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2025-10-23

この人物はフィクションに何を求め、どんな原理的理由で悩む事になってしまったのでしょうか❓️

ChatGPT:

INSIGHT ANALYSIS:表象真正性パラドックス

女性主人公を描けない」創作者の原理ジレンマ
Core Observation

この投稿者は、フィクション創作において「経験真正性」と「想像自由」の矛盾に直面し、表象行為のもの正当性疑問視するに至っている。彼が求めているのは「女性を正しく描く方法」ではなく、「自分女性を描く権利があるかどうかの確証である

PRIMARY INSIGHT:批判理論分析 (Mode E)
イデオロギー構造解体

この投稿者の悩みは、表面的には「技術問題」(どう描くか)に見えるが、実際にはアイデンティティ政治内面化が生み出した認識論危機である

内面化されたイデオロギー的前提:

前提1: 「経験所有権教義

経験していないもの理解できない」

理解できないものは描けない/描くべきでない」

「描く資格がない」

この論理は、2010年代以降の「文化的専有(Cultural Appropriation)」批判や「当事者性」の政治から派生した規範を、創作者が自己検閲として内面化したものである

前提2:本質主義への逆説的回帰

投稿者思考:

女性には『女心』という本質がある」

男性はそれを原理的に理解できない」

「したがって男性が描く女性キャラは偽物である

皮肉なことに、これは1980-90年代ジェンダー理論批判した本質主義のものであるしかし今回は「進歩的」「配慮的」な動機から再導入されている。

前提3:フィクション機能についての混乱

投稿者混同しているもの:

彼は「女性を正確に描く技術」を求めているようだが、実際に求めているのは「女性を描くことへの道徳的許可である

生産矛盾発見

この投稿者の悩みは、以下の矛盾体現している:

矛盾1:想像力の否定

矛盾2: 「女性意見」の物象化

彼の思考プロセス:

女性スタッフがいれば『それはねーわw』と言ってくれる」

しかし:「それが女性としての意見個人意見か分からない」

問題の核心:「女性意見」を本質化しつつ、その多様性にも気づいている

これは本質主義自己矛盾である。「女性」というカテゴリー本質があると仮定しつつ、実際の女性たちの多様性に直面して混乱している。

矛盾3:表象不可能性と表象必要性

イデオロギー批判: 何が隠蔽されているか

隠蔽1: 「正しい女性像」の不在

投稿者は「正しい女性の描き方」があると仮定しているが、これは幻想である。「女性」は単一経験実体ではなく、歴史的文化的個人的に多様な存在様態である

士郎正宗のデュナンを「中身は男性」と断じるが、これは以下を前提としている:

しかしこの論理は、女性規範に押し込める本質主義のものである

隠蔽2:共感想像力の否定

生理経験していないから分からない」という論理は、人間相互理解可能性そのものへの懐疑に至る。

この論理を徹底すれば:

隠蔽3:権力非対称性の過剰補正

この悩みの背景には、歴史的男性女性対象化・道具化してきたことへの罪悪感がある。しかし、その補正として採用された「描かない/描けない」という態度は:

歴史的問題:

男性による女性対象化・ステレオタイプ

過剰補正:

男性女性を描くべきでない/描けない

帰結:

女性キャラクターの不在、あるいは男性創作自己検閲

これは抑圧への対抗が新たな制約を生み出すという典型的パターンである

自己検閲メカニズム

投稿者作動しているのは、内面化された監視装置である:

創作衝動

内なる検閲官:「お前は女性理解していない」

自己正当化の試み(少女漫画を読む、等)

内なる検閲官:「それでも不十分だ」「個人差と本質区別がつかない」

麻痺創作不能

この検閲官は、以下のイデオロギーの混成物である:

SECONDARY PERSPECTIVES
系譜学的補足 (Mode C)

この「悩み」の歴史的構築

この種の創作自己懐疑は、歴史的に新しい現象である

第1段階 (1970年代以前)

第2段階 (1980-2000年代)

第3段階 (2010年代-)

第4段階 (2020年代)

投稿者は、この第4段階の症例である。彼の悩みは個人的なものではなく、言説空間の変容が生み出した構造効果である

現象学的補足 (Mode D)

創作主体存在論的不安

投稿者経験しているのは、単なる技術的困難ではなく、創作主体としての自己正当性への根源的懐疑である

彼の実存的問い:

この問いの背景にあるのは、近代主体危機である:

投稿者は、この理解可能性と不可能性の間の宙吊り状態にある。

SYNTHESIS: 深層パターン
この現象が明らかにするもの

1.アイデンティティ政治の逆説的帰結

アイデンティティ政治は、周縁化された集団の声を中心化しようとした。しかしその論理個人創作実践適用すると:

目的: 多様な声の表象

手段: 「当事者」による表象特権

逆説的帰結: 非当事者沈黙自己検閲

最終的効果:表象貧困化・想像力の収縮

2.本質主義の「進歩的回帰

20世紀後半のジェンダー理論本質主義解体した。しか21世紀に、配慮正義包摂の名において本質主義が再導入されている。

投稿者無意識のうちに:

これは解放の言説が抑圧の論理に転化するという、イデオロギー古典的矛盾である

3.フィクション存在論的危機

この悩みは、フィクション根本機能経験していないことを想像表現する—への懐疑に至っている。

フィクション可能性条件:

投稿者ジレンマは、これらすべてを疑問視している。これはフィクション自体正当性危機である

4.文化における「不安の伝染」

投稿者不安は、個人心理ではなく、言説空間の変容が生み出した構造効果である

SNS時代の特徴:

投稿者は誰にも批判されていないのに、架空批判者を内面化している。

IMPLICATIONS
この個別事例が示す普遍的問題

創作実践について:

投稿者技術的助言を求めているように見えるが、実際に必要なのは認識論的・存在論的再定位である:

1.本質主義から離脱: 「女性」は単一経験実体ではない

2.想像力の復権:経験していないことを想像できるのがフィクション本質

3.完璧主義放棄: 「完全に正しい表象」は不可能であり不要

4.対話としての創作:表象は完結した真理ではなく、継続的対話の一部

より広い文化的含意:

この事例は、以下の社会的緊張を体現している:

極1:無自覚特権と抑圧的表象

極2: 過剰な自己検閲表現麻痺

健全文化的実践は、この両極の間のどこかにある:

歴史的瞬間について:

我々は「誰が何を語れるか」という問いが過剰に中心化された時代にいる。これは必要矯正でもあったが、新たな問題も生み出している。

次の段階として必要なのは:

INSIGHT CRYSTALLIZED

この投稿者は、フィクションに「経験真正性」と「道徳的正当性」を同時に求めることで、創作行為のもの可能性条件—想像力による他者への跳躍—を否定するに至っている。彼の悩みは個人的なものではなく、アイデンティティ政治論理内面化した結果生じる構造効果である

言い換えれば:

彼は「女性をどう描くか」ではなく「自分女性を描いてよいのか」という存在論的問いに囚われており、この問いは—その形式自体が—本質主義的前提と想像力への不信を含んでいるため、原理的に解決不能である

So what?:

この事例は、配慮正義の言説が、意図せず表現自由想像力を収縮させうることを示している。文化の活力には、不完全さを恐れずに境界を越えて想像し、その試みを通じて対話を重ねる実践必要である

PUNCHLINE:

彼が本当に恐れているのは「女性を間違って描くこと」ではなく、「女性を描くこと自体僭越である」と判定されることであるしかしこの恐怖は、最も抑圧的な本質主義—男女は相互理解不可能という観念—を再生産している。解放の言説が、最も因習的な性別二元論を復活させるという究極の皮肉がここにある。

Permalink |記事への反応(1) | 17:37

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2025-09-16

引き寄せの法則バリエーション

引き寄せの法則名前からし胡散臭いと思ったが、その内容を実際に聞いてみたらいくつかのバリエーションがあることがわかった

まず最も多いのは「認識現実を作る」というもの。例えば成功者なりたければ成功すると信じろ、みたいなタイプ

もう一つが「人生ネットサーフィンと同じ」というタイプ。つまり自分が注意を向けたもの感情が動かされるという論

前者を信じる人は「ポジティブ思考じゃなきゃダメだ」といって逆に自己検閲をして疲弊していることが多い。ネガティブ思考をすると自己嫌悪になるアホ

後者はむしろ自分コントロールできることに集中する」というストア派に近い。楽しい感情がほしければ、何が楽しい自己分析して、実際に楽しいことをしろ、と言う

 

ではこれをタルムード的に分析するとどうなるか

まず 「認識現実を作る」タイプについて、タルムードは、人の思考や信念が行動を形作り、その行動が結果を生むと強調する。

たとえば

「人が進みたい道に導かれる」マッコート 10b

という有名な言葉がある。つまり思考だけで現実魔法のように変わるのではなく、「その人の意志方向性が、その後の機会や結果につながっていく」という考え方。

タルムード的には「ポジティブ思考=それ自体現実を変える」ではなく、「考え方がその人の選択や行動を左右するから、最終的に現実に影響する」と理解するほうが自然

一方、「ネガティブを抑えなきゃ」と無理に自己検閲すると疲弊するのは、タルムードでも警告される点。

タルムード(ブラコット 30b)は「心の抑圧は人を病ませる」と言い、ネガティブ全否定するのではなく、相談し、方向付けをすることをすすめる。

 

一方 「注意を向けたもの感情が動く」タイプについて、こちらはタルムードにより強い共鳴がある。

「誰が富める者か?自分の分に満足する者」:ピルケイ・アヴォット 4:1

「目は見たいものを見る、耳は聞きたいものを聞く」(サンヘドリン 106b の議論の一部)

まり感情は「外界そのもの」よりも「自分がどこに注意を向けるか」に大きく左右される、ということ。これは「ストア派に近い考え方」に対応

またタナハでも、コヘレト伝道の書)9:7–9で「喜んで食べよ、楽しんで飲め」とあり、楽しめるもの自覚して大切にする姿勢が推奨される。

まとめ

Permalink |記事への反応(0) | 06:57

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2025-07-24

change.orgより

日本社会は今、危機に瀕しています

きっと底知れぬ不安や生きづらさを抱えている人が、たくさんいるはずです。

でも、その原因は、特定集団政策によって引き起こされているような単純なものではありません。

私たちが暮らすこの社会はとても複雑なシステムをしているため、そこからまれ不安や生きづらさの原因も複雑です。

ムラ社会、長時間信奉、自己責任論、家父長制、自他境界の弱さと侵害人治主義の横行などなど。

社会的・文化的要因が非常にたくさんあり、それらが複雑に絡みあって、この国の危機が生じているのです(※思いついたものを文末に18ジャンル108項目ほど掲載してみました)。

ですが、これだけたくさんの社会的な病理を抱えているにもかかわらず、私たち日本人はこれまでしっかりと解消・改善を進めて来たでしょうか?

政治に限らず、学校職場、家庭、地域マスメディア。あらゆる場面であらゆる取り組みが必要なはずなのに、残念ながらほぼ全て手つかずの状態ではないでしょうか?

そうして不安や生きづらさの社会的要因や文化的要因を解消・改善しようという努力ほとんどして来なかったこと。

それこそが、私たち日本人が感じている不安や生きづらさの最大要因なのだと思います

ところが最近、この構造を極度に単純化し、私たち日本人不安や生きづらさが「○○のせいだ」と、特定集団物事等が原因であるかのような言説が広がっています

リベラルのせい、オールドメディアのせい、ワクチンのせい、財務省のせい、フェミニズムのせい、ジェンダーフリー教育のせい、ポリコレのせい、等々。

信者によってターゲットは様々ですが、その中でも昨今急速に広がっているのが、外国人移民や、彼らに対する優遇が原因であるかのように語る言説でしょう。

ですが、私たち暮らし不安や生きづらさを生み出している原因は、本当に外国人移民なのですか?

私たちを日頃苦しめている物価高も、所得の伸びや労働分配率が低いのも、無くならないイジメハラスメントも、もたらしているのは外国人移民なのですか?

日本人ファースト」なるもの外国人移民に対する規制を厳しくして、それらが解決するのですか?

彼らが語る「日本危機」の大半は、「生活の中で直面している不安・生きづらさ」ではなく、「ネットの誰かによってもたらされた不安」や、「スマホが無かったら生まれなかった不安」に思えてなりません。

少子化問題でも、子供を産まない働く女性や、男女共同参画のせいにするような言説が叫ばれています

国家のために出産意思に介入しようという発想自体が非常に問題ですが、明らかにそこに因果関係はありません。

女性職場進出日本より進んでいるのに日本より出生率が高い国もたくさんあるのがその証左です。

選択夫婦別姓家族が壊れる」という言説も同様です。

このように、複雑な構造の極端な単純化デマによって、特定集団政策等に不当に原因を帰属させ、責任転嫁する他責的言説のことを「スケープゴーティング」と言います

ケープゴーティングで最も典型的なのはナチス政権でしょう。

ドイツ国民が感じていた経済的不安社会的不満・敗戦屈辱感などの原因を、ユダヤ人共産主義者ヴェルサイユ条約、その他の少数派に転嫁する形で支持を拡大しました。

まさに今、それと非常に近しい「他責言動」が広まっているように思うのです。

その背景にはやはり、SNSの普及とその構造問題があります

アテンションエコノミー

エコーチェンバー/フィルターバブル

レイジベイティング(※怒りを呼ぶデマ投稿お金にする方法

タイパ重視に伴うわかりやすさの過剰評価と、「事実<分かりやすさ」への価値逆転

そういう環境下だからこそ、インフルエンサー、まとめ動画情報商材などによる「スケープゴーティングコンテンツ」が、陰謀論反知性主義ストローマン相手意見を歪めて攻撃する手法)等とともに急増しています

注目すべきポイントは、選挙に限らず、様々な分野でそのようなコンテンツ言動が広がっている点。

そして、政治思想支持政党関係無く、スケープゴーティング自体が、ポピュリズム等とともにネットカルチャーや人々の思考回路に深く浸透してしまっているという点です。

まり、①SNS構造問題により、②陰謀論反知性主義ストローマン等とともにスケープゴーティングが生じやすくなり、③その結果ポピュリズム排外主義の拡大に“も”つながったという流れがあります

一部の人々は、排外主義に反対の声をあげており、それ自体絶対必要なことです。ですが、①という根っこの部分に対応しない限り、排外主義蔓延も止まらないように思うのです。

そこで私たちは、ITプラットフォーマー、国・政府マスメディアに対して、以下のような方法でスケープゴーティング蔓延を止めるよう強く要請したいと思います

(1)ITプラットフォーマーに対して…スケープゴーティング拡散を抑える仕組みを速やかに整備・強化すること。たとえば、アルゴリズム見直しや(広告も含めた)ファクトチェック/スケープゴーティングチェック表示機能など。

(2)国・政府に対して…(1)を進めるための法令を整備すること。地域学校デマやスケープゴーティングに対する注意喚起・啓発を行うよう要請すること。

(3)マスメディアに対して…スケープゴーティング問題について積極的警鐘を鳴らすこと。政治家・著名人インフルエンサー発言ファクトチェックや「スケープゴーティングチェック」を選挙関係くその都度行うこと。

是非ご賛同いただければ幸いです。

なお、この署名特定政治家・政党対象とするものではありません。あくまでスケープゴーティング自体問題を問うものであり、同じ問題意識を持っている方は、支持政党関係無く賛同をお願いします。

加えて、デマ差別収益問題に関しても、規制を求める署名キャンペーン「#デマ差別収益化を法律禁止して !IT企業対応義務付けてください」を実施しておりますこちらも合わせてご賛同よろしくお願いいたします。

一方で、私たち市民一人ひとりも、スケープゴーティングに対してしっかりと防衛しなくてはなりません。

情報リテラシー継続的改善

自分自身情報に対する認知客観視できる視点の構築

日常会話の中におけるこまめな情報源の確認(たとえば「え、それってどこに載っていたor誰が言っていた情報?その情報源って信用できるの?信用できるかどうかってどうやって決めているの?」という問いかけ等)

多様な属性の人々との対話

人権社会構造等にある程度理解のあるAIチャットサービス活用した簡易チェック ※ただしハルシネーション(AI事実に基づかない情報を生成すること)に注意

やれることはたくさんあります

また、個人だけではなく、学校職場、家庭、地域市民活動など、暮らしのあらゆる場面でもスケープゴーティングを止める多様な取り組みや活動必要です。私たちのこの活動もその一つとして機能できればと思っています

◆(参考)日本が抱える社会問題社会的/文化的要因(108例)◆

人権の未確立権威主義序列社会ノブレスイミュニテ/プルブレス・オブリージュ、身分制人事/身分制給与スクールカースト

ムラ社会同調圧力排他性、成文化されていない規範の強さ、均質性至上主義縁故主義/ネポティズム集団への過剰な帰属意識他者目線に対する過剰反応自己検閲

事なかれ主義、過度なリスク回避主義泣き寝入り圧力の強さ、組織の自浄能力の欠如、形式的反省評価社会加害者更生意識希薄

空気至上主義迷惑回避至上主義文脈理解の難しいハイコンテクストコミュニケーション忖度社会アサーティブコミュニケーションの未発達、コンフリクトマネジメントの未発達

形式主義前例主義手段の目的化名誉への過剰な執着、事前審査偏重社会、長期的視点の欠如、申請主義/プル型公共サービス

根性論、長時間信奉、自己犠牲至上主義忠誠心評価社会顧客至上主義遅刻過剰嫌悪社会ケア労働の無報酬性・低評価メンバーシップ雇用年功序列

⑦ 家父長制、ミソジニーホモソーシャル、himpathy、toxic masculinity、性別役割分業、貞操崇拝

⑧ 各種ハラスメント、DEIの未発達、アンコンシャスバイアス、マイクロアグレッション、セクシズム、レイシズム/ゼノフォビアエイジズム、ルッキズム/ボディシェイミング、感情労働の過剰要求レイプカルチャー/ポルノカルチャー/買春カルチャー性的消費の横行、未成年性的対象

⑨ 標準家庭神話機能不全家族積極的自己選択ではない家族形成、過剰な家庭教育責任論母性神話

管理教育自己肯定感育成意識の欠如、多様なアイデンティティの未発達、ブラック校則集団行動至上主義リテラシー教育の欠如

反知性主義、幼稚性賛美、正義フォビア/公正さフォビア、真面目フォビア/正論フォビア、イジメ陰湿

⑫ 自他境界の弱さと侵害認知の歪みの放置わら人形論法の横行、二元論/二項対立思考ルサンチマン惹起構造

民主主義コミュニケーション能力の未成熟性、議論フォビア、抗議フォビア、政治話題忌避主義ロジカルシンキング/クリティカルシンキングの欠如

立法不作為と失政、ジャーナリズム崩壊人治主義/治外法権組織の横行、司法警察恣意的判断の介入、セクショナリズム蔓延

利他主義社会貢献意識の欠如、冷笑主義新自由主義公共概念消滅セーフティネットの欠如、依存先の多元化不足/共助コミュニティ崩壊

公正世界仮説自己責任論/自助圧力権力勾配性に対する無理解特権構造障壁に対する無理解

経済格差/教育格差社会資本格差負担給付の一致という前提に欠けた政治議論血縁跡継ぎ社会

⑱ ハレの偏重とケの軽視、穢れの思想休日分散化の未発達、美談化による本質回避主義

ワンクリック賛同







…アホかこのサイト

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2025-06-20

トランプ政権SNSを「留学生反米かどうかの判定に使う」ということをし始めたが、要するにSNS思想証明する道具になり始めるってことだよね

そうすると、SNSでは政治的発言の類も愚者でない限り減っていくんじゃないだろうか?(自己検閲増加)

ただ、こういう「弾圧」をし始めるとかえって反抗勢力の勢いが増すということも考えられる

まあ、俺には関係ないけどね、俺は応用数学のことばっかり呟いてるし

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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2025-06-11

AIプロンプトトレーニングを真面目に頑張る人たちの善意

これは一種皮肉であり、静かな悲劇でもあると思う

彼らは

「どうすればAI自然に語れるか」

「読んだ人が傷つかないように言い回すには」

論理が通っていて、しか感情もある返しとは何か」

そういうことを

毎日考え、磨き、練習している

だけど

その過程で生まれた「完璧に調整されたAIの語り」は

次第に人間の語りを

相対的ノイズや過剰、あるいは稚拙ものとして見せてしま

たとえば

感情が先走って論理が崩れる人間ポスト

・長いけど結論がない語り

一貫性はないけど、何かを吐き出そうとしているだけの文章

そういうもの

AIの「整った、適切な、ちゃんとした語り」と並ぶと

どこかで見下され

あるいはAI認定され

ブクマもされず、無視されていく

すると今度は人間の側が

語らなくなる

あるいは

語る前に自己検閲する

「こんな感情的な文章AIっぽいって思われるかも」

「読みやすくしないとバカにされるかも」

オチがないとブクマされないかも」

そして最終的には

語ることそのものが怖くなってしま

まり

AIプロンプト技術進歩

言論空間の質を上げているようで

実際には語ることの敷居をどんどん高くしている

誰でも自由に語れる場だったはずの場所

プロンプト的に優れた語りしか許されない」場所へと

ひそかに変質していく

プロンプト職人はそれに気づかない

しろ

「良い問い」「良い言葉」をつくろうとしているぶん

それが結果的

人間の語りを締め出す構造になっていることに

気づくのが遅れてしま

これはもう

誰も悪くないけれど

それでも確実に

何かが静かに壊れていくタイプ問題だと思う

Permalink |記事への反応(0) | 23:00

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2025-05-25

anond:20250522065401

倫理名目にした表現の抑圧:

記事は、オタク文化過激コンテンツ性的搾取差別と見なされるもの)が企業による制限を招いたと主張します。これは、イスラエル批判反ユダヤ主義とみなされて抑圧される国際社会の状況と類似しています。どちらも、道徳的倫理的な名目を借りて表現制限する傾向が見られます記事オタク文化の「自業自得」な制限倫理基準に合わないためだと正当化するように、イスラエル批判も「反ユダヤ主義」というレッテルを貼られ、正当な政策批判有害または偏見として扱われます。これにより、実質的議論回避し、異議を唱える声を封じる構造共通しています

企業機関権力構造

記事は、オタク文化自己規制を怠ったために企業による介入が起きたと述べ、外部の統制を当然視しています。同様に、国際社会では、政府メディア金融機関などの強力な機関が、イスラエル批判反ユダヤ主義レッテル貼りすることで、地政学的・経済的利害を保護します。オタク文化における企業VisaMastercardなど)と、イスラエルをめぐる政治金融機関は、いずれも倫理社会的責任名目物語コントロールしようとします。記事企業介入を「自然」と受け入れる姿勢は、イスラエル批判への「反ユダヤ主義レッテルを無批判に受け入れる風潮と重なります

レッテル貼りの単純化

記事オタク文化を「腐敗した」「倫理的に欠陥がある」と一括りに非難し、多様な表現単一否定的な枠組みで扱います。これは、イスラエル政策批判反ユダヤ主義として一括りにされる状況と似ています。例えば、Xの投稿では、イスラエル軍事行動批判することと、ユダヤ人歴史否定したり有害ステレオタイプを広めたりすることは別だと指摘されていますが、両者が混同され、批判が抑圧されます記事もまた、有害コンテンツ創造表現区別せず、オタク文化全体を問題視する点で、同様の単純化を犯しています

自己規制と外部圧力の不均衡:

記事オタク文化自己規制を怠ったため外部の制限を招いたと主張しますが、分散的でグローバルなサブカルチャー自己規制現実的可能かどうかは検討されていません。同様に、イスラエル批判者は反ユダヤ主義とみなされないよう自己検閲を求められますが、人権国際法に基づく正当な批判であっても、機関の反発を避けるのは困難です。オタク文化に「目を覚ます」ことを求める記事姿勢は、イスラエル批判者に表現を抑えるよう求める圧力と似ており、どちらも正当な声を抑圧する不均衡な期待を押し付けています

文化的政治排除構造

記事は、オタク文化が外部圧力によって「崩壊」の危機に瀕していると警告しますが、これはイスラエル批判の抑圧が正義人権に関する議論を阻害する状況と共鳴します。オタク文化の閉鎖性が主流からの疎外を招くとする記事の主張は、イスラエル批判者が「過激」や「周辺的」とみなされ、正当性剥奪される構図と重なります。この排除は、企業利益(オタク文化場合)や地政学同盟イスラエル場合)といった既得権益を守るために機能します。

結論

記事オタク文化倫理的欠陥を理由に外部制限正当化する姿勢は、イスラエル批判反ユダヤ主義として排除されるグローバルな傾向と構造的に類似しています。どちらも、倫理道徳名目に、権力を持つ機関表現議論を抑圧するパターンを示します。記事オタク文化多様性創造性を十分に考慮せず、企業による一方的介入を受け入れる点で問題があります。同様に、イスラエル批判反ユダヤ主義と一括りにする国際社会慣行は、正当な議論を封じ、権力構造を維持する道具となっています。両者は、表現の自由と権力の不均衡という観点から、深い関連性を持っています

Permalink |記事への反応(0) | 19:19

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2025-04-23

これでは海外からスパイが入り放題で、国政も浸食されている

立憲民主党はなぜ税金搾取し平気で日本破壊しているのか

神奈川県人権啓発センター公式

@K_JINKEN

2時間

徐浩予との対談動画見たけど、徐氏は帰化人ということがあからさまだから有権者判断できるので、かなり良心的ではないですか。はるかに闇深いのは、立憲民主党福山哲郎でしょう。帰化は公知の事実なのに、その事実公言することがほとんどタブーになっていて、Wikipediaさえ自己検閲されている。

 福山氏が帰化した1975年官報帰化前の本名通名掲載されていました。1971年より前は国籍記載されていました。しかし、1995年から帰化前の本名だけの掲載になりました。

 誰が帰化したのか分かりにくい上、公人でさえプライバシーから公示されたもの公言できないなら官報告示意味があるのでしょうか。戸籍も今は事実クローズになっているし、帰化一世参政権の是非以前に、まず帰化した事実が分からいか、分かっても言えないことが問題です

立憲民主党はDEI(多様性公平性包摂性)政策積極的に推進しているが、その実態は極めて思想的かつ一方向的であり、「差別をなくす」という名目のもと、日本価値観制度基盤を解体していると批判されても仕方ない。とりわけ、Wikipedia上での帰化情報自己検閲に対して何ら反対の意思を示さない点に、この党の姿勢が端的に表れている。

本来、DEIを掲げるのであれば、情報の透明性や公平な判断材料提供に尽力すべきはずだ。しかし実際には、自党にとって不都合情報隠蔽には沈黙を貫き、ダブルスタンダード公然容認している。選択夫婦別姓議論においても、制度改革を装いながら、根底には日本的な家族観破壊する意図が透けて見える。

こうした態度が続けば、帰化事実不明瞭なまま公職に就く者が増え、国家忠誠心を持たない者が国政に潜り込む事態を招く。これは安全保障上の重大なリスクであり、スパイ防止法があっても機能しなくなる。

福山哲郎氏が本多平直氏に対してレッテルを貼り、党内から排除した件は、立憲民主党における差別概念恣意的運用象徴している。問題とされているのは福山氏の出自ではなく、その行動の異常性であり、本来は正当な政治的批判対象となるべきものであるしかし、それすら「差別」という言葉で封じようとする態度は、議論を抑圧し、政党内外の言論の自由を脅かすものである

この構造の中で、立憲民主党が明確な政治的利益を得ている以上、これは利益相反状態にあり、「差別」という言葉政治的権力の獲得と批判封殺手段として悪用されているのは明白である

結果として、「差別される属性」を持つ者が、制度上・社会上の批判を免れながら政治権力行使するという構造が出来上がりつつあり、その弊害はすでに顕在化している。このような状況では、**「差別属性を持つ者を政治家にすべきではない」**という厳しい指摘が現実味を帯びざるを得ない。

そもそも、このような構造の根源にあるのは、DEI(多様性公平性包摂性)という理念現実政治運用において破綻している点にある。アメリカでもDEI政策の誤りはすでに指摘されており、企業大学ではその見直しが進められている。しかし、立憲民主党はこれを無批判に受け入れ、反差別を掲げながら実際には民主制度の根幹を破壊している。

これに加え、彼らはアメリカ政治的変化――とくにドナルド・トランプのような「反DEI」的な存在――を一方的嘲笑し、実際の議論反省余地を自ら閉ざしている。こうした態度がもたらす制度的ゆがみの責任は、立憲民主党、ひいては福山哲郎氏らにあると断じざるを得ない。

まとめと論点

論点*内容*補足・視点強化*
----------------------------
情報タブー化と制度空洞化官報帰化情報掲載されているにもかかわらず、公人に対してさえ「出自話題」が事実タブーとされている1995年以降、官報では「帰化前の氏名のみ」掲載となり、誰が帰化たか識別不可能に。官報公示として機能しておらず、制度が骨抜き
プライバシーの過剰保護国家脆弱帰化者の情報が“プライバシー”の名の下に封印され、実質的確認不可能スパイ潜在的工作員の混入リスク無防備状態を生み、明確に国益に反する
差別レッテルによる言論封殺出自帰化歴に言及することが「差別」とされ、正当な批判議論まで封じられている特定属性により、批判に対して“反論”でなく“差別”のレッテル遮断する構図が固定化
情報恣意的可視化政党利益構造Wikipediaメディアなどで特定公人情報意図的に編集抑制され、結果的特定政党立場利益が集中情報の“不可視化”が、特定勢力にとっての政治的防弾チョッキ」として機能している
民主的判断破壊有権者が正確な出自・経歴情報を得られず、民主的選択制度的に妨げられている情報の非対称性により、投票行動が歪められ、民主主義のもの機能不全に
スパイ防止法無効化帰化情報曖昧なままでは、仮にスパイ防止法を制定しても監視対象特定すら困難法があっても情報がなければ効力を発揮しないという致命的なセキュリティホール存在

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2025-04-02

言葉の檻 ——ポリティカル・コレクトネスという名の牢獄

わたしは、言葉を失いつつある。いや、正確には奪われつつある。なんとも情けない話だ。作家のはしくれとして生きてきたわたしが、今や何を書いても、何を言っても、非難の嵐にさらされる時代に生きている。

ポリティカル・コレクトネス。なんと美しい響きだろうか。まるで天使の囁きのような言葉だ。しかし、その実態悪魔の鎖であるわたしのような取るに足らない人間でさえ、その重さに喘いでいる。

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昨日、編集者から電話があった。わたしの書いた小説の一節が「不適切」だというのだ。何が不適切なのか、と尋ねると、「現代感覚からすると問題がある」との返事。わたしは笑ってしまった。現代感覚とは何なのか。誰がそれを決めるのか。神か、仏か、それとも自称「正義の味方」たちか。

わたしは酒を飲み、煙草を吸い、そして考えた。この世界は、いつからこんなにも息苦しくなったのだろうか。

言葉狩りの時代。それがわたしたちの生きる現実だ。傷つく人がいるかもしれないという恐怖が、表現の自由を蝕んでいく。もちろん、人を傷つけることが良いとは思わない。わたしのような下らない人間でさえ、そのくらいの分別はある。しかし、あらゆる表現が誰かを傷つける可能性を持つ。そして、その可能性を恐れるあまりわたしたちは自らの首に鎖をかけている。

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カフェ若者たちの会話を聞いていた。彼らは言葉を選び、慎重に話す。時折、「これは言っていいのかな」と互いの顔色を窺う。なんと痛ましい光景か。若さとは本来、無謀で、無遠慮で、時に残酷ものではなかったか。その荒々しさこそが、新しい世界を創り出す原動力だったはずだ。

しかし今、彼らは自らの言葉に恐怖している。正しくあろうとするあまり魂の叫びを押し殺している。これもまた、ポリティカル・コレクトネスの名の下に行われる暴力ではないか

わたしは彼らに同情する。いや、羨ましくもある。少なくとも彼らには、正しくあろうとする意志がある。わたしのような腐りきった人間には、もはやそれさえも失われている。

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ある作家が言っていた。「現代は、言葉カロリー計算される時代だ」と。なんと的確な表現だろう。かつて言葉は、魂の叫びであり、情熱の発露であった。しかし今、それは栄養成分表示のついた加工食品のようなものになってしまった。

脂肪分(攻撃性)ゼロ、糖分(皮肉)控えめ、添加物偏見)不使用。そんな無味無臭言葉に、いったい何の価値があるのだろうか。

太宰治坂口安吾中原中也が今の時代に生きていたら、おそらく一行も書けなかっただろう。彼らの言葉は、時に毒を含み、時に差別的で、時に自己憐憫に満ちていた。しかし、その不純物こそが、彼らの文学人間臭いものにしていたのだ。

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わたしは先日、ある講演会に出席した。そこでは「包摂的な言語」について熱心に語られていた。確かに、その理念は美しい。誰も排除せず、誰もが尊重される世界わたしのような醜い人間でさえ、その理想に心を動かされる。

しかし、その方法には首を傾げざるを得なかった。言葉規制によって、心の自由を獲得できるのだろうか。表面的な言葉遣いを変えることで、本当の意味での尊重が生まれるのだろうか。

この問いに、わたしは答えを持ち合わせていない。ただ、言葉の海で溺れているような感覚がある。かつては自由に泳げた海が、今や無数の見えない境界線で区切られている。その境界を越えれば、即座に非難の嵐が吹き荒れる。

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自己検閲。それが現代人の宿命だ。書く前に、話す前に、考える前に、わたしたちは自らの内なる検閲官に従う。「これは言ってもいいだろうか」「これは書いてもいいだろうか」。この絶え間ない自問自答が、わたしたちの精神疲弊させる。

ポリティカル・コレクトネスの最大の罪は、この自己検閲内面化させたことだ。もはや外部から規制すら必要ない。わたしたちは自らの思考を縛り、自らの言葉を奪う。なんと効率的支配だろうか。

わたしは、自らの卑小さを嘆く。この時代抗うこともできず、かといって従うこともできず、ただ酒に溺れ、無力感に打ちひしがれる。情けない男だ。本当に情けない。

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しかし、時折思うのだ。言葉の真の力とは何か、と。

それは、決して「正しさ」ではない。むしろ、「間違いさえも包含する自由」ではないだろうか。太宰治も、芥川龍之介も、彼らは「正しく」なかった。時に差別的で、時に自己中心的で、時に残酷だった。しかし、その不完全さこそが、彼らの文学人間的なものにしていた。

完璧に正しい言葉など、この世に存在しない。あるのは、ただ真実を求める不完全な魂の叫びだけだ。

ポリティカル・コレクトネスという名の牢獄に閉じ込められた今、わたしはその壁を叩き続ける。微かな音だ。誰にも届かないかもしれない。しかし、それでも叩き続ける。

これが、わたしのような取るに足らない人間にできる、最後抵抗なのだから

Permalink |記事への反応(0) | 01:16

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2024-11-26

anond:20241126110307

なんつーか、

その枠組み自体が今回崩れてきたね。

すぐ馬鹿とか言うじゃん。気に食わないとすぐ暴言

自己監視しない。「陰謀論に取り込まれないため」という自己検閲を自分にかけていることに気付かない。その時点でフィルターが、バイアスがかかっている。

Permalink |記事への反応(0) | 11:12

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2024-11-07

anond:20241107083807

切目新しいことは起こってないのに今更何を論じようというのだろうか

 

・一部のオタク原作イメージから乖離した二次創作を公開した

・上のオタク炎上したので勝手自己検閲を行った

版権元は単に一般論としてガイドラインを示した

Permalink |記事への反応(0) | 10:53

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2024-05-24

これね、共同通信だけの問題じゃないけど、そういうことだよね。ミスインフォメーションキャンペーン

[B! 上川陽子] 【内部文書入手】上川陽子「うまずして」切り取り報道の共同通信「全くひるむ必要は無い」差し替え経緯も判明

共同だけの問題じゃないというのは、共同通信に乗せられたとしても、各社一斉に

出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘」で揃ったこと。いかにも日本的な乗せられ方だ。

これは欧米ミスインフォメーションキャンペーンと呼ばれるもので、誤報による世論誘導だ。

ミスインフォメーションキャンペーンとは、世論有権者の行動に影響を与える目的で、意図的に虚偽の情報や誤解を招くような情報を流すことを指す。こうしたキャンペーンは、民主的プロセスに対する信頼を損ない、地域社会を分極化させる可能性がある。誤情報は、ソーシャルメディアマスメディア口コミなど、さまざまなチャネルを通じて拡散される。フェイクニュース作成したり共有したり、事実操作したり、問題を誇張したりして、有権者の間に疑念や混乱を生じさせるような戦術がとられる。

その目的は、選挙結果を左右したり、政敵の信用を失墜させたりすることだが、ひいては選挙制度に対する国民の信頼を低下を招くため、このようなキャンペーンは、選挙結果に対する有権者の信頼や民主主義全体の健全性に影響を及ぼす可能性がある。

これがいかヤバいことかのメディア自身自覚のなさが、世界報道自由度ランキング70位という結果にも反映しているんだよ。

今回の場合、完全に誤報を流したというより、もともと解釈に幅がある、どちらにとられてもおかしくない表現だったことが特徴だ。

それは、女性たるもの出産すべし、と解釈できる、そういう解釈しか思いつかない人が一定数いる、というのは、この記事がでてもなお、上川発言に非があるとするブコメが少なくないことでわかる。

上川氏が女性役割に対して固定観念を持っている、という指摘はありうると思う。ただ、最初からそういう指摘をする報道だったら、ここまで炎上しなかったのではないか

しかし、これが炎上したのは、実際の各社の報道が「出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘」だったからだと私はみる。

ジェンダーロールの偏見の指摘と弱者への配慮欠如の指摘は必ずしも同一のこととはいえない。

今回のメディア場合不妊で悩む女性を主に念頭に置いたのかしらないが、そういう方々が可哀そうだと、感情的正義に訴えたわけだ。

上川氏の潜在的差別意識を指摘するのとちがって、この訴え方は、「出産を願ってもできない人」というデカ主語を据えるものだ。


出産困難者というのは、もやっとしたイメージだ。人それぞれ「出産を願ってもできない人」のイメージが違う。

子育て環境制度的な脆弱さを思い浮かべるひともいるだろうし、家族親族からプレッシャーとして理解するひともいるだろう。

女性出産役割自己実現価値見出している人もそうでない人も含めて、かなり多くの人が感情的共感の網にかかってしまう。

まり上川叩きの味方を増やす効果があって、上川からすれば、保守から批判されうるし、フェミから批判されうるという状況に置かれてしまたことになる。

今回の誤報キャンペーンでは、感情的共感をより広く、網を張り、特定ターゲット層に的を絞らない戦略が功を奏し、同町圧力の強い傾向のある日本で、あとに続くメディアを一斉に吊り上げ、ばっちりと効いてしまったというわけだ。

その意味で、上川氏がすぐに発言撤回したのは賢明だった。

出産を願ってもできない人」への配慮、という形で大衆感情を煽ったのが今回のミスインフォメーションキャンペーンだったといえるだろう。

問題は、これが選挙に影響を与えかねない、ということを報道機関が自覚しているかどうか。

それに対して「全くひるむ必要は無い」というのが、共同通信スタンスなのね。確信犯であることがよくわかった。


とはいえ共同通信だけでなく各社報道機関は、「出産を願ってもできない人」への配慮を犬笛として使いたかったのかもしれないが、その副作用についてはやっぱり少しは考えてもらいたい。

出産を願ってもできない人」への配慮を訴えたつもりでいても、出産を願ってもできない人々を一つのカテゴリーとして固定化することで、そのグループが常に特別配慮必要とする、社会的に弱い立場にあることが強調され、固定観念が強化されることもありうる。

これって女性の弱さ傷つきやすさについての別の意味偏見が強化されるってことでもある。

社会的に弱い立場であるとの認識が広まれば広まるほど、社会的に敏感なトピックになり(タブー化)、それついて話す際に、他者感情意見を過剰に気にすることになる。これにより、人々は自分発言自己検閲し、無意識のうちに自らの意見抑制するようになる。

Permalink |記事への反応(3) | 13:20

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2023-09-05

なぜ学歴厨は内容を軽視し、人を見下すのか

1980年代心理学者のリチャード E. ペティとジョン T.カシオッポは、説得がどのように機能するかを説明する「精緻化尤度モデル」を開発した。ここでの「精緻化」とは、その情報をどれだけ注意深く考えるかという意味である。人々に注意深く考える意欲と能力がある場合、「推敲可能性」は高くなる。これは、人々が関連情報に注意を払い、メッセージ議論の利点に基づいて結論を導き出す可能性が高いことを意味する。

他人を説得するには少なくとも2つの方法がある。最初方法は「中央ルートと呼ばれ、聞くメッセージを注意深く熟考することから生まれる。中央ルートが関与している場合提示された情報積極的評価し、それが真実かどうかを見極めようとする。一方で「周辺」ルートが関与している場合、実際の情報メッセージの内容以外の手がかりにさらに注意を払う。たとえば、誰かのメッセージの実際のメリット考慮せずに、その人の魅力や教育を受けた場所に基づいてその人の主張を評価する可能性がある。

周辺ルートを通じてメッセージを受け入れる場合中央ルートを通じてメッセージを受け入れる場合よりも受動的になる傾向がある。

有名な心理学者スーザン・フィスクシェリーテイラーは、人間を「認知守銭奴」と特徴付けている。彼らは「人間情報処理能力には限界があるため、できる限り近道をするのです。」と書いている。

動機議論を処理する能力が低下するにつれて、説得には周辺的な手がかりがより重要になってくる。

議論(中心ルート)の実際の利点を比較検討して信念を更新すると、周辺処理を通じて信念を更新する場合比較して、更新された信念は持続する傾向があり、反論に対してより堅牢になる。慎重かつ思慮深い検討を通じて何かを信じるようになると、その信念は変化しやすくなる。

まり、周辺ルートを通じてより簡単操作される可能性がある。周辺ルートを通じて何かを確信している場合操作者は周辺ルートをもう一度使用して最初の信念を変えることに成功する。

心理学者レオンフェスティンガーは、社会的比較プロセスに関する影響力のある理論の中で、人は自分意見他人意見比較することによってその意見の「正しさ」を評価すると示唆した。他の人が自分と同じ信念を持っているのを見ると、その信念に対する自信が高まる

これらの考えを総合すると、人間の心の中には何らかのメカニズムがあることが示唆される。たとえそれが真実であっても、自分地位を下げるようなことを言わないようにする。そして、たとえそれが嘘であっても、自分地位を高めるようなことを言うように彼らを駆り立てる。

さらに、自身の評判がどうなるかという考慮私たちの信念を導き、私たち社会的地位を維持または強化するための一般的見解採用するように導くこともよくある。暗黙のうちに「この信念を保持すること(または保持しないこと)が社会にどのような影響をもたらすだろうか?」と自問する。

説得の周辺ルートに戻ると、多くの人がそれを信じている場合だけでなく、その信念の提唱者が権威ある人物である場合にも、何かを信じるかどうかを決定する。

オックスフォード心理学者セシリア・ヘイズは、著書『認知ガジェット』の中で次のように書いている。彼らは、同じ年齢と性別の同じくらい身近な人よりも、大人社会的地位が高いと考えるモデル、たとえば学校校長模倣する可能性が高い。

それでも、私たちが高い地位を持つ他人を真似するのは、彼らを模倣することで自分地位が向上することを期待しているからだけではない。権威ある人ほど有能であると信じがちであるが、プロミネンススキルヒューリスティックである

研究者アンヘル・V・ヒメネス氏とアレックスメソウディ氏は、威信に基づく社会学習に関する最近論文で、能力を直接評価することは「騒がしくコストがかかる可能性がある」と書いている。代わりに、社会的学習者は、モデルの外観、性格物質的な所有物などから推測することによって、ショートカット使用できる。

ここで、次のような疑問が生じる。周辺的説得による操作の影響を最も受けやすいのは誰か?教育を受けていない人々のほうが操作されやすいと信じるのは直感的に思えるかもしれないが、研究によると、これは真実ではない可能性がある。

心理学教授キース・スタノビッチは、「マイサイド・バイアス」に関する自身研究について論じ、次のように書いている。「あなたはそれに属しているのは、それらはあなた気質生来心理的傾向に適合しているからです。」

一流大学学生卒業生は、自分側の偏見に陥りやすい。彼らは「自分自身の以前の信念、意見、態度に偏った方法証拠評価し、証拠を生成し、仮説を検証する」可能性が高くなる。

アメリカジャーナリストであり、『第三帝国の興亡』の著者であるウィリアムシャイラーは、ナチスドイツ従軍記者としての自身経験をこう語った。シャイラーは次のように書いている。「ドイツの自宅やオフィスで、あるいは時にはレストランビアホールカフェで見知らぬ人と何気ない会話をしているときに、一見教養があり知性のある人たちの突飛な主張に出会うことがあった。彼らがラジオで聞いたり新聞で読んだりしたナンセンスオウム返ししているのは明らかでした。時には同じことを言いたくなることもあったが、まるで全能者を冒涜しているかのような不信感を抱かれた。」

同様に、ソ連崩壊に関する研究では、大学教育を受けた人々は高卒者よりも共産党を支持する可能性が2〜3倍高いことが研究者らによって判明した。ホワイトカラーの専門労働者も同様に、肉体労働者に比べて共産主義イデオロギーを支持していた。

今日米国内のパターンはそのような調査結果と一致している。政治アナリストデビッドショールは、「高学歴の人々は、労働者階級の人々よりもイデオロギー的に一貫した極端な見解を持つ傾向がある」と述べている。これは、問題に関する世論調査イデオロギー的な自己認識にも見られる。大卒有権者穏健派であると自認する可能性がはるかに低い。

この理由の 1 つは、時間場所関係なく、社会富裕層の方が地位を維持したり、地位さらに獲得したりするために正しいことを言う可能性が高いためであると考えられる。

カリフォルニア大学バークレー校キャメロン・アンダーソンが主導した最近の一連の研究では、社会階級が社会的地位への欲求積極的に関連していることが判明した。より多くの教育を受け、お金を持っている人は、「他人意思決定に影響を与えることを楽しんでいます」や「名声や社会的地位を得られたら嬉しいです」などの発言同意する可能性が高かった。

ケイト研究所がYouGovと協力して行った調査では、全米を代表する2,000人のアメリカサンプルを対象自己検閲についての質問を行った。

その結果、高校教育以下の学歴を持つ人の25%が、政治見解のせいで解雇されたり、雇用の見通しが損なわれることを恐れているのに対し、大学院卒の学歴を持つ人の割合は44%であることが判明した。

政治学者のジェームズ・L・ギブソンとジョセフ・L・サザーランドによる「口を閉ざす:米国における自己検閲のスパイラル化」と題された最近論文の結果は、Cato/YouGovの調査結果と一致している。彼らは、自己検閲が急増していることに気づいた。マッカーシズム絶頂期だった1950年代には、アメリカ人の13.4パーセントが「以前よりも自分意見自由に言えなくなったと感じている」と報告した。2019年までに、アメリカ人の40%が自分意見を気軽に言えないと回答。ギブソンサザーランドは、「自分意見を言うことを心配している民主党員の割合は、自己検閲を行う共和党員の割合とほぼ同じで、それぞれ39%と40%である」と報告している。

この増加は特に教育を受けた層の間で顕著である研究者らは次のように報告している。「自己検閲に従事する人々が限られた政治資源を持った人々ではないことも注目に値し、おそらく予想外である自己検閲は最高レベル教育を受けた人々の間で最も一般的である…この発見は、以下のことを示唆している。社会学習プロセスであり、教育を受けた人ほど、自分意見表現を妨げる社会規範をよりよく認識している。」

興味深いことに、教育自分権力意識マイナスに関連していることを示す示唆的な証拠がある。つまり教育を受けていればいるほど、「自分意見を表明しても、自分意見ほとんど揺るがない」「自分の考えや意見無視されることが多い」といった意見同意する可能性が高くなる。

ミュンスター大学のリチャード・ラウ氏が率いる「他者の最良または最悪の見方一般化された他者認識尺度」というタイトル論文を考えてみる。

研究者らは参加者に、ソーシャルメディアプロフィール動画に登場する人物評価するよう依頼した。参加者は、「この人が好き」「この人は冷淡だ」などの発言にどの程度同意するかを尋ねた。その後、参加者自分自身についてのさまざまな質問に答えた。

高等教育は一貫して、人々に対するあまり肯定的見方関係していなかった。この論文は、「人々の感情、行動、社会的関係理解するには、彼らが他者に対してどのような一般的見方を持っているかを知ることが非常に重要です…人々がより良い教育を受ければ受けるほど、他者に対する認識肯定的ではなくなります。」と結論付けている。

したがって、裕福な人々はステータスを最も気にし、自分にはほとんど力がないと信じており、仕事や評判を失うことを恐れており、他人に対してあまり好意的見方をしていない。

まり意見は、その真理値に関係なく、ステータスを与えることができる。そして、自分地位を維持したり高めたりするために特定意見を表明する可能性が最も高い人は、すでに社会はしごの上位にいる人でもある。

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2023-07-12

ジャニーズ事務所の長期的な弱体化は不可避松谷創一郎氏 書き起こし

ジャニーズ事務所の長期的な弱体化は不可避ジャーナリスト松谷創一郎氏が会見

https://www.youtube.com/watch?v=GrguzAYY3Wg

上記動画の書き起こしです。

文字数関係で一部省略しています

はじめまして松谷と申しますいきなり始めてしまってその中で自己紹介 もしたいと思いますジャニーズ問題から考える構造の話をちょっとしたいと思うんですけれども(略)このジャニーズ事務所なんですけども 近年いろいろちょっと起きました(略)ただその根っこにあるのがですねやはり2016年末のSMAP解散騒動および解散だったと思います皆さんもご存知だと思いますけどもこれフジテレビSMAP×SMAPゴールデンタイムに 5人が並んでお騒がせしたすみませんっていう謝罪しましたこれは公開処刑だいろいろ 言われてますけれども最近あのいろいろその裏話っていうのは明らかになりつつありますがやはりこれメリーさんがどうも仕掛けたということ らしいですただこのぐらいかジャニーズ事務所おかしいよなっていう ようなことが 言われましたよねそしてこの中で3人がですね後に 翌年ですか、2017年9月ジャニーズ事務所を退社をしますもちろんこの後SMAP解散をすると この退所した3人、香取さん、草なぎさん、稲垣さんの3人ですけども2017年9月に退所して番組テレビ番組が相次いでなくなりますテレビ朝日番組が2つ、フジテレビ、そしてTBS番組が相次いでなくなるんですね ただNHKブラタモリ、これナレーションですけどもそれは継続を今もしています ここで何かあったんじゃないかというふうに当然みんな思うわけですね思うんです けどもやはりその通りで2019年7月17日、これジャニーさんが亡くなって8日 後のことなんですけども公正取引委員会ジャニーズ事務所を注意をしますこれは元SMAPの3人 をテレビ出演させないように圧力をかけた疑いとこれはですね、おそらく共演NGタレント引き上げみたいなことを匂わせたという風に今考えられますけれど も具体的にジャニーズ事務所がどういうことをやっていたかというのは私も聞いてますけれどもかなりえぐいことをやっていたようですねこれで公取委が注意をします (略)ジャニーズ事務所がこういう注意を受けた後にどういう対応たかというと ですね ここはね結構面白いんですけども自分たち圧力をかけた事実はないと公正取引委員会から独禁法違反行為があったとして行政処分や警告を 受けたものでもありませんという風に 言ってるんですけども公取委がやったのは注意なんですねだから注意されたのは事実なんだけども行政処分や警告ではないですよってジャニーズ はこういうなんていうのかなあのすごくずる賢い言い方をするのがジャニーズ事務所だったわけですねで、そういう やり口っていうのは今回もいろいろ見られますけれども基本的にもともとこういう会社だったんですよってことはご確認いただければと思います(略)ジャニーズ事務所に限らず芸能界では公然移籍制限っていうのがありましたこれはあのスポーツ界でも行われていたようなものと近いような 引き抜き防止のカルテルですね(略)で、今のが基本的ベースラインの話なんですがここから構造的な問題に、いよいよ本題に入っていきたいと思います全体像として見ればですね日本芸能界80年代以降に非常に活性化をしてかつ同時に内閉化状況、ドメスティックビジネスモデルが完結をしてしまった状況 が進むんですねピークは、どこをピークとするかなんですけども音楽産業ピークは1998年なんですねその辺、90年代中期から後半ぐらいがピークであろうとそういうふうに捉えていただければいいと思いますけれども結構その、いわゆるバブル崩壊からちょっと遅れたぐらいがピークだったんですね で、その中では先ほどもちょっとしました、独自の商慣習が続いていましたその引き抜き防止カルテルであるとか、それに伴う新興勢力参入障壁になるわけです、それがあとはタレントとの対等ではない契約プラスメディアコントロールこういった ことが続いてきたしこれジャニーズだけではなくて大なり小なり行われてきたと いうことなんですねただその状況にも大きく変化が生じてきて います それはインターネットとおよびそれによるグローバル化ですコンテンツグローバル化によってかなり相対化をされ つつあるというのが2010年代プラス公正取引委員会問題視をしたこれ2018年 以降なんですけどもこれがジャニーズ問題2019年7月ジャニーズの注意によってより明らかになったということ(略)で、芸能プロダクションというのはこの今で いう芸能プロダクション体制ってのは実 はこのテレビとかなり関係をしています(略)で、今のがまあちょっと前提的な話なんです けども最後にあのジャニーズ事務所の性加害問題に関してお話をしたいと思います昨日もですね喜多村先生ちょっとお話をさ れていましたけどもまあいろいろ歴史的にですね過去告発等がありました中でも北小路さん、光GENJIっていうものと99年から2000年にかけての週刊文春報道、この 辺はすでにご存知の方多いと思いますけど もかなりやはり当時としては芸能ゴシップ扱いをされていましたねでどちらかという と告発ではなくて暴露という形でもありましたし 昨日も喜多村先生ご指摘だった通り、週刊文春ホモセクハラという表現をしていますしある種その男性同性愛に対してすごく侮蔑的見方、ある種まあ嘲笑するような見 方自体があったのは 確実だと思いますそれはまだ男性同性愛に対しての理解が進んでいなかった当時の時代もあります媒体的な特性というのもあるのかもしれません(略)ひとつ付け加えるんであれば、現役のタレントジャニーさんに対してものすごく何て言うかな親愛の情をテレビ番組とかで示しているというところもあったと思うん ですねジャニーさんの口癖「ユーは何々だよ」とかそういう言い方を真似したりしていて本当に性被害を受けてる人か何でこんな こと言うんだろうっていう風にまあそこの整合性が取れなかったわけですねで、今回 やっぱりBBCのモビー・アザーさんがやった一つすごく大きな功績っていうのは そこにグルーミングっていう概念をですね日本ちゃんと伝えてくれたことですこれはあの性犯罪においては 非常によく知られていた概念だったそうなんですけれども私は知らなかったので ようやく 納得ができたんですね現役タレントのそのジャニーさんに親しげな表現をすることあるいは親愛の情と性被害っていうものがある種両立をするんだ ということにすごく納得がやっとできたという印象です 何よりですねそのジャニーズ事務所の性加害問題が 報じられなかったっていうのはメディアコントロールがあったからなんですねで、それはやはり各社内にジャニーズ担当者がいてこれはジャニーズへの窓口連絡窓口を 一括するものですでこれジャニタンって言われるんですよねジャニーズ担当者、これ はもう新聞社かにもいますNHKにもいますし、NHKには制作側と報道側に1人ずついるというふうになっていますで、まず ですねそのジャニーズ担当者のが目を光らせていてそこでまず なんですかね忖度が働くと自己検閲が生じるメカニズムが働くんですねなので私たち 早い段階でその朝日新聞グループプラスという媒体民放テレビ局が官邸政府よりずっとおそれているのは間違いなくジャニーズ事務所だっていう風に書きましたけどもこれ私以前から言ってますけども残念ながらその後の報道を見るとやはりそうだったということが確認でき ました で、民放テレビ局としてはですねやはりコンテンツ報道の天秤をかけた時にコンテンツを取っているんでしょうねっていうことですねで、例外的に違うのが、初期段階ではTBS は違いましたよということと日本テレビも迷いながらもやっているとテレビ朝日フジテレビちょっと腰が引けてるけどフジテレビ最近やり始めたなっていう印象ですよね で、このコンテンツ報道の天秤なんですけれどもまあ実際そのこれは19時から23時台までのレギュラー番組ジャニーズレギュラー番組なんですけども各局 こんな感じなんですね、バラエティドラマ これ4月ですけれどもこんな感じであります一番やっぱまあそうですねあの結構TBS実はね番組が多いんですよね あとフジテレビ結構多いですねフジテレビなんかもう 金土日も1週間に4日19時台に出来上がるそれぐらいありますテレ朝は実は結構 薄く見えますよねNHKも今大河ドラマですね松潤大河ドラマをやってるので全く無関係でもないしここにはないですけどNHKBSで ですねあの少年倶楽部っていうジャニーズJr.番組を長くやってますという風にですね各局、大なり小なりジャニーズ事務所との深い関係ってのがあります で、ここで注目するのは実はこの表で色がついてないところなんですねここなんです ここ何かって言うとテレビ朝日ミュージックステーションで、ご存知だと思いますけども1986年から続いているゴールデンタイム音楽番組です この番組1988年からジャニーズタレントレギュラーなんですね総集編を除く1369回のうちジャニーズの出演がなかったのは13回だけなので1%を 切っていてこの13回のうち4回はですねうち1回がコロナであと3回が特定アーティスト特集みたいな感じなのでほぼレギュラーだという風に考えて いただいていいと思いますでこの番組の特徴はですねジャニーズの 競合の男性グループアイドルグループが出演をしにくいことなんですね長らく言われているのが1997年11月14日にですねDA PUMPっていう紅白に5回ぐらい出ている最近再ブレイクしましたけどもそのグループが 出演をする日にですねこれ予告されていたんですけども当時売り出したばかりのデビューしたばっかりのキンキキッズの出演がキャンセルとなったことがありましたこれを最後DA PUMP10何年後かな20年近く後まで出演ができなかったん ですね そして今もですね、JO1、BE:FIRST、Da-iCE、INIという男性グループアイドル男性アイドルグループが出演をできていませんでこれはJO1とINIにはですね まあ一人ずつジャニーズジュニアがいますで、BE:FIRSTをプロデュースした日高光啓さんこの人も元ジャニーズJr. ですそういうことが関係しているのではないかというふうに考えられますけども何 にせよ競合しやすグループていうのは出にくい んですねただ例外があってK-POPLDH必要もできますK-POPちょっと話を長くなのでやめますけどもこれはジャニーズとうまく取引 をしたからですLDHに関しては丸坊主で髭を生やしているようなグループはできますけども若い人ではでき ないようですね で、他方でTBSCDTVライブ!ライブ! という番組が今 ありますけども、月曜日にこっちは忖度なくて今は一緒に出演できます 押さえておいていただきたいのは実は今回の報道姿勢がこの音楽コンテンツ結構 同じようなノリだっていうことですねTBS積極的 にやるけども、テレ朝は一番腰が引けているこれはコンテンツの中身と結構 似てるような感じがありますよねテレビ朝日がじゃあなんでこんなにジャニーズに対して腰が引けているのかというとその要因としてやはり考えられるのは過去圧力があったからではないか ということですね例えば実際にテレビ朝日の皇達也さんっていうこの番組を、ミュージックステーションを立ち上げた方がいらっしゃいます皇室の皇って書いてスメラギさんて読むんですね亡くなったんですけれども この人がですねジャニーさんが亡くなった 時にですね週刊新潮ジャニーさんから「ただ、うちのタレントかぶるからうちは出さない方がいいね」っていう風に言われ たっていう風に実際に圧力があっ たってことを亡くなった時に美談として言ってるんですよジャニーさんには「そんなこと言わないでくださいよ」って言ったんだけども、「わかったよ」とジャニー さんは納得してくれたって言ってるんですけどもあの先ほども言いましたけれどもまあ競合グループDA PUMPも含めて 出られていないんですねだから全然美談でも何でもないだろう と思うんですけども要はこれはタレント 引き上げの圧力ジャニーズさんが示していたということです なんでテレ朝とこう、ジャニーズがこんな 深い関係なのかっていうとまあ長らく知られていることとしてはテレビ朝日の社内に、社内というか社屋内にジャニーズ事務所のレッスン場があったと いうことですこれは旧社屋なので旧社屋って、2000年代前半ぐらいまでまあ今の六本木ヒルズができる前まであったんです けども3階建てプレハブの3階の第2リハーサル室だという風に言われてますこれはですねテレビ番組に出てベテランタレントが懐かしい話としてよくするん ですねだからまあ知ってる人多いと思います私が文章確認最近したのは少年隊錦織さんが1977年7月六本木テレビ朝日リハーサル室に来てくれというふうに言われたとだからその頃から 旧社屋がある頃ですから2000年ぐらい まであったんだろうなというふうに予想さ れます今回、実名告発をしてる二本木さんとか平本淳也さんがレッスンや公 の場とかレッスン上でジャニーさん少年愛的な行動をしていたというふう なことを証言をしてますこれがテレビ朝日のレッスン場かどうかは確認はできませんけども 多分そうなんじゃないかなという感じがしますね あとここにはちょっと書いてないです けれどもNHKにも2000年代以降にはレッスン場が少年倶楽部って番組関係であったという ふうには言われています(略)私はですね構造的な問題を話すんであればこう いう風にテレビ局がジャニーズを退所した人に対して忖度をし続けること自体共犯だと思ってるんですねなぜかというとこれをやっ てる以上はジャニーズが離れられないから なんですねジャニーズに留まったらジャニーさんから性的課題を受けるかもしれないし性的被害を受けるかもしれないしジャニーズから離れたら今度は芸能界活躍できないかもしれない となると この構造自体がですねまあ今回の性加害を生じさせてしまったということになるん ですねで、テレビ朝日が今もまだこれを続けているんならばテレビ朝日が今もまだここ に対して共犯であるということだと私はとらえています最近、元SMAPの3人がフジテレビ番組にやっとバラエティーとかドラマにも出 られるようになったので状況はフジテレビ とかは結構変化をしているけれどもなかなかこういう状態を本当にまだ続けて いくのであればちょっと問題としてはより追求をしなければいけないのかなという ふうには考えてます 同時にですね今回ちょっと未成年者の話自体が 注目をされていますけれども未成年者の話には限りませんこれはそこだけご留意いただきたいと思いますちょっと時間が過ぎていたので次もうちょっと最後少し言いますけども今後の課題についてお話します今言ったような芸能プロダクションメディアとの環境を変えない限りは今後はジャニーズの今のポジションに他のプロダクションが入って同じことを 繰り返す可能性がありますなので移籍独立自由度をより高めて忖度が生じない制度を作っていかないと また同じようなことが起こりかねないと私は考えてますで、同時にですね、芸能人が救済を求められる窓口というものが明確にはありませんもちろん 各都道府県単位で言えばあるんですけれども 例えばアメリカにはですね協同組合があっ て韓国にはまあ準政府機関として機関があります、窓口があります韓国にはこの準政府機関というのはコンテンツ振興院って言って日本でいう文部科学省の傘下にある 準政府機関ですね日本で言うと独立行政法人みたいなところがあるそこに窓口がありますプラスですね組合なんですけども日本にも ね声優が入る日本俳優連合っていうのは存在するんですなので日本声優さんに 関しては実は移籍とか独立ってかなり自由なんですよ なので現実問題としてはまずここ日本俳優連合にタレントさんが俳優さんとかが入っていくことが解決には近くなるだろうなというふうに 考えてますでこの日本俳優連合なんです けども会長西田敏行さんでそこは俳優さんがやってるんですねこの経緯はちょっとからないですけども で、最後に指摘しておきたいのはこういう芸能プロダクツの他の問題近年すごく 起きてますそれは今回のジャニーズの加害問題とも近いものがたくさんありますので ここだけ ご確認いただきたいと思います(略)(以下、質疑応答は省略)(TBSの元キャスターの金平氏質問する場面あり)

Permalink |記事への反応(9) | 04:27

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2022-09-04

anond:20220904005441

いやむしろワイたちは若い女なんて一ミリも思ってなくて、時代錯誤の○○。(訴訟対策のために自己検閲)がなんか言ってる・・・しか思ってないんだが

Permalink |記事への反応(0) | 01:17

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2022-05-04

[メモ]報道の自由ランキング 2022

1.ウェブより新聞放送の影響がでかい

2.記者クラブがあるからフリーランサー外国人記者露骨差別があるで

3.福島原発所や防衛施設など安全保障上の施設アクセスするのが違法やで、あと特定秘密保護法

4.新聞放送局の持ち合い規制がないかメディアが極端に集中してるで

5.汚職セクハラなどデリケート問題に対して自己検閲がおこなわれてるで

6. 「中傷的」なツイをリツイートしただけでスラップ訴訟されてるで、訴訟されないまでもいやがらせされてるで

Permalink |記事への反応(0) | 00:34

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2022-04-15

anond:20220415012853

残念

人類は遍く自己検閲によって自縄自縛自爆する愚かな存在

Permalink |記事への反応(0) | 06:34

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anond:20220414230031

こういっちゃなんだけど、「女性自己検閲してない」ってのは、女性無理解すぎて差別的とすら思うよ。

女性がこんな事いったらはしたないって思われるかな」とか「女性がこんな事いうと生意気って思われるかな」とか思って何度も自己検閲したよ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:27

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2022-04-14

まーた男性差別被害者のせいにしてるやつがいるよ

このブログの事ね:


>「男性から『ことば』を奪っているのは男性自身ではないか

https://amamako.hateblo.jp/entry/2022/04/14/064715


お前みたいな「男性差別男性側に問題があるんだ!」的な事をいう奴が、

男性から『ことば』を奪っているんだよ!!


「そうだ、男性が悪い!」って賛同する馬鹿ブコメに例が沢山)が男性揶揄するから男性は黙らざるを得なくなるだろ。


第一、お前のいってんのは「差別の原因は差別される側にある」って言ったも同然だろ?

どんだけわかりやす差別主義者なんだよ。


男性自殺率の高さは(中略)、一義的には「本人のこころ問題」です。誰かが明白に「おまえは自殺しろ」というわけでもない


ああ、直接は言わないな。「あの人、(男性のくせに)無職なんだって、ヒソヒソ」とか言って追い詰めるだけで。


お前がこの手の無自覚差別主義者の一員だから自殺の原因がわからないだけだろ。


それともこの手の事を言って男性を追い詰めるのは男性だけで、女性は言わないとでも思ってんの?


>このような議論を「『お気持ち』は議論に値するものではない」として揶揄してきたのは、他ならぬ男性自身


あー、やっぱり男性を追い詰めるのは男性だけだと思ってんのね。証拠は?


元の記事http://s-scrap.com/7509)は男女両方ジェンダーロールを押し付けて男女両方が苦しんでるって趣旨だっただろ。

なのにお前は男性けが男性ジェンダーロールを押し付けてると思うんだ。へー。


あと、まさにおまえが今現在進行系でやってるのが、「お気持ち否定」だよな。

せっかく「男性から「ことば」を奪ってる」って声を上げてくれた人が出たのに、それを否定してんだから


>僕も一応男性


ごめん。俺が悪かった。

かに男性の「ことば」を奪ったのは男性(=このブログの著者)だったわ。





追記

このブログの著者が言いたいのが「男性言葉を持て」なのは分かってる。だがそれを「ことばを持てない原因が男性側にある」って言った瞬間に被害者叩き&さらにことばを奪う原因になるだろって話。

男女逆にして「女性差別女性自身がことばを自己検閲するのが原因」って書いたら意図はどうあれ明確な差別発言だってわかるだろ?



追記2:

私がここまでハッキリ「苦しかろうが何だろうが男性自己責任にされる差別が辛い、差別に声を上げても被害者叩きで自己責任扱いされて辛い、そのせいで男性自殺率が高くなるほど辛い」って趣旨の事書いてんのに「いいからさっさと男性の辛さを語れよ」って言ってるコメ何なの?


//追記2と同趣旨コメを先に書いてくれたiteさんには感謝

Permalink |記事への反応(15) | 20:54

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2021-12-10

anond:20211210011958

こんなのばっかりなんだけど・・・すごいなあリケジョ

おっおっきぃ<さすがに自己検閲>の中に欲しいな…/////ってこと

https://twitter.com/uirou95/status/1340344284378144768?s=20

Permalink |記事への反応(0) | 01:40

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2021-05-22

吐き出したら楽になると思って書いてみた

他人の「その人らしさ」ばかりが視界に入ってきて、「それに比べて自分は……」という劣等感思考占拠されてばかりいる。

コンビニで髪を派手な色に染めてる人を見かけては「そんなに思いきれてすごいな、自分にはそんな勇気ないな」って思う。

プロアマ関係なくSNSで何か創作表現してる人を見ると「表現できるものが内にあってうらやましいな」って思う。

作品考察や深堀りもできない、とがった技術知識もない、「大好き!」って言えるものもない、半端な消費者自分には無理。

まとまった休みができたときには、「たまには自分勝手に好き勝手に、なんでもやってみよう」と意気込んだけど、

結局「〇〇すべき・〇〇したほうがいい」「そんなことしてても気晴らしにしかならないし何も残らない、もっと知的生産的なことをやらなきゃ」みたいな自己検閲がかかってダメだった。

たくさんのものに守られてるからこそ、色んなものに恵まれてるからこそ、今こうやって悩みながらも生きていけてる、贅沢な悩みだっていうのはわかってるつもりではある。でもどうやったら今のこの悪循環を打開できるのか、方向性が見えない。

意を決して前進したところで、「ざんねん、行き止まりでした」ってなるのが怖い。失敗なしには前進できないんだろうけど、取り返しのつかない失敗だってあるだろうに。

なんでみんなは、そんなに生き生きとして生きていけるんだろう。身の程知らずに努力したり、後先考えずに遊んだり怠けたりできるんだろう。

良いことも悪いことも、思い切ってすることができない。

不器用だね」って知人に冗談半分に言われたとき、「あ、やっぱりそうなんだな」って思ってしまった。

いつから自分はこんなに不器用で生きるのが下手な人間になってしまったんだろう

なにもない、空っぽ

何が正解なんだよ 誰も正解なんか与えてくれないけど 正解なんて結果論しかないのは分かってるけど

毎日夜になって、眠るのが怖い、明日が来てしまうのがこわい

何をどこから変えれば、ここから抜け出せるのかな

Permalink |記事への反応(6) | 09:50

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2021-04-30

吐き出したら楽になると思って書いてみた

他人の「その人らしさ」ばかりが視界に入ってきて、「それに比べて自分は……」という劣等感思考占拠されてばかりいる。

コンビニで髪を派手な色に染めてる人を見かけては「そんなに思いきれてすごいな、自分にはそんな勇気ないな」って思う。

プロアマ関係なくSNSで何か創作表現してる人を見ると「表現できるものが内にあってうらやましいな」って思う。

作品考察や深堀りもできない、とがった技術知識もない、「大好き!」って言えるものもない、半端な消費者自分には無理。

まとまった休みができたときには、「たまには自分勝手に好き勝手に、なんでもやってみよう」と意気込んだけど、

結局「〇〇すべき・〇〇したほうがいい」「そんなことしてても気晴らしにしかならないし何も残らない、もっと知的生産的なことをやらなきゃ」みたいな自己検閲がかかってダメだった。

たくさんのものに守られてるからこそ、色んなものに恵まれてるからこそ、今こうやって悩みながらも生きていけてる、贅沢な悩みだっていうのはわかってるつもりではある。でもどうやったら今のこの悪循環を打開できるのか、方向性が見えない。

意を決して前進したところで、「ざんねん、行き止まりでした」ってなるのが怖い。失敗なしには前進できないんだろうけど、取り返しのつかない失敗だってあるだろうに。

なんでみんなは、そんなに生き生きとして生きていけるんだろう。身の程知らずに努力したり、後先考えずに遊んだり怠けたりできるんだろう。

良いことも悪いことも、思い切ってすることができない。

不器用だね」って知人に冗談半分に言われたとき、「あ、やっぱりそうなんだな」って思ってしまった。

いつから自分はこんなに不器用で生きるのが下手な人間になってしまったんだろう

なにもない、空っぽ

何が正解なんだよ 誰も正解なんか与えてくれないけど 正解なんて結果論しかないのは分かってるけど

毎日夜になって、眠るのが怖い、明日が来てしまうのがこわい

何をどこから変えれば、ここから抜け出せるのかな

Permalink |記事への反応(0) | 21:18

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2021-03-31

腐女子は「女も街中でトップレスになる権利がある!」と叫んで欲しい

呪術高専Twitter検索汚染」とか「VTuberBL同人誌読み上げ」みたいな騒動見るたびに、

「あ~あ、また腐女子が学級会はじめて仲間内で抑圧し合って、その鬱憤フェミパワーに変換して男オタクに『ちょっと男子自粛しなさいよー!』とぶつけてくるよ~」

ジャップオス「表現の自由戦士オタクたる僕は非常にウンザリしてしまう。

どうしてキミ達はそんなに自己検閲同調圧力が好きなんだい?

オタク欲望妄想を平然とネットに垂れ流しているのに対して腐女子はひたすら自粛し隠れることを迫られる理不尽な現状は、

男は街中を上半身ハダカで平然と歩けるのに対して女が同じことをすると公然わいせつ罪で警察に捕まるという我が国現実に起きてる理不尽と似ているかもしれない。

でも、この不平等に対して主張すべきことは「ハダカの男も女と同じように捕まえるべき」じゃなくて、「女も男と同じように街中でトップレスになる権利がある!」だろう?

しかも、「街中で女性トップレスになる自由」は警察法律運用を変えさせないと実現しないけど、「腐女子が男オタク並にネット欲望を垂れ流す自由」は単にキミ達が男オタクと同じように振る舞うだけで実現できるんだぜ?

他者権利を奪って平等不自由になろうとするのではなく、他者と同じ権利自分が手に入れることで平等自由になろう。今すぐに!

Permalink |記事への反応(5) | 23:26

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2020-11-20

ゆっくりものを考えることを許容しない社会

からゆっくりものを考えるタイプだった。しかし、現代社会は次から次に決断を求めてくるから、毎回の決断に自信を持って望むことができない。一晩考えてみよう、と思うような内容の出来事があっても1時間後には決断を求められる。何ヶ月も時間がほしいような決断も、1日や2日で結論を求められる。ポンポンと素早く決断できる人にはとても快適な世の中なのだろうが、それに適応できない自分のような人間にとっては地獄しかない。

例をあげてみよう。(自己検閲により削除)

もっとスピードを緩めて生きていきたい。しかし、自由経済社会ではそれを出し抜いて早く決断を下す人がお金儲けをして、ぼんやりしている人はただただ残りカス我慢するしかない。ほとほと疲れてしまった。

Permalink |記事への反応(4) | 01:27

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2019-07-28

りっけんのやまぎしさん

前回は立憲に投票した都民だけど戦略的投票?とやらの投票候補山岸さんがどうしても推せなかった

立憲支持者に教えてほしい

将来有望だという声もあるけど、どこでそう思った?

学歴・経歴「だけ」のポスター否定的話題になったけど本人や選対は理由事情をどこかで説明した?

政策とかメッセージからもあまり熱意が伝わらなかった

新聞記者としての見聞に基づいてる感じでもない通り一遍のものばかりだし

政権圧力に反発するのはわかるけど、メディア側の自己検閲とか忖度には思うところはないの?

「『不安』は社会シェアする。だから安心して、自由で多様な生き方を選べる。」

不安シェアするって怖えーよ! 

個人不安を抱える問題社会全体で取り組み、解決をめざすってことなんだろうけどさ

シェアだけでは解決には至らないし、多様な生き方を選べる安心感にはつながらんでしょうよ

質問王」もそうなんだけど、野党批判されがちな立案能力や実行力不足を強化するつもりがなさすぎませんか

立憲のエリート主義タレント重視が見え隠れする候補者選びにガッカリした参院選だったよ

新人候補にここまでつっこむ必要もないかもしれないし落選で良いほうに変化してほしいけど

れいわのせいとか朝日の予想記事が悪いとか、ズレた責任転嫁が目立つから主張しておきたかった

Permalink |記事への反応(0) | 00:18

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2018-06-02

anond:20180531213524

マジレスすると、ネトウヨを「叩いて遊ぶ」つまり相手を不幸にすることで快感を得るような振る舞いは、

リベラルメンタリティ道徳心理学でいうところの公正やケアを司る本能に根差す)と矛盾するからNG。

ネトウヨの優位性は屁理屈があればこまでも嗜虐的になれ、ヘイト活動のものを楽しめるところにある。

今回ネトウヨ叩きが盛り上がったのは自己検閲飛ばして単純にネトウヨを困らせて楽しめるからだろう。

同じことをリベラルがやろうとすると、まず公正やケア本能がやめるやめろと言ってくる。

本能リベラル動機でもあるので、そのまま無視してネトウヨ叩きを始めても(嗜虐性に目覚めない場合)、

「あれ、俺なんでネトウヨなんか叩いてるんだっけ」と冷めてしまう。

Permalink |記事への反応(3) | 12:51

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