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はてなキーワード:鉄緑とは

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2025-10-06

anond:20251006152105

概ね同意だが、難関高校うんぬんという部分は「鉄緑会」に置き換えたほうがいいのではないか

なぜなら筑駒大学入試対策の授業などしていないし

筑駒出身東大生で「高校のお陰で東大に入れた」などと考える人はまずいないから。

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2025-08-09

anond:20250809083846

カッペ低学歴ってネットのせいで鉄緑ドーピング説信じてるよなあ

Permalink |記事への反応(0) | 08:46

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anond:20250809082745

鉄緑指定校でも東大合格者は非鉄緑組のほうが割合高いんだぞ

Permalink |記事への反応(0) | 08:32

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anond:20250809082745

中学時代勉強天才としてその名を轟かせ、一年ほど適度に勉強して地方公立から塾もなしに難なく東大現役のワイ、普通に鉄緑組の文化資本と勤勉さと学問と地続きに養われた自己肯定感の前に敗れ、低みの見物

鉄緑批判はただの根拠のないルサンチマンで、本当に優秀なのは都会のエリート家系なんですよー

Permalink |記事への反応(0) | 08:31

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2025-08-04

dorawii@執筆依頼募集中

深層組のななほしという人が鉄緑SA出身っていうのも虚言なのかな?

ってお金がないみたいな趣旨とはずれるから関係ない話だっらな

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Permalink |記事への反応(0) | 19:00

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2025-04-27

anond:20250426165026

母校かな?って思うほど私が4年前に通っていた中高一貫校も同じ偏差値帯の管理型の学校だった。ガチガチに決まった制服の着こなし、挨拶の徹底、日誌、スケジュール帳の提出、週3の小テスト、落ちると再テスト、再テストに落ちると再々テスト私立なのに掃除スマホは朝教師に預けて夕方に返してもらう、ガチ管理型。

合わない子は2-3年目で自主退学したり、高校から通信に転校する。増田が言うようにイジメをしたり、同じように反発する子達と結託して若い教師に反抗して学級崩壊あるある

から2年目からは成績順でクラスけがされて、授業についていける真面目な子が集まるクラスとそうじゃないクラス生まれる。生徒のプライド競争心を煽るからこれで燃える子は成績が高いままキープできるけど、合わない子はますます反発する。

性質的には真面目なのにギリギリ真面目クラスに入れなかった子とかは焦りから塾に入って、塾の宿題学校課題オーバーワークでついて行けなくなり、成績上がらないまま大学受験微妙な感じで終わっちゃうんだよな、、

ここから受験アドバイス

こういう学校宿題の量が多いから下手な個別指導塾には入れない方がいい。宿題の内容自体も決して難しくはなく、教科書見れば解けるレベル。量が多いだけ。個別指導塾MARCH大学生勉強見てもらうのは時間お金も勿体無いと思う。

もし塾に入れたいなら駿台河合とかのプロ講師大人数に授業するタイプ集団塾が良い。学校提供する課金プログラムみたいなのがあればそれで十分、駿台河合も行く必要はない。受験テクニックみたいなのを教えてくれる直前講習くらいは行く価値があるかもしれないけど。

熱血指導絶対合格受験に勝つ!みたいなスローガンを掲げる宗教っぽい中規模の集団塾もあるけれど、これは同じ管理型なので入るとオーバーワークで詰む。あと単純に講師とか塾長思想キモいお勧めしない。

塾に入る時期は先取り学習高校範囲が終わる高校2年生あたりで良い。それまでは学校宿題ちゃんとやれば早慶・旧帝クラスには受かる。

東大に行きたかったら管理型の学校宿題は全部無視する方向性覚悟決めてもらって、中2までに鉄緑に入れて鉄緑に専念させればいいと思います。結局これ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:34

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2025-03-30

dorawii

高校国語科、少なくとも現国時間無駄では無かったか

私は別に理系崩れのように読解力が要らないとか言いたいわけではない。

しろ高校国語の授業は読解力を上げるのに1ミリも貢献しないか、あるいはあまりにもコスパが悪い構成になっていやしないか、と言いたいのだ。

目覚ましく有意義なのは小学校低学年の仮名のようなごく基本的文字を覚えることぐらいだと思う。

そして高校にもなると完全にネタが尽きるのか完全に惰性的な授業内容と化している気がする。

ただ文学作品とかを読ませるだけ。解釈を言い合わせるだけ。

「答え」が何で、その「答え」をどう導けばいいのか最後まで解説しない。

そのくせ定期テストでは「答えを出す能力」を要求してくる。

自分たちの授業が自分たちが突き付ける試験の成績向上に1ミリも貢献しなさそうなのは、つまり1ミリも読解力を上げるものになってないのは、何かのギャグではないのかと思わされる。

なんというか、完全に、6時間ないし7時間のなかで国語の枠を与えられてしまったので仕方なく尺稼ぎしているようにしか見えないんだよね。

出口の本を見る限り、中学生レベルの読解力が身についても、伸ばす余地と、その伸ばすために有効な読み方について教授できるネタはいくらでもあるはずなんだよね。

けれど実際の授業は現国キーワードの小テストとその余った時間の尺稼ぎをしているだけ。

もう高校生なんだから単語なんで自分で学べばいい。小テストはしてもいいからどうせ無駄な授業しかしないなら国語に50分も与えなくてよいのではないか。その分他の科目の時間を増やすなりネタがないなら前に複素数平面が増えたように履修内容を増やせばいいのではないか

そういえば鉄緑会は国語については「中受で培ったことでなんとかなるから乗り切れ」でフォローしないらしいな。

やっぱり「読解力」程度もの小学校出る時点で完成されているべき、されていて当然のものなのかもしれない。たかが、母国語解釈法でそんな教えるネタ探したってそりゃ無理が出るって。

それを中学高校以降も教える建前にしてしまっているかおかしなことになっているのかもしれない。

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Permalink |記事への反応(0) | 14:55

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2025-03-23

anond:20250322232331

さて、この長ったらしい「嘘くさい投稿」を読んで、どこが胡散臭い辛辣に指摘してやるか。感情たっぷり告白文章だけど、いちいち大げさでリアリティに欠ける部分が目につく。さあ、切り刻んでやろう。

「感慨もなく未練も皆無」の退職

5年以上辞めたいと思っていたのに、最後に感慨も未練もないって、ちょっと都合良すぎないか普通人間なら何かしら感情が残るものだよ。疲弊しすぎて無感情とか言い訳臭いし、むしろ「辞めて清々した!」ってポジティブ感情すら出てこないのは不自然ドラマチックに盛ってる感がプンプンする。

お受験コーデ」の保護者描写

「全身紺か黒の衣装」「炎天下でも喪服のような出で立ち」とか、具体性はあるけど漫画みたいに誇張しすぎ。確かに教育熱心な親はいるけど、こんな一様なファッション集団行動する保護者なんて現実味ゼロ。まるでカルト集団の設定みたいだ。しかも「何十万、何百万のブランド物」とか「ワインの箱詰め」「数十万円の商品券」とか、数字アイテムがどんどんエスカレートしていくのも、話を盛るのに必死な感じがする。リアル私立校でそんな貢物文化常態化してるなら、もっとニュースになってるはずだろ。

子ども意思尊重します」と言いながら…のエピソード

医学部強制された生徒の話とか、Fラン扱いされる私大志望とか、確かにありそうな話ではあるけど、いちいち会話がテンプレすぎる。「そんな名前も聞いたことのない大学ちょっと…」とか「本心を語れないだけだ」とか、まるで教育ママステレオタイプコピペしたみたい。実際の親子の葛藤もっと複雑で曖昧なのに、ここまで極端に分かりやすい悪役っぽく書くのは作為的すぎる。

ヘリコプターみたいな親」の過保護

「教科担任からプリントをもらいたい」と保護者面談で言う親とか、「うちの子を見捨てるんですか」とヒステリックにキレる話とか、確かに過保護な親はいるけど、ここまでコントみたいに分かりやすい行動を取るか?毎日顔を合わせる生徒本人じゃなくて保護者経由で要望って、現実なら「めんどくさい親だな」で済む話が、わざわざ大仰に「ヘリコプター」とか形容してる時点で創作臭が漂う。

生徒の「鉄緑ステータスと金持ちエピソード

鉄緑会に通うことがステータスとか、財布に数万円入ってるのが当たり前とか、卒業旅行海外北海道沖縄を連発とか、金持ち自慢が過剰すぎる。確かに私立中高一貫校には裕福な家庭の子もいるけど、全員がそんな生活してるみたいな書き方は現実離れしてる。しかも「呼び捨てカルチャーショック」とか「セクハラ発言オンパレード」とか、道徳的に最低な生徒像をこれでもかと詰め込んでるのが作為的。悪い部分だけ誇張して、バランス感覚ゼロだ。

教員集団怠惰描写

「年間50コマ近く授業を空ける教員複数」「休んだもん勝ち」とか、具体的な数字まで出してきてるけど、そんな無法地帯がまかり通る学校ならとっくに潰れてるだろ。職員会議ゴシップや授業中の訴訟暴露とか、確かにダメ教員はいるかもしれないが、ここまで組織全体が腐ってる設定は現実的じゃない。むしろ「頑張らないことが美徳」とか言い切っちゃうあたり、悪役キャラ作りすぎて笑える。

校長理事長無能エピソード

「○○小学校出身は無条件で不合格」とか、理事会思想が勝るって話も、具体性が逆に嘘っぽい。私立なら独自入試基準はあるだろうけど、そんな露骨差別発言校長がするなんてリスク高すぎるし、そもそも現場を知らない理事長がそんな細かい指示出すか?リアリティより「とにかくひどい学校!」って印象を植え付けたい意図が透けて見える。

ハラスメントを受けた「私」の悲劇

病気ハラスメント受けた話とか、自己愛性人格障害教員が若手を飲み会で育成とか、めっちゃ辛い目に遭ったアピールが強すぎて逆に胡散臭いしかも「校長調査すると言ったのに1か月後に入院」とか、都合よく話が宙に浮く展開がドラマすぎる。現実ならもっと臭い対応や結末があるはずなのに、ここまで綺麗に「誰も助けてくれなかった」って流れは作為的だ。

全体のトーンが過剰にネガティブ

保護者も生徒も教員校長も、誰も彼もがクズで、学校地獄みたいな描写が一貫してるけど、現実学校ってこんな極端じゃない。多少の腐敗や問題はあるにせよ、全部が全部こんなにひどいわけないだろ。愚痴を吐き出すにしても、ここまで徹底的に「全てが最悪だった」と書くのは、感情を煽るための演出しか見えない。

この投稿、確かにリアル愚痴っぽさはあるけど、いちいちエピソードが極端すぎて「本当にあった話」より「盛りに盛った創作」にしか見えない。辛辣に言えば、こんな学校実在するなら証拠出してみろってレベル。嘘くさい部分は、具体性と誇張のバランス崩壊してる点と、現実じゃありえないほど全員が悪役になってることだ。読んでて疲れるだけの駄文だよ、これ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:10

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2025-02-26

anond:20250226163214

わけたところで官僚になるのは都内進学校鉄緑組だからコネでなあなあにされるだけじゃないの

Permalink |記事への反応(1) | 16:33

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2025-02-12

難関大学に圧倒的に男子が多い理由

勉強もまた体力勝負から


例えば東大とか受かるには膨大な勉強量が必要なわけよ。いや自分別に大して勉強してないけどなーって言う人もいるが、無意識のうちに知識を吸収し思考力を高めてきた天才なので無視していい

とにかく難関大学に入るための膨大な勉強量をこなすのに、体力が必要なんだよ。この体力というのは、無理が効くということだ。鉄緑会みたいな、こんなの無理だろって量を無理やりこなすことに耐え、結果的ちゃんと力となるってことだ。

女子の体って全然無理が効かない。例えばスポーツ選手の体作りとか見てると分かるんだが、男性は滅茶苦茶な食事馬鹿みたいに運動するというやり方で体が耐えられるし、結果にも繋がってしまう。しか女性はそんなことできない。まず体調を崩すし、結果にもつながらない。

この圧倒的なフィジカル差が勉強量の差にならないわけがない

女子はどうしたって体力がない。瞬発力もない。だから、同じ期間内でどこまで到達できるか、ヨーイドン勝負をすると、どうしたって男子が有利になるんだろうなあと思う

Permalink |記事への反応(1) | 19:36

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2024-11-29

地方公立に行って後悔している -子供はできるだけ学費の高い学校に行かせたい

炎上しそうすぎて大幅改変になった現代ビジネス記事原案を供養。

(前編)

私は小中高と地方公立を出て、浪人して都内医学部卒業している。

東大生の親の6割が年収950万円以上」というデータ話題になったが、地方出身からすると、やはり医学部も華々しい世界だった。

まず医学部では「親が医者なのは当たり前で、教授講師と話す時も、世間話最初に「親御さんは医者?」が挨拶代わりになる。私の体感では、おそらく学生の半数近くが医者の子息だった。

ハリー・ポッターになぞらえて、両親が共に医者という人を「純血」、片方が医者だと「半純血」、両方とも医者ではない人のことは「マグル」と呼ぶ文化である。「マグル」は家系医者がいない学生が、自虐的苦笑いしながら使う単語だ。

しかし、「マグル」の学生も、平均的なサラリーマン家庭出身という人はほとんどいない。みな経営者や士業の家庭で、都心のタワマンが「実家」だった。

出身高校ほとんどがいわゆる「御三家」など、都内の名門私立高校が並ぶ。入学式の日、周りが何故か全員、初対面ではありえない打ち解け方で話していて困惑したものだ。

蓋を開けてみれば元々彼らは中高の同級生だったかSAPIX鉄緑会などの有名塾で一度は顔を見知ったメンバーだったのだ。

私のように地方公立から、塾にも行かずに来たという子は全く見当たらなかった。

大学生お金がかかる。私も美容や服飾、外食旅行を楽しみたかったので、多い時は週9でバイトを3つ掛け持ちして、必死時間お金に変えた。

学費家賃生活費などは親持ちだったが、その他は自分バイト代で賄うように言われていた。

けれどここではバイトを親に推奨されるというのは珍しく、むしろ禁止」される方が普通だ。特に家庭教師OKでも、高卒フリーターと一緒に働くような飲食店などは禁止されている子が多い。

そのため、そういったバイトをしたいお嬢様は、親に隠れてこっそりやることになる。私も、友達給料明細の送付先を、私の一人暮らしの住所にするなど「協力」したことがある。

この「バイトをしたい」とはもちろん、お小遣いが欲しいという意味ではない。「人生で一度はやってみたい」「大学生っぽいことがしたい」という、興味と好奇心でやる子が多かった。

こういう子達は、1回で何十万とする美容代や旅行費も全て親の負担だ。ブランド物も親のカードで買い放題。

限度額は聞いたことがないので分からない。この顔ぶれの中で「限度額」などという貧乏くさい言葉を口にすることすら憚られた。

当然、金額理由に遊ぶ場所を決めることもまずない。味や質、美しさ……綺麗な概念ばかりで話し合いが進む中、頭の中で電卓を弾き、時給計算などしているのは私だけだった。

ここまでの話だけ聞くと、「地方出身庶民階級社会に直面してショックを受け、格差に悩む」というあらすじになりそうだが、私はそのような気持ちになったことは、実は全くない。

実際のところ、これまで属した集団の中で、大学は一番居心地がよかった。なんせ周りの人間ほとんどが私より頭が良く、私より裕福で、性格も曲がっていないのである普通暮らしていて、不快にさせられることはほとんどない。

尊敬できる人ばかりの中に混じり、今までしたことがなかったような華やかな経験を教わることは、とても刺激的で楽しく、毎日面白かった。

地方公立の狭い世界のみみっちい基準で「神童」だの「お嬢様」だのとくだらないことを言われて暮らすよりもよほどいい。周りのやっていることがバカバカしく思えて退屈することも、足を引っ張られて苛立つこともない。

まれて初めて自分が全てにおいて下位、いやほぼ底辺位置する環境に身を置いたが、劣等感を持つどころか、なんて気が楽なのだろうと感動した。

要するに「上には上がある」といっただけのよくある話なのだが、私はその「上」の存在を知って心の底から安堵したのである

(中編)

私が育ったのは地方都市のド真ん中。東京で「都会」と言うと笑われるが、下手に「田舎」と言うと顰蹙を買う、そんな街だ。近くの有名大に行かず、わざわざ地元では知名度の低い都内大学に行ったのは、その街にとことん嫌気がさしたからだった。

先祖代々続く大病院家系などではないので、決して高い身分ではないのだが、私も一応、医者の娘ではある。ちなみに、母親医者ではないので「半純血」だ。

金銭的な理由から受けられない大学もあったし、贅沢三昧という訳ではなかった。だが、本当の意味生活に困ったことはないと思う。

「全身脱毛費用自分で稼いでいる」というだけで、大学の中では十分「苦労人」のポジションだったが、それだけだ。学費家賃も、いくらかかっているのか知らないまま生きてきた。

そもそも、私の家庭ではそういうことを詮索するのはタブーだった。三階建てのまあまあ広い一軒家に住んでいたが、幼い好奇心で「この家、いくらしたの?」などと聞こうものなら、なんて下品で失礼なことを言うのかと眉を顰められた。

よって親の学歴自分大学受験をするまで知らなかったし、収入は今でも知らない。なんとなく肌感覚で予想はできるが、聞いたことはない。

わざわざ地方公立の小中高に進んだのは、習い事練習時間を確保するためだ。物心つく前からピアノヴァイオリン新体操などを習っており、そちらを人生の軸に据えたかった。そのため、進級が厳しく勉強時間を取られる中高一貫私立を避けた。

しかし、その選択のせいで、私は信じられない世界を目にしてしまう。

校内のヒエラルキートップにいたのは、我が家クローゼットより狭い団地に住むヤンキー達だ。暴力窃盗などの犯罪行為、くだらない揉め事が起こるのは日常風景だった。後ろの黒板にはデカデカ卑猥言葉が書かれ、授業中も大声で教師に反抗する。共用部の壁には穴が開き、「アスベスト発生注意!」と貼り紙がされるも、その意味理解できない生徒がまた上から穴を開けていた。

一番呆れ返ったのは中学校で、「廊下に繰り返し大便をしてそのまま片付けない人がいる」という全校集会が開かれた時だ。まるで動物園だ。

外で障害を持った通行人を取り囲んでからかい面白がって恫喝している場面にも遭遇したこともあり、これが同じ人間なのかと目を疑った。

まれからこの環境しか知らなかったにもかかわらず、私はこちらの方がよっぽど馴染めなかった。いや、大学の時と違って、馴染む努力をする気にもなれなかった、というのが正しいだろうか。

ことわっておくが最初から「知能」だの「貧富」だの、そういうことで差別意識を抱いていた訳ではない。ただ、そんな概念が生まれる前の、何も知らない子供の目からしても、違和感を覚えることがたくさんあった。

何か作業をする時、見るから効率の悪いやり方で苦労しているのが理解できなかった。建設的な話し合いができず、どれだけ分かりやす説明しても話が通じないことが不思議だった。卑猥な話で大喜びするのも、暴力で強さを誇示するのも、正直バカバカしいと思っていた。

何よりも嫌だったのが、その層に漂うあの独特な僻み根性、卑屈な被害者意識のようなものだ。

クラスナルミヤの服が流行り、皆がメゾピアノポンポネットの服を自慢する中、私はいつもラルフローレンバーバリーの服を着ていた。ナルミヤに興味もあったのだが、親の趣味で買ってもらえなかった。

その時、私は価格の差など何も知らず、愚痴のつもりでこう発言してしまう。

「みんないいなあ、うちの親、ラルフローレンばっかり買ってくるからもう飽きちゃう

たったこの程度であからさまに数人の目つきが変わり、その後も悪意を持ってこの発言拡散された。

子供が「他人の服をそうやって価格で値踏みしており、それを恥ずかしげもなく表に出す」という感性は初めて見るものだったし、それが物凄く卑しく思え、正直ドン引きしてしまった。

自分性格が良いというつもりは全くないが、もし私が逆の立場になったら、そんな態度は絶対に取らなかっただろう。そのような言動は「悪い」というよりも「恥ずかしい」からだ。

たとえ内心で反感や嫉妬は覚えたとしても、そういう行動は自ら「私は負けています可哀想な貧民です!」と宣伝して歩いているとしか思えないではないか

別に私にとって服は値段ではなく、ナルミヤは負けではなかったのに。

万事がそういった雰囲気だった。

まり勉強をしすぎるとバカにされるので、「カースト上位」のグループに属している子は実は勉強ができても、学校テストではわざと悪い点を取るなど工夫していた。実際に勉強している時間を「テレビを見ている」と嘘をつき、親から聞いた内容を覚えてから学校に行くという話も耳にしたことがある。

何もかもが面倒くさかった。先入観などなくても反射的に、彼らに対して「卑しい」という軽蔑が沸々と湧いてきて、止められなかった。

お金学力のあるなしなんてどうでもいい。ただ、それによって勝手に「見下された」「自慢された」と思い込んで攻撃性を発揮してくる、その人間性を見せられるとやはり「見下す」以外の感情が湧かない。

そういう人を表すぴったりの言葉は「育ちが悪い」しか思いつかないのだ。

そして、その思いが強くなればなるほどに、そんな低俗差別的感情を持つ自分に対してもまた同じように「卑しい」と自己嫌悪に陥った。

よく「人を見下している」「お高く止まっている」と悪口を言われたが、次第にそれが事実になってしまっていることも自分では分かっていた。

やがて進路を変更して医学の道に進んだ私は、この自らの醜さにも似たもう一つの「卑しい世界」を嫌というほど味わうことになる。

体力面の自信のなさからほとんどの医学部生が就職するような「ブランド病院」とは程遠い、「ハイポ(仕事量、労働時間が少ない)だけど治安が最悪な風俗街の病院」に就職したのだ。

(後編)

立地や将来性、指導体制などを考慮せず、「あまり働かなくていい」「給料が高い」というだけで風俗街の病院に流れ着くような医者は、まあロクな層ではない。街の治安と相応に、職員民度も低かった。

病院があるのは中途半端田舎だ。ここでは娯楽が、酒と性とギャンブルゴシップしかない。

都会で大学生活を過ごした同僚たちも、その鬱屈した思いからか、段々と空気が荒んでいった。

数ヵ月経つ頃には、口を開けば下ネタと自慢や武勇伝他人悪口や噂話、そして「女性職員容姿を採点し、デブやブスと言って大笑いする」といった、聞いているだけで気が滅入るような下卑た話題ばかりが出るようになった。

百歩譲って内輪だけの飲み会でやってくれればいいのだが、職場の男女共用のスペースで大声を出して話しているのは、流石に品性を疑ってしまう。

「このバッグは何十万円した」「今月はいくら使った」などという、赤裸々すぎる金額事情ストレートに自慢してくるのにもびっくりした。今まで出会った医者の中で、そんな恥ずかしいことを嬉々として吹聴する人間は一人もいなかった。

彼らの鬱憤の矛先は、「見下している相手」により強く向けられる。

立地が立地なので患者層もあまり良くなく、社会的地位が低かったり、生活に困っていたりする患者が多い。それをストレス解消とばかりに、裏で笑いながら蔑むのが、病院の常になっていた。

気持ちは分かる。確かに、あそこまでかけ離れた階層の人たちと関わるのは、正直つらい。頭がおかしいのかと思ってしまうようなクレーマーもいる。貧困のために清潔が行き届いておらず、吐き気を催すような悪臭涙目で耐えて処置をすることもある。病院に来ているのに、こちらが一生懸命になっても、まるで治す気がないのか?という横柄な態度を取る患者もいる。

救急車がタダだから生活保護は医療費がタダだからと、まるでタクシー無料相談のように使う人のせいで、本当に必要な人に医療が行き渡らなくなることもある。

特に槍玉に挙がるのは「せいほ(生活保護)」と「プシコ(精神疾患)」、「痴呆(認知症)」である。他にも、「ホームレス」「反社」「デブ」「ババアジジイ」「底辺」「貧乏」「キチガイ」など、診察室を一歩出れば、とても患者には聞かせられないような、ありとあらゆる差別用語が飛び交った。

バカにされるのは患者だけではない。看護師も同様だ。ある同期が看護師に怒られた時、「大学を出てないから分からないんだろ」「低学歴が」とあまりにも直接的に吐き捨てるのを聞いたことがある。

一方で看護師たちの当たりも強かった。いや、当たりが強いというか、私達とは、元々装備している語彙がそもそも違うのだ。

特に怒っている訳ではなくでも、「ちょっと邪魔!」「うるさいよ」といった風な、私達が「初対面の人に対して一度も発したことがないような言葉」を、まるで当たり前のように使ってくるのだ。

これにはかなりギョッとする。私達が急いでいても「すみませんちょっとよけてもらえますか?」と言うのは、別に敬っている訳でも遜っている訳でもなく、これしか適切な語彙が浮かばいからだ。

根本的な問題は、学歴収入の高低ではなく、培われた文化の違いなのだ。「そんな風に人間を扱う文化」に染まりたくない気持ちが勝り、同じ土俵で言い返す気にもなれない。

きっとこれは、一生分かり合えない感覚なのだろう。

病院の同僚医師たちも、私立医学部卒業している人間が多く、元々それほど育ちは悪くなかったはずだ。しかし、あまりカルチャーショックに耐えられず、段々と人格が歪んでいった……いや、歪めていくしかなかったのかもしれない。

地方にいた頃の私のように——。

医者政治家など「救う仕事」をする人間に、できるだけ庶民感覚を取り入れるための方策として、「学費を下げる」「お金が足りなくても成績優秀者が医学部や名門大学に入れる枠を作る」といったことが推奨されているのをよく見る。

しかし、ことの本質はそう単純なものではないように思える。

実際に、現状の医師たちの間でも、「国立は苦労していて性格が悪い」「私立は裏口で頭が悪い」といった論争があり、お互いに見下しているような風潮が一部ある。

それを、もっと幅広い層の人間を混ぜたからと言って、お互いに馴染めるとは思えないのだ。

同業者の間で「もし自分の子供を行かせるなら私立がいいか公立でもいいか」という話が出ることがある。この話題は、温室から一度も出たことがない人ほど「公立でもいい」と言いがちだ。

公立の良い所として、「早いうちから色々な階層の人と関わって免疫をつける」というものが挙げられるが、私はそれこそが最大のデメリットだと思っている。皮肉なことに「その経験の多さ」こそが、差別偏見選民思想を強め、分断を生むことになるのだ。

免疫どころか、触れれば触れるほどウンザリして、アレルギー反応を起こすようになってしまう。様々な階層人間存在を見せたいのなら、同級生として一緒くたに扱われるのではなく、ボランティアでもすれば十分ではないか

からこそ自分が多様な層と関わった経験があったりする人ほど「子供絶対私立」と言う。もし他が全て同じ条件なら、学費の「高い」方に行かせたいという発想すらある。

「知らなくていい世界を知らない育ちの良さ」というのは、その後いくらお金を積んでも手に入らない。一生もの財産だ。

社会の下層と徹底的に隔離され守られてきた人は、「みんな同じ人間差別は良くない」という綺麗事を良い意味で本気で信じ、汚れのない心で生きていける。

しかしたら私の親は、私を「世間知らず」にしたくなかったのかもしれない。だが私は「知ってしまった」ことを、後悔している。

もし子を持つことがあったら、我が子には私のような性根の歪んだ人間になってほしくない。

一生温室で、綺麗な世界だけ見ていられるように、可能な限り守ってあげたいと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 17:19

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2024-08-01

「非鉄」

東大志望の学生鉄緑会に入っていない人のことを 「非鉄」 と言うらしい。

鉄緑会に入ることが原則になっていて、あまりにも気持ち悪い。

Permalink |記事への反応(0) | 00:59

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2024-06-26

学歴トーク大好き芸人の皆さんです!anond:20240626100644

norinorisan42 平均的に裕福な方が有利としても、国公立大学学費が抑えられているからチャンスがある以上、シャッフル可能性を狭める提案に乗っかるのは愚かだと思う/というか「どうせ」とか安直に断じる意見しかない

2024/06/26リンク yellowyellowyellowyellowyellowyellowyellowyellow



crimsonstarroad これ世帯年収1090万円で可能なんだろうか。"都内中高一貫男子校に進学する。親が教育熱心で、校舎が学校の近くにあるSAPIX鉄緑会"

2024/06/26リンク yellowyellowyellowyellowyellow



TakamoriTarou 「持続可能社会とはAさんの子供がAさんであるだけでは成り立たず、Bさんのように1世代社会的地位が上昇する人間がいなければならない」はい。で、Aさんの祖父母は概ねBさんだったはずなんだがと言う話もしたい。

2024/06/26リンク yellowyellowyellowyellow




IthacaChasma東大卒の子東大に入れる確率20%ほどだと言う。高いようで実は低い。地方の親や、高卒の親や、お金のない親からも優秀な子は生まれるし、そういう子らが東大に入れなくなるのは良くない社会だと思う。

2024/06/26リンク yellowyellowyellow



arrack 男の格安の寮って設備等がボロくて周囲環境も劣悪で防犯も難ありでしょ。それって男が優遇されていることになるの?単にないがしろにされてるだけでしょ。トイレもそうだが日本女性のこの辺の認識はやっぱりおかし

Permalink |記事への反応(0) | 11:30

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東大生に対する一般的な見解

以下は、提供された文章を読みやすく整理したものです。

二人の東大生比較

Aさんのプロフィール
Bさんのプロフィール
東大生多数派と少数派
  • 多数派はAさんのような生徒で、進学や塾に苦労せず。
  • 少数派はBさんのような生徒であり、その実態は筆者自身体験したもの
家賃補助制度について
経済的差異と影響
社会的な意義

感想

AIに要約されると、感情というか、情念のようなものがごそっと抜け落ちて、熱が感じられなくなるな。

さらに100文字にしてくれと言うと「東大生経済的背景は多様で、一部は裕福な家庭から来ているが、全員がそうとは限らない。特に地方出身者には大きな経済的課題があることを考慮すべきだ。」ってしてきたんだけど、これじゃものすごい一般論で、一瞬で流されて終わりだもんなあ。

国立大学費の件は、Bさんのような学生には助成金を出すから問題ないのだ、と言われがち。だけど、助成金って恣意的に選べるから問題が多いんだよねえ。そこら辺もそう言った壁にぶつかったことのない人たちの発想だなと思いました。昔は大学運営側にわかる人たちがいたんだけど、今はそこすら固定化された階級の人々によって運営されているから、見えてないんだと思う。

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東大生どうせ親ガチャSSRだし国公立学費安いし値上げしろ

って言うやつ、半分正しいよ。でも半分間違ってる。なんで半分かって、東大生の親の世帯年収1000万以上が大体半分だから

2人の東大生を例にして比べる。

Aさん

男。埼玉都市部出身。親の世帯年収1090万。私立小学校から都内中高一貫男子校に進学する。親が教育熱心で、校舎が学校の近くにあるSAPIX鉄緑会に通っていた。周りが東大を受けるので、自分もなんとなく東大を目指して無事現役合格上智出身の親には喜ばれる。大学には埼玉実家から通う。週に2回、時給3500円の鉄緑会の塾講師バイトをしている。奨学金は周りも借りてないし、親にも何も言われなかったので借りていない。旅行好きで、年に数回海外旅行に行く。

Bさん

女。九州田舎出身。親の世帯年収780万。小中と地元公立校で、習い事ピアノ公文高校県内トップの共学公立校に進学する。家や学校の近くに校舎がないので予備校にも通わない。高卒の親には東大受験を反対されたがそれでも押し切って東大を志望する。高校受験対策に手厚く、なんとか東大現役合格。月5万の奨学金を借りて進学を許される。2年間の家賃補助制度で3万円安くなった、6万3千円のマンション一人暮らし。時給1150〜1500の飲食バイト塾講師バイトを掛け持ちして週5〜7働き、たまに単発の派遣治験もして、学費生活費自分で工面している。旅行好きで、バイトを休めれば年に数回国内旅行に行く。

実際の東大生マジョリティはAさんである。進学にも塾にも苦労していない。しばしば、Aさんはアイデンティティや進路、モテないことに悩んでいる。(そのくらいしか悩める不遇がないんだろう)

一方、数%だが確かに存在するのがBさんである。なぜならBさんは筆者だからだ。(多少脚色を加えている)そして、東大がいま家賃補助制度対象として増やそうとしているのもBさんのような学生地方出身女子学生だ。

家賃補助制度女子優遇批判を受けがちだが、その実あれは反対派が捲し立てるほど良いものではない。対象地方出身女子学生、期間は2年間だけで、3万円支給されるわけでなく家賃が3万円差し引かれる。対象物件についても、あくま大学が選んだ数十の物件から10希望まで選んで抽選になるのだが、大抵は元の家賃が8〜12万かつ大学から1時間近くかかる物件も多く、「2年間、ちょい安でやたら遠い部屋に住む」ということになる。問題根底は、地方出身男子学生がよく格安の寮に住んでいる一方で、地方出身の女が入れる寮がほとんど無いことだ。

その他の問題性別の要素を差し置いても同じだ。

Bさんは週6回働いても、時給が3倍のAさんが週2回働くのと同じ給料しかもらえない。時給の高いバイトは大抵、高校時代に通っていた予備校や、中学受験経験に左右される。Bさんは予備校OGでもないし、中学受験勉強内容は特殊で、普通に公立中に進んだBさんは学んでいない。だからBさんは時給が安く、東大生の中での評判も悪い個別指導塾で働くか、激務の飲食バイトで早朝や深夜に働く羽目になる。東大生バフで時給1500円になる個別指導塾バイト時間外労働が多くて、実質時給1250円程度、だから多くのAさんのような東大生は時給も待遇も良い家庭教師や準備時間にも時給が発生する集団指導塾を選ぶのだ。

Bさんは本来なら周囲の大人に「Bちゃんは頭がいいんだね」と言われながら、地元県立大学心理学部に行くとか、短大に行って看護師になるとかが関の山だった人間だ。そうならなかったのは本人の才能と努力に加えて周囲の人間比較的寛容だったからでしかない。優秀な両親の頭脳社会的地位を受け継ぐAさんが難なくある程度良い大学に行けるのは本人の努力ではないとまでは言わないが、決して難しくない。持続可能社会とはAさんの子供がAさんであるだけでは成り立たず、Bさんのように1世代社会的地位が上昇する人間がいなければならない。

いまBさんは月8.5万のバイト代と5万の奨学金で53万の学費を支払い、月に使える生活費は9万。Aさんなら親が出してくれるかもしれない交通費教科書代も、Bさんにとってはバカにならない。この時点でまず進学は不可能だ。学費が年10万上がると、月の生活費は8万円になる。帰省交通費を出すので精一杯で、旅行には行けなくなる。

学費を年10万くらい値上げしたって平気だ。どうせ親ガチャSSR勝ち組人生なんだろ。金持ちはいくらでも払わせておけ。という言説は多くの東大生において確かに正しいが、それが当てはまらない東大生こそ、増やすべきなんじゃないのか。たとえBさんは自分の通ってる間に値上げがなくても、自分の苦労を思えばこそ、未来自分と同じような学生の苦境を想像して、自分のような学生が将来減ってしまうことを想像して、値上げに反対しているのだ。Aさんたちはどうせ知ったこっちゃないだろうから別に黙ってればいいけどさ、少しくらい想像力を働かせてくれてもいいんじゃないかな。

(追記:地方世帯年収780万なら東大じゃなくても、旧帝大でも医学部でも行けるだろ、という意見に対して

個人学歴キャリア問題としてなら分からなくもないですが、マクロ的に見ると、本来東大に受かる能力のある人が東大に行けないというだけで社会的損失だと思います。もちろん個人問題としても、学費免除が使えれば/あと少し世帯年収があれば/あと少し地域間教育格差がなくなれば/格安学生寮に住めれば/せめてあと10万円くらい学費が安ければ通えていた第一志望の大学に通えないというのは、残念なことです。また、Bさんタイプの家は「女は勉強できなくていい」と思っているので、たとえ隣県の医学部に入れるお金があっても、その代わりに県立大学に通わせて、余った金で新車の軽を買い与えます学費値上げの話と直接関係しないので省きました。

ちなみにAさん、Bさんの例は色々脚色を加えてはいますが、それぞれの全体的なバランスは極めてリアルものだと思います

皆さんが指摘している通り、Aさんも決して特段「富裕層」というほどではありません。Aさんは親が教育に熱心で積極的投資しているだけで、普段生活は極めて普通一般市民のものです。かつBさんも決して「貧困層」などではなく、少なくとも生活には困らず、そもそも大学に進めている時点で恵まれています。筆者は学費免除になる年収400万円以下の苦境で東大に進んでいる人たちを心から尊敬しています

ただ、学費が値上げされて困るのは誰か、現状変更によって「今はギリギリ通えているがこれから難しくなるのは誰か」というだけの話です。)

(じゃあ例の有志たちみたいに表立って実名抗議活動するかと言われると、下手に公安に目つけられたら将来国家公務員になりにくくなるのかな?とか考えるし、自分キャリア人質に取られてる気分ですね。。あ〜あ、東京大学の辛いとこね、これ)

Permalink |記事への反応(47) | 10:06

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2023-12-08

anond:20231208044627

鉄緑会」なんて懐かしい名前だなあ、と思ってぐぐったら、今こんなことになってるのか。

昔は代々木の小汚いビルをあちこち借りてやってた普通の塾だったのに、少子化時代でも成功するビジネスはあるもんだな。

Permalink |記事への反応(0) | 05:30

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2023-11-14

anond:20231114212111

大切な自分のこどもをジャニーズ宝塚に入れるぐらいなら、SAPIXとか鉄緑会に入れたいよ…。

Permalink |記事への反応(1) | 21:29

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2023-11-03

anond:20231103181756

生涯学習時代だし、大人でもシニアでも希望すればサピや鉄緑に入れる社会にしたいね

若者と肩を並べておっちゃんおばちゃんが難しい数学に取り組む姿は若者側も刺激をもらえるし、講師すら解けない医学数学過去問の解法をおじいちゃんが見つけた日には大盛り上がりしそう。

Permalink |記事への反応(0) | 18:21

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2023-11-01

anond:20231101193026

ガキンチョの親は四谷大塚SAPIX鉄緑にはジャブジャブするけど差のつかない保育なんか一銭でもケチろうとするし

公立教師だって保育の延長ぐらいにしか考えてねえだろ

はてな民なんかその典型じゃん

教師バトンがどうとか言ってかわいそかわいそしたって、あんなん票を左右するほど盛り上がるわけねえよ

そもそも本音がそれなんだから

Permalink |記事への反応(0) | 19:35

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2023-10-25

朗報医学がまた進歩する

人間として生きている以上、癌になる可能性を0にすることはできない。

もちろん、大型哺乳類遺伝子研究と応用研究が発展して癌の発生自体抑制することができるようになる可能性も0ではないが、それは難しいだろう。

まり自体を発生させるのではなく、発生した上で既に治療の難しい状態となった癌をいか制御するかが鍵になる。

癌の進行を抑制し、抑制に伴う副作用抑制する。

例えば、これまで「余命1年」と宣告されていたであろう状態の癌でも、生活の質を下げることな10年間は生きられる状態になったとすれば、癌による悲劇を減らすことができる。

「それでも10年経ったら死ぬんじゃないか!」と言われそうだがそれは癌に限った話ではなく間質性肺炎腎不全糖尿病にも言えることだ。10年間あれば十分に家族との時間を過ごし、やり残したことも少なくなるだろう。

今年度で俺の初期臨床研修が終わる。そしたら再び地元を離れて母校に帰り、発生学の研究を行なっている講座に入る予定だ。

日本の皆様、いや人類の皆様。

医療の新しい発見は目前だ。

市立図書館SAPIX鉄緑会にて鍛えられたこの俺の頭脳があればね。

それではまた会おう。

Permalink |記事への反応(2) | 18:47

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2023-10-15

そもそもみんな文科省教育ことなんか大して期待してないじゃん

自分とこのガキの教育となったら具体的に頼るのは鉄緑SAPIXあたりで、公立小学校なんかどうせ託児の延長ぐらいにしか考えてねえだろ

もちろん「財務省が悪い!!!」つってるはてな民なんか特にそう

Permalink |記事への反応(1) | 07:48

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2023-09-30

anond:20230925133441

大学生の時公立中学生をメインターゲットにした個別指導塾講師していた。元増田の塾と客層はかなり近いと思う。やってみてわかったことだけど、塾の生徒はこの4パターンに分けられると思う。

地頭が良く、やる気がある生徒

地頭は良いが、やる気の無い生徒

地頭が悪いが、やる気はある生徒

地頭が悪い上にやる気もない生徒

まず①のような生徒は、レベルの低い塾にはそもそも来ることはない。鉄緑会のような、レベルの高い授業を集団ゴリゴリ進めるような塾に通う。我々には縁のない生徒である

次に②のタイプの生徒。やる気はないため宿題はやってこないことが多く、学校の成績も定期テスト勉強のやる気が出ずサボった時は成績が悪い。しかし、地頭が良いため学校の授業と塾の授業で2回授業を聞いただけで、宿題課題を熱心にやらずとも理解できてしまい、テストで点数が取れてしまう。受験においても結構良い成果を上げてくれるため、進学実績が欲しい塾としては重宝する生徒だ。

そして③のタイプ地頭が悪く授業で一度説明しただけではなかなか理解してくれないが、言われたことはしっかり守ろうとする子が多く、宿題ちゃんとやってきてくれる。理解できてない部分を見極め、適切な指導課題を出してあげれば、もともと成績が低くめちゃくちゃマイナスの方向に振り切っていたのが、(またまだマイナスの域だったとしても)プラスの方向に成績が上がるため、成績向上の実績として分かりやすく、我々ともしても助かる生徒だ。

最後に④のタイプレベルの低い塾の7から8割はこのタイプの生徒だ。授業で何回教えても理解してくれない。宿題もやってこない。定期テストの点数も変わらない。(むしろ悪くなることが多い)ただ、我々の一番メインの客層のため、彼らからお金をたくさん落としてもらわないといけない。だから定期テスト全教科の平均点が前回より下がっていたとしても、前回より上がった科目のみをピックアップし親御さんに、「成績上がってますよ!もっと他の講座取って成績アップしましょう!」と営業をかける。ぶっちゃけ塾に行っても行かなくても大差ない。彼らの今の脳みそで受かる学校しかからない。

Permalink |記事への反応(0) | 10:38

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2023-09-06

anond:20230905190857

教員の過労問題しかり、こういう現場問題はどんどん広めてほしい

しかしやべえよな日本

医師にまでこの仕打ちだよ

このままだと、医学部に行くはずだった優秀な受験生が、東大京大とかの一般理系学部に流れてしまうのではないか

高校時代は数オリ物理オリで活躍し、満を持して医師になり、鍛えた頭脳患者さんを診断するゴールデンルートがあった

それがよくてエンジニア、下手すると情報系、コンサル金融関係虚業に流れてしま

厚労省文科省は、医師仕事やりがい中高一貫校鉄緑会に出向いて講演すべきだろう

Permalink |記事への反応(0) | 11:48

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2023-07-06

大学から大企業投資だ、SAPIX鉄緑東大からJTC→ショボい なぜなのか

投資家が塾で判断するわけないだろうがよ

日本で一番マシというレッテルで一生生きろ

俺を攻撃して世界に追いつければいいね

一生俺を攻撃して無駄になれお前の人生

Permalink |記事への反応(0) | 01:21

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2023-07-01

anond:20230701104622

サピックスとか鉄緑会が海外大向に本気出してないだけだろ

Permalink |記事への反応(1) | 19:29

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