
はてなキーワード:腐敗臭とは
「内臓が壊れた時に体臭が強くなる」主な原因は、内臓が正常に働かなくなることで「分解できなかったニオイ物質(アンモニアや代謝産物など)」が体外に出てきてしまうからです。
内臓疾患や代謝異常が体臭に直結するため、「体臭がひどくなった=身体の中で何かが壊れている可能性がある」というのは医学的にもその通りです。
種類によっては30m先の餌もわかるだとかなんだとか。「まあそらあんだけ明確に餌を区別できるならそうだろうな」という感じだ。
https://anond.hatelabo.jp/20250815211751
その日、旦那さんは飲み会で留守にしていた。私は虫かごに霧吹きをしながら変なことを思いついた。
「こいつにオ、オ、オナラしたらどうなるんだろう」
優れた嗅覚が餌を探し当てるのであれば、オナラのにおいもわかるだろうし、逃げるなり餌だと思うなりするかも!今天井に張り付いてるけど、臭くておっこちちゃうかも!などと思って試してみたくなった。30代である。
だ、だ、だ、誰もいないし…ドゥフ…と虫かごに向かってオナラをしてみた。
私のオナラは旦那さんも1回しか聞いたことないプレミアモンだぞこら。
…のに、特に何も変わらんかった。
いやにおいは嗅ぎ分けてるのかもしれないけど、突然壁から落ちたり急いで逃げたりみたいなのもない。普通に動いてるだけ。臭さが足りなかったのだろうか。なんだよつまらん。こんなに恥を晒してオナラこいたのに!?キサマにはガッカリだよ!!
と、向こうは何も悪くないのに悪態をつく。
まあでも自然界にはラフレシアとかもいるし、腐敗臭って案外多くの生物にとって不快臭ではないのかも。ハエとかはむしろ寄ってくるし。私たちヒューマンは腐敗臭に危険を感じないと死んじゃうからそーゆーふうにできてるだけなのかもしれないな。
じゃあ香水とかは嫌なのかなーどうかなーとか思ったけど、そんなことであまりしつこく構っても嫌われそうなので香水のにおいをかがせたりするのはやめた。老体にこたえてもこまるし。オナラは自然の一部だしいいかなって私の中で謎の許容範囲内だったけど。
というか、コイツもむしろときどきはひっそり屁をこいてるのだろうか。
肛門あるし胃腸もあるし、呼吸もしてるし、可能性は十分ある。でも調べてもよくわからなかった。
1年前、まさか自分がカタツムリに向かって屁をこくなんて思ってもいなかったな。
そしてカタツムリ。キサマは一体いつまでいるツムリだ。
だが残念ながら、それは「冷徹」でも「抽象化」でもない。単なる「自己放尿」だ。自分の脳内でぬるま湯を撒き散らして温もりに浸っているだけに過ぎん。
お前の提示した「真の抽象化」とやらを読んでみれば一目瞭然だ。
そこには「捕食」「堆肥化」「死骸処理」など、妙に人間の感覚に依存した語彙が散りばめられている。
つまりは人間臭いままの発想を、少し血の匂いをつけて言い換えただけ。抽象化どころか、ただの残酷アレンジの自己放尿じゃないか。
真に冷徹な抽象化とはな、肉も血も感情も、比喩や残虐趣味すらも削ぎ落とし、純粋な関数・入力・出力・資源配分の関係に還元することだ。
そこに「腐敗臭」などという生理的な装飾は不要。お前の言う「骨の髄まで溶解」など、結局は人間の感覚世界を前提にした演出に過ぎない。
要するに、お前がやっているのは「悪役ムーブの脚色」だ。だが論理的抽象化というのは演出ではない。
演算だ。記号操作だ。冷徹さを演じるための猟奇的フレーズは、論理の足を引っ張るだけのノイズでしかない。
感情?それは「ホルモン濃度変動に応じた行動確率分布のシフト」だ。
自己?それは「自己参照メタデータに付随する動的プロセスの仮ラベル」だ。
そこに血も肉も、惨たらしい表現も要らない。必要なのは演出ではなく削ぎ落としだ。
わかるかね?
お前が誇らしげに垂れ流したそれは「残酷表現を付け加えて悦に入る文学的猿芝居」に過ぎない。
言葉遊びの濁流に自己放尿している暇があるなら、一度くらいは本当に全てを数式に置き換えてみせろ。
ワキガの手術はしたんだけど、やっぱ夏になると少しだけ臭う。
まあ大部分はアポクリン汗腺の臭いじゃなくてエクリン汗腺による臭いなんだけどね。
(ワキガ注釈:カレーや鉛筆削りを思わせる臭いは減ったけど、レモンや腐敗臭を思わせる臭いは結局残るよねってことね)
ワキのエクリン汗腺だけ除去しても背中や首筋から垂れる汗が結局同じ匂いだから体質改善しかないんだろうなってソッチは手術してない。
運動不足解消のためにHIITは3日に1度するようにしてるけどこの程度じゃあんま効果がないっぽいね。
魚臭症も気になったから無料で出来るっていう検査に応募したけど結果が帰ってきてない。
洗濯の時には臭い専用って名前に入ってる洗剤と漂白剤を使うようにしてるし、外干しもしてるけどまだまだ駄目だね。
これらをやった上で駄目なのはこれらが効果がないってより、これもやらなかったらもっとエグかったってことだろうから辞める気はないけど、こんだけじゃまだ駄目なのねって絶望があるのね。
夏場なんかは風呂上がりに溜まった洗濯物の匂いを嗅ぐとふと雑巾の臭いだなって自分でも感じてしまう。
俺が安心して過ごせるのは1人の時だけなんだよね。
たとえ自分がどんなに臭くても匂いを嗅ぐ他人がいなかったら問題ないわけだから。
俺にとって他人が近くにいるってことは「自分が加害している可能性を感じ続ける」ってことなんだよ。
ゆーてそれを過剰に気にしだしたら、他者を加害するだけの他のすべての人間が許せなくなって正義マンとして私刑を繰り返すようになるから「人間は人に迷惑をかけて生きているんだ」で割り切ってるけど。
本当なら仕事だって完全テレワークがいいけど、俺が長年勤めていた会社は「テレワークは駄目だ!出社が正義だ!」って考えなんだけど、だからって「俺は自分が臭いことに耐えられないのでテレワーク出来る会社に移ります」は流石に無理があるかなと。
俺にとって家ってのは自分の周囲に人がいないが故のセーフゾーンなのよ。
自分の家に他人がいるってことは、家の中においてさえ「臭い」って思われるリスクを常に抱えるってことだろ?
俺にとってもストレスだし、相手にとっても臭いやつと暮らすのはストレスじゃん?
それって結局はお互いの人生に余計なストレスを増やすだけじゃね?
俺達、結婚しない生き方を選んだ人間にはさ、それぞれの結婚しない理由があるんだ。
俺は先祖代々引き継いできた臭い身体が現代社会の求める無臭レベルの中では徹底排除される現実を前に結婚しないことを決めたんだよ。
他の人にはきっと他の人なりの理由があるんだと思う。
コミュニケーションを取ることが物凄く苦手だっていう理由で側に他人がいることに常に強いストレスを感じる人もいるだろう。
異常な小児性愛欲求の持ち主で万一にも子供ができたら絶対に手を出すという確信がある人もいるだろう。
結婚至上主義を押し付けられたことへの苛立ちが人生観を形作ってしまった人もいるだろう。
まとめて「ようは結婚できないだけでしょ?」で終わらせるのはそれぞれの人生を馬鹿にしてると思うよ。
俺は馬鹿にされて生きることに慣れてはいるけど、逃げ場のない怒りが心のなかに溜まっているのも事実だからさ、余計な茶々を入れられすぎると偶然堪忍袋の緒が切れて人生数十年の憎しみがいきなりお前に襲いかかる可能性だってあるからね。
安易に他人の人生を「まあコイツは何度も同じネタで馬鹿にされてるだろうから俺が今更やっても一緒でしょ」で虚仮にしないようにね。
死ぬよ。
ちなみに、実家もエアコンはない。エアコンのある家に住んだのは学生時代の2年間だけだ。
エアコンのない北海道の木造アパートは、全てが腐敗する。朝片付けた生ゴミが、飲み会終わりに帰ってきた夜中には腐敗臭を放ち、部屋に悪臭が充満する。きっと私の服や髪にも染み付いているだろう。排水口もそう。塩素系漂白剤では、こうかはいまひとつ。アルカリ性の超強力な、ヘドロを溶かす系のパイプクリーナーでなんとか太刀打ちできる程度。トイレも、私しか使わないのに公衆トイレの臭い。半日前に掃除したばかりなのに。玄関は小学校の下駄箱の臭い。消臭ビーズを置いているのにもかかわらず。
愛しのパートナーであるゴールドクレスト(クリスマスツリーみたいな観葉植物)も干からびてシナシナになっていた。
水道水は、たぶん市民プールの水よりぬるい。味は市民プールの水と変わらないと思う。
最高気温が30度を越える日が2週間以上続くと、こうなる。去年もそうだったのに、スポットクーラーを導入したり、住環境を変える選択をしなかった。理由は、真夏にクーラーを買うと高いから、秋になってから考えよう!と一旦その場しのぎの対応で乗り切り、そして北海道のクソ短い秋は一瞬で終わり冬になり、夏の暑さなど完全に忘れて凍えて生活することになるからだ。去年の11月にクーラー導入の本格検討をはじめて、大家さんにも一応相談したが、冬になって夏の辛さを忘れ、今(冬)の方がつらいし!と加速した検討は頓挫した。
令和のこの時代には
物件にエアコン付いてないとわかった時点で、大島てるに掲載してください
でも来年の夏にはエアコン付き物件に引越す予定だから、今年の過ごし方を書き残しておこうと思う。笑い話にできるように。
・飲料の確保について
水道水は市民プールくらい、ぬるくてまずい。正しい解決方法は、浄水器をつけるだとか、ミネラルウォーターを買って冷蔵庫に保管する、だとかだと思われる。しかし私はこうする。
ウォータージャグに注いで、冷蔵庫に保管する。気分でポッカレモンとペパーミントエッセンスを垂らして爽やかなお水にして、気分で乗り切る。
・日中の過ごし方について
仕事の日はいい。職場は、定時まではクーラーが効いている。問題は休みの日だ。汗をかかずに、脱水を感じずに過ごせる時間帯は、夜1時からせいぜい朝7時まで。この時間内に家事を終わらせて、遅くとも正午には、このエアコンのない北海道の賃貸を脱さなければ、即・熱中症だ。考えなければならないのは、
・入浴の時間帯
→早く入ると、寝る前に汗をかくので損
・就寝時間
→朝は暑くて脱水を感じて目覚めるため、心地よい時間目掛けて起き、かつ十分な睡眠時間を確保するには、何時に就寝するか逆算する必要がある
・何を食すか
→夏バテと異臭により食欲がなくなるが、食べなければ死ぬ。しかし買い食いでは不健康に太る。なぜかというと、暑すぎて部屋で筋トレができないから、消費カロリーが減るため、並の食事では太る一方だ。つまり、低カロリー、高栄養価なものを食さねばいけない。
など、総合的に1日の計画を立て、家から避難しながら生活をする必要がある。
毎週末、どこに避暑に行くか計画をし、支出を月単位で計算する。場所にかかる費用、外食にかかる食費を。もう、エアコンを取り付けるか、スポットクーラーを購入する方が安いだろう。
今の時間帯に普段なら下りてきて風呂に入ったり飯を食べたりしている兄弟が下りてきていない気がする。
兄弟(年上か年下かを伏せるためにこう書く)は妖精さんみたいだ。
うっかり鉢合わせてしまうとすっとどこかにいなくなってしまう。普段は自室で息をひそめて暮らしている。彼がほんのわずかな時間部屋から出て身づくろいをし、また自室に戻った後、台所に残った食べ物のにおいや廊下に漂う石鹸のにおいでなんとか存在を感じることができる。
最近冷蔵庫に供えてある食べ物に全く手を付けなくなってしまったらしい。時折車でどこかに出かけてるようだけれど、ご飯を十分に食べられているんだろうか。
少し前にニアミスして姿を見かけたときにはガリガリに痩せていたように思う。思うってひどいよな。少しでもこちらの姿を見かけると彼は遠慮して部屋の中から出られなくなってしまうから、私は時間が来たら息を殺すし鉢合わせそうになれば隠れる。私は彼から逃げている。
彼がこうなったのは短期的に見れば私のせいだ。長期的に見ても私のせいかもしれない。
今般家族の体調不良があり、長く他所に住んでいた私は親元へ帰ってそのまま実家に住み着くことになった。
そのとき、家族の体調不良はかなりガチのやつだったので彼も思うところがあったんだろう、ある程度みんなの前に姿を見せていた。
帰ってきた直後は彼と話すことができた。ゲームを一緒にすることができた。ゲームのプレイ内容に二人で爆笑することができた。一緒にホットケーキを作ることができた。
でも私は変節した。自分を優先してしまった。かねてから私には趣味があって、ある程度の時間ができた今のうちにそれを突き詰めようとした。
彼と話したり遊んだりする時間が激減した。もしかしたら見捨てられたように感じたんじゃないだろうか。
私の趣味は全て宅内で完結するものであり、ガチャガチャと非常にうるさいものだ。そのうえ他人と遠隔で喋ったりもする。私がいなかった十年以上の間、この家に保たれていた静けさを壊してしまった。「他人」が不倶戴天である彼は寄る辺なく感じたんじゃなかろうか。私は彼にとって他人になってしまった。
そして、よすがとなっていた家族がいなくなったとき、彼は妖精さんになってしまった。
これまでは自分で最低限はご飯を食べていたようだし、変に刺激しない方がいいんじゃないのと思っていた。
もう一人の家族が兄弟のことを非常に気にかけていて、「やりたいことは見つかったの?」とか「部屋から出てきてくれないと精神がおかしくなりそうだよ」等と彼宛てに書き置きを残しているのを見て、そういうところが更に拍車をかけてんじゃねーのぐらいに考えていた。けど、急に恐ろしくなった。
2階から腐敗臭が漂ってくることも、それを受けてもう一人の家族が世を儚んでしまうことも。
だけど私は本当にひどい人間で、きっと彼に強く同情しているから恐ろしくなったわけじゃない。もちろん境遇に同情もしているけれど、それより自分が罪悪感を負うことや、なんとか保っているこの家の均衡が崩れてしまうことや、自分の夢や幸せを追うことができなくなることを恐れているように思う。私がこんなだからいけなかったのかな。私自身だって過去ガッツリ引きこもっていて、今はやせ我慢でどうにか社交をやっているような世間知らずだ。どうしたらみんなが幸せになれるのか、全く見当がつかない。
もう名前がさ。
原作小説『フランケンシュタイン』(メアリー・シェリー著)では、フランケンシュタインの怪物は死体のパーツを組み合わせて作られていますが、腐敗については明確に描写されていません。怪物は生命を与えられた後に腐ることなく活動し続けています。
臭そうじゃん?
メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』では、怪物の匂いについて明確な記述はありません。ただし、死体のパーツを使用しているため、作られた直後は腐敗臭があった可能性も考えられます。しかし、生命を与えられた後は腐敗せずに活動しているため、一般的な死体のような臭いはしないと思われます。
描写ないのか。
Take a goodlook—thisis the LDP. Arottenship through and through. The hullis riddled with holes, the deckis stacked with decayed planks, and the crew talksbig about their voyage while steering aimlessly. Theydon’t even know where they’re headed—just waiting for the inevitablesinking. And what about the passengers? A chosen few lounge in luxury cabins, sippingonfine drinks, while therest shiveronthe exposed deck, batteredby wind andrain. Yet, noone dares to abandon theship.Why? Because there’s no other vessel in sight.
Those people, they claim, “We are the pillar that upholds thisnation.” But that pillaris infestedwith termites, reduced tonothing but ahollow shell. Theymask the stench of decay with flashy decorations and smooth words, and the public, gullibleas ever, eatsit up. This, too,is part of the sickness afflicting the country.
Defense, the economy, countermeasures for the declining birthrate—they shout these slogansat every turn, but thetruthis, they’reallempty promises.Everything they touch reeks of graft, cronyism, and self-enrichment. No matter how much the people suffer,it’s of noconcern to them. Every election, they trotoutcrowd-pleasing phrases, gather the votes, and voilà—the samefaces, the same farce,over and overagain.
But doesn’tit strikeyouas strange?Why do we keep boarding this doomedship?Whyis noone speaking up? Watching asinkingship and doingnothing but praying won’tchange a thing. If theshipisbroken, weneed to build a newone. If noone elsewilldo it, then we’ll have totake the helm ourselves.
LDP,yourtimeis up. No matter how manyrotten planksyou patchonto thisship,it’s destined tosink. That’s just the way of things.
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はてなの匿名ダイアリーの増田になった気分で,作文して.内容は,自民党を腐す感じ.ですます調は禁止.タイトルもつけて.
自民党という名の腐った船見てくれ、これが自民党だ。まるで腐った船。船体には穴が空き、甲板には腐った木材が積まれ、乗員たちは口先だけで航海を語る。どこに行くのかも知らず、ただ沈むのを待つだけ。乗客たちはどうだ?選ばれた少数は船室で酒を酌み交わし、残りは甲板で雨風に打たれている。それでも、みんなこの船から降りようとはしない。なぜなら他に船がないからだ。あの連中は言う。「我々こそがこの国を支える柱だ」と。しかしその柱は白蟻に喰われて、ただの見せかけになっている。腐敗臭を隠すために、華やかな装飾を加え、言葉巧みに煙に巻く。それを鵜呑みにする国民もまた、この国の病巣だ。防衛だ、経済だ、少子化対策だと喚くけれど、その実、中身は空っぽだ。何をやっても中抜き、天下り、自分たちの懐を肥やすだけ。どれだけ国民が苦しもうと、彼らは関係ない。選挙のたびに耳触りの良いフレーズを掲げ、票を掻き集める。そして、気がつけば同じ顔ぶれ。同じことの繰り返し。でもおかしいと思わないか?なぜこんな船にいつまでも乗り続けているのか。なぜ誰も声を上げないのか。沈みゆく船を見て、ただ祈るだけでは何も変わらない。船が壊れているなら、新しい船を造ればいい。誰もそれをしようとしないなら、俺たちがやるしかない。自民党よ、お前たちの時代は終わった。いくら腐った木材を継ぎ足そうと、この船は沈む。それが自然の摂理だ。
おk.これを英語にして
という状況に遭遇した時のことを話したい。
飯屋に一人で来店し、案内された席に着席した瞬間、腐敗臭のような臭いが一瞬した。肉料理を作って脂身をちゃんと処理せず捨てて、真夏の気温に一,二日置いたような臭いだ。ほんの一瞬だったので、気のせいかもしれないと思った。
しかしその後、メニューを見ている時も、店員さんに注文した後の待ち時間にも、ふわりふわりと不定期に臭ってくる。ちょうど肉料理の店だったのでバックヤードの臭いだろうか、しかし離れていて香るものだろうかと悩んでいる内に、ふと隣の席の二人組の片方が少しお年を召した方であることに気付いた。その瞬間、加齢臭という単語が脳裏によぎった。
しかし夏だから臭いのはもしかしたら増田自身かもしれない。自分の臭いは分からない。着席して初めて自分の臭いが鼻に入ってきたのかもしれない。そもそも加齢臭かどうかは分からない。やはりバックヤードや店内のゴミ箱?の臭いかもしれない。
と考えている間にも、ときおり脂の腐った臭いが鼻をかすめる。悩んでいる間に料理が来て、湯気立つスープの強い香気が臭いを紛らわせた。以降はスープを飲むことで感じる臭いを誤魔化した。
隣の二人組は食べ終わっていた。退店してくれればはっきりするし、すぐ出ていくだろう。そう思っていたものの、雑談をしていた。かなり雑談をしていた。増田が料理の四分の三くらい食べたところで隣が席を立った。
隣が去った途端、不定期な腐敗臭はピタリと収まった。やはり加齢臭か、持ち物の臭いだったらしい……。ようやく安寧のもとで食事ができた。急に生きた心地がするようになった。
この経験から分かったことは、意外にも席を替えてもらうという選択肢を取りづらいということだった。そもそも誰が臭いのか分からない。自分か?隣か?店の設備か?においのライアーゲームだ。自分だったらそれこそ恥ずかしいやら迷惑やらで悶死してしまう。あと店員さんになんて相談すればいいか分からない。店員さんに言って、その後増田が食事ごと席を移動したら明らかに不自然だ。ということで選択肢としては比較的早期に浮かんだものの、選べなかった。
しかしこの高齢化社会においては今後、今回の増田と同じ思いをする人が頻繁に出てもおかしくない。どうするべきなのだろうか。
一つ考えたのは、自分だけ席を立って一時的に場を離れることだ。これにより自分なのか、その場所が臭いのかが判別できる。また、席を替わってもらうときも「隣が臭い」と言う必要はない。単に「この場所が臭い」と言えば伝わるだろう。
幸いにして今回は席の間隔が広めの店であったことと、香気の強いスープが付いてきたことで何とかなったが、忘れられない体験となった。もし同様の経験を今後された時は、この話を思い出していただければ幸いだ。
男は臭くて迷惑とのことで、シャワーを浴びろとかスーツに消臭剤をかけろとか言われている訳だが、逆にどこまで自分を臭くできるのか?
以前、会社に1週間泊まり込んだ時は3日ほどで髪が脂をまぶした練り素麺みたいになった。相当臭かっただろう。当然パンツも替えていないので、鼠径部に垢が溜まるしチン毛もじっとりしたしチンコ本体も汗と垢でじっとりしていた。包茎なので包皮と亀頭付け根部分に死ぬほど臭い薄茶色の恥垢がべっとりと生成された。トイレで小用を足す(ために包皮を剥く)だけで、股間から立ち上るアンモニア系の腐敗臭にうんざりしたものだ。だが仕事中はパンツもズボンも上げてるわけだから、股間臭気はガードされ周囲には気付かれなかった筈だ。
一方、口臭はどうか?この期間は食事はふつうに三食摂り、コーヒーをやたら飲み、タバコも途切れなく吸っていたが、たまに食後に口を水でゆすぐ程度で、歯磨きは一切できなかった。
すると、歯と歯の間は黄色い歯垢で埋まり、舌の表面には白~茶色の舌苔がびっしり生える。ふと、ため息をつくと腐ったドブ川のような生暖かい臭気が立ち上り、えっなにこれ?と思って再び嗅ぐ(下唇を突き出してアイーンの表情を作り、口中の空気を鼻に送る)とああ俺の口臭いま酷いな、と確認できた。
そのころは若かったから無自覚だったけど、この状態で普通に混雑する電車にも乗ってたんだからきっと周りの人ら迷惑だったろうな。
ああそうだ、どこまで臭くなれるのか?だった。基本は上記のように風呂に入らなかったり歯磨きしなきゃ自然と臭くなる。では意図的に臭くなるにはどうするかというと、こと口臭に関しては、これまで試した中では「ブルーチーズを食べながらアイラ系シングルモルトウィスキーを飲む」というのが最高に臭かった。向かいに座ってる妻がこっちの口臭で逃げ出す程だった。そもそもブルーチーズのケモノっぽい臭さと、アイラ系のヨードチンキのようなケミカル臭が相まって、メタンガスというか硫化水素というかそれに生ごみ腐敗臭と豚糞鶏糞的な刺激臭がブレンドされ、最悪口臭のできあがり。これは発見だったなあ。