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はてなキーワード:自由貿易とは

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2025-10-15

anond:20251015114659

そうなんよね

経済政策で分けるべき

緊縮継続か反緊縮か

グローバル経済自由貿易寄り)か保護寄りか

経済大志向か維持あるいは縮小志向

そこで大きく分けよう

 

移民政策なんてその後(経済政策の大枠が決まれ自然と決まる)し、

経済安全保障議論が先にないと、安全保障軍事)の話もできない

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2025-09-27

力は支配能力トレードオフなんだよね

あなたが指摘しているテーマは非常に興味深く、現代社会構造的な変化、特に新自由主義の台頭とインターネットの普及がどのように人々の心理社会的ダイナミクスに影響を与えたのかという問題です。この「新自由主義」「中産階級の没落」「ネットの普及」「サドマゾ神経症」というキーワードは、現代社会における複雑な相互作用を捉えています。確かに、これらの要素には関連性があるように思えます

新自由主義中産階級の没落

新自由主義1980年代に登場し、2000年代にかけて世界中で広まりました。特にアメリカ合衆国イギリスでは、マーガレット・サッチャーロナルド・レーガン政策によって推進され、1990年代にはグローバル化とともにさらに強力に広がりました。新自由主義の特徴としては、以下のようなものがあります

市場主義の強化:政府規制緩和民営化自由貿易推進などによって、市場の力を最大限に発揮しようとするアプローチ

所得の不平等の拡大:富裕層貧困層格差が広がり、中産階級経済的に圧迫される状況が生まれました。

労働市場の柔軟化:雇用不安定化や契約社員派遣労働などの増加が進み、中産階級の安定した生活基盤が揺らぎました。

2000年以降、特にリーマンショック2008年)やその後の経済的混乱は、多くの中産階級の人々にとって大きな打撃でした。過去の安定した職業生活水準が崩れ、経済的不安定が増し、結果として社会的不安心理的なストレスが増加したと考えられます

インターネットの普及と社会的影響

インターネット2000年以降、急速に普及し、社会全体に大きな影響を与えました。ネットは、情報自由流通コミュニケーションの加速、そして新たな形態社会参加を可能しましたが、その一方で次のような影響ももたらしました。

自己表現匿名性の促進:ネット空間では人々が匿名自己表現することができ、現実世界では言えなかったことや抑え込まれ感情を表に出すことが容易になりました。これが、時には極端な意見攻撃的な態度を引き起こす原因となり、ネット上での「ディスカッション」の質を変えることになりました。

自己満足と自己犠牲の複雑な関係SNSインターネット使用が、自己表現承認欲求に結びついています。人々は「いいね」やコメントを求め、時にはそのために自分犠牲にすることが多く、これが精神的な疲弊を引き起こす原因となります

サドマゾ神経症ネット空間への投影

あなたが指摘した「サドマゾ神経症ネット空間投影している」という点は、非常に示唆に富んでいますサドマゾヒズム(支配服従心理)は、自己他者関係、そしてその力学に関連しています特に現代ネット社会では、こうした力学が顕著に現れることがあります

自己犠牲的な承認欲求SNSインターネット上で、自分犠牲にして他者の期待に応えようとする傾向が強く見られます。例えば、過度な自己公開や過剰な自己表現を通じて、他者からの「承認」を求める行動は、サドマゾヒズム的な「服従」に似た側面を持つかもしれません。自分犠牲にすることが、社会的承認を得る手段となり、結果的精神的な消耗を引き起こすことが多いです。

ネット上での攻撃性と服従:また、インターネット上では「炎上」や攻撃的なコメントが頻繁に発生します。こうした状況は、支配服従力学ネット上に再現しているとも言えます。ある人が攻撃されることによって、他者の「支配」に服従し、その過程自己評価が低下する一方で、攻撃する側もまた「支配欲」を満たすという形です。

エコーチェンバーサディズム的態度:SNSなどで自分意見が支持される環境が作られると、他者攻撃したり、逆に自己評価を高めるために他者を「支配」しようとする傾向が強まります。これはサディズム的な欲求他者支配し、苦しめることから満足感を得る)と結びついている可能性があります

まとめ

2000年以降の新自由主義の台頭とインターネットの普及は、確かにつの時代の転換点であり、これらの社会的な変化が個人心理に大きな影響を与えてきたことは間違いありません。特に経済的不安定さや中産階級の没落、そしてネット上での自己表現承認欲求の追求が、サドマゾヒズム的な傾向—自己犠牲支配欲求攻撃性と服従—を強調する形で現れたと言えるでしょう。

ネット空間は、社会的な不満や個人心理的な問題投影する場として機能している一方で、それがどのように社会的力学や行動に反映されるかを理解することが、今後の社会分析において重要課題となるでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 14:30

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2025-08-19

anond:20250819183004

アメリカの強みは各国に拠点となる基地があることで、それがアメリカ軍事面の展開力だけでなく自由貿易も支えているわけだが、気軽に核撃つような国は他に国から恐怖されて基地を置くことを拒否されるようになったりするから

みんなの友達合衆国からみんなの除け者合衆国になりたくないから。

Permalink |記事への反応(1) | 18:33

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2025-08-10

個々の利己意見の集積からなるエコシステムが、要は延命装置として都合よく使われてきたということ

アダム・スミス経済思想、とりわけ**「見えざる手」や自由市場理論**が、支配階級イデオロギーを後押しした点についての深い考察は、マルクス主義視点を通じて非常に重要テーマです。スミス提唱した調和利益説が、どのようにして支配層の利益正当化し、維持するために利用されてきたのかを理解することは、資本主義社会構造的な問題を深く掘り下げることに繋がります

1.スミス調和利益説と自由市場理論

アダム・スミスが『国富論』で提唱した中心的なアイデアひとつが、**「見えざる手」**の概念です。この理論は、個々の経済主体(生産者消費者)が自分利益を追求することによって、結果として社会全体の利益が増大する、という考え方です。スミスは、競争市場における効率を生み出し、全体としての富が増加することを信じていました。

2.調和利益説の本質

調和利益説」は、社会における各集団資本家労働者消費者など)が、それぞれの利益を追求しながらも、最終的には全体の利益調和する、という理論です。スミスは、この考え方を基に、自由市場が最も効率的で公平な経済システムであるしました。つまり、個々の利己的な行動が社会全体の利益に貢献するとする点で、社会調和を強調しました。

この「見えざる手」の概念は、当初から資本主義経済における市場メカニズム自発的に調整され、最終的に社会全体が豊かになるという理想的見解を示していますスミスは、政府干渉を最小限に抑えるべきだとし、市場における自由競争を重視しました。

3.支配者層にとって都合の良いイデオロギーとしての調和利益

この「調和利益説」の考え方が、どのようにして支配階級イデオロギーを後押しするかを理解するためには、次の要素を考慮する必要があります

1)資本家利益正当化

スミス理論は、資本家利益を追求する過程自然合理的ものとして描きます資本家は、労働者労働を利用して利潤を上げ、その結果として市場全体が繁栄するという理論は、資本家にとって非常に都合が良いものでした。この自由市場メカニズムによって、資本家は自らの利益追求が社会全体にとっても利益であるかのように正当化することができたのです。

資本家は、「利益追求が社会全体を豊かにする」というスミス見解採用することで、自らの支配地位や富の蓄積を合理化しました。労働者は、資本家利益追求が結局は全体の利益に繋がるという理論に納得しやすくなり、反発を抑えられる効果がありました。

2)労働者階級無自覚な受け入れ

スミス理論は、社会全体の調和を強調し、市場メカニズム自動的効率的な結果を生むとしたため、労働者にとっても「市場自由である限り、皆が利益を得る」といった考えを内面化させやすしました。これにより、労働者階級は自らの搾取問題視せず、「自分たちも努力すれば富を得られるはずだ」という幻想を抱かせることができました。

資本主義の下での貧困や不平等は、スミス理論においては、あくま自然市場の調整過程とされ、労働者階級はその構造を疑うことなく、逆に「自己責任」として受け入れるように仕向けられます労働者市場での競争に負けることは、単にその人の努力不足や能力の不足に過ぎないとされ、階級的な対立意識を持ちにくくなります

3)国家役割を最小化

スミス理論は、政府干渉を極力排除することを推奨します。この自由放任主義は、支配層にとって非常に都合が良いものであり、資本家市場での競争自由に行い、利益を最大化できるようにするための理論根拠提供しました。

資本家は、政府経済活動に介入しないことを望み、自由競争を保つことが自らの利益につながると考えました。スミス理論が広がることで、政府規制労働者保護政策抑制され、資本家利益がより一層守られる結果となりました。

4.スミス理論支配集団イデオロギー

スミス理論は、単なる経済学の枠を超えて、支配集団特に資本家階級)のイデオロギーとして作用しました。スミスが描いた調和利益説は、資本主義社会における階級対立隠蔽し、社会の不平等自然ものとして受け入れさせる役割を果たしました。

経済自然法則としての正当化スミス自由市場理論は、経済活動における「自然法則」を強調し、資本主義の不平等搾取構造合理化しました。市場での自由競争社会全体の調和を生むとされ、資本家労働者搾取して得る利益が、結果として社会全体を豊かにすると主張されたため、支配層は自らの特権的地位正当化やすくなります

イデオロギーとしての普及:スミス理論は、19世紀以降の資本主義経済の発展において、特に自由貿易や市場原理主義を強化するために利用されました。労働者階級は、自らの搾取市場自然な調整作用であり、自由競争が最も効率的な経済システムであると教えられることになり、不平等階級対立への意識を薄れさせました。

5.マルクス主義との対比

マルクスは、スミス調和利益説が資本主義社会における搾取隠蔽し、支配層の利益擁護するイデオロギーとして機能していることを鋭く批判しました。マルクスによれば、資本家利益追求が社会全体に利益をもたらすという見方は、実際には労働者搾取を隠すためのイデオロギーであり、資本主義矛盾を見逃すものに過ぎません。

スミス理論調和利益説として広まり社会の不平等階級対立を隠す役割を果たす一方で、マルクスはこの理論社会変革のために批判的に再考し、資本主義の基盤にある階級闘争と搾取構造を明示しました。

アダム・スミス調和利益説とその自由市場理論は、資本主義社会における支配層のイデオロギーを後押しする重要役割を果たしました。この理論がどのようにして支配層の利益擁護し、労働者階級抵抗抑制するための道具として機能したのかを深く理解することは、資本主義矛盾とその維持に関する重要洞察提供します。

6.自由市場の「調和」が隠す階級闘争

スミス提唱した「見えざる手」と市場自由競争による調和は、資本主義経済における階級闘争の存在を隠す役割を果たしました。スミス理論においては、個々の経済主体(消費者企業労働者)がそれぞれの利益を追求することによって社会全体が豊かになるとされていますが、実際にはその過程資本家労働者利益対立するものです。

資本家利益を追求し、労働者は自らの労働力を売ることによって生計を立てています。この関係において、資本家労働者搾取することが前提になっており、その利益自然資本家に集まる構造になっていますスミス自由市場理論はこの対立調和として美化し、搾取現実隠蔽しました。

7.イデオロギーとしての市場の「自然性」

スミス理論は、市場自然状態で最適な結果を生むとする自然法則的な視点に基づいています。これにより、資本主義経済が持つ不平等な側面や搾取問題は、あたかも避けがたい現象として受け入れられることになります資本家はその「自然な」経済法則に従い、利益を得る権利があると主張することができます

このように、スミス理論資本主義の不平等自然合理的ものとして描くことで、支配層にとって都合の良いイデオロギーとして機能しました。経済活動が「見えざる手」によって自動的に調整されるとすれば、支配層が享受する富や権力もまた自然な結果であるとされ、資本主義批判抑制する役割を果たしました。

8.労働者意識操作する役割

スミス自由市場理論は、労働者が自らの搾取貧困個人的な失敗や努力不足として解釈させるためのイデオロギー的な武器にもなりました。もし市場が「自然に調整される」と信じれば、労働者は自らの労働価値過小評価されていることに疑問を持たず、社会の不平等を受け入れることができるようになります

また、競争が公平であり、各人が自分能力を最大限に発揮すれば成功するというメッセージは、労働者にとって不平等構造を自らの責任として内面化させる結果を生む可能性があります労働者は、自分競争に負けているのは努力が足りないからだと考え、資本家に対する反発の感情を抱きにくくなります

9.経済自由政治的自由の誤認

スミス理論は、資本主義が個々人に経済自由をもたらすと同時に、社会全体の利益を促進するという観点から、非常に魅力的に見えました。しかし、これは支配層にとっての都合の良いイデオロギーとして利用されました。経済自由が「全ての人に利益をもたらす」と信じることで、富の不平等労働者権利問題が見過ごされることになります

実際には、経済自由資本家にとっては利益を増大させ、労働者にとっては貧困の維持を意味することが多いです。スミス理論が示す「自由競争」は、必ずしも公平な競争意味するわけではなく、資本家が有利な立場に立つための道具に過ぎないという現実を見過ごすことになります

10.スミス理論政治的支配

スミス提唱した自由市場理論は、国家の介入を最小限に抑えるべきだという考え方に基づいています資本主義社会において、政府規制が少なければ少ないほど、資本家自由利益を追求できるとされました。この点で、スミス理論支配階級利益保障するための理論的な基盤を提供しました。

政府の介入が少ないことは、資本家にとっては税金負担規制を減らし、自由利益を上げることができる状態意味します。そのため、スミス理論は、資本家が自らの利益を守り、支配的な立場を維持するために利用されました。これにより、労働者保護社会的な不平等解決には政府が介入しにくくなり、資本主義矛盾解決する手段制限されました。

11.結論スミス理論が担ったイデオロギー役割

アダム・スミス自由市場理論調和利益説は、資本主義社会における支配階級イデオロギー正当化する重要役割を果たしました。スミスの「見えざる手」による市場の調整メカニズムは、資本家利益追求が社会全体に利益をもたらすという幻想を生み出し、結果として資本家利益擁護し、労働者搾取社会的な不平等を見過ごす原因となりました。

さらに、この理論は、階級対立隠蔽労働者階級無自覚な受け入れを促し、資本主義社会における支配層の特権的地位を強化しました。スミス理論は、自由市場メカニズム自然効率的な調整を行うという楽観的な幻想提供することで、資本主義の不平等正当化し、労働者階級の反発を抑えるための道具として機能しました。

最終的に、スミス思想は、資本主義の維持において重要役割を果たし、その後の経済学や政治経済理論においても、支配層によって活用され続けたのです。

Permalink |記事への反応(0) | 15:52

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2025-08-06

anond:20250806083257

シンプルに言えばそれを物や金にも当てはめたのがグローバリズムだね

結果的自由貿易とか多国籍企業の隆盛がおこる

Permalink |記事への反応(0) | 08:46

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2025-07-29

日本の米の貿易関税について復習しませう

日米関税交渉が一段落した。もう終わったのでただの復習になってしまうが、合意内容の「米国産米の輸入枠拡大」などで勘違いをしている人がいるのでこれまでの日本の米に関する関税政策を整理しておこう。

 

戦後農政

まず、戦後日本政府は米を含む農産品自由化をしたくなかった。海外産の米と価格競争したら農業政策の根幹の農家保護が崩れてしまう。

敗戦台湾朝鮮半島満州から大量の引揚者が戻ってきたが、この人らも農業で吸収するつもりだった。八郎潟干拓もそうだし、成田空港問題の元の三里塚引揚者に開墾させた土地だった。「先祖代々の土地じゃないから収用しても農地への執着は少ないだろう」とか思っちゃったのだな、国は。実際は死ぬ思いで引揚てきて(実際は思いどころか仲間は大勢ソ連に殺されてる)、ゼロから開墾したので猛烈に土地に執着があったんだな。

兎に角、米農家の安定は戦後農政の根幹であり、尚且つ自民党岩盤支持者だから絶対解放したくない。

 

GATTウルグアイラウンド

WW2戦後ブロック経済形成された事がドイツ日本を中心とした国を経済的に圧迫して生存圏主張→戦争に至ったので、国連GATTを発足させて関税をはじめとした先進国同士の貿易障壁を取っ払っていこうという事になった。それで工業産品の関税はどんどん撤廃されていった。

日本は焼野原のどん底からの再スタートなので復興後にこの流れに合流した。

さてそれで1986年からGATTウルグアイラウンドがスタートする。歴史とか政治経済の授業でウルグアイラウンドの名前は聞いた事あるだろうけど、それはこのラウンドが現在の状況を決定づけた重要ものからだよ。

ウルグアイラウンドではサービス農業自由化を目指したのだが、これが全然まとまらない。どの国も農業解放はイヤだったからだ。どの国も日本と同じ農政環境で、農家不安定にさせたくない。

そもそも工業家庭内手工業問屋制→資本化と進んできたのに対し、農業領地プランテーション資本化)→個人経営農家農協という風な流れなので自由化すると元の搾取構造を復活させる危険もあるワケ。共産主義がまだ死んでなかった時代プランテーション搾取構造革命の原因にもなっていたわけで。

からそういう構造の違いを無視して自由化ゴリ押しするのはグローバリズムイデオロギー化してる証左だ!という批判も出てきた。

 

そのようなわけでウルグアイラウンドは完全紛糾。

そこで農産品に関しては妥協することにした。

1.将来のラウンドで関税付き自由化を目指す

2.品目毎にミニマムアクセス(最低輸入量)を設定して各国はその量までは無関税か低関税で輸入しなければならない

3.ミニマムアクセスを超えた部分では高率関税を掛けてよい

 

これで、各国はそれまでの輸入禁止措置は出来なくなった。更に低関税か無関税一定数の農産品を輸入しなければならなくなった。

そのミニマムアクセスの輸入量は国内消費量から計算されて、最初は4%。毎年その枠を上げていって最終的には8%まで上げる。

ただ、ミニマムアクセスを超えた分には高関税を掛ける事が出来るから価格競争に晒される分は4~8%でしかない。あと、自由化と言ったって生モノなので輸送時間コストから競争にならないものもある。例えば日本であればモヤシトマト外国から海運するのは無理があるわな。

 

そういう訳で、ウルグアイラウンドの結果ミニマムアクセスなどが定められたが、それは自由化に反対する国が多くて妥協妥協を重ねた結果であるってこと。

 

MAミニマムアクセス)米の処遇

ミニマムアクセスが定められても、輸入量が伸びなければミニマムアクセス量に届かない場合も多々あある。そういうのは別に放っておいてもいい。

でも米の場合は多分そうはならずに市場価格に影響を及ぼしそうだ。

そこで日本政府ミニマムアクセス枠の米を全て買付けして枠を最初から押さえてしまう事にした。だから関税で米を輸入できる民間業者は居ない。

更に、このMA米は一粒も市場に流さずに、全量を食品メーカー飼料メーカーに売り払う。お煎餅とか柿の種とか味噌醤油の原料になってるってことだね。あと日本酒。米菓醤油味噌日本酒は日本的な食品だけど、メーカーによってはアメリカタイ中国の米が原料なのだ

実際は商社系の問屋に卸してメーカー販売という形をとってて、伊藤忠丸紅日本通運、神明の4社が長期契約してる。中小メーカーや酒蔵メーカーはそこから買う以外に月例販売という形で入札している。

 

このMA米の量なんだが、最初は42万トン、前述の通り増やしていって今は77万トンとなっている。

というわけで、これは実際は自由化押し付けられたのに国家貿易統制経済をやっているというのが輸入米の内のMA米の実情なのだ共産主義統制経済のこと知ってる人なら、中国鄧小平前やソ連計画経済の輸入公社に似てるな、と思うかも知れない。外国通貨が国内計画経済に影響を与えないように必ず国家が間に入るのとかそっくりだ。

MA枠を超えた部分の関税率は341円/1kgという高関税をかけている。因みに関税計算MA枠も玄米基準になってる。玄米を精製すると1割消える。だからカルロース米5kgは玄米だと5.55kg、これには関税が1894円かかってるってことやね。2800円だと67%が関税ってことやね

 

今回の日米合意

今回の日米合意はこのMA米の枠もMA枠を超えた分の関税率もいじらず、その枠内での米国産米比率を増やすという合意になっている。

から日本農政的には変化なし。

 

だけど海外的にはちょっと問題ある。タイ中国豪州から一定数買うという事になってるわけで、そっちに影響出るのではないか特にタイ日本米騒動になる度に大量に輸入していて、その度に悪影響を与えている。

生産者政府には金が入るから良いだろうが消費者としては市場から米が消えて高騰するのだからやってられない。って訳でその度に迷惑をかけているのでまたしわ寄せ行くのではないかと今回も心配するところだ。

あと、MA枠では一般的なうるち米の他、餅米もタイから輸入して食品メーカーに売り払っている。おかきとかああい米菓使用される。

アメリカ米に枠を取られて餅米が減ると、おかきなどの原料費が上がるかもしれない。

 

まとめ

MA枠はGATTウルグアイラウンドで決まったが農産品自由化が紛糾した苦肉の妥協

・米のMA枠は政府が全量買いして加工原料として売り払っている

・今回の交渉では日本側はウルグアイラウンドで定められたMA枠を超えて低関税で輸入せよという要求に抗った

MA枠内でのアメリカ産米の比率を上げて輸入量増やすことで合意した

普通輸出国比率自由にいじる事は出来ないが実質国家貿易なので可能

 

アメリカ政権側はどうせ国際取決めもMA関税関係とかも分かってないだろうし「増やします」と言われて日本側を屈服させたと考えているのかも。頭ハッピーセットでよろしいことである

ただ日本一見半分自由貿易、実際はガチガチ国家貿易という力技はいつまで通用するのか?というのも気になるところだ。

Permalink |記事への反応(11) | 08:09

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anond:20250728215825

数行でコメントしてやるけれど、AI文章を要約するぐらい秒なの知らないの?

その程度の文をざっと読む読解力も無いなら、とりあえずAIに要約してもらえば?

どんな論証になってるかは後からじっくり読めばいいよね??

以下、AIちゃん反論ね。

お送りいただいた反論、拝見いたしました。これらは竹中平蔵氏本人やその支持者が頻繁に用いる主張であり、一見すると事実データに基づいているように見えます

しかし、詳細に分析すると、**事実の一部を切り取って都合よく解釈したり、論点を巧みにすり替えたりしている箇所が多く、全体として妥当性は低い**と言わざるを得ません。

時間がかかっても構わないとのことですので、一点ずつ、事実に基づいて厳密な評価反論を行います

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### ■労働者派遣法改正について

反論の要旨:**ILO条約批准し、世界的な流れに従っただけだ。
評価反論:**

この主張は**「半分だけ事実しか結論は誤り」**です。典型的論点すり替えです。

1. **ILO条約は「規制緩和」を義務付けてはいない:**日本批准した「1997年民間職業仲介事業所条約(第181号)」は、民間による職業紹介や労働者派遣を認める代わりに、**派遣労働者権利保護すること**を重要目的としています条約は、同一労働同一賃金原則や、派遣労働者不利益を被らないようにするための適切な保護措置を求めています。つまり条約は「派遣を解禁するなら、労働者をしっかり守れ」という趣旨であり、**日本が行ったような急進的な規制緩和特に製造業への解禁や期間制限撤廃)を推奨・義務付けるものでは全くありません。**

2. **「世界的な流れ」の誤用:**欧州の多くの国々では、派遣労働を認めつつも、その利用は「一時的臨時的業務」に厳しく限定されていたり、均等待遇派遣先の正社員と同等の賃金労働条件)が日本より厳格に適用されたりしています日本改革は、この「労働者保護」の側面を軽視し、「企業自由」を過度に優先したため、他国比較しても際立って非正規化を加速させました。

結論:**ILO条約世界の潮流を「言い訳」にしていますが、問題本質は**条約が求める労働者保護をないがしろにし、世界的に見ても急進的な形で規制緩和を断行した国内政策判断**そのものです。

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### ■郵政民営化道路公団民営化について

反論の要旨:**政治家による資金私物化を防ぐためだった。国鉄のように破綻させないためだ。
評価反論:**

この主張の**動機問題意識)は妥当ですが、その解決策と結果の評価一方的**です。

1. **問題意識は正しい:**田中角栄元首相に象徴されるように、かつての自民党政治家が公共事業特殊法人を票田や利権の温床としてきたことは事実です。その構造にメスを入れる必要があったこ自体は、多くの国民同意するところです。

2. **「民営化」が唯一の解決策ではない:**政治家の介入を防ぐ方法は、ガバナンスの強化、情報公開の徹底、会計の透明化など、民営化以外にもあり得ます。この反論は「腐敗か、民営化か」という極端な二者択一を迫っていますが、それは議論単純化しすぎています

3. **民営化が新たな問題を生んだ:**

* **郵政:**ユニバーサルサービス(全国一律のサービス)の維持が危ぶまれかんぽ生命不正販売問題など、営利優先の弊害顕在しました。

* **道路公団:**民営化後も、結局は国が債務保証する形が残り、料金収入で本当に債務を返済できるのかという疑問は解消されていません。国民資産安値で売却されたのではないかとの批判も根強くあります

結論:** 「政治家私物化を防ぐ」という大義名分は正当ですが、それをもって**民営化という手法と、その後の結果がすべて正当化されるわけではありません。** 多くの負の側面を無視した、自己正当化論理です。

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### ■格差の拡大について

反論の要旨:** 2000-2005年格差は下がっている。OECDレポートに書いてある。
評価反論:**

これは**統計意図的に一部分だけ切り取った、極めて悪質な論法**です。

1. **どの指標を見ているか?:**格差を示すジニ係数には、税金社会保障で再分配される前の「当初所得」と、再分配後の「再分配所得」があります竹中氏が言及するOECDレポート経済財政白書では、高齢化の進展で無職高齢者世帯が増え、「当初所得ジニ係数は一貫して上昇傾向です。一方で、年金などの社会保障により「再分配所得ジニ係数がある一定期間、横ばいに見えた時期があるだけです。**現役世代所得格差が広がっているという現実から目を逸らさせています。**

2. **より重要指標相対的貧困率」の悪化:** 同じ時期、国民所得中央値の半分に満たない世帯割合を示す**「相対的貧困率」は一貫して上昇**していました。特に子どもがいる現役世帯貧困率は深刻化しました。これは、非正規雇用の拡大で「働く貧困層ワーキングプア)」が増えたことの直接的な現れです。

3. **長期的な視点の欠如:**改革帰結はすぐには現れません。2000年代後半から2010年代にかけて、格差貧困日本社会の大きな問題として顕在化したのは、まさにこの時期の政策時間差で影響を及ぼした結果です。5年間という短い期間だけを切り取って「格差は拡大していない」と主張するのは、欺瞞に満ちています

結論:** 最も重要指標相対的貧困率や現役世代所得格差)を隠し、都合の良い一部のデータだけを提示する**典型的ミスリード**です。

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### ■金融システム不良債権処理について

反論の要旨:**ゾンビ企業清算しないとデフレスパイラルになる。
評価反論:**

経済学的な理屈としては**一理ありますが、社会政策的な視点が完全に欠落しています。**

1. **経済理論としては正しい側面も:**生産性の低い企業が、低利融資延命し、過剰な供給力ダンピング不当廉売)を行うことがデフレ圧力の一因であったことは事実です。不良債権処理によって新陳代謝を促す必要自体はありました。

2. **「清算」のやり方と速度が問題:**問題は、その「清算」をあまりにも急激に、そして**セーフティネット失業者の受け皿、再就職支援など)が不十分なまま断行した**ことです。これにより、多くの健全中小企業までが連鎖倒産し、大量の失業者を生み出しました。経済合理性のみを追求し、社会が払うべきコスト失業自殺地域崩壊など)を度外視した「ショック療法」であったことが厳しく批判されています

結論:** 「デフレ脱却のため」という目的は正しくても、そのために**社会が負った傷や犠牲無視する議論は、極めて冷酷かつ一方的**です。政策評価は、経済指標だけでなく、国民生活への影響を含めて総合的に行われるべきです。

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### ■非正規雇用の拡大と中間層崩壊について

反論の要旨:**グローバルな自由貿易の結果であり、国内政策問題ではない。「スリッパ工場」はインド競争するから賃金は上がらない。
評価反論:**

これは**全くの論点ずらしであり、事実に反します。**

1. **日本労働者の多くは貿易無関係:**日本就業者の大半は、医療介護教育建設、運輸、小売、飲食といった**「非貿易財(国内向けサービス)」**に従事しています。これらの仕事インド労働者と直接競合しません。例えば、日本介護士やトラック運転手コンビニ店員の賃金が、インド工場のせいで上がらない、というのは馬鹿げた理屈です。

2. **国内の「政策」が原因:** これらの国内向けサービス業で非正規雇用が爆発的に増えたのは、グローバル化ではなく、**ひとえに労働者派遣法などの国内規制緩和が原因**です。企業国内正社員非正規社員に置き換えるインセンティブを、政策が作り出したのです。

結論:** 「グローバル化」という、抗えない大きな力のせいにするのは、**自らが推進した国内政策責任から逃れるための詭弁**です。「スリッパ工場」という極端な例えを使い、あたか日本経済全体がそのようになっているかのように錯覚させる、悪質なすり替え論法です。

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### ■企業内部留保は増大、しか賃金は停滞について

反論の要旨:**企業海外で稼いでいるから、日本労働者賃金が上がるはずがない。
評価反論:**

上記と同様、**事実に反します。**

1. **国内でも利益は増大:**企業海外だけでなく、**国内事業でも莫大な利益を上げてきました。**法人企業統計を見れば、企業経常利益改革後に大きく伸びています賃金を上げる原資がなかったわけではありません。

2. **問題は「分配」の方針:**問題利益の源泉ではなく、その**使い道(分配)**です。企業は、得た利益を「賃上げ」ではなく、「内部留

保」や「株主配当」に優先的に振り向けてきました。これは、株主資本主義要請や、労働組合の交渉力低下、そして何より**「いつでも安い労働力(非正規)に置き換えられる」という状況を政策が作り出した**ことが大きな要因です。

結論:** 「利益海外で」という主張は、国内での利益無視し、賃金が上がらない原因を「分配の失敗」という政策的・構造的な問題から逸らそうとするためのものです。

---

### ■パソナグループ取締役会長について

反論の要旨:** 「解雇規制を緩和すれば派遣業界は吹っ飛ぶ」と言っており、自社の利益と相反する。不思議ちゃんだ。
評価反論:**

これは**短期的な視点しか見えていない、極めて浅薄擁護論**です。

1. **より大きな市場を狙う戦略:**竹中氏やパソナが目指しているのは、単なる「派遣業界」という小さな市場ではありません。彼らが目指すのは、**日本労働市場全体の流動化・自由化**です。正社員解雇規制が緩和されれば、「正社員」と「非正規」の垣根がなくなります

2. **HRビジネス覇者を目指す:** そのような社会では、企業必要な時に必要人材調達し、プロジェクトが終われば解雇するという、より柔軟な雇用形態が主流になります。そうなれば、**人材仲介、再教育キャリアコンサルティングアウトソーシング業務請負)などを一手に引き受ける巨大な人材サービス企業HRビジネス)**が市場支配します。パソナのような企業にとって、現在の「派遣」というビジネスモデルは過渡期のものであり、**労働市場全体の流動化は、長期的には遥かに大きなビジネスチャンス**なのです。

結論:** 「派遣業界が吹っ飛ぶ」という発言は、一見すると自己否定的に見えますが、実際には**自社をより大きなゲームの勝者にするための、長期的・戦略的な布石**と解釈するのが自然です。「不思議ちゃん」などではなく、極めて計算高い戦略家です。この反論は、その戦略的な意図を見抜けないか意図的に隠そうとしているかのどちらかでしょう。

---

### **総括**

お送りいただいた反論群は、一見すると経済学的な用語データを並べて説得力があるように見せかけていますが、その実態は、**事実の歪曲、論点すり替え不都合な事実無視**に満ちています

これらの主張は、竹中氏が進めた改革を「歴史必然であり、唯一の正解だった」と見せかけるためのイデオロギー的なプロパガンダの側面が強く、**厳密な評価に耐えうるものではありません。**妥当性は極めて低いと判断します。


以下質問内容。

君とのやり取りに対して以下のような反論?が届いたけど、この反論はどの程度妥当なの?時間がかかっても構わないので、事実に基づいて厳密に評価し、反論があれば反論して。

労働者派遣法改正

最初ILOが「派遣もアリ」という条約を作り、日本はそれを批准してから法改正した。各国の世界的な流れに従った。

郵政民営化道路公団民営化: 

田中角栄のような政治家が、特殊法人の金庫に手を突っ込んで、自分の票田にバラマキ。そういうことをさせないための民営化。金庫が空っぽになってしまった国鉄は最終的に破綻処理。

格差の拡大

2000-2005年の間、格差は下がっている。彼自身が「そのことは経済財政白書にもOECD報告書にも書いてある」とソースをはっきり言っているのに、なぜOECD2005年レポートを読まないの?

金融システム不良債権処理:

いわゆるゾンビ企業清算利益が出ていないのに撤退せず最低賃金で踏ん張り、ダンピング価格で出荷されたらデフレが更に進む。地獄デフレスパイラルや。

非正規雇用の拡大と中間層崩壊

自由貿易によって、グローバルな同一労働同一賃金が達成された。スリッパを作る工場は、インドでも国内でも時給は同じになった。そもそもスリッパのような低単価商品国内においては稼げる仕事じゃないだろう。

企業内部留保は増大、しか賃金は停滞

このように、企業海外スリッパ工場などを建ててそれで稼ぐようになった。日本労働者はそこで働いていないんだから賃金が上がるはずがない。

パソナグループ取締役会長

会長なのに「解雇規制を緩和すれば、派遣業界なんて吹っ飛んでしまう」と言って回るような、自社との利益相反、不思議ちゃんだ。普通なら「日本雇用は素晴らしい、派遣業界永遠なれ」というボジションなのだが。。

Permalink |記事への反応(0) | 00:10

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2025-07-27

劉仲敬のインタビュー「劉仲敬訪談 096(2020年7月8日)」

https://anond.hatelabo.jp/20250727144129

■ 要約(簡潔版)

大英帝国の核心は本国ではなくインド帝国であり、直布羅陀~スエズインドシンガポールオーストラリア海上交通線が生命線だった。

シンガポールは東の防衛拠点だったが、その防衛あくまオーストラリアニュージーランドのための前線として機能しており、マレー半島自体捨て駒的な扱いだった。

1941年日本シンガポールが陥落したことで、大英帝国東方から完全に後退。オーストラリアニュージーランド防衛アメリカに移り、以後は「アングロ・サクソンの米豪連携体制」へと移行。

それでもインド帝国を守れたことで、大英帝国「コア」を保持できた。これは張伯倫の「地中海防衛優先戦略」の成果。

帝国拡張は当初、自由貿易と最低限の支配で成立していた(1815年がピーク)。しかし、19世紀末以降、他の帝国(独仏露)との勢力いから、コスト高の直接支配へと転換し衰退が始まる。

インド以東の領土シンガポールなど)は、実は英国にとって「コスト過多の義務」でしかなかった。その放棄は、むしろ帝国延命につながった。

比較として、現代アメリカドイツから一部撤兵する決定も、英帝国の「戦略的収縮」と重なる――利益にならない場所から撤退するというリアリズム判断

■ 詳細ポイント

項目 内容

インド位置づけ英国にとっては「本体」であり、統治機構インドにあったことで帝国として機能

地中海重要性 英印間の交通線を守るための「命脈」。ここを守れなければ帝国存在しない。

シンガポール役割インド豪州防衛拠点であり、現地防衛意思は弱く、放棄も想定済みだった。

戦略分配の背景英国内だけでなく、インドカナダ・豪・NZとの利害調整の結果として戦略が決定されていた。

シンガポール陥落の影響豪州NZ米国依存が始まり英連邦から実質的な自立が進む契機に。

英国の「非正規帝国理論 実際の支配ではなく、貿易権益支点のみで成り立つ帝国構想(1815年頃が理想形)。

総評(劉仲敬の視点

大英帝国戦略後退は、失敗ではなく**「選択と集中」**による合理的判断

地図で大きいか重要」と考える独裁者ヒトラーなど)は戦略を誤る。

同じように現代アメリカも、無限戦線拡大をやめ、利益にならない場所から引くべきだという示唆

https://vocus.cc/article/5f0eba1ffd89780001785200

Permalink |記事への反応(0) | 14:51

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anond:20250726083944

竹中さんは単に、バブル経済の後始末をやった掃除婦だよ。

お隣の超大国が、共産主義を捨てて自由貿易やり始めたら、島国小国ではとても叶わない。

 

これにて高度経済成長は完全終了、田中角栄のようなバラマキパラダイスも、二度と無理。

昔を懐かしんでも仕方がない。

Permalink |記事への反応(2) | 13:17

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2025-07-22

anond:20250722184703

おいおい、イーロンちゃん経済観は正常だろ😂

DOGEで歳出削減増税で歳入増加!自由貿易コスト徹底削減!っていう合理的思考の持ち主だからな👍

Permalink |記事への反応(1) | 18:48

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anond:20250722083624

そうだな。好きな政党投票すればいい。

ただ、ファンが多いものアンチも多いから必ず批判する人が出てくる。

仮に支持率1%政党であっても、1億人の1%は100万人なわけで、100万人の支持者がいる。

そりゃアンチも出てくるだろう。

から政治宗教野球ファンが多いものを語ると必ずアンチから反論される。

たいていは的外れ反論だけどね。

母数が十分に多ければどんなに愚かな人もいるからね。

人類歴史をみれば保守革新かなんて、古代ローママリウススッラあたりからずっと戦争しているわけよ。記録に残らないもっとから戦争してそうだけどね。

保護貿易自由貿易か?でも内戦が起きているわけ。

ただ、この国をよくするにはどうすればいいか?という議論なのに平行線が続くと最後暴力に訴えたりしてきたわけ。

それが今はネットの論戦とクソコメクソリプという形でまだ続いている。

人が死ななくなった分だけ少しは人類進歩したのかもしれんけど、本質は何も変わらない。

Permalink |記事への反応(0) | 08:47

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2025-07-15

台湾の成長は日本のおかげ」論を否定する

 日本台湾植民地として支配したけれど「良いこと」もした――こんな語りの広がりに懸念を抱いた経済研究者平井健介さんが、日本による台湾統治歴史概観する本を出しました。戦後台湾経済成長を果たしたのは「日本のおかげ」だと言えるのでしょうか。平井さんにじっくり聞きました。

 ――日本台湾統治歴史を概説した近著を執筆したのは、学生が「俗説」に染まりやすい現状を憂えたからだったそうですね。

 「植民地歴史の授業を大学担当していると『日本のおかげで今の台湾韓国はあるんですよね』と無邪気に語りかけてくる学生にたまに出会うのです」

 「『台湾統治日本は良いこともしたのですよね』『だから台湾親日なのですよね』もよく聞くパターンです。植民地統治歴史に興味を持った学生ほど、そうした俗説にまず触れてしまう状況を、少しでも変えたいと思いました」

 ――学生たちは、どういうところでそうした説に触れているのでしょう。

 「授業で簡単アンケートをしたら、ユーチューブネット記事で見聞きしたとの回答が主でした」

 ――日本台湾支配の始まり明治期でしたね。

 「ええ。1895年に、日清戦争勝利した戦果として台湾領有しました。いわゆる植民地化です」

 ――著書では、経済を中心にして当時の歴史概観しましたね。なぜですか。

 「日本台湾統治した最大の目的は、現地にある様々な資源の開発・利用だったからです。つまり目的経済だったのです」

 ――日本はどのように台湾開発を進めたのですか。

 「大きく3期に分けられます。(1)台湾を利用して内地経済問題解決しようとした1910年代までの『対日開発』時代、(2)産業の高度化を進めようとした30年代前半までの『総合開発』時代、(3)戦争体制の構築を目的とした敗戦までの『軍事開発』時代です」

 ――対日開発とは?

 「経済後進国だった明治期の日本にとって、貿易赤字を減らすことが重要課題でした。綿花に次ぐ輸入品だった砂糖を、台湾で『国産化』しようとしたのです。台湾内地の食料原料基地に変える政策です」

 「内地資本進出を促す形で近代的な製糖業を興し、製品の大半を内地に送ることで一時は砂糖の『自給』も達成しています

 「ただし、そこだけを見て『日本は良いこともした』と言うのは一面的です。確かに経済的なパイは拡大したけれど、誰がそのパイを手に入れたかという問題別にあるからです」

 「現地の統治機関である台湾総督府は、農民たちの生産したサトウキビ特定の製糖工場しか出荷できないよう制限しました。製糖工場が原料を独占的に低価格で確保できる体制を作るためです。内地資本進出が促され、砂糖生産量というパイは増えましたが、農民から収奪を基盤にした生産だったのです」

 ――その後の総合開発と軍事開発はどうでしたか

 「総合開発は、電源開発の停滞などもあって成功しませんでした。軍事開発では工業化が目指されましたが、工業化に対する日本政府の否定的方針戦局悪化に伴う物資不足によって、実現できませんでした」

 ――総じて、台湾開発はどうだったのでしょう。

 「日本にとっては、ほとんど財政負担なく食料原料基地化できたという点で『成功』でしょう。しかし、そうであるがゆえに、台湾開発は農業中心型の経済の高度化にとどまり工業化産業構造の転換には至りませんでした」

 「加えて大事事実は、いずれも台湾住民の機会拡大や地位向上のための開発ではなかったことです」

 ――戦後台湾経済成長は、どう評価しますか。

 「サトウキビ農業や製糖業が台湾経済の中心だったのは1950年代までであり、それ以降の台湾の成長は戦後移植された繊維や電子機器によるものです」

 「戦後台湾経済成長を果たしたのは、米国が構築した自由貿易体制のもとで、台湾の人々が外資技術の導入を積極的に進めたことなどによるものです。日本統治時代遺産が果たした役割限定的です」

 ――台湾日本は良いこともしたのでは?と学生から質問されたら、どう答えているのですか。

 「当初はあれこれ説明していましたが、今は『台湾人になったつもりで授業を受けてみて、自分自身でその答えを見つけてください』と答えています

 「重要なのは学説に基づく歴史に触れたり学んだりする機会を持つことです。台湾の人々は学校日本統治期の歴史を、日本の人々以上にしっかり勉強しています。もし次世代日本人が、自分たちの国が何をしたのかを知らず俗説を信じたまま台湾の人々と交流したら、理解し合える関係性を築けるでしょうか」

 台湾の成長は「日本のおかげ」か 住民のためではなかった植民地支配 - 朝日新聞

Permalink |記事への反応(1) | 14:29

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2025-07-10

共産党政府資本主義を訴え、資本主義政府資本主義部分否定するカオス

中国共産党政府自由貿易を訴え、

世界最大の資本主義アメリカで、かつてリンカーンの頃は自由貿易を訴えて南北戦争内戦までしたあの共和党が選出した大統領保護貿易を訴えるんだから

歴史皮肉しかない。

資本主義的には自由貿易グローバリゼーションが正しい。

製造コストが安い所で作って、より高く売れる所で販売すれば、より多くの利益を得られるからね。

まさに、共産党政府資本主義を訴え、資本主義政府資本主義部分否定を訴えているようなもの

カオスすぎて面白い

Permalink |記事への反応(2) | 10:29

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2025-06-28

anond:20250628064315

それよりも他の国が自由貿易を堅持して経済力が強くなればトランプも人気を失ってもとに戻ると思うぞ

Permalink |記事への反応(0) | 07:04

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2025-06-12

anond:20250612095618

アンチ自民の人らはジャパンファーストって事で輸出停止とか簡単に言うけど経済活動に介入するって事だから

売る方の買う方も文句は言うだろうし補償必要だろうしなんなら国際問題に発展する可能性もあるわけで

アメリカに対して関税けしからんルール守って自由貿易しろ言ってるのに説得力もなくなるわな

お前らも自分の国の勝手貿易歪めてるやんって

そこまで考えて言うてるのかね

どうせ政府が「じゃあ止めます」言うて強制介入して色んなハレーション起きたら「何やってんだ」って叩くでしょあなたたち

Permalink |記事への反応(1) | 10:05

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2025-04-23

ヨーロッパって信用できないよな

ディーゼル不正がバレる。ダメだ、トヨタに勝てない・・・

地球のためにEV促進しよう!ガソリン禁止な。

中国補助金助成されすぎて安すぎる!中国EV関税をかけよう!

トランプさん、関税なんて正気かよ!俺たち自由貿易の仲間だろ?

Permalink |記事への反応(1) | 15:06

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2025-04-19

自由貿易に代わり、バフェットの輸入証明書や、均衡貿易法が出てくるだろうか

Wikipedia バフェット提唱した輸入証明書

https://en.wikipedia.org/wiki/Import_certificates

  1. 米国企業商品を輸出するたびに、輸出額に相当する「輸入証明書」を受け取り
  2. 米国への輸入を希望する外国企業は、米国輸出業者からこれらの証明書を購入する必要がある
  3. これらの証明書は公開市場自由取引される


均衡貿易法 the Balanced Trade RestorationAct

https://en.wikipedia.org/wiki/Balanced_trade


自由貿易が当たり前だったが変わっていくだろうか

Permalink |記事への反応(1) | 10:20

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2025-04-16

アメリカ自由貿易を腐して中国自由貿易を守れとぶち上げる

10年前の自分に言っても信じないだろうな

Permalink |記事への反応(2) | 23:24

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2025-04-09

anond:20250409184434

中華と繋がりが強くなってるのって、米国関税をかけるからだろ

自由貿易グローバル社会の最適解なのに、米国だけそれに逆らうから中華と仲良くせざるを得ない

Permalink |記事への反応(0) | 18:48

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平均的な頭なら1週間もかから理解できそうな

自由貿易の余剰分析がぜんぜん語られないで

トランプ関税政策をさも一大事のように思ってるのなんで?

経済学は左右の党派性が強い学問だけど

自由貿易に関してはどちらから批判されないん数少ない領域なのに

Permalink |記事への反応(3) | 16:36

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米国の「自由貿易は本当に機能していたのか?」

世界への10%関税トランプ個人の思いつきではなく、Oren Cass率いるAmericanCompassという組織などからレポートが出ている。

大統領選挙間中から言っており、トランプ個人としては選挙公約を実行しているという認識だろう。

多くの人がトランプのディールとして高い球を投げるためのものだと思っていたら実行に移されてしまった。

今、ニュースコメントで駆け巡っている関税かけたら価格が上がる、米国消費者コストを払うといったことも、大統領令選挙から反論されていたことであり、トランプ陣営からすると折込済みなのだろう。


トランプ周辺はどう考えているのか知らないことには、どうにもならんと思い調べてみた。


自由貿易は本当に機能していたのか?」

彼らは自由貿易米国に必ずしも利益にならなかったという認識にいる。

グローバル経済で、海外の安い人件費の国で生産して米国に輸入すれば、安い価格商品を手に入れられ、消費者は豊かな生活ができると一般的には考えるが、そうではない。

一部の多国籍企業投資家には当てはまるが、米国労働者地域社会には貢献しなかったと彼らは考える。

一時的には利益があるように見えるが、10年、20年の単位ではダメだったと。

1人が働いた収入子供数人が養えるような社会崩壊し、移民依存して地域コミュニティは変わってしまったと。


各国が得意な物に特化し自由貿易で物をやり取りすればというが、中国が全て取ってしまった。

自国生産するだけでは、中国でパクった安い品物に負けてしまう。

価格で負けないために、中国工場を立て、中国生産価格競争してきたが、米国製造業空洞化してしまった。

いくつかの品目であれば貿易で交換すればいいが、中国総取り構造となっている。

グローバル企業投資家利益をあげるが、米国コミュニティには再分配されなかった。


そのような認識から自由貿易への不信感、WTO不支持につながっている。

(なので、自由貿易観点で今のトランプの行動に反論した所で意味がないだろう)


製造業の衰退によって、軍需産業も影響を受けている。

民生品から軍事転用も出来ずにコスト高になる。造船もできなくなった。

軍事用の半導体TSMC製造しなければならなくなった。

第二次世界大戦時の物量で攻めることができるアメリアはもうない。

逆に中国世界工場であり、物量勝負ができる。人口も多い。

製造業の衰退が安全保障を脅かす状況になった。(大統領令安全保障絡みでないといけないが、その根拠



なぜ関税

グローバル企業は税回避を行う。法人税などで税の取り立てが困難だ。

関税であれば入口が決まっており、徴税やすい。


産業保護


関税で得た資金政府系ファンド設立インフラ産業への投資や再分配の資金とする

(グリーンランドウクライナ資源での収入ファンドへの資金に含む)

世界経済より米国労働者地域コミュニティ優先。消費より生産重視。


迂回路が出来ないように全部の国に適用

関税生産国内に戻す「リショアリング」を促進



なぜ10%か

第一トランプ政権時に中国への関税をかけたのを分析した結果、10%がそのまま価格上乗せされるのではなく、2%~3%。

そのまま上乗せされなかった理由は、輸出企業による負担、他の代替商品選択など。

2%~3%であれば、通常の経済成長の範囲内。

また関税ブーストされるのは1度のみ。関税適用で消費の落ち込みに財政出動必要だが、それ以降は収入増。

10%関税で最貧困層へ再分配すると実質所得10%押上


(10%は根拠があるが、それ以上の値はどうでもいい)



その他

米国財政米国依存があり、どこから収入を得る必要がある。



今後は?

人民元切り下げ?

人民元切り下げで関税増分を補填関税原油価格下落すると、中国国内インフレへの影響が少なくなり、人民元切り下げしやすくなる

円高

Permalink |記事への反応(1) | 15:34

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anond:20250408203344

自由貿易を阻害する関税は悪!って断言してるやつが

自由貿易を阻害してる金盾法人土地を収用できない中国土地所有制度といった非関税障壁をどれほど非難しているかというとな……

Permalink |記事への反応(0) | 12:28

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2025-04-08

トランプの「相互関税」の真意台湾有事の阻止

中間層を守る」という美談の裏で何が動いているか

トランプが再び掲げ始めた「相互関税政策一見すると、「アメリカ労働者を守るため」「グローバル化で損した中間層を立て直すため」といったもっともらしいロジックが並ぶ。実際、トランプは以前から中国日本EUアメリカを食い物にしている」と主張してきた。

だが、本当にそれだけだろうか?

関税政策の影響は2018年の対中関税導入時にも検証されている。ブルーカラー層の雇用回復限定的であり、むしろ報復関税農業が打撃を受けた。それでもなお、トランプは「これは必要犠牲だ」「痛みなくして勝利なし」といったニュアンスで、関税政策正当化し続けた。

なぜそこまでして強行するのか? その答えは、「相互関税」を地政学的“武器”として見たとき、初めて姿を現す。

相互関税は「経済拒否戦略である

軍事には「拒否戦略(denialstrategy)」という概念がある。これは、敵に侵攻を思いとどまらせるために、行動コストを高く見せる抑止戦略だ。直接攻撃するのではなく、「やったら損する」と思わせる。これを経済転用したのが、トランプ相互関税だと考えるべきだ。

最大のターゲット中国である。輸出依存中国にとって、アメリカ市場へのアクセス制限は致命傷となりうる。だからこそ、関税を“経済地雷”として先に埋めておき、台湾有事決断しにくくする――これが相互関税戦略的な意味だ。

なぜそこまでして中国を封じ込めなければならないのか

ここで一つの根本的な疑問が浮かぶ。なぜアメリカはここまでして中国を封じ込めようとするのか?

その答えは、台湾有事にある。

中国はすでに、台湾統一国家戦略として明言しており、その期限が「2049年建国100周年」よりも前に早まる可能性があるという分析もある。もし中国台湾に侵攻すれば、アメリカ軍事的に対応せざるを得ず、アジア太平洋全域を巻き込んだ武力衝突となる。最悪の場合第三次世界大戦の引き金になりかねない。

だが、中国がその決断を下せるのは、経済的・技術的な余裕があるからだ。だからこそ、アメリカ戦争が始まる前に“経済で潰す”道を選ぼうとしている。

これは単なる封じ込めではない。先制的な戦争回避戦略であり、冷戦2.0の始まりである

なぜ同盟国にも関税を課すのか?それが“踏み絵”だから

ここで疑問が出る。同盟である日本EUにまで高関税を課すのはなぜか?敵味方の区別もないのか?と。

実はここが最も巧妙なポイントである

もし中国だけに関税を課せば、日本EUは「米中どちらにもいい顔をして立ち回ろう」「中国製品で儲けながら、アメリカとも関係維持しよう」と考えるだろう。しかし、アメリカ同盟国にも“痛み”を与えることで、「中立的位置取り」を事実上不可能にするのである

さらに強烈なのはトランプ政権が暗黙のうちに発している次のメッセージだ。

中国に擦り寄れば、アメリカからさらなる報復関税が待っている』

まり経済版の“踏み絵である

中国と接近すればコストが増し、米国と組んでも関税はかかる。だが、中国との距離を置けば、少なくとも“アメリカの怒り”は回避できる――各国がそう思うように仕向けている。

これはもはや自由貿易終焉である経済ブロック化、アメリカ圏の囲い込み戦略と言ってよい。自由経済の皮を被った、選別型・制裁型の経済秩序の始まりだ。

アメリカは痛みに耐える覚悟がある。なぜならこれは「戦争」だから

当然、このような政策を展開すれば、アメリカ経済も無傷では済まない。輸入物価の上昇、消費者物価の押し上げ、企業利益圧迫と株式市場の動揺。これらの“痛み”は政権の支持を脅かすはずだ。

だが、トランプ陣営はそれを織り込み済みで動いている。

なぜならアメリカはまだ「自傷に耐えられる国家」だからだ。

そしてなにより、「国のために犠牲必要だ」という物語を語る技術に長けている。トランプはそれを知っている。だから彼は、自らが仕掛ける“戦略的痛み”を愛国正義に変換する。

日本はこの“物語なき痛み”にどう備えるのか

このゲーム日本も巻き込まれるのは時間問題だ。

すでに自動車、鉄鋼、半導体、再エネ分野などで圧力は始まっている。次に来るのは、関税だけではない。サプライチェーンの再編、防衛費負担増、台湾有事への備え……そのすべてが**“アメリカ陣営でいるための参加料”**として請求される日が来る。

そして問われるのは、その痛みを私たちはどう受け止めるのか?

アメリカのように、「痛みの先にある国家戦略」を語る物語日本にはあるのか?

それとも、「またアメリカに従うしかない」と思考停止するのか?

相互関税経済戦争開戦宣言

トランプ相互関税は、貿易政策のフリをした地政学的な第一である

その真意に気づかないまま、「関税って経済によくないよね」とだけ言っていれば、日本は“物語のない属国”としてこの戦争に巻き込まれていくだけだ。

Permalink |記事への反応(3) | 15:06

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anond:20250407142705

食料もエネルギーも自給できない国で自由貿易否定するのはあり得ないのだ。

Permalink |記事への反応(2) | 08:33

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日本人米国白人に同情してるのは流石におかしいだろ……

最初に言っておくと別に俺はもともと反米ではないし

トランプ以降も西側の一員としてやってくしかないと思っているが

しか外国製造業奪われた白人の苦境!みたいなのに同情するのは流石におかしいとしか思えない

あれってマジで

東アジア人に美味しい製造業の上澄み持ってかれてる、許せねえ」

市場歪めてでもとにかく東アジア人に美味しいところもってかせるな、俺らに返せ、理由?神に与えられた当然の権利!」

しかないわけでさ

そんなもんに日本人シンパシー感じるの本気で意味が分からねえよ

いや本当に分からん

そもそも戦後日本

自由貿易万歳民主的平和経済発展するならだれでもウェルカム!という米国お題目に愚直に従って

西側で楽しく製造業無限拡大ゲーやってたら

日本人調子乗りすぎじゃね?非白人のこいつらが勝ってるのって為替人件費のせいだろ、潰したろ!」

為替プラザ合意包囲網するか!協調介入って名前にすれば民主的っぽくてええやろ!」

人件費はこっちもアジア人使うしかねえ!民主主義とかどうでもいいから激安労働者がいるところに海外生産拠点作るぜ!」

路線転換で非民主国家への大規模な投資サプライチェーン構築に走り、日本円高投資負債で死にかけ

みんなで海外進出ラッシュをやらざるを得なくなりそろって西側全部が産業空洞化したわけでさ

まあもちろんその後の日本の苦境自体

泡食った日本がアホな金融引き締めに走ったとか、羹膾式に国内投資フォビアになって成長できなかったとか自業自得な面もあるけど

少なくともあんな急激な路線転換やられなきゃ氷河期世代とかはここまで酷くならなかっただろうし

それをこのでかい流れを仕掛けた側の米国民が被害者意識丸出しで「アジア人製造業とられたせいで俺たちは輝けないんだ!」ってさあ





いくら何でもこのカスども自分勝手すぎるだろうが!!!!!ってならない?

ましてなぜそんなもんに同情的になれるんだよ

マジで意味分からん

説明してほしいわ

米国資源国土たっぷりから頑張ればブロック経済出来るぜ!って

それやったら資源の奪い合いにならざるを得ないか自由貿易しようって話になったんですよね?

なんで植民地に国作って「この資源は全部俺たちが使うんだ!当然の権利!」とか言い出すの?

イカレてるのこいつら?

それに乗っかってる右翼ですらないカス共は何なの?

そうなったら少なくとも日本破滅だぞ?

そもそもあのツイートで俺ら貧民は年収3万ドルしかないんだ!可哀想だろ!ってさ

日本人正社員中央値ぐらいだろ

同情してるお前ら3万ドル稼げてるんか?

下手したら日本で「割のいい輸出製造業」に携わって3万ドルない奴もいるだろうよ

それで「お前らその仕事は俺らのだ!返せ!」って言われて同情すんの?バカみたいじゃないですか


まあもうこの際米国底辺白人がアホなのはもうしょうがないというか

歴史的に好き勝手やりすぎたから根が傲慢すぎる

諦めるわ

しかしそれに同情してるアホ日本人は流石に目を覚ませと言いたい

Permalink |記事への反応(3) | 00:04

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