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はてなキーワード:自体とは

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2025-07-18

anond:20250718204535

すごいな

すごいな

すごいな…

 

書き上げること自体がすごいよ

絵が上手いね特にキャラの目に力があるから魅力的なだと思った

強みじゃないか

1対1の場面がずっと続くわりにコマと絵の配置とかがかぶらないのもすごいなと思った

Permalink |記事への反応(1) | 21:10

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anond:20250718191132

いやーでも「参政党がこれだけ票を集めた」ということそれ自体排外主義メッセージの主張になるんじゃない

そうなると他の政党でもそこが票田になるんだということでそういう方向に流れていく可能性は否定できないと思うんだよね

Permalink |記事への反応(0) | 19:13

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anond:20250718014412

増田意見には少しだけ共感できる。彼らの八方美人的なスタンスには、どこかもやもやする部分があると感じている。

政治世界というのは、どうしても二項対立的な命題が多い。そうした命題に対して、さまざまな人の声をブロードキャスト的に集めること自体は、現状把握のためには有用だと感じる。ただ、最終的に決断し、そのメリットデメリットを明確に論じて結論を出す素質が彼らからは現時点であまり見込めない。その状態がずっと続くようなら、民主主義神輿をただ担いでいるだけの存在に成り下がるのだろうと思う。

そんな風に感じつつも、私はどちらかと言えば彼らを支持している。

その理由は単純で、他の政党はどうかと問われたとき、逆に真剣さが行き過ぎて、建設的な議論よりも揚げ足取りに終始しているように見え、全体的に面白みに欠けると感じてしまたからだ。つまらないところよりは、まだ粗削りで未熟ではあるが、建設的に議論を交わす意欲があり、少し面白そうなアプローチ政治に取り組もうとしている彼らの方が、私にとって好奇心をそそられる。

もし、真剣になり過ぎた結果が今の政治なのだとしたら、むしろ政治に不似合いなスタンスを持つ彼らが選ばれたとき、どんな事が起きるのか、動向を見てみたいという気持ちがある。

野党から与党へと大きく勢力を伸ばしそうな勢いがあるなら話は別だが、現状ではそうでもないと思う。もし弊害が出れば、次の選挙で外せばいいくらいの気持ちでいる。

楽観的な見方申し訳ないが、私としてはそのように感じている。

Permalink |記事への反応(0) | 19:04

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職場つらい(労働自体ではない)

近くの席に異常に臭い人間おるんだがどうすればいいんだよ

しかもそういう人間に限ってパーソナルスペースが異常に狭い(そんなの気にできる人間なら体臭対策くらいするんだよな・・・

永遠に独り言してる奴とかもいるが不快度がそんな比ではない

こいつが理由ではないけどフリーアドレス化する!って案が出てきて超期待してたんだけど消滅してしまったし

助けてくれ

Permalink |記事への反応(0) | 18:59

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anond:20250718173110

まるで「俺は差別じゃない、ただ事実を言ってるだけ」とか言いながら、

実際は韓国が絡む話題になると急に顔が紅潮して声が大きくなるタイプ

政治的発言をするなら公平にしろ!」と言いながら、

自分は都合のいい事例だけを拾って、都合の悪い事実にはガン無視

「フェアじゃない」って、それあなたに一番向いてる言葉ですね?

ついでに「作品を読めば人となりが分かる」なんて言葉イライラしつつ、

そもそも作品自体は読んでない、もしくは「事件」を根拠人格全否定

石に泳ぐ魚事件の話を引っ張り出して「悪名高い!」とご満悦だけど、

それ以外の文学賞歴や評価は全部まるっとスルー。便利な選球眼ですね。

しかも「韓国の憲章違反!」「レーザー照射!」「判決がー!」と並べておいて、

日本側の問題行動や歴史認識には一切触れず、沈黙を守るという超高度テクニック

なるほど、「沈黙が罪」なのは柳さん限定らしい。

Permalink |記事への反応(0) | 17:36

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anond:20250718170649

というよりは、選挙自体投票率を下げようとしてるんだと思う。

選挙政治はくだらない、どうでもいい、ダサいという空気で今まで国民を誤魔化してたけど

序盤の国民民主しか参政党の盛り上がりで(どこに投票するかは別として)政治について考える人が増えた

となると、都合の良かった時の様に国民意識を下げないといけない

というのが今のターム

Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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anond:20250718164929

2024年9月トルコ国籍クルド人少年川口市で無免許・時速95 kmで赤信号無視原付に衝突し、死者1人・重傷者1人を出したひき逃げ事件が起きています

 

2025年7月17日判決では「無免許過失運転致死傷罪とひき逃げ」で懲役5年(検察求刑は7年)とされました

減刑の主な理由は:

少年(当時19歳)が「少年」年齢であること

危険運転致死傷罪ではなく、立証要求が低い「過失運転致死傷罪」が適用されたこ

被害者にも被害状況に応じた過失が推定されたこ

同罪の犯罪としては、懲役5年はむしろ妥当範囲」「標準的」と評価されています

 

外国人から」という理由だけで減刑されたという証拠はなく、法的根拠に基づく量刑判断であり、国籍考慮されていません。

 

性犯罪再犯クルド人男性(22歳)

埼玉川口市で、女子中学生への性的暴行で服役後、執行猶予中に別の少女を再び暴行したとして、さいたま地裁起訴されました

 

検察論告で「懲役10年」を求刑し、被告女性性的暴行を加えた重大な内容とされました

弁護人被告が「外国人で思慮不足だった」と主張しましたが、これは量刑論争における一部の主張であり、最終的な判決結果とは異なります

 

外国人から犯罪を軽くした」という主張ではなく、弁護側の一意見にすぎず、実際の求刑自体は重く、量刑判断への影響は不明です。

Permalink |記事への反応(0) | 17:00

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増田生態系が完全に壊れてしまったという話

昨今の増田における生態系は、完全に崩壊したと言ってよい。

この生態系とは、増田ダイアリー内においてコンテンツ発見評価され、次第に話題として上昇していく一連の流れを指す。

かつては下層にいたいわゆる野良ブクマがその基盤を支えていた。彼らは数多くの匿名投稿の中から価値あるもの見出し最初評価を与える役割を担っていた。所謂ファーストペンギン的なものだ。

その初期的な評価によって投稿は「注目エントリ」に選ばれ、そこから一般的ブクマユーザーの目に触れることとなる。

これが更なる注目を呼び、大量のブックマークを獲得し、ついには「話題エントリ」となる。

このようにしてコンテンツは下層から上層へと移動し、生態系全体が循環していた。

しか現在、この構造は崩れている。

下層にいた野良ブクマは激減した。

理由は明確だ。

AIによる無内容な投稿と、意味をなさぬ英語botによる投稿が増加した結果である

下層のブクマにとって、このような大量のノイズは選別作業への動機を失わせるに十分であった。

結果として、かつて彼らが担っていた下読みのような役割は空白となった。

この時点で、本来であれば注目エントリ自体が成立し得なくなるはずだった。

だが実際には、注目エントリの数は変わっていない。寧ろ投稿はこれまで通り「話題エントリ」として並んでいる。

ここに現在増田ダイアリーの歪みがある。

何が起きているのか。

自作自演である

増田ダイアリー仕様上、3つのブックマークがつけば「注目エントリ」に入ることができる。

下層のブクマ絶滅した今、この仕様はあまりに容易に利用可能となった。

複数アカウントを所持し、わずか3回の自己ブックマークを行えば、誰でも注目エントリ入りさせることができるのである

この状況においても、上層の一般ブクマユーザーは変わらず機能している。

彼らは「注目エントリ」を変わらず消費し続けており、そこに信頼に足る何らかの選別が働いていると無意識に前提している。

しかしその選別は既に存在しない。

それでもなお「注目された」という体裁は保たれ、内容に一定信憑性付与されてしまう。

この状態は、極めて効率の良い「イデオロギー装置」として機能する。

いまや増田ダイアリーは、「本来意味で注目されたもの」ではなく、「任意の誰かが意図的に注目させたもの」で構成される場となってしまった。

このようにして、増田生態系崩壊した。

にもかかわらず、その外観だけは維持されている。

結果としてこの場は誰かの意図に容易に従属するメディアへと変質した。英語botが台頭し始めた頃から政治話題が増えたことも、偶然とは呼べないだろう。

ある政党批判のために増田生態系意図的破壊した、とまでは流石に言わないが、それでも今の増田のこの環境を利用している輩が居るのは確かである

増田はもう、終わりが近いのかもしれない。

Permalink |記事への反応(13) | 14:19

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anond:20250718014412

まさにこの方が指摘しているようなことを佐藤優YouTubeで触れていたけど、そういう点を乗り越えることも含めてチームみらいを応援している。

それと、チームみらいのコミュニティーがそのまま東大でもあったような書き方に見えてしまうけど、そこでテニサーやらなんやらの話に登場するのは立候補してる2名でしょ?

この方が社会の色々な事象を知り、救わなければいけない存在を知ったように、みんながそれぞれのタイミングで新しいことに気づいていくわけで、チームみらいはこの選挙戦の中でも、世論を二分しそうなテーマにもしっかり切り込むようになっていってる。逆に、この方は二分しそうなテーマに触れないことが、選挙において賛成派、反対派ともに信頼を失う行為であることには政治コミットしていないか想像が及んでいないし、みんな何かを知った気になってしまうのはしょうがないことなんだと思う。

底辺から這い上がってきてぶつかる壁、エリートからこそある庶民とそのさらに向こうにある底辺の壁、庶民からこそあるエリートへの壁と底辺への壁、クラスの中での中心メンバーと周辺メンバーの間にある壁。こういう壁の先に友達を作る努力をしないとっていうのがまさに佐藤優が安野貴博に言っていたことだよな。

最後に、自分は周辺環境結構多様性があったけど、この方のような左派エリートの「救うべき」この考え方自体が前時代的なエリート思想なのではないかと感じざるを得ない。物事解決するなら、子ども監禁する親や、DVをする夫、こんな人たちとすらも友達にならないといけないかもしれないし、自分思想が違うから距離を置く。この発想が間違っているのではないのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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anond:20250718014412

まさにこの方が指摘しているようなことを佐藤優YouTubeで触れていたけど、そういう点を乗り越えることも含めてチームみらいを応援している。

それと、チームみらいのコミュニティーがそのまま東大でもあったような書き方に見えてしまうけど、そこでテニサーやらなんやらの話に登場するのは立候補してる2名でしょ?

この方が社会の色々な事象を知り、救わなければいけない存在を知ったように、みんながそれぞれのタイミングで新しいことに気づいていくわけで、チームみらいはこの選挙戦の中でも、世論を二分しそうなテーマにもしっかり切り込むようになっていってる。逆に、この方は二分しそうなテーマに触れないことが、選挙において賛成派、反対派ともに信頼を失う行為であることには政治コミットしていないか想像が及んでいないし、みんな何かを知った気になってしまうのはしょうがないことなんだと思う。

底辺から這い上がってきてぶつかる壁、エリートからこそある庶民とそのさらに向こうにある底辺の壁、庶民からこそあるエリートへの壁と底辺への壁、クラスの中での中心メンバーと周辺メンバーの間にある壁。こういう壁の先に友達を作る努力をしないとっていうのがまさに佐藤優が安野貴博に言っていたことだよな。

最後に、自分は周辺環境結構多様性があったけど、この方のような左派エリートの「救うべき」この考え方自体が前時代的なエリート思想なのではないかと感じざるを得ない。物事解決するなら、子ども監禁する親や、DVをする夫、こんな人たちとすらも友達にならないといけないかもしれないし、自分思想が違うから距離を置く。この発想が間違っているのではないのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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anond:20250718014412

まさにこの方が指摘しているようなことを佐藤優YouTubeで触れていたけど、そういう点を乗り越えることも含めてチームみらいを応援している。

それと、チームみらいのコミュニティーがそのまま東大でもあったような書き方に見えてしまうけど、そこでテニサーやらなんやらの話に登場するのは立候補してる2名でしょ?

この方が社会の色々な事象を知り、救わなければいけない存在を知ったように、みんながそれぞれのタイミングで新しいことに気づいていくわけで、チームみらいはこの選挙戦の中でも、世論を二分しそうなテーマにもしっかり切り込むようになっていってる。逆に、この方は二分しそうなテーマに触れないことが、選挙において賛成派、反対派ともに信頼を失う行為であることには政治コミットしていないか想像が及んでいないし、みんな何かを知った気になってしまうのはしょうがないことなんだと思う。

底辺から這い上がってきてぶつかる壁、エリートからこそある庶民とそのさらに向こうにある底辺の壁、庶民からこそあるエリートへの壁と底辺への壁、クラスの中での中心メンバーと周辺メンバーの間にある壁。こういう壁の先に友達を作る努力をしないとっていうのがまさに佐藤優が安野貴博に言っていたことだよな。

最後に、自分は周辺環境結構多様性があったけど、この方のような左派エリートの「救うべき」この考え方自体が前時代的なエリート思想なのではないかと感じざるを得ない。物事解決するなら、子ども監禁する親や、DVをする夫、こんな人たちとすらも友達にならないといけないかもしれないし、自分思想が違うから距離を置く。この発想が間違っているのではないのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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anond:20250718140221

一般的経済学知識に基づいて、以下の質問に回答してください。

質問者の視野知識を広げることができるようにお願いします。

とても良い問いですね。これは単なる「お金の話」ではなく、国家経済運営政治哲学制度設計のものにかかわる深い論点です。以下にポイントを整理しながらお答えし、さら視野を広げる問いや知見も織り交ぜていきます

【1】減税案で「財源は?」と聞く意味

(主流派経済学立場

これは単に「金の出どころを問う」だけでなく、財政の持続性とマクロ経済バランス懸念する問いです。

まり、「今の政策は将来にどんな影響を与えるか?」を考慮して、財源の裏付けを問うのです。

【2】「税金で集めた金がないと回らないなら、毎年7兆円くらい余ってるって何?」

一部の年で「剰余金(使い残し)」が生じることは確かにありますが、それをもって「税金が要らない」という主張は誤解を招きやすいとされます

流派立場では、近年の“余剰”は一時的かつ構造的に脆弱であり、以下の点に注意が必要です:

まり、見かけの剰余は「支出の先送り」によるものであり、恒久的な財源にはなりません。

【3】「消費税3%下げても問題ない金額なのにそのお金はどこいったの?」

この主張は、「税収が上振れしている=減税余地がある」という理解に基づいています

しかし主流派見方では:

まり、「その金はすでに“未来請求書”に充てられている」という感覚が、主流派立場です。

【4】「徴収したお金をまた市場に撒いたら、徴収した意味がないのでは?」

この問いも核心的ですが、主流派立場では「税と支出はセットでマクロ経済を調整する手段」と捉えます

  • 税=ただの回収ではなく、誰から・どれだけ・何を目的に回収するかで大きく異なる。
  • 支出=ただのバラマキではなく、誰に・どれだけ・どう配るかで景気や再分配に影響。

したがって、徴収支出を「金の移動」ではなく「経済構造の再設計」として捉える必要があります

【補足:視野を広げる傍論としてのMMT現代貨幣理論)】

MMT立場では、次のような発想があります

この立場からすると、「財源は?」という問いは本質的ではなく、「インフレになるか?」が本質です。

ただし主流派批判としては:

最後に:政策議論大事な問い】

減税は単なる「財布の話」ではなく、どの層に、どの効果を与えるかという配分の話でもある。

国債による支出拡大は短期効果と長期的リスクトレードオフであり、「どこで線を引くか」が本質的争点。

政府支出を通じて経済の姿をどう設計しようとしているのか?」という問いを忘れないことが、経済政策理解を深めます

Permalink |記事への反応(0) | 14:10

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寛容のパラドックスはいろんぱっぱ

で終わる話が多すぎる

たとえ寛容な社会であっても、「寛容な社会自体破壊するような主張や行動に対しては、ある程度不寛容にならざるを得ない

なんてのは、ちょっと考えればすぐに分かるだろ

少しは頭つかえ

「「寛容な社会自体破壊するような主張や行動」認定に異議があるっていうなら話は聞くよ

まあ大半はしょうもない言いがかりだろうけど

Permalink |記事への反応(1) | 12:26

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報われなかった自身への不平等嫌悪

追記と誤字を直しただけなのに新規投稿扱いになってる? 前の投稿トラバくれた方々、申し訳ない。増田の書き方が未だによく分からん

 

0.)

ホッテントリにあったこ増田https://anond.hatelabo.jp/20250715102105

に対して、「自分が選ばなかった人生を(以下略)」というシャーデンフロイデ的なブログ

https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2025/07/16/050630

ホッテントリ入りしてたが、私は、少なくとも大人になってからは人の不幸を蜜の味と感じたことはない。

20歳前後に色々と不幸な経験をしたので、他人の不幸を知ると、自分の不幸の質や量と比較してしまう。立場も何もかも違うし比べようもないが。

それより厄介なのが、他人幸福を見聞きしたときだ。

自分無関係職種芸能人幸福には興味がない。自分と似た境遇だった人の成功譚に、心の底から「不平等嫌悪」が湧く。歳を取るごとに耐え切れなくなってきている。

その理由時系列に沿って書いた。長文なので、不幸や不平等に興味のある方だけどうぞ。AIに要約させたらどうなるんだろ。

1.)

00年代に専門の学校卒業した私は、学生時代に頑張ったお陰か、その業界では日本有数の会社入社会社といっても有限会社でいわゆる個人事務所だが、業界ではそこのボス事務所の名を知らぬ者はいないレベルの有名どころ。少数精鋭の零細体制なので、運良く社員に空きが出るタイミングと、相応の技量がないと入れない。

加えて、就職情報誌サイトにも求人募集掲載しないのが通例の業界。ツテが無い学生でも自分から売り込みに行かなければならないので、当時の私は何度もメール電話をしてようやくアポを取り、必死自分アピールした。

2.)

入社後に告げられたのが以下の条件。学生でも噂程度には知られた話だったし、何より憧れの職場だったので素直に受け入れた。

・月給は手取り17万円弱(この業界給与ブラックボックスなことが多かった)

正社員としての入社だが社保は無く、社員全員が薄給の中から自腹で国保に加入。

残業代も無し。というより、ボス含め深夜・徹夜作業が当然なので「残業」という概念自体が無いといえる。

・代わりに、出社時間自由かつ遅め。社員は朝11前後に揃う感じ。連日夜遅いから当然かもと思うが、改めて書く。終電まで残っても残業代は皆無だ。

 

以下は、入社後しばらくして知ったこと。

年に一度の昇給は6,000〜10,000円弱。賞与は一切無し。これは参った。哀しく惨めな気分になった。

そして入社数年後に「同規模の競合他社は違う」と判明。私の事務所社員待遇が極度に悪いだけだった。

以降、梅雨と秋に「今度のボーナスで!」と喧伝する小売店忌避するようになった。

3.)

私は、入社したての頃から最初の1年間ほどは朝10時頃に出社するよう頑張った。

帰宅はほぼ毎日終電。間に合うように事務所を出るのは0時ちょい過ぎがリミット終電に間に合わなそう(〆切ギリギリ)なときは、21時頃に徹夜を決め込む。

自分で言うのも何だが、私の作業は早い方だった。10件の別案件を同時進行させたこともある。他の社員も同様に忙しかった。

この事務所の特徴として、社員は全員個別に別案件担当する。社員同士で共同作業をしない。クライアントとの窓口を一つに絞ることで、クライアント社員間の齟齬や混乱を防ぐには妥当方法といえる。

だが、案件の複雑さや規模を問わないのが時にはネックとなる。一般的案件を5件抱えてるとき、そこに本来なら社員総出でやるような案件が加わっても担当社員は1人で作業しなければならない。

4.)

半年ほどで私の心に不調が表れたが、若さゆえか乗り切れた。仕事自体はとても面白く興味深かったし、やり甲斐も充分過ぎるほどあった。

しかし、お約束通り不眠症となり心療内科に通院。

とはいえ勤務体制仕事量も変わらないので悪化する一方。薬の種類と量も増え、のちに鬱を併発してから薬は更に増え悪循環が始まった。

 

4.01)余談

私が入社できたのは前述の通り、社員に空きが出たから。そこに私が学校卒業するタイミングが合った。

それから半年ほど後、その独立した元社員借金苦と鬱で自殺独立から抱えてたらしい。

5.)

入社後まもなく、私は1Kのクソマンションモドキに住み始めた。学生時代実家から通ってたので初の一人暮らし

1Kといってもキッチンは1畳分もない。蚊取り線香みたいな役立たず電気コンロ。

24cmフライパンすら洗えないような狭いシンク(柄の長さが邪魔になる)。

ビジホやラブホにあるような小さい立方体冷蔵庫付き。内部上端が、製氷皿しか入らない冷凍コーナーになってるやつ。不要なのでクローゼット仕舞い、空いたスペースには食器用のラックを置いた。

オール電化で給湯タンク玄関内にドーンとある

追い焚き機能の無い風呂は、冬場に浴槽に湯を張り温まる→体を洗う→シャワーで流してる途中でタンクの湯が切れて水になる。

それでも、当時の目安とされてた「家賃手取り3分の1以下」よりもかなり足が出る賃料。とにかく職場からできるだけ近く、衣食住全てのレベルを下げれば何とか払えるギリギリライン

私は料理好きなのでキッチン重視に選ぶべきだったが、他にいくつも内見した物件が更に酷かったのと、不動産屋が吐いた多くのウソに騙され選んでしまった。

2年の契約期間が終わったらまともな部屋に引っ越そうと思ったが、2年後も4年後もそんなカネは貯まらなかった。

6.)

私が退社する少し前、ボス都内一等地注文住宅を建て、ボスの住居と事務所移転。それはそれは立派でお洒落な一軒家。2階と3階の天井は通常よりかなり高く、一般的家屋より広く感じる作り。

移転前の事務所賃貸だったが、そちらもボスの住居を兼ねており、これまた都心一等地家賃は約70万円。

リモート作業物理的に出来ない職種だし、社員もそんな仕事の仕方で家賃相場の低い遠方に住める訳もない。通勤時間30〜45分圏内限界

結果、先輩社員たちも上京したての学生が住むような狭小ボロ部屋暮らし

7.)

新居への移転後にボスは「これから35年ローンが〜」と冗談めかして嘆いてた。

一方の私は、6年ほど勤めて病んだまま退社。

退社時の手取りは22万円弱。

6年間、賞与残業代も無しで17弱→22弱。

はてブでも話題になってたけど「〜弱」ってのは「〜より少ない」って意味です!)

退社後の私は「燃え尽き症候群状態で、何年も経った現在も鬱と不眠症を引き摺り仕事も少なく、貯金も無いので未だにその1Kクソマンションモドキで生きている。

 

8.)

本題はここから

今年に入り、久し振りに学生時代の友人2人に用事があり連絡した。同じ学校出身同級生だが、私を含めた3人の学生時代の専攻は異なる。

友人2人は卒業後、初任給こそ低いがきちんとした額が昇給され、保険もマトモな会社就職した。

 

今回の連絡と近況報告で知ったのだが、2人とも

独立までに貯めた資金で」

つの間にか会社起業してた。更には結婚子供を儲け、注文住宅を建てて暮らしているそうだ。

良かったねという気持ちと、大きな不平等嫌悪が湧いた。

 

身バレ防止で敢えて濁すが、私の仕事大勢の人を喜ばせる物を作る。私の名前製作者としてオモテに出る。学生時代はこの業界自体にも関心があったが、作った物と名前が後世に遺ることも、この仕事を選んだ理由の一つだった。

念の為に書くが、宗教関係では無い)

 

功績は遺るが少し踏み外せば死ぬ仕事

歯車ながらも着実にQOLが上がる仕事

前者を選んだ若き日の自分を責めても不毛だが、今の私には貧相な老後しか見えない。最近は、間近に死が見えることも多い。

 

自分経営者向きではないが、その友人2人も同じタイプ。元から起業願望があったワケでなく、なりゆきだったそうだ。自分の専業以外は社員に任せ、当人たち自身は各々、学生時代の専攻と同じことを生業としている。

私と同じように、その2人も駆け出しの頃はプライベート犠牲にして働いてきたという。

私は、何を間違えたのか。

憧れていた業界事務所に入れた喜びで、人生設計を楽観視していたのか。極端な上昇気流に乗れなくとも、一定幸福が続くと勘違いしていた。

 

私は趣味や興味の範囲が広いので、やりたいことや夢や目標は山ほどある。「貯金絶望的だから独立後はそれらを叶えるために働いて稼ごう」と、事務所在籍中に心を病む前はそう思ってた。

十中八九、それらはもう叶わない。あんなに身を粉にして働いたのに、酷い待遇にも耐えたのに。

平等嫌悪と書いたが、嫌悪対象は、成功を掴んだ友人たちではなく、そんな事務所業界に惚れてしまった過去自分自身に向いている。

─────────────

 

9.01)想定問答

Q. お前がバカなだけじゃん。それとも発達障害

A. 仰る通りバカなんでしょう。発達障害についても心当たりしかないので、通院中の心療内科検査機関を紹介してもらう予定です。判明したところで生活が変わるかは疑問ですが。

 

Q. そのボスみたいに成り上がれなかったのは、運も含めたお前の実力だろ?

A. 仮に運というものがあるなら、私は憧れの事務所に入れた時点で使い果たしたのかも。

そしてボスは、バブル全盛期にやりたい放題やったことで一躍有名になりました。これも運でしょう。

 

Q. どんな業種でも薄給や鬱で悩む者は多い。お前だけの問題矮小化するな。

A. その通りですが、やり甲斐搾取肯定されるのですか、それとも搾取する側のヒトですか?

 

Q. そんなのはブラックなんだから途中で辞めりゃ良かったじゃん。自業自得だろ?

A. 散々書きましたが、仕事自体は本当にやり甲斐があったんです。興味深い案件や、私が昔から関わりたかった案件が次々と舞い込む事務所でした。一時期は毎月のように数多くの専門誌やメディア取材があり、テレビ密着取材も入りました。

私自身、他事務所大手代理店社員同業者に羨ましがられたことも多々ありましたが(相手は勿論カネや保険のことは知らず)、社員待遇仕事のやり甲斐を天秤に掛け、後者損切りする冷静さを当時は持てませんでした。

 

Q. それだけ頑張ったなら今のスキル仕事を請け負えないの?

A. 「業界地図」で斜陽産業ワースト3に入る業界なので、ご依頼は減る一方。鬱も重なり、飛び込み営業の気力すら湧きません。結婚出産子育てどころか、マトモな部屋も借りられません。

他の元社員も(鬱はさておき)需要の減少で苦しんでると伝え聞きました。

余談ですが、私の退社と入れ違いに入社した新卒若い男性一年足らずで辞めたそうです。懸命ですね。

 

Q. じゃあお前にとっての平等って何?

A.趣味関係を除けば、

・平均的な2人暮らし賃貸マンションを借りられる。

・興味ないけど買おうと思えば中古車も買えるくらいの貯金ができる。

がん保険等に普通に加入できる。

実家に墓はあるけど入りたくないので東京近郊の無縁仏契約できる。

…これら、ごく普通(敢えて“普通”と書きます)のことができる程度の貯金ができることです。

結局カネかよ!と思いますが、カネが無いと生活基盤を築けないでしょう?

 

Q.東京にしがみつくタイプか。地方に行けよ。

A. 私の仕事業界は、クライアントの9割以上が都内に集中してますしかも、打ち合わせはメール電話で済みますが、物理的な現物チェックが最大の肝です。Uターンした地方在住の同業者と話すと「こっちも依頼が激減してるし、仕事もつまんない案件ばっかり。でも家賃が安いからねー」等とよく聞きます

 

Q. 詰んでるじゃん。死ねば?

A.20年来のパートナー迷惑を掛けるので今すぐには死ねません。

それと、何かしらの形で現状を少しでも変容させ、同時に嫌悪怨恨を晴らしたいとも考えています

Permalink |記事への反応(0) | 11:16

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anond:20250718094258

これは定番のアホ理論

スピード違反キップ理論と言ってもいい。

かに有害ものがあるからって追加で有害ものを許す理由にはならん。

この理屈でつながるのは「両方規制しよう」

実際タバコはどんどん制限されていってるし

だって製造の容易さからもの自体は縛れなくても飲酒行為には罰則増やし続けてる。

Permalink |記事への反応(1) | 09:53

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anond:20250718093445

すぐに陰謀論って決めつけること自体が、陰謀論者と同じくらい単純で幼い思考回路だよね。

Permalink |記事への反応(1) | 09:39

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anond:20250718092346

ずっと増田大麻解禁を主張してたやつか?

結局ネットなんて、自分の話をちゃんと聞いて理解を示してくれる人間が「まとも」で、茶化してくるやつはみんな「まともじゃない」くらいの幼稚な解像度人間しかいないんよ。

場末匿名ネット建設的なことを語れると期待すること自体傲慢というか、過大な妄想なんだ。

現代はあらゆる人間がそれぞれまったく異なるコンテキストの上で生きてる。理解しあえないのがデフォなんだよ。

Permalink |記事への反応(2) | 09:34

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anond:20250718092047

そうやってネットごしの他人に行動させようと無理強いをしたって叶うわけがないでしょ?

ネット上で嫌な人間が目に入る問題は、自分コントロールすることで避けるしかないんだよ。

例えばコンパクト増田っていうPCブラウザ拡張機能を使えば、NGワード機能増田上で機能させられるから、嫌な人間がよく使う単語を入れておけば透明化できる。

そうやって各自フィルタリングしながらWebサービスを使うのも手だけど、そもそも増田自体が嫌な人間が集まる場なのであれば、ここを見る習慣自体を改めるように自分を律する方が早い。

はてブに関しては、はてなフィルタという拡張機能や、はてなフィルターという外部サイトを使うことで、自分に合った記事だけを表示できる。

いずれにせよ、他人やら、運営者やらに、ネットごしに言葉圧力をかけてなんとかしようとするのは、あまりにも愚かなで無意味なことだよ。嫌な環境に自ら浸りに行くマゾしか思えない。

ちなみにPCブラウザ拡張を使う場合は、ManifestV2への対応を維持している特定Chromeブラウザ(ほぼBrave一択)でないと機能しないので参考まで。

スマートフォンでも、Chrome拡張を導入できるブラウザが探せばいくつかあるはず。

Permalink |記事への反応(0) | 09:26

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弱者男性は負けを認めろ

対戦ゲームやってて一番つまらないのが、負けを認めずにゲーム自体を荒そうとしてくるやつ

弱者男性強がりもそれに近い

んなわけあるかバカ

お前らはかつてモテたかった、結婚たかった

でも手に入らなかったもんだから、このゲーム自体価値だなどと当初と違うことを言い出してる

俺は勝った

弱者男性お前は負けた

負けを認めろ

Permalink |記事への反応(1) | 08:53

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anond:20250718021005

じゃあ別に連れて行くのは共産党じゃなくてもいいじゃん

わざわざ名指しされてるからにはそれなりの理由があると思えない方が馬鹿では

そもそも支給自体はしなければならないなんて事は無い

Permalink |記事への反応(1) | 07:02

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anond:20250718012626

別に法律自体では実写とはなんぞやなんて定義されてなくていつもの社会通念に照らした外部参照じゃないの?映画すら定義されてないようだし。

所詮知恵袋だが国民アニメai実写化したいという質問はあったし、ai 実写で検索するとご丁寧にこちらも検索候補ai実写化ってキーワードが出てくる。

実写風というべきかもしれないところを実写と言い切っている用法はそれなりにあるってことになる。どこまが実写なのか正しい定義は変わってないのか定義自体変わってきてるのかよくわからない。

Permalink |記事への反応(1) | 01:28

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anond:20250718002839

緊縮かどうかを確認すること自体あん意味ないよな

積極財政に転じたところでそれが引き金となって為替金利変動起こして財政出動で間に合わないくら物価高騰したら目も当てられんからほんとラインの見極めが難しい

Permalink |記事への反応(1) | 00:44

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anond:20250718002705

映画館に足繁く通っている人間からすると正誤半々って感じかな

話題性十分な洋画結構入ってきてるが、極地的バイラルヒットや旧作アメコミヒーロー等のリメイク作品が多く、またシリーズ作品製作期間長大化もあって新しい作品のヒットみたいなのはなかなか肌感覚としては減っている印象がある

これは洋画に限らないけど中心的メディア消失(=視聴者・読者の分散)によって大ヒットという事象自体訴求力が低減してて、売上ベースランキングも同じく実感の湧かなさが顕著である

Permalink |記事への反応(0) | 00:34

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anond:20250717014709

アーカイブされてました

https://web.archive.org/web/20250716142047/https://anond.hatelabo.jp/20250715202628

以下引用

日本推理作家協会の会員名簿が参政党に渡るに至った事情について

日本推理作家協会の会員名簿が参政党のDM配りに利用されて、日本中推理作家の家にアジビラみたいなハガキが届いてちょいとした騒ぎになっている。

当該の参政党員はれっきとした日本推理作家協会の会員だった。推理小説家ではなく、それどころか作家ですらないにもかかわらず、だ。

なんでそんなのが協会に潜り込んでいたのか……という話の、前日譚を知っている範囲でちょこっと。

日本推理小説界はけっこう格差・断絶があって、「権威があるとされる新人賞(例えば江戸川乱歩賞とか鮎川哲也賞とか……)から出てきた人」「信頼に足るとされるいくつかの版元から継続的新刊を出せている人」とそうでない人で、批評筋の、版元の、読者から見方信頼度歴然と異なる。なんとなく「保守本流の人」か「そうでない外様の人」という分けられ方になり、「外様の人」だと見なされると年末の各ランキング誌で上位に行くのが難しくなったり、文学賞にも名前が挙がりにくくなったりする現状がある(そうしたもの投票選考に関わる人たちはまず「保守本流の人」から見ていくので)。

勿論、それはいわゆる「業界内の評価」「オタクから評価」だったりするので、実はトータルの売上は「保守本流の人」より「外様の人」の方が多かったりする。

から時に、「俺の方が売れてるのに業界の連中は評価してくれない!」とコンプレックスに感じて病んでしまう「外様の人」が居る。

そういう人たちは、たとえば本屋大賞周りの書店員さんと仲良くしてみたり、推理小説界から距離があるインフルエンサーの人に接近するなど、「俺の方が人気あるもん!」を強化する方向に走ったり、あるいは本人の得意分野でもないのに業界内ウケのために無理して「保守本流」っぽい作風に挑戦して玉砕したりと迷走してしまって気の毒なのだが、今回はそんな「外様の人」のひとりの話。

その人は今、推理作家協会理事を務めてらして、その人を中心になんとなく「外様の人」の若手中堅のクラスタがあったり、協会内に年次で区切った「若手部会」をつくって自分がそのリーダーになろうと動いたりと(このあたりは人づてに聞いた話なので間違ってたらごめんね)、非常に精力的に活動されていた。……というか、どうやらその方は保守本流vs外様ヒエラルキーを、自身代表理事にまで上り詰めることでぶっ壊してやりたいという野心をお持ちらしい。

推理作家協会理事は会員による互選で、もちろん求心力のある人気者、しっかりした肩書のあるベテラン・実力者が選ばれる。それから、あまりいないけど「やりたい!」と手を挙げて積極的に票を取りまとめた人。

からなんとなく派閥を分けるとすれば「保守本流の偉い人たち=複数文学賞新人賞選考委員を務めるなど影響力があり尊敬されている新本格第一世代やそのフォロワー世代の人」や、「推理作家協会主催する江戸川乱歩賞出身の、いわば『生え抜き』の人気者・実力者の人たち」が優勢というか、多数を占めることになるので、「外様の人」から理事になっても結局は少数派になってしまう。

から――なのかは知らないが、その理事の方と周辺の数人の「外様の人」たちが音頭を取って、推理作家でない人の新規入会をどんどん増やすようになった。

日本推理作家協会への入会は、一人の理事ともう一人の会員、計2名からの推薦が要件となっている。その先に理事会での承認という行程があるが、ここで弾かれることはほぼほぼない。

本来なら20人とかしかいない、しかも大物ばかりの理事から推薦を取り付けるのが関門になるのだが、理事の側から「入りたいって言ってくれてるならどんどん新しい人を入れていこうよ!」と旗振りしているならハードルはぐっと下がるのは言うまでもない。

くだんの理事氏とその周辺の人たちはここ数年、異業種交流会などを通じて知り合ったジャンル外の人(たとえばそのジャンル作家団体確立していないファンタジー系の人とか、推理小説界隈の人と仕事したいと思ってくれている映像系やイベント系の人とか)などに声がけして、次々に推理作家協会員に推薦し入会させてきた。

これ自体は決して悪いことではないし、正規手続きを踏んでいるのだから非難されることではない。

協会に入っておけば、文芸美術健康保険の加入資格が得られたり、業界内のパーティイベントに出やすくなったりなど、フリーランスお仕事をしている人にとっては有利なことも少なくないので、入会したいのにツテがなくて困っていた若手作家さんなど、助かった人も多いはずだ。

ただ、そうやってジャンル外の人をどんどん入会させようとする彼らの動きを「推理小説界にしがらみのない、自分たちの意向通りに動いてくれそうな人をたくさん入会させて子飼いにし、自分たちの発言力を高めようとしているのでは」と邪推する人もいて……正直、筆者もそうなんじゃないかと思っている。アレですね、ハンター協会におけるパリストンの立ち回りですわ。

試しに推理作家協会ホームページに飛んで、ここ一年ほどの新規会員の「入会の挨拶」を見ていってほしい。

http://www.mystery.or.jp/search/article/?cid=9

メインの肩書が「推理作家」でない人の殆どが、特定理事・会員の推薦で入会していることに気づくだろう。それも、けっこうな数の人が。

そう、その「同一推薦者による大量の新規入会者」のひとりが今回の参政党員なのだ

http://www.mystery.or.jp/magazine/article/839

これだけの人数の、言い方は悪いが「推理作家団体に入会させるべき、推理小説賞の受賞などの客観的な実績があるわけでもない人」をどんどん推薦していった会員、そしてそれをどんどん承認していった理事会は、果たして公正で十分な審査を果たしたのかという責任追及の声は上がるべきだと思う。

そもそも今のご時世に「入会さえすれば、東野圭吾の住所も京極夏彦の住所も書いてある個人情報の塊の冊子が毎年貰える」という、あまりガバガバ運用を考え直す時期が来ているはずだ。

いやー、まいったね。

Permalink |記事への反応(0) | 00:33

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2025-07-17

メギド

ストーリー終わってもやりこみ要素やるって虚無じゃねと思ったけどよく考えたら昔やってたパズドラストーリー自体がなかったわ

でも強いキャラステージクリアするだけでそれ以外の面倒なやりこみ要素なかったから楽だったな

メギドも基本ステージ制なのにやりこみ要素になると途端にリソース管理ゲーになって300人近いメンツ管理しないといけなくなってめんどくさすぎる

備品とかオーブとか編成とか事前に用意したり考えないといけないのが1000個以上あるし

Permalink |記事への反応(1) | 23:45

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