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はてなキーワード:老年とは

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2025-10-20

フェミニズムの分類を教えてあげよう

anond:20251018215455

増田はてなが雑なのはいつものことなんだが、そろそろフェミニズムにも分類があるってことを皆さん認識してはどうか。

ざっくり整理してやるから各自勉強とき

 

リベラルフェミニズム自由主義フェミニズム

法の下の平等参政権教育労働平等機会を重視。例:メアリウルストンクラフトジョン・スチュアート・ミル

サフラジェット運動女性参政権運動

社会主義フェミニズムマルクス主義フェミニズム前身

資本主義と家父長制の二重の抑圧を批判

ラディカル・フェミニズム(根源的フェミニズム

→ 家父長制の構造のもの批判し、性の政治を重視。例:ケイト・ミレット、シュラミス・ファイアストーン

マルクス主義フェミニズム

女性の抑圧を労働分業と再生労働観点から分析

エコフェミニズム

女性自然の抑圧を並行的に捉え、環境問題ジェンダー問題を結びつける。

文化フェミニズム

女性特質価値共感ケアなど)を肯定文化的再評価を目指す。

ブラックフェミニズム黒人フェミニズム

→ 「白人女性中心主義」への批判。例:ベル・フックス、アンジェラ・デイヴィス。

レズビアンフェミニズム

異性愛中心主義男性依存からの脱却を主張。

精神分析フェミニズム

フロイトラカン理論ジェンダー批判的に再解釈ジュリア・クリステヴァルース・イリガライなど)。

差異フェミニズムdifference feminism)

→ 「平等」よりも「差異」の承認を重視(イリガライなど)。

ポスト構造主義フェミニズムポストモダンフェミニズム

→ 性や主体流動性を重視(ジュディス・バトラー、ダナ・ハラウェイなど)。

クィアフェミニズム

性的指向ジェンダー身体多様性を含める。フェミニズムとLGBTQ+理論の交差。

インターセクショナル・フェミニズム(交差性フェミニズム

人種階級性的指向障害など複合的差別分析キンバリー・クレンショウ)。

ポストコロニアルフェミニズム

西洋中心的フェミニズム批判し、植民地主義文脈分析(チャンドラ・モハンティなど)。

トランスフェミニズム

トランスジェンダー女性視点を含むフェミニズム

サイボーグフェミニズム

科学技術身体・性の境界を問い直す(ダナ・ハラウェイ『サイボーグ宣言』)。

デジタルフェミニズム

SNSオンライン空間における性差別問題運動(#MeToo、#TimesUpなど)。

ボディ・ポジティブフェミニズム

身体規範(痩身・若さ・美の基準から解放

メディアフェミニズム

映画アニメゲームなどの表象分析

メンズフェミニズム男性フェミニズム

男性立場からジェンダー平等を推進。

ポストフェミニズム

フェミニズムの成果を前提にした「個人選択」重視の潮流(批判も多い)。

日本フェミニズム

平塚らいてう田嶋陽子上野千鶴子古川直子など。

日本型の「母性保護論」「差異政治」「ケア倫理」なども特色。

アジアフェミニズム韓国台湾中国など)

イスラームフェミニズム

ラテンアメリカフェミニズム

先住民フェミニズム

障害フェミニズム(ディスアビリティフェミニズム

老年フェミニズムエイジングフェミニズム

Permalink |記事への反応(19) | 21:01

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2025-10-17

anond:20251017215308

古畑任三郎では違う説明してたな

お菓子の消費について

幼少期は多く

成人すると少なくなった

老年期になるとまた増える

これをバスタブ曲線説明してた

Permalink |記事への反応(0) | 21:55

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2025-08-25

anond:20250825110410

そこはかとなく土人みを感じると思ったら35年前か

医療関係者によると、「カリフォルニアから来た娘」は高齢患者生活ケアから遠ざかっていたため、患者悪化の程度にしばしば驚かされ、医学的に可能なことについて非現実的な期待を持ってしまうことにある。 また不在であったことに罪悪感を感じ、再び介護者としての役割を果たそうとする心理もある[2]。

2015年出版された『ザ・カンバセーション』(原題:The Conversation)では、アメリカ医師アンジェロ・ヴォランデスは、これを「罪悪感と否定」であり、「必ずしも患者にとって最善であるとは限らない」としている[3]。

この言葉は、1991年米国老年医学会誌に発表されたウィリアム・モ−ロイ博士と同僚たち老年医学者の集団による「無能高齢者の意思決定:『カリフォルニアの娘』症候群」と題する症例報告で、初めて注目された。ウィリアム・モ−ロイ博士と同僚たちは、精神無能力(意思疎通困難状態)な患者の気難しい家族に、医療スタッフがどのように対処するかの方策をこの論文内で提示した[4]。

Permalink |記事への反応(0) | 16:59

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2025-08-12

週末美術館おすすめおっさんになって美術に興味がわいてきた話

自慢じゃないが学生時代美術芸術は評定1や2。

芸術の才能は皆無どころかマイナスおっさんだ。

おどろくべきことに年齢が老年に近くになるにつれ、美術に興味がわいてきた。

だいたい19世紀の写実派をメインにさまざまな美術イベントに参加している。

若手の前衛美術とか面白いよ。

これの良いところは、週末グダグダしたくなってもなんらかの口実で外に出れることである

1500円くらい出して外に出てエクササイズすると思えばいい。

博物館とか総合芸術とかより「絵」だからセンスゼロおじでもなんとかわかる。

少なくとも「好き・嫌い」が分かりやすいのが平面絵だ。

なのでハードルが低いので、おっさんの参入がしやすい分野だと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 23:02

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2025-07-13

anond:20250713143740

日本人老年ではない強者男性である増田が、「自分さえ良ければいい」と言っているように聞こえるが。

老人はともかく、「女とか外国人とか弱者とか」を蔑ろにし続けたのが日本の失われた30年の一側面で、その結果が今の日本社会・経済の歪みとなって顕在化している。

Permalink |記事への反応(1) | 14:59

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2025-07-03

子供複数人育てられる裕福な世帯意見が通りやすくなり、結果として富める者はますます富み、貧困層ますます虐げられて経済格差が拡大し、社会不安定さが増していく。

その不安定さにトランプみたいな扇動家がつけ込んで民主主義が終わる。

子持ちの人間の票を増やすのではなく、15歳から40歳くらいまでの比較若い世代の票の重さを、1.5倍とか2倍とかにするほうが国の未来にとってプラスの影響が出ると思う。

あと平均寿命-15歳(今だと70歳くらいか)の国民被選挙権議員資格は無くすべき。脳の老化を根本的に無くす技術が普及しない限り、老人に政治を任せるべきではない(判断力の弱い人間という意味では若年と老年類似存在)。

いいアイデアだと思う子供にも選挙権を与え、養育中の親が代理行使することにすれば、子育て家庭の意見がより強く反映されるようになるさら独身おじさんから選挙権剥奪するこ...

anond:20250703232156

Permalink |記事への反応(1) | 23:26

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2025-06-15

anond:20250615184251

ああ、馬鹿中年老年男性がやりがちなマンスプレイニングってことね

Permalink |記事への反応(2) | 18:43

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2025-06-01

推し活にハマれなくなってきた

最近推し活」というのが世間的なブームになってきている。ってか最近でもないかもしれない。

ホテルカフェでは「推しプラン」というのができ、推しぬいぐるみに着せる服は100均でも売るようになった。

かく言う私も4年前くらいは、すすんでぬいぐるみを買い写真を撮るなどしていたのだが、

最近はそのブームに対して忌避感を覚えるようになってしまった。

まあ、十中八九年齢によるものがあるのだろうけど、整理するために書いていこうと思う。

推し活という名の消費自慢になってきている

ソシャゲVtuberスパチャに代表されるが、お金を払うことがオタクアイデンティティになってきてしまっている。

以前のオタク比較すると、愛を語るのに「お金を多く払うこと」「消費をすること」が重要になってきている肌感がある。

まあAKBCD商法とかあったけど、それがアニメゲームなどの二次元コンテンツにまで入り込んできてしまっている。

だいたい、消費活動をすることはいいけどそれを「推し活」とかいキラキラワードにして、競争のような状態にさせて、

あげくのはてにプリキュアのような子供向けコンテンツでそういうことを事前に勉強させるのってよくないんじゃない?

と思ってしまう。

加えてメディアに煽られた大手企業が「推し活」をターゲットとしてどんどん消費活動応援するようになっている。

こう、上手く言語化することができないんだけど、歯車に組み込まれしまったような気持ち悪さを感じてしまう。

②生身の人間キャラクター化して消費するようになってきている

グループYouTuberの話だが、その中に一人生得的に不器用な方がいた。

YouTube企画の中でも何度か不器用さがわかるエピソード披露したりするのだが、

コメント欄を見ると「かわいい」と言われていた。

(ちなみに、その方は成人男性である

コメントをぱっと見たときには「ふーん」くらいに感じていたが、だんだんかみ砕いていくうちに

「いや、人の不器用さに対して『かわいい』ってなんだよ」と思うようになってしまった。

自分経験と被ったからかもしれない。

ASグレーゾーンのため、時々人の気持ちがわから発言してしまったりしたことがある。

そのたびに「天然」「かわいい」と言われてきた。こっちは真面目にやっているのにだ。

ちょっと前に九月さんを発端とした「メロシコ論争」があったが、男性女性わず

「生身の人間キャラクター化すること」の恐ろしさ・おぞましさにもっと自覚的になるべきではないだろうか。

一生懸命にやっていることを褒めるつもりが、ぬいぐるみのようなものに押し込める行為になってないか

私は不安になってきてしまった。

③履修に対するハードルが高すぎる

社会人になってから特に感じるのがこれである

ゲーム動画アニメドラマ映画無限にあるのに、履修スピードが追い付かない。

というか、全部履修しなきゃって思ってしまうところがあって、流行ってるアニメを見ることが義務になってきてしまってる節がある。

逆張りしたくないんだけど、流行ってるコンテンツ流行ってる時に見ることのハードルが相当高いし、

相当しんどいものがある。

また、ソシャゲに関してはイベントが多すぎる!いやマジで働いているオタクソシャゲやるのどうやってんの?ちゃん仕事できてる?寝てる?

ソシャゲソシャゲで一つで完結するのではなく、別作品とつながってたり舞台化とつながっていたりと、

つのコンテンツでも履修をするハードルが高すぎる。

SNSオタクのつながりが可視化されるようになって猶更、「すべてを履修しなくては推しを名乗れない」ことが

増えてきている。

軽ーい強迫観念持ちとしては「これも履修しなきゃ」と義務になってきてしまい、「愛」とは一体…?というような感じになってきてしまっている。

まあ、平たく言えば自分が昨今のオタクコンテンツに向いていないんだろうなあ。

でも、今までずっとオタクだったかオタクコンテンツに乗れないとただの「無」になっちゃうよ~という恐怖感がある。

似たような悩みを持つ人がいたらうれしいなと思い、筆をおきます

2025/06/03 追記

なんか思ったより多くの反応をもらってびっくりしてます

こんなにお気持ち100%(しか日本語下手)なのに読んでくれてありがとうございます……。

わかるよっていう人がいてちょっとうれしかった。下手なりに言語化はしてみるものだなあ。

「そんなに人のこと気にしなくてよくない?」って反応が一番多かったかな?

めちゃくちゃわかる!平たく言えば最近流行についていけなかった個人問題から

他人のこととか評価とか気にしなければいいよねっていうのも頭ではわかってる。わかってんだけどな……。

わかってるんだけど、強迫観念が常に付きまとうようになってしまってるんですよね(これもお前個人のせいだろと言われたらぐうの音も出ない)

他人のことを気にしない、でいるにはSNSで個々の世界がつながりすぎてしまって、

新グッズが発売されたりイベントが起きると札束ではたき合うオタクが見えてしまって、

それを「人は人、自分は自分」で片づけられるほど私は心を強く持つことができなかったよ。ごめんね。

あと、「コンテンツ慈善事業じゃないから、お金を費やさないと…!」っていう意見もあった。そうだよね、営利企業だもんね。

でも、自分含む多くのオタクが「支えなきゃ支えなきゃ」ってしていたコンテンツが、

かじ取りを間違えて変な方向にアピールし始めて、サービス終了して、オタクの恨み言があふれるようになって……。

っていうのを何度か経験たからもうそんな純粋気持ちになれないや。

推しに対しての愛は本物だと信じたいし、あの時推しオタクをしていて楽しかった気持ちは本物だけど、

その代償に自分暮らしメンタル犠牲にすることを是とする風潮はちょっと変じゃない?と思うようになってしまった老年期のオタク独り言でした。

Permalink |記事への反応(33) | 10:45

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2025-05-21

日本未来予想図

### 1. “ハイテク遺跡”化とスクラップ経済

**旧インフラの『発掘』市場**

かつての高度な交通網・通信網が十分に保守できず、地方では故障した基地局新幹線車両を“掘り起こして”部材を転売する個人業者が台頭。半導体を取り出す「都市鉱山ビジネススラム定番職業に。

### 2. 超少子高齢社会が“観光資源”へ転換

**“百歳村ツーリズム”**

百歳人口密度世界一となり、海外医療老年スタートアップフィールドワーク目的で村ごと受託運営老人ホームが“生きた博物館”として見学料を取る逆輸入モデル

### 3. 残存技術者による「同人国家プロジェクト

**DIYインフラフェス**

電力・通信を自前でまかなうオタク技術者クラウドファンディングで“町内向けミニ発電所”を量産。コミケノウハウインフラ構築に転用し、自治体より早くサービスを復旧。政府が後追いで許認可を出す「公→私」逆転現象

### 4.食文化の“省エネ化”

**出汁カプセル経済圏**

光熱費高騰で煮炊きが贅沢に。魚粉を超圧縮した“出汁キューブ”が主食扱いになり、食卓は湯に溶かすだけの流動食化。結果として味覚の微差を競うオタク層がガストロノミーを牽引し、“お湯割り職人”が登場。

### 5. “縮退メタバース”の普及

**帯域節約SNS**

ネット速度が不安定になる中、テキストベース+8bit音声のみの軽量メタバース復権昭和レトロドット世界若者の主ステージとなり、「現実ハードだがオンラインは8kbpsで優しい」という逆転。

### 6.英語からアジア共通ピジン”へ

**コンビニピジン語**

輸入労働者高齢日本人意思疎通するため、ひらがな簡体字絵文字を混ぜた即席言語が広がる。やがてインドネシアフィリピンに伝播し“コンビニピジン”として逆輸出。

### 7.政治レイヤーの“再藩主制”

**メガ企業領国化**

中央税収が細り、巨大企業道路補修や水道維持を肩代わり。結果としてトヨタ藩・ソニー藩・楽天藩など“企業領国”が自治権を持つ。住民は「どの藩に所属するか」を就職ではなく“帰属”として選択

### 8.国防が“クラウドソーシング”へ

**ドローン傭兵DAO**

正規軍維持が難しくなり、個人オーナードローンスマートコントラクトで束ねたバーチャル傭兵団が離島防衛を請け負う。トークン配当で機体を共有保有する“戦争版NFT”が出現。

###9.都市部は“縦割りゴーストハウス

**エレベーター権の売買**

高層マンション維持費が出せず、上層階が無人化。1–10階は低所得者占拠20階以上はクリエイター格安アトリエとして使用エレベーター運賃が電動キックボード並みに課金制に。

###10.キャリア教育の“原点回帰

**寺子屋AI家庭教師**

公教育が縮み塾も淘汰される一方、オープンソースLLMを使った“寺子屋AI”を町内で共同運営江戸時代さながらの私設学習所にハイテクが融合し、学習地域格差がむしろ縮小。

###11.文化輸出ではなく“文化流刑モデル

**漫画家流放プログラム**

海外スタジオ費用を持ち、日本で食えなくなったマンガ家国外アトリエに“流刑”する制度を創設。現地産業振興日本マンガ存続を同時に図る“負けて勝つ”クールジャパン2.0

###12.医療は“優待治験”が主流

**治験参加で治療費無料**

国家保険崩壊後、外国製新薬フェーズ治験日本全土で実施高齢者が参加して医療費を浮かせる“治験ツアー”が一般化し、治験成績優秀者には「ゴールド被験者カード」が発行。

### 13.対外関係は“文化財質入れ外交

**国宝担保インフラ融資**

鎌倉大仏譲渡担保港湾を改修、浮世絵一括担保衛星打ち上げるなど、美術品がデジタル資産化され国際市場を回遊。やがてDAOが国宝を分割所有する“分散保護”へ。

### 14.生活防衛としての“セルフ防災企業化”

**町内株式会社**

災害多発と公的補償低下を受け、自宅をリビングシェルター化した住民が“被災シェアリング”の株式を発行。豪雨で止まった地域に対し、家ごと貸し出し配当を得る“寡占シェルター市場”が発展。

### 15. “終わりなき地方創生”のエンタメ

**滅びゆく町実況配信**

「町が無人になる瞬間」をYouTuber24時間中継し、スーパーチャット遺跡保存費を賄う。人口ゼロ記念セレモニー国際的イベントに──“負の達成感”をコンテンツ化する逆転思考

Permalink |記事への反応(2) | 18:55

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2025-05-09

anond:20250509170235

母子家庭で育てた子供は2人とも障害者障害等級2級)だから。あと母本人が働くのが好き、というか働いてないと老年うつ病っぽくなる。今は毎日イキイキしてる。父は50代でアーリーリタイヤした富裕層20歳以上歳下の新しい奥さん暮らしてるけど、やっぱりちょっと老年うつ病っぽさがある。でも金はあって遊び歩いてるから元気と言えるのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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2025-04-25

失われてゆく時を返して

テレビの話をしよう。私が子どもの頃テレビを見るのは禁じられていた。だから今でも蠱惑的なイメージを持つ。ちなみに私にあったのはアニメチャンネルケーブルテレビビデオテープだった。つまり禁じられていたのは地上波という訳だが──わが家ではニュース番組新聞紙もなく、例えば殺人事件話題でさえ私の前では禁句だったのだ。それはすべて母の意向だ。「子どもの頃だけは美しいものだけを見せたい」──つまりスヌーピーピンクパンサーパワーパフガールズ、もしくはクラシックディズニーアニメたちがそれだった。私はまったくの無菌室で育ったのだ。

もちろん母は私にマザー・グースを、ピーターラビットの手のひらに乗るような絵本を与えた。そして教会に通わせた。母は西洋趣味で、チェリーパイスコーンを私に食べさせたがった。朝には紅茶を飲むことを義務付けられていた。その半面で私の眠っている間に両親は大喧嘩し、朝私が目覚めると台所の床に醤油が一面に広がって硝子が割れていた。

今になって分かる、母は分相応という言葉を知らず──後年明らかになるがこれは文字通りの意味だ──贅沢好みで、工場勤務する父の安月給をたびたびなじっていたのだ。

なぜ彼らが結婚したのか私は知らない。彼らは出会って恋に落ちてお互いに“音楽”の趣味が合い、私にそれに基づいた名を付けた。父はドラムベース趣味としていた。母はピアノバイオリンギターを弾いた。そういった音楽素養は私の身に付かなかった。私自身唯一自分の取り柄と言っていいのは「金離れの良さ」だ。私は母に似て散財家だ。だからはいつも一文無しで、夢を見ている。もっと素敵なお洋服を、もっと美しい家具調度を──。そしてVOGUEファッション・ウィークなどと聞くとじたばたとその場でのたうち回るのだ。

もちろん私は冗談を言っている。これは真実告白ではない──当然嘘でもない。私は己の混沌とした人生言葉フィクションによって整理し、美化したいのだ。それだけだ。しかしそのそれだけが恐い。自分無能さと直面するのを何より恐れる。

結局父母の博愛精神は私に受け継がれず──私は自分を守るためにあくせくし、こうした駄文を書くに至ったのだ。

だが私はここで気付く。「自分の心を守るため」それ以外のどんな情動で人が動くというのだろう?父は笑ってこう言うだろう。お前は何もかも突き詰めて考え過ぎる、頭でっかちだと──。

結局母は我々の許を去った。早い死だった。これを書く私はまだ二十代だ。母方の女たちはつねづねこう言い合っていた、しみじみとしてからっとしてすべて諦めたような調子で──「Y家の滅亡」このタイトルで我々一族年代記が書けるね──と。

そうだ、私の父母はそれぞれ金満家の子として生まれ育ち、しかしそれぞれ家族関係悪化させ、孤独のうちで拙速恋愛関係を取り結んだ、少なくとも私はそう捉えている。

そして私が生まれ──貧困と不幸の道を歩むことになったのだ。つまりこれを書く私は両親と同じ「できちゃった結婚」をしスピード離婚してひとり親家庭になり──私の場合生活保護受給に至った。何故なら私はうつ病者で発達障害からだ。彼らのような生活力は私になかった。私はくたびれていた、生きることに、日々同じことを繰り返し飽きもせず飲み食いし「家」と呼ばれる一処に毎日寝起きすることに──もし私が裕福であったなら、私は一切の人間関係をなげうち旅に出るだろう。賃貸の安アパートも引き払ってチープな家具類も捨て去りアンティークの革の旅行鞄一つ持って飛び立つ、目的地はない、煩わしい何もかもにさよなら、だ。そしてそれには息子も含まれる。実の母親にも望まれずこの世に生を受け幾年かを経た哀れな一人息子──老いと死に包囲された老年者に特に喜びをもたらしたわが子を離れて、遠く、遠く、遠くへ行くのだ、私一人、一人、一人だけで──。

Permalink |記事への反応(0) | 20:37

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2025-04-19

台湾料理は相当ヘルシーらしいが

台湾中年老年より、日本人のほうが健康そうに見えるのはなんでだ

いや同じようなものかな?

Permalink |記事への反応(0) | 11:36

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2025-04-15

フェミの子可愛い子ばっかだよ?

ここはさすがにリアル失笑したわ

どこの世界線の話してるんだほんと…

そもそも女子じゃなくてもう老年に近い奴らが9割じゃん

Permalink |記事への反応(1) | 02:35

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2025-03-17

Flow感想

・このキャラ達、絶対に転生した元人間だよね?

・よく考えたら産まれて初めて動物映画(人間が考えた「動物たちはこんなふうに考えたり人間みたいな情緒を持って生きているんだよ!!」てやーつ)を鑑賞したかもしれない

ネットでみた誰かの感想カピバラェ…」同意

幼児に観せたら良いかもとおもった、それか痴呆はいった老年期の人々

ラストェ… (海外のって「そこで切るゥ?!」て感覚の違いを感じるときあるよね)

・「本館にグッズ売ってます」てあったから次の上映プログラムのなんかベルバラぽいのにワイの観たFlowより遥かに多く上映待ちが集まっとるの掻き分けてアネックスからそっちに行ったけどパンフ完売だった…orz

京都の上映館だったらパンフレット在庫もってないかなぁ…🤔

By増田♂54歳の まあこんなもんですわ)




追記

門真まで行ってラスイチのを買ってしまいました(上映後に近隣館に電話しまくった)

カンケーない(そこで鑑賞したんじゃない)のに購入して申しわけありません…

Permalink |記事への反応(0) | 14:26

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2025-03-03

anond:20250302182548

デカイ餌が手の近くにあるときに伸ばさないでいられるほどの域に達した人間ばっかりではないんだろ、貸し金庫事件といい。

強欲なんて最後孤独老年モラハラ入所者だろ、楽しいもんかね

Permalink |記事への反応(1) | 19:01

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2025-02-03

anond:20250203143539

女性ということで老年でも結婚という契約で守られてるんだろ

Permalink |記事への反応(1) | 15:13

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2025-01-04

anond:20250104181201

それは、年食ってくるとむしろ幸いなのよ……。

若い頃は暇はあっても金はない。

中年は金はあっても暇はない。

老年金も暇もあっても体力が無い。

せめて仕事くらいないと、死ぬまでの時間消化でしかなくなってしまう。

トランプマスクみたいな大富豪でも仕事を辞めないのは、それほどまでに『するべきことが無い』というのが耐え難いからだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 19:49

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2025-01-02

年末休日我が家では毎年筆記試験がある

朝、起きてリビングへ行くとテーブルの上に一枚の用紙が伏せて置かれている

その瞬間、今年もやるのか…という気持ちに苛まれ

予告はない

妻はなにも言わない

猫はじっと俺のことをソファの上から見つめている

俺が用紙を手に取り、表にすると妻はそれを見て手元のスマホ操作する

用紙の横にはシャーペン消しゴム、他になにもない

妻は翳すようにテーブルスマホを立てて置く

画面にはストップウォッチが映っている

時間は60分

俺は最初問題に目を落とす

"圧倒的な戦闘力天才頭脳を持つ作中トップクラスの強き男性が、老年になって突然ゴリラ喧嘩を売り一発で骨を壊されるといった漫画のシーンを観た際の妻の気持ちを答えよ"

俺はうっすらと脂汗を掻きはじめる

幸いなことに、今までに赤点を取ったことはない

だが今年の問題特に難しい気がする

もし赤点を取ってしまったら、俺はどうなるのだろうか

Permalink |記事への反応(0) | 19:03

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anond:20250102112806

"横柄な夫に長年忍従していたおとなしい女性が、老年になって突然暴れだしゴルフクラブを振り回して家財を壊し出すといったドラマのシーンを観た際の妻の気持ちを答えよ"

谷村有美さん、元気にしてるかな。

Permalink |記事への反応(1) | 11:45

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年末休日我が家では毎年筆記試験がある

朝、起きてリビングへ行くとテーブルの上に一枚の用紙が伏せて置かれている

その瞬間、今年もやるのか…という気持ちに苛まれ

予告はない

妻はなにも言わない

猫はじっと俺のことをソファの上から見つめている

俺が用紙を手に取り、表にすると妻はそれを見て手元のスマホ操作する

用紙の横にはシャーペン消しゴム、他になにもない

妻は翳すようにテーブルスマホを立てて置く

画面にはストップウォッチが映っている

時間は60分

俺は最初問題に目を落とす

"横柄な夫に長年忍従していたおとなしい女性が、老年になって突然暴れだしゴルフクラブを振り回して家財を壊し出すといったドラマのシーンを観た際の妻の気持ちを答えよ"

俺はうっすらと脂汗を掻きはじめる

幸いなことに、今までに赤点を取ったことはない

だが今年の問題特に難しい気がする

もし赤点を取ってしまったら、俺はどうなるのだろうか

Permalink |記事への反応(2) | 11:28

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2024-11-19

避けるべき顔1

やたら目が黒々としてる人

タイプ詐欺師モラハラパワハラカルト宗教(上層部)

これは何らかの理由でずっと瞳孔が開いているためである。明るいところでも瞳孔が開いているので、「キラキラしている」と表現されることもある。老年になっても目が曇らない。

原理麻薬常習者と似ていて、過剰に交感神経が働くので瞳孔が開く。麻薬場合は薬の成分で交感神経が優位になっているところを、行為思考によって交感神経優位の状態が長く続く。

Permalink |記事への反応(0) | 15:57

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2024-11-11

中年期を迎えたボーダー女性ってマジで救えない

ボーダー女性って彼氏に試し行動しまくって少しでも気に障るとリスカで血の海作るし普通に殴る蹴るの暴行を加えてくるわけだけど、若い内はセックスという吸引力で理解のある彼くん達を吸い寄せて使い捨てながら寄生生活できるんだよ。

でも歳重ねてセックスの吸引力が減ると理解のある彼くんが捕まらなくなってきて自ずと生存戦略としての社会適応が求められてくる。

そこで男に頼らずに生きていく力を習得出来なかったボーダー女性は淘汰されて実家の置物になったりあの世の住人になったりするし、運よく結婚して出産に漕ぎ着けたボーダー女性母性に目覚めて寛解するパターンを引けた場合に一転勝ち組になったりする。

また、単純に加齢とともに体力が低下して昔の様に暴れられなくなって寛解するパターンもあり、これが一番よく見られるパターンのようにも思う。

しかし、これらいずれの道でもなく中年を迎えてもなおバリバリボーダー女性として生きていけてしま女性が稀に存在する。

特別美人だったり、特別秀でたスキルタレント性を有しているタイプボーダー女性がこれにあたる。

このタイプ若い頃と殆ど変わりなく彼くんを使い捨てながら中年期を過ごすことができてしまう、が故に、このタイプはそのまま老年期に突入してしまうのだ。

流石に老年ともなると彼くん達も寄り付かなくなり、自立精神能力も涵養できなかった彼女達は我々が観測できない世界へとひっそりと消えていくのである

神様彼女達を助けてください。そして、トランプさん、僕の口座に6億を振り込んでください。ザーメン

Permalink |記事への反応(3) | 11:40

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2024-11-10

※今の所オチはない話

自分転勤族

先日、引っ越しを終えた。

引っ越し先は木造価格安め。子供もいるので広めのファミリータイプ

どっちみち数年したらまた引っ越すのでそんなにこだわらない。

引越しの翌日、お昼頃に左右隣には引越しのご挨拶。片方は老年夫婦、片方は小さな子どもがいる(引越し中にすれ違った)。老年夫婦は無事挨拶ができたが、子ども家庭は「すみません、出るような姿になってなくて」とお断りされた。まあ、未就学児ぽかったから、昼までだらだら起きたままもあるあるだな〜と思って引き下がる。

それからまあ、隣の子もの夕方10時過ぎくらいまでなかなかのどったんばったんぷり。

木造だとまあ響く。

そういえば、木造ファミリーは今回初だった。

9時くらいから寝かしつけに苦戦しはじめるのかまあまあの絶叫。うちもそうだったわ〜うるさいけどまあしゃあないよね〜と家族と話していたんだが。

昨日は特にすごくて。うちの子供もねて、家族が寝て、家事仕事の残りを片付けてた間も泣きっぱなし。これは大苦戦だな〜と思っているうちに、泣き声が止んで、静かになった。ようやく疲れて寝たんだろうな。と。子どもって話してる間に急にねるよなーって。で、自分仕事に集中した。

その翌日から、泣き声やどたどた足音が聞こえなくなった。

夜泣きがなくなって落ち着いたんだなあ。

Permalink |記事への反応(1) | 01:32

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2024-11-05

三連休祝日宗教勧誘が来た

三連休祝日特に予定もなく、1LDKの狭い部屋でゴロゴロしてた。

そんな昼下がりにピンポーンってインターホンが鳴った。

ん?と思って玄関まで向かい、ドアの先を確認

そこにいたのは大学生くらいの若い男と、その後ろに控えめに立つ、指導役みたいな年配の男性

若い子が手にしてるのは、明らかに宗教パンフレットだった。

ああ、例のアレねと悟るものの、特に予定もなかったんで付き合ってみることにした。

ドアを開けると若い子ははにかむように笑い、「突然すみません神様って信じてますか?」と開口一番聞いて来た。

なんとも直球だなぁと思いながらも「まぁ、一応信じてますかね〜」って適当に返事してみた。

するとびっくりするくらい目を輝かせて、「ほんとうですか!?」と声を弾ませてきた。

それから神が如何に偉大で世界を救う存在なのかの説明が延々と続き、まぁこういうのって話が長くなるよなぁ・・・と思ってたんだけど、つい悪戯心で口を挟んだ。

「それってつまり、神が“推し”ってこと?」

若い子は「え・・・?」と一瞬固まった。

それでも俺は構わず、「ほら、最近よく言うでしょ?〇〇推しって。神様っていうのもさ、要するに“推し”ってこと?」と聞くと彼は明らかに困惑した様子を見せた。

必死笑顔を作って「ええと…いや、推しっていうのとはちょっと違っていて…」と既にしどろもどろだった。

「は?違うの?どこが違うんですか?それって推し文化否定するってこと?」なんて、ちょっとオーバー気味に話を詰めたら、若い彼は助けを求めるように振り返って年配の方を見る。

しかし年配は何も言わず、まるで今回の勧誘路上教習のように事の成り行きを見守っていた。

若い子は何も言えなくなってしまって、黙ってしまった。うつむき気味で、動揺が手に取るようにわかる。

そこで俺は「神様推しなのか、それとも違うのか、どっち・・・なんだい☆」と両手を腰に当て胸筋を前面に押し出し、きんに君のマネをしたら相手はもうパニック寸前。

たじろぎ、後ろの年配の男性に助けを求めるように再び振り返った。年配はどこか遠い目をして、微かに首を横に振った。

老年回れ右をして家の前から去って行く。

すると若い子もそれに倣うように「あの…すみません、お時間もあれですし…」なんて言って一度だけペコッと頭下げると、逃げるようにその場を去っていった。

一人残された俺は寂しく「パワー☆」と、開けっ放しの玄関に向けて叫んだ。

遠くの何処かで、遠吠えのような犬の鳴き声が、響いて聞こえた。

Permalink |記事への反応(0) | 20:42

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2024-10-02

anond:20241002134224

老年1の声がどっちなんだかわからん

Permalink |記事への反応(0) | 13:49

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