
はてなキーワード:自虐史観とは
そんなことないよ。
参政党はマルチ商法に似た党運営で強固な組織をつくってるんだよ。
マルチ商法は参加者の資金が尽きれば終焉を迎えるが、参政党のマルチは無限に成長できる。参加者のやりがいを搾取しているから。無限なんだよ。
参政党で「オーガニックな野菜で健康に」「ジャンボタニシをまいて日本の田畑に活力を」などの活動で生きがいを見出したひとが自民党支持にもどりますか。戻らないでしょ。
参政党で活動すると、党内資格がつくんだよ。これ。ものすごく癖になるんだよね。
塚田牧場のサービス券と同じ。あれ、塚田牧場の主任に昇進したときうれしかったな。肝臓壊してなかったらいまごろ社長になってたはずや。店員さんのおっぱいおおきかったし。
「無限に成長できるマルチ」「やりがい搾取」「オーガニックな野菜で健康に」「日本の田畑に活力を」
参政党に生きがいや所属意識を見出した支持者はその活動を簡単には手放さないよ。
参政党の主な政策はよく練れていて、支持者が具体的な活動に参加しやすいテーマがメインなんだよ。
教育・人づくり:
自虐史観を捨て、日本に誇りが持てる教育、学力より学習力を重視。
食と健康・環境保全:
化学的な物質に依存しない食と医療の実現、農薬や肥料を使わない農業の推進、有機食材を推奨した学校給食の提供。
国・地域をまもる:
活動を通じて「社会を変えている」「正しいことをしている」という自己肯定感や使命感を得やすい。つまり中毒性がある。
「やりがい」が、党への強い結びつきを生み、結果として支持の継続につながってるんや。
参政党がきもちわるいほど組織が強固なのはこのせいなんだよね。
自分は、漠然とではあるが、2度と戦争を起こさないという反省ができている日本は誇り高く、
それが我が国の良さの一つだと思いながら育った
(これを自虐史観などと反射的に表現する人もいるんだろう、見当違いも甚だしい)
しかし愛国者を名乗る人々が、我が国の過ちを認めるのはけしからんという風に癇癪起こしているのは理解できない
なぜ自分が責められているかのような反応をしているのか?とも感じる
国や人種関係なく人間が生き物として持っている愚かさの部分をある程度認識できており、
過ちを繰り返さないようにと踏ん張って平和を維持している人々がいる国だから誇りを感じるんだが
軍国主義に後戻りしたような国になったらいよいよここで子供なんか作らないだろう
それどころか反出生主義になる
今、既になりかけている
「様々な工作活動を行って来た」北村晴男氏 《石破首相は工作員》投稿に批判殺到…本誌に答えた“根拠”
https://jisin.jp/domestic/2496218/
中国やらロシアやら領土拡大している状況で、頭お花畑なのは無理ありすぎやろ。なんでそんな必死すぎなん?
お前本当にオタクじゃないな
クジラックスの手口を真似た事件からこの前の絵師逮捕まで近年の二次元ポルノ界隈で特にロリを好む人間はずっと危機感を高め続けているよ
実際の事件に及ぼす影響への危惧から作家が転向したり現実には不可能なシチュエーションが増えたりと作品内容にも変化が見られる(誰かが総括しないとこの工夫は数年で消え去るだろうが)
犯罪者が作家として活動していたことを踏まえたら二次元でも未成年のポルノが規制されることは現実になりえると実感を持ったらしくNOを言う人が更に増えた
数年前からこの傾向はあったが(純粋に性犯罪への嫌悪からそういう発言をする人はもっと昔からいた)二次元ロリを虐待しているくせにと敵視しているフェミに即座にキレられるためあまり目立ってなかった、しかしオタクやそれ以外でも加害を茶化す悪ノリには確実に悪影響があるという認識はじわじわと浸透していた
オタクの自虐史観なんて20年前の使い物にならない化石史観で現在のオタクを守ってる気になってるお前って一体なんなんだろうね
お前が「今の日本はヤバい」「なんとかしなきゃ」って本気で思ってること、俺は知ってる。食の安全とか、子供たちの未来とか、日本の将来を真剣に憂いてるんだろ。その気持ちは、俺も同じだ。だから、お前を頭ごなしに否定するつもりはない。
でもな、お前が信じてるその「答え」、本当に大丈夫か?
参政党が言う「グローバル勢力が日本を支配してる」とか「メディアは全部ウソ」って話、分かりやすいよな。世の中の複雑な問題が、全部「悪い敵」のせいだって思えれば、そりゃ楽だ。自分は「真実」に目覚めた特別な存在だって思えるし、仲間もいる。気持ちいいよな。
「グローバル勢力」って具体的に誰だよ。その陰謀を証明する、客観的な証拠はどこにあるんだ? 誰かがYouTubeで言ってたから? 党の幹部が言ってたから? それを信じるのは、「テレビが言ってるから」って信じるのと、何が違うんだよ。
お前はきっと「俺は自分で調べてるから」って言うだろう。でも、お前が見てるのって、結局参政党の動画とか、同じような意見のブログやSNSばっかりじゃないか?自分に心地いい情報だけ集めて、「やっぱり俺は正しかった」って安心してるだけじゃないのか。
それって「調べる」じゃなくて、「答え合わせ」って言うんだよ。
本当に調べるってのは、自分の信じたいことと真逆の意見も探して、どっちの言い分がより根拠があるか、冷静に天秤にかけることだ。お前、それをやったか?厚生労働省や食品安全委員会のサイト、ちゃんと隅から隅まで読んだか? 彼らが膨大な科学的データに基づいて「安全」だと言ってるのを、「あいつらは支配されてるから」の一言で片付けてないか?
そりゃ、週刊誌の見出しはセンセーショナルで面白いよな。「食べてはいけない添加物リスト!」みたいな。でもな、ああいう記事の多くが、科学論文の一部を切り取って恐怖を煽るだけのフェイクニュースだって、ファクトチェック機関に何度も指摘されてるんだぜ。国が認可してる添加物は、専門家が一生食べ続けても問題ない量を科学的に計算して、その範囲で使われてる。化学肥料だって、使いすぎは土に良くないが、それは管理の問題だ。有機肥料だって、使い方を間違えれば環境を汚す。物事はそんな単純な白黒じゃないんだよ。
これも典型的な話だな。もちろん、どんな薬にも副反応のリスクはある。ゼロじゃない。でも、そのリスクと、感染症にかかった時の重症化や死亡のリスクを天秤にかけるのが科学だ。世界中の何億人ものデータから「打ったほうがメリットが大きい」と判断されてるのに、それを「陰謀だ」で片付けるのは、あまりに乱暴じゃないか? 「ワクチン接種後の死者!」って騒がれてる数字も、統計のトリックで、意図的に不安を煽るためのものが多い。
日本の素晴らしい歴史や文化を誇りに思うのは当然だ。でも、過去の過ちから目をそむけるのが「誇り」なのか?自分の国の良いところも悪いところも全部ひっくるめて直視して、未来に活かそうとするのが、本当の愛国心じゃないのか?
考えてみてくれ。
* 党の言うことを少しでも疑うと、「勉強が足りない」とか言われないか?
* 外部の情報を「プロパガンダだ」と最初から拒絶するように教えられてないか?
*時間もお金も、かなりの部分を党の活動や寄付、グッズ購入に使ってないか?
* 党の活動に参加しないと、罪悪感を覚えたり、仲間外れにされるような空気はないか?
もし、いくつか心当たりがあるなら、それはもう政党支持じゃなくて、カルト的な集団への帰属に近い。お前は「日本を救う」という大義名分のもと、思考の自由を奪われ、利用されてるだけかもしれないんだぞ。
お前が「日本を良くしたい」と願う純粋な気持ちは、本物だと思う。でも、そのエネルギーを注ぐ場所を間違えてる。間違った地図を信じて、全力で崖に向かって走ってるようなもんだ。
一度、その「仲間」から離れてみろ。党の動画やSNSを見るのを1週間やめてみろ。そして、お前が「敵」だと教え込まれた、政府や大手メディア、専門家の情報を、先入観なしで読んでみろ。
世界は、お前が思ってるよりずっと複雑で、単純な敵と味方には分けられないってことに気づくはずだ。
もし、この記事を読んで、少しでも「あれ?」って思ったら、まだ引き返せる。お前の人生は、特定の政党や教祖様のためにあるんじゃない。お前自身のものだ。
本当に日本の未来を憂うなら、まずはその「思い込み」という名の沼から這い上がって、自分の頭で考えることから始めてくれ。
いつでも待ってるぜ。
「日本人ファースト」とか言ってて、一見すると国民のためを思ってる良い政党みたいに聞こえるかもしれない。
でも、彼らの言動をよくよく見ていると、とんでもなくヤバい匂いがプンプンするんだ。
「日本人ファースト」が、いつの間にか「参政党の支持者ファースト」にすり替わって、自分たちを支持しない人間を「非国民」だの「反日」だのレッテル貼りして、社会から排除し始める未来が見えるようで、本気で怖い。
まず、彼らは分かりやすい敵を作る。「グローバリズムが悪い」「外国資本が日本の土地や水を買っている」「移民が仕事を奪い、治安を悪化させる」と。これは「我々日本人 vsよそ者」っていう、古典的だけど効果的な対立の構図だ。
でも、彼らの敵は国境の外にいるだけじゃない。日本国内にも「本物の日本人」と「そうじゃない日本人」の間に線引きをしようとしている。
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*歴史観:「自虐史観を捨て、日本に誇りを持てる教育を」とか言ってる。聞こえはいいけど、要は「俺たちの言う歴史観以外は認めんぞ」っていう同調圧力だ。過去の戦争を「領土的野心ではない」と断言したりして、異論を許さない空気を作ってる。
*健康観:「薬やワクチンに頼るな」「自己免疫力を高めろ」と訴える。WHOや製薬会社を「金儲けの陰謀」みたいに敵視して、自分たちこそが真実に目覚めた国民で、現代医療を信じる奴は騙されている、みたいな構図を作り出す。
*家族観:「女性の社会進出が少子化の原因」「男女共同参画なんてつぶしてしまえ」なんて、堂々と言い放つ。伝統的な家族像こそが「正しい日本人の姿」で、選択的夫婦別姓やLGBTの権利を求める動きは、社会を破壊するイデオロギーだと切り捨てる。
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つまり、彼らが「日本人」として認めるのは、彼らの歴史観、健康観、家族観に賛同する人だけ。
たとえ日本国籍を持っていても、彼らの考えに合わない人間は「日本人」の輪から弾き出される。この時点で「日本人ファースト」は嘘っぱちで、実態は「俺たちの思想に合う日本人ファースト」なんだよ。
「腐敗した既存政治家 vs 俺たち国民の代弁者」という分かりやすい構図を提示し、代表が街頭やネットで直接語りかける。
すると、熱心な支持者たちは、外部からどんなに正当な批判をされても「またマスコミの切り取りか!」と耳を貸さず、党への忠誠を誓う。批判は一切届かない、強固なエコーチェンバーの完成だ。
この状態が進むとどうなるか。
党への批判は、単なる意見の違いではなく、「国家への裏切り」と見なされるようになる。
「日本人ファースト」が、完全に「支持者ファースト」へと変質する瞬間だ。
ここで思い出してほしいのが、戦時中に使われた「非国民」という言葉だ。
国策に協力しない者、思想が違う者、戦争に行けない障害者まで、この一言で社会から排除された。
参政党の代表は、戦前の「治安維持法」を肯定するような発言をしたと報じられている。あの法律こそ、国家の思想に合わない人間を「非国民」として合法的に弾圧するための装置だった。それを肯定するって、どういう神経してるんだ。
「出産は国家への貢献」なんて発言もあった。じゃあ、子どもを産まない、産めない人は国家に貢献してない「価値の低い国民」なのか?
もうお分かりだろう。彼らは「非国民」という言葉こそ使わなくても、「反日」「グローバリストの手先」「日本の伝統を破壊する者」といった新しいレッテルを使って、同じことをやろうとしている。
この排除の論理が、具体的に誰に向けられるのか。その答えは、彼らの政策案にハッキリと表れている。
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* 終末期医療費の全額自己負担化:過去にこんな公約を掲げていた。専門家は「医療費削減効果なんてほぼない」と一蹴しているのに、なぜこんなことを言うのか。代表自身の言葉が答えだ。「みとられる時に蓄えもしないと大変だと啓発する思いで入れた」。要するに、金のない年寄りは死ね、という究極の自己責任論だ。
*GoToトラベルで医療費削減:健康で医療費を使わなかった「良い」高齢者には旅行券を配るそうだ。これはつまり、病気になった「悪い」高齢者は罰せられる(自己負担増)ということ。人の命に「貢献度」で優劣をつけ、選別する思想が透けて見える。
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これって、ナチスが「生きるに値しない命」として障害者を社会から排除した優生思想の論理と、どこが違うんだ?
経済的な「負担」や「生産性」をモノサシにして、人の価値を決める。こんな危険な思想はない。
政治の役割って、「自分たちを支持しない人たちでも、困っていれば助ける」ことじゃないのか。
「日本人ファースト」を入り口に、いずれ「支持者ファースト」の独裁体制を築き、その基準から外れた者を「非国民」として切り捨てていく。
その矛先は、最初は外国人かもしれない。次は政敵かもしれない。
そして最後には、生産性がないと見なされた高齢者や障害者、つまり、社会で最も弱い立場の人々に向けられるだろう。
これは妄想じゃない。彼らの言動から導き出される、極めて論理的な帰結だ。
本当に、笑えない未来がすぐそこまで来ている気がしてならない。
https://shueisha.online/articles/-/254244
自分の肌感だと、前世紀の自虐史観からの潮目の変化は日韓W杯。
あれで韓国人の侮日っぷりが世間に知られるようになった。同時に、ちょうどインターネットの黎明期だったんだよね。翻訳Chatがそれなりの精度を持って(日韓翻訳はわりと性能が出ていた)広まって、韓国人の変な歴史認識を正す日本人が続出した。ゴーマニズム宣言とか流行ったよね。
最初はたんに誤りを正すだけだったのが次第に盛るようになっていって、自慢、日本スゴイになっていった。
嫌韓廃れたってブコメを目にしたが本当に廃れたなあと。嫌韓厨は今何を目の敵にしてるんだろうと思いに耽ると、”リベラル“だなと。
リベラル、フェミ、LGBT、ここらへんが彼らの社会的害悪の対象になってるなと。そういう視点で見ると、徴兵という女排除の国家システムを採用する韓国は友好国なのだろう。中国やロシア、トランプ政権も反リベラルで彼らの友好国だ。
彼らの思想的コアは反リベラル的なものであって伝統やパトリオティズム、2000年代にあった反自虐史観的価値観はほぼ無いなと。
次の争点は”移民“かなと思う。
もう10年近く前になるでしょうか。テレビで善徳女王や階伯(ケベク)を見ていました。そこで気付いたのですが、全く史実を考慮せず、ドラマを作っているところです。
両方のドラマに、階伯(ケベク)も金庾信も出てきますが、全く別人のような扱いです。それは当たり前で、記録が残っていないからです。階伯など日本書紀にしか残っていないに等しいです。
また、花郎世紀という偽書の可能性の高いものからドラマを作っているということも知りました。こんなことができるのなら、東日流外三郡誌で大河ドラマができてしまいます。韓国のドラマのすごいところです。
そこで、なぜ日本では、善徳女王や階伯(ケベク)のようなドラマができないのかと考えました。まあたぶん、歴史ドラマは大きく史実から外れられないとか、「自虐史観」があるのかなと。
紫式部なら創作もある程度許されるんでしょうかね。しかし、日本のドラマでは時代考証をある程度以上はやってます。階伯(ケベク)のように火薬が爆発したりしない。7世紀の火薬があるのか?。
ピダムの乱を起こしたピダムと善徳女王が恋仲になるなんてシナリオが許されるのなら、階伯(かいはく)と金庾信が幼馴染でも問題ないですよね?wだって、記録無いし。
イスラエルがユダヤの地だったら、朝鮮半島南部も倭人の地のはずw。
生成にはGPT-4oを使用しましたが、下記の文章は見出しを少し直し、はてな表記にしただけで、生成文そのままです。アメリカ等の歴史教科書では、朝鮮半島南部に倭人が住んでいたということを認めているので、すんなり生成されたのだと考えています。本当は、倭人とういう朝鮮半島南部から九州北部あたりに分布している海洋民族がいただけなんじゃないかと思います。そして、その人らが大和政権に取り入れられ、日本という国が成立したんじゃないでしょうか。
ということで、日本側の見解としての階伯(かいはく)と金庾信の話を作ってみました。以下に本編です。
東京の秋の夜、薄い雲が月明かりをぼやかし、冷たい風が皇居の周囲を包んでいた。歴史学者、宮内敬一は、しなやかな動きで宮内庁の厳重な警備をかいくぐり、特定の建物へと静かに忍び込んだ。彼の胸中には、ある確信があった――かつて日本に伝来し、その後散逸したとされる「百済本紀」が、ここに隠されているはずだ、と。
数年前、宮内は韓国の古書店で、偶然ある巻物の切れ端を目にしていた。その破片には「百済本紀」の名がかすかに読み取れ、彼の興味を大いにかき立てた。百済王国の歴史を記したこの書物は、日本と朝鮮半島との関係を解明する鍵となりうる、極めて貴重な歴史的資料である。しかし、日本の記録にはどこにもその存在は記されていない。宮内は、この謎を解くべく独自の調査を進め、ついにたどり着いたのが、ここ宮内庁だった。
彼の手元には、長年の研究から得た宮内庁内部の古文書倉庫のレイアウトが詳細に記されているメモがあった。限られた時間の中で、どの棚にどの文書が保管されているのか、緻密に計算されていた。
暗い廊下を抜け、幾重にも鍵がかけられた古文書倉庫の扉の前にたどり着く。宮内は冷静に暗号を解き、精密な動作で鍵を解除した。倉庫の中はひんやりとした空気が漂い、古びた紙の匂いがわずかに鼻をくすぐる。長い棚が並び、そこには時代ごとに整理された膨大な古文書が眠っている。
宮内は目的の棚へとまっすぐに歩み寄る。近づくほどに心拍数が上がり、手の平にはじっとりと汗が滲む。ついにその時が来た。彼の手が、一冊の古びた箱に触れる。箱の表面には、薄れかけた文字で「百済本紀」と刻まれている。
慎重にその箱を開け、中の巻物を取り出すと、千年以上の時を超えてその姿を現した。封が施されていたはずの巻物は、思いのほか保存状態が良く、宮内の震える手の中でゆっくりと広げられていく。巻物に記された文字は、古代の朝鮮半島の漢字表記であり、間違いなく「百済本紀」だった。
宮内は息を呑み、震える声で「これが…ついに…」とつぶやいた。目の前に広がるのは、歴史が語りたがっていた物語だった。これまで失われたとされてきた百済の記録が、自らの手の中にあるという事実に、彼はただ打ち震えるばかりだった。
だが、その瞬間、背後で微かな音が響いた。宮内は瞬時に振り返り、身構えた。
宮内の背後で響いた音は、冷ややかな静寂を切り裂くかのようだった。警備員か、それとも何者か別の存在か――宮内の心臓は、緊張のあまり大きく脈打った。
「誰だ?」宮内は小声で問いかけるが、返事はない。身を低くし、ゆっくりと視線を巡らせた。そのとき、微かな足音が再び聞こえた。かすかな光が倉庫の奥から差し込み、宮内の視界に誰かが近づいてくるのがわかった。光に照らされたその姿は、想像していたような警備員ではなかった。
スーツ姿の男が、静かに歩を進めてきた。その目は鋭く、宮内を捉えて離さない。そして、男の口元にかすかな笑みが浮かんでいた。
その声には、明らかに宮内の行動を全て見透かしているかのような冷静さがあった。驚きと同時に、背筋に冷たいものが走る。
「あなたは…誰だ?」宮内は巻物をそっと戻し、箱を再び閉じた。手は汗ばんでいたが、その目には確固たる決意が宿っていた。
男はゆっくりと近づきながら、まるで狩りを楽しむかのように言葉を続けた。「私の名前は名乗る必要はありません。ただ、あなたが何を求めてここにいるのかは、もう全て知っている。そして、それが公に出てはならないということも」
「公に出てはならない?」宮内は眉をひそめた。百済本紀の発見が、なぜそれほどまでに秘匿されなければならないのか。宮内の中で、疑念と怒りが沸き上がった。「これは、歴史を明らかにするための重要な資料だ。日本と百済のつながりを示す、そして隠されてきた真実を照らす光だ。それを隠す理由がどこにある?」
男は薄く笑い、「それはあなたが決めることではない」と静かに言い放つ。「歴史は常に勝者が書くものだ。敗者の物語は、都合よく葬られることもある。あなたがこの巻物を公表することは、今の日本の歴史観を揺るがすことになる。そう簡単にはいかない」
宮内はその言葉に心の中で反発した。歴史は真実でなければならない。たとえそれが現代の価値観や政治的な意図にそぐわないものであったとしても。しかし、目の前の男は明らかにそれを理解しない、あるいは理解しようとしない。彼はただ、今の秩序を守るために動いている。
「では、どうするつもりだ?私をここで止めるのか?」宮内はあえて挑戦的な口調で尋ねた。
男は一瞬沈黙し、次に口を開いたとき、声は低く冷たかった。「あなたがどれだけの真実を知っていようと、我々はその真実を決して外に出すつもりはない。だから、これ以上深入りしない方が身のためだ、宮内先生」
そう言いながら、男は静かに背を向けた。そして、出口に向かって歩き出す。彼が扉に手をかけた瞬間、ふと振り返り、「もしまだ、百済の歴史に興味があるのなら…もう一度考え直すことだ。あなたの研究も、命も、この国のために使えるはずだ」と含みのある口調で言い残し、倉庫から姿を消した。
宮内はその場に立ち尽くした。男の言葉の意味を考えながら、再び視線を箱に向けた。手の中に収めた百済本紀は、歴史の失われたピースを埋める貴重な証拠だ。しかし、それを公開することが、彼の命を危険にさらす可能性があることも明白だった。
だが、宮内は一度決めたことを覆すつもりはなかった。彼は再び箱を手に取り、慎重にそれを自分のバッグに収めた。何があろうとも、この真実を守り抜く。それが、彼に与えられた使命だと確信していた。
倉庫を後にし、宮内は闇の中に静かに姿を消した。彼の手の中にある百済本紀が、これから日本と朝鮮半島の歴史をどう変えるのか――その答えは、まだ誰にもわからなかったが、確かに歴史は動き出していた。
宮内は暗い夜の中、宮内庁の敷地を慎重に抜け出し、手に汗握るような緊張感を抱えながらも、自らの決意をさらに固めていた。背後で静かに扉が閉まる音を耳にし、彼は改めて周囲の安全を確認した。振り返ることなく、冷たい秋の風に身を包まれながら、ゆっくりと歩を進めた。
百済本紀は、ついにその姿を現した。しかし、この発見は彼にとって、祝福されるものであるはずがなかった。目の前の謎めいた男が口にした警告は、無視できない現実として宮内の脳裏にこびりついていた。彼は一つの歴史的真実を見つけた。しかし、それがあまりに大きすぎる秘密であったために、彼は今、新たな危険にさらされていることを知っていた。
「誰が…何を隠しているんだ…?」宮内は自らに問いかけながら、都心に戻る電車の中でじっと考え込んでいた。外の街の景色は、窓越しに次々と流れていく。煌々と輝くネオンと、高層ビルの明かりは東京の夜を彩っていたが、宮内の心の中は重苦しい暗雲が立ち込めていた。
彼は手元のカバンに視線を落とした。カバンの中には、つい先ほど手に入れたばかりの「百済本紀」が眠っている。その重みが、今の彼にとっては異様に感じられた。歴史の重要なピースを手に入れたにもかかわらず、その喜びはまるでなく、代わりに不安と恐怖が心を支配している。
「このままではいけない…」宮内は静かに呟いた。彼の頭には一つの考えが浮かんでいた。この文書を公開する前に、まず信頼できる誰かに相談し、協力を得る必要がある。単独で動くにはあまりにリスクが大きい。だが、誰にこの話を持ちかけるべきか――それが問題だった。
彼の心にまず浮かんだのは、大学時代の友人であり、今や有名な考古学者である佐伯真一の顔だった。佐伯は日本国内外の歴史的な発掘調査で多くの成果を上げており、特に日韓関係史の研究において第一人者とされている。彼なら、この資料の重要性を正しく理解し、適切に扱ってくれるはずだ。宮内はすぐに佐伯との接触を決め、駅に降り立つとスマートフォンを手に取り、連絡を取った。
「もしもし、宮内か?久しぶりだな。こんな夜遅くにどうした?」
宮内は一瞬ためらったが、意を決して口を開いた。「佐伯、急ぎで話したいことがあるんだ。今すぐ会えるか?」
佐伯は少し驚いたような声で、「今か?何か大事なことか?」と尋ねた。
「…ああ、これまでの研究人生で一番大事な発見をしたんだ。それも、とてつもない発見だ。今は詳しくは話せないが、どうしても君に見てもらいたいんだ」
佐伯はその異様な緊張感を察したのか、数秒の沈黙の後、「分かった。今すぐ都心のカフェで会おう」と返事をくれた。
宮内がカフェに着いたのは、電話からわずか30分後のことだった。深夜にもかかわらず、カフェは数名の客で賑わっていた。宮内は店内を見回し、奥の席で待っている佐伯の姿を見つけ、急いで席に向かった。
「宮内、どうしたんだ?お前がそんなに慌てるなんて珍しいな」
佐伯は心配そうな表情で宮内を見つめていたが、宮内は口を結び、静かにカバンから巻物の入った箱を取り出した。その瞬間、佐伯の目が一気に鋭くなった。
「これを見てくれ」宮内は低い声で言いながら、慎重に巻物をテーブルの上に広げた。薄暗いカフェの灯りに、古代の文字が浮かび上がる。
「そうだ」宮内は確信を込めて言った。「百済本紀だ。散逸したはずのものが、ここにある。そしてこれが、これまで語られてこなかった日本と百済の真実を証明するものなんだ」
佐伯はしばらく無言でその巻物を見つめていたが、次第に表情が険しくなっていった。そして、静かに目を閉じると、ため息をついた。
「宮内…お前、これがどれだけ危険なものか分かっているのか?」
宮内はその言葉に驚きながらも、佐伯に向き直った。「危険だと?これは歴史の真実だ。それを明らかにすることが、なぜ危険なんだ?」
佐伯は低い声で答えた。「宮内、世の中には触れてはならない真実というものがあるんだ。この文書が公にされたら、ただ歴史の教科書が書き換わるだけでは済まない。この国の根幹を揺るがすことになる。お前が巻き込まれたのは、単なる学問の問題じゃない。もっと大きな、国家の問題なんだ」
宮内は驚愕し、言葉を失った。まさか、そこまでの影響があるとは想像もしていなかった。「そんな…一体どういうことだ?」
佐伯は再び巻物に目をやり、静かに言った。「これから先、お前がどう行動するかで、お前の運命も決まるだろう。だが、その前に…もう一度この文書を精査し、何が書かれているのかを完全に把握する必要がある。私も協力するから、一緒に慎重に進めよう」
宮内はその言葉に頷き、覚悟を決めた。「わかった、佐伯。まずは真実を解き明かそう」
二人は深夜のカフェで、百済本紀の解読に取り掛かることを決意した。しかし、外では彼らを見張る影が、静かに忍び寄っていたことに、まだ二人は気づいていなかった。
宮内は佐伯と共に百済本紀の解読を進める中、ある一節に目を留めた。その古い漢字で書かれた文章は、これまでの日本と朝鮮半島の関係史を根底から覆すような内容を秘めていた。
そこにはこう記されていた。
「百済国は、倭より来たりて、王を立て、その民を治む」
佐伯は眉をひそめ、しばらくその文言を目で追った後、重々しい口調で言った。「まさか…これは、百済が日本人――つまり倭人によって建てられた王朝だということを示唆しているのか?」
宮内はゆっくりと頷いた。「そうだ。そして、これが真実なら、朝鮮半島南部――百済の領域は、かつての倭の支配下にあったということになる。竹島や対馬どころか、済州島や朝鮮半島の南半分までが、歴史的に日本の領土であった可能性が出てくる」
佐伯はしばらく沈黙した後、深いため息をついた。「これは一筋縄ではいかない話だな…。もしこの文書が公に出れば、歴史の再評価だけでなく、国際的な領土問題にまで波及する可能性がある。サンフランシスコ講和条約で定義された日本の領土が、揺るぎかねない」
宮内は焦燥感を抱えながら佐伯に問いかけた。「だが、どうしてこの『百済本紀』がここ日本で隠されていたんだ?なぜ誰も知らないんだ?」
佐伯は静かに考え込み、やがて低い声で話し始めた。「その答えは、戦後の日本の歴史にある。連合軍総司令部、つまりGHQが関与していた可能性が高い。特に、マッカーサーが日本の再建と国際関係の安定を図るために、歴史的な資料や記録を抹消または隠蔽したケースは少なくない。もし『百済本紀』に、日本が朝鮮半島南部を歴史的に支配していたという証拠が記されているとすれば…」
佐伯は目を宮内に向け、厳しい表情を浮かべた。「GHQはそれを脅威と見なして、抹消を命じた可能性がある。サンフランシスコ講和条約で日本固有の領土が定義された際、その基盤に揺らぎが生じることを恐れたんだろう。もしこの文書が明らかになれば、国際社会において、日本が朝鮮半島南部や済州島を領土として主張する正当性が浮上しかねない。それは、当時の冷戦構造の中で、極東の安定に重大な影響を与えたはずだ」
宮内はその言葉に打たれた。「つまり、これは単なる歴史の一資料ではない。戦後の日本と朝鮮半島の領土問題、そして国際政治に直接関わる爆弾だということか…」
「その通りだ」と佐伯は冷静に応じた。「だからこそGHQは、この文書を表に出させなかった。百済が倭人の設立した王朝であったという事実が認められれば、日韓の歴史認識や領土問題は根本から覆されることになる。現代の竹島を巡る領有権問題など、取るに足らないものに見えるほどの衝撃が走るだろう。済州島や釜山、そして南半分の領有権を巡って、新たな国際的な論争が生じかねない」
宮内は佐伯の言葉に深く頷いたものの、その重みを改めて感じていた。この「百済本紀」は、ただの古文書ではない。それは、日本と朝鮮半島の領土問題を再燃させ、国際情勢に大きな波紋を広げかねない爆弾だ。
「だが、これは真実だ」と宮内は力を込めて言った。「歴史を捻じ曲げてはならない。これが隠されてきた理由が何であれ、私たちの使命は、真実を明らかにすることだ。たとえそれがどれほど大きな影響を及ぼそうとも」
佐伯は厳しい表情を保ったまま、静かに宮内の目を見据えた。「宮内、お前の決意は分かる。だが、この文書を公にすることで、国内外にどれだけの波紋が広がるか、お前自身も理解しているはずだ。日本政府だけでなく、韓国政府も黙っていないだろう。いや、それどころか、国際社会全体がこの文書に注目し、外交的な大混乱を招くことになる」
宮内は一瞬言葉に詰まったが、再び口を開いた。「それでも、歴史は真実であるべきだ。この文書を隠し続けることは、日本の学問的誠実さをも裏切ることになる。それに、これまでの研究者たちが解き明かそうとしてきたことを、我々が踏みにじることになるんだ」
佐伯は深く息を吸い込み、しばらくの間、何かを考え込んでいた。そして、ゆっくりと口を開いた。「分かった。お前の信念を否定するつもりはない。ただし、慎重に動こう。急に世に出すのではなく、まずは信頼できる少数の専門家に見せ、段階的に議論を進めるべきだ。この資料が持つ意味を、慎重に検討しなければならない」
宮内はその提案に頷いた。「ああ、そうしよう。まずは、私たちの知識と経験でこの巻物を完全に解読し、それから信頼できる専門家に見せる」
二人はその場で、新たな行動計画を立てた。百済本紀の解読を進め、文書の真偽を確認した上で、専門家との協力を仰ぐ。そして、その真実を公にするための準備を進めることにした。
しかし、彼らがその場を立とうとした瞬間、外の窓に気配を感じた。宮内は一瞬、外を見やったが、何者かの姿がカフェの外にちらりと映った。黒い影――まるで監視するように、静かに彼らを見張っているようだった。
red_kawa5373 罪悪感を抱かせる教育は、第二の虐殺を防ぐどころか、第二の虐殺が起こった時の免罪符になりかねない。イスラエルを見てれば良く分かる。真に「二度と過ちを繰り返さない」ためなら、反省一辺倒の教育はむしろ害悪。
これにはてウヨが工作含めてスター付けて現在トプコメになってるが
こいつら問題起こす可能性があるなら何かを排除して良いとかいう極端な事に同意してる自覚なさそうだな
そもそも虐殺やらかしてんのはイスラエルのシオニストであってユダヤ人全体じゃないし、イスラエルと強制動員されてデマで虐殺された朝鮮人は全く別の話なんだが
なのに罪悪感を抱かせる教育はーとか普段の何も考えずに自虐史観ガーとか言ってるノリで過去の反省を害悪呼ばわりしてんのマジで頭が悪すぎる
将来問題起こす可能性があるって理由で排除する事を肯定するならはてウヨ含めたネトウヨや、そのネトウヨが大好きな自民党が大好きな靖国神社も撤去して良いって事になるよな
ネトウヨや自民党は今現在に至るまで数々の問題を起こしてんだから尚更よ
まぁ実際そんな事になったらこのブコメ書いた奴やそれにスターつけてる様なネトウヨは手のひら返して反対するんだろうけどな
国ってのは長い歴史があるから過去に反省すべき部分があったり逆に肯定した方が良い部分があったりすんのは当たり前の事で実際そうなってるわけだが
でもそれを片方だけしか認めたくないはてウヨみたいな馬鹿は勝手に脳内で反省しかしてない!とか思い込んでこうやって頭悪い屁理屈並べて反省一辺倒ガーとか言い出すんだよな
いつどこで見たかはすっかり忘れてしまったが、リベラルな言論で著名な方が、以下のようなことを言っていた。
「氷河期世代は不況のせいにして就職できず流されてきて、今になって苦しいという。何故20代の時にお国と闘わなかったんだ。今更苦しいと言っても自業自得」
仰っていることは尤もなのだが、しかし当時は連帯しようとかデモをしよう、国に掛け合おうなどという考えはないに等しかった。何故だろう? と氷河期世代たる増田は考えて、すぐに結論が出た。
左翼の皆さん、我々の世代に嫌われてたんだよ。左翼にも色々あると言われそうだけど、あの頃の左翼的な思想を持った連中なんて、どれもこれも十把一絡げで嫌われていた。
昭和50年代生まれの我々は義務教育期間中、一度や二度はいわゆる日教組のアカ教師と遭遇し、嫌な思いをさせられている。かつて学生闘士と呼ばれていたような、親より少し年上の定年間近の老教師が、特に地方の、子供も少なく1クラス30人にも満たないような増田の学校にも必ず1人はいて、何かと教育現場を引っ掻き回していた。最近あまり聞かれなくなった式典での国旗掲揚不起立や教科書の君が代ページを貼り合わせる問題が、周囲を田んぼと山に囲まれたど田舎の我が母校でも起きた。
増田の担任にはならなかったが、当該クラスにPTA会長の子供もいたことで、その後大人たちの間では大変な騒動にもなっていた。
教師の体罰がまだ当たり前だった時代、アカ教師は手こそ上げないものの、従順な女子児童への露骨な依怙贔屓や反抗的な男子児童への横暴な発言は、学年を超えて伝わってきて嫌われていた。
その頃はインターネットがなく、テレビと新聞が主な情報源だった。番組改編時にはよく衝撃映像や昭和の記録映像として東大講堂での騒乱やよど号ハイジャック事件、あさま山荘に鉄球をぶつけるシーンがよく流れていた。その度に「かつての日本は荒れていたのだな」「その原因を作ったのはあのアカ教師の仲間なんだな」と、幼心に刷り込まれていたのかもしれない。
あの頃は、一部のメディアにも左翼の活動を忌避する空気が作られていたのかもしれない。いわゆる自虐史観が幅を利かせていた教育業界に新しい教科書を作る会が出てくる一方で、司馬遼太郎によるドラマティックな司馬史観がこれでもかともてはやされている時代でもあった。
高校、大学(増田が通ったのは地方の駅弁ですらない田舎にあった)と進学するにつれ、ますます左翼的な勢力は目につかなくなっていった。教師や教授陣にそれっぽい思想を持っている人がいなかったわけではないが、押しつけることはなく、オルグされる同世代も見かけなかった。他の大学の学園祭に行った時、明らかに学生らしくない数人のおっさんが垂れ幕の前で9条がー、と威張り散らしているのを見かけたくらいだ。
ちなみに阪神・淡路大震災も増田の学生時代に起きた。燃え落ちた街、横倒しになった高速道路の映像はあまりにも衝撃的だった。現代でこんなことが起きてしまうのかと呆然としたのを覚えている。救援活動に来た自衛隊を批判する勢力は、露骨に白い目で見られていた。
オウム真理教が問題を起こしたのも同じ年だ。あの頃のマスコミの狂乱は、今の統一教会報道の比では無かった。テレビには毎日のように信者が登場してめちゃくちゃな言動を繰り広げ、一般紙からスポーツ新聞までが彼らについてあらゆることを書き立てた。氷河期世代が過激な新興宗教に拒絶的な態度をとりやすいのも、オウムや、その他宗教団体が原因である。
オウムだけではなく、当時はあらゆる新興宗教団体がしつこい勧誘で嫌われていた時代だったのだ。少し大きな駅に行くと、手相の勉強をしていると称する者は壺や印鑑を売ろうとしてくるし、あなたの幸せを祈らせろとつきまとってくる者もいるし、選挙があれば○○党に投票しろ、新聞をとれとうるさい。個人情報がダダ漏れの時代ということもあり、これらの勧誘を掻い潜るのは至難の業だった。
増田も宗教2世である元同級生からの勧誘に辟易とし、家族の闘病について信仰心が足りないからだと言われた時には速やかに絶縁を申し出た。元同級生が悲しそうな顔をしていたのを、今でも覚えている。かつてはスニーカー文庫を貸しあった仲だったのに残念だった。
働きだしてから、といっても増田は就職できずフリーターになったのだが、ようやく田舎にもインターネットというものが普及してきた。2ちゃんねるが登場したが、そこでも左翼は馬鹿にされる対象でしかなかった。制服を強要されているのが虐待だと国際的な場で主張した政治家の息子が笑われたりしていたのもその頃だ。
だからその後、若者を中心としたSEALDsが出てきた時はびっくりした。いつのまにか、増田の親世代ですら触れたがらないアカの思想にばっちり染まった彼らは、SNSでつながることに抵抗を持たない世代としての強みを活かし、あっというまに増えていった。いつのまにそんな思想が、もう絶滅したと思っていたアカが若者の口を借りて復活するとは予想外だった。
30歳を超えた増田には、SEALDsの輝きが眩しくうつったが、羨ましくはなかった。主張があまりにも幼く感じたからだ。かつてアカ教師に仕込まれた児童が湾岸戦争時の自衛隊派遣に絡めて「戦争には反対です。憲法9条に反するから、自衛隊はやめた方がいいと思います」と言わされていたのを思い出させた。このときは自衛官を親族に持つ子供が他の学年にいて、家族が学校にクレームを入れて大問題になった。
増田はネットの匿名文化にも浸っていたため、「学生のうちにこんなに顔を晒して発言していたらこの先大変だろうな」と思ったりしたものだ。
結局SEALDsは解散したが、その後、リベラルと言われる勢力は以前よりも目につくようになってきた。だがやはり、氷河期世代の姿は少ない。
そんな中で発せられたのが「氷河期世代は何故闘わなかったのか」である。
正直に言おう。
我々の世代に、国と闘う余裕はなかった。そんな暇があれば働くことを選んだだろう。
そして、あの横暴で陰険な、アカ教師のような人になりたくなかったのだ。
その結果、「闘わなかった」と怒られる。
今の視点で見れば、何とでも言えるよな。あの頃のリベラルなど、今よりずっと情けなかったのに。
ここからは余談。
数年前、増田が住む街の施設で日教組の全国大会があり、警察が規制線を張っていた。警察が守っているのは、会場へ向かう年老いてしょぼくれた、とっくに定年退職を迎えて何年も経た老人の群れである。みんな「日教組○○県支部」と書いた幟をもって、俯きがちにトボトボと歩いている。総じて服の色は地味で、男女問わず髪の毛もボサボサで、見た目にも元気がない。
その規制線の外、ギリギリの場所に愛国的なことを叫ぶ街宣車が止まっていた。車の上から老人たちに向かって元気に「国賊」などとがなりたてている中年男性は、増田と同世代か少し上くらいに見えた。
どこにも若者がいない。交通規制を促している警察官が一番若いくらいだ。
かつてはヘルメットをかぶりゲバ棒を手に機動隊に向かっていたかもしれない人々が、中年にどやしつけられ(ほぼ因縁だが)、国家権力に守られながらトボトボと歩いている。
どんな気持ちで歩いているのだろう。会場には共産党を代表する大物政治家が来場するとポスターにあった。世代交代を頑なに拒み、トップに君臨し続けているその政治家を見て、彼らの心は慰められるのだろうか。
だが天下をとれなかった彼らも、闘わなかったと言われる氷河期世代も、下の世代からは同じに見えているのかもしれない。これを書いている増田に、左翼も日教組も共産主義も新左翼も革マルも中核派も赤軍派もリベラルも、まるで区別がつかないように。
仕方ない、そういうものだ。
これを読んでるみんなは、俺たちのようになるなよ。
東京の文化にも大阪の文化にも挙げられなかったけど浪曲ってのがある
浪花節とも呼ぶけれど、なにわナンバーの浪速が由来じゃないらしく大阪発祥というわけでもないらしい
元々、口説とか説教とかから派生して色々出来たうちの一つを浪曲とか浪花節と名前をつけて呼び込んだのでしょう
三味線+語りの形態が浪曲の原型という説はいくつもあって、例えば
軍談→五色軍談→浪曲
というのがある
Wikipediaに書いてないけど、五色軍談以外にも浪曲の手前のやつが沢山ある
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0328_01
浪曲は太平洋戦争を扱うものがちょいちょいあって、浪曲では(ほぼほぼ)自虐史観っぽくないからはてなーは嫌いそうだし、東京以外でも大阪以外でも享受できる文化だけど聞いてみて
滅びるまで戦う
👉強国に支配されることを選ぶ
おお にっていよ ほろんでしまうとは なさけない
その歴史が正しかったと認識しているはずの日本人の中に、なぜ強国の支配を拒み戦い続けるウクライナに賛成している者が現れるのか、これが分からない。
自虐史観という言葉に踊らされ、日本の降伏は間違っていたのだと声高に叫ぶつもりなのだろうか?
違うだろ。
強い相手の足を舐めることこそが正しいというのが日本が選んだ価値観だろ。
共産主義を否定し資本主義を掲げた民主主義国家のあるべき形だろ。
理解不能だ。
そもそもウクライナにとってロシアは親、いやソレ以上に遥かに深い歴史を持った先祖のようなものだろう。
その者たちが「君たちを救ってやろう」と手を差し伸べているのを振り払うとはなんと烏滸がましい。
新興宗教に連れ去られた我が子を引き取りに来た親を「無理やり連れ戻すのは暴力ですよ」と避難するようなものではないか。
全く嘆かわしいことだ。
小説などというものを崇めてなろうなろう等とのたまいテレビで漫画なんぞを見て白痴になるからこんな基本的な道徳心さえ失うのだ。
大説を読め。
大切は大説だぞ☺
最近、ネットで日本の歴史、特にタブー視されている天皇関係の物を調べていると面白い説を見つけた
先王から4親等以上離れ、かつ傍系で即位した最初の天皇であり戦後、天皇研究に関するタブーが解かれると、5世王というその特異な出自と即位に至るまでの異例の経緯が議論の対象になった。
そして【継体天皇王朝交替説】とは簡単に言うと「継体天皇はそれ以前の王朝を簒奪した盗人だ!」「今の天皇は盗人の末裔なのだ!」との主張
王朝交代が事実なら、なんで左翼の人はそれ以前の天皇を憎んでるの?
実際に王朝交代が行われたなら、それ以前の天皇は完全な被害者のハズ。だが左翼の人はそれ以前の天皇も問答無用で叩きまくってる。それはナゼ?
戦前の日本は天皇制を理由にアジアを侵略し虐殺の限りを尽くし戦後はその反動で極端な自虐史観に掲げるようになったのは、みんなも知っての通りだけど、この説がその系譜なのか、それとも自虐史観の一環なのか、どっちなんだろう?