン!引っ込めて、シュッ!ビームフラッシュあいこで、フラッシュ!」もありましたよね?

Permalink |記事への反応(1) | 07:41

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2025-09-02

一人暮らしサイコー

マジで最高すぎる


極貧片親機能不全家庭という不幸のロイヤルストレートフラッシュ環境で育ち、生まれてこの方28自分の部屋というものがなかったが、転職を機についに一人暮らしで部屋を手に入れた。


サイコーーーーーーーーーー!!!!!!部屋ってか家に誰も帰ってこない!!深夜に飯を作るために叩き起されることも、風呂途中で家族に順番を無理やり譲らされることもない!!!!!家族のご機嫌を伺うこともない!!!!うれぴーーーーーー!!!!!


人生最高!!!!!!!金はないけど今人生で1番幸せだし何なら世界幸せ人間ランキング上位狙えると思う!!!!!普通暮らし最高!!!!!

仕事人間関係超良好で仕事内容も楽しい最近恋人もできた……もう全てを手に入れてしまったのかもしれない…片親家庭支援団体募金とかしようかな…ウクライナガザにもしたいね……オススメ募金団体キボンヌ……

Permalink |記事への反応(14) | 23:07

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2025-08-28

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した

今年の夏、数年ぶりに実家帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。

仕方がなく実家自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからもの発見原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。

そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した』

1

七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。

セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームときだけ少し黙る。

うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生私たち1999年の夏を、テレビワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。

休み廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカル再生して、再生の丸い矢印が自分心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)

夏の空気扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密地図

理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道トラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき

「そこ、危ない」

声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械温度みたいに均一。

振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。

「ほら」

私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。

「落ちてくるからね、ここ。今日はまだ小手調べだけど」

「……なにが?」私は聞く。

「アンゴルモア」

さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォント見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日免除してほしい)

テレビのやつ?」

テレビが知ってるのは“名前”だけ」

彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。

本体はまだ。今日は殻と匂いだけ。予告編みたいなもの

殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。

ちょっと」私はやっと声を持つ。「なにそれ。あなた誰」

通りすがり

教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。

「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」

「見える人のそばは、風が変わるから

彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。

「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」

「見えたから、何?」

「ひとりにしない」

その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。

名前は?」

「湊(みなと)」

ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。

湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。

「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。

降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。

「息を合わせて」湊が言う。

「どうやって」

「今、君がしてるみたいに」

気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。

「……ほんとに、アンゴルモア?」

名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」

そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音制服足音じゃない。

「遅い」湊が言う。

「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。

「……え?」

今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミス確率上がる」

「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。

二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。

「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHSアンテナ二本。画面に点の地図数字が流れて、一瞬だけ止まる。

「下、駅前に一件。夜は濃い」

「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」

今日の七の月、最後から」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」

案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。

湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わず私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)

駅前夏休み夕方の顔をしている。ロータリーバスマクドナルドの前に行列ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクポスターゲームセンターからドリームキャストデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。

「来た」澪が言う。

誰も気づいてない。サンダル女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。

から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。

湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所

「ここなら、ニュースにならない」

ニュースにならないって、そんな基準ある?」

ある、と澪は言わないで、目で言った。

湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)

殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。

「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」

「七の月は毎日」湊は金属しまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」

その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。

「帰り道、送る」湊が言う。

「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」

「見える人を、ひとりにしない」

またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。

交差点信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビル屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。

まばたきしたら、いない。

「いまの」

「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」

「誰?」

「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」

家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂い塩辛くなったら、上を見て」と言った。

私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所ゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。

私は自分の部屋でMD再生して、PHSアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井蛍光灯カバーに、屋上フェンスの格子が重なって見えた。

眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。

明日も、屋上に行く。

明日も、見える。

明日、もうひとり来る。

七の月は、まだ終わらない。

2

夏休みの昼下がりって、テレビがやたら静かになる。

ワイドショーが終わって、ニュース時間までの隙間に流れる通販番組マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間スイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。

PHSが震えた。メール文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。

——行くしかない。

理科準備室の窓をまたいで、椅子を蹴って屋上に出る。

照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。

「来た」湊がフェンスにもたれていた。

隣には澪。無口な彼は今日PHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。

そして——もうひとり。

髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年しか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。

「碧(あお)」と湊が紹介する。

よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。

「三人?」私は尋ねる。

「四人」湊が言う。「君を入れて」

「えっ、いや、私なんて」

「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。

私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。

——

夕方私たちは駅へ向かった。

ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂いバス停のベンチに座るおばあちゃん団扇をぱたぱたさせている。

そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。

通りすぎる電車ブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。

「来た」澪が小さく告げる。

から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。

ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。

「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。

周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。

大丈夫大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」

から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。

「湊!」澪の声。

湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。

刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。

碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。

「今だ」湊の声に、澪のPHS数字が揃う。

私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。

一瞬、世界が止まった。

そして、影は粉になって消えた。

駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。

——

「なに、これ、ほんとに毎日?」

ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。

「七の月は毎日だ」湊が答える。

「でも、七月が終わったら?」

「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから

澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。

私は三人を見回して、息を吐いた。

「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」

「ひとりにはしない」湊が言った。

その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。

——

夜。帰り道。

商店街アーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからELT歌声が流れている。

そのとき空気がまたずれた。

「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」

ビル屋上夕陽を背にして立つ影があった。

制服でもない。黒でもない。白いシャツ

その人は、確かにこちらを見ていた。

次の瞬間、いなくなった。

「今のは?」

「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」

「……誰?」

明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」

——

玄関を開けると、母がテレビを見ていた。

ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。

私は自分の部屋に入り、PHSアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。

屋上の風がまだ、肌に残っていた。

三人の声も、影の匂いも。

そして、明日現れる誰かの姿も。

七の月は、まだ終わらない。


3

七月三十一日。

カレンダー数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。

”終わる”という言葉が、宿題ノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。

午前はやけに晴れていた。

コンビニで買ったガリガリ君が一瞬で溶けるくらいの青空

でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。

私はPHSを握りしめ、またメールが来るのを待った。

震えた。文字はやっぱり短く「屋上」とだけ。

屋上のドアを押すと、三人が待っていた。

湊。

澪。

碧。

そして昨日見た“白い影”が、今日はそこに立っていた。

「紹介する。彼も仲間」湊が言った。

白いシャツ少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。

四人の男子と、私。

屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。

本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。

「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」


雷が鳴った。

雲の端が割れ空気が低く唸った。

私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。

大丈夫。合わせればいい」

「……どうやって」

「昨日と同じ。君は息をするだけ」

影が降りてきた。

殻じゃない。粉でもない。

“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。

匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い

澪はPHSを打ち込み、数字を揃える。

碧は風の流れを変える。

雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。

湊は棒を構え、私の前に立つ。

「……来るぞ」

大王の影は、顔を持った。

知らない誰かの顔。

でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。

「来る」澪が短く言う。

「させない」湊が返す。

影が迫る。世界が歪む。

人混みの声が止まる。時計の針が動かない。

この一瞬に、すべてが収束していく。

湊は前に出た。

「俺がやる」

「待って!」思わず叫んだ。

「君をひとりにはしないって言ったのに」

湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。

「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」

影の中心に踏み込む

棒を構え、全身を“蓋”にするように。

世界が一秒、無音になった。

雷鳴。

セミの声。

ガラスが震える。

影はたしかに消えていた。

残されたのは、三人の男子と、私。

澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。

湊の姿は、なかった。

「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。

「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」

「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」

雅は小さく頷いて、目を閉じた。


夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。

大雨の映像渋滞情報経済数字

父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫ペットボトルの水を入れた。

私は自分の部屋でMD再生した。

宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。

PHSに一通だけメールが届いた。差出人不明。本文は一行。

——風が変わったら、笑って。

私は、笑った。泣きながら。



翌日。八月一日

空は夏の顔をしていた。

三人の男子と、コンビニの前でガリガリ君を食べた。

棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。

でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。

ひと知れず、私たち対峙した。

恐怖の大王は、たしか存在した。

そして、七の月は、静かに閉じた。

Permalink |記事への反応(0) | 14:04

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2025-08-20

中華Padガチャ

2024年11月1日~6日

…AllDoCubeのiPlay60mini Proが安くなっていたので怒りの購入。 (東京都内なので明日届く)

2025年5月16日〜19日

日時が切り替わったタイミング20日0時)にAlldocubeの新しいタブレットiPlay70mini proが初回限定19900円になるというアナウンスがずっと来ていたのでポチる。(そのあと速攻で在庫切れになった、定価は3万弱でまぁこ価格なら性能を考えて買い) 手元にある60mini proは来週じゃんぱらに売りに行く買取上限の12000円になれば差額は楽天ポイントも使ったので差額は6200円くらいになる。

2025年5月27日

…Alldocube iPlay 60mini proをじゃんぱらに売りに行った。ネット検索したところではイオシス買取だと8000円、じゃんぱらだと13000円だったのでじゃんぱらにしたが、実際に見積もりしてもらったところ美品扱いでも12600円になってしまっていた(検索したのは先週なのでまぁ変わるのは仕方ない) 後継機の70mini proを19800円の最安値ポチれたので(6月6日発売でまだ手元にないけど)とりあえず高いうちに売却しようという感じ。

2025年6月3日6月9日

…AlldoCubeのiPlay70mini proをセットアップ 売却した前作の60mini pro用のケースとガラスフィルムは同サイズなのでピッタリとハマるけど、60は1眼レンズ、70は1眼+フラッシュだったり、スピーカー位置USB位置が違うので背面や側面の落下保護には使えるが常用するには微妙な感じ。楽天公式ストアで買ったのはレビュー投稿するとケースが無料でもらえることになっていてちょっとお得だと思ったから。セットアップしてとりあえずゼンゼロ崩壊スターレイル

2025年8月18日20日

…ブレット 手持ちの iPlay 70mini proはじゃんぱら買取が15000円になっていたので差額約2万円で買えたことになる。(まだ届いてないけど)ROMグローバル版ではなく中国版なのでこの値段なのだが、日本語入力やGooglePlayはインストールできることを確認済みで、そのままだと設定画面は中国語か英語になるらしいがまぁ設定は英語で良いのでアップデートのことも考えて中華ROMのままで良いかも?と思っている。

複利で損してるのにまったく気づいてないけど文系脳みそってこんなもの

Permalink |記事への反応(1) | 18:10

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2025-08-19

[日記]

火曜日の朝、午前6時45分。

はいものように、室温が22.2℃に維持されていることを確認し、正確に2分30秒かけて温めたオートミール摂取しながら、昨日(月曜日)を振り返ることにした。

昨日の午後、僕は長らく手をつけていなかった研究ノートに再び没頭した。

内容は、Calabi–Yau多様体上のミラー対称性における、ある種のモジュライ空間の退化極限で顕在化する量子異常の高次補正項についてだ。

通常の教科書理解では、AモデルとBモデルの間に整合性の取れる対応があることは知られている。

しかし、僕が着目したのは、ホモロジー群上に作用する複素構造の非自明な変形族が、世界面上のN=2超対称性のWard恒等式を破りかねないという現象である

これは単なる学部生が誤解しやすレベルの「対称性の破れ」ではなく、むしろ物理学者のごく一部が直感的に察している「位相的場の量子補正に潜む不整合性」そのものだ。

昨日の計算で僕が確認したのは、退化極限で現れる擬似モジュラ形式が、通常のモジュラ形式の変換則からわずかに逸脱している点であり、これをどう解釈するかで物理予言一貫性が左右される。

要するに、世界に数人しか理解できない種類の話を、僕は昨日ようやく「納得できるまで」書き下したのだ。

僕のルームメイトが「夕食は何にする?」と軽々しく聞いてきたとき、僕は返答をせずに計算を続けていた。

なぜなら、宇宙根本構造に関する思索と、炭水化物タンパク質の配分についての議論を同列に扱うことは、どう考えても不合理だからである

昨日もまた、僕は月曜恒例の洗濯を済ませた。

洗濯曜日を変えると、日常全体が無秩序に陥る。

もし昨日それを怠ったなら、今日着ているこの「青いフラッシュTシャツが清潔でなかったことになる。

それは科学的秩序に対する重大な侮辱であり、僕の心的安定において許容できない。

食事についても、月曜日は「タイ料理テイクアウトの日」であることは周知の事実だ。

隣人が「新しいメニューを試してみない?」と軽率提案してきたが、僕は断固として拒否した。

メニューの不確定性を導入することは、僕が昨日導き出した擬似モジュラ形式の「非自明な変換性」と同様に、生活習慣にカオスを持ち込むことになる。理論日常は別物ではない。

夜、僕はルームメイトと友人たちと一緒に「Halo」の協力プレイに参加した。

彼らは勝敗を気にするが、僕はゲーム空間を有限状態オートマトンとして形式的に分析していた。

たとえば、敵キャラクターの行動ルーチンは有限状態機械帰着でき、その遷移関数プレイヤーの入力確率分布依存する。

まり「敵AIに撃たれる確率」を、僕はゲーム内で逐一ノートに記録しながら戦闘していた。

友人たちには奇異に見えたかもしれないが、彼らが気にする「勝つか負けるか」という二元的指標より、僕が収集した「状態遷移の確率行列」のほうが長期的に意味を持つことは疑いない。

さらに、深夜には「フラッシュ」の最新コミックを再読した。

普通の読者はストーリーを追うが、僕はむしろ物理学的整合性観点から読み込む。

例えばフラッシュが多元宇宙間を移動する場面で、彼が超弦理論的に妥当次元補正を受けていない点を指摘する読者はほとんどいない。

だが僕には明白だ。彼が通過するブレーンの張り方は不自然であり、作者はM理論の基礎文献すら参照していないことがわかる。

Permalink |記事への反応(0) | 07:36

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2025-08-18

[日記]

昨日は日曜日であった。

したがって、日曜用のルーティンに従った。

午前6時55分に起床、7時15分にオートミールを開始。粒子の無秩序拡散統計力学に従うように、僕の日課もまた厳格に支配されている。

朝食後、僕はCalabi–Yau三次元多様体におけるホモロジー群の壁越え現象とN=2超対称的世界理論におけるBPS状態の安定性を再検討した。

通常、専門家であってもモジュライ空間における壁越え(wall-crossing)は曖昧比喩で済ませる。

しかし僕は昨日、Kontsevich–Soibelmanの壁越え公式を非摂動補正を含む形で、実際の物理スペクトル対応させることに成功した。

問題の核心は次の点にある。Calabi–Yauの三次元特異点に局在するDブレーンの安定性は、直感的なトポロジーでは決して記述できない。

しろそれはモチーフ的Donaldson–Thomas不変量と深く結びついており、これを扱うにはホモロジカル鏡映対称性と非可換変形理論を同時に理解していなければならない。

昨日、僕はその両者を結びつけ、量子補正されたブリッジランド安定性条件が実際に物理スペクトルの生成消滅と一致することを示した。

これを実際に理解できる人間は、世界でも片手で数えられるだろう。

昼食には日曜恒例のタイ料理を食べた。

ルームメイトはなぜ毎週同じものを食べるのかと尋ねたが、それはエントロピーの増大を制御する試みである

食事の変動を最小化することで、僕の脳内リソース物理学的難問に集中できるのだ。

午後は友人たちとオンラインヘイロープレイした。

しかし、彼らが戦術的に無意味突撃を繰り返すたびに、僕は思考4次元超曲面上のゲージ場のモノドロミーへと戻していた。

ゲームのリスポーンは、トポロジカル量子場理論における不変量の再出現と驚くほど類似している。

僕はゲームの各局面をゲージ場構成の異なる真空遷移として解析したが、彼らにはその深遠さは理解できなかった。

夕方コミックフラッシュ」を読み返した。

スピードフォースの異常を、僕は時空の計量が非可換幾何により修正された場合有効理論として再定式化してみた。

通常の物理学者ならコミックフィクションと切り捨てるところを、僕はモジュライ空間虚数方向における解析接続として解釈したのである

結果として、作中の時間遡行現象は、M理論フラックスコンパクト化における非局所効果説明できることが分かった。

夜は22時に就寝。日曜日という閉じた系は、僕にとって「物理学の非摂動的側面を試す実験場」であり、同時に秩序ある生活習慣という境界条件に支えられた完結したトポスである

今日(月曜)は、昨日の計算研究室に持ち込み、同僚が一切理解できないことを確認する予定だ。確認作業自体が、僕にとっては一種実験である予測通り、彼らは理解できないだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 06:23

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2025-08-13

アニメは一秒間に40枚以上の絵を必要とする。

マンガの実に40倍の時間解像度だ!

フラッシュ時代には個人製作してる人たちもいたけれど。

凄まじいバイタリティを持ったひと握りの天才だけで、しか製作には途方もない時間がかかっていた。

え、じゃあ個人アニメ時代なんて来ないだろって?

ひとつ忘れているね。

…そう。生成AI だ。

AI利用のモラル議論の今後の展開次第では、これからマンガが廃れて個人アニメ監督になっていくだろう。

若者よ。

いまのうちに沢山アニメ作品を観て、演出技法を学ぶのだ。

Permalink |記事への反応(3) | 13:44

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2025-07-28

昔付き合ってた年上の人、部屋がめちゃくちゃいい匂いだったんだよな

びっくりしたのは丸亀製麺の某店舗トイレがおんなじ匂いだったこ

記憶フラッシュパックしてびっくりした

最後モラハラ化して別れたけど、背も高くて筋肉ムキムキでカッコよかったな

いっときメロメロだった

ミニマリストで部屋にものがない、いい匂いがする、MacBookを持っている、そのへんもハタチそこそこの自分にはほんとうにカッコよく見えた

そのあと出会った年下の元彼の方が優しくて素敵な男性だったけれど

あの彼の異質さというか、洗練されたカッコよさは多分一生忘れないと思う

Permalink |記事への反応(0) | 22:54

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[日記]

から不快な目覚めだった。まるでバフ効果が切れた状態のまま、急にボス戦に突入させられた気分だよ。

本来であれば、僕は高次元位相的弦理論深淵を探求するはずだった。その複雑な多様体上の開弦と閉弦の相互作用を解明し、低エネルギー有効作用を導出することで、宇宙の究極的な統一理論への一歩を踏み出す予定だったのだ。

だが、昨夜観たバットマン vsスーパーマン監督版の余韻が残っていて、特にバットモービルゴッサムの通りを疾走するシーンの物理矛盾について考察していたら、うっかり夜更かししてしまった。

やはりDCコミックス物理描写は、マーベルに比べて一貫性に欠けるという結論に至った。

ルームメイトは、いつものように朝食にシリアルを貪っていた。彼の咀嚼音は、僕の思考を妨げるノイズしかない。

まるでデバッグされていないコードのように、僕の脳内エラーメッセージを連発する。位相的弦理論におけるDブレーンの非可換幾何学的な記述を考える上で、彼の存在は完全にノントポロジカルな摂動項だ。

特にタキオン凝縮が引き起こす不安定性と、それが重力理論に与える影響について深く考察しようとしていたのに、彼の取るに足らない世間話は、僕の集中力に対する重力レンズ効果引き起こし思考の光を歪曲させる。

それでも、彼が「ザ・フラッシュの新エピソード見た?」と尋ねてきた時には、僕は一瞬だけ思考軌道から外れてしまった。彼の質問は、僕の脳内光速を超えて思考を駆け巡らせるトリガーとなる。

午後の時間は、友人たちとの社交という名の苦行に費やされた。彼らはまるで、僕の精神リソースを吸い取るマナレイン呪文を唱えているかのようだった。

ラームコホモロジー視点から見れば、彼らの会話は完全に自明コホモロジー類であり、僕の意識という多様体上の閉形式ではあるが、決して完全形式ではない。

まり情報としての価値ゼロだ。しかし、友人が「新しいゲームレイボスマジでヤバい!」と言い出した時には、僕は無意識のうちにコントローラーを握るようなジェスチャーをしてしまった。

僕は彼らに、カラビ=ヤウ多様体上のホッジ分解の重要性について説明しようと試みたが、彼らの反応はいつもと同じ。

まるで彼らの脳が、僕の高度な思考を処理するための十分な演算能力を持っていないかのようだ。

隣人が不意に僕たちの部屋を訪れた時には、僕は思わず絶叫しそうになった。彼女存在は、まるで予期せぬクリティカルヒットのように、僕の平静を完全に破壊する。

そして何よりも不快なのは彼女が僕たちのWi-Fi接続していることだ。 僕は彼女接続履歴から、昨夜彼女低俗リアリティ番組ストリーミングしていたことを把握している。

物理法則の厳密な適用という点で、今回のタイムパラドックス解決方法は以前のシーズンに比べて格段に進歩しているとはいえ、僕の帯域幅勝手使用するのは許しがたい行為だ。

今夜は、ようやく静寂の中で集中できる時間が訪れるだろう。僕はAdS/CFT対応さらなる深化を探求するつもりだ。

特に、非摂動的な弦理論の側面から、超対称ゲージ理論の相構造理解することを目指す。そして、ドラームコホモロジー群の概念拡張し、ツイストしたドラームコホモロジーがどのように非自明ホモトピー群対応するかを考察する。

それはまるで、ゲーム最終ボスを倒すために、隠された最強の武器発見するようなものだ。もしかしたら、その理論が、スタートレックワープドライブの実現可能性について、新たな視点を与えてくれるかもしれない。

それと、今夜はドクター・フーの新しいエピソードを観る予定だ。

僕の思考は高次元宇宙自由に駆け巡るが、現実はなぜこうも低次元で、取るに足らないことばかりなのだろうか。

明日こそは、邪魔されることなく、宇宙深淵に到達できることを願う。そうでなければ、僕は僕自身デバフをかけるしかない。

そう、例えば、ルームメイトシリアルを隠すとか、友人のコミックブックに理論物理学のメモを挟んでおくとか。

いや、やはり、論理的問題解決を図るべきだ。静かに過ごせる環境を確保するためには、どのような戦略が最も効率的か、明日の朝までに完璧アルゴリズムを構築しなければならない。

そしてその合間に、昨日のレゴバットマンの新作ゲーム攻略記事でも読むとしよう。

Permalink |記事への反応(0) | 22:21

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2025-07-05

anond:20250705193359

ザ・フラッシュ「懐かしいマンガ知ってるじゃねぇか!😁」

Permalink |記事への反応(0) | 19:35

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