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はてなキーワード:雑用とは

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2025-10-22

高市総理福祉を削らず弱者差別しない事を明言すべきだと思う

自民党維新の会の連立が決まり高市総理誕生してから毎日不安で仕方ない。

総裁選高市氏が出馬してから湧き上がった嫌な流れが公明連立解除、維新との連立とどんどん広がっていて心が苦しい。

理由自民党維新の会の党風や高市総理過去発言から社会福祉の削減を恐れているからだ。

高市総理過去に全受給者のたった2%の生活保護不正受給者をわざわざクローズアップしわざわざバッシングした事がある上過去ブログ福祉から就労へと書いていた。

私は生まれつきの障害があり障害年金受給B型作業所に通所しながら生活をしている。

障害年金B型作業所の月1万円ほどの工賃しか収入がない私にとって障害年金や将来必要になる可能性がある生活保護を守ることは死活問題だ。

私の通うB型作業所20人ほどの通所者がいるが毎年1人か2人就職者がいれば良い方で就職率は5~10%ほどだ。

中にはB型作業所でも出来ない作業が多く作業の代わりに掃除雑用を代わりにやっている利用者もいる。

高市総理福祉を受けている人の何割が就労可能性があるのか理解しているのだろうか?

福祉から就労へを求めるのなら福祉を受けている人が就労できる環境を適切な内容の仕事と最低以上の賃金を持って作るべきである

働きたくても働けないだけで本当は働きたいのだから是非機会を与えて欲しい。

維新の会橋本元代表の数々の悪質な自己責任論と生活保護現物支給論不安しかない。

橋本元代表は父のリストラ責任を泣きながら問う女子学生暴言に近い自己責任論で返した事が有名だがそんな人物の立ち上げた政党社会的困窮者やマイノリティを切り捨てようとしないとは到底思えない。

そもそも生活保護を現物支給にするとして一時的に利用する人はともかく生まれつきの病で働きたくても働けない人はどうするのだろうか?

一生何の楽しみもなく暮らせと言いたいのだろうか?

ハッキリ言って弱者達は障害年金生活保護の大改悪をされてもおかしくないと思って毎日怯えている。

保守の方々は散々リベラルは頭がお花畑だの言っているが政府政策一つで生活や命を奪われかねない弱者政府から身を守るためにリベラルになっている事実無視するのだろうか?

自己責任論を並べるか成り済まし認定するのだろうか?

もし怯える社会的弱者罵声を浴びせるなら本当に人として終わってる。

誤解しないで欲しいのだが私は高市総理が憎いわけでは無い。

もし高市総理社会福祉の大拡大に取り組むのなら支持したいと思っている。

から高市総理は今すぐに私たち福祉を削らず弱者差別しませんと明言して欲しい。

高市総理差別しない政治家なら何の問題もなくハッキリと明言できると思う。

Permalink |記事への反応(3) | 18:25

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2025-10-21

亜体育教員

特にデータを取ってるわけじゃないんだが、

部活を頑張れ!とかいタイプ教員学歴って大体日東駒専か精々MARCH中途半端学歴の奴で、早慶上智以上の学歴帯にはいない気がする

部活ばっかりやってても引退してからガチればギリギリ間に合うのがMARCHラインなんだと思うわ

で、この手の手合いって小学校中学校高校部活をして、大学ちょっと麻雀するくらいの悪いことをたしなんで、大学卒業後また学校に戻ってくるタイプから部活を介さないで人間とかかわる方法を知らないんだよね

から教員になったあとも同タイプ部活の続きをやりたくて教員になった系の部活顧問達や、部活を通して知り合った高体連関係の他校の教員とかとずっとつるんでる

彼らにとって勉強というのは大学へ入った時点で終わりなので、採用後この手の教員が何か勉強して学部生だった頃より教科の専門性を高める場面を見かけることはない。

じゃあスポーツ真剣にやってるかと言えば、プロになるほどの根性もなく、コーチングプロとして民間で働く根性もなく、体育の免許を取るほどスポーツ科学を学んでるわけでもなく、公務員として数学とか社会免許を持ちながら、だらだら長時間高校生で遊んでるだけ。

負けても責任を取るわけでもないし、部活の生徒の成績、つまり人生責任を持つわけでもない

じゃあ仕事はやるのかって言うと、雑用ばっかり進んでるやるだけで、別に授業に力を入れるわけでもないし、もっぱら部活をすることで学校に貢献してる気になってイキるだけ

Permalink |記事への反応(0) | 21:09

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独身ワイ、出張ホテル連泊するとシーツタオル洗濯バストイレ掃除ゴミ捨てもしなくていい

使ったコップ、グラス洗わなくていい、パジャマ脱ぎ捨てほっといていい

朝食は出てくる、戻れば全部片付いて綺麗なタオル支給されてベッドメイクされてる

ちょ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~楽じゃね?ナニコレ?て思うんだが

妻に家のことやってもらってる男ってこんな楽な生活してんのか

それで「家族養うのは大変なんだ!男は!!仕事!が!」とか言ってんのかすげえな。いや楽だわ。

毎日数万払わないとコレ人にやってもらえなくね?恋人や妻になったとたんやってもらってることが無料無限インフラになると思ってんのすげえな

既婚男は無能でも日本企業オッサン互助会のお陰で給料上がるし、同じ仕事でも扶養控除とかあって税制優遇されて雑用妻に丸投げだろ?

性処理妊娠出産子育てまでしてもらってこんな楽々ポンな生活して威張ってられるのそりゃ手放せねえよなあ

それで大変ぶってんだから何重にもゴミだな

Permalink |記事への反応(4) | 11:35

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2025-10-07

「瑠璃の宝石は胸のデカさがノイズ」というが、もしも冴えない中高年のアニメだったらお前らは見たのか?

ごめんねタイトル釣りです。同名の増田にいんすぱいーあーざねくすと! 目立増田です。

で、見たかどうかと言う話だというと、漫画としては成立するけどアニメとしては成立しないだろ、って形だと思うんですよね。

例えばこんなのお前ら見るか? いやたぶん見たいと言う人は出るだろうけど、普通に考えて「胸がでかい」のがノイズというのと同レベルの誤差だと思うんですよね。

Permalink |記事への反応(1) | 10:35

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2025-10-04

anond:20251004002124

奴隷に落ちると誰にも評価されない無給雑用穀潰しと罵られながらやらなければならずご主人様の気分次第で捨てられて極貧シンママになるから

Permalink |記事への反応(1) | 00:23

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2025-10-03

AIの使い方のメタファー

1.部下

AIを部下としてみなすタスクの正しいやり方を教え、マイクロマネジメントしたり任せたりする

軌道修正したり、ダメ出ししたり、やり方を変えるなどして育てる

 

2.ワーカー

自分プロジェクトマネージャーとなり、AIタスクを割り振る

タスクを上手く分割し、疎結合に指示を与えるのが肝

 

3.秘書

あくまタスクを実行するのは自分だが、その補助としてAIを使う

状態の整理や管理をさせる、雑用も任せる

結果を採用するかどうかを決める

 

4.専門家

AIに「どうするべきか」「専門家としての意見」を問い合わせる

自分のやってる方針が正しいかとか、軌道修正をしてもらう

からないことをどんどん聞く

 

面白いことに、これら4パターンあるのに多くの人は1パターンだけしか使っていないんじゃないかと思う

しかも「AIとはそういうもの」と思ってる節がある

これは優秀な人でさえそう

Permalink |記事への反応(0) | 19:17

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2025-09-29

職歴って関係なくない?

って思うことが多い。

仕事できない無能はギリ許すとして、できない上にパワハラ気質(?)な人多すぎる。パワー系?

他責はしないんだけど、そのストレスを周りにぶつけるっていうか、不貞腐れるんだよね。すねるっていうか…

みんな「また癇癪始まった」って目で見てる。

コミュニケーション取れなくなるから、やりづらくて仕方ない。

 

さらに、仕事がないと露骨サボる。隠そうともしないし、仕事なくてラッキーアピールしてくる。

かと言って、無能から仕事与えるにしても雑用しか頼めないし、そんな雑用はみんな自分でやるし…

いつクビになんの?って思うけど、上司は動かない。

上司事情は知らんが、なんかあんのかね。

 

まあ、言うても俺はその人と直接関わることは少ないからいいんだけど(上司も同じくその人とはあまり関わらない)、周りの人が可哀想

 

男性女性関係ない。

どっちにしろ、癇癪起こされたら大変なのは大変。

もっと酷い若者もいるよ?いるけど、だからと言って、こんな老害みたいなやつを残し続けるのもやめてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 20:30

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anond:20250929095241

ルンバの床や、洗濯物たたみを面倒、と言ってるあたり、もうお前は省力化や外注の段階を超えてるな。

そもそもやりたくない」だけ。

家事雑用を、自分のような高等な人間のやることではないと思っている。

 

お前に必要なのは、呼吸するように落ちてるゴミを拾う、毎回使った道具を片付ける習慣。それで何も思わないメンタル

もしくは、実家にいたときのように、お前に代わり全てをやってくれるお母さんだ。月給25万払ってメイドでも雇えば?

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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2025-09-25

不安要素を先回りして潰しておくと、表面上何もなかったように見えて特に感謝評価に繋がらない

ということに最近気がついた。

十数人のグループ旅行に行ったんだけど、会計係とかホテル係とか役割ごとに幹事を置いてて、自分幹事の一人だった。自分役割は予約が一番大事だったか旅行本番は割と手が空いていたのと、何か気がつくと他人に頼むより自分でやった方が早いし確実だと思って動いてしまタイプだということもあって、チケット買って配るとか、次の日の集合時間リマインドするとか、旅行スムーズにいくように細々した雑用積極的にやるようにしていた。他の幹事と比べてグループ全体と広く浅く交友関係があったから何か困ったことがあればまず自分に連絡が来ていて、施設見学に遅れてきた人を入り口まで迎えに行ったり、まだ来てない人を1人で待ったりとか、グループ全体に目を配りつつ頑張って幹事をしたなと自分では達成感があった。

でも自分が遅れてきた人を待ってても、その人は感謝してくれても他の人たちは楽しく遊んでて誰かが遅れてることにも自分が待っていたことにも気がついてないし、色々雑用をやってたけど、何も問題が起こらなかったゆえに誰にも自分が気を回してたことを褒めてもらえなかったとか、ちょっとした不満が色々あって、こんな人たちのためにこんなに頑張らなくてもよかったなと思った。

全部自分勝手にやったことなんだから褒められ待ちするなよと我ながら思うが、一番責任あって大変な仕事とはいえ精算以外ほぼ何もしてない会計の子が、数週間かけて手書き領収書とお釣りをみんなに渡して、今回の旅行で一番頑張ってた人としてみんなに褒められていたとき自分仕事の大変さと頑張りを他人によくわかるように示すことがまず大事で、自分関係のないことはここで誰も何もしなかったら後でトラブるだろうなと思っても静観して、いざ事が起きてから動いた方が評価感謝に繋がるんだということを実感した。

他人から評価を軸に動くべきでは必ずしもないけど、何でもかんでも自分がやらなきゃと思って先回りするのは不必要な頑張りだから気をつけようと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 15:58

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2025-09-19

anond:20250919121937

別に休んでも休まなくても雑用押し付けるのが男さんだよ⭐️

Permalink |記事への反応(1) | 12:21

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2025-09-17

野球の良いところ

主に「プロスポーツとして良いところ」である野球面白いぞ!

https://anond.hatelabo.jp/20250916184618

●どんな強いチームでも10回やれば4回は負け、どんな弱いチームでも10回やれば4回は勝つ。

個の力によるところが大きいので誰かが爆発すればチーム総合力で劣ってても勝てる試合があるということ。

じゃあ運かというとそうでもなく、100試合やると総合力が如実に出てくる。

5勝5敗の対戦成績がひとつひっくり返るだけで最下位と優勝に運命がわかれるのだ。

●今どんな弱いチームでも数年待てば優勝争いしたりする。

これはドラフト恩恵が大きい。世界の多くの野球リーグではドラフトが行われ強い選手が最弱チームに入団なんてことも当然ある。

選手移籍FAとるまで長いので財力あるチームに一極集中とかが起きにくい。

ビッグクラブができにくく、FAとった選手比較自由にチーム選択でき、それが戦力均衡につながる良い循環がある。

「そのうち強くなるから」と信じててもいっこうに強くならないチームもあったりして(暗黒阪神横浜中日ロッテ広島、オリなど)、それはそれでネタになるし逆説的に面白い

●弱いチームでも寂しくない。

ファン目線:いや本当はさみしいが。しかしいい選手が出てきたときに「いずれ強いチームへ巣立っていくんだなあ。移籍金で誰を獲得しようか」などとちょっぴり切ない思いをせずにすむ。

選手目線:いや本当はさみしいとは思うが。しかし弱いチームでキャリアを過ごしても個人成績さえよければ一流選手の仲間入りできる。生涯一度の優勝経験もない一流選手もたくさんいる。後述する「スタッツが豊富スポーツ」という特性が大きいと思う。

余談だが、だから野球に下部リーグはいらないと思う。さすがに下部リーグでの記録は記録とみなされないだろうから、降格したらいい選手はみんな出て行きたがるだろう。すごい生涯スタッツを積み上げつつある選手が下部リーグで記録断絶してしまうのなんか誰もみたくない。(なお今は上部リーグMLBのことな)にチャレンジして通算記録に傷をつける選手がたくさんいる模様。しかしこれは挑戦の結果なので仕方ない。皆応援している)

●家で雑用しながらまったり見れる

野球批判でよくあるのが「実際プレーしてる時間少なくね?」ってのがあるが、俺個人はこれがむしろ好き。

プレーしてない時間に飯食ったりトイレ行ったりできるし、レオザみたいに早口にならずともひとつひとつプレーのんびり論評できたりする(サッカーも好きだけどな)。

ちょっと目を離しても大丈夫

風呂上がって戻ってきたら逆転されてたとかめったにないからへーきへーき(泣)。

いいんだよ。143試合もあるんだから

●大逆転が起きやす

3点、4点の逆転はざら。今日ドジャースが4点差逆転負けしたばかりだ。前年度ワールドチャンピオンで今年も首位なのに。大谷降板した瞬間に6点取られててワロタ。でも8回2点とっておいついて、でも9回3点とられて負けた。こういうことが普通にある。ファンはたまったものではない。

なんなら9回の1イニングでそういうことが起きる。

球場ですら飯買いに行ったりトイレ行ったりしながらまったり見れる

球場グルメも楽しみの一つ。酒のんで飯食って友達とおしゃべりしながら見るのもよし、ひとりでぼーっと見るのもよし。

時間の飲み食いで客単価も高いはずなのでビジネス的にもおいしいんじゃないか

●後追い視聴しやす

ライブ視聴できない日も多いが、結果をチェックせず帰宅してフル視聴を開始するとする。

このとき10秒スキップ=おおよそ投手が1球投げるタイミングになる。

ランナー出たときは20秒スキップ。緊迫した場面なら30秒スキップ

これで超時短視聴を可能としつつ、ほぼすべてのインプレーを楽しめる(たまにスキップしすぎて「ホームラーン!」みたいなとこに飛んでしまうこともあるが)。

俺はこれを応用し、あえて試合開始後1時間くらい経ってから視聴を開始することもある。

序盤のヌルっとした展開をほどよくスキップできる。

テキストでも楽しめる

野球ひとつひとつプレーがかなり詳細にテキスト情報化できるスポーツなので、テキストでもかなり楽しめる。

動画視聴環境がないときもあるしな(時間的、場所的に)。

俺がよくやるのはスコアを手で隠し、1回表から順に手をずらして点数を見ていき、得点したり失点したりするたびに発狂するという楽しみ方である

なんなら1打席ごとに同じようにしてもいい。めちゃくちゃライブ感があって楽しいし10分で終わる。

注意点として、速報サイトを開くとスコアがドーンと表示される場合が多いので、結果を見てしまわぬよう手で隠しつつ薄目で操作し、当該ページまでのリンクを辿ること。

慣れてないと意外とこれが難しいのだ。

●年間143試合もありシーズン中はほぼ毎日楽しめる

まりませんねー。

●記録が楽しい

ただでさえスタッツが豊富なのに、最近セイバーメトリクスという統計学的分析手法も発達してきて、より深く楽しめるようになってきた。

試合一切見ずに(いや見るが)数字だけ見てて楽しいスポーツってのも珍しい。

●力の劣る選手でも1試合3,4打席くらいは回ってくる

そういう選手ファンは嬉しいと思う。期待の若手とか。

バッターボックスないしピッチャーマウンドに立っているときはどんな選手でも主人公になれるのだ。

そのぶんダメだったときは晒されることになるがそれも一興である

●いちおう野球の悪いところも挙げておこう

だいたい野球の良いところの裏返しになるが。

降格がないので、降格争いのドキドキ感がない。弱いチームのファンシーズン後半(場合によっては中盤からモチベ失いがち。

試合がダラダラ長すぎ

ルールが複雑

日本ではチーム数が少なく「おらが街のチーム」感が薄い

同じ理由で他スポファンから見れば「しょっちゅう同じチームとやってんなー」感は否めない(交流戦で多少緩和)

日本ポストシーズンCS)は6チーム中3位に入れば進出でき、日本一の称号すら狙える。おいおい。今年のセ・リーグ負け越しチームのCS出場が実現しそうである(たまにある)。

世界メジャースポーツではない(北中米東アジアくらい? WBCがんばれ)。このことを思うとき野球ファンは「でもアメフトもっとガラパゴススポーツから」と心を慰める。

Permalink |記事への反応(1) | 15:59

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2025-09-16

知ること、経験することの大切さについて

昭和五十八年、俺は二十五だった。

大学一年留年し、卒業後に就職したのは都内貿易商大学の知人から、いわゆる伝で紹介してもらった職場だった。

英語が得意というほどでもなく、貿易知識も薄い。「景気がいいうちに滑り込め」と言われるまま、場違いスーツに身を包んで、霞が関の雑踏を毎朝くぐったのをよく覚えている。

入社後は雑用が主な仕事で右も左も分からぬまま伝票を運ぶ日々。そんなある昼休み、温厚で知られた課長コーヒーを啜りながら、ふと口にした。

給料が出たら、町で一番安い娼婦と一番高い娼婦を抱いて比べてみろ。ものの良し悪しが分かる。それは大きな経験になるぞ」

冗談かと思ったが、妙に胸に残った。

価値は本や噂で知るものじゃない、自分感覚で確かめろ。そんな含意が隠れている気がしたからだ。

給料日。初任給が振り込まれたその足で、俺は思い切って試してみた。

駅前にある寂れたソー○。

色褪せた扉。受付この先は年季の入った女将。一方では常連らしい作業着の男たちが黙々と爪を切っていた。

万札一枚を渡すと、女将が「はいよ」と短く応えた。

来た女性は衣がやや厚く、ところどころ揚げ染みのようなものがあり飴色に濁っている。

キスをするとカリリと音がした。

抱くと肉汁が溢れ、舌の上にじんわりと広がる。

少し重たいかおりが鼻に抜けるが、不思議と嫌味はない。

行為は何事もなく速やかにまり、速やかに終わった。顔を上げるとガラス越しに見える高架を電車が轟音とともに走り抜ける。

その響きすら、行為の一部に思えたことをよく覚えている。

夜、予約しておいた銀座路地裏の店へ。

白木のカウンターが照明を柔らかく反射し、落ち着いた客が低く囁くように話している。

指名を開くまでもなく、女将が「おすすめでよろしいですか」と微笑んできたその顔は非常に印象的であった。

通されたお座敷には澄んだ香りけが漂っており、上品な竹のような匂いがした。

女性は既に待機していた。正座のまま頭を下げており、顔を上げると上品に微笑んで見せた。

行為は慎みをもってして始められた。

○を入れると○がほろりと崩れ、淡い肉の香りが立った。ひと口目。○は驚くほど薄く、口の中で一瞬で消える。胸は驚くほど柔らかく、舌の上でほどけ、甘さがじんわりと広がる。

甘噛みすれば噛むというより、口の温度に合わせて自然にほぐれていく。後味はあっさりと清らかで、重さはどこにも残らない。身体は白く清らかで、瑞々しい甘みを保っていた。

そこで行われたのは神事のような、指先までが緊張するほどの静謐行為だった。

値段の差は歴然としていた。しかし高い方だけが“正解”ではない。昼の娼婦には、あの独特の匂い空気感、そしてがっしりとした肉らしい応えがあった。そこには、そこにしかない力があった。

高級店の透明な上品さとはまったく別の、生活のものを温めるような力。それもまた確かな価値だった。

二つを味わい比べたとき、初めて自分の中に一本のものさしができた。

値段ではなく、体験によって刻まれる“差”の感覚

他人評価価格表では得られない、確かな実感だった。

いまはむかし。振り返ると、当時のこの一日こそが何よりの学びだった。最近若い世代は…などと言えば年寄りくさいが、「失敗したくない」「無駄を避けたい」と口にして経験のものを恐れる姿に、どうしてももどかしさを覚える。

だが、恐れて経験しないことこそが本当の失敗だ。

欲は知らないことから生じる。

足るを知るためには、まず足りた状態自分で知る必要がある。そのためには、経験することが必須であり、試してみる他にないのだから

Permalink |記事への反応(3) | 12:18

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2025-09-15

anond:20250915113717

会議室テーブル並べ替えるだけでも

それ専門のスタッフを呼ばなければならないアメリカで、

その言い訳通るの?

該当するビザが無いって書いてるじゃん?

外交も絡んでる仕事なら、米国担当部署はどうしてたのかって話にならないの?

いやそんな話より会議室テーブル並べ替える専門スタッフって驚いたんだけど

職種雇用ってそんな事まで厳しいんだねえ

雇用契約書に無い雑用をさせちゃいけないんだっけ?

Permalink |記事への反応(0) | 21:34

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2025-09-14

仕事の早いやつはプライドを捨てて他人の技を盗む天才

俺が知ってる限り、仕事の早い人の共通点はたった一つ。

自分のやり方にこだわらないことだ。

仕事の大半は雑用の塊で、本当に時間をかけて考えるべき案件なんて全体の2割程度しかない。その2割には自分個性を最大限発揮して取り組めばいい。だが残り8割の雑用は、とにかく効率的に片付けるのが最善の選択だ。

ところが人間というのは「俺は俺のやり方がある」「これが自分流儀だ」と意味不明なこだわりを持ちたがる。つまり他人のやり方から学ぼうとしない愚か者ばかりなのだ

お前らは勘違いしてるが、俺が観察してきた仕事の早い連中は、決して「自分流」に固執しない。むしろ真逆で、他人効率的手法を見つけると、プライドを捨ててでも即座に取り入れる。

単純作業ひとつでも、知らないことは先輩には「教えてください」と素直に頭を下げる。後輩が便利な技を使ってたら「それ何?」と食いついて、その場で自分のやり方を変える。この柔軟性が圧倒的な差を生むんだ。

俺の前の職場にいたSという男は、入社1年なのに10ベテランクラス仕事処理速度だった。そいつの机を観察すると、付箋の貼り方から資料整理、メール返信パターンまで、全部「誰かから盗んだ技」の寄せ集め。それを恥じるどころか堂々と「これ田中さん直伝です」「佐藤部長の真似です」と感謝まで口にする。

普通なら「俺のオリジナルじゃない」と恥ずかしがるところを、逆に誇らしげに語るこの図太さが武器になってた。

一方で仕事の遅いやつは「俺には俺のやり方がある」と非効率方法固執する。「手書きじゃないとダメ」「このアプリじゃ集中できない」といった意味不明なこだわりで時間を浪費し続ける。

8割の雑用効率化するために必要なのは自分感情を殺すことだ。「これは俺のやり方じゃない」「達成感がない」なんて感情は全部ゴミ箱に捨てろ。雑用に達成感を求めるな。機械的に片付けて、本当に頭を使うべき2割に全力投球するのが正解だ。

結局、仕事が早い人は「学習効率」が段違いに高い。新しい方法を覚えるコスト節約できる時間を瞬時に計算し、得だと判断したら即座に乗り換える。この判断力と実行力の積み重ねが、他者との決定的な差を生む。

お前らも今日から変われ。プライドを脱ぎ捨て、周囲の効率的人間を徹底的に観察しろ。良いと思った方法は遠慮なく真似しろ。「パクリ」じゃない、「学習」だ。仕事においてオリジナリティなど何の役にも立たない。素直に盗んで、素直に感謝して、素直に成長する。それが最強の仕事術だ。

Permalink |記事への反応(2) | 09:49

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2025-09-08

ある研究分野を専攻とする大学の数はいくつ必要なのか

ここでいう研究分野とは学部学科のもう一つ下の研究レベルとする。例えば、法学部政治学科文学部史学科の下の「ラテンアメリカ政治史研究室」ぐらいのレベル念頭におく。ラテンアメリカ政治史研究室は日本に幾つ必要か。

つの考え方として、日本世界における研究ニーズなどからの逆算があるだろう。ラテンアメリカといってもいくつもの国や時代があり、研究アプローチ社会学的なものかホニャホニャ学的なものかとか多分色々ある。それらを踏まえて、例えばいったん日本にはラテンアメリカ政治史研究室は10大学にあればいいと仮置きする。各研究室には教授准教授専任講師が各一人と仮定する。つまり、ここで日本ラテンアメリカ政治史常任ポストは上中下合わせて30人である

ざっくり常任ポストを30歳で得て、30年間働くものとする。30のポストのそれぞれで30年間勤務する人がいるので、毎年一つのポストが空くことになる。実際は専任講師から始まって准教授教授となっていくが、一人当たりの3ポスト合計の在籍年数が30年である限りこの見立てで良いはずである

さて、しかしながら、10個の研究室は毎年大学院生を教育してしまい、博士号取得者を輩出してしまう。各研究から2年に1人博士号取得者が出るとする。全国で毎年5人であるしかし、ポストは毎年一つしか空かない。5人のうち幾人かはポストを諦め、一般就職をするなり、行方不明になるなどする。しかし3人で1ポストを争うことになる。

非常勤ポストを増やしても解決にはならない。非常勤ポストも有限であり、毎年常勤ポストにあぶれた博士号取得者が2人生産され続ける限り、一時的バッファである非常勤ポストは早晩埋め尽くされてしまうからである

これを解決するためには、常勤ポストを増やすとよい。日本必要研究室は10個で常勤研究者は30人いれば十分なのだが、あらたに毎年研究者が生み出されてしまうからだ。しかしここで新たに常勤研究者を増やす場合には条件があり、それは、博士号取得者をこれ以上増やさないということである博士号を取得するものが現状より増えてしまったら、追加でポストを増やした意味がない。

新しい常勤ポストは、優秀な学生を生み出さな大学に設ける新規研究室に置くのがよい。この大学では毎年、近隣の高校からラテンアメリカ政治を学んでも良いと思って入学する何人かの生徒がいる。彼らを相手にしてゼミを開講するのだ。彼らは毎年、卒論と銘打ったものを出して満足して大学を概ね四年で巣立っていく。そうこうしているうちにゼミだけでは暇だろう、と教務課から声をかけられる。一二年を対象とした第二外国語スペイン語担当することになるだろう。入試試験官や保護者説明会に駆り出されるだろう。この大学から新しい博士号取得者が出ないのは当初の予定通りだが、教員自身教育雑用忙殺されて研究成果を生み出せなくなる。振り返って考えれば、彼は同学年でラテンアメリカを学んだもののうち、日本で2位もしくは3位の実力を持つものであるしかしこうするしかないのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:14

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2025-09-05

下方婚て女にはメリットないんだよね。男が家庭において女に求めるような家政婦的ケア気配り雑用能力あって慰安婦できる男いないし、そもそも女にはそういう支配欲少ないから。男の下方婚支配欲でしょ。足手まといの性欲チンコ妊娠出産リスク負わされ働いて暮らすより自分で好きな暮らしした方がよほどいいよ

男も下方婚できる時代じゃなくなってるんだから結婚しないか同年代妊娠出産子育て衣食住マネジメント負担をわかちあうかの二択なのに「女が下方婚しないのがワルイんだ!」つってるバカはそりゃ相手にもされんわ

Permalink |記事への反応(0) | 15:15

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2025-09-04

anond:20250904152104

事務局住所が市役所にあって、市の担当者兼務でやってるペーパー法人から3月継続するかはわからん

地域集落の振興を目的としたうんぬんみたいな法人で、実態地域雑用請負なんだが、細々とした雑用をやる人たちが何人か同じような立場で雇われているが、俺が一番若くてフルタイムはワイだけみたいな感じ。

ごねるなら、議員とか最悪市長かにも伝手はあって話はできなくはないんだが、ごねていいことはないだろうと思っててつらい。

Permalink |記事への反応(1) | 15:56

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2025-09-01

女が出来ない事:はい無能〜w給料から天引きしとくねw

男が出来ない事:本能から仕方ない!そんなのどうせ雑用!女にタダでやらせとけ!

女の犯罪:これだから女はw女に人権不要w

男の犯罪:人間って怖いね…(キリッ)

はーごみくそ

Permalink |記事への反応(0) | 18:55

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2025-08-28

anond:20250828103200

どういうこと?

>美味しいところはAにやらせろ 無給で評価されない雑用はBの役割 っていうアレですよ

これのAが女でBが男になる具体例が思いつかないので教えてください

Permalink |記事への反応(2) | 10:34

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anond:20250828101951

美味しいところはAにやらせ

無給で評価されない雑用はBの役割

っていうアレですよ

Permalink |記事への反応(1) | 10:21

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2025-08-25

なぜ日本世界で唯一奴隷性のない平和な国だったのか

大陸奴隷が当たり前だった

昔の中国韓国って、奴隷制度がめちゃくちゃ苛烈だったんだよ。

戦で捕まえた人間は即奴隷

家族ごと、子や孫の代まで一生解放されない。

農業土木兵士雑用も、ぜーんぶ奴隷任せ。

そんな中、奴隷制度を持たない日本は「お宝満載の無防備な国」に見えた。

日本を守ったのは“神の力”

じゃあなんで侵略されなかったのか?

それは古代から「神族の守護」があったから。

神族の血を引く者たちが、不思議な力で外敵を跳ね返してきたんだ。

海を荒らし艦隊を沈めたり、敵将の心を折ったり、雷で戦場を吹き飛ばしたり…まさに神業

神族の末裔、“弱者男性

神族の血を継ぐ戦士たちは「弱者男性」と呼ばれてた。

名前だけ聞くと頼りなさそうだけど、実際は不老不死で、何百年も姿を変えずに日本を守ってきた超存在だ。

弱者男性の固有能力(一部)

海神招来:嵐を呼び、敵船団を一瞬で壊滅させる

心折幻術:相手精神破壊し、戦意を消す

雷霆降下:天から雷を呼び、戦場を焼き払う

時流操作局所的に時間を遅らせ、味方を有利にする

変身術:姿を変えて敵陣に潜入、混乱を引き起こす

魂視:相手の心や過去を読み取る

命脈保持:老いず、病にもかからない不老不死

日本奴隷制度を持たなかった理由

彼らがいたおかげで、日本は大規模な侵略を許さなかった。

国内共同体ベースで回り、人は「物」じゃなく「人」として扱われ続けた。

大陸奴隷文化とはまるで真逆だったんだよ。

不老不死存在がなぜ消えたのか

不老不死なのに、なぜ今はほとんど姿を見せないのか。

理由は諸説あって、どれが本当かはわからない。

力の消耗説:最後大戦で力を使い果たし、ただの人間のようになった

封印説:あまりに強すぎる力が、神族自身の手で封じられた

混血希釈説:人間との血が混ざり、能力がほぼ消えた

潜伏説:今も生きているが、世界情勢のため姿を隠している

裏切り説:仲間の一部が神族を滅ぼす計画を立て、内部崩壊した

神族滅亡後の世界

神族が滅んだ今、弱者男性もその力を大きく失ってる。

不老不死ではあっても、もう海を割ることも雷を落とすこともできない。

でも、ひっそりと生き残っている者はまだいて、日本平和の裏で最後の砦として存在している…って噂もある。

Permalink |記事への反応(1) | 19:59

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2025-08-12

anond:20250812211224

極端ではあるが正社員以上のスペシャリストだったのがあれ以来正社員以下の雑用要員だもんな

Permalink |記事への反応(1) | 21:18

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2025-08-02

昔の上司の謎が解けた

上司宛にかかってきた電話を「全部自分解決して」って突き放したり

上司の指示のとおりに作業していてそれが間違っていたときに「私はこんなこと言ってないのになあ」とか周りにコソコソ言ってたのも

ちょっとした雑用とか備品のことについても「全部周りの人に聞いてやって」とか言っていたのも

あなたは何も知らなかったからなんだね

自分のせいにされたくなかったからそう言っていたんだね

あなたが異動したあとに周りの人から聞いたよ

増田さんの上司は、仕事自体もそれ以外のこともよくわかってなくて、わからないままやってた」って

あなたと一緒に仕事していた一年間、どうしていつも苦しかったのか、ようやく解決できました

たま〜に様子伺いに来るけど、もう二度と来ないでください

不快です

Permalink |記事への反応(0) | 13:44

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2025-07-31

大学馬術部がいかに終わっているか

タイトル大学馬術部が終わっていると書いたが、正確な表現ではない。

正しくは「大学馬術部を取り巻く環境が終わっている」のだ。

私は某大学馬術部に所属している。

大学によって状況は千差万別だろうが、基本的馬術部は馬術部の馬を所有している。

自前で厩舎を持っているところ、乗馬クラブに預託しているところ、いろいろあると思うが、共通しているのは「部の馬の飼養に必要な金を学生が払っている」ということだ。まあある程度は大学から予算を下ろしてもらっているだろうが、それでまかない切れるような額はもらえていないだろう。

足りない分は部費として部員からかき集めて払うことになる。が、大学生がそんな大金を持っているはずもない。よっぽどの大所帯でもない限り、日々のバイト生計を立てている学生から毟るにはあまりにも酷な額を請求することになってしまう。

ではどうやってその足りない資金調達するのか。その答えが、「使役バイト」であり、これこそが終わっている環境象徴でもある。

馬の世界の人は「使役」だけで呼ぶのでこの日記でも以後は使役とだけ書かせていただくが、使役というのは部単位で受けるバイトのことである

クラブ使役大会使役の2種類に大別されるが、私はクラブ使役には行ったことがないのでとりあえず大会使役の話をする。

しばらく使役カスさを語るフェーズに入るが、どうかお付き合いいただきたい。

大会使役簡単に言えば馬術大会雑用バイトである

障害馬術なら障害を組み立てたり、組み替えたり、撤去したり、競技中に馬が落とした横木(障害馬術検索して出てくる障害物のバー)を掛け直したり、馬が入退場する門を開け閉めしたり、出番が近づいた選手を呼び出したりする。

馬場馬術なら審判が付けた点数と短評を書き留めるセクレタリーという仕事をしたり、これまた入退場門を開け閉めしたりする。

大体土日の2日日程か金土日の3日日程。朝の7時くらいに始まって、夕方の4時5時くらいに終わる。それなりの確率でまとまった休み時間存在せず、短い時で実働7時間、長ければ10時間オーバー労働基準法的にはバリバリアウトなのだが、学生立場が弱いので何かアクションを起こしたりはできない。あと馬術部に残ってるような奴は過重労働に慣れているのでこなしてしまう。ある意味これが悲劇でもある。

そうしてもらえる日当が1人1日8000円~10000円くらいである。最低賃金1163円/hの東京でもそう。余裕で最低賃金を割り込んでいる。

そして交通費が出ないこともザラである。これが個人的使役カスポイントの最たる例であると思う。

世田谷馬事公苑みたいな例外を除いて馬術競技場は公共交通機関が死んでいるため、基本車で来る必要がある。たまに部車を持っているところもあるが、私のところは持っていないので毎回レンタカーを借りている。場所次第だが、2日間のレンタカー代とガソリン代を合わせると2万近くかかる。これは全部学生持ちである大会側が来てくれと頼んでいるのにである

はっきり言って普通社会では到底許容されない薄給労働と言えるだろう。

ちなみに基本使役で貰った日当は全て飼養費に充てられるため、学生の懐は一切温まらない。学生個人で見れば給料ゼロ長時間労働だ。これに慣れてしまうと、自分バイトをしている時間自分のために使える金を生み出している事実に嬉しくなってしまう。私がそうだ。これは人間として絶対に間違っている姿だと思う。

ここまで読んだ方はこう思ったのではないだろうか。「そんなにクソなら行かなきゃいいじゃん」と。これがそうもいかないのである

理由は主に2つ。

1つは、1度使役を断ると次の依頼が来なくなるから。まず基本クソ条件しかないので、まともな条件だけ選べばほとんどの使役依頼は消え去る。使役がなくなれば餌代を払うこともままならず、結局自分が困ることになる。環境改善を求めようと思ったら全国の馬術部が一致団結してストライキでも起こすしかないが、囚人のジレンマバリバリに働いて実現不可能である

もう1つが深刻な問題で、大会運営が身内だったりするからである。学馬連という組織があり、そこには様々な大学馬術部が所属するとともに、馬術界の偉い人が役員に就いているので、学馬連と絡みがある人が大会運営にいたりすればもう断ったりできないのだ。馬術業界は超をいくつ付けたらいいか全く分からいくらいのコネ世界。馬を手に入れるにも、技術を身に付けるにも、何につけコネがなければできないことが溢れている。関係性の悪化は常に自分の死を早めるのだ。部として存続するためには使役を受け続けなければならない。

馬術部員である以上使役からは逃れられない。使役はクソ。なので馬術部員である以上クソから逃れることはできないのである

ちなみにここまで使役をクソクソ言ってきたが、普段活動使役よりキツい場所もある。私のところがそうだ。金を出さないだけで金を取って行きはしない使役よりも、金を払って仕事をしている普段の方がある意味凶悪とすら言える。

なお、こんなことをしていてちゃん継続する部員がそうそういるはずもなく、入部した1年生が3年生になる頃には良くて半分、悪けりゃ1人も残らない。

使役で一緒になるどこの大学と話しても大体似たような状況だ。継続不可能になって廃部になったところも知っている。

まあ大学部活なんて物好きがやればいいと言われればそれまでだが、物好きすら継続が難しいような状態をずっと放置し続けている時点で学生馬術未来は暗い。

馬に乗りたいなら乗馬クラブに月謝を払って乗った方がずっといい体験ができるだろう。少なくとも、金を払って働くことはないのだから

大学馬術部に入るのはおすすめしない。

そこにキラキラした青春は待ってなどいない。青春に感じるかもしれないが、それはキラキラと輝いてはおらず、強烈な汗の臭いと馬糞と馬尿と埃とオガ屑に塗れたシロモノである。唯一輝いているのは馬の瞳だけ。それだけを励みにこの世のものとは思えないカスみたいな労働環境に身を置く覚悟がある奴だけが馬術部に入るべきだと思う。

少なくとも、こんなふざけた環境改善されるまでは。

そして、改善される日が来るとも思わないから、やっぱり馬術部はおすすめしない。

Permalink |記事への反応(29) | 02:54

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2025-07-26

anond:20250726034047

うそつき

ふしぎの海のナディア -Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%97%E3%81%8E%E3%81%AE%E6%B5%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2#%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E4%B8%80%E8%A1%8C

1875年5月31日まれ14歳

劇場版では17歳に成長、ロンドン見習い新聞記者(実際は雑用係)として働いている。

Permalink |記事への反応(2) | 08:45

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