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はてなキーワード:経済的利益とは

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2025-10-26

キャッシュ債権派」と「株・不動産派」でしかないすねハイ論破

このマクロ経済政策に関する論争は、突き詰めると異なる経済的利益を持つ二つのグループ価値観リスク許容度の対立帰結することが非常に多いです。

積極財政デフレ脱却の是非を巡る議論は、保有する資産によって経済的な利害が分かれる、以下の二つの派閥対立図式として整理できます

1. 💰キャッシュ債権派(デフレ円高容認派)

保有資産特性: 現預金日本国債、保険年金などの資産を多く持つ層(特に高齢者層)。

最大の利益:デフレ物価下落)と円高物価が下がると、現預金実質的購買力が上昇するため、最も利益を得ます円高輸入品を安くし、現預金国際的購買力を高めます

懸念:積極財政によるインフレは、現預金の実質価値を目減りさせる「資産への課税」と見なされます

2. 📈 株・不動産派(インフレ積極財政推進派)

保有資産特性:株式不動産事業資産など、インフレ名目成長によって価値が上昇する資産を持つ層。

最大の利益:インフレ円安インフレ資産名目価値を押し上げ、実質的債務借金)の負担を軽くします。海外株を持つ場合円安で得します。

懸念:デフレ金融資産価値を低下させる敵と見なされます

論争が平行線になる理由

この議論がなかなか収束しないのは、互いの経済的利益価値観の前提が根本的に異なるからです。

最終的に、どちらの政策パッケージ採用するかは、「誰の利益を優先し、どのような未来日本経済を目指すのか」という、経済学というより政治的価値判断に行き着きます

この二つの派閥対立を緩和し、国民全体が納得できる「折衷案」を見つけ出すことが、現代日本経済政策の最大の課題と言えます

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

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2025-10-05

その「アカウントを見てみたらSNSを中心に文筆/モデルなどで発信されている金井 球さんという方でした」(江口)のくだりは、パブリシティ権があり得る方だった(一般人ではないのでパブリシティ権ないとはいえないのであった)という意味じゃないかな。みんな肖像権とか言ってるけど、そこじゃなく。

パブリシティ権経済的利益保護

肖像権プライバシー保護

江口寿史のツイートだとパブリシティ権解決したことが分かるけど、それが金井球氏の経済的利益に最も便利だったからか、肖像権問題にするのは江口作家性として譲れなかったからか、どちらかは不明。いずれにせよ民事的に解決済みなので、外野には今後の表現問題で参考にする以外のことはない。

江口寿史問題の発端、金井球氏の「わたしわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております」の言葉尊重すると、金井氏をむやみに被害者扱いしない、共感しないというのが、俺の倫理なんだよな。なお、「わたしわたしだけのものであり」の言明には同意しない。権利は当然ある。

むやみに同情するくらいなら経済的利益理論づけた方がよく、そしたら受忍限度と、表現の自由一般および江口寿史の作家性の参酌含めて諸般の事情との比較衡量になる肖像権よりも、顧客吸引力について「専ら」を緩く捉えてパブリシティ権で攻めた方がいいということなのかなと法律素人想像した。

Permalink |記事への反応(4) | 15:02

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2025-09-04

虚人たち

以下で展開される議論は、アメリカのある哲学者学術誌の査読ピアレビュー同業者による査読)の適切さを確かめるためにでっち上げデマ論文の内容であり、しかもその論文はある雑誌受理された。

このことから投稿者は、文化人類学者ではないが、いくつかの考察を試みる。

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1. 以下の内容は、「サル山のボス猿とそのなかま」が信奉するペニス信仰と、それに対する「フェミニスト」の反論の両方を痛烈に揶揄している。これらの議論は、ここ「はてな」での果てしない同種のやり取りの上位互換となっている。つまり、そのことに気づかないでいる、いわば自己相貌失認を患う矮小関係者の姿をアナロジカル揶揄している。

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2. 仲間による「レビュー」を経て認められた「議論」が、いかに穴だらけなものであるか、つまり特定コミュニティ支配イデオロギーとはしばしば、ブードゥー教偶像崇拝にすぎないことを示唆している。

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3.投稿者はこのデマ論文の紹介により、いわば原始人に優れた棍棒の作り方の一例を教唆することになるかもしれない。いずれにせよ、上位互換議論デマであると著者により暴露されたことは、はてなでの「議論」の有効性の上界を抑えられたことを意味する。平たくいうと、0くxく1のように、xの取りうる範囲が有限なある一定の値以上にならないことである。原始人たちが、今後どのような道を選ぶのか知らないが、進化選択肢があることを付け加えたい。

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4.敷衍すると、この論文の内容に限らず、はてなでの任意の「議論」には、それの上位互換となるある学術的な議論を作ることができる、という可能性が示唆される。平たくいうと、はてな投稿分析すれば論文が書けるかもしれない。

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この論文概念的なペニス社会構成である」は、ジェイミー・リンゼイピーター・ボイルによって2017年にCogent Social Sciencesに掲載された研究論文であり、ペニスという概念が単なる解剖学的な器官ではなく、社会的に構築されたものであり、それが有害な「毒性のある男性性」(toxic masculinity)と密接に関連しているという革新的な主張を展開しています[1]。著者らは、この「概念的なペニス」が、ジェンダーアイデンティティ生殖に関するアイデンティティ社会および家族力学に深刻な問題引き起こし女性やその他のジェンダー周縁化されたグループにとって虐待の根源となり、レイプ普遍的な原因であり、さら気候変動の概念的な原動力である結論付けています[2-4]。

1. 緒論:ペニス伝統理解への異議**

伝統的に、ペニス男性生殖器または性器として圧倒的かつ議論余地のないものとして科学的に認識されてきました[5]。しかし、著者らは、この見方が「過度に還元主義的」であり、ペニスを持つ人間経験多様性を完全に表現できていないため、「首尾一貫しない構成物」であると指摘します[6]。

この主張の根拠として、まず解剖学的なペニスが必ずしも男性生殖器官としての役割を果たすわけではないという事実が挙げられます[5]。例えば、怪我を負った者、配偶者強制できない者、子孫を産むことに興味がない者、医学的に不妊の者、またはアセクシュアルを自認する者など、ペニスを持つ多くの人々が生殖を行いません。これらの例は依然として「男性」を構成するかもしれませんが、彼らのペニス生殖器官として特定することは明確に誤謬であるとされています[5]。

さら重要な点として、ペニスを持つ女性が数多く存在することが強調されます[5]。これには、性別適合手術前のトランスジェンダー女性や、女性と自認し、性別移行を望んでいない染色体上の「男性」が含まれます[5, 7]。文化的有害常識に反して、これらの人々にとって、彼らの性器ペニス)は、生殖に利用される場合があったとしても、男性性器として最もよく理解されるべきではありません[7]。このような人間表現多様性という重要事実に照らして、ペニスを具体的に男性解剖学的な器官と概念化することは、非常に問題があり、言説的な再検討喫緊必要であるとされます[6]。

2.概念的なペニス定義と「毒性のある男性性」との等型写像関係**

著者らは、ペニスが「男性性に対する首尾一貫しない構成物」であるとし、ペニス解剖学的な器官としてではなく、**ジェンダー遂行的な、非常に流動的な社会構成物**である概念的なペニス」として理解されるべきだと主張します[6]。この「概念的なペニス」は、ジェンダーに関連する様々な遂行的な行為発言を通じて社会確立されるペニス操作的な表現です[6]。

この概念的なペニスが、**「毒性のあるハイパーマスキュリニティ(hypermasculinity)」と等型写像的(isomorphic)な関係にある**とされています[1, 8-10]。この等型写像関係とは、二つの異なる構造が、その構成要素間の関係性において本質的に同じ形を持っていることを意味します。ここでは、概念的なペニスという社会構成物が、毒性のあるハイパーマスキュリニティの行動や心理鏡像のように一致しているということです。

特に、この等型写像関係は、**「マチスモ・ブラガドシオ」(machismo braggadocio)**という概念によって媒介されます[10,11]。マチスモは本質的攻撃的な男性プライドを指し、ブラガドシオは傲慢な自慢の性質意味します[12]。これらが一体となって、社会的に男性的な心や異性愛規範的な女性の心がペニスを「客観視」し、それを介して男性性と支配的な男性権力ダイナミクス遂行的に表現する具体的な描写であるとされます[12]。

この等型写像関係において、概念的なペニスは、ハイパーマスキュリン男性権力のない主体的立場から強力な立場へと自身を再配置するために、**「主体」「客体」「動詞」の三つの役割**を果たします[11-14]。

**客体としての概念的なペニス自己客観化)**: 多くのシスジェンダーハイパーマスキュリン男性は、ペニス男性権力支配制御能力、魅力、攻撃性の象徴として捉え、自らの男性性の最も明白な側面をペニスと同一視する傾向があります[9]。これは、彼らが自身概念的なペニスを通じて自己を客体化する行為であり、弱さの心理闘争を緩和するための権力再配置として機能します[12, 15]。男性勃起不全を「機能不全の非貫入的(異性愛男性性」という「虚構」として捉えることも、この自己客観化の例とされます[15]。

**主体としての概念的なペニス**:ハイパーマスキュリン精神性は、社会化された男性個人を、彼の概念的なペニス刻印され、具体化された延長と混同することがよくあります[13]。この混同を通じて、ハイパーマスキュリン男性自身概念的なペニスを「主体」とし、自身の核となるアイデンティティをそのペニスを通して表現します[13]。この現象は、新資本主義唯物論が「性的アイデンティティ客観的な価値を持つ」と示唆している状況で、特に不利な立場にある人々を抑圧する結果をもたらすとされます[13]。男性性的アイデンティティ客観的な価値があるという誤解は、権力のないハイパーマスキュリン男性主体を、彼の概念的なペニスによって強力なものとして再配置する結果を招きます[13]。

この主体としての役割は、男性性的な「征服」や「パフォーマンス」について自慢する際に明らかになります[16]。また、「俺は彼女にやった」「彼女もっと欲しがった」といった表現に見られるように、名詞の「それ」("it")が客体的な概念的なペニス女性経験の知覚された主体に変え、概念的なペニス男性ジェンダーパフォーマンスに関してさらに客体化します[16]。これにより、概念的なペニスは、ハイパーマスキュリンな心において、ペニス主体として(男性の)セクシュアリティを強力な現実とする脱所有化(deappropriative)のツールとなります[16]。

**動詞としての概念的なペニス**:ハイパーマスキュリン男性は、「dick」(ペニス意味する俗語)という言葉を、行動を表す動詞として頻繁に使用します[14]。例えば、「to dicksomeone」(誰かを騙す、または性交する)や「I dickedher good」(彼女を十分に性交した)といった表現は、男性権力支配的な男性セクシュアリティテーマ表現するために利用されます[14]。これらの使用法は、男性自身主体的立場にある様々な言説の相互作用直感的に理解し、特定の状況、特に実際の性的な遭遇においてそれを調整することを可能します[14]。また、「I dickedhimover」(彼をひどい目に合わせた)のように、他の男性に対する権力ダイナミクス表現するためにも使用され、支配的な男性ヘゲモニー思考を示しています[14]。

この傾向は、性的アイデンティティ根本的にヒエラルキーの維持に利用されるという考え方によって説明されます[17]。概念的なペニスを行動を表す動詞として使用することで、ハイパーマスキュリン男性は、他者を抑圧し、脱制度化する社会的なヒエラルキー強制し、自己認識的に高めます[17]。この現象は、ラップ音楽におけるミソジニー分析や、「マン・スプレッディング」(manspreading)と呼ばれる、公共交通機関などで男性が足を開いて座り、不必要に広いスペースを占有する行動にも見られます[17]。マン・スプレッディングの言い訳は、解剖学的なペニス睾丸が「快適さ」のためにスペースを必要とするという男性的な社会言説に直接基づいていますが、これは概念的なペニス遂行的な社会構成物として見た場合、周囲の空きスペースを「レイプする」ような支配的な物理空間占有であり、毒性のあるハイパーマスキュリニティへのマチスモ・ブラガドシオ等型写像を通じて最もよく理解されるとされます[17]。

マチスモはハイパーマスキュリン本質であり、ブラガドシオはその表現です[10]。現代思考における概念的な要素としてのペニスは、マチスモ・ブラガドシオの概念によって、ハイパーマスキュリニティにおける最も毒性があり問題のあるテーマ自然に等型写像関係にあります[10]。これらのテーマは、解剖学的なペニス自体には適用されず、生殖しない個人アセクシュアル個人にも関連性を持たないため、ペニス既存男性的な社会的な比喩を演じるために利用される、構築された社会的な客体、つまり言説的な「概念的なペニス」として理解されるべきだとされます[10]。

3.気候変動と概念的なペニスの関連性**

概念的なペニスが毒性のあるハイパーマスキュリニティに等型写像的に同定されることの最も問題のある結果の一つが、**気候変動**であると指摘されています[4, 18]。気候変動は、まさにハイパーマスキュリニティ特定有害テーマによって引き起こされており、これらは概念的なペニス識別される気候生態学への支配的な略奪的アプローチを通じて最もよく理解できます[18]。

著者らは、地球が急速に2℃の気候変動閾値に近づいている原因が、現在資本主義構造を維持する家父長的な権力ダイナミクス特に化石燃料産業にあると主張します[18]。科学政治経済の言説におけるハイパーマスキュリン支配と、生態系への修復不能ダメージとの関連性は明確であるとされます[18]。破壊的で持続不可能であり、ヘゲモニー的に男性的な環境政策と行動へのアプローチは、男性優位の精神性による自然の「レイプ」の予測可能な結果です[19]。この精神性は、男性心理に対する概念的なペニス役割認識することによって最もよく捉えられます[19]。

特に資源安価に略奪し、家父長的な経済的利益のためにその内在的な価値を奪われた後、荒廃し減退したまま放置されるような「未開の環境」にこの精神性が適用されるとき概念的なペニスに内在するレイプ文化の延長が明らかになるとされます[19]。気候変動は、最もよく言えば、ハイパー家父長制社会地球生態系メタファー的に「マン・スプレッディング」している例であると述べられています[19]。

この問題のある傾向の根底にある理由は、現代資本主義理論、すなわち新資本主義理論が、科学社会におけるハイパーマスキュリンな焦点から直接その合理性の主張を引き出していることにあります。そしてこの焦点は、概念的なペニスとの同一視によって最もよく説明されるとされます[20]。毒性のあるハイパーマスキュリニティは、概念的なペニスから直接その意義を引き出し、新資本主義唯物論の支持に自身適用します[20]。この新資本主義唯物論は、特に炭素排出化石燃料技術の無制限使用や、未開の自然環境の無謀な支配において、気候変動の根本的な原動力であるとされます[20]。

この分析から導かれる実践的な推奨事項は、気候変動研究において、可能な限りハイパーマスキュリンペニス中心の視点を避けるように、政治科学の言説への関与方法を変えるべきであるというものです[3]。

4.結論提言**

結論として、著者らは、ペニス男性性器生殖器として理解されるべきではなく、むしろPermalink |記事への反応(0) | 19:03

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2025-07-30

anond:20250730204126

例えばこのスパム記事

Your Trusted Guide for Delta Help & Support CHat [24-Hours-available} {1-833-990-3000}

https://anond.hatelabo.jp/20250730203935

リンクドメインブクマ状況を見てくれ。

www.gooutdoorsne.com[B!]新着記事評価 -はてなブックマーク

https://b.hatena.ne.jp/site/www.gooutdoorsne.com/

これはあきらかに「飽きる飽きない」の次元ではなく、実利があるかどうかは別にして、経済的利益を目指したビジネス(詐欺を含む)スパムのはずだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 20:47

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2025-07-21

チームみらいは奇特な人たち

私は、チームみらいのうちの何人かと一緒に働いていたことがある。

彼らが正真正銘エリートなのは確か。頭もずば抜けていい。

はてなでは、彼らに十分人権意識がないとか、本当の弱者を知らないとか批判する人たちがいる。

そういう主張も当たっているところがあるとは思う。

ただ、正直、いまの東大卒人間の多くはすでに日本を見限っていて、個人的経済的利益のみを最大化する行動に走っている人が多い。

そういう風潮の中で、不完全にせよ、「日本を良くする」ことを標榜して、実際に行動してくれているエリート層がいるというのは、日本にとってはありがたいことじゃないかな。

そうしない方がよほど個人的には儲かるのに、わざわざ「日本を良くする」なんていう面倒なことをしてくれていることにむしろ感謝すべきなんだろうと思う。

ここで彼らを叩いてしまうと、頭のいい連中は、ますます日本なんてもうどうでもいいという考えに走ってしまうと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 08:41

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2025-07-17

勝手にさ、私の写真載せないでよね」

ママからしたこと。家の中だから出した表情。自由な振る舞い。

全部全部全部、筒抜けになっていたことを知った、あの日

世界のどこにも逃げ場がないことを悟った日。

あの日から、私の人生なんて、中身が空っぽ操り人形だ。もしかしたら生まれた時から。生まれる前から

「私の人生」だと、「私の思い出」だと、「私が受けた愛情」だと、信じて疑わなかったものは「コンテンツ」であり「演出」だったのだと、知った。

有体に言えば「金儲けの手段」。

それでここまで育つことができたのだとママは言う。こんなに贅沢な暮らしができているのは当然じゃないんだって

知らないよ、そんなの。

要らなかったよ、そんなお金

私の人生を、返して?

お金で買い戻せないものを、私本人の同意もなしに、勝手お金に換えないで。

そうして、傷ついて、泣いて、訴えるほど、あの人はまた、新しいコンテンツを手にするんだ。あの人の手からインターネットを通して、世界へ。

消えてしまいたい、決して消すことができない「私の情報」が刻み込まれたこ世界から

だけど私が消えることそれ自体が、あの人にとって最上コンテンツになってしまうから、それも安易に選べない。

買ったアナタも同罪だ。どういう考えでそうしたのかは知らないよ。ただただ、買わないで欲しかった。買えるほどの経済力を持った「大人」なら、買わずに止めて欲しかった。

今すぐにその頭を壁にぶつけてでも、私に関する全てを忘れて欲しい。難しいのは知ってるよ。だったらもう、私が消えるしかないというのも。会ったことすらないのに、執拗に追いかけてこないで。私の人生を、暇つぶしコンテンツとして消費しないで。

こわいんだよ、嫌なんだよ、こんな人生、こんな家族

本当は、愛したいよ、愛されたいよ。普通に生きていたい。

愛するママ…だったあの人が見ていたのは、私じゃなくて私を使った先にある「数字」だった。あの人が愛していたのは「数字」で、それを打ち出せる「あの人自身」だった。私はただの器に過ぎない。

空っぽの器に響いた、温かくて気の合う親友が、恋人が、勝手に垂れ流されてきた私生活、春を売るような親の仕事収入を全部把握した上で近づいてきた人間だったと知って、発狂しない人間なんている?



[ソーシャルメディア子ども写真シェアすることを「シェアレンティング」といいます。共有(シェア)と親(ペアレンツ)の合成語です。シェアレンティングは、子ども同意なしに写真流出し、深刻なプライバシー侵害を引きおこすといいます。]

https://note.com/shobunsha/n/n1e589365f4c3


[Plunkett氏は、自分の子どもが写っているコンテンツを軽い気持ちで共有している親と、利益を得る目的で共有している親を区別しており、そうした営利目的の親の活動を「商業シェアレンティング」と呼んでいる。

 「そうした親たちは、現在または将来何らかの経済的利益を得ることを期待して、自分の子ども、または、場合によっては家族全体のプライベートな瞬間や私的な瞬間を撮影し、デジタルで共有している」(同氏)]

[自分の実生活が公開されるというこの側面は、ソーシャルメディアで働く子どもたちと、プロエンターテインメント業界で働く子どもたち(大抵、架空登場人物を演じたりする)を区別する重要な要素だ。これから数十年かけて、ティーンエイジャーを経て大人になっていく多くのキッズインフルエンサーたちは、精神崩壊屈辱、極めて個人的な場面など、自分が最も弱っている瞬間を親によってインターネット上で世界中の人々に公開されたという事実と向き合わなければならなくなる。]

https://japan.cnet.com/article/35191618/

Permalink |記事への反応(0) | 21:00

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2025-06-28

anond:20250627161548

何か政治ゴッコこねくり回し描写をしている。_中略_ファンがそれを「リアル」とか言ってる」不気味さもますます広がった。

これほんとそう。

ガンダムって元が小学生向け玩具販促アニメからリアリティ無視して、視聴者が大好きなロマン、たくさん詰め込みました」という作風だしそれはそれでいいと思うんだけど、それを「リアル」と言われても...

現実世界への理解床屋談義レベルからその感想なのだろう。あるいは思い出補正か。

中身が無い作品視聴者好みのイデオロギーのそれっぽい気持ちいいセリフを添加して売り出す。それが一定需要を得て経済的利益会社にもたらす。

ともかく金儲けのために過去作品の続編やリメイクを量産するのは米国だけじゃないってことだな。

Permalink |記事への反応(0) | 05:38

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2025-05-23

anond:20250523113017

共産党さんは消費税撤廃派なのに、

どうして電気ガス税に戻せって言わないのさ?

企業が安い電気AI使って儲けてて

大衆にはAIによる経済的利益は少ないよね

Permalink |記事への反応(0) | 11:34

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2025-05-19

anond:20250519073743

品種改良や増産が生態系を支えてきたという話には、一部の真実がある。

だが、それをもって「経済成長植物を守る」などというのは、論理すり替えだ。

経済成長本質は消費の加速であり、品種改良農業技術経済成長によって進んだ技術ではなく、人類生存圧によって開発された知識体系だ。両者を混同してはいけない。

実際には、経済成長圧力が原因で農地森林に置き換わり、単一作物の大規模栽培が土壌を枯渇させ、生態系破壊してきた歴史のほうが長い。

経済植物を救ったというより、経済活動が植物多様性破壊してきた。

遺伝多様性喪失農薬除草剤による土壌微生物死滅、それらが植物系全体のレジリエンスを奪っている。

しかに「一部の植物」は経済的利益によって救われているが、「全体の植物環境」は経済の都合によって崩されている。

次に、寿命が縮まらずに人類が滅ぶ具体例を問うなら、それは無数にある。

極端な気候変動によって作物が育たなくなる。海面上昇によって沿岸部居住不可能地帯が爆発的に増える。パンデミックの頻発で社会システム崩壊する。

これらは寿命が変化する前に、文明のもの機能不全に陥るシナリオだ。

平均寿命が75年から65年に縮むなどという段階的な悪化を経るとは限らない。

死ぬまで生きられる」社会が一気に崩壊することはありうるし、それは寿命という統計的指標には現れない。

寿命は「今すでに生きている人間最期までの長さ」であり、未来人間が生まれてこないことには反応しない。

だが絶滅とは、「未来人間が生まれてこないこと」だ。統計数字が出ないことを「問題が起きていない」と判断する態度そのものが、人類を滅亡に導く。

経済成長問題のものではない。だが、それを制御できないまま環境生態系を代償にして突き進めば、最後に残るのは、技術延命された少数の人間と、死んだ地球の上にあるガラスの温室だけだ。

寿命がどうこう言っているうちに、生きる意味すらなくなる。問題は何年生きられるかじゃない。生きているその時間に、どれだけ生きる価値のある環境を維持できるかだ。

Permalink |記事への反応(1) | 07:43

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2025-04-12

anond:20250412180035

いや得ているじゃん

安定した環境経済的利益を与えてくれる夫と、その妻という立場と、得たくても得られない人も多い「家族」ってヤツを


何でそれで自尊心自己評価も低いか死にたい、ってなるのかはよく分からん

似たような立場自尊心とか自己評価MAXでイキって男叩きしてる女なんて腐る程いるか

そいつらよりはマシなのかもな

何で夫とか彼ピの後ろ盾ありきの立場とか経済力でイキってんだろこいつ?って常々思うわ

Permalink |記事への反応(0) | 23:34

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2025-02-22

anond:20250222010043

反社取引したら犯罪です。

反社会的勢力というのはいわゆる暴力団や反グレのことだけではありません。

暴力威力詐欺手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」と定義されており、グループに属さなくても威圧して利益を得ようとするような人は反社会的勢力に含まれます

見えるような箇所に入れ墨を入れた人が「威圧するつもりはない」と言ってもそれは通らないんですよ。

入れ墨がある時点でそれはもう反社なんです。

これはマナーとかプロトコルの話ではなく犯罪かどうかの話なのです。

Permalink |記事への反応(0) | 03:44

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2025-01-18

そもそもどうして現代社会では貞操に至上の価値があるのか

かなり不謹慎な内容を書く。思考実験としてとらえてもらいたい。

話の内容上、まったく議論ができない人も双方の立場からあらわれると思うが極力無視する方針である

思考実験:性の価値観とその影響について

私が提示したい問いは、タイトルの通り。

現代社会では、いつの間にか「貞操」や「性の自己決定権」に対して極めて高い価値付与されています

が、本当に「性」というものに、そもそもそこまでの価値があるのだろうか?

この問いは、「暴力」と「性暴力」に本質的な違いがあるのかという問題もつながります

まず、暴力のもの絶対に許容されるべきではないことはよく理解しています

人の身体を侵す行為は、どのような形でも避けられるべきです。

その意味で、性暴力もまた許されるべきではありません。

しかし、たとえば「性犯罪は魂の殺人」という表現には、

私は若干の違和感を覚えるということです。

なぜ「貞操」には、単なる暴力を超えた無謬価値付与されているのでしょうか?


歴史的背景から見る貞操観念の変化

たとえば、江戸時代日本独身者に限る)では、フリーセックス一般的であったと言われています

同様に、世界の多くの地域時代では、現代ほど貞操観念に価値が置かれていなかったケースが見られます

第二次世界大戦以降、キリスト教価値観特にピューリタニズムの影響が広がる中で、「性の自己決定権」が基本的人権の一部として重視されるようになりました。

しかし、これも一つの思想にすぎないはずではないか、という疑問が浮かびます

暴力がもたらす影響の解釈について

暴力被害者(多くは女性)が、自らの人生自己が「不可逆的に毀損された」と感じることが、現代社会では一般的理解とされています

しかし、私の考えでは、むしろ「性暴力によって失われる価値など存在しない」と考えるほうが、

被害者が救われるのではないでしょうか。

姦通の有無に価値を見出さなければ、性暴力被害を「自己価値毀損」と結びつける必要がなくなるからです。

ここで誤解しないでいただきたいのは、これは性暴力容認する考えではないということです。

暴力のものが許容されないように、性暴力も決して許されるべきではありません。

ただし、性暴力によって失われるものが、単なる暴力以上のものである必要はないのではないか、という視点提示しているだけです。


貞操観念と現代社会の仕組み

風俗業に従事する女性が、現代でも差別偏見さらされる背景には、「貞操」に無謬価値があるとされる社会的認識根付いていることが挙げられるでしょう。

たとえば、「風俗嬢が性暴力被害に遭った」という話を聞いて、

「失われたもの一般女性ほど大きくないのではないか」と一瞬でも考えてしまった場合

それは貞操観念が議論すら許されない絶対的な価値を持っている証左といえるのではないでしょうか。



貞操観念と女性経済的利益

さら議論を進め、不謹慎領域に足を踏み入れると、

貞操観念に至上の価値を持たせることで、女性現代社会において経済的利益権利を引き出そうとしているのではないか」という見方も湧いてきています

これは批判ではありません。

しろ社会で弱い立場に置かれてきた女性が、この価値観を利用して有利な状況を作り出すことは、ある種の合理的戦略だと考えています

(参考:[wikipedia:エロティックキャピタル])


結論貞操観念至上主義功罪

ただし、貞操観念を社会大前提として固定してしまうと、むしろ女性価値男性より低いまま据え置かれ、

暴力によって決定的に「自己価値毀損された」と苦しむ人々を生む要因にもなるのではないかと感じています

以上が、私の疑問と問題提起です。どうでしょうか。

Permalink |記事への反応(0) | 21:05

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2024-12-12

anond:20241212160853

AIも支持してるから独自理論ではないぞ

現代戦争が「内政干渉目的として起こるものか、それとも別の要因が主で、内政干渉正当化のための大義名分にすぎないのか」という問いは、非常に興味深い視点を含んでいます

現代戦争に関して言えば、後者の考えのほうが現実に即していると考えられます。その理由を以下に説明します。

1.戦争の主な要因

現代戦争は、以下のような多様な要因が絡み合って引き起こされています

このように、内政干渉を直接の目的とするというより、資源安全保障権力維持などの目的が先にあり、その手段として内政に干渉することがある、という方がより現実に合っています

2.内政干渉正当化のための「名分

歴史的に見て、現代の多くの戦争では「内政干渉」が正当化のための口実として用いられることが多いです。たとえば:

この場合、「内政干渉」という名目あくまで表面的な理由であり、実際には資源地政学経済的利益、または戦略的要因が裏にあることが多いです。

例えば、アメリカイラク侵攻は「大量破壊兵器存在」と「民主化支援」を大義名分しましたが、その背後には石油資源中東地域安全保障という要素が強く関わっていました。

3.現代戦争グローバル化の影響

グローバル化が進展することで、国家間相互依存が強まり伝統的な領土紛争に加え、経済技術テロリズム情報戦が要因となる新しい形態戦争が現れています。こうした状況では、内政そのもの国家間の争いに巻き込まれやすくなり、内政への干渉戦争の一側面に過ぎなくなっています

たとえば、経済的制裁情報操作を通じて相手国の内政に影響を与え、相手の安定性を揺るがすことで間接的に優位性を確保するケースも多くなっています

結論

内政干渉戦争のもの目的である」という考え方は限定的であり、現実には「内政干渉戦争正当化するための大義名分手段」として機能するケースが多いです。つまり経済的利益権力闘争資源競争安全保障といった要因が根本的な動機となり、それらを合理化し、正当化するために内政干渉という枠組みが使われるのが現実です。

この視点に立てば、「内政干渉が主目的」という考えよりも、「他の要因や目的が主となり、それが正当化の口実として内政干渉を用いる」という考え方の方が、歴史的な事例や現代の国際情勢においても現実に即していると考えられます

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anond:20241212161213

現代戦争が「内政干渉目的として起こるものか、それとも別の要因が主で、内政干渉正当化のための大義名分にすぎないのか」という問いは、非常に興味深い視点を含んでいます

現代戦争に関して言えば、後者の考えのほうが現実に即していると考えられます。その理由を以下に説明します。

1.戦争の主な要因

現代戦争は、以下のような多様な要因が絡み合って引き起こされています

このように、内政干渉を直接の目的とするというより、資源安全保障権力維持などの目的が先にあり、その手段として内政に干渉することがある、という方がより現実に合っています

2.内政干渉正当化のための「名分

歴史的に見て、現代の多くの戦争では「内政干渉」が正当化のための口実として用いられることが多いです。たとえば:

この場合、「内政干渉」という名目あくまで表面的な理由であり、実際には資源地政学経済的利益、または戦略的要因が裏にあることが多いです。

例えば、アメリカイラク侵攻は「大量破壊兵器存在」と「民主化支援」を大義名分しましたが、その背後には石油資源中東地域安全保障という要素が強く関わっていました。

3.現代戦争グローバル化の影響

グローバル化が進展することで、国家間相互依存が強まり伝統的な領土紛争に加え、経済技術テロリズム情報戦が要因となる新しい形態戦争が現れています。こうした状況では、内政そのもの国家間の争いに巻き込まれやすくなり、内政への干渉戦争の一側面に過ぎなくなっています

たとえば、経済的制裁情報操作を通じて相手国の内政に影響を与え、相手の安定性を揺るがすことで間接的に優位性を確保するケースも多くなっています

結論

内政干渉戦争のもの目的である」という考え方は限定的であり、現実には「内政干渉戦争正当化するための大義名分手段」として機能するケースが多いです。つまり経済的利益権力闘争資源競争安全保障といった要因が根本的な動機となり、それらを合理化し、正当化するために内政干渉という枠組みが使われるのが現実です。

この視点に立てば、「内政干渉が主目的」という考えよりも、「他の要因や目的が主となり、それが正当化の口実として内政干渉を用いる」という考え方の方が、歴史的な事例や現代の国際情勢においても現実に即していると考えられます

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2024-11-23

弁護士だけど斎藤知事は失職しないと断言できる

公職選挙法違反って結局は金銭授受がないと成立しない。今回の件はその証拠が出てきたわけではないので、スキャンダラスではあれど、から騒ぎにすぎない。全て斎藤氏の人望で説明がついてしまう。一応。

斎藤氏が当選することで経済的利益が発生するスキームがあるのかもしれないが、それも即違法とは言い難いのははてなの皆さんならご存知だろう。

あと、利害関係者云々で吹き上がるのは流石に噴飯物だ。なんとなれば、全ての有権者利害関係者だ。

結論としては、斎藤氏が県民に圧倒的に支持されたという事実は重たいものであり、警察もそれを理解しているか安易な行動をとることは絶対にない。調べれば何か出てくるかも、といった見込み発進は絶対にしない。斎藤氏側はそもそも雑な金銭授受はしない。

まり失職しない。

私が思うに今回の件は斎藤氏による意図的リークではなかろうか(なかろうかと言うか、意図的な公開なのはそもそも自明なのだが)。反斎藤な人々に意味深な餌を与えてバカ騒ぎさせて消耗させる、という腹づもりじゃないかな。折田氏は顔と名前を売り、立花氏への悪感情相対的に減る。

Permalink |記事への反応(2) | 21:17

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2024-11-06

anond:20241106123027

パブリシティー権名前容貌による顧客吸引力から生じる経済的利益保護対象となる。パブリシティー権法律で明確に規定された権利ではなく、裁判例を通じて確立されてきたものであり、声に対するパブリシティー権は認められないと考えられているが、その認知を求める運動も行われている。

一方で、物やキャラクターにはパブリシティー権が認められていない。キャラクターは「物」とみなされ、パブリシティー権対象外ですが、IP権利者は商標登録などによって知的財産として保護している。そのため、権利者以外が勝手使用することはNG

多くの声優は、一般には名前が広く知られているわけではなく、演じたキャラクター名で初めて認識されることが多い。

こうした状況で、キャラクターの声の収録の仕事では無く、個人営業活動において

声優個人の名声ではなく、他者権利を持つキャラクター顧客吸引力を無断で利用して経済的利益を得ることの妥当

Permalink |記事への反応(0) | 14:06

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2024-11-05

日本正社員を守り過ぎて失敗した

日本の失敗に関する色々を見ていて思った事は

この国は正社員を守った結果まともな資本主義国家になれなかった社会なんだなという事

バブルが弾けて不況が始まった辺りから不安定化した社会の中で

日本正社員椅子だけは絶対に守ろうとした結果

当時の若者は切り捨てられて分厚い貧困層となり

労働者意識企業に居座った老人寄りに固定化され

本来当然の権利として守られるべき労働者安全保障人権おざなりにされた

老人が権力を握って仕事をしているのだから当然仕事内容も前時代的なやり方が是とされる様になり

大卒の数は増える一方で企業にその専門性が持ち込まれる事は殆ど無かった

そんな企業達が時代の変化に着いていけるわけもなく

今では多数の企業倒産したり海外に買収されたりしている

無能でも成果を出さなくとも絶対解雇されない社員制度などという高度経済成長の中でしか維持不可能幻想はいい加減にもう捨てるべきだ

企業経済的利益を追求する場所であって無能保護する老人ホームじゃない

そうした福祉役割本来は多額の税金を集めている政府責任を持って担うべきだ

Permalink |記事への反応(5) | 18:44

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2024-10-21

anond:20241021113044

この意見はいくつかの妥当な点がある一方で、問題点矛盾点も存在します。以下にそれぞれについて指摘します。

 

妥当な点

1.政治思想の分類について: この意見が述べているA派とB派の二つの政治思想区分は、現代政治において存在する重要な分断を捉えています特に国内優先(A派)と国際主義(B派)という対立構造は、多くの国で見られる傾向です。たとえば、移民難民問題経済政策に関して、国内利益を重視する立場と、グローバルな視点問題を捉える立場対立は実際に見受けられます

2.外交政策の違い: A派とB派における外交姿勢の違いに関する説明もある程度妥当です。A派が国防科学技術の向上を重視し、B派が国際関係を重視しつつ、衰退を受け入れようとする姿勢をとるという見解は、現実政治における対立を反映しています

 

問題点矛盾

1. 過度な二元論的な見方:

• この意見は、政治思想をA派とB派という二つのグループに過度に単純化しています。実際には、政治的な立場意見は複雑で、多様な要素が絡み合っています。A派とB派のように簡単に分けることは難しく、多くの人々は中間的な立場を取ったり、特定問題に応じて立場を変えたりします。したがって、これらの二元的な分類は、現実の多様な政治状況を正確に捉えているとは言い難いです。

2. B派の説明の偏り:

• B派に対する説明一方的ネガティブな側面に偏っています。たとえば、B派の考え方として「衰退を受け入れよう」という部分が強調されていますが、国際主義や人道的な価値観に基づくアプローチ存在します。B派の人々が必ずしも国の衰退を望んでいるわけではなく、持続可能な成長や多国間協力を重視する姿勢もあります

3.移民難民に関する偏見:

• B派の移民難民政策に対する説明において、「生活費保険日本国民負担すればいい」という考えを全体的な特徴としている点が偏っているように感じられます移民難民受け入れの政策は、経済的利益や人道的支援といった多様な要因に基づくものであり、単純に負担を強いるものとするのは正確ではありません。

4. A派の説明の内部矛盾:

• A派の説明において、「日本税金外国人間を養って治安あらされるのは嫌・・・。だけど労働力としては使いたい」という立場に分かれるとしていますが、このような態度は矛盾しています外国人労働者を必要としながら、彼らを完全に受け入れることを避けるのは倫理的にも論理的にも難しい立場です。

5.ステレオタイプ問題:

自民党野党に関する記述の一部に、性別特定グループに対するステレオタイプ見方が見受けられます政治立場意見性別職業的エリートに基づいて決めつけるのは、公平な議論に欠ける姿勢です。

 

結論

意見の中には、現実政治状況を捉えた妥当な指摘もありますが、全体的に二元論的な見方偏見が強く、現実の複雑な政治情勢を反映しきれていない部分があります政治的な問題は単純な分類だけでは理解できない多様な要素を持っており、より広い視点での分析が求められます

Permalink |記事への反応(0) | 11:34

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NHK元ジャニーズタレント起用を再開するにあたり求められるものは?

ジャニー喜多川氏による少年たちへの性加害問題を受けて、NHK元ジャニーズタレントの起用を再開するにあたり、社会がこれを受け入れるためには、いくつかの重要対応が求められるでしょう。以下に、そのポイントを示します。

1. 透明性の確保

NHKは、元ジャニーズタレントの起用に関して透明性を確保するために、なぜその判断をしたのか、そしてそのプロセスがどのように進められたのかを明確に説明する必要があります視聴者社会に対して、単なる利害関係や人気による決定ではなく、公正で透明な基準に基づくことを示すことが重要です。

2.被害者への配慮支援

NHK被害者に対して敬意を払い、その声に耳を傾ける姿勢を持つことが重要です。被害者立場に寄り添い、再起用の過程で彼らを傷つけないような配慮を行うことが求められます。また、被害者への支援活動積極的に関与し、その姿勢を明確に示すことも効果的です。

3. 再発防止策の確立公表

ジャニーズ事務所における問題を受けて、NHKとしても自らの内部でのハラスメント不祥事防止策を強化する姿勢を示すことが大切です。再発防止に向けた具体的な取り組みや対策を講じ、その内容を公表することで、社会から信頼回復を図ることが求められます

4.社会的責任と倫理観に基づいた行動

NHKは、公的放送局としての社会的責任と倫理観に基づいた行動が求められます。単なる視聴率経済的利益を優先するのではなく、公共放送としての使命を果たすため、社会的な倫理道徳観に基づいて判断を下すことが期待されます

5.視聴者社会との対話

視聴者社会の声に耳を傾け、その意見を反映させる仕組みを持つことが重要です。例えば、オープン対話の場を設け、視聴者から意見フィードバック積極的に受け入れ、対応改善していく姿勢を示すことが信頼回復に繋がるでしょう。

6.ジャニーズ事務所との関係性の見直し

ジャニーズ事務所との関係性を見直し、適切な距離を保つことが重要です。特定企業タレント事務所に過度に依存しない、独立した立場を維持することが、NHK信頼性を高めることにつながります

これらの対応を誠実に行うことで、NHK元ジャニーズタレントの起用再開に対する社会理解を得やすくなり、信頼を回復することができるでしょう。社会的な課題に対して真摯に取り組む姿勢が求められる場面であり、これを怠るとさらなる批判を招く可能性もあるため、慎重かつ積極的対応必要です。

Permalink |記事への反応(0) | 09:17

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2024-10-11

生成AIに対する反対意見が影響力を持たない35の理由

  1. 影響力がない: 反対者は社会的影響力が少なく、生成AIに変化をもたらす力を持たない。
  2. 何も生産していない: 反対者は主に意見を述べるだけで、積極的活動していない。
  3. 技術進化は止められない:技術革新の進行は不可避で、反対の声は進歩を止められない。
  4. 経済的利益が大きい: 生成AIビジネスに大きな利益をもたらしており、反対の影響は限定的
  5. ユーザー数の拡大: 生成AI利用者が増加し、広く受け入れられている。
  6. クリエティティの向上:創造性を高めるツールとして支持されている。
  7. 多様な用途への応用: 生成AIは多くの分野で応用され、反対の声は限られた範囲しかない。
  8. 時間節約: 多くの人々がAIによって時間節約している。
  9. 学習研究への貢献: 生成AI研究教育にも大いに役立っている。
  10. 反対の声は一部に限られる: 反対意見は一部の特定の人々に集中している。
  11. 規制の進展:倫理的懸念規制によって解決されつつある。
  12. 社会的需要の増加: 生成AIへの需要が拡大し、反対意見はその流れに逆らえない。
  13. 反対の根拠感情的である: 反対者の多くは感情的意見に基づいており、合理性に欠ける。
  14. 適応が進んでいる:クリエイターや企業が生成AI適応し、新しい価値創造している。
  15. 社会的な意義が大きい: 生成AI社会問題解決に貢献する可能性が高い。
  16. 批判が具体性に欠ける: 反対意見抽象的で、具体的な解決策を提示していない。
  17. 業界リーダーの支持が強い:大手企業技術リーダーが強力に生成AIを支持している。
  18. 技術知識の欠如: 反対者は生成AI技術的側面を十分に理解していないことが多い。
  19. 便利なツールとして定着: 多くの人々が生成AI日常的に利用し、その便利さを実感している。
  20. 技術の普及は不可避:インターネットスマートフォンと同様に、生成AIも普及する運命にある。
  21. エンターテインメント業界での活躍:映画音楽などで生成AI活用が広がっている。
  22. 大規模データ活用: 生成AIは膨大なデータを処理し、価値を生み出している。
  23. 発展が止められない: 生成AI進化は続いており、反対意見時代遅れになる可能性がある。
  24. 反対者は少数派: 生成AIに反対する声は少数派であり、社会全体に大きな影響を与えることは難しい。
  25. 技術的制約の改善:バイアス倫理的問題技術進化により改善されつつある。
  26. 教育分野での有効性: 生成AI教育分野での利用が広がっている。
  27. 共存が進む: 生成AI人間の協力関係が進んでおり、反対者はこの流れを変えられない。
  28. クリエティブ分野での活躍: 多くのクリエティブ分野で生成AI活躍している。
  29. 法律の整備が進行中:法規制が整備され、反対意見はその一部として吸収される。
  30. 利用者の声が強い: 生成AI利便性享受する多くのユーザーの声が大きい。
  31. 新しいコミュニケーションの形: 生成AIは新しいコミュニケーション手法を生み出している。
  32. 技術民主化: 生成AIは誰もが使えるツールとして広がり、反対者の影響を抑えている。
  33. スケーラビティの高さ: 生成AIは大規模タスク対応でき、反対意見の影響力は少ない。
  34. 自己成長のツール: 生成AI個人の成長を支えるツールとして評価されている。
  35. 反対意見は限られた懸念に集中: 反対意見特定倫理的懸念に限られ、多くの人々には影響しない。

Permalink |記事への反応(0) | 11:33

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2024-10-08

anond:20241008133324

chatGPT4oの回答だけど、この辺は先生の得意分野だからまあまあ正しいと思う。

===========

アメリカイスラエル支援する理由における宗教的要素の割合は、状況や視点によって異なりますが、一般的に次のような割合で考えられます

宗教的文化的要因:20~30%

イスラエルを「聖地」として認識し、宗教的使命感から支援する。

キリスト教福音派政治的影響力を背景とした支援

ユダヤキリスト教価値観」という文化的倫理的理由

戦略的地政学的要因:40~50%

中東におけるアメリカの影響力の維持と地域安定化のため。

イスラム過激派敵対的勢力に対する抑止力としての役割

中東全域のエネルギー安全保障軍事的拠点としての価値

軍事技術情報共有のメリット1020%

軍事技術共同開発防衛システムサイバーセキュリティなど)。

テロ対策情報戦での協力。

国内政治経済的要因:1020%

アメリカ国内ユダヤロビーキリスト教右派の支持。

軍需産業における経済的利益。

Permalink |記事への反応(0) | 14:31

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2024-09-17

切り抜き動画を見て思ったこ

https://www.youtube.com/watch?v=sCAgJtAZDmo

@_k_i_t5703

3時間

何件か民事やってるけど、その程度の経験ですが、まず裁判は双方得しません。裁判って基本両方損するように進みます(と断言してますがもうそうとしか見えないって意味です)。開示で収入とか言ってる人いますが、これで儲けるのは法曹関係者だけです。つまり弁護士だけです。弁護士裁判関係の人はある意味ツーカーなのでいい訴状答弁書をかけるかどうかなんて関係ありません。それは裁判やってみれば出てくる書類が大した文章でない事でわかると思います。逆を言えば弁護士が入るかどうかでびっくりするぐらいスムーズ手続きが進みます

あと民事は逃げ得ってよく言われますが、それはまじですべてを捨てる覚悟がある人だけです。弁護士がいるだけでほんとにありとあらゆる情報が握られますんで。

まさにこれはその通りです。

弁護士にもよりますが、着手金〇〇円、成功報酬経済的利益*16.7%が原則で、切手代や訴訟手数料証人尋問の際の交通費や日当(訴訟費用という)が別途かかります

例えばあるvtuberが100万円の名誉棄損を原因とする給付判決をもとめる訴訟を提起した場合、着手金は10万円、成功報酬は16.7万円が最低でもかかり、訴訟費用が別途かかります

訴訟費用が払えない場合訴訟救助の申し立てをして猶予してもらうことはできますが、いつかは払わないといけません。

また、裁判にかち、加害者お金を払わなかった場合強制執行財産開示手続き銀行口座の照会を行うこともできますが、こちこちらで別途弁護士費用訴訟費用が掛かりますし、執行官に日当を払わないといけません。

なお、銀行口座の照会ですが、弁護士法24条に基づく調査もできますが、費用はある程度かかりますし、強制力がないので教えてもらえるとは限りません。

行政機関に対して、戸籍謄本の取得やナンバープレートの番号から所有者を割り出すのであれば、所有者に損害賠償債権を持っていることなどを疎明すれば、行政機関比較的すんなり教えてくれます

非常に裁判はめんどくさいです。だから弁護士はこの手の依頼を嫌がるのですが…最近弁護士が多いのかやってくれるところも多いです。

なお、ここら辺の費用をある程度加害者負担させることはできます

ただ、裁判所は被害者にも過失があると心の底で思ってるのか、弁護士費用訴訟費用を全額負担させる方向にはなってません。

大体は1~3割程度を加害者負担させる方向で片が付くことが多いです。

Permalink |記事への反応(1) | 12:31

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2024-09-09

anond:20240909142325

訴えられたら、基本的弁護士は見つからない確率が非常に高いぞ

加害者案件は筋悪案件として弁護士が非常に嫌がり、着手金倍とか普通にやる

特に時間的余裕がない事件だとマジで断られる

からゼロリスクでも何でもない

まじで戦っても勝てない可能性が高い以上、避けるしかねえんだよ

ネオフラワー茨木名誉棄損の加害者側になって弁護士がついてたけど、何かがあって弁護士が辞任して、代わりの弁護士が見つからず、仲岡しゅん先生が勝ったんだよ

しかも、このケースは同じような発言相互にしてるケースだと普通に勝ててるからマジでやべえんだよ

AEDを使って勝てるといくら喧伝しても、弁護士がつかなければ、普通の人は勝てない

かに実体法では緊急事務管理規定はあるけど、実体法では勝てると騒いでも、弁護士を付けないと手続法上負けてしまうんだよ

ついぶる

@harvey61616

はぐれ街弁エピクロス派 ▶6○期→イソ→独立ボス法人 ▶街弁の「快」を追求したい😇・高配当ETF💰・ROLEX👑 ●世の中全てポジショントーク

ついぶる

@harvey61616

負け筋事件経済的利益が見込めないもの)を受けるということは、着手金だけで裁判最後までやり抜くということ。

仮にそこをクリアしても、請求者側事件は、負けてもいいと本人が言っていても必ず揉めるから絶対受けてはいけない。自戒

午後0:12 ·2021年10月8日

https://x.com/harvey61616/status/1446312473808670727

ついぶる

@harvey61616

請求者側の負け筋をどれくらい受けるかで、売上は結構変わるよね。

もちろんリスクを十分に説明して書面化し、着手金を高めに取ることが前提。

なお、請求者側の負け筋は一切受けるべきではない。相談段階で引導を渡すべき。

https://x.com/harvey61616/status/1810507823006335407

ついぶる

@harvey61616

今日急ぎで相談したい」という人は基本的地雷。なぜなら、

・緊急になるまで放置している。

そもそも緊急ではないことが多いが思い込みが激しい。

相談を受ける側の立場配慮できない。

現場からは以上です。

午後5:12 ·2024年5月31日

·

6.4万

件の表示

https://x.com/harvey61616/status/1796454626751127885

Permalink |記事への反応(0) | 14:34

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2024-07-28

anond:20240728164951

ジジェクはもともとTERFだよ

性自認主義トランス医療についてはっきり批判している

https://www.compactmag.com/article/wokeness-is-here-to-stay/

スコットランド政府は、ウェイク主義LGBTの原因をほぼ極限まで推し進めました。2022年12月スコットランド議員たちが個人が法的に性別を変更しやすくする計画承認し、16歳および17歳にも新しい自己認識システム拡張した際、「平等のための歴史的な日」と称賛しました。基本的に、自分が感じる通りの性別宣言すれば、それに基づいて登録されるというものです。予測される問題は、レイプ有罪判決を受けた生物学男性であるイスラブライソンがスターリング女性刑務所収監された際に発生しました。

ブライソンはレイプ容疑で裁判に出廷した後に初めて自分男性ではなくなったと決定しました。つまり自分女性認識している人物が、ペニスを使って2人の女性レイプしたのです。これは論理的です。もし男性性や女性性が身体とは無関係であり、すべてが主観的自己定義依存するのであれば、ペニスを持つレイプ犯を女性収容者と一緒に収監しなければなりません。抗議があった後、ブライソンは男性刑務所収監されました。しかし、これもスコットランド法律の下では問題があります。というのも、今度は自己認識した女性男性刑務所収監されることになるからです。

ロンドンのタビストッククリニックは、上級当局からホルモン抑制して胸などの性別に基づく特徴の発達を一時停止させる思春期抑制剤の使用制限するよう命じられました。タビストックでは、9歳から16歳の性的アイデンティティを選ぶことができないように見える若者にこれらの薬を投与していました。タビストック臨床医は、性的アイデンティティを決定できない若者環境圧力の下で強制的選択をする危険があると考え、これにより彼らの真の傾向(主にトランスであること)を抑圧してしまうと判断しました。思春期抑制剤は、そのような若者思春期に入るのを延期し、性的アイデンティティについて成熟した年齢で決定する前に考えるための時間を与えるために必要でした。

タビストックでは、評価のために送られたほぼすべての子供に思春期抑制剤が投与されており、自閉症問題を抱えた若者も含まれていました。これらの若者は、性的アイデンティティについて不確かであると誤診されていた可能性があります。言い換えれば、人生を変える治療が、医療的な性別移行を望んでいるかどうかを知るにはまだ若すぎる脆弱子供たちに行われていたのです。批評家の一人は、「性別に苦しむ子供には、時間サポート必要であり、後で後悔するかもしれない医療的な道に進ませるべきではない」と述べました。

パラドックスは明らかです。若者成熟を一時停止して性的アイデンティティについて自由に決定できるようにするために思春期抑制剤が投与されましたが、これらの薬は他の多くの身体的および精神病理を引き起こす可能性があり、若者たちにこれらの結果を伴う薬を受ける準備ができているかどうか誰も尋ねませんでした。ヒラリー・キャス博士は、「決定を下すための時間を稼ぐのではなく、思春期抑制剤がその決定プロセスを妨げる可能性があるかどうかを知る方法はありません。脳の成熟一時的または永続的に妨げられる可能性があります」と書いています

西洋の多くのジェンダークリニックでは、医師が「疑うことのない肯定的アプローチ」を採用することを余儀なくされていると批評家の一人が指摘しています。これは、子供たちの他の基礎的な精神衛生の危機ほとんど注意を払わずに行われています。この圧力は実際には二重のものです。一つには、臨床医トランスロビーに恐れを抱いており、思春期抑制剤に対する懐疑主義トランス個人性的アイデンティティを実現するのを難しくする保守的な試みと解釈します。これに経済的強制力が加わります。例えば、タビストック収入の半分以上は、若者性的問題治療から得られていました。つまり、ここにあるのは、政治的に正しい圧力経済的利益の計算という最悪の組み合わせです。思春期抑制剤の使用は、もう一つの覚醒資本主義のケースに過ぎません。

Permalink |記事への反応(0) | 17:07

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2024-07-21

ウォーク左派ジジェクファンによる、ジジェクへの反論

https://anond.hatelabo.jp/20240721230541

上記ジジェク記事への反論記事

ジジェクは道を誤った /メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済

2023年3月2日

ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/

 

私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである

彼の著書『終焉時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、

彼の他の著作に興味を抱かせるきっかけとなった。

ジジェク文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。

 

本棚に積まれ1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less ThanNothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。

私は、ジジェク長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分知的価値を測るようになった(現在ほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。

 

それだけに、現代政治文化に関する最近記事で、ジジェク非難するのは心苦しい。

しかある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、

なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、

有利なポジションに私を置いていると感じている。

 

私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクエッセイである

そのタイトル「WokenessIsHere ToStay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。

 

ジジェク哲学は、ヘーゲルラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着からオーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。

他方で世間一般におけるジジェクペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス挑発者であり、象徴破壊であるが、自分勝手ものではない。

ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。

 

したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。

 

私は、ジジェクお気に入りトリックひとつである正式哲学分析範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、

喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。

(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレ特殊構造が、

ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界概念に対する究極の反論となっている)。

 

ほとんどの場合ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さら重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、

しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである

 

そして一見したところ、"WokenessIsHere ToStay は同じ公式に従っている。

トランスジェンダー権利をめぐるスコットランド政治的混乱からまり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトラカンへの言及で締めくくる。

しかし、このざっくりとした読み方は根本的に間違っている。

 

表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。

これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;

 

ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダー権利をめぐる、最近政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、

正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。

 

結局のところ、ジジェクは皮相な哲学手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。

ジジェクは、過去10年間にリベラル知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。

 

ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。ジジェクはこう書いている:

 

  「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。

 その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。

 言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。

 批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間サポート必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。

 

この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?

 

ジジェク引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。

実際、彼が引用したガーディアン記事を読んでいれば、上で引用した段落修正できたかもしれない。

 

ジジェク引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカー不妊の原因にはならない "と書かれている。

したがって、このスロベニア人知的怠惰恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険形態である

 

さらにひどいのは、ジジェク記事の冒頭で取り上げた最初文化分析対象である

コンパクト編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。

 

それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性レイプしたことを我々は知っている"

 “We have a personwho identifiesitselfas awoman usingits penis to rapetwo women.”

 

ジジェク言及しているのは、アイラブライソンの事件である

 

この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプ有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、

トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハテストとなった。

 

ここでジジェクは、基本的事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。

 

さら問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである

(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。

 

ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェク性別を間違えて表現することに固執するのは、

ジジェクトランスアイデンティティ尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。

 

ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。

 

しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である

彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;

 

この時点でようやくジジェク哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。

 

記事の次の部分はさらに長く、さら面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事宣伝である

(中略)

 

で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?

 

その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。

彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。

Theanswer lies inhis misplaceddesire to be oppositional. Ironically, heisguilty of the thing he accuses others offalling prey to within thepiece, that of envisioning forhimself an Other that hauntshim.

 

 [ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭利益残酷計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」

 

思春期ブロッカー使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。

 

ここでジジェクは、ジャニスレイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、

製薬企業にとって重要経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。

 

そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実物質的な対立のために戦うのではなく、

資本の側、つまり極悪非道個人の側にいる人々として捉え直すことができる。

 

バトラーフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェク盲目にさせているのだ:

 [ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識プロセスである

 それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。

 

作品全体と同様、これはジジェク特有哲学プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである

この最終的な帰結は、英米トランスジェンダー物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクお墨付きスタンプを押したということだ。

 

ジジェクは、社会の変化に懐疑的ジャーナリスト知識人瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまたかのようだ。

これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である

 

過去思想家からの豊かな引用を悪しき議論隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。

 

私たちにとって悲しい日であり、多くの意味ジジェクにとっても悲しい日である

 

ジジェク豊富理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。

このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。

[終]

Permalink |記事への反応(1) | 23:09

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