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「アナーキズム」を含む日記RSS

はてなキーワード:アナーキズムとは

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2025-06-10

anond:20250610024318

1.「法の下の平等」の誤解とその前提

「法の下」である限り法の力は強くなければ「個人権利自由統治への同意政治的平等私有財産権利」は当然守られないよね?

問題点

「法の力が強くなければ守られない」と断言していますが、リベラル思想では「法の力」は無制限な強さではなく、正当なプロセス制限下の力であることが重要です。

2. 「アナーキズム=法そのもの疑問視」とする断定

<<

アナーキズムというのはそもそも既存権力体制のもの、「法」自体疑問視するものなので…

問題点

アナーキズム=法そのもの疑問視」というのは一部正しいですが、すべてのアナーキズムが「法」や「秩序」そのもの否定するわけではないことに注意が必要です。

例えば:

アナルコ・サンディカリズムアナルコ・コミュニズムでは、共同体的・合意形成的な「法」やルール肯定される。

国家権力による法の強制」を否定しているのであり、すべてのルール否定しているのではない。

3. 「相容れない」との結論絶対

結構相容れてないんだよね

問題点

アナーキストの一部は「自由主義のラディカルな延長」として自己位置づける場合もあります

Permalink |記事への反応(2) | 03:22

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anond:20250610023658

リベラルというのは

Liberalismis a political and moral philosophy basedon the rights of the individual, liberty, consent of the governed, political equality, the right to private property, and equality before the law.

AI翻訳

リベラリズム自由主義)は、個人権利自由統治への同意政治的平等私有財産権利、そして法の下の平等を基盤とする政治的道徳的哲学です。

なんだよね

ポイントは「法の下の平等」なんだよ

「法の下」である限り法の力は強くなければ「個人権利自由統治への同意政治的平等私有財産権利」は当然守られないよね?

アナーキズムというのはそもそも既存権力体制のもの、「法」自体疑問視するものなので結構相容れてないんだよね

Permalink |記事への反応(3) | 02:43

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anond:20250610011728

チョムスキー自身アナキストだと認めており、10代の頃にアナキズムに魅了されて以来その考えは変わらないと明言している。

アナーキズムリベラルとは結構対極まである

Permalink |記事への反応(2) | 01:20

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2025-05-23

俺たちがやりたい国家転覆ってのはそういうんじゃないんだよな

なんかテロリズム肯定するのか、とか共産主義者か?と言われると腹立たしいんだよな。

俺たちが望む国家転覆アナーキズムってのはそういう状態じゃないんだよ。

要はハイチよりも乱れて欲しい。国家なんて無くなって、法律もなくて、畑もなくて、貨幣もない。そういう素晴らしい状態を望むわけじゃん。

想像してごらんよ。

お前のおばあちゃんやおじいちゃんが家でのうのうと暮らしてたら、俺たちが家に行ってお前をまずボコボコにする。

そんで言うわけよ。「ババアを殺したら助けてやる」って。

そんで、可能な限り自分家族悪口を言わせながら、互いを罵り合わせて殺し合わせたいわけじゃん。

お前らが集めたなけなしの食料を、そういうのを観ながら食うと多分美味いじゃん?

で、どうやったらそういう状態に持っていけるか、それが大事なわけよ。

まり無秩序無政府状態をどう作るか。

それはまあ端的に言うと地方東京差別意識煽りに煽るしかないと思っている。

国家転覆論者はすぐに元自衛官による転覆を期待するが、おそらくそれは不可能だ。弾薬が足りなすぎる。つまり長期支配の継戦能力が足りない。

あと、武力による転覆だとクーデター起こした側が結局、新しい臨時政府のようになってしまうから、真の無秩序を愛する俺たちとしてはやはり、あまり望めないところもあると思う。

そこで地方東京内戦状態の輔弼をしていくことが大事になる。

まりは「東京地方を見捨てる状態」を加速させればいい。やんわりと、もうそれはみんなやってるから感情的にも理解やすいはずだ。

南海トラフとかで、地方は多分見捨てられる。その時、いか東京中央政府を悪玉に仕立てられるかが重要だ。

地方が内部で外患誘致したりしつつ、もう東京のやつらを殺すしかない、と戦いを挑む、結果共倒れになる。

これが理想

うそ状態に持っていくか、というのを今のうちに準備しないといけない。

あとは外国勢力だよね。中国アメリカロシアあたりには滅んでいてもらわないといけない。

それをどうするかはみんな悩んでると思う。

そういうことだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 22:18

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2025-05-14

anond:20250514125424

政府による管理否定しながら国家福祉を求める方がよっぽどの馬鹿なんだけど、こういう奴ってリベラルでも左翼ですらないよな

アナーキスト気取りで本当にアナーキズムを貫く覚悟もなければ考えたこともない、ネトウヨミラーリング左翼よりももっと軽薄で幼稚な何か

パヨクという言葉ネトウヨジャーゴンから好きではないけど、真っ当な左翼区別する何かが必要

Permalink |記事への反応(0) | 13:26

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2025-04-17

anond:20250417175523

それを口にして支持が広まった途端、政治行政運営そのもがのがきわめて困難になってしまうからだ。

世界趨勢アナーキズムから

全ての政権は打倒されなければならない

Permalink |記事への反応(0) | 23:09

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2025-03-07

anond:20250306124825

増税の果ては全員税率100パーセント

そんなのは政治家金持ちが白けるのでダメ

まるでAI管理職政治家を置き換えようとするアナーキズム

努力無駄になるのは共産主義国家でも嫌われる

今でも金持ちは白けているのでこれ以上の増税は不可

中流以下の貧乏人が増税されるしかないということだな

Permalink |記事への反応(0) | 05:08

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2025-03-05

anond:20250305205804

れいわはどう見ても共産主義またはアナーキズムの方だろ

国民の方は悪くいえば保守に擦り寄りよくいえば中道より

Permalink |記事への反応(3) | 21:01

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2025-02-04

キュアリベラル

キュアコミュニズム

キュアアナーキズム

キュアファシズム

Permalink |記事への反応(1) | 08:26

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2025-01-21

anond:20250121075703

他人事干渉するな」ってのは無敵の理屈で、無敵の論理は実は何の役にも立たない。

突き詰めれば法の支配否定になる。

一見無難なこと言ってるようで、上野千鶴子みたいなガンギマリ左翼が口走る空想アナーキズムに真っ直ぐ繋がっている。

Permalink |記事への反応(0) | 15:58

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選択肢が増えるだけ」の欺瞞選択夫婦別姓

そもそも婚姻って自由選択肢)を縛るものだよね

公定された権利義務関係に個々人を型にはめるんだから

より選択肢を増やすならば、公的婚姻制度廃止した上で、婚姻したい人は個々人間での契約または民間婚姻サービス活用を主張すべきでは(それこそ宗教団体とかがサービス提供しそうだね)

(これを主張してる法学者は少数ながらいたりする。慶應大屋先生あたりとか)

選択肢が増える他の制度のことはどう考えてるの?

婚姻に関してのみでも、多夫多妻、近親婚その他いろんな制約があるよね(公的婚姻ってのは、その社会での婚姻定義するものから自由の制約があるのは当然だけど)

事実婚としてこのような関係で生きる人がいる中で(ムスリムも増えてきたよね)、「現在社会情勢に鑑みて選択夫婦別姓のみに選択肢を広げる必要がどこまであるのか?」という議論なら話はわかるけど、「選択肢が増えるだけなんだから実現して当然」みたいな雑な議論は成り立つわけないよね

まとめ

今の社会にふさわしい婚姻制度がどのようなもの

議論するなら大いに歓迎だけど、

選択肢が増えるだけなんだから反対派は従うべき

みたいな大嘘を賛成派の主流(それこそ立憲民主党枝野議員とかでさえ)が主張するのは筋が悪いよね

余談

名前をより自由に、という観点なら公共名前管理する必要すらないんじゃないかと思うけどね

税その他行政必要からマイナンバーだけあればよくて、個々人の名乗りなんてのは自由にやればいいんじゃないかなぁ

ブコメ拾い

こんな短い文章なのにまともに読めてないブコメがあって悲しいね

おやアナーキズムかな?国家が介入せず当事者間の合意のみで社会が成立するならば、なんなら政府も要らないんじゃね。

→税その他行政必要性を認めてるよね

選択夫婦別姓強制的夫婦同姓か2択の話なので婚姻制度全体にまで話を広げるのはWhataboutism(詭弁)の範疇でしょう。一方で選択肢が増えることは必ずしも自由が増えることを意味しません。

→「選択肢を広げるだけ」って主張なのに、二択になるのはおかしいよね?より選択肢を広げる主張があれば耳を傾けるべきでは?

他者人権侵害しない限り、人間自由であるべき。保守の人って「自由」が嫌いみたいなんだよな。自由行使するスキルがなくて怯えてる人もいる模様。

保守とかの話してないんだよね。より自由が広がる話を提案してるのに拒絶してるのはリベラル側な場合も多いんだよね(例えば多夫多妻や近親婚など)

婚姻制度から外れると、契約自由なんてのはリベラルこそ毛嫌いしてるよね

「従うべき」って「従わされようとしてる」って被害者意識がないと出てこないワードだと思うが、近代に入るまで夫婦同姓って制度に従わされてきたのは夫婦別姓派の方なのにな。ちょっと劣勢になったら弱さアピール

ちょっと意味分かんないんだけど、制度的に決める以上、通らなかった方は従わざるを得ないのでは?公的制度ってのはそもそもそういう性格があるんだよね。

からこそ一番はじめに、公的婚姻制度ってのは自由侵害するものだって趣旨で書いたのに読み取ってもらえないんだね

選択肢が増えるだけって薄い説明をしてる人は安楽死に対しては選択肢が増えるだけなんて言わずに圧がかかるって言ってるのって不誠実だと思うわ。自分夫婦別姓安楽死も賛成派だけど。

婚姻制度に絞ったから例示しなかったけど、これはほんとにその通り

Permalink |記事への反応(17) | 07:53

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2024-09-20

anond:20240919102122

アナーキズム寄りの人が米中製AIによる統治をもくろむでしょうな

Permalink |記事への反応(0) | 07:22

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2024-06-21

都知事選ジョーカーコスプレのやつ、警告程度で引き下がるんだから何のアナーキズムも持ち合わせちゃいないカスだったってことが分かる

Permalink |記事への反応(1) | 13:21

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2024-06-08

論理大事だというのなら、価値規範を考えるにあたって必然的に一度ニヒリズムへと辿り着くと思う。

まず起点として不条理にもまっさらなその状態があって、そこから先に何を信じるかは各々の勝手だと思う。そうであるべき、というか単に事実としてそうとしか思えない。

道徳的直観みたいな存在あんまり信じられない。多少のバラつきはあるにせよある程度普遍的なその感覚存在するのだとしたら、ここまで社会規範が多様な状況について、同じ前提から展開される論理独自性だけで説明がつく気がしない。

個人の行動原理としてブッディズムなり刹那主義なり実存主義なり、あるいはニヒリズムに留まってただただ絶望するなり。社会思想としては民主主義なり社会主義なりアナーキズムなり。あるいはその両方を包括する宗教なり。

あくまで前提としてニヒリズムがあって、そこから何かしらの信仰再帰的に持つ事で初めて自分確信に基づいて、あるいは環境によって刷り込まれることで価値規範が手に入る。

あるいはあらゆる規範を一度無へと返す段階を経ずに、元々信じていたものを揺るぎない真実だと思い続ける人もいるかもしれない。別にそれで全然いいとは思うけど、その「真実」他人も当然共有していると思われるとちょっと面倒臭い。せめて、少なくとも社会的には権威・影響力を持っているくらいの認識でいて欲しい。

そういった信仰を持たない事を誇ったり、スタート地点のニヒリズムに居座って全ての無意味を悲観的に嘆く。その上他人もその世界観を共有している、あるいは共有されるべきだと信じて疑わない。

そんな人間冷笑野郎だと罵るのであれば、まあ分からんでもない。

別にそういう態度を他人に向けて喧伝するんでもなければ外野がとやかく言うのも余計なお世話だろとは思いつつ、まあおれもいけ好かないとは思う。

もし本当に何の信仰もなければ何の行動原理もない訳で、そしたら石のように沈黙するか、あるいは一切の規範に囚われることな本能に従って野獣の如く振る舞うんじゃないかと思う。

ただ、ニヒリズムを前提に置く事を以てして冷笑呼ばわりしたり、その癖私は論理的ですけど?みたいなスタンスを取るのはゴミカスだろって思う。

Permalink |記事への反応(0) | 23:00

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2024-05-23

anond:20240523201842

たわわは存在のものが性欲ダダ漏れの気色悪さだから社会性なんて皆無

 

実際の痴漢被害を軽視させる思想をばら撒いたか反社会派的なポジションはあるかも。犯罪肯定アナーキズム

Permalink |記事への反応(1) | 20:32

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2024-03-28

anond:20240328105819

日本人というのは、宗教を信じていながら「自分無宗教」と言いがちな変な民族

 

新興宗教が定期的に起こってきたし、寺社仏閣があまりにも文化と一体化しているし、異教徒への排斥全然いから、

宗教信仰」というのを"普通の寺とか神社以外の信仰をめちゃ熱心にしていること"だと思ってるんだよね。

キリスト教圏にいくと、無宗教っていうのはアナーキズム無神論者のことだから、そこでおかしなことになるって話が有名だ。

 

ちゃん宗教とか日本文化を学んだ層だけが

日本というのは仏教が入り混じったアニミズム、いうなれば日本教を信じていますよね。

……という正しい理解をしている。

 

なんで、それに関してはネット意見とかアンケートとか何一つアテにならないよ。

ネット信仰ないですって意見してるやつに、いや自分初詣いくから仏教徒じゃん?って正論いったら、確かに~~って掌かえしてくれるよだいたい。

Permalink |記事への反応(2) | 11:30

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2024-02-27

anond:20240223160047

暗号通貨国家に縛られない通貨という点で、アナーキズムアナルキャピタリズム必須概念だと思ってる(知らんけど)。

Permalink |記事への反応(0) | 01:40

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2024-02-23

自分の実力だ」と思わせるべきではない

何事も。「自分は誰にも助けられずに自分の力で何とかしてきた」というのは、本人には成功体験だが社会にとっては失敗なのだ

そういう体験を積むと他者弱者特に次世代へのあらゆる資産転移が停止する。先輩に世話にならなければ後輩に教えようとは思わない。誰かに助けられた経験がなければ、困っている人にも自分で何とかしろと思う。個人ではアリだけど社会全体でコレをやると社会としては維持できなくなり、失敗になる。

団塊バブル崩壊後、採用を絞り非正規化を進めたのは「戦後日本を豊かにしたのは俺たちの実力、努力のお陰(ただの人口ボーナスという運なのに)」その豊かさが己の物だと誤認した。だから「渡さなかった」

団塊から氷河期へのあらゆる転移が断裂した事で、日本人口減少による停滞は決定された。

また今の会社で、氷河期の生き残り上司が下に親切にしてるのを見たことがない。奢らないし教えないし、投資子供中学受験で、運良く手に入れた今の資産を守る事で頭がいっぱいだ。

本当は実力で何とか出来たのではなく、ほぼ運。俺は努力した?努力できるかどうかも運であり、選べない。

例えば貧しく生まれても国のおかげで大学まで無料で、失職しても災害にあっても手厚い保護が受けられるなら愛国心もつく。そうでなければ「実力があるから出ていこう」と思うし、出ていけないものレイシズムアナーキズム、半出生主義に傾倒する。

人間には、どんな幻想でも良いから「バトンを受け取って誰かに渡す」存在としての認識必要自分の実力で生き抜いたと勘違いした者は、いつまでもバトンを握って離さないまま走って倒れるしかない。

Permalink |記事への反応(2) | 16:16

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2024-01-08

リベラル派かつ冷笑趣味オタク俺氏、寄る辺ない

昨今の日本インターネットでの冷笑系は、アンチ左派アンチリベラルを基本としてたまに右翼活動家を笑い、稀に自民ネタにするって層が人気だと思うんだけど。

俺は自民も立憲も、右翼活動家フェミ冷笑してるけど、政治嗜好を強引に一言でまとめればやや左って感じだから、なんかいまいちおもんないんだよね。

俺のポリシー

・まず否定から入れ。他人意見を見たら「でもそうとは限らないよね」と考えろ。

逆張りしろ、水を差せ。

・何事にも本気になるなかれ。

なわけ。

それでヘラヘラしながら何事にも逆張りしてると、自然ゆるふわアナーキズムとかゆるふわリバタリアンぽくなったけど、でもその辺も最近新自由主義とかオルトライトのキマッてる人たちの匂いがしてきたからやーやーなの><って感じ。

つーか最近、どこの議論ガチな人が多すぎるんだよね。

そんな気合入れて冷笑したり他の人の発言RTしてるの、冷笑つーか嘲笑って感じで重いわ暑苦しいわ。

ネット床屋政談なんてもっと思考実験って感じで、次の日には逆の立場から意見を言って遊ぶくらいでいいんじゃないの。それはやりすぎか。まあどうでもいいけど。

Permalink |記事への反応(0) | 12:45

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2023-12-09

anond:20231209142926

好き嫌い内心の自由

AI統治ならすべての整合性が取れるかもしれないが、アナーキズム右派左派外国上層部下層部から攻撃を食らうだけである

Permalink |記事への反応(0) | 14:32

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2023-11-25

anond:20231125153912

アナーキズム流行らない

あきらめろ

Permalink |記事への反応(1) | 15:40

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2023-11-21

AIを使って専門家おちょくることを趣味にするな

専門家一般人を同格に見なそうとするのは自由主義に反する

党首AIに置き換えようとするアナーキズムである

Permalink |記事への反応(0) | 19:03

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2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している

はじめに

急進的な著者の本が主流紙で書評されることは、ましてや好意的評価されることは滅多にない。デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローによる『万物黎明』は例外であるわずか2ヶ月前に出版されたこの本は、すでに世界で最も影響力のある英字新聞雑誌の多くから賞賛を受けている。

著者のアナーキズムの主張に疑問を呈する書評家でさえ、「3万年にわたる変化に関する岩盤の前提を覆す見事な新説」(アトランティック誌)、「多くの大陸と数千年にわたる文明に関するめくるめく物語の数々、そのすべてが自由であることの意味に取り組んでいる」(ワシントン・ポスト紙)と称賛している。また、ソーシャルメディア上の左翼的投稿者たちからも、好意的コメント-場合によっては絶賛!-が寄せられている。

しかし、以下に掲載する2つの書評は、いずれも唯物論人類学者によるもので、この本の人類史に関する記述は、大量の反対証拠無視しており、その政治的主張観念論的で自発主義であると論じている。どちらの書評特に女性抑圧の原因を考察していないことに批判である

クリスナイトはユニヴァーシティカレッジロンドン人類学上級研究員で、アフリカにおける人類起源研究するチームの一員である。著書に『Blood Relations(血のつながり)』など:Menstruation andthe Origins of Culture』、『Decoding Chomsky: Science andRevolutionaryPolitics』などがある。TheDawn ofEverything』の書評はTimes HigherEducation掲載された。

ナンシーリンディスファーンジョナサンニールはともに人類学者として訓練を受け、人類進化階級社会性的暴力についての本を執筆中。ナンシーの近著は、リチャード・タッパーとの共著で『Afghan Village Voices』(アフガニスタンの村の声):Stories from a Tribal Community, 2020』であるジョナサンの近著は『Fight theFire:Green New Deals and Global ClimateJobs』。TheDawn ofEverything』の書評エコロジスト誌とブログ『Anne Bonny Pirate』に掲載された。

どちらの書評も著者のご好意により再掲載されている。

根本的に支離滅裂で間違っているbyクリスナイト

本書は楽しく、有益で、時には爽快である。また、根本的なところで支離滅裂で間違っている。ヨーロッパ洞窟壁画が現れ始めた頃からの、比較最近先史時代について学びたいのであれば、必読の書であるしかし、人類最初に笑い、歌い、話し、芸術儀式政治創造し始めたのはなぜなのか、どうしてなのかを知りたければ、きっと失望するだろう。

この本のタイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『お茶時間』の方が正確だろう。ホモ・サピエンスヨーロッパに到着する何万年も前にアフリカで始まった文化の開花を体系的に横取りし、この物語はあまりにも遅く始まる。

欠点はあるが、この本は広報勝利であるフリードリヒ・エンゲルスが『家族私有財産国家起源』を出版して以来、左翼知識人活動家人類社会的起源先史時代過去について学ぶことにこれほど興奮したことはない。

短い書評では、本書の幅の広さと博識を伝えることはできない。その核となる政治メッセージ露骨だ。平等主義狩猟採集民が生活の中で共産主義実践したというエンゲルスの話は神話である。『万物黎明』はエンゲルスを見事にひっくり返している。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるものの考え方と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。デヴィッド・グレーバーは、マーシャル・サーリンズとの共著『王について』の中で、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたこから国家権力の原理人間の条件の不動の特徴であると主張している。

よりによってアナーキスト国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、本書はそのメッセージに重みを与えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。もうひとつ世界可能である」という革命スローガンはもうたくさんだ。その代わりに、グレイバーとデイヴィッド・ウェングローは、「階層平等は、互いに補完し合うものとして、共に出現する傾向がある」と主張している。ある場所自由を手に入れるには、別の場所での抑圧を受け入れるしかない、と彼らは言っているようだ。

著者たちはダーウィン自然淘汰理論違和感を抱いており、現代進化論を「社会進化論」と混同している。現代進化論は科学であると主張するが、実際は純粋神話であるグレイバーとウェングローは、進化論をまったく認めない人類起源についての視点を、読者が真剣検討することを期待しているのだ。

彼らが認める唯一の科学応用科学であり、この場合は「考古学科学である。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と時折出てくる火打石のかけら」からは何も読み取れないと主張することで、「万物黎明」の年代わずか4万年前とすることを正当化している。この言い訳は、人類の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、これまで考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという、説得力のある最近証拠に照らすと、弱々しく見える。その証拠とは、骨や石だけでなく、ビーズ幾何学的な彫刻、埋葬品、砥石や絵の具壺などの工芸である

彼らが "フェミニスト "と呼ぶ人物(実際には進化人類学第一人者サラ・ハーディ)が、現代人の本能心理形成する上で集団的育児重要役割を果たしたことについて興味深いことを言っていることは、グレーバーとウェングローも認めている。しかし彼らは、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、そのような洞察部分的ものしかなりえない」とコメントしている。この種のトリック--この場合は、ハーディ研究が "アフリカイブ "の年代測定より200万年前にホモ属が出現したことに焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

グレーバーとウェングローは、初期の平等主義を "有害神話 "として否定する一方で、狩猟採集民の多くが "自称自慢屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために、嘲笑羞恥心敬遠など、他の霊長類には見られない戦術を総動員している "ことには同意している。ではなぜ彼らは、私たち人間性規定する本能能力平等主義的な生き方によって形成されたという考えに敵対するのだろうか?

私たちは皆、社会的政治的に対等な人々と笑い、歌い、遊び、交わることができるとき、最も幸福を感じる。しかし、グレイバーとウェングローは、この事実を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先も同様に、攻撃的な男性による嫌がらせ虐待支配を選んだかもしれないと言っているようだ。進化人類学クリストファー・ボームが描く、反権威主義抵抗の中で形成された道徳意識の高い社会に対する反論をまとめると、狩猟採集民の祖先は一貫して平等主義を好んでいたという彼の考えを、彼らは「初期の人類さりげなくエデンの園に投げ返している」と表現している。

グレーバーとウェングローの基本的論点は、政治選択の自由に関するものである。彼らの考えを説明するために、人類学古典であるエスキモー伝統的な生活説明を思い起こさせる。アザラシを狩る彼らは、夏の間は家父長制的な家族構成確立し、冬の間は共同生活(夫と妻を含むすべてを共有する)に戻るだけである私たち人類は、その本性上、大胆な社会実験に駆り立てられるのだと著者は結論づける。その結果、奴隷制度や人身御供、大量殺戮といった極端なヒエラルキー形成され、破滅的な結果を招くこともある。しかし、遠い過去の良い点は、少なくとも現代のようにひとつシステムに縛られることはなかったということだ。

この歴史対立と交替に満ちているが、その周期性はエスキモーの周期性に倣ったもので、一方的な季節性であるグレイバーとウェングローは、ほとんどの狩猟採集民が季節だけでなく月の周期にも従っていることを知らないのだろうか。月経の満ち欠けと結びついた女性儀式は、基本的に月によって予定されている。

著者たちが問いかける重要な問いは、"なぜ不平等になったのか?"ではなく、"なぜ行き詰まったのか?"である。彼らは自らの問いに答えられるところまで来ているだけに、そこにたどり着けないことに深い苛立ちを覚える。自らに課したハンディキャップひとつは、女性人類学者による狩猟採集民の研究を見落としがちなことだ。例えば、適切な参照もなしに、彼らはモーナ・フィネガンの共産主義概念に触れている。彼女は、コンゴ熱帯雨林に住む女性たちが、男性たちが筋肉質な勇気と優位性を発揮する可能性を示すよう意図的に促していることを記録している--男女間の「力の振り子」で優雅降伏する前に、「ンゴク」と呼ばれる女性だけの儀式男性たちをあざ笑い、反抗するのだ。しかし、グレイバーとウェングローは、この政治的知性の表現を認める代わりに、ここでの成果やパターンを見出すことなく、それに言及している。

なぜ私たちは行き詰まったのか?正しい答えは、人類が農耕に依存するようになり、太陽暦が月暦の儀式よりも執拗に優先されるようになったからだ。私が最もよく知る先住民タンザニアのハザ族の弓矢猟師たちは、今でも彼らの最も重要宗教儀式であるエペメを、新月前後の最も暗い夜に毎月行っている。

太陽と月の中間的な存在であり、世界中でたどり着いた無数の妥協案のひとつが、中世ヨーロッパで毎年行われていたカーニバル伝統である庶民が今でも大切にしている伝統は、家父長制の秩序を逆転させるこのライセンスだった。

残念なことに、この「新しい人類史」は、その始まりがあまりにも遅く、アフリカ物語から切り離されているため、女性の抑圧とマンネリ化した現在の苦境との因果関係説明することができない。

すべての条件が同じだとするとbyナンシーリンディスファーンジョナサンニール

グレーバーとウェングローの新著は、エネルギッシュで、献身的で、万華鏡のようだが、欠点もある。これは私たち問題を提起している。

デヴィッド・グレーバーわずか1年前に若くして亡くなった。彼の代表である『Debt』は、部分的には思わせぶりかもしれないが、その野心は当時としては刺激的だった。活動家として、またオキュパイ運動社会正義運動リーダーとしてのデイヴィッド・グレーバー活動は異例であり、模範的であった。LSE人類学部門の同僚たちからの彼への尊敬愛情は、そのことを物語っている。そして、彼の心は常に虐げられた人々とともにあった。

しかし、グレバーが善人であり、つい最近この世を去ったばかりであったからこそ、多くの人々にとって『万物黎明』が、今後長い間、不平等起源に関する理解の枠組みとなってしま危険性がある。

本書の裏表紙には、レベッカ・ソルニットパンカジ・ミシュラ、ノーム・チョムスキーロビン・D・G・ケリーといった、著名で立派な思想家たちから賞賛言葉掲載されている。ケリーはその代表的な例として、「グレーバーとウェングローは、私がこれまで世界歴史について考えてきたことを、事実上すべて覆した。この30年間で読んだ本の中で最も深遠でエキサイティングな本だ」。

この本は最近マスコミでかなり注目されているが、このような賞賛一般的見方になったら残念である

人類進化歴史における不平等起源という問題は、私たちがどのように世界を変えようとするかという点で、非常に重要であるしかし、グレイバーとウェングローは平等階級に目を向けることなく変化を求め、環境生態系説明を敵視している。これらの欠点保守的意味合いを持つ。

では、ここから。これは膨大な本の、乱暴部分的書評である私たちは、グレバー知的議論の切り口を愛し、得意としていたという知識自分自身を慰める。

ジレンマ

この本の最後段落、525-526ページで、グレーバーとウェングローは自分たち立場を明確に示している。彼らはこう書いている、

例えば、他のあらゆる点で厳密な研究が、人間社会には何らかの「原型」があり、その性質基本的に善か悪かであり、不平等政治意識存在する以前の時代があり、このすべてを変えるために何かが起こり、「文明」と「複雑さ」は常に人間自由と引き換えにもたらされ、参加型民主主義は小集団では自然であるが、都市国家のようなものまでスケールアップする可能性はない、という未検証仮定から始まる場合

私たちは今、神話を目の前にしている」

まり神話を打ち砕く者たちは、人間社会の原型は存在しないこと、不平等政治意識が生まれる前の時代存在しないこと、事態を変えるようなことは何も起こらなかったこと、文明や複雑さが人間自由制限することはないこと、参加型民主主義都市国家の一部として実践可能であることなど、正反対のことを言っているのだ。

このような断定的な声明は、非常に大胆に述べられ、新しい人類史を書いたという彼らの主張を魅力的なものにしている。しかし、2つのつまずきがある。

第一に、彼らの主張そのものが、彼ら自身政治プロジェクト対立している。第二に、証拠が彼らが言おうとしていることにそぐわない。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143527

Permalink |記事への反応(0) | 14:33

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2023-09-02

関東大震災アナーキズム満映

関東大震災から100年ということで朝鮮人虐殺話題が次々はてブに上がっていて、それはそれで大事なことだと思うが、他にも色々と転機になる出来事があった。

例えば復興支援のための大幅な金融緩和。これが銀行リスク管理を緩め、溜まってゆく不良債権の山が台湾銀行などの首を絞めてゆくことになる。そして「渡辺銀行破綻した」という国会での失言が引き金となり昭和金融恐慌へとつながっていく。

例えば甘粕正彦という憲兵隊中尉震災の大混乱に乗じて、アナーキスト大杉栄虐殺した事件責任を問われ、軍を追われる。しかしなぜか満洲国顧問かに転身、満州映画会社満映総裁として植民地文化政策要職に抜擢される。敗戦とともに自殺

甘粕の名前映画ラストエンペラー」で坂本龍一が演じたことで人々の記憶に残ることになり、文庫本で読める大杉栄の「日本脱出記」は旅行文学歴史に地歩を残した。

ふと思い出したのでメモ資料とか見ないで書いてるので間違いはご容赦。

Permalink |記事への反応(0) | 09:12

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2023-04-20

anond:20230420063044

そうかな?結局芸術家スポンサーバイヤー意向体現するので王や神の威光が大事だった時代には保守になり、資本主義的な時代には神の見えざる手お金があればたいていのタブーは吹き飛ばせる自由万歳アナーキズム個人自由万歳左翼的になるのかも。

いま左翼って定義がよくわからないな。資本主義拝金主義はだめだ、というコミューン理想論みたいなのが左翼なんだろうか。はてサと言われてる人たちはコミュニティ志向じゃなくて反対で、PTAはイヤ、家族の縛りはイヤ、私は私、みたいな徹底的な個人主義だよね。それって左翼?我儘アナキスト

Permalink |記事への反応(2) | 06:50

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