
はてなキーワード:絶句とは
実名告発する勇気はないが、何年も暗い感情を煮えたぎらせているのでここに書く。
当方東京在住のアラサー女。数年前に六本木でOLをやっていた時、同僚の可愛い女の子と仲良くなった。
その子をAちゃんとしよう。とても小柄で笑顔が可愛く、いつもいるだけで周囲を明るく子だった。
一般的な美女顔とは遠い薄顔だが、実際に話していると仕草や声、周りを盛り上げる気遣いで誰もが好きになってしまうモテ女、という印象だった。
さらに仕事もできる。Aちゃんはやり手広報としてメディアに取材されたり、大学生時代は女子大生マーケティングサークルのトップを務めていて自分は知らなかったが意識高い系界隈では有名人だったらしい。
当時25-26歳で、遊び盛りだったが田舎者の私はクラブに行ったこともないし、唯一持っているブランドバッグはFURLAという、六本木は似合わない平凡なOLだった。
Aちゃんと仲良くなると、まずmuseというクラブに私を連れて行き「女の子はお金払わなくていいんだよ」とクラブで飲み物を飲む方法を教えてくれた。
慣れてくると次は「お世話になっている方と飲むんだけど来ない?」と広尾のアッピアに呼ばれた。ワゴンに並んだ食材から料理を作ってくれる体験にとても高揚したのを覚えている。
そのときにいたのは、何の仕事をしているかわからないがとんでもない金持ちらしい白髭の長いサンタクロースのようなおじいちゃんと、芸能事務所のマネージャーの30代後半くらいのおじさんと、有名芸能人のスタイリストをやっている30代中盤くらいのおじさんだった。
Aちゃんはそのサンタクロースととても仲が良く海外旅行にも行っているらしい。マネージャーとスタイリストともよく飲んでいてとても仲が良いと聞いた。
マネージャーは人気女優のマネージャーで、スタイリストはBRUTUSとかで「イケてるあの人が持ってるアイテム」特集が組まれるほどの人だったらしい。
Aちゃんはそのふわふわした雰囲気からは想像もつかないくらい酒を飲む。しかも2次会のカラオケでは必ずおじさんに飲ませる。
その日もどんどんおじさんに飲ませていて、会場はとんでもなく盛り上がっていた。いつの間にか知らない女の子が集まっていて、Yちゃんという子と知り合った。
その子は天才てれびくんに出ていたことがあるらしい。芸能人のように洗練された見た目でこんな荒れたカラオケにいるのが不思議なくらいだった。
私は泥酔する前に帰宅した。Yちゃんとインスタを交換したのでその日のうちに「増田ちゃんと超仲良し!」みたいなストーリーが上がっていて、その日少し会話しただけなのに仲良しアピールすごいな、と思った。 Aちゃんからも「増田ちゃん超可愛い!」とタグ付けされていたので少しフォロワーが増えた。
翌日、マネージャーから「増田ちゃんと増田ちゃんの友達と飲みたい。スタイリストも誘う。」と連絡が来た。この前のような単価2-3万円の店に連れて行ってもらえるなら行こうかなと思い友達を誘った。
その時「AちゃんとYちゃんはダメだよ!俺たちが初めて会う人にしてね」と指定があったのが気がかりだったが、リクエスト通り地元の友達で一緒に上京した子2人を誘った。
少し年上だけど、2人ともかっこいいので合コン的なものでもまあ良いと思った。
当日、指定された店はなんと「ウメ子の家」という大学1年生が使うような単価3000円の店だった。絶句した。
安っぽい内装と、田舎生まれの20代女たち、そして確実に金を持っているおしゃれな男たちのアンバランスさが奇妙だった。
うちらも舐められたもんだな....と思いテンションは下がっていたが、ずるずると2次会のバーへ。そこにはキャスティング会社の社長という太ったおじさんがきた。
キャスティング権があるため、芸能事務所マネジャーにとっては全力でヨイショしたい相手だということは態度を見てすぐわかった。
キャスティング会社おじの自慢に対して他の男2人がおだてる、奇妙な時間が流れていて、ようやくこの会が全て、このおじさんへ若い女を献上する会なのだと悟った。
話を聞いていると、キャスティング会社おじは冒頭のサンタクロースともAちゃんともYちゃんとも仲がいいらしい。
そして全員酔ってきたところで3次会のカラオケへ。
ここで事件が起こる。
カラオケがつまらないので途中でトイレに行き、トイレからでたところに、キャスティングおじが待ち伏せしていた。
どんなやりとりをしたのか記憶はないが、個室に連れ込まれてちんこを出された。
こんな汚いおじのちんこを見てしまったショックと、こんな汚いおじに当てがう女として目をつけられたことにもイライラしていたので全力で逃げた。
こんなこともあろうかと、カバンはカラオケ個室の入り口近くに置いていたのでドアを少し開けて鞄を取って、下に降りてタクシーを拾った。
タクシーに乗る時キャスティングおじに何か叫ばれていた気がするが、覚えていない。醜悪な顔だけ覚えている。
その後、これらの出来事がどういう仕組みだったのかをAちゃんをよく知る人から聞くことになる。
まず全ての権力はサンタクロースが握っていて、その周辺の男に女を斡旋するのを、AちゃんとYちゃんがやっているとのこと。
確かに、Yちゃんと仲良くなったあと「satc🤍」という港区女子っぽいアイコンが並ぶ謎のLINEグループに入れられた。(結局は稼働しなかったが)
おそらく、そのようなLINEグループがあり日常的に案件を流したり、「飲み会がある」というていで女の子を集めているのだろう。
今回は、仕組んだのはマネージャーだが、おそらくマネージャーと私を会わせたところから斡旋は始まったいたと思う。
マネージャーは、無料で後腐れなくヤレそうな世間知らずな素人を探していて、それをAちゃんがつなげた。
直接的でないと言われればそうだが、日常的にたくさんの女の子を高級な食事に連れて行っている様子はインスタで見てとれるので、女の子を紹介している事実は変わりない。
Aちゃんがなぜ献上をしているのかというと、サンタクロースに高級なご飯や海外に連れて行ってもらいつつ、自分は性の餌食を回避するためと他の人から聞いた。
女子大生マーケティングサークル時代も、同じようなことをしていたため権力者との繋がりを持ち、うまく立ち回ることもできたのだ。
もちろん私はその後Aちゃんとは疎遠になり遊ぶことは無くなった。共通の友達は多いがAちゃんがその後妊娠したので会う機会すら生まれることはなかった。しかしなぜかAちゃんの裏垢からフォローはされている。
ちなみにYちゃんはその後てん⚪︎むと謎の商品の販売事業を一瞬やった後、現在は会社員らしい。
Aちゃんは現在2児の母として「飲み歩いてた毎日が嘘みたいに日々平和で幸せ...」と子供とのツーショットをあげている。
女の子を実質的に斡旋していることに罪悪感はなかったのか、そんなことをして飲む酒は美味かったのか、今過去を振り返ってどう思っているのかを知りたいなあと思う。
あとは普通に幸せになってほしくないのでこの増田を読んで少しでも苦しんでくれますように。
Permalink |記事への反応(17) | 23:13
って言われて頭真っ白になった
その時は普通に「頑張ってるんですけどね〜💦」って言ったけど、悲しくて、悔しくて、辛くてたまらない
スキンケア、してるよ
その薬に合わせてスキンケアを揃えていて、コスメも肌負担無いものを使っている
ただ、私は婦人系の病気を持っていて、ホルモンの影響で肌荒れしてしまう
その薬も飲んでいる
そして元々ブラックに勤めていて、その時にすごい肌荒れを起こしてしまって、その跡がなかなか治らない
前は本当に酷くて、傷跡用のコンシーラーを使っても隠せなかった
ただ、その見える、と思っていたのは私だけだったのかも
私の肌はきたない
分かってるよ、分かってる
でも、でも、そんな、わざわざ話せるタイミングで言うことじゃないじゃん
私は、あなたに会いたくて頑張って働いて、それでライブにきて、緊張で汗もかくし話せるの待つ間にメイク直したけどそれでも完璧じゃなかっただろうけどなんでそんな事言うの
悔しくて悲しい
撮ったチェキはなんか見れない
そんなことない、増子ちゃんは綺麗だよ、ひどいよ、それはないよ、って一緒になって怒ってくれた
ありがとう、ってまた泣いたけど、その友達は肌綺麗だもんな、いいなぁって思ってしまってまた自己嫌悪
で、そんなことがあって、実はそれは少し前のことだったんだけれど、チケット買っちゃってたしまた会いにきた
は
ふざけんなよ
どんだけ神経逆撫でしてくんの
それが鎮静にいいのは知ってるけど、プチプラのそれ、私の今使ってるやつよりいいとは思えない
そもそも成分を見て、薬との相性を見て選んでる
そんなんで改善してたら私はこんなに苦しんでない
そしてなんでこんなに言ってくるの
なんなの
ただライブを楽しみにしてただけなのに、なんでそんな
チケットは、もう捨てる
というかなんかもう全部捨てる
無理だ
でもこんな辛い思いするために応援してた訳じゃない
つらい
だが、最近目の血管が詰まって危うく失明しかけると言う経験※1をした。
そこで、以下の様のようにした。おまえらもこれにしろてください
これだけでかなり体調が良くなった。
入院して全部で60万ぐらい吹っ飛んだけど、半額シール品とかやっすい飯とかで節約する分の20年分ぐらい吹っ飛んだ計算になる。
コスパも悪い。
※1
出張先の駅で、何の前触れもなく突然左目が真っ暗に。痛みは全く無いのに電源を落としたみたいに何も見えなくなる。
駅員にどこに病院いったらいいか聞いたら即座に救急車で行くべきと呼んでもらって、いった先が大学病院。眼科で血栓融解療法に即応できる病院だった。
血管の中のゴミが脳に行って詰まれば脳梗塞、心臓にいけば心筋梗塞、肺に行けば肺塞栓症。で、俺の場合は目に行って、網膜動脈閉塞症になった。
2時間以内に開通させないと細胞がやられて元に戻らない。俺の場合は30分で病院にいって、病院ですぐにカテーテルで点滴治療を受けたら、元のように見えるようになった。こんなことは滅多にないらしい。
そのまま2週間入院。
医師に脂質異常症と高血圧の指摘を受けながら通院していないことを告げると絶句された。
もし出張先ではなく地元で発生していたら、近場の総合病院には高度な眼科はないので、失明していたかもしれない。
それが二ヶ月前のことです。
今は生活を改善したところ、血圧は142/95まで下がった。コレステロール値も改善方向です。
Permalink |記事への反応(22) | 17:05
20年以上前の話
中南米の農場の支援をずっとやってて、その農業生産物を日本で販売したいという
最初の数年は儲かったそう
が、次第に儲からなくなる。主に「モノがなかなか入ってこない」のが理由
後でわかったのだが日本以外の販路拡大し日本向けに回す数が足りなくなっていた
しばらくして農場が天候災害で壊滅的被害を受け、いよいよモノが入らなくなる
おっさんに今後の見通しを聞いても、会社の販売の話が返ってこない
つまり固定給で働いてるけど労働時間の半分はうちと関係ない仕事をしていた
それどころか、件の産物の日本以外の販路拡大自体、おっさんが率先してやっていた
つまり給料を貰っといて売上と関係ない仕事に時間を使い、さらには売上を減らすほうに動く、利益相反をやってた
そのほうが現地が儲かるから(日本がバブル終了し次第に「買い負け」していく時代の流れもあった)
そのことを詰めて、この先どうすんだと聞いたら逆に「もっと出資してくれ」 「報酬もっと上げてくれ」と始まった
父(というか隣で聴いてた母が主に)絶句
が、ボランティア脳というのはこういう人たちなのだと判らされる
営業マンが得意先の気持ちのいい話ばかりして、自社に赤字垂れ流させるのに似てる
本人は「よいこと」をしてるつもりなのだ
継続してくための金回りのことは考えない
実際、ボランティアはそのぐらい厚かましくないと成り立たないと思う
普通の人がやらないことをやる、というだけで面の皮の厚さが要る
そこに金を使うとなれば、さらに厚かましく振る舞ってみせる態度が要る
そんなことを通常の感覚と両立してやれる凄い優秀な人もいるだろう
けど、半分以上は、そもそも通常の感覚がぶっ壊れててボランティア活動に必要な厚かましさがデフォルトな人たちか、
活動してるうちに通常の感覚が擦り切れてしまった人たち、なのだろう
家を探してる時期、
と伝えたのにもかかわらず近くのB線沿線の物件を紹介されたので難色を示したら
と、突然バラエティ番組的な話法を使われたのでその日を最後に二度と連絡を返さなかった。
で、別の不動産会社を頼ることになったんだけど、
今度はこっちが予算を予め伝えていたのにも関わらずそれを2000万円も上回る物件を平気でゴリ推しされたので速攻で却下したんだが、その際営業マンが
「いや……いやいやいやいや、この物件はとにかく特別なんです!!
と、
またしても突然バラエティ番組的な口調を使われたので、
そしてなにより超自分勝手な理由でこっちの条件ガン無視してきたのがとにかく嫌で、やはりその日を最後にフェードアウト。
これらの経緯を知り合いに言ったら
「そんなこと気にするなんて全然わかんない!!」
ととにかくビックリされた。
「俺、嬉しくなってこっちも砕けた口調で仲良くなっちゃうよ!?」
とすら彼は言っていた。
正直、
その精神性に背筋がゾワゾワっとした(なんかXの嘘松臭ぷんぷんとツイートを好きそうな、嘘松ネタを躊躇いなく投稿してそうな人間のメンタルに似通ってる直感がしてゾワゾワしてしまった)。
だが、ふと野村證券が営業マンに直筆の巻紙を渡すことを推奨しているのを思い出し、もしかして俺の感覚のほうがマイノリティなんでないかと疑うようになった。
野村的にはおびただしい数の客に営業かけた結果、客に巻紙渡すほうが良いというデータ出てるってことなんだろうし。
『この株を買うと間違いなく大きな損失を出します。でも買ってください。社長、今回は私のために泣いてください』
と願い出たら、よし分かった、それだけ言って社長は本当にその株を買ってくれた。
お客様と真の絆があればこういうこともできるのだ」
ってエピソード書いてあるの読んであまりに理解不能で絶句したことあったなあ。
俺はSEだ。
とある処理がどうしても動かない。
何かがおかしい。
コンソールにログ出してみる。条件をprintfで確認してみる。
どこを見ても間違ってない。
念のためキャッシュもクリア。IDEも再起動。念押しでOSも再起動。
でもやっぱり動かない。
1時間粘った。
ここまでやって動かないなら、自分の盲点じゃなくて別の要因じゃないか?って疑う頃だ。
これ俺だけじゃ無理かもって思って、隣の席の同僚に声をかけた。
「ちょっと見てくれない?」
「OK、どんな感じ?」
「この処理がね、絶対通らないんだよ。条件も間違ってないし、ログ見ると…」
その瞬間だ。
――通った。
あっさり正常動作。
…は?
え?え?
さっきまで1時間ずっと止まってたよな?何度試してもダメだったよな?
同僚も「普通に動いてるけど?」みたいな顔。
もう一回試す。やっぱり問題ナシ。
「へー、でも今は大丈夫そうだね」
取り残された俺。
1時間の粘りはなんだったんだ。
あの粘りに費やした集中力、あの調査ログ、全て無駄だったのか。
……うん、動くんなら問題ナシ!
15年ほど前、当時国産一流メーカーのノートPC(国内工場生産)を購入。価格は30万円以上。
購入当初からスリープからの復帰時にフリーズ、強制電源断するしかない現象がちょくちょく起きていたが、半年もしないうちに現象発生率が異常に上がり、起動直後にスリープしても半分以上の確率で発生。仮に起きなくても3回も繰り返せば100%発生するくらい再現性が高かった。
メーカーのサポートにそれまでも連絡していたが、リカバリしろの一点張り。
リカバリしても容易に現象が確認できたので修理依頼したものの、現象が再現しないと送り返されてきた。
半信半疑で送り返されてきたマシンのふたを閉じてスリープ。復帰失敗。何を確認したんだ?
必要ならリカバリしてもいい、とちゃんと依頼票に記載の上、再修理依頼。
再現しなかったし、リカバリも許可されてなかったのでできなかったと送り返されてきた。マジで何も読んでもいないし、何も確認してないのか?
電話でガチ激怒して、再々修理依頼。現象が確認できました、とのこと。長かった。
やっとこれでまともに使えるようになる……と思ったら大間違い。
再検査に1ヶ月くらいかかるかもとか言い出すので、さすがにそれはない、せめて10日くらいで進捗を一度連絡くらいしてくれ。
10日以上たっても連絡なし。シビレを切らしてこちらから連絡したら「修理は終わってましたが、配送手続きを忘れてました」と特に謝罪の言葉もなく言われて絶句する。ホントだよ? ホントにそう言われたんだよ。
翌々日、先方から連絡あり、「本日配送予定だった××ですが、CPUに不具合が見つかり、交換部品の手配が間に合わず、明日配送になります」。お前は蕎麦屋の出前か(蕎麦屋に失礼)。修理終わったって言ってなかったっけ??
当日中に再連絡、「CPUを交換したところ、音が鳴らなくなったり起動時にブルースクリーンが出たり、といった不具合が出て、基盤を全て交換することにしましたのでさらにお時間をいただくことになりましたので、本日の出荷は出来なくなりました」
翌営業日、「修理不可能と判断して新品をお送りします。納期は10日ほどとなります」
その後、ようやく届いた新品とおぼしきノートPCはもちろんスリープ復帰で失敗などしなかった。本当に長い長い戦いだった……。
正規品はお高いし、近くのお安い修理店で修理してもらった。
しかし、少し後悔するくらいに性能が悪い。
まずは、どんな不便があるかを先に書いていく。
困ることを具体的に言うと、例えばTiktokで次の動画に移ろうと画面を下にスクロールすると、スクロールにならずにダブルクリック判定になり、動画にいいねしてしまう、など。
また、ネットの記事を読んでいて広告を読み飛ばすために下にスクロールすると、スクロールにならずに広告をタッチした判定になり広告ページに遷移してしまう、など。
文字を入力するときも、フリック入力が正しく動かなかったり、フリック入力のはずがダブルクリック判定になり、2文字入力されたり、など。
画面が反応してくれないのは、いちどiPhoneをロック状態にしてから解除すると反応するようになったり、など。
修理店では品質の異なる2種類の液晶を選択可能で、基本料金に含まれる下位の液晶と、
発生頻度は、
上位の液晶: 1日に1回程度の発生。
下位の液晶: ほぼずっと発生。
とかなりの差がありました。
上位の液晶を使っているときは、変な挙動をすることもありましたが、それが液晶のせいだとは思わなかったくらいです。
下位の液晶に変えてから、明らかに頻度が増えて、もはや単語レベルの文字入力でも1回はミスしてしまうくらいです。
上位の液晶を使っているときは、ネット記事を見るときに広告を誤タップすることは多かったです。
また、ときどき画面が反応しなくなりましたがそれもロックしてから解除すれば直ったので、それほど大きなストレスはなかったです。
ただ、対戦ゲームやMMOなどのコマンド入力がシビアなゲームをやるなら、そこそこストレスはあるかもしれませんね。
下位の液晶を使っているときは、ネット記事だけでなくTiktokなどの簡単な操作でも誤タップが増えました。
文字入力は単語を入力するだけでもストレスになり、文章になるとかなりのストレスになります。
画面が反応しなくなる現象は逆に減りました。たぶん修理してくれた人が上手だったのでしょう。
ゲームなどをする場合は、かなりストレスになるでしょう。たぶん簡単なゲームでも。
ただ、ストレスがあることは確かですが、そういうものだと割り切れば我慢できるものかもしれません。
ゲームのガチ勢は入力ミスが命取りでしょうし、確実に正規品にした方がいいでしょうね。
私のiPhoneはSE3世代なので、まずApple正規だと1万9400円。(Apple Careに入っていたら3700円。)
そして非公式修理店だと、私の場合は下位の液晶なので7500円ほどでした。
上位の液晶にしてたら1万円ほど。
ちなみに1年前に壊したときは、これより1300円ほど安かったです。
うーん、今にして思えばApple Careに入っていなくても法外に高いわけでもないし、Apple正規品にしておけばよかったかも。
1年前も今回もベッドの上で壊しました。
1年前は冷却器をベッドの上に置いたままにしていて、それがiPhoneの画面にあたっている状態で体重をかけてしまったみたいで、接触面を中心に画面割れ。
今回は冬は電気毛布、夏は涼感生地として使える布団カバーを使っていて、コード装着部分が少し硬くなっていますがそれがiPhoneの画面にあたっている状態で体重をかけてしまったみたいで、接触面を中心に画面割れ。
iPhoneはベッドの上に置かない。机の上に置く。
コホモリン: (ホモジーの肩を叩く)ホモジーさん、もう朝ですよ。あんた、また徹夜で単体ホモロジーのチェーン複体 Cₙ(X) を眺めとったんですか? なんでそんなに、境界作用素 ∂ₙ が気ぃなるんです? ∂² = 0 はもう、摂理みたいなもんやないですか。
ホモジー: (ゆっくりと顔を上げる)摂理…? コホモリン…お前はわかってない…。この境界作用素 ∂ₙ: Cₙ(X) → Cₙ₋₁(X) が、ただの摂理で終わると思とるんか? これはな、鎖複体のコホモロジー Hⁿ(X) とホモロジーHₙ(X) を繋ぐ、導来関手の源泉なんや…。Ext関手とかTor関手が、この単純な関係から生まれるって、鳥肌もんなんやで…!
コホモリン: (額に手を当てる)いや、そこまでいくと、もう代数やないですか。あんた、完全にホモロジー代数の世界に意識飛んでますやん。位相空間の形の話はどこ行ったんですか。
ホモジー: 形…? 形とはなんぞや、コホモリン…。ホモトピー同値な空間は、ホモロジー群が同型やろ? けどな、エキゾチック球面 S⁷ は、普通の S⁷ とは微分同相じゃないのに、ホモロジーは同型なんやで…? あれって、結局、微分構造が持つ情報って、ホモロジーだけじゃ捉えきられへんってことやろ? 俺はもう、その不確定性原理に囚われとんねん!
コホモリン: (震え声で)不確定性原理…もう、あんた、物理学まで手ぇ出しとるんか。エキゾチック球面は、ミルナーの偉業ですよ。あれは、多様体の圏と位相空間の圏の間の、深い亀裂を示しとるわけや。あんた、もうそっちの闇に堕ちて行ってるんちゃいますのん?
ホモジー: 闇…そうや、闇や…。特異点解消の理論とか、フルーリーのインデックス定理とか、闇深すぎやろ…。特に、交叉ホモロジー! あれは、特異点を持つ空間のホモロジーを定義するときに使うねんけど、あの構成可能層の概念が、俺の脳みそを層化して、導来圏の中で消滅コホモロジーとして彷徨わせとんねん…!
コホモリン: (絶句)き、交叉ホモロジー?!あんた、そこまで行ったらもう、完全に偏執狂ですよ!ド・ラームコホモロジー Hᵈᴿⁿ(M) が特異コホモロジー Hⁿ(M; ℝ) と同型になるド・ラームの定理でさえ、あんたの目には生ぬるいんか!?
ホモジー: 生ぬるい…生ぬるすぎる…。p-進ホモロジーとかエタールコホモロジーの存在を知ってしまったら、もう普通のホモロジーには戻られへんねん…。特にエタールコホモロジーは、代数多様体の上で定義されるやろ?ヴェイユ予想の解決にも貢献したって聞いて、もう夜も眠れへんねん。ガロアコホモロジーとの関連とか、考えたら意識が飛ぶわ…!
コホモリン: (顔面蒼白)エ、エタールコホモロジー…!? それ、数論幾何の最先端やないですか! もう、あんたは位相幾何学の領域を完全に飛び出して、数学のあらゆる深淵を覗き込んどる…!ホモジーさん、お願いやから、もうやめてください…! 俺のホモトピー群 πₙ(X) が、完全に自明群になってしまいそうですわ…!
ホモジー: (恍惚とした表情で、宇宙の果てを見つめるように)フフフ…コホモリン…俺のボーゲン–シュミット予想がな、今、頭の中で圏論的極限を迎えようとしとるんや…。宇宙全体のホモロジー群 が、俺には見えるんや…!
コホモリン: (膝から崩れ落ち、全身が震える)うわあああああああ!ホモジーさん、あんたはもう、人間やない!数学の抽象的対象そのものや! 俺はもう無理や…あんたの隣におったら、俺の有理ホモトピー型が壊れてまう…!
はてブでもバカにされる島岡まな教授、講義のレベルも低かった模様
「女の子は逆らわないほうがいい」フェミニストも絶句…人権意識の高い息子が"超男尊女卑"な男に変貌した理由性的同意とは、「『いいよ』と言うこと」ではない
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/president.jp/articles/-/97138
島岡先生の授業受けてたけど、島岡先生に教わったことって一つもないんですよね。
あの人ずっと「井田先生は◯◯と仰ってる」って言ってたし。
アンケートに書いたことある。「島岡先生の講義なので島岡先生のお考えは聞きたいが、井田先生がどう考えてるかは別に聞きたくないです」と。
ローの授業で、院生から質問されて、「うーんどうなんでしょうね。今度井田先生に聞いときます」ってお答えになったこともありましたね。
ざんねんねたろう@roughsketching
あーあ、さすがにTwitterでは言わんとこって思ってたのに…
まぁみんな授業は見切ってたよね。事例演習教材を解く機会だと割り切ってた印象。
https://x.com/r_messy/status/1938851490841682077
https://x.com/r_messy/status/1938852518748180850
まあ話を聞いてくれ。まずはこれを見てくれよ。
「 JAPADOG(ジャパドッグ) 」による消費者を騙すステマ行為
https://leakpress.net/2025/06/137/
もうこれだけで役満なのに
と来たもんだ。
同胞がこんなことをやっているなら恥ずかしくて表を歩けないし、K国人やC国人の成りすましなら万死に値する。
(関係ないかもしれないが1号店の場所はK国料理屋がひしめく通りだ。日系はコンビニくらいしかない)
まあいいじゃないか。日本でも似たようなマーケやってるところはあるでしょ。
そう思っていた時期が私にもありました。ええ。
ところがですよ。
などなど。。。(絶句)
で、お察しの通り☆5のプロモーションが終わった直後からほとんどのレビューが☆1になってんの。
おいおい。なんか別のdisりプロモーションやってんの?っていうくらいローカルの反応がひどい。(関係者っぽい日本人の☆5がひとつあったが割愛)
でね、話の核心はね。
これに尽きるのよ。飯屋なんだから飯が美味ければ誰も文句言わないよ。たとえマーケが下手くそだったとしても、ね。
あーやっぱ恥ずかしや。お兄ちゃん、恥ずかしくてもう表を歩けないよ。
ここまで読んでくれてありがとう。
愛して止まないキングの言葉を貼って、ひとりごとの最後にしたいと思います。ばいちゃ。
Comment拾うわ
それなりに儲かってんなら、もうちょいフライヤーの使い方きちんと教えて唐揚げをちゃんと揚げろと。
なるほどねぇ。ベトナムでもそうやって日本人留学生でお店回して欲しかったでつねぇ。
そのロジックでいくとデヴィ夫人と猫ひろしは日本人ってことでOK?
日本人の父とベトナム人の母親、日本語全く話せない日本国籍者は日本人じゃない?
Comment拾うわ
釣りに釣られてまんまとCommentしているお前もダサいぞ。ありがとうな。
Comment拾うわ
楽しんでくれてありがとう!わりと自分でもおもろいと思ってるお。
統合失調症ってなにそれ美味しいの?マジでそれになってみたい!
そゆことー
「ジークアクス」11話のラストを観た視聴者が絶句、米津玄師が爆笑した理由を理解してしまう - Togetter [トゥギャッター]
「ジークアクス」シュウジの正体は結局誰なのか考察大会が開催、「アムロ」「富野由悠季」「ベルトーチカ・チルドレン、いやチェーン・チルドレン」ほか - Togetter [トゥギャッター]
「ジークアクス」11話の影響でなぜか”魔法少女”がトレンドとして浮上、もはや”もうどうなってもいいや”状態へ - Togetter [トゥギャッター]
「ジークアクス」でマチュとニャアンがそれぞれ与えられた銃の使い方は絶望の未来しか浮かばなかったが、11話で答え合わせする展開へ - Togetter [トゥギャッター]
「ジークアクス」11話はいろいろ衝撃的で忘れがちだが頬を染めたハロがかなりかわいいので忘れてほしくない - Togetter [トゥギャッター]
ガンダム『ジークアクス』第11話「アルファ殺したち」まとめ→マチュとニャアンがついに激突、登場を匂わせていた“あの人”も参戦し物語は最終局面へ - Togetter [トゥギャッター]
11話だけじゃなくて毎話こんな感じで作られてますけど、これってトゥギャッター株式会社のスタッフが業務として作成しているまとめ達なんですよね……?
なんでこんな同じようなまとめを量産しているんですか?
こんな後日談がある。
ウクライナ戦争が長期化するなか、昭恵夫人が晋三氏の墓参りに出向く。墓前で「プーチンは我が手を取って、頭に押しいただき、『この戦いが勝利が勝利したならばそれはひとえに晋三さんのおかげでござる』と申されました」と得意気に報告した。その昭恵に墓の中の晋三は「プーチンが押しいただいた手は右か左か」と聞き返したという。不思議な問いにまごつきながら昭恵が「右手でありました」と答えると晋三は「その時、おまえの左手は何をしていたのか」。昭恵は思わず絶句した。
リフレ派山形浩生(がリフレ派であるかここでは議論しない)は「デフレマインドを吹き消すために消費税増税しろ」と言ってたよ
https://cruel.org/hotwired/hotwired01.html
〜天下のまわりもの高座〜
〜天下のまわりもの高座〜
日本はいま、とってもとっても不景気だ、なんてことはぼくがいまさら言うまでもあるまい。企業倒産、就職氷河期、銀行もばたばたつぶれ、もうお先真っ暗なのに、いつまでたっても出口が見えない。わーん、どうしたらい? もはや矢弾も兵糧もつきた。あの戦争からはや50年、この神国日本もはやこれまでか! かくなるうえは……
「いやいや殿。おそれながらあきらめるのは早いですぞ。聞き入れられるはずもないがゆえこれまでは黙っておりましたが、実はこの風来坊めに、景気回復の奇策がおじゃりまするのじゃ。かの匹楠導師が戯れに編み出したる外道の邪法ではございまして、よもやこれを使う日がくるとは思うておりませんでしたが……」
「ええい、茶坊主どもめが控えおろう、このお国の一大事に身の程をわきまえるがよいぞっ!」
「あいや家老、しばし待たれよ。ほほう、奇策とな。句留愚庵に日和庵とかもうしたか、このたわけどもめが、おもしろいことをぬかしよる。よし、言うてみぃ。ただしふざけた代物であれば、即刻斬って捨てるぞ! してその奇策とは?」
「はあ、それは……」というまえにそもそもお殿様、不景気ってなんだかおわかりでしょうか? 今回はそこからはじめよう。
不景気ってなに? みんなもちろんわかってるつもりでいる。でも聞いてみると、ちゃんと説明できる人はほとんどいない。株価が下がってるとか、失業が増えてるとか、倒産が増えたとか経済成長率が低いとか、すぐそういう話をしたがる。でもそれは、結果として生じる現象でしかない。不景気そのものではないんだ。不景気が何か知らなければ、不景気対策の話もできないだろう。
世の中には、ものを作る人と、それを買う人がいる。つくるほうが供給で、買うほうが需要だ。これはいいね。
さて、その両者がものを売買するのが、市場ってところだ。両者はおたがいに相手の足下と自分の在庫をみつつ、お値段の交渉をする。人気が高いブツは値段があがる。売れないブツは、売れるまで値段が下がる。いい、今の分をもう一回読んで頭に叩き込んでね。売れなければ、売れるまで値段が下がる。そしてブツがはける。それが市場なの。
ところが、何かのきっかけで、これが機能しなくなることがある。たとえば、ブツが売れないときに、売り手が値段を下げようとせずに、いっせいに「もうちょっと様子を見ようか」と思ったら? そのブツはいつまでたってもはけずに売れ残ることになる。
そしてもう一つ。この世では、極端なガキと年寄り以外はみんな働いてる。つまり、みんな働いてるときはつくる人で、働いてないときは買って使う人になる。そしてある人が買えばそれはつくった人の儲けになって、その人はその儲けをもって、こんどは買う人になるわけだ。
さてここで、世の中の人がみんないっせいにちょっと多めに貯金しようと思ったら? 「山一や拓銀が潰れるようじゃ、将来がちょっと不安だな」とか言って、みんな使うのを控えたりするわけだ。ところがみんなが同時にそれをやると、だれもモノを買ってくれなくなるので、売り上げが減る。すると思ったように貯金が増えない。これはまずいと思ってみんなもっと買い物を控える。するとさらに収入が減って・・・こうしてモノがどんどん売れなくなる。
不景気ってのはそういう現象だ。経済全体としての需用がいっせいに下がって、供給がだぶついちゃうことなんだ。そしてそれを市場と価格メカニズムがちゃんと調整してくれない。それが不景気ってことなんだよ。人は失業し(つまり労働力っていうブツが余ってる状態だ)、店には売れない商品がならび、工場は開店休業。オフィスビルは空室まみれで住宅も売れ残り。株も売れずにどんどん値下がり。ね。まさにいまの日本の状態。
すると、不景気はどうすれば回復する? 供給をいくらいじってもだめだよね。みんながお金を使おう、買い物しようと思わなきゃいけない。
じゃあまず、ものの値段を下げたら? でも自由主義経済では、値段を下げろと命令するわけにはいかない。
それ以外の方法は? まず、金利を下げることだ。するとみんな、貯金しても大して利息がつかないし、じゃあ買い物しようという気になって、需要がふえる。ローンとかも気軽に組めるようになるしね。
次に、公共投資ってのがある。政府が、道路をつくろうとか学校をつくろうとか、とにかくでかい事業を借金してまでやらかす。すると工事を請け負った建設屋さんがリッチになって買い物して、はずみがついてみんな買い物するようになる。
減税してもいい。税金が減ったら、その分みんな使うかもしれない。
そしてもう一つ、お金をいっぱい刷るという手がある。そうすると、そのお金がまわりまわって(ここの仕組みは面倒なのでまたいずれ)みんなの懐に入り、みんな太っ腹になっていろいろ買い物をするようになる。
いや、全部やってるんだ。まず金利。これまでも金利はどんどん下げてきている。こないだも、日銀が金利を0.25%下げた。でも、もう金利はゼロに近いんだ。だからもうあとがない。でも効果なし。
減税。これもそこそこやってる。恒久減税だの一時減税だの、流派はあるんだけどさ、でもまあやってる。効果なし。じゃあ公共投資。これもあわてていっぱいやってる。それなのに効果がない。財政赤字ばかりがふくれあがって、「きみたち借金返せるの?」と信用もなくなりだしてる(格付けが下がるってそういうことね)。
そしてお金を刷ることだけど、日銀はお金をいっぱい増やしてるんだ。
つまり手は尽くしてるのに、効果がぜんぜんない。それぞれの手口にはそれぞれシンパがいて、みんな「いやまだ公共投資/減税/資金供給が足りない」と叫ぶんだけど、じゃああとどれだけあれば十分なのか、だれもわかってない。みんな、現状をちゃんと説明できるモデルがなくて困ってるんだ。でも、そう認めるのが恥ずかしいから、わかったような口をきいてるだけなの。
さて、ここで新聞をよく読んでいる人は、首を傾げるだろう。景気対策という話で、構造改革とか不良債権処理とか出てくるじゃん。あれはどこいった?
うん、どっちも必要だしどんどんやってほしいんだけど、でもどっちも景気対策とはあまり関係ないんだ。構造改革ってのは、つくる人がものをつくりやすくしましょうって話でしょ。需要を増やす役にはたたないもの。不良債権処理も、まったく無関係じゃないけど、あまり歯切れのいい理屈じゃない。「風が吹けば桶屋が」式のずいぶんまわりくどい話で、やたらに「かもしれない」が多い議論だったりする。それで景気が回復するかどうか、実はぜんぜん怪しいんだよ。とりあえず他にすることがないので騒いでる、というのが実状に近いんだ。
もううつ手はないんだろうか。なんとか需要が回復する手はないんだろうか。もうあとは神頼みしかないのか……
3打つ手はある! 句留愚庵のとんでもない奇策
ところが1998年5月、何のまえぶれもなく変な論文がインターネット上にあらわれた。いいや日本くん、うつ手はある。金利をもっと下げよう。いまの金利がゼロなら、金利をマイナスにしよう。そして実質的に金利をマイナスにするには、インフレ期待をつくれ! 政府・日銀が、これからインフレを起こすと宣言しろ! そう論じたのがMITのポール・クルーグマン「日本のはまった罠」(原文はココ、邦訳はココ)だった。
インフレ期待があると、なぜ需要が増えるのか? インフレだと、手持ちのお金の価値はどんどん下がる。だからはやくモノに変えたほうが得なんだ。昔のインフレ年率40000%なんていう南米やドイツだと、一日でお金の価値が半分になったりするから、もうみんな金を手にした瞬間にモノを買おうとした。つまり、インフレが長く続くと思ったら、みんなどんどんお金を使うようになる。だったら、インフレが長く続くと思わせようよ。そうやって需要を増やせばいいじゃないか。クルーグマンの議論は、基本的にはそういうことだ。そしてかれは、この方法がよくてそれ以外の方法がなぜダメかを、とってもきちんとしたモデルを使って理論的に説明している。いまの日本の不景気をまがりなりにも説明した、数少ないモデルだ。
さて、かれの議論はどう受け取られただろうか。
みんなひっくり返った。怒る人さえいたくらい。インフレというのはこれまで、とっても悪いものだというのが常識だったからだ。インフレ→物価高→生活圧迫。よってインフレは地獄の使い。それを政府・日銀が旗振って起こせ? ふざけるな! というのがほとんどの人の反応だった。
でも批判は山ほど出てきたけれど、不思議なことにかれの理論そのものに対する反論は一つも出ていない。少なくともぼくは見たことがない。これまで出ている反論はすべて「でも、インフレには副作用もある」と言っているにすぎない。「円安で銀行が困る」とか「インフレは劇薬だ」とかね。でもそういう連中も、かわりの理論は出せていない。「不良債権処理」とか「土地流動化」とか繰り返してるだけ。なぜか?それは、クルーグマンの理論が基本的には正しいからなんだ。理論的な可能性としては、インフレ期待ってのが効くかもってことをだれも否定できないからなんだ。ただ、前例がない。インフレは悪いものだとさんざん叩き込まれてるし、失敗して収拾つかなくなったら何言われるかわからない。まして、そうでなくても付和雷同の好きな日本人。だから政府・日銀がこの政策をためすことは、当分ないだろう、と考えられてる。バカだな、小渕政権なんてどうせ何も失うものはないんだから、ばーんとやっちゃえばいいのにぃ、とぼくは思う。それに、クルーグマンは各種の副作用批判に対して反論を行ってて(原文はココ、邦訳はココ)、これまたかなりの説得力なんだ。
よろしい。インフレ期待ってのがあまりに無茶だと思うんなら、もしだれもやったことがなくて怖いっていうんなら、ぼくに別の案がある。需要を回復できて、みんなが経験済みで、さらにとってもすぐれた副作用もおまけでついてくる妙案だ。耳の穴かっぽじってよくききやがれ。
消費税を7%にあげよう。
さっきぼくの景気対策の説明を読んだ人は、アレ、と思っただろう。景気対策には減税してみんなの手持ちのお金を増やすんじゃないの?
そしてそこで爆笑してるか絶句してるあなた。うん、あなたはわかってる人だ。あなたが考えてるのは、こういう話だろう。1996年には、景気が上向いてきてた。なのに、1997年に消費税が導入されたので消費者が買い控えに走って景気がまた冷え込んだんじゃなかったっけ? だから共産党は、消費税を3%に戻して景気回復、なんて口走る。それなのに、そこで消費税をまたあげたら、さらに景気が悪化するに決まってる!
でもそれはちがうと思う。それは因果関係が逆じゃないだろうか。1996年当時、あなたのまわりで家や車を買おうとしていた人はいなかった? 思い出してよ。みんなもう、9月までに買えば消費税が3%というので必死こいて駆け込みで買ったでしょう。だから消費が上向いたんだ。このケチなぼくですら、3月にコンピュータを(中古だけど)買い換えたもの。だから景気が上向いたんだよ。増税したせいで景気が下がったんじゃない。増税期待のせいで景気があがったんだ。
だったら、それをもう一回やろうよ。いますぐに税金を引き上げるって話じゃない。将来それがあがるという期待をつくるんだ。「2000年元旦に消費税を7%に上げまーす」とアナウンス。するとかけ込み需要がたくさん発生して、景気は盛り上がるだろう。さらにそのままだと、増税した時点で1997年4月みたいに消費が冷えこむので、そうならないように、あげたその日にもう一発増税をアナウンスしておけばいい。来年には10%にするよ、と。
これはある意味で、クルーグマンの議論と似ている。ぼくたち消費者からすれば、インフレも消費税アップも同じこと。いずれにしても、いまの手持ち現金の使いでが減るってわけだ。だから、はやく金を使おうとする。それで需要は上向く。
さて、クルーグマンはインフレ期待を盛り上げろとは言ったけど、じゃあどのくらい盛り上げればいいかはまだ詰めていない。でも、ぼくの案はなにせ前例があるもので、効果が試算できるのだ。1996年の日本の実質経済成長は3.6%。このすべてが消費税効果ではないにしても、たぶん2%くらいの押し上げ効果はあったはず。1998年の日本はマイナス成長だよ。GDP成長率が2%アップっていったら御の字だ。
そしてこの案のすばらしいところ。まず、やりやすいってこと。これからインフレにしまーす、といって国民を納得させるのは、こりゃ至難の技だ。それが景気対策だってことを納得させるのは不可能といっていい。しかし消費税アップは経験があるから、やりかたはわかる。そしてそれを国民に納得させるのも簡単だ。やっぱり景気回復には財政再建が必要なんです、と言えばいい。「ごらんなさい。財政出動ばっかして赤字国債だしまくったら、格付けが下がってジャパンプレミアムで、ボロボロでしょう。やっぱ国の財政がしっかりしてなきゃ景気なんか戻りませんや」とキャンペーンを張るんだ。
もう一ついいこと。インフレは、手におえなくなる可能性はある。目標どおりにおさめるのはむずかしいかもしれない。でも、税金は7%と決めたらその率で決まりだ。さらにとってもすばらしい副作用。財政再建は方便にしても、これをやれば税収は確実にアップする。万が一需要が上向かなくても、とりあえず財政赤字は減る。それはそれで悪いことじゃない。なーに、どうせいつか消費税はあげようと思ってたんでしょ、みんな。それを来年やって何が悪い?
さて、このアイデアを友だちに話したところ「でもそれって、1回2回は使えても、3回目あたりからみんなひっかからなくなるでしょう」と言われた。ぼくも一瞬そう思ったんだが……そうか? 「ひっかかる」ってどういう意味? 別にだますわけじゃない。税金をあげるよ、といってあげるだけだ。待てば待つほど税金は高くなる。なんのひっかけも隠し事もない。なんなら「今後10年で消費税を15%まで上げます」と宣言しておけばいい。
そしてこれは、需要を前倒しにすることになる。消費税があがるぞ、とおもって、来年家を買う予定だった人が無理して今年ローンを組むわけね。だから、だんだん後がなくなるような気もするんだが、一方でその一時的にしても上向いた分の需要がどっかでまわってくるから、また新しい需要も出てくるはずだ。1997年だって、住宅需要は1995年並に戻っただけで、それを割り込むようなことはなかったんだよ。