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「適正化」を含む日記RSS

はてなキーワード:適正化とは

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2025-09-12

anond:20250912161928

せやけど増田

医者っていうか栄養指導では揚げ物を食べるなとは言われてないんや

菓子パンとか炭物水化?をやめろっていうか適正化しろっていわれたんや。。。

菓子パン安いしすぐ喰えるし、だけどそんなに好きじゃなかったから今はやめた。

それで値は良化してんや

Permalink |記事への反応(0) | 16:43

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2025-07-19

anond:20250719162849

神谷宗幣見てみた


独立行政法人男女共同参画機構法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律

2025-06-20 反対

独立行政法人男女共同参画機構法案

2025-06-20 反対

社会保険労務士法の一部を改正する法律

2025-06-18 賛成

ギャンブル依存症対策基本法の一部を改正する法律

2025-06-18 賛成

外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件

2025-06-13 賛成

手話に関する施策の推進に関する法律

2025-06-13 賛成

スポーツ基本法及びスポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律の一部を改正する法律

2025-06-13 反対

社会経済の変化を踏まえた年金制度機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律

2025-06-13 反対

環境影響評価法の一部を改正する法律

2025-06-13 反対

盗難特定金属製物品の処分の防止等に関する法律

2025-06-13 賛成

信託業法の一部を改正する法律

2025-06-13 反対

令和五年度国有財産無償貸付状況総計算

2025-06-11 反対

令和五年度国有財産増減及び現在額総計算

2025-06-11 反対

令和五年度一般会計歳入歳出決算、令和五年度特別会計歳入歳出決算、令和五年度国税収納金整理資金受払計算書、令和五年度政府関係機関決算

2025-06-11 反対

食品等の流通合理化及び取引適正化に関する法律及び卸売市場法の一部を改正する法律

2025-06-11 反対

日本学術会議法案

2025-06-11 反対

公立義務教育諸学校等の教育職員給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律

2025-06-11 賛成

日本国自衛隊イタリア共和国軍隊との間における物品又は役務相互提供に関する日本国政府イタリア共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件

2025-06-06 賛成

日本国自衛隊フィリピン軍隊との間における相互アクセス及び協力の円滑化に関する日本国フィリピン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件

2025-06-06 賛成

行政書士法の一部を改正する法律

2025-06-06 賛成

資金決済に関する法律の一部を改正する法律

2025-06-06 賛成

円滑な事業再生を図るための事業者金融機関等に対する債務の調整の手続等に関する法律

2025-06-06 賛成

貨物自動車運送事業適正化のための体制の整備等の推進に関する法律

2025-06-04 賛成

貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律

2025-06-04 賛成

労働施策総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律等の一部を改正する法律

2025-06-04 反対

公益通報者保護法の一部を改正する法律

2025-06-04 賛成

株式会社地域経済活性化支援機構法の一部を改正する法律

2025-06-04 賛成

航空法等の一部を改正する法律

2025-05-30 賛成

譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律施行に伴う関係法律の整備等に関する法律

2025-05-30 賛成

譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律

2025-05-30 賛成

保険業法の一部を改正する法律

2025-05-30 賛成

国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議案

2025-05-28 賛成

令和五年度特別会計予算総則二十一第一項の規定による経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書

2025-05-28 賛成

令和五年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書

2025-05-28 賛成

令和五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書

2025-05-28 賛成

令和五年度一般会計原油価格物価高騰対策及び賃上げ促進環境整備対応予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書

2025-05-28 賛成

人工知能関連技術研究開発及び活用の推進に関する法律

2025-05-28 賛成

炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律及び資源の有効な利用の促進に関する法律の一部を改正する法律

2025-05-28 反対

国会議員選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律

2025-05-28 賛成

災害対策基本法等の一部を改正する法律

2025-05-28 賛成

千九百九十五年の漁船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約の締結について承認を求めるの件

2025-05-23 賛成

職業上の安全及び健康並びに作業環境に関する条約(第百五十五号)の締結について承認を求めるの件

2025-05-23 賛成

海洋法に関する国際連合条約に基づくいずれの国の管轄にも属さな区域における海洋生物多様性保全及び持続可能な利用に関する協定の締結について承認を求めるの件

2025-05-23 賛成

民事裁判情報活用の促進に関する法律

2025-05-23 反対

老朽化マンション等の管理及び再生の円滑化等を図るための建物の区分所有等に関する法律等の一部を改正する法律

2025-05-23 賛成

森林経営管理法及び森林法の一部を改正する法律

2025-05-23 賛成

原子力規制委員会委員杉山智之君及び神田玲子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

社会保険審査委員に浦野真美子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

中央社会保険医療協議会公益委員飯塚敏晃君及び本田文子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

労働保険審査委員菅野淑子君及び齋藤育子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

日本銀行政策委員会審議委員に増一行君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

日本放送協会経営委員会委員榊原一夫君、大草透君、岡田美弥子君、藤本雅彦君及び田渕正朗君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

公害等調整委員会委員中村也寸志君及び大瀧敦子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

預金保険機構理事田口紀子君及び島村英君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

公認会計士・監査審査会委員宮本佐知子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

個人情報保護委員会委員長に手塚悟君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

原子力委員会委員吉橋幸子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

人事官川本裕子君を任命することについて同意を求めるの件

2025-05-21 賛成

電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律

2025-05-21 反対

防衛省設置法等の一部を改正する法律

2025-05-21 賛成

下請代金支払遅延等防止法及び下請中小企業振興法の一部を改正する法律

2025-05-16 反対

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律及び住民基本台帳法の一部を改正する法律

2025-05-16 反対

情報通信技術の進展等に対応するための刑事訴訟法等の一部を改正する法律

2025-05-16 賛成

特別会計に関する法律の一部を改正する法律

2025-05-16 反対

重要電子計算機に対する不正行為による被害の防止に関する法律施行に伴う関係法律の整備等に関する法律

2025-05-16 反対

重要電子計算機に対する不正行為による被害の防止に関する法律

2025-05-16 反対

特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法五条第一項の規定に基づき、特定船舶入港禁止実施につき承認を求めるの件

2025-05-14 賛成

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律

2025-05-14 反対

参議院情報監視審査会規程の一部を改正する規程案

2025-05-09 賛成

参議院規則の一部を改正する規則

2025-05-09 賛成

東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター設立する協定の第二次改正の受諾について承認を求めるの件

2025-05-09 賛成

千九百九十四年四月十五日にマラケシュ作成された世界貿易機関設立するマラケシュ協定サービス貿易に関する一般協定日本国特定約束に係る表の改善に関する確認書の締結について承認を求めるの件

2025-05-09 賛成

航空業務に関する日本国ルクセンブルク大公国との間の協定の締結について承認を求めるの件

2025-05-09 賛成

航空業務に関する日本国チェコ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件

2025-05-09 賛成

国会法及び議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律

2025-05-09 賛成

地域自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律

2025-05-09 賛成

株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律

2025-05-09 賛成

船員法等の一部を改正する法律

2025-04-25 賛成

漁業災害補償法の一部を改正する法律

2025-04-25 賛成

情報処理の促進に関する法律及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律

2025-04-25 賛成

経済上の連携に関する日本国インドネシア共和国との間の協定改正する議定書の締結について承認を求めるの件

2025-04-23 賛成

所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国アルメニア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件

2025-04-23 賛成

所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国トルクメニスタンとの間の条約の締結について承認を求めるの件

2025-04-23 賛成

所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国政府ウクライナ政府との間の条約の締結について承認を求めるの件

2025-04-23 賛成

児童福祉法等の一部を改正する法律

2025-04-18 反対

鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律

2025-04-18 賛成

電波法及び放送法の一部を改正する法律

2025-04-18 賛成

自殺対策基本法の一部を改正する法律

2025-04-16 反対

日本国自衛隊我が国以外の締約国軍隊との間における相互アクセス及び協力の円滑化に関する日本国我が国以外の締約国との間の協定実施に関する法律

2025-04-16 賛成

港湾法等の一部を改正する法律

2025-04-16 賛成

労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律

2025-04-11 賛成

海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律

2025-04-11 反対

裁判所職員定員法の一部を改正する法律

2025-04-11 賛成

国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律及び米州投資公社への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律

2025-04-11 反対

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律

2025-04-09 賛成

独立行政法人国際協力機構法の一部を改正する法律

2025-04-09 反対

道路法等の一部を改正する法律

2025-04-09 賛成

放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件

2025-04-01 賛成

令和七年度政府関係機関予算

2025-03-31 反対

令和七年度特別会計予算

2025-03-31 反対

令和七年度一般会計予算

2025-03-31 反対

山村振興法の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

棚田地域振興法の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

土地改良法等の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

大学等における修学の支援に関する法律の一部を改正する法律

2025-03-31 反対

関税定率法等の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

地方交付税法等の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

地方税法及び地方税法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律

2025-03-31 賛成

所得税法等の一部を改正する法律

2025-03-31 反対

公害健康被害補償不服審査委員八木貴美子君及び山田広樹君を任命することについて同意を求めるの件

2025-03-26 賛成

中央更生保護審査委員に辻惠介君を任命することについて同意を求めるの件

2025-03-26 賛成

情報公開・個人情報保護審査委員中里智美君、武藤京子君、稲山文男君、芳仲美惠子君、寺田麻佑君、木村琢麿君、佐藤郁美君、中村真由美君及び久末弥生君を任命することについて同意を求めるの件

2025-03-26 賛成

Permalink |記事への反応(0) | 16:43

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2025-07-06

anond:20250706202652

ただでさえ狭い上に核家族化で世帯数がこの80年で爆増して都市集中で人が住む土地の実質面積が爆減してたらそりゃ不動産価格上がるしかない

少子化というか人口適正化だよな

Permalink |記事への反応(0) | 20:42

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2025-07-02

経済の“底”から豊かさをじわっと育てる政策、つくりました

----

「成長か、縮小か」の二択ではなく、社会の“足元”からじわじわ豊かさを育てていこうという政策です。

読んでいただいて、ココがだめ、ココをこうしたほうがいいとか、……ちょっと、ココはいいとか、褒めてもらえたり、改善点を指摘してもらえたりして欲しいです。


ざっくり内容を要約すると以下の通りです。

経済成長」でも「脱成長」でもなく、何が正解か誰にもわからないなら、せめて土壌を整えるのが政治役割だと思っています

成功者に賭けるんじゃなくて、誰もが芽を出せる環境を整える方向です。

対象は大きく3つの層:



この3層に向けて、5本柱の政策で仕組みごと整え直します:

  1. 社会保障を持続可能に(保険料適正化高齢者富裕層からの再分配)
  2. 働くことの再評価最低賃金ケア労働報酬見直し
  3. 再建の支援ベーシック・オキュペーションなどの“やり直し制度”)
  4. 地域経済の循環(地元お金仕事も回す仕組み)
  5. 公正な財源(資本課税大企業優遇是正


成長分野を「選ぶ」のではなく、誰がどこで芽を出すかわからいからこそ、政治がやるべきは **芽が出やす環境づくり** だと思っています

財源や制度設計も、個人でできる限りの範囲ちゃんと考えてみました。

タイトルは「経済改善 —— 成長でも脱成長でもない、もうひとつ選択肢」 (https://rodoto.org/policy/economy-improvement/ ) です。

でも正直、限界もあります。穴もあるかもしれません。

なので、フィードバックをもらえたら本当に助かります


https://anond.hatelabo.jp/20250702155152 とのマルチポストです。マルチポストしてすみません

Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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ぼくのかんがえたさいきょうの経済政策を作ったのでご指導ください

最近、いくつか「ぼくのかんがえたさいきょうの政策シリーズって記事を書いたんです。

反応はほぼなく、Googleアナティクスも、ずっと一桁を示し続けています。寂しいです。

けど、めげずにまた書きました。経済政策です。

タイトルは「経済改善 —— 成長でも脱成長でもない、もうひとつ選択肢」 (https://rodoto.org/policy/economy-improvement/ ) です。

「成長か、縮小か」の二択ではなく、社会の“足元”からじわじわ豊かさを育てていこうという政策です。

読んでいただいて、ココがだめ、ココをこうしたほうがいいとか、……ちょっと、ココはいいとか、褒めてもらえたり、改善点を指摘してもらえたりして欲しいです。


ざっくり内容を要約すると以下の通りです。

経済成長」でも「脱成長」でもなく、何が正解か誰にもわからないなら、せめて土壌を整えるのが政治役割だと思っています

成功者に賭けるんじゃなくて、誰もが芽を出せる環境を整える方向です。

対象は大きく3つの層:



この3層に向けて、5本柱の政策で仕組みごと整え直します:

  1. 社会保障を持続可能に(保険料適正化高齢者富裕層からの再分配)
  2. 働くことの再評価最低賃金ケア労働報酬見直し
  3. 再建の支援ベーシック・オキュペーションなどの“やり直し制度”)
  4. 地域経済の循環(地元お金仕事も回す仕組み)
  5. 公正な財源(資本課税大企業優遇是正


成長分野を「選ぶ」のではなく、誰がどこで芽を出すかわからいからこそ、政治がやるべきは **芽が出やす環境づくり** だと思っています

財源や制度設計も、個人でできる限りの範囲ちゃんと考えてみました。

でも正直、限界もあります。穴もあるかもしれません。

なので、フィードバックをもらえたら本当に助かります

Permalink |記事への反応(3) | 15:51

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2025-06-30

3人の子を抱え飢えた「シングルマザー」が“生活保護”を申請せず「餓死」を選んだ理由…「報道」が伝えなかった“国ぐるみ”の「適正化政策」の“弊害”とは?

2025年6月29日 8時48分弁護士JPニュース

 

から38年前の1987年1月23日北海道札幌市白石区で、シングルマザーとして小学生から中学生までの3人の子どもを育てていたコトミさん(仮名・当時39歳)が、遺体発見されました。死因は「栄養失調による衰弱死」、平たく言えば「餓死」でした。



ま た こ れ か

Permalink |記事への反応(0) | 11:04

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2025-06-28

農家ってほんまゴミカスだな、

今まで

補助金チューチュー税金チューチュー既得権益ウマウマしてたくせに

ちょっと適正化しようとしたら途端に文句

ジャップゴミの見本だな

Permalink |記事への反応(2) | 13:12

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2025-06-26

DV交付金住民訴訟判決が思ってたより酷かった

先日、東京都対暇空のBOND住民訴訟(DV補助金裁判)の判決が出た。結果は後者の敗訴。

元より研究者の間では「この裁判はよくて五分五分」といった形で、敗訴の方はある程度予想されていた事だった。

しかしいざ出た判決文を読んでみると、色々内容が酷かったので軽くまとめてみる。



🔍問題点の整理と分析

① 「一体的実施が“想定されていた”からOK」とする裁判所の認定

判決文では次のように述べられてる。


本件団体は、若年被害女性支援事業に基づき「ボンドのイエ」を、セーフティネット交付金により「ボンドのイエANNEXアネックス)」を実施していた。

都は「アウトリーチ」や「一時保護」「自立支援」は若年被害女性支援事業、「ステップハウス支援」はセーフティネット交付金と明確に区分されており、重複はないと主張。


問題点

これは行政側の整理論だが、判決ではこのような役割分担を「相乗効果があるから一体的実施が想定されていた」として違法性否定

しか「想定」や「相乗効果」などは交付要綱の法的要件ではなく、あくま行政運用的な理屈に過ぎず

要綱の目的が「経費の重複防止」にある以上、「想定されていたからセーフ」という論理は不十分だと思われる。


② 「経費が重ならなければ同一事業でも交付可能」との行政判断容認

裁判所は都の判断(=同一対象でも経費が重複しなければOK)を違法とはしなかった。


問題点

要綱等では「交付対象事業区分」が求められており、単に「経費の重複回避」だけでなく「事業のものが別であること」が要求されている。

裁判所が「経費が被らなければ実質同じ事業でもOK」という判断容認すれば、実務上の交付金目的使用・使い回しが隠れ合法化される可能性あり。


発注部局の相違を無視した「同一団体なら整理可能論理の危うさ

本件では、

・若年被害女性支援事業福祉保健局(仮)

セーフティネット交付金生活文化局(男女平等参画課)

と、発注部局が異なるのに、「同一団体なら全体の支援方針のもとで調整可能」とされています


問題点

実際には部署間での情報連携が不十分で、支出の二重化チェックが不可能体制になっている。(と仮定連携が十分にされていたらそもそもこの様な問題担当者レベルで共有・問題となり、ストップがかかる……筈)

団体複数部局から補助金を出していても、都が一元的審査体制を持たない場合、重複支給リスクが常に存在するだろう。BOND以外でも起こり得る問題である


🎓️結論

結論としては、この判決ロジックを許容してしまうと

同一内容でも「年度が違う」「書類の上で経費が被っていない」ことを理由に、

異なる部局から複数補助金合法的出せてしまい、

制度上の整合性抑止力が損なわれ、チェック不可能かつ悪用やす構造が温存されることになると推察される。



🧩核心

事業目的・内容が違う」と主張しながら

→翌年度には同じ内容を別名で請求している矛盾


事実1】R3年度の説明東京都・BOND)

・「ボンドのイエ」は若年被害女性支援事業委託料)対象

・「ボンドのイエANNEX」はセーフティネット強化支援交付金DV交付金対象

→都は「事業目的と内容が違う」「明確に区別している」と主張

裁判所もこの主張を追認し、よってR3では「別事業」と認定された。


事実2】R4年度の実態

ボンドのイエANNEX」が若年被害女性支援事業実施計画掲載されており

場所提供の実績にも「ANNEXでの受入」がカウントされている。(例:内閣府報告や東京都資料

→つまり、R3ではDV交付金対象としていた「ANNEX」をR4では支援事業委託事業)の一部として使っている。


矛盾点】

項目        R3年度            R4年度

ボンドのイエ     支援事業委託)        支援事業委託

ボンドのイエANNEX  DV交付金事業ステップハウス)  支援事業委託)に含まれている


実施内容は同じなのに、資金請求先・制度枠だけ変わっている

→ 都は「目的が違う」と主張するが、R4では矛盾して同じ枠に統合している


👓️推測される東京都言い訳ロジック

・「R3は創設初年度なので新規性があり、ステップハウス事業として別立てにした」

・「R4は継続事業新規性が薄れたので、包括的支援事業統合した」

・ 「経費が重複していなければOK制度問題はない」

しかしこれは交付要綱や実施要綱の「事業目的範囲を明確に区別する」要件に反している。

BOND側が便宜的に交付金の枠を「切り替えて」請求しているだけで、実施内容自体は同じでは無いか

これは制度的チェックが実質無効化される前例になりかねないと思われる。こんな判例だした地裁…さすが「頭痴裁」と呼ばれる所以か。


🎓️結論

都・BONDの「形式的区分」は名目しかなく、実態としては「同一事業を別会計で回していた」可能性が高い。

R3の段階で「ANNEXを別事業」としたのは「財源別け」のためのテクニカルな処理であると思われる。

→実際には、R3・R4を通じて一体の居場所提供自立支援事業継続しており

これは補助金適正化法の趣旨(重複補助の禁止目的使用禁止)に反する可能性がある。




以上が総論だが、今回の裁判、何故かはてなや5chなどの一部のサイトでは

「事前に判決を知っていたかの様に」敗訴を叫び煽っていた人達がいたけど

何故彼ら(彼女ら)は事前に判決を知る事が出来たのだろうか?これが一番の不思議

Permalink |記事への反応(6) | 11:10

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2025-06-24

リベサヨ界隈「チームみらいはナチス!」「チーズみらい!」「テック右翼!(テクウヨ)!」「襲撃されて当然!」

リベサヨ的に1mmでも気に入らないとネトウヨ

つかパヨさんって気に入らん相手暴力振るったり、蔑称付けてキャッキャするのを躊躇ないね


(チームみらいのOTCの話、きちんと「修正」される結果、排除の論理内包する立派なディストピアへと着々と近付きそう。協力する医療者も弱者排除肯定的だったら、もう終わりだろう。ナチスホロコーストに手を貸した精神科医のように、今度は医療適正化を御旗に粛清が始まるか)
https://x.com/emthbls/status/1936268278521094421

政治についてあまり言及しないというスタンスなんだけどこれは言いたい、某エンジニアリング政党って増田で言われているテクウヨ (テック右翼) そのまんまじゃんね
https://x.com/zeriyoshi/status/1936412711107309584

安野とかチームみらいに期待してるやつってナチスなの?
https://x.com/hawks__fan/status/1936433668844847591

参政党もナチスだしチームみらいもナチスだしどうしようもねーな。
https://x.com/eyasuyuki/status/1936487964739035508

安倍晋三カルトとつるんで殺されたのと同じで、差別ヘイト正当化したツケじゃないか。安野は暇空と同一人物疑惑もあるからな。
https://x.com/fqoffmisootoko/status/1937401055739875599

チーズみらいはナチスかぶれのテクウヨ政党だろ。その自覚が無くて被害者ヅラしているからスゴイ。「右でも左でもない普通の日本人」と..
https://x.com/fqoffmisootoko/status/1937399219909984276

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2025-06-08

マレリ破産ジヤトコ早期退職が示すEV時代サプライヤー再編

はじめに

マレリが米国連邦破産法11申請検討しているという報道、そしてジヤトコ40歳以上を対象早期退職を募ったという報道が相次いだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb783d75258e5196dc3cb8a52546f09ddb8df227

https://news.yahoo.co.jp/articles/200a24a3c9a3f9e7c7017ccdba31917e2e0812db

両社はいずれも内燃機関ICE)寄りの部品比率が高いサプライヤーであり、EV化の波と高金利環境の二重苦が顕在化した象徴的事例だ。これらの動きはサプライチェーン全体にどのような波及をもたらすのか。以下、公開情報を基に業界再編トレンドを整理する。

EVシフトが突きつける3つの現実

部品点数の激減

EVでは変速機、排気システム、燃料配管が不要または簡素化される。需要急減に対して固定費削減が追いつかない。

金利上昇とレバレッジ経営限界

金利時代LBOや大型設備投資で膨らんだ有利子負債キャッシュフローを圧迫する。

OEM内製化・共通化の圧力

統合プラットフォーム化が進むと、サプライヤーは数量・単価の両面で削減要請を受ける。

次に警戒すべきリストラ兆候

海外拠点清算や売却を先行させ、国内リストラを“次のカード”として温存している

時間軸で見る再編シナリオ

6〜12か月以内

ICE比率の高い企業は追加の人員適正化国内拠点統廃合を打ち出す可能性大

DIP融資資産売却でしのぐケースも、銀行団姿勢次第では一気に再生手続きへ移行

1〜3年

EV専用部品への転換が進まない中堅部品メーカー連鎖的な統廃合が発生

OEM側はeアクスルやソフトウェア制御を内製化し、既存部品メーカーの受注枠が縮小

3年以上

国内OEM同士のプラットフォーム共用化が深まり、重複部品調達が一本化

生き残るサプライヤー研究開発受託モジュール統合ビジネスシフト

まとめ

マレリとジヤトコの動きは氷山の一角にすぎない。EV化、金利上昇、OEM戦略の変化という三重構造変化に対し、ICE依存度の高いサプライヤーは規模の如何を問わず事業縮小かビジネスモデル転換を迫られる。既に海外子会社清算早期退職を匂わせる企業散見され、2025〜2030年は「雇用の量」よりも「雇用質的転換」が焦点となるだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 01:08

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2025-06-02

anond:20250601193509

🔻記事の主張

備蓄米の売渡しにおいて、業務用(外食中食給食等)への販売禁止されていることに強く不満。

業務用を排除する合理的理由がない」と主張。

米穀店の多くは業務用中心であり、小売で古古古米は売れないと断定。

家計支援というより、POSデータ操作するための見せかけの政策ではないか疑念を呈している。

✅正しい政策目的趣旨(前提事実

目的あくま家計支援内食

政府公式発表では、物価高騰が続く中で「家計負担軽減」「民間在庫適正化」が政策目的である

不特定多数消費者への小売」限定は、「業務用に回して利益確保」より「消費者が安く米を直接手に入れられること」が狙い。

困窮層に向けた安価選択肢提供

古米等であっても一定品質が保たれており、値上げ続きの米価に対し「量を確保しつつ安価商品」が必要

利益を確保できる業者ではなく、実際の消費者に行き渡ることが重要視されている。

業務用に回すと“価格効果”が見えにくくなる

給食外食弁当などに使われれば、消費者が「安い米が出回っている」と実感することはできない。

政策効果の「見える化」には、小売価格の低下と市場への可視性が重要

記事筆者の誤認と批判問題点

視点 誤認内容 実際の正しい理解

業務排除 「なぜ業務用を禁止するのか合理的理由が示されていない」上記の通り、政策目的に照らして業務排除妥当消費者支援可視性確保のための合理的設計

消費構成 「消費の多くは業務用、そこを除外するのは現実的でない」業務用消費が多いのは事実だが、支援対象業務用事業者ではなく、家計である目的が違う。

消化義務家庭内消費の40%が古古米に」など極端な仮定家計支援政策であって“全家庭が消費する”設計ではない。自主選択であるため、均一的な強制消費割合など存在しない。

Permalink |記事への反応(0) | 10:42

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2025-05-23

anond:20250523171714

その話するなら中小企業潰せって話になるけど

日本人口当たりの小売店飲食店の数がアメリカの倍くらいある資本分散国家で、欧米主流の経済モデル通用しない

各々が余裕をもって在庫を抱え込んだ結果、安全マージン突破して食糧供給破綻させたのが今回の話であり、

これを適正化するならそこら辺のドラッグストアだのコンビニだの牛丼屋だのおにぎり屋だのを潰して整理する必要がある

もしくは統制販売回帰するかだよ

Permalink |記事への反応(2) | 17:26

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2025-05-14

anond:20250514184455

ChatGTPを根拠にするならDeepResearchか、せめてo3+Web検索くらいは使って欲しい。

今回はo3+Web検索なので出典URLは最小限に留められたが、DeepResearchであればURL付きで出典リストまで示してくれる。

ご存じの通りURL無しの出典リストはあてにならない。

Prompt:以下の投稿ファクトチェックをお願い。根拠となる資料リンクを必ず含めて。出典が示されていないWebページの記述無視すること。■[元増田コピペ]

o3+Web検索出力:

思考時間3分56秒

以下では 「刑務所の年間コストいくらか」「生活保護の年間コストいくらか」 を、公開されている一次資料公的統計に基づいて検証し、投稿内の数値( 「刑務所 300〜400 万円」「生活保護100〜150 万円」 )と照合します。結論を先にまとめると――

最新の国の支出規模を用いて試算すると、

刑務所矯正施設)… 1人あたり約 4.7 〜 5.0 百万円/年

生活保護国庫分のみ)… 1人あたり約 1.8 百万円/年

生活保護(国+自治体)… 1人あたり約 2.4 百万円/年

したがって、投稿の「刑務所 300〜400 万円」「生活保護100〜150 万円」という値は どちらも過少 であり、「刑務所の方が高い」という方向性は正しいものの、差額は投稿が示すより小さい ことが分かります

---

## 1.刑務所矯正施設コスト

項目 最新データ 出典
-------------------- ----------------------------- -------------
刑事施設関係予算2022年度) 1,977 億円法務省矯正パンフレット
年末受刑者人員2022年末) 35,843 人(受刑者)/41,541 人(被収容者計) 『令和5年版犯罪白書

### 年間コストの試算

1,977 億円 ÷ 41,541 人 ≒ 4.76 百万円/人・年

受刑者だけで割ると 5.52 百万円/人・年)

* この額には職員給与施設維持費・医療費等が含まれる。

* 参考までに、法務省資料には “生活費分” として 1人 1日 2,179 円 という数値(年換算 約 80 万円)も併記されているが、これは食費などの「直接費」だけで、職員人件費等は別。

*研究・講演資料では「年間 300〜320 万円」という引用もしばしば見られるが、それらは上記の直接費部分だけを抜き出して概算した値であることが、国会図書館レファレンス日立財団講演資料 ([hitachi-zaidan.org][1]) でも確認できる。

---

## 2.生活保護コスト

項目 最新データ 出典
---------------------------- ----------------- --------------
生活保護国庫負担金(2022・令和4年度当初) 約 3.7 兆円(国が3/4負担厚生労働省資料
保護人員2022年度月平均) 2,024,586 人厚生労働省被保護者調査

### 年間コストの試算

負担分 3.7 兆円 ÷2.02 百万人 ≒ 1.83 百万円/人・年

国が3/4、自治体が1/4を負担するため、総事業ベース では

3.7 兆円 ÷0.75 ≒ 4.93 兆円 → 2.44 百万円/人・年

- 県資料でも「1世帯あたり年間2,063 千円(月額17.2 万円)」という実績値が報告されている 。

- 単身高齢者現金給付部分(生活扶助住宅扶助)は概ね月7〜9万円(年80〜110万円)だが、医療扶助が平均でほぼ同額上乗せされるため、現金給付額だけで全体コストを論じるのは不完全。具体的な扶助基準例は厚労省Q\&A や各労働局資料確認できる。

---

## 3.比較評価

区分投稿公的データによる試算
------- ---------- ----------------------------------
刑務所コスト 300〜400 万円 約 470〜550 万円(全額)
生活保護コスト100〜150 万円 約 180 万円(国負担のみ)〜 240 万円(国+自治体

方向性 :刑務所の方が高コストである点は事実

規模感 : 最新の統計を用いると、刑務所 :生活保護=約2 : 1。投稿の「約3 : 1〜4 : 1」は過大。

原因 :刑務所側は人件費施設費が大きく、生活保護側は医療扶助コストの約半分を占める。直接給付だけを比較すると差が開き過ぎるので注意が必要

---

## 4. 信頼できる情報の探し方

1.刑務所コスト法務省矯正局の予算資料犯罪白書に集約されている。

2.生活保護コスト厚生労働省生活保護負担金(予算)」と「被保護者調査(実績)」を組み合わせると1人あたり金額計算できる。

3.二次情報個人ブログ等)は、公的統計のどの部分を引用しているか必ず確認する。出典の無い記述エビデンスとして用いない。

---

### 主要出典リスト(順不同)

1.法務省矯正局『刑事施設関係予算概要』(2022年度)

2.法務省『令和5年版犯罪白書収容人員統計

3.法務省『令和2年版犯罪白書』直接経費

4.国立国会図書館レファレンス刑務所コスト

5.日立財団シンポジウム資料 ([hitachi-zaidan.org][1])

6.厚生労働省生活保護制度の現状について』(3.7 兆円)

7.厚生労働省被保護者調査(令和4年度確定値)』

8.沖縄県資料生活保護費の実態」(世帯年額 2,063 千円)

9.厚労省Q&A基準例を紹介するサイト基準額表付き)

10.鹿児島労働局資料最低賃金生活保護比較」(扶助基準

11.犯罪白書(食費543円/日の預算額

12.e-Stat刑事施設一日平均収容人員

13.厚生労働省医療扶助適正化資料医療扶助が半分)

14. Kagoshima労働局資料(令和5年度比較

15.朝日新聞記事生活扶助基準検証

---

### まとめ

刑務所生活保護ともに投稿金額実態より低い。

最新データでは刑務所生活保護の約2倍 の公費負担

単純な「現金支給額」だけではなく、医療扶助人件費 を含めた総額で比較するのが必須である

[1]:https://www.hitachi-zaidan.org/mirai/01/symposium/presentation02-03.html "高齢者犯罪における加害と被害 -日立財団"

Permalink |記事への反応(1) | 20:09

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2025-05-10

anond:20250510114613

飲食店長とかドブラックだから店舗が減ることで業務量が適正化されてくんじゃね?

まぁ飲食社長ドブラックだから減って分人減らすんだろうけど

Permalink |記事への反応(0) | 11:51

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2025-04-01

日本インフレ要因の考察デフレ円高経済学正当化

日本インフレの三要因とそのメカニズム

日本インフレは、(1)財政支出の増加 (歳出増)、(2)労働組合過激化による賃金物価悪循環、(3)円安の進行によって加速していると考えられます

以下では、これらのメカニズム経済学的に考察し、最終的にデフレ円高日本経済にとって望ましい選択であることを示します。

(1) 歳出増とインフレメカニズム

政府支出の増加は、総需要の押し上げを通じてインフレを加速させる。特に日本の歳出構造には以下の問題がある:

A. 総需要増加によるインフレ圧力

歳出増加は、ケインズ型の有効需要管理政策に基づくが、以下のようにインフレ助長する:

B.財政政策の持続不可能性と期待インフレ
結論

歳出削減を通じて、総需要適正化し、財政の信認を回復することが求められる。

(2)労働組合過激化と賃金物価悪循環経済学考察

日本における労働組合過激化は単なる賃上げ要求ではなく、賃金物価悪循環を生む点が問題である

以下、このスパイラル経済学メカニズム説明する。

A.賃金物価スパイラルの基本構造

このメカニズムは、フィリップス曲線の長期的無効性に基づく。

まり、長期的には期待インフレ率が上昇し、賃上げが追いつかない形でインフレが加速する。

B.コストプッシュインフレフィリップス曲線の変形

労働組合が「名目賃金の引き上げ」を主張すると、企業は「物価転嫁」で対応するため、実質賃金は上昇せず、結果として労働者の実質購買力改善しない。

結論

デフレ環境下では、労働組合賃金圧力が和らぎ、物価安定が確保できる。

労働市場の柔軟性を高めることが、インフレ抑制のカギとなる。

(3)円安インフレ関係:国際マクロ経済学分析

円安は輸入コストを増加させ、インフレの大きな要因となる。

特に日本のような資源輸入依存国では、為替レートの変動が物価に与える影響(為替パススルー率)が高い。

A.為替パススルーインフレメカニズム
B.貨幣購買力説と円高の有利性
結論

円安政策継続すると、インフレ圧力継続し、実質賃金が低下する。

逆に、円高にすることで、コストプッシュ型インフレ抑制できる。

結論デフレ円高こそが日本の最適解

(1)デフレ有益である理由
(2)円高が望ましい理由

インフレの原因である歳出増・労働組合過激化・円安是正し、デフレ円高誘導することこそが、日本経済の安定と成長につながる。

Permalink |記事への反応(1) | 14:08

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2025-03-06

東北新幹線内併結中止時のダイヤ案(ChatGPT)

はじめに

東北新幹線東京新青森間の幹線と、途中で分岐する山形新幹線福島新庄)および秋田新幹線盛岡秋田)のミニ新幹線系統から成ります

現在山形新幹線「つばさ」列車福島駅で東北新幹線の「やまびこ列車と、秋田新幹線こまち」は盛岡駅で「はやぶさ列車と、それぞれ併結・切り離しを行い東京まで直通運転しています​。

しかし併結運転ダイヤ編成上の制約を生み、東北新幹線本線の高速運転に影響を及ぼす要因となっています

提案では、山形秋田新幹線東北新幹線の併結を取りやめることを前提に、東北新幹線速達性を最優先した最適ダイヤ案を検討します。

現在東北新幹線では東京盛岡間で写真のようにE5系はやぶさ」(緑)とE6系こまち」(赤)の併結運転が行われています

併結相手となる車両性能に合わせる必要があるため、旧来はE3系こまち」を併結すると最高速度275km/hに制限されていました​。

最新のE5+E6編成では320km/h運転可能ですが、併結そのものを解消すれば車両性能差による速度制約や連結・切り離し作業時間を排し、ダイヤ編成の自由度が向上します。

また、福島駅で「つばさ」を併結する際には、やまびこ列車上下本線を横切るため下り線を2度塞ぐ必要があり、これが大きなボトルネックになっています​。

併結をやめ別々に運行すれば、こうした平面交差の支障も発生せず、本線ダイヤの安定化に繋がります​。

速達列車最優先の運行方針

東北新幹線本線については、速達タイプの「はやぶさ系統による高速運転を最優先します。

具体的には、はやぶさ列車東京仙台新青森新函館北斗)は可能な限り高頻度・高速度で運行し、停車駅も主要駅に限定します。

併結解消により、本線上の速達列車は常に最高速度走行でき、途中駅での併合待ち時間不要となるため、所要時間短縮と定時性向上が期待できます

例えば、山形新幹線用の新型車両E8系は併結しない単独走行時に宇都宮福島間の最高速度を現行275km/hから300km/hに引き上げ可能で​、実際に2024年ダイヤ改正では東京山形間の所要時間が13分短縮される列車も設定されています​。このように各列車本来の性能を発揮して走行できるダイヤとし、東北新幹線全体のスピードアップを図ります

速達列車運行本数は、現行より増発して輸送力と頻発性を向上させます

東京駅発着の一日あたり本数枠に留意しつつも、併結廃止で生じる時間ゆとりを活かし、日中時間帯では概ね10~15分間隔で「はやぶさ系統が発車するダイヤパターンを目指します(1時間あたり4本程度を想定)。

停車駅は東京大宮仙台盛岡新青森北海道直通列車新函館北斗札幌方面)など必要最小限にとどめ、仙台以南はノンストップ運転速達便も織り交ぜます。このような速達重視の体系により、首都圏東北都市間の所要時間可能な限り短縮します。

山形新幹線「つばさ」運行接続

山形新幹線福島新庄)は併結運転を行わない代わりに、本線列車との接続改善によって利便性を確保します。

具体的には、つばさ列車福島駅で本線列車と乗換え接続する運行系統します。現在山形新幹線は1時間上下各2本程度(うち1本はやまびこと併結、もう1本は単独運転されています​が、これらをすべて単独運転とし、原則福島発着とします。

福島駅では東京方面仙台方面東北新幹線やまびこ」または「はやぶさ」に対面乗換えできるダイヤを組み、乗換え時間は最小限(数分程度)に抑えます

例えば福島14番線に山形新幹線つばさが到着し、向かいの13番線に東京行き「はやぶさ」が同時刻に停車する、といった対面乗り換えを実現することで、乗換えの負担を軽減しつつ本線列車への速達運転移行を図ります

福島駅の分岐設備改良(上下アプローチ線新設)は2027年春に完成予定であり​、これにより同駅で上下それぞれ独立したダイヤ編成が可能になります

提案ダイヤではこの新設備活用し、山形新幹線列車東北新幹線本線列車福島駅でスムーズ接続できる時刻調整を行います

なお、山形新幹線「つばさ」については朝夕の多客時間帯に限り東京直通の列車を存置することも検討します。

併結なしでもE8系であれば東京福島間を最高300km/hで走行できるため​、東京直通の単独「つばさ」も十分高速なダイヤを組めます

これにより、山形方面から首都圏への一席乗車ニーズにも配慮しますが、基本的には福島駅での乗換えを前提とし、本数やダイヤパターンを設定します。

秋田新幹線こまち」の運行接続

秋田新幹線こまち」については、東京盛岡間を東北新幹線はやぶさ」と別個に運行します。

E6系こまち」は最高320km/h運転可能であり、本線上でも他のはやぶさ列車と同等の速達性を確保できます​。

そのため、現行は必ずはやぶさと併結していたこまちを単独列車として東京秋田間直通で運転し、これまで盛岡駅で行っていた連結・切り離し作業時間を削減します。

こまち単独運行により盛岡駅では最短の停車時間で発着できるため、はやぶさ系統盛岡での長時間停車が不要となり、速達性向上に寄与します。

東京秋田間についても、盛岡駅での乗換え無しで引き続き直通列車を確保することで、利便性への影響を最小限に留めます

ただし、将来的に北海道新幹線札幌延伸などで東北本線の列車本数増加が見込まれ場合には、秋田新幹線についても盛岡乗換え方式盛岡発着のシャトル列車化)への移行を検討します。

今回は利便性確保の観点からこまち直通を維持しましたが、仮に盛岡乗換えとする場合でも山形新幹線と同様に接続改善を図ります

盛岡駅にて秋田方面東京方面列車が同一ホームまたは短い乗換経路で接続できるダイヤを組み、乗換え時間を極力短縮します。

盛岡駅は全列車停車となっていることから​、ダイヤ調整の自由度は高く、接続列車同士の待ち時間を最小化することが可能です。

運行本数と間隔の調整

併結解消による運行本数・間隔の見直しでは、東北新幹線本線と各支線の列車設定を柔軟に最適化します。

まず、本線速達列車はやぶさ)は需要に応じて増発し、終日均一間隔で運行できるようにします。

例えば毎時4本のはやぶさを基本とし、その間に支線直通列車各駅停車型の列車を挿入していくダイヤ構成です。

一方、各駅停車タイプの「やまびこ」は本数を適正化します。

速達列車増発によりカバーできる区間についてはやまびこを削減し、中距離需要速達列車代替します。

実際にJR東日本2024年ダイヤ改正で東京盛岡間の「やまびこ」計4本を速達型の「はやぶさ」に置き換えており​、本提案でも同様の比率見直しさらに進めます

昼間時は速達系:各停系 ≈ 3:1程度の割合とし、各停列車は主に東京郡山仙台間や仙台盛岡間のローカル需要を担う列車に集約します。

山形秋田の各支線列車は、それぞれ毎時1~2本程度の運行本数を確保しつつ、本線内ではできるだけ他列車パターン的に噛み合うダイヤします。

例えば1時間のうちに「はやぶさ」3~4本(そのうち1本は盛岡秋田新幹線接続)、「やまびこ」1本(福島山形新幹線接続)、山形新幹線「つばさ」1本、秋田新幹線こまち」1本…といった具合に配置し、過度に列車が集中したり間隔が空いたりしないよう調整します。

併結運転をしない分、東京駅の発着枠を余計に消費する制約はありますが​、福島駅での平面交差支障の解消や盛岡駅での滞留時間削減によって線路容量にも若干の余裕が生まれます

その範囲運行本数全体の底上げと、混雑時間帯の増発(例えば朝夕ラッシュ時に速達列車を集中投入)を行い、輸送力とダイヤの均一性を高めます

乗換え時間接続最適化

併結取りやめによって必要となる乗換えについては、綿密な接続ダイヤ調整でカバーします。

本線速達列車と支線列車が分離運行となる福島駅・盛岡駅では、乗換導線と待ち時間の最短化を図ります。具体的には以下のような施策を講じます



以上のように、乗換えに伴うタイムロスや不便感を最小限に抑えることで、山形秋田新幹線利便性低下を可能な限り補います

接続ダイヤ最適化により、たとえ途中乗換えが必要になっても実質的な所要時間増加をほぼ生じさせず、「乗換えがある直通」といった感覚で利用できるサービスを目指します。

最適ダイヤ案のまとめ

最後に、本提案にもとづくダイヤ編成の一例をまとめます



以上のダイヤ案により、東北新幹線は本線長距離利用客へのサービスを飛躍的に向上させつつ、山形秋田の各ミニ新幹線利用者にも接続改善によって一定利便性提供できます

併結運転を解消することで高速化・頻発化とダイヤ編成の柔軟性向上が可能となり、東京発着の列車容量を最大限に活かした効率的な運行体系が実現できるでしょう。

今回提示した案は一例ですが、速達性と運行効率を最優先に据えることで、東北新幹線全体のサービスレベル向上につなげることが期待できます

Permalink |記事への反応(0) | 18:38

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2025-01-21

IT業界は、なんで中途採用者を厚遇し、ずっといる人を冷遇するの?

IT業界はさ、年収350万→500万は、どの会社もも機械的にやったほうがいいと思うんだよね。なんで、みんな転職しあって実現してるん?

500→800とかも実感としてやれって感じ。

800→1100も感じる。

率直に言って、転職サービス業界で金払ってるだけになってない?マジで

これ多少、怒りもはらんでいるのですが、実際無力感を感じる場面も多いんですよね。

最近IT業界全体は明らかに人手不足で、自社に残り続けるよりも他社に行ったほうが待遇が上がる、しかも格上の企業がどんどん募集しているという場面をよく見かけます。一方で人材が抜けているだけでは厳しいので、採用積極的で、条件も非常に良い場合が多いです。

この状況ですので結果的待遇を良くしたければ、転職するのが最良手となってしまうのですが、最も腹が立つのが、自社に残って実績を積み上げるということが軽視されるということです。

仮にA社で働いていて、年収350万だったとします。B社にリクルートされて年収500万になるとします。で、この差額150万ですが転職するとスキルがまるで上がるみたいではないですか?。でも実際はそんなことは全く無くて、それであればさっさとA社が500万に引き上げとけば良かったわけです。

しかも懲りないことに、B社で年収350万の人も、A社に年収500万でリクルートされてしまます。そしてこの転職のために、A社もB社も多額のフィーを転職斡旋会社差し出すことになってしまます

この図の場合、A社でもB社でも、350万で働き続けている人が大損なのがわかりますよね。

で、こんなにシンプル物々交換にはならず、1020社で循環してやっているわけです、IT業界は。必ず競合他社が複数社いるので取り合いになる。気がついてみたら転職した組は給与がどんどん上がり、ずっと会社に残って頑張った人は給与が上がらないまま。

これって、業界にとっても働く人にとっても、非常に無駄コストを払っていることになりませんか。そして、なぜ会社を移るときにこんなに採用条件を上げて採ってしまうのでしょう。それは、A社もB社も、今の現在従業員コストは安いというのがわかっているからです。辞めないかぎり放っておこうということです。

うそんな無駄コスト転職斡旋会社や、転職積極的技術者に支払うのではなく、業界全体で給与最適化を図るべきではないでしょうか。率先して現在従業員給与適正化し、採用費よりも賃金に、つまり攻撃力よりも守備力を鍛えるべきではないでしょうか。

でないと、欧米のように、ステップアップ=ジョブホッパーの道を、日本も歩むことになりますが、私は一つの会社でじっくり積み上げていくのが好きなので、全く希望するところではありません。

転職するたびに、会社に慣れたり、積み上げてきたものが一からになったりというのが嫌で、できれば会社に残る方法文化日本で醸成されてほしいのですが、どうにもこうにもそうはならなさそうで。

Xで教えてもらったのですが、まさに携帯電話シェア争いで、MNPせずにずっと同じキャリアを使い続ける人が一番損をする、みたいな話が、はたらく、というフィールドでも起きているのではないかと感じています

企業転職サイトでは、この会社キラキラしてるってどこも表現しているじゃないですか?

でも、どの企業中途採用者ばかり厚遇して、長くいる人は冷遇しているとしたら、興醒めなのですが。いや、まさに興醒めしているのですが。そういう心境です。

Permalink |記事への反応(2) | 14:37

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2025-01-09

辛辣コメントがカッコいいのだろうか

建築士の父に「談合が無くなって競争適正化されたよね」と聞いたら意外な答えが返ってきた自由競争弊害はいろいろあるという話

https://togetter.com/li/2492714

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2492714

このコメントで以下のようなものがあった

gowithyou これは儲けのない橋を発注した行政が悪いのであって、何でこれが「必要悪」なのか分らない。変に談合正当化しているようにしか見えない

hesopennヤクザ必要悪みたいな話みんな好きだよね。談合するモラルのない人間がまともに仕事するはずないじゃん。

こういうのを見ると本当にコメントをしている人って自分に酔ってるんだなって感じる

本人と直接対話して否定するんじゃなく、それが勝手にまとめられている掲示板さらに外側から攻撃しているのが超陰湿

少し考えればこんなことにいちいち「必要悪なんて馬鹿かお前!」みたいなことを言うわけがないし、まして行政がどうたらなんてこの人には関係がない話をされても困るってわかるはずだ

必要悪かどうかなんてことを本気で議論したいわけではないんだよ

正論にもなってない

コメントなんてのは本人の好きに書けばいいとは思うが、喧嘩しかけるなら堂々とやれやって思う

こそこそと「僕は通りすがりブコメなので特に意味はないでーす」ってのが気持ち悪いしかっこ悪い

からすれば、ヤクザ談合必要悪かどうかはともかく、はてぶのコメントは間違いなく悪だと断定できると思う

だって無くなっても困らないし、無くなった方が安心感が増えるんだもの

Permalink |記事への反応(2) | 23:51

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2025-01-08

商いとは買い手と売り手が共同して行うプロジェクト

資本主義社会の住人ならそこをちゃん認識してほしいわけです

売り手の談合入札という野良コンソーシアムを破壊するのは競争原理として正しいが、

その場合は買い手の公共事業の購買・要件定義能力を高めて入札を成功させる取り組みを進める必要があった。

ところが実際には公務員人件費の削減や天下り禁止が並行して走ってしまい、その上で誤ったコスト意識の元で自治体土木技術職、それを支える技官が縮小されてしまった。

その結果買う側も売る側も素人が集まって入札の成立が難しくなってしまった。

適正化は正しいが、そのために本来必要機能を削ってしまっては元も子もない。

結局代替機能を獲得できないまま、誤魔化しながらズルズルとやってきたのが失われた30年である

スクラップの後にビルドができなかったのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:28

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2024-11-18

anond:20241118025833

取材能力も低下しててマスコミ自体が「らしい」レベル報道してるから

一般人も「らしい」レベル判断するしかいからな

ちな俺は斎藤港湾利権を潰そうとしたのではなく、

公務員らによる港湾利権適正化の動きを斎藤が潰せなかったのが一因だと思ってる

疑惑パレードを隠したいってのもあるだろうし

斎藤スポンサーらが諸々鑑みて斎藤では力不足だと判断して降ろそうとした動きなのかなあと

まあその、メディアヒステリックすぎる報道を見ると斎藤上級利権カルト宗教利権不都合なことをやらかしたんだろうなと勘繰ってしま

もちろん全て邪推だけどな

全てはマスコミが信用を失ったせい

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2024-11-13

anond:20241113192921

抽象的な概念理解することができない人は、何らかの問題を抱えている可能性が高いですが、だからこそ、知的ものに過度な憧れを抱くケースがあります
そういう人物対象にして、エッセンシャルワーカーなど社会的必要職業賃金差別放置していけないのはなぜいけないのか硬めの文章作成してください。
雇用主と被雇用者の力関係は同じではなく、常に雇用主、特に大資本の方が力が強いか参入障壁が低いと勝手ダンピングが起こることについても触れてください

 

 

要旨:社会的必須職種における賃金抑制問題構造分析是正必要

 

1.社会経済システムにおける本質的課題

 

社会的必須職種エッセンシャルワーカー等)の賃金抑制は、単なる需給バランスの結果ではなく、労働市場における構造的な力学の歪みがもたらす深刻な社会問題として捉える必要があります。この問題は、以下の観点から看過できない課題を含んでいます

 

2.市場構造非対称性

 

社会的必須職種における雇用主と被雇用者関係性には、本質的非対称性存在し、これが賃金抑制の一因となっています

 

a)交渉力の格差

• 大規模な資本を持つ雇用主は労働者に対して圧倒的な優位性を持ち、これが賃金決定に大きく影響します。

• 多くのエッセンシャルワーカーは、生活維持のために仕事を選ばざるを得ず、雇用主と対等な交渉を行う余地が限られています

雇用主は労働者代替可能存在と捉える人事政策を用いることが多く、結果として労働者待遇抑制されやすくなっています

 

b)参入障壁の歪みと過剰競争の発生

エッセンシャルワーカーが担う労働は、生活安全や安定を支える極めて重要役割果たしてますが、労働市場における供給面では参入障壁比較的低い傾向にあります

• こうした参入障壁の低さは、無秩序価格競争引き起こし賃金ダンピング自発的に進行することが多くあります。これは「市場自然な調整」と見なされがちですが、実際には労働条件の悪化助長するため、最低賃金の設定などの公的介入が欠かせません。

低価格での競争品質に悪影響を及ぼし、サービスの質を保つための適正な賃金設定が難しくなる構造形成されています

 

3.社会システムへの影響

 

この問題放置した場合社会的に大きなリスクが生じることが予測されます

 

a)システミックリス

必須サービス質的低下が発生し、人々の生活に欠かせない基盤が脆弱します。

人材不足が深刻化し、エッセンシャルワーカー職種慢性的人材枯渇が進行するリスクが高まります

 

b)経済的非効率

労働条件が改善されないことで離職率が高まり、結果として技能蓄積が妨げられます

労働者の離職や人材不足により、労働力の育成に必要投資スキルの蓄積が損なわれ、長期的な社会コストが増加します。

 

4.是正理論根拠

 

問題是正は、以下の観点から社会的正当化されます

 

a)市場の失敗の補正

エッセンシャルワーカーの賃金抑制問題市場の失敗の一例であり、外部性情報の非対称性是正する必要があります

労働者生活を守るために取引費用適正化が求められます

 

b)社会的効率性の確保

• 適正な人材配置を行い、エッセンシャルワーカーのサービス品質を維持・向上させることで、社会インフラの持続可能性が確保されます

 

5.政策的含意

 

この問題解決するためには、以下の政策的介入が必要とされます

 

a)制度対応

実効的な最低賃金運用や、労働者団体交渉力を強化することで、雇用主側に偏った力関係是正します。

• 不当なダンピングを防止するための規制が求められます

 

b)構造対応

• 適正な価格設定メカニズム確立し、社会的コストの適正な分配を図ります

人材育成システムの構築により、エッセンシャルワーカー職種の持続可能性を強化します。

 

結論

エッセンシャルワーカーの賃金抑制放置することは、単なる一時的市場現象ではなく、社会システム全体の持続可能性に対する深刻な脅威として認識されるべきです。この問題是正は、社会科学的見地のみならず、持続可能社会構築の観点から喫緊課題であり、早急な対応が求められます

Permalink |記事への反応(0) | 20:00

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2024-11-01

anond:20241101114049

ふるさと納税の導入を促進した日本の主要な関係者は、自民党を中心とする与党議員や、総務省などの省庁です。ふるさと納税制度は、2008年総務省が主導して創設されました。目的としては、地方自治体財政を強化し、都市部への人口集中を緩和することが挙げられます

 

1.制度導入の背景と目的

地域間財政格差解消:都市部に人と税収が集中し、地方過疎化が進んでいるという現状を背景に、地方自治体が税収を得るための方法として考案されました。特に総務省は、地方創生や地域活性化を進めるためにこの制度を設け、地方の財源不足を補完しようとしています

• 寄附文化の醸成:自民党を中心に、日本における寄附文化を広めることも一つの狙いでした。ふるさと納税を通じて、人々が自分出身地応援したい地域に寄附を行うことで、地方支援につながる仕組みとする目的がありました。

 

2. 主要関係者役割

自民党:自民党議員地方創生の政策として支援し、法整備を推進しました。地方活性化重要視する地方議員も多く、この制度を通じて地方振興の一環として活用されることを期待していました。

総務省:総務省制度設計とその運営担当しており、ふるさと納税実施ルール策定改正なども行っています。また、返礼品のルール適正化についてもガイドラインを設け、制度の円滑な運営を進めています

 

3.課題と調整

ふるさと納税制度は当初の目的果たしているものの、返礼品競争などにより一部の自治体に偏った税収が発生するなどの課題も生じています総務省は返礼品の規制や、制度健全運営に向けた調整を進めることで、制度趣旨を維持しようとしています

Permalink |記事への反応(0) | 11:46

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2024-10-24

なんで漫画家業界慣行是正できないのか。

そもそも漫画家業界は大きな問題を抱えているし、それを改善することが難しいことも暗黙の了解として、理解しているよね。

そう。雇用環境問題だ。

アシスタントになり手がいないと言われてずいぶん長い。

漫画家長時間労働問題も、是正されていない。

古い人ほど徒弟制度的なもの見方に凝り固まって、パワハラ的な職場長時間労働問題を抱えていることは現在進行系の問題だったりする。

技能職なのに安い。

アニメーターは色々言われて改善されてきたし、漫画も相当良くなったと聞く。

でも未だにグレーゾーン存在する。

技術勉強できるからということで、ある程度許容されているのが実態だけど、いまの社会環境下ではなかなかそうも言えない。

から労働者フリーランス権利関係を、声高に叫びにくいっていう後ろ暗さがあるのね。

フリーランス新法的に、かなりグレーゾーンの部分を抱えているから、そこで自分たちも「フリーランス新法的にはダメでしょ」と言いにくい。

から、後ろ暗い労働環境で、成功した人が怖いのは表紙代ではない。

単に、そのあたりのグレーゾーン適正化されたらマンガ業界は大きく揺るがされることは間違いない。

そこにメスを入れなければならない時期はいずれ来るだろうけれど、どうするのかな。

Permalink |記事への反応(4) | 22:04

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2024-09-03

エンジニアに学ぶダイエット

昨年、一念発起して100kgの大台から70kgまで、30kgの減量に成功した。

それをもっぱら食事改善によって果たした。

やたらと知見を共有したがるのはエンジニアの美点の一つだが、私もその例にならい、ここにダイエット中に学んだことを共有しようと筆を執っている。


ダイエットとはそもそも日常食事のことを指し、それが転じて食習慣の適正化意味するようになった。

減量の本質もそこにある。

人は食べたものからできている。食習慣を適正化すれば、自然健康的になる。

そこで、ここでは食習慣の適正化に焦点を当てて解説する。


30kgもの減量に成功した最大の要因は、自分エンジニアであったことだと思う。

そもそもプログラミングとは、入力されたデータに対して任意の出力データを得るために加工する、その計算方法設計し、実装することを指す。

料理もまた同じで、食材という入力に対して、調理実施し、料理という出力を得る。

そのため、体重と食習慣の適正化というプロジェクトに対して、プロジェクトマネジメント手法が応用可能なのだ


環境投資する

環境への投資重要だ。

メモリ4GBのオンボロPC抱えてパイプ椅子で開発すすめても、ろくに進捗しないのと同じだ。

ただし、闇雲に金をかければよいというものでもない。投資すべきものというのは、だいたい決まっている。



どれも無くても減量自体可能ものばかりだが、あったほうが効率が良い。

そもそも減量はモチベーション管理ゲームなので、自動化、簡易化できるところはやったほうがいい。

金を払って健康を買っていると考えればよい。


アーキテクチャを固め、規約を定める

まったくアーキテクチャを考えず、行き当たりばったりでファイルごとに違う設計プロジェクト悲惨な結果を招く。

最初にこのアーキテクチャで行くと決め、ひとまずはそれを続けることが大事だ。

減量で言えば、ローファットでいくかローカーボでいくかということだ。

日によって低脂質でいったり低糖質でいったりするのは全く良くない。

自分は低脂質でいくことにした。そのほうが筋肉量の減少を抑えられるし、コレステロール値の改善にも効果的だからだ。


また、コード規約重要だ。

金融プロジェクトありがちな細かすぎるコード規約有害無益時間と金無駄だが、余りにフリーダムなのも混乱のもとである

減量でいえば、目標カロリー量とPFCバランスだ。ここがいい加減だと、到底うまくいかない。

カロリー量はハリスベネディクト方程式から出される基礎代謝の1.5倍とかに設定すればよいだろう

そのうえで、低脂質ならP:30%, F:20%, C:50%のように割り振ろう。

たとえば1600kcal目標なら、P: 480kcal = 120g, F: 320kcal = 35g, C: 800kcal =200g、といった感じだ。

この規約を守るためにも、あすげん/カロミルがあれば、計算が楽だったというわけだ。


コンピュテーションタイミングをずらす

プログラミングでは、実行時に行うと重すぎる計算ビルド時など事前に行ったりすることがある。

初代スーパーマリオブラザーズジャンプは、1フレームごとに重力係数をかけて計算しているわけではなく、加速度ハードコードされている。

ブロック崩しでさえ物理演算するような現代においても、似たようなことをすることはある。

ダイエットで言えば、時間的余裕のあるタイミングで、できることをしておけということになる。

キャベツを千切りにしたり、きゅうりトマトを切ったり、オートミール材料混ぜておくことは事前にできることなのだ。

夜寝る前などにやっておき、明日調理工数を最低限にしておくことが大事だ。

処理したものジップロックコンテナにでも入れて、冷蔵庫しまっておこう。

よく食べる鶏むね肉や牛もも肉なんかもキロ単位で大量買いして、1食量ごとに切り分け、ジップロックバッグに入れて冷凍庫に入れておこう。

次の日に食べるものを、前日に冷蔵庫に移せばいい。


キャッシュする

適切なキャッシュがもたらす実行速度の向上効果は非常に大きい。

これは料理についても言える。

毎食ごとに献立を考え、材料を揃え、包丁で切ったり、コンロで焼いたり…などの調理を行うのは非常に効率である

冷蔵庫の中身をレンジで温めるだけなら、5分で終わる。

いわば冷蔵庫メモリキャッシュであり、冷凍庫ディスクキャッシュのようなものである

よく1人分作るのも3人分作るのも変わらないよ〜などと言うが、同じ理屈で1食分作るのも、3食分作るのも、手間としてはたいして変わらない。

から10食分まとめて作って、保存しておけばよいのだ。

大きなジップロックコンテナを用意するのはこのためだ。


ライブラリ活用する

エンジニア車輪の再発明を嫌う。

すでに広く使われ、実績のあるライブラリがあるのに、なぜ一から作らなければならないのか。

これはダイエットについても言える。

安価で大量に手に入るカット野菜などは、買ってしまえばいいのだ。

たとえばきんぴらごぼう。作ると面倒なきんぴらごぼうだけど、その面倒さの9割はごぼうを千切りするところにある。

千切りして水にさらし終わったら、きんぴらごぼう調理工程の9割は終わっている。

しかもこの部分は、工数が量に依存しているため、大量作成恩恵を受けづらい部分だ。O(n)である

一方でカットごぼうを大量買いすれば、あとは炒めるだけなので量に依存せず、大量作成が容易になる。O(1)にすることができる。


他にも、オイコスヨーグルトとか、サラダチキンとか、Baseブレッドなどの外部サービスを使うのも良い。

オンプレミスにこだわる必要はないのだ。

挫折して健康を害することに比べれば、安いものだ。


コピペマンに徹する

プロジェクトの初期段階、リードエンジニア重要クラス群とサンプルとなるクラスをいくつか作った後は、それをひらすらに横展開していくことになる。

この段階では天才エンジニアなど必要なく、コピペマンでじゅうぶんになる。むしろ下手に独自の考えを持たず従順に開発してくれるぶん、そのほうが良いことさえある。

ダイエットについても同じことが言える。

なぜ毎食毎食、独自健康メニューを考え出さないといけないのか。食事の都度、栄養成分を計算し、調整しなければならないのか。

あすけんで一度100点をとったらあとは、ひたすらそれをこすり続ければいいだろう。

例えば以下は、ある日の自分食事である


オートミールきのこ

オイコスヨーグルト

納豆キムチ、卵を混ぜたもの

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ

ふかしたさつまいも

低温調理したささみ

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ

オートミールきのこ

りんご(皮ごと)

わかめ味噌汁

もも肉を焼いたもの

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ


毎食似たようなものを食べていることがわかるだろう。

これは日単位でも同じで、別の日は牛もも肉が刺し身になったり、さつまいも蕎麦になったりはするが、その程度の差だ。

それで痩せるのだから、それでよいのである

どうしても違うものが食べたくなったら、そのときに改めて計算すれば良いのだ。

そうすれば手持ちのカードが増えていく。


インシデントで人を責めない

インシデントが発生したとき必要なのはリカバリーであって、そんな時に人を責めても何の役にも立たない。時間無駄だし、士気も下がるだけだ

ダイエットにおいてもインシデントは時折発生する。

ラーメン我慢できずに食べてしまう、アイスが、飲み会が…。

こうしたとき自分を責めても仕方がない。自分をクビにはできないし、ダイエットは長期戦なのだ

ある日に食べすぎたからと言って、次の日にその分を減らすと、必要糖質や脂質が不足して代謝が落ちてしまったり、だるさが抜けなくなったりするため、そういう方向でのリカバリーはやめよう。

しっかりと痩せる食事スタイル確立しているなら、それを続ければ良いだけだ。

どうせ1食程度ではそんなに太ることはできない。


計測する

計測は減量期間中だけでなく、むしろ減量終了後にこそ必要になる。

観測監視運用フェーズにこそ必要なのだ

そもそも、減量前の食事が減量前の体重を作り上げてきたのだから、減量前の食事に戻せば、体重も戻るのは当然のこと。

もとの体重に戻りたくないなら、新たな食習慣を作り上げる必要がある。

ダイエットは一生続くとはそういう意味だ。

プロダクトリリース後、つまり減量後の運用フェーズうつったら、減量飯でもデブ飯でもない、心にも体にも良い食習慣へと移っていこう。

急激なUI変更がユーザーの反発を招くように、急激な食事変更は体重の反発(リバウンド)を招く。

そこで、オートミールだったところを玄米ごはんにするとか、ささみだったところを蒸し鶏にするとか、ちょっとずつ維持するためのご飯へと変えていき、どのくらいの量なら大丈夫なのかを見つつ、ソフトランディングしていこう。

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2024-08-19

漫画家には福音なのでは?フリーランス新法

2024年11月から施行される「フリーランス事業者取引適正化等法 」

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/download/freelance/law_03.pdf

よく聞く業界慣例の口約束・事後契約が明確に否定されてるやん。

施行後も状況変わらないようなら、フリーランストラブル110番

https://freelance110.mhlw.go.jp/

Permalink |記事への反応(0) | 08:00

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