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2025-10-24

2010年以降の大ヒットアニメ映画(50億円以上)まとめ

タイトル興行収入(億円)公開年
借りぐらしのアリエッティ92.62010年
ONE PIECE FILM Z68.72012年
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q532012年
風立ちぬ120.22013年
STAND BY ME ドラえもん83.82014年
映画妖怪ウォッチ誕生秘密だニャン!782014年
バケモノの子58.52015年
映画妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!55.32015年
君の名は。251.72016年
名探偵コナン 純黒の悪夢63.32016年
ONE PIECE FILM GOLD51.82016年
名探偵コナン から紅の恋歌68.92017年
名探偵コナン ゼロの執行人91.82018年
映画ドラえもんのび太の宝島53.72018年
天気の子142.32019年
名探偵コナン 紺青の拳93.72019年
ONE PIECE STAMPEDE55.52019年
映画ドラえもんのび太の月面探査記50.22019年
劇場版鬼滅の刃無限列車407.52020年
劇場版呪術廻戦 01382021年
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇102.82021年
名探偵コナン緋色弾丸76.52021年
竜とそばかすの姫662021年
ONE PIECE FILMRED203.32022年
THE FIRSTSLAM DUNK164.82022年
すずめの戸締まり149.42022年
名探偵コナンハロウィン花嫁97.82022年
名探偵コナン黒鉄の魚影138.82023年
君たちはどう生きるか942023年
劇場版SPY×FAMILY CODE:White63.22023年
名探偵コナン 100万ドルの五稜星1582024年
劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦116.42024年
機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM53.82024年
劇場版鬼滅の刃無限城編第一章 猗窩座再来367.72025年
名探偵コナン 隻眼の残像146.72025年
劇場版チェンソーマン レゼ篇572025年

Permalink |記事への反応(2) | 11:57

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2025-08-16

俺のワースト吹替ランキング

 

1. 「風立ちぬ」の庵野

2. 「ビートルジュース」の西川のりお

3. 「time」の篠田麻里子

4. 「ウォンテッド」のDAIGO

5. 「ドーベルマン」のダイヤモンド・ユカイ

6. 「フォールームス」の田代まさし

Permalink |記事への反応(0) | 06:24

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2025-08-15

戦後80年

もう今日が終わっちゃうな

なんでこんな時間に書き始めようと思ったのやらわからん

私の祖父は13歳で鳴尾の川西航空に勤めていたよ

本人はもう何年も前になくなっているんだけど、書き残した手記があって、そこに色んな体験記が綴られていておもしろいんだ

故郷田舎を出る時の描写なんか「電車がゴットン、さようなら、懐かしきうさぎ追いしあの山々」とか書いてあって、見たこと無いのにじわっと悲しくなる

鳴尾のいちごで作ったいちごジャムを食べたとか、同期といっしょに敵機の名前当て大会をやったとか書いてあるの

脱走した同期のこととか、自分がやってた仕事内容とかも書いてある

夜に寮を抜け出してお披露目前の飛行機を見に行ったのも書いてあって、なんとなくジブリの「風立ちぬ」感がある

飛行機の型なんかも書いてあるけど、身バレ防止で伏せさせてくれ

当時の夏の甲子園大阪空襲、機銃掃射などなど、他にも書いてある

瓦礫になった職場を歩く様子もすごく空気を感じる書き方だ

なんというか、祖父の手記には光の描写が多くて、私が子供の頃から「どういう光が差していたか」にこだわるのは彼の血だろうなと思う

職場瓦礫の隙間から差し込む黄色い光とか、夏の西宮球場の白い光とか、なんば空襲を見た時の燃えるような炎の赤とかそういうの

焼け野原から2000年代まで生きた祖父に、またはその世代に、この世界はどう見えていたのかなあ

晩年、名機のプラモデルを持って眠るように逝ったおじいちゃん、80年経ちましたよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:49

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2025-08-10

演技下手な俳優

でも本当にいい役ってあるな

棒読みがハマり役になってるというか。

そういうの好き。


有名どころだとコンフィデンスマンの東出とか。坊ちゃん感が出てるの面白いスタイルや顔に対してあの演技だからだろうか?

捜査課長ナイツ塙とか。ドラマコント感が増しててマジで面白い

今期ドラマだと大捜索の嵐相葉がとてもいい。

コネで入ってきた(と思われてる)新人ボンボン役なんだけど、自分立場をいい方向に利用して、犯人権力者の息子だから捜査中止にする!とか言っている上司圧力をかけたりするのが面白い

あの棒っぽい演技がハマってると思う。

脚本家がこの立場を用意したの上手い。あてがきかな?


上手い人ばかりの作品ももちろん好きだけど

たまに現れるハマり棒演技が好き。

ただの棒だと駄目で、うまいこと棒感をいい方向に利用している必要がある。


アニメだとソウルイーターマカとかも。アニメだとかなりレアケースに思えるけど。

風立ちぬ庵野個人的には良くない棒演技だったな。

コメディっぽさはいるかもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 20:35

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2025-08-03

8月2日放送ETV特集火垂るの墓高畑勲と7冊のノート」を観た。

https://www.ghibli.jp/info/013977/

番組では、これまで存在が知られていなかった7冊の創作ノートが紹介された。高畑映画火垂るの墓』において、原作に忠実でありながらも「F清太(ファントム幽霊)」という独自視点を加えたことが4冊目のノートで明かされる。原作と異なる重要な点は<思い出のなかの清太>と<幽霊としてのF清太>の二人がいるということだという。F清太は、最後に観客をじっと見つめ、現代私たちに問いかける存在として描かれている。言われてみれば確かに映画の冒頭と最後カメラ目線の瞬間がある。長年、心の奥底に染みついていただけだったが、改めて自分がF清太に見られていたことを強く意識させられると同時に、その意味が次第に言語化されてきた。そうか、過去自分を思い出す幽霊から始まっているのか。過去を思い出し、未来目線をむける、その行為に何か深みを感じた。

F清太は何を思い出していたのか

この映画は、多くの人が指摘していることだが、子どもの頃と大人になってからでは感じ方が変わる。清太は二人で生き抜けると信じて家を出たが、現実は甘くなく、妹を死なせてしまう。その未熟さは、みる大人には悔しさを呼び起こす。

そこに、F清太の俯瞰的視線意識してみると今度は、清太の個人物語を超え、より大きな歴史的文脈で当時の日本という国の姿と重なって見えてくる。清太は、叔母と決別したあと、東京の親戚の居場所を探そうともせず、叔母との和解を諭した農家医師言葉に耳を貸さなかった。和解するチャンスは何度もあったが、戻ろうとはしなかった。その判断は、満州事変以降ABCD包囲網に至るまで、外交解決放棄して戦争に突き進んだ当時の日本の姿と共鳴しあう。そして節子の死もまた、戦時中兵士の多くが飢えで亡くなった現実と重なり、戦争が長引き補給が途絶え、国家国民を守れなくなった姿を映している。空襲のたびに街へでて火事場泥棒を働き、痛快な笑顔で横穴に戻る清太。二人が暮らした水辺は、あたか戦地となったアジア太平洋すらも想起させる。

内なる他者=F清太は、自分自身過去の行動を死者の目線で見つめており、時には未来の観客の目をまっすぐに見返してくる。このカメラ視線意識すればするほど「なぜこんなことになってしまったのか」と、観ている私たち一人ひとりに問いかけているように感じられる。ここには、レヴィナスの<他者>を思わせるものがある。レヴィナスによれば、自己他者の顔に直面することによって、つまり一方的な応答責任に巻き込まれることによってこそ立ち上がるという(『全体性無限』)。F清太の視線が観客に向く、その瞬間、私たちは名指され、呼び出され、ただの観客ではなくなる。作品の外でメタ存在であるはずだった私たちは、他者まなざしを向けられることによって物語の中に引き込まれ、「問われている存在」として主体構成を迫られる。「自分ならどうしたか?」―作品の内と外を隔てる壁を破り、私たち自身判断責任を静かにいかけられる。

番組では、作家綿矢りさが「子どものころは清太のサバイバルをワクワクしながら観ていた」と語ったのも印象的だった。その感覚は、太平洋戦争開戦直後に「きっと勝てる」と信じていた日本人の空気に通じる。興味深いことに、高畑絵コンテには、防空壕での痛快なサバイバル生活もっと丹念に描かれていたが全体の尺の都合から削られたのだという。上映日が迫るなか、高畑本人は自ら切り捨てることを忍び得ず、鈴木敏夫に削除を一任した。番組で紹介された不採用絵コンテを見る限り、水辺ののどか生活風景のようだ。編集により、水辺で暮らし始め、父はきっと帰ってくると信じていた清太の胸に去来した観艦式の思い出や軍艦マーチ、そして火事場泥棒などのエピソードが残った。最初希望に満ちていても、ゆっくり悲劇が忍び寄る―そうした構造が、上映直前の編集によって鮮明に浮かび上がったように思えた。

物語の転機は、敗戦を知り、父の所属する連合艦隊の壊滅を知る場面だ。<連合艦隊>は単に日本軍というだけではない、海軍のなかでも特別位置づけをもった組織だ。通常の艦隊部隊は、海軍省等の指揮命令系統に組み込まれ、直接に天皇と結びつくことはないが、連合艦隊司令長官は「天皇直隷(直属)」という形をとっていた。そこに士官として所属していた清太の父はエリート中のエリートだ。

その連合艦隊所属する父は清太にとって「何とかしてくれる」存在であり戦争正義のものだったが、その希望が崩れ落ちる。その絶望は、敗北を直視できず精神論にすがった国民の姿と重なる。節子が死んだ夜の風雨は枕崎台風だ。この台風農作物は壊滅し、翌年にかけて1千万人の餓死者が出るのではとの大臣談話が出ていた。そして清太が最期を迎える三ノ宮駅は、父に再会できるかもしれないという一縷の望みにすがった象徴でもあった。見事な演出だ。

そしてF清太の目線は、丘の上からみおろす現代夜景へと転じ、物語最後に、いまを生きる私たちに向けられる。その物言わぬ視線はあたかも「清太の行動が未熟に見えたあなた。けれど、あなたが同じ状況に置かれたとき、別の選択が本当にできるといえますか?そうするほかなかった、と空気に流されるのではないですか」と問うているかのようだ。

もっとも、ここまで述べた感想はF清太に焦点を当てた深読みの試みにすぎない。『火垂るの墓』の99.9%を占めるのは、やはり胸を締めつけるような少年悔恨であり、戦時下のどうしようもない状況、飢餓といった普遍的テーマだ。その圧倒的な描写力に観るたび心を揺さぶられる。しかし、その感傷のただなかで、最後にF清太がふと視聴者に向けた視線だけは、別のすごみがある。全体の流れからすればわずか1秒足らずに過ぎないが、その一瞬にメタ視点からメッセージが宿り、感傷を突き抜けた先に観客をつれてゆく力を持っている。川島雄三的な手法だ。

過去反省とは何か~語られない戦争経験

清太が叔母の家を出たのは、彼の自立的選択だったのだろうか。清太の行動はむしろ、「しょうがない」の状況に流された形にみえる。東京の親戚を訪ねれば?との叔母の問いにも「だって場所知らない」というつぶやきも状況を受け入れているにすぎない。国家もまた、ABCD包囲網を前に「他に道はない」と繰り返しながら、実際には〈選択不能性〉を自己演出し、主体責任回避した。ここに丸山眞男が「無責任の体系」と呼んだ入れ子構造垣間見える。

しかし、その<仕方のなさ>の感覚は、まぎれもない当時の人々にとっての記憶だ。戦後戦争記憶を語らない人も多かった。「あのときは選びようがなかった」という感覚は、語れば外から価値観に塗り替えられてしまうという恐れを呼び起こす。占領下の日本GHQの統制下、180度価値観が転換されるといわれた時代戦争を生きた記憶は、勝者の正義空気の中で、語ればすぐに記憶が塗り替えられてしまう。語れば壊れてしま記憶を守るための沈黙はとてもよく理解できる。<反省>という行為進歩感覚がセットになると、胡散臭さが付きまとう。日本は生まれ変わるのだといわれてもなと。冒頭の三ノ宮駅での通りすがりの人の「もうすぐ米軍が来るというのに、恥やで、こんなんおったら」は象徴的だ。結果として人々は沈黙していたのではないだろうか。

終戦直後小林秀雄は「近代の超克」を自省する知識人たちを相手に、「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」と言い放った。知識人たちの総括に対する小林の態度は考えさせられる。小林戦前から一貫して進歩主義に基づくマルクス主義史観には距離を置く発言をしてきた文化人だ。

また、反省という言葉を聞くたびに思い出すのは岸田秀だ。「ものぐさ精神分析」のエッセイ集のなかで、酒を飲んでやらかししまったとき自己嫌悪を例に挙げ、なぜ反省しているのに何度も同じことを繰り返すのか、そもそも自己嫌悪」とは何かを分析した。自己嫌悪に効果がなく同じことを繰り返してしまうのは、<倫理的覚醒した自分>が<コントロールを失って暴れた自分>を自省し、本来自分倫理的で、酔って暴れた自分本来自分ではなかったという卑怯立ち位置のもとで成り立っているからだと喝破した。これは「まだ本気を出していないだけ」の思考回路と同じだ。

同じことが、戦争記憶もいえるはずだ。特に戦中派(特攻世代)の一つ上の世代記憶

太平洋戦争末期を思春期青年期に過ごした戦中派と異なり、それ以前の世代戦争記憶は同じ戦時下といっても微妙に異なったものだっただろう。戦争が泥沼化するに伴い、決して人に言いたくない血塗られた戦闘に巻き込まれ世代だ。長期化する日中戦争に伴う厭戦気分と士気の低下が増大するにつれ、あとに続く若い世代忠義心がむしろ煽られるのを目の当たりにしていたし、強い責任感とともにお国のために尽くす自己犠牲の美学に傾倒するさまをみていたはずだ。この世代葛藤を描いだドラマ作品に、山田洋次原作少年寅次郎』(脚本岡田惠和)がある。戦地から戻った寅次郎の父が罪悪感からさくらの顔を直視できなくなる場面がある。彼は中国戦線で同じ年ごろの子どもを殺していたからだ。その罪の重みと、生きていかなければならない現実とのあいだで沈黙する姿が描かれる。アジア太平洋への侵略を後世の人間反省するとき被害者側や左派論理で都合よく記憶が加工されてしまうが、それは本当に反省といえるのか。歴史被害者記憶で塗りつぶせばいいわけではないはずだ。これが右派もしくは保守の大方の感覚だろう。そして保守もまた、お国のために尽くし自らの経験責任を美しく語れる世代と、戦地で自ら手を血に染めた禍々しい記憶を胸に沈黙する世代に断絶が生じ、結果として戦後記憶をより美しく語ったほうが、あたかも風化に耐えた岩盤のような面持ちで保守の本流になっていった。右派記憶の加工に加担しているのだ。語られぬ記憶による生存者バイアス、そして私たちが何を記憶としてすくい取るか、その流れ自体が、戦争記憶の複雑さを物語る。

しかし、そんな個人としての記憶のしまい方は、将来世代戦争を止める契機を奪う力学としても作用することに次第に気づかされる。「あの頃はどうしようもなかった」という思い出は、欺瞞的な反省への個人抵抗ではあっても、やはり将来世代には反省を承継しなければならない思いも強まる。小林秀雄は、歴史は上手に思い出すことだ、といった。しかし、後世の人はえてして都合のいいことしか思い出さない。記憶封印によって社会戦争忘却するくらいなら、という思いで晩年になって初めて戦争記憶を語り始める人もしばしばみられる。それは、自らの死の間際になると、社会忘却ダイナミズムが見え始めるからではないだろうか。

宮崎駿監督作品との対比

火垂るの墓に対して宮崎駿がどのように思っていたか番組では紹介されなかった。

同じ終戦前後少年内面を描いた宮崎作品として『君たちはどう生きるか』がある。もし高畑アプローチレヴィナス的な<他者>であったとすれば、宮崎のそれはヘーゲル的な<承認>の構造を想起させる。新しい母との関係を受け入れられない眞人にとって異世界への旅は必然であり、死者や過去存在出会い、その言葉に耳を傾けることが自らを見つめ直すきっかけとなった。それは、自己意識他者との対話を通じた承認によって成り立つというヘーゲルテーゼを思わせる。他の宮崎作品をみても、むしろ近代的な自我対話承認責任の引き受けといった構造の中で人間の成長を描こうとする傾向がみてとれる。「泣くときは一人で泣け(風立ちぬカプローニ伯爵)」や「じたばたするしかないよ(魔女の宅急便の森の絵かき)」、「今からお前の名前は千だ(湯婆婆)」など成長と自立を促すダイアローグ宮崎アニメに特徴的だ。

これに対して「火垂るの墓」では、他者との対話よりも、むしろ「思い出す」ことが大きな意味を持つ。叔母の家を離れた理由も、節子の死後に池へ戻らなかった理由も明示されない。ときには悔恨を滲ませる表情でF清太に思い出されるだけだ。西宮のおばさんが母の着物を米と交換するのを節子が泣いて嫌がるシーンで、耳をふさいで苦悩するF清太の表情は忘れがたい。

高畑作品のもう一つの特徴は、人々が主人公に過度に伴走しないことだ。叔母さんの描き方にそれは表れており、主人公を見放すひとには見放すひとなりの人生がある。だからこそ、視聴者とき西宮のおばさんに共感を寄せたりもする。これは<思い出す>ことを重視した高畑ならではの演出手法であり、主人公がどうであろうと、人にはその人なりの人生があり、決して主人公に語りかけるためにだけ登場するわけでも、寄り添っているわけでもない。これは、視聴者視点を固定し、常にだれかに見守られて成長するお姫様王子特性主人公を描いてきた宮崎駿作品とは対照的だ。

<思い出す主体>を用意する手法は『おもいでぽろぽろ(1991)』にも表れる。記憶の中の小学四年生自分という思い出を<内なる他者>として宿し、現在自分=タエ子27歳が過去を振り返り、沈黙していた感情や語られなかった出来事に光を当てるという手法である。そこでは、言葉にされなかった過去とともに今を生き続ける姿勢が描かれており、<思い出す主体であるタエ子27歳とF清太の視線は同じ構造を持つ。つまり高畑は「語られなさ」をただの欠落ではなく、むしろ思い出すことを通じて現在を形づくる力として示している。

高畑宮崎の両者が描いたのは、どちらも「戦争少年の魂」であった。両者はまったく異なるアプローチながら、しかし同じ戦後を見つめていた。宮崎は、自我他者との対話承認によって確立されるという弁証法的な構造物語組み込み言葉や応答を通じた関係性の中で成長を描こうとしたのに対し、高畑は「語られなさ」に宿る沈黙の力ー思い出すことで再生される倫理に重心を置いた。高畑勲は『火垂るの墓』を通じてどこまで人間真実に迫れるかを静かに証明してみせたのだと思う。

君たちはどう生きるか」に見られる過剰なまでの<対話>は、『火垂るの墓』に対話がなく沈黙に包まれていることとの見事な対比をなす高畑は、あえて沈黙した視線を通じて「別の選択」の可能性を観客の私たちに突きつけた。「そうするよりほかになかった」状況、それが水辺でのサバイバルであれ、太平洋戦争であれ、それを回避する主体的な<選択>の余地は本当になかったんですか?と。それを対話ではなく、沈黙視線表現した。それがラストシーンでふと一瞬、観客のほうに視線をむけるF清太なのだ

これは、<記憶を語らない>ことで選択拒否し、結果として空気に流されてしま私たち精神構造を映し出しつつ、同時に、後世の人が<思い出す行為>を通じて「いか主体的に選択しうるのか」を問いかける――その両義性を体現した見事な映像表現というほかない。比較すると、救いの構造が異なる二人の巨人のすごさがわかる。

高畑手法小林秀雄風にいうならば、歴史を上手に思い出せるんですか?という問いになろう。小林がいうように、人は不完全であり、過去をまっすぐ生きてきた人の手触りを感じることは難しい。上手に思い出すというのは実は難しいことだ。むしろ現在価値観民主主義人権)によって自分たちは成熟している、進歩しているという思い込み邪魔されてしまう。当時の人々の生を未来の人しか知らないフレームに当てはめてしまい、他人事としてしか理解できないというのは往々にしてあるのではなかろうか。ここまで言葉にしてきたやや穿ち過ぎな分析がまさに記憶台無しにする悪い見本だ、ということも含めて。

Permalink |記事への反応(0) | 20:57

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2025-08-02

声優オタクちんこまんこを隠して欲しい

たくさんの声豚を嫌な気持ちにさせるよ

なんか声優界隈?が一定の人気があるから声優露出増えたし、商業的にも声優目当ての買手がいるかしょうがないけどアニメゲーム声優が前面に出てくるのが本当に嫌

アイドル声優じゃなくてちゃんとした声優とか俳優を起用してくれる作品の方が好き。特にアイドル作品一本の声優はなんか演技が露骨あんま好きじゃないことが多い。

ゲームはフルボイスでも別に嬉しくないことが多い。話ズレるけどあと風立ちぬ庵野も大肯定派、あーいうのでいい

ゲームとか声優買いしてる人見ると萎える。本人の自由からいいけど

あと人が作品説明する時に声優持ち出すのが萎える。別に水樹奈々が出てようが花江夏樹が出てようがどうでもいい、どっちも良い声優なのは分かるんだけど、その人であることは別に重要じゃない。作品キャラに合っていれば良い

あとこれは偏見だし最悪な意見だし言っちゃいけないから100私が悪いんだけど声優オタクが嫌い。つーかこれが本編。

オタクの中でも一番客観視ができていなくて、自分の性欲を遠慮なく振り撒いていて(「推し声優」だからっていう体で)気持ちが悪い

声優自体がASMRとかシチュエーションボイスとかやってるからしょうがないけど、AV女優ファンとかって自分のことキモいって分かってるからちゃんAV界隈でコソコソやるのに声優オタクは堂々と色んなところで活動していて腹が立つ。ゲームの話していてもアニメの話していてもYouTube見てても声優の話をし始める。キショ

本当に声優オタクが嫌い。元々嫌だったけど知り合いでネットにいるのがまんまリアルでいて余計嫌になった。つーかこいつのせいだわ。完全に私怨だわ。サンプル数が一つしかないけど全部がこいつに見えてしょうがないんだわ。

推し声優のことを「顔がいい」って絶賛して、本人が演じるキャラクターを彼女と同一視して、リアル彼女写真集を買って、エロ音声を買って、性欲ぶつけているのに「ファンです」ってパッケージして綺麗なものみたいにラッピングしているのが激キショ。お前のちんこが見えるから隠して欲しい。人前で堂々のお前のオナニーの話するなよ。気持ち悪い。

Permalink |記事への反応(2) | 22:41

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2025-07-05

ロッキング・オン社の雑誌「CUT」、今度学マスが表紙になるというので

「そういえばあの雑誌昔はブラッド・ピットとかディカプリオとか外タレばっかりだったけど、いつの間にか日本アイドルとか俳優とか増えて、アニメ絵の表紙も増えたよなー」

「いつごろからアニメが取り上げられるようになったんだろう」

と思ったので調べてみた。2000年代後半から出てきて、2010年代前半には定着した感じらしい

外タレが表紙になったのって2020年ビリーアイリッシュ最後らしい

あとアニメでも漫画でもないかリストアップしなかったけどVtuberが表紙になる号もある

 

 

2003年12月 Vol.157

「このファンタジーに泣く」

表紙:ムーミンパペットアニメ

 

2006年12月 Vol.205

「CUTが選ぶ日本アニメ映画ベスト30!」

表紙:鉄コン筋クリート

 

2007年7月 Vol.215

ファンタジーへようこそ」

表紙:白雪姫

 

2007年11月 Vol.220

ガンダムの「哀しみ」を越えて」

表紙:機動戦士ガンダム

 

2008年9月 Vol.234

宮崎 駿4万字インタビュー

表紙:崖の上のポニョ

 

2009年8月 Vol.251

「『破』が教える、エヴァンゲリオンは生き続ける」

表紙:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

 

2009年12月 Vol.257

スタジオジブリ、その現在過去未来

表紙:スタジオジブリ

 

2010年5月 Vol.265

藤子不二雄A主人公は深くて強い」

表紙:怪物くん

 

2010年8月 Vol.270

アニメが愛した音楽音楽が愛したアニメ

表紙:けいおん!!

 

2010年9月

ジブリアリエッティに託したもの

表紙:借りぐらしのアリエッティ

 

2011年5月

「最強のコミックキャラクターベスト50」

表紙:スーパーマン

 

2011年6月

マクロス、そしていま出会うべきアニメたち」

表紙:マクロスF

 

2011年9月

宮崎駿、2011年夏の日本、そして『コクリコ坂から』を語る」

表紙:コクリコ坂から

 

2012年1月

けいおん! そして、2011年TVアニメは何を革命したのか?」

表紙:けいおん!

 

2012年8月

庵野秀明、語る。――巨神兵エヴァンゲリオン、そして自分。」

表紙:巨神兵東京に現わる(※特撮なので今回の趣旨からは外れる)

 

2013年2月

「『たまこまーけっと』で僕らの日常が輝く!」

表紙:たまこまーけっと

 

2013年9月

宮崎駿は、なぜ、はじめて自分映画に泣いたのか?」

表紙:風立ちぬ

 

2014年8月

ジブリ少女物語

表紙:思い出のマーニー

 

2014年12月

BUMP OF CHICKEN×『3月のライオン』」

表紙:BUMP OF CHICKEN3月のライオン

 

2015年8月

音楽アニメの夢を叶えた」

表紙:ラブライブ!

 

2016年6月

「μ'sとみんなの夢が永遠になった日」

表紙:μ's(※声優

 

2016年8月

アニメ音楽の恋が止まらない!」

表紙:マクロスΔ

 

2018年1月

「『おそ松さん』をブラックに笑え!」

表紙:おそ松さん

 

2019年5月

「『名探偵コナン』という終わりなき謎」

表紙:名探偵コナン

 

2019年6月

「「食べる男」にときめく」

表紙:きのう何食べた?

 

2019年8月

「『天気の子』」

表紙:天気の子

 

2020年4月

「『アイドリッシュセブンさらなる高みへ!」

表紙:アイドリッシュセブン

 

2020年7月

「『ヒプノシスマイク』は何を革命したのか?」

表紙:ヒプノシスマイク-DivisionRap Battle-

 

2020年11月

劇場版鬼滅の刃無限列車編」

表紙:劇場版鬼滅の刃無限列車

 

2021年3月

「今年はこの作品に懸ける! CUTが選んだ83作!」

表紙:夢中さ、きみに。

 

2021年11月

「変えられない未来なんかない 『東京リベンジャーズ』全30P大特集!」

表紙:東京リベンジャーズ

 

2022年2月

「誰も観てないアニメ37本!」

表紙:SPY×FAMILY

 

2022年5月

斉藤壮馬フィクションではない素顔を語る

表紙:斉藤壮馬(※声優

 

2022年11月

チェンソーマン

表紙:チェンソーマン

 

2023年5月

機動戦士ガンダム水星魔女』 その革命行方

表紙:機動戦士ガンダム水星魔女

 

2023年6月

「『劇場版アイドリッシュセブンLIVE 4bitBEYOND THE PERiOD』いま、最高のステージへ」

表紙:劇場版アイドリッシュセブンLIVE 4bitBEYOND THE PERiOD

 

2023年8月

津田健次郎 初めて語られる傷だらけの52年

表紙:津田健次郎(※声優

 

2024年2月

「繋いだ想いを力に変えて、飛べ! 『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』」

表紙:劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦

 

2024年6月

ロックを照らせ!!!!『ぼっち・ざ・ろっく!』」

表紙:ぼっち・ざ・ろっく!

 

2025年1月

「いつも、心に刻まれている 『忍たま乱太郎』は永遠に――」

表紙:忍たま乱太郎

 

 

参考にしたのは公式サイト古書通販サイト

https://www.rockinon.co.jp/business/publication/magazine?genre=cut&page=1

https://www.art-blue.jp/cut2/

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2025-06-29

anond:20250629222610

言えるでしょ

まあ俺は宮崎駿最高傑作風立ちぬだと思ってるけど

富野小説が好き

Permalink |記事への反応(0) | 22:28

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2025-05-03

anond:20250503162802

ワイは千と千尋の神隠し風立ちぬは見たことない。劇場でやってくれたら見に行くんやけどな。

Permalink |記事への反応(0) | 19:13

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2025-04-28

スタジオジブリ作品時代設定

見ていない作品もいくつかあるのでWikipedia等で調べたりした。

ジブリ作品に無関心ですまない。

かぐや姫の物語 奈良時代

もののけ姫 室町時代

風立ちぬ 1910年頃〜1945年以降

紅の豚 1929年

君たちはどう生きるか 1944年

となりのトトロ 昭和30年代前半(1955年1960年頃)

コクリコ坂から 1963年

平成狸合戦ぽんぽこ 昭和40年代(1965年1974年)

おもひでぽろぽろ 1982年(1966年?)

耳をすませば 不明(未来ではないので映画公開の1995年以前)

千と千尋の神隠し 1994年2001年(ほとんど異世界舞台なのでアウディ・A4がある時代映画公開の2001年までならだいたい成り立つ)

猫の恩返し 不明(「耳をすませば世界の中の物語)

まり堀越二郎三菱飛行機設計をしていた頃にポルコが飛行機を乗り回し、「風立ちぬ」が終わる頃にサツキが生まれ松崎海(コクリコ坂から)も近い時期に生まれ、「コクリコ坂から」の数年後に狸達が生存戦略模索していたということがいえる。

Permalink |記事への反応(0) | 19:25

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2025-04-25

宮崎駿さんが常に一定思想をもって作品を作っていたかといえば、たぶんそうではない。

書籍をいくつか読んだ感じでは、バリバリ左翼的スタンスから自然主義日本文化主義的な「軟化」をしているようだし、それと時代感覚の影響で「もののけ姫」が生まれたり、より個人的内省的な気分から風立ちぬ」や「君たちはどう生きるか」が生まれたりしているんだと思う。

 

そのベースとして学問的な知識の蓄積、インテリ寄りの環境があったのはそうだろうし、その環境の違いを指摘したくなる向きは分かるけど、自分小学生の頃の教室から偉人が出ることもあればぱっとしない自分が出ることもあるわけで、この辺は「配られたカード勝負するしかない」的な、サイコロの目の問題な気がする。

Permalink |記事への反応(0) | 12:41

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2025-04-19

ジブリ映画ランキング

Sランク

Aランク

Bランク

  • 該当なし

Cランク

  • 該当なし

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2025-04-18

anond:20250418110522

声優リアリティを求める人は「風立ちぬ」の効果音に対して何を感じるんだ?

文句がないってことは、あの効果音リアリティ感じたってことになるのかな

Permalink |記事への反応(0) | 14:51

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anond:20250418110522

そんなこと言ったら現実には風立ちぬみたいに目がデカ人間も唇がない人間もいないじゃん。あれは誇張したアニメ表現だよ

Permalink |記事への反応(2) | 13:55

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42になってアニメ限界を感じた話

昔、ジブリ風立ちぬを観たんだ。庵野声優やってるやつ。

当時は笑っちゃってさ。棒読み過ぎだろwって。

あれを良しとする感性がまったく分からなかった。

声は堅いし、感情の起伏もよく分からんし、いやいやプロ使えよ…と、本気で思った。

でも最近あらためて見返したんだよ。

そしたらめちゃくちゃ良かった。なんだこれ?って思った。

庵野の声が完全に堀越二郎になってて、ああ、これはこれ以外あり得なかったなって自然に腑に落ちてしまった。

そのあとジブリドキュメンタリーも観た。

風立ちぬ制作現場に密着したやつで、そこで宮崎駿声優について話しているシーンがあった。

曰く「みんな相手を慮った声を出すんだよ。慮ったふりをして、自己満足してるんだ」と。

なるほどな、と思った。

ネットでは今でも風立ちぬに対して、「声が合ってない」とか「やっぱり声優を使うべきだった」なんて意見散見される。

でも、それは違うんだよ。

だって考えてみろよ。リアル表現をしたいと思ったとき現実アニメ声で喋ってる人間なんているか

居ねえよ。居たら「ぶりっこ」とか「声作ってんじゃね?」って思われるし、下手すりゃ気持ち悪がられるだろ。

俺たちが一般的想像する“いい声優”ってのは、感情表現が豊かで、発声が明瞭で、抑揚も完璧で——要するに、ドラマチックなんだよ。

でも、その“ドラマチックさ”って、実際の人間の会話にはほとんど存在しない。

しろ現実人間は、モゴモゴしてるし、言いよどむし、感情だって隠す。

から庵野のあのぎこちない、感情が伝わりそうで伝わらない、でも心の奥底に火がついてるような声はめちゃくちゃリアルだったんだ。

それに比べて今のアニメってどうだ?

声優ブームアイドルみたいな扱い受けて、イベントラジオに引っ張りだこ。

それ自体否定するつもりはないけど、声の演技としてのリアリズムはもう置き去りなんだよ。

声の芝居が記号化してて、「怒りの声はこう」とか「泣く演技はこう」、「好きな人にはこういうトーンで話す」っていうマニュアル的な表現ばっかり。

それを俺たちは迫真の演技だ!ってもてはやしてきた。

でもそれはリアルじゃない。

現実にそんな人間は居ない。

アニメ世界の中だけで成立する世界が完成され過ぎている。

「いやいや、アニメってのはそういうもんだろ」って言う人もいるだろう。

でも俺は、そうじゃないと思ってた。

アニメっていうのはもっと現実寄りで、地続きで現実の彼方に存在してるって、そういう可能性を信じていたんだ。

その境界線あいまいからこそ、時に心を撃ち抜かれる瞬間があった。

たとえば夜の駅のホーム、ひとけのない道路、風が吹く音。

そういう何でもない場面が、アニメの中にあるとき現実とつながった気がして嬉しかったんだよ。

だけど今はもう、アニメアニメとして完成され過ぎてる。

空気の揺らぎや、無言の間や、感情曖昧さ、そういうもの排除して、”見やすく”、”分かりやすく”、”飽きさせない”、ものになってる。

あとは””の部分に定番美少女やら世界観を当て嵌めてやればいい。

風に吹かれて何かを悟るあの表情は、もう地上波アニメには戻ってこない気がする。

42になって、ようやく気づいた。

俺はアニメが好きだったんじゃない。

現実に食い込んでくるアニメが好きだったんだ。

ももう駄目だ。

アニメアニメ迎合し過ぎた。

その勢いは近年になって、さらに加速している。

そのことに42の俺は気付いてしまったのだ。

Permalink |記事への反応(53) | 11:05

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2025-02-24

扶養控除内パート主婦だけど安い時給で買いたたかれたくない

幸いなことに旦那がそれなりの収入のある仕事に就いてるのでこの物価高でもそこまで頑張って働かなくてもいい

自分で働く分は自分お小遣い+@ぐらいでいいのでなんかい仕事いかなって5年ぐらい仕事探しながらぽつぽつ働いてる

求人自分地域だと時給1000円~ぐらいが多くて

それぐらいの時給で立ちっぱなしで足腰しんどい上に嫌な客にたまに絡まれたりしたくないし

年寄りおむつ替えたくないし

窓口対応してわけわからない年寄りの話延々と聞きたくないし

単純作業で目を回したくないし

多量に覚えなきゃいけない雑多なことと重すぎる責任負わされたくないし

重いもの持って腰痛めたくないし

っていうか日本人労働って安く買いたたかれすぎじゃない?

同じ日本人日本人を安く買いたたいてるんだからどうしようもないのかな

時給1000円ぐらいのレジなんて座って雑談してスマホいじりながらでいいのになんでみんな真面目に働いて過剰なサービスちゃうんだろうね

こないだ風立ちぬを見たんだけど、日本は貧しい、って二郎が言ってて

日本はあの時代に竹槍で鬼畜米英に立ち向かおうとしてたぐらい超ローテクガラパゴスだったのに

バブルの時はみんなウォークマンとかポケベルとか持ってて

なんで竹槍からそんなに短期間で技術改革ができたんだろうって

それはやっぱり日本人が時給1000円で頑張っちゃう自己犠牲精神ありきで頑張ったからだったからなのかな

っていうところまで考えながら今日仕事探してる

Permalink |記事への反応(3) | 19:05

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詩ってことばのルッキズムだよな

例えば、こんな有名な詩がある。

風立ちぬ 生きねば

美しいかもしれない。

いや、美しい。

美しいけれど、でもどうして美しいと言える?

そんなの俺が先日、嬢に言われた「なんか臭いねw」と比べて、どちらの言葉の方が美しいと言えるだろうか

もちろん、それは”風立ちぬ 生きねば”の方だろう。

でもそれは差別だ。

ルッキズムだ。

俺が大好きなブルーハーツの素晴らしい歌詞ひとつ

ドブネズミみたいに美しくなりたい 写真には写らない美しさがあるから


これだって本来は、電車でばかでかいくしゃみをしたおっさんがそのあとつぶやく(大きな声で)

あー、ちくしょう


本来は大差ないはずなのだ

それなのにおっさんぼやきは汚く、どぶねずみは美しい。

詩は、まさに言葉ルッキズムなのだ

Permalink |記事への反応(0) | 15:07

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2025-01-09

anond:20250108224403

風立ちぬ関東大震災

Permalink |記事への反応(1) | 17:46

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2024-11-16

風立ちぬ

ちんこも立ちぬ orちんこは立たぬ

Permalink |記事への反応(0) | 16:48

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2024-10-20

実話を題材にした創作って近いうち無くなりそう

風立ちぬ、虎に翼、チ。とか普通にデマだしなあ。レベルとしてはフェイクニュース同等だと思う。世界に発信するにはあまりにもお粗末な作品は国の評価を下げるしなあ。もうそういう時代じゃないのよね。

Permalink |記事への反応(1) | 07:32

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2024-06-06

ゴジマイきっかけでレジェダリーと初代を観て、未だにシン・ゴジラを観てない。

ゴジラだの風立ちぬだのふざけてんのか、エヴァをさっさと作ってくれよって高校の頃イライラしてて避けてた。公開されて中々の好評が出始めても、逆張り心で観てなかった。

エヴァ(と庵野秀明)への思い入れとと共にそんな気持ちも冷めてきて、プライムに加入して「おっ、観られんじゃん」と思ってウォッチリストに放り込んでもう4,5年くらい経ってるような気がする。

惰性って凄い。

あと初めて触れたゴジラ映画館で観る-1.0なのも中々贅沢な体験に思えた。劇場での咆哮は腹まで響くし、あのテーマが流れた時は特に思い入れもないのに前のめりになってしまった。なんとなく抱いていた破壊神イメージドンピシャだった。

でもこれは人間が初めて触れたゴジラを親だと思う習性があるだけなのかもしれない。

レジェダリーはそこまでだったかなって思うけど、地球(地表)を縄張りとする巨大生物というのも中々悪くなかった。

Permalink |記事への反応(0) | 21:58

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2024-03-24

anond:20240324094934

風立ちぬかな?

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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2024-01-17

豆腐に代わるメシがなさすぎて困っている

豆腐である。あの「風立ちぬ」で本庄堀越二郎に向かって「たまには肉豆腐でも食え」と言ってはガツガツと食べていた肉豆腐である定食で食べてもウマいが居酒屋で酒とともに味わうのもたまらない。そもそも日本人大豆タンパク質を取ってきた。平安時代には仏教とともにインドから乳牛や乳製品も入ってきてて貴族たちはチーズヨーグルトを食べていたと聞くが、武士たちは大豆を食べ続けたという。肉豆腐もその旨さは肉にはない。肉の味が染み込んだ豆腐が旨いのである豆腐だけではない、一緒に入れたしらたきやえのきに染み込んだ味もたまらない。とにかく肉豆腐がうまくてたまらない。この1ヶ月でもう3回くらい作ってる気がする。

うちではこのクックパッドにあった無水調理レシピを使わせてもらってる。実際にはこの倍量を一気に作ってるが、好評すぎて翌日にはだいたいなくなってしまう。

https://cookpad.com/recipe/6857584

うまいだけの話ならたまに作ればいいだけである。肉豆腐有用性は味だけにとどまらない。ホットクックに材料を放り込んで煮ておけば簡単に作れてしまう。大量に作っても保温しておいたり温め直しをしたりして1〜2日平気で食べ続けられる。メインのおかずとしてもすばらしいが酒のツマミとしてもすばらしい。なんならご飯にかけてタマゴでも落とせば肉豆腐丼の完成だ。朝から夜まで肉豆腐で大満足である。つまり土曜に仕込んでおけば日曜日は一切料理しなくても平気ということである。あゝすばらしき完全休養日。

なんなら温め直さずご飯と一緒に炊き込んでしまうのもアリだ。

最近ハマってるメスティンで炊き込んで、蒸らし時間生卵を落としておけば10〜15分後にはいい感じの半熟卵になる。とろりとした黄身にからめて豆腐や肉を食べると、あまりの旨さに朝からテンションが上がる。

問題は、ここまで有用料理が他にないことである

  • ホットクックでほったらかし調理できる
  • そのままホットクックで温め直してもおいしい
  • おかずにもつまみにもなる
  • 野菜キノコ類も一緒に取れる
  • 冬場に食べても体が温まる
  • 夏場に食べてもおいしい
  • たくさん作って日曜日を完全休養日にできる

うまいからといって毎週のように作っててはさすがに飽きも来る。こういう条件を兼ね備えた料理があと3〜4種類は欲しい。ホットクックが便利すぎるのがいかんのだが、まあ慣れてしまったものは元には戻れない。

こうした料理、他になにかないものだろうか……

Permalink |記事への反応(0) | 07:40

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2024-01-13

ON STAGEオンステージ Z-PK30(S)

曲目

Google翻訳アプリを利用して画像から文字を取得したため、曲名歌手名が正しく表記されていない場合があります

愛燦燦 美空ひばり

愛人 テレサ·テン

愛の終着駅 八代亜紀

蒼い星くず 加山 雄三

青葉城恋唄 さとう 宗幸

アカシアの雨がやむとき 西田 佐知子

秋田おばこ 秋田民謡

アケミという名で十八で 千 昌夫

あざみの歌 伊藤 久男

あじさいの雨 渡 哲也

あずさ2号 狩人

あなた 315小坂 明子

あなたと生きる 1252石原 詢子

あなたならどうする 329 いしだあゆみ

あなたにあげる 1253西川 峰子

あなたブルース 208矢吹

あなたへ 1254香西 かおり

あの鐘を鳴らすのはあなた 286和田 アキ子

あばれ太鼓~無法一代入り~1255坂本 冬美

天城越え 16石川さゆり

雨 1256 三善 英史

酒場 313香西 かおり

雨の西麻布 とんねるず

雨の慕情 八代亜紀

雨の御堂筋 欧陽 菲菲

雨の連絡船田川寿美1257

嵐を呼ぶ男石原裕次郎1258

わずに愛して内山田洋とクール・ファイブ 13

あんたの花道天童よしみ1259

192山口百惠いい日旅立ち

石原裕次郎33 粋な別れ

22小柳ルミ子 漁火恋唄

漁火の宿1260 鏡五郎

346北原ミレイ石狩挽歌

396一円玉の旅がらす晴山 さおり

449いちご白書をもう一度バンバン

熊本県民謡 1552五木の子守唄

射手座の女敏いとうハッピー&ブルー232 愛しき日々堀内孝雄 40

命くれない瀬川瑛子108

命の花大月みやこ 383

さらジロー1261小柳ルミ子

祝い酒坂本冬美 26

455門脇 陸男 祝い船

うそ110中条きよし

ザ・ピーナッツウナ・セラ・ディ東京 355

裏町酒場 368美空ひばり

越冬つばめ 216森昌子

襟裳岬 429森進一

演歌兄弟北島三郎鳥羽一郎

演歌はいいね1263岩本公水

217松原のぶえ演歌みち

東京都民謡 1553年 お江戸日本橋

大阪しぐれ都はるみ 72

角川博大阪ものがたり 348

大阪ラプソディー 海原千里·万里 27

奥飛騨慕情111竜鉄也

贈る言葉海援隊 220

小樽運河都はるみ 352

男侠(おとこぎ)1264坂本冬美

日時ミミ男と女お話1265

男と女の破片100前川清

松原のぶえ 461 男なら

493杉良太郎 男の人生

位山太志郎 29 男の背中

村下孝蔵23踊り子

お久しぶり小柳ルミ子 30

おふくろさん331森進一

221 おまえとふたり五木ひろし

日野美歌332 想い出グラス

おもいで酒小林幸子 195

想い出の渚ザ・ワイルド・ワンズ 199

想いで迷子116チョーヨンピル

父親(おやじ)1266北島三郎

お嫁においで加山雄三

お嫁にゆけないわたし ジジサン 222

俺ら東京さ行ぐだ

鳥羽一郎1267 おれの人生始発駅

原田悠里1268 おんな坂

三笠優子 223女の一生

さくらと一郎1269 女のきずな

松原のぶえ 305 おんなの出船

宮 史郎とぴんからトリオ 309女のみち

八代亜紀117 おんな港町

鳥取県民謡 1554年 貝まつり

ジジサン 474海峡

ガロ 454学生街喫茶店

ペギー葉山233学生時代

堀内孝雄 136影法師

鹿児島はら鹿児島民謡 1555

ちあきなおみ31喝采

悲しい色やね 34上田正樹

1270 悲しみの恋世界前川清

137 哀しみ本線日本海森昌子

がまん坂 18北島三郎

12北島三郎

川の流れのように美空ひばり 35

黄色シャツ浜村 美智子209

木曽路の女原田悠里 87

木曽節 1556年長野県民謡

北へ向かう夜想曲118多摩幸子

和田 弘とマヒナスターズ

北国の春 320千昌夫

北酒場 193細川たかし

北の旅人石原裕次郎20

北の漁場 41北島三郎

1271島倉千代子

君こそわが命205水原弘

君といつまでも 42加山雄三

君は心の妻だから119鶴岡雅義&東京ロマンチ

君は薔薇より美しい1272布施明

今日でお別れ菅原洋一314

京都の恋 196 渚 ゆう子

よしのズンドコ節1273氷川きよし

霧の摩周湖布施明120

銀色の道321ザ・ピーナッツ

空港テレサ・テン 146

空港ラプソディー1274中村美律子

草津群馬県民謡 1557

くちなしの花 462渡哲也

147 グッド・ナイト・ベイビーザ・キングトーンズ

黒の舟唄1275加藤登紀子

1569年軍艦行進曲軍歌

圭子の夢は夜ひらく

369藤圭子 恋あざみ

431 盛彩業 恋唄綴り堀内孝雄

岸洋子326 恋心

小林明子 148恋におちて

323ピンキーとキラーズ恋の季節

奥村チヨ 353 恋の奴隷

45ザ・ピーナッツ恋のバカンス

ザ・ピーナッツ 479恋のフーガ

石原裕次郎 457 恋の町札幌

中村雅俊 150恋人も濡れる街角

46五輪真弓恋人

403香西かおり 愛のボート

大月みやこ432ものがたり

塚田 三喜夫 434 五月のバラ

富山県民謡 1558年キリコ

高山厳 152 心凍らせて

292藤あや子こころ

細川たかし 153心のこり

343森山良子 この広い野原いっぱい

ペドロ&カプリシャス 154五番街マリーへ

284ロス・インディオスコモエスタ赤坂

ごめんねジロー奥村チヨ1276

伊東ゆかり 197 小指の思い出

1559年香川県民謡金毘羅舟々

1560年宮城県民謡太郎祭り

市川由紀乃1277 さいはて海峡

森若里子嵯峨野の女235

酒場にて 492江利チエミ

酒と泪と男と女285河島英五

酒よ 36 ジジサン

さざんかの宿大川栄策 88

さそり座の女 294美川憲一

チコ ニック・ニューサー 481

佐渡おけさ新潟県民謡 495

里がえり 嶋三喜夫1278

サバ女王 グラシェラ・スサーナ 357

さよならだけの人生に 398堀内孝雄

サライ121加山雄三/谷村新司

三都物語谷村新司 306

四季の歌芹洋子 382

布施明シクラメンのかほり 37

435河島英五

時代おくれ311伍代夏子 忍ぶ雨

田端義夫 483 十九の春

北島三郎123終着駅は始発駅

シャオリンシュウ 342 純子

鳥羽一郎1279昭和北前船

菅原洋一201 知りたくないの

大橋 純子 155シルエット・ロマンス

加藤登紀子 65知床旅情

島倉千代子 194人生いろいろ

五木ひろし241人生かくれんぼ

ジジサン 90 酔った歌

杉良太郎 47 すきま風

60谷村新司 1森田公一トップギャラン若者小林幸子1280 雪泣夜(せつないよ)小柳ルミ子 48瀬戸の花嫁森進一1281 セビアの雨ジローズ 7 「戦争を知らない子供たち平和勝次とダークホース360宗右衛門町ブルース北海道民1561年ソーラン節内山田洋とクール・ファイブ 2 そして、神戸 49五木ひろし そして・・・めぐり逢い布施明 50 そっとおやすみにしきのあきら 187 空に太陽がある限り 増位山太志283 そんな女のひとりごと位山太志郎 157 「そんな夕子にほれました上田正樹 301たかこ 真木 柚布子1282黄昏ルンバ

加山雄三1283旅人

トワ・エ・モア 480誰もいない海

三船和子 198 だんな様

石川さゆり1284暖流

パープル・シャドウ125 小さなスナック

五木ひろし 442 契り

五木ひろし 93千曲川

津軽海峡・冬景色 39石川さゆり

津軽恋女282新沼謙治

津軽じょんから1562年青森県民謡

つぐない 458テレサ・テン

津和野1285島津悦子

デカンショ1563年兵庫県民謡

敵は幾万 1570年軍歌

天使の誘惑 138黛ジュン

東京やしきたかじん 77

東京砂漠内山田洋とクール・ファイブ129

どうにもとまらない 426山本リンダ

都会の子守歌山本譲二1286

時には娼婦のように 130黒沢年男

時の流れに身をまかせテレサ・テン 63

年上の女206森進一

和田アキ子 160 どしゃぶりの雨のなかで

445小林幸子まり

370天童よしみ道頓堀人情

五木ひろし1287長崎から船に乗って

内山田洋とクール・ファイブ 191長崎今日も雨だった

内山田洋とクール・ファイブ 131中の島ブルース

五木ひろし 66長良川艶歌

神野美伽1288浪花の春

島津亜矢1289 波

坂本九 392涙くんさよならステージ

殿さまキングス204なみだの操

三好鉄生 132涙をふいて

ペギー葉山202 南国土佐を後にして

岩手県民謡1564南部の牛追い

1571軍歌日本海海戦

1572軍歌日本海

384弘田三枝子人形の家

角川博1290人情つれづれ

328山本リンダ狙いうち

133北島三郎年輪

山川豊 161函館本線

平浩二 162バスストッ

山形県民謡1565 花笠踊り

163島津たかから花へと

14村田英雄 花と竜

ザ・タイガース 164 花の首飾り

78金田たつえ花街の母

165はしだのりひことクライマックス花嫁

167 佳山 明生 氷の雨

伍代夏子 440ひとり酒

火の国の女 350坂本冬美

百万本のバラ加藤登紀子 351

広瀬中佐軍歌(文部省唱歌) 1573

釜山港へ帰れ 67 渥美次郎

二人でお酒を 308梓みちよ

白市 459八代亜紀

冬のリヴィエラ 460森進一

ブランデーグラス 252石原裕次郎

ブルー・シャトウ 169ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

ブルーライト・ヨコハマ 189いしだあゆみ

ベット煙草を吸わないで 141沢たまき

ヘッドライト1291新沼謙治

望郷酒場 253千昌夫

望郷じょんから細川たかし 496

王翔旅カラス1292千昌夫

インパチェンス 74島倉千代子

箱崎晋一郎 抱擁 142

星のフラメンコ西郷輝彦170

171平尾昌晃 星はなんでも知っている

敏いとうハッピー&ブルー 62

星降る街角 497北海盆唄

北海道民謡 北帰行 365

シャオリンシュウ島津たか172

ホテル 386チェン・ジュオエ

骨まで愛して大泉逸郎 96 孫

尾崎紀世彦173また逢う日まで

美空ひばり 451 真赤な太陽

2391松平健マツケンサンバ

75北島三郎 まつり

桂銀淑176 真夜中のシャワー

山形県民謡1566真室川音頭

坂本九 83見上げてごらん夜の星を

サーカス 259ミスターサマータイム

伍代夏子 441 水なし川

渡哲也 51 みちづれ

山本譲二 52みちのくひとり旅

軍歌 1574 道は六百八十里

中村美律子1293港町情話

シャオリンシュウ 419昔の名前で出ています

香西かおり 260 静けさ

53尾形大作無錫旅行情報

東八郎 261 娘へのバラード

藤あや子 377 むらさき雨情

1294中村美律子 めおと恋

都はるみ 70夫婦

262三笠 優子夫婦

もしもピアノが弾けたなら 71西田敏行

盛岡ブルース1295青江三奈

1567群馬県民謡八木

矢切の渡し細川たかし10

安来節島根県民謡1568年

やっぱすきやねんやしきたかじん 84

北島三郎 378

ゆうべの秘密小川 知子 340

雪国 59 ジジサン

スノーチュン11小林幸子

雪の進軍 1575軍歌

雪の降る街を 268高英男

夢追い酒 76 渥美次郎

夢芝居179梅沢富美男

千里1296キム・ヨンジャ

夢の夜 181南こうせつ

Permalink |記事への反応(0) | 18:36

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2023-10-26

宮崎作品評価ってほぼ演出で決まってるけど、ストーリーはよくないなって思ってる

感想から別に反論とかもいらんのかなと思ったんだけど、ていうか反論ある?とかクソダサって感じだけどなんかブコメいっぱいもらえそうだし!

https://anond.hatelabo.jp/20231024235209

ちな俺、Y世代かいうやつらしい。そうなの!?

宮崎映画は人並み程度には見てきたけど、あらためて自分なりに評価するとどうかなってのを書いてみる。

熱心なファンじゃないので見たことないやつも結構あるし、千と千尋以降はnot for meなのであくまでも増田の一意見としてみてくれるといいんじゃないカナ!

ちなみに増田が好きなジブリ作品は『海がきこえる』だヨ!

反論別にいらんけど、いろんな短評が出てきたら面白いから読みたいカナ!

ナウシカ

ストーリーちゃんとあるんだけど、全体的にシリアスすぎる。シリアスな中の静・動でストーリーが進んでいくので子供の頃は静のところで飽きた。そしてストーリーが全体的に難しい。大人にはよい映画だと思うが子供向けではないな。ちなみにストーリーは独創的だし十分名作だと思います

特筆すべきはどこで停止しても構図が完璧なところ。あれはまじですごいと思う。宮崎駿はレイアウト天才らしいけど、ナウシカが一番絵作りという意味では自由だしうまかったのでは。ふるさはあるが音楽は悪くない

ラピュタ

ストーリー貴種流離譚系譜にあり、演出も悪くない。ナウシカに比べれば静・動の静のところがかなり明るい・コミカルになっているので冒険活劇としてかなり良くなっていると思う。静かつシリアスな場面はやはり子供に飽きられると思うが(暗いし)ナウシカに比べると全年齢向けになったのでは。あとラピュタは背景画がほんとうにいいよね。レイアウトちょっとどうしたレベルでよいし、音楽もいい

魔女宅

原作があるのでストーリーがかなりちゃんとまとまってる。主人公の成長譚として堅実な作りかと。ただストーリー全体でみるとキキがしんどい状況に置かれてる時間が長めな感じがする(ただしシリアスなところをコミカル演出したりして緩和している)のと、キキというキャラクター造形が現代人の価値観とは相容れないので、現代で見るとちょっと厳しいものがあるかもしれない。背景画・レイアウトともにすばらしく、宮崎駿の全盛期はここでは、という感じ。音楽もよかった

紅の豚

ストーリーは惚れた女を取り合って喧嘩するというだけ。あってないようなものだけど、とにかく飛んでればかっこいい、危機がおとずれれば手に汗握るって感じで頭空っぽにして見られる娯楽映画の傑作。飛行機の機内上映用だったって話だけど、たしかに機内って結構忙しい(食いたくない飯出されたり飲みたくない飲み物出されたり電気消されたりつけられたり)ので、映画館で見るより集中力ない感じで見ることを考えて作られたのか?というかんじ。絵もきれいだし絵の中のものの動きに重さがあるので多分アニメーションとしてもすごく良い。音楽も好き。

トトロ

ストーリーは二部制で一部が異郷訪問譚、二部がお母さんも妹もいなくなっちゃったどうしようからの全解決という構成になっているが、なんとなく予定してそうなったのではなく行き当たりばったりでたまたまうまく行った感がある(配分が良くない)。これくらいかストーリーの刈り込みをちゃんとやらなくなったのでは。

キャラクター造形はキャッチーで良いと思うし、メイちゃんキャラ作りは新鮮でよかったのでは。一部はあくまでもコミカル、二部はシリアスが多めなので、ちょっと温度差で風邪ひきそうだが、一部で味方につけた小さな友達はがんばえーって応援してくれそう。背景画はほんとうにすばらしい。音楽良いよね

耳すま

原作があるとはいえ前半はオーソドックス恋愛もの、後半両思いになってから主人公の成長譚に分断されており、ストーリーバランスは良くない。あと前半で地道に積み重ねてきた日常演出が後半になってバロン破壊し尽くすのがいただけない。

もののけ姫

ストーリー貴種流離譚と父殺しのかけあわせで前半はきちんと進行しているが、後半のたたみ方が雑なせいでテーマ露出しすぎてる。演出のちからでなんとか一つの話としてまとまった、という感じ。背景画は言うまでもなくすばらしいし、冒頭のタタリ神との戦いも非常に良いのだが、後半になると画が窮屈に感じられたりレイアウトちょっと?と思えたりする。宮崎駿の衰えを感じる。音楽にすごみがある。

千と千尋

ストーリーとしては異郷訪問譚+主人公の成長譚なのだが、演出にあまり時間をかけすぎ、ストーリーおざなりになっているため非常にバランスが悪い。割と取ってつけたエピソードも多いし、思いついたエピソード適当に配置して、なんとか繋げた、みたいな映画レイアウト力が明らかに落ちている。

ハウル

ストーリーより演出を優先した映画なのでストーリーの刈り込みがきちんと行われず、結果よくわからん映画になってしまっている。現代映画情報多気味のほうが好まれるのでそれに合わせようとしたのかもしれないが、完全に失敗している。レイアウトちょっとなぁ…となる

ポニョ

ストーリーがとても単純になり、ぽにょそーすけすきーだけになった。ストーリーに合わせて絵も簡略化されたが、簡略化されたことによりたっぷりとした演出違和感がなくなり逆にバランスが良くなった。嫌いではないがもう少し推敲しても良かったのではとも思う

以降は見てません。

あと全体的に気になるのが、作画の都合上とはいえ簡素すぎん…?基本無地の貫頭衣かな?みたいな衣装かつ色がダサいナウシカの頃はまだ細かくデザインされてたが、ラピュタ以降は紅の豚以外基本貫頭衣かそれに類似する簡素衣服イメージがある。コクリコとか風立ちぬは柄ものも着てるっぽいけど…

ジブリモノローグを入れないので、某刃映画みたいに敵倒すまで何キロ走んねん!みたいなことにはならないが、そのせいでアニメしか見てない層にはわかりにくいと思われそう(一般的映画比較すると違和感ない)。たぶんストーリーを考えるのが苦手なんだと思うけど、千と千尋以後はストーリーから逃げて細かな演出固執(むしろ演出メイン)していて、映画としての質は下がっているのでは(アニメーションとしての質は上がっているかもしれないがアニメ評論家ではないので知らん)。

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