Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「骨太」を含む日記RSS

はてなキーワード:骨太とは

次の25件>

2025-10-21

anond:20251021074221

了解。元の論旨(「現実直視せよ」)に乗っかって、「縮小均衡でいい」という主張への反論をまとめます

反論縮小均衡は“均衡”になりにくい

1.固定費の壁で均衡が崩れる

インフラ道路上下水道鉄道・送配電網・自治体運営救急/消防)は固定費が大きい。人口納税者が縮んでも費用は比例して下がらない。利用者減→運賃/料金↑→さらなる離脱ネットワーク縮退…と負のスパイラルに陥りやすく、安定均衡より「崩れの連鎖」になりがち。

2. 輸入依存(食料・エネルギー)と国防の“最小実行規模”

日本は食とエネルギーを外から買って生きる国。外貨を稼ぐ製造業サービスの規模が一定ラインを割ると、交易条件の悪化通貨の弱体化、調達コスト上昇が重なる。さら国防規模の経済が効く分野で、装備調達人員維持・技術基盤に下限の規模がある。ここを割る「縮小」は安全保障リスクを跳ね上げる。

3.少子高齢化は“縮小の質”が悪い

均等に縮むならまだしも、先に減るのは生産年齢人口。要介護医療需要はむしろ増える。結果、依存率の上昇で一人当たりの負担加速度的に重くなり、医療介護年金給付削減か増税のどちらか(多くは両方)を強いられる。「ほどよい縮小」で止まらない。

4.自治体生活サービスの“臨界点”

学校病院路線商業一定需要を割ると突然維持不能になる(段階的ではなく飛び石的に崩れる)。廃校病院撤退・減便/廃線→通院・就学が困難→転出→税基盤縮小…と、局所的な“均衡”は成立しにくい。

5.イノベーション生態系密度依存

研究開発、人材育成スタートアップ、部材・設備サプライヤーの集積は人と資本密度生命線。縮小は需要人材プール風呂敷市場)を同時に縮め、投資採算を悪化させる。結果、技術導入・自動化で埋めたい穴がかえって埋まらない。

6.財政金利の“トリレンマ

税収基盤↓/社会保障支出↑/インフラ更新費は下がらない。どこかで(1)給付削減、(2)増税、(3)政府債務増の選択になる。債務増に依存すれば、わずかな金利上振れで利払いが公共投資を食い荒らす。これも均衡を不安定化させる。

7.地政学ショックに弱い体質

平時の“ギリ保てる縮小均衡”は、災害資源価格高騰・隣国圧力といったショックで簡単に壊れる。冗長性・予備費防災力が痩せるほど、社会は脆くなる。

それでも縮小均衡を主張するなら、最低限この“数字”が要る

スローガンではなく運用計画を。少なくとも:

医療介護年金給付水準・負担率・年金開始年齢の具体値
インフラ:どの路線/病院/学校をいつまでに統廃合、代替手段費用・所要時間
防衛人員・装備の下限目標国産/共同開発比率、年間調達
産業:輸出の目標額・構成為替前提、電力コストの上限目安
労働自動化投資計画投資額・年率・導入率)、人手の穴を誰がどれだけ埋めるのか
地方財政:広域化の工程表赤字補填の財源

この骨太の“勘定”が示せない「縮小均衡」は、実質「均衡なき縮小=衰退容認」に過ぎない。

反論結論

縮小均衡で十分」という言説は、固定費と最小実行規模、依存率上昇、ネットワーク臨界地政学ショックを軽視している。多くの分野で均衡は連続的ではなく崖をもつ。ゆえに現実的ではない。

成長至上主義をやれと言っているのではない。必要なのは

最低限の規模と密度を守るための生産性向上(自動化デジタル化への本気の投資)、
選択と集中+統合サービスの面で“点で高品質、面でアクセス確保”の設計)、
管理された受け入れ(技能教育に紐づく移民留学生専門職戦略的導入)、
防災防衛・基盤投資の確保(“保険料”としての国の体力)。

これらを外せば、「縮小均衡」は均衡ではなく、壊れやす縮退経路だ――というのが反論だよ。

Permalink |記事への反応(1) | 08:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-07

映画】Play Dirtyを見た

70点くらいの普通に面白い1990年代アクション映画だった。

よかったところはテンポスケール感、悪かったところはノリ?とシナリオ

 

プレイ・ダーティー」はシェーンブラック監督が贈る、アクション満載の骨太で巧妙なスリラー作品強盗団を率いる冷徹な男パーカーマーク・ウォールバーグ)。彼はグロフィールド(ラキース・スタンフィールド)やゼン(ローササラザール)といった腕利きの仲間たちと共に、桁外れの価値を持つお宝の強奪に臨むこととなる。しかし彼らの前には、ニューヨークに根を張る巨大な犯罪組織が立ちはだかるのであった。

という紹介文を見て、いや「シェーンブラック」が撮る映画じゃ無くね?と思って見たらこ文章から感じられる内容では全然なかった。リーサルウェポンとかラストアクションヒーローとか撮った監督だぞ!って感じのアクションコメディ

 

紹介文から感じられる特殊能力に長けた腕利き強盗団による綿密な計画に基づいたクライムアクションみたいな感じだけど、実際に出てくる奴らアホばっかりだし、ウォールバーグも冷酷ではあるけど基本はアホだし、頭使って見る映画だと思って見たら脳みそ溶けちゃうよ。

例えば冒頭の強盗シークエンスからしてこう。

銀行強盗に乗り込んだウォールバーグ一味。なぜかアホな若者が仲間にいて事態をかき回す。計画は上手く進んでいると思いきや休日忘れ物を取りに来た警備員強盗気づき裏口で待ち構えていて襲撃を受け、盗んだ金を奪われてしまう。車で逃げた警備員を素顔を晒して銃を撃ちまくりながら走って追いかけるウォールバーグ。レース開催中の競馬場に追い詰め、大衆環視の中警備員を撃ち殺すウォールバーグ。金を取り戻しめでたしめでたし

いや、アホなん?今の時代SNSで晒されて終わりやで。

こんなテンションで終始展開される映画なのでそういうもんだと思って見るべき映画

 

そんな中でもちゃんスティング!な展開が盛り込まれていたり、シェーンブラック的なコメディ要素もウザったい部分も多いながらもクスリとさせられる部分もあり、シェーンブラック的な無駄に規模の大きいアクション個人的にはよき。高架を走る貨物列車脱線させるも落下位置を見誤って仲間全員巻き込まれシークエンスとか「うわ~~~~バカだな~~~!!」って感じでよかった。

個人的に一番よかったのは冷酷なマーク・ウォールバーグという設定が途中、こいつやっぱアホなのではという1990年代主人公的な展開を挟みつつも最後まで活きていたところ。

最初強盗シークエンスの後、メンバーの一人が裏切り主人公は重傷、他の仲間は全員全員死亡してしまう。復活した主人公裏切り者を探し出し追い詰めるも彼女祖国を救うために巨大な強盗計画を企んでおり、最初強盗計画はその資金調達のためだったことが判明。ウォールバーグは半ば巻き込まれる形でその大強盗計画に乗り出していく。

その計画の中で彼女の助けを借りたり想いを聞いたりして本当の仲間になっていき、最終的に計画は別の形で成功をおさめ彼女祖国は救われたことがニュース流れる中、主人公彼女をきちんと射殺する。仲間を殺したケジメをつけるために。

個人的に見ながらずっと「でもこいつ仲間撃ち殺したやつなんだよなぁ」と思いながら、なんとなくそこはうやむやな感じで終わるのかなとか、ウォルバーグをかばう形で死んだりするんかな思ってたんだけどきちんと主人公の手でケジメをつける展開はよかった。

 

紹介文の「骨太で巧妙なスリラー作品」と思って見始めたら???ってなっちゃうけど、ノリの古さとかも含めてまぁこんな感じの作品でしょって感じで、今日ちょっとなんも考えずにアホなアクション映画見たいな~ってときに見るにはちょうどいい作品だったと思った。

サブスク無料で見る分には上等な映画だと思うのでオススメ

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-19

二次創作BL小説商業BL小説の違い

私は腐女子で、圧倒的に二次創作BL派なんだが

腐女子って二次創作BL商業BLのうちのどちらかしか読まない人いるやん?なんでなんかなーって思ったら二次創作BLはやっぱりキャラの一人ひとりの個性むちゃくちゃ立ってるからなのかなと思った

最近プロになる前の素人さんが書いたBL小説を読んだら受けも攻めも個性がなさすぎて読みながら「え?どっちが攻めでどっちが受け????」って思ってしまった

もちろん、プロ商業BL小説家が書いたらキャラ設定がきちんとしてるから

読者はどちらが攻めでどちらが受けなんですか?と小説読んでて混乱することはない

プロ商業BL小説であまりキャラクターを奇抜に、個性的にし過ぎると、ジャンルライトノベル寄りのBLになるのかなと思った

商業BL小説ジャンル的にはライトノベル文芸小説の間をいい感じに繋いでるジャンルって感じがする。

でも最近BL小説恋愛メインよりストーリーメインになっててライトノベル寄りに近づいているのかと思ってる

昔の商業BL小説恋愛描写が多くて、二次創作BL派は骨太ストーリーを好むから骨太ストーリーありの原作ありきのBLが欲しいんだよね

今の商業BL小説エンタメ重視のメインストリーあり恋愛描写もありで、昔より楽しい面白いジャンルになってる

二次創作BL小説商業BL小説の違いについて語りたかったけど私の中でまだ意見がまとまってなくて何を言いたいんだこの人はって文章になってしまったけど、また考えが固まったらここに書きます

Permalink |記事への反応(3) | 15:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-04

anond:20250904222642

知らんゲーム知れて嬉しいけどこれローグライク???

あと結構骨太そうね。時間バドバ溶けていきそう。

Permalink |記事への反応(0) | 22:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-03

anond:20250829100845

トラバブコメも、ちゃんと「面白かったところ」を回答してあげてすごい優しいな。俺はこれかなり火力高めの煽りだと思ったけど。

・少し話題になってから原書で読んだんだけど(英語ものすごく簡単で読み易かった)

のっけからこれ。聞いてもないのに原書で読んだアピール

知らんがな!なんだけど、意外にみんなここ突っ込まないのね。

・だがこれほど評判になって、いまだにおもしろいといっている人が多いのはさすがに何かあるのだろうという気もするので、できればどこがどんな風におもしろいのか、自分が気がついていないことを教えてほしい。

この前段で「皆が面白いと言ってるところも当然把握してる」を匂わせつつ「それでも自分の読みきれてないところがあると思うから教えて欲しい」という、謙虚に言ってる風でガッツリマウント取ってくる話法。どう見ても考えを変える気はゼロです本当にありがとうございました案件

・わりと最近読んだのはジェフヴァンダミアの『全滅領域』だが

・あとウェルベックの『ある島の可能性』あたりもSFといっていいと思うが

ヴァンダミアww ウェルベックwww

ここでホラーやら純文学方面の要素が混ざってる方向性が違う骨太作家を持ってくるあたりが分かってる。ここと対比することで「ウィアーみたいな軽薄なエンタメSFとは違う骨太ジャンルレス読書してます」感を出してくる。

この並びにコーマック・マッカーシーザ・ロード」あたりも出したら良かったんじゃないすかね。

いやー、俺は好きよ。

ただ狙ってる方面じゃなく、割とマジレス多めで返ってきたと思うんだけど、そのへん元増田的にどうだったのかは聞いてみたい。

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-17

ルー・リードルー・リード詩集」(河出書房新社

経歴

ルー・リード(1942-2013)は、ロックミュージシャンシンガーソングライターギタリスト)。

ニューヨーク郊外会計士を営む実家に生まれ、シラキュー大学では英米文学を専攻し、伝説的な作家デルモア・シュワルツ師事しながら、ギターを持ち、B級レコード会社のために流行にのったヒットソングパクリのような曲を提供していた。

この頃、同性愛(極度のホームシックによる鬱症状という説もある)治療のために家族の手配で電気ショック治療を受けさせられる。

1964年伝説ロックバンド「ヴェルヴェットアンダーグラウンド」のメンバーとしてデビューし、ショッキング歌詞前衛的な演奏カルト的人気を博した。

1970年代にはソロに転じ、前半はデヴィッドボウイプロデュースした「トランスフォーマー」で、グラムロック代表的ミュージシャンとして活躍した。お笑い芸人HG」のルックスはこの時期の彼に影響を受けている。

徐々に黒人音楽に傾倒し70年代後半はドンチェリーらと組んでフリージャズファンクラップのような歌が合体した奇妙な作品を出し、軽い混迷期に入った。

80年代以降はシンプルな4ピースギター×2,ベースドラム)の骨太演奏に語りのようなモノトーンな歌い方を乗せる方法論が定着し、「ブルーマスク」「ニューヨーク」などとっつきづらいがくせになる名盤を作った。

その後セールスは低迷し、本人も70年代後半のような実験的・音響的な方向に傾倒し、2000年代中盤以降新作はリリースされず、2011年に突然、スラッシュメタル大御所メタリカと共作アルバム「ルル」を作ったが、長尺でラフ演奏メロディほとんどない歌声が乗る(しか一曲が長い)作品は、特にメタリカファンから酷評された。2013年肝臓癌で死去。

作品紹介

この詩集生前に発表された唯一の詩集(多分)で、彼の歌詞と、雑誌に発表した詩・記事からなる。

詩の魅力

ボブディランのような多義性・はぐらかしや、レナードコーエンのような崇高さとは異なり、ルー・リード歌詞は明確、即物的客観的で、感情を乗せない、観察者的な視点が特徴である言葉遊びも少ない。

テーマ

テーマショッキングものが多いが、それが詩の構造精神にまで侵食せず、あくま象徴として機能しているのが魅力で、それゆえ、声を張らなくても、メロディを工夫しなくても(楽曲ほとんどが2~3コードで作られている)、演奏を盛り上げなくても、聞き手に迫る。

薬物

代表作「ヘロイン」は文字通りヘロインについて歌った作品であり

ヘロイン/ぼくの死であれ/ヘロイン/ぼくの女房でぼくの人生

と、その表現は率直で容赦ない。

ただ、ヘロイン自体の直接的・具体的な描写はなく、これは読み手聞き手)には、自分愛着をもち、人生代替となる「何か」と置き換え可能普遍性を持つ。

恋愛

1970年代中盤の名盤ベルリン」、「悲しい歌」の歌詞には

「ぼくは彼女スコットランド女王メリーだと思った/ものすごく努力したのに/まったくの勘違いだとわかっただけ」

と、ここだけ読むと幼稚なほどロマンチック失恋の歌なのだが、最後

「他のやつなら彼女の両腕を折ったことだろう」

と突然血なまぐさくなる。

家族

一見強面・ハードな印象のある作者だが、薬物以外に拘りがあるのが「家族」で、例えば、

「おふくろに恋人ができた」という歌は、

「おふくろに恋人ができた/昨日やつに会ってきた/おふくろが新しい人生の1ページを始める/やつとの関係が早く終わってほしい」

とあるルー・リード44歳のとき作品である

「妹へ」という歌は

「元気が無いって自分でもわかっている/このところ調子が良くないからな/でも信じてくれ/ぜんぶおれのせいだ/おれはずっと自分可愛い妹を愛してきた」

ストレート愛情を歌っている(妻を歌うときにこのような率直さはない)。

自殺

79年のアルバム「ザ・ベルズ」は控えめに言っても駄作だが、最終2曲が秀逸で、

「おれは家業なんていらない/あんたが死んだってそんなもの継ぎたくない」

「パパ/こうやって訪ねたのは間違いだった」

と歌う「家族」ルー・リード父親を憎む発言を繰り返し、生前最後インタビューでも「親父はオレにそんなクソ(注:ギターのこと)はよこさなかった」で締めた。)

に続き、

「宙を舞い/体をつなぎとめるものもなく/宙を舞い/膝から地面に落ちた時/パラシュートなしで公演するのは/あまりかっこ良いものではなかった」

と夜のブロードウェイでの飛び降り自殺を描く「鐘(The Bells)」で終える。

死を選び家族に別れを告げた遺書のようである

好きな理由

露悪的ではあるが、情緒に頼るところはなく、自分のことを歌っているようでもどこか第三者的目線を感じる。その透徹したところが魅力で、苦しさややるせなさを抱えていても、読むと「ふわっと」自分から離れられる不思議な癒やしが感じられる。

自分気持ちを抑えられないほど悲しいときや辛いときに読むと、不思議浄化作用を得られる。

ユーモア

自分が好きな歌詞は、本当に悪趣味なのだが、「黒人になりたい」という歌で、

黒人になりたい/ナチュラルリズムを身につけて/6メートル先まで精液をとばし/ユダヤ人のやつらを痛めつけてやる」

という、人によっては噴飯もの歌詞だが、リズムの良さと話題の飛躍に、どこか英雄に憧れるおとぎ話めいたユーモアがある。

そして、ルー・リードユダヤ系アメリカ人であることを念頭に置くと(そして、本人がそのことを歌で一切明かさないことを含めると)、この人の自虐性とユーモア、という側面も見えてくる。

読み手聞き手によって評価は異なるが、自分にとっては、「毒」を浄化してくれる「毒」(=解毒剤)だと思います

以上

参考資料

書影

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257501/

(楽曲)

(heroin)

https://www.youtube.com/watch?v=yN-EZW0Plsg

(mama’sgot a lover)

https://www.youtube.com/watch?v=mEuShdchzkk

(families)

https://www.youtube.com/watch?v=JXbu4z2kc6s

(I wanna be black)

https://www.youtube.com/watch?v=H-ksg_ZVn8s

(sad song)

https://www.youtube.com/watch?v=QG_ooIR0DTY

(littlesister)

https://www.youtube.com/watch?v=ZbOG-2ahx4w

(the bells)

https://www.youtube.com/watch?v=9tS1wCEzOTk

Permalink |記事への反応(0) | 07:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-11

チビでも鍛えたら問題ない。低身長は甘え!

128名前スリムななし(仮)さん[]投稿日:2015/06/03(水) 03:08:13.52

最近まで付き合ってと人たぶん152ぐらい。155はないと思う。

優しくて穏やかなところに惹かれた。付き合ってる時は身長は気にしなかった。

私が167くらいあるから凸凹カップルだったか他人視線はビシビシ感じてたけど。

160台でチビだと思ってる人。気にしなくていいよ。

150代はほんとやばい奇形

別れて好きな気持ちが無くなったら、如何に奇形気持ち悪い人と付き合っていたか分かった。

背が低いだけじゃない。手も小さい足も小さい腕も脚も細い。

150センチ女の子より華奢。小さい。

骨格からから何まで小さかった。まさしく奇形だった。

小さいとかのレベルじゃなく、子供と同じだった。

指とか赤ちゃんみたいだった。

声も小さかった。

だけどプライドだけはエベレスト並だった。

背は低くくても、身体つきは男性、てかんじだったら気にしなくていいと思う。

筋肉質だったり関節がゴツゴツしていたり骨太だったりすね毛がこかったり。

男性」を感じるのなら大丈夫だよ。

元カレはいっさいなかった。女より女みたいな身体だった。

紹介した友達みんなに「おなべ?」ときかれた。

背が低いだけなら気にしない。

おなべと思われるような容姿だと他人に指摘されて気付いたら段々気持ち悪くなった。

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-23

日本内閣ドリーム・チーム

いい機会なので、党の枠組みを無視して、このような組閣ができたらアベノミクスもびっくりな、国内外投資家から評価される、日経平均株価急騰というドリーム・チームを語らないかい?のぶろっくTV将棋駒を政治で語ろうぜ。

そもそも大体からして、進次郎になろうが、高市さんになろうが、自民党官僚対峙、協力して、成長するための思い切った改革をするビジョンがある人材がいるとは思えない。

条件は、

1.成長戦略の大局観を持っている人。日本財政ギリシャやる悪いとかいうアホはもちろんの事、女性差別がぁー、とか、庶民生活がぁーとかexcelも使わないで主張しているのはいれない。なので参政党、共産党れいわは排除かなぁ。

2.組閣メンバーは誰でもよい。民間可能

ぱっと思いつくのは以下。

外務大臣

要件トランプ氏のような強硬交渉相手に、英語論理的・冷静に対応できる人物

推薦:茂木さん もっと彼の才能を活用すべき。

財務大臣

要件日本国債の発行限度に関する明確なビジョンを持つ骨太政治

推薦:玉木さん

農林水産大臣

要件農地改革を進められる人物

推薦:小泉進次郎 なんだかんだでやりそうじゃね?

経済産業大臣

要件AI活用積極的

推薦:赤澤さん留任でもいいけど、やっぱ、南場智子さんがいいなぁー。

デジタル大臣

要件マイナンバーを強力推進できる人物

推薦:安野さん(チームみらい)

国家公安委員会委員長

要件スポーツ賭博法制化と警察利権是正

推薦:橋下徹 なんかやってくれそうじゃね?

文部科学大臣

要件大学支援金整理・教育委員会抑制英語教育強化・スポーツ賭博法制

推薦:(誰がいい?)

法務大臣

要件:硬直化した制度や不合理な判例是正できる人物

推薦:(誰がいい?)

厚生労働大臣

要件医療年金ICT化、予防医療重視

推薦:(誰がいい?)

国土交通大臣

要件タクシー業界改革カーシェア導入

推薦:(誰がいい?)

防衛大臣

要件:核開発導入を現実的検討可能

推薦:(誰がいい?)

内閣官房長官

要件偏向報道コントロールできる人物

推薦:(誰がいい?)

内閣総理大臣

要件上記改革志向閣僚をまとめられる人物

推薦:(これらをまとめられるのって誰?まさか麻生さん?)

Permalink |記事への反応(0) | 21:44

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-19

朝。

同僚A「殺気、ダダ漏れだぜ?」

俺「なんだ、気づいていたのかよ(笑)

互いのスマホを手に、そのスマホで鍔迫り合いをする。

画面に映るのは、昨夜遅くまで俺が練り上げた法案の骨子だ。シンプルながらも、国民生活根底から変えうるような、骨太政策提言が並ぶ。対するAのスマホには、緻密な世論調査データと、説得力あるビジョンが描かれている。お互いの指が画面上を滑り、見えない火花が散っているかのようにぶつかり合う。永田町のまだ静かな議員会館に、俺たちの集中だけが張り詰めている。

俺「お前もやるな。昨日のあのアイデアまさかここまで具体的な政策に落とし込んでくるとは」

A「そっちこそ、その一撃必殺の論理、どこで仕入れてくるんだよ。寝てんのか?」

そう言いながら、互いの口元には笑みが浮かぶ。この研ぎ澄まされた集中力のぶつかり合いこそが、俺たちのモチベーションを最高潮に高める時間だ。誰かの指示を待つのではなく、純粋な使命感と「もっと良い社会を創りたい」という情熱が、俺たちを突き動かしている。

やがて、どちらからともなくスマホを下ろす。

俺「さて、そろそろ本会議行くか。今日委員会審議、楽しみだな」

A「ああ、最高の朝練だった。今日こそ、あのベテラン議員を唸らせてやる」

議員会館には、まだ登庁したばかりの同僚もいるが、俺たちの周りだけは、すでに熱気を帯びている。だが、それは敵意ではない。互いを認め、高め合う者同士の、清々しいまでの闘志だ。互いの政策をぶつけ合い、時には激しく議論し、時には互いの弱点を補い合う。そんな毎日が、俺にとっての理想議員生活なのだ

Permalink |記事への反応(0) | 00:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-04

デジタル→賃⾦上昇→経済成⻑」 の順番なのかみずほリサーチテクノロジーズ ⾨間⼀夫 2025 年 6 ⽉ 26 ⽇

・6 月の「経済財政運営改革基本方針 2025」(いわゆる骨太方針

・冒頭に「賃上げこそが成長戦略の要である」という力強い一文が ある。

賃上げを「起点」にするという発想には、政府支援である程度ダイレクト賃金を上げられるとい う前提があるのだろう。

 

・省力化投資賃金が上がるとは、典型的にはこういうことである

・それを可能にした条件は二つある。①もともとのオペレーションではさばけない超過需要存在、② それをさばけるようにする省力化技術存在、の二つである。二番目の条件は当たり前だが、そもそも 一番目の条件が満たされていなければ賃金は上がらない。もともとレジ稼働率 50%ですべての需要が さばけていたなら、省力化投資をしても売り上げは増えないかである

 

・店主ひとりと従業員二名、つまり計三名が働くコンビニを想定する。従業員のひとりはレジに張り付いているので、行列はできず、

したがって超過需要(取り逃がしている需要)はない。その状態セルフレジを導入すると、レジ要員

リストラされる。超過需要がないので売り上げは増えないが、同じ売り上げを店主と残った従業員

二人で達成できるようになる。つまり生産性が上がり、三人で分けていた儲けを二人で山分けできるよ

うになる。二人の賃金はそれぞれ 50%上がるのだから、ここまでならハッピーエンドである

問題は、経済全体でひとり当たりの平均賃金が上がるかどうかであるコンビニリストラされた従

業員が失業したままなら、その人の賃金ゼロである。先ほどの二人の賃金が 50%上がっても、三人の

平均賃金は以前と変わらない。経済全体で賃金が上がるには、リストラされた人がほかで働けなければ

ならない。求人すなわち「人手不足のゆえに取り込めていない超過需要」が経済のどこかに存在する

必要がある。省力化投資経済全体の平均賃金が上がる条件は、やはり「超過需要」なの である

企業株主リターンを最大化する手っ取り早い方法は、省力化投資従業員を減らすことである。そのうえで、労働市場の状況が許すなら、残っている従業員賃金もなるべく抑制するだろう。「省力化投資賃金が上がる」 という因果関係は働かない。

労働需給がタイトならどうだろうか。企業は、賃金据え置きだと新規採用ができず、今いる従業員高賃金の別会社転職してしまう状況に直面する。その企業がまず考えるのは省力化投資による必要人員抑制であるが、必要人員ゼロにはできない以上、必要人員を引き留めるための賃上げも行わざるをえない。

★この話の肝は「省力化投資をしたか賃金が上がる」のではないということである

・その因果関係が働かないのは人手が余剰でも不足でも同様である。「経済全体の人手不足」という大本の原因が存在する時、「省力化投資」「賃上げ」という二つの企業行動がともに促されるのである

https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/executive/pdf/km_c250626.pdf

Permalink |記事への反応(1) | 22:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-27

anond:20250626195208

ホビー漫画なんだよなって、初代放送企画自体おもちゃ売るためだったアニメ(実際は裏企画書で作って放送)に何言ってるのかな

スポンサーからしたらニチアサと同じホビー販促枠なのよ

トミノ御大的には戦争凄惨さを描く骨太アニメ商業的にはガンプラ販促アニメ

それがガンダム

先細りなガンダムおじさん以外に売りたいか漫画家がキャラデザしたりガンプラバトルしたりカラーに作らせたりするわけ

ガンダムおじさんが面白がらなくても別のファンがついてくれたら勝ちなのよね

実際SEED映画興行収入50億いったし、おじさんが納得しなくても金になれば次が作られてシリーズは続く

水星や今作で若年層が観てくれて盛り上がった所はあるし、おじさんが駄作扱いでも成功だよ

Permalink |記事への反応(0) | 14:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-17

anond:20250617101531

邦画踊る大捜査線のあたりからテレビ屋に乗っ取られて、「骨太作品w」みたいなの無くなったもんね

Permalink |記事への反応(0) | 20:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-13

OTC類似薬の保険適用除外で一番影響を受けるのは子育て世代

子供を持つまで知らなかったのだけど、子供って思っていた以上にクリニックに行って薬を処方してもらうことが多い。

風邪だったりアトピーだったり。

これが自分ことなら、風邪くらいで病院には行かないと思うけど、子供のことになると放っておけなくなる。

今は健康保険+医療証でお金がかかっていないけど、保険適用除外となったらかなり大変だなーと思う。

第一子でOTC類似薬の保険適用除外現実を知ってしまった夫婦は、第二子・第三子は躊躇するんじゃないかな。

自公維、26年度からOTC類似薬見直しで合意 骨太明記へ - 日本経済新聞

自民公明維新少子化推進策がまた実行されるね!

Permalink |記事への反応(1) | 00:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-11

シュウジを追いかけるマチュ、どうだったら理解できてたか

anond:20250611195824

個人的には「脈あり感」と「サンクコスト感」がないために狂いについて納得感が薄い。

行間が広いとか、余白が残されているとか、匂わせ演出がされているというより、「落丁のある小説を読んでいるような違和感」が腹の中に積み重なっていく感じするわこの作品

 

シュウジがマチュのことを恋愛的に好きそう感があまりにも無い

初対面で「わあイケメン」と思おうが、脈あり感という追加燃料がないと燃え続けられない。鎮火してしまう。

シュウジからガンダム代弁とたったひとつ目的しか見えず、JK二人から好意を寄せられてヤッターと浮かれるような俗物感もまるで感じないし、半分妖精みたいというか、落とせる気がしない。可能性が感じられない。

ありげリアクションが得られない、これ無理かもーと思うと私はすぐ萎え気持ち切り替えてしまタイプなんだけど、そうではない人のほうが多いんだろうか。

可能性を感じられるようなリアクションという追加燃料がなくても燃え続けられるのって、ドルオタとかでしか想像できない。マチュとニャアンのバトルが同担拒否になってまう…。

まあドルオタでも真剣に追いかけている人もいるけど、「クラバでの殺人も受け入れて追いつかなきゃ!シュウジのためなら現金盗んでアンキーに発砲もできる!

テロリストにされて国際指名手配で親の人生もめちゃめちゃになってるけど、知らん!シュウジーーー!!!」みたいな感情に、アイドルを推すような美味しいとこどりしたい感情だけで、なれるか???やっぱピンとこない…

マチュニャアシュウのさんこいちになってから1か月経ってない

小1にとっての1か月はクソクソクソクソ長いけど、高2にとっての1か月弱の付き合いってそうでもなくね?と思ってしまう。もちろん年食ってから音速光速で過ぎ行く一か月とは比較にならんほど長く感じはするけども。

関係に長い時間をかけていると失うのが惜しくなる感情はわかる。中1の最初座席決めで近くなってから3年間友達だったけど一緒の志望校で片方合格して片方落ちたから気まずくなって連絡取れなくなったとかも、「3年一緒だったから」喪失感強いのであって。

短期間でもこのサンクコスト感出すのは何があるだろうと思うと、やっぱヤッてるとかなんだよなあ…でも本編見ててまるでそんな感じがしないというか…。

好きな男に好きと言われた、交際関係になった、ヤッた、この先もずっと一緒にいようね的なことを言われて期待を持った、そういうのがあったうえで急に「男が失踪」となると、そりゃ狂うわというのも納得する。

でも本編でそんな期待持ててたかなあ…サンクコストあるかなあ…ってなる。アンキーに引き返せと言われたとき、ウンウン引き返しなよと思ってしま状態だった。あまりにもマチュ側の片思い感が強くて…。

「大好きになれた男と、両想いになれたのに!ヤッたのに!将来についても匂わされたのに!」みたいな状態だと、本当に、狂いの説得力が凄い。「なんで失踪されたのか、納得できない!」と狂って追いかけると思う。しかし本当、マチュの状態片思いすぎる。

男以外での納得できる狂いというと、子供が不治の病とかですね。「この子が治らないわけがないです。納得できません。」と気が狂って、親が求める言葉を話す不誠実な医者に金を積んじゃう人も多いしね。これも子供をここまで育てるサンクコストがでかくて、失うなんて納得できないから。

 

「そりゃ女、狂いますわ!」となるような骨太説得力が感じられなくて、現実感のない痛いクルクルパーに見えてしまってるのが現在なんだよね。独り相撲というか…マチュもニャアンもそれぞれにシュウジに執着して、返ってはこないそれぞれ独り相撲

それで国際指名手配とか、要塞一つ潰して大量の人間虐殺とか平気でやられると、「脈あり感」も「サンクコスト感」も全然ない片思いのために!?!?!?痛いよ!?!?!?って驚愕してしまう。

というか、山梨の、一方的片思いLINEブロックされて実家放火した少年とか思い出してしまう。

本当に脈なしの一方的片思いでも発狂して一線をこえて社会的に終わってしまうのって、そもそも滅多にいないものとして、いたとすると少女ってより少年なんじゃないかな…。

マチュもニャアンも中身男性(それもかなりやばめ)で、シュウジララァ枠の男体化であり、性別を逆にしてみたという試み…だから少女として描かれている少女の行動にピンとこないんじゃないかな…。

 

ジークアクス、10話でシャリア過去と望みが開示されて、シャリア・ブルだけは体重がありそうというか血が通ってそうというか、そういうキャラクターの重みみたいなものを感じた。

シャリアしかいねえ。エグザベ君、個人的メチャクチャ怖いですこいつ。同期をケーキで毒殺されたのが判明してすぐ、なんでニャアンの手料理だってんの。さっぱりしすぎてて怖いよ。直近のことしか覚えてないみたい…。

Permalink |記事への反応(2) | 20:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-08

anond:20250608131352

ゼンゼロやろうぜ

交流したいならHoYoLABかTwitterあたりでゲーム感想やら公式動画リアクションやら気付いたことを書いていけば絡んでくれる人は増えていくんじゃないか

公式が膨大かつ骨太コンテンツを持っているという点で、コミュニケーションが主軸になってるチャットアプリよりしがらみなく気楽に同好の士同士が繋がれると思うよ

TikTokみたいに大手動画投稿者のコメ欄かにぶら下がってコミュニティに溶け込むこともできるしね

ともかく勢いのある運営ゲームに付随するコミュニティって選択肢提案したい

そのゲームに混ざるためにスマホスペックが足りないなら……多分替え時だろうからPOCO X7 Proあたりがコスパ重視ならおすすめ

人によってはOSが慣れないかもしれないがXiaomi系のスマホAndroidからといって社外製のランチャーを使おうとしないこと(標準ランチャーの出来がいいかちゃんと使って)

サードパーティランチャーを使うとジェスチャー操作が封じられるから満足度が下がってしま

タスクキルのスワイプ向きとかコントロールセンターみたいな細かい部分は慣れたらいいんだけどね

Permalink |記事への反応(0) | 13:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-08

スナッチャーを愛している

小島秀夫名前を出すと、たいてい返ってくるのはメタルギアの人。

最近ではデス・ストランディングの人と言われることも増えている。

だが俺にとっての小島秀夫最高傑作は違う。

断言するが、小島作品最高傑作は『スナッチャー』だ。

知名度で言えばメタルギアにかなわない。

しかゲームとしての衝撃、ストーリーの強度、演出のキレ。

すべてが当時としても今見ても異常な完成度。

PCエンジン版で初めてやったときの感動は今でも鮮明に覚えてる。

あれが1988年作品だなんてとても信じられない。

先日、知人数人と飲む機会があった。

オンラインで知り合いになった人たちだ。

ゲーマーなので最初は「スト6で誰使ってる?」とか「モンハンライズって結局アイスボーンの方が面白くね?」みたいな話で盛り上がってた。

楽しくてついつい酒が進んで酔いがまわってきて、気付けば口に出していた

「……スナッチャー、やったことあるか?」

そしたら案の定「なにそれ?」って顔するわけ。

うそからは止まらない。俺のターンだ。

違う違う!スナッチャーサイバーパンク世界観で、ブレードランナー的な都市舞台に、人間を殺して成り代わるアンドロイドスナッチャー”を追う物語なんだよ!

ギリアン・シードって主人公記憶を失ってて、でも過去に何があったかを探しながらスナッチャーを追うの。

相棒の小型ロボ“メタルギアMk-II”がまたかわいいんだよ、あれが後のメタルギアルーツなんだから

周りはへ〜とかそうなんだ~なんて気を遣った相槌になってたけど、止められなかった。

だって本当に良いゲームなんだよ、スナッチャーって。

まず演出がすごい。当時のハードの制約があるはずなのに、やたらと映画っぽい。

カメラワークカット割り、音楽の使い方。

これゲームでやる必要ある!?ってぐらい本気で映画的なんだよ。

そしてセリフ回しがいちいちカッコいい。クサいけど、だがそれがいい

しかもね、ただのハードボイルドじゃないのよ。

ストーリーが進むにつれて、世界の成り立ちとか人間アイデンティティ問題にまで踏み込んでくる。

記憶身体意志……お前、本当に人間か?って問いがゲームやってるプレイヤーにも向けられる。

終盤の展開なんて、もう鳥肌もん。

あん構成、30年以上前にやってたってのが信じられない。

あと言わせて。音楽も最高なんだよ。

今でもサントラ聴いてる。オープニングテーマからして泣ける。

シンセの音がバチバチに鳴ってて、めちゃくちゃ“近未来”してるのに、妙に懐かしい。

昭和未来って感じがするんだ。

結局その飲み会では、俺が一方的スナッチャーを語って「お前がそこまで言うなら一回やってみたい」って言わせたところで〆た。

勝ちだよね、完全に。

正直、今の若いゲーマーにこそスナッチャーを知ってほしい。

小島秀夫っていうクリエイター最初の本気が詰まってるから

メタルギアもいいけど、スナッチャーを知らずして語るのはもったいない

レトロゲー扱いされてもかまわない。

しろ、今だからこそこの骨太物語に触れてみてほしい。

スナッチャー時代が変わっても俺の中ではずっとトップクラスの傑作だし何度でも言うよ。

スナッチャーは大傑作!いやマジで。誇張なしで今でもトップクラス面白さがあると思う。

とにかく俺は、スナッチャーを愛している。

Permalink |記事への反応(4) | 20:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-24

anond:20250416171529

アポカリプスホテル3話視聴しました。

予告やOPで出ていたタヌキ家族の初顔見せ回、想定を軽く上回る強烈さでした。

 

タヌキ星人の故郷の星の「ナワバリ争いで環境破壊が進み自分たちが住めなくなってしまった」という説明、旧来のSFものの題材でいうと国家間確執核戦争による放射能汚染モチーフがすぐ思い浮かびますが、抽象化アレンジがうまく、「何が起きたか」を言葉での説明でなくタヌキの生態としてシナリオ展開に織り込んで体感として伝えてくる上手さが際立ちます

視覚嗅覚に訴えて説得力が段違いな上に、「ナワバリ争い」という抽象化の段階を踏まえているため、往年の核戦争放射能汚染重工業による環境破壊といった手垢のついた話に留まらず、近年の経済圏衝突を巡っての、経済影響力拡張に沿う形で歪んで拡大していく環境破壊まで類推範囲が広がり、現代性ある話になっています

人類が未知のウィルスによるパンデミック地球を捨てた一方で代わりにやってきた異星人が自らの環境破壊故郷を捨てた存在であるのは、全方位的な目配りなのか、何か意識した狙いがあるのか

 

ポン子とフグリの大騒動古典的アニメーション方法論を踏まえて全力で暴れさせており、演出ロジカルな組み立てで構成されてるのを強く感じます。あのロビーでやれそうなことは全部やる、やり尽くすという力を込めたシーンで、模範的演出という意味教科書的ですらある。

 

ヤチヨさんの竹本泉原案から大きく崩した表情ですが、金﨑貴臣ぽさに加えてガイナックスぽさも参加してきており、監督の経歴を追いかけているようです。

 

ED後のシーンについてですが、3話目でようやくテーマに対しこちらの理解が追い付いてきた気がします。OP曲の不協和音と不穏なダンス演出、それがそのまま作品演出テーマなのでしょう。

おさまりの良い既存単語、それこそ「竹本泉」、「ポストアポカリプスもの」、等々の「理解」に沿うことなく、意識的にノイズを取り込み、安定から外れた危うさと付き合いながら壊れない一歩手前を探るようにして均衡点を目指していく。一言説明して終わらせたい今どきからはっきりと背を向けた作り、ということかと思います。反応する側もどう反応していいか躊躇する(どう脊髄反射を返すのか学習できないので)、骨太作風、と言っていいのではないでしょうか

Permalink |記事への反応(2) | 12:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-30

町並みは変わっても、街の電気やさんは潰れていない

ひさしぶりに実家周辺の懐かしい町並みを歩いてみると流石にかなり色んなところが無くなってる。

なかには大幅な区画整理で道が無くなってたり新しい道が出来てたりして頭の中がバグる

思い出の本屋も(これは仕方ないか…)

思い出のお好み屋も(中学とき初デートはここだった)

思い出のばかりの学校のものも…、、、

無くなってた。

ああ、色んなものが無くなったんだ…、、、って感傷にひたってたんだけどあることにふと気づいた。

街の電気やさんって全然つぶれてないじゃん???

え?なんかまっさきに潰れそうな雰囲気があるんだけど?

あらためて確認してみたら、記憶に残ってる3店とも全部しっかりと残ってる。

へええええええ、そうなんだ。

家電量販店かに駆逐されない骨太商売してるんだ。

と関心してしまった。

Permalink |記事への反応(0) | 08:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-22

anond:20250322043417

お前の好みにすぎんもの普通の日本人とか主語デカくして押し付けるなよ

そんなクズい態度をとって日本人として恥ずかしくないのか

俺はこれから小松昌平の原神カリベルト編実況と

https://www.youtube.com/watch?v=ywR0uj1Siqs

浅瀬みやこのスタレ始まりの門と終わりの玉座実況を見て復習してくるわ

https://www.youtube.com/watch?v=Ov1x3V5MXG4

ちなみにウマ娘PC版Play Gamesでインストールだけしてみたがタイトル画面の時点で痛すぎて消した

学マスはまあ、音ゲー好きだったかスクフェスデレステと全部フルコンするくらいやっててアイドルもの抵抗はないが

シャニマスゲーム性苦痛すぎて1ヶ月くらいしか続かなかった俺にとっては、類似ゲーっぽいしダメだろうな

シャニではこがねが一番好きだったが、未プレイの学マスでは同人絵くらいでしか情報ないながらもことねとひろが刺さりそうだな

でもキャラだけじゃゲームやるとはならんのよ

ネトゲ歴25年の俺にとって単なるキャラが良いだけのスマホポチゲーはもう無数にやってきたか食傷してる

それこそモバマスガールフレンド(仮)時代から

今は原神やスタレみたいに骨太で泣けてグラボ積んだPCを活かしてゲームしてる感のある本格的なやつじゃないとキャラゲーをやる気にならない

00年代韓国ネトゲよりも劣るようなチープな作りのスマホゲーじゃ結局続けるのが苦痛になるだけだから時間をドブに捨てるも同義

グラフィックだけ今どきの3Dで作り込んでゲーム部分がポチゲーのままとかい日和ったゲーム作りをしてるうちは俺の眼鏡に適うことはないだろうな

べつに上澄み中華ゲーレベルまで求めはしない

昔やってたROPSO2みたいなネトゲテイスト現代版みたいなもんでもいいのに

国産スマホゲーではそのレベルのもんすら出てこないだろ

Permalink |記事への反応(2) | 06:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-16

中華ゲーユーザーって抜きたいの?

骨太ゲームがしたい訳じゃないならイリュージョンゲーム買った方が良くない?

Permalink |記事への反応(1) | 13:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-09

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

あれはな「若い女」が書いてると思って舐めて読み始めるからちょっとカウンターを食らうんだよ。

どうせ書評家、エッセイスト系のマンさんがチャラいこと書いてるんだろ?

って思って読み始めると意外な骨太な話をし始めるから

読んでる途中で姿勢を正すんだよ、オッサンたちは。

俺は本を読んでなくて聞き読書だけどね。

Permalink |記事への反応(3) | 11:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-17

2024年に読んで良かった10冊の本

anond:20241214160546

便乗して5冊挙げようとしたけど絞りきれなかったので倍プッシュした。2024年は1/1から今日までのあいだに315冊読みました。ちなみに、いま読んでる途中なのは上橋菜穂子香君』(2022年)と飛浩隆鹽津城』(2024年)、それに教養系の新書数冊。

ウィリアム・シェイクスピア十二夜』(1600年)

今年はアプリリリース3周年を迎えたウマ娘に突如シーザリオ実装されるというサプライズが起きて、仮にウマ娘化されるとしたら絶対男装の麗人キャラだろうなと思っていたら本当に男装の麗人だったので全俺が歓喜したし、オフザリオの声が可愛すぎませんか……? 俺はああいう透き通ったというか透明感があるというか鈴を転がすようなというか、とにかくそんな感じの声に弱いのだ。身体きもいいしなグヘヘ。シナリオではずっとイチャイチャしてて最高すぎる。俺の嫁Tier最上位です。引けてよかった……! ちゃんと「シーザリオ英雄譚」の称号もゲットしました。チャンミは優勝できなかったけどな! ところで俺は『ハムレットしかシェイクスピア作品を読んだことがなかったので、良い機会だということでシーザリオ名前元ネタになった『十二夜』を読んでみることにした。男装の麗人、すれちがう恋心、よく似た兄妹の人違い、と来てお前女だったのかからハッピーエンドで終わる、まあテンプレ通りのラブコメだったんだけどひょっとしてこれがラブコメテンプレになったやつだったりします? 偉大すぎでは。っていうか「十二夜」って、古代ローマのサートゥルナーリア祭をもとにした公現祭エピファネイア)のことだったんだ……。ほかにも『リア王』『マクベス』『リチャード三世』『お気に召すまま』『ジュリアス・シーザー』『夏の夜の夢』を読んだんだけど、いちばん好きなのは十二夜』です、はい。「僕は僕が演じているものではありません」っていう台詞すき(小並感)。

ところでシェイクスピアといえば、古河絶水『かくて謀反の冬は去り』(2023年)というラノベシェイクスピアパロディなのね。『リチャード三世』をパロった1巻を読んだときにはまったく気づいてなくて、あとがきを読んで「これシェイクスピアだったんだ」となり、元ネタを読んだらめっちゃからさまだったし、今年出た2巻はもう露骨に『マクベスオマージュで、さら二・二六事件三島由紀夫割腹自殺などのネタも盛り込まれていて非常に楽しく読めた。古代日本風ファンタジィ(e.g.沢村凜黄金の王白銀の王』)とか、近代日本モチーフミリタリもの(e.g.佐藤大輔皇国の守護者』)とかはよく見かけるけど、人名とか文化とかが古代日本風なのにテクノロジが近代風な政治劇というのはなかなかなかったように思うので新鮮というか、「その手があったか!」という感じだ。笑いとシリアスバランスが良く、裏の裏をかくサスペンスが繰り広げられて、続きが非常に楽しみな作品なのですごくすごいオススメです(語彙力トプロ)。そういえば春先にはちょうど前年に文庫落ちしたホルヘ・ルイス・ボルヘスの『シェイクスピア記憶』(1980年)も読んだんだった。俺の中で今年はシェイクスピア元年ということで。

ジョン・ステュアート・ミル自由論』(1859年)

自分ではリベラル派のつもりなんだけど、実はちゃん原典を読んだことがなかったので読んでみた。日本でいうと幕末に書かれた本なのに「そうだよ~~~それだよ~~~!!!1!」と同意するところが非常に多かったので、自分は根っから自由主義者なんだと再確認。みんなも(本来意味での)リベラリストになろうぜ。リベラリズム関連だと、ほかに井上達夫リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』(2015年)を読んだ。ラディカルだが筋が通っている。ところで著者がアメリカ留学してたときに「なんで日本人がリベラリズム研究を?」って言われたというエピソードがちっともリベラルではなくてドン引きしたというか、あいつらひょっとして自由主義人類普遍原理ではなく西洋文化かなにかだとでも思ってんの? 人類普遍原理じゃないならなんでヨソの文化圏に押し付けてもいいと思えるんだ。非西洋自由主義者としては不愉快

ノーラエレングロース『みんなが手話で話した島』(1985年

もんのすごい面白い。話には聞いていたマーサズ・ヴィンヤード島の手話についての本。この島ではかつては高確率で聾の子供が生まれたため、島のほぼ全員が手話を身に着けていて、ときには聴者どうしが手話で話すこともあった。したがって耳の聞こえない人たちも完全に社会統合されていて、社会的な不利益を受けることはなかった。この島では聾であることはただの様々な個人の特徴のうちのひとつであって、それが重大な意味を持っているとはみなされていなかった。たとえば以下の会話のように。

「アイゼイアとデイヴィッドについて、何か共通することを覚えていますか」

「もちろん、覚えていますとも。二人とも腕っこきの漁師でした。本当に腕のいい漁師でした」

「ひょっとして、お二人とも聾だったのではありませんか」

「そうそう、いわれてみればその通りでした。二人とも聾だったのです。何ということでしょう。すっかり忘れてしまうなんて」

島の出身者にとって、彼らはまずもって漁師であり、聾であることは、そういえば耳が聞こえなかったね、という程度のものしかなかったということだ。この本を読むと、なるほど障害社会モデルは正しいのだなぁと納得してしまう。手話共通語として存在した共同体のあり方をインタヴューと文献調査によって復元していく社会史的な面白さに加えて、途中では島民の聾の起源近世イングランドにまで遡って明らかにしていくという謎解きの面白さも味わえる。まさか手話の本読んでてジョージダウニングダウニング街の由来)とかサミュエル・ピープス日記を遺したことで有名)とかの名前が出てくるとは思わないじゃん。そしてこの「手話楽園」が徐々に崩壊し、終焉へと向かう過程寂寥感にあふれている。今年読んだノンフィクションでは一番ですわ。超オススメ

綾辻行人十角館の殺人』(1987年

まだ読んでませんでしたテヘペロ最初読んだときは「衝撃の一文」の意味がわからず、ああ、あれって襲名制でこいつは先代なんだ、って一瞬勘違いしちゃったんだけど、独白が始まるにつれて鳥肌立った。お、お前~~~~~~!!!1!! 小説としての出来は正直言って荒削りで、お世辞にも上手いとは言いがたいのだけれど、謎解きとしての衝撃は絶大ですわ。なるほどこれが新本格の先駆けか……。そういうことでちょぼちょぼと館シリーズを読み始めてます。いま人形館の途中。

うそう、本作がきっかけで○○○○○○の『○○殺人事件』(1929年)も読みました。タイトルだけ読んで中世ヨーロッパ舞台にした歴史ミステリなのかと思ってたら全然違ったわ。あなたの「○○」はどこから? 僕は、『電脳山荘殺人事件から! っていうか本作を読んで学生時代に読んだ米澤穂信インシテミル』(2007年)のなかで意味がよくわからなかった一節の意味をようやく理解した(岩井読書マウント取るシーン)。『○○殺人事件』のあとがきとか「読者への挑戦」とかそういうコーナーで作者が自己紹介する文があるものだとばかり思ってたけど、本作を指してたのかよ!

サイモン・ホロビンスペリング英語史』(2013年

英語への解像度が上がった1冊。英語スペリングに悩まされ、「俺は日本から出ないか英語は要らない!」と高校時代放言しておきながらいまは英語をそれなりに使う仕事をしている者からすると、かつて味わった理不尽の謎解きという意味ですごく面白かったし、何というか、あの理不尽の背後にはこんな歴史があったのか……と知ることで、英語への愛情のようなものが増した気がする。「世界共通語」とか呼ばれて出羽守から持て囃される帝国主義的な覇権言語としての英語は相変わらず好きになれそうもないが、しかし、ヨーロッパの片隅にある島で数奇な歴史を辿ってきた言語としての英語のことは割と好きになれる、そんな本だった。

菅浩江放課後のプレアデス みなとの星宙』(2015年

アニメを見た直後に読んでおけばよかったシリーズ。名作ジュヴナイルSFアニメ放課後のプレアデス』のノベライズなんだけど、キャラクタの掘り下げが完璧すぎる。みなとという謎めいた存在に丁寧に肉付けして、彼がプレアデス星人出会って闇堕ちしすばるに救われるまでの過程説得力をもって再構成していてすごくすごい(語彙力)。主題歌引用タイミング完璧すぎるだろ(「Stella-rium」は名曲からみんな聴こうな)。そして、あおい、ひかる、いつき、ななこといったキャラクタの名前漢字が当てられていくところは本当にゾクゾクした。これオリジナル設定ってマ? 佐伯昭志リリカルアニメを『永遠の森』『そばかすフィギュア』の菅浩江ノベライズするなら、そんなのもう心が洗われるような名作にしかならんわけで。読み終えたあとにまたアニメを見たくなる、そんな素敵なノベライズだった。大好き。

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(2018年

数値の測定は大事なことだが、それが濫用された結果どうなるのかという事例が色々と挙げられていて、この本末転倒感は日本でよくあるやつだ……! と思ったらだいたいアメリカの事例なので人類を滅ぼすしかない。この問題で難しいのは適度な測定には意味や意義があることで(たとえば、論文の本数が重視されるようになった結果薄っぺら論文が量産されるようになるのはよくないが、ちっとも論文を書いていないひとに多額の研究費が配分されるのはおかしい、というお気持ち)、測定なんて意味がないとは言い切れないことだが、本書の著者は最後に「測定のまっとうな使い方」のための指針を提示していて、この増田で挙げた本のなかでは一番実用性が高い。「測定は判断の代わりにはならない。測定は、判断要するものだ」という金言政策決定にあたるひとたちには噛み締めてほしいなと。

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!18』(2023年

こっちはJ. S.ミルじゃなくてJS見る。5巻くらいで読むのやめてたシリーズなんだけど読むの再開したらすごく面白くてハマってしまった。人工知能によって将棋が終わってしまったという夜叉神天衣と九頭竜八一の抱く絶望と諦念を、雛鶴あいと神鍋歩夢というそれぞれのライバルねじ伏せていく、めっちゃ骨太将棋小説じゃん……。ただのロリ小説と思わせておいて、いや実際にロリ小説でもあるんだけど(ロリホームって何だよ)、AIという最新のテーマに向き合って「解」を提示してみせる胸熱将棋小説でもあるというギャップが俺を狂わせる。すげー面白いっすわ。

ところで、さんざ褒めておきながら将棋の定跡とか全然わからんのは秘密だ。ひ、『ヒカルの碁』も盤面わかんなくても読めてたし……(震え声)

米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』(2024年

小市民シリーズの完結編。ずっと追いかけてきたシリーズの終わりが見れて感無量すぎる。読み始めたの高校の頃とかだからマジで20年越しなんだよな。『春期限定いちごタルト事件』の序盤で示唆された、小鳩くんが出しゃばって不興を買ってしまった過去事件が描かれていて、20年越しの伏線回収が嬉しすぎる。

「なあ。おまえ、鬱陶しいよ」

これってこういう文脈でのことだったのか~~~~~とか、互恵関係! 互恵関係きた! これで勝つる! とか、〈小市民シリーズ過去が明かされていく展開を味わって読んでいたらそれが小鳩くんの遭った事故と徐々に繋がっていく過程は流石のよねぽだった。本作で〈小市民シリーズは綺麗に完結したわけだけど、これ短編集もう1冊くらいいけるんじゃないですか? という気持ちになってしまう。読みたいよ~~~~小鳩くんと小佐内さんの物語もっと読みたいよ~~~~~~~~!!!1!!

かまど&みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(2024年

オモコロ話題になってたみくのしんの読書録。一文一文を噛みしめるように丁寧に読んでいてすごい。国語の授業が苦手だったみたいなこと言ってるけど、マジで正統的な国語の授業みたいな読み方してるのすごすぎるでしょ。そしてこの本を読んで「一文一文を噛みしめることなくただ数だけを積み上げてきた俺の読書とは空虚ものではないのか……」という敗北感に囚われていたところに次の文がすっと差しまれてくるのです。

本が読めないと尻込みしていた男を「正しい読み方なんてないから」と、訳知り顔で励ましておいて、いざ自分のこととなると、ちっぽけ呼ばわりなんて本末転倒じゃないか

本書はみくのしんの読書追体験であると同時に、本好きへのエールでもあると感じた。本には色んな読み方の可能性があって、すごく自由ものなんだということ。それを思い出させてくれる、とても良い本だった。ありがとう

Permalink |記事への反応(5) | 08:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-13

俺史上、最も良かったエロ同人ゲーム8選

去年くらいかエロ同人ゲーム(「ジーコ」という業界用語がある)の世界にハマって、DLサイトバンバン買っては遊んできた結果、これは!と思ったものリストアップする

なお、俺はショボいMacBook仮想マシンを入れて無理矢理Windows向けのゲームを遊んでおり、プレイ環境は信じられないほど悪いため、まっとうなスペック必要ゲームについてはそもそもプレイできていないという点には注意が必要

ゲーミングPCを買って、3Dエロゲームをやる

それが俺の目下の目標かもしれない

魔法少女セレスフォニア

概観

名前のとおり、魔法少女モノだ

高校生魔法少女であるアマネちゃんとなって、怪人と戦っていく その過程で色々とエロい目にあう

個人的には、全体的なバランスを見たときもっとも出来がいいと思うのがこのゲーム

ボリュームが高くて、自由度があって(やりたいことがやれて)、エロクオリティゲームクオリティが両立されている

エロ同人ゲームなのに、クリア後にしばらく時間をおいてまた始めたりすることがある

なんなら俺はDLサイト版に加えてSteam版も買って、中国人有志が作った大型modを怪しい海外コミュニティに上げられていた怪しいクラウドから落として、英語翻訳パッチをあてて英語で3週目をやっている そのくらいの熱を注げる作品

こんど次回作体験版がでる予定で、マジで楽しみ

エロ要素

現代モノ、魔法少女モノとして欲しい要素をほとんど取り揃えている感じで、シチュ網羅性が高く、またエロシーンそのものの質も高くて、端的にいってシコれる

個人的ポイントが高いのが、戦闘に組み込まれエロや、雑魚的に負けてしまうと見られる、されたことのログランダムに流れていく形での"敗北者の末路"エロ自分で匙加減を選べる公園露出イベントや、電車でのミニゲーム的な痴漢エロなど、インタラクティブだったりゲーム要素を取り入れたりしているシーンが多いところ

シーンに入ったら決まったテキストCG紙芝居再生されて終わり、というだけではないシーンの数がそれなりにあるのが、セレスフォニア世界に生き生きとした風を吹き込んでいるように思う

舞台となる街のエチノミヤ市とかいうクソみたいな名前もかなり好きです

竿役としてはなにせ種蒔先生がよかった

種蒔先生との一連のシーンはもう、僕の心のど真ん中という感じで、時折思い出してはシーンを見にいくことがある

ゲームプレイ

普通にRPGとしても面白くて、敵を倒して得た、金とも経験値とも違うリソースを使ってスキル武器を強化していく要素が楽しい

じっくりやれば主人公がクソ強くなり、高難易度でも戦闘で負けようがないくらいになってくるのも愛嬌ひとつですね

そんで、導入のハードル結構高いんだけど、通称CNmodと呼ばれる上述のModもかなり良い

原作では結構、本気で魔法少女としてのロールプレイをやってれば引っかかりようのない罠とか、かけられようのない呪いみたいなのがあるんだけど、そのあたりに手を加えてくれて、クソ強くなってもう負けねえわと慢心してるところでガチの敗北を味わされたりするので、チンチンに良い

余裕で勝つつもりでボスに挑んだらいきなり弱体化の首輪をつけられて追い込まれ、負けたとき、俺の心は完全にセレスフォニアになっていた

夏色のコワレモノ

概観

今の俺のメインの性癖(誤用)はNTRで、なかでもこう、「男主人公目線寝取られていることを匂わせるものだけを見せられる」的なのがすげえ好きなんだけど、じつはそれに本格的に目覚めたのはこの作品きっかけだと思う

素晴らしい作品です

ほぼNTRシーンのみのNTRゲーで、現代田舎町を舞台に幼馴染と過ごすひと夏の青春、そこに忍び寄る間男達の影……という感じだ

エロ要素

なんせ男主人公で、直接的なエロシーンは回想部屋的なところでしか見られない(寝取られルートに入っていても、ラストを除けば直接のエロシーンを見ずにクリア可能)というところが素晴らしい

没入感が違うんだ

幼馴染をほっぽって村をブラついてたら、幼馴染がきったねえ浮浪者みてえなエロオヤジの住んでる小屋に入っていくのを目撃してしまい、近くに寄ってみると衣擦れの音とか微かな嬌声が聞こえるんだけど、実際に何が起こっているのかは分からない そういうのを重ねていける

チンチンが…爆発する!! 

ゲームプレイ

RPGの形をとってはいものの、実態としてはアドベンチャーに近いため、難易度とかそういう概念はないんだけど、その中でちゃんと「これは俺の選択だ」と思えるようなつくりになっていて、この形式作品としてはちょっとこれ以上の正解は出せないんじゃないかと思う

ぐるぐる痴漢電車

概観

作品サムネイルマジでウンコみたいであることで有名な作品

しかし名作とされていて、なにせ内容がいい

内容がいいっつうか、まあ、エロいですよね

エロ要素

毎朝電車で乗り合わせる美少女マークして、ひたすら痴漢する それだけだ

ストーリー的にはちょっとしたツイストがあって、シンプル現実性犯罪としての痴漢を描いているわけではない

俺は現実にはぜってえ痴漢とかやりたくない(相手気持ちを思うと申し訳なさすぎてチンチンが勃つどころではない)んだけど、今作では序盤から「これはただ性犯罪者がなんの縁もない被害者無差別に襲っているわけではなさそうだぞ」というのを感じさせてくれるので、ノりやすかった

実際のところこのゲームですら最初のほうはやや躊躇があったというか、「何もしない」を何回か選択したりもしてたんだけど、そういうこともできる作りになってるのもイイ要素ですよね

通学電車という限られた時間の中で、また衆人環視という制限された条件の中で、こっちを敵視している相手を少しずつ懐柔していく まあファンタジーなんだけども、ファンタジーとして乗っかれるだけの強度があるんですよ

チンチンが勃つんですよ……

ゲームプレイ

選択肢(どこをどう触る、あるいは何もしないなど)を選んで痴漢をしていく、ひとつ行動するたびに時間が経ち、また周囲からの注目度も変動する

周りにバレないように、限られた時間のなかで何を成せるか そういうゲーム

ループものでもあるので、一回あたりの時間は限られているとはいえ日数は無限で、ゲームオーバーにもなり放題 かなりforgivingな作風

難易度設定は「じっくり」がおすすめで、それはエロには「溜め」が大切だという俺の信念に基づくもの

妹せいかファンタジー

概観

同棲モノの雄だ

同棲モノのジーコには四天王的な存在があり、その一角なんだが、俺にはこれが一番刺さった

同棲モノにして妹モノだ

エロ要素

同棲している妹に夜這いをかける 基本的にはそれがメインだ

昼のパートで妹との心理的距離を縮める一方、寝ている間に身体を触ったりもする(睡眠薬を飲ませて無理やり襲うみたいなこともできるらしいが、俺はやってみたことがない)

ファンタジー世界に生きるカスの兄となって、冒険者をやりつつ妹を手籠めにする そういうゲーム

全然手籠めにしないこともできる それもいいところだ

わかりますかね 妹に手を出してるのは不可抗力でもなんでもなく、俺がクズからなんですよ そこが徹底されてるのが嬉しいですよね

ゲームプレイ

ときメモとかパワプロ的な感じなんだと思う(どっちもやったことない)

日数経過式で、選択肢を選んで能力を高めたりしつつ、要所要所のイベント(バトル)をこなす

それもやりつつ妹にも手を出さなきゃいけないってのがツライところだな

実際バトルのバランス結構シビアなので、妹に手を出してたら強くなりきれずに詰む、みたいなことは全然ありうる感じがする

性欲に負けず、鍛錬に励め!

Lilitales

概観

レジェンド級のジーコ

レジェンドってことはまあ、古いってことでもあるんだが、いまでも全然現役でいけると思う

騎士ルナとなって(なお、エル・ブランカという家名には個人的に思うところがないでもない…)、攫われた主君親友である王女を救う、という王道ファンタジー

全体としてTRPGとかDRPGとか、そういう昔の(古き良き)ゲームの影響を感じるのが特徴だ

エロ要素

マジメにやっても負けうる、初見殺しの多い戦闘

負けたときの敗北エロシーン

これがいいですね

シチュの数とかはそんなに多くないんだけど、なんというか精選という感じがする

心に響くシーンがあるだろうと思う

ゲームプレイ

ジーコとしては歯応えがあるほうだと思う

ボス戦で普通に負けうるので注意が必要

しかし、やっぱ、普通に真面目に戦ってギリギリ負けてエロシーン、というのがいちばんチンチンにくるからホントいいバランスだと思う

ホントいいバランスなんスよ……

駆錬輝晶 クォルタエメロードEG

概観

戦闘エロに特化した作品

自分普通に戦ったらまず負けないクソ強魔法少女なのに、卑劣エロ攻撃で少しずつ戦力を削られて、気がついたら手も足も出なくなってしまっている

ゲームからできる表現 ゲームからできる表現

エロ要素

戦闘エロ(戦闘中に敵からエッチ攻撃をされる要素) これにつきる

全ての雑魚的が固有のエロ攻撃をしてきて、差分の数がすごい

コンシューマーゲーでもあまり見ないような、コマンドバトルとテキストシームレスな融合がポイント

そしてこのゲームエロ要素はゲームプレイに直結している

長いダンジョンに、敵の仕掛けた罠を解除するための仕掛けが散財している

解除して回るのは正直めんどくさい(多分意図的にめんどくさくなるように作ってある)

めんどくさいから横着する 俺はクソ強いんだから、多少の罠くらいなんとかなるという慢心が裏にある

はたして罠を使われて、少しずつ追い込まれ

アレ…これやばくね?となる

そのとき、チンチンが勃っているのだ

ゲームプレイ

上述のとおり、ゲームプレイエロ要素に直結している

純粋RPGとして見るとめんどくさい部分もあるが、そのめんどくささにも意味がある

ミラージュの離反

概観

これはかなり最近出た作品で、広く知られた名作ジーコというほどの知名度はないが、俺には刺さった

NTRゲーだ

俺のことが大好きな最強褐色従者が寝取られ

その一方で、俺はあきらかに怪しいサキュバスっぽい女の子に誘惑されて、愚かにも籠絡されてしま

そういうダブルNTRテーマにしている

エロ要素も大きいが、その裏でけっこう骨太ファンタジー戦争を描いているのもイイ

エロ要素

ふたりとも心を乱されない正規ルート ②ヒロインだけ寝取られルート主人公ヒロイン寝取られルート の大きく分けて3つがある

主人公操作するパートヒロイン操作するパートがあって、それぞれの選択によって話が進んでいくんだけど、あまり厳しいフラグ管理なんかはなくて、ルート選択は俺の胸先三寸だ 

ヒロインバンバン汚されていくのを楽しむこともできるし、逆にヒロイン意思を強く持ってるのに俺だけ敵にアッサリ籠絡されて、それでヒロインの方も結局堕ちてしまう…みたいなシチュエーションをやることもできるため、一粒で2度美味しい

エロステータス的なものも完備しており、男主人公ものNTRのよさ(夜寝たら、翌朝ヒロインの性経験が増えてる…!)も味わえる

ゲームプレイ

実質アドベンチャーみたいなもので、ゲーム性はなかば飾りだ

でも正規エンドは普通にアツいRPGしててよかった

シリーズものであり、次回作が気になる!!

まれ快感

概観

これも比較マイナーで、NTRゲーだ

ファンタジー世界で、俺のことを好きなヒロインが、俺の見ていないところでチャラいクズにヤられてしまう…という感じだ

NTR展開は不可避で、そんなにボリュームがあるわけでもないが、俺には刺さりました…

エロ要素

エロステータス これにつきる

部屋にいるはずのヒロインが見当たらないな

しゃーないから寝るか…

翌朝、ヒロインステータスを見ると性経験が増えている

その美しい流れをこれでもかというほど味わえる

このゲームもまた、回想部屋でしかエロシーンを直視できないタイプ

ヒロインの性経験回数という、プレイヤーだけがメタ的に見られる数値で興奮する その素養が求められる

俺にはその素養があった

君はどうかな?

Permalink |記事への反応(1) | 22:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-23

anond:20241015072043

逆でしょ。

YAWARAは山口香を好きすぎる浦沢直樹山口香モデルに描いた漫画

一生懸命山口香とは別人に書こうと書こうとしたが、どうしても山口香になってしまう。どうしよう。

このままだと山口香に怒られる

そこに、短足骨太の体格から反則スレスレの小汚い駆け引きを繰り出して勝利をもぎ取るという山口香と似ても似つかない柔道をするタワラが「わたしがYAWARAちゃんです」としゃしゃり出てきたおかげで内心「助かった」と思ったに違いない。

ワラのおかげで山口香に似せて描いても山口香に怒られないことが確定したので浦沢直樹理想柔道女子を書きまくることができた。

ワラさんありがとう

Permalink |記事への反応(1) | 00:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-06

ブスが可愛くなって見返すっていう展開あるけど

どうして自分勝手に「ブス」って評価してきた人間美的感覚に合わせてあげて勝利の条件も不公平ジャッジしてきた人間基準なんだろ?

と毎回思う。

ブスって言った方からしたらブスが減って美人イケメンが一人増えたって言う喜ばしい状況になるのでは?

その美人イケメンは手に入らないだろうけど、視界に入ることでブスって言ってきたなら美人が視界に入るだけで嬉しいんじゃないの

ブスって言ってきた人が最高に悔しがるのって、ブスが見た目は変わらないまま人気者になる、経済的成功する、自分より魅力的な異性と付き合う

とかだと思うので、そういう骨太ストーリーが見たい。

もし私がブスって言われたら見返すための整形もダイエット絶対にしない

Permalink |記事への反応(1) | 21:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp