
はてなキーワード:鶴巻和哉とは
シュウジがなんの説明もなしに「世界線」って言葉を使いだしたからには、おそらく色んなSF作品に出てきた用語の中でもSTEINS;GATEのそれで、
しかも世間に広まってる「世界線=並行世界」の誤解なんだろうけどその辺も鶴巻の浅さなんだろうな
> 『航時軍団』では、第6章で科学者ウィル・マクランが本来の物理用語worldlineの意味を説明し、世界線の追跡によって「起こり得る未来」へ到達するクロニオン号の原理が説明される
> 『航時軍団』原書でのgeodesic(測地線)は、「可能性として存在する特定の未来へ到達する経路」を意味する言葉で、歴史の改変によって途切れたり繋がったりする、現在のSF用語「世界線」とほぼ同じ意味の言葉である。
> 因みに海外SFの世界線の使い方とかをざっと検索したんだけど、「四次元的視座を持つ生物にとって人間は赤ん坊の頃から死ぬまでの手足が連なったムカデのように見える」的な書かれ方してるみたいw
> 「もしもああしていたら」の意味での「世界線」という言葉、1920年に出たヴァン・ダイン「僧正殺人事件」にあるので、こっちの方が古いかも
(STEINS;GATEにおける世界線はパラレルワールドの意味ではない。パラレルワールドの意味で世界線という言葉は使われていない。その違いは冒頭で説明されている。
「ここを変えたら別の世界線、つまり時間の流れに世界が変わる」という意味で世界線の移動という言葉は使われているが、並行世界を移動しているわけではなく、あくまで世界そのものが変化している。)
「ハイパー化」も巨大化して見えるだけで実際にオーラマシンは巨大化してないし質量も増大してないけどハイパー化させました~って言っちゃう浅さ。
「ガンダム ジークアクス」黒沢ともよも「まさか」鶴巻和哉監督&榎戸洋司が明かすハイパー化裏話|シネマトゥデイ
まず、FGO(Fate/Grand Order)について少し説明する。
これは、歴史が本来とは違う形で進んだ並行世界のようなもので、本来の歴史を脅かす存在だ。
FGOの主人公たちは、この異聞帯を消滅させ、本来の歴史を守るために戦う。
ガンダムジークアクスもこのFGOの異聞帯の解釈に当てはめて考えるとわかりやすい。
つまり、作中の世界が「偽物の世界」なのではないか、という見方だ。
シュウジは、「時間凍結したララァが、このジークアクスの世界を作り出した」と言っている。
これは、このジークアクスという世界が、ララァが見ている夢のような「偽物の世界」である可能性が高い、と解釈されている。
さらに、ララァは「メビウスの輪」(=終わりのないループ)に囚われており
シュウジがララァを「救う」というのは、この無限のループから解放することだと考えられている。
シャアは自身が「偽物の世界」を生きていることに気づいており、
その歪みを正すためにララァを「消滅させる」、つまり元の世界に戻そうとしている。
マチュはシュウジが想いを寄せているララァを救うことを決意している。
失恋しながらも、好きな相手の想い人を救おうとする姿が主人公っぽくなってやがる。
このように、シュウジ、シャア、マチュの3人は、それぞれ違う立場や理由があるものの、「ララァを救う」という点では目的が一致しているように見える。
しかし、シュウジの言葉が示す「ララァがこの世界を作った」という点が重要になる。
ララァが目覚めることは、この世界が消滅することを意味する可能性がある。
FGOの異聞帯の剪定=つまり「並行世界が消滅する」という考え方に似ていると指摘されているのはこのあたりの部分だ。
ジークアクス世界が勝つなら異聞帯側が勝利するFGOとなるので大変興味深い。
この抵抗を抑えるために、シュウジが「向こう側」から原作デザインのガンダムを召喚した・・・と思う。
最終的に誰がどちらの道を選ぶのかはまだ不明だが、いくつかの可能性が示唆されている。
例えば、シュウジがガンダムに乗って世界を消滅させようとするのか、シャアやマチュがそれにどう対抗するのか、といった具合だ。
もしこの世界が「偽物」であったとしても
「ここは自分たちの世界だ、守るんだ!」と登場人物たちが決意するなら、
ゼロ年代によく見た名作アニメのようの系譜に連なる何かになるかもしれない。
そして庵野秀明氏や鶴巻和哉氏といったクリエイター世代が描いた「ジークアクス世界」を「ニセモノ」と対比している。
最終シーンでは「ホンモノのRX78ガンダムが、富野御大の意思を受けてニセモノたちの二次創作の抵抗を潰しに来た」と解釈できる。
それは「私達の世代にはホンモノがなく、全て模倣だ」という諦めの感情に対する答えにもなる。
本来ガンダムの世界観にはあまり合わないような「禁じ手」とも言えるメタ的な要素を多く含んでいる。
「ホンモノを作ってきた世代に対して、ニセモノしか作れない俺たちの世代」というテーマを絡めることで
そういった要素も「アリ」になってしまうかもしれない。
(社員を食わせるため、意に沿わないアニメを量産せざるを得ない状況を嘆く手塚治虫)
手塚「ぼくは、ひとりでくやしがり、地団太をふんだ。終わりのころのアトムは、ぼくのアトムではなかった。なにもかもぼく自身の責任だ」
富野「まことに、作者と社長の自家撞着の縮図である。それのいいだしっぺが手塚治虫自身であるのなら、最後にいう”なにもかもぼく自身の責任だ”で帰結するしかないのも、作者の習性としてやむをえないことだろう」
富野「社長ともなれば経営者なのだ。作家ではないのだから、作家としての意思は捨てるべきだ。結局、このジレンマは永遠に交錯しつづけるメビウスの環のようなものだ」
富野「こんな僕が以後もアトムの演出を手がけてゆき、一番長くアトムの演出者として在籍する。僕の演出したフィルムが一番多くなり、手塚治虫リリシズムもなくなり、アトムらしくないアトムが二年近くとびまわり、”アトム・シリーズ”を汚すこととなったわけである。手塚先生が狂うわけなのだ」
富野「今のガンダムには戦争体験の匂いがしない。完全に物語なんです」
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おい、お前ら。最近ネットの片隅とか、なんかこう…オタクっぽい界隈で妙な文字列見かけないか? そう、「GQuuuuuuX」だよ。
最初は何かのエラーコードか、新手のパスワード生成かと思ったんだよ。だって「Q」のあとに「u」が6個だぜ? キーボードの上で猫でも寝たのかと。タイプミスにしては妙に見かけるし、ちょっと気になって夜も8時間しか眠れない。
で、俺なりに考察してみたわけ。
説1:新手の飯テロ説
「G」は「グルメ」、「Q」は「級」、「u」の数はうまさの段階、「X」は「未知の味」…みたいな?
つまり「GQuuuuuuX」は「超絶うまい未知のグルメ」的な?
説2:某巨大ロボットアニメの新作説
「G」はもちろん「ガンダム」。じゃあ「QuuuuuuX」は?
…なんか必殺技っぽくない?「クゥゥゥゥゥゥエックス・バスター!」みたいな。
「Q」が「クアンタム」で「u」がエネルギー充填、んで「X」で発射!みたいな。
…うん、これも違う気がしてきた。中二病が爆発しすぎだろ俺。
説3:実はアレのアナグラム説
「GQuuuuuuX」を並び替えたら何か意味のある言葉になるんじゃないか?
…と思って色々試してみたけど、俺の語彙力じゃ「QGUXUUUUU」とかにしかならなかった。誰か得意なやつ頼む。
説4:新種のプログラミング言語説
GQuuuuuuX {print("Hello World") } みたいな。
いや、読みにくすぎるだろ。却下。
…とまあ、色々考えてみたけど、結局よくわからん。
お前らはこの「GQuuuuuuX」が何だと思う?
(追記)
読み方は「ジークアクス」。スタジオカラーとサンライズの共同制作で、監督は鶴巻和哉氏、脚本に庵野秀明氏と榎戸洋司氏が名を連ねているようだ。2025年の最新アニメで、テレビシリーズは4月8日から日テレ系で放送されているらしい。プラモデルも出るみたいだな。
そして、ちょっとその「ジークアクス」とやらが気になってきたじゃねえか…。
まさか、これが奴らの狙いか…? まんまと術中にはまってしまったということか…?
正直言って、そこまで期待してたわけではなかったんだよな。
まあ水星も良かったし、ガンダムだし盛り上がるよなって。普通に構えてたよ。
ファーストのパラレルやるってなった時も、庵野秀明脚本だからなァ〜そういう仕掛けでやりますか〜ハイハイって思ってた。
全然心配してなかったんだよね。脚本家として、そのぐらいの厚い設定まとめる力はあると思うから。
案の定、というかなんというか、実際にアニメ始まったらいい感じのキャラ出てきて二次創作がバンバン盛り上がってるし、ガンダムらしい酷薄さもあって、
もう大ヒットですねという感じになってるよね。俺もザクのデザインとかすごい気に入ったし、ジムがゲルググっつって出てきたのはすごい笑ったわ。
とはいえ水星の魔女とか鉄血のオルフェンズぐらいの「良い作品」でしかないと思ってたわけ。
異質感はあるけど、それはファーストのパラレルであることによるものだろうってね。
しかし、ここで流れが変わってきた。そう、例の鶴巻和哉が仕込んだと思われる数々のアイドルネタが入ってきたこと。
ジークアクス騒動まとめhttps://anond.hatelabo.jp/20250517001611
ジークアクスのあれは鶴巻なりに爪痕を残そうとした結果https://anond.hatelabo.jp/20250517103302
オメガサイコミュ=監督の好き嫌いなんじゃないかなhttps://anond.hatelabo.jp/20250517122841
ガンダムのコックピットが手をつなぐUIになっているのも握手会だし、乃木坂とは握手したいですがHKTや男とは握手したくないですという表れだよね。
あー、ニャアンが急に下着姿になってニャアンとマチュが下着姿でガンダムにぴったり身を寄せて寝そべる展開、元々意味がわからない唐突な展開だったけどガンダム=…って思うとそういうことなのか。
ジークアクスhttps://anond.hatelabo.jp/20250517142105
一年戦争の終戦日は0080/01/01でアバオアクーでの戦いは紅白真っ最中なんだよな
こういう偏執狂的な情熱が、マスターピースと呼べる作品には必要なんだと、俺は常々思っているんだよ。
トトロ、AKIRA、エヴァ、攻殻、そしてガンダム。本物の「作品」には、いずれも狂気のような情熱が作品に込められている。アニメーション表現そのものであったり戦争に向かう人間の物語であったり、その対象はさまざまだったと思うが、そこにはいずれも作家たちのREALが込められている。
アイドルオタクとしての鶴巻和哉の熱=REALが、そういう過去の偉大な作品に比肩しうるかはまだわからない。
https://anond.hatelabo.jp/20250126112823
ファーストガンダム 富野由悠季 (38) 安彦良和(32) 大河原邦男(32) 星山博之(35)
ジークアクス 鶴巻和哉(58) 榎戸洋司(61) 庵野秀明(64) 山下いくと(60) 竹(42)
これが致命的。還暦前後の連中の作るアニメなんざ、会社の飲み会でオヤジギャグかまされるのと同じで覚めるのは分かりきってた。
ファーストガンダムを作ってた製作陣と平均年齢でも倍、さすがに感性の瑞々しさが違いすぎる。
で、俺はジークアクスは劇場に行かなかったがテレビ放送は見てる。
みんな思ってるか分からないが、とにかくノリが古い。
今回の炎上のネタの仕込みといい、エヴァのリメイクと思えるような絵面といい、深刻(風)な本編の後に主人公二人が歌って踊るEDといい全てが薄寒い。
じゃあなぜこんなに盛り上がってるのか?おそらくSNSの使い方が異常に上手いんだろう。
どっかの県知事じゃないがおそらくそういう専門の会社が間に入ってると思うが
劇場公開時の熱狂からして嘘くさかった。まあそれで何十億の売り上げになるならやってる方は止められないだろう。
ただ純粋に作品として評価するときに全体的に漂うこの古さはマイナス過ぎる。
ガンダムでなくて良かったんだよ。
今話題の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」を見ない理由を書いてみようと思う。
どうせテレビで放送されるものをちょっと早く見れるからとわざわざ金と時間を使って見にいく理由がない。
ツイートしてる連中の「ネタバレになるから詳しくは書けないが〜」がキモい。このネット時代にネタバレ阻止とか無理に決まってる。俺はYouTubeで見た。公式がアップしたPVに「公式自らネタバレしてきやがった〜」ってノリも寒い。
赤い髪の女の胸がどうとか、結局内容じゃなくキャラでしか語れない辺り推して知るべしって感じ。
富野由悠季 (38)
安彦良和(32)
大河原邦男(32)
星山博之(35)
鶴巻和哉(58)
榎戸洋司(61)
庵野秀明(64)
山下いくと(60)
竹(42)
いくらなんでも年齢層が高すぎる。なんで俺より年上のオッサン達が作ったアニメをオッサンの俺が見なきゃならんのか。これが一番大きい理由かもしれん。
何にしても盛り上がってるのは結構だがファーストとはみたいなツイート見ると虫唾が走る思いだ。どうせテレビで放送されるんだから待てばいい。テレビは見るつもり。
| シン・ゴジラ | シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 | シン・ウルトラマン | シン・仮面ライダー | (参考)トップをねらえ! | |
|---|---|---|---|---|---|
| 公開日は? | 2016年7月29日 | 2021年3月8日 | 2022年5月13日 | 2023年3月18日 | 1988年10月7日 -1989年7月7日 |
| 監督は? | 庵野秀明(総監督)樋口真嗣(監督・特技監督) | 庵野秀明(総監督)鶴巻和哉中山勝一前田真宏 | 樋口真嗣 | 庵野秀明 | 庵野秀明 |
| 物語の元凶・すべてのはじまりは? | 牧悟郎博士 | 葛城調査隊、もしくはゼーレ | メフィラス(禍威獣を目覚めさせた) | ショッカー創設者の資産家 | 人類そのもの(宇宙怪獣は人類というウイルスを排除する銀河系の免疫機構) |
| 物語開始で彼は生存している? | ❌厳密には生死不明。 | ❌葛城調査隊は全滅、ゼーレもヱヴァンゲリオンQの時点で消滅。 | ⭕️すべてが終わってもしれっと地球に戻っていそうというファンからの声も。 | ❌明確に拳銃での自死が描写されている。 | ⭕️ |
| ラスボスは人間? | ❌ゴジラ(怪獣) | ⭕️碇ゲンドウ(人間) | ❌天体制圧用最終兵器ゼットン(超兵器) | ⭕️緑川イチロー(改造人間) | ❌宇宙怪獣 |
| ラスボスは対話で倒される? | ❌電車と瓦礫と凍結剤(博士のヒントをもとに科学を進歩させる) | ⭕️戦闘と対話 | ❌ウルトラマンと人類の共闘(ウルトラマンのヒントをもとに科学を進歩させる) | ⭕️戦闘と対話 | ❌宇宙怪獣を銀河系もろとも吹っ飛ばすカルネアデス計画。対話も何もあったものではない。 |
| ラスボスの目的は人類補完計画? | ❌ | ⭕️ | ❌ | ⭕️ | ❌ |
| 敵を倒すと遺体は消える? | ❌ゴジラの復活の可能性が暗示されている | ⭕️ヱヴァ序破急の時点で使徒を倒すと形象崩壊する。アヤナミレイ(仮称)が崩壊するのはシンジが覚悟を決めるきっかけ | ❌怪獣の後始末が必要そうだった | ⭕️敵も味方も死ぬと泡になって消える | ❌宇宙怪獣の死体が浮遊している |
| 敵を倒すと血を流す? | ❌ゴジラの出血はなし。着ぐるみ的。 | ⭕️第9の使徒戦では内臓描写もある。ただしシンで出血はあったか覚えていない | ❌怪獣の出血はなし。着ぐるみ的。 | ⭕️ショッカーを倒すと血しぶきが飛ぶ | ❌確か血は流さない。ただしコーチが吐血する描写がある。 |
| 主人公は涙を流す? | ❌怒りは示すが泣かない | ⭕️綾波を失うときは涙を流す。終盤ではみんな泣いている。渚カヲルも! | ❌怒りは示すが泣かない | ⭕️泣く。ショッカーの多幸感との対比。または優しさ。 | ⭕️泣く。泣きながらも根性を見せる。 |
| 感情の起伏の少ない女性キャラはいる? | ⭕️尾頭ヒロミ | ⭕️綾波レイ(ただし後半では表情豊か) | ❌強いて言えば神永新二 | ⭕️緑川ルリ子 | ❌アマノ・カズミは感情豊かだと思う |
| 流暢な英語を日本語に挟むキャラはいる? | ⭕️カヨコ・アン・パタースン | ⭕️真希波・マリ・イラストリアス | ❌ | ⭕️人工知能、サソリオーグ | ❌ |
| 我に返ってしまう、しかしわざとやっているであろう場面 | ⭕️博士の写真が岡本喜八。カヨコの不自然な日本語・英語。無人在来線爆弾は大好き。 | ⭕️序盤のパリカチコミ作戦で明らかに特撮を意識したピアノ線のようなものが映る。巨大綾波が不自然なCG。登場人物が自分たちは虚構であることを意識し始める。 | ⭕️女性の体臭を嗅ぐウルトラマン。 | ⭕️コウモリオーグ、サソリオーグの安っぽさ。女ショッカーのハイレグレオタード。 | ⭕️原則すべてパロディからできている。 |
| 寸評 | ゴジラ怖すぎ! みんな有能! | シンジ君よく頑張った! 偉い! | 特撮楽しい! | 視聴者置いてけぼり! | 第7ハッチが開いています! かっこよすぎ! |
⭕️❌を見ると、総監督が庵野秀明の仮面ライダーとエヴァンゲリオン、そうでないゴジラとウルトラマンとの2系統に分かれていそう。
〇言うまでもないレベル
今 敏(パプリカ) ※追記。初期段階では入ってたのに抜けてました。スイマセン。
〇アニメ好きだったら作品名で「あの人の作品いいよね」ってなるレベル
河森正治(サテライトの人) ※修正しました。完全に勘違いしてました。スイマセン。
〇けっこういろんな人が知ってる感じはするレベル
出崎統(明日のジョー) ※修正しました。完全に勘違いしてました。スイマセン。
〇知名度はある
〇ワイは好き
追記:
アニオタは好き枠はアニオタはみんなスタッフ語り好きなので入れ切れません……
追記2:
4回謝罪したのでワイの負けです。
対戦ありがとうございました。
なんか別でエントリされていたのでこっちに統合しました。スイマセン。
Permalink |記事への反応(22) | 09:28
遅ればせながら『シン・エヴァ』観ました。個人的な感想メモ(ネタバレあり)。ちなみにTV版から観ている39歳男です。
・旧劇場版でシンジとアスカがお互い傷つけあったのは「二人は他者だから、触れ合えば傷つくのは必然なんだ」と受け止めてた。それに対する『シン・エヴァ』の回答は「あれは二人の相性が悪かったせい。それぞれ別の人とくっつけば幸せになれるよ」ってことだと理解した。マジか、と思いましたね。あまりに身も蓋もなさすぎて。しかし言われてみれば確かにそう。こうなってみると、もうこの終わり方しか考えられない。
・旧劇場版のアスカって、エヴァの全編を通してみてもトップクラスに酷い目にあってたと思う。肉体的にも精神的にも。見ていて居たたまれなかった。なので、浜辺のシーンで惣流のほうのアスカも救済してくれて嬉しかった。
・それにしても、まさか渚カヲルがゲンドウの分身(別人格)だとは思ってもみなかった。これが一番衝撃的だったかも。
・でもよく考えると、TV版の時点でカヲルはレイに「君は僕と同じだね」って言ってるんだよね。レイがユイのクローンだとして、じゃあカヲルは誰の分身なのかと考えれば、論理的にはゲンドウしかありえない。なんで俺は25年間その可能性に気づかなかったのか、ということのほうが今となっては不思議。
・カヲル君の「歌はいいねえ」という台詞とシンジ君のウォークマンが、25年の時を経てゲンドウというキーワードでひとつに結びつけられる展開は震えた。
・あそこに置かれていた鉄道車両は、庵野さんの故郷の山口あたりで昭和時代に走っていたやつが多かったと思う(あとは天竜浜名湖鉄道?)。あの村が箱根のそばに2029年ごろに存在しているとすると、明らかに時空が歪んでいる。この時点ですでに庵野さんの心象風景に片足を突っ込んでいると理解した。あの村全てが仮想空間とも受け取れる。
・作画もあの村の場面の一部だけ、なんか質感が違いましたよね?
・TV版から存在していた夕闇の電車の中での自分との対話シーン。あれはあの旧型国電の中でやってたのか。あの車両は庵野さんの地元の宇部線で長く走ってた形式。なので単に懐古趣味で旧い電車を出してたのではなく、自分の故郷の、おそらく青春時代によく乗っていた電車の中でずっと自問自答していたわけね。なんというか、本当にエヴァって私小説だ。
・村の人がレイを「そっくりさん」と呼び続けるの、普通に気持ち悪いよ!初日だけならともかく、その後もずっと。同僚に対してその扱いは酷くないか。レイ視点だから悪意がないように受け取れるけど、実際にはあれは村社会の新人イビリなんじゃないの。エヴァは「誰が誰をどういう名前で呼ぶか」について極めて意識的な作品なので、こういう「気持ち悪さ」も織り込み済みでやってそう。
・レイはやっぱり個体によってかなり人格が違う。にしてもTV版の「ばーさんは用済み」のあの子だけは極端に性格悪かったな。あれは何だったのか。
・ミサトさんは「自分は大人じゃないけど、それでも大人の役をきちんと果たすんだ」と決めた人。TV版と旧劇場版ではそういうちゃんとした大人はミサトと加持ぐらいだったけど、新劇場版ではリツコとヴンダーのクルー達も付いてきてくれていて、そこが良かった。
・にしても生命種の種を満載した船で最終決戦に突っ込むのは、リスク管理としてやばすぎ。そいつらはどっか安全な場所に厳重保管しておくべき。
・ミサトさんが息子とずっと会わないと決めたこと。それってユイやゲンドウと同じ過ちを繰り返してるんじゃないの、と思えて複雑だった。ユイも「自分の選択を息子はわかってくれる」みたいなことを言って死んだけど、息子の側からしたら親に捨てられたと思っただろうし、その葛藤を描いてきたのがまさにエヴァという物語なので。これは「シンジの物語が終わっても全てが解決するわけじゃない。親子の葛藤は次の世代にも続いていく」というメッセージだと受け止めた。
・新劇場版の全体を通して、リツコさんの物語はほぼカットされちゃった。新劇から見た人にとっては、あの人はミサトさんの有能な副官というだけの存在になるのかな。まあ尺もあるし仕方ないか。
・新劇場版での冬月が何をしたかったのか全然わからない。旧劇場版まではユイとの再会だよね? 今回は違うの?あんた何なの?
・ゲンドウとシンジの取っ組み合いのケンカは笑った。庵野さんって、映画の前半で綿密にリアリティーを積み上げておきながら後半で暴走するよね。『シン・ゴジラ』の無人在来線爆弾のときも思ったけど。
・「ユイ、お前はずっとシンジの中にいたのか」って、そんなの当っったり前だろうがー!! そんな凡庸な結論に至るまでに人類を3回も滅亡の淵に追いやるんじゃねえよ。
・庵野さんはエンディングの巨匠だと思っている。「全ての子供達に、おめでとう」と「気持ち悪い」。観た人の記憶に刻み込まれるエンディングを2つも作ったのは神業。
・そして今回のエンディングも後世に語り継がれる素晴らしい出来だと思った。俺は泣きました。
・大人になったシンジ君、イケメンだなあ。声は神木君だしパートナーは素敵な人だし。この話って結局「ただしイケメンに限る」ってやつじゃねーの、という思いもよぎる。
・チョーカーを現実世界でもずっとつけてたのは、思春期の呪縛はそれだけ強いものなんだという意味合いかな。それとも単にマリがチョーカーを外す場面が撮りたかっただけ?
・マリは鶴巻和哉の色が濃いっていう評を見たけど、確かに『フリクリ』から飛び出てきたみたいなキャラ。『フリクリ』も大好きなので嬉しかった。鶴巻さんもありがとう。
・でもこの結末って言ってみれば「夢オチ」だよね。それでも自分も含めて肯定的な感想が多いってことは、要するにたいがいの人は登場人物の人間関係に決着がつくことを何より重視していて、そこに整理がつけば夢オチでも構わないと思ってるってこと…?
・「OneLastKiss」最高。天才の曲。宇多田ヒカルのエヴァ関連の仕事は全て文句のつけようがない。こんな荒唐無稽な物語にかっちりハマりつつ、なおかつ宇多田ヒカルらしさを失わない曲をよくぞ3曲も作ったものだと思う。宇多田ヒカルさんもありがとう。
・で、『Q』で出てきたトウジの制服は何だったの? とかそういうことを考えだすとキリがないので、もう考えない。
劇場で自分の前の席に高校生の集団が座っていて、終わった後で「どうだった?」「わかんねー(笑)」と、まさに自分が高校生で旧劇場版を観た時と同じような会話を繰り広げていた。そのことに何だか感動してしまった。