
はてなキーワード:黒歴史とは
宇宙世紀の歴史認識だって、みんなバラバラなんだろうし、下手に会話したら揉めるだけじゃん…😟
俺、大昔だけど、飲みの席でパチンコの3DCGとかシステム開発してる人と隣になって、
彼に俺の大好きな∀ガンダムをクソ味噌に言われたんだけど、ずっと耐えてたわけだよ…😟
彼にとってのガンダムは08MS小隊みたいなミリタリーとか、0083みたいな宇宙世紀ものであって、
俺にとって、∀ガンダムってのは、あれは過去の全てのガンダム作品を黒歴史として、
ガンダムの末裔らしき∀が世界を全て破壊してリセットした後の「超未来」な話なわけで、
富野監督の、どんなガンダム作品が生まれようが、このエンドポイントに至るんだ!という意思を感じたんだよ、俺は
まあ、その後のレコンギスタに不満があるというか、正直あれはあれであんまり観てなかったり、
ジークアクスは、あれはあれで、富野監督の∀みたいなエンドポイントを破壊したという点も、ちょっとどうかと思ってる
という風に、ガンダムは人それぞれなわけだよ
大学時代は理系だったのもあって、重度のガンダムおたくが大学に何人かいたし、
日常生活でも何らかのコスプレをしつつ、日夜ガンダム実現のために何か研究とか趣味に没頭してたり、
でも、みんなのガンダム観は違うわけだよ
だから、中国の歴史認識、台湾の歴史認識、日本の歴史認識がズレてる方が普通なんだって…😟
そもそも、歴史は勝者が書くとか、明確な証拠が残ってても、いちゃもんだとか言われたり、
証言だってどんどんあやふやになる、証拠があっても真実は別にあるかもしれない、
そのための証拠は何らかの原因で失われたのかもしれない
仮に、例えばレイプされた女性がいたとして、それが真実であったとしても、
証拠がない、立証できない、みたいな話になることだって普通にあるわけで、
過去の真実がどうだったかなんて、中国も台湾も日本も、というか人間それぞれでズレてるはずだよ、統一できるわけがない
だから、床屋であっても宗教、政治、野球、ガンダムの話を避けるわけでしょ?
そこで揉めたら話にならない
床屋のおいちゃんが気前よく髪を切ってくれているのに、俺がジークアクスはクソだと思ってますとか言って、おいちゃんがジークアクス大好きだったらどうなると思う?
おいちゃんは内心怒って、∀の額のあのマークを俺の後頭部に植え付けるかもしれない…😟
そういう意味で言うなら、プーチンのウクライナ進行も、あれはプーチンの歴史認識なんだよ
だって若い頃のプーチンの映像を見たけど、まったく同じことを言ってる
あと、トランプも若い頃の映像が出回ってるけど、今の中国を日本に置き換えた感じで、日本はクソだがアメリカは偉大だ、みたいにずっとアジった発言してる
ゼレンスキーは、プーチンは陰謀論に毒されてる、みたいに言ってるけど、陰謀論というより、元からそういう考え、歴史認識だったわけだよ
だから、ウクライナな進行はずっと昔からの悲願だったというか、プーチンはずっと我慢して生きてきた
それがブチ切れた感じなわけだよ
もちろん、そのプーチンの歴史観が、俺とか、多分一般的な西側の教育を受けた人間からすれば、その歴史認識はおかしい、と明らかに思うわけだけど、
彼は頑なにそれを信じていた、信じていたからKGBに勤められたし、トップに登り詰められるわけでしょ?😟
でも、その信念を他人の信念と衝突させて、俺の信念と同じ信念におまえもなれ、というのは無理があるんだよ
2話まで見てめっちゃよかった、今期一番楽しみ
アニメの出来がよすぎる
アニメの出来が良い
柏田さんが割と攻めるのがいい
とりあえず継続
少女漫画っぽい脇の甘さが気になるが、一旦継続、まだ話の方向が見えない
1話は「人狼やりました」って感じだった、駆け引きもあんまない
この時点で「今期最高」って言ってる人が居て不安になった
ゲーム実況でちらっと見て、これ自分でプレーしないと面白くないやつだと理解したんだけどアニメで成立するのかな
設定は面白い、少女漫画的な表現次第かな、ロマンスよりも面白さに振り切ってほしい
エモ系、中だるみしなければ見る
まぁまぁ
見てる
見てる
トニト一閃がおもしろかった
SPY×FAMILYよく見続けてるな、こういう良い話系って苦手なはずなんだけど、ギリギリ見続けてる
苦手なタイプだった、たぶん動きのない会話が続くの苦手、それのせいで漫画をテーマにした作品っていつも脱落してる気がする(バクマンすら見てない)
うーん、ファン向けって感じ
・終末ツーリング
ポストアポカリプスに見せかけた、ファンタジー旅系日常アニメって苦手なんだ、わかってたけど一応チャレンジした
ノリが苦手
少女終末旅行はいけたんだけど、あれは退廃的な話だから別ジャンルな気がするんだよね、キノの旅みたいな
よくわからなかった
・異世界かるてっと3
見る
少し見る
・SANDA
SARUだから一応見る、SARUじゃなかったらスルーしたと思う
評判なら見る
3話くらい溜まったら見る、見れない気はしてる
・永久のユウグレ
気になる
1期の途中で止まってるけど気になる
・ポーション、わが身を助ける
本渡楓なので気になる、あのひとが主役だと神アニメかクソアニメかどっちかになる
・「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition
一応見る
狩野英孝も気になる
・らんま1/2 第2期
そろそろ見る、1期で止まってる
今期はライデンフィルムが強い
予想外な良作は嬉しい
続き物は見てるけど、興奮するほどではない
スポ根がぜんぜんないな?
「つれてこなければ、おまえの妄想だと確定して」なんて言っちゃう方が論理のろの字も弁えてない馬鹿丸出しで黒歴史レベルの書き込みなんだがな
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平成一桁女だが、私もそういった外食は一切させてもらえなかった。お小遣いも貰えたことなくて(親族からのお年玉は全没収で生活費)、大学でバイトをはじめるまで自分に使えるお金を持ったことがなかった。
ちなみに、学校の制服以外の服は母親の趣味でアクシーズのフリフリしか買ってもらえなかった。
私の好みじゃない服だったからしんどかった。
メイクは許可されてなかったからフリフリ服+ノーメイク+ノーヘアセットの激ダサ芋女だった。
運動部だったから真っ黒に日焼けしてベリーショートのゴリラみたいな女が好みでもないフリフリ服着るしかなかったの黒歴史すぎる。
話は戻るけど、中学生の頃一度だけ、女友達10人くらいで隣の駅のショッピングモールに行くことは許してもらえた記憶がある。
親同士の交流が全員あって、私以外は遊びに行くことが確定していたから仕方なく許可してくれた。
外面は良い人だったので。
これ以上は自分語りが更に長くなり過ぎてしまうので(既に長くてすみません)省略するけど、過保護を通り越して支配的でヒステリックな母で、実家を出て行くまで関係性最悪だった。
正直、めちゃくちゃ迷った。だって私にとって中学時代は、思い出したくもない黒歴史そのものだったから。
私の通ってた中学は、いわゆる田舎の公立校。クラスのヒエラルキーは、ヤンキーとギャルが頂点に君臨し、私みたいな陰キャは最底辺。スクールカーストって言葉が流行るずっと前から、そこには明確な階級社会が存在した。
当時の私のいじめられ方は、主に外見いじり。今思えば些細なことかもしれないけど、多感な時期の女子には一番きつい。
通りすがりに「ブス」、すれ違いざまに「うわ、ばい菌」。そんな毎日が、私の自己肯定感をゴリゴリに削っていった。鏡を見るたびに自分の顔が嫌いになり、人の視線が怖くなった。
すれ違うたびに「うわ、空気汚れた」と聞こえよがしに言われ、体育でペアを組む相手もいなくて、いつも先生と組まされてた。
リスカもしたし、毎日鏡を見ては本気で明日が来ませんようにと願いながら眠りにつく日々だった。
高校デビューなんて生易しいものじゃない。高校もデビューなんかしていないしむしろ進学校に入ってからも陰キャだった。
大学に入ってバイト代を貯めて、少し顔をいじった。そのあとも必死で仕事した。怒りを燃やして、仕事して、年収上げて、また顔をいじって仕事した。
その結果、奇跡的に誰もが知ってる大手企業に入社し、女性にしてはかなり頑張って稼いでるじゃんといわれるくらいになった。
夫も同じくらい稼いでいて、今の生活に不満はない。
それでも、心のどこかに中学時代のトラウマが澱のように溜まっていた。今回の同窓会は、そんな過去と決着をつけるための、私なりの儀式だった。
会場に着くと、そこにいたのは「あの頃のあいつら」ではなく、「ただのおじさんおばさん」だった。
あれだけ怖かったヤンキー男子たちは、当時を回顧しながらあの時の俺自慢をしている。しかし意外なほど、みんなまともな社会人になっていた。
当時なかなか話せなかったヤンキー男子とも普通に話せるようになっていて感動した。
女子たちは、まるで授業参観日のお母さんのようだった。当時イケてたギャルは、面影を残したままのギャルか、見る影もなく恰幅のいいお母さんかの二択。不思議なことに、あれだけみんな必死に伸ばしていたロングヘアの女性が一人もいなかった。なぜだ。何か申し合わせでもあったのか。
私はというと、この日のためにルミネで奮発した小綺麗なワンピースを着ていった。それが悪目立ちしたのか、若干浮いていた気がする。当時の陰湿ないじめっ子は「あら~増田ってば、セクシーじゃぁん」とか言ってきたがノースリーブのワンピースなだけでどこがセクシーなのかわからなかった。ただただ嫌味なんだろうなとは思った。
一番会いたくなかった、私をいじめていた主犯格の女子も来ていた。彼女は舐めるように上から下まで私を見るなり、「えー!久しぶりー!全然変わらないね!」と馴れ馴れしく話しかけてきた。いや、変わっただろ。思わず「え、本当?!」と言ってしまった。お前が一番いじってた部分を、私は金と努力で変えたんだよ。その笑顔の下にある本心を思うと、背筋が寒くなった。
でも、嬉しい再会もあった。当時、唯一の心の支えだった親友は、昔と全く変わらず超絶優しかった。「会いたかったよ」と言ってくれた時、本当に涙が出そうになった。
当時ほとんど話さなかった男子とも、大人になった今なら普通に仕事や家族の話ができた。これは新しい発見だった。
そして、一番印象的だったのが、いじめっ子グループにいた根暗な奴だ。
そいつは、私が整形したことに気づいたんだろう。でも、直接は何も言えない。チラチラと私を見ながら、隣の友人に「ねぇ、顔変わったよね?ちょっと聞いてきてよ」とコソコソ話しているのが聞こえてきた。他にも「お前、年収いくら?子供は?どこで働いてんの、ベンチャーとか?」とニヤニヤ言ってきた男もいたが、正直にお伝えしてやった。マウントとりたいらしく、自分の周りには優秀な大学卒のやつがたくさんいるとか宣ってて、かなりどうでもよかった。
その瞬間、すべてを察した。
あぁ、こういう奴は一生このままなんだな、と。
人の容姿を笑いものにし、自分では何も言えないくせに、他者を焚きつけて安全な場所から見物する。他人のふんどしで相撲を取ろうとするし、自分を保つために他者を貶めようと必死になる。その陰湿な根性は、20年経っても全く変わっていなかった。
同窓会に行って、過去との決着がついたかと言われれば、正直わからない。
人は変わる部分もあれば、絶対に変わらない部分もある。そして、私を苦しめたあの過去は、今の私を形成するための、必要不可欠なピースだったのかもしれない。
もう、あいつらのために心をすり減らすのはやめよう。
もし今、昔の私みたいにいじめられて苦しんでいるやつがこれを読んでいたら、言いたい。
そして、勉強でもスポーツでも何でもいい、狂ったように努力しろ。力をつけろ。
というわけで、明日からまた、資本主義の馬車馬としてバリバリ稼ぐ日常に戻るわ。
じゃあな。
これとか。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2606209
なんか、開催する前は『老害の懐古イベント。税金の無駄』みたいな扱いだった気がするんだが、そんな黒歴史は記憶ごと消去されているらしい。
阪神ファンもそうだが、なんか関西人は「おらが村」というか、郷土の誇りみたいなのが強いらしく、隣村ポジションには東京が選ばれているらしい。
『お前どこ中だよ』位の勢いで聞かれてもないのに東京モンに突っかかる。
阪神優勝やこの大阪万博などは、まさに彼らが上げたデッカい花火であり、わが世の春が来たという感があるのだろう。
あの脚本家が続投しそうな2期なんか誰が見るのか
そう割り切り吉田が関わった産廃は黒歴史にして改めて最初から作り直すべきではないか
https://i.imgur.com/lpExaXm.jpeg
左は吉田の介入によって「ノイズ」として改変されたデザイン、右が原作設定に沿ったデザインだ
右のデザインで作り直してほしい
女性の乳房が大きいことは恥ずかしいことではない、不当に胸を削った吉田案は女性差別とさえ言える
宇崎ちゃんやたわわのように、ありのままの巨乳のキャラデザであるべきだ
脚本家の炎上前から、放送時からずっと「なんでこんなデザインなんだ、おかしい」とみんなが違和感を抱き直してほしいと願っていた
偽物ではない本物のぼざろを作ってほしい
だけどネットでフェミニズム的な活動をするあまり生きづらくなっちゃった人は一度精神科に行ってみてほしい
考え方次第でここまで生きやすくなるんだなって感動するよ
少なくとも私は3年にわたる通院でだいぶ良くなった
暇さえあればXを見ている感じ
Xのアルゴリズムが悪いと思うんだけど一度フェミニズム的なことをツイートするとそれ以降タイムラインのおすすめ欄にはこちらの怒りを煽るようなクソ男の炎上ポストばっかり流れてくるようになるんだよね
女に対する攻撃は私個人に対する攻撃でもあるって本気で思っていた
赤の他人の、どこの誰ともしれない女性の痴漢被害やセクハラ被害を見ただけで心の底から煮えたぎるような怒りを感じていた
私のフォロワーさんがアンフェミクソ男のクソリプ、クソ引リツを受けまくってるのを見たときも頭痛がするくらいの怒りを感じた
とにかく怒りがすごかった
四六時中、Xを開くたびにどうしようもない怒りに駆られていた
私がツイフェミ全盛期だった頃はちょうど戸定梨香や温泉むすめ、月曜日のたわわが問題だったけどあのイラストを見て本当に自分の尊厳が損なわれたような気持ちになった
この怒りは、事情を知った通常の女性なら全員等しく感じるはずの怒りだと確信していた
イラストを擁護する男の多さに大きな失望を抱くと同時に、こいつらをいかに教育して矯正させてやるかという使命感が湧き出していた
そうやって、被害者意識が拡大するのと同時にこちらの攻撃性もどんどん際限なく増していった
思考のクセとして、もう末期にはフェミニスト以外は全員敵だと思うようになった
男は全員性犯罪者
もちろん実際に犯罪を犯した人は少ないだろうけど日本の男尊女卑的な空気のなかで自由気ままに育った男は女の尊厳を損なわせるだけのクソオスであり潜在的には性犯罪者なのであるって思っていた
フェミニズム社会学の本を真剣に読み、女に対して土下座して謝り、「どうか女性の苦しみを教えてください」と謙虚にひれ伏して許しを請うような姿勢を見せた男以外は信用できなかった(当然そんな男と出会ったことはない)
ひとつは現実で見ず知らずの男性に喧嘩を売りに行ってしまったこと
いつも会社の近くにあるごはん屋さんで昼食を食べているんだけど、その日は隣の席に男社員2人に部下らしき女性ひとりの組み合わせのお客が来ていた
ヤリラフィーっぽい、いかついツーブロの男性社員が冗談めかして「えぇ〜? 〇〇ちゃんって〇〇くんのこと気になってんの?」「飲み会セットしてあげるよ〜」などと言っている
それを耳にした途端、なぜかとてつもない怒りが湧いてきて感情を制御できなくなった
仕事でストレス抱えていたってこともあるし、Xのレスバで感情が高ぶっていたってこともあると思う
前後関係も人間関係もなにもわからないのにその席に突撃して「なんで決めつけるんですか!?!?」「会社に働きに来ているのになんでそんなプライベートに干渉してるんですか!?!?」みたいな感じでまくし立ててしまった(もう黒歴史すぎて何を叫んだかおぼろげになっている)
Xでクソアンフェに対してやっているムーブを現実でもやってしまったということに流石に自分でも恐れおののいて「私ってどこか脳みそおかしいのかな?」って考えるきっかけになった
大学の頃からの親友に結婚式に呼ばれて、もう無茶苦茶にメンタルを病んで失礼な振る舞いをしまくってしまった
当時の私は前述の通り男を全員性犯罪者だと思っているから、結婚なんて選択をする友達のことが本当に信じられなかった
独身生活続くようだったら結婚諦めて一緒に暮らそうぜ〜って言い合ったような仲だった
そんな彼女に4年付き合っている彼氏がいてしかもすでに入籍済、半年後に結婚式をする予定なんて現実を当時の私が受け入れられるわけがなかった
「どうして自分から飯炊きオナホになりにいくの!? 〇〇ちゃんはもっと素敵な人生を歩めるはずなのに!!」
色々あった末、この一言をリアルで言ってしまったがために絶縁された
結婚式にも呼ばれていない
ネットでやってきていた振る舞いが徐々に現実に浸透してきていたんだよね
ネットの自分とリアルの自分をきちんと区別しているつもりだったのにいつの間にかネット上の振る舞いだけしかできなくなっている
当時の心境としては憤死に近い
何か私が命を賭してテロ的な行為をすることで、その死を悲しんでくれる正義の人たちが立ち上がって、世の中の不正が少しでも正されるようになるのではないかって妄想が毎晩頭の中を駆け巡った
(余談だけど後に精神科の先生から「それなら三島由紀夫の本なんか読むといいかもね〜」なんて勧められてたりもした。小説は正直難しくてわけわかんなかったけどエッセイは割と面白かったし心境として共感できるところもあった)
3年の通院を経て今に至る
あれから精神病に関する本も何冊か読んだけど統合失調症を患ってから寛解した人の日記が自分の感覚としては近かった
自分の思考と他人の思考が混じり合ってどこまでが本当の自分の怒りなのかわからなくなる感覚
悪くなったらまた通わなくちゃいけないけどひとまずはもう行かなくて済むらしい
もしどこかの誰かの助けになったら嬉しい
今でも大変にあたまがわるい私だが、昔は自分でもどうかしていると思うほどにバカだった。
あれは中学生の頃。
『おまじない』にハマっていた私。
ある日読んだ雑誌にこう書いてあった。
『好きな人の名前を手首にマジックで書いて、その上にバンドエイドを貼って隠そう。文字が消えるまで貼っていられたら、名前を書いた人と両想いになれる?!』
……ねぇよ。あるわけねぇよ!!
と、今ならゴミ虫を見るような目で雑誌を引きちぎって捨てるだろう。
「なんて素晴らしいおまじないなんだ!」
「教えてくれた人は神に違いない!!」
疑うことを知らない、まだピュアだった頃の私は記事の内容にいたく感動して、さっそく手首にマジックで当時大好きだったひとの名前を書いた。
……ここで普通の夢見る中学生だったら可愛らしく小さな字で名前を書いただろう。
ちょっと賢しい子であれば水性マジックで消えやすくする、とかの知恵が回ったかも知れない。
しかし、重ねていうが私はあたまがわるかった。
手首に油性マジックで力強く『楓』と、当時大好きだった漫画キャラの名前を書いた私。
思いが強過ぎたせいで、バンドエイド1枚程度では隠せない程にデカい文字で書いてしまった。
(でも、大きい文字の方が想いは伝わる気がする……しない?)
左手首にデカデカと書いた『楓』の文字を見て、当時の私でもちょっとしくじった気がした。
しかし幸いな事に『おまじない』には「バンドエイド1枚で隠さなければいけない」とは書いていなかった。
『隠せればOKなんだよね?』
根拠のないポジティブさを発揮し、そう考えた私は追加でバンドエイドをベタベタと手首に貼り付けた。
それを隠すのには全部で3枚ものバンドエイドが必要だったのである。
さて『おまじない』も無事おわり、3つのバンドエイドが並ぶ左手を見た当時の私はテンションが爆上がりしていた。
だってこれを剥がした時、名前が消えていれば私は楓と両想いだからだ。
しかし左手に3枚もバンドエイドが並んでいるのは、流石にちょっと不自然な気もする。
リストバンドで隠せないかと思ってやってみたのだが、3枚のバンドエイドを覆い隠すのに、リストバンド程度では役不足だった。
一瞬ノーカンにしてやり直しをしようとも考えたのだが、一回終えてしまったおまじないをやり直したらおそらく効果は無くなるだろう。
どうしようと悩んでいたその時、私の頭に天啓が下った。
……ぉお、なんと素晴らしいアイデアか?
神もきっと私と楓の仲を祝福してくれているに違いない!
何より包帯に包まれていればバンドエイドも剥がれにくいだろうし、おまじないの成功率も高くなるだろう。
なんという一石二鳥かっ!
当時を思い出して、今は羞恥で震えている。
さて、そんな状態で学生生活をしているとどうなるか、ここまで読んでくれたあなたには想像できるだろうか?
「……左手、どうしたの?」
休み時間に、陰仲間のNちゃんからそんな言葉を投げかけられた。
……そりゃそうだ。
昨日まで何もなかった場所へいきなり包帯なんか巻いてたら気になるに決まっている。
当時はおまじないの詳細を他人へ話してしまったら効果がなくなるという認識が私の中で一般的だったし、
いくら数少ない友人であるNちゃんとはいえ私と楓の仲を引き裂く権利は無いはずだからだ。
なので私は適当にはぐらかした。
「ちょっとドジってケガしちゃったんだ。……ふへ♡」
多分ものすごく気持ち悪い薄ら笑いを浮かべながら、私は彼女へそう伝えた。
「……そう、なんだ。大変、だね。……何かあったら、力になるから話してね」
今考えれば、中学生とは思えない程に物凄く言葉を選んで発言していた彼女。
だが当時の私はバカだったので、そんな気遣いにまるで気付かなかった。
だっておまじないが成功して楓と両想いになれた時のことを妄想して、自然とニチャついた笑顔が浮かぶ程にバカだったからだ。
この左手首は私と楓の絆。愛の証。
当時の私はそんな思い込みを完全に信じる程にイカれていたのだ。
あの時の私は多分、この世の薄気味悪いものランキングでかなり上位に喰い込んでいたと思う。
陰キャではあるが、特に問題を起こすようなタイプではなかった私。
そんな私が、なんでヤンキー説教部屋こと生活指導室に呼ばれたんだろう?
当時のそこへ呼ばれるタイプの生徒は無軌道で素行不良なヤンキー男子か、それに感化された女子の一部だけ。
純粋培養された陰キャであり教室の隅で雑草のようにただ息をしているだけの私が呼ばれる理由など、この時はまったく予想がつかなかった。
頭に沢山の?マークを浮かべながら、私は初めて指導室へ足を踏み入れた。
指導室へ入ると先に来ていた先生に促され、私は彼と向かい合わせで座る。
それはまさに『取り調べ』という空気だった。
私の担任は今だとあまり見ないであろうタイプの熱血教師で、いつも暑苦しい事をクソデカボイスで言う、うるさいひとだった。
そんな担任が無言のまま、ものすごく難しい顔をして私を見つめている。
……え? 私、何かしちゃいました?
身に覚えのないことで呼び出されたあげくに普段うるさい担任から無言で見つめられるなど、ちょっとしたホラーである。
しばらく無言で私を見ていた彼は、搾り出すような声で言った。
「……なにか、悩んでいる事があるのなら話してくれないか?」
いきなり何を言い出すんだ、この熱血教師は。
「……いえ、特には」
心当たりがまるでない私は当然そう返す。
悩んでいるように見える要素など、どこにあったのか?と、この期に及んでも思っていた。
わけのわからない事を言い出した担任の顔を見ると……彼は私を見ていなかった。
「俺も至らないところはある。……だけど話を聞くことくらいは出来るんだ。そんなことをして自分を追い込む前に、相談してくれないか?」
……んん??
ここで察しの悪い私もようやく気がついた。
……ひょっとして、私『リストカットした』と思われてる?
「……あの、先生。ひょっとしてなんですが、私が自分で手首切ったと思われてます…か?」
戸惑っている私に、先生は続けてこう言った。
「ここ何日か、お前の様子がおかしいという話を聞いている。……何もないのに薄笑いを浮かべて左手首を撫でたりしていて様子が変だ、とな」
……oh。
私から溢れ出た楓への思いが、何だかとんでもない方向へ流れている。
まさか本人がまるで意識しない所で、メンヘラ女子みたいな扱いになっていたなんて。
というかメンヘラ女子は意識して他人の気を引くためにやっているのだろうから、無意識でやっていた私はマジもののバカである。
……さて、困った。
誤解を解くのは簡単だ。
何より漫画キャラにガチ恋しているのを他人へ告白するのは、当時のバカだった私でもさすがにためらわれた。
なのでNちゃんに話したカバーストーリーを、そのまま担任へ告げることにした。
「いや、これはちょっとケガしちゃって。跡が残ると嫌なのでちょっと大げさに包帯巻いてるだけ……なんです!」
私が搾り出した渾身のプレゼン。
それを聞いた担任は──
「……そうか。とりあえず、何か悩んでいる事があれば相談して欲しい。自分はあまり器用な方ではないが、お前が困っているならば力になりたい」
……あ、ダメだわ。この目はまるで信じてないわ。
むしろ『本当は何か辛いことを隠してるんだろ? 俺には分かってる』感が満載の表情だコレ。
誤解を解くのは無理そうだったので、私は担任にこう言った。
「……3週間待って下さい。そうしたら私の言っている事が事実だと分かるはずです」
追及を続けたそうな担任へ私は山岡さんみたいなセリフを吐いて、その場をなんとか乗り切った。
(今思うと仮にそれが本当に怪我だったとして『何でその傷をニヤついて見てるんだよ?』って話なのだが、私の気迫に押されたのか担任はそれ以上突っ込んで来なかった)
結局、色々とウヤムヤにしたまま私は担任からの呼び出しをクリアしたのだ。
そして、それから3週間弱が経過する。
無事にバンドエイドは剥がれたのだが、『楓』の文字は完全に消えてはいなかった。
(今なら分かるが油性マジックを使ったのがいけなかったのだろう)
あれほどの困難を乗り越えたというのに、私の想いは彼に届かなかったのである。
あの時は本当につらかったが、今は別の意味でつらい。
翌日、担任に傷跡のない手首を見せたことで私のリスカ疑惑は解消された。
『え、マジでただのケガだったの?』みたいな顔をしていた先生の顔は今でも覚えている。
ちなみに何年か後、当時の私は影で『嘘リスカ』とか呼ばれていたらしい事を知って身悶えた。
あれからン十年経ったが、私は今でもあの『おまじない』を書いた雑誌を許せない。許していない。
『文字はバンドエイド1枚で隠せるような字の大きさで書きましょう』というものすごく必要な情報をバカでも理解できるように書くべきなのを怠ったからだ。
お陰で、頭のわるい子である私が『頭わるい上に痛々しい子』にジョブチェンジしまった責任は追及していきたい。
あと3週間くらいバンドエイドを張りっぱなしにしてると、それを外した時にマジでくっせぇのな。
手首真っ赤になるまで洗ってんのにだよ?!
アホほど制汗スプレーかけても、爽やかなシトラスの香りに混じって何か変な匂いするんだわ。
リスカ疑いがあった奴の包帯が外れたら、傷はなさそうだけど何か異臭がしてる、とか……
それはそれで『何があったんだ怖ぇよ』と思われてたんだろうなぁ。
……ぁあ、マジで思い出すたびに死にたくなる。
このクソ文章をここまで読んでくれた人の中に、似たようなことした人居ないかな? 居て欲しいな!
……頼むよ私だけじゃないと言ってくれよ。
-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250916200053# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaMlDZQAKCRBwMdsubs4+SKLPAQC4l1An0o6TpodUPeQzcaArjm6ewz5u4TxuklXNOzofkwD/dUoo+dFyEMtz2mwgtY5jwlZ9kVJae5NVLAZkP5yIjwI==lpZh-----ENDPGP SIGNATURE-----
この記事の続き、なぜか保存はできるのに表示はできなかった。(文字数制限がDB側とビュー側で違うのかな)
今更だけど続きを入れておく。(色々反応もらえて嬉しいのもある)
https://anond.hatelabo.jp/20250604003003 の末尾の行から続ける。(当時書いたものをそのままコピペしただけです)
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遊び初期は女の子とデートするたびにPDCAサイクルが回って学びが多かったが、だんだん得られる学びが減っていった。
それに正直やりたいだけなら遊びは風俗と比べて金銭的なコスパも極めて悪い。
遊びは1件目→2件目→ホテルを奢ることを考えると優に1回あたり3万程度は消える。飲みももちろんだが、ラブホの宿泊もかなり高い。
性行為できるまでの時間的な意味でも、風俗と比べて比較にならないくらい時間を要する。
心の限界を感じた。
最後の1ヶ月は新規で人と会ってなかったので実質5ヶ月くらいヤリモク男をやっていた。
マッチが平均日に3~4人程度だったので月100人マッチしたことになる。5ヶ月トータルでは500人マッチくらい。
その中で電話まで行けたのが週4~5人程度。これも5ヶ月トータルで100人くらい。
さらにその中で会ったのは週1,2人。5ヶ月トータルで30人くらいな気がする。
世のマッチングアプリの男性会員の7割は一人とも会えずに終わると言われている。なんなら内閣府が発表しているデータで20代独身男性の「これまでにデートした経験が一人もいない」人は全体の40%を占める。
それを踏まえると世間的に見て5ヶ月で500人マッチ、30人とデートという数値だけ見れば相当良い数値らしい。定量的に見て20代のデート経験としては上位数%にあたる。
予定のドタキャンや途中のブロックは当たり前だし、仲良くなったあとでもいきなり連絡が途切れることが当たり前のようになる。
正直「遊び」という名目だったからこそドタキャンや人間性のない対応に耐えれていたが本気で恋愛をするときにこれだと耐えられないかもしれない。
そういった意味で事前に遊びであることを伝えるのは極めて重要である。相手にこの辛さを味合わせてはいけない。
まだ過去の感覚が残っているうちは良いが、これが壊れると本当に人格が終わるリスクがあった。
人をスペックと見た目で判断し、だめだったら次に行くという行為が当たり前になると、シャバでの人付き合いや付き合ったあとの関係性を大切にできなくなるリスクが大きい。
お持ち帰り用の会話と、同性や仕事での会話は根本的に異なるものである。
標準語で喋り続けると方言を忘れるのと同じで、ずっと遊びばかりやっていると仕事能力とか、同性とのコミュニケーションができなくなる怖さがあった。
よく言われる遊んでいるやつは仕事できるは間違いである。遊びと仕事で使うコミュ力は根本的に異なるためである。
仕事できるやつが比較的遊びもやりやすいというのはありうる。そういう意味では「遊びできる→仕事できる」は必要条件だが十分条件でない可能性が高い。遊びは得意だけど仕事が下手な人を知っているという、あくまで周囲を見た個人の統計だが。
ちなみに社会人で遊ぶのはスケジュール的に相当厳しい。仕事終わりに1時間単位でGoogleカレンダーで枠を取って3人と電話する日もあれば、週5日毎日女性と飲み会を入れる日もあった。
高度なタスク管理が必要である。上長のGoogleカレンダーが1on1スケジュールを隙間なく詰めっている状態に近い。
ごめんなさい。正直これが大きいです。
まとめると主体性になりそう。仕事では主体性を発揮できていたが、人間関係は受け身人間だった。
お持ち帰りを向こうから誘われることは何十人と会って一度もない。必然的に主体性を持つことになる。我が強くないと舞台にすら立てない。
正直、明確にお持ち帰りには再現性のあるコツが存在する。それだけでお持ち帰りできるわけではないが。
お持ち帰りのためには会話の流れ、会話比率の変化、ホテルまでの道筋、想定外が発生したときの対応を状況に応じて柔軟にコントロールする必要がある。
女性にどこ行きたい?何食べたい?と聞くのは優しさだと思っていた。でも実は必ずしもそうでない。
これはお持ち帰りで絶対してはいけない常套手段である。女の子のせいにするような行動はしてはいけない。
言ってしまえば女性にとって理由作りが必要である。(一方で嫌がることは不同意性交になるので見極める力と倫理観が大変に重要である)
いかに相手に責任を押し付けずに自分に責任を押し付けるがお持ち帰りに重要であり、そういった経験を増やすことで責任感をより持てるようになった。
理系科目と違って意図しないことが常に発生するし、再現性も論理性もないことが多々起きる。
そういったことに対応できないとホテルというゴールは絶対にない。
百合展開する美少女アニメが好きなオタクだったので、正直女性に幻想を抱いていた。
大学時代に恋人が出来てからそれは減ったが、それでも世の中には美少女アニメのような女の子がいると自分では気付かない深層心理レベルで思い込んでいたように思う。
女の子に純粋さとか潔白性を求めてたし、なんなら処女厨だった。
少なくとも自分が会った範囲で純粋無垢な存在なんていなかった。
誰だって後ろめたい過去は大なり小なりあるし、完璧なんて存在しない。
服装とか見た目で判断したり、過去の経歴で判断をしてはいけない。
実際深掘ってみると見た目や雰囲気と人格が違うことは多々ある。
偏見を持った状態でお持ち帰りはできないので、偏見を持つ量が必然的に減った。
というよりある程度話すまでその人の印象判断を保留することができるようになった。
圧倒的にコミュ力が磨かれた。
複数人の第三者評価として、遊ぶ前と比べてコミュ力が上がったことを言われたので、客観的にこのことは正しい。
遊ぶ前ぶりに会った人からはもれなく「なんか変わった?」や「xxくんだと気付かなかった」と言われるような状態だった。(これは見た目の変化も大きいが)
マッチングアプリでは雑談力が磨かれた。初対面の相手と何時間も話すことができるようになった。
クラブナンパは回数こそしてないが、クラブで知らない人に話しかけて仲良くなるという経験をした、という事実が男としての自信に繋がった。(名前を呼ぶときのちゃん付けもここでできるようになった)
仕事の会議で重要な論理的構造で話すとか多分は向上していない。そこはやるうえで重要じゃないしむしろ邪魔になるから。
もともと清潔感には気を使っていたが、遊びにおいては清潔感に気を使ってもマイナスがゼロになるだけでしかない。
遊びによって
を新たにするようになった。
服装や髪型に関しては美容系インフルエンサーを参考にし、流行りを取り入れるようになった。
なお等身大の関係性を求める恋人がほしいとかであればこれらは不要である。
大人になってから友達を作ることは難しい。それなりに大きい企業で新卒同期が3桁以上居るような場所であればある程度は回避できる。
でも新卒で上京したりとか、大学卒業してフリータだったりする立場にとって友達を作るのは難しい。
例えばTinderは貞操観念がゆるい遊び歩く女性だけがやるものだと思っていたが実際そうじゃない。
女の子が女の子の友達欲しくてやってるケースとか、性行為に興味なくTinderをしている人も居る。
なんならマチアプ自体がドラッグである。恋人ほしいとか致したい関係なくハマってしまうものである。
どこかの研究でマチアプのスワイプに報酬系が働き依存性があるというのを見たことがる。
一方でヤリチンという不純な立場が、明らかに相手にとって何でも打ち明けられるオアシスの場になっていた人もいた。
それくらい都会は友達作りとかと相性が悪いし、冷淡。
ここをうまく解消できたら世界はもっと良くなると思いつつも、例えば友達作り用のマッチングアプリを作れば解決するみたいな、そんな簡単なことはない。
女の子の家にお泊りなんて恋人を除いてありえない。だけどセフレという関係はそれを裏ルート的にたどり着けてしまう。
純粋に他者の家には興味があったし、住む場所とか家賃感とかレイアウトとか、すごく純粋な面白さがあった。
ちなみに誰かの家にお邪魔するときは絶対にお土産を持っていくこと。それは同性の友達でも大事。
本当に人が信頼できなくなった。
どれだけ好きと言われても、絶対この人明日にも裏切って俺を捨てるんだろうなとか普通に思ってしまう。実際経験しているから。
これはヤリチンをやめて本気で人を好きになったときに、とんでもない足枷となった。
ずっと不安になる。ありえないくらい自分自身がメンヘラになっていた。LINEが10分帰ってこないだけで、定番のブロックパータンかなと不安になる。
ヤリチンをやっていた時期はその不安を同時に複数のセフレがいることで
性行為前提で女性を知るようになってしまったせいで、性行為無しで付き合うのが怖くなった。
一方で付き合う前にそういうことしてしまう女性は無理という価値観も残っていて、デッドロック状態になった。
今付き合っている相手には全部このことを話して受け入れてもらっている。
私は嘘を貫き通せないので、全部言うしかない。
当たり前だがヤリチンをしていた過去は、人によっては嫌悪感を極めて抱くものである。
両思いで付き合えたあとに過去ヤリチンだったことが知られるだけで破局するリスクは十分にある。
男側から見たとき、過去に風俗で働いていた女性と付き合うことに抵抗があるみたいなのに近いかもしれない。
一度水に垂らした墨汁が取り除けないように、ヤリチンをした過去は絶対に取り除けない。それまでとこれからがどんなに真面目でも。
遊んでないやつはキモいだとか、結婚するなら遊び終わった男がいいとか、そんなものはヤリチン・ヤリマンの立場を捨てられない人間のまやかしが多分に含まれる。信じてはいけない。
貞操観念が壊れた女の子をお持ち帰りできることと、しっかりした女性と付き合うことは全く訳が違う。前者を100回できたら後者が手に入るほどこの世界は単純じゃない。
(一方で遊び側の価値観を知っておくことで浮気防止になる可能性は多分にあるが、浮気をしてしまうような状況を作らないことや浮気を安易にしないタイプを見極めて付き合うことでそれは回避できるので遊ぶ必要性はない)
ホストをやられている方には大変失礼なのは承知だが、ホストはずるいなと思った。
仕事であるという理由で色恋営業が許される。ヤリチンがやったら刺される。
書きながら気付いたが、なんで変わってないんだ???
多分女の子と遊べても、自分なんかと遊べる女の子は誰とでも遊んじゃうんだという気持ちが先行していた。
一方で紛れもなくコミュ力も上がっていることが客観的評価からわかる。
この矛盾を考えたときに考える仮説は、遊びで得た自己肯定感と、遊びで得た自己否定が釣り合っているのではないかと考える。
たしかに女の子と遊べたが、関係性を切られることもそれ以上にあったためである。
また一方で自己評価は遊び程度では変容しないとも考えた。
刹那的なやりとりでなく、長期的な関係性の構築で初めて手に入るのではないだろうか。
責任感や主体性は持てるようになったが、根の真面目さとかは変わっていない。
具体、といっても細かいことは書かない。相手のプライバシーもある。
再現性のない話である。正直人生2周目したらうまく遊びで自己効力感を見いだせず死んでいた可能性が高い。
そう言えるのは、マッチングアプリ初めて最初に出会った相手とホテルに行けたことが大きい。
マッチングアプリを始めた時点でクラブナンパや相席屋を試した後だったし、マッチングアプリの各種コツは知識として持っていた。
たまたまマッチングアプリでマッチし、トントン拍子で電話まで進み、翌日会うこととなった。マッチングアプリ初日の出来事である。
当日はおやつ時間に集合しカフェで時間を過ごしたり街を一緒に散策したりした。夜になって帰るときに実は遊びでやってるんだよねという話をした。
これができたのには理由がある。元カレとレスになって別れたという話を聞いていたことが大きい。
それ以外にも色々と付き合う前にしちゃうタイプの要素が垣間見れた部分もあり、そういう話をしても良いという暗黙知が形成できていた。
ホテル打診をし、結論としては「今日するつもりなかった」と言われつつホテルに行くことに。結局向こうがヤリモクだったが……
行為自体は微妙だった。というのも向こうが挿入以外にあまり興味がないタイプだった。
彼女としていたそれと、遊びのそれは根本的に別物なのだと思った。
しかし彼女とする性行為と遊びでの性行為は抜本的に異なる。好きな人とする性行為には絶対に幸福感や満足感で勝てない。雲泥の差である。
逆に言うと以後ヤリモクタイプには一度も出会っていない。ヤリモクが嫌で避けていたというのもあるが。
この偶然的な初回の成功体験が遊びに対する自己効力感を上げた。
その後はうまくいかないことが1ヶ月ほど続いた。本当にもう限界というタイミングで、またうまくいった機会があり、なんとか持ちこたえた。
以後もそのような希望と絶望が交互に続く。後半は以上に成功率が高くセフレが複数人いる状態だったが、最後には仇となった。
「好きな人ができたからごめんね」と伝えることにはかなり辛さがあった。
好きな人がいるのにセフレと関係を切るのが辛いは矛盾しているように見えるが。
いろいろな体験を通じせっかく仲良くなれたのに、みたいな部分も正直ある。
まだ解決してあげたい相手のコンプレックスとか課題が残っていたこともわだかまりの1つだった。
でも一番は、せっかく自分に期待してくれているのにそれを裏切るのが嫌だったということである。自分は弱い。
ヤリチンになることで、得たものは紛れもなくあったし、真面目な自分という根幹をぶち壊せたのは大きい。
社会に対する課題感もほんの少し分かったつもりになれたし、いろいろな職種のいろいろな事情を知れたことも大きい。
それにヤリチンが淘汰されない事情も極めてわかった。女性が必要としているケースが結構ある。
それに遊んだ経験量と恋人や結婚での幸せに相関はないように感じた。