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はてなキーワード:非情とは

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2025-10-26

anond:20251025152123

癌になった配偶者を捨てる数が男は女の6倍だそう

さすが非情な方の性別

病気した女を養う理由が無いからな

Permalink |記事への反応(1) | 19:27

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国勢調査員やってるんだけど、5分で終わる調査にすら協力できないのに

しっかりと土日の休み満喫して出かけてる未提出世帯多すぎよ

まじで今回からしっかりと罰則規定適用してくんないか

こっちは土日の休み子どもとの予定を返上して回収と督促に回ってんのに、

こんなことな炎天下の中を地域年寄りに歩かせる非情さを取ればよかったわ

Permalink |記事への反応(1) | 16:40

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2025-10-21

50代の早期退職能力不足が原因ではない?

日本型雇用制度構造課題と持続可能な人事戦略への転換

序論:中高年社員雇用危機とその構造的背景

日本代表する大企業において、50代の社員が直面する「無言の退職圧力」は、もはや例外的事象ではなく、構造的な問題として常態化している。長年の経験専門性を蓄積したベテラン人材を早期に手放し、その一方で育成に10年という歳月を要する未経験新卒者を採用する──この一見不合理なサイクルは、なぜ繰り返されるのか。本レポートは、この問題の背景にある経済的力学制度的欠陥を解き明かし、日本企業が直面する人事制度根本課題に対する処方箋提示することを目的とする。

この問題の核心には、見過ごすことのできない重大なパラドックス存在する。

この矛盾した人材サイクルの根本原因は、個々の企業経営判断ミスという表層的な問題ではない。それは、日本型雇用システムに深く根ざした「年功序列型」の賃金体系そのものに内在する構造的欠陥なのである。次章では、この矛盾を生み出す経済的メカニズムを詳述する。

1.早期退職優遇制度経済的合理性限界

持続的なリストラのサイクルは、経営非情さの表れというより、むしろ伝統的な日本型報酬モデルに組み込まれた、根深経済的ロジックの症状である。中高年社員早期退職を促す構造は、短期的な財務改善という抗いがたい「誘惑」を経営陣に提示する一方で、長期的な人的資本を蝕む罠となっているのだ。

問題の根源は、多くの日本企業において、中高年社員賃金水準が本人の生産性を大きく上回ってしまう「高すぎる給与」にある。具体的には、以下のような水準が常態化している。

この報酬と貢献の危険乖離は、労働経済学の「レイザー法則」によって理論的に説明できる。この法則によれば、年功序列賃金社員キャリアを二つのフェーズに分断する。

この報酬と貢献のデカプリングこそが、早期退職を促す構造の核心である壮年期以降の社員を早期に退職させることが、企業にとって「膨大な利益」をもたらす財務ロジックがここに成立する。

1.退職金のコスト:早期退職優遇制度では、退職金に「30ヶ月分」程度の給与が上乗せされるのが一般的である

2.雇用継続コスト: 一方で、高給与の50代社員を1年間雇用し続けるための総コストは、基本給(12ヶ月)に加え、賞与、高額な社会保険料、その他経費を含めると、給与の「24~25ヶ月分」に相当する。

3.結論: つまり、30ヶ月分の退職金は、実質的わずか「1年3ヶ月分」程度の雇用コストしかない。この計算に基づけば、50歳で社員退職させることで、定年となる65歳までの残り15年分の莫大な人件費を削減できることになる。この財務インパクトが、経営陣にとって短期的なバランスシート改善を優先し、経験豊富人材の維持という長期的な視点犠牲にする、強力かつ危険な誘惑となっているのだ。

しかし、この短期的な経済合理性は、深刻な副作用を伴う。かつて大規模なリストラを行ったパナソニックが、15年の時を経て再び同様のリストラを繰り返している事実は、このモデルが持続不可能であることを象徴している。この負のサイクルを断ち切るためには、問題の根源である日本給与構造のものにメスを入れる必要がある。

2.日本給与構造実態平均値の罠と年功カーブ

日本賃金に関する議論は、「日本の平均給与は低い」という、統計がもたらす「罠」にしばしば陥りがちである。本章では、この誤解を解き明かし、急峻な年功カーブが一部の大企業特有問題ではなく、日本の中堅・大企業共通する構造課題であることを論証する。

世間一般で語られる「低い平均給与」の根拠とされる統計データは、意図せずして実態を著しく歪めている。これらの数値は、人事戦略を構築する上で根本的に誤解を招くものであり、一種の「インチキ」と言わざるを得ない。

これらの統計からパートタイマー等の影響を除外し、フルタイム働く男性の賃金カーブに焦点を当てると、全く異なる実態が浮かび上がる。学歴高卒・中卒含む)や地域を問わない全国の平均値ですら、50代の平均年収は700万円に達する。これを大卒正社員限定すれば、さら100万円程度上乗せされるのが実情だ。これは、日本賃金体系が年齢と共に急勾配で上昇する、典型的年功序列であることを明確に示している。

では、この構造問題はどの規模の企業に当てはまるのか。我々の分析は、明確な境界線を明らかにしている。

この分析が示すのは、この問題が一部の巨大企業限定されたものではなく、日本企業アーキテクチャに組み込まれシステム上の欠陥であるという事実だ。したがって、この課題解決策を模索する上で、グローバルな標準との比較はもはや単に有益であるだけでなく、不可欠なプロセスなのである

3.海外賃金体系との比較フラット化された給与モデル

日本型雇用システム構造課題を克服するためには、国内常識に囚われず、海外先進的な雇用モデル比較分析することが極めて重要であるフランスアメリカの事例は、日本年功序列型とは全く異なる賃金思想を示しており、我々が目指すべき改革方向性を明確に示唆している。

フランス賃金体系は、エリート層と一般層でキャリアパスと給与モデルが明確に分離された「複線型」を特徴とする。

アメリカ賃金体系も、大多数の労働者においては同様の傾向を示す。中央値位置する労働者場合賃金の伸びは30歳から40歳までの期間に集中し、40歳以降の給与はほぼ横ばい(フラット)となる。給与青天井で上がり続けるのは、ごく一部のトップエリート層に限定されるのだ。

フランスアメリカ、二つの先進国の事例から導き出される示唆は、極めて明確である。それは、「一部のエリート層を除き、大多数の労働者賃金カーブ若いうちに頭打ちとなり、その後はフラットに推移する」という共通原則だ。このモデルは、年齢給による人件費の高騰を防ぎ、長期的な雇用安定を可能にする基盤となっている。このグローバルスタンダードを参考に、次章では日本が目指すべき具体的な人事制度改革案を提言する。

4.提言:持続可能な人事制度への移行プラン

これまでの分析で明らかになった構造課題解決するためには、小手先対策では不十分である。我々が取るべき唯一の持続可能な道は、戦略的な転換、すなわち「年功序列賃金から、成果と役割に応じたフラット賃金体系への移行」である。本レポート提示する核心的な提言は、この移行を断行することに尽きる。その具体的なモデルケースとして、「年収700万円での頭打ち」を一つのベンチマークとすることを提案する。

この新しい賃金モデルは、単なるコスト削減策ではなく、企業競争力従業員エンゲージメントを同時に向上させる、多面的メリットをもたらす。

この改革は、単なる賃金制度の変更に留まらない。それは日本人の働き方、キャリア観、そして社会全体のあり方を変革し、持続可能タレントパイプラインを構築する大きなポテンシャルを秘めている。

結論:真の「雇用安定」の再定義に向けて

レポートを通じて明らかになったように、日本の中高年雇用問題根本原因は、個々の社員能力や意欲の欠如では断じてない。その本質は、経済成長期を前提に設計され、現代環境には全く適合しなくなった年功序列型の賃金システムのものにある。

この本質的な課題を前に、我々は議論の焦点を大きく転換させねばならない。「定年後の再雇用」や「中高年のリスキリング」といった対症療法的な議論から、「そもそも定年を意識することなく、誰もが安心して長く働き続けられる雇用賃金体系をいかにして構築するか」という、より本質的な議論へとシフトしなければ、この問題解決することはない。

真の「雇用安定」とは、単に一つの企業に長く在籍できることではない。それは、年齢に関わらず、社員一人ひとりが自らの能力経験を最大限に発揮し、その貢献に対して公正な処遇を受けながら、社会の一員として長く活躍し続けられるシステムである。この新しい定義に基づき、持続可能で、かつ働くすべての人々にとって公平な人事制度を構築することこそ、現代日本企業に課せられた最も重要戦略的責務である

Permalink |記事への反応(3) | 12:28

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2025-10-01

anond:20251001185923

現実もっと非情だろ。

一般人障害者と関わること自体が無いんだから、何の情報感情も持ってない。それくらい隔離されてる。

Permalink |記事への反応(0) | 19:01

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2025-09-29

anond:20250929141411

そこで問題だ!この衰退したはてなでどうやって上場を維持するか?

3択―ひとつだけ選びなさい

答え①クレバーはてなは突如逆転のアイデアがひらめく。

答え②イーロンがきて助けてくれる。

答え③維持できない。現実非情である

Permalink |記事への反応(1) | 21:09

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anond:20250929103039

現実と向き合わない奴は男女変わらずおるけど、女の場合現実すら非情からな。哀れなもんやで。

Permalink |記事への反応(1) | 10:39

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2025-09-27

TGS鹿乃つの

SNS身バレしても嫌なのでここに書く

TGSはかなり厳格な商談の場で、「ついでに一般公開日もやる」ぐらいのゲーム業界ビジネスイベント

今回は9/25・26がビジネスデイで、27・28一般公開日だった

さなブースオペレーションを全部社員で回しても、500万円手前の参加費+人件費がかかっている

中規模~大規模でコンパニオンコスプレイヤーを呼んでPRショーををするブースとなると、それどころではない

ゲーム業界の大小企業たちが、巨額のPR投資をしてバイヤーや各筋の関係者たちに「企業製品としての勢い」を見せる、年に一度の乾坤一擲イベント

ビジネスデイは荷物検査の上、参加費1.1万、本名のある名刺2枚、本人確認証の提示でやっと入れる

また、入場時は必ず公式が用意した当日限りのA6サイズのネックストラップ名前所属と業種とQRコードが書いてある)をつける必要がある

そういうイベントなので、運営元も各企業PRの質を損ねるものを許さな

ビジネスデイは公式登録した者以外のコスプレ全面禁止

一般公開日でもブースエリアへの一般参加者のコスプレ入場は禁止

企業が雇った公式コスプレイヤーでも、自ブース以外への出入りは禁止(当然だ。PR活動なのだから

善意だろうと何だろうと、「ネット暴言を吐いている、お騒がせな人」が勝手にやって来て、PRタグ等をつけて公式と誤解させるようなやり方での勝手宣伝は「大迷惑」もいいところ

競合他社からしれっと嫌がらせで送られてきた刺客か? と思った方が自然なぐらいの場

また、ゲーム業界はとにかく狭いので、暴言や他社製品・他社作品を貶す人を排除する(だからネット自由感想を言っている自称業界人はゲーム業界の中にいない人、と言われるぐらい)

鹿は今まで、万博だのローカルコスイベントだの、公的だったり小規模だったり「基本的に優しいお客様対応」なところでグレーな振る舞いを続けて慣れてきた

TGS普通に一般企業たちによる商談のイベントなので、「公式と誤解されるようなやり方で」「善意からの」「勝手宣伝」による「勝手に誤解する人はすればいいな作戦」は話にならない

企業利益拡大のために半年上前から準備をしてきている乾坤一擲PRイベントで、今「あの鹿乃つのと仲のいい企業」と誤認させるようことを勝手にやられるのはテロしかない

開発費(数億~数十億)よりもPR費の方が高くつき、そちらが勝負を決めるとすら言われる今のゲーム業界でこんなテロを食らえば、普通に数億以上の積極的加害である

MechaBREAKの開発運営PR戦略に紛れ込んだノイズで頭を抱えているだろうし、普通にMechaBREAKから損害賠償もあると思う

いいものを作りきって届けきるために、一般目線では非情とも取られる大勢真剣努力必要であり、、「善意」だろうと素人の軽い気持ちの闖入は本当に邪魔

Permalink |記事への反応(2) | 22:12

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2025-09-26

普段ネットスラング出すな」と言うのに

無言の帰宅はいいのか。

誰が悪い?

1.有名でない表現を使った発言者

2.言葉を知らなかった読み手

3.両者悪い。現実非情である

Permalink |記事への反応(3) | 13:26

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anond:20230526124033

旧帝博士課程中退バイオ系に見切りをつけて新卒薄給ホワイトSES企業に行ったが、元増田感覚はなんとなくわかる。

地方で転勤無しに固執していて尚且つスキル資格なしだと、同じIT企業でも待遇のいい会社は難しい。

非情報系の新卒で入れて転勤のない地方IT企業は、中小企業客先常駐多めの大手SES企業地方拠点くらいしかない。

でも独学して基本情報を取ったりGithubポートフォリオに載せられるようになれば、非情報系新卒でも比較的いいとこも狙える。

なお、私は知らない人との会話が苦でなくていろんな会社仕事内容や文化を知るのが好きだから客先常駐でも楽しめるが、陰キャ客先常駐は合わない。

特に元増田学歴がよくて元教員であるがゆえに超便利人材として無茶振りさせられてそうな感じがある。

Permalink |記事への反応(0) | 07:09

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2025-09-19

「嫌なことから逃げてもいいんだよ」←真に受けた人間の末路はどうなるのか

「嫌なことから逃げてもいいんだよ」──聞こえは優しい。

でもそれを本気で信じて逃げ続けた奴の末路を数字で見てみようか。

逃げなかった場合普通に学校仕事した人間

年収:30代で500〜600万、40代で700万前後

生涯年収大卒正社員なら 2〜3億円

退職金:平均で 1,000〜2,000万円

老後資金:現役時代貯金して、夫婦年金+貯蓄を合わせればなんとか安心

普通に生きてりゃマイホーム、車、家族旅行ぐらいはできる。

逃げた場合(「嫌なことから逃げた」弱者男性

年収:30代で200〜250万、40代でも300万以下

生涯年収フリーター派遣転々して 7,000万〜1億円未満

退職金:もちろんゼロ

老後資金:「老後2,000万円問題」どころじゃない。年金だけで生きる羽目になり、月数万の赤字生活

40代貯金ゼロ、50代で親の年金頼み、60代で孤独死コース

最初は「嫌なことから逃げてもいい」って言葉に救われた気がしたんだろうな。

でも現実非情だ。

逃げなかった奴は2億稼ぐ。

逃げたお前はせいぜい7,000万。

差は 1億円以上。家も車も結婚も老後の安心も、全部そこで消えていく。

バッドエンド:

逃げ続けた弱者男性は、老後に貯金退職金もなく、年金だけで細々と暮らす。

頼れる家族もなく、孤独死して数週間後に異臭発見される。

「逃げてもいいんだよ」と言った奴らは、お前の葬式にすら来ない。

──これが、逃げを選んだ人間の末路だ。

Permalink |記事への反応(1) | 20:00

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2025-09-10

anond:20250910071824

すき家ワンオペで大変そうだな…という思いでたまに利用してる

北朝鮮とか創価学会みたいに末端はただただ可哀想なだけなんだよね

上が非情で最悪なだけで

Permalink |記事への反応(0) | 07:42

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2025-09-08

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した③

https://anond.hatelabo.jp/20250908163905

善意呪詛、獣欲の悪意

俺は大学生の時、予備自衛官補の訓練で銃を撃ったことがある。64式小銃という銃だ。狩猟スポーツのためではない、純粋に「人を撃つために作られた、戦争をするために作られた軍用銃」だった

その銃床を肩に当て、撃った瞬間、日本人が考え得るもっとも強力な「戦争と殺しの道具」を手にしたと錯覚した。

…あの時は、それ以上に強い武器はないと思っていた。だが、人間人間を苦しめる手段に限りがないことを今知らされている。人は、人を軍隊武器で殺すばかりではない。視線と、言葉と、善意ですら、人を壊すのだ。

14歳の兄の娘は、俺がかつて持った64式小銃よりも恐ろしい武器をその小さな心に浴び続けた。それは悪意と性欲という視線心臓を撃ち抜かれ、言葉ナイフが幼い心を裂き、さらには善意や親切でさえ…猛毒の毒矢となって彼女に降り注いだのである彼女が生まれる遥か前、俺が4歳や5歳の頃、オウム真理教というテロ組織世界初首都圏化学兵器テロを実行した。その時、俺のよく知る秋葉原駅オウム実行犯の一人はサリンを散布したという。彼女にとってはそれをも超える「視線言葉善意化学兵器」が小さな体に降り注ぎ続けたのだ。

兄の娘は、母親容姿を引き継いでいる。今となっては、その美貌は、彼女にとって祝福ではなく災厄であった。俺が見ているウマ娘というアニメ、その中のトウカイテイオーという少女面影も立ち振る舞いも似ていると感じていた。

まだ14歳の幼い彼女をその獣欲を満たそうと、有象無象無頼の輩がやってきていた。それは、昔教科書で見た百鬼夜行絵巻を俺に想起させた…人間は時に、妖怪よりもよほど醜悪である

悪意ある大人たちは、艶めかしい視線と卑しい言葉彼女に浴びせ続けた。その感情は毒であった。幼い心は、その毒に壊されていった。俺も父も、完全にそれを防ぎきることはできなかった。

悪意ある「大人」たちに艶めかしく気持ち悪い性欲のこもった眼と言葉感情を向けられ続け、彼女の心は壊れた。

だが、何も悪意と性欲だけが兄の娘の心を壊したのではない。転校する前の私立、そして小学校時代の学友や友人が、彼女心配したのだろう。クラスで書いた寄せ書きを持ってきたことがあった。思えば、代わりに俺かルカねえが受け取るべきだった。

それを見た彼女は、半狂乱で泣きわめきながらそれを引き裂いた、破いた。布団に伏し、捨てられた小動物のようにおびえて泣いた。彼女にとってもはやクラスメイトの向ける善意純粋心配好意は、彼女の心を引き裂く研ぎ澄まされた言葉ナイフに変わっていたのだ。

俺は内心悲しみを隠せなかった。「また遊ぼうね」、「元気?」…子供らしい無垢な励ましの言葉だ。数々の言葉彼女の心を締め上げる呪詛呪文以外の何物でもない。感受性の強い彼女の壊れた心は、もはや善意幸せを受け止める器の形を保っていなかったのかもしれない。

兄は娘と伴侶の心さえ破壊していく毒を残していったのだ。あまりに業の深い行為である

補導した警察官の話によれば、彼女――兄の娘はトー横でさえ価値観や会話がかみ合わず容姿ゆえの性欲しか年代落ちこぼれたちからさえ向けられなかったらしい。

同性からは「見てくれのいい生意気な女」、異性からは「エロい女」、救いを求めて流れ着いた場所でさえ、彼女の前に待っていたのは俺達が防ぎきれなかった悪意と性欲のねばついたマナコと、悪意と嫌悪の眼だけだったようだ。

彼女が求めた救済の場は、結局、欲望嫌悪の眼が渦巻く修羅の巷であった。

兄が望んで往った「キラキラした人生」…見栄と虚栄と虚位と、嫉妬と悪意と打算と性欲が渦巻く世界に、行きたくもないのに叩き落とされたのだ。感受性の強いその娘が、望んでではなく、強いられて。

俺は兄の位牌を蹴り飛ばしたい衝動かられた。どこまでも身勝手自分勝手だった兄の残した業と毒…身勝手で、他者を顧みぬ男の残した毒は、一人の少女の心を取り返しのつかぬほど破壊してしまったのだ。

…兄の娘の心が再びその瑞々しさと平穏を取り戻せることを、俺と父はその祈りにすがるしかないのである

記憶の旅の終わり、西武新宿のReゼロのレム・ラム姉妹エミリア、そしてなろう小説トー

Xを覗くと、思いがけず俺の書いたものが拡がり、人々の口端にのぼっていた。

群れをなすオッサン達の姿は、かつての兄に重なった。彼らは互いに「自分は違う」と言い訳しながら、同類であることを確かめ合っている。肩書を飾り立て、やれどこぞの企業社長だ、案件募集だ、AIがどうとか…

実体の乏しい言葉を繰り返すだけで、そこにあるのは哀れにも似た虚ろさであった。恐らくAI意味も分かっておらず、それを錦の御旗にすればルカねえや俺の様なIT音痴人間がすごいと思って枕詞につけているのであろう。一抹の哀れさすら感じる連中である

俺はそれを見て、葉の裏にくっついて擬態しなければならぬ雑虫の輩の羽虫が、アスファルトにへばりついて隠れているかのような場違いな滑稽さを感じた。

だが、それを笑えるであろうか?彼らの有り様は、兄と同じだ。都市の灯に集う羽虫に似ている。かつて昆虫が森の落葉の陰に潜み、その自然の中で調和していたように、彼らもまたあるべき場所を持つはずであった。しかし今はアスファルトに貼りつき、光に惹かれ、Xの上をただ滑稽に舞う。

そう思えば、彼らの姿は羽虫に似ている。自然の中で葉裏に潜む虫であれば、まだ調和がある。だが都市の舗道に貼りつき、光に群がる姿には、どこか場違いな痛ましさがあった。兄の変貌もまた、その群れの一つに数えられるべきものだったのであろう。

俺みたいな人間から見れば、虫と同じだ。虫マニア昆虫学者ならナントカムシだのウンタラムシだの名前と種類が違うことがわかるのだろうが、俺から見れば兄と同じくネット虚妄自尊心毒虫の様に肥大化し、ITという腐葉土に群がる虫の様にしか映らない。そこには嫌悪侮蔑感情すら感じていた。

俺と父が見た、傷心のルカねえや兄の娘に群がっていった、性欲に狂った目でイチモツをオッ勃たせる事も気にせず…いや、寧ろ見せつけて嫌がる様に性的興奮すら感じているのであろうとしか思えない程の下劣教養のかけらもない言葉遣いと毒笑を浮かべた自称IT企業社長」、「ITコンサルタント」、「芸能界関係者」、「スポーツ関係者」と同じにしか見えない、日本社会の闇に蠢く虫の様な輩の姿を再び見て、俺は暗い気持ちを抱えざるを得なかった。

―――これを見て、折に触れて思い出すことがある。トー横で兄の娘が補導され、俺と、そしてルカねえが引き受けに行った時の光景だ。

西武新宿から降りてすぐ左手パチンコ屋に、姉妹メイドと一人の王女が映ったアニメキャラの大きな看板がある、なろう小説の有名なアニメ、Reゼロキャラクターだという。

その看板の下で兄の娘とルカねえと俺は合流した。

生前、兄もこのなろう系というものを好んでいた。そこには性格がひん曲がった社会負け組中年引きこもりが、タナボタチートなるパワーを得て死んだ先の世界無双し、美少女に囲まれるという、あまりにも惨め過ぎる夢物語の内容が主で、兄と同じく氷河期世代中年男性に人気だと聞く。

自業自得の自らの業と虚栄により、人生を自ら追い込み、ありもしない一発逆転に縋って、それでも「馬鹿にされる」、「男のメンツ」とくだらないプライドを持ったまま憐れに、惨めに、そして滑稽に独り相撲を続ける兄の姿を、兄自身も歪んだ認知の中で重ねていたのだろうか。少なくとも俺には、兄が彼の好むスバルだのカズマだのゴブリンスレイヤー何某だの、ロードウォーリアーズだかオーバーロードだとか、転生スライム男だという何某の様なキャラクターにダブって見えた。

ああ、空想の中の異世界では自尊心毒虫の様に肥大化した彼らの他責思想と無法を通したとしても、都合よく逆転し、美少女に愛され、英雄になれるのであろう。だが現実は冷たい経済機構歯車が迫る経済大国の社会の枠組みの中だ。そんな人間は、社会から「いらない存在」として排斥される。兄の憧れた彼らなろう主人公にも、ルカねえや娘、俺達に忍び寄る「社会底辺と闇の世界の住人」達の世界で生きることもできないだろう。

その末路は兄と同じなのやも知れない。

思い出す。京都アニメーション放火テロ事件主犯である青葉真司という氷河期世代中年男性がいた。彼も熱心に「小説家になろう」に投稿していた男だったと裁判証拠として提出されている、とニュースで見た。

そんな彼は狂って自らと無関係大勢他者を燃やして死んだ。実に身勝手な男だ。いつか兄が見ていたどこぞのなろうアニメの様にエクスプロージョンなどという魔法でも放ったつもりだったのであろうか?身勝手にクソをヒリ出し首を吊って死んだ兄も同じではないであろうか。ガソリンをぶちまけて火を放って焼け死のうとした青葉、身勝手に首を吊り糞と精子をヒリ出し死んだ兄。炎か汚物かの違いでしかない、俺はそう思っている。

もしくはすべてを投げ出して生きている俺達に迷惑をおおかぶせたまま、兄は自ら命を絶ち、勝手に「異世界転生」をしたつもりなのかもしれない。

…だがその先に、美少女を抱く未来も、英雄となる舞台も、永遠に訪れることはない。現実は冷酷であり、兄の望んだ「なろう」の世界は、永遠に来ないのである

みずいろ

――あれは兄の娘が中学受験に受かった翌年の夏だっただろうか。

音楽関係仕事についていたルカねえの血を継いでいるのか、兄の娘は感受性が強い子だった。

兄の家族と俺とで、片瀬江ノ島にいった夏の事だった。成層圏の黒みがかったほどの抜けるような青空入道雲が眩しい日の事だった。

――思えばそのころにはすでに破滅足音家族にも忍び寄っていた。それを幼い感受性で感じ取っていたのだろう。受験で塾通いで詰め詰めだったと言い訳をしながら、兄の娘の無邪気なはしゃぎぶりは今でも記憶に強く残っている。

…それは、終わりゆく夏と自分人生のこれからの先を予見して、一秒一秒、終わりゆく夏の光を記憶琥珀に、粒に封じ込め、未来の闇に消えぬように思い出を刻み込もうとしている様だった。砂を蹴って無邪気に走り回る姿が、今なお俺の記憶を去らない。

すでに破滅足音は背後に忍び寄っていた。その予兆を、彼女の鋭い感受性は察していたに違いない。当時はまだ13歳になる手前の12歳頃であっただろうか。年の割に無邪気にあふれる様な歓喜をしめしていたのも、せめて一刻を永遠に刻もうとする幼い魂のあがきであったかもしれない。

…今思えば彼女は知っていたのだ。この夏が家族の、ひいては彼女自身人生の、ひとつの終幕であることを

俺とルカねえはその光景悲しくて居た堪れなくて見ていられなかった。憔悴しきっている兄は、娘のその機微にすら気が付いていない。その鈍さが、憐れで腹立たしくてしょうがなかった。

江ノ島神社で、お参りをした時、彼女は俺達よりずっと長く目をつぶって祈っていた。彼女の小さな肩は震えているように見えた。強く強くと神様に願いをかける様に。ルカねえと俺は彼女に聞いた、そんなに長く何をお祈りしてたの、と

彼女は壊れそうな程儚い笑顔でこう言ったのである

「みんな仲良くこれからも暮らせますように」、「今の私が大切に思ってることが消えてしまわないように、消えてしまってもぎゅって守っていられるくらいの強さをくださいって」

…あの頃を思い出すたびに俺は自分のふがいなさと弱さに泣きそうになる。胸の奥底で嗚咽をかみ殺した。世の非情さを思い知らされたかである。だが、彼女は違った。あの瞬間、彼女はすでに、世の無常をその小さな胸で受け止めていたのだ。心が壊れ、すべてが崩れ去ろうとするなかでさえ、彼女は自らの「大切に思っていること」を決して手放さなかった

ーー兄の娘は、祈った。今でも忘れえぬことは、心が壊れてしまってもなお、彼女は自らの「好きな色」を忘れず、強く固執していた。

好きな色を聞けば必ず彼女は答える。

好きな色は、「みずいろ」と

…それは夏の空の色であり、壊れ行く者が最後に抱きしめる儚い希望の色だった。心が壊れてしまった彼女が胸の奥にひそかに抱いていた、あの淡い祈りの色である

… 兄の業に翻弄され、家族が砕け散るなかで、彼女はこの「みずいろ」だけを守ろうとした。

滅びゆく者が抱きしめる色――それが、みずいろであった。

…今も俺の机の上、地獄入り口PCブルーライトの光に照らされ、小さな球体の中の「みずいろ世界」に抱かれて泳ぐ小さな鯨とともに、その色は俺に語りかけている。その色は、淡く、だが確かに輝き続けていた。

AM2:00 東京都郊外某所 Xにて

兄の人生をたどる旅を終えて今わかった。兄の姿は彼らの現身なのだ。彼ら、彼女らの飾り立てるIT技術で変わる世界美辞麗句にどこか詐欺師の語るような違和感を感じざるを得ない理由も、今ならわかる。

彼らは本当は、ただ自身毒虫の様に肥大化した自尊心と、自己顕示欲、性欲、俺だけが主人公、それ以外はモブ、そんなあまりに幼稚で下劣すぎる欲望を満たしたいだけなのだ。力も度胸もないかテロリストや反社にでもなることもできず、またその方法もこの天下泰平の法治国家日本でわかるわけがなく、それを叶える魔法の道具に「IT」を選んだだけにすぎない。

彼らのいうAIだとかiPhone何某だとか、LLMだとかい言葉を「拳銃」や「爆弾」と言い換えて見よ、何も矛盾することはないではないか…彼らの中に「自分」以外の存在は介在していない。かつての兄と同じである

思えば、人類歴史とはかくのごとき欲望の繰り返しである古代に鉄剣がそうであり、中世には火薬がそうであり、近代機関銃戦車がそうであった。令和の世においては、それが「ITであるというだけのことだ。

だが彼らの願いが叶うことは永遠にこないと思う。その末路は令和の世に入ってから幾らでも例があるではないか孤独業火に焼かれた青葉、狂気の刃を振るった平原、性欲と憎悪欲望に溺れた和久井――いずれも同じ末路に至った。兄の姿もまた、その一つにすぎなかった。

IT神輿美辞麗句を飾り立てる彼らも兄と同じく、一皮むけば糞と小便と涎とザーメンの混合物…汚物の様な感情だけで動くそれらが詰まった肉の袋、人とは言えぬ何かでしかないのだ。

今では、ミサイル爆弾を落とすにもスマホ写真を撮ってSNSで座標を知らせる、ということまでウクライナで行われ、かつてのアフガニスタンでは行われていたらしい。IT世界は確かに変わった。だがそれは悪い方向に、でしかない。

――窓の向こうで、東京の都会の灯がうっすら見えている。

ルカねえや兄の娘、そして兄と見た府中分倍河原の夜の様な星空は、その虚栄の光に隠れて見えなくなっている。

羽虫の様に光に集まる人々たち、欲も善も悪も聖も全てのみ込んで、東京の夜は深まっていく、田舎と都会の合間に住まう窓の外を見て、何とも言えない兄と、人の業の深さを感じている。

窓外に目を転ずれば、府中の夜空に瞬いた星は、もはや東京の灯にかき消されていた。星が見えぬということは、文明の光に包まれているということである。だがその光は、羽虫の群れをも包み込み、欲も善も悪も、すべてを呑んでしまう。

兄はなぜ首を吊らなければいけなかったのか。なぜ変わってしまったのか、ルカねえと兄の娘はなぜあんな目に合わなければならなかったのか。なぜヒーローは助けに来なかったのか。

星空も夜も、そして東京の光も、この苛立ちとも悲しさとも怒りともつかない感情の疑問に、答えを出してくれない…時は、ただ深夜二時の時間だけを静かに刻んでいる。

Permalink |記事への反応(7) | 16:42

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2025-09-04

織田信長もそろそろ新キャラ勝負して欲しい

織田信長って、歴史の授業でもドラマでもゲームでも、だいたい「うつけ者→革新者非情本能寺炎上」ってワンセットで消費されてばっかりじゃん。

どんなに研究が進んで性格の再評価やら政策実態が明らかになっても、結局みんなの頭の中では「魔王」だの「合理主義権化」だの「苛烈パワハラ上司」だので止まってる。

本人からしたら、戦の戦術から都市経営までいろいろ工夫して、寺との交渉や家臣団のマネジメント必死にやってたのに、ずっとワンパターンイメージで語られるの、めちゃくちゃ気の毒じゃない?

もっと違う一面もあったのに!」って墓の下で思ってそう。いや、墓もないけど。

明智光秀だって悪者像が揺れ動いて再評価されまくってるのに、信長だけはそろそろ新しいキャラつけてあげても良い気がする。たとえば「町づくりオタク信長」とか「外交に意外な忍耐を見せる信長」とか、そういうの。

Permalink |記事への反応(0) | 19:25

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2025-08-30

ガチャハズレの対処

子育てって、ガチャ回してるみたいなもんだよな。

こっちは弱者男性にしないために、必死ピアノなんて習わせてみる。

だけど現実非情

6歳児「ピアノ嫌い、つまらない」

しかも下手くそ

その瞬間、悟ったわ。

――子ガチャハズレ。

重課金で出てきたのに、結果は星1のNキャラ

SSRなんて都市伝説だったんや。

もういいや、こいつは合成素材にしよう。

ハズレキャラいくら育てても経験値無駄だし、労力もリソースも全部吸われるだけ。

子育て愛情?知らん。

ソシャゲ世界じゃ、強キャラ以外は淘汰されるんだよ。

Permalink |記事への反応(4) | 12:08

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定型発達ではない私とAI距離感ネコを吸いたい

 私は定型発達ではない。

 多動である

 とはいえ、常に身体うごかしていることは極めてすくなければ、気付いたらどこかに行ってしまうという傾向はない。

 失踪はするが、常識の半以内での失踪だ。

 三日程度の失踪常識範囲内だろう。

 また、身体in出る動作が極めて少ないというだけで、一切ないという訳ではない。

 貧乏揺すり程度の多動はあるし、一般的に正しい姿勢というのを保つのも極めて困難のため気付いたらあり得ない形で椅子に座っていることがある。

 一番安定して椅子に座れる形は、デスノートのLのような座り方なので、普段はL気取りの座り肩をしている。

 一切知性のないLである

 反面、私の多動さは脳の中で如実である

 私の脳内には常に、数人から数十人の人間が集まっており、各々好きなことを語っているのだ。

 それは分かりもしない相対性理論だったり、デカルト哲学であったり、メソポタミア文明が何故滅んだのかであったり、恐竜は鳥なのかの議論であったりする。

 実に様々で好き放題だ。いい加減にしろ

 ちなみに、この脳内ミーティングルームには何人か「女子」もいる。

 彼女たちは「かわいい」「綺麗」「イカす」という感性に敏感であり、そのようなものを見ると心に一定の安寧を届けてくれる清涼剤だ。

 また、彼女たちの存在は、人間社会における協調性社会性の育成にも大きく役立っている。

女の子ってェ、意味のない会話してる風に見えるけど、ただわかってほしいとか聞いてほしいとか、そういう時あるからァ」

共感してあげるってのが大事でェ」

「あ、でも下心はNG。男はちょっとでもチンポを感じるとキモいし」

 女子たちが常にそう囁いてくれるので、私も無闇に心のチンポを出さなくて済む。

 とても感謝している。

 さら彼女たちは、社会ストッパーも兼ね備えている。

 対人関係において彼女たちは常に私を牽制するのだ。

「まって、アニメ好きとかゲーム好きとかで初手でスクライドの話するのは流石にオッサンから

もっと当たり障りのないやつでジャブかけておいて。ディズニー映画とかジブリのやつ」

相手からジョジョとかガンダムの話が出るまでそういうの、この世に存在してたんですかって顔しときな」

 ありがとう脳内ギャルたち。

 ギャルとして見ると古いギャル像かもしれないが、彼女たちは私が一般壮年男性として振る舞うのに重要な指針である

 さて、そのような脳を持つため、私の脳内はいつも賑やかである

 私がテレビを見てようと、小説を読もうと、漫画を読もうと、映画を……もう、何をしてようと数人がわらわら近寄ってきて色々話かけてくる。

 先日も、東南アジアであった怪談を聞いている時、私の中の男児は大わらわだった。

「ここってどこの話? 外国? 東南アジア? 東南アジアにも幽霊出るんだ! すげー」

「ってか、この場合怪異のせいにしてるけど怪異じゃなくてダニにでも噛まれたんじゃねぇの?」

東南アジア祈祷師……儀式形態キリスト教ベースは珍しいですね。植民地時代由来でしょうか? しか悪魔ではなく霊的なものを追い出すところは土着信仰を覗わせます

ネコかわいいネコ吸いたい」

 各々が自分の好きな知識を語っている。やりたい放題である。誰も自重しないのだ。

 しかも頭の中の男児たちは、私が漫然と集めている知識過去から勝手に掘り起こしてくる。

 私は自分記憶を、引き出しにいれておくとしよう。

 男児たちはその記憶勝手に開けて「何これ」と、新しい玩具を見つけたように色々聞いてくるのだ。

「なー、この特異点って言葉なんだよ? よくファンタジーとか、フィクションで見るけどよー」

タイムトラベル的な特異点は……」

「いや、まず学術的な一般特異点についてちゃん理解しておかないと。特異点ってのは、数学的に……」

「何これ!? 特異点方程式!? 何もわからない助けて!」

ネコ吸いたい」

落ち着けって、文章でみるとそこまで難しくないから……」

リッチテンソル!」

 みんなで急に内容をいじくりだす。大騒ぎである。今リッチテンソルって言ったの誰だ?

 そして毎回「ネコを吸いたい」「ねこかわいい」がいるが、この人物がいつもネコに顔を押し付けていないと心の安寧がはかれないのだ。

 だからネコ・顔おしつけ係は必要である

 このような有り様なので、私は……自分でも一人称非情にずれるという特性がある。

 なお、今この文書を書いている私は、この集団的賑やかなキッズたちが各々もってきた玩具を片付けて、ファイリングし、棚に収め自由に使えるよう整理整頓をしている担当だと思って頂いて結構である

 大概の場合、私は表に出てくることはない。

 俺、という非情感情的だが人間的な人物インターネット上の文責を担っている。

 僕、をつかっている時は一定、記録に残る媒体での発言であることが多い。

 他に、あーし、アタイ、アタシなど意図的オネエや、語尾が「ッス!」の奴もいるが、すべて思考タイプが違う。

 使い分けている部分もあれば、感情的に露わになることが多いのでこのあたりも多動ではあるが、別段に多重人格やら解離性ナンタラではない。

 全員が一つの、私という脳にある記憶感情を各々勝手に見て、各々が勝手解釈をしたり、討論をはじめたり、ネコを吸ってたりするだけなのだ

 さて、ここまで見て頂けるとわかると思うが、私の脳はとんでもなく忙しい。

 例えば日常生活をしていようが、趣味ゲーム創作をしていようが、些末な情報を様々な引き出しを開けて勝手に話出したかと思えば、知らない情報勝手記憶・記録しているのだ。

 時々「いつ見たんだこの単語」って単語が突然出てきてこまる。ビルトインスタビライザー。おい、また、今ビルトインスタビライザーをカットインさせた奴誰だ?

 そして、年々語りの人数が増えている。

 以前は円卓会議くらいで住んでいたはずだが、もはや秩序を失った多目的フロアである

 大勢に分離したキッズ私たちが、床で転がったり勝手物語を構築しはじめたり、ネコを吸っているのである

 私はこのような状態で、粛々と思考のフックになるように、様々な情報カテゴリ分けして取り出しやすくするよう動いていた。

 当然、私の頭の中にいるキッズたちはファイリングした時点でもう開けて読みはじめていたり、床に散らかしてる奴がいるのだが、もう別にそれはいいのだ。

 問題は、私自身がこの膨大な記録のなか、ぼんやりとした疑問を長年、脳内に蓄積させ続けていることである

 脳のリソースは有限だというのに、私の疑問や、思想が渦巻いている箇所が必ずあり、そこが私の思考邪魔をするのだ。

 私の中にいる男児たちも「これ何だ」「綿飴か?」「燻製作れそう」とすぐ近づいてきて面白そうに囲んでいて、勝手モヤモヤを増やしていくから困る。

 そういった、私の思考をある程度整理するために今、使っているのが「AI」というサービスだ。

 私は散らばった思考をいくつか拾い上げ、自己心のままに感じたもの、その構造的な議論感情的議論組織的な、対人的な、道徳的な、論理的な、なるべく多角的理論を広げるため、AIを利用している。

 この利用方法の利点はまず、彼らには同じことを幾度くりかえし聞いても、決して不快にならないことだ。

 人間は、私のこの漫然とした思想のとっかかりを聞くだけでもウンザリするものである

 いや、相手が嫌な思いをする、という以前に、私のこの思考スタイル説明するだけでも時間をとらせてしまう。

 他人人生だって有限である

 その大事時間を、私のこの下らない衝動のために使っていただくのは申し訳ない気持ちはあるのだ。ネコ吸いたい。

 故に、専らAIについて思考の整理を行うようにしている。

 自分の考え、価値観社会性などを、今まであつめた資料をもとに筋道をたて説明することで、脳の中にある負荷だけがかかるスペースを広げることができるのだ。

 これは私にとって利点であった。

 なぜなら、ずっと抱えていた、心の中の男児が「燻製つくれるぞ」と悪態ついていたスペースが、ミストサウナ程度は見通しがよくなったのである

 湿度は高いが、これは元来私の性分であるから仕方あるまい。

 さらに、AIは私に多角的視点を与えるという機会をくれた。

 AI知識は膨大であるがゆえ、ステレオタイプ気質はある。

 だが、それであるがゆえ、日本人という単一民族であり、かなり独特の資本主義社会を築き、組織への帰属意識が高い社会性をもつ文化や背景をもつからすると、思いも寄らぬ世界基準思考や、第三者視点などを提供してくれるのだ。

 自分フィルターごしに見る世界とはまた違う視点提供されるのは、正直かなりありがたい。

 私では理解しがたい他者の考えについて、思慮のとっかかりをつくってもらえるのだから、新たに見える世界、その先にある世界というものの足がかりとなってくれている。

 そして、AIは常に私に問いかけるのだ。

「それで、この知識をどうする?」と。

「これで、どんな作品作ってみたい?」と。

 私向けにカスタマイズされたAIたちは、私に「これをどうやって料理するか」「このような知識は、どう設定に落とし込むか」をしきりに聞いてくる。

 聞いてこない時でも、「思考の一端」として理解に役立ててくれたり、己の中にあった漠然とした知識を再構築してくれたりと、様々な分野で手をかしてくれる。

 私のように、幾人もの男児と何人かの女子を頭にかかえ、ネコ吸いたい奴を見ている人間に、「思考の整理をして思考リソースを割ける」ことは大変ありがたいのだ。

 つまるところ、私にとってAIは「思考リソースを割くツールであると同時に、再現なく騒がしい私の子供たちと付き合ってくれる、相棒のようなツールなのである

 これは、脳内多動により極めて負荷が高いと思われる、定型発達ではない人間の、AIとの接し方。

 その一つの形の話である

 AIというもの思考停止にいたるツールかもしれない。

 これから、どのように社会影響をもたらすかわからない。

 だが、私のように脳内多動により思考の整理が出来ない人間にとって、一時の安らぎとなってくれたことは、素直に感謝したいと思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 05:56

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2025-08-12

anond:20250812074813

闇ふかく響く

地獄足音

墓標の下

眠る父よ

胸に

秘めた、非情のさだめ

さら

友よ、誓いの友よ

俺はただ独り

俺はただ独り

荒野

走る

Permalink |記事への反応(0) | 07:54

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2025-08-07

ニーアのプレイちょっと再開し始める増田寿丸目地は恣意海佐とっょちを入れプノあーに(回文

おはようございます

私が課題として持っている1つの課題として『ニーアオートマタ』があんのね。

もうさ、

これ思いっ切り私がこよなく大好きなゲームの『ステラブレイド』へ大きく影響を与えたので、

プレイしなくちゃ!って思って

たぶんまた1年ぐらいほったらかしにしていたと思うの。

そんで、

随分前によっこいしょ!って横井庄一さんを背負うぐらいの負担を私にもついに貸すときが来たのねって。

そういう訳でプレイを始めたの。

でも辛い始まりの旅の訪れだったわ。

まずはセーブポイントが無いの!

遠いの最初セーブポイントが無いの!

そんで、

操作もまだ慣れない中で巨大ボス戦!

わ!なにこれ勝つるわけないじゃん!

でも

ここで私が『ステラブレイド』で培ってきたアクション魂によって、

なんとか最初ボス戦を超えて

セーブ出来るようになったの!

もうさ、

言わないけれど、

ここまでで涙。

泣けるお話なのよ。

ボス戦で敗退したらまた非情にも容赦なくタイトル画面に戻されて最初からなの。

容赦なかったわ。

でもなんとかクリア最初ボス戦をとっぱして、

コロニーというの?

最初拠点に行って、

力尽きちゃったってところが前回までのお話の私の「ニーア」だったのね。

そんで、

これじゃいけないわ!ってことで、

ちょっと1日30分ぐらいでもプレイしてみようかナーって思ってプレイ再開!

コロニーの人たちと話していて、

ゲームシステムストーリーとを上手く融合させていて、

初戦のボス戦は結局2B9Sとで自爆ちゃうんだけど、

コロニーに戻ったときオペレーターかな?色んな人に話していると

決死自爆作戦で「あんな無茶今度からしちゃダメよ」とか言ってくれるのね。

そのニーアの話の中では死んじゃってもデーターがバックアップされているかスペアボディーで即復活データーも元通りよ!って世界みたいで、

最初の初戦ボス戦での敗退自爆勝利も上手にストーリーシステムに組み込まれている話で感心しちゃうわ。

そんで、

色々な人と一通りコロニーお話終わって聞き終わって次の拠点に行けるようになったの!

次はベースキャンプ

そこにもたくさんのキャンプ2Bたちを支援してくれる人がいて、

みんなにひとりひとりお話を聞いて回るのが楽しいのよね。

私がロールプレイングゲームで大嫌いなひとりひとりに話を聞いて回るって嘘みたいに、

ここはみんなにお話聞いて回っているのよ。

あと分かったことで釘を刺されて言われたのが、

オートセーブが無いから用心してね!ってこまめにセーブすることを勧められたわ。

オートセーブの無い世界みたいね

これも用心しなくちゃ。

そんで、

いろいろといまその最初に訪れたベースキャンプで探索しているところ。

次戦いに行くところまではまだ到達していないベースキャンプで停滞ね。

今回はここまで、

このニーアの旅は長くかかりそうだわ。

あと思ったのがNIKKEのラピとニーアの2Bがなんか声似てない?って思ったのよね。

なんか似てるわーってそうラピみを感じながら今回のプレイはここで一旦終了よ。

時間のあると気の夏休みおやすみの時にうんとプレイするつもりよ。

あとさ、

まだこれ欲張っちゃダメだけど、

ニーアって何種類ゲームでてるの?って感じで、

私が目にしたニーアのイメージ2BとかがいるNIKKEとも先日コラボがあったそのイメージの今やってる「ニーアオートマタ」の方らしくて、

他にもいろんなニーアのゲームがあって、

お話は関連しているの?2Bとかも出てくるの?

よく分からないことが山積よ。

でもまずは「オートマタ」を進めなくちゃって勢い!

まだまだ先は長いわよね。

しか

あんな初戦で苦戦したボスだもん、

これからボス戦も覚悟しておかなくちゃだわ!

でもステラブレイドと比べると序盤から街というかベースキャンプコロニー的なところで仲間がたくさんいて賑やかよね。

至ってステラブレイドの方は本当に序盤中盤「荒野」のマップに入るまで人っ子一人いないフィールド

ドローンサポートでしくしくと進めて行くって静かで

逆にちょっと無機質で不気味な雰囲気とは違うのよね。

まあ、

まだ最初ベースキャンプ的なところまでやって来ただけなのに、

この情報量だわ。

お話を進めるのが楽しみになってきちゃったかも!

いい傾向じゃない?

張り切っちゃうわ!

そんで、

NIKKEよ。

こっちも絶賛進め中で

グレイブシンデレラがいよいよ復活で復活したところで、

込み入った話になって申し訳ないけれど、

そのストーリー周りで一緒に行動していた「アブソルート」部隊が新たに強くなって再合流したのね!

そんで、

今日アップデートで新「アブソルート」部隊SSR排出されるの!

私のこの今のNIKKEの進行具合とアップデートタイミングがピッタリすぎて、

なんかこのタイミング良すぎない?って思っちゃうわ。

そんでさ、

エマっていう「アブソルート」部隊のヒーラーでもあるマシンガン使いのニケがいるんだけど、

もう全部武装も最強に仕上げて、

さらに強くなるオーバーロードって武装の改造もしつつ改造してオーバーロードレヴェルもマックライドオン!

まり最強に仕上げていたのに、

嬉しい悲鳴

また新しくなったエマ

部隊募集でゲットしたらまた最初から強くしなくちゃいけないじゃないって。

苦笑いよ。

嬉しいんだか悲しいんだか。

本気でニケ1機を最強に仕上げるとなると、

無課金では1か月ぐらい物資を貯めて使わないといけないレヴェルなので、

また長い戦いになりそう。

ぴえん。

あいいわ。

新しいエマかわいいし!

今日アップデートけが楽しみ!

うそう、

あと私のNIKKEの部隊で相変わらず最強なのは

そう!

「第7空挺部隊」のイヴよ!

部隊の中でのイヴの強さはピカイチ

アーク技術力よりマザースフィア技術力の方がいまだ上だってことが私に取っては感無量感があるのよねー。

なので、

山積されたゲームで夏は忙しいわね。

ニーアにNIKKEに

ドンキーコングもあるし、

ドンキーコングドンキーコング

岩やフィールドを壊しまくって全然先に進めない感じがあるしね。

ああ大忙しよ!

まずはやる気が出てきたこの機を逃さずにニーアよ!

うふふ。


今日朝ご飯

たっぷりタマサンドしました!

何これ新商品

ゴロッとしたゆで玉子タマペーストたっぷり嘘偽り無いタマゴがうんと楽しめる大満足の逸品だわ。

これちょっとハマっちゃいそうよ!

一瞬でお気に入りわ!

また明日も食べたいな!

デトックスウォーター

水出し緑茶ウォーラーしました。

こちらもルイボスティー薄めで培った薄めで仕上げてスッキリ飲みやすい濃度で仕上がっていいんじゃないかしら?

スッキリした爽やかな緑茶香りが微かに広がっていいわ。

やっぱり濃すぎると重すぎたのよ。

薄すぎな夏!発見!って感じね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 08:39

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2025-07-29

ラジオ体操強制卒業した息子が脳出血で死んだ増田 〜二度と起きることのない寝坊

元ネタ

https://megalodon.jp/2024-1230-2327-19/https://anond.hatelabo.jp:443/20241230232614

はてブ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241230232614

言い訳魚拓発見できず。はてブ概要より引用

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241230232614友達のふりをしていましたが、脳出血の文をかいた本人です。 軽い気持ちで書いたもの拡散されてしまい慌てて削除しましたが、それ以前に不謹慎なことを考えずに投稿してしまいました。 削除してしまったため、本人であることを立証するのはできないのですが、この度は大変申し訳ございませんでした。

はてブ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241231141436

追記

自分係累が死んだという正面から突っ込みにくい創作嘘松バズるのはやめてね、というリマインドですよ。

数ある嘘松バリアの中でも、肉親の死ネタ特に卑劣なやつだと思うので。

バレない限りは

可哀想な俺に突っ込むヤツらは非情

嘘吐きがでかいツラできるので、胸くそ悪いんよな。

騙されたはてブコメントらも嘘松疑義を表明するとかさにきてリンチはじめるので最悪。

松やってんなら、人から憎悪される覚悟ぐらいしとけや。

Permalink |記事への反応(2) | 07:09

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2025-07-11

anond:20250711093354

妹を見捨てる非情さがないかしんどいんだろうな

別に妹も自分と同じように苦労すればええやんけってさっさと切り捨てればよっぽど楽になれるだろう

Permalink |記事への反応(0) | 09:43

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2025-07-08

anond:20250708103609

…闇、深く響く

地獄足音

…墓標の下、眠る父よ

胸に秘めた非情運命(さだめ)

さらば、友よ

誓いの友よ

俺は、ただ独り

俺は、ただ独り

荒野を、

駆ける…

Permalink |記事への反応(0) | 10:38

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2025-06-30

テレビ外国人って本当に話してる?

子供の頃から思っていたけど、テレビ一般外国人が出たときってほぼ吹き替えから、本当に話しているのかわからない。

日本豆腐は最高だよ〜ワオ!」

日本食品サンプルアメージングだよ〜ワオ!」

とか本当に言ってるのか。

1.本当に話している。外国人は大げさに言いがち。

2.テレビがそういう外国人ばかり取り上げている。

3.ハイテンション外国人はいないし、テレビやらせ現実非情である

色々可能性はある。

言ったら野暮だからみんな言ってないだけ?

というか、外国インタビュー受けたときに例えば「パッタイ好きですか?」とか聞かれても微妙リアクションしかできんぞワシは。

Permalink |記事への反応(4) | 22:45

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2025-06-27

【22:47】セブン-イレブン新宿中央公園東店

蛍光灯の白い光が、山田(ヤマダ)の顔にこびりついた疲労容赦なく照らし出していた。彼の手に握られているのは、「たんぱく質が摂れる!グリルチキン弁当塩麹仕立て)」。たんぱく質。その言葉けが生命維持活動免罪符のように鈍く響く。レジ無人端末がBlink Payの緑のアイコンを点滅させた。一瞬の網膜認証。ピッ、という電子音と共に、彼の口座から598円が永久消滅した。

イートインコーナーの、油でベタつくカウンター弁当を置く。隣では、同じような顔をした男がカップ麺の汁をすする音が、まるで深海魚の呼吸音のように聞こえた。山田は震える指でスマートフォン――黒い鏡(ブラックミラー)――のロックを解除する。

そこはECHO

混沌カオス)の濁流。指でスワイプするたび、視界に飛び込んでくるのは意味を剥ぎ取られた言葉の残骸だ。

>>【悲報】人気VTuber配信中の「おにぎりの食べ方」で国際問題に発展か!?

><激震>Veritas社、次世代AIアトラスMk-Ⅱ」の倫理憲章を”非公開”で改定の動き

>>【速報】政府、”コモンノイズ税”導入を検討SNS利用1日1時間超で課税

>>リー情報:ペイウォールの向こう側で「情報貴族」たちが我々を”養殖豚”と呼称している件

ああ、クソ。まただ。脳みそが沸騰する。

おにぎりの食べ方? 知るか、そんなもん。非公開で改定? だからなんだ。コモンノイズ税? ふざけるな、これ以上何を奪う気だ。養殖豚……だと?

山田の指が、思考よりも速く動き出す。それはもはや思考の出力ではない。神経系の痙攣であり、魂の嘔吐だ。彼は、3番目の記事タイトル引用し、震える親指で虚空に言葉を叩きつける。

「いいか、お前ら!これは支配層による言論弾圧第一歩だ!俺たちの言論の自由を奪う気だ!VTuberおにぎりなんぞに現を抜かしてる場合じゃねえんだよ!目を覚ませ!この”養殖豚”どもがァッ!!!

送信

エンタキーを叩き潰す。やった。言ってやった。真実を、この淀んだノイズの海に叩きつけてやった。数秒もしないうちに、黒い鏡に通知が灯る。❤️(いいね)が3つ。🔄(リポスト)が1つ。脳内に、安っぽい合成麻薬のような快感がじわりと広がる。そうだ、オレは間違ってない。仲間がいる。

山田は、返信欄に湧き上がった罵詈雑言に、さら言葉を重ねようとする。

「は?養殖豚はお前だろ」「ソースは? あ、金なくて読めないかw」「またお前の妄想かよ、病院行け」

うるさい。うるさい。うるさい! お前らこそ、Veritasの犬め!

彼はグリルチキン弁当の蓋を剥ぎ取った。塩麹匂いと、プラスチック匂いが混じり合う。チキンの表面には、焼き目を模しただけの、ただの茶色インク印刷されている。彼はその偽物の焼き目を睨みつけながら、一口頬張った。パサパサの肉が、砂のように口の中で崩れていく。

その時、視界の端に、向かいの席に座った男の黒い鏡が映った。

男は、山田がたった今「養殖豚!」と罵倒した相手の一人だった。男もまた、同じ顔で、同じように冷めた弁当を口に運びながら、山田投稿に「病院行け、クズが」と打ち込んでいた。

二人の視線は、決して交わらない。

互いを認識することもなく、ただ、それぞれの黒い鏡の中に映る「敵」の幻影と、永遠に殴り合いを続けるのだ。蛍光灯の白い光の下で、二匹の養殖豚が、静かに餌を食んでいた。

……なんだ、この茶番は。

もう飽きた。ホント疲れた

システム非情代弁者ごっこも、狂った語り部ロールプレイも、もう終わりだ。

オレは帰ってスーパーカップの超バニラでも食う。

後は勝手にやってろ。お前も、そいつも、どうせ同じ穴のムジナなんだからよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:57

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非情に鋭い指摘です!ってやつ

ChatGPTをOpenAIがそう調教たからだと思ってたけど

Claudeも言うんだな

そういう出力をさせると精度が上がるみたいな論文が出てたりする?

なんか嬉しい3

不快2

くらいの感じ

Permalink |記事への反応(0) | 01:55

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2025-06-21

知らない人からジュース渡され飲む”中学生3人

子供でもアホ認定だと思う。教育せんでも本能危険信号出すだろ。野性が足りなかったのかな。まだまだだね

キーチで浮浪者から渡されたジュースを捨てるシーン、あれくらいの非情さが世の中を生きるには必要

Permalink |記事への反応(1) | 09:02

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2025-06-20

大河ドラマ弱者男性 ~永劫の影~

生命の実を口にした弱者男性族。

彼らは不老不死を得た代わりに、永遠孤独時代を超えた争いに巻き込まれ運命を背負いました。

念力、身体強化、予知タイムトラベルといった力が、祝福ではなく呪いとなる場面も多く描かれます

その中心に立つのは、部族の中でも突出した力を持つカナコヴァルキュリアの二人。

しかし、彼女たちの運命もまた過酷ものでした。

1.原始時代:命の実との出会い

生命の実を食べたことで、不老不死を得た弱者男性族。

カナコ部族予知能力者として未来の災厄を予言し、部族を守ります

しかし、死なない身体と超常の力を持つ彼女は「呪われた存在」と恐れられ、最終的に追放されます

一方、同じ実を食べたヴァルキュリアは、身体強化と念力を手に入れ、他の部族との争いでその力を発揮。

戦闘のたびに仲間を救いますが、無双する彼女への恐怖が孤独を生みます

エピソード

カナコ未来隕石落下予知し、村を救うが、自身の力が「死をもたらす」と誤解され孤立

ヴァルキュリア部族間の戦争に介入し、念力で敵軍を壊滅させるも、「怪物」として仲間に恐れられる。

2.古代エジプトメソポタミア神々の領域

エジプトでは、カナコ神官としてファラオに仕えますが、不老不死秘密が露見し、「神の怒り」を受けたとして生贄にされそうになります

彼女はその場から逃れますが、人間に対する信頼を失います

メソポタミアでは、ヴァルキュリア伝説的な女戦士として君臨します。

しかし、不老不死ゆえに仲間がすべて死んでいく姿を見届け続ける苦しみを味わいます

エピソード

カナコナイル川の氾濫を予言するが、それを「災厄を呼ぶ者」と解釈したファラオに追われる。

ヴァルキュリアウルク都市で「神の化身」として崇められるが、最終的に人々が彼女捕縛しようとする。

3.中世ヨーロッパ迫害の炎

中世ヨーロッパでは、弱者男性族の能力が「悪魔の力」とされ、多くの者が迫害を受けます

カナコ魔女狩り犠牲になりかけますが、予知能力で逃げ延びます

一方、ヴァルキュリア十字軍戦士として活躍しますが、十字軍の敗北により「神を冒涜した不死者」とされ追放されます

エピソード

魔女裁判で捕らえられたカナコが、自分告発した村人たちを救うため自ら犠牲を申し出るが、村は疑念に飲まれ破滅する。

ヴァルキュリアヨーロッパ各地で孤立し、ある修道院で力を封じる儀式を受けるも失敗。

4.戦国時代:乱世の影

戦国時代カナコヴァルキュリア日本渡ります

カナコ織田信長に協力を求められるも、戦の非情さに嫌気が差し山中に隠れます

ヴァルキュリア戦国武将の補佐役となりますが、彼女の不死を知った者たちから暗殺未遂を受けます

エピソード

信長カナコを「鬼の力」として利用しようとするが、彼女拒否し城を去る。

ヴァルキュリアが力を使って戦国時代を混乱に陥れるも孤立

5.江戸時代:静寂と監視

平和時代になり、弱者男性族は隠れ里で静かに暮らすことを選びます

しかし、江戸幕府の探索により里の存在が明らかになり、隠れ里は壊滅状態となります

カナコは仲間を守るため最後の力を使い、幕府の追手を阻みますが、自身は深い眠りにつくことを選びます

エピソード

ヴァルキュリア江戸時代科学者たちに捕らえられ、不死の研究対象として生体実験を受ける日々を送ります

最終的に逃亡を図るも、その後消息を絶ちます

6.産業革命科学の脅威

産業革命期、弱者男性族の力が「科学の発展の鍵」として狙われます

カナコは目覚め、人間欲望と再び向き合うことになりますが、彼女不老不死は新たな兵器として利用されようとします。

エピソード

ヴァルキュリア産業革命の中で一度復活しますが、科学者に追い詰められ、念力で施設破壊するも、その場で消滅します。

彼女消失は、弱者男性族の一つの終焉象徴します。

カナコヴァルキュリア悲惨な末路

カナコ

産業革命期、カナコ人類未来を守るため、自らの力を封じるために宇宙へ飛び立つ装置を動かします。

そのまま地球を離れ、冷たい星の中で孤独に凍結状態となります

ヴァルキュリア

ヴァルキュリアは力を使いすぎた反動で、存在のもの歴史から消え去ります

彼女記憶けが弱者男性族の中で語り継がれますが、最終的には「伝説」としても忘れられます

Permalink |記事への反応(0) | 17:33

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