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はてなキーワード:西ヨーロッパとは

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2025-10-08

初夜捧げようとしたら領主からドン引きされる事実

現在フランスアドル県に位置する地域を治めていた領主は、ある時新婚の領民夫婦から妻の初夜を捧げられた。

この新郎は大変なケチであり、初夜権の拒否に付随する乳製品穀物を納めることを嫌がり、妻の初夜を捧げることで結婚税を回避しようとした。

領主は驚き、従者に命じてこの夫婦の家から使い古した鍋とチーズパン押収して夫に妻の初夜権を返した。

この話は領主によってサントル=ヴァル・ド・ロワール地域領主達の笑い話になった。

結婚税を払わねば妻の初夜を奪う」という脅しは西ヨーロッパ領主たちの決まり文句であったが、まさか税を拒否して妻の初夜を貢納しようとすると夫が現れると誰が思っただろうか。

件の夫婦は生まれから死ぬまでとうとうそ荘園を一歩も出ることがなかったが、彼らの名は領主たちの笑い話としてその村を飛び出したのである

Permalink |記事への反応(0) | 00:12

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2025-06-30

anond:20250629000545

民主主義という「壮大な実験」の光と影古代の教訓から現代の試練、そして未来への託宣

人類歴史において、民主主義は常に理想現実狭間で揺れ動く「壮大な実験」であり続けてきた。古代ギリシアの賢人たちは、その脆さと可能性を早くも見抜いていた。

古代ギリシアデモクラシー批判政体の循環

プラトンは、その著書『国家』において、理想国家堕落の最終段階として「民主政」を挙げ、それが「僭主政」へと移行する危険性を指摘した。彼は、自由を過度に追求する民主政が、最終的には無秩序放縦を生み出し、大衆感情に訴えかける扇動家僭主)の台頭を許すと警告した。アリストテレスもまた、『政治学』第5巻で、民主政が貧富の対立扇動政治家による民衆操作によって不安定化し、崩壊に至る多くの実例を詳述している。

そして、ポリュビオスは、政体が「王政僭主政→貴族政→寡頭政→民主政衆愚政」というサイクルを繰り返す「政体循環論」を提唱した。民主政衆愚政へと堕落する過程は、個人自由が過度に尊重されるあまり公共利益が見失われ、最終的に無秩序暴力支配する衆愚政治に陥るというものであり、古代の知見が現代にも通じる普遍性を持つことを示している。

古代ローマ共和制は、これらのギリシア哲学者懸念現実のものとする一例だった。その成果は、法の支配市民権利抑制と均衡のシステムに見られたが、広大な領土の獲得に伴う経済格差の拡大、軍人政治家の台頭、そして内乱の激化は、最終的に共和制帝政へと移行させる原因となった。これは、いかに強固な体制であっても、内部の矛盾と「安定した政権交代ができない」という弱点を抱えることで、崩壊の道を辿ることを示している。

米国リベラルデモクラシー二律背反

長く続いた暗黒のヨーロッパを経て、米国リベラルデモクラシー旗手として世界舞台に登場した。その理念は、自由平等人権、そして民主主義の普及にあった。米国独立宣言は、まさにその理念の表明であり、「全ての人間平等につくられ、創造主によって、生命自由幸福の追求という、ある種の不可侵権利を与えられている」という、新しい世代へと夢を託す壮大なビジョンを示している。

しかし、冷戦という特殊な国際情勢下において、米国理想現実の厳しい矛盾に直面した。ソ連とのイデオロギー対立の中で、米国は「リベラル」な信条と相反する「リアリスト」な態度を国際社会外交)において求められることになった。その結果、CIAなどの諜報機関は、他国政権転覆心理作戦プロパガンダといった秘密情報活動を大規模に展開した。これらの活動は、当時の米国国益を守るためとされたが、介入を受けた国々に米国に対する根深猜疑心と不信感を植え付けた。リベラルデモクラシー標榜する国家が、その理想とは裏腹に、他国の内政に干渉し、世論操作する行動に出たことは、その後の国際社会における米国信頼性にも影を落とすことになった。

皮肉なことに、この「他国貶める」ために行われた情報操作の「刃」は、時を経て米国自身に向けられることになる。米国社会で広がる「ディープステート」論は、かつてCIAなどが他国で行ってきたような「見えない権力による操作」への根深い不信感が、今や自国エスタブリッシュメントに向けられている現象と見ることができる。リベラルデモクラシー擁護であるはずの米国が、自らの行いが原因で、その理念自体に疑いの目を向けられている現状は、まさに過去の行動の「しっぺ返し」と言えるだろう。

現代社会心理民主主義の脆さ

現代世界特に米国の影響を色濃く受ける日本西ヨーロッパの人々も、同様の「終末観」にとらわれているかもしれない。ピュー・リサーチセンター調査によれば、米国では成人のおよそ4割が「人類は終末の時代に生きている」と信じている。特に福音派の多くは、この信念が強く、キリスト再臨を心待ちにする彼らがイスラエルを強く支持する姿勢は、その信仰地政学的な問題にまで影響を与えていることを示している。https://www.pewresearch.org/short-reads/2022/12/08/about-four-in-ten-u-s-adults-believe-humanity-is-living-in-the-end-times/

一見、これまでの古代デモクラシー批判戦後情報活動議論と、現代終末論心理は繋がりがないように見えるかもしれない。しかし、リベラルデモクラシーにおける社会心理社会不安は密接に結びついている。

第二次世界大戦経験した我々は、過去生活苦経済から排外主義などを煽られ、ファッショを生み出した経験を持つ。ファシズムは、大衆の不満と不安を吸収し、明確な「敵」を提示し、感情的に扇動することで、個人自由を奪い、国家肥大化させていった。 この歴史は、民主主義いかに容易に大衆操作によって変質し、その結果がどれほど悲劇的になりうるかを示す重要な教訓である

安易リアリズムに引き込まれない為に

私たちは、民主主義の脆さ、そしてリベラル理想が時に傲慢さや矛盾はらむことを知っている。知っていてなお、前向きに新しい世代へと夢を託していかねばならないのだろう。

なぜなら、人類はこれまでも、数々の困難な時代を乗り越えてきたからだ。古代政体循環や、近代ファシズムの台頭、冷戦期の情報戦といった過去経験は、私たち民主主義が直面する試練の本質を教えてくれる。それは、生活苦経済から生じる不満が、社会構造や外部の敵ではなく、「内なる敵」へと転嫁され、徒党化することで、自身体制を内側から破壊するという、デモクラシーの最も脆い側面である

しかし、その脆さを知ることは、同時に「同じ目には遭わない」ための知恵となる。私たち過去の過ちを繰り返し、民主主義理想を失ってはならない。それは人類の英知であり、私たちに課せられた「壮大な実験」の継続成功への責任である

最高裁判事を退任するブライヤー判事が、アメリカを「自由とすべての人間平等であるという命題に捧げられた国」であり、その理念が長く続くかどうかは「実験であると述べ、その成否を若い世代に託した表明は、私たち勇気を与えるものであるhttps://www.youtube.com/watch?v=Lv7WkW7z4hQ

---

こんな感じでどうでしょうか?(Gemini 2.5Flash より生成)

Permalink |記事への反応(1) | 15:45

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2025-05-02

世界は「19世紀」に戻り、米国は「非自由主義的民主主義」に陥りつつある | 一人の男のエゴイズムのため

というクーリエジャポン(中身はLe Monde)の記事へのブコメランド研究所レポート を教えてもらった。

そのブコメとはこちhttps://b.hatena.ne.jp/entry/4769813175171719233/comment/shugetsu-sai

アメリカランド研究所では、2000年から既に世界は「新中世主義」と呼ぶ新たな時代に入っていると分析しており、ザカリア氏の19世紀回帰論には誤りがある。 https://www.rand.org/pubs/research_reports/RRA1887-1.html

ただし、ブコメの指摘と異なりRANDレポートの主旨は、米国中国で起きていることを対比し、いずれも国家の力が相対的に弱体化しており(Weakening States)、国民社会連帯を弱め国家以外の多様なコミュニティへと帰属し(Fragmenting Societies)、経済成長は鈍化と不均衡(Imbalanced Economies)、自然災害感染症・無法で暴力的な非国家主体の脅威(Pervasive Threats)、パラミリ国際的犯罪組織サイバーなどによる戦争非公式化(Informalization of Warfare)が2000年からの特徴となっていることを指摘している。

そして、こうした事柄を指して、ランド研究所U.S.-China Rivalry in a Neomedieval World—Security in an Age of Weakening States は、「ネオ中世」と呼んでいるのだけど、それは別に実際の中世ヨーロッパ(5〜15世紀)を指して、そう呼んだ訳ではなく、近代国民国家のような強い中央集権国家統治によって国家vs.民衆といったフラット構造ではない重層的でそこここに権力が分立している様を指して「ネオ中世」と呼んでいることに気付く。

したがって、本件のブコメとなっているファリードザカリアインタビュー記事の「19世紀に巻き戻る」というのも、Liberal標榜する戦後西ヨーロッパ価値観(*法の支配*)から過去に巻き戻るという意味で使われている点で共通している。

==== =====

ひょっとして、はてな記法ってすでに無効となっている書き方?

全然ドキュメントの通りにレンダリングされないんだけど...、ドキュメントメンテナンスしてないのか...

https://help.hatenablog.com/entry/text-hatena-list

Permalink |記事への反応(0) | 20:36

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2025-02-11

[Webクリップ]

1755年リスボン地震リスボンじしんポルトガル語: Sismo de Lisboa de 1755、英語: 1755 Lisbon earthquake)は、1755年11月1日に発生した巨大地震である

リスボン震災リスボンだいしんさい)あるいはリスボン大地震リスボンおおじしん)などとも言う。

9時40分に西ヨーロッパの広い範囲で強い揺れが起こり、ポルトガルリスボンを中心に大きな被害を出した。

津波による死者1万人を含む、5万5,000人から6万2,000人が死亡した。

推定されるマグニチュードはMw8.5〜9.0の巨大地震であったと考えられている。

震源サン・ヴィセンテ岬西南西約200kmと推定されている。

地震が与えた衝撃はヨーロッパ精神にもおよんだ。

当時の通俗的理解では、地震とは自然現象というより神罰である

しかし、多くの教会を援助し、海外植民地キリスト教宣教してきた敬虔カトリック国家ポルトガル首都リスボンが、なぜ神罰を受けねばならなかったのか、

なぜ祭日に地震の直撃を受けて多くの聖堂もろとも町が破壊され、善人も悪人も罪のない子供たちも等しく死ななければならなかったのかについては、

18世紀神学哲学では説明の難しいものであった。

震災の原因をリスボンの人々の「罪」にあるとしたイエズス会ポルトガル領土から追放され、財産国庫没収された。

イエズス会指導者地震を人々に対する「罰」である説教し続けて人々の熱狂的な支持を受け、

カルヴァーリョリスボンを再建しようとすること自体を神に背くものであるとして糾弾し続けていたガブリエル・マラグリダは地下牢に幽閉の後に異端審問にかけられて処刑された。

Permalink |記事への反応(0) | 04:22

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2024-08-11

anond:20240809212549

つの時代世界人口の一位が中国、二位がインドメキシコ時代もあるけど、世界と繋がってないのであえて無視)、それからエジプト

その経済大国との交易インド貿易シルクロード地中海貿易シリアアフガニスタンを抑えたもの覇者

食糧生産は今もバルカン北部からウクライナらへんがヨーロッパを支えてる。そこらを抑えてたトルコイランは常に強い。西ヨーロッパの食料生産効率なんか、砂漠気候メソポタミアにも遠く及ばなかった。寒い上に種を撒くときに土をかけないから出芽しないとかいう笑い話を1000年以上。

近代まで最強の軍備だった馬の生産もそこらへん。

産業革命以降だって清朝に輸出するものがなくて、困った挙句アヘン売るくらいヨーロッパにはなんもない。

ヨーロッパ世界史の傍流で、ここ200年だけ軍事力世界無茶苦茶にしただけなのに偉そう。

Permalink |記事への反応(0) | 11:19

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2024-05-05

anond:20240505030127

ユダヤ教キリスト教イスラム教は、いずれもアブラハム共通の祖とする一神教であり、それぞれが独自歴史的経緯教義を持っています

ユダヤ教紀元前13世紀頃、預言者モーセによって確立されたとされ、旧約聖書に記された神との契約に基づく宗教です。

キリスト教1世紀イエス・キリストの教えに基づいて生まれ新約聖書に記されたイエスの生涯と教えが中心です。

イスラム教7世紀預言者ムハンマドによって創始され、コーランに記されたアッラーの啓示が中心となっています

カトリック教会は、初期キリスト教から発展し、ローマ帝国公認宗教となった後、西ヨーロッパで中心的な役割果たしてきました。

しかし、16世紀になると、教会の腐敗や聖書解釈に対する異議が高まりマルティン・ルターによって宗教改革が起こされます

ルターは「信仰のみ」「聖書のみ」「万人の司祭職」という原則を掲げ、これに賛同した人々がプロテスタントと呼ばれるようになりました。

ルター宗教改革は、カトリック教会から独立と新しい教義確立をもたらし、プロテスタントの多くの派が生まれきっかけとなりました。

プロテスタントの中でも、ジャン・カルヴァンの教えは特に影響力があり、彼の予定説職業倫理商工業者に受け入れられ、西ヨーロッパ経済発展にも寄与しました。

また、イングランドでは国王ヘンリー8世宗教政策により、カトリック教会から独立したイギリス国教会が成立しました。

これらの動きは、ヨーロッパ宗教地図を大きく変えることになり、宗教戦争や国家間政治的対立にも影響を与えました。

Permalink |記事への反応(0) | 16:04

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2024-04-21

anond:20240421131750

特定の国の母国語世界公用語扱いなんて、こんな酷い話はないと思うのだけれど

 ・・・ いやいや、日本でも政府公文書文語中国語で書かれていた時代が長かったでしょ。東アジア外交文書も長いことそうだった。ヨーロッパを見てもラテン語という特定の国の言語西ヨーロッパ公用語だった時代が長いし、ニュートンの主著ですらラテン語で書かれている。その前はギリシャ語時代もあったし新約聖書最初からギリシャ語で書かれている。ほかにアラビア語公用語地域とかスワヒリ語地域とかもある。

公用語なんてそんなもんでしょ。

日本国内だってヤマト王権が各地を征服して行って現地の言葉は今では滅ぼされてしまってヤマト言葉が席巻しているところがほとんどじゃん。日本書紀の時代にはヤマト軍勢通訳を介して敵軍と交渉していたというのに。

Permalink |記事への反応(0) | 15:24

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2023-05-21

ロシア専守防衛

日本は見習うことが多い。

きなこ

@kinakomochi_215

ロシア弾薬庫を爆破💥したのでロシア責任」と言ってる西側擁護の💩がわいてるので反論します!

劣化ウラン弾、数千発の爆発💥がどれほどの威力があるかわかりますか?🇬🇧はこれらを🇺🇦に渡し、その結果には一切の責任はとらないと発言。送った🇬🇧も受け取った🇺🇦キエフ政権も、🇺🇦の土地やそこに暮ら

午後7:13 ·2023年5月21日

きなこ

@kinakomochi_215

1時間

国民ことなど、誰も気にかけていないことがよくわかりますプーチンはそのような武器が🇺🇦に送られた場合、あらゆる手段を使ってロシア領土国民を守る!と何度も西側に警告していた。そりて🇺🇦軍は劣化ウラン弾ロシアに対して使う準備があると公言していました。このような状況の元、

きなこ

@kinakomochi_215

1時間

🇺🇦に届けられた劣化ウラン弾破壊され、プーチン有言実行約束を守りました。風向き考慮していたので放射性雲は西ヨーロッパに向かって移動。ロ シア連邦安全保障会議書記ニコライ・パトシェフは、これを「ブーメラン効果発動中」と呼んだ。

きなこ

@kinakomochi_215

1時間

ロシア自国を守るために当然の事をしただけ。すべての責任劣化ウラン弾使用を黙認した西側にあります

きなこ

@kinakomochi_215

54分

しかも、まだ未確認情報ですけど、西側はこれにも懲りず、今度はウランの先端を備えた砲弾最近キエフに持ち込まれたという噂が。夜間に特殊運用車両で運び込まれ保管場所は明らかになっていない模様。

peachikparchik

@peachikparchik

1時間

🇺🇦🇬🇧の、自業自得!!!

ただ、躊躇していた周辺諸国の人々の頭上にまでその灰が降るのは、悲惨な話だ。

ポーランドなどで人々の被曝の影響が心配・・・

WhiteEagle

@junyaasylum

1時間

イギリス責任をとらないと発言

その時、ウクライナ返還していれば、

このような悲劇は起こらなかった。

これが「先手必勝」の戦です。

Permalink |記事への反応(0) | 20:57

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2023-04-07

anond:20230407134509

増田が『神が男女とその役割を作ったの人』ならどこまでも平行線なんだが

そもそも圧倒的女権社会でメスでもちんぽを持つブチハイエナさんは哺乳類だぞ

性分化疾患DSD)ほかそのどちらでもない性別の人たちが存在するように、

自然界では両性類がいたり性転換する生物がいたりする

なので、スパッと性別はどちらかに分類はできないの

宗教文化経験感情などを背景とした自己選択以前にね

 

だけど宗教の人はこれをどうしても認められないのよ。信条的に困るから

神は男と女の2つしか作っていないはずだから

中世までのキリスト教では、メスでもちんぽを持つハイエナを"神を受け入れたかはっきりしない曖昧人間象徴"として扱ってたりするくらいだしね

 

なおモンゴルのあたりでは女戦士(神話におけるアマゾネス)が確認されている

イルクーツク国立研究技術大学(IRKUTSKNATIONAL RESEARCH TECHNICAL UNIVERSITY)の考古学者らが14世紀に住んでいた30歳~40歳女性戦士墓地を、

今夏にフブスグル県で発見した。オルドヒャル1号という発掘ゾーンから当時の女性より体格が大きく、つまり高さ180センチ女性戦士の墓が発見された。

 女性男性と同様に武器と共に葬っていた。調査団長アルトゥール・ハリンスキー教授は「モンゴルアマゾンとも言えるこの女性男性を勝ち抜ける力持ちだった」と話している。

大きな体格の女性をロングナイフと、斧、弓、銅のボール等の武器と一緒に葬っているのが非常に稀なケースだという。

戦士女性戦争による負傷痕はなく、重症により死亡したのではと推定されている。女性の歯がほぼ全部落ちており、歯根に生じた穴が顎骨までに進んでいた痕がある。

考古学者らは骨盤と顎に形から女性だと予測し、遺伝調査により判定するという。

ロシア考古学者らは女性戦士の墓のほか、オルドヒャル2号の発掘ゾーンからもう一つの富豪女性の墓を発見した。

その女性の墓からヨーロッパ製のアクセサリーが見つかった。学者らは西ヨーロッパ戦争から帰ってきた夫から恋人に与えられた戦利品だった可能性が高いと、

ハリンスキー教授結論付けている。今回の発掘調査にはモンゴルからウランバートル大学教員学生のチームが参加した。

発見物をロシア研究所で研究し、モンゴの博物館返還する。

 

[MONTSAME] フブスグルから女性戦士墓地発見
https://montsame.mn/jp/read/221297

 

 

現存する部族でも狩りや仕事女性役割なのは結構ある

モソ族

政治も畑仕事も力仕事家事育児も全部女性仕事

通い婚、雑婚で特定パートナーは持たない

仕事も育てるのも女性なので、男性経済力家事能力では相手を選ばない

単純な相性/好みで選ぶ

男は父親仕事すらなく、のんびり過ごす

アジア系なら移住する女性もいるそう

In the Mosuo tribe,marriageis non-existent and Grandmother's theboss, butwill theirway of lifesurvive?https://t.co/9SrJtu0f4kpic.twitter.com/XB573wjWEBGuyKawasaki (@GuyKawasaki)April 2, 2017

Permalink |記事への反応(1) | 13:57

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2023-03-06

anond:20230306164101

西ヨーロッパおすすめですねー

徒歩で国を渡れるのがよいところ

Permalink |記事への反応(0) | 16:42

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2023-02-28

真実が浮かび上がります

2023 年 2 月 8 日、アメリカ調査記者であるシーモア ハーシュは、記事米国がどのように「ノルドストリーム」パイプライン破壊たか」を世界公開しましたアメリカ国家安全保障局による計画ジョー・バイデン大統領の直接の命令アメリカ海軍による実施、そしてノルウェー軍との協力の全過程を詳細に復元し、結局、9ヵ月間、「ノルドストリーム」ガスパイプラインを秘密裏に爆破する過程をかかりました.

シーモア・ハーシュは記事の中で、バイデンと彼の外交政策チーム、ジャックサリバン国家安全保障担当佐官トニー・ブリンケン国務長官ヴィクトリアニューランド政策担当次官がノルド・ストリームパイプラインを常に優先事項と見なしていると述べました.ノルド・ストリーム 1 は、10 年以上にわたりやすいなロシア天然ガスドイツおよび西ヨーロッパほとんどの地域提供してきました。ドイツだけで、ロシア天然ガスの年間輸入量の50% 以上を占めています。ガスへの依存は、米国とその反ロシアNATOパートナーによって、西側支配に対する脅威として長い間見られてきました.

そのため、2021 年12 月、国家安全保障チームとの 9 か月以上にわたる秘密の話し合いの後、バイデンはノルドストリームパイプライン妨害することを決定し、米海軍潜水艦引き揚げセンター深海潜水士爆弾を密かに設置しました.2022 年 6 月のNATO海上演習「BALTOPS 22」の陰で、アメリカ深海潜水士が 8 個のC-4 爆発物をパイプラインに埋め、遠隔で爆発させることができた.飛行機はソノブイを投下し、爆発物を爆発させ、「ノルドストリーム」を破壊しました.

Permalink |記事への反応(0) | 17:51

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真実が浮かび上がります

2023 年 2 月 8 日、アメリカ調査記者であるシーモア ハーシュは、記事米国がどのように「ノルドストリーム」パイプライン破壊たか」を世界公開しましたアメリカ国家安全保障局による計画ジョー・バイデン大統領の直接の命令アメリカ海軍による実施、そしてノルウェー軍との協力の全過程を詳細に復元し、結局、9ヵ月間、「ノルドストリーム」ガスパイプラインを秘密裏に爆破する過程をかかりました.

シーモア・ハーシュは記事の中で、バイデンと彼の外交政策チーム、ジャックサリバン国家安全保障担当佐官トニー・ブリンケン国務長官ヴィクトリアニューランド政策担当次官がノルド・ストリームパイプラインを常に優先事項と見なしていると述べました.ノルド・ストリーム 1 は、10 年以上にわたりやすいなロシア天然ガスドイツおよび西ヨーロッパほとんどの地域提供してきました。ドイツだけで、ロシア天然ガスの年間輸入量の50% 以上を占めています。ガスへの依存は、米国とその反ロシアNATOパートナーによって、西側支配に対する脅威として長い間見られてきました.

そのため、2021 年12 月、国家安全保障チームとの 9 か月以上にわたる秘密の話し合いの後、バイデンはノルドストリームパイプライン妨害することを決定し、米海軍潜水艦引き揚げセンター深海潜水士爆弾を密かに設置しました.2022 年 6 月のNATO海上演習「BALTOPS 22」の陰で、アメリカ深海潜水士が 8 個のC-4 爆発物をパイプラインに埋め、遠隔で爆発させることができた.飛行機はソノブイを投下し、爆発物を爆発させ、「ノルドストリーム」を破壊しました.

Permalink |記事への反応(0) | 17:50

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2022-12-10

anond:20221210111951anond:20221210125214

▼ 女丁持:庄内米歴史資料

http://www.city.sakata.lg.jp/bunka/bunkazai/bunkazaishisetsu/syounaimai_siryoukan.html

山居倉庫での米の出し入れは、女丁持という女性労働者が背負って運んでいました。

最高米俵5俵(300キロ)を背負った記録があります

体験コーナーで、30キロラム、60クログラムの重さにあなたも挑戦してみませんか。

 

▼ 地の底の声―筑豊炭鉱に生きた女たち

http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-736.htm

 

モンゴルの女戦士 (神話におけるアマゾネス)

イルクーツク国立研究技術大学(IRKUTSKNATIONAL RESEARCH TECHNICAL UNIVERSITY)の考古学者らが14世紀に住んでいた30歳~40歳女性戦士墓地を、

今夏にフブスグル県で発見した。オルドヒャル1号という発掘ゾーンから当時の女性より体格が大きく、つまり高さ180センチ女性戦士の墓が発見された。

 女性男性と同様に武器と共に葬っていた。調査団長アルトゥール・ハリンスキー教授は「モンゴルアマゾンとも言えるこの女性男性を勝ち抜ける力持ちだった」と話している。

大きな体格の女性をロングナイフと、斧、弓、銅のボール等の武器と一緒に葬っているのが非常に稀なケースだという。

戦士女性戦争による負傷痕はなく、重症により死亡したのではと推定されている。女性の歯がほぼ全部落ちており、歯根に生じた穴が顎骨までに進んでいた痕がある。

考古学者らは骨盤と顎に形から女性だと予測し、遺伝調査により判定するという。

ロシア考古学者らは女性戦士の墓のほか、オルドヒャル2号の発掘ゾーンからもう一つの富豪女性の墓を発見した。

その女性の墓からヨーロッパ製のアクセサリーが見つかった。学者らは西ヨーロッパ戦争から帰ってきた夫から恋人に与えられた戦利品だった可能性が高いと、

ハリンスキー教授結論付けている。今回の発掘調査にはモンゴルからウランバートル大学教員学生のチームが参加した。

発見物をロシア研究所で研究し、モンゴの博物館返還する。

 

[MONTSAME] フブスグルから女性戦士墓地発見
https://montsame.mn/jp/read/221297

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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2022-10-30

留学記憶を懐かしむ

もう5年も前になるのか、死ぬまでにあと1回は海外行きたいね


留学先でもぼっちだったから、休日も誰かと遊びの予定を入れることもなく、

大学内に走る川(日本と違って川幅がめちゃくちゃ広い!川というより海)がどこまで続いているか歩いて追ったり、

ホストファミリーの近所を(迷子にならないよう直線で)徒歩で行けるところまで歩いたりしたなぁ。

それだけでも異なる文化圏空気を感じられて楽しかった。

川を下る?上る?方は、最終的に湿原みたいなところに出て、結構足元がぬかるんでいたので引き返した。

日本の土手とは違って、川と陸地に高低差があまりなかった記憶。今思えば少し危険だったかも。

英語共通語世界フランス語を学んだ経験も楽しかった。

英語フランス語の2言語だけでコミュニケーションを取る大変さが大きな刺激になった。

日本人は自分ひとりだけだったけど、フランスから留学生も現地の学生もめちゃめちゃ優しくて感動した。

日本人のシャイなところは海外では通用せず、初対面の時に

自然パーソナルスペース取っちゃって、1席空けて座ったらちょっとショックな表情を瞬間的にされたのが

悪いことしちゃったなーと後々思った(多分、外国人から避けられた、みたいに受け取られたんだろう)。

There's noreason, justonlyJapanese people areshy.

Il n'y a aucune raison, juste les japonais sont trop timides.

とでも咄嗟に言えたら良かったんだけどね~。

現地の学生留学生とで交流会が開かれるってことでパブに行ったけど、

日本留学生ばっかりで現地の学生が少ないし、陽キャパリピなノリがきつくて

早速交流会に来たことを後悔して、一人お通夜ムードで死んだ顔してたら

現地在住の日本講師(いるもんだねぇ!)が機転を利かせてくれて、同じように

パーティー雰囲気に馴染めない学生グループ(といっても2人だけ)に混ぜてくれてマジ感謝

別の大学から来ている日本男子学生、(あとで分かったことだけどアメリカ日本西ヨーロッパの2重留学?)アメリカから留学してきたアメリカ女学生

3人と1時間くらいだけだったけど、ゆるーくネガティブトークしたのが本当に楽しかった。

こういうパーティー雰囲気きじゃないんだよねーとか、騒がしいところよりもこうして静かに語り合う方が好きだとか、初めて波長の合う人間と語り合えた。

加えて女性と初めて(過言)まともに雑談出来たのが国外ってのも皮肉な話だねぇ…。

本当はもう少し話したかったけど、それは叶うことなくお開き。

現地在住の日本講師情報を教えてもらったけど、あの二人とは二度と会うことはないだろう。

覚えたたてだと使いたくなるのは英語も同じで、日々の課題英語日記を書くんだけど

"blunder"使ったら翌日の授業中、教室の外に一人呼び出されてめちゃくちゃ心配された(su○cideを疑われた)のを覚えている。

大失敗のニュアンスがどの程度かちゃんと把握してなかったのが悪いんだけど、

「取り返しのつかない過ち」くらいのニュアンスとして受け取られたのは凄く驚いたね。

just aheartbreakって答えて事なきを得たんだけど。

現地のお菓子も美味しかった。

ホストファミリーがお昼ご飯(といっても結構軽食)に付けてくれた

チョコレートバー(Aldi Belmont BiscuitSeal Bars)が物凄くジャンキーで美味しくて

これどこで買ったの?って聞いて休日スーパーに買いに行ったのも思い出。

日本じゃ売ってないかお土産にも最適だった。

流石海外休日に車でまとめ買いするから、店内はめちゃくちゃ広いし、レジベルトコンベア方式。感動したね。

外国人が一人店内をきょろきょろして、長時間滞在にもかかわらずちょっとだけしか品物を買わないってのが、

冷静に考えたら「万引きに疑われたらどうしよう」って不安になったのもある意味思い出。

監視カメラあるだろうし、レジで堂々としていれば大丈夫。万が一万引きを疑われても、リュックの中身を全て見せれば問題ないって決心したが。

結局、Seal Barsパック入り1袋と切らしちゃった歯磨き粉(留学期間がそんなに長くなかったので、どれを買うか非常に迷った。どれも量が多すぎる)を買った。

歯磨き粉は塩入りの安っちいやつなんだけど、帰国後に家族内で話題に出来て楽しかった。

お菓子と言えばほかに学内にあったスターバックス(といっても日本のとは全く異なる。商品だけの店舗)で

食べた紅茶チョコケーキ観光先で食べたアイス(かなり高いけど見た目も味も完璧)も良かった。

5年経って英語ほとんど使えなくなっちゃったけど、あと1回だけでも海外(ヨーロッパ圏、同じ国でも違う国でも)行きたいね・・・

Permalink |記事への反応(0) | 09:05

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2022-07-05

anond:20220704234043

そういう点は北西ヨーロッパ文化的特徴の一つだと思う。オランダイギリスもそうだと思う。南欧東欧はまた違うけど。

今の近代的で合理的文明社会ではそういうのがメインストリームなんだよな。日本ですらもそう。もはや浪花節的な日本社会過去のものとして消えてなくなりつつある。

で、やっぱりそういう社会文化伝統が長い北西ヨーロッパ現代社会では一日の長があるんよね。(本当は何十年かの長がある)

やっぱりそういう社会としての経験が長いからね。

Permalink |記事への反応(0) | 02:47

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2022-05-28

anond:20220528112029

西ヨーロッパ諸国ほとんどそれだよな。

Permalink |記事への反応(0) | 11:24

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2022-05-15

anond:20220514233002

それは時代性や地域性もあるのでは?  聖書の中のイエスイメージだと、自分の周囲に女性たちが常にいるようだし、イエス説教に聞き入っているようだし、マグダラのマリアなんか相当に重要役回りを担ってるじゃん。

あと、キリスト教の中でもカトリック修道院があるけどプロテスタント修道院のものが無いよ。(そして北米西ヨーロッパはほぼプロテスタント

Permalink |記事への反応(1) | 00:06

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2022-04-09

西側パヨク

という書き込みを見て驚いた

アメリカ共和党とか、西ヨーロッパ極右政党が躍進というニュースとか、イギリスジョンソン首相とか見えてないんだろうか……

西側がみんなポリコレ左翼だったら俺たちアジア人こんなに差別されてるかよ……

Permalink |記事への反応(1) | 10:38

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2022-03-10

欧米企業「お前ロシア人なの?じゃあ解雇な」←これあたおかだろ

ロシア人開発者に訊くロシア国内の現状

一番予期していなかったことは、多くの人のロシア人への見方が変わってしまたことです。西側企業で働く私の友達の多くがロシア人からという理由解雇されてしまいました。何年もそこで働いてきたのにです。

私も西ヨーロッパの方々と一緒に仕事をしていますが彼らの友人たちは私がロシア人からすぐに一緒に仕事をするのをやめるべきだと言ってくるそうです。彼らとは長い付き合いですし、賢い人たちなので、私に対して差別をしてこないのは嬉しいですね。

https://www.gamespark.jp/article/2022/03/09/116696.html

Permalink |記事への反応(0) | 17:22

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2022-03-01

anond:20220301112422

隣国がだいたいまとも」って西ヨーロッパしか成り立たんやろ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:26

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2022-02-17

anond:20220217185843

そりゃ無理だろ。ロシアは図体がデカくなり過ぎた。西ヨーロッパ諸国日本のようにはいかない。

要するにロシア帝国を引きずっているわけだが、これはプーチンのせいではないので彼はちょっとかわいそうかもね。チョットだけね。

Permalink |記事への反応(0) | 20:32

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2022-01-20

日本在住男性というゲタを実感した話

先日、YouTube女性配信者が、同業の女友達の家に上がり、そこでバカ話をしつつ食事を作る様子を生配信していた。

なお二人とも海外経験があり、一人は西ヨーロッパで幼少期を過ごし、もう一人は十代の頃オセアニア方面留学していた。

そんな二人のお喋りで、「海外スリに遭わない服装」というネタになったとき

「その格好だとさらわれるでしょ」

警察に捕まるかさらわれるw」

みたいな会話がナチュラルに展開される流れに、ハッとなった。

まあ女性の、それも若い女性の「エンカウント率」は男に比べて格段に高いとか、世界的に見れば日本トップクラス安全過ぎとか、頭では理解していた。

でも、妻や娘どころか彼女も女の兄弟もいないうえに、海外台湾というこれまたベリーイージー地域しか行ったことない自分場合、そうした話を当事者の肌感覚として聞く機会はそこまで多くないので、あーやっぱ大変なんだなと感じた。

自分に見えていない世界はそこかしこにあると。

Permalink |記事への反応(1) | 12:56

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2021-12-24

anond:20211224020025

ご指摘ありがとう。ごめん「GPUに直接」って書き方が悪かった。だったらディスプレイ出力すらできないよねって話になるよね。DirectX説明しても99.999%の人にはなんのこっちゃだろうから「直接」って表現をしたまでよ。言いたかったのはProtonの発表が2018年で、ごく最近のことだっていうこと。「これは恥ずかしい」っていうタグでわざわざ畳みかけるように指摘されてるのは、それを専門にしている開発者矜持なんでしょうな。いい仕事してそう。

ValveWindowsゲームLinuxで動かす互換レイヤー「Proton」を発表

2018.08.23

PCゲームプラットフォームSteam」でおなじみのValve社が8月21日、Codeweavers社と共同開発したWindows専用ゲームを動かせる互換レイヤーを発表した。この互換レイヤー 「Proton (プロトン)」はLinuxユーザなら誰もが知っているWineを改造したもののようだ。

Protonはかなりの改造を施されており、いろんなところからかき集めたプログラム技術が詰め込まれている。

ProtonにはDirectXAPIコールリアルタイムでVulkanのそれに変換するレイヤー(DXVK)が組み込まれているため、DirectXAPIで作られたゲームでも割と軽快に動作する。

もともとVulkanとDirectXには機能的にそこまで大きな違いがないためだろう。相互移植するのも難しくはないと言われている。

またOpenVRへの対応ゲームフルスクリーンモードの取り回しを改善Steam対応コントローラサポート改善している。

ProtonはオープンソースとしてGitHubに公開されているので誰でも中身を見ることが出来る。ベータの段階でこんなにいろんなプログラムSteam統合できたことに驚いたが、2年の開発期間を要したそうだ。

https://slacknotebook.com/valve-releases-compatibility-layer-for-linux-proton/

2020年12月08日 21時00分ゲーム

SteamユーザーがLinuxに切り替えても不自由なくゲームを楽しめるよう開発された「Proton」でプレイできるタイトル数が1万2000本を突破

PCゲーム販売プラットフォームとして絶大な人気を誇るSteamを開発するValveは、Windowsユーザー以外にも幅広くPCゲームを遊んでもらうために、Windows向けのゲームLinux上でもプレイできるようにするためのオープンソースソフトウェア「Proton」を開発しています

ProtonDB | Gaming reports forLinux using Proton andSteam Play

https://www.protondb.com/

2018年8月リリースされたProtonは、Steamの開発元であるValveソフトウェア開発企業のCodeWeaversが共同開発しているソフトウェア。ProtonのベースとなっているのはUNIX系OSWindows向けのソフトウェアネイティブ動作させるために作成されたWineであるため、ProtonはWineフォークとも言えます。なお、Protonはオープンソースソフトウェアであるため、ソースコードGitHub上で公開されています

そんなProtonに関するデータをまとめたデータベースがProtonDBで、同サイトでは「Protonでのゲームプレイに関するレポートの総数」「レポートが提出されたタイトル数」「Protonを用いることで何かしらの修正なしにLinux上ですぐにプレイ可能になるゲーム(プラチナゲーム)数」がまとめられています

2020年4月時点ではProtonで問題なくプレイ可能プラチナゲームの数は6502本で、Steam上でリリースされているゲームの約50%がプラチナゲームとしてLinuxプレイ可能でした。

SteamゲームLinuxでもプレイ可能にする互換レイヤー「Proton」のこれまでの功績とは? -GIGAZINE

2020年12月8日時点でのプラチナゲームの数はさらに増えており、その数は何と1万2753本にまで増加しています。なお、「Protonでのゲームプレイに関するレポートの総数」は10万4508件、「レポートが提出されたタイトル数」は1万6232本です。

なお、Protonはバージョン5.13が2020年11月リリースされたばかり。アップグレードリリース時には、CodeWeaversのJames Ramey社長がProtonプロジェクト会社の現状について語っています

Podcast WithJames Ramey - Full Transcript - BoilingSteam

https://boilingsteam.com/podcast-with-james-ramey-full-transcript/

Protonのバージョン5.13では、ゲーム互換性に関する問題で大きなネックとなってくるアンチチートソフトウェア回避するプロセスについて前進を見せているとのこと。ただし、ゲームが搭載するアンチチートソフトウェアとProtonの戦いは、Protonのリリース当初から続いている問題であるため、バージョン5.13で完全決着を見せるというものではなく、今後も戦いが続いていくこととなる模様。なお、次の次のアップグレードもしくはさらに次のアップグレードあたりで「NTDLLによりブロックされているゲームプレイできるようになる」とRamey社長言及しているため、Protonでプレイできるタイトルの数がより増えることなりそうです。

また、2020年に猛威を振るった新型コロナウイルスパンデミックについて、Ramey社長は「幸い我が社はかなり分散した企業です。我々の開発チームの多くは西ヨーロッパ東ヨーロッパアジア拠点を置いているため、すでに在宅勤務を行っていますミネアポリスにあるオフィスでは25人の従業員が働いていましたが、これも在宅勤務へと移行しています。通常時、我々は定期的にオフィスへ通っていましたが、2020年3月の第2週以降は1度オフィスに行ったきりです。元々リモート仕事がこなせるように会社設立したため、生産性観点でいえば、新型コロナウイルスによる影響は皆無です。また、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た従業員が何人かいたので、その従業員たちは必要に応じて休暇を与えました」と語りました。

さらに、Protonの登場によりLinuxネイティブサポートするゲームタイトルSteamから減少しているという指摘もあります。以下はSteam上で配信されているゲームタイトルのうち、ネイティブLinux対応しているタイトルの数を示したグラフ。Protonがリリースされた2018年8月以降、明らかにLinuxネイティブサポートするタイトルの数が減っています

これについてRamey社長は「Protonが提供するのは『Linuxでのゲームプレイ』という体験だけでなく、ゲーム開発者Linux市場簡単アクセスできるようになるという機会でもあります。すでにリリースされているWindows版のゲームが、Protonを使用することで再開発なしで第二の市場に投入することが可能になるのですから」と語り、Protonの登場によりゲーム開発者がより手軽にLinuxユーザー向けにゲーム提供できるようになった点が関係ないとは言い切れないと主張。

特にゲームエンジンにUnreal Engine使用していない開発者は、再コンパイルや変更なしで簡単ゲームWindows市場だけでなくLinux市場にも投入できることをRamey社長は強調しています。また、Linuxにはさまざまなディストリビューション存在するため、Linux市場で幅広いユーザーを狙ってゲーム販売することは非常に困難であるとRamey社長。その一方で、Protonを使用すればWindows向けにゲームを開発している開発者が、手軽かつ多くのユーザー向けにLinux動作するゲーム提供できるとしています

また、ますます多くのゲーム開発者がProtonに気づき始めているそうで、Ramey社長は「まだ大騒ぎという段階にはありませんが、多くのインディー開発者がProtonに注目し始めているというだけでなく、大規模なゲーム開発者の多くもProtonに興味を示しています。その大きな理由は非常に低コストで別の市場アクセスできるという点です。そのため、今後より多くのゲームがProtonで不自由なくプレイできるようになると思います。また、開発者開発プロセスの段階でProton上でテストを行えるようになる可能性もあるでしょう。そのため、どこかのタイミング(転換点)で『ゲーム機能するかについてProtonの開発元であるCodeWeaversに問い合わせる必要性』が大幅に減少することを期待しています。我々が行っている多くの事柄は、そのための基盤を構築することです」と語りました。なお、Ramey社長は転換点が「今後12カ月以内にやってくる」とも主張しています

https://gigazine.net/news/20201208-linux-steam-proton/

Permalink |記事への反応(1) | 02:18

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2021-11-03

小説を書いていた俺が面白かった中世ヨーロッパの本を共有する

歴史を学ぶ上での四つの視点

かつて趣味小説を十年近く書いていた者だ。俺も理系だが、理系歴史を学ぶ上で決して弱みではない。むしろ物事を大局的に眺め、出来事意味や結果をロジカルに考えるうえでは助けになるし、論理的文章も得意だろう。なので、自信をもって執筆に向かってほしい。

とはいえ、いきなり中世ヨーロッパ舞台にした小説を書くのは難しい。農民であれ騎士であれ、生活の細部を思い描こうとするだけで筆が止まってしまう。朝起きて顔を洗い、用を足して食事をする、その半時間のことなのに細部がさっぱりわからず、筆が進まない。ありがちな悩みだが、深刻な悩みでもある。

仮に十年前の日本舞台にした小説を書こうとしても、「当時はスマホが既にあったか」「はやっていた音楽は何だったか」「あの事件はもう起きていたか」など、俺たちの記憶は甚だ頼りなく、資料に頼らざるを得なくなる。ましてや、生まれる前の出来事など仮定仮定を重ねた蜃気楼のようで、資料なしでは立ちすくんでしまう。よくわかる。なので、俺が読んで面白かった本を共有したい。

ところで、増田世界史勉強したいと述べているが、どうも「小説を書くための中世ヨーロッパ知識が欲しい」と「知識から漠然世界史について学びたい」が混在しているようだ。ブクマレスを見ると、その両方に対する回答がある。俺は、ひとまず前者について答えたく思う。後者については、中央公論社の「世界歴史シリーズか、講談社の「興亡の世界史」を読んで、そこから気になったキーワードからどんどん広げていくといいと思う。なお、俺は前者しか通読していない。

さて、過去世界を生々しく想像するためには、俺は四つの視点必要だと考えている。数理的視点物質視点、非物質視点それからエピソード視点だ。以下、それぞれについて述べる。各々の視点に応じて、手に取るべき書籍は異なってくる。

さらに、この四つの視点があると、頭の中で歴史知識を整理するのに役に立つ。少なくとも俺にとってははやりやすい。

数理的視点

過去世界は偉大なようだが、人口現代よりも少なく、都市の規模は小さく、穀物工業製品生産量も少ない。そういうわけで、もしもタイムスリップして中世大都市を眺めたとしても、その小ささに俺たちは意外さを覚えるかもしれない。確かに現代にも通用する芸術作品はあるかもしれない。時代は異なるが、ピラミッド紫禁城のような壮大な建物もあるだろう。とはいえ庶民はそんな生活とは無縁であったはずだ。パリ城壁は今や環状線であるが、今のパリ都市圏はそれを越えて広がっている。

さて、小説を書く上ではリアリティ必要になる。それを支えるのが数の感覚だ。例えば、ある国家人口がどれくらいで、即時に動員できる兵士がどれくらいで、都市都市距離がどれくらい離れており、移動速度はどれくらいか集落の規模はどの程度か。船舶で運べる量は。モデルとする時代数字をおおよその知っておくことで、明らかに自然描写は減らせるだろう。このあたりについては「銃、病原菌、鉄」や通史的に世界人口を扱った書籍が助けになると思う。細かいことは気にしなくていい。オーダーが合っている程度で充分だ。数字を確かめるだけなら、ウィキペディアだけでもいい。これは英語版を併用することを薦める。

物質視点

要するに衣食住の細部だ。先ほど騎士農民の一日を想像するのが難しいと述べた理由はこれになる。増田必要としているのはおそらくフランシス・ギースの出しているシリーズだ。都市農村、城の生活が細かく書かれている。

他に、当時栽培されていた植物動物については、「世界史を変えた50の○○」シリーズもいい。ある素材が手に入るか入らないか、あるいは知識の有無だけで国の命運が変わるというのは、たびたび起きてきたことだ。中世ではないが、例えばヒッタイトで鉄の製法が独占されたこと、柑橘類で長期航海の敵、壊血病が防げるとか、そうしたことだ。

また、具体的な書名はいちいち挙げられないが、図版の多い図解○○のようなシリーズも良い。もし、増田視覚的にものを考えるタイプならなおのことだ。慣れていくと建築芸術の○○様式というのが何となくわかるようになってくる。

加えて、児童書も侮っては行けない。専門家が監修した子供向けの本は、えりすぐりの内容を含んでいる。仮に含まれていないとしても、これだけは伝えておきたいという基礎知識は抑えてある。これは立花隆が言っていたことだったと記憶しているが、なじみのない分野を学ぶためには基本的な内容の本を三冊読むといいそうだ。なぜなら、本当に大事なことはその三冊すべてに書かれているからであり、結果的にその分野の基礎を身に着けることができる。

物質視点

これは当時の人間が何を知っており、どんな風に考えていたかを指す。直接は物質として残らない、人の頭の中にあった知識文化にまつわることだ。当時の科学知識価値観法律迷信などもここに含めてよい。

さっき中世人の朝を想像するのが難しいと述べたが、昼以降の社会生活想像するのはこれでさらに難しくなる。

たとえば俺は異世界ファンタジーをあまり読まないのだが、中世には叫喚追跡という風習があった。当時のイングランド自由市民犯罪が生じた場合には、その犯人逮捕処罰する義務を負っていた。隣保組織の長は角笛を吹き、大声で喚声をあげながら犯人を追跡しなければならず、また周囲の住民もその指揮に従って追跡に加わることが義務付けられていた。しかも、この協力を怠った住民に対しては制裁が課せられる。寡聞にして、こういうファンタジー小説は読んだことがない。

ここまではいかないにしても、海外文学を読むとなじみのない、ちょっとしたジェスチャー迷信出会うことがある。欧米だと、指を交差させることで幸運を祈るし、ロシア人は今でも扉越しに握手をすることを嫌う(宇宙ステーションでさえ)。この辺にリアリティは宿る。ジェスチャー関係なら、中世とは少しずれるが「常識世界地図」が面白い。

法に関しては詳しくないがが、習慣や生活については先ほど述べたフランシス・ギースの本が参考になると思う。価値観では「中世の秋」がいいだろう。科学史については、増田理系から「磁力と重力発見」を薦めたい。難易度はかなり高いが、知識いか科学になっていくかを肌で感じられる。

当時の職業に関しては、未読だが「十三世紀のハローワーク」がいいらしい。

キリスト教宗教史に関しては、聖書エピソードの概略や聖人伝を知っているといい。絵画が好きなら名画で学ぶ○○といったシリーズがたくさん出ている。ただし、聖書がわかったからと言ってキリスト教がわかったことにはならないので注意。

エピソード視点

これは著名な人物の伝記に関する話だ。あるいは、当時の人々が親しんでいた物語も含めてもいい。こういう偉人の伝記や小話をたくさん知っていると、歴史好きの物知りとしてマウントを取ることができるが、その出来事世界史上でどのような意味があったかを語れなければ、自己満足で終わり益は少ない。とはいえ、興味深いのは確かで、プロットの参考になるかもしれない。

このあたりの知識のためには、児童書も含めて伝記を読みあさることになる。または、ハプスブルク家歴史だとか、各国史だとかを扱った新書を乱読する。絵画に興味があるなら、これも名画で見る○○のようなシリーズおすすめだ。

当時の人々に身近だっただろう中世騎士物語については、ブルフィンチアーサー王伝説シャルルマーニュ伝説をまとめている。それとは別にマビノギオン」も面白い。とはいえ、いきなり原典に当たる必要はなく、入門書を読めばいい。

ギリシアローマ神話は呉茂一の本が細かいところまで網羅しているし、ホメロスオウィディウス岩波文庫に入っているが、呉茂一の本は初心者には細かすぎるし、原典に当たるのは趣味領域から小説を書くなら入門書で充分だと思う。同様の理由で、「史記」だとか「ローマ帝国興亡史」なども趣味に属する。当時ならではの視点面白いが、鵜呑みにできない誤謬もあるだろう。

かに読んで面白かったもの

もちろん、単純に上記の分類にすべて本が収まるわけではない。大抵の通史・各国史はこれらを兼ね備えている。

以下、何となく面白かったものを思いついたままに書く。「中世ヨーロッパ歴史」「十二世ルネサンス」「ケルトの水脈」「西ヨーロッパ世界形成」(ただしこの本は著名な王の事績ほとんどの載っておらず、当時の価値観や考え方についてのページがほとんどで、そこがアマゾンで叩かれている)。それから、隣人から視点として「「イスラームから見た世界史」「アラブが見た十字軍」など。

書き洩らしているかもしれないが、今のところ思いつくのは以上だ。

他に、中世舞台にした小説映画おすすめだ。難解だが読み応えのあるミステリ薔薇の名前」、SFだが「異星人の郷」がいい。「大聖堂」は未読だ。「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」はコメディだが細部の正確さは中世映画随一であるとのこと。毒のある笑いに抵抗がなければおすすめ

増田に注意してほしいこと

中世風の舞台を描くために中世について勉強する。素晴らしいことだ。俺は敬意を表する。それに読んでいるうちにどんどん楽しくなってくるだろう。何かを知る、これは純粋な喜びだ。

だが、小説を書く以上、ある程度は想像力で補わないといけない。ある場面を書く際に必要情報があるとしても、そもそもその資料存在しないかもしれない。研究者でさえわからないことは多い。俺もこれだけ読んできたが、わからないことだらけだ。むしろ、疑問が深まった感さえある。細部も忘れてしまった。増田はぜひ自分で本を買ってメモを取るなり線を引くなりしてほしい。読み飛ばさず、時間を掛ければそれだけ得るものも多いだろう。

もっとも、描写に困った場合は、該当シーンを省いてしまうのも手だ。小川哲がどこかで述べていたが、ある歴史SFを書くときに、細部を省略したシーンがあるという。ストーリーにあまり関わらない部分を省くのは、立派なテクニックだ。読者だって中世建築の細部について延々読まされても困るだろう。

もうひとつ忘れてはいけないのは、増田研究者になろうとしているのではなく、小説を書こうとしている、ということだ。知識目的ではなく、手段だ。これを忘れてしまうと、他人の設定の粗を探したり、中世なのに価値観現代的なのを揶揄し始めたりする。こうなると、物語世界を素直に楽しめなくなる。

大事なのは歴史的正確さよりも、読者を喜ばせることだ。そういう意味では、演出として火薬が出てきたっていい。あるいは、読者が感情移入やすくするように、人を殺してなんぼの武将ではなく、戦争で人を殺すことをためらう武将として、描写する必要がある(ドラマ戦国武将がやたらと戦争を嫌い、優しいのはそのためだ)。異世界ファンタジーの読者が読みたいのは中世ではなく、中世っぽいものだ。そもそも中世ヨーロッパ風なのに唯一神を信じていないファンタジーは多い。

そういう意味では、本を読んでもその知識が直接生きることは少ないかもしれない。くれぐれも、読者に向かって知識をひけらかしてはいけない。あるシーンの正確さのために資料に当たるのはいいが、その成果を延々披露しては読者のストレスになるだけだ。もちろんそういう衒学的な歴史小説もあり、固定ファンはついているが、ネット小説の読者には少ないだろうし、ネット小説の肝であるPVを稼ぐことにはならない。これはいい悪いではなく、ネット書籍媒体の差だと思っている。

また、レッドオーシャン中世ヨーロッパファンタジーに飛び込むのなら、正確さよりも作者の専門知を活かしたものの方が(ブクマで書いている方もいるが)読者の目に留まりそうである。そして、くどいようだが、これだけおすすめの本を書いてきたが、読者が欲しいのは正確な知識ではなく血沸き肉躍る物語である

だが、作者にとっての最大の危険は、どんな物語よりも過去に起きた事実の方が面白いのだと気づいてしまうことだ。この罠にはまると、どんな小説所詮作り事と思われて素直に読めず、何を書いてもむなしくなってしまう。言い換えるなら、創作欲が知識に殺されてしまう。増田には、これに一番気を付けてもらいたい。

それを防ぐには、面白小説を読み、面白ものを書くこと、これに尽きる。先行作品としての中世ファンタジーを愛し、数多く読み、繰り返し読むこと。

知識の増える専門書を読むより、中世ファンタジーの書き方を読むべきだった、と増田がならぬよう、幸運を祈る。

anond:20211031163129

Permalink |記事への反応(1) | 08:07

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2021-09-01

anond:20210817083708

僕も根は共和主義者であって、基本的には「民主国家君主は要らない。たとえ立憲君主であっても。」という立場なんだけど、世界を見渡してみると、西ヨーロッパ成熟した民主国家の多くは立憲君主制だし、アジアで最も成熟した民主国家であろう日本実質的西ヨーロッパ立憲君主国家と同様な体制だし、アジア諸国を見ても近隣の共和制諸国の方が日本よりそんなに良いようにも見えない。カンボジアなんかポルポトで大混乱した後は結局王制(立憲君主制)で落ち着いた。王のいないミャンマーよりは王のいるタイの方が民主政治が安定している。スペインだってフランコ独裁体制の後に王制の復帰とともに民主政治が戻って来た。

残念ながら、共和制が良いように思える僕も、現実社会での立憲君主制の成功を認めないわけにはいかない。

ただし、なぜそれがうまくいっているのか説明できないし、今後ともうまくいくかどうかもわからないけれども。

Permalink |記事への反応(0) | 18:02

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