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2025-12-16

自臭症患者としてのメモ

「令和のハンチバック」的な感覚の中で毎日を生きている。

俺は非難されている。

それは俺の脳内にだけ起きているのかも知れないし、俺が相談した医者けが嘘つきなのかも知れない。

目に見えず信頼できる数値化も難しい「体臭」という概念で持って、俺は日夜攻撃されている実感の中で生きている。

通りすがる同僚が俺を「臭い」と言い、横切った通行人が咳き込む。

それが幻聴なのか他の事象への脅迫的な結びつけなのか俺にはもう分からない。

いつも小声で呟かれる「臭い」はレコーダーには拾われず、遠くで大声で語られる「誰かの体臭の話」はその正体に要領を得ない。

「アイツは自覚がないんだよ」と誰かが口にしているが、それが何を指しているのかは具体的には分からない。

ただ一つ言えるのはいつも同じ口調で大声で何かを避難している数人の同僚と、数十人の同僚が小声で口にしている気がする「臭い」という呟きだけだ。

統合を失調仕掛けているのかもしれない。

世界中人間に憎まれ監視されているかのような体感

最近他人口臭がやたら気にかかる。

「おいお前ら!ここにもこんな臭いつがいるぞ!こいつはどうなんだ!」と叫びそうになってしまう。

俺はもう限界なんだと思う。

でも同時に「全てを諦められる領域」へのアセンションが近づいている実感がある。

だってこんなにも何年もはっきりと攻撃されているが、未だに明確な差別は受けていない。

いや、俺がいない所、たとえば飲み会の席や喫煙所で「臭すぎー」「それなー」「死ねー」「殺してー」と言われているかもしれないんだが、よくよく考えたらよっぽどの善人以外は何らかの欠点をあげつらわれるか、ないしは美点への嫉妬価値観の相違を根拠に「うぜー」「死ねー」「分かるー」「殺してー」と言われているのだろう。

だが、それらは「何らこの民事裁判刑事罰を引き起こせるレベルでの実害を生じているか」という論点で見れば「そこまでは行かないかも」という結論にいたり、そしてそれは俺が一日数十回か百数十回かないしは数百回かもしかしたら千回以上耳にする「臭い」の小声だって変わらないのだ。

ただ「臭い」という声がするだけだ。

俺の知らない所で何らかのNGリストに入ったりしてるのかも知れないが、そんなのは目に入らないのなら無いと同じだ。

俺は小声の悪口以外はこれと言って大きな実害を受けていない。

それさえ無傷で終わるならすべては無害となる。

その領域が近づいている。

何年も続く自臭症は何人もの医者により証明され、結論は「本当に臭くない」か「医療措置必要となるラインでもないのに騒ぎ立てる集団の中で暮らしている」のどちらかであることが判明している。

あとはもう俺の気の持ちようだけだ。

明確にはなんの差別も受けていない世界の中で、俺の耳にだけ聞こえレコーダーが拾わない小声の悪口が何度となく聞こえるだけだ。

気にするな。

痛風偏頭痛を患っている連中よりはまだマシなはずだ。

生きよう。

本当に臭いのだとしても、医者問題ないと太鼓判を押すレベルのものを騒ぎ立てる奴等こそが悪いんだ。

そんなに臭い人間が許せないなら、老人ホーム臭い老人を大量虐殺してくればいいじゃないか

どこぞの聖とお前らの境界は実行に移すか否かの薄皮だけだって自覚すらない差別主義を抱えてることによくもまあ無自覚で、いや、無自覚から平気なんだろうな。

まりは、もし俺のこれが幻聴じゃないなら、奴らは単に「バカ」ってことか。

それはそれで悲しいなあ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:11

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2025-12-15

CHIKANは日本名物ぢゃ

何十年も前から起き続けている公共交通機関での痴漢しか外国でも繰り返しやって逮捕されている日本人男もいるのに、実際に起こった痴漢冤罪脅迫(現場でどうこうではなく電話で身内を騙す)をしている犯人は男ばかりという犯罪データがあるのに、冤罪!女がでっち上げ!!と騒ぎ、監視カメラ警察巡回といった痴漢撲滅対策はしようとせず、女を黙らせるため攻撃ばかりしている男、端的に知能が低くて加害性が強いバグなんだよな。島国精子が腐って誕生したゴミ問題日本人男にゴミ内面化が多すぎてゴミを片付ける能力も発揮できないらしいこと。そりゃあ子供も減るよな。汚物の中に産みたくないだろ。若い男は自分の中からジジイどもが注入したゴミを捨てていかないと一生まともな女に選ばれないだろうね

Permalink |記事への反応(3) | 11:44

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11/15。午前10逮捕留置所で過ごした20日間、そして判決までの記録

今年も一年が終わろうとしている。

今年もまた、脅迫脅迫まがいのことを生業として過ごしてきた。ただし相手は間違えていない。

まりどういうことかというと、社会的正義のための脅迫脅迫まがいのために飼われている立場である、ということである

からガッツリ脅迫をしてもし相手被害届を出したとしたら、相手こちらサイドが洗いざらい警察告発するとやましいことがめくれるため、それをされることは無い。

はずだった。今年も一年、無事に終わろうとしていた先月のことだ。ちょうど一ヶ月前になる。

逮捕された。11/15日、土曜、午前10時のことである

前日が華金であったため立ち飲み屋に何軒か寄り、終電帰宅していた翌朝だ。

眠りに落ちたのは午前2時頃であっただろうか。不眠なのでいつも通り眠剤も入れた。

そういうわけで10時になってもまだ深い眠りの中に居たところを、ケーサツ達にゾロゾロ入ってこられて寝込みを襲われた。

普段からアパートの鍵はかけない。

治安もいいし盗まれものもないからだ、強いて言えばPS5、レア物のスニーカー、某アパレルブランド洋服などは総取りされれば30万円程度の被害額にはなるかもしれない。

(盗んで売った者は10万円程度は手にするだろう)

それで難なくケーサツ達は俺の部屋に入ってこれたわけだ。まあそれでいい。鍵が開かないからと大家さんに連絡されれれば警察沙汰がバレる。バレずにいたいからな。

まどろみの中、メガネもないままおぼろげに確認すると8人もケーサツが乗り込んできている。しか10時に。「ケーサツでーす、ケーサツでーす、起きてー」などと声を発しながら。

ふつうこういう時は近所への配慮から早朝ピンポンでこっそり連れていかれるものじゃないのか?それをこんな時間ゾロゾロと。配慮など無いようだ。

逮捕令状、ガサ状、押収令状の三枚の紙を見せられ、ぼうっと寝ぼけているとガサがさっそく始まった。

本棚タンスの引き出しなどを漁られ、「本と服が好きなんだねえ」と言われたぐらいであとは机の上のサバイバルナイフをチェックされた。

これは何をは言わないが、何かの時に使用するために持っているもので、刀身は長いが切れ味は悪い。ま、そういうことだ。

ナイフについては「こういうものを持っていてはいけない」とだけ言われて押収はされなかった。どうやら押収令状に書いてあるもの以外は押収できないらしい。

令状には「スマホ」「パソコン」と書いてあり、素直にスマホノートパソコン差し出した。パスワードを聞かれたのでそれも素直に吐いた。どうせ即開けられるからな。

ちなみに、俺はAndroidだがiPhoneパスワードはケーサツでもロック解除は困難という話だ。

どうしても見られたくなかったらパスワードを黙っていることも可能だろうが、それが取り調べにプラスに働くかマイナスに働くかは分からない。

基本的には素直に吐いたほうがいいだろう。容疑の唯一の証拠たりえるものiPhoneの中である、というならワンチャン賭けるのもありかもしれない。

逮捕状がすでに出ているので手錠はされてもしかたなかったのかもしれないが、近所の目も気にしてくれたのか、そのまま連行されハイエースというのか、ケーサツがよく使う大きな車に押し込められた。俺などという小物、この小さな事件でケーサツが8人も来ているのはよっぽどおおげさだな、2台も車で来てよ、と思った。

署へ向かうことになった。

正直あちこち脅迫まがいや脅迫をしていたので、どこでだれが被害届を出していて、どこの署に連れていかれるのかわからなかった。

数十分ほどの距離を走り、署へ到着。東か。あいつかよ。この一年まるまるかけてお互いのサイドが弁護士までつけてやりあってきた宿敵だ。

つの不法行為ももちろん許せなかったが、俺の中に燃えている社会的正義という炎がやつを許さなかった。

やつはそれなりに地元で悪い意味で有名な人物であったが、雲隠れをし連絡もとれないという状態で完全に逃げをうっていた。

依頼者としても手の出しようがなく、行政やケーサツに訴えても助けになってくれないかこちらに話が回ってきたというわけだ。

結論から言えばネットを介した仄めかしレベルの文面が脅迫の容疑ということで、それが半年前に出ていた被害届でやっと逮捕にきたということのようだった。

こちらとしては仕事としてやっているので、証拠が残るネットを介してのものでもラインを超えないレベルのやり方というのも心得ている。はて、どうなるかなと思った。

実は同じ脅迫前科が9年前にあり、前回はしくじっている。

からこそ細心の注意を払っていたはずだが、と。思案。

前回は略式起訴罰金10万円で済んだが、「繰り返し」「同じ罪状で」「危害性が高い」となると今回はどうなるか分からないな。

今回何が証拠被害届が出されたか

それはある業界日本ナンバー2、この県でもトップで、隣接する業界の様々な肩書のある立派な人物からのチクリからであった。

その男は「この業界悪事を働く者は許さない」と常々言っていた人物であったが、その人物にまんまとハメられ「ぼやき」をスクショされ宿敵に証拠として提供されそこから被害届が出たというわけだ。まぁ耳を疑ったね。後に検事にも聞かれたが、「そことそこが繋がっているとは思わなかったわけだよね?」と。「悪事なす者とつながりませんと言っている者がつながっているとは思わないじゃないですか」ということで、俺は業界の偉いさんから目をつけられて留置所へ行くことになったわけだ。この腐った業界根本から変えなくてはいけないなと今は思っている。「魚は頭から腐る。俺はウンザリしてるんだ。」


逮捕されたら通常どうなるか。まず48時間(最大72時間だが、まあ48だろう)の勾留が決定されていて、取り調べが行われる。俺の場合、3~4時間

もっと複雑だったり容疑が多かったりすると最初勾留も取り調べも長くなるだろう。俺の場合事実確認とどういう意図でやったか簡単にまとめられ取り調べ終わり。

細身の感じのいい刑事だったな。雑談も交えながらな。俺も素直に応じたしな。で、そこで前科前歴のことも聞かれる。素直にその時前回の脅迫前科のことも話した。

はとことん正直だから「あると思いますがねえ」と言ったが、無いという。これは当然あとから出てくるわけだが。日本警察調査能力捜査能力世界一から隠しても無駄であるからすべて話したほうがいいというのは留置所で話す被疑者仲間や弁護士先生とも共通見解であるから、舐めないほうがいい。無能ケーサツ神奈川県警ならばどうにかなるかもしれないが。

前歴の二十歳の時にやった自転車どろぼうで微罪即日釈放の紙ペラが一枚出てきただけで、「これだけだよ」と言われたが。

まあこの時は「それが出てこないということは俺に有利だ。幸運だ。略式起訴罰金払ってすぐ出られるだけだな」と思っていたが、当然あとで前科が出てきて、「起訴裁判をするため拘置所へ行って1ヶ月~二ヶ月、檻の中に居なきゃいけなくなる)か略式か半々」という心理的にかなりしんどい気持ちで過ごすことになる。

ここら辺りで「家族に連絡を取るか」聞かれるが、これはそれぞれの事情によってそうしてもいいししなくてもいいと思う。

俺はしなかった。家族心配はかけられない。

が、有罪になった場合はどっちみち身元引受人に家族親族に来てもらわなくてはいけなくなるから、言ってもいいだろう。

ちなみに保釈金を200万円だか積めば出られる可能性もあるから弁護士家族相談してその道をとってもいい。認められない場合が多いが。逃げられたら大変だし。

補足情報として保釈協会かいビジネス団体もある。これは大体、10万~50万ぐらいで、その200万円を肩代わりしてくれるという団体だ。

いいビジネスもあるもんだ。俺のとこは6万円と、かなり良心的だったが辛くとも中に居ることを選択した。

前回もやったのだが、次は「鑑識」だ。

全体の写真を撮られ、正面、斜め、後ろ、顔(メガネ有り/無し)を撮られ、指紋掌紋、チョップのとこの紋を取られて、身長体重を測られて終わりだ。

その後いよいよ警察署に併設されている留置所への扉が開く。その時にはもう手錠をされていたと思う。手首の骨に当たる冷たい金属感触はなかなかに人権ダメージをくらうよ。

刑事が「また」と言うので、ああ、48時間勾留検察での弁解録取→裁判所で勾留10日延長はほぼ確定だよな、と覚悟は出来ていた。48時間勾留で返される人は中には居るだろうが、誤認逮捕とかそういう人たちだろう、99.9%の人は警察がやれるマックス20日勾留延長をくらう。その後、再逮捕さらに延長、一ヶ月以上留置所で調べを受ける被疑者も居る。

弁護士」についてだが、まずは当番弁護士というのがその日のうちに来るだろう。わけもわからない状態なら色々聞いてみるといい。

時間は30分ぐらいで、と決まっているらしいが、それはあくまでも目安なので後ろに面会が詰まっているとか弁護士が忙しいとかじゃなければ1時間でも話してくれるだろう。

そして、+10日の勾留(最大20日勾留が認められている)が認められたら、裁判所で国選弁護士か私選弁護士を選ぶこととなる。

国選弁護士は資力が50万円以下の場合、つまり貧乏人の場合タダで公費から雇える弁護士だ。半ば公務員のようにこの状態でなるため、もしこの弁護士の助言などによって思ったより刑が軽くなったからといってもお礼になにか渡してはならない。感謝気持ちがあってもだめなものはだめなのである

それよりお金があれば私選弁護士といって、各々が交渉して報酬を話し合って弁護士を決めることになる。が、裏技もあってそれ以上お金があったとしても国選ルートに無理やりズラすことも出来る。うまくやれ。弁護士はこれまでの経験からどれぐらいの刑罰になりそうか(起訴略式起訴か不起訴か、釈放まである)とか、法律知識とか、不安を和らげるとか、雑談相手になってくれる。俺などはずっと雑談をしていたが。その時にもらえるかどうか分からないがもしその時たまたまお金を持っていなくてノートも買えない(お金を持っているとお菓子とかノートとか、その程度のものは買える)ようなら、「弁護士からアドバイス」という小冊子と「被疑者ノート」という取り調べの記録をしておくための冊子をもらっておこう。ヒマ潰しに絵でも書いていてもいいし、俺のように中であったことを文章にしてこのように残しておいてもいい。本来の使い方としては、取り調べに暴行脅迫威圧がなかったか署名の捺印を強制されなかったか、容疑以外のことで聞かれなかったか原則、容疑以外のことで、これやあれもやってるだろ吐け、というのはNGだ)とかを記録しておいて裁判の時に自分の身を守るためのものだ。

いよいよ「留置所」だ。

俺はチャックのある皮パンに、チャックのあるダウンジャケットを着ていたからそれが金属探知機に引っかかるからということで預かられ、というか持ち物身ぐるみすべて剥がされ取られるのだが(財布や免許証や靴から靴下まで)、ジャージと長袖とトレーナーに着替えさせられ、これも何百回されたかからない「身体検査」という全身を触ってへんものを持っていないかのチェックがなされる。足裏まできっちり金探されるよ。

では「留置所の中」についてだ。

身体検査を受け、留置室に入れられる。

どんな感じかというと、硬い畳が三枚敷かれていて奥に和式便所と扉があり、外を覗けるようになっている(金網越しだが)。

その広さは1人で居るには少し広いし、2人だと狭いといった程度だ。つまり留置者が増えて同室になることも想定されているということ。

この頃はまだなんということもなかったのだが、留置最後のほうになると忘れもしない12/3、留置所警察官(看守)の若いちゃんが昨日雪降ったんスよ。

というぐらい俺の居た期間というのは季節のちょうど移ろい時で、暖房は一応効いているのだが奥の金網の向こうは外と繋がっていてケーサツが時々通る通路になってる。

そのためそこから冷気が入っていて寒くてやれなかった。毛布か布団か何か出してくれないかと言っても駄目だ。耐えるしかない。

なんにもない、なんにもすることのない部屋で。時計カレンダーも鏡もない(鏡は割られたら自殺自傷の恐れがあるから当然だろうが)。

そこでじっと過ごすことになる。大体の人がマックス20日と+最初勾留48時間20数日はそこで監禁されることが確定となるわけだ。

時計留置からひょいと覗けば時間は分かる。が、時間の進む遅さの苦痛に耐えられないため見ないほうがいいかもしれない。

今日が何月の何日か、というのも分からない。それは一日に30分だけ読ませてくれる新聞確認するしかない。ちなみに新聞産経新聞でかなり「右」だった。

俺は「左」の人間なので、反対側のイデオロギーから見た新聞見解というものを見れたことはけっこう収穫であった。右の人たちの考えを知ることが出来たからだ。

時はちょうど台湾有事発言高市がして、さてあれはどうなったかな、オールドメディアと呼ばれるものでは実際どう報じているのかな、と覗いてみた。

(ちなみにテレビにも一応イデオロギーはあるがあれはもうすべてがエンタメなのでメディアと呼べないと俺は思っている、うちにはテレビもないし知らないが)

記事自体ファクトであり何も偏りは感じない、ちゃんとしているじゃないか、と意外に思った。が、あの社説というのか、あの窓のところだけとんでもなく偏っていた。

小誌(産経)意外は高市発言批判しているがうちはしていない、国民支持率は高い、テレ朝コメンテーター発言に不満がある、とかなり寄って語られていたな。

それは日々のことでおもしろがって見ていたが、そのイデオロギーは時々記事にも漏れ出していて、特にコラムのような自由欄については櫻井よしこの大枠での起用や、へんなおっちゃんが関西弁での口語調で「中国とは断交したらええねん」レベル発言をさせていたのは気になった。「右」の人にとっては気持ちの良いものだろう。私はまあ逆の立場から苦笑いするのみであったが。

ともかく、それでもそれは情報食いの俺にとって日々の確実な楽しみとなったし、今日が何月の何日で何曜日なのか・・・を知るためのたった1つの与えられたものだったので意義が大きかった。

ちなみに留置者に何か影響を与えそうな記事は白い厚紙で厳重に読めなくしてあり、恐らく犯罪関連のことは知らせてもらえないのだろう。中にいて一度も山上記事などは見なかった。

ただ、ごく小さな記事死刑求刑されていた者が、発達障害ということで情状酌量して無期になった、という記事ぐらいは見ることが出来た。

基本的障害があるからといって刑務所に入らなくていいなんてことはなくて、むしろ刑務所には障害者が一般世界より多い。

ただ、最近おもしろかったのは「哲学的ゾンビ殺人事件」で2人ぐらい殺した統合失調症無罪になった、というWikipedia記事を読んだことだ。

何回読んでも俺には理解出来なかったが、何やら哲学的ゾンビという概念があるらしく、それを人だと思わなかったから殺してしまったということで無罪?という話だった。

とはいえ、そういう人はこの先一生精神病院で暮らすことになるのだろうが。

まあ別に今何時か、とか、今日は何月の何日か、ぐらいは看守に聞けば教えてくれるのだが。

そして「官本」だな。言わなきゃもらえないこともあるらしいが、本のリストをくれる。そこから読みたい本を選んで伝えると本をくれる。

暇な読書家はそれを1番から順に読んで行って、今何番まで読んだ、と話す人もいた。

俺も特に十代の頃は孤独読書青年であったから、興味を持ってリストを眺めてみたが面白そうなものはほぼ見当たらない。

一筒井康隆の本があって、2014年ぐらいに書いた短編集を頼んだ。あのジジイまだ生きていてまだ書いていたのか・・・。そう思った。

内容自体は相変わらずの筒井節はあれどさすがに枯れたか面白い話はなかった。その後本を読むことをやめ、空想世界で生きることで時間を費やすことにした。

食事」は3食食わせてくれる。これは普段ろくなものを食っていない俺にとってはかなりの楽しみとなった。

また、私語禁止が基本だが看守たちは黙認してくれるので、留置者同士、「今日はあれが美味しかったな」とか「たまに魚がくるとテンション上がるね」とか、あとで語るが留置者同士が交流出来る「洗面・歯磨き」「運動場」での共通話題となるのでそれもまたお互いの境遇を励まし合うという意味でいいものであった。

中身は3食、ご飯がギッチリ入っていて揚げ物中心のメニューである毎日代わり映えしないので飽きてくるが、中ではそれぐらいしか楽しみがないのでなかなかに美味しいと感じてしまう。

運動」は平日にだけ朝20分許される。

基本的には留置者が被らないように1人1人出されるようにしているように感じたが、それをやっていては2時間も3時間もかかってしまう。

別に誰も運動なんてしないのだが、外の空気を吸えて、そこで捕まっている自分がどんな顔をしているか確認出来る「鏡」がある。

これを見てどう思うかね。俺は、変わらんな、と思った。月水金にはヒゲを剃らせてくれる。

20日ほど居て運動場でたまに会う他の留置者との交流が一番楽しみであった。

そこでもやはり私語禁止デカデカと貼ってあるのだが、警察官も交えてトークをするのが楽しみとなっていった。

看守の業務に任じられると24時間勤務・休み休みというシフトになるためしんどいでしょ?と若い看守に聞いてみたり、ナイフを持った相手との闘い方は・・・とか様々な雑談をした。

その若い看守とは3日に1回しか会えなかったので20日ほど居て5回ほどしかそこで話していないがよく話したものだ。

他には、一番最初運動場に出された時、白髪のじいさんがいて「君は何の病気か」と尋ねてきたので、いや、別になにもと答えたが気になって看守や弁護士に「ここは精神問題のある者が収容される専門の留置所なのか」と聞いてみたりした。そうではない、ということだった。看守は、相手にしなくていい、と一様に答えた。

あと4名の「仲間」の話をしておこうか。

暴行障害・不起訴待ちで1ヶ月以上居る同い年野郎

暴行で捕まったというが、残りの犯罪についても向こうには既にバレていて、「警察調査能力は凄いですから全部話したほうがいいですよ」と。

まあ話すが。俺は間違っていない。脅迫で捕まっていながらこう言うのもなんだが、俺は正義行使者だと思っているからだ。

そうなると起訴になるんじゃなPermalink |記事への反応(0) | 08:45

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2025-12-12

anond:20251212074504

それがどうした?

ネット意思表示したならネットで何言われても甘んじて受け入れろ

暴言脅迫罵倒も全部受け入れろよ

コメント封鎖とか卑怯な真似するなら、こっちも卑怯は許される!

Permalink |記事への反応(0) | 07:46

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批判罵倒が嫌なら発表や意思表示すんじゃねえよ

ネット意思表示や発表するんなら、批判罵倒を受け入れろ

甘んじて誹謗中傷を受け入れろ

暴言に対してニコニコして我慢しろ

脅迫を受けても被害者面するな

Permalink |記事への反応(2) | 07:42

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2025-12-10

anond:20251210185930

チャッピーに聞いたけど犯罪者多くね?

事件司法での結末
2013在特会京都朝鮮学校襲撃事件(街宣)ヘイトスピーチ認定在特会に約1,200万円賠償命令
2014はすみとしこエボラちゃん」関連の個人中傷訴訟中傷対象が勝訴。名誉毀損賠償命令(数十万〜)判決複数
2014在日コリアンへの脅迫複数事件脅迫罪で逮捕有罪多数。執行猶予付き判決が中心。
2016朝日新聞記者への大量誹謗中傷事件名誉毀損賠償命令(約30〜80万円)の判決多数。
2016保育園落ちた日本死ね」への中傷実名攻撃加害者特定されたケースで賠償判決あり。
2017余命三年時事日記弁護士大量懲戒請求請求者が次々敗訴。1人30〜50万円支払い命令
2018杉田水脈関連のデマ拡散名誉毀損訴訟原告勝訴が複数賠償命令複数確定。
2019DHC吉田会長差別的発言への訴訟名誉毀損の一部が違法認定賠償命令
2020愛知県知事リコール署名偽造事件 主導者・事務局幹部らが有罪判決アルバイト動員で署名偽造。
2020中国総領事館への爆破予告右派SNS脅迫威力業務妨害逮捕有罪
2021日本第一党関係者によるデマ投稿事件名誉毀損賠償命令投稿削除命令も。
2021ワクチン反中右派による医療機関への脅迫脅迫逮捕有罪判決
2022 Colabo攻撃デマ拡散問題名誉毀損賠償命令複数デマ投稿違法性が認定
2022財務省職員を「売国奴」と実名攻撃した件記者個人提訴名誉毀損勝訴。
2023自衛官による政治家中傷右派デマ引用名誉毀損で敗訴、謝罪と賠償命令
2023在日団体を虚偽告発したYouTuber事件名誉毀損有罪判決
2024LGBT団体活動家への虚偽攻撃民事原告勝訴。デマ投稿違法性が確定。

Permalink |記事への反応(0) | 19:07

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anond:20251210164830

チャッピーに聞いたけど犯罪者多くね?

事件司法での結末
2013在特会京都朝鮮学校襲撃事件(街宣)ヘイトスピーチ認定在特会に約1,200万円賠償命令
2014はすみとしこエボラちゃん」関連の個人中傷訴訟中傷対象が勝訴。名誉毀損賠償命令(数十万〜)判決複数
2014在日コリアンへの脅迫複数事件脅迫罪で逮捕有罪多数。執行猶予付き判決が中心。
2016朝日新聞記者への大量誹謗中傷事件名誉毀損賠償命令(約30〜80万円)の判決多数。
2016保育園落ちた日本死ね」への中傷実名攻撃加害者特定されたケースで賠償判決あり。
2017余命三年時事日記弁護士大量懲戒請求請求者が次々敗訴。1人30〜50万円支払い命令
2018杉田水脈関連のデマ拡散名誉毀損訴訟原告勝訴が複数賠償命令複数確定。
2019DHC吉田会長差別的発言への訴訟名誉毀損の一部が違法認定賠償命令
2020愛知県知事リコール署名偽造事件 主導者・事務局幹部らが有罪判決アルバイト動員で署名偽造。
2020中国総領事館への爆破予告右派SNS脅迫威力業務妨害逮捕有罪
2021日本第一党関係者によるデマ投稿事件名誉毀損賠償命令投稿削除命令も。
2021ワクチン反中右派による医療機関への脅迫脅迫逮捕有罪判決
2022 Colabo攻撃デマ拡散問題名誉毀損賠償命令複数デマ投稿違法性が認定
2022財務省職員を「売国奴」と実名攻撃した件記者個人提訴名誉毀損勝訴。
2023自衛官による政治家中傷右派デマ引用名誉毀損で敗訴、謝罪と賠償命令
2023在日団体を虚偽告発したYouTuber事件名誉毀損有罪判決
2024LGBT団体活動家への虚偽攻撃民事原告勝訴。デマ投稿違法性が確定。

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anond:20251210161129

チャッピーに聞いたけど犯罪者多くね?

事件司法での結末
2013在特会京都朝鮮学校襲撃事件(街宣)ヘイトスピーチ認定在特会に約1,200万円賠償命令
2014はすみとしこエボラちゃん」関連の個人中傷訴訟中傷対象が勝訴。名誉毀損賠償命令(数十万〜)判決複数
2014在日コリアンへの脅迫複数事件脅迫罪で逮捕有罪多数。執行猶予付き判決が中心。
2016朝日新聞記者への大量誹謗中傷事件名誉毀損賠償命令(約30〜80万円)の判決多数。
2016保育園落ちた日本死ね」への中傷実名攻撃加害者特定されたケースで賠償判決あり。
2017余命三年時事日記弁護士大量懲戒請求請求者が次々敗訴。1人30〜50万円支払い命令
2018杉田水脈関連のデマ拡散名誉毀損訴訟原告勝訴が複数賠償命令複数確定。
2019DHC吉田会長差別的発言への訴訟名誉毀損の一部が違法認定賠償命令
2020愛知県知事リコール署名偽造事件 主導者・事務局幹部らが有罪判決アルバイト動員で署名偽造。
2020中国総領事館への爆破予告右派SNS脅迫威力業務妨害逮捕有罪
2021日本第一党関係者によるデマ投稿事件名誉毀損賠償命令投稿削除命令も。
2021ワクチン反中右派による医療機関への脅迫脅迫逮捕有罪判決
2022 Colabo攻撃デマ拡散問題名誉毀損賠償命令複数デマ投稿違法性が認定
2022財務省職員を「売国奴」と実名攻撃した件記者個人提訴名誉毀損勝訴。
2023自衛官による政治家中傷右派デマ引用名誉毀損で敗訴、謝罪と賠償命令
2023在日団体を虚偽告発したYouTuber事件名誉毀損有罪判決
2024LGBT団体活動家への虚偽攻撃民事原告勝訴。デマ投稿違法性が確定。

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anond:20251210075349

そんな幼稚な身バレごっこ正義だと錯覚している時点で、もう貴様議論でも勝負でもなく、ただ自己放尿を処理できずに垂れ流しているだけだ。

出してスッキリしたつもりになっても、残るのは臭気と後始末だけである

匿名愚痴が気に食わないなら論理で叩き潰せばいいものを、身元探しに逃げるというのは、要するに言葉勝負から敗走した自己放尿だ。

真正から反論できず、事実論理に向き合う胆力もないから、最後は「勤め先にチクる」「身元を晒す」という子供じみた脅迫に逃げ込む。

そんなもの強者の戦略でも悪役の知略でもない。ただの腰の弱いオヤジですら笑う小細工だ。

しかも「メシウマァァァ」だの連呼しているが、他人を追い詰めても世界は一ミリも動かない。

社会的にも法的にも、身元追跡や晒し行為リスクをまるで理解していない。

追撃どころか、自分の足で地雷を踏みに行ってるようなものだ。貴様が勝った気になれるのは、脳内だけだ。

本当に強い側にいたければ、論理で潰すか、無視するか、制度で処理するか、そのどれかを選択すればいい。

貴様のやっていることは、論破でも制裁でもなく、ただの自己放尿の実況中継だ。濡れているのは相手ではなく、お前自身である

Permalink |記事への反応(2) | 07:58

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2025-12-06

anond:20251206083058

思想関係なく女はみんなそうなるよ

そもそも男には穴モテがないから、子孫を残せるチビはよほど世間や周囲から評価されたり信頼されてる人間自由恋愛で選ばれるケースじゃないと結婚は無理

ハゲは適齢期後の現象からまた異なる

男は思想関係なくたぬかな人権発言批判したけど女は誰一人たぬかな人権発言批判しなかった

息子ちゃんチビに生んで苦しめるとか無理

たぬかなを無職に追い込んだり女叩きしだしたら貢ぐ結婚発表したら脅迫とか言う人生を歩ませたくない

Permalink |記事への反応(0) | 11:40

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anond:20251206090540

思想関係なく女はみんなそうなるよ

男は思想関係なくたぬかな人権発言批判したけど女は誰一人たぬかな人権発言批判しなかった

息子ちゃんチビに生んで苦しめるとか無理

たぬかなを無職に追い込んだり女叩きしだしたら貢ぐ結婚発表したら脅迫とか言う人生を歩ませたくない

Permalink |記事への反応(1) | 11:37

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2025-12-05

anond:20251205161452

身長男性可哀想存在だと思う層は完全に消えたんだよな

言いなりにならない女をネットリンチ、その女が「女は男より無能で無価値貧乳ホビット等価値」と女sageしたら投げ銭する、結婚発覚したら脅迫が相次ぎ返金やイベント出演中止などの対応に追われる

Permalink |記事への反応(0) | 21:13

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anond:20251205155906

たぬかな姫脅迫して返金対応など活動に支障を与えてるホビット仲間に言えよ

Permalink |記事への反応(0) | 16:13

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anond:20251205153028

たぬかなに課金した汚点を背負い、お仲間が脅迫して本人も反応して騒ぎになってるからって

無関係のここで「たぬかな結婚嫉妬発狂してるのは女!」と言い訳してるのウケる

Permalink |記事への反応(0) | 15:34

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anond:20251204122835

これ本人だよね?というか殺人脅迫までしちゃって大丈夫

結婚してないのに子供産んでるあたまよわよわさん。

Permalink |記事への反応(0) | 11:16

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映画】決戦は日曜日を見た

ポリティカルコメディの佳作。増田政治クラスタは見たら笑ったり怒ったりできると思う。72点。

 

衆議院解散直前に地盤ガチガチ大物議員が倒れ急遽娘、宮沢りえを担ぎ出すことに。10秘書を務める窪田正孝政治世界世間も知らない素人娘のサポートてんやわんや。なにもかもうまくいかない選挙活動を続ける中お互いの心境変化があって……

というお話

 

個人的に若干ノイズだったのが宮沢りえの役が「バカ政治家」をカリカチュアしすぎていて現実感が薄いこと。

作中でどうやら父親に金を出してもらってネイルサロンを開いてそこのオーナーをやっているらしいことが示されるが、それ以外のパーソナルな情報をごっそり削ぎ落とされているので「そういう存在」として突然生み出されたような違和感がある。

政治家の娘でずっと秘書をやっていたので世間のことがわかっていない。はわかる。

政治家の娘だけど政治に関わっていなかったので政治のことがわかっていない。もわかる。

政治家の娘だから世間のことがわかってないし、政治に関わってないか政治のこともわからない。

は、そんな奴おるかなぁ……?になってしまう。

いちおうネイルサロン従業員雇ってお商売やってるわけじゃん。いろんな人と話するわけじゃん。たぶんワイドショーとか好きじゃん(偏見)。世間一般的炎上政治リテラシーは備わってるんじゃないかなぁと思うのは、もしかしたら自分所属するレイヤー以外を俺が甘く見すぎてるだけかもしれないけど。

それくらい宮沢りえ過去バカ政治炎上事件タスクを次々こなしていく。まぁそれが楽しいんだろと言われれば、確かに笑いましたけど!?逆ギレするしかないんだけど、一方でこんなことするかなぁという気持ちもあったというお話

ただ宮沢りえ自体バカで無神経で甘やかされて育ったお嬢様を溌剌と演じていたし、政治世界の波にもまれワールドイズマインだった自分が崩れていくさまを細やかに演じていてよかった。

 

ポリティカルコメディとしては面白くも何気に先進的。

例えば、爆笑エピソードとして記者に「少子化問題について一言お願いします」と問われた宮沢りえが「結婚してないのに子供を産まないのは怠慢ですよね!」と答え、それを日本国アイコンが絶賛するというシーンがあるんだけど。これ実際に2025年参政党の神谷街頭演説でやってて反応もその通りで笑っちゃう2022年映画なのに。

また、途中で目的が変わって意図的炎上しに行く展開になるんだけどその中で、敵対陣営街頭演説中に乗り込んでいって拡声器で怒鳴りたてて妨害するというめちゃくちゃしよるシーンがあるんだけど、これも2024年補選つばさの党がやって大問題になったことと類似する。

今見て面白映画だと思う。

 

気になる人も多いと思うけど逆にそれが面白いと思ったのはこういうズレを笑うタイプ作品に登場しがちな「世間の目」役のキャラが今作では登場しない。

地方議員も後援者も選挙事務所の面々もみんな政治世界にどっぷりのアウトローたちだし、そこに紛れ込んでくる異分子である宮沢りえ世間感覚ゼロのヤバ女。アウトローたちは普通感覚で見ればおかしいことを言ったりしたりするのを宮沢りえが「それってマジ?」とツッコミ宮沢りえ政治的におかしなことをするとアウトローたちがツッコむという構図が楽しかった。

そういう意味ではこの作品では世間の目で見てまともなことはほとんど行われない。

 

また非常にシニカルにかつ現実的政治世界を捕えていて、賄賂の分配は非常にロジカルに単なる業務として行われているし、なによりフフってなったのは公示日に新人秘書に「当選しますかね」と聞かれた窪田が「するよ。世論調査の結果もらってるし、見てない?」と答えるところ。既に圧倒的地盤があるので、それをひっくり返されるだけのトラブルがなければ当選することは最初から決まっているという地方政治のある種の冷たさ。シビれるね。

 

後半の展開としては父親政治スキャンダルが報じられさらにそれが事実で他の政治家のように秘書尻尾切りされてシャンシャンになるところを目撃したり、実は父親意向ではなく擁立で利害が対立した地方議員たちが「全員で操って各自利権を最大化するためだけ」に自分が選ばれたことを知ったりして、すっかり政治世界に嫌気がさした宮沢落選することを決意する。

また窪田も病院自分生き方を振り返っていた宮沢父親から「お前の考える自分の娘の幸せはお前が自分幸せ押し付けているのではないか。もし(窪田の)娘がお前が考えるのと違う道を行こうとしていてもそれを受け入れてやれ」と言われ"選挙"の正しさを見失っていた自分気づき宮沢に協力し共に落選を目指す。

ここから政治スキャンダル証拠暴露したり、さら自分でもスキャンダルを起こしてそれを拡散してどんどん炎上しようとするのだが、そのたびに別の大きな社会的問題が発生し話題はかき消え、スキャンダルは別方向から評価されむしろ評価が上がって行ってしまう。

このあたりのドライヴ感はめっちゃ楽しい。こんな都合良くいかんやろ~とも思うのだけれど、小泉内閣の後半に支持率が下がりそうなタイミングでなんか別の大きなトラブルが起きてそれの対応に奔走しているうちにまた支持率が持ち直して、みたいなことが実際あったよなぁとも思ってしまう。政治という大きなうねりの中では個人意思など問題にならないのだ。

そして最終的に宮沢当選する。秘書の一番偉い人はこう言う「投票率いからね」。そう、最低得票数が決まっている以上、投票率が下がる=浮遊票が減れば公示日に「当選する」と言われていた通り何もしなくても看板議員当選する仕組みになっているのだ。言外のメッセージとして非常に強いものを感じる。

特筆してなかったけど窪田正孝はいい役だった。達観しながら諦観していて"政治的"常識人でありながら一児の父としてかろうじてつま先を現実に残している。

特によかったのは宮沢選挙の裏側の汚さをマスコミ暴露すると騒ぐシーン。

宮沢に対して「たぶんメディア相手にしない」と告げつつも「仮に報道されてもこちらとしては把握してないとリリースを出すし、本人に問題があるので信頼できる情報とは言えないとしてこちらが把握している過去あなたスキャンダルをどんどん出していくことになる。そうなった場合、仮に落選することができても貴方のその後の人生にも多大な影響を与えることになる」とめちゃくちゃ申し訳なさそうに腰を低く脅迫する。

こいつ終始腰が低いのにデリカシーないしズバズバだしめっちゃいいキャラなんだよな。

宮沢との共闘前の印象的なシーンとしては、ノンデリ発言宮沢ともめた後に事務所屋上から「みんなからの扱いが雑で許せない。政治世界おかしい!改善されないならもう辞める!」と訴える宮沢に対して屋上に向かい「いまさらやめられない、そういうもんだ」と政治うねりの中にいる人物として言外にシステム冷徹さを示し、宮沢ビルから突き落とし(下には緊急用マットが敷いてある)、その後自分飛び降りるシーン。

最後自分飛び降りるところで「こいつはなんだかんだ自分も渦中に寄り添える奴なんだな」と言うのが示されていてこういう人物描写好き。他人やらせるだけのやつじゃないっていう。秘書の鑑。

 

全体的に静かなトーンで進行して敢えて面白おかしく描こうというよりも世間常識永田町非常識という言葉があるようにそのズレがコメディとして成立していると確信して作られている強度が高い。真面目に作られているからこそ笑えるコメディ

なんとなく伊丹十三スーパーの女とか思い出した。あっちのほうがもうちょっとコミカルだったけど。

政治大好き増田オススメ

Permalink |記事への反応(0) | 09:47

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2025-12-04

女を黙らせるためほぼデータのない痴漢冤罪に騒ぎ立てる痴漢冤罪を起こすのは男=オレオレ詐欺的な脅迫目的被害者ターゲット家族女性が最も多い犯罪データが、元々の原因である痴漢を抑止し冤罪証明するための監視カメラ設置、警察巡回という合理的な抑止にはダンマリ

ホント卑怯な男どもだよ

中国監視カメラ社会ID顔写真と結び付けられているので、犯罪抑止が強く夜中でも子供が歩けるほど治安がいい

スパイ防止法よりこれを嫌がるのは論理性も整合性もない低級犯罪

Permalink |記事への反応(1) | 21:05

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anond:20251204105745

脅迫されまくってリアイベ参加撤退してるんですが

Permalink |記事への反応(1) | 10:59

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anond:20251204100139

たぬかなの発言や芸風は非モテホビット向けに徹底してるから

から貢いでイベント参戦するのも脅迫してるのも男ばっか

女で賛同できるとしたら弱男を産んでしまった母親くらいだから

Permalink |記事への反応(1) | 10:49

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2025-12-03

気軽に戦争ふっかけるのがリアリティいからって脅迫で友好度を下げたり朝廷工作大義名分を得ないとデメリットが発生する作品もあったけど

単に面倒なだけで流行らなかったんだよな

今どきなら戦争コマンドを実行しただけで勝手にいきさつや大義名分バックストーリーAIで生成してさっさと戦争シーンに入らせるべきなんだよな

ゲームなんだから

Permalink |記事への反応(0) | 04:32

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Vampire Survivors は任天堂みたいにゲーム特許類似ゲーム脅迫してこなくて格の違いを感じるね

Permalink |記事への反応(2) | 00:52

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2025-12-01

anond:20251201165908

トータルで考えたら売買の双方がアドあるに決まってんだろ

脅迫されてるわけでもなければ売買ってのは双方の意志で決定するものやぞ

Permalink |記事への反応(1) | 17:26

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評判だったドラマを予備知識なしに見たら、ある女が平凡なOLと見せかけて実は伝説国際的ハッカー、だけどその正体をネタ脅迫されて、びっくりするくらい簡単に言いなりになった挙句、見張り役の男には無理やり慰み者にされてるのに、そんなハードすぎる裏側のかたわら、日常生活では自らの意思で近場の男たちに声かけまくったあげく自分の倍以上の年の男と本気の不倫関係になるという信じられない展開でみるのをやめてしまった

国際的ハッカーなのに馬鹿すぎる

これ考えたの誰だよ

命の危険さらされながら不倫するなよ

ってかほかの登場人物も生きるか死ぬかなのになぜか恋愛関係もやたらとゴタゴタしててありえなかった

年の差ありすぎるだろ

Permalink |記事への反応(1) | 14:58

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2025-11-30

映画インターステラー」の怒り

インターステラーって、表向きは宇宙舞台にしたSFなんだけど、よく見るとずっと「進め」「止まるな」っていう進歩主義的なメッセージが描かれている。

 

引用される「怒れ、怒れ」というディラン・トマスの詩も、本来は死に向かう父に向けた言葉なのに、映画の中では「衰退していく文明のもの」に向けた叫びに変わってる。もう終わりだって諦めるな、科学を捨てるな、進歩放棄するなと。

作物は枯れ、宇宙開発は否定され、過去の偉業はフェイク扱いされるあの地球の姿って、ちょうど現実が縮こまり始めた時代の空気と重なる。

 

重要登場人物の「マン博士」は人類最高の英雄とされていたけど、実際には恐怖に負けてデータ捏造し、仲間を裏切り、使命よりも自分生存を優先してしまう。あれは、理想を掲げてきたはずのアメリカが、いつのまにか内向きで独善的になっていく姿そのものにも見える。最大の希望象徴であった国が、別のものに変質することの現れ。

 

そうやって見ると、インターステラーは、ただ未来希望を託してるだけじゃなくて、かなり強い不安が同時に現れている。進歩を信じ続ける側に立つクーパーと、恐怖に屈して縮小へ向かったマン博士。その対比そのものが、ノーラン監督の中にある「このまま理想を失ったら、人類アメリカも終わりかねない」という怖さと、「それでも進めばまだ未来はある」という希望の両方を背負ってる…と読んでみる。

 

そうすると、インターステラー宇宙の話をしながら、実「文明理想がどこへ向かうのか」を問い続けてる映画。「進歩しなければ絶滅してしまう」という脅迫的な進歩主義と、「理想を捨て孤立主義に陥ること」への恐れ、アメリカが変質してしまうことへの強い不安、いや怒り。

理想主義が捨て去られること、進歩が捨てられ停滞することへ「怒れ、怒れ」と呼びかける。

これはNASA予算が縮小されている今現在アメリカを予期して、ブラックホールの底の4次元空間から放たれた、ノーラン警鐘だったのかもしれない… (それらしい着地)

Permalink |記事への反応(0) | 08:18

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動的タイトル: [速報ニュース] ドナ・ガングリーオンライン嫌がらせを受けFIR提出

インド代表クリケットキャプテンの妻であるドナ・ガングリーが、最近オンライン上の嫌がらせに耐えかね、正式警察告訴状を提出しました。ドナ氏は、日常生活個人的時間にまで及ぶ悪質なメッセージ脅迫嫌がらせコメントに直面していたと報告されています

オンライン誹謗中傷個人攻撃は、多くの公人一般市民にとって深刻な問題となっており、精神負担安全面でのリスク引き起こしています。今回の件では、警察が速やかに対応し、嫌がらせ行為の発生源を特定し、法的措置を講じる準備を進めています

ドナ・ガングリーは、オンライン上の安全確保とネット空間での尊厳保護重要性を強調しており、社会全体に対しても、ネット上での責任ある行動を呼びかけています専門家は、こうしたケースが増加する中で、被害者が声を上げ、法的手段を講じることの意義を再確認しています

このFIR提出は、オンライン嫌がらせに立ち向かう一歩として注目され、他の被害者にとっても勇気となる事例となりそうです。社会全体でサイバー犯罪嫌がらせに対する認識を高めるきっかけとなるでしょう。

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Permalink |記事への反応(0) | 01:03

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