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「肩甲骨」を含む日記RSS

はてなキーワード:肩甲骨とは

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2025-10-13

anond:20251013145546

それは鎖骨のおかげ。

>>肩関節というか、背中から全体的に、ガバッスライドして伸びてる

体幹にある胸鎖関節が前後上下に動いて(≒球体関節)鎖骨の反対側(遠い側)に肩関節がついてきている。

ガバっと動く背中肩甲骨。肩関節を構成する骨の一つ。

Permalink |記事への反応(0) | 15:15

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肩に突然の激痛

昨日適当に右肩の筋肉を揉んで立ち上がった直後に、右肩に激痛が走った

まりに痛すぎて吐き気がした

痛みに耐えながらベッドに横になり、数時間安静にしていたら何とか動けるようになったが、依然として肩の肩甲骨付近が痛い

鏡を見ると、左肩と比べて右肩だけ不自然に下がっている

整形外科に行きたいが、昨日も今日も開いていない

Permalink |記事への反応(1) | 08:07

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2025-10-06

ガッチガチ肩こり筋トレによって解消されていくまでの過程を知りたい

長年のデスクワークと、たぶん私の場合まり肩甲骨付近筋肉を使わない体の使い方をしてきたせいで10から肩こりがひどい。

ので肩甲骨周りの筋トレをはじめたんだけど、肩こりってどんな感じで解消されていくんだろう。

なんとなく動かしてればそのうちいきなりスッと楽になる感じ?それとも初回から効果出る感じ?自分が気づかないペースで徐々に柔らかくなっていく感じ?

Permalink |記事への反応(2) | 09:26

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2025-08-30

ドライヘッドスパ行ってきた

めっちゃいいわ

首〜こめかみあたりまでが凝りすぎてて頭痛いなあと思って行ってきた

肩周りもほぐしてくれるところだったから頭から肩甲骨の辺りまでがっつりやってもらった

頭がかる〜い

からこめかみにかけてが辛くて…ってカウンセリングで言ったけど肩がめちゃくちゃ凝ってたらしくて頭より肩に時間かかっててワロタ(もちろんこめかみ辺りも結構時間かけてやってくれた)

自分でも肩回したりきき湯入ったりスカルプブラシでほぐしたりしてるけどやっぱ人にやってもらわないとダメだな

Permalink |記事への反応(1) | 18:31

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2025-08-23

侵略的チンチンノイズ悪魔肩甲骨について

あれはまだ私がゴッドマジンガーの右足首の開発にランダムアクセスしていた頃のことだ。

悪魔肩甲骨としてしられるドクターガリックがリック・ディアスの肩関節を参考にしては?と提案してきた。

当時、私にとって上司に当たるガリックの提案は少しセクハラじみていた。

ほぼ初対面の私にリック・ディアスの話をしてきたのもそうだし肩関節のような卑猥場所テーマにするとは正気を疑ったのだ。

侵略的チンチンノイズの影響を受けいているのではないかFBIとの共同捜査が始まるのも時間問題であった。

第二章うたぐりぶかい性癖

ドクターガリックとの不倫関係はこうして始まったのだがこの不倫関係の奇妙なところは彼も私も独身だということだろう。

第三章サンショウウオ山椒魚

悪魔肩甲骨の話をしようか。

第四章黄身と白身君と僕

怒りなどの感情に我を忘れて卵の白身だけを捨ててしまうのはよくあることだ。

だって黄身にしか栄養はないんでしょ?」

ガリックは金髪緑髪の境目を器用に掻き上げながら挑発的な目で僕を睨んだ。

「それは肩甲骨的な意味で?ってこと?」

僕がダブルフェイクエスチョンでやり過ごしている間に突入隊への合図を送った。

卵の白身を捨てるなんてこと告白しているんだ。

今日こそドクターリック運命も終わりだ。

第五章ストームブリンガー

私の魂を誰かその邪悪ものに吸わせるのを止めてくれ

その半狂乱の願いは聞き届けられたことはない

よほどなんだろう

誰もがこの剣に魂を吸われるときは半狂乱になる

いや、あのときアンコールワットでの僧侶は違っていたか

彼は悪魔肩甲骨いからせながら

ひどく落ち着いた表情で剣の切っ先を受け入れていたものだ。

果たしてあのとき僧侶はあのあと私が行った自慰行為エネルギーとなって消費されていたのだろうか

第六章ドクターガリック

白身の剣と黄身の剣、邪悪なる肋骨矯正君に届け

三角関係だね」

ドクターガリックと僕、そして悪魔肩甲骨

悪魔肩甲骨みたいな恋をした。

第七章小学校の頃にバッタ人園に遠足へイッたね

ヘイトだお

ボールペンを僕にくれないか

脱獄をしたいんだ

ルパン三世

あの頃の宮崎駿はまだ正気を保っていたのだ

ルパン三世を描きながら

ときおり観客を現実世界に戻らせる視点も織り交ぜていた

まりルパン馬鹿な演技とかがそうだ

面白い

と思わせながらも

同時に

そんなわけあるもんか

と観客に思わせるのはメタでなくてなんだろう?

ももナウシカかになると真面目だ

腐海猛毒わずかながらでもマスク無しで大声を張り上げても風の初期症状くらいの痛みしかないんだから

おれたちもうおわったのかな?

ドクターガリック「まだ はじまっちゃいねえよ

Permalink |記事への反応(1) | 04:55

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2025-08-14

高校の時の初体験相手背中入れ墨入った女の人だった

ううん、ちがう。

タトゥーとかそういうのと違う。

肩甲骨のあたりに天使の翼入ってるとかそーゆーのんとはちがう。

唐獅子牡丹世界

メチャクチャいかついやつ。

もう脱いであれが出てきたときはびっくりしたし、

脱ぎながら

「うちの人が帰ってきたらアンタ殺されるから一目散に逃げるっちゃよ」

と言われたときキンタマキュッとなった。

まあまあアホな話ではある。

ホテルに行けばよかったんだけど、当時はアホだからラブホ界隈歩いてて補導されたらどうしよう???

とかそういう馬鹿妄想を抱いてた。

から、家がすぐ近所って言ってたお姉さんの家でやることに固執しちゃったんよな。

ホテル行こ、な?お金は出しちゃるから、。

と何回も言われたのに駄々こねて家でやることにしてもらった。

そしたらなんかデカい家なんよな。

え?独身一人暮らしのオシャレなお姉さんと違うの???

すごいねオシャレな服屋さん、セレクトショップで働いてるお姉さんやったんよ。(実際にはその店のオーナー

すごい仲良くなってね、逆ナンみたいな感じでお酒飲みに連れてもらって。

童貞から恥ずかしいとか話してたら筆下ろししちゃろか?

みたいなノリノリになって。

すごい清楚でシュッとした感じやのに飲んだらエロいことしかいわんし、

そんなんやからさ、もうぜったいひとりなんやろうな、と思っとったら、なんか赤いベンツが停まってる家でさ。

あれ?これ実家ぐらしとかとも違うし、あれ?あれ?あれ?

って思って、あ、やっぱ帰りますみたいな雰囲気出したら

なんか突然

アンタおんなに恥かかせんか!!!

みたいなメッチャクチャ怖い感じに変わってしまって。

もうLINEとか全部知られてるから絶対逃げれんし、

とかアホな高校生丸出しの思考法で言われるがままになってしまった。

それでもやっぱお姉さんメッチャいいニオイするし家の中もなんか草っぽいいいニオイするし、

人はだれもいないし、

やっぱ一人で暮らしてるのかな?

とか思ってたら

冒頭の

あんたうちの人帰ってきたら殺されるから一目散に逃げっちゃよ」

セリフからさ。

まー、怖かったわ。

でもメチャクチャいい女だったかちんこギンギンよ、若いし。

でも、あとにもさきにもあんなに殺さるかもしれん、と恐怖しながらセックスしたのはあの日だけだったなあ。

Permalink |記事への反応(0) | 16:28

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2025-07-24

あ”~

やっぱ30分は散歩しなきゃダメだな

背をピシッとして内臓を持ち上げるように腹をグッとへこませると腰から脳に向かってグァ~ッと電気信号が流れてくるし

背中丸めてカッチカチになってたインナーマッスルが伸びてんだろうな、肺を最大まで膨らませるよう深呼吸しながら歩くと肺が膨らむたびに肩甲骨の間のあたりの背骨周辺が張るというか鈍痛というかストレッチパワー溜まってくるぜ

これが30分も歩くと筋肉がほぐれるのか何ともなくなるんだよな

やっぱ歩かなきゃダメだわ

Permalink |記事への反応(0) | 20:36

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2025-07-19

肩甲骨はがしをされた俺はまるで翼の折れたエンジェル

Permalink |記事への反応(0) | 10:19

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2025-06-26

女性空間認識能力が低い、のか?

当方女性であるが多分空間認識能力が高い。

実例が上がらなくて申し訳ないのだが都会で人にぶつから肩甲骨を柔軟にひねりながらすり抜けることができる。中学生の時黒子のバスケ読んで人混みをすり抜ける練習をしたせいかもしれない。

あと地図が得意だ。これは職場地図をよく見るが男女差はあまり関係ない気がする。得意な人は得意で苦手な人は苦手。空間認識能力関係あるかはわからないが。

それはそれとして男性を見ていると思うことなのだが

彼らは女性より比較的図体がでかそうだ。あと柔軟性が低い。

女がまっすぐ通れるところを横にならないと通れないし。

なので多分、思春期からいつも気をつけて道を歩いているんだろうなと思う。

その結果的物体を避ける能力が向上した男性が多いだけじゃないだろうか?とふと思った。

まあ、これも人によるのだろうが。

逆に意図的にぶつかってくるおじさんは、意図的にぶつかってくる訓練でもしてるんだろうな…あいつら避けても意味いから大変よ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:53

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2025-06-20

anond:20250619221925

肩幅よりやや長いぐらいにして、両手に持って前から頭上を通過して少し頭の後ろぐらいでピンと張って持つ。それを左右にぐいぐいすると肩甲骨ストレッチになる。

Permalink |記事への反応(0) | 14:22

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2025-05-27

おっとそれは私の肩甲骨だよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:24

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2025-03-31

雑魚

600ml入のペットボトルですら重く感じる

なんか常に眠い

昨日、自重ブルガリアスクワット15回×3setやっただけで筋肉痛

ハゲ

ひょろい

ひょろいくせに脂肪は付いてる

一重

たらこ

肩甲骨あたりの筋肉寝違えたようにいつも痛い

 

そんな俺でも生きてる

お前も生きろ

Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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2025-03-30

anond:20250330170346

猫背の多くは脊柱の歪みの問題じゃなくて肩甲骨位置問題とはいえ説明めんどくさいか肩甲骨が開いちゃってますねー(笑)で流してるわ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:12

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2025-03-26

最愛愛猫虹の橋を渡った

もともと捨て猫だったのを弟が拾ってきたか誕生日は定かではない。でも拾った時生後2ヶ月だったのだから春生まれなのは間違いないし、結局約9年後、桜の開花したその夜に逝ってしまった。ペットロスという言葉を初めて知った時、自分いかにもかかりそうだなと思ったのを覚えている。正しく今がそう。だからここで気持ちの整理をする。

愛猫は私が大学受験を控えていた時期に来た。可愛い盛りの茶トラのオスで、よく運動会をするし食欲が旺盛だった。子猫の時期が一番ストレスのかかる受験期だったから癒やしにもなったし、無事に志望していなかった格上の大学へ現役合格できたのも愛猫のおかげだ。その後私は入学のため実家を出て、海外留学や別の地方就職し、実家の近くに転職したりした。彼は私が社会人になり羽ばたくのを目にしてきたのだ。

当然、両親や弟よりも過ごした時間は短い。だけども、どれだけ長く会えなくても帰宅するといつも出迎えて、ペロペロ舐めてちゅーるをねだろうとくっついてきてくれた。私が仕込んだから餌をもらいたい時はジャンプしてくれた。愛猫に会うためが目的で、転職後頻繁に帰っていた。とても可愛い猫だった。

食欲旺盛過ぎるから、どんな餌だろうと、どんなに多めにご飯をあげても全部食べる猫だったのにだんだん残すようになり、餌も選り好みするようになった。とはいえ今までのように隙あらば人間ご飯を狙っていたし、「年取って考えられるようになったんだね」なんて家族と言っていたのに、今にして思えばそこからもうすでに猫の宿命腎臓病だった。たまに尿路結石獣医にかかることはあっても、獣医さんに入院拒否されるくらいに暴れ回り、怒っていた。

だけども大好きなちゅーるすら受け付けなくなってからはみるみる悪くなっていった。やり過ぎて禿げるくらい好きだった毛繕いもする余裕もないから褒められる毛並みもボソボソ。そうして吐くようになっていった。最初毛玉、次第に食べないから透明の泡、黄色い胃液、最後には血を吐いていた。あんなに元気に走り回っていた愛猫はぐったりと、立ち上がってもフラフラした状態だった。体重も一時は5キロを越えそうだったのに、3キロ切る手前まで落ちた。獣医さんで慢性腎臓病と診断され、今後の治療方針を決めてなんとかエナジーちゅーるを食べさせていた。

しばらく母に抱っこしてもらっていたが、私も寝る時に抱かせてもらった。いつもはすぐに腕から逃げていくのにいつまでも腕にいる愛猫。そして彼はずっと私の方を見ていた。「もう疲れているだろうから、お目目閉じていいんだよ?」と撫でてやっても見続ける姿に涙が止まらなかった。いつも撫でていたように顎の下を撫でても、いつものように目を細めて上を向いてはくれなかった。辛くなって母の腕に返し、2時間くらいが立って日付が変わった頃だった。尻尾を踏まれて怒った時のような鳴き声で泣いたと思ったら、また血を吐いていた。大好きな母の腕枕から逃れようと奥へ行くも頑張って阻止して、母と私で懸命に呼びかけたものの、天国へ行ってしまったのだ。その後父も駆けつけて箱やタオルを準備し、お別れを言った。滅多に泣かないのでこんなに泣いたのはそれこそ子供の時以来で、頭痛がひどくなった。

その後なんとか眠りにつき、翌朝在宅ワークを始めた。もちろん、仕事中も涙が止まらいかリモート会議中に発言したら上司からすぐに「風邪ひいた?」と聞かれた。確かに鼻が酷かったから、「ああ、花粉…ですかね?」と誤魔化した。スギノキの多い地域だけど、私は花粉症とは無縁なのに。そして、交流のあった保育園の子どもたちが箱の中の愛猫にお別れをしに来てくれた。2歳くらいの子達だから死というものをまだよく知らないのだろう。「またあとでね」なんて言われていたけども、その言葉にハッとさせられた。確かにこのあと虹の橋で再会できるのだから。その後、火葬の日取りも決まり最後まで付き合った。人間の時も荼毘に付されるのは寂しくて苦手なのに愛猫なんてなおさらだった。骨になった愛猫を見て泣きながら納骨をした。長くて真っ直ぐの自慢のしっぽは先の方まで可愛い骨があったし、肩甲骨も華奢だった。撫でていた顎も可愛らしく思えた。

猫の平均寿命は15歳ほど。だからこんなにお別れが早いとも思わなかったし、まだ折り返しだと思っていた。静かになった実家では、魚料理を食べようとしても邪魔されないことや、戸締りをしっかりしなくても脱走されないことで思い出しては涙が溢れる。ふとした時に愛猫の好きだった場所が目に入るたびにここにいないかなと思う。幸いにも転職先は自陣に申請すると自宅以外でも在宅ができるため、容態が悪くなってすぐに実家で二週間ほど在宅する旨を申請し、それも無事に通ったおかげで愛猫に寄り添えた。心から転職して良かったと思った。

拾ってきた弟も私も、高校生の頃からライフステージは変わったものの、まだ子はいない。だからきっと九つの魂のうち二つを使って私たちのところへ来てくれることを祈っている。猫は次もまた飼い主に会うために目印として噛んだら引っ掻いたりで傷をつけるという。それなら私は彼が残した引っ掻き傷が鼻に、最後の力で噛まれた傷が指にある。きっとまた巡り会える。

きなこ、たくさんありがとう。私は家から離れていた期間も長かったからしつこくし過ぎたかな?でも、忘れずにいつも出迎えて撫でられ待ちしてくれて嬉しかった。虹の橋の下には会社の人たちが先住猫ちゃんにお願いしたと言ってたから、猫の家族友達を知らなくてもたくさん友達いるからね。私はまだまだ行くつもりはないけども、虹の橋自由探検して、寝て、気長に待ってるんだよ。大好きだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 16:02

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2025-03-24

ヒッティングマッスルって背筋じゃなくないか

なんか打撃を撃つの必要筋肉は背筋だ!みたいな言説をよく聞くんだけどさ。

いうほどそうか?

 

パンチを打つの作用するのは肩関節、肘関節がメインになるわけだけど

その中でも

・肩関節の水平屈曲(フックを打つような、腕を横から前に振る動き)

・肩関節の屈曲(腕を下から上に振り上げる動き)

肩甲骨の前方回旋(腕を前に突き出す動き)

・肩関節の内旋(腕を内側に捻りこむ動き)

特に重要になるんだけどさ

 

それぞれ

・肩関節の水平屈曲(大胸筋、三角筋前部) 三角筋は肩の筋肉のこと

・肩関節の屈曲(大胸筋上部、三角筋前部)

肩甲骨の前方回旋(前鋸筋) 前鋸筋は脇腹の筋肉

・肩関節の内旋(大胸筋、広背筋、三角筋前部)

対応していると言われてんのね

 

腕立て伏せベンチプレス、ペックフライなどのトレーニングを見てもらってもわかる通り

”腕を前に出す”動作基本的には大胸筋が主導筋になってる

同じく筋トレを例に出すなら、ローイング、ラットプルダウン、懸垂等、背筋は”腕を引く動作”の主導筋になってる

まり、より強くパンチを”前に打ち出す”ための筋肉って大胸筋のはずなのよ

 

もろちん、腕を早く引き戻すことでパンチの回転を上げるだとか、パンチが当たった時の衝撃を受け止めるだとか、

ミスショットの時に素早く腕を止めてもどすだとか、背筋が必要な動き自体は少なくないので

パンチが強くなっていくためには背筋は"補助的に"必要になっていくのは否定しない

でもそれは補助的な話でしかないと思うんだ

実際、筋電図(その筋肉がどれだけ使われているか筋肉に走る電気信号で測る方法)で調べた際に

熟練者ほどパンチを撃つ際の広背筋の働きはゼロに近づいていき、当たった瞬間に反応するという結果になってるのね

 

これたぶん、言い出したのはバキシリーズでおなじみの板垣退助先生だと思うんだけど

あれって「本来補助筋でしかない背筋が鬼のように発達するほど打撃が強い」ということであって、

「背筋が発達すると打撃が強くなる」って話じゃないと思うんだけど本編ではどうなんだろうか

 

スポーツ科学的には打撃を強くする筋肉絶対に胸筋なんだと思うんだけど

 

ちなみにワイ君はボクシングの元プロ日本ランキング1桁まではやりましたが

当時、世界チャンピオンに聞いたら強いパンチ体重移動で打つんだと言われました

Permalink |記事への反応(3) | 16:17

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2025-02-28

四十肩になってきた

腕を上げると痛い

整体だかまっサージだかの肩甲骨剥がしやってみたいですなあ

Permalink |記事への反応(0) | 20:58

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2025-02-18

anond:20250218200154

それ以上は動かして自分で掴むしかいからでは

角度を何度とか捻る動作とか肩甲骨をこうするとか言われても運動音痴はそれができないでしょ

Permalink |記事への反応(1) | 20:03

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2025-02-02

anond:20250202123149

左右の肩甲骨を盛り上げて背中で物をはさむことができる

Permalink |記事への反応(1) | 21:20

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2025-01-08

髪の長い人間電車に乗るな

腰より長い髪をまとめるでもなくおろしてる人間

汚いんだよ。

満員までいかなくとも肩と肩が接触する程度の電車に乗るならきっちりまとめてくれ。

背中に下ろしてる状態だと本人気づかないかもしれないけど、ボッサボサのぐちゃぐちゃで汚えから掃除した後の箒顔面に向けられてるみたいなもんだから

私は綺麗にしてるから関係ないと思ってるお前。お前だよ。お前に言ってんの。

からカバン持って駅まで行って電車20〜30分乗って降りて、そのままの背中写真撮ってもらえ。ぐっちゃぐちゃだから。そのぐっちゃぐちゃを毎日赤の他人押し付けてる事実に気づいてくれ。

肩甲骨くらいまでの一般的なロングヘアならともかく、腰くらいまでの長さになるとケアとセットに相当金か時間かかけてないと目も当てられない汚らしさなんだよ。本人は綺麗に整えた状態しか認識してないんだろうけど。

都内だとたまに男でもスーパーロング見かけるから男女関係ない。

髪を伸ばすなとは言わない。ヘアドネーションとかもあるし。

伸ばした髪が人に迷惑かけないようにしてくれ。

Permalink |記事への反応(0) | 09:02

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2025-01-07

肩こりと言われ悩まされた話

肩がこっている、気がしていた。

実のところもうずっと昔から、首の後ろから肩にかけての張りが続き過ぎていて、もはや自分の中で異常と認識できないレベルになり、肩こり自分同化していた。

仕事パソコン携帯をよく触るので、その影響かと自分では何とも思っていなかった。

コロナ禍以前は美容室施術の合間にマッサージがあり、毎回、アシスタントの子に「すごく肩がこってますね」と言われた。

言われるとそうなのか、と思うが自分では自覚がなかった。

膝を痛めたときに人に勧められて整骨院に初めて行った。毎回、整体師が私の肩を揉むたびに「肩こってますね~」と言ってくる。

そこまでくると、「よく言われます」と答えていた。

整体から、体がゆがんでいること、足を組むこと、猫背なこと、呼吸が浅いこと、運動不足筋肉が無いことを指摘された。

私は健康体だったしそれぞれが病的な程ではないが、年を取ってくるとそれぞれが相乗して身体を悪くしていくのかな、と不安に駆られた。

整体はしばらくまめに通ったが、高額の施術勧誘が嫌になり行くのをやめてしまった。

それから数年経ち、今度ははっきりと自覚するレベル違和感が襲ってきた。

まず、夜になかなか寝付けない。

から肩甲骨付近までががちがちに緊張していて、頭の置き所がない。どんな体勢でも寝にくい。

ここ1か月ほどうまく眠れないことが続き、体のあちこち弊害が出た。

そこで初めて肩こりを治したいと思い、「肩こり」と検索をした。

そうすると整形外科のページが出てくる。整形外科は考えたことがなかった。

そもそも肩こり保険がきくのかどうかも知らなかった。

近くの整形外科検索し、良さそうなところを選んでさっそく受診した。

肩こりで眠れないです」というと、首のレントゲンを撮ってくれた。

結果、首の骨には異常は見られなかったが、頸椎の間にある椎間板が年齢によってややヘタっていることがわかった。

先生曰く、運動不足パソコンは直接的原因ではなく、消耗品椎間板がヘタってその辺を通っている神経を圧迫することで痛みが発生しているとのことだった。

これには大変納得した。

どれだけ運動をしても、どれだけマッサージをしても、風呂に入り血行を良くしてリラックスしても、肩こりのせいで眠れていなかったのだから

神経のブロック注射か、神経に効く薬の処方で対処できるとのことで、薬を選んだ。

その薬は飲んだら眠くなってしまうとのことだったが、眠りたい私にはピッタリだと感じた。

その夜も入浴し、日課ストレッチをして眠りにつく。

結果、肩の緊張もなく深い眠りにつけた。

いろんなところで肩がこっていますねと言われ、悩んでいる人、一度整形外科受診してみてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

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2024-11-23

[日記]

商店街でおばーさんが店主やってる花屋があった

ガラス張りで中が見えるつくりになってたから、室内で三毛猫ひなたぼっこしてるのが見えた

そばに店主のおばーさんもいた

写真とっていいですかって外から声かけスマホ出そうとしたら猫が動き出した

あー逃げられちゃうかなと思ったら、店の外に出てきて、足元20cmくらいまでよってきて、背中差し出す感じで立ち止まった

さわっていいのかなと思って背中をおそるおそるなでたらおとなしく触らせてくれた

前足の肩甲骨?的なところがごつごつしててやせぎみだなって思った

でも毛並みはほんの少しぼさぼさな程度で、全体的にはきれいだった

なでてもらったことを確認したら(?)、これで仕事は終わったという感じでまた歩き出して、

そばにあるバケツまでゆっくり歩いて行って、たまった雨水を飲み始めた

店主のおばーさんいわく

おばあちゃん猫で年寄り名前はミーコ

一度水のみはじめると長い、

とのことだった

かに長い

写真撮りたいけど顔見れない

店主のおばーさんが「みーちゃん」って読んだら顔あげてくれたか写真とれた

目つき悪い

そのあと店の前を離れてから振り向いたら、

おばーさんが声かけたのに反応して、また店の中に戻っていくところだった

かしこ・・・

気まぐれなイメージある猫でこんなサービス精神を持ってるのがいるなんて初めて見たから、すごく驚いた

テレビ看板ネコってだいたいカウンターにいるだけ、みたいなのが多いイメージだったから、

こんな人懐っこいのもいるんだなあ

ちなみに自分動物に好かれるタイプでは全然いから、ほんっとーーにうれしかった・・・

Permalink |記事への反応(0) | 12:43

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2024-10-23

サロンパス貼られて泣いた

つらい話ではない

フルタイム勤務しながらワンオペ育児中(夫単身赴任・5歳3歳)なんだけど、先日から実母が遠方から来てくれていろいろ手伝ってくれた

家の中が見違えるように整ったし、食事バリエーションも豊かで、子供の事をたくさん褒めてくれる

子供ママママばっかりにならないか自分ゆとりもある

ほんと子育てはひとりでは出来ないわ(個人差があります)(ひとりで頑張っている人は本当にすごい。お疲れ様です)

それらよりも嬉しかったのが、頭痛しんどい時に肩と背中サロンパスを貼ってくれた事だった

棚にたくさんあったの、って肩に4枚、肩甲骨あたりに2枚、あと首の後ろ 骨の出っ張っているところに1枚

ひとりでは手の届かないところに優しく貼ってくれて

その手があたたかくて

母が寝てからボロボロ泣いた

ワンオペ育児してると自分の事がおろそかになりがちで(自分時間を削るのが一番手っ取り早く時間が作れる)隙間時間自分趣味して自分大事に、とは心がけているんだけど

こうして「自分自身が誰かに大事にされている」事を実感する事ってあまりなくて

しかもそれが「お金を払ってマッサージを受ける」とかではなく、本当に無償のものなんて稀有

サロンパスを貼られている時、自分子供に戻っていたと思う ただ大事にされる側になっていた


陳腐表現だけど、母の愛だ

自分も母になったけど、きっとこれを引き継いで、子供に渡す役目があるんだなあ


書いててまた泣いてる 書く事がとっ散らかるーー

だってただ大事にされたいね

Permalink |記事への反応(3) | 23:32

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2024-10-17

フィクション世界では派手な長い髪がいくらでもいるけど、現実で伸びてみると肩甲骨下あたりでもう本当に煩わしいんだよなあ

人生ではじめて髪をここまで伸ばしたけど、この長さを保ってる小学生くらいの子供ってすごい忍耐力というかなんというか

自分で決めて伸ばしてるとしても相当メンテ大変だと思う

いや、それともものすごく若いうちだと髪も強くて滑らかで、今の私ほどには面倒ではない、とかなんだろうか

風呂で髪を濡らすと背中に張り付きひっぱられ

シャンプーの量は短い時の数倍

リートメントなんて雰囲気だけのものだと思ってたのに、無しではいられないものになった

インバスも手を抜けずアウトバスもがっつり

髪が乾くのに1時間

うっかりトリートメントをさぼった日には絡まりまくって、ただのヘアゴムでまとめることすらままならない

普段自分の髪が抜けてる意識なかったけど、この長さになると嫌でも目につく

長い長い髪が床におちてホコリからませ汚い

洗面所シンクに浴槽に張り付いてる

湯船から絡みついてくる

いやもうこれ可愛いからと憧れでやるには面倒くさすぎるでしょ

普通にウィッグのがずっとコスパいい

ということで人生で一度やって気が済んだ

適当なところで切ろう

Permalink |記事への反応(0) | 16:04

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2024-10-14

肩甲骨くっつける👿

Permalink |記事への反応(0) | 15:46

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2024-10-11

柔道選手の回想を聞いてほしい 3


最後公式戦(夏季大会)は印象に残っている。毎年、県内で一番立派な総合体育館で行われる大会だった。梅雨時にある。

団体戦予選は、秋季大会と同じく4校によるリーグ戦だった。上位2校が決勝トーナメントに上がる。

当校の場合は、全国レベル高校と、それに準ずる高校と、平均レベル高校の3校での争いだった。前二者には、それぞれ0-5,0-4という散々な結果に終わった。T君は健闘して強豪校相手引き分けに持ち込んだし、ほかの選手一年前に比べたらずっといい試合をするようになっていた。

だが、勝負世界は厳しい。現実リアルビジネス世界でもそうなのだが、自分が成長しても、ほかのライバルもっと成長している。最後の三試合目は、確か4-1で勝ったのかな。これで、T君の世代にとっての最後団体戦は終わった。各リーグで上位2校だけが勝ち抜いて、決勝トーナメント進出する。当校は第3位だった。これで、本当に終わったのだ。

翌日には団体戦決勝トーナメントがあって、うちの学校と同じ市内のところが優勝した。N君が所属する学校だった。広島県は、伝統的に野球柔道が強い。サッカーもそれなりである

大体のスポーツ広島市にある学校県内最強なのだが、柔道場合は、広島市福山市にある高校県内二強である。いずれも全国に通用する実力を有していた。



記憶に残っている試合の話をする。その翌週には個人戦部門があった。各階級に分かれて戦い、優勝者全国大会に出場する。T君は、81kg級で出場した。

1回戦は、尾道にある高校選手と当たった。確か、今年放送アニメ『ぽんのみち』の舞台の近所にある学校である。俺は、第一試合が始まる前にT君の打込練習に付き合っていた。体を温めておくのだ。体を超動かすスポーツ場合は、事前のウォーミングアップが欠かせない。無論ハードモードである

T君の試合が始まる直前だった。

「勝つとか、負けるとか考えるな。試合邪魔だ。柔道のことだけ考えろ」

と言った。T君は「やり切ってきます!」と言った。

やがてT君が呼ばれて、試合場の前と、開始線の前での二度の礼が終わった。

「始め!」

という審判の声とともに、相手と組み合った。練習で教えたとおり、大内刈りと小外掛けを繰り返しやっていく作戦を採っていた(T君は左利きの左組み。多くの場合ケンカつの組み手になる。鏡写しの組み姿勢)。彼の運動神経だと足技の威力は弱いのだが、技をかけ続けていれば指導は取られない。

相手が技を仕掛けてくると、T君は隙を見て――寝技の態勢に移行した。その時はたしか相手が低くしゃがんで投げる背負い投げに失敗したのかな。

すると、T君は相手に密着しつつ、真横に体重を預けるようにして、釣り手だけで送り襟締めを決めた(相手の背後から横襟を掴んで、手首の尺骨でグイっと頸動脈を圧迫する)。

相手がたまらず仰向けになったところで、両足を絡めた縦四方固めに移行すると、相手は全く動けずに25秒が経過した。一本勝ちである

よく、ここまで強くなったと思った。彼と出会った頃は、紐に巻かれたチャーシュー柔道をしているように思えた。あまりにボテボテとした動きで、才能がないのは明白だった。

だが、T君はここまで寝技を鍛えた。彼にとってのエクスカリバーだった。この頃の彼は、俺と寝技乱取りをしても1分以上は持ちこたえることがあった。

さて、次の試合だが……例の強豪校の子だった(N君)。T君と同じく高三で、改めて見るとスマートな体形だった。背丈はやはり185cmはある。あの細長い足から繰り出すカミソリのような内股で、T君は何度も吹っ飛ばされてきた。

おそらくこの時点で、すでに名門大学からスカウトを受けている(記憶によると、その後明治大学に進学している)。

試合が始まる直前、T君と最後の技の打ち込みをして、最後大内刈りで投げさせてやった。試合場に送り出す時、背後から彼の両肩に手を置いた。肩甲骨のあたりが1年前より逞しくなっている。そのまま、グイっと前に押し出すようにして闘魂を注入した。

試合前の二度の礼の最中、対戦者であるN君の表情を見た。高校三年生とは思えないほど大人びていた。歴戦の兵を見ているようである高校三年間をスポーツに捧げた者の目つきだった。子どもの頃から、数多くの試練を乗り越えてきたのだろう。こういう野獣の眼をしている若人は少ない。

試合場の外には、そのN君の学校の仲間と、あとは監督コーチ陣が控えていた。これといった表情はない。自分の教え子の初戦を観察するのは指導者の基本である。それだけだ。



実は、この時の試合ビデオ撮影している。映像は悪いのだが、できるだけ実況風に説明してみる。わからない単語があった場合は、とりあえずこちらの、

柔道チャンネル柔道用語https://www.judo-ch.jp/terms/

       柔道の技https://www.judo-ch.jp/technique/

をご覧になるといい。

別に不明単語表現があって気にしなくていい。読んでいるうちになんとかなる(と思われる)。以後、試合が終わるまでT君はTと表記する。N君はそのまま。紛らわしいからな。

さて、二度目の礼が終わった直後だった。試合場内ではTとN君が向き合っている。そして、審判が両者を確認する――試合開始の宣言があった。

「始めっ!」

Tは左組みで、N君は右組みだった。

N君は殴り抜くようにして釣り手を取ってきた。横襟のあたりだ。Tも相手の前襟を掴んだが、どこか心もとない。柔道力に差がありすぎて、まともに襟を掴めないのだ。厳しい印象の組み手だったが、後は引き手を握ることができれば……。

次の場面では、同じタイミングで袖を握り合った。中ほどの位置だった。相手ちょっと嫌がったかもしれない。かくして両者の組み手が完成する。ケンカつの組み手である

Tは大内刈りに入ろうとしたが、難しい様子だった。対戦相手と体力差があると、そもそも技のモーションに入ることすら難しい。両者、ジリジリと畳の上で移動を重ねていく。N君が技に入る様子はない。シード枠で第一戦目だった。慣らし運転という印象を受けた。

これは舐めプではない。トーナメントの初戦というのは、綺麗に勝って勢いをつけるものだ。何事も始まり大事である

重心移動を重ねていく両者。ここで、Tが小外掛け、そして大内刈りに入ったが……全く効いていない。もう一度リズムを取って、トン、という畳を蹴る音が聞こえた(ビデオ映像では聞こえないが、俺は確かに聞いた)。Tが足指の裏で畳を蹴り込んで、再度の大内刈りを放ったのである

今度はバッチリ効いていた。左腕で相手の肩を制していたのが大きい。ふくらはぎを刈り取られるようにして、N君が後ろに後退していく。数歩だけ後ろに下がったところで、技が解けて動きが膠着した。

Tは、そこから双手刈りに変化して、相手を押し込んで寝技に持っていこうとする――が、相手は両手を使ってTを上下に振って無効化した。Tの体が揺れている中、N君の大内刈りがしっかと掛かると、真後ろに倒されるのをどうにか我慢した。間合いを取ろうとしたが、遅かった。

N君は、Tの体を引き出して崩しつつ、股下に飛び込んでいた。全身を躍動させて、右脚でもってTの骨盤を跳ね上げた――内股、炸裂。

会場がどよめいた。それくらい、鮮やかな技の入りであることの証明だった。Tの身体が浮いている。が、まだ投げられてはいない。右足をケンケン状態にして抗っていた。歩幅のあるケンケンをしていた。

最後に、ダメ押しとばかり身を捨てたN君に巻き込まれる格好で、畳に落ちていく。

「……!」

主審動作は、会場全体の視線に応えるかのようだった。右腕を緩やかに振っている――ノーポイントだ。背中がついてないので当たり前だが。

会場の反応を気にする素振りもなく、それから寝技の攻防を見守っていた。Tが上からN君を攻め立てるが、「待て」がかかる。

次の組み手でもそうだった。お互いに十分な位置で組めているとは思うが、相手の圧に押されて、Tは身動きが取りにくい。N君は、けん制気味の大内刈りで攻めていた。タイミングを合わせて内股を狙っている。

ある瞬間だった――N君が内股を仕掛けた。すると、Tの動きがおかしかった。ジャンプするようにして真横に飛んだのだ。相手の振り上げた足がぶつかって、コロンと畳を転がった。背中がついている。

「技あり!」

N君にポイントが入った。背中はついていたが、勢いがなかった。

その後も厳しい展開が続いた。Tは相手とガッシリと組み合った後、てんで効かない大内刈りを繰り返していた。そして、N君はそれを上回る勢いで足技を仕掛けてくる。

Tは、それからも真横にジャンプするような動きをすることがあった。対するN君は、いい位置の組み手を取って大内刈りを仕掛けている。大内刈り→内股に繋げるのが狙いだ。

Tは正面から大内刈りを受けるも、後ろに飛んで腹ばいになって回避した。「待て」がかかった。その後、Tに指導(※ノーポイント)が与えられた。

「始め!」

ここで、N君が奥襟を掴もうとしてきた。奥襟というのは文字通り、横襟よりも奥になる。あなたが今着ている衣服で言うと襟首である

Tは抵抗を見せるも、最初は横襟を掴んでいた敵人の右手は、ついに奥襟に差し掛かった。Tは体を後ろに下げつつ……なんと、内股を放った!

N君の奥襟を取る力を利用しようとしたのだろう。ただ、懐には入れていたが全く効いていない。発想はよかったが、素の柔道力の違いがこういう所に出る。威力が無さすぎて、N君の方が戸惑っているように見えた。

今は、互いに横襟を握り合っている状態だ。ケンカ四つなのは変わりない。さっきとは、うって変わって静かだった。N君は小刻みに大内刈りを繰り返している。投げる気はない。けん制だ。Tも、何かを狙うかのように釣り手を小刻みに動かしている。

N君が、釣り手を下方向に絞ったかと思うと、Tの胸をいきなり突いた。一歩下がることになり、また前に踏み出そうとする。その時、Tの胸を小突くようにしてまた大内刈りを放った。Tは嫌がって、猫背気味に距離を突き離した。そして、背筋を真っ直ぐに戻した直後である――直立姿勢。一瞬の静止。

N君は脱力している。俺はつい、「あ……」と言った。技に入る準備ができている。もうダメだ。直観である

一瞬だった。N君は釣り手と引き手を利かせつつ、軸足としての左足で、Tの股下に飛び込んだ。体を密着させつつ、右足を高らかに振り抜いた――内股、一閃。

「技ありいいぃーーーーッ! ……抑え込みッッ!!」

審判の声が響いた。

彼らを視認すると……TがN君を横四方固めで抑え込んでいた! とともに湧いてきたのは、会場からのどよめきと、賛辞の拍手だった。

「なにしとる、N。まだ逃げられる! 右に回転せえ、手を、手を突っ込め!!」

N君の高校監督が、試合場の外から怒号交じりのアドバイスを送っていた。不完全ではあるものの、N君は確かに抑え込まれている。

何が起こったのか。一応、撮影したビデオ画面をベース説明すると……あの時、N君が振り上げた右足は、Tの身体を跳ね上げることな空振りし、宙をひと回り以上して畳に落ちていったのだ。返し技――内股すかしである

Tがやったのは、まず一番に跳ね上げられるであろう左足を、真後ろに隠して回避するという古典的な内股すかしだった。あとは、N君が内股を空振りして自らの威力で吹っ飛び、空中を一回転半して腹ばいで畳の上に落ちた。そして、Tが電光石火の早業で抑え込んだ。以上である

「てら、全力で体重乗せんだよ。あと半分、半分!」

 ※あと10秒抑え込んだら合わせて一本

気が付くと、横四方固めはガッシリ入っていた。N君の動きは著しく制限されている。しかし、彼も体力は相当ある方だ。寝技が解けないならばと、背筋で跳ねるのを繰り返すことで、徐々に移動して……試合場外への脱出成功した。

審判の「解けた!」の宣言の瞬間、試合場の端から抑え込みタイマーのブザー音が聞こえた。これは……!?

「待てー、待て……!」

審判の声は焦っていた。

開始線に戻った両者。ここで主審が、副審のところに行って協議を始めた。N君の学校監督コーチ陣は、ギラついた目で審判団を睨んでいた。タイマーを見ると、残り試合時間は1分半だった。

戻ってきた主審は、「技あり」のジェスチャーを取った後で、上方向に手を振った。ノーポイントに訂正する、という意味だ。

残念だった。あれは内股すかしだったが、投げ方は確かに変だった。N君が技に失敗して、自分で体勢をコントロールして腹ばいに落ちたようにも思えた。

正直、一本でもよかった。今の柔道では、スーパー一本といって、技の威力ありすぎて腹ばいに落ちた場合、一本になるルールがある。当時もその概念はあったが、ルールブックに明文化されているわけではなかった。

その後、併せて審判は、T君が寝技で抑え込んだことによる「技あり」の宣言をした。

「始め!」

N君は即座、猪突の勢いで駆けた。右手でTの奥襟を奪いに行こうとするが――パシン、という音がすると、なんとTが相手柔道着の背中を掴んでいた――奥襟の、さら真下の部分である

N君は、前傾姿勢になった。彼もTの奥襟を掴んではいるが、動きはない。静止している。

「なにをしよおる、はよう技に入れ!!」

相手校のコーチ狼狽していた。

わかっていない。N君は動かないんじゃない、動けないのだ。Tの腕力は本物だったようだ。

「ようだ」というのは、俺がTと乱取りしていて、背中を取らせたことは一度もないかである

体捌きも、総合的なパワーも、ありとあらゆるテクニックも、俺の方がずっと上だった。よって、奴のパワー(ベンチプレス160kg,背筋280kg以上)を体感する機会はなかった。

とにかく、N君は前傾姿勢のまま動けないでいる。その状況で、Tは不意に大外刈りに入った。N君のふくらはぎに刈り足が当たって、ケンケン状態で後ろに下がった。

Tが大外刈りをやめると、すぐさま、今度は連続して内股に入るのだった。釣り手で背中を掴んだまま、大腰みたいにしてN君の体が浮いたが……やはり柔道力が足りない。そのまま両者、畳に沈み込んだ。

いや、違う! Tはこれを、寝技を狙っていた。寝姿勢に入った途端、N君の片腕を取りつつ、巻き込むようにして後ろ袈裟固めに入ろうとする。N君はさらに体を転がして回避した。防御姿勢になる。

Tは亀状態になったN君の上に乗ると、帯を掴んだ。すると、体を捨てる重心移動によって亀状態をひっくり返した。そのまま縦四方固めに持っていこうとする。

再び、N君は腹ばいになって逃れるも、ここでTは――中腰の姿勢になり、両腕で相手柔道衣を握った。胴衣の腕の部分と、下袴の太腿部分をそれぞれ握っていた。そのまま、立ち上がってN君を両手で宙づりにすると――畳の上にゴロンとひっくり返した。

「抑え込み!」

タイマーカウントが始まるが、抑え込んで十秒もしないうちに解かれてしまった。試合の残り時間は、あと30秒ほどだ。

いい作戦だった。まともに立ち技勝負してN君に勝てるはずがない。先ほどの背中を掴んだ組み手は本当によかった。寝技にもっていくための算段のひとつである背中を掴んだ後は、なんやかんやで相手を動かし続ければいい。

背中を掴むのに成功してからは、立ち技ガンガン打って、早々に寝技に引き込んで、審判の「待て」がかからないように動きまくるのだ。それで時間を稼ぐ。

彼は、これを狙っていたのか。作戦だったのか? そんなことは……あるかもしれない。まぐれはこんなに続かない。彼の脳裏にこの流れがあったのだ。

主審は、選手2人が開始線の前に立つと、柔道衣の乱れを直すようポーズを取った。

そして、N君に対して指導を与えた。一瞬、彼の表情を見たが、恐れを感じていた。眉のあたりが強張っている。恐怖を感じる時の表情だ。これから自分がどうなるかわからない、そういう恐怖を感じている。

会場がどよめいていた。大番狂わせのニオイを感じ取っている。

「始め!」

N君は脱兎のごとく、Tの奥襟を取った。対するTが背中に手を回すよりも早く、伝家の宝刀、内股に入った――不十分な組み手だったが、Tの股下に入った足がガッシリ効いている。浮かないようにするだけで精いっぱいだった。

「ヤアァァーーーーーーーーーーッ!!」

N君は咆哮を上げつつ、内股から大内刈りに変化した。自分の後ろに投げる技から、前に投げる技への連続――完璧タイミングだった。

「終わった……?」と思ったその瞬間、Tは自らの体をコマのように回転させて、腹ばいになって畳に落ちた。寝姿勢で向き合って、怒涛の勢いでN君を組み敷いたかと思うと、縦四方固め……? いや、違う。それはフェイントであり、腕がらみ(アームロック)を極めようとしていた。審判が真上から様子を見ている。関節技が極まるか極まらいか、際どい局面だった。

刻一刻と、時間が経過していく……Tの作戦が功を奏したのだ――試合終了のブザーが鳴った。

「それまで!」

ここまで四分。実時間で約十分。お互いによく戦った。ポイントは同点である。この場合は、主審×1と副審×2による旗判定で勝敗を決する。

試合用のタイマーが置いてある長机から審判員が手慣れた動作紅白旗を取った。元の位置まで戻ると、主審は、副審を見やってアイコンタクトを取った。全員、どちらに旗を上げるか決まったようだ。N君が赤旗で、Tが白旗だった。

紅白2本の旗を手前に持ち上げる審判員――白い旗が2本だとTの勝ちである。会場の一角は、静かだった。かくいう俺も心臓バクバクだった。僅かな時間のはずなのに、長く感じられる。

「判定ッ!」

赤2本、白1本という事実を確かめ主審は、溜め息を吐きながら白い旗を仕舞うと――N君の方に勝利の手を掲げた。

この試合を見ていた観客は、ほぼ全員が選手2人に拍手喝采を送っていた。スタンディングオベーションである。いい試合だった。勝ち負けとかどうでもよくて、とにかくいい試合だった。

俺はしばらく其処に立っていたが、T君の後を追いかけてトイレの方に向かった。

次です

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Permalink |記事への反応(2) | 19:28

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