
はてなキーワード:通行手形とは
戦略的共感と認知的安全保障:反発を招かない政治的批判のための包括的枠組み
現代の政治空間は、政策の不一致(イデオロギー的二極化)以上に、対立グループに対する嫌悪や恐怖といった感情的拒絶反応(情動的二極化)によって支配されている。この環境下において、伝統的な「批判」の手法――事実の提示、道徳的糾弾、論理的論破――は、その機能不全を露呈しているだけでなく、逆効果をもたらしていることが多くの実証研究によって明らかになっている。批判対象者の信念を強化してしまう「バックファイア効果(Backfire Effect)」や、批判者を存立危機的脅威とみなす「アイデンティティ防衛機制」が作動するためである。
本報告書は、心理学、認知科学、政治社会学の最新知見に基づき、政治的対立者に対して反発(バックラッシュ)を招かずに影響力を行使するための戦略的枠組みを提示するものである。ここで目指すのは、単なる「中道的な妥協」や「礼儀正しさ」の推奨ではない。人間の認知アーキテクチャの脆弱性と特性をハッキングし、相手の道徳的・感情的防御壁を迂回してメッセージを届けるための、エンジニアリングされたコミュニケーションプロトコルである。
報告書は大きく三つのフェーズで構成される。第一に、なぜ従来の批判が失敗するのかを脳科学的・心理学的メカニズムから解明する理論編。第二に、その防御壁を突破するための具体的な対話技法(ディープ・キャンバス、ストリート・エピステモロジー、NVC)を体系化した実践編。そして第三に、これらの技法を個人のスキルから社会運動へとスケールさせるための組織論と普及戦略である。
効果的な批判戦略を設計するためには、まず人間の心がどのように政治的情報を処理し、拒絶するかというメカニズムを理解しなければならない。政治的信念は単なる情報の集合体ではなく、個人のアイデンティティや所属集団への忠誠心と融合した「拡張された自己」の一部として機能している。
近年の政治心理学における最も重要な発見の一つは、情動的二極化(Affective Polarization)の実態解明である。これは、対立する政治グループのメンバーに対して「好きか嫌いか」という感情的温度差が極端に開く現象を指す。研究によれば、情動的二極化は対人関係の悪化だけでなく、個人の心理的幸福感(ウェルビーイング)の低下、社会的支援の減少、ストレスの増大といった「個人内損害(Intrapersonal Harm)」をも引き起こすことが示唆されている。特に、リベラル層において高い情動的二極化とストレス、健康悪化の相関が見られることは、政治的怒りが批判者自身をも蝕むことを示している。
この情動的二極化は、脳内で一種の「信頼のファイアウォール」として機能する。アウトグループ(外集団)から発信された情報は、その内容の真偽にかかわらず、自動的に「悪意ある攻撃」としてタグ付けされる。扁桃体が脅威を検知し、前頭前野が論理的推論ではなく「反論の生成」のために動員される「動機づけられた推論(Motivated Reasoning)」が作動するためである。この状態にある対象者に正論をぶつけることは、火に油を注ぐ行為に等しい。
バックファイア効果とは、誤った信念を訂正しようとする試みが、かえってその信念を強固にしてしまう現象である。このメカニズムには、自己肯定感の維持と集団への所属欲求が深く関わっている。批判を受け入れることは、過去の自分を否定すること(自己の一貫性の喪失)や、仲間を裏切ること(社会的死)を意味するため、脳は全力でそれを回避しようとする。
さらに、批判のフレーミング(枠組み)が、受け手のイデオロギーとミスマッチを起こしている場合、説得効果は皆無となるばかりか、抵抗を強める結果となる。例えば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策におけるメッセージングの研究では、リベラル層が「利得フレーム(マスクをすれば命が助かる)」と「損失フレーム(マスクをしないと命が失われる)」の双方に敏感に反応し、コンプライアンスを高めたのに対し、保守層はこれらのフレーミング効果に対して強い抵抗を示したことが明らかになっている。これは、問題が高度に政治化された文脈においては、一般的な行動経済学的介入(ナッジ)さえも、イデオロギーのフィルターによって無効化されることを示唆している。
批判が受容されるための極めて重要な、しかし見過ごされがちな因子として「知的謙虚さ(Intellectual Humility:IH)」がある。IHとは、「自分の知識や信念が間違っている可能性を認識する能力」と定義される。最新の研究は、対話において自身の知的限界を認める態度が、相手の情動的二極化を低減させる強力な緩衝材となることを示している。
特筆すべきは、IHが「相手からの好意(Target Liking)」を媒介して、対話への「接近行動(Approach)」を促進するというプロセスである。批判者が「私は絶対に正しい、お前は間違っている」という道徳的マウンティング(Moral Grandstanding)の態度を取ると、相手は「回避行動」をとる。逆に、批判者が「私も確信はないのだが」「複雑な問題で迷っているが」という不確実性を提示することで、相手の警戒心が解け、対話の土俵に乗る可能性が高まる。知的謙虚さは、相手の武装解除を促すための「白旗」ではなく、心理的防衛壁を通過するための「通行手形」として機能する戦略的資質である。
政治的対立の根源には、事実認識の相違以上に、道徳的直感の相違がある。リベラルと保守は、異なる「道徳の言語」を話しているにもかかわらず、自身の言語で相手を説得しようとするため、コミュニケーション不全に陥る。本セクションでは、道徳基盤理論(Moral FoundationsTheory: MFT)を応用し、批判を相手の価値観に翻訳して届ける「道徳的リフレーミング」の技術を詳述する。
ジョナサン・ハイトらが提唱した道徳基盤理論は、人類の道徳的判断が以下の5つ(または6つ)の生得的な基盤の上に構築されているとする。
実証研究が一貫して示すのは、リベラル層が主に「ケア」と「公正」の2基盤に強く依存するのに対し、保守層は5つの基盤すべて(特に忠誠、権威、神聖)を重視するという非対称性である。
多くの政治的批判が失敗するのは、リベラルが保守に対して「それは弱者を傷つける(ケア)」「不平等だ(公正)」というリベラル特有の語彙で攻撃するためである。保守層にとって、これらの価値は「忠誠」や「権威」よりも優先順位が低いため、批判は響かない。逆に、保守がリベラルに対して「伝統を破壊する(権威)」と批判しても、リベラルはそれを抑圧としか捉えない。
反発を招かない批判のためには、自身の主張を相手の道徳基盤の語彙を用いて再構成(リフレーミング)する必要がある。これを「道徳的合気道」と呼ぶ。相手の道徳的エネルギー(価値観)を利用して、相手の姿勢を崩す技法である。
以下の表は、主要な政治的争点において、従来のリベラル的批判(バックラッシュのリスク大)を、保守的道徳基盤に翻訳した戦略的フレーム(受容可能性大)に変換したものである。
| 争点 | 従来のリベラル的批判(高リスク) | 戦略的リフレーミング(低リスク) | ターゲットとする道徳基盤 |
|---|---|---|---|
| 環境保護 | 「地球温暖化は弱者や未来の子供を苦しめる。」(ケア) | 「我々の国土と美しい自然は神からの授かりものであり、汚染から守り抜く義務がある。」 | 神聖/堕落、忠誠/背信 |
| 同性婚 | 「誰を愛するかは個人の権利であり、平等であるべきだ。」(公正) | 「結婚は社会を安定させる伝統的な制度であり、同性カップルもその責任ある関係に組み込むべきだ。」 | 権威/転覆(社会秩序)、忠誠 |
| 軍事費 | 「軍事費を削って福祉や教育に回すべきだ。」(ケア/公正) | 「無駄な軍事支出は国家の財政を弱体化させ、真の国防力を損なう背信行為だ。」 | 忠誠/背信、権威 |
| 政治腐敗 | 「富裕層ばかり優遇するのは不公正だ。」(公正) | 「私利私欲のために公職を利用することは、国家への裏切りであり、高潔な職務を汚す行為だ。」 | 忠誠/背信、神聖/堕落 |
| 移民問題 | 「難民を助けるのは人道的な義務だ。」(ケア) | 「秩序ある移民受け入れは、国家の活力を維持し、アメリカンドリームという伝統を守るために必要だ。」 | 忠誠、権威(秩序) |
研究によれば、保守層に対して環境保護を「神聖さ」や「愛国心」の文脈で語った場合、リベラルな文脈で語った場合よりも支持率が有意に上昇することが確認されている。重要なのは、主張の内容(環境を守る)を変えるのではなく、その理由付け(なぜ守るか)を相手の言語に翻訳することである。
批判は通常、「現状のままでは悪いことが起きる」という損失フレーム(Loss Frame)で行われることが多い。しかし、損失フレームは恐怖や不安を喚起し、防衛的な反応を引き起こしやすい。これに対し、「ゲイン・フレーム(Gain Frame)」を用いた批判は、望ましい未来像を提示し、その実現を阻害する要因として現在の問題を指摘する手法である。
例えば、政治家のスキャンダルを追及する場合、「彼は嘘つきだ(損失フレーム:信頼の喪失)」と攻撃するのではなく、「我々は正直で高潔なリーダーを持つに値する国家だ(ゲイン・フレーム:尊厳の回復)」と主張する。このアプローチは、批判の対象を「個人」から「規範の維持」へとずらし、相手の「権威への尊重」という道徳基盤を刺激しつつ、攻撃性を緩和する効果がある。研究は、特にリスク回避傾向の強い層に対しては損失フレームが有効な場合もあるが、イデオロギー的に対立する層に対しては、ゲイン・フレームや道徳的適合性の方が「聞く耳」を持たせる効果が高いことを示唆している。
理論を実践に移すためには、具体的な対話スクリプトと手順が必要である。ここでは、異なる文脈(対面、オンライン、深い対話)において効果が実証されている3つの主要なプロトコルを詳述する。
ディープ・キャンバスは、戸別訪問(キャンバス)において10〜20分の深い対話を行うことで、トランスジェンダーの権利や移民問題などの二極化した争点に関する態度を変容させる手法である。従来の「事実の弾丸」を撃ち込む方法とは異なり、「脆弱性の交換」を通じて相手の情動的反応を書き換える。
研究によれば、ディープ・キャンバスは従来の説得手法の約102倍の効果を持ち、その効果は数ヶ月持続することが確認されている。
ストリート・エピステモロジー(SE)は、相手の信念の「内容(What)」ではなく、その信念に至った「プロセス(How)」を問うソクラテス式問答法である。Permalink |記事への反応(1) | 11:19
高校ラグビーをする人が減ってる話について、単純に一部都市圏や地区の寡占が進みすぎてしまってる。
野球やサッカーは留学生が多いとは言え色んな地区の代表が出てくる一方、ラグビーはずっと似たり寄ったりの高校名が並ぶ。
昔の秋田工とか黒沢尻高が強かったのは新日鉄釜石という存在が大きかったんやろね。
就職もラグビーで結果を出せば手の届かないような大企業を目指すことができるという話はありそう。それこそかつての東北の工業高校もそうだし、今だと財閥系商社・不動産だと大学時代ラグビー部とか少なくないイメージがある。
地方の工場の集約・縮小で地域の若者がラグビーをやる動機が薄れたというのもありそう。
大企業の実業団スボーツとしてのアドバンテージに頼りすぎていた(もしくは現在進行系で頼っている)のだと思う。
今までは大企業への通行手形として選好されてて、プロ化したらそんな下駄がなくなる以上は日本のラグビー界はちゃんと子供達が楽しめるように魅力を広げていく必要があるのではなかろうか。
https://anond.hatelabo.jp/20240127231903
女性差別を反対するフェミニストが、"さす九""Q州"という言葉を使い、九州という地域を括って揶揄し、差別すること対する悲しみを綴った。
私に対して同意を示してくれる意見や、差別を反対するクラスタがもつ差別意識について言語化したコメントがつき、幾らか安堵した。
しかし、"さす九"と揶揄する人たちには、所詮九州の女だから男尊女卑思想に洗脳されているのだと罵られ、届かなかったように感じる。
ただ、"九州だから"と何かが起きた際にさす九、九州は頭がおかしいと一括りにして煽ることは、
部落差別、地域差別に落とし込み、男尊女卑の問題を矮小化してるように感じる。
他の地方や、ひいては東京でも起こっている事象でも、地域で括って煽られたりはしない。
先日、愛知県で父から娘への性的虐待、しかもグループによる犯行の事件が報道された。
まだ幼い女の子がおった心の傷を思うと痛ましく、悲しく、犯行に及んだ男性たちに怒りが湧いてくる。許せない事件だ。
しかし、これが九州で起こっていたならば、"さす九"案件だと地域煽りに終始されていたのではと思ってしまう。(こんな思考が健全ではないことは百も承知だが…)
"九州男児"という言葉があるから簡単にラベリングして叩きやすいく槍玉にあげられているようにも感じる。
九州差別を目の当たりにして悲しみを感じても消耗するだけだから、
インターネットとから距離をおき、あまりXを見ないようにしていた。
そんな中、西日本新聞が九州差別を取り上げたことで再びX上で話題になっていた。
引用RTは1.6万を超えている。いいね数と変わらない、なかなか異様な光景だ。
だが、やはり"さす九"と煽るための燃料になっているようでバズるのは九州煽りばかりだ。
生まれ育った地域は選べないのに、出生地が九州というだけで低脳呼ばわり、「九州人は九州に閉じ込めろ、男尊女卑テストを行いテスト合格者だけに通行手形を出せ」というポストも見かけたことがある。
何度も繰り返すが、もちろん九州に残る男尊女卑は是正されるべきだ。
もう、自分より低い立場の人間を作って煽ることで精神的充足を得ることはやめにしませんか。
いち地方を括って差別することに疑問を抱かないのはなぜですか。
もう、やめにしませんか。
Twitterでキャッキャしてる人の仲間に入りたければネットミーム知っておくべきだし
欧米のアッパー層と親交深めたければ新訳旧約聖書くらいは押さえておくべき
全文読ませていただいて、とても腑に落ちました。
一人のオリジナリティ溢れる思想の強い人はキチガイだと扱われるけれど、
強固な確信を持たない人が、「徒党の一員になること」を渇望する。
集団に属すことで不安を解消したいのは人間の性なのかもしれません。
"自分の手の届く確かなもの・ことを大切にしてできることをしていくという姿勢こそが真の抵抗"
安易な扇動には惑わされず(きっと自分も安易な偏見に乗ってしまっていることもあるのだと常に疑いの目を持ちながら)
自分の大切なものを守り、できる範囲のことをやっていこうと思います。
流されるか抗うのか決断しなければならない、確かにそうですね。
文革、クメール・ルージュへの道が繋がっているように感じてしまって、強烈な悲しさや危機感を覚えました。
(九州の土人は九州外へ出すな、通行手形を作れというツイートが万バズしていましたし)
九州の話だけではなく、過激な言説が支持を得てSNSで大きなムーブメントが起きる事に対する功罪を考えて悲観してしまっていたので、とても助かりました。ありがとうございます。
全ての差別に反対すると表明していた人が、九州は平気で侮辱する。
男女差別にNOを掲げることと、九州を括って差別することは並行して良いものなのだろうか。
地域や属性で括って蔑むことはヘイトスピーチになるんじゃないのかな。
一つ一つの事象に向き合って解決すべきで、安易なラベリングは新たな差別を助長するんじゃないのかな。
みんな、九州にアイデンティティがないから攻撃したっていいと思ってるんだろう。
ヘイトスピーチに反対していた在日コリアンの方が、九州人が女性差別への指摘に九州差別だと反対意見を表明するのは話が通じてなさすぎて頭を抱える、と言っていた。
なんで九州だけ槍玉を上げる?→なんか知らんけどそういう話が多いから。と。
みんな、気軽に九州のやばいエピソードを消費して、楽しいんだろうな。
海外でアジアン差別を感じるより、日本国内で強烈に出身地差別を感じるようになるとは思ってなかったな。生まれ持った属性なんて選べないのにね。
九州の文化を肯定したいわけでもないし、女性差別は無くなってほしいと思ってる。
九州人には男尊女卑テストを受けさせて合格できなかったら九州から出さないように通行手形を出せ、というツイートが万バズしていた。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/beatangel/n/n0cfb0cbe8c71
heaco65
こういう人はモテたいんじゃなくて横にモテる女を連れることで憧れのホモソ村に入れて欲しいんだよね だからホモソ村の男が好きそうなモテ女が好き ブスの地味女が横にいてもホモソ村の皆様に認めて貰えないもんね
このホモソ批判を書いているはてなブックマーカーheaco65さんがどんな人かは一切知らんけど、このコメントだけで間違いなく女性だと思う。男性ならどの方向の人生を過ごしてきた人であれここまでホモソーシャル的なものの解像度が低いということは無いから。
「モテる彼女が通行手形になるホモソ村」なんて一体どこにあるのかという話。ホモソ的な男達が気にすることは徹頭徹尾おのれの能力。子供の頃は腕力や運動神経、大人になれば仕事の能力。その面でイキれる人間なら「交際相手がどんな人か」なんてことは問われんし、逆に能力がまだまだなのに車だの女だのの”持ち物”だけ頑張りましたなんて男は一番バカにされたりいじめられたりするのがホモソの世界。
彼等が競い合い認め合うのは「こんなすごい仕事をした」とか「こんなに稼げるんだぞ」というところで、車・女・腕時計なんていうのは自分の能力の後に付いてくる”形”に過ぎない。競争に勝てることお金を稼げることが重要なのであって、そのお金で何を買うかはわりとどうでもよく、重要なのは己の仕事の能力と成功。
大人しいオタク男性代表みたいな赤松健先生ですら若い頃の一時期テストステロン溢れるファッションスタイルに変身したことがあるけど、先生を組の若い衆みたいないでたちに駆り立てたのはもちろん仕事での大成功。ラブひなだけで凡百の漫画家の人生20回分ぐらい稼いでるから。
こんな例に挙げるのは申し訳ないけど、芸人の陣内智則が超格上大物女優と結婚した時、彼の”格”は上がった?全然でしょ。むしろ跪かんばかりの披露宴などして「情けない男」扱いになってた。
結局離婚して「縁起悪い」「祝儀返せ」といじってもらいながら仕事を頑張ってポジションを築き、前妻と比べればまるで知名度の無い10歳くらい年下の女子アナと再婚した今の陣内智則の方がずっと男としての格は上がってる。
小室圭が日本で一番お姫様な女性の婚約者になったとき、彼の”格”は上がった?全然。逆にバカにされまくっていたでしょ。「お姫様のお父様のコネで勤め先やら諸々配慮してもらっても無能で資格も取れないらしいぞ一生ヒモかよw」のような扱いだったよね。
彼が一転認められるようになったのは米国でついに資格を取って結構な年収を稼げるようになり降嫁した奥さんに不自由させず立派にやっていく実力を見せてから。「お姫様を手に入れた」時点ではむしろバカにされていて、仕事の能力や扶養能力が出てきたところで認められてる。
(ここでの”格”とは全て、あくまでホモソ的な価値観の中での「男の”格”」の話。)
そもそもとして、オスというのは「自分のメス」を見せびらかすインセンティブがあまりない。だっていいことないでしょ。
自分の格は周囲に証明した自己の能力で決まっているんだから、変にきれいな彼女や奥さんを見せびらかして「こいつ、能力(格)以上のいいメスを囲ってるな」なんて周りに思わせても災いにしかならない。聖書にすらきれいな妻を隠す男の話が出てくる。現代で一番男尊女卑的だと言われるイスラム国の戦士達はどう?セクシーなモテる妻を見せびらかしてる?逆でしょ。妻を家の奥深くに置きたがり、その美しさを隠すように命じてる。
男達はホモソ的になるほど男尊女卑的になるほど「女子供は取るに足らず」という態度になり、女は被保護者、家政婦、子を産む資産になる。あまり一人の彼女に入れあげてるような男はむしろ心配されるし、やけにキレイで奢侈な女と結婚する男はもっと心配されたり「こいつ結構バカなのかも」と疑われたりする。まして、付き合う女で自分の格が上がったり格上グループに入れてもらえたりなんてことは男の世界にはありえない。
残る問題は上で見たはてなブックマークの分析が一体何から生じたか。
heaco65
こういう人はモテたいんじゃなくて横にモテる女を連れることで憧れのホモソ村に入れて欲しいんだよね だからホモソ村の男が好きそうなモテ女が好き ブスの地味女が横にいてもホモソ村の皆様に認めて貰えないもんね
https://b.hatena.ne.jp/entry/4745493109321036975/comment/heaco65
主張の要点は以下の通り、
・横にモテる異性を連れることでのみ入会を許されるエクスクリューシブな同性集団が存在する
・その同性集団においてはパートナーがモテない異性だとそれだけで認めてもらえない
男性ホモソーシャル集団が全くこのようなものでないことはすでに上で見てきた。ではこのコメントの分析は一体なんなのか?パートナーによって自分の地位が引き上げられる傾向がある、パートナー見せびらかし欲がある、これは明らかに男ではないけどじゃあ何について語ってるんだろう?
交際相手・結婚相手のステータスを自分の身分のように扱う話、それらを同性と張り合う話は男性の話としてよりも圧倒的に女性の話としてよく聞く。世の中には夫の学歴・勤め先・収入で互いを格付けしマウントを取り合うお母さんの界隈というものもあるらしい。(男が同性相手に同じことをやれば心底見下されて「ヒモ?笑」「で、お前の実力は?」と言われて終わり。)
そうして考えてみると、自己の能力で直接競うことの少ないメスにとっては、「自分の子の父親は集団内で高い地位のオスである」とか「自分と子の庇護者は大変に力がある」とか同性に対して誇示していくことのインセンティブは大いにあるのよね。少なくとも猿やライオンの世界ではメスとその子の運命・待遇はわりと子の父親の力や地位次第。つまり女性性なる本能が野放図に強化された集団は彼氏自慢・夫自慢の旦那マウントワールドになるのでは。男性性が疾走したときのホモソワールドの写し鑑として。
heaco65さんのホモソ批判が実は女性内メスザルワールド由来の話だったとしたら、それは女性として同性集団のメスザル面を見て来た経験知ぽくね?しらんけどさ。で、経験知ならそれは軽んぜられるべきでないものの、メスザルとオスザルでは欲望も行動も異なるでしょ。メスザル行動そのまま投影してホモソ批判すると上で見たようなわけわからん感じになるのでは?
自分の属性の欠点を他者に投影して罵るのは批判というより自身のコンプレックスの吐露や八つ当たりであって。
別に特定の一人の人をどうこうではなく、このガバガバな批判コメントが人気1位になってしまう社会の空気はどうなんやという話。配偶者を自慢したりマウントし合ったりそれで自分の格まで決定したりという、どちらかと言わなくても女性性でしかないもので男のホモソ批判をして一体何がどうなるの。
こんな乱暴無検討な「批判」が通ってしまい人気1位まで取ってしまうことの背景には、ある種の道徳的傾斜、「男性批判・ホモソーシャル批判は正義である」という傾斜があるのでは?ホモソーシャルが重大な社会問題だって言うならそれこそ慎重に厳密な観察と健闘が必要な筈なのに、「正義」側である男叩きは厳しい反論がつきにくいからこんなのが一位になっちゃうって言うそういう空気。
(あとreiって人、確かに一種異様さは感じるけどホモソ志向ではなくね?)
もしもheaco65さんが男性だったら増田の負けだから大笑いしてもらって構わないしそう申告してほしい。
「文壇バー!」というアホみたいな反論がトップコメになってるけど、君達は話を理解してんのか?
その村は「モテる彼女がいると入村できるホモソ村」じゃないでしょ?「高い筆力とそれによって勝ち得た社会的ステータス(つまり自分の実力)によって入村できる村」でしょ?
実力を認めあった男同士の村で、実力になびいてきた女をポケモンみたいに使って遊んでる、って話なんだからその例じゃあ全く反例にも反論にもなってないじゃねーか。
勤勉に日本語勉強してるグエンさん(来日3年目)とかの方がお前らより日本語読解テストいい点とると思う
Permalink |記事への反応(13) | 14:10
なかなか旅行に行けないので収束とGotoトラベル復活に向けて,今まで旅行中に自分が見つけたコレクションできるモノ達を備忘録的にまとめました.他にもいろいろあると思うので教えて下さい.
みなさんお馴染み?ダムカード。同じダムでも限定バージョンが多く1000種類以上存在する。ダムは超山奥が多いのでドライブ趣味の人向け、公共交通機関では無理がある。バイクツーリングで集めている人が多いように思います。大きいダムの近くの食堂ではダムカレーと共にダムカレーカードがもらえたり。
ダムカードのマンホール版、ご当地マンホールををデザインしたカード。各自治体と下水道広報プラットホームと共同で製作(800種類程度)。マンホールのデザインが良く、統一感もあるのでいっぱい集めると達成感がある。また、道の駅,観光案内所で配布されている事柄多く旅行中にあわせやすい(役所配布は平日9時17時仕様の鬼畜設定も結構ある)。
これも最近はじまったもの。第一段は66種類。御船印との相性が良好。天売島,焼尻島の実装よろしくお願いします。
大体の駅にあるので取っ付きやすい。首都圏では良くスタンプラリーなんかもやってる。
盗難対策なんだろうか一見スタンプが無さそうな駅でも有人駅なら駅員に言えば出てくることが多い。(四国の大秘境駅である坪尻駅で盗まれた駅スタンプが青森で見つかる事件があったり...)
地域ごとによくスタンプラリーをやってる。地域物産や観光情報も集まっているので、自動車観光には良く合う。ただ凝った絵柄が少ない(個人の感想です)が玉に瑕。
高速道路のサービスエリアのスタンプ。スタンプ形状がほぼ統一されていて集めがいがある。ただ、毎SA寄っていると、高速道路ならではの高速性が失われてしまうのが残念。深夜も集められるところがほとんどなので夜行性の人におすすめ(深夜割引も効くし)
全国の少し古めのタワーを巡るスタンプラリーです。スカイツリーやあべのハルカスも良いですが、たまには東京タワーや通天閣も行ってみてください。全国制覇と共にブロック制覇でも商品がもらえます。タワーにはたいてい記念メダルがあるので記念メダラーには必須かも。お気に入りは五稜郭タワー。
水族館やお城にある(実は道の駅や鉄道駅にもあったり)ガッコンガッコン日付と名前を彫れるアレです。実はスカイツリーなどにある最新の打刻機は割りと静かで、じろじろと見られる心配も少なかったり。場所によってはダイヤル式の骨董の打刻機もあります。重量感があり、日付も刻めるのでオリジナル感が良いです、あとしっかり飾ると結構かっこいいです。◯周年記念や企画展限定などレアメダルが以外と多いです。
入れようか迷いましたが一応。注意点として御朱印はスタンプラリーではありません。最低限のマナーとしてしっかりと参拝してから戴きましょう。
御朱印の鉄道版。第三セクター評議会加盟の鉄道会社でもらえる。40社全部集めると、特典と認定がもらえる。専用の鉄印帳と乗車券がないと記帳してもらえません。事業者によっては乗車券を買っても鉄道に乗らない人には販売してくれないので、車の人は短区間でも乗ってあげて輸送密度をあげてあげましょう。
鉄印の成功を見てパクった疑惑...始まったばかりなので今始めれば玄人ぶれる。加盟会社(現在60社程度でまだ増えそう、同会社でも航路,船舶による違いあり)は遊覧船も多く、鉄印と違い専用台紙が無くてもOKでコンプリート圧が低くのんびり集められる(といっても40社集めるには複数長距離フェリーを乗る必要があるのでかなりきつい。特に小笠原航路)。20,40社制覇で認定証がもらえる。フェリー会社によっては船長サイン入りだったりも!
郵便局で捺してもらえるご当地消印。なんで流行らないのか不思議、年賀状なんか売ってないでこっちを宣伝すればいいのに。全国で1万局以上の郵便局でもらえるらしい。郵便局は離島なんかにもあるので、果てを目指している人向きかな。旅先から友人や家族に絵はがきで手紙を出すのも良いですね。調べてみたら出先から貯金して記帳してもらう旅行貯金(https://dailyportalz.jp/kiji/151207195222)なるものもあるらしい。
JRで100キロ以上(厳密にはちょっと違う)移動すると、経由の駅で途中下車することができます。最近の自動改札は勝手に処理してくれますが、窓口に行くと途中下車印という小さな駅名が描かれた判子を捺してくれます。これが途中下車印です。この途中下車印で切符をいっぱいにする一部の愛好家が存在します。本来、捺す必要がないのですが青春18きっぷなどのフリー乗車券の類いでも大抵(嫌々)捺してくれます。
みなさんのパスポートの日本からorへのの入出国印ってどこでしょう。多くの人はNARITAやKANSAIが並んでいると思います。ただ、日本への入出国は地方空港,フェリー港からも一部でき、そのときのスタンプが収集対象です。稚内印(サハリン航路)のついたパスポート、カッコ良くないですか...?そういえば、コロナ禍で境港ーウラジオストク航路が廃止になりSAKAI印はもう貰えなくなりました。
全国の秘湯を守る会所属の温泉宿に泊まるともらえるスタンプ.スタンプ柄が結構凝っているものが多いです.1年3年以内に10個集めるとその内1宿に再宿泊できます.これだけだとお得そうですが,押印可のプランは旅行サイト経由より割高だったりもするので,スタンプ集めたい人向けです.
100名城スタンプラリーと続100名城スタンプラリーの2種類あります.コンプしたら認定してもらえます.城は記念メダルとの相性もいいです.
最近始まったやつ。もう終了してました.申し訳ないです.アプリのマイストアパスポートで47都道府県スタンプラリーができます.
都会の方はご存知ないかもしれませんが、県内にスタバが数店舗しかない県も結構あるので一筋縄では行かないです。
gpsスマホゲーム。全国9000駅以上の駅を取り合うゲーム。移動記録としても使える。鉄道会社とコラボしたイベント等もあるので乗り鉄の旅のお供に。ローカル線で同じ列車に乗ると見バレします。駅ノートという掲示板システムがあり、ニッチな観光地やお店などを紹介してくれる猛者がたまにいて、乗継待ちで有用だったりします。デメリットは車窓を楽しむ余裕が無くなったり...
Suica、ICOCAなどの全国相互利用可能なicカードをはじめ、各バス会社や鉄道事業者独自のicカードなど。テンバイヤーが暗躍した東京駅100周年suicaなど意外とコレクターが存在します。
全国のイオンで買えるWAONにはご当地モデル存在し、各県数種類はあるので100種類以上のバリエーションがあります。収集するかともかく、他地方のスーパーって食材に結構違いが出るので地元のイオンと比べるだけでもたのしいです
かわいい.お土産系で言えば,まりもっこりは全国展開やめて北海道でしか買えないらしいです.
鉄道むすめ企画に賛同している地方ローカル線30社程度のスタンプラリー企画.四国は回れない..
たくさんコメントいただきありがとうございます.知らないモノもいっぱいあって机上旅行が捗ります.
ペナント,提灯,通行手形...老舗のお土産屋さんではたまに見ますね,忘れてました.
個人的には,休暇村の旅する絵本が気になります.また時間があるときにまとめようと思います.
Permalink |記事への反応(21) | 19:54
オリンピックのメダルはその人の人生を大きく広げてくれる、いわば、
『通行手形』だ。
会いたい人に会えたり、行きたかった所に行けるようになる。
通行手形は、持っているだけだと、活動範囲は広がらない。
オリンピック選手には沢山の場所に行き、沢山の人にポジティブなメッセージを発して欲しい。—太田雄貴YUKIOTA (@yuking1125)August 8, 2021
「オリンピックメダリスト様なら、コロナ下でも自由に行動して色んな人にも会っていいんですよ」
という読解がされて、反発されてるのか
なるほどねえ
オリンピックのメダルはその人の人生を大きく広げてくれる、いわば、『通行手形』だ。
会いたい人に会えたり、行きたかった所に行けるようになる。
オリンピック選手には沢山の場所に行き、沢山の人にポジティブなメッセージを発して欲しい。
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大学での学び、卒業資格はその人の人生を大きく広げてくれる、いわば、『通行手形』だ。
希望する会社に就活できたり、就きたい職業に就けるようになる。
大卒者は沢山の場所に行き、沢山の人にポジティブなメッセージを発して欲しい。
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公認会計士はその人の人生を大きく広げてくれる、いわば、『通行手形』だ。
会いたい人に会えたり、サポートしたい企業と出会うことができるようになる。
会計士には沢山の場所に行き、沢山の人にポジティブなメッセージを発して欲しい。
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医師免許はその人の人生を大きく広げてくれる、いわば、『通行手形』だ。
希望する医療に携わり多くの人を救い、相応の収入を得られるようになる。
オリンピック期間中ずっとだし今日ホットエントリー入りしてる太田雄貴のツイートへのブコメ見て、もう本当にダメなんだと思った。
アスリート(≠五輪)を批判するときにすぐ予防線として「アスリート無罪」「アスリートだけ特別か」とか言ってる人がいるけど、全く違う。
例えば
id:suzukihanako13 このタイミングでこのツイート出せるあたり、煽りスキルが高く、選民意識丸出しのIOC貴族ルーキーらしい言動かも
id:hatsumotoスポーツひとすじの世間知らずの子が、一躍時の人になって、政治家にも会えて(メダル齧られて)JOC役員や保守議員になれる通行手形かぁ…そのために国民は疫病リスクと借金を負ったの…?
id:sorachinoバッハ会長みたいな人だな。五輪の開催強行にまつわる数々の問題をまともに向き合わないまま発される「沢山の人にポジティブなメッセージを」「少しでも社会を元気に」という言葉の、なんて薄っぺらいことか。
どれもズレてる。
まず前提としてオリンピック開催を決定したのは参加するアスリートではないこと。
そして現実としてオリンピックでメダルを取るかどうかで、アスリートとして活動中はもちろん引退後まで含めたトータルの収入が数千万、数億変わってくること。
まさに将来を切り拓くための「手形」であることは揺るぎのない事実だ。
ここだけを切り出して「自分の将来のために国民を犠牲にするのか」とアスリートを責めるがそれがズレてる。
今、自分の収入や将来を豊かにするための教育や試験を受けている人が他にいないとでも?
日々の糧を得るために、通勤や経済活動をしていない人がいないとでも?
アスリートを批判する人間がこのすべてに対して「国民を犠牲にしている」というなら主張の一貫性は保たれるが、果たしてそうなのか?
医者を目指し、学校に通い、試験を受ける医学生を批判してるか?
将来のために大学を目指し、学校や予備校に通い、入試に挑む受験生を批判してるか?
テレワークしてくれない会社に務めていて、生活のために通勤して同僚と接触してる社会人を批判してるか?
アスリートを批判し「人殺しの顔をしろ」と十字架を背負わせるのであれば、彼らにも背負わせろ。
(自分は、為政者を除けばレギュレーションの中で自身の将来のために活動している個人は一切の咎を負うべきではないという立場だ)
不当かつ醜悪なアスリート憎悪の人気ブコメの中に、1件、2件のそれをたしなめるブコメが入ってるのがせめてもの救いだよ。
あまりに醜悪なコメントが多くて辛くなってきたので、最近非表示を活用するようになった。
そうしたら人気ブコメが5件とか4件しか表示されないことが増えてきて、このコミュニティにいる価値があるのかわからなくなってしまった。
在宅勤務とVRChatのために実家を出てアパートを借りたんだけど、夜がびっくりするぐらい静かだ。
ある増田のいう「東京」が立川や八王子だとすれば、生活様式上はここも「東京」である。通行手形が求められるようだが。
大きな駅に直結でうるさいし変な訪問も多いしボイスチャットでの世迷言を家族に聞かれたくないしで、
実家を出て、一軒家と雑木林に囲まれて静かなアパートに居を移した。
聞こえるのはお隣さんの入出庫の音、子供が路上で遊ぶ声、灯油の曳き売りぐらいだ。
ただし夜になるとこうした人気すらなくなるのが驚いた。
何か物音を立てても闇に吸い込まれるような、「しん」という擬態語が似つかわしい空気を初めて覚えた。
なにせ21時には周りの家々の電気が消えるのだ。この文をしたためている23時半の今はとうに寝ているのだろう。
我を張ろうとも張ったそばから闇に吸い取られていくようなそういう不安がある。
ある増田も幼いころから人の多いところで育ったから、そういう心地なんだろう。
その心地をベースに文化資本へのアプローチ難度の高い点が上積みされてああいう独房で遠吠えするような増田文学が成り立ったのだろうと推量する。
いくら空前の売り手市場でも、今年の就活生全体における自分の市場価値の相対評価は変わらない。
理系院卒(予定)・高学歴(大学受験は頑張った)・TOEIC800点以上(大学受験の副産物)
と揃えた手札も、選考における通行手形なだけで、保証書ではないことに最近ようやく気付いた。
そして先週、就活の説明会やインターンで休んでいた研究室に久しぶりに行き、
指導教員に「就活どう?もう面接までいった?』と言われた途端、何かが弾けてしまった。
就活で、海外留学行ったり、もう内定もらって就活終えていたり、
グループワークで初対面の人達相手にリーダーシップ・コミュ力発揮してたりするすごい人をたくさん見た。
みんな自信を持って堂々としている。自分は一見優良そうに見えるだけで、中身は何もないからっぽだと思い知った。
1月に入ってから、研究室の同期や就職予定のドクターがいろいろ面接受けているのと、
今年は就活の進行が早いと知っているから、指導教員もああ言ったのはわかっている。
圧倒的な自分のスタートダッシュの遅さが招いている事態なので、ただの自業自得。
高校受験もこれで失敗しているので、三つ子の魂は百までとはよく言ったものである。
しかし、「まだ面接してない」「SPI受けたことがない」「本選考ESも出したことない」と
出遅れていることに焦っている自分には、指導教員の一言が突き刺さってしまったらしい。
自分の感情を「らしい」と他人事のように考察するくらいにもうギリギリのところにいる。
就活が終わるまで耐えられる自信がない。まだ2月、もう2月。ああ。
どこの御社も口を揃えて「主体性のある人材を求めてます!」と言う。
自他共に認める受け身人間を採る優良御社なんてあるのだろうか。
就活本には「ガクチカ(学生時代力を入れたこと)は、何をしたか、ではなく、結果を数字で言え」と書いてある。
真面目系クズな23年間を送っていたおかげで、数字で出した結果なんてセンター試験ぐらいしかない。
どうもこの手の質問の回答には、「〇〇してアルバイト先の売上を**%上げた」が定番らしい。
話をでっち上げる人もいるらしく、設定を作って演じるのも一種の才能なんだなと感心してしまう。
今年はオリンピックがあるから、夏は飛行機の予約が取りづらくなる。
企業の方も、会場の確保だなんだで、それまでには選考を終わらせたがっているらしい。
こちらも蒸し暑い東京のオフィス街でスーツを着て歩くなんて御免なので、6月末には就活から離脱したいところだが、
指導教員に就活の進捗を聞かれた翌日から、研究室サボっているので、そろそろ行かないとやばい。
けれど、行っても就活が頭から離れず、研究なんて手がつかない気がする。というかまた誰かに進捗聞かれるのが嫌だ。