はてなキーワード:芳香剤とは
47階のエレベーターは常にレモンの香りがした。管理組合が選んだ芳香剤だ。高層階用エレベーターは秒速10メートルで昇降するが、私の鼓膜だけがいつも0.5秒遅れて軋む。
スマートフォンが浴室のタイルに反射したブルーライトで瞬く。湯船に沈めた掌が、下層階の漏水センサーに反応しないよう注意しながらシャワーを止める。隣室のピアノの音が排水管を伝って鈍く響く。ショパンのノクターン、でも17小節目で必ず止まる。
63階の共用ラウンジで初めて彼と話した日、東京湾を覆う雲が人工降雨のシードを撒かれていた。彼のスマートウォッチが5分おきに振動し、ウォールナットのテーブルに置かれたマグカップの波紋が乱れた。
彼の指先が窓ガラスに触れた瞬間、遠くの風力発電機が一斉に赤色灯を点滅させた。防犯カメラの焦点が私たちの背中を舐めるように移動する音がした気がした。
深夜3時17分、非常階段の手すりが微かに温かい。火災感知器の定期点検日だ。階段踊り場のゴミ収集口に、誰かが未開封の高級ワインを遺していった。ラベルのバーコードをスマホで読み取ると、仮想通貨による決済履歴が238回分渦巻いて消える。
彼が姿を消したのは台風9号が最接近した未明だった。防災用備蓄倉庫のLED照明が点滅し、エレベーター監視カメラの記録が2分17秒だけ砂嵐のようになった。管理人室のモニターには、47階の非常口ドアが0.3秒だけ開いた記録が残っていた。
今朝、郵便受けに投函されていたのは彼の住民登録証明書のコピーだった。発行日付は私たちが出会う1年前。しかし発行時刻欄には、私が初めて47階のドアパスをかざした正確な日時が刻印されていた。
窓の外では、人工降雨の雲がそろそろ解散時刻を迎えようとしている。63階のラウンジテーブルに置き忘れたマグカップの渦紋が、いまだに同心円を広げ続けているような錯覚に襲われる。エレベーターの芳香剤が突然レモンから白檀に変わった今朝、私は初めて地上への降り方を忘れた。
仮にもコンテンツ制作を行う広告会社の人間が、「最近の映画のスタッフロールは長すぎるから1社あたり3人までとか制限を設けて欲しい」と記事で発言しているのを見て戸惑ってしまった
老人の戯言なので聞き流してくれみたいな予防線を張ってるから、これに対して俺がムッとしても「コイツなんかキレてて無粋な奴だなあ」という扱いを受けるだけというのが余計腹立たしいし…
スタッフロールへのクレジットは会社にとっても個人にとってもある程度の信用の担保になる訳で、もちろん個人の意向でノンクレジットにしたり、個人でなく会社単位のみでクレジットされる場合もあるが、決して「関わった映画に名前が載った!やったー!!」というだけの物でなくちゃんと様々な実益があって作られている物だと思うんですよ
仮にもアニメや漫画などのコンテンツが好きですと発信している人が、記事の流れだとしてもそういう認識を持っていると雑に表明されちゃうと一気にメディアそのものへの信頼度が下がるというか…
昔の下品とナンセンス混じりでやっていた頃のサイトだったら全く流している発言だったと思うんだけど、今の小奇麗な芳香剤置いてるおトイレみたいなスタイルでこれをやられると違和感が凄いんですよね
この記事とは全然関係ないけど、もう脱臭されきってるのに「オレらなんでもアリのお下劣集団でさぁ!」みたいなノリをたまに出すことがあってそれもちょっと見てられないというか、別に上品になること自体は全然良いと思うんで都合の良い時だけ日陰者ぶらないで欲しいです
まあ人気者の要件にはそういう軽薄なポップさも多分に含まれてると思うので、そんなことをわざわざ言ってる人間は文字通り無粋な奴なんでしょうね
【追記】
「スタッフロールなっげーから見ないで帰ります」こういう発言する分には全然いいんですよ(実際クソ長えし)
件の「1社3名に~」発言もクローズドで言う分には全く良いと思いますし、一観客が言ってるならそうだねで終わります
ただこれは座談会という名目でもオープンな記事になっちゃってるので大丈夫?という話なんです
Permalink |記事への反応(18) | 04:33
「もってんブランカ」という消臭剤は、多分国内のものではなく、海外のなんちゃってブランドで、日本語を変に訳してしまった商品だと思います。
もってんブランカが元々どんな名前だったのかば分からないけど、怪しい日本語フォントだったのを覚えています。
実家に帰った時にリビングに置いてあって、どこで買ったのと親に聞いたら、スーパー?の販促でもらったとのこと。
消臭剤とは書いてあるのだけど、どちらかというと芳香剤で、フローラル(ただしどこかトロピカルでエキゾチック)な香りでした。
私はこのもってんブランカという消臭剤の香りが気に入って、買いたいなと思ったけれど、ネットで探しても見つかりませんでした。
ストリートファイターというゲームに出てくる緑色の人をブランカと呼ぶらしく、もしかしてこの人の匂い?なんて思ったけど、違うと思います。
じゃあ、もってんとは何か?「持って」に「ん」がなぜか付いてしまったのかな。
実家のその消臭剤は母が捨ててしまって、パッケージはもうありません。
トイレの芳香剤がいまいち効かないので代わりにと思ってスプレーしたら、くさすぎて無理だった
商品名の通りにバニラの香りはあるんだけど、それ以外の言い表せない嫌なにおいがある
焦げたようなにおいに、草というかカビというか、湿気のある場所にある青くさいというのかスッとしたようなにおい
甘ったるいバニラに焦げたにおいにカビのにおい どれらも自然の何かに例えるならそのあたりだけど、すごく人工くさいにおいで
あらためて使ったけどもう無理
芳香剤それ自体のにおいがどうにも臭くて、なにかのにおいをごまかすには使えない
消したいくささと化学反応して、思いの外いい香りになるような組み合わせがあるといいけど
ということで屋外で残りのスプレーを出して捨てることにする
ちょっと時間経ったけど6月半ばに初コロナ感染したメモ。なお通常の平熱は35.7度前後。
4月、5月にも風邪症状(喉の痛み、微熱)が出たが、病院でのコロナ、インフル含めた検査では何も出ず。部屋の芳香剤の匂いが何も無い気がして、かなり怪しかったが…。風邪薬を出して貰って一週間ほどで治る。
4/5:37.4度
5/19:36.5度
会社の飲み会参加(屋外)。深夜辺りから喉の違和感があり、市販風邪薬を飲んで就寝。
昼過ぎに起床した時点で微熱な気がして測ると37.5度。市販風邪薬を飲んで寝るが上がり続け21時には38.5度に到達。
深夜から翌朝は喉の痛み、咳、熱で全く寝られない。熱で暑いのに身体は寒気。市販風邪薬は全く効果が無い気がする。
朝時点で38度、夕方には37.2度にやや下がる。
朝時点で36.7度。病院へ行って検査したら遂にコロナ陽性確定。貰った薬は4月、5月と同じで総合感冒薬、喉の炎症に対する薬とか。
まず何処で拾ってきたか。潜伏期間を考えると流石に6/21当日はないし、参加者で他に感染者は居なかった。過去一週間のロケーション履歴を見ても、それまで行かなかった新しい場所へ行った形跡は無い。
手洗いは帰宅時、マスクは電車・駅・店内で着用、という行動パターンだったがやっぱり常時マスクが無難なのか…。
症状について。
38度越えの熱なんて(ワクチン時を除いて)何年振りだというぐらいに記憶が無い。症状的に風邪と言われれば風邪に近い気はするが、喉の痛みと咳が強烈。声が枯れたり声が出なかったりする。イソジンでうがいをしてもほぼ効果なし(が、やらないよりはマシ)。どうやらアズレンの方が効くらしい。
そもそも自分は風邪引くと喉よりも鼻に来るタイプだったはずなので、喉に来た時点でコロナ系だと思って良いような気もする。今回も匂いは確かに感じられなくなったが、そもそも鼻が詰まっていたのも一因な気がする。ちょっと自信が無い。
あと思い返すと胸辺りのちくちくした痛みが息苦しさだったのかと思う。
息苦しいという症状、イメージは湧くが体感したことが有る訳では無いのでこれが息苦しいのかが判断難しい。息を吸っても吸った感じがしない…ようなものかと思ったのだが、胸(肺)が苦しいみたいな感じがする。
コロナ感染を経た後だと、電車でも会社内でもノーマスクで咳してる勢があまりに多過ぎることに気付いてしまう。
もうマスクしろとは言わんからせめて咳が出なくなってから外を出歩いて欲しい。
4月の微熱時から、発熱で体温を測った際にはiOSのヘルスケアに体温を手動記録していた。やはり発熱状態の記憶に頼ると上がったのか下がったのかすらわからなくなるので記録は重要だと思う。
が、38度越えの発熱してる最中に記録するのはやはり地味に辛いし面倒だ。
スマホと連携できる体温計を探すと、医療機器承認取ってる正規の体温計はBluetooth(か独自方式)しか見当たらない。Bluetoothで通信するならスマホ側でアプリを起動しておく必要があると思うのでできればWiFi対応のが欲しいのだが。
体重計とかで使ってるWithingsが海外向けに体温計を出しているが、当然国内医療機器承認なし、要個人輸入、肝心の計測方法が赤外線による非接触方式でいまいち信頼性に不安、となかなか良いのがない。
グレード消臭パフパフ
すんげーにおいが強い
ラベンダーバニラいい匂いだけど、トイレにおいても玄関においてもプシュッと出た瞬間くるしいほど香りが充満する
トイレとか玄関が4.5畳〜6畳くらいあればちょうどいいかも、くらいの匂いの強さ
一時期トイレに使ってたけど、入った瞬間に自動プッシュされてかなり強かった
それでも使っているうちに鼻も慣れてはくるんだけど
家族がトイレ入って出入りすると、ああトイレ入ったなとまとわりついて拡がる芳香剤で分かるくらい
結局強すぎると使うのをやめてしまっていた
けど、最近妙にあちこち家の臭いが気になるので、久しぶりに使ってみようとセットしたのだった
香りの量だけ調節できればいいんだけどなあ
ある会社のバイトさんから誕生日プレゼントだと言われて、小学生が雑貨屋さんで買ったものの詰め合わせみたいなのをもらった。
キャラ的に受け狙いではないことは明白で、こんなの大人に贈る人いるのか…と衝撃を受けたが気持ちはうれしいのでありがたく頂戴して家(実家)に持ち帰った。
母親にも、会社の友達から誕生日プレゼントをもらったんだよという話をした。
しばらくしてもらったことすら忘れた頃、母親に「あんたがもらった部屋にあったプレゼント、芳香剤があったから車につけたんだけど死ぬほど臭くてよぉ、吐くかと思って引きちぎって道路に捨てたわ。あー臭かった!」と言われた。母親は最近あった面白いかつ自分がかわいそうな目にあった話という感じだった。
私は
・部屋勝手に入るなよ
・なんで私あてのプレゼントの芳香剤を勝手に使おうと思ったんだよ
・私が大切な人からもらって大切に保管してたものかもしれないものを、どうして勝手に使った挙句捨てた話するんだよ
と全てに引いて強い嫌悪感が湧いた。私はとりあえず一番強く感じた3番目のことを母親に伝えた。
母親は自分の非を認めないので、その時も胸糞悪い言い訳をして最後に「オマエが悪いんだろ」と言って締めくくっていた。
今なら分かるが、たぶん母親は私がプレゼントで何をもらったのか知りたくなったのだと思う。
昔から、母親は子どものプライベートを暴くのが好きだなぁと感じていたので、その興味からの行動だったと思う。
そしてプレゼントをもらっている私に嫉妬か、何か気に食わないと無意識に感じたのだと思う。
それで使ってやれ、と持ち出して使い、臭かったことが愉快で気が大きくなり、普段ならしない「ドアからゴミをポイ捨て」行動をしてしまったのだろう。
これを本人に伝えたらきっとショックを受けるに違いない、母親自身の胸がすく思いも味わえるに違いない、と感じて話したんだと思う。
こういう親に育てられた子どもにありがちな話で、私は精神を病んで仕事をやめることになった。
その頃は実家を出て一人暮らししていたが、医者から「実家に帰省してゆっくりしたらどうでしょうか」と提案された。
私は、実家に帰ったら症状が悪化するだろうとすぐに感じた。嘲笑して、ひどい言葉で傷つけてきそうだなと思った。
今思うと、こんなひどい人私の周りに親しかいないわ。
親は自分たちは良い人たちだという認識でいるので、電話で「実家に帰ってきたら」と言っていた。私は「それはやめておくよ」とだけ伝えた。
それから治って新生活を始めたが、今度は実家から遠く離れたところで暮らし始めた。
実家に帰ると金銭面は助かるのだけど、精神的には取り返しが付かないほど病みそうなので、たぶんこの先一生実家に帰らないのかもしれない。
でもそんなことは、親には言ってない。
本当は親と仲良く暮らしていきたいと思っているが、それができないのは私も悲しいからだ。
Permalink |記事への反応(14) | 19:11
https://anond.hatelabo.jp/20240507161600 の増田だけど、金曜夜に物凄い疲労感で寝落ち→翌土曜の昼過ぎまで寝て起きたら熱っぽい&喉が少し痛い→体温36.5度の微熱(平熱35.7)で、また謎の微熱症状。
そこでふと、部屋にある芳香剤の香りを嗅いでみたんだけどどれだけ鼻に近づけても何の匂いもしない。この芳香剤はガラス瓶に棒を数本入れると香るという、ちょっとオサレっぽいやつでGWに買ったやつで当時は間違いなく匂いがしていた。鼻水が詰まってる感じはするが、それにしたってここまで匂わないのはおかしい。
なお前回微熱症状が起きた4月頭の時は、鼻に棒突っ込まれて検査した結果インフルでもコロナでもなかった(当時は芳香剤がなかったので匂いチェックなし)。
香水の口コミレビューでの罵倒的な表現として、トイレの芳香剤のよう、だとか、使えたもんじゃないのでトイレの芳香剤にする、という言い回しがある
けど罵倒ではないのだ決して
それらの香りに愛がない訳じゃないんだ
ただ、肌に着けるのは強すぎて厳しく
足首につけても常時香るのがしんどくて
家の中で、いつもいる空間からは切り離されており、しかしながらたまに使う場所、とトイレに行き着くのだ
嫌いではないし、どこかで使おうと思った挙句に行き着くのがトイレの芳香剤なのだ…
これまでも、セルジュルタンスのバテムデュフーだったりファイブオクロックオジャンジャンブルだったりをトイレタオルに吹きつけて楽しむ、ということをしてきた
私はそれらを、こんな酷い香りトイレの芳香剤にするしかないわね!というつもりで使ってるわけではないんだ
通常の使い方では厳しい、けれど良い香りを、なんとか使いたくて…という気持ち故の使い道なのだ
それだけは言っておきたい
グレ カボシャール
テスター品を購入
懐かしい系、普通に売ってて今現在も手に入りやすい、比較的安価ということで
で、購入して試してみた
口コミだと辛口だとかメンズ寄りだとか難しい、合わなかったという評価が割とある
fragranticaだったか、安全なブラインドバイではない、とレビューしたものもあった
しかしシプレ系の香りを試すにはかなり容易な部類になるし、まあ失敗するかもしれんがポチった
ティッシュに付けてみて
たしかに典型的な女性らしい香り…甘いフローラルとかフルーティとかサボンとか…ではないが
香水の名前は強情っぱりという意味だそうで、女の子らしく可憐で可愛くといった香りとは全く異なるけど
だけど変に肩肘はったり強く振る舞ってるとも感じない
肌に実際つけてみてどうかは改めて確認したい
今、喉の調子が良くないのだけど、この香水の香りのそばだと、痛みを強く感じるように思う
香りがいがらいと表現した口コミを読み、なんだそれと思っていたが…自覚してしまった
しゃんとした香りと感じてたけど、時間がたつと何か変にパウダリーで、、オバサマ感が出る
うーん
カボシャール、1959年の発売とか
歴史的な品だったんだなあ、としみじみ
オバサマどころかおばあさん、いや、ひいおばあちゃんくらいの時代の香りじゃないか
クラシカルすぎて驚く
そして今もって普通に買えることに驚く
カボシャールを吹きつけたティッシュ、洗面所に置いても息苦しく、もう使い所ないわとゴミ箱へ捨てた
が、残ってるボトルはどうしよう、とトイレのタオルにワンプッシュして一晩
ホテルのトイレだとか、お高いブランドショップのトイレだとかの、優雅すぎる化粧室の香りが
ということでトイレの優雅な芳香剤としてしばらく使うことにしよう
短時間かぐだけなら悪くないのだ、うん
最近、加熱式で甘ったるい匂いのフレーバーが流行ってるんだろうか?
会社でそれ吸ってる人が何人かいて、とにかく臭い。おっさんから得体も知れない
甘ったるいだけじゃなくて、異様な不快さの臭いが醸し出されてて、本人は臭くない、むしろ、いい匂いぐらいに思ってるかもしれないがまじで便所の芳香剤レベルだからなと伝えたい。
紙タバコに関しても、臭いは臭い。でももう最近だと吸ってるのがナンセンスみたいな感じだから直接的に嗅ぐ機会は減った。
だけど加熱式はそうじゃない。臭いくせに、許されてると思って吸ってるやつらが吸ってるのが腹が立つ。そして増えてきている。加熱式こそ香害だろうに。
紙タバコがあれだけ叩かれたのに、なぜ加熱式はもっと世の中的にナンセンスにならない。