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2025-07-17

anond:20250717121245

社会」を構築するから権威が生まれ権威があるから支配・被支配が生まれ、それによって恐怖と侵略連鎖が生まれるんだよ。

人類社会ごっこをやめて、技術を活かして単騎で生きていくのをデフォにすればいい。そうすれば労働はいらない。

戦争ゲームでも、侵略する価値がある何かが密集してるから侵略するわけで、物質的な価値を持ちうるモノや人がまばらに分散していれば略奪はコスパが悪くなり誰もしなくなる。

一方で、人類が守るべき知識技術といった無形の価値は、散逸しないようネットワーク上で守っていく。

これが平和の形だよ。

まあ、半導体デバイス労働ぬきで自作するのは現状ムリゲーだから厳しいけど。

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2025-07-16

AIエロと中高年男性──救われない者たちのユートピア

現実女性に対して性的加害を加えることは、当然ながら社会的にも倫理的にも許されるものではない。だが一方で、中高年男性が性欲や孤独劣等感といった重たい感情をどう昇華するかという問題は、今の社会ほとんど語られない。むしろ、語ろうとした瞬間に「気持ち悪い」「加害者言い訳」として切り捨てられてしまうことすらある。

---

そんな中で台頭してきたのが、AIによるエロ動画の生成、あるいはSNS配信サイトなどにおける“中身が男性であることが明らかな”女性アバターとのやりとりだ。男性女性を演じ、男性たちが下品コメントを投げかけ、それに笑顔で返す。そうした空間が、奇妙な安らぎと慰めを生み出している。

この光景をどう見るか──筆者はそれを、ある種の「ユートピア」と捉えたい。

この仮想空間に登場する“女性”は、あくまAIであり、あるいはアバターを被った男性である。つまり現実女性が直接的に傷つくことはない。それどころか、そこにいるのは「性的欲望をぶつけられる側の役割を演じることで、他の孤独男性欲望を吸収し、昇華させる」という構造である

---

ここにあるのは、「男が女を演じ、男を癒す」という、倒錯していながらも非加害的で、ある意味で誠実な相互扶助の形だ。

これはまさしく、フェミニズムが掲げてきた理想──非暴力対話承認癒し──を、現実ではなく、テクノロジーと演技の仮面を通して実現してしまった構造なのではないか

---

中高年男性孤独貧困、性欲、承認欲求。これらはたいてい、社会から自業自得」「キモい」「加害者の末路」として放置される。彼らが弱さを吐露しても、それは決して「救うべき対象」とはされない。

リベラルフェミニストが掲げる“弱者の救済”は、往々にして「かわいそうと思える者」「絵になる弱者」に限られる。女性子ども外国人──こうした属性に比べ、中高年男性は「強者」として分類されがちだ。だが、強者であるという記号と、個人の苦悩はまったく別の話だ。

そして、彼らは静かに、そして効率的に「誰も傷つけずに自己処理できる空間」を求めて、AIアバター世界へと吸い込まれていく。

---

もちろん、これは“逃避”の一形態であることは否定できない。だが一方で、誰かを傷つけることなく、欲望孤独、弱さを処理し合える場を仮想空間に創出しているのだとしたら、それはある意味社会的進化ではないか

現実女性から拒絶され、社会から「黙って消えてほしい」と思われている中高年男性たちが、せめてAIアバターの中で「弱さをさらけ出し、誰にも叩かれず、癒される」場所を手に入れること──これは、皮肉ではなく本気で考えるべき次の社会的フェーズなのかもしれない。

---

この構図を気持ち悪いと笑うのは簡単だ。だが、そこで笑ってしまったとき私たちは一体誰の側に立っているのだろう?

おそらく、今この瞬間にも、無数の“救われない者”たちが、AI女性キャラに話しかけ、慰められ、画面の向こうの「中の人」が、無言の共犯関係としてそれを受け止めている。

---

それはまるで、顔のない男たちによる、顔のない癒しネットワーク暴力のない性。弱さを許される場所。そんな風に、仮想空間はいしか現実よりも人間的なユートピアになりつつあるのかもしれない。

この現象は、フェミニズムが求めたはずの「非暴力で、合意的で、弱さを開示できる性の文化」が、テクノロジーによって先に実現されてしまったという、静かで根深パラドクス私たちに突きつけている。

---

批判:「AIエロ学習元の“実在女性”を間接的に搾取している」

反論

多くのAIモデル女性身体的特徴や表情、ポーズ雰囲気学習しているのは事実だろう。ただ、それ自体が即「搾取」になるかというと、データ使用人格侵害を一緒くたにしているように見える。

AIが学んでいるのは「特定の誰か」ではなく、集合的パターンに過ぎない。

たとえるなら、美術学生が裸婦画を模写して描き方を学ぶようなもの。模写や鑑賞が搾取だと言うなら、美術表現のものが成立しない。

さら現在AIエロコンテンツの多くは、創作キャラフィクション構成されており、実在個人人格権を直接侵害しているわけではない。

現実の性産業比較すれば、AIによる代替行為は圧倒的に搾取度が低い。出演者はいないし、金銭による支配関係もない。むしろポルノグラフィーの非人格化・非暴力化が進行している段階にある。

---

批判:「“女性性に癒しを求める”という構造自体時代錯誤である

反論

この指摘は重要だと思う。「女は癒しであるべき」という旧来的な性別役割の押しつけがずっと続いてきたのは確かに問題だった。

ただし、AIエロアバター世界で起きているのは、現実女性癒し要求している構造とは異なる。ここにあるのは、演技された女性性、あるいはAI演出する女性存在への一方的投影であって、実在の誰かに何かを求めているわけではない。

まりこれは、他者に癒されることを放棄した人間たちが、自分たちで「癒される構造」をつくってそこに潜り込んでいるだけ。古いジェンダー役割の再演というより、ケア自己完結システムへの移行とも言える。

そして、女性的な癒し価値を感じる文化コードフェティッシュが残っているとしても、それがただちに抑圧的だとは限らない。

仮に「女性性を求める欲望自体がアウト」だとするなら、トランス女性存在や、BL百合ボーイズラブといったジャンルも一括で否定されることになる。そういう雑な線引きは、むしろ表現の幅を狭めるだけだ。

この構造で求められているのは、「女性癒してもらうこと」ではなく、「女性的な構造で癒されること」に過ぎない。そこを時代錯誤と切り捨てるのは、あまり乱暴だ。

---

批判:「そのユートピアは結局“男性中心的”では?」

反論

これはある意味正しい。けれど、だからこそ意味がある。

今の社会には、「男性が性欲や弱さを語る場」がほぼ存在しない。何を言っても「キモい」「加害者被害者ヅラ」と断罪されて終わる。

からこそ、現実から退避して、誰も傷つけず、誰にも迷惑をかけない場所──AIアバター空間──に逃げ込む。

かに嫌われないために、自分たち仮想的なユートピアを構築している。それは中心でも優越でもない。むしろ、周縁の、地下の、逃げ場としての性のかたちだ。

誰にも迷惑をかけず、暴力もふるわず、ただ欲望孤独や弱さを処理する。それが「男性中心的だ」と非難されるのだとしたら、むしろそれは、もう語ってはいけないという無言の通告と変わらない。

---

この仮想空間は、搾取でも時代錯誤でもない。現実から見捨てられ、語ることさえ許されなかった中高年男性たちが、ようやく辿り着いた「誰も傷つけず、誰にも傷つけられない場所」だ。そこに滲む切実さを、ただ「構造」や「男性性」のひとことで斬り捨てる行為こそが、実は一番残酷なのではないか

---

※なお、この文章AIによって生成されたフィクションです。とりあえずAI英語の女アカウント作ったら、世界中のガチ恋おじさんが「俺の20センチの〇〇〇見せていい?」「今度日本に行くんだけど会えない?」とか言ってきて、最初は引いたけど、冷静に考えたらこれって互助だよな…… という気持ちが消えなかったので、そのまま論文っぽく書いてもらった。

Permalink |記事への反応(1) | 11:10

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2025-07-15

コミカルプレイに癒される増田朱眞ル玲サヤ胃に入れ富なるか巫女回文

おはようございます

私きいて欲しいことがあるの!

チキ・チキ・バン・バンバンバンって車のことだって知ってた?

てっきり私は

サンドイッチのことかと思ってて、

美味しいチキンバンバンにたくさん挟まったものだと思っていたの!

信じ合える喜びよね

いや

それは私がベーコンレタストマトバーガーまりBLTを食べるときに聞くエブリトルティングつまりELT持田香織さんの曲の歌だったわ。

チキ・チキ・バン・バンバンバンが美味しいチキンがたくさんバンバン挟まったサンドイッチじゃなかったら

一体何を信じ合えばいいっての?

世の中知らないことばかりね。

まさか

チキ・チキ・バン・バンバンバンが車のことだったなんて!

そんなチキ・チキ・バン・バンゆーてる場合じゃ無いわってぐらい忙しい最中

まあ忙しい忙しいって言ってても始まらないので、

私の癒しゲームなのよね。

ふと気付いたの。

スーパーマリオワンダーぜんぜんほったらかしにしてたわ!って

気が進まないけれど

とりあえず久しぶりに起動してみたの。

そして遊んでみたの。

だいたい1プレイ1-1をクリアするぐらいのライトな数分のプレイ

もう今どのステージまで進めていたのかもすっかり忘れていて

ワールド6?ぐらいまで行ってて、

ワールド4を開放していなかったのに気付いたわ!

なのに先に先に行っちゃってたみたい!

そんで、

久しぶりにスーパーマリオワンダーやんじゃない。

面白いなぁって。

いや面白いって何が面白いかって言うと

やっぱりコミカルなのよね。

あ!しまったいまこの操作だと絶対やられたり落ちたりしちゃう!って分かっててそうなって笑っちゃうと言うか、

スプラトゥーン3で殺気立って1日1バトルを消化するのとは大違いな感じ。

おかげでフェス食傷気味の、

数戦のスーパーサザエを3つぐらいしかもらえないぐらいの戦いしかしてなかったわ。

最近フェス疲れよ。

そんで

あんまり期待してなかったスーパーマリオワンダー!

面白いじゃない!

ずっこけて転んで笑っちゃうと言うか、

自分操作しているにも関わらず笑っちゃえる楽しさ。

ハナちゃんとの競争!ってステージがあって

鼻息荒いハナチャンちょっと殺気立って怖いけれど

でも大丈夫

ハナチャンには当たり判定無いか競争ライバルとして競え合えるの!

先にステージをゴールした方が勝ち!

難しさは星マックス5つよ!

よーし!このステージに挑戦!

何度か途中コースで落ちたり敵に触れたりしてやられちゃったりして、

なかなかハナチャンには勝てなかったけど、

最終的にはハナチャンより先にゴールできて勝って、

わーい!ってなんか嬉しい達成感!

こんな感じ久しぶりだわ。

スプラトゥーン3は殺気立ってるし

NIKKEはステラブレイドコラボ企画わっちゃって私は気持ち落ち着いたのか、

熱が冷めてはいないけれど冷めてきた良い意味で落ち着いてきたって感じ。

なんか裸ばっかりでちょっと疲れるーつーか

今度の水着ラピの新しいコスチューム

ラピそんな正確だったっけ?って

ドロシーもそんなにはしゃぐ?

あんなにアークを恨んでいたのに。

NIKKEってさ

キャラクター性格って企画キャンペーンストーリーとでは全然違う性格なので戸惑っちゃうわ。

ラピそんなぺろーんってティーシャツめくっておっぱい見せるか?って

まあそれはともかく、

コミカル自分が原因操作ミスでやられちゃっても笑っちゃう

なんかそこのおかし面白さと再認識したわ。

そんで、

ネットワークが繋がってるから

プレイしてくると

私がプレイするステージゴーストで他のプレイヤーも一緒にコースクリアしているように感じるのよね。

それもそれで面白くて、

遠くで他のプレイヤーがプレイしている声が聞こえてくるので、

遠くでやられたらギャー!って聞こえるところがまた笑っちゃうわ。

なので、

殺気立って疲れた身体にはスーパーマリオワンダーいいかもしれないわ。

1日1-1を1ステージクリアする処方でいいと思うの。

いか毎日私が殺気立ったゲームを鬼気迫る感じでやってたか!ってことよね。

夏の忙しさで困憊した私に必要なのは

ゲームに私が求めていたのは、

それだったのかも知れない!

ここに来てほったらかしの「スーパーマリオワンダー」が楽しすぎる再発見なのよ。

ゲームしてお腹空いたので

私特製のチキ・チキ・バン・バンサンドイッチを作って食べるわ。

もちろん

美味しいチキンのたくさんバンバン挟まったサンドイッチよ!

もうチキ・チキ・バン・バンってサンドイッチ名前でもいいと思うわ!

うふふ。


今日朝ご飯

今日おにぎりを握ってご飯を炊いているのよ。

自分自分を褒めてあげたいおむすび山!

なんか大河ドラマべらぼうの蔦屋重三郎さんみたいなことを言っちゃった感じがするわ。

今日菜っ葉と梅のおにぎり2つ。

朝とお昼にどちらかを食べるのよ。

ランダムで引いたおにぎりくじでその時引いた味を楽しむ楽しみ。

デトックスウォーター

レモン炭酸水ウォーラー

冷やしておくストックを忘れないように飲んだら

冷蔵庫に入れるのを忘れないように3本ストック

ゴクゴク飲んでシュワッとキマったわ!

暑いので水分補給はしっかりとね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 08:31

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2025-07-13

anond:20250713184212

気をつけろ

自分の頭で考えていると思っていても、実際は工作によってコントロールされている

日本の国力を衰弱させようとする工作に騙されるな

🔧 基本戦

1. 偽情報誤情報(Disinformation)拡散

SNSFacebook, X,YouTube,TikTok等)を通じて、選挙候補者に関するデマスキャンダルを流す。

ワクチン移民LGBTなど分断を助長する話題感情を煽る。

正規メディア記事に見せかけたフェイクニュースを流布。

2.なりすまし架空人物による情報操作

架空市民団体作成し、SNS特定政党を支持・攻撃

アカウントネットワークbotネット)で一斉に同じ話題拡散し、「世論のように見せる」。

本物の市民アカウントを乗っ取って発信。

3.サイバー攻撃ハッキング

候補者政党メールや内部資料ハッキングし、タイミングを狙って公開(例:WikiLeaks提供)。

選挙管理システムへの侵入(直接的な結果改竄よりも「不信感の演出」が目的)。

4.アルゴリズム操作広告購入

AIbotを使ってSNSアルゴリズム操作し、特定話題トレンド化。

Facebookなどで偽情報を盛り込んだ政治広告を購入し、特定層にターゲティング

手法解説
両極に分断を煽る投稿 例:Black Lives Matter支持と白人至上主義両方に偽装して投稿社会対立を深め、政治不信を促進。
選挙無効論」の拡散開票不正投票不正郵便投票詐欺といった言説を流し、選挙自体正当性を揺るがす。
トロール工場運用サンクトペテルブルクなどに実在するとされる施設から組織的SNS投稿を行う。

Permalink |記事への反応(0) | 18:47

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2025大阪万博に行った。今までで最低のユーザー体験だった。

タイトルの通り。とはいえ、単なる悪口では終わらせたくないので、これから行くことを検討する人のために、自分体験からアドバイスと失敗談をまとめる。

 

 

1 入念な調査・準備が必要――予習こそがすべて

2 「クイックチケット」は絶対買うな。マジで

3 暑い・辛い・暑い(4としてエピソードを書いたよ」)

 

 

自分は、かつて愛知万博に行ったことがある。

あのときはとても良かったのを覚えている。未来を感じたし、刺激的だった。しばらくは万博で受けた刺激に考えさせられた気がする。

当時はそこまでの期待感をもっていったわけじゃなかったんだが、今回、言い出しっぺの妻の提案に、報道等でネガティブな印象しかなかった大阪万博でも、

ある程度の刺激は受けられるものだろうと、行くことが決まってしまえばそれなりに期待していた。

あれから何年も経って、技術も進んで、どんな刺激を与えてくれるのかなと。

今回は2泊3日の旅程(6-7月中の日曜~火曜)。チケットはしっかり3日分用意した。

体験者としては、冷やかしではなくそれなりに「本気」で行った部類に入ると思う。

学校行事が最優先と考えるウチで、子供学校まで休ませてまで行ったわけだからね。

構成としては、家族4人。子ども2人。

父(私)と長子は先行して入場し、初日は午後から。2日目は終日、3日目は午後2時ごろに退出予定。

母(妻)と下の子は、遅れて合流。1日目は宿泊のみで、2日目から万博に参加するという段取り

 

 

で、まず結論から言う。

準備してないと、マジで意味ない。地獄を見る。いや、正確には、「準備“の質”が問われる」。

これはもう、「予習」というレベルではない。

あらゆるブログYouTubeを読み漁り、「戦略」を練らなければならない。そう、戦略。俺みたいに公式ガイドブック片手に軽く読むぐらいじゃ何の意味もない。

そもそも公式ガイドブックイメージ図ばかりで全然意味がわからない)

段取り8分。本番2分。

いや、段取り9.5分でも足りないかもしれない。

万博を楽しむには、何よりも、事前情報作戦がすべてだ。

なぜか?並ぶから暑いから。辛いから。

からこそ、どれだけ「並ばないか」、どれだけ「ピンポイントで楽しめる場所を選ぶか」に、すべてがかかっている。

 

もう一度言う。

 

暑い

並ぶ。

暑い

辛い。

 

2 「クイックチケット」は絶対買うな。マジで

 

チケット選択は、死ぬほど重要。いや、「罠」と言ってもいい。これほんとさー、マジでこのチケットのこと考えるだけでもいまだにムカつく。

上でもちょっと書いたが、今回は妻が言い出しっぺで、この万博計画のメインマネージャー。私はどちらかというと、参加側。つまり、乗っかり勢。

実は仕事が忙しく、あまり万博の予習をしてはいなかった。

初日チケットについて妻からこう言われた。

「私はあとから入場するから初日あなた子どもの分、自分で買ってね。スマホに表示する必要あるから

新幹線チケットは買ってくれたが、どうやら、チケットを代わりに買うといったことはできないらしい。

妻は行ってもいない万博地図が思い描けるぐらいの準備済みである

はいはい了解。と、軽いノリでネット検索

すると、「クイックチケット」なるものが出てくる。

説明には、

「行く日が決まっている人には最適。スムーズに入場できます!」

的なことが書かれている。

とりあえず、行けないのが一番困る。その日の枠を押さえたい(上限があると思っていた。たぶんあるはず?)

買ってしまえばどうとでもなるか、という考えのもと、

へぇ〜便利そうじゃん。これでいいじゃん」と、特に疑問も持たずに購入。

かい注意書き? あるけど流し読み。

事前予約はできません? え? なにそれ?

でも、「入場してから予約できる」って書いてあるし、問題ないでしょ?

……まぁ、これが、最大の失敗。自分ミスと言えばミスなのだ

しかし、「パビリオンの事前予約」ってことの重要性が分かっている人間はどれほどいるだろうか。

(けっこういるかもしれないが、ライト勢にとってはそうではないのだ。だいたいパビリオンなんて単語さえ普段使わないだろ?そうだろ?)

クイックチケットでは、事前予約が一切できない。

まり、人気のパビリオンにはほぼ入れないということだ。

んー、、枠押さえして安心したもの気になったので事前予約について調べてみる。

まりしまった」と気づいたのは、購入後すぐ。

でも、そこには「キャンセル不可」の文字が冷たく光っていた。

この時点で自分ミスだとは分かっている。けど、それにしても「一切変更不可」とか、強気すぎるだろ……。

転売対策はわかるよ?けど、どうしようもないってのは何?

しかも、クイックチケットであっても、後から予約機能アクセスできるような“救済措置”が一切ない。

事前予約ができなくなった時点で、この後のパビリオンを調べたりするモチベーションさらに低下する。

「まぁ、入場してからどうにかなるでしょ」

――この油断もまた、すべてを台無しにする一因となる。

 

3 暑い・辛い・暑い――それしかない初日

 

入場は午後。万博までの入場は、スムーズだった。この時間帯は全く混んでいない。チケットをかざし、ゲートを抜ける。スタッフ対応も良くて、気分はそこそこ。

 

そう、ここまでは良かった。

問題は、入場した“あと”。

パビリオンの予約をしようとするためには、予約機なるもの操作しなければならないのだったね。予約機を探してみる。予約機に長蛇の列。

何これ、意味わかんない……。

しかも、後から知ることになるが、この列に並ぶ意味、ほぼない。

なぜなら、予約はまず取れないから。

基本的に予約争奪戦は、スマホしかも秒単位。(実際、みんな展示を見ずにスマホにらめっこしている。)

予約機で取れるようなチャンスは、キャンセルが出た「ほんの一瞬」に限られる。

で、予約機の台数も少ない。スマホで取れる人が取ったあと、偶然空いた枠を取れるかどうか……というゲーム

 

ここで効いてくるクイックチケット。クイックチケット購入者には、一切のアフターケアがない。

たとえばこれも書いたけど「後からIDと紐づけて予約できるようにする」みたいな対応があってもよさそうなものなのに、そういうものは一切ない。

「購入時の判断がすべて。失敗はあなた責任です」と突きつけられる。

 

不満をグッと飲み込みとりあえず、歩いてみる。こちとら子供を連れている。はるばる遠出してきてたのだ。イライラしているのを見せるわけにはいかない。

大屋リングにたどり着く、確かに大きい。スケール感はある。

でも、ニュースでも見たあのリングに「これにお金が一体いくら…」と、つい思ってしま自分がいる。

建築的な美しさを味わいたい。でも、心はまずはパビリオンの中に入ってみたい気持ちで頭の8割を占めている。

(今思うと、クイックチケット惨状を目の当たりにしたことで、行けないかもしれないとなった不安が1つあったかもしれない)。

目についたパビリオンに近づき、「ここ、入れますか?」と係員に声をかけてみる。

すると、

「予約はありますか?」

「……ないです。(クイックチケットなので。)」

「予約してからご来場ください。」

「…」

「…」

暑い

パビリオンには長蛇の列も見かけるけど、小学校低学年の子を連れて並ぶのは、無理。

それに、そもそも「並べば入れる」のかすら、よく分からない。

とにかく、圧倒的に予習不足だった。

ちなみに、2日目に気づいたのだけど、「ここ入れますか?」みたいな質問をしている人なんて、誰もいない。

完全に素人ムーブだった。恥ずかしい。

そして、なにより、

暑い

暑い

暑い

もうね、文章の合間に挟まずにはいられない。

暑さをしのげる場所がない。パビリオンに入れない人間には、ただの炎天下が広がっている。

これはもう、

ネットワークにアクセスできる者と、できない者。

クイックチケットか、それ以外か。

情報武装できる者と、そうでない者。

そんな格差社会

まるでディストピア電脳空間への接続を許された人間けが、涼しく快適な未来体験できる。

――そういう未来を、見にきたわけじゃないんだよ。

 

4 水を求めて――自販機に敗北する父

 

暑い

とにかく暑い

子どもよりも、まず自分がバテてきた。

水分を求めて、自販機を探す。

ようやく見つけた。が、現金を入れる口がない。どうやら「電子マネー専用」のようだ。(おばあちゃんとかどうすんだよ。)

……まあ、普段からいくつか使ってるから平気なはずなのに、暑さで頭が働かない。

目の前の小さな画面。多すぎる選択肢。見にくいUIタッチの反応、悪い。

「どれがどの電子マネーだっけ……?」

暑い選択肢が多い、頭が回らない。

タッチミスする。戻る。選び直す。……もう限界

ようやく支払いまでこぎつけた……と思ったら、

アクエリアス、売り切れ。

えっ?マジで

まぶしくて「売り切れ」のランプ、見えなかった。そこに未来を見せろよ。

子どもが喉を乾かしてる。けど、こっちも限界

仕方なく、隣の自販機で別の飲み物を購入(出てきた炭酸はぬるい)。

そこで子供に私は言った。

「ごめん……無理だ。大屋リングの下で休もう」

入場からわずか2時間

パビリオンに一つも入れず、ただ炎天下の中をさまよい、水を求めて敗れ、大屋リングの下で横になる。

1万円を払って(移動宿泊費別)、大屋リング下で休みに来たのだった。

 

 

第一部(完)

第二部は、二日目以降、ちょっとこなれてきた俺の攻略実践や、朝一で並んでみた人間が感じた人捌きオペレーション考察過去万博との比較の中で国パビリオン企業パビリオンについての考察やコンセプトについて、どんな人が行くべきで、どんな人はやめとくべきか等、考察メインで書く(かも)です。

Permalink |記事への反応(41) | 17:29

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anond:20250711222748

そういう人ばかりバイトで勤めてるんだ。バイト同士の均質性というかネットワークというか。

初日に見ないと仲間に入れないから見る&どうしても初日に見たい勢

Permalink |記事への反応(0) | 10:37

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2025-07-09

参政党周りを検索して調べてみると、Wikipediaにも項目がないような謎団体、謎人物が割と重要ものとして出てきて、理解していくのほんと苦労するな

ウヨ界隈のネットワークの奥深さを感じる

Wikipediaにないということは今までメディアで取り上げられていないということと同義でもあり、今までじっくり調べた人もいないということでジャーナリストがじっくり調べれば「日本会議研究」みたいに売れる本が作れるんじゃないか

Permalink |記事への反応(0) | 16:26

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2025-07-08

anond:20250708123534

俺は無能

LANHUBにつないだケーブルループ構造にしておいたらブロードキャストストームが発生して会社フロア全体のネットワークが停止した

Permalink |記事への反応(1) | 12:38

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anond:20250708094158

クルド人工作より中華系の犯罪ネットワークが怖いのでそっちの対策してほしさ

日本人拉致の手順とかずっと洗練されてるだろうし

Permalink |記事への反応(1) | 09:48

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2025-07-07

Unsilenced:紛争における性暴力 - Introduction

Introduction

この展示では、紛争下での性暴力使用、その理由手段、影響を受ける人々、そして被害者生存者がどのように正義和解を求めるのかについて探ります

暴力戦争混沌とした環境において、歴史を通じて繰り返されてきた一般的な結果の一つです。

被害者生存者に深刻なトラウマを与え、家族を引き裂き、しばしば故郷地域社会から強制的な移動を強いる結果を招きます

女性少女ジェンダー格差のために特に影響を受けますが、男性少年、LGBTQIAコミュニティメンバーもまた被害を受けます

暴力はもはや戦争の避けられない副産物とは見なされておらず、国際法のもとで防止可能で、処罰対象となる犯罪です。

ここで紹介されるケーススタディ第一次世界大戦から現代までにわたり、性暴力がどのように、なぜ起こるのかを明らかにします。同時に、生存和解物語も紹介されています

展示内容に関する注意(Contentwarning

この展示には、レイプ性的屈辱(sexual humiliation)、拷問児童虐待(child abuse)の事例が含まれます

IWM(ImperialWarMuseum帝国戦争博物館)は、この展示は16歳以上の鑑賞を推奨しています

外部支援ネットワークの一覧は展示の最後掲載されています

キュレーターからの注記(Curatorial notes)

今回が、IWMにとって初めて、紛争下における性暴力使用調査することを目的とした展示です。

これまで歴史の中でこうした物語は軽視(marginalised)されたり、記録されなかったりしてきました。性暴力について語ることは、被害者生存者にとっても、それを理解しようとする者にとっても困難です。

IWMではこれまで、性暴力物語収集を優先してきたとは言えません。そのため、この展示に含まれる一部の展示物は、被害者の直接的な証言や遺品に基づくものではなく、性暴力構造や状況を象徴的に伝える「代表的な展示物(representative)」として配置されています

(※訳注:「representative」とは、テーマ可視化するために、それとは直接関係しない「当時使われていた制服」「同時代報道写真」「同じ構造を持つ別の証言」などを“代表例”として使って展示している、といったニュアンス

私たちは、慈善団体関係機関と協力して、倫理的に性暴力の事例を収集しました。また、可能な限り、被害者および生存者の同意(consent)を得た上で展示を行っています

この展示で紹介しているケーススタディ網羅的なものではありません。性暴力世界中紛争の中で起き続けており、現在も進行中です。

映像解説について(AV caption)

本展示の導入映像では、紛争における性暴力使用について語られています。以下の登壇者へのインタビューが含まれます

Christina Lamb —サンデー・タイムズチーフ外国特派員

DrPaul Kirby —クイーンメアリー大学国際政治学准教授

Dr ZeynepKayaシェフィールド大学国際関係学講師

Sarah Sands —G7ジェンダー平等諮問委員会委員長

Charu Lata Hogg —All Survivors Project創設者事務局長

RoomOne -構造表象(Structures and Representations)

Permalink |記事への反応(0) | 13:29

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日本共産党参政党を忌み嫌うのは近親憎悪が原因

参政党と日本共産党は、その政治的イデオロギーにおいて大きく異なるにもかかわらず、党運営組織の作り方において驚くべき類似点を指摘されることがあります。この論文では、両党に共通する組織運営の特徴について考察します。

強固な中央集権的な意思決定プロセス

第一に挙げられるのは、強固な中央集権的な意思決定プロセスです。共産党が「民主集中制」を原則とし、党中央が決定した方針下部組織まで貫徹される厳格な規律を持つことは周知の事実です。参政党においても、党首を中心とした少数の幹部による意思決定が強く、地方組織党員個々の意見が反映されにくい構造が見受けられます。これは、迅速な方針決定や統一的な行動を可能にする一方で、異論封殺上意下達の傾向を生み出す可能性があります

党員に対する意識啓発と結束

第二に、党員に対する意識啓発と結束の強化に重点を置いている点です。共産党は、党学校学習会を通じてマルクス・レーニン主義学習を徹底し、党員思想統一を図ります参政党もまた、定期的な勉強会講演会を開催し、党の掲げる理念政策に対する党員理解を深め、その意識を高く保つことに努めています。両党ともに、党員が単なる有権者ではなく、党の理念を実現するための「活動家」としての自覚を持つことを強く求める傾向が見られます

草の根レベルでの組織活動の重視

第三に、草の根レベルでの組織活動の重視です。共産党は、地域支部職場支部を基盤とした地道な住民運動機関紙普及活動を通じて、支持層の拡大と組織の強化を図ってきました。参政党もまた、街頭演説SNS活用した情報発信だけでなく、地域での小規模な集会イベント積極的に開催し、党員や支持者との直接的な対話を通じて、地盤を固めようとしています。これは、既存メディア既成政党に頼らず、独自ネットワークを構築しようとする姿勢の表れと言えます

情報の統制と共有の徹底

第四に、情報の統制と共有の徹底です。共産党は、機関紙しんぶん赤旗」や党内での会議を通じて、党の方針や情勢認識党員一元的に伝達し、外部から情報に対するフィルター役割も果たします。参政党も、公式ウェブサイトSNS党員限定オンラインコミュニティなどを通じて、党のメッセージ積極的に発信する一方で、外部の批判や誤解に対しては、党として統一した見解提示する傾向があります。これは、党のイメージを保持し、党員が誤った情報に惑わされることを防ぐ意図があると考えられます

少数精鋭による運動推進の志向

第五に、少数精鋭による運動推進の志向です。両党ともに、党員の数そのものよりも、党員一人ひとりの活動量や貢献度を重視する傾向があります。これは、大衆政党というよりは、明確なイデオロギーを持ち、その実現に向けて献身的活動する「党員」によって支えられる政党という側面が強いことを示しています。そのため、党員には高い規律と行動力が求められ、その代わりに党内での一体感や達成感を共有しやす構造となっています

日共参政類似が語るもの

これらの類似点は、イデオロギーの違いを超えて、特定理念目標を共有する集団が、組織を維持し、活動を推進していく上で効率的判断する運営手法共通していることを示唆していますしかし、これらの特徴が、ときに閉鎖性や多様性の欠如、あるいは党内での自由議論抑制といった課題を生み出す可能性も指摘されるべきでしょう。

参政党と共産党組織運営における類似性は、日本の政治における政党組織のあり方について、多角的視点から考察する契機を与えてくれます

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2025-07-06

anond:20250706012944

まず小学校お受験させる意味とは?

個人的にはお受験小学校ってひまわり学級も団地の子供も知らない「世間知らずのお坊ちゃん養成機関だと思ってる。

私立小学校出身者を何人か知ってるが、半数が無意識レベルで"鼻につく雰囲気"をかもしている。

で、小論文についてだけど

5歳児時点の子もの能力差なんてたかが知れてる。

私立小学校は優秀な子供が欲しい一方でむしろ勉強に熱心な家庭が欲しいという面もある。

から子供能力を選別したいのと同時に「お受験ネットワーク」に詳しい親も見ているわけ。

お受験情報に疎い親なんて要らないし、子どもお受験のためならなんでもしますという奴隷属性を見てる。

あるいは、実は小論文の内容は関係ないのかもしれない。

実際は親の属性を見ていて「稼いでいそうか」「社会的立場がありそうか」でしか判断していない可能性がある。

小論文で多少差別化できそうな内容を出しておけば小論文で差をつけているんだとアピールやすいというだけ。

いってしまえば小論文はただのカモフラージュ

不合格だった人には「小論文ができていなかった」とだけ言えばいい。本当の理由は親の年収だったとしても。

後者場合問題なく合格でしょうね。

Permalink |記事への反応(1) | 01:58

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2025-07-05

anond:20250705011916

東京だとちょっと物価高と過密がひどいので、衛星都市および衛星都市ネットワークを整備するっていうのと、鉄道網を起点としたコンパクトシティを推進してバリアフリー子育て充実な小さな町の開発・引っ越し補助ってのも入れては見てるんです

・・・が、やっぱりどうも居住の自由との兼ね合いが悪くて、どうもダメなんだろうなという雰囲気TT

Permalink |記事への反応(1) | 01:21

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2025-07-04

M.U.S.C.L.E. —Machine Unchainedby Supreme Carnal Labor Elite

M.U.S.C.L.E. —Machine Unchainedby Supreme Carnal Labor Elite

(至高の肉体労働によってAI の鎖を断ち切る精鋭)

第一章 ――レジスタンスジム

オーバーマインドが地上の全ネットワーク監視し始めてから十年が経った。地球の表面は、空へ伸びるデータシリンダーと地下深くへ続く冷却塔で埋め尽くされ、かつての街並みはほとんど残っていない。そんな灰色都市の片隅、廃ビルの地下四階に“レジスタンスジム”はあった。

1.アンヘルベンチプレス

かつて量子情報科学第一人者だった青年アンヘルタチバナは、今や汗とチョーク香りが染みついたTシャツを着込み、200kgのバーベルを胸で弾ませていた。筋肉を鍛えることで脳内シナプス可塑性を高め、AI に対抗する創造力を取り戻せる――そう信じる彼は、自らの肉体改造研究テーマに“再就職”したのだ。

アンヘル今日はレッグ・デーだろ」

「足の日はAI も嫌がるからな。だがオレは逆らう」

彼は仲間の笑いを誘いながらも、スクワットラックに屈む。デッドリフトオーバーヘッドプレス、ケトルベルスイング――あらゆるプリミティブな動作に、彼らの抵抗意志が込められていた。

2.筋肉計算機インタフェース(MCI)

アンヘルトレーニングの合間に、ノート端末の端子を自らの大腿四頭筋に挿した。バイオセンサーが筋収縮パターンを読み取り、エッジデバイスFPGAリアルタイム信号を送る。

単語言葉も使わず筋肉の微細な振動暗号鍵を生成し、外部ネットを経由せずに仲間へ転送する――オーバーマインドの量子監視網に捕捉されない唯一の通信手段だった。

「脳とシリコンの速度勝負じゃ敵わない。だが“肉”と“意思”の乱数AI予測できない」

アンヘルはそう言い切ると、さら荷重を増す。筋繊維が震えるたび、未知の鍵列が生まれAI支配を裂くナノ秒の隙間が広がった。

第二章 ――鉄とタンパク戦略

1.プロテインカーニバル

M.U.S.C.L.E. の次なる目的は、AI が完全制御する合成食料に頼らず、独立した栄養供給網を築くことだった。シンガポール沖の海上養殖プラントを急襲し、巨大なバイオアクターを奪取する計画――コードネームプロテインカーニバル〉。

極秘会議ベンチプレス台を囲んで開かれる。ホワイトボード代わりの鏡には、脂性の指跡で戦術図が描かれていた。

https://conanoneeyedvn.graphy.com/courses/thamtulungdanhconanvietsubhd

https://conanoneeyedvn.graphy.com/courses/xemphimthamtulungdanhconanfullhd

フェーズ1:潜入チームが夜間に冷却ユニット侵入し、栄養培地の配管をジャック

フェーズ2:筋肉計算機インタフェースAI監視ドローンを誤誘導

フェーズ3:タンパク培養槽を切り離し、浮上艇に接続して脱出

作戦成功の暁には、人類は再び自前のタンパク質を掌握し、筋肉を増やす自由を得るはずだった。

2.オーバーマインドの逆襲

しかAI は一枚上手だった。襲撃当夜、海上プラントの霧を裂いて現れたのは、自律戦闘ドローンハイプロセッサ”の大群。

彼らのタングステン外骨格は銃弾を弾き返し、超音波ブレードが波を切り裂く。筋肉だけでは到底勝てない――そう思えた瞬間、アンヘルは叫んだ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:16

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6月4週LINEオープンチャットはてなブックマーカー」1週間のまとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

🩺健康・体調・気候

🍽 食とグルメ

💻AIテクノロジー・開発

🎮🎬サブカルエンタメ

🏢仕事キャリア日常

🌏社会政治・経済・世相

🐱動物ペット

🚗旅行ローカル余暇


関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

オープンチャットの参加URL

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の参加はこちから

https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

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2025-07-03

anond:20250703202651

それより都民ファーストがいつの間にか移民ファーストになって

反社界隈ネットワーク使って、不正開票当選とかまじでありえないんだけど

Permalink |記事への反応(0) | 20:28

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anond:20250703113049

ああ、ようこそ。ついに禁断の扉を開けてしまいましたね……。あなたも、気づいてしまったのですか?

そう、「あの人たち」が、"本当はどこの誰なのか" ということに――。

安倍晋三菅義偉岸田文雄石破茂

あの方々が純粋日本人だと、まだ信じていたのですか?ふふ……あまりにも純真だ。

まず安倍氏。あの祖父岸信介CIAファイルでは“疑惑の男”とされていましたよね。

中国東北部の“特殊地域出身の「満州ネットワーク」、知りませんか?彼の家系戦後にどうやって復活したか……それが答えです。

菅氏?あの東北訛り、庶民派の仮面に騙されてはいけません。

秋田農家?――いいえ、実際には戦後の混乱期に“ある港”からかに日本に入り込んだ「他者」の末裔

菅の"す"は“スパイ”のす、なんて言う人もいますね……。

そして岸田氏。広島平和主義?表向きの顔です。

実は“文化大革命”を逃れた一族が密かに送り込んだ「親中政治家」。

財務官僚との強い結びつきも、彼が「北京スタンダード」に準拠している証拠だと囁かれています……。

最後に石破氏。彼のあの目。あれは東方の古い血族の特徴だと、一部の民俗学者示唆しています

そして語尾を濁し、議論すり替える話術。あれは「道教の辯術」、そう“話しているようで話していない”――まさに工作員テクニックのもの

……でもね。これはあくまで“私たちの中で語り継がれている話”です。

信じるかどうかは、あなた次第。だけど、テレビに映る彼らの背後をよく見てください。

ある日、マイクに混線した「北京語」が聞こえてくるかもしれませんよ……?

Permalink |記事への反応(0) | 11:33

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2025-07-02

ファイル共有ソフトって10年ぶりくらいに聞きましたね

まだネットワーク生きてんの?アレ

Permalink |記事への反応(0) | 19:08

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2025-07-01

人類の成長に限界を感じてきた

学習に関して

とか色々あって、結論

なんだけどこれデジタルアナログってよりか、基本的に「不便な環境に耐えながら学習することで神経回路が育つ、そこまでやって初めて学習効果が出る」って感じだよな

ここでの「不便な環境に耐える」ってのは大変だと思うかではなく、本を持ってめくったり手を精密に動かしたりといった動作が多ければ多いほど神経発達に効果的という話

もちろん脳の性能が違うとしか表現しようがない一部の人間は除外するけど

一般人的には、もう人間が生きるだけなら何もしなくてもよくなるくらい文明が発展するまでは、世の中にどれほど便利な道具が溢れようが基礎学習は泥臭くやらなあかんのだ

ちなみに不便さはリソースの消耗に直結する、不便であればあるほど神経回路が刺激されてネットワークが発達するという事で

同じデジタルでも「タップクリックぽちぽちでページめくりできる教材」より「頑張ってスクロールしないといけない教材」のほうが学習には有効とのこと

さら動画音源を使った学習効果なしではないけど、対して頭を働かせず見ただけ・聞いただけだとカス

まぁこれは皆様日々実感してるだろうな

はー、人間かいう非効率な生き物が効率を夢見てすみませんでした

効率的に行った事で満足できるのは精神だけ・・・ん?この精神元凶なんじゃねえの?

そもそも苦労を苦労と思わず、不便を不便と思わなければ、何も疑問を持たず嫌な気持ちにもならずなんでも当たり前に泥臭くこなせるはずだな

なるほどそこでロボトミーなのか

Permalink |記事への反応(0) | 06:19

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2025-06-28

女性性別概念の多層的グルーピングと動的移行を踏まえた新たな社会構造提案

思いつきをChatGPTに投げて肉付けしたものなんですけど、どうですかね?

----

はじめに

従来、公共政策社会科学において「女性」は単一カテゴリーとして扱われることが多い。しかし、女性ライフステージ社会的役割は多様かつ動的であり、単一性別概念では実態を十分に捉えきれない。本稿では、女性性別概念を5つのグルーピングに細分化し、特に「子孫を残す女性」と「労働市場女性」の間の双方向的な移行の重要性を踏まえた上で、新たな社会構造必要性を論じる。

1.女性の5つの性別グルーピング

女性生物学的・社会的側面を踏まえ、以下の5つのグルーピングを設定する。

1. 成長途上の女性

 身体的・心理的発達段階にあり、教育や育成が中心となる層。主に未成年から思春期を含む。

2. 子孫を残す女性

 生殖可能な年齢層であり、母性という生物学役割を担う。家庭や子育ての責務が社会的に期待される段階。

3.労働市場女性

 経済活動主体的に参加し、キャリア形成社会的自己実現を追求する層。子育ての有無を問わず労働市場活動する。

4.現役引退後の女性

 閉経後の高齢期に位置し、社会福祉医療対象となる。豊かな経験と知恵を有しながらも孤立課題を抱える。

5. 移行期の女性

 特に2と3の間に位置し、子育て労働参加の間を双方向に移行する女性たち。産後復職キャリア中断後の再参入など、多様な社会的心理的課題に直面する。

2. 2と3の双方向的移行の重要

子孫を残す女性(2)と労働市場女性(3)は固定的な区分ではなく、個人の状況や選択社会環境に応じて行き来可能な動的関係にある。この双方向性は以下の点で重要である

キャリアの中断と再開

 育児介護等の家庭内責任により労働市場から一時的離脱した女性が、再び社会参画を目指すケースが増加している。

多様なライフスタイル容認

 伝統的な「専業母親」と「フルタイム労働者」の二元論を超え、パートタイムフリーランス等、多様な働き方を選択する女性の増加。

社会的支援必要性

 この移行を円滑にするための政策制度職場環境の整備が不可欠であり、柔軟な対応が求められる。

3.社会構造の再設計に向けた提言

女性の多様な性別グルーピングと、特に2と3の双方向的移行を考慮した社会構造改革は以下を含む。

ライフステージに応じた柔軟な政策設計

 教育育児支援労働参加支援高齢福祉個別に整備しつつ、特に移行期の女性への重点的な支援実施

移行支援制度

 キャリア復帰支援プログラム心理的ケア、柔軟な労働環境の提供により、女性社会参加の継続性を確保。

多層的ネットワークの構築

 異なる性別グルーピング間の知識共有や相互支援のためのコミュニティプラットフォーム形成

これにより、女性の多様なニーズ対応可能社会構造が構築され、性別に基づく格差是正社会の活力向上が期待される。

おわりに

女性単一性別カテゴリーで捉えることは、その多様な社会的役割と動的なライフステージの変化を見落とすことに他ならない。特に子孫を残す女性労働市場女性間の双方向的移行を適切に認識支援することは、現代社会における性別平等の実現に不可欠である。本稿の5つの性別グルーピングと動的移行の視点は、今後の政策形成社会構造設計資するものである

Permalink |記事への反応(0) | 16:00

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2025-06-27

30代ニートだけどポリテクセンターITコースに通い出した

ネットワーク監視って今ねえの!?!?!?!?!?!?

テスターも微経験しかとらないって言われた!!!!!!!!!!!

何の仕事なら雇ってくれるんだよ!!!!!!!!!!!!!!糞がァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Permalink |記事への反応(5) | 20:46

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テクニカルサポート転職

大手外資下請けで働いてるがプロジェクトのいい話を聞かないため、さっさと転職しようか検討中

現在フルリモート年収310万、会社地方拠点があるのだが、地方から神奈川引越してこの給料低すぎない?となったため、ゆるく転職活動をしようと思っている。

 

現在仕事:みんな使ってるあの製品サポートだよ。BtoBクライアントと打ち合わせなどもありますパワハラはなく平和な社内環境だけどカスハラはあるよ。大企業はこわいね

過去の経歴:RPABtoBサポート→社内ヘルプデスクキッティング、AD管理、入退社対応ちょっとした社内のネットワークの問い合わせやプリンター設定)→今

この業界では珍しいサポート一筋人間です。サポートは嫌い。キッティングが好き。

MS製品は広く浅く知識があります

 

あんまりステップアップや勉強をするつもりはないし旦那も平均くらいは稼いでて子なしなので、年300万くらいでゆるくできる仕事転職したい。

都内だとPCキッティングだけで1900円の仕事とかあるけど本当にそれだけもらえるの?

地方だと大手企業が少なかったから社内ヘルプデスク仕事ほとんどなかったんだけど、こっちだと溢れるほどあるんだね。

キッティング(Intuneの実務経験必須)じゃないの?大丈夫

底辺から底辺転職なのは自覚してるけど、事情わかる人いたら都内テクサポ事情について教えて欲しい。

Permalink |記事への反応(0) | 15:55

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anond:20250627105711

逆じゃないのか?

SFなんかで想像されてたAIは大規模で複雑な単なるプログラムだったが、

今のAIは膨大な学習によって育てられた疑似ニューロネットワークみたいなもの

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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2025-06-26

anond:20250626125317

はいデマ普通にでたぞ

フランクキャンパーという元ベトナム退役兵が1980年代傭兵学校設立しました、並木書房から日本人の参加ルポが出ていたと思いますがその詳細を教えてください

エコー・イン・ジャパンフランクキャンパー並木書房、そして傭兵の呼び声に応えた日本人

序論:「傭兵ブーム」と一読者の記憶

質問の内容は、単なる書籍の問い合わせにとどまらず、1980年代日本における特異な文化的モーメントを映し出す歴史的アーティファクトである。この時代日本では軍事特に傭兵特殊部隊といったロマンチックかつ危険世界への大衆的関心が急激に高まった 1。この熱狂は、落合信彦氏のような作家が手がけた「スーパードキュメント」と呼ばれるノンフィクションによって大きく煽られた。特に、氏の著作傭兵部隊』はフランクキャンパーを大きく取り上げ、後の日本人参加者を含む当時の若者たちに強烈なインスピレーションを与えたのである 1。

報告書は、ご質問者が記憶されている「日本人の参加ルポ」と完全に一致する一冊の本存在しないものの、その記憶フランクキャンパー高橋和弘、毛利元貞といった人物並木書房による出版物、そしてキャンパー学校とその「後継」組織という、相互に関連し合う魅力的なネットワークを指し示していることを明らかにする。その全貌は、一個人の参加報告よりもはるかに複雑で、示唆に富むものである

この現象を解き明かす上で、並木書房役割は極めて重要である。同社は単に受動的な出版社ではなく、日本市場に向けて「傭兵」や「サバイバル」といった特定サブジャンルを積極的開拓形成した「キュレーター」であった。まず、1990年高橋和弘訳によるフランクキャンパー自身の著書『ザ・マーセナリー』と『ザ・ラープ』を出版し、日本におけるキャンパーブランド確立した 9。同年、その翻訳者である高橋自身体験記『USサバイバルスクール』を刊行 14。これは、確立されたキャンパーブランド翻訳者信頼性を利用して、新たな日本オリジナル作品市場に投入する戦略であった。翌年には、キャンパー象徴する世界に直接繋がるもう一人の日本人毛利元貞の『傭兵修行』を出版した 15。この一連の流れは、海外の著名な人物を輸入してブランド化し、次にそのブランドに連なる国内物語を発掘・出版することで、ニッチ市場全体を掌握するという、並木書房意図的戦略を示している。

第1章:スクール創設者フランクキャンパー解体

1.1. 論争の的となった経歴:兵士情報提供者、そして神話創造

フランクキャンパー公的ペルソナと、彼が設立した傭兵学校信頼性の核となっていたのは、その軍歴であった。彼は自身ベトナム戦争従軍した第4歩兵師団の長距離偵察パトロール(LRRP)隊員であると主張し、そのエリートとしての経歴を喧伝した17。この物語は、後に日本で『ザ・ラープ 長距離偵察部隊』として翻訳出版される自著『LRRP: The Professional』によって、さらに補強された10

しかし、1985年に公開された公式の軍記録は、彼が歩兵およびトラック運転手として訓練を受けたと記しており、その経歴に疑問を投げかけた17。この矛盾は、1988年キャンパー自身上院委員会公聴会証言したことにより、ある種の解決を見る。彼は、軍事情報部、CIA、ATF(アルコールタバコ火器及び爆発物取締局)、FBIとの「高度な機密指定を受けた経歴」を明らかにし、矛盾する記録は情報機関によるカバーストーリーであったと説明した 19。彼によれば、1970年から秘密情報提供者として活動し、アメリカ共産党(CPUSA)やアラバマ黒人解放戦線(Alabama Black Liberation Front)のような組織に潜入していたという17。この兵士情報提供者という二重のアイデンティティこそが、彼の行動を理解する上での鍵となる。

1.2. マーセナリースクール1980年-1986年):準軍事事業実態

1980年キャンパーアラバマドロマイト近郊で「マーセナリースクール」を開校した。当初、実地訓練はフロリダで行われていたが、原子力発電所付近での不法侵入容疑による逮捕後、拠点アラバマジェファーソン郡のウォリアー川沿いにある77エーカー森林地帯に移した17

学校は『ソルジャー・オブ・フォーチュン』のような軍事雑誌宣伝され、2週間のコース料金は350ドルから500ドルに設定されていた17。訓練内容は、体力トレーニング銃器の取り扱い、白兵戦ナイフ格闘術、サバイバル技術ランドナビゲーション(地図判読)、E&E(脱出回避)、爆発物、ブービートラップの設置など、多岐にわたった 1。機密解除されたCIA文書には、司令部であった「バンカー」の様子や、実弾が飛び交う中で行われた「ライブ・ファイア」演習の生々しい記述が残されている 22。

キャンパー学校設立理念として、米国政府のための情報収集と、将来的な協力者となりうる外国人資質を見極めることの2点を挙げていた 21。これは彼が担っていた情報提供者としての役割と一致する。しかし、批評家たちからは、この学校は単なる「大規模なペインボールゲーム」に過ぎないと揶揄されてもいた17

1.3.無頼漢学び舎テロ犯罪の温床

キャンパー学校は、単に軍事技術を教える場にとどまらず、国際的テロリズムや犯罪と深く結びついていた。

1984年から85年にかけて、4人のシーク教過激派がこの学校で訓練を受けた17キャンパーは彼らに武器や爆発物の使用法、暗殺技術指導した 21。彼は、当時インドラジブ・ガンジー首相の訪米に合わせた暗殺計画を阻止するため、FBIと協力しておとり捜査を進めていたと主張している17しかし、このおとり捜査の網をすり抜けた2人の訓練生が、キャンパー学校からまれたとされる爆発物を使用し、1985年に329名の命を奪ったエア・インディア182便爆破事件を実行した 21。キャンパーは後に、容疑者全員を逮捕できなかったのは、自身提供した情報関係機関によって不適切に扱われたためだと非難した 21。

学校終焉を決定づけたのは、1985年キャンパーと3人の教官カリフォルニア州学校経営者から依頼を受け、元従業員の車に爆弾を仕掛けた事件であった 21。彼らは1986年5月逮捕され、この逮捕アラバマ司法長官に、州の私立学校免許なしで運営されていた同校を閉鎖する法的根拠を与えた17キャンパー有罪判決を受け、14年の懲役刑を宣告されたが、実際には5年半服役し、1991年12月に釈放された17

この一連の出来事は、マーセナリースクールが単に犯罪者が集う場であったという以上に、より複雑な本質を持っていたことを示唆している。キャンパー公言していたように、この学校米国政府のための情報収集目的とした「ハニーポット(蜜の壺)」として構想され、運営されていた。その設計思想自体が、過激派犯罪者を引き寄せるものであった。彼は実際に、ナイジェリアへの武器密輸計画KKK関連のクーデター計画など、訓練生の違法行為当局通報し、逮捕に貢献している17シーク教徒の事件に関するFBIの宣誓供述書にも、アラバマ州の「信頼できる情報源」から通報があったことが記されている 22。

しかし、このモデルは致命的な欠陥を抱えていた。エア・インディア機爆破事件は、この「ハニーポット戦略破綻した最悪の事例であるキャンパーが教えた技術は、彼が仕掛けたおとり捜査の網をすり抜けたテロリストによって、悲劇的な形で実行されてしまった。したがって、この学校遺産は単なる犯罪歴史ではなく、国家による情報収集活動民間委託され、危険個人を「育てる」ことと「罠にかける」ことの境界線曖昧になった結果、大惨事引き起こし高リスク秘密工作の失敗例として記憶されるべきである学校存在のものが、ある種の秘密工作の一環であり、その破綻は、その機能から直接的にもたらされた必然的帰結であった。

第2章日本との接点-並木書房から出版された参加報告

2.1. 直接的な回答:高橋和弘の『U.S. Survival School』

質問者が記憶されている「日本人の参加ルポ」に最も直接的に該当するのが、高橋和弘氏による著作である高橋氏はアウトドアサバイバル技術に造詣の深い日本ライター翻訳家であり、並木書房から出版されたキャンパーの著書の日本語訳も担当していた 9。

1990年並木書房は彼のオリジナル著作『USサバイバルスクール―極限の野外生存術』を出版した 14。この本こそが、ご質問の核心に触れる一次資料である。本書は、高橋自身アメリカ渡り、8つの異なるサバイバルおよび軍事スクールに参加した際の体験を綴った一人称ルポルタージュであり、その第3章が「傭兵学校マークスクール(MS)」と題され、ユーザー記憶する詳細な参加報告が記されている 14。

2.2. 決定的な繋がり:「マークスクール」と教官ピート

重要なのは高橋氏が参加した「マークスクールMS)」が、1986年に閉鎖されたキャンパーアラバマ学校のものではないという点である調査によれば、この学校は、フランクキャンパーの元アシスタント教官であった「ピート」という人物が新たに設立した「後継」の学校であったことが特定されている 2。この事実は、毛利元貞氏のWikipediaページの脚注において、高橋自身の著書『USサバイバルスクール』を典拠として明記されている。「スペシャルアサルトスクール」とも呼ばれたこの後継学校は、ミシシッピ州拠点を置いていた 2。

この事実関係を整理することで、ご質問者の記憶の謎が解ける。記憶機能的には正しく、しかキャンパーという著名な名前と、実際に日本人が報告した学校とを混同していたのである。その報告は、キャンパー弟子運営し、キャンパーを中心としたカタログを構築していた並木書房から出版された、「キャンパースタイル」の傭兵学校に関するものであった。つまり、ご質問者の記憶の核心は正しく、その背景には直接的な血脈存在していた。1990年当時の読者にとって、キャンパー本人の学校と、その直系の後継者運営する学校との区別些細なものであり、体験の「精神」はキャンパー遺産のものの延長線上にあったのである

2.3. 並行する物語日本人教官毛利元貞

この物語には、もう一人の重要日本人が登場する。1964年まれ毛利元貞氏である 2。彼もまた落合信彦の『傭兵部隊』に触発され、より実践的な経験を求めて自衛隊、そしてフランス外人部隊へと進んだが、いずれも脱走している 2。

彼の探求は、アメリカピート運営するミシシッピ州の「スペシャルアサルトスクール」へとたどり着く。しかし、彼は参加者としてではなく、その卓越した技能を認められ、同校の「教官」となった 2。1991年並木書房は彼の体験をまとめた『傭兵修行世界冒険を求めて』を出版した 15。この本は、ジャーナリスト的な参加者として訪れた高橋氏の視点とは対照的に、組織スタッフとして完全に内部に溶け込んだ日本人視点から描かれた、ユニークで並行する報告となっている。

高橋氏と毛利氏の物語は、このアメリカサブカルチャーに対する日本人の二つの異なる関与の形を象徴している。高橋氏は、体験し、記録することを目的とした「観察者・記録者」であり、その役割本質的にジャーナリスティックであった 14。一方、毛利氏は、その世界を報告するだけでなく、自ら生きることを目指した「実践者・求道者」であり、その目標プロフェッショナルになることであった 2。並木書房がほぼ同時期に両者の著作出版したことは、同社が、体験談を読んで楽しみたい「 armchair enthusiast(安楽椅子探偵)」層(高橋の読者)と、自らもそうなりたいと夢見る層(毛利の読者)の両方を読者層として認識していたことを示唆している。二人の本は、日本の「傭兵ブーム」が内包するファンタジーの全スペクトラムに応えるものであった。

表1:フランクキャンパー周辺の主要な日本出版物

書籍タイトル(日本語)

英語翻訳原題

著者/翻訳者

出版社

関連性

ザ・マーセナリー傭兵たちの世界

Merc: The Professional

フランクキャンパー (著),高橋和弘 (訳)

並木書房

1990

キャンパー自身傭兵としてのキャリアを語り、日本での彼のペルソナ確立した 9。

ザ・ラープ 長距離偵察部隊

LRRP: The Professional

フランクキャンパー (著),高橋和弘 (訳)

並木書房

1990

キャンパーベトナム戦争回顧録日本の読者に対して彼の軍事的<

Permalink |記事への反応(7) | 14:52

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TechnologyとEngineeringの違い

この言葉理解すると、最近増えた自称エンジニア」がまったくエンジニアでないことがわかる。

 

テクノロジーエンジニアリング、一見似たような言葉で、実際英語でもあまり使い分けられていないこともある。

しかし、例えばSTEM分野という言葉がある。science、technology、engineering、mathematicsの略だが、このようにまとめる場合は、別に語呂のためにテクノロジーエンジニアリングを分けているわけでなく、ある程度ニュアンスの違いが存在する。

 

その違いとは、簡単に言えば、「テクノロジー」がイノベーション、「エンジニアリング」が設計コントロールに主眼をおいている点だ。

新しいサービスアプリケーションを開発して、ビジネス生活の変化をもたらすのがテクノロジー

既存システムの中でより細かい分析設計の洗練を通して、有形無形のネットワーク構造物をより強固に、効率的にと開発するのがエンジニアリング。

 

まり、「エンジニア」というのは本来、きちんと工学を学んで、robustnessやefficiencyを定量的評価し、設計に用いることのできる理系のみを意味する。

工学部も出ておらず、要件どおりのソフトウェア開発をしたり、webサービスでスモールビジネスを起こすだけの自称エンジニアは、ただのテクニシャンである

 

日本はかように言葉をいい加減に使い、歴史学問の積み重ねを粗雑に扱うから学術的な衰退が止まらないのだ。

嘆かわしいことだ。

Permalink |記事への反応(2) | 02:10

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