Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「車いす」を含む日記RSS

はてなキーワード:車いすとは

次の25件>

2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井までSSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

Permalink |記事への反応(0) | 17:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-19

スタバに入れない人は挙児を諦めたほうが良いと思う

厄介をパージするのが下手な空間は荒れやすいんだわ。

撮り鉄鉄道会社パージできないかあんなことになり、マナーが悪い中国人パージできないかスラダン聖地あんなことになっている。

中国人差別じゃないぞ。インバウンド初期は中国人金持ちのほうが日本人よりも金払いが良い上客だった。

スラダン聖地無料なんだ。そもそも観光地じゃなく住宅地から無料滞在できるのも当たり前ではあるんだが。

それでどうなっているかというと、観光客がそこらに人尿人糞を残していくという事態だ。金払いが良い層ではなく、ケチマナーが極度に悪い層が無料観光地に集まってしまい、糞処理コストだけ生じているのが今だ。

無料」や「コスパが良い」は、広く人を集められるが、悪質な層をパージできないし、悪質な層の割合が高まりすぎて治安崩壊するリスク内包している。

スタバは金払いが悪かったりお呼びでない客をパージする雰囲気作りがうまいスタバ企業価値コーヒー単体ではなくパージ絶妙な上手さなのではないか

コンビニコーヒーは安くてそこそこ美味いのに、なぜコスパ悪いスタバなんかに行くのか?」というのは根本的に分かってない議論だ。

これデートサイゼ問題と同じなんだよ。ラーメン屋牛丼屋には入りやすいが、レストランサイゼまでしか入れない、サイゼ入店できる上限ギリギリだという層がいる。

この層は友人や同僚としては差別されないが、恋愛婚活のような生殖を見据えた場においては非常に差別排除されがちだからマジギレしているんだ。

特性の強さはグラデーションになっている。最も程度がひどく、友人や同僚としても拒絶されうる層が撮り鉄かもしれない。撮り鉄のちょい上くらいにサイゼが上限ギリギリ層、スタバ入れない層がいる。

確実にASD特性と関連があると思う。ASDなかに床屋には入れるが美容室には入れないとか、オシャレな空間にどうしても入れないという特性があるんだよ。

特性からこそ、スタバに入れる側からしたら入れない側のことなど分からない。聴覚過敏でない人に聴覚過敏の人の感覚が分からないのと同じだ。電話普通に取れる人に電話が取れない人の感覚が分からないのと同じだ。

あらゆる障害の話と同じだな。車いすじゃない人間は、車いすだと行きにくい場所について理解できてないよな?

オシャレに何の価値が?金の無駄では?という問いが昔から匿名インターネットでは書かれていた。

残酷なことを言うと、「オシャレな空間に入れない人をパージすることで的確に防げる厄介」があって、そこに価値があるのだと思う。

その厄介の最たるものキセル住居侵入を繰り返す犯罪者である撮り鉄や、スラダン住宅地人糞を残す層の中国人なのだが。

そしてサイゼまでしか入れない男や、スタバに入れない男に口説かれることについて女側が異常なまでに嫌悪感を表明するのは、

パージされる側のDNAを卵巣・子宮レベルで拒絶しているのだと思う。10か月の辛い身重や乳幼児育児の苦労を経てまで、スタバに入れないような男の子供を生みたくないんだ。苦労する甲斐がない、あまりにも報われないんだ。

男にとって閉経後の女を精巣が対象外にするような「最も本能的で抗いがたい無理さ」なんだよ。

男も女も本能で異性を見るのはお互い様であり、片側の性別にだけ本能を禁じるのは性差別からスタバに入れない人は死ぬべきとまでは思わないが挙児を諦めたほうが良いと思う。

君たちは実年齢が大学生だろうが、異性から見れば閉経後の女に近い存在なんだ。死ぬべきとは思わないが性的価値を認められるのは諦めたほうがいい。

Permalink |記事への反応(0) | 09:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-30

わかりみ深い履歴

一言:こんにちはハッピーエコ日本安藤賢治です。1954年9月28日生まれ

埼玉県出身

75年群馬高専電気工学科、80年立教大学数学科卒業

84年京都大学大学院理解析専攻修士過程中退

職業的には、新聞配達員家庭教師塾講師高校非常勤講師高齢者施設介護員、警備員、運輸派遣業務員、倉庫業務員、他、すべての職をアルバイトとして暮らす。

現在川越市在住、さいたま市の某運輸関連会社にて社内派遣要員としてアルバイト勤務、主に介護用品レンタル業務メンテナンス(主に車いす作業従事する。

Permalink |記事への反応(0) | 16:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-19

一人で勝手にやってること

わたし職場は、昭和時代に建てられた8階建ての雑居ビルの5階にある。

エレベーターは2基あって、1基は無理やりバリアフリー化されている。

通常のボタンの他に車いす用のボタンがあって、そちらを押すとドアが閉まるまでの時間が少し長めに設定されている。

通常のボタンだと、比較的早く閉まる。

朝の始業時間帯はエレベーターが混み合い、満員で乗れないこともある。

そんな状況で、自分車いす用のボタンを押してしまうと、わたしより上の階で降りる人がドアの開閉の遅さにイライラしてしまうかもしれないと気になってしまう。(というか自分がそれを自分より下の階で降りる人にされてイライラしてるw)

なので、乗り込んだ時に車いす用のボタンが近くても、できるだけ通常のボタンを使うようにしている。

そもそも車いす用のボタンと通常のボタンの押下時の違いについてこのビルの大半の人は知らないんじゃないかと思うけど、勝手に気遣ってやってるだけ。

誰にも気づいてもらえないのがちょっとむなしくなって、書いてみた。

Permalink |記事への反応(0) | 16:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-09

anond:20250909102444

あー私も痛いです。かなり前にしゃがめなくなって、そのとき総合病院レントゲンだけとって、

骨にひびはないので大丈夫と言われ、湿布もらっただけ。

かなーりたって、今めちゃ痛い。幸いなことに歩けるんだけど、

前屈姿勢を続けたらかなぁ、めちゃくちゃ痛い時があって。困ってます

多発性腫瘍はぼこぼこ再発してるし、前の手術跡は問題ありで10年前から体調悪いと出血する。

でも元気に見えるらしい。

母の友人で膝関節の手術受けた人が立てなくなり、車いすになって施設に入ってらしたよ。

綺麗でしっかりした方だったけど施設変わられたのでそののちは知らないの。

いろいろ口コミ調べて、執刀回数と得意な手術とかグラフになって報告されてる病院とかもあるし

とにかく頑張ってください。そして手術するからには成功して良くなってね。

Permalink |記事への反応(0) | 23:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-29

anond:20250829162613

えぐい記録だな ありがと

プロ車いすテニス選手国枝慎吾選手は、グランドスラム四大大会)で男子歴代最多の通算50勝(シングルス28勝、ダブルス22勝)を記録し、生涯ゴールデンスラムグランドスラムパラリンピック金メダルの完全制覇)を達成しました。また、パラリンピックでは北京ロンドン東京の3大会シングルス金メダルを獲得し、アジア人初の年間グランドスラムも達成しています。

主な記録

グランドスラム四大大会

男子シングルス28勝

男子ダブルス 22勝

通算 50勝(グランドスラム車いす部門男子歴代最多記録)

パラリンピック

男子シングルス金メダル 3個(北京ロンドン東京)

男子ダブルス金メダル 1個(アテネ)

生涯ゴールデンスラムを達成

その他の記録

アジア人初の世界ランキング1位獲得(2006年)

年間グランドスラム達成(2007年)

シングルス107連勝記録達成

年間最終世界ランキング1位を10回記録

主な功績

車いすテニス競技性の向上に大きく貢献

長年にわたり世界車いすテニス界をリードしてきた第一人者

ギネス世界記録にも、パラリンピック最多金メダルグランドスラム最多優勝数などの記録が認定されている

Permalink |記事への反応(0) | 16:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-13

ランニングは膝を壊しやす車いす生活への最短コース自転車サイクリングおすすめ

https://anond.hatelabo.jp/20250812122123

ランニングジョギングマラソン登山等は人体の消耗品であるヒザの健康を損ねやすいのでアメリカ大統領健康を支えるドクター自転車奨励

https://i.imgur.com/bHL2bPl.png

徒歩よりも自転車によく乗る人のほうが健康寿命が長く、実際に長生き イギリスが26万人を調査

https://i.imgur.com/JKChSaE.png

https://i.imgur.com/xBZwOgs.png

https://i.imgur.com/E2Mf7OF.png

自転車トップアスリートトップ層のプロでも一般人より長生

https://i.imgur.com/Idx5ALH.png

日本交通統計を見ても、自転車利用者自動車依存者より長生きの傾向がある事実が見てとれる

https://i.imgur.com/XRPCPod.jpeg

当然ながら交通刑務所懲役囚人のほぼ全員は自動車運転者

https://i.imgur.com/FouW5Be.png

自動車を減らし、自転車を増やす政策地域環境も良好化する。

ノルウェーオスロ市では、2019年歩行者自転車死亡事故ゼロを達成した。

これは、都市計画において「ビジョンゼロ」という考え方を導入し、交通事故による死亡者と重傷者をなくすことを目標とした取り組みの結果。

特に代表都市オスロでは自動車の利用を減らし、歩行者自転車安全に移動できる環境づくりに力を入れたことが、この成果に繋がった。

オランダでもデンマーク等でも自動車を減らして自転車を増やす政策で重大事故と公害渋滞の激減に成功し、市街地の良好化に伴い、市街地活性化もつながった。

結論自動車を減らし、自転車活用を増やす個人地域に大きな利益をもたらし、地域都市安全効率高まる

Permalink |記事への反応(1) | 09:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-11

anond:20250810193118

いつもいつも「映画館スマホ補聴器アシスト通報されるなんて!」「エレベータ車いすベビーカーが優先されないなんて!」「街中のエロポスターしからん!」「オフィスパンプス履けって現代纏足けしからん」みたいな固定ブクマは一体何?「はてサ」の人達?どうでもいいとはいわないけど、正直隔離して欲しい。なんかはてブホッテントリって何年も同じネタぐるぐる回していて前に進まない。

Permalink |記事への反応(0) | 09:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-10

本がいつまで読めるかな

若いころは本を読むのに体力がいるなんて思いもよらなかった。

しろ、疲れて体が動かない!ってときに寝転がって本を読んでいた。

今はもう、疲れたときには本が読めない。本を読むにも体力が必要なんだと気が付いた。

しかも目が悪い。視力が低いため眼鏡をかけているが、普通使いと読書用を分けているので本を読むときには眼鏡を取り換えてから読む必要がある。

そして集中力も衰えた。文書を読んでいても目が滑るだけで内容が理解できない。知っている単語であってもそうなのに、知らない単語が出てくると一気に読むのが辛くなる。

仕事引退したら年金生活悠々自適読書三昧しようとおもっていたが無理そうだ。

白内障緑内障心配もあるし、認知症だって他人ごとではない。

もしも失明したらどうしよう?

車いす生活になっても読書ができれば老後は暇しないなとか思っていたけど、ブラインドレス寝たきり老人になったら別の楽しみを見つけないと。

ラジオポッドキャストかな)

PCスマホの画面を見る時間を減らして、その分、読書に充てよう。

私が生きているうちに、義眼をカポッとはめ込むタイプ電子眼球ができてくれないだろうか(オーベルシュタインみたいなやつ)。

Permalink |記事への反応(1) | 18:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-28

選挙立会人必要理由

先日の参議院選挙投票事務で思ったことがある。一若手職員意見に過ぎないけど、テーマ投票立会人について。

まだ勤めて数年以内の若手だけど、先日7月20日に行われた参議院選挙で、都内のある投票所の選挙事務担当することになった。その時の経験を語りたい。ちなみに選挙事務人生2回目。

正直、それまで選挙立会人なんて形式的ものだと高を括ってた。いなくても困らないんじゃないかと。だが、今回の経験でその認識は180度変わった。立会人は間違いなく必要だ。

ちなみに立会人というのは、地域住民代表投票所・開票所で不正がないか見張る役割である事務員と同じく、早朝~深夜までずっと現場に居て、投開票を見守る。

多くの市区では、古老と言ったら申し訳ないけど、地域の顔役みたいな人が務める。



いくつか出来事を挙げていく。まずはひとつめだ。

早朝に投票が始まって、しばらく経った頃、車椅子に乗った方が投票に訪れた。投票所の入り口から投票箱まで、何メートルもある距離を物凄くゆっくりと進んでいく。介助者が一応いたのだけど、そのご老人はさ……車いすを押してもらうのを拒否したんだよな。職員が押すといってもダメだった。なにかのこだわりか矜持があったのかもしれない。

しか投票箱の前にたどり着くのに、ずいぶん時間がかかっていた。投票箱というのは、選挙中に最初位置から動かしてはならない。しかし、このままだと、そのご老人は何度も車椅子を動かさないといけない。投票は2回ある。自分を含め、現場職員は誰もが「どうしたものか」という雰囲気だった。

すると、そばにある立会人専用デスクに鎮座していた立会人Aさんが、こっちの方を向いて言ったんだ。

「何が正しいか、よく考えて動きなさい」

その言葉にハッとさせられた。

すぐに投票箱の位置を移動させて、その車いすの人がスムーズ投票できるようにしてあげた。距離的には相当のショートカットだった。もし立会人がいなければきっと、ルールに縛られたまま、あの人に不自由な思いをさせていたと思う。

投票時間中に投票箱を移動させてはならない」というのがどのレベルの法なのかはわからない。でも、仮に国会を通った法律だったとしても、今回はこの対応でよかったと思うよ。

やっぱり人生経験がある人ってさ。法律とか超えたところにあるルール理解してるんだよな。



ふたつめである

別の時間帯には、一人の男性投票用紙交付の列に並んでいた。自分の番になって、選挙案内ハガキを……2枚出した。「あれ?」と思って私が両方バーコードを読んでみると、片方はその人の奥さんのものだった。

「すいません、こっちは別の人のなので」

と言うと、「代理でできないの?」と言われた。

「できません」と伝えたところ、そのおじさんは、なぜかその場でバリバリと音を立てて投票用紙を破り始めたのだ!そして奴は「もういい」と破り捨てた紙片を床にばら撒いた。

自分を含め、現場職員呆然としてた。投票管理者(※課長級の職員)までどう対応すればいいか迷っていると、立会人男性Bさんがすかさず動いたのだ。

Bさんは低い声で、強い口調で、「おい、○○!選挙妨害行為すんなや。通報すんぞ。選挙会場でまで迷惑かけんなや……」と毅然として言い放った。ヤンキーの口調だった。※Bさんはおじさん世代

男性は『なんであんたがいる!?』という感じでたじろいで、何も言わず投票所を出て行った……。投票はしなかった。ちなみに案内ハガキあくまで案内、ただの紙である選挙期間中に破ろうがどうしようが問題は起こらない。統計上も影響なし。



みっつめは、午後になってからのことだ。

暇になった時間帯に、いつの間にやら高齢男性投票所の受付にいた。女性職員数人の前で、世間話に花を咲かせていたのだ。彼も一応投票であるが、投票が終わった後に受付まで来てこんな話をしていた。

いくら周りに投票者がいないからって、お構いなしだ。女性職員も困った顔をしていたが、相手高齢者ということもあり、強く注意できずにいた。老人の性欲ってみっともないよな。

すると、またしても立会人Bの出番だった。こっちの方までずんずんと歩いてきてくれた。

お話はそこまでにしてください。選挙会場は私語厳禁です。申し訳ありませんが。ご協力ください」

と、穏やかながらもハッキリと促したのだ。老人は不満そうな顔をしたけど、すぐにニコニコとした表情に戻った。それ以上は何も言わず投票所を出て行った。



最後が一番、「立会人さん、ありがとう!」と思った出来事である

投票時間も終わりに近づいた頃、若い女職員数名が、さっき投票を終えたばかりの年の差カップル2人組(※男性がかなり年上)について、ヒソヒソ話をしていた。投票用紙交付スペースのあたりで。

「ね、さっきのあの2人って親子なのかな?それとも……付き合ってる?」

「わかんないけど。そういう雰囲気あるよねー」

そんな詮索をしてた。その子らは、と言っても自分よりも年上職員なのだが……さすがにイラときた。

自分業務関係で、たまたまあの2人の関係を知っていた。噂をされるのが特にイラときた。怒りは有頂天に達しそうだった。

しかし、そんな事態すらも立会人が聞きつけていた。ちなみにAさんである。Aさんは彼女たちのもとに歩み寄ると、「そういうことを話したらダメ。あのふたりが聞いたら傷つくじゃないかプライバシー発言は控えるように」と、これまた冷静に注意したんだ。

女性職員たちは「あ……」みたいになって、謝っていた。自分だって気持ちはわかる。確かに20才ほどの年の差があるカップルである

ヤキモキしていると、立会人Aさんが、さっきの女性職員に耳打ちするようにしていた。そしたら、小さく「キャー!!キャー!!」という声が聞こえてきた。あの2人のことはさすがにここでは書けないけど、人生はいろいろあるのである



これらの経験を通して、選挙立会人必要性を痛感した。これまでは、本当にいらないと思ってた。投票所じゃなくて、開票所に何人かだけいればいいと思ってた。

自分らは公務員という立場上、とにかく中立性や公平性を求められる。感情的になった有権者や、場の空気を読めない人に対して強く出ることが難しい。住民さんには弱い。

しかし、立会人はそういった「対応しにくいタイプ」の人々に対し、明確な態度で臨むことができる。行政ではなく住民なのだから笑 あの人達は、選挙の公正さを保つための番人だった。選挙立会人は欠かせない存在であると、今なら自信を持って言える。

自分も今の区役所定年退職して、生まれ育った特別区で、いつかは立会人をやってみたいと思った。

ちなみに、投票管理者立会人2人が昼食中に話していたのを聞いたところ、都内だと立会人を1日する度に約一万円もらえる。AさんとBさんは期日前投票立会人を数回と、この日と、この日の夜の開票立会人を務めるので、最低でも4~5万円はもらえることになる。

責任の重さを考えると、これくらいは当然と思われる。でもさ、選挙立会人として地域の中で白羽の矢が立つって、普通にスゴイことだと思う。普通の人は指名なんてされないよ。

自分もいつかは、それくらいの人間になってみたいと思った。以上です。

Permalink |記事への反応(1) | 22:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20250725003129

(hunglysheep1さんに宛てての記事です)

こちらこそお返事頂きとてもありがたいです!

改めて、一方的物言い失礼しました。また、論点示して頂きありがとうございます。お答えしていこうと思います

議論が得意なわけではないので、ズレた返事になってしまったらすみません。)

>この部分で、フェミニストの方にご理解いただけるか分からないのですが「犯罪を侵さな男性観点だと女性に協力するインセンティブが無い」という点は理解できますか?

基本的な事だと思いますが、だから怒っている男性もいるのです。

>例えばフェミニズムヒューマニズムではありません。救うべき、あるいは、共感すべき対象優先順位を付けていますね?( それはそれで構いません 、誰しも多かれ少なかれ優先順位はあるでしょう)

>それと同様に「犯罪を侵さな男性観点だと女性に協力するインセンティブが無い」という点は理解できるでしょうか?

>(本来必要なのはフェミズムではなく、ヒューマニズムだと思います属性に関わらず弱者支援必要です )

まずこちらですが、「インセンティブがない」という気持ちは非常~に理解できます

自分男性であればギュウギュウの電車に乗りながら「なんで見返りもないのに協力しなきゃいけないんだ…!?」と不満な気持ちになるだろうなと。

結論から申し上げると自分は、

インセンティブを感じられず怒りをためてしまうならば、無理をして協力しなくても大丈夫!心の健康第一です!』

『けれど、現実には【巡り巡ってのインセンティブ】が存在し、協力をした方がよりよい社会になるので、余裕がある時に協力してもらいたいな…!』

と思っています

この世の中には【思いやって行動してもインセンティブが発生しない(と感じる)こと】はたくさんあります

例えば、視覚障碍者ブロックの上を歩かないように気を遣っても、

駐車場車椅子専用エリアに車を停めずにいても、なんのインセンティブもないです。

これらと同様に、女性専用車両に乗らずにいることも、なんのインセンティブもない。

なので極論、これらの協力行動はしなくても良いと思います

少なくとも自分は「しないなんて酷い!」とは思いません。周囲は協力を求められているだけなので、協力しない自由はもちろんあります

「酷い!」という人がいたとしても「だって協力するもしないも自由じゃないか」と言っていいと思います

ですが自分は【普通に暮らすことが難しい人への協力は、巡り巡ってインセンティブがある】と思っています

例えば、

痴漢に遭わずにすんだ女性は、痴漢によって発生しがちな男性不審性的トラウマが発生せずにすみます

これにより男性にキツく当たる女性が少なくなるかもしれませんし、普通男性との恋愛にも積極的になれるかもしれません。

スムーズに暮らせるようになった視覚障碍者の方や車いすの方々は、時間有意義に使えるようになるので、社会のために新しい生産活動ができるかもしれません。

これらが自分にとっての”巡り巡っての”インセンティブです。

(逆に、電車で奥に詰めない、入口前で立ち止まるなどのちょっとした不親切が巡り巡って全体の不利益になることもあるなと思っています。)

もちろんこれらは全て「かもしれない」です。私が勝手に信じている宗教のようなものです。

なので「やっぱりインセンティブはないよ」と思われる方は協力しなくても良いと思いますし、

「なんだかんだあるかもしれないな」と思われる方は、心の余裕がある時に協力してもらえると良いのではないかと思います

自分はみんなが思いやれる社会理想ではありますが、

強い怒りや憎しみをためてまで協力する必要はないと思うので、ここは本当に個人自由だと思います

(※強いて言えば、女性専用車両システム的に協力をしないと(乗ってしまうと)非常に目立つ=加害性があると思われるのが問題だなと思っています

これは痴漢排除するための仕組みなので仕方ないところはありつつ、もう少しどうにかできないものかな…と。)

また上記読んでいただけるとわかるかと思いますが、自分は「フェニミズムはヒューマニズムの中の一部である」と考えています

現在社会の在り方によって苦しんでいる全ての人間が、属性による制限なく生きられるようになる社会】を自分は望んでおり、

その点女性はまだまだ「女体を保有する/出産機能を有する」ゆえの生きづらさ(性加害を受けやすい/出産という役割押し付けられやすい・社会進出しづらい)が続いているので、

当面はこれを早く是正していきたいと思っています

一方、男性健常者は現状最も社会的な差別がされづらい(主夫になりづらい、大黒柱から降りづらい、など問題あります相対的に見ると社会的な制限を受けにくい)状態です。

しかしそれゆえに

┗毎度「協力」をする立場に置かれる

男性であるから、と一人ひとりの苦しみには目を向けてもらえない

さらには性別だけで「加害性がある」などと酷い偏見まで持たれている

という状態なので、不満がたまり怒りたくなるのも大変よくわかります

なので自分ヒューマニストフェミニストとして活動しながら、男性差別ミサンドリストとも断固戦っていきたいと思っています

はてなやXでは、可能な限り男性差別にNOを出しているので、引き続き頑張っていこうと思います。力になれれば幸いです。)

&gt;その上で、なのですがメリットの無い人間に不便を強いるのを謝る事は難しいものなんでしょうか?

これについてですが、自分は、『生まれついての変えられない属性ゆえに「ごめんね」と周囲に言わ(思わ)なければいけないこと』の苦しみを

想像する必要があるのではないかと思っています

以前新聞で、『障碍者の方は毎日周囲の人達配慮と協力が必要であるため、日々「ごめん」「申し訳ない」と言い続けなければならず、ずっと苦しい』といった記事を読んだことがあります

それ以来、「元々苦しい立場にある方々が更に負い目を感じなければならないのはあまりにも理不尽だ」「ごめんと言われても『ごめんはいらない。ありがとうがいい』と言おう」と思うようになりました。

女性専用車両についても考え方は同様です。

痴漢に怯えている(=既に苦しんでいる状況にある)人が避難をするだけで、周囲から「ごめん」を求められるのは辛いことだと思っています

(”身近な友人が痴漢被害あい、それ以降専用車両に乗っているが、乗るたびずっと「ごめんね」と申し訳なく思って生きていく姿”を想像するとピンとくるのかなと思います。)

なので少なくとも周囲には「ごめん」を求めてほしくないと思います

それは、今苦しみを感じている人にさらに悲しい思いをさせる行為なので。

また申し訳なく思うよりは、感謝気持ちを持ったほうが「男性たちも怖い人ばかりじゃないんだ。優しいんだ」と思えるので、双方にとって良い感情のサイクルが起きると思っています

つらつらと偉そうに語ってしまいましたが、自分の考えは以上です。

できる限り、被害女性男性立場想像して書いたつもりではありますが、

きっとまだまだ想像至らないところはあると思うので、自分が見落としてることがありましたら、「男性からはこういう視点もあるよ」と教えてもらえたらありがたいです。

微力ではありますが、男女関係なくみんなが不自由なく暮らしていけるよう、これからも考えていこうと思いますmm

Permalink |記事への反応(2) | 11:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-18

anond:20250718234718

スクワットやりこむとロニーコールマンみたいに車いす生活になるけど

Permalink |記事への反応(0) | 23:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-03

任天堂アクセシビリティ関連やらかしまとめ

過去ホットエントリーや関連のブコメからまとめてみた

(他にもあったらトラバブコメで教えてください)

Permalink |記事への反応(1) | 22:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-17

dorawii

眼科車いす知的障害の男がいたんだ。

知的障害判断したのはなんかポテチ食う時いちいち食べていいとか周囲につぶやくし、子供が横切ったら「あ、小さい子供」とか事案なことを平気で言うからだ。

んでそいつ常にやたら裏声気味に話してるんだよね。

知的障害の男ってそういう奴多い記憶。なんで?

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250617193908 -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaFFFzQAKCRBwMdsubs4+SBg1AP9UQtdJJys4/fY1RBGKJc1jKYFOdMkTJGAnVDC2ztKmbAEA29aA8tTZtCq4lFPkd5ilDCiMIksijiyxaMy6/2XawgI==UieW-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(1) | 19:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-14

祖母危篤なのにちっとも悲しくない

祖母危篤だ。

でも、ちっとも悲しくない。

祖母実家の近くに住んでいて、小学生くらいの頃は共働きの両親が帰ってくるまで私は祖母の家で過ごしていた。

孫の中で女なのは私だけだったのもあって、祖母は私のことをとても可愛がってくれていたと思う。

私が国立大学合格したときも、祖母は心から喜んでくれた。

風向きが変わったのは、コロナ禍に入る少し前だ。

祖母が腰を悪くし、外出できなくなった。

そこから転がり落ちるように祖母は体調を悪くし、実家の母と叔母が交代で祖母介護した。

祖母自分の弱った姿を孫たちに見られたくないのか、私を含め孫の誰とも会おうとしなかった。

祖母の様子は母から伝え聞くだけになった。

そうこうしているうちにコロナ禍になり、ますます祖母とは合わなくなった。

そして祖母介護施設に入った。

介護施設に入ってから認知症も出てきたらしい。

去年、数年ぶりに祖母に会いに行った。

祖母は、私の知っている祖母とはまるで別人だった。

ふっくらとしていて、白髪もなくて、おしゃべりだった祖母はどこにもいなかった。

目の前にいたのは、痩せて、真っ白な頭で、車いすに乗った見知らぬおばあさんだった。

正直どう接していいのかわからなかった。

でも、私が戸惑った様子を見せると母や叔母が悲しむと思い、明るく振舞った。

それ以来何度か祖母には会いに行っているが、やっぱり祖母だという実感がわかない。

危篤だという知らせを受けても、「そうかあ、もういい歳だしなあ」くらいのことしか思わない。

たぶん、私の中で祖母はもうずっと前にこの世から消えてしまったのだと思う。

それよりも、母の腫瘍マーカーが上がっていることの方が心配だし、母のCT検査の結果の方がずっと気になっている。

祖母危篤になったことで、母と行く予定だった旅行キャンセルになったことの悲しみの方がずっと大きい。

母に対して口では「しょうがないよ、気にしないで」と言ってはいるが、内心では「なんで今なんだよ」という気持ちでいっぱいだ。

おばあちゃん、ごめんね。

今の私はおばあちゃんのことより、お母さんが長生きしてくれることの方がずっとずっと大事なんだ。

キャンセルになった旅行には秋に行こう」と母が言ってくれているので、それは絶対に実現させたい。

Permalink |記事への反応(0) | 22:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-23

認知症になった親の介護を終えた今これまでのことを振り返ってみる

認知症になった親の介護が終わりました。

終わったということはそういうことです。

長かったような短かったような……



次はもっとうまくやれると思うけれど次は無い。

でも自分気持ちを整理するためにも書いておきたい。

まりここに書くことは純粋自己満足です。

誰かの参考になれば、などという殊勝な考え方は持ち合わせておりません。




介護するまでのこと

様子がおかしくなったのは15年?くらい前。私よりも本人が異常を感じたらしいです。

忘れ物落とし物をすることが多くなった。

普段できていることができなくなった。

自分おかしいということがわかったらしいです。

そこで「なら私がやる」にしてしまうとさらに何もできなくなるという話も聞いていたので今まで通り生活をしてもらってました。

その後、電車に乗れなくなった(東京近郊なんで免許は無くて仕事行くのも買い物行くのも電車という生活でした)という話を聞いてこれはまずいなとさすがの私も思いました。

とは言えそこまで切迫感を持っていたわけではありません。今思うとこの時点で相談すべきでしたね。

うそう、症状として印象的だったことがあります

洗濯をすると靴下がばらばらになりました。症状は個人によって違うと思うので参考にもならないのかもしれませんがはっきりと覚えています

そのころから日常的な家事すら満足にできない私に家事を教えたり、自分地域の包括支援センターというところに相談したりをしていました。

そういう年なんでかかりつけの医者でも相談して例の薬をもらっていました。


そしてある日包括の人から電話が入っていて家族にも話がしたいと。

休みを取って訪問してもらってデイサービス等の利用を勧められました。

やっぱりショックでしたね。そりゃもう。

元気で言葉は悪いけれど「殺しても死ななそう」みたいな人がそういう判断をされるんだから

そして、ここで一つ私は大きなミスを犯しました。



介護サービスを利用するには継続的お金がかかります。私の収入だけでは心もとない。そのお金をどう調達するか。

親がもっていた金融商品を解約することにしました。

ところがです。やってしまった。正直に「認知症がぁ」とぽろっと漏らしてしまったのです。

向こうも困っていました。

そういう電話コンプラ対策ですべて録音されているわけです。「認知症」はNGワードです。全部の会社でそうなのかはわからないですがその会社ではそうでした。

予定が狂いました……



親も働いていた人なので年金はあります。それじゃ足らない。うーん……

私が加入していた保険の一部を払い込み済みにしました……

未来自分が使うはずだったお金を使うことにしました。

未来自分はきっと貧乏になります

それでも今を生きられなくなるよりはましなのでそういう決断しました。



包括の人との面談で強く言われたことがあります

介護が大変でも絶対仕事をやめるな!」ということです。

給料が安くても毎月お金が入ってくる仕事についているのならしがみつけと。

親の介護が大変で仕事を辞めると共倒れしてしま可能性がけっこう高いらしいです。

自分を生んで面倒を見てくれた親よりも仕事を取るとはけしからん」という意見をお持ちの人もいるでしょう。

そこまで極端ではなくてもどっちを取るか迷う人はけっこう多いんじゃないかと思います

私もそうでした。

その時包括の人から言われた言葉は非常に参考になりました。

自分のケースはただ一つですが包括の人は何十ものケースを見ているはずです。

他のケースも見たうえでそういうアドバイスをしてくれるということには重みを感じました。

もちろん最終的な決断介護をする自分がしなければなりません。

認知症場合は本人の決断というのが期待できないので家族決断しなければなりません。

それでも、他の人の言うがままにこうした、と思うより、自分自身が最終決断したと思うことで自己満足ではありますが後々後悔することは少ないのではないかと私は思っています



介護前期

デイサービスというのは曜日単位なんですね。午前コースと午後コース食事食事無などいろいろなメニューがある。

利用するまで知りませんでした。

車が迎えに来てくれて車に乗ればあとは帰ってくるまでお任せです。

デイサービスの車の走行距離って全国合わせるとすごいことになってるんでしょうね。事故が多く報じられるのも納得です。毎日あれだけ走っていれば事故も多いわ。


デイサービスが利用できるのはて毎日ではありません。

最初のうちは私が家にいる土日は利用していなかったのですが土曜日は利用するようになりました。でもなかなか空かない曜日もあって毎日というわけにはいかない。

その家にいるタイミングでいわゆる徘徊的な行動をするなど……

仕事続けられるんだろうか?

不安になりました。

デイサービスでは無理、常時介護をお願いできる施設の方がいいんじゃないか。

思い悩んでいるところで神風が吹きました。



コロナウイルス襲来



それまで在宅勤務は0だったのですが100%在宅勤務になりました!

これなら、これならなんとかなる!

みんな「コロナのせいで」」とか「コロナさえなければ」と言っている中私は「コロナのおかげで!」


そう思った時期が私にもありました……



介護中期

在宅勤務とは言えというか在宅勤務だからこそ打ち合わせとかありますよね。会議室取らなくていい分増えたような気もします。

打ち合わせしてるじゃないですか。

玄関は鍵閉めてその他対策をして簡単には外に出られないようにしているつもりだから盛り上がってしまったりします。

打ち合わせを終えるといなくなってる……

そして……夜眠っている。朝になるといない……

自分だったらこトラップ初見で解除できない、そう思っている私が浅はかでした。

やすやす突破されました。

別のトラップしかけてもしばらく経つと突破されてます

本当に認知力に問題あるのだろうか?俺に意地悪しているだけなんじゃないか?とすら思いました。



気を悪くする人もいるでしょうが、実際に触れてみると認知症になった人って子供に戻ってるんじゃないかと思うんですよね。

気を引くためにわざと怒られるようなことをしているように見える節があります

子育てと似ているのかも。

ただ、根本的な違いがあって子育ては将来に希望があるし終わるタイミングがある程度見えている。

対して認知症介護は将来治る見込みがなく終わるタイミングが全くわからない。

当たり前といえば当たり前ですが精神的な負担認知症介護の方が強いのではないかと思います

育児も大変ですけど……



横道にそれましたがそんなこんなで限界が近づいているタイミングで利用しているデイサービスの方からももっと手厚い介護を受けた方がいいのではというお話いただきました。

その時点では日中は家にいる時間よりデイサービスにいる時間の方が長くデイサービスでは私と違って誰かしらが見ている状況なのでそれでも厳しいということだったらと思いケアマネさんと相談を始めました。



介護後期

提案をされたのはグループホームです。家族収入にも寄りますが私の収入場合公的資金を頼るには多すぎて自己負担が大きい施設を利用するには少なすぎるという中途半端な状況。

親の年金?それだけで足りるわけがない。

無理なくとは言えないまでも無理をすれば支払いができるグループホームを何か所か提案してもらいました。

ここでもコロナで助かりました。

休みを潰すと見学に行けちゃうんですわ。やることをやっていればけっこう自由にできる職場だったんで「昼休みのあとちょっと遅れまーす」みたいなことを言えば外出できました。

ホワイトですねぇ。ええ。ホワイトですよ。うん。ホワイト

有休介護休暇を消費せずに対応できるんですな。

コロナ前だったらこんな対応不可能でしたね。おそらく有休まで使いきって何日か欠勤してたでしょう。介護休暇?んなもん足りるわけねぇww

見学に行ってよさげに見えても私が決断する前に入居者が決まったりそもそも見学している時には空きが無かったりとかもありました。

競争率激しいですねぇ。

そんな中、気に入ったのがとある施設でした。



決め手はなにか?





から近い!



圧倒的に近い!!



がんばれば歩いても行ける距離で車なら5分!!!



しか信号待ち無し!!!!!



施設は小規模で手厚いサポートかに不安がありましたけど何かあった時にすぐに行けるという安心感でその施設を選びました。

これは入居してから聞いたのですが、施設で働いている職員の中に私の親が外を歩いているのを見ていた人もいました。

自分のところじゃなくてもいいから入居した方がよさそうだなと思っていたらしいです。



入居して一安心、というわけにはいかなかったです。

病状は進んで暴れたりすることもあり、気持ちを落ち着かせる薬をもらうのに家族の付き添いが必要ということで、そもそもそういう診断ができる精神科が少なくて予約もできないとかまぁいろいろありました。

そうこうしているうちにこれもまた運がいいことに歩きは無理だけど車なら無理なく行ける場所にあるお医者さんが受け入れてくれました。

診察は最初の1回だけでその後は私が様子を伝えれば処方箋と薬をもらいに行くだけという対応で済むようになりました。

そのお医者さんを見つけたのがかなり大きかったです。私がおかしくなったらそこに行こうかと思ってます。その時にもその先生はいるかどうかはわからんですけどね。

それ以外にもけがをしたりとかいろいろあるたびに医者には連れて行きました。最初自分で連れていけましたが最終的には介護タクシーを利用しましたね。

一般的自家用車で運ぶのは無理っす。

車いす対応レンタカーを借りることも検討しましたが行く病院によっては介護タクシーの方が安くつきます



介護の終わり

そうこうしているうちに親の病状が落ち着いてきました。

落ち着いてきた……、それはつまり終わりが見えて来た、ということになります

精神科にも通院しなくなりそうするとその都度聞いていた様子を聞かない月が出て来たり……

毎月のコミュニケーションはあるんですが通院する時のコミュニケーションはやっぱ濃かったんでね。

施設職員さんも忙しい中時間を作ってくれてるのはわかるので通院と言う理由なしに「変わりないですよ」という一言を聞くためだけに時間をもらうのもなというのもありました。

ああ、ここでは逆に近いことがマイナス作用したのかも。近いからいつでもいけるとおもっちゃうんですよね。



そして、様子がおかしいという連絡があり、ちょうど予定していた有休があるのでその時に顔を見に行くという話をしました。

しかしもう一度連絡があってその日が土日だったんでスーパーに買い物に行くついでにちょろっと顔を見に行きました。その時も今日明日と言うようには見えないと言われたし私もそう思ったんですが……。



その翌日、眠ったまま息を引き取りました。



親戚づきあいを濃密にしていたわけでもなく、同世代の友人もみんながみんな元気というわけでもなくということで私が1人で見送るつもりでいましたが、連絡がついた親族や友人経由で小ぢんまりには変わりないですが思ったよりも大勢にお見送りしてもらいました。

知らない人がいると思ってびびってたら40年ぶりくらいに会う人だった。わかるわけがないw



終わったらたぶんほっとするんだろうなぁと思ってましたが違いましたね。

なんか言語化するのが無理な気持ちになってます



後悔は無いです。

でも、次にやるんだったらもうちょっとうまくやります経済的な、精神的な負担も今回よりは軽くなるようにやろうと思います







次はありません。

Permalink |記事への反応(12) | 18:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-15

家族任天堂ミュージアムに行った

結婚が決まっていて、もう来月には家を出る。

その前に、弟が応募していた任天堂ミュージアム抽選に当たった。

両親と兄、私、弟で行くことになった。兄は結婚していたが、たまたま奥さんも友人と旅行なうえ、かねてより行きたかったらしい。

新幹線家族で乗るのは相当久しぶりだった。年老いた犬に「日帰りだからね」と手を振った。

任天堂ミュージアムでも、小さいころの話をしたり、建て替える前の家の話もした。

「お父さんがね、兄弟で遊べるものと思ってゲームを買ってきたのが始まり」と母が教えてくれた。それがゲームキューブだった。

実は64は父が持っていて、膝の上で遊んでいた話。

ゲームキューブのセーブデータ兄弟揉めた話。

GBワイヤレス通信面白くて、家なのにわざわざ離れて試した話。

雨の日にポケットに入れたGBを水溜まりに落として真っ二つになったけどコードが繋がっていたので生きていた話。

海外旅行した時、海外限定デザインGBを買ってもらえた話。

DSを遊びすぎて何機か壊れた話。

建て替え前の家ではゲームキューブを落として床に穴が開いた話。

Wiiを買った後に親子喧嘩してしまい、配線という言葉もわからない兄弟説明書を読みながら自力接続した話。

はじめてのWiiタンクをずっと遊んだ話。

今も手あかまみれのWiiリモコンを残している話。

初めのMHシリーズモンハン3を遊んだ時、リオレイアに「明らかにボスだよ!どうしようどうしよう!」とビクビクして挑んだ話。

今じゃ余裕だもんなな話。

兄がマリギャラ1,2のグリーンスターまでコンプリートしていた話。

それを必死に私と弟がアシストしていたねの話。

「夕飯だよ!」と母に怒られた中、マスターブギラクシーをクリアした時の話。

マリギャラ1のED神秘的すぎて未だに傑作としてみんなに伝えているという話。

マリオカートでお父さんがこっそりタイムアタック更新していた話。

マリパバタバタしていたら犬も一緒にバタバタし始めた話。

スマブラXを遊びすぎてWiiがぶっ壊れた話。

WiiUはみんなの受験期に被ってあまり遊べなかった話。

稼げるようになって、オンラインswitch遊んだ話。

ヨボヨボし始めた父にswitchの使い方を教えた話。

あのゲームリメイクだとか、あの新作が面白かった話。

食事中はゲームの話ばっかりな話。

出かけたらみんなでゲーム売り場に寄っちゃう話。

マリカの新作が早くみんなで遊びたい話。

母が仲良く遊んでくれてよかったと、嫌っていたゲーム機に感謝している話。

疲れるほどいろいろ話していたら「USJ任天堂エリアにも一緒に行きたいね!」と思わず言ったが「ははは!もう難しいでしょ」と言われた。そうだよね、ははは!とその場は流した。

その後も笑いながら、楽しみながら、思い出を語って、たくさんお土産を買って、帰路についた。

みんな寝ている中、私はその言葉を思い出して泣きそうになった。

お金は全部兄、私、弟で支払ったので親は感慨深げに喜んでいた。それもなんだか悲しくなった。

もう、こうやって家族と遊べないんだな。家族任天堂エリア行けたらきっと楽しめただろうなぁとか、城の絵の前で兄が絶対ケツワープを真似してただろうなぁとか、64とマリオカートが好きな父を連れていったらなぁとか、なんか、たくさん。いろいろ。

あーあ。私、よその家の家族になるのか。

父が「俺はもう足がダメ。あと少しで車いすになるし、出かけるのも難しいだろうなぁ」と悲しそうに言っていたのを思い出してしまった。

母が「ふと、思うのよね。お父さんは私より10も年上だから、みんな結婚したら私は一人の時間長いのよね。動物でも飼おうかしら」と笑って言っていたのも思い出してしまった。

夕飯時にゲームハードキーホルダーを開けた。

Wiiが欲しいと思ったのに5個全部DSだった。バカじゃないの。誰だよ売り場のをシャッフルしたやつ。運がいいのか悪いのか。でも本当に運命だったのかもしれない。

みんな大爆笑して「また買える楽しみが残ったな!」と父が言った。

各自ひとつ持つか…と図らずも家族でお揃いになった。

ぶっちゃけこの家族が本当に大好きだから、『xxxx年~xxxx年 増田家の証』として墓に埋め込んでほしい。『Wiiを所望する』と書いておいてくれ。

もう死んだ後も考えてしまう。きっと死に際に「あの世でまた、みんなとゲームできるなら死んでもいいかな」って思う。

結婚したいけど、したくない。大人になれない。

Permalink |記事への反応(7) | 17:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

発達障害者に無条件で障害年金月25万をよこせ

152万円。

この数字がわかるだろうか?

発達障害者の平均年収である中央値でも最頻値でもない。これが平均値である

しかもこれは労働者の平均年収である就業33%と言われる狭き門を通り抜けたエリート発達障害者の平均が、これである


日本給与所得者の平均年収約460万円とされている中、この数字は驚異的である発達障害として産まれた、これだけで年収300万のマイナスだ。40年働いたとしたらマイナス1億2000万、産まれながらにして1億2000万の借金を背負っているようなものだ。

奨学金など目ではない。23区新築マンションが買えてしまう値段だ。本人に何も非がないにも関わらず、である


そんな不幸な発達障害者に対して、国は何もしない。年数十万の障害年金すら渡さない。視覚障害者のために点字ブロックや音の出る信号車いす障害者のためにエレベータースロープの設置を行うにもかかわらず、発達障害者には何もしない。

医者忠告に逆らって酒を飲み続け肝臓ガンになった自業自得患者医療費税金で払うのに、運良く健常者に産まれパートナー子供に恵まれ人間の子育てには税金を使うのに、発達障害者には何もしない。


なんだこれは?まるで片足の人間に一切給水をさせずにマラソンをさせるようなものである。両足揃った人間スポーツドリンクを貰えるのに!


そんな生まれつき大きなハンデを背負った発達障害者には健常者の年収との差額分、毎年300万=月25万を渡すべきではないだろうか。

婚姻率が低いかパートナーをあてがえ、とか、聴覚過敏だから騒音規制を厳しくしろ、とかそんなことを言うつもりはない。せめて年収の差額分ぐらいは貰えてもいいのではないのだろうか。

そう思った最低賃金労働発達障害者でした。


Q.詐病とかどうすんの?

A.発達障害者子供のうちから明らかに異常な行動を見せるのですぐに見分けが付きます。健常者なのに子供のうちから発達障害者を演じられるなら子役にでもなるべき。

Permalink |記事への反応(2) | 01:08

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-05

anond:20250405080517

陰謀論?何いってんだ?事実だろ

 

ソース:

接種後健康被害9千件認定 救済制度、新型コロナワクチン

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2eec8f5e733b99cb003348804c3d37492d5f71e

【新型コロナワクチン後遺症】元看護師車いす生活に「元の自分に戻りたい...」 消防士「23㎏痩せ、心の病といわれた」 『治らない』後遺症現実

https://www.mbs.jp/news/feature/scoop/article/2024/11/103826.shtml

Permalink |記事への反応(1) | 08:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-03

anond:20250403003444

車いすバスケ多様性配慮アピールおもしろくないゲームかな と思ったら坂道爆走からダンクシュートみたいなの決めててゲームデザイナーやるなあと思った

Permalink |記事への反応(0) | 00:39

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-03

スプーク!ワクチン後遺症の驚異

【新型コロナワクチン後遺症】元看護師車いす生活に「元の自分に戻りたい...」 消防士「23㎏痩せ、心の病といわれた」 『治らない』後遺症現実

https://www.mbs.jp/news/feature/scoop/article/2024/11/103826.shtml

Permalink |記事への反応(0) | 03:53

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-01

anond:20250226191615

遅くなりましたが、沢山のコメント、反応ありがとうございます増田です。

追記として書けないのでここで御礼。

ここ3日間、みんなのコメントを元に新人さん(Aさん)をよく観察した所

仕事に対して真面目には取り組んでいるんだが、視点が変な方向に行く、こちらが常識だと思ってる事を疑問で投げかけてくる

(例)

Aさん「車いす利用者が帰りたいと言って立ち上がったんです…」

私「認知症の方なので、もう少しで帰れるので待っててくださいと宥めてくださいね」 

仕事1日目ならこの質問も解かるけど、こういったやり取りは毎回毎日行われてるじゃーーーーん!今更これ聞くのかよ!!!

と思ってたが、多分、この利用者名前を覚えてない⇒この人が認知症かどうか解らない⇒どうしよう!となったのかな?

と、思いました。

あと、マルチタスクは壊滅的に出来ないと思った

ヤル気、覚える気に関してはあると信じたい…

■私がやる事

Aさんでも解るマニュアルを再編成

とにかくAさんに利用者に声掛けして名前を憶えてもらう

仕事に慣れるまでAさんはマルチタスクを行わせない

利用者が居ない時間帯に新しい事を教える(必ずメモなりノートなりに書いてもらう)

先は長いのかもしれないけど、超人手不足なので仕方無いよね…

Permalink |記事への反応(0) | 07:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-27

anond:20250227155119

よくわからん車いすマーク普通車が停めるのは違法じゃないんじゃなったっけ

マナー問題範疇と聞いた気がするけど

Permalink |記事への反応(0) | 15:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-13

anond:20250213111509

身体障害者用の車いす(法2条1項11号の3)

身体障害により歩行が困難な者の移動の用に供するための車いす原動機を用い

ものにあっては、内閣府令で定める基準に該当するものに限る。)をいう。

基準

1 車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅及び高さを超えないこと。

イ 長さ 120cm

ロ 幅 77cm

ハ 高さ 109cm

2 車体の構造は、次に掲げるものであること。

原動機として、電動機を用いること。

ロ 6km/hを超える速度を出すことができないこと。

歩行者危害を及ぼすおそれがある鋭利な突起部がないこと。

自動車又は原動機付自転車と外観を通じて明確に識別することができること。

・ 当該基準を満たすものについては車両からは除かれており、歩行者扱いとなる。

・ 当該基準を満たさな原動機を用いる身体障害者用の車いすについては、「身体

害者用の車いす」とはならないので、自動車または原動機付自転車に該当する。

・ 当該基準に適合するかどうかについては、車いす制作または販売を業とする者か

ら、あらかじめ国家公安委員会形式認定を受けることができることとなっている。

シニアカーについては、一般上記形式認定を受けていることから歩行者扱いと

なる。

Permalink |記事への反応(1) | 11:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20250213043422

障がい者用のスロープについてどう思ってるんだろ・・・と思いながら例のブコメ群を見てたわ

ワンチャン車いすスロープさえも健常者に不平等だと思ってそうで怖い

Permalink |記事への反応(0) | 04:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp