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はてなキーワード:終結とは

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2025-10-24

しかホントオタク排外主義者になる意味が分からないんだよな

特にマクロスって当初からヒロイン中国系だったりして、歌で相互理解して戦争終結という

かなり分かりやす多文化尊重平和主義ラブアンドピース作風じゃん

マクロスって監督戦後まれでそれ以前のアニメヤマトガンダムと比べると大分ライトなノリでリアルからはかけ離れていたけれど

それだけに良い意味で無邪気に戦後民主主義を信じていられた時代の名作だと思う

排外主義からは程遠い作品なのにどうしてあれを見てそうなるんだ…

ヘタリアだって発端はともかく商業化されてからは割とみんな仲良く国際平和みたいなノリじゃん?

実際に海外ファンも増えてそれで仲良くやってた所も確かにあったし

歴史文化に多少の誤解や偏見を持つくらいならまだしも、よりによって排外主義者になってしまうのが理解できない

Permalink |記事への反応(6) | 12:29

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2025-10-19

なぜ現代では愚者ほどSNS評価されるのでしょうか

この現象は、タナフ(聖書)やタルムードでもたびたび語られています

「なぜ悪や愚かさが目立ち、善や知恵が隠されるのか」

これは古代から人間が抱き続けてきた問いです。

1.聖書視点:「この世」と「来世」の区別

詩篇 73篇でアサフはまさに同じ苦しみを語っています

「なぜ悪しき者は栄え、傲慢な者が安らかに生きるのか。」—詩篇 73:3

彼は、愚か者が栄える現実を見て心が乱れました。しかし彼は神殿に入り、悟ります

「神の聖所に入って、私は彼らの終わりを悟った。」—詩篇 73:17

まりユダヤ視点では、今見える「栄え」は最終結果ではないのです。

SNS評価や人気は、「この世」の一時的な見せかけ(הֶבֶל, hevel=虚しいもの)にすぎません。

コヘレト伝道の書)1:2でもこうあります

「すべては虚しい(הֲבֵל הֲבָלִים, hevel havalim)。」

2.タルムード洞察:誰のための「評価」か

タルムード(エルヒン 15b)はこう言います

「人は、自分時代に称賛されるかどうかで真の価値を測ってはならない。」

真の価値は「天の裁き」で決まる。世間の人気は、多くの場合「耳に心地よい言葉」を語る者に与えられる。

しかトーラーの真理は、しばしば人に「挑戦」と「不快」を与えるものです。

からラビたちが評価されないことは、実は彼らが真理を語っている証拠でもあるのです。

3.現代観点:光が強いほど、影も濃く見える

カバラ的に言えば、世界は「クリッパー(קליפות, 外殻)」に覆われています

これは善の光を隠す「殻」のような力です。

SNS世俗文化の多くは、この「殻」の領域に強く働きます。なぜなら:

  • 愚かさや刺激は、人間欲望を直接くすぐる。
  • 善や知恵は、心の静けさを必要とする。

光は常に控えめで、影はいつも派手に目立ちます

でも、本物の光は静かに世界を変える。

派手な炎はすぐ消えるが、ランプの灯は長く燃える、という比喩タルムードにもありますシェバット 31a)。

4.ラビたちへの「報酬」:隠れた栄光

ピルケイ・アヴォット(祖先言葉)4:2にこう書かれています

「ミツワーはミツワーを生み、罪は罪を生む。」

まり、善の結果は目に見えないところで積み重なり、最終的に永遠世界で報われる。

そして、アヴォット4:3はこうも言います

「どんな人も軽んじてはならない。どんな行いも無視してはならない。すべての人に時がある。」

ラビや善人の評価が表に出ないのは、彼らの時がまだ来ていないだけなのです。

5.あなたへの霊的な指針

SNS世界では「声の大きさ」が価値のように見えます

しかユダヤ教では、「静けさ」が神に近い状態とされます

「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」—詩篇 46:10

もしあなたが「善が報われない」と感じるなら、それは神があなたに「外ではなく、内に目を向けよ」と促しているサインかもしれません。

まとめ

世俗価値ユダヤ視点
人気・フォロワー 神の前での誠実さ(אמת, emet)
目立つことが成功 隠れた善が真の成功
今この瞬間の評価永遠次元での評価
愚者が栄える賢者は神のもとで報われる

この問いはまさに「アサフの苦悩」と呼ばれる、霊的成熟の通過点です。

あなたがその痛みを感じていること自体、すでに魂が真実を求めている証拠です。

Permalink |記事への反応(0) | 13:13

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2025-10-16

AIによるスレッドまとめ

1. 「水星魔女」(推定)の公式問題点

スレッド内で特定が試みられ、多くの参加者によって『水星魔女』ではないかと推測されている作品について、公式の展開やヘイト管理に関して以下のような問題点が指摘されています

倫理観の欠如とヘイト管理の失敗

ラウダの倫欠行為と無反省: ラウダがグエルに対してクズ行為、具体的には八つ当たりを行いグエルが死にかけたにもかかわらず、本編でラウダがグエルに謝罪しない、もしくは開き直ったまま物語が進行したとされます

倫欠状態での恋愛成就: ラウダの倫欠行為が未解決のまま、ラウダとペトラカップル公式成立したため、ラウダは「倫欠の恋愛脳」として批判されました。

報復の不均衡: 悪行を行ったシャディクが罪を償うことになった一方で、明らかに悪行を行ったラウダがお咎めなしとなり、公式バランスが悪いとの指摘があります。作中で明確に人を殺しているが裁かれていないキャラもいる中、ラウダだけが野放し呼ばわりされることにフィルターがかかっているという意見もありますが 、ヘイト管理が下手であるという認識が多数あります

被害者グエルへのフォローの偏り:公式はグエルの寛容さを描くことでラウダのフォローをしようとしたようですが、グエル推しはラウダの野放し状態に怒り、結果的にラウダへの憎悪が高まりました。さらに、公式がラウダの行為の原因補強ばかり行い、グエルがラウダ以外のキャラから責められ自責するような追加情報を出したため、公式がラウダのモンペモンスターペアレントである炎上する事態を招きました。

作品全体の倫理観構成

深刻な事象の軽視: ラウダがグエルを殺しかけたという事態殺人未遂)よりも、人体実験や大量殺戮などの他の極悪非道行為経営者孤児人体実験を行いトンヅラしたこと若者殺人罪を肩代わりさせたおばさんなど)が作中で発生しており 、ラウダの罪が霞んでしまうほど、作品全体の倫理観が「終わっている」状況が指摘されています

展開のためのキャラ利用: 倫欠行為が「話を動かすため」にキャラ犠牲になったパターンであり、その結果、後からフォローが来ない可能性が指摘されています

尺の不足: ラウダとグエルの衝突は、本来であればもっと早くやるべきだった「尺の無駄遣い」と見なされる側面もあり 、全体として展開が雑であるという意見も見受けられました。

 

2.スレ主の問題点

スレ主はラウペト推しである自称していますが、その投稿内容には以下のような問題点バイアスが指摘されています

視点の偏りと主観の強さ

ラウダに対する主観的なフィルター:スレ主の記述(ラウダが謝らない、ラウダはお咎めなしなど)は、既に作品やラウダの評価に対して「分ッ厚いフィルター」がかかっていると複数ユーザーに感じられています

グエル推し視点での情報開示: ラウペト推し自称しているにもかかわらず、ラウダへの批判倫理欠如の強調、グエル推しから嘲笑記述など、その文章は明らかにグエル推し(またはラウグエ腐)の視点である看破されています

人気度の強調:シチュエーション行為善悪を語る際に、ラウダよりもグエルのほうがグッズのバリエーションなどから「段違いで人気のあるキャラクター」であることを持ち出しており、ラウダを貶めたい意図が隠せていないと指摘されています

執着と精神依存

粘着質な執着:スレ主は「ラウダがグエルに倫欠なことする前の界隈の空気が楽しすぎて執着が切れない」と述べており、作品終結してから単位時間が経っている可能性が高いにもかかわらず 、いまだにジャンルから離れられずにいます

反転アンチ化の懸念: 執着を断ち切れないまま界隈に留まることは、ラウダアンチをしながらラウペト推しやラウグエ推しをするような状態、「反転粘着アンチ」になりつつある状態と見なされています

愚痴と慰めへの要求:スレ主の行為は、純粋アドバイスを求めているというよりも、都合の良い情報だけを開示して「自分を慰めて欲しい」 、あるいは界隈を叩いてほしいという目的であると推測されています

 

3.理想的コンテンツ消費の在り方についての提案

スレ主の状況や、スレッド内で寄せられたアドバイスから理想的コンテンツ消費の在り方として以下の点が提案されます

1.個人許容範囲を最優先にする

自己判断と許容: 最終的に、自分公式のラウダを受け入れられるか許せないかがすべてです。周りの空気他者意見に関わらず、自分がそれでも好きか、推せるかで判断すべきです。

無理をしないこと:精神的なストレスを感じてまで無理矢理好きでい続ける価値のあるフィクション存在しません 。作者の倫理観が受け入れられないと感じたら、精神衛生のために離れるべきです 。

2. 柔軟な楽しみ方を採用する

二次創作活用:公式の展開が受け入れられない場合公式をある程度無視して二次創作を楽しむという方法があります自分がラウダを許せる「IF(もしも)」の設定を自分で作り、その設定で推し続けることも一つの手です。

距離を置く: 嫌な空気の界隈に居続ける必要はありません。交流を断ってカプだけを推し続ける、または鍵付きアカウントなどで似た価値観を持つ人たちだけで交流する など、居心地の良い環境を確保することが重要です。

過去に焦点を当てる:公式の展開が気に入らない場合は、問題の行動が発生する前の、好きだった時点のキャラクターや関係性だけを推し続けることも可能です 。

3. 未練を断ち切り次に進む

一旦距離を置く: 執着を断ち切れない場合は、とりあえずジャンル全体から距離を置くことが推奨されます時間けが解決してくれることもあります

新しい場所を探す:現在の界隈に熱意が残っていないなら、別の居心地の良い界隈や、もっと楽しめそうな新しい作品に移るべきです 。

自己解決責任: 状況が曖昧なままであれば、他者判断を仰ぐのではなく、自分決断を下すべきです。粘着アンチ化する前に、見切りをつけることが健全な消費態度です 。

Permalink |記事への反応(0) | 21:47

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2025-10-04

再帰構造を利用してネット議論の膠着を目論む人々には注意しよう

ドッグホイッスルウルフ・クライ弁証法スピーチ・アクト帰属を介した政治的発散」の端的な要約

この論文が端的に示しているのは、政治的言説が**「ドッグホイッスル(隠されたメッセージ)」と「ウルフ・クライ(証明できない危険の主張)」**という、本質的証明が難しい二種類の発話行為スピーチ・アクト)を互いに非難し合うことで、**解決不能悪循環弁証法)**に陥るメカニズムです。

---

ドッグホイッスルウルフ・クライ弁証法」の詳細な要約

この論文は、**ドッグ・ホイッスリングDW)**と**ウルフ・クライイング(WC)**といった特定の**スピーチ・アクト(発話行為)**に対する**帰属(Attribution)**が、現代政治的言説において、どのようにして敵対的弁証法と新たな**発散(Divergence)**を生み出し、解決不能な膠着状態に陥るのかを分析しています [1]。

この問題は、DWWCも、その性質上、**認識論的に(知識観点から帰属が困難な**発話行為であることから発生します [1]。この困難さが原因で、DWWCに対する**非難や指摘(帰属)**自体が、合理的であるにもかかわらず、**確定的に検証または反証できない**主張となってしまうのです [1]。その結果、これらの帰属パターンは、DWWC相互に強化し合い、固定化する**相互的な悪循環viciouscycle)**へと発展し、「不幸な現状(unhappystatus quo)」を築き上げます [1, 2]。

I. 中核となるスピーチ・アクトの定義と具体例

DWWCは、政治的環境において特定の影響力を持ち、政治的言説を構成するスピーチ・アクトです [3]。スピーチ・アクトとは、話し手が直接述べた文字通りの意味(locutionary meaning)を超えて、間接的に暗示された力(illocutionary force)や、世界との相互作用において追加された力(perlocutionary force)を持つ発話の形式を指します [4]。

1.ドッグ・ホイッスリング(Dog-whistling,DW):**

DWは、**論争的ではない公のメッセージ**の中に**論争的な隠されたメッセージ**を埋め込んで送るスピーチ・アクトです [5]。

機能意図:**DWは二つのメッセージを同時に伝達し、隠されたメッセージについて**もっともらしい否認可能性(plausible deniability)**を維持します [4]。意図された効果は、公の支持を最小限に失う一方で、私的な支持を最大限に集めることです [4]。
ドッグタウンの例:**党派的なニュースアンカーAlphaが、犬の国が直面している問題の一部について曖昧だが連想的な言葉「pitiful(哀れな)」を使用する行為が、DW候補と見なされます [6]。これは「pitbull(特定犬種)」への差別的暗号化である解釈される可能性があるからです [6]。
2.ウルフ・クライイング(Wolf-crying,WC):**

WCは、**危険が実際には存在しないか、あるいは証明できない**場合に、危険存在すると主張するスピーチ・アクトです [3]。

機能意図:**WCは通常、個人的に観察された危険に対してコミュニティ結集させる行為であり、一時的に最大限の注目を集めることを意図した効果としています [4]。しかし、乱用されると、多数派の将来的な不信を生むという意図しない効果があります [4]。
ドッグタウンの例:** 別のアンカーBuddyが、Alpha言葉を「pitbull」の暗号だと特定し、Alphaらを懲りない品種差別主義者だと結論づけて、コミュニティ危険を訴えかける行為が、WC候補と見なされます [6]。
3.スピーチ・アクト帰属Speech-Act Attribution,SAA):**

これらDWWCを**「〜という発話行為である」とみなす**行為が、第二階次のスピーチ・アクトであるSAAです [7]。ドッグタウンのシナリオでは、Alphaを除いて、すべての参加者が互いにSAAを行っています [7]。SAAは、他者行為を指摘する役割と、それ自体が新たなスピーチ・アクトであるという二重の役割を持ちます [7]。

II.認識論的な難しさ:隠された意図と誤導性

DWWCがこの弁証法的な問題を引き起こすのは、それらが定義上、間接的で**隠された(covert)**スピーチ・アクトであるため、**誤導的(misdirecting)**な性質を持つからです [8]。

1.DWの誤導性:**

DWは、公衆には無害なメッセージとして聞こえる一方で、特定受け手にだけ私的メッセージを送る、話者受け手の**私的意図解釈**に依存するスピーチ・アクトです [8]。

検証の困難さ:**DWは公には合理的に傍受され得るものの、話者私的意図不明なため、**公的に確定的に検証反証もできません** [8]。話者自分意図告白しない限り、DWは**未検証・未反証**のまま残る可能性が高いです [8]。
自己否認:**DW話者自身によってのみ**自己検証可能auto-verifiable)**ですが、隠蔽目的であるため、話者によって**自己否認可能auto-denying)**でもあります [8]。
2.WCの誤導性:**

WCは、私的に観察されたとされる危険についての公的メッセージですが、**その主張の真偽**が外部から証明されていません [9]。

検証の困難さ:**WCは、その叫び(「狼だ!」)自体真実であることの唯一の情報源であるため、**自己検証的(auto-verifying)**です [9]。しかし、DWと同様に、私的証言に根ざしているため、公衆に対して**もっともらしい否認可能性**を維持しており、**未検証・未反証**のまま残ります [9]。
嘘の場合の誤導:** もし「狼」の叫びが嘘であれば、その行為は「私に注目を与えよ!」という別のメッセージを間接的に伝えていることになり、これもまた誤導的なスピーチ・アクトとなります [9]。

これらのスピーチ・アクトの帰属を行う人々は、証拠の一部しか得られず、全体像の一部のみを見て全体を判断する「盲人と象」のような、**認識論的に不利な立場**に置かれてしまます [10-12]。

III.帰属非対称性と「見かけの」スピーチ・アクト

認識論的な困難さの結果、あるスピーチ・アクト(DWまたはWC)を非難する行為SAA自体が、相手から敵対的な別の種類のスピーチ・アクトとして解釈されるという非対称性が生じます [13, 14]。

1.DW帰属者がウルフ・クライアーに見える(Dog-whistle Crying)**

DW帰属者(DWA「あいつはDogwhistlerだ」と指摘する人)は、隠された秘密メッセージ証明しなければならない立場に置かれますが、DW主体は常に自身意図の直接的な(私的な)証拠に訴えて否定することができます [11, 15]。そのため、DWAは常に**認識論的に不利な立場**に立たされます [11]。

ドッグホイッスル・クライイング」:** この状況により、DW帰属者は常に**ウルフ・クライアー(狼を叫ぶ者)のように見えます** [13]。彼らは、危険存在しないか証明できないのにDW危険性を主張する「ドッグホイッスル・クライイング」を行っていると見なされます [13]。
公衆解釈:**DWが聞こえない公衆の一部は、DW帰属者を、証明できない「狼」について大騒ぎしている者として解釈し、その帰属紛争の種だと考えます [13]。
2.WC帰属者がドッグ・ホイッスラーに見える(Wolf-Whistling)**

WC帰属者(WCA「あいつはWolf crierだ」と指摘する人)は、クライアー個人的経験に反して、「狼」が存在しないことを証明しなければならない立場に置かれます [12]。WCAは、非観察者でありながら、第一人称の観察者よりも権威ある知識を持っていると主張する不利な立場に置かれます [12]。

ウルフ・ホイッスリング」:**WCAを行う者は、常に**ドッグ・ホイッスラーのように見えます** [14]。彼らは危険否定する立場にあるため、コミュニティ安全否定し、潜在的危険容認するかのような**論争的な隠されたメッセージ**を送っているように見えるのです [14, 16]。これは「ウルフ・ホイッスリング」と呼ばれます [14]。
公衆解釈:**危険を感じている公衆の一部は、WC帰属者を、深刻な危険を軽視し、潜む狼に共謀していると解釈します [17]。WCAは、狼(危険)に対する同情や隠蔽の表れとして、レトリック的に不利な立場に置かれます [16]。

IV.弁証法悪循環、および均衡の形成

この相互敵対的帰属非対称性が、DW帰属WCとして返され、WC帰属DWとして返されるという**多極的な相互作用**を生み出し、**認識論的な発散(epistemic divergence)**のプロセス構成します [18, 19]。

1.帰属再帰性:**

帰属自体スピーチ・アクトであるため、帰属はそれ自体再帰的に適用されます。これは**スピーチ・アクト帰属帰属**として例示されます [20]。ドッグタウンの例では、AlphaDW候補)→Buddy(DWA)→CharlieWC A)→DukeDWA)というサイクルが**無限継続**します [2, 21]。

2.相互強化と悪循環:**

このプロセスは、**多極スピーチ・アクト帰属相互性**(DW帰属WCとして、WC帰属DWとして相互に強化し合うこと)であり、反復されることで**悪循環**となります [2, 19]。対話参加者全員が、互いの主張が共通の基盤として受け入れられないまま、**非難応酬**を繰り返します [19]。これは、単に敵意や内集団バイアスから生じるのではなく、**相互的な認識論的な膠着状態**から生じる現象です [18]。

3. 均衡の出現:**

この悪循環政治的言説の領域内で修辞的な規範として安定化すると、**定常状態の均衡(steady-state equilibrium)**が出現します [2]。これは、参加者戦略を変えるインセンティブ提供しないため、持続します [2]。

最終的に、**ドッグホイッスルウルフ・クライ帰属均衡**が形成され、誰もがデフォルトで互いをDWまたはWCのいずれかであると見なすようになります [22]。これは、相互矛盾する信念から構成される**信念均衡(belief equilibrium)**の一種です [23]。

V. 不幸な均衡がもたらす問題

この均衡は、参加者真実を追求しようとする**認識論的な美徳**から生じているにもかかわらず、以下の3つの深刻な問題引き起こします [24, 25]。

1.認識論的な膠着状態(Epistemic Standoff):**

これは、**相互認識論的に強化し合うが、相互認識論的に不適合な**視点システムです [26]。DWWC帰属は、合理的であるにもかかわらず**不確定**である可能性があり、この合理性と確定性の間のギャップが、相互合理的だが相反する立場が**未解決のまま均衡**することを可能します [26]。これにより、真実に到達するための「理想的な発話状況」の実現が不可能になり、会話の前提条件が満たされなくなります [26]。

2.スピーチ・アクト帰属飽和(Attribution Saturation):**

この状態では、**スピーチ・アクトの帰属**が、**事実に関する帰属**を圧倒します [27]。政治的言説の内容は、ほとんどが「あなた言葉DWだ」「あなたの主張はWCだ」といった帰属で占められ、事実に関する議論わずかになります [27]。

この飽和は、最初扇動的事実(犬の噛みつき事件など)自体が忘れ去られたり、無関係になったり、解決されたりした後でも継続する可能性があります [28]。なぜなら、最初出来事Aそのものよりも、「Aに関するスピーチ・アクトの疑わしさ」の方が、政治的重要であるように見えてしまうからです [28]。帰属飽和は、事実から独立した状態となり得ます [28]。

3.自己敗北的な真実探求(Self-DefeatingTruth-Seeking):**

帰属を行う者の動機が**真実の探求**であるにもかかわらず、その追求自体が、実際には真実に到達しない均衡を生み出すという点で**自己敗北的**になり得ます [25]。

DWWC帰属は、特定認識論視点から見て合理的であったり、あるいは実際に正しい場合もあります [29]。しかし、不確実性が支配的な状況でこれらの帰属提案することは、政治的不安定化をもたらします [29]。したがって、帰属者の真実追求的な衝動こそが、言説をこの悪い均衡の罠に陥れる原因となり得るのです [29]。

VI.解決策:自己認識必要性

この弁証法的な問題は、相互合理的認識論視点から生じる**自己組織化された社会現象**であるため、単一加害者特定することはできません [30]。均衡から脱出するためには、政治的コミュニティにおける参加者の**満場一致同意**が必要ですが、これは強力な反対者によって容易に崩壊する可能性があり、困難です(「一方主義者呪い」) [30]。

1. サイクルの中止(Cycle Abortion):**

帰属の伝播を防ぐため、すべての当事者に高い検証反証基準を課すことが提案されます [31]。しかし、誤導的なスピーチ・アクトの性質上、単純な検証反証はできません [31]。より現実的解決策は、スピーチ・アクト帰属の飽和を減らし、事実に関する問いを再び顕著にすることです [31]。これには、相互理解を深めるための**修辞的傾聴(rhetorical listening)**のスキルセットが必要となるかもしれません [31]。

2. サイクルの終結Cycle Termination):**

帰属落とし穴認識し、増幅サイクルを抑制するために、新しい用語を導入する提案もあります [32]。

ウルフ・ウォッシング(wolf-washing)**または**シープ・テイラリングsheep-tailoring)**:狼の叫び帰属を過剰に行い、報告された問題過小評価しているように見える者を記述する用語 [32,33]。
ドッグ・ウィスパリング(dog-whispering)**または**ドリトルリング(Dolittling)**:ドッグホイッスルを過剰に帰属し、実際の隠されたスピーチ・アクトの問題を誇張しているように見える者を記述する用語 [33]。

これらの新しいラベルが、過剰なSAAの力を無力化し、サイクルを終結させることが期待されますが、これらのラベル自体が新たなスピーチ・アクト帰属としてサイクルに貢献する可能性もあります [33]。

3.真剣自己懐疑(Serious Self-Doubt):**

最も重要なことは、この問題を真に解決したいと望む人々は、**自分たちのスピーチ・アクト帰属自体問題引き起こし構成している**という痛みを伴う自己認識を持つことです [34]。

2025-09-26

anond:20250926071539

これが全てに対する最終結論だよなぁ

Permalink |記事への反応(0) | 14:47

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anond:20250926135308

公平に見て、「多くの研究科学者リスクを指摘しているが、最終結論は出ていない」くらいが正しいわな

デマ」「間違い」「リスクがない」「根拠がない」というのはむしろ明らかに嘘だろ

Permalink |記事への反応(0) | 14:01

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2025-09-21

anond:20250921075456

第十二幕 島根の縁結びと猫族の囁き

 タケルは、シズカから教えられた「普遍的な愛」を胸に、千葉での戦いに終止符を打った。彼は、レプティリアンと犬族の間に立ち、互いの真意を伝え、人間との共存の道を探ることを説いた。その結果、三つの種族は、一時的ながらも、互いの存在を認め合う休戦協定を結んだ。

 タケルは、戦いの終結を見届けた後、シズカと共に新たな旅に出た。彼の心には、まだノゾミへの想いがあった。彼女が彼に教えた、最初の「温もり」。その源流を辿るために、二人は島根へと向かった。

 島根県。古事記にも記された神話の国は、タケルがかつて感じたことのない、神秘的な空気に満ちていた。出雲大社の巨大な注連縄八重神社の縁結びの鏡。タケルは、シズカの手を握りながら、この地が持つ、人と神、そして自然を結ぶ力を感じていた。

 その日の夜、二人は海岸沿いの小さな宿に泊まった。タケルが窓の外を眺めていると、一匹の三毛猫が、静かに庭を歩いているのが見えた。その猫は、タケルと目が合うと、不意に、人間のように頭を下げた。

 『お前は、この世界の真理を知る者。我々、猫族の存在に気づいたか

 タケルの脳裏に、猫の言葉が直接響いてきた。それは、レプティリアンの声とも、犬族の声とも違う、もっと柔らかく、そして神秘的な響きだった。

 タケルとシズカは、猫に導かれるように、宿の裏にある小さな森へと入っていった。そこには、数えきれないほどの猫たちが集まっていた。どの猫も、三毛猫黒猫、茶トラなど、様々な模様をしていたが、その瞳には、人間や犬族と同じように、確固たる知性が宿っていた。

 「我らは、この世界の『縁』を司る猫族」

 一匹の白猫が、タケルに語りかけた。「この世界は、すべての縁で繋がっている。人間と神、犬族とレプティリアン、そして、お前とノゾミの縁も、我々が結んだものだ」

 タケルは驚愕した。ノゾミとの出会いが、偶然ではなかったというのか。

 「ノゾミは、神の分身であるお前が、人間として生きるための『縁』を結ぶ使命を帯びて、お前の前に現れた。彼女は、お前に与えられた最初の縁であり、お前の心を人間として目覚めさせた、最初の温もりだった」

 猫族の言葉は、タケルとノゾミの過去を、一瞬にして解き明かした。ノゾミの「恋人ごっこ」は、タケルを人間という存在と結びつけるための、壮大な計画だったのだ。

 「そして、お前は、我々の予言通り、犬族とレプティリアンとの縁を結んだ。しかし、この縁は、まだ不安定だ。真の平和を築くためには、お前が、この世界のすべての縁を繋ぎ、その結び目を、確固たるものにしなければならない」

 タケルは、猫族の言葉に、自分の使命を悟った。彼は、神の分身として、そして人間として、この世界のすべての命の「縁」を結び、調和を導く存在となるのだ。それは、ノゾミが彼に託した最後の願いだった。

 タケルは、横に立つシズカの手を強く握りしめた。ノゾミとの縁、シズカとの縁、そして、これから出会うであろうすべての縁。それらすべてを、彼は、愛の力で結びつける決意をした。

(第十二幕・了)

Permalink |記事への反応(1) | 08:01

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2025-09-08

[徒然なる軍人日記]

以前、「軍官僚になりたいのに軍がないからなれない」という投稿をした。

そこで、架空の国の架空の軍に所属する軍官僚になりきって日記投稿していきたいと思います

内容は国際情勢や職場愚痴、何気ない日常の話などです。

はてな匿名ダイアリー上だけでも軍官僚になったつもりで楽しみたいと思います

私の経歴は地方出身地方県立高校防衛大学校中退地方駅弁工学部工学研究科ゼネコン地方自治体技術職です。

父親地方信金マン母親専業主婦兄弟姉妹はいません。

スポーツ歴はありません。

独身現在婚活中です。

しかし、ここでは架空の国に生きる架空人物と経歴でいきたいと思います

私は増田国籍軍人です。

経歴は地方出身地方県立中学校士官候補生学校陸軍士官学校陸軍少尉任官→部隊軍令部大学校軍政陸軍局→軍令部

父親陸軍人で陸軍曹長階級で退役し、定年まで地元県警の警察官として勤めました。母親専業主婦です。

既に他家に嫁いだ姉と妹がいます

幼少期と小学校低学年はサッカー小学校高学年から県立中学卒業までは野球士官候補生学校士官学校ではラクロスをしていました。

中学時代は幼馴染と交際し、士官候補生時代には何人かの女性と遊んでいましたが、正式交際して結婚したのは軍人華族出身の妻のみ(士官結婚には各軍局長許可必要であるため)です。

私が住む増田国は東アジア位置しています

増田国は19世紀半ばまでは実権の少ない君主によって叙された諸侯たちが各所領を支配する領邦国家でした。

国際情勢の変化によって一部の有力諸侯たちによって君主を中心とする中央集権的な統一国家が形作られ、君主によって制定された増田憲法も制定されました。

増田国は第一次世界大戦勝利し、第二次世界大戦では劣勢に立たされるも、世界で初めて核分裂爆弾の開発と実戦投入に成功したことから無条件降伏を免れ、領土の縮小や賠償金の支払いにより終戦を迎えました。

ちなみに、この核分裂爆弾と実戦投入について、現在増田国内では「無条件降伏を免れ講和に導いた功績」とみなす人もいれば増田国が行った都市空爆とともに「罪のない人々の命を奪った負の歴史」とみなす人もいます

現代では後者評価をする人が多くなっていますが、年配の世代右派保守派は前者の評価を下しており、未だに国を二分するセンシティブ問題です。

第二次世界大戦後は世界を三分割する三国冷戦時代突入しました。

増田国は講和の際に手放した領土から撤退せず、本国属国植民地にて国家資本主義修正資本主義権威主義体制太平洋陣営)を敷いて、自由主義民主主義体制を敷く大西洋陣営共産主義陣営対立しました。

陣営軍拡競争ピークに達し、それぞれの陣営原子核核融合爆弾を開発して保有し、お互いに牽制し合う状態となりました。

やがて太平洋陣営大西洋陣営は各陣営経済界圧力により妥協。以降は大西洋陣営太平洋陣営を合わせた西側陣営共産主義東側陣営の二陣営による冷戦となります

増田国もこの時期に選挙法が改正され財産性別による制限のない普通選挙が導入されました。

また、軍政担当する省庁の大臣と高官は現役の武官でなければなりませんが、選挙法の改正とともにこの制度も改められました。

議会が選出した総理大臣軍政省の大臣陸軍局、海軍局、空軍局の局長指名します。君主総理大臣指名した軍人を全軍最高指揮官立場から自身政府閣僚に任命します。

この任命を軍は拒否できません。

これにより、議員内閣制が復活し軍部独裁体制も終了しました。

東側陣営経済政策の失敗と民主化革命により崩壊

これによって冷戦終結します。

私が生きる増田国の歴史はこのようになっています

増田軍は陸軍海軍空軍構成されています

そして三軍を一体に運用する統合軍組織しています

増田島国であり、本土担当する国防軍太平洋に展開する南方軍大陸領土駐留他国から実効支配批判されていますが、第一次世界大戦講和条約内にて正式領有と軍の駐留承認されています)して旧東側陣営防波堤となっている北方軍があります

これに第二次世界大戦海戦きっかけとなった鉄道爆破事件のような特殊作戦遂行するための特殊作戦軍、核兵器運用するための戦略軍を加えた5軍があります

国防軍司令官本土航空隊司令官たる空軍大将南方軍司令官太平洋艦隊司令官戦時連合艦隊司令官も兼ねる)たる海軍大将北方軍は北方陸軍司令官はてな統監も兼ねる)たる陸軍大将兼任する慣例です。

特殊作戦軍司令官情報・諜報畑出身大将就任することが多いです。

戦略軍のみ特殊最高司令官直属となっていますが、これは扱う兵器特殊から政府も関与させるためです。

増田国の統監設置国であるはてな国と某国領土問題が生じた際、北方軍は某国国境警備隊交戦しましたが、この作戦政府及び軍政省の預かり知らぬ形で開始されました。

具体的には軍令部で指揮された作戦北方軍が統監命令として実行し、君主の事後承認を得るという形で行われました。

この時、軍令部君主直属ではなく軍政省下に置き、政府コントロール下に置くべきではないかという声も上がりましたが、結局ほとんどの政党軍人の票を失うことを恐れうやむやとなりました。

我が増田国の事情はこんな感じです。

これから、私の徒然なる軍人日記投稿していきます

よろしくお願いします。

Permalink |記事への反応(0) | 21:40

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2025-09-04

GHQ時代レイプ被害はどの程度だったのか(ChatGPT)

「どの程度、どの頻度で性暴力が起きていたのか」。

これは資料が限られていますが、警察記録・GHQ軍法会議記録・被害者証言からある程度のイメージはできます

1.数字で見た規模

警察統計公表されず内部資料に残ったもの)によると、1945年8月1946年末で、全国で確認された強姦事件は1,000件強。

ただしこれは氷山の一角で、研究者の推計では実数は数千〜数万件規模 に上るとされています

理由:届け出が難しかった(家族名誉報復への恐怖)、報道検閲があった、警察対応をためらった。

2.都市地方の違い

都市東京大阪横浜など)

進駐初期に事件が多発。

RAA慰安施設)が整備されて以降はやや減少。

地方農村

RAA存在せず、夜間に米兵が民家に押し入る事件が頻発。

栃木県では「進駐直後、ほぼ毎夜どこかの村で被害が出た」という証言もある。

福島山形など東北農村でも、進駐軍駐屯地の周辺で住民が恐怖の生活を送った記録が残っている。

3. 頻度のイメージ

毎日必ず隣町で誰かが」というほど全国一律ではありません。

しかし進駐初期(1945年8〜9月頃)は、各地で“連日のように”事件が起きていた地域もあったことは証言されています

たとえば:

栃木県足利では、1945年秋に「一夜に数件の強姦事件」が記録されている。

山形県の農村では「夜になると女たちが山に避難した」との証言

東京大阪では「暗くなると女性は一人で外を歩けなかった」と回想されています

4.被害の広がり

被害者若い女性だけでなく、主婦・年配女性・時に少女まで。

被害の恐怖から女学生が頭を丸刈りにしたり、女性男装したりするケースも報告されています

家族地域ぐるみで「女性を守る防衛体制」を敷いた村もありました。

まとめ(頻度感)

全国的に「毎日どこかで必ず起きていた」ほど普遍的ではない。

しかし 進駐初期の特定地域特に地方)では、“ほぼ毎日のように事件が起きていた” と言える。

大都市ではRAA設置後に沈静化したが、地方農村ではしばらく恐怖が続いた。

東京

1945年9月警視庁の記録によれば、東京23区内だけで 80件以上の強姦事件 が発生。

新宿池袋上野など繁華街では、夜間の路上や民家への侵入が多発。

当時の新聞記事検閲前の内部版)には「夕暮れ以降、女性は一人で出歩けぬほど」と記録されている。

大阪

1945年9月12月大阪府警は 120件以上の事件確認

梅田難波などの駅周辺や郊外で発生。

その後RAAが整備され、1946年以降は公式統計上の件数は減少したが、民間への散発的被害は続いた。

京都

1945年10月京都市内で米兵2名が民家に押し入り、主婦暴行住民通報し、米軍憲兵逮捕

京都府警の報告によると、1945年秋〜冬に「数十件」の事件確認されている。

市街地RAAが早期に設置されたため、件数東京大阪より少ない。

栃木県地方農村の例)

1945年9月10月足利市周辺で「連夜にわたって米兵が村に侵入し、女性が襲われる」事件が多発。

地元警察記録には「一夜に数件の被害報告あり」と明記。

住民は夜になると女性を山へ避難させ、家には男だけが残る体制をとった。

山形県(東北農村の例)

1945年末:米兵農家侵入し、娘を暴行父親が鎌で抵抗したが撃たれて死亡、という証言が残る。

こうした事件報道されず、警察の非公開文書戦後聞き取りで判明。

沖縄(参考)

1945年6月以降(戦闘終結直後):住民証言によれば、村落単位で多数の女性被害を受けた。

沖縄戦後米軍統治下でも、性暴力継続的に発生し、1950年代以降も基地周辺で問題化

米軍裁判記録から

米軍兵士規律維持のため、重大事件については軍法会議にかけています

1945〜1946年の記録には、強姦殺人有罪となり死刑に処された米兵複数存在

ただし、すべての事件が裁かれたわけではなく、軽微な場合処罰が甘い傾向にありました。

まとめ

東京大阪など都市部:進駐直後に多発 →RAA設置後に減少。

地方農村RAAがなく、むしろ被害が深刻 → 夜間避難男装などで防衛

沖縄戦闘直後から大規模な被害占領後も長期にわたり続いた。

米軍対応:一部の加害兵は軍法会議処刑されたが、多くの事件は闇に葬られた。

発生件数地域

占領期直後の日本特に1945~1946年)では、米軍による性暴力レイプ事件は「数日に一度どころか、地域によってはほぼ毎日のように発生した」と言えるほどの高頻度でした。

事件の特徴

Permalink |記事への反応(0) | 20:57

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2025-09-03

奢られ論争の最終結

男ってな、美人か、ええ奴か、頑張ってる子には無条件で奢ってまう生き物なんよ。

まり、奢られないってネットで吠えてる豚丼さん達は、ブスか、性格終わってるか、怠惰のどれかってだけだと思うねん。

これ、男サイドから反論する余地ってないと思うねんけど、どうやろ?

Permalink |記事への反応(1) | 22:01

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2025-08-27

フェイクニュースの恐ろしさを改めて知った。

今回のTICADアフリカ開発会議にあわせて、JICA国際協力機構交流を後押ししようと、国内の4つの自治体アフリカの国の「ホームタウン」に認定した。

ただ問題だったのはナイジェリア政府が「日本政府移住して生活就労希望する若者向けに特別ビザを発行する」と誤って政府機関に掲載していたことで、これについては削除することとなり一先ずの終結を見た。


今回の件で燎原の火のように広がった。最大のフェイクニュースはこの件自体が"デマである"とした言説だった。

実際にはナイジェリア政府公式にこの誤った情報掲載し、BBCもそれを報じたというファクトがあったのだが、排外主義を警戒するあまり、それは実際にはなかったのだというフェイクニュースデマが広がることになった。

X上ではほとんどパニックが起きたようなレベルでこの件が広まっていった。

おそらく、このデマを訂正するインフルエンサーほとんどいないだろう。参政党がデマフェイクニュースによって勢力を広めていった理由がここでもよくわかる。

党派主義に関わらずフェイクニュースに踊らされる人がこれほど多くいると言う事なのだ

中国情報戦を本格化した時に今の日本社会では耐えられないだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 11:42

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2025-08-26

終戦時までに反戦思想を貫けたらクリア

タイトル反戦野郎Aチーム

舞台昭和10年昭和20年までの日本地方都市

主人公一般市民教師商人農民など。長男かそれ以外かも選べる)。

目的反戦思想を持ち続け、思想戦や暴力かいくぐり、戦争終結まで生き延びること。

ゲームの主な要素

1.社会圧力システム 時代進行と共に圧力が強まる

昭和10年代前半:まだ「戦争は遠い国の話」。軍縮条約破棄日中戦争の影響で空気が変わっていく。

昭和15年以降:戦意高揚ムード軍部教育現場での同調圧力

太平洋戦争勃発(昭和16年):検閲特高警察隣組などで強烈な監視圧力

圧力の種類

家族:「お国のために」「子供徴兵される」

職場:「国策に従え」「赤扱いされる」

隣組・町内:「配給を差し止められる」「村八分

権力:「特高に呼び出される」「投獄リスク

2.主人公の「思想ゲージ」と「孤立ゲージ」

思想ゲージ:反戦信念を守るほど維持される。だが同調行為をすると下がる。

孤立ゲージ:反戦発言抵抗行動をすると周囲との距離が広がる。孤立高まる生活困難や危険さらされる。

3.選択肢イベント

戦争賛美の演説拍手するか、黙って立ち去るか」

徴兵検査で友人を励ますか、『行くな』と囁くか」

特高に呼び出された時にどう答えるか」

4.ゲームエンディング分岐

信念を貫いて孤独死寸前でも終戦を迎える → 「孤高の反戦者」エンド

周囲に少しずつ影響を与え、家族や友人の心を変える → 「小さな希望」エンド

圧力に屈して同調し続ける → 「心を失った生存」エンド

途中で逮捕拷問死 → 「殉教者」エンド(バッドだが強い意味を持つ)

5.ゲームトー

戦闘」ではなく「日常会話」「地域の集まり」「新聞記事」などを通じた思想戦。

進行するほど「空気に逆らうことの恐怖」がリアル表現される。

プレイヤーは「声を上げ続けるか、沈黙を選ぶか」の葛藤を抱える。

Permalink |記事への反応(1) | 11:27

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2025-08-21

anond:20250821213455

戦争終結も結局、戦争のオトシマエの分の領土ロシア占領する以外は現状維持しかならない。

要するに、ウクライナ、お前はNATOに入るな、緩衝地帯として、じっとしてろ。それだけの話。

Permalink |記事への反応(0) | 21:49

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2025-08-16

トランプアラスカロシア勘違いプーチンとの会談場所SNSツッコミ相次ぐ

アメリカトランプ大統領は8月15日ロシアプーチン大統領と会談し、ウクライナ侵攻終結協議する予定だ。


トランプ氏は8日に、会談アメリカアラスカ州で行うと自身ソーシャルメディアで発表した。


しかトランプ氏は11日に開かれた記者会見で、「ご存知のとおり、私はプーチン大統領に会いに行く。金曜日ロシアに行きます」と述べた。

バイデンのことをあんだけ無知無能痴呆老人だと罵っておいて…

こんな奴に生殺与奪の権を握られてる日本人やばすぎるだろ

Permalink |記事への反応(1) | 08:05

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創作の基本:起承転結理解して物語を魅力的にする

物語を書く際に最も重要な要素の一つが「起承転結」です。この四つの要素を適切に配置することで、読者を引き込む魅力的な物語を作ることができます。今回は、起承転結の基本から応用まで、詳しく解説していきます

起承転結とは何か

起承転結は、中国漢詩からまれ構成法で、物語の流れを四つの段階に分けて整理する手法です。

起(き)

物語の導入部分です。読者を物語世界に引き込む役割を担います。主な要素は以下の通りです:

承(しょう)

物語の展開部分です。起で提示された要素を発展させ、物語を進めていきます

転(てん)

物語の転換点です。最も重要な部分で、物語方向性を大きく変えます

結(けつ)

物語終結部分です。転で生じた問題解決や、物語主題提示を行います

起承転結の具体例

実際の作品起承転結がどのように使われているか簡単な例で説明します。

例:『桃太郎

昔々、おじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。

おばあさんが桃を持ち帰ると、中から元気な男の子が生まれました。桃太郎と名付けられた男の子は、すくすくと成長していきます

ある日、鬼ヶ島の鬼が村を襲うという知らせが入ります桃太郎は鬼退治に出かけることを決意し、おばあさんに作ってもらったきびだんごを持って旅立ちます

桃太郎は犬、猿、キジを仲間に加え、鬼ヶ島で鬼を退治して村を救います。宝物を持ち帰り、おじいさんとおばあさんと幸せ暮らしました。

起承転結の応用テクニック

転の重要

転は物語の最も重要な部分です。転が弱いと、物語全体が平板になってしまます。転を効果的にするためのポイント

伏線の張り方

承の部分で転への伏線を張ることで、物語説得力が増します。

結の作り方

結は単なる終わりではなく、物語主題を明確にする重要な部分です。

起承転結バリエーション

転を複数配置する方法

長編作品では、転を複数配置することで物語に起伏をつけることができます

起承転結の順序を変える方法

物語効果を高めるために、起承転結の順序を変更することもあります

実践的なアドバイス

起の書き方
承の書き方
転の書き方
結の書き方

よくある失敗例と対策

起が長すぎる
承が平板
転が弱い
結が不完全

まとめ

起承転結は、物語の基本構造です。この四つの要素を適切に配置することで、読者を引き込む魅力的な物語を作ることができます

特に重要なのは「転」の部分です。転が弱いと物語全体が平板になってしまうので、読者の予想を裏切る展開や、主人公価値観を揺るがす出来事を工夫してください。

また、承の部分で転への伏線を張ることで、物語説得力が増します。小さな違和感不安提示し、読者の期待感を高めましょう。

結では、単なる終わりではなく、主人公の成長や物語主題を明確にしてください。読者の感情を満たす解決提示し、物語の余韻を残す終わり方を工夫することが重要です。

起承転結理解し、実践することで、あなた物語はより魅力的になるはずです。ぜひ、この基本構造活用して、素晴らしい物語創作してください。

Permalink |記事への反応(0) | 07:08

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2025-08-15

参政党の戦後80年談話かいポエムに感動してるB層マジで救えねえ

今年も終戦記念日参政党界隈では「大東亜戦争終結の日」とかいうらしいw)がやってきて、各党が談話を発表してたけど、一つだけ異次元ポエムを垂れ流してる政党があったな。そう、我らが参政党様だ。

で、驚くべきことに、あの歴史修正主義陰謀論自己憐憫を煮詰めたみたいな駄文を読んで、「感動した!」「これこそ日本人の心だ!」とか言ってる連中がネットごまんといること。マジかよ。こいつら、いわゆる「B層」ってやつなんだろうけど、ここまで思考力が低下してると、もはや哀れみを通り越して笑えてくる。

まず「大東亜戦争」って言葉に酔ってる時点でアウト

談話の冒頭、「我が国は、いま大東亜戦争終結から80年という、大きな節目を迎えていますだってさ。出たよ、伝家の宝刀大東亜戦争」。この言葉を使った瞬間に、「俺は普通の日本人とは違う、歴史真実を知っている(キリッ)」って言いたいだけだろ。

あの戦争アジア解放のための聖戦だったなんて、まともな歴史研究ではとっくに否定されてるんだよ。それをいまだに信じてるのは、一部の歴史修正主義者か、勉強が苦手で複雑なことを考えられない人だけ。この言葉一つで、自分たち立ち位置を鮮明にして、仲間内気持ちよくなるための符丁なんだよな。こんな簡単な罠にホイホイ引っかかってる時点で、知的水準がお察しレベル

英霊犠牲の上に平和が!」とかい思考停止ワード

次に繰り出されるのが、「尊き命を捧げ、散華された英霊御霊に対し、私たちは心から哀悼感謝の誠を捧げます。その崇高な精神犠牲の上にこそ、この80年間、我が国平和繁栄享受してきたのです」という美文。

聞こえはいいけど、これも典型的思考停止ワード。無謀な戦争を始めて、多くの若者無駄死にさせた指導者たちの責任を完全にスルーして、死をひたすら美化する。特攻隊員なんて、どう考えても狂った作戦の「犠牲者」なのに、それを「英雄」に仕立て上げて責任曖昧にする。

このロジックに感動しちゃう人ってのは、「国のために死ぬのは美しいことだ」っていう単純な物語に酔いたいだけなんだよ。なぜ彼らが死ななければならなかったのか、その原因を突き詰める知性も勇気もない。ただただ、美しい物語に涙して、自分も何か高尚な精神を持った気になりたいだけ。

出た!万能の悪役「グローバリズム

そして極めつけは、日本のあらゆる問題の原因を「グローバリズムの荒波」のせいにするいつものやつ。経済が停滞してるのも、将来に希望が持てないのも、全部「グローバリズム」とかい正体不明デカい敵のせい。

複雑な経済問題社会構造の変化を分析する能力がないから、単純な敵を作って叩く。これぞポピュリズム典型的な手口。そしてB層は、こういう分かりやすい話が大好き。「悪いのは俺たちじゃない!グロバリストだ!」って言えれば、何も考えずにスッキリできるもんな。自分たち問題直視せず、外部に責任転嫁してくれるんだから、そりゃ参政党は神様に見えるだろうよ。

結論B層がいる限り、この手の商売はなくならない

結局、参政党の談話ってのは、歴史事実から目をそらし、自分たちの不遇を誰かのせいにしたい、でもプライドだけは満たされたい、っていうワガママB層向けに最適化された商品なんだよ。

彼らは「日本人ファースト」なんていう排外的スローガン熱狂し、自分たちが「既成支配層に見放された」悲劇ヒーローだと信じ込んでいる。その強烈な被害者意識をくすぐってくれるのが参政党ってわけ。

はっきり言って、こんなポエムに感動してるようじゃ、一生、情報商材か何かにカモられ続ける人生だろうな。まあ、彼らのような層がいるからこそ、参政党みたいな政党議席を取れるわけで。日本民主主義コスト、ってことなのかね。だとしたら、あまりにも高くつきすぎるだろ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:02

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anond:20250814103213

この文章男性のふりをした女性が書いた確率

→ 70%

理由(わかりやすく)

1.性別アピールが多すぎる

普通自分男性なら、わざわざ何度も「男だけど」「俺も」とは書きません。こうやって繰り返すのは、「本当に男性ですよ」と読者に信じ込ませたい時によく見られる書き方です。

2.女性立場に完全に寄り切っている

男性側の意見気持ちへの理解ほとんどなく、女性の味方としてだけ話が進んでいます。本当に男性なら、少しは男性側の事情も触れることが多いです。

3.感情的言葉が多い

気持ち悪い」「信じられない」など、強い感情表現を連発しています男性よりも、女性が書く文章のほうが感情を前面に出す傾向が強いです。

4.文章の流れがSNSの“女性擁護型”投稿そっくり

問題提起→現状の批判男性への行動要求社会全体の危機感」という流れは、X(旧Twitter)などで見られる“男性アカウント名義の女性擁護投稿”と一致します。

5.最後のまとめ方が説教口調

まともな男で、ミソジニーを諌めていかなきゃ」「男が女性に見放されたら、この国はなりたたない」など、女性男性に呼びかける時の言い回しに似ています

終結

この文章は**男性のふりをした女性が書いた可能性が高い(70%)**と判断します。

ただし、残りの30%は「女性的な思考言い回しをする男性」が書いた場合です。

全体的な文章の流れ・言葉選び・感情表現から考えると、女性男性になりきって書いた可能性のほうが高いです。

Permalink |記事への反応(0) | 10:48

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2025-08-02

anond:20250801215652

なぜこんなことになってしまったのか?

シンプルにちびが攻撃性を帯びている点にある。

一番引いたのはたぬかなのツイートリプライに6000人のちびが終結して誹謗中傷していた

普通にひいた。

どんだけ攻撃性高いんだ。余裕なさすぎるだろ。

寄せられたリプライ

プロはく奪ざまあ」

「160です。これでも頑張って生きてます

「170センチ以下です。僕に人権ありますか」

などだった。

ねーよ。なんだよその質問。もう無いだろ。あるって言ってほしいのかよ。じゃあないよ!

チビたちとたぬかなで作り上げた世界線~2年後のチビへ~

https://anond.hatelabo.jp/20240210015356

Permalink |記事への反応(0) | 20:51

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2025-07-29

トラ関税合意なくても15~20%」の件について一部ブックマーカーに伝えたいんだけどさ。

[B!関税]トランプ大統領合意ない国の関税率 “15%~20%の範囲に” |NHK

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20250729/k10014877311000.html

id:oosin 80兆円も金出す意味無かったね...

id:pikopikopan 8回もアメリカ行って自動車関税15%で終結した日本担当者謝罪しろ

id:mohno合意のない国の関税率は15%から20%の範囲になる」←なんだそれ。外交努力なんて必要だったのか、って話になりそう。

id:laislanopira合意したのに19%のフィリピン

  

まず大前提として、トランプ関税は概ね約60カ国を対象にしてる。

トランプ自身は「200カ国!全世界!」といってるが実際どうなるかはわからん

で、そのうちの特に対米黒字米国から見たら赤字)が大きい15カ国前後個別交渉してきた。

日本もここに含まれてる。

  

じゃあ、「残りの約50カ国はどうすんの~?同時にそんなにたくさんの国と交渉できないでしょ?トランプ馬鹿なの?」

というあまりにまっとうな突っ込みが以前から米国メディアでもなされていたんだが、

それに対してひりだしてきたのが今回の「合意なくても15~20%」。

  

だって撃たれたくはないけども、狙われてない人が被弾しなかったのを見て「防弾チョッキとかむだじゃんw」とか言われてもね。

もちろん、今後トランプタコって日本以外の狙われてた国に「ん~w合意してないけど10%!」とかやりだす可能性はあるよ。

でも現時点ではそうなってないので。

  

トランプ屁理屈とか知りたくもないという気持ちもわかるよ、私もそうだし。

でも少なくとも自国政府評価するときには前提を抑えようよ。

事実に基づかない扇動とかよくないと思います!」って人たちでしょ、君ら。

しっかりしてくれよ。健全民主主義やろうぜ?

Permalink |記事への反応(0) | 16:24

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2025-07-23

ポスト

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会話

仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)

@URUWA_L_O

いずれもレベルの高いおじが揃っております。😇

https://x.com/URUWA_L_O/status/1947324149648462293

仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)

@URUWA_L_O

一番粘着されたくないおじはどれですか?😇

ナンパ激おこおじ

39.8%

フェミ騎士ターフおじ

35.8%

またあれ陰茎おじ

11.4%

風呂大歓迎おじ

13%

123票

·

終結

午前0:47 ·2025年7月22日

·

4,597

件の表示

https://x.com/URUWA_L_O/status/1947322602441306264

仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)

@URUWA_L_O

私に絡んでくるお説教おじさんたち、私から言い返されると、なぜか自分攻撃されてるとか粘着されてるという認識になるんですよね。

なぜそうなるのかというと、自分相手に無条件に説教できる立場で、相手の女(又はそうみなした者)はそれに大人しく従うもの、という潜在意識があるからなんですよ。

午後7:49 ·2025年7月21日

·

7,017

件の表示

https://x.com/URUWA_L_O/status/1947247536676229350


M a y a ♡ 마야🏳️‍⚧️ヽ(๑╹◡╹)v🏳️‍🌈

@mayappy0627

·

7月21日

はなから見下しがありますよね、マンスプレイニングおじさんたち。偉そげな態度でまともに人の話も聞かないおじさんたくさんいますから

https://x.com/mayappy0627/status/1947304342555590847

午後11:49 ·2025年7月21日

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会話

仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)

@URUWA_L_O

そう、はなから見下している。

から見下してる相手から対等以上にものを言われると、「被害」だと認識する。

さらに言い負かされるとなると、激おこになって止められなくなる。

2,299

件の表示

https://x.com/URUWA_L_O/status/1947307874235117888

😇と「おじ」にあおり意図が感じられて、俺自身名誉感情侵害と考えるけど、どう思う?

Permalink |記事への反応(0) | 16:49

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2025-07-18

dorawii@執筆依頼募集中

トランププーチン空爆等に対して人々の命に感情移入して怒ってるのかただ24時間以内の戦争終結公約メンツ丸つぶれで怒ってるのかどっちなんだ。

まあ後者だったとしてもプーチンより鬼畜ってことにはならないんだろうけどさ。

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250718183235# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaHoUtgAKCRBwMdsubs4+SBBTAP9GHUQ5BSrAxiPZpezuYwFN95Qf9L5nv4k74wSUilI40AEAolDFOz/otPNO+NBL1Qe3lk8crUfQfuMhL3JaRVSh2Qo==ODRj-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(0) | 18:32

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2025-07-16

女性のいうキモイってなんだろうな。奉仕活動をしていても顔がキモければキモイ終結するし、おっさんが誕プレするだけでキモイと思われる。でも、誕プレが万超えならキモイとはならんし、よく分からん。なんというか、論理的ではない。

Permalink |記事への反応(0) | 06:49

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2025-07-13

トランプ50%関税ってどんだけやばいんだろ

なんかたまたまニュース一覧に出てきて目に付いただけなんだけど

トランプ氏、ブラジルに50%の関税発表 ボルソナロ氏の裁判終結要求

https://www.bbc.com/japanese/articles/c89eq24djx0o

え! ご、ご、50%!?ってびっくりした

半分じゃん!(それは小学生でもわかる)

 

経済勉強なので

この50%のヤバさがわからんのだけど

どんだけやばいんだろう?

  

ってここに書き込んで有識者を待つよりもチャッピーにきけばいいじゃんってなった

 

🔥関税50%ってどれくらいやばいの?

50%関税経済戦争レベル攻撃

💰普通関税ってどれくらい?

品目にもよるけど、WTO加盟国間ではたいてい0〜10%くらい。

から50%ってのは本当に「ほぼ禁輸に近い」インパクトを持つ。

🤔トランプ氏の目的は?

記事にある通り、関税目的はただの経済政策じゃなくて:

裁判終わらせろや」→「じゃないとお前の国の鉄鋼は買わん(というか潰す)」

っていうメッセージ

 

わかりやすい!ありがとうAI、こんな日が来るなんて

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2025-07-11

anond:20250711180028

そのあたりの知識ほとんどない素人の考えだけど、

暗殺日韓併合を早めはしたが、暗殺がなくても太平洋戦争終結までの期間にどのみち日韓併合されていたはず」とは言えないのかな?

それとも、韓国(朝鮮?)全体としてうまく立ち回っていれば、終戦まで独立を保てたルートもあった?

はたまた、併合を早めたこ自体が亡国へ導いた不名誉とみなされてしかるべき?韓国(朝鮮?)人にとっても?

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2025-07-08

anond:20250708044816

 辺鄙な、村はずれの丘には、いつの間にか、華やかな幕を沢山吊るした急拵ごしらえの小屋掛が出来て、極東曲馬団の名がかけられ、狂燥なジンタと、ヒョロヒョロと空気を伝わるフリュートの音に、村人は、老おいも若きも、しばし、強烈な色彩と音楽スリル享楽し、又、いつの間にか曲馬団が他へ流れて行っても、しばらくは、フト白い流れ雲の中に、少年少女の縊くびれた肢体を思い出すのである

 トテモ華やかな、その空気の中にも、やっぱり、小さな「悩める虫」がいるのだ。

一ノ二

莫迦ッ、そんな事が出来ねエのか、間抜けめ!」

 親方は、野卑な言葉で、そう呶鳴どなると、手に持った革の鞭で、床をビシビシ撲りつけながら、黒吉くろきちを、グッと睨みつけるのだった。

 まだいたいけな少年の黒吉は、恐ろしさにオドオドして、

「済みません、済みません」

 そんな事を、呟くようにいうと、ぼろぼろに裂けた肉襦袢じゅばんの、肩の辺を擦さすりながら、氷のように冷めたい床の上に、又無器用な体つきで、ゴロンゴロンと幾度も「逆立ち」を遣り直していた。

 饑ひもじさと、恐ろしさと、苦痛と、寒気と、そして他の座員の嘲笑とが、もう毎度の事だったが、黒吉の身の周りに、犇々ひしひしと迫って、思わずホロホロと滾こぼした血のような涙が、荒削りの床に、黒い斑点を残して、音もなく滲しみ込んで行った。

 ――ここは、極東曲馬団の楽屋裏だった。

 逆立ちの下手な、無器用な黒吉は、ここの少年座員なのだ

 鴉からす黒吉。というのが彼の名前だった。しかしこれは舞台だけの芸名か、それとも本当の名前か、恐らくこれは字面じづらから見て、親方が、勝手につけた名前に違いないが、本名となると彼自身は勿論の事、親方だってハッキリ知っているかどうかは疑わしいものだった。

 黒吉自身記憶といっては、極めてぼんやりしたものだったけれど、いたましい事には、それは何時も、この曲馬団の片隅の、衣裳戸棚から始まっていた。

 それで、彼がもの心のついた時からは、――彼の記憶が始まった時からは、いつも周囲には、悲壮ジンタと、くしゃくしゃになったあくどい色の衣裳と、そして、それらを罩こめた安白粉おしろいの匂いや、汗のしみた肉襦袢の、ムッとした嗅気が、重なり合って、色彩っていた。

 こうした頽廃的な雰囲気の中に、いつも絶えない、座員間の軋轢あつれきと、華やかな底に澱む、ひがんだ蒼黒い空気とは、幼い黒吉の心から、跡形もなく「朗らかさ」を毟むしり取って仕舞った。そして、あとに残った陰欝な、日陰の虫のような少年の心に、世の中というものを、一風変った方向からのみ、見詰めさせていた。

 彼は用のない時には、何時も、太い丸太が荒縄で、蜘蛛の巣のように、縦横無尽に張りまわされている薄暗い楽屋の隅で、何かぼんやりえこんでいた。それは少年らしくもない憂欝な、女々しい姿だった。

 黒吉は明かに、他の同輩の少年から

「オイ、こっちへこいよ」

 と声をかけられるのを恐れているように見えた。

 しかし、それは、単に彼の危惧に過ぎなかった。

 他の少年座員達は、誰も、この憂欝な顔をした、芸の不器用な、そして親方におぼえのよくない黒吉と、進んで遊ぼうというものはなかった。(それは恐ろしい団長への、気兼ねもあったろうが)寧ろ彼等は、黒吉の方からしかけても、決して色よい返事は、しないように思われた。

 結局、黒吉はそれをいい事にして、独りぽつねんと、小屋の隅に忘れられた儘、たった一つ、彼に残されたオアシスである他愛もない「空想」に耽っていた。

一ノ三

 憂欝な少年黒吉が、何を考えているのか。

 ――その前に、彼が、なぜ親方のおぼえが悪いのだろうかという事をいわなければならない。

 (それは、彼の憂欝性にも、重大な影響のある事だから

 黒吉は、どう見ても、親方の「お気に入り」とは思えなかった。それは、勿論彼が、芸の未熟な不器用だった事も、確かにその原因の、一つだったけれど、他の大きな原因は、彼が醜い容貌だ、という先天的な不運に、禍わざわいされていたのだった。

 男の子容貌が、そんなにも、幼い心を虐しいたげるものだろうか――。

 如何にも、舞台の上で生活するものにとって、顔の美醜は非常に大きなハンデキャップなのだ。彼の同輩の愛くるしい少年が、舞台で、どうしたはずみか、ストンと尻もちをついたとしたら、観客は

「まあ、可哀そうに……あら、赤くなって、こっちを見てるわ、まるで正美さんみたいね

 そういって可愛い美少年は、失敗をした為に、却って、観客の人気を得るのだ。けれど、それに引きかえて、醜い顔だちを持った黒吉が、舞台でそれと同じような失敗をしても、観客は、何の遠慮もなく、このぎこちない少年の未熟さを嘲笑うのだった。

 この観客にさえ嗤わらわれる黒吉は、勿論親方にとって、どんなに間抜けな、穀潰ごくつぶしに見えたかは充分想像が、出来るのだった。従って、黒吉に対する、親方仕打ちがどんなものだったかも――

(俺は芸が下手なんだ)

(俺は醜い男なんだ)

 薄暗い小屋の片隅で、独りぽつんと、考えこんでいる黒吉は、楽しい空想どころか、彼の幼い心には、この二つの子供らしくもない懊悩が、いつも吹き荒すさんでいるのだった。

 そして、それは彼の心の底へ、少年らしい甘えた気持を、ひた押しに内攻して仕舞って、彼を尚一層、陰気にする外、何んの役にもたたなかった。冷たい冷たい胸の中に、熱いものは、ただ一つ涙だけだった。

 こうした雰囲気の中に、閉じこめられた鴉黒吉が、真直に伸びる筈はなかった。

 ――そして、蒼白い「歪んだ心」を持った少年が、ここに一人生成されて行った。

 世の中の少年少女達が、喜々として、小学校に通い始めた頃だろうか。勿論黒吉には、そんな恵まれ生活は、遠く想像の外だった。

 しかし、この頃から黒吉は、同輩の幼い座員の中でも、少年少女とを、異った眼で見るようになって来た。

「何」という、ハッキリした相違はないのだが、女の子莫迦にされた時には、不思議男の子に罵られたような、憤りは感じなかったのだった。寧ろ、

(いっそ、あの手で打ぶたれたら……)

 と思うと、何かゾクゾクとした、喜びに似た気持を感じるのだ。

 これが何んであるか、黒吉は、次第に、その姿を、ハッキリ見るようになって来た。

一ノ四

 安白粉の匂いと、汗ばんだ体臭と、そして、ぺらぺらなあくどい色の衣裳が、雑巾のように、投げ散らかされた、この頽廃的な曲馬団の楽屋で、侮蔑の中に育てられた、陰気な少年の「歪んだ心」には、もうませた女の子への、不思議な執着が、ジクジクと燃えて来たのだ。

 ――そして、それを尚一層、駆立てるような、出来事が起った。

 それは、やっと敷地小屋掛けも済んで、いよいよ明日から公開、という前の日だった。

 団長は、例の通り、小六ヶ敷こむずかしい顔をして、小屋掛けの監督をしていたが、それが終って仕舞うと、さも「大仕事をした」というような顔をして、他のお気に入り幹部達と一緒に、何処か、遊びに出て行った。

 団長の遊びに行くのを、見送って仕舞うと、他の年かさな座員や、楽隊ジンタの係りの者なども、ようやくのびのびとして、思い思いの雑談に高笑いを立てていたが、剽軽者ひょうきんものの仙次が、自分の役であるピエロ舞台着を調べながら

「オイ、親父おやじが行ったぜ、俺の方も行こうか」

 恰度それが、合図でもあったかのように、急に話声が高くなった。

「ウン、たまには一杯やらなくちゃ……」

「ちえッ、たまには、とはよくもいいやがった。明日があるんだ、大丈夫か」

「ナーニ、少しはやらなくちゃ続かねエよ、いやなら止せよ」

「いやじゃねエよ」

ハハハ、五月蠅うるせえなア」

 と、如何にも嬉しそうに、がやがや喋りながら、それでも大急ぎで支度をして、町の中に開放されて行った。

 そして、何時か、このガランとした小屋の中には、蒲団ふとん係りの源二郎爺さんと、子供の座員だけが、ぽつんつんと取り残されていた。子供の座員は、外出を禁じられていた。それは勿論「脱走」に備えたものだった。その見張りの役が、今は老耄おいぼれて仕舞ったが、昔はこの一座を背負って立った源二郎爺じじいなのだ

 結局、幼い彼等は、小屋の中で、てんでに遊ぶより仕方がなかった。

 男の子男同志で、舞台を駈廻り、女の子は女らしく、固かたまって縄飛びをしていた。――そして、黒吉は、相変らず小屋の隅に、ぽつんと独りだった。

 しかし、何時になく、黒吉の眼は、何か一心に見詰めているようだ。

(この憂欝な、オドオドした少年が、一生懸命に見ているものは、何んだろう)

 誰でも、彼の平生を知っているものが、この様子に気付いたならば、一寸ちょっとをかしげたに相違ない。そして、何気なくこの少年視線を追って見たならば、或はハッと眼を伏せたかも知れないのだ。

 黒吉の恰度眼の前では、少女の座員たちが、簡単アッパッパを着て、縄飛びをしていた――。しかし彼の見ているのは、それではなかった。この少女達が、急いきおいよく自分の背丈せい位もある縄を飛んで、トンと下りると、その瞬間、簡単アッパッパスカートは、風を受けて乱れ、そこから覗くのは、ふっくりとした白い腿だった――。

(十やそこらの少年が、こんなものを、息を殺して見詰めているのだろうか――)

 そう考えると、極めて不快な感じの前に何か、寒む寒むとした、恐ろしさを覚えるのだ。

 しかし、尚そればかりではなかった。

 この憂欝な少年の心を、根柢から、グスグスとゆり動かした、あの「ふっくりとした白い腿」がたえまなく、彼の頭の中に、大きく渦を捲いて、押流れていた。

 やがて、その心の渦が、ようやく鎮まって来ると、その渦の中から、浮び上って来たのは、この一座の花形少女貴志田葉子きしだようこ」の顔だった。

 だが、それと同時に、黒吉は、いきなり打ち前倒のめされたような、劇しい不快な気持を、感じた。

(ちえッ、俺がいくらちゃんと遊ぼうったって、駄目だい。俺は芸が、下手くそなんだ。それに、あんな綺麗な葉ちゃんが、俺みたいな汚い子と遊んでくれるもんか……)

 だが、この少年の心の底へ、しっかり焼付られた、葉ちゃんへの、不思議な執着は、そんな事ぐらいでは、びくともしなかった。寧ろ

(駄目だ)

 と思えば思う程、余計に、いきなり大声で呶鳴ってみたいような焦燥を、いやが上にも煽立あおりたてているのだ。

 ――この頃から、彼のそぶりは、少しずつ変って来たようだった。それはよく気をつけて見たならば、相変らず小屋の片隅に、独りぽっちでいる黒吉の眼が、妙な光を持って来たのに、気がついたろう。そして、その時は彼の視線の先きに必ず幼い花形の、葉子が、愛くるしい姿をして飛廻っていたのだ。

 葉子は、まだ黒吉と同じように、十とう位だったが、顔は綺麗だし、芸は上手いし、自由小鳥のように朗らかで、あの気六ヶ敷い団長にすら、この上もなく可愛がられていたから、この陰惨な曲馬団の中でも、彼女だけは、充分幸福なように見えた。

 そして、勿論、この陰気な、醜い黒吉が、自分一挙一動を、舐めるように、見詰めているとは気づかなかったろう。

 黒吉自身は、彼女が、自分の事など、気にもかけていない、という事が「痛しかゆし」の気持だった。無論彼女

「こっちへいらっしゃいよ」

 とでも、声を掛けられたら、どんなに嬉しい事だろう。――しかし、その半面

「だらしがないのねエ、あんたなんか、大嫌いよ」

 といわれはしまいか、と思うと、彼女に話かけるどころか葉子が、何気なくこっちを見てさえ、

(俺を嗤うんじゃないか

 こうした感じが、脈管の中を、火のように逆流するのだ。それで、つと眼を伏せて仕舞う彼だった。

 黒吉は、自分でさえ、このひねくれた気持を知りながら、尚葉子への愛慕と伴に、どうしても、脱ぎ去る事が、出来なかった。

       ×

 思い出したように、賑やかなジンタが、「敷島マーチ」を一通り済ますと、続いて「カチウシャ」を始めた。フリュートの音が、ひょろひょろと蒼穹あおぞらに消えると、その合間合間に、乾からびた木戸番の「呼び込み」が、座員の心をも、何かそわそわさせるように、響いて来た。

「さあ、葉ちゃんの出番だよ」

「あら、もうあたしなの、いそがしいわ」

「いそいで、いそいで」

 葉子は周章あわててお煎餅せんべい一口齧かじると、衣裳部屋を飛出して行った。

 恰度、通り合せた黒吉は、ちらりとそれを見ると、何を思ったのか、その喰たべかけの煎餅を、そっと、いかにも大事そうに持って行った。

二ノ二

 葉子が、喰いかけて、抛り出して行った煎餅を、そっと、拾って来た黒吉は、座員達が、こってりと白粉を塗った顔を上気させながら、忙しそうに話し合っている所を、知らん顔して通り抜けると小屋の片隅の、座蒲団が山のように積上げられてある陰へ来た。

 黒吉は、経験で、舞台が始まると、こんなところには、滅多に人が来ない事を知っていた。

 それでも、注意深く、あたりに人気のないのを見澄ますと、こそこそと体を跼かがめながら、いまにも崩れそうに積上げられた座蒲団の隙間へ、潜り込んで行った。

 その隙間は、如何にも窮屈だったが、妙にぬくぬくとした弾力があって、何かなつかしいもののようであった。黒吉はやっと※ほっ[#「口+息」、16-9]とした落着きを味わいながら、あの煎餅のかけらを持ち迭かえると、それがさも大切な宝石でもあるかのように、そーっと手の掌ひらに載せて見た。

(これが、葉ちゃんの喰いかけだな)

 そう思うと、つい頬のゆるむ、嬉しさを感じた。……大事大事にとって置きたいような、……ぎゅっと抱締めたいような――。

 黒吉は、充分幸福を味わって、もう一遍沁々と、薄い光の中で、それを見詰めた。こうしてよくよく見ると、気の所為いか、その一かけの煎餅は、幾らか湿っているように思えた。

気をつけて、触ってみると、確かに、喰いかけのところが一寸湿っていた。

(葉ちゃんの唾つばきかな)

 黒吉の、小さい心臓は、この思わぬ、めっけものにガクガクと顫えた。

 彼は、いくら少年とはいえ、無論こんな一っかけの煎餅を、喰べたいばかりに、拾って来たのではなかった。黒吉には「葉子の喰べかけ」というところに、この煎餅が、幾カラットもあるダイヤモンドにも見えたのだ。

 しかし、触って見ると、このかけらは湿っている……

(葉ちゃんの唾だな)

 その瞬間、黒吉の頭には、衣裳部屋で、葉子が忙しそうにこの煎餅を咥くわえていた光景と、それにつづいてクロオズアップされた、彼女の、あの可愛い紅唇くちとが、アリアリと浮んだ。

 それと一緒に、彼は、思わずゴクンと、固い唾を飲んだ。

 黒吉は、妖しく眼を光らせながら、あたりを偸ぬすみ見ると、やがて、意を決したように、その葉子の唾液つばきで湿ったに違いない煎餅のかけらを、そっと唇に近づけた……。

(鹹しょっぱい――な)

 これは、勿論塩煎餅の味だったろう。だが、黒吉の手は、何故かぶるぶると顫えた。

 彼の少年らしくもない、深い陰影かげを持った顔は、何時か熱っぽく上気し、激しく心臓から投出される、血潮は、顳※(「需+頁」、第3水準1-94-6)こめかみをひくひくと波打たせていた。

 そして、もう手の掌に、べとべとと溶けて仕舞った、煎餅のかけらから、尚も「葉子の匂い」を嗅ぎ出そうと、総てを忘れて、ペロペロと舐め続けていた……。

「こらっ。何をしてるんだ、黒公」

 ハッと気がつくと、蒲団の山の向うから、源二郎爺の、怒りを含んだ怪訝な顔が、覗いていた。

「出番じゃねエか。愚図愚図してると、又ひどいぞ」

「ウン」

 黒吉は、瞬間、親方の顔を思い出して、ピョコンと飛起きた。そして、ベタベタと粘る手の掌を肉襦袢にこすりこすり、周章あわてて楽屋の方へ駈けて行った。

二ノ三

 黒吉は、命ぜられた、色々の曲芸をしながらも、頭の中は、いつも葉子の事で一杯だった。

(一度でいいから葉ちゃんと、沁々話したい)

 これが、彼の歪められた心に発生わいて来た、たった一つの望みだった。

 彼がもっと朗らかな、普通の子供であったならば、いつも同じ小屋にいる葉子だもの、そんな事は、造作なく実現したに違いない。

 しかし、それにしては、黒吉は、余りに陰気な、ひねくれた少年だった。――というのも、彼の暗い周囲がそうさせたのだが――。

 そして、早熟ませた葉子への執着が、堰せき切れなくなった時に彼が見つけたのは、あの煎餅のかけらが産んだ、恐ろしい恍惚エクスタシーだった。

 一度こうした排はけ口を見つけた、彼の心が、その儘止まる筈はなかった――寧ろ、津浪のようにその排け口に向って殺到して行ったのだ。

 彼は、そっと、人のいないのを見すまして、衣裳部屋に潜り込み、葉子の小ちっちゃい肉襦袢に、醜悪な顔を、埋うずめていた事もあった。

 その白粉の匂いと、体臭のむんむんする臭いが、彼自身眩暈めまいをさえ伴った、陶酔感を与えるのだ。

 そして、ふと、その肉襦袢に、葉子のオカッパの髪が、二三本ついていたのを見つけると、その大発見に狂喜しながら、注意ぶかく抓つまみ上げて、白い紙につつむと、あり合せの鉛筆で、

「葉子チャンノカミノケ」

 そんな文句を、下手糞な字で、たどたどしく書きつけ、もう一度、上から擦さすって見てから、それを、肌身深く蔵しまいこんで仕舞った……。

 こうした彼の悪癖が、益々慕って行った事は、その後、葉子の持ち物が、ちょいちょい失なくなるようになった事でも、充分想像が出来た。

 失くなるといっても、勿論たいした品物を、曲馬団の少女が、持っている訳はなかったから、もうすり減った、真黒く脂肪あぶら足の跡が附いた、下駄の一方だとか、毛の抜けて仕舞った竹の歯楊子ようじだとか、そういった、極く下らないものだった。それで、

(盗られた)

 という気持を、葉子自身ですら感じなかったのは、彼にとっては、もっけの幸いだった。しかしこれらの「下らない紛失物」が、黒吉にとって、どんなに貴重なものだったかは、また容易に想像出来るのだ。

 ――ここまでは、黒吉少年の心に醗酵した、侘わびしい(しか執拗な)彼一人だけの、胸の中の恋だった。

 だが、ここに葉子が、暴風雨あらしを伴奏にして、颯爽と、現実舞台へ、登場しようとしている。

       ×

 極東曲馬団は、町から町、盛り場から盛り場を、人々の眼を楽しませながら、流れ移っていた。

 そして、ある田舎町に敷地を借り、ようやく小屋掛けも終ったと殆んど同時に、朝から頸を傾かしげさせていた空模様が、一時に頽くずれて、大粒の雨が、無気味な風を含んで、ぽたりぽたり落ちて来たかと思うと、もう篠つくような豪雨に変っていた。

 団長等は、早々に、宿屋に引上げて仕舞ったが、子供の座員や、下っぱの座員などは、経費の関係で、いつも、この小屋に泊る事を言渡されていた。子供等の方では、これは当然だと思っていたし、又団長がいないという事で、却って喜んでいたようでもあった。

 しかし、この急拵えの小屋が、この沛然はいぜんと降る豪雨に、無事な筈はなく、雨漏りをさけて遁げ廻った末、やっと楽屋の隅で、ひと凝固かたまりになって、横になる事が出来たのは、もう大分夜が更けてからだった。

 黒吉は、眼をつぶって、ようやく小降りになって来たらしい、雨の音を聴いていると、もう肩を並べた隣りからは、幽かな寝息さえ聴えて来た。

 それと同時に、黒吉は、何かドキンとしたものを感じた。

(隣りに寝ているのは、葉ちゃんじゃないか――)

二ノ四

 瞬間、黒吉は自分の頭が、シーンと澄み透って行くのを感じた。

(果して、隣りで寝ているのは、葉ちゃんだろうか)

 それは勿論、第六感とでもいうのか、極く曖昧ものだった。が、あの騒ぎで、皆んな、ごたごたに寝て仕舞ったのだから全然あり得ない事でもないのだ。

 そう思うと、隣りと接した、肩の辺が、熱っぽく、暑苦しいようにさえ感じた。そして、心臓はその鼓動と伴に、胸の中、一杯に拡がって行った。

 黒吉は、思い切って、起上り、顔を覗き見たい衝動を感じた。あたりは真暗だが、よく気をつけて覗きこめば、顔の判別がつかぬ、という程でもないように思われた。

 彼は、そーっと、薄い蒲団の縁へりへ、手をかけた。だが――

(まてまて。葉ちゃんならば、こんなに素晴らしい事はない。けれども、こんなにぎっしり寝ている処で、ごそごそ起きたら、どうかすると、彼女は眼を覚ますかも知れない。

 それだけならいいが、眼を覚まして、俺が覗きこんでいた事を知ったら、きっと葉ちゃんは、真赤になって、この醜い俺を罵り、どこか遠くへ寝床をかえて仕舞うに違いないんだ。

 ――そんな莫迦な事をするより、例え短かくとも、夜が明けるまで、こうして葉ちゃんの、ふくよかな肩の感触を恣ほしいままにした方が、どれ程気が利いていることか……)

 黒吉の心の中の、内気な半面が、こう囁いた。

 彼は、蒲団にかけた手を、又静かに戻して仕舞うと、今度は、全身の注意を、細かに砕いて、彼女の方へぴったり、摺り寄って行った。そして、温もりに混った、彼女の穏やかな心臓の響きを、肩の辺に聴いていた……。

 フト、冷めたい風を感じて、何時の間にかつぶっていた眼を明けて見ると、あたりには極くうっすらと、光が射しているのに、気がついた。

(もう夜明けかな――いつの間に寝て仕舞ったんだろう)

 それと一緒に、思わずガクンと体の顫えるような、口惜くやしさに似た後悔を感じた。

(葉ちゃんは……)

 黒吉は、先ずそれが心懸りだったので、ぐっと頸を廻して隣りを確めようとした。

(おや……)

 彼の眼に這入ったのは、葉子より先きに、キンと澄み切った、尖った月の半分だった。

 急拵えの小屋天幕は、夕方の大暴風雨あらしに吹きまくられてぽっかり夜空に口を開け、恰度そこから、のり出すように月が覗き込み、地底のようにシンと澱んだ小屋の中に白々とした、絹糸のような、光を撒いているのだ。暴風雨あらしの後の月は物凄いまでに、冴え冴えとしていた。

(まだ夜中だ)

 黒吉は※ほ[#「口+息」、22-9]っと心配を排はき棄てた。

 彼の隣りには、葉子が、いかにも寝苦しそうに寝ていた。先刻さっきは、確かに葉子だ、とは断言出来なかったが、いまでは極く淡い光ではあったが、その中でも、段々眼の馴れるに従って、黒吉には、ハッキリ葉子の姿が、写って来た。

 黒吉は、意を決したように、半身を蒲団から抜出し、月の光を遮らないように――、音のしないように、そっと彼女の顔を覗きこんだ。

 眼の下には、月の光を受けて、いつもより蒼白く見える葉子の、幼い顔が、少しばかり口さえ開け、寝入っていた。もう少し月の光が強かったら、この房々としたオカッパの頭髪かみのけが黄金のように光るだろう――と思えた。

 又、襟足の洗いおとした白粉が、この幼い葉子の寝姿を少年の心にも、一入ひとしお可憐いじらしく見せていた。

 暫く、ぼんやりと、その夢のように霞んだ、葉子の顔を、見詰めていた黒吉は、ゴクンと固い唾を咽喉へ通すと、その薄く開かれた唇から、寝息でも聴こうとするのか、顔を次第次第に近附けて行った。

 何故か、彼の唇は、ガザガザに乾いていた。

 やがて、この弱々しい月光の下で、二つのさな頭の影が、一つになって仕舞うと、彼は、葉子の頬についている、小さい愛嬌黒子ぼくろが、自分の頬をも、凹へこますのを感じた。

二ノ五

 黒吉の、唇に感じた、葉子の唇の感触は、ぬくぬくとして弾力に富んだはんぺんのようだった。妙な連想だけれど、事実彼の経験では、これが一番よく似ていたのだ。

 唯、違った所――それは非常に違ったところがあるのだが――残念ながら、それをいい表わす言葉を知らなかった。

 彼は、そーっと腕の力を抜こうとした。途端に、肘の下の羽目板が、鈍い音を立てた。造作の悪い掛小屋なので、一寸した重みの加減でも、板が軋むのだ。シンとした周囲あたりと、針のように尖った、彼の神経に、それが幾層倍にも、拡大されて響き渡った。

 黒吉の心臓は、瞬間、ドキンと音がして止ったようだった。

「ク……」

 周章あわてて顔を上げた彼の眼の下で、葉子は、悪い夢でも見たのか、咽喉を鳴らすと、寝返りを打って、向うを向いて仕舞った。

(眼を覚ましたかな)

 黒吉は、思いきり息を深くしながら、葉子の墨のような、後向きの寝姿を、見守った。(いや、大丈夫だ)

 寝返りをした葉子は、幸い、眼を覚まさなかったと見えて、直ぐ又かすかな、寝息が、聴えて来た。

 彼は、ようやく※ほ[#「口+息」、24-4]っと、熱

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