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はてなキーワード:第二次大戦とは

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2025-10-23

anond:20251023130908

明治維新第二次大戦因果を直接に繋げるのアホジジイすぎ

 

・第二次対戦の批判だかを2025年になってもまだ世相批判とかして語ろうとしてるのアホジジイすぎ

 

好きな方を選べ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:20

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2025-10-17

ポケモン帝国終焉する時 ——マジノ線の向こうに、未来はなかった

■「鉄壁ブランド」が腐り始めた

 ポケモンは、もはや「不敗」ではない。

 いや——勝っているように見えるだけだ。

 1990年代に築かれた“神話”を、令和の今も延命し続ける。その姿は、まるで第二次大戦前のフランスが築いた「マジノ線」のようだ。

 堅牢に見える。鉄壁だと思わせる。

 だがその鉄とコンクリートの下では、想像力が腐敗している。

マジノ線悲劇を、ポケモンは繰り返している

 フランスはかつて、莫大な国家予算を投じて国境要塞化した。

 しかドイツは、誰もが「通れない」と信じた森を抜け、フランスを電撃的に制圧した。

 ポケモンもまた、「かつての勝利」を再利用することでしか戦えない。

 「捕まえる・育てる・戦わせる」——それ以外の発想を、20年以上も拒絶してきた。

 UIは古び、シナリオは焼き直し、演出マンネリ

 それでもファンは買う。任天堂は笑う。だが、その笑顔の下には確実に「亀裂」が走っている。

■“安定”という名の退廃

 マジノ線の地下で兵士たちは、ワインを飲み、快適なベッドで眠ったという。

 その間に、戦争は“外”で進化していた。

 ポケモンも同じだ。

 ぬるま湯ブランド戦略の中で、彼らは自己満足の夢を見ている。

 AIメタバース創発プレイも——全部「関係ない」と言わんばかりだ。

 だが、それこそが滅びのサインだ。

■「守る」ことでしか生きられない帝国

 ポケモンはもはや攻めない。

 ただ“過去”を守るためだけに、次の作品を出す。

 その姿は、もはや「戦う」でも「進化する」でもなく、

 ——「守るしかない敗者」そのものだ。

 Switch世代の子どもたちは、TikTokで笑い、原神で世界を旅し、フォーナイト創造する。

 その自由な風の前に、ポケモン世界はもはや「息苦しい箱庭」だ。

 マジノ線トーチカに閉じこもった将校たちのように。

歴史が教える「滅びの構造

 マジノ線が崩れたときフランスは戦わずして降伏した。

 なぜか? 戦争の“形”が変わったのに、心が変われなかったからだ。

 ポケモンも同じ運命を辿るだろう。

 新しいゲーム文化、新しい創造の波に飲み込まれ

 いつかふと、誰もポケモンを語らなくなる日が来る。

 それは炎上でも、批判でもなく——ただの「無関心」という名の死だ。

最後に残るのは、空っぽ要塞だけ

 鉄壁ブランドは、最後には自分自身を守る殻に閉じこもる。

 そして殻の中で、静かに朽ちていく。

 ポケモンが築いたマジノ線は、確かに強固だった。

 だが、その向こうに未来はなかった。

Permalink |記事への反応(0) | 17:57

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2025-10-03

第二次大戦アメリカ将軍

黒人ではなく白人イメージよな

Permalink |記事への反応(0) | 11:14

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2025-08-15

anond:20250815002725

第一次大戦も参戦してるくせに一切語り継ごうとしないからなあ

第二次大戦も100年で式典とかやめちゃえばいいのに

Permalink |記事への反応(1) | 01:15

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2025-07-02

anond:20250630154546

↑は、この匿名日記の2個前の匿名日記anond:20250628235025 に着想を得て、Gemini 2.5Flashと会話しながら作ったエッセイのようなものだったのだけど、これをさらチャットAIに読ませてみたら、各AIサービスごとに見事に差が出てビックリした。

それぞれでDeep Research をさせた結果を載せるね。

ぼくの主観的順位は、

  1. Gemini 2.5 Pro
  2. ChatGPT 4o
  3. ClaudOpus 4

第3位 ClaudOpus 4 でのディープリサーチによるファクトチェック

日本語エッセイ民主主義という『壮大な実験』」ファクトチェック報告書

8つの主要主張について、原典学術資料に基づく厳密な事実確認実施しました。古代ギリシャ政治哲学から現代アメリカ世論調査まで、幅広い分野の主張を検証した結果、大部分は正確である一方、重要不正確性も発見されました。

検証結果概要
正確な主張: 6件不正確な主張: 1件検証不能: 1件

古代政治哲学に関する主張は全て正確で、現代統計データも概ね正確でした。しかし、アメリカ独立宣言引用において重要な欠落が発見されました。

古代政治哲学の正確性が確認された記述
プラトンの『国家』における民主政批判

検証結果: 正確

プラトンは確実に民主政理想国家堕落過程における最終段階として位置づけ、僭主政への移行を警告しています。『国家』第8-9巻の原典から、「民主政自然僭主政を生み出し、最も極端な自由から最も極悪な形の僭主政が生まれる」との記述確認されました。

プラトン政体堕落論は、貴族政→名誉政→寡頭政→民主政僭主政の順序で展開され、民主政の「際限のない自由への欲求」が秩序を破壊し、デマゴーグを生み出すことで僭主政に至ると分析しています

アリストテレス政治学における民主政分析

検証結果: 正確

アリストテレスの『政治学』第5巻は、民主政不安定化と崩壊について詳細な分析提供しています原典では「民主政デマゴーグ支配されるとき最も転覆やすく、デマゴーグが富者に対する十字軍を率いるとき」との記述確認され、実際にアテネ等の具体例も挙げられています

ポリュビオス政体循環論

検証結果: 正確

ポリュビオスの『歴史』第6巻に記述されたアナキュクロシス政体循環論)は、主張通り王政僭主政→貴族政→寡頭政→民主政衆愚政の循環を提示しています。この理論は数百のギリシャ都市国家の観察に基づいており、後のアメリカ建国思想にも大きな影響を与えました。

歴史事実検証結果
古代ローマ共和制崩壊

検証結果: 正確

学術コンセンサスと一致する内容です。紀元前133年のティベリウスグラックス暗殺から27年のアウグストゥス即位までの危機過程における政治的暴力軍事的強者による内戦経済格差の拡大、制度破綻などの要因分析は、現代歴史学の標準的見解合致しています

重要不正確性:独立宣言引用

検証結果:不正

最も重要発見は、アメリカ独立宣言引用における重大な欠落です。

主張された引用文:

「全ての人間平等につくられ、創造主によって、生命自由幸福の追求という、ある種の不可侵権利を与えられている」

国立公文書館による正確な原文:

「我々は、これらの真理を自明のものとして受け入れる:すべての人間平等につくられており、創造主によって、生命自由幸福の追求を含む、ある種の不可侵権利を与えられている」

この欠落により、独立宣言哲学的基盤である自明の真理」という概念が失われ、文脈的意味が大きく変化しています

現代データ検証結果
CIA冷戦活動

検証結果: 正確

機密解除されたCIA文書と1975-76年の教会委員会報告書により、イラン1953年)、グアテマラ1954年)での政権転覆工作プロパガンダ活動心理作戦実施確認されていますモッキンバード作戦による報道機関への浸透、MKウルトラによる心理実験なども含まれます

ピュー・リサーチセンター調査

検証結果: 正確(軽微な数値差異

2022年4月実施調査(n=10,156)で、アメリカ成人の39%が「人類は終末の時代に生きている」と信じていることが確認されました。主張の「約4割」は統計的に正確です。調査は全国代表性を持つ手法実施され、宗教的人種的背景による大きな差異も記録されています

ブライヤー最高裁判事発言

検証結果:検証不能YouTubeアクセス制限

指定されたYouTube動画へのアクセスができないため、具体的な主張を検証できませんでした。ただし、2022年1月の退任発表では、アメリカを「進行中の実験」と表現し、民主主義制度への楽観的な信念を表明していることが複数の信頼できる報道確認されています

結論と推奨事項

このエッセイ古代政治哲学引用現代統計データにおいて高い正確性を示しています特にプラトンアリストテレスポリュビオス古典的政治理論記述は、原典学術コンセンサスに忠実です。

ただし、独立宣言引用における重要な欠落は修正必要です。この修正により、アメリカ建国思想哲学的基盤がより正確に伝わるでしょう。

推奨修正:

独立宣言引用部分に「我々は、これらの真理を自明のものとして受け入れる:」を追加し、思想文脈を完全に保持することを推奨します。

全体として、このエッセイ学術的に信頼性の高い内容を提供していますが、一次資料から引用については、より慎重な検証必要です。

第2位 ChatGPT 4o でのディープリサーチによるファクトチェック

承知しました。このエッセイ全体を対象に、歴史的・政治的主張や引用事実誤認がないか、またその解釈や論拠に不正確さや誤解を招く表現がないかを、批判視点から検証します。

確認が済み次第、主要ポイントごとに整理した上でご報告いたします。少々お待ちください。

1.エッセイ全体の事実検証

このエッセイに述べられている歴史的・社会的論点は、概ね史実資料に基づいており、大筋で正確です。古代ギリシア哲学者による民主政への批判プラトンアリストテレス)やポリュビオス政体循環論、ローマ共和政崩壊原因、アメリカ独立宣言理念冷戦期のCIA秘密工作現代アメリカの「ディープステート陰謀論福音派終末論世界観イスラエル支持、さら第二次大戦期のファシズム台頭の教訓など、多岐にわたる主張が展開されています。**これらの主張のそれぞれについて、史実との照合を行った結果、エッセイに明らかな虚偽は見当たりませんでした**。以下に、各ポイントごとに根拠となる事実関係検証します。

2. 論拠ごとの詳細な検証解釈

エッセイ説明はこのポリュビオス理論と一致しており、\*\*「民主政衆愚政へと堕落する過程」\*\*についての記述個人自由公共利益を損ない無秩序暴力に陥る)は、ポリュビオスが説いた民主政から無政府状態への移行と同じ現象を指摘しています。したがって、この点も史実に沿った主張です。

以上の歴史は、**どれほど堅固に見える政治体制でも、極端な経済格差権力闘争(安定した政権交代の仕組みがないこと)が内部矛盾となって崩壊しうる**ことを示していますエッセイ記述はこの歴史的経緯と一致しています

2025-06-26

anond:20250626125317

ヲタ活とAI検索機能は確かに相性悪い。

けど「第二次大戦イギリス軍作戦群をレポート形式にしたいな」って時に分野ごとに分けて

そこから肉付けする作業AIに伴走してもらうとめっちゃ捗るよ。

AIにチカラ見せてもらおうか…って挑むより、ミリタリー詳しい友達が一人増えたなという感じで何かについて語りたいときに、ChatGPTとかはええ感じの相槌を打ってくれて気持ちいい

Permalink |記事への反応(0) | 22:58

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2025-06-23

anond:20250623093439

YES

小説中では「金髪さん」って呼んでる

あと、出陣前に陰毛もらったら無事に帰還できるって俗説を聞いてきて、寝た直後におねだりするけど断られてる(そして案の定アムロ戦死する)

…それ丸っきり第二次大戦のよくある逸話ですよねカントクったらもう!😆

Permalink |記事への反応(1) | 09:47

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2025-06-13

ChatGPTに再現困難な奇跡発明発見ランキングにしてもらった

10位 黄リン発見錬金術が生んだ最初元素

17世紀ドイツ錬金術師ヘニッヒ・ブラントは大量の人尿を蒸発させる実験中に、夜光を放つ不思議物質を偶然取り出しました。これが元素リン(黄リン)」の発見です。ブラントは「賢者の石」を求めて尿に含まれる未知の物質を探していましたが、その過程で思いがけずリンに辿り着きました。当時は元素概念すら確立されておらず、尿から得られた発光物質は人々を驚かせました。その後、リンマッチ肥料、発煙弾など幅広く利用され、化学の発展に寄与しました。初めて人類人為的発見した新元素として、科学史に残る画期的発見です。

第9位 張衡の地動儀 –世界初地震計の謎

張衡が発明した地動儀の復元模型国立科学博物館の展示より)。内部の倒立振子が揺れ方向を検知し、龍の口から玉が落ちる仕組みになっていた。

から1900年前、後漢科学者・張衡(78–139年)は世界初地震計「候風地動儀」を考案しました。酒壺のような青銅製の容器の周囲に8匹の龍、その下に8匹の蛙を配置し、地震動の方向によって対応する龍の口から玉が落ちて蛙の口で受け止める仕掛けです。132年、この装置は都では揺れを感じない地震まで検知し、数日後に遠く離れた隴西の地震発生を的中させたと『後漢書』に記録されています。当時としては驚異的な精巧さであり、内部構造の詳細は文献から推測するしかなく、現代科学者再現を試みても完全には解明できていません。まさに古代中国科学技術の粋と言える発明です。

技術水準との乖離:2世紀に既に地震の方向検知装置を実現しており、同様の概念西洋で登場するのは1500年以上後。

第8位 X線発見 – “見えない光”との偶然の遭遇

19世紀末、ドイツ物理学者ヴィルヘルム・レントゲン真空放電管の実験中に未知の透過放射線に偶然気づきました。1895年11月8日暗室陰極線管に黒紙を巻いていたところ、2m離れた蛍光板がかすかに光る現象発見したのです。彼はこの正体不明の光線を「X線」と命名し、妻の手を写した世界初レントゲン写真撮影しました。X線は人体や物体を透過するため医学への応用(レントゲン診断)を飛躍的に進展させ、物理学にも原子放射能研究など新たな道を開きました。当時の常識では考えられなかった「見えない光」を発見たこ出来事は、まさに幸運洞察が生んだ科学革命でした。

第7位 ダマスカス鋼奇跡の名刀を生んだ失われた鍛造技術

古代インドで生まれ中世イスラム圏で広まった「ダマスカス鋼」は、波紋状の美しい木目模様と伝説的な切れ味で知られる名刀の材料です。炭素を多く含むるつぼから鍛造され、高硬度かつ靱性を両立したこの鋼は、当時の他の金属材料凌駕する性能を示しました。しかし18~19世紀までにその製法は途絶え、「失われた技術ロストテクノロジー)」の代表例となりました。現代材料科学者刀鍛冶が文献と顕微鏡分析を基に再現を試みていますが、完全に同じ構造性質の鋼を作ることは依然困難です。近年の研究では、ダマスカス鋼中に炭化物ナノ構造存在することが判明し、その卓越した性質の一端が解明されつつありますとはいえ中世の鍛冶職人が達成した奇跡の技を完全に再現するには、さらなる研究必要です。

第6位 ギリシア火薬中世を制した謎の焼夷兵器

東ローマビザティン)帝国7世紀以降に使用した秘密兵器ギリシア火薬」は、水上でも燃え続ける恐るべき焼夷剤でした。粘性のある可燃性液体に点火して敵船に噴射するこの兵器は、帝国海戦における切り札となり、数々の勝利をもたらしたと伝えられますしかし当時の技術水準で如何にこのような燃焼剤を製造できたのかは謎で、製法は厳重な軍事機密として一子相伝され、帝国の衰退とともに14世紀までに失われました。松脂・ナフサ(石油)、生石灰硫黄硝石などを混合したのではないかとも推測されていますが正確な配合は不明です。専門家は「水面でも燃焼を持続し消火困難な点で、現代ナパームに近い化合物だったのではないか」と推測しています。このようにギリシア火薬は史上初の化学兵器とも称され、その実態は今も歴史家化学者を惹きつけています

第5位 ギザの大ピラミッド古代エジプトの超絶建築技術

エジプトギザに聳えるクフ王の大ピラミッド紀元前2500年頃)は、古代世界七不思議に数えられる史上最大級の石造建造物です。230万個以上、重さ数十~数百トンの巨石ブロックを極めて精密に切り出し、隙間なく積み上げた構造は、現代でも驚異とされますピラミッドの各面はほぼ正確に東西南北を向き、高さ146mもの建造物を当時の人力と簡易な道具のみで築いたその技術力には謎が残ります。どうやって巨石を運搬・加工し、精巧に積み上げたのか、統一的な説は無いものの、直線傾斜路や螺旋状の内部スロープを用いた説、てこの原理や水を使った浮力輸送説など様々な仮説が提唱されています。近年の研究実験考古学により一部再現も試みられていますが、それでも「完全には解明されていない」のが実情です。大ピラミッド古代人の英知と膨大な労働力が生んだ奇跡モニュメントと言えるでしょう。

第4位 ジェンナー種痘法 – 偶然がもたらした世界初ワクチン

1796年英国人医師エドワード・ジェンナーは、牛痘にかかった乳しぼり娘が天然痘に罹らないことに着目し、8歳の少年に牛痘膿を接種してから天然痘ウイルスを植え付ける実験を行いました。結果、少年天然痘にかからず、世界で初めて予防接種種痘)が成功しました。この功績により天然痘ワクチンが開発・普及し、人類はついに致死的感染症であった天然痘制圧1980年には地球から根絶するに至ります。興味深いことに、後年の研究ジェンナーが用いた牛痘ウイルスは実は馬由来の近縁ウイルス(馬痘)だったことが判明しており、この成功は偶然の産物でもありました。当時はウイルス免疫も未知の時代で、民間伝承と大胆な実践からまれ種痘法は、医学史上もっと奇跡的な発見の一つです。

第3位 ペニシリン発見 – 偶然が救った「奇跡の薬」

1928年英国細菌学アレクサンダー・フレミング培養中のブドウ球菌寒天培地に偶然生えた青カビに気付きました。奇妙なことに、カビの周囲だけ細菌の発育が阻止されており、このカビ(Penicillium属)が細菌繁殖を抑える物質を産生していると推論しました。フレミングはこの物質を「ペニシリン」と名付け発表しますが、当初は抽出精製が困難で実用化には至りませんでした。その後、第二次大戦下の切迫した需要もあって、フローリーらのチームが生産性の高いカビ株を用い大量生産法を確立し、ペニシリンは遂に人類初の抗生物質として実用化されました。これは敗血症肺炎など多くの死病を治療可能にし、無数の命を救った医学革命です。「偶然からまれた最も重要発見」とも称される所以です。

第2位 黒色火薬火薬発明) – 錬丹術士が生んだ爆発の素

古代中国唐代において、不老不死の霊薬を求めていた道教の錬丹術士たちは、硝石木炭硫黄を調合中に思いがけず激しい燃焼・爆発を起こしました。これが世界初火薬黒色火薬)の発明とされています。錬丹術の文献『丹経』(孫思邈による7世紀頃の著作)には硫黄などを調合する記述があり、「手順を誤ると爆発する」と警告されています。この記述火薬誕生につながったと推定されています発明当初、中国では花火兵器火薬が用いられ、やがてモンゴルを経由してイスラム世界からヨーロッパへ伝播し、中世後期以降の戦争様相を一変させました。火薬の登場は兵器火器化を促し、城塞甲冑概念刷新するほど後世に絶大な影響を与えました。錬金術副産物とも言える偶然の発明が、人類歴史を大きく動かした例です。

第1位 アンティキティラ島機械2000年先を行く古代歯車天文計算機

ギリシャアンティキティラ島沈没船から発見された「アンティキティラ島機械」の主残存部品国立考古学博物館所蔵)。複雑な歯車が幾重にも組み合わさっている。

1901年地中海の難破船から発見された錆び付いた青銅塊は、後に古代ギリシアアナログ計算機であることが判明し、世界を驚かせました。紀元前後1~2世紀製作推定されるこの機械には、少なくとも37個の精巧歯車が組み込まれており、太陽や月の運行日食月食の周期、オリンピア競技の開催周期までも再現予測できる構造でした。解析によれば、ハンドルを回すことで内部の歯車列が天体位置演算し、文字盤に年月日や天文現象を表示したといいます。このような複雑な機械装置が再び歴史に現れるのは、それから実に千年以上後の中世後期であり、アンティキティラの機械は「古代オーパーツ時代錯誤的産物)」とも呼ばれます。当時知られていた天文知識を凝縮し、高度な金属加工技術実体化たこ機械存在は、古代人の科学技術水準に対する見方を一変させました。現代研究チームがX線断層撮影などで内部構造を解析し、復元モデル制作していますが、それでもなお解明されていない点が残るほどです。アンティキティラ島機械は、人類史上最も再現が難しい奇跡発明として堂々の第1位にふさわしいでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 23:18

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2025-06-10

第三次世界大戦

第一次、第二次世界大戦とは、近代化を遂げた列強による植民地争奪戦でした。土地の広さが穀物を生み、穀物の多さが兵士と馬を育て、広大な森林薪炭供給たからです。第二次大戦兵站の主力が自動車になったのは米のみであり、他国兵站輸送の主力は依然駄馬でした。

第二次大戦後、20世紀末までは大国間の戦争のない、一定範囲平和が維持されました。これは、戦後急速に化石燃料化学肥料合成樹脂安価に利用できるようになったからです。自国の兵の犠牲を払って領土を奪わずとも、動力ポンプ化学肥料で単収を増やし、薪炭に代わる化石燃料安価に輸入し、機械化を進めることで自国民の豊かさを拡大し続けられたからでした。

この流れが大きく変わったのが2000-2015年です。地球環境限界が明らかになり、温暖化とそれによる異常気象や海面上昇は疑うことができない事実となりました。世界中地下水位が急速に低下をはじめ、決して増えることとない化石水による灌漑をおこなってきた国は真っ青になります化学肥料必須化石資源であるリン鉱石も枯渇が見えてきました。国民の豊かさを維持するためには、他国を貧しくすることで国際価格を下げるか、他国へ侵攻して領土を奪うか、という非人道的方策しか取り得なくなってしまいました。

2014年以降、世界先進国による途上国支援は減少を開始しました。同時に後発発展途上国通貨は売られ、彼らの生存必須食糧購買力崩壊をはじめます。こうして2014年まで減少を続けていた飢餓人口は増加に転じ現在に至ります

その結果、国際市場における食料価格一定の安定が実現しましたが、それは、大増産を可能とする新技術が実現したからではなく、貧困国の購買力が失われたためでした。

飢えて死にゆく人々にとって、世界の終わりはもう始まっています

膨大な難民飢餓アフリカを離れEUアメリカを目指しましたが、両者は既に入り口を閉ざしました。政府第一存在理由が、自国民の生活水準を維持することである以上、それは当然です。

今後、多くの途上国飢餓が深刻化、多数が餓死するでしょう。そしてその次には、残された食糧生産力をめぐり、戦う力のある国家同士が壮絶な奪い合いを行う時代突入するものと思われます。それが第三次世界大戦の本格的な開始となるでしょう。

長い人類歴史の中で、淘汰され消えていった文明も多数存在します。いかに豊かさを謳歌した文明であっても、持続性を欠いていれば消滅するしかありません。自由と豊かさにあふれたローマ帝国は、当時の技術が届く限りの地中海沿岸全域を収奪し、砂漠化させた後崩壊しました。

私たち文明もそのようにして崩壊するのでしょうが古代ローマ人と異なり、私たち技術の手の長さは長すぎます私たち文明収奪を逃れることができる地域はこの地球にはありません。

この戦争は今までの戦争とは大きく異なります。従来の戦争目的相手国の政権打倒いくらかの領土獲得でしたが、今回のそれは徹底的な殲滅戦になるでしょう。なぜなら今必要とされているのは、水・農地資源であり、労働力ではないからです。相手国の人口のもの破壊対象であり、獲得すべきは無人土地です。このタイプ戦争に最も近いのは、西欧先住民のほぼ全員を虐殺した北米オーストラリア侵攻でしょう。その結果西欧は圧倒的な豊かさを獲得できましたが、その勝利体験重要な先例となるでしょう。

相手軍事施設破壊し、戦闘力を奪うだけでは済みません。都市が焦土となっても終わりません。無抵抗な人々を全員虐殺するまで戦闘は続くことでしょう。この戦争自国を守るには、国土全域の要塞化、全国民武装化、大量の弾薬食糧備蓄、いざというときすべての都市放棄する覚悟必須です。瞬発的な打撃力より、強靭な抗堪性が何より重要です。

世界株式市場は今だに高値を維持していますが、これは200年以上続いてきた世界経済の急成長が、今後も続くと投資家が未だに信じているからです。そんなおバカな話はないでしょう?ストックを食いつぶせば楽で豊かな生活が実現するのは当然ですが、限りあるストック(土壌・地下水リン鉱石・希少資源二酸化炭素の廃棄先としての大気)を消費し続ければ、終わりが来るのは至極当然のことです。

今、日本はあまり平和なため人々がこのような事態想像することは難しいかもしれません。しかし、この豊かさと平和を陰で支えているものが、環境資源の蕩尽であり、それこそが戦争を確実に引き寄せているのです。満足した生活を楽しんでいるうちは、開戦動機想像もつかないでしょう。しかし、その豊かな生活が脅かされるようになったらどうなるでしょうか?アメリカに引き続き中国肥料原料であるリン鉱石リン酸肥料の対日禁輸を断行し、その結果日本コメ生産が半減したら。 アメリカオーストラリア化石水が尽きて農産物の対日禁輸を開始したら・・・

中国自国リン鉱石肥料を賄えなくなったら、その中国EUモロッコに埋蔵されている最後リン鉱石を売らなかったなら、急激に穀物生産量が低下するであろうアメリカが、自国民の胃袋を満たすために海外侵攻を開始したら。

いずれも荒唐無稽な話ではありません。価値ある資源を消費すれば、その世代は豊かな暮らしを楽しめますが、次の世代は、廃棄物の山に囲まれ、水も土壌もない不毛の地への流刑が待っているのです。それを避けるために、国の子々孫々の人々を守るために、苦渋の中で開戦を決意する政治家が現れないと誰が言えるのでしょうか。

Permalink |記事への反応(1) | 10:06

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2025-06-09

anond:20250609224109

学校給食歴史とか見ると、最初米食からはじまったもの第二次大戦終結後は脱脂粉乳に合わせてなのか主食パンになってたんだよね。

今の状況が今後どのくらい続くか分からないけど、高騰が長引きそうなら給食パンがメインになってもおかしくない。

Permalink |記事への反応(0) | 22:51

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台湾台湾人のせいでもう終わり

台湾はもうおしまい

なぜなら台湾人が総統の頼清徳をファシスト扱いしてるから

 

頼清徳は野党国民党党員を大量に逮捕した。

その逮捕者数こそ多かったが、それは公文書偽造幽霊連署)など全て野党党員不正問題であり、手続きも全て裁判所令状を経ており適法である

それに対しヒトラーのようだとか言ってる台湾人さえいる。ドイツ人なら噴飯ものだろう。

また、亜亜という台湾在住の中国人インフルエンサー出国命令が出たこともあった。しかしそれは中国による武力侵略を煽っていた事が理由であり当然の話である外患罪にもならず国外退去で住んでるので寛大とさえ言える。

 

なぜ頼清徳がファシストと言われるかというと、中国共産党が世界反ファシズム戦勝というのを自らの正統性シンボルにしているからだ。

特に今年は反ファシズム第二次大戦勝利80周年と言って大々的に広報し、台湾独立派ファシストという単純図式を好んでアピールしているのだ。

その為、台湾与党ファシストと呼んでいる者がいれば、発言者中共工作員かその工作に感化されてしまっていると考えて良いだろう。

 

だいたいフリーダム・ハウスにおける台湾自由度スコアは100点中94点を誇り、国境なき記者団における報道自由度東アジア最高を維持するなど、国際NGOから依然として高い評価を受けている。

中国の脅威に対抗するあまり制度疲労が起きる危惧はされているが、それでも現状は危惧だけである

この事からファシズムとは程遠い状況であることが客観的に明らかである

 

しか台湾人は踊らされる。

国民兵庫県民化し、ネット情報鵜呑みにしてしま国民性へと変貌してしまたから。

中国政治工作によって翻弄され、国全体が兵庫県となった台湾明日はない。

中国の一部となり、全てを中共繁栄のために献上してください。

Permalink |記事への反応(0) | 13:24

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2025-06-06

anond:20250606172501

第一次・第二次世界大戦ともに、戦局の変化や外交の動きが日単位で起こる時期があり、リアルタイム進行のVTuber設定に非常に向いています特に以下の期間が候補です:

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第二次世界大戦1944年6月8月ノルマンディー上陸パリ解放

📅 日数:約80日間

📌 主なイベント数:20件以上(平均4日に1回以上の大事件)

主な出来事

6月6日:ノルマンディー上陸作戦D-Day

6月13日:V1飛行爆弾ロンドンに初着弾

6月27日:シェルブール陥落

7月20日ヒトラー暗殺未遂事件ワルキューレ作戦

8月1日:パットン三軍突破開始

8月19日〜25日:パリ蜂起〜パリ解放

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第一次世界大戦:1914年7月8月(開戦直前)

📅 日数:約30日間

📌 主なイベント数:10件以上(3日に1回以上)

主な出来事

6月28日:サラエボ事件オーストリア皇太子暗殺

7月23日:オーストリアセルビア最後通牒

7月28日:オーストリアセルビア宣戦布告

8月1日:ドイツロシア宣戦布告

8月3日:ドイツフランス宣戦布告

8月4日:イギリスドイツ宣戦布告

---

比較と特長:

時代 日数 主なイベント数 特長

戦国時代1582年) 21日10件程度 内政・移動主体密度は高い

幕末1867年〜) 90日20件以上政治暗殺クーデター多数

第一次大戦前夜 30日10件以上 開戦決定の外交劇が連続

第二次大戦転換期 80日20件以上戦闘・諜報・レジスタンス政治劇が入り混じる

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結論

戦争の転換点(特に第二次世界大戦)」は、1日単位地図が変わるため、VTuberリアルタイム配信に最適です。特に1944年夏は、地上戦空襲陰謀解放外交すべてが日々進行しており、没入感が高く、実況ネタに困りません。

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2025-05-30

安倍売国奴だったのか

プロンプト)

北方領土に関する安倍政権対応についてまとめてください。

(ChatGPT)

安倍政権第2次~第4次;2012 – 2020)の北方領土対応交渉の推移まとめ

時期 主な動き ねらい/背景 結果・評価

2012 – 2013 -就任2日後にプーチン大統領電話会談
-2013年4月モスクワ訪問で《北方領土を最終的に解決平和条約を締結する》共同声明領土問題を自らの手で”という首相の持論。対中包囲網意識し、対露関係戦略カードとして強化10年ぶりに交渉を本格再開。以後、日露首脳会談は計27回を数える

2014クリミア併合を受け日本も対露制裁に参加。しか欧米より規模を抑え、対話チャネルは維持 「プーチン訪日計画」は延期へ。制裁対話二股政権批判も強まる

2016 -5月ソチ首脳会談で**「8項目の経済協力プラン」**提示
-12月山口県長門東京会談:①島での共同経済活動に向けた協議開始 ②元島民墓参の航空機経済パッケージを梃子に「新しいアプローチ」で信頼醸成を図る領土帰属には踏み込めず、“経済協力だけ先行”との批判

2017 – 2018 - 共同経済活動の現地調査を初実施
-2018年11月シンガポール首脳会談1956年日ソ共同宣言(歯舞・色丹=2島)を基礎に交渉加速で合意 4島一括返還原則事実上棚上げし、決着優先へ大きく舵を切る国内世論賛否ロシア側は「主権は譲らず」と牽制し、防衛施設増強を続行

2019河野外相ラブロフ外相が精力的に協議も、ラブロフ氏「日本WWIIの結果を認めよ」と硬化。両国交渉枠組みは停滞 2島返還論すらロシア国内の反発が強く、妥協余地が縮小

2020(安倍退陣直前)ロシア改憲で**「領土割譲の禁止」**条項が盛り込まれ交渉余地さらに狭まる安倍首相退陣会見で「私の代で解決できず痛恨の極み」と述懐

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交渉手法の特徴と評価

1. 「経済カード」中心の新アプローチ

8項目プラン医療インフラ省エネ等)でロシア極東振興を後押しし、信頼を醸成する作戦

日本企業側は案件形成に苦戦し、島の法的地位曖昧にしたままでは投資リスクが残った。

2. 首脳レベル個人関係重視

安倍プーチン会談は8年間で27回。互いをファーストネームで呼ぶ場面もあったが、ロシア側の外交軍事上の既定路線を覆すには至らず。

3. 4島→2島への“地歩後退”指摘

1956宣言路線は“現実的”との評価もある一方、返還範囲を狭めただけでロシア要求主権認否・漁業権米軍不在保証など)はむしろ拡大した。

4.ウクライナ情勢の外生ショック

2014クリミア、2022全面侵攻(安倍退陣後)で対露制裁が強化され、北方領土交渉のものが凍結状態に。



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全体総括

成果:交渉の「空白の10年」を埋め、墓参事業の拡充や共同経済活動の枠組みづくりなど人的交流を一歩前進させた。

限界ロシア国内法(改憲)、安全保障環境悪化領土ナショナリズムに阻まれ領土帰属の具体的前進ゼロ経済協力も限定的で、日本側譲歩の割に実利は乏しいとの評価多数派

教訓:①経済インセンティブだけでは主権問題を動かせない、②国際秩序の変動が交渉環境を左右する、③国内世論理解を得る情報発信戦略レッドラインの明示が不可欠。

安倍政権の8年間は「平和条約締結へ最もエネルギーを注いだ時期」であったものの、領土問題は未解決のまま次政権へ引き継がれ、ロシア憲法改正交渉余地はかつてなく狭まった――これが2025年時点の到達点と言えます

−−−

プロンプト)

「4島返還事実上棚上げ」したという点が評価の分かれるところかと思います。「あくまで4島返還突っ張り続けるべきだった」という意見理解はできますが、そうした場合ロシアの態度はどう変化したと予測できるでしょうか。

(ChatGPT回答)

「四島一括返還要求を貫いた場合に想定されるロシア側のリアクション

過去の事例と交渉理論からの推測)

想定される反応 具体的根拠過去事例) 影響

① 交渉チャネルの“凍結/極小化”1990年代2012年日本が四島要求を堅持していた間、ロシアは1993東京宣言以外ほぼ動かず。2004年プーチン大統領が「歯舞・色丹の2島で平和条約を」と再提示日本拒否すると交渉は停滞首脳会談の開催自体が稀になり、技術協議も停止。

② “主権は議題外”との強硬声明エスカレート2010年メドヴェージェフ大統領国後島を電撃訪問日本大使召還ロシアは「わが領土だ」と反発/2019年ラブロフ外相ロシア主権交渉対象にならない。まず日本第二次大戦の結果を認めよ」と通告交渉の前提条件が「日本の四島放棄」になるため、議論入口で止まる。

③ 象徴的・軍事的既成事実づくりの加速2010年以降、ロシア首脳の島訪問インフラ整備・地対艦ミサイル配備などが続く。日本が強い抗議を出すほど、国内向けに「譲歩せず」を誇示する材料になる(例:2010年国後訪問、以後“さらなる訪問計画”と示唆防衛施設民間投資が進み、“現地のロシア化”が加速。

④ 国内法による“封じ込め”の早期化2020年憲法改正で〈領土譲渡禁止条項〉を明文化日本が四島要求を続ければ、条項挿入の動きがさらに前倒し・強化された可能性大。交渉の法的余地のもの消滅

⑤ 経済カードの失効 四島要求を掲げる時期はロシア側が「まず主権承認」と壁を立て、漁業観光インフラなど共同経済の芽が育たず(2016年以前の停滞期が実証極東投資エネルギー協力をテコにした信頼醸成の機会を逸失。

⑥ 対米安保懸念の前面化ラブロフ外相は「米軍存在交渉を複雑化」と繰り返し牽制。四島返還米軍展開の余地と見なし、ロシア世論は一層硬化。 「返還NATO東進アジア版」と位置づけ、対抗的な軍備増強の口実に。

⑦ ウクライナ侵攻後の“完全断絶”は同じか、むしろ早まる2025年現在ロシアは「日本は非友好国、平和条約を語る余地なし」と表明。四島要求継続なら、この断絶が2018年以前に顕在化した公算が高い。制裁と相まって、交渉ルートは完全閉塞。

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総合評価シナリオ比較

観点 四島要求を堅持した場合 実際に採られた「2島軸+共同経済路線

交渉継続性 早期に凍結。首脳会談の開催自体が困難。 2013〜19年に27回の首脳会談を実現、局所的に協議継続

ロシア国内政治ナショナリズム刺激→憲法改正・軍備増強が前倒し。憲法改正はされたが、少なくとも対話余地模索できた。

日本側の実利 墓参・査証簡素化など人的交流すら拡大せず。 航空墓参や限定的経済協力枠組みなど「小さな成果」は確保。

長期的展望 膠着・悪化ロシアが完全に4島問題を「終戦問題ではない国内問題」と規定し、議論テーブル自体消滅。 「領土帰属で一歩も動かず」という結果は同じだが、対話ルート保持により“凍結からの再開”余地わずかに残存。

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まとめ

日本が四島返還要求を貫いた場合ロシアの態度は「交渉自体拒否し、主権既成事実化を加速する」という従来のパターンさらに強化したと見るのが妥当です。

2010年メドヴェージェフ訪問2019年ラブロフ発言が示すように、ロシアは「四島は不可分の結果」「まず日本主権を認めよ」という“前提条件”を突きつけて交渉を凍結する傾向が顕著でした。

その延長線上で、2020年憲法改正のような法的バリア軍備強化は、より早い段階で制度化された可能性があります

結果として、**「少なくとも2島でも、平和条約締結で外交関係前進させる」**というカードすら使えなくなり、日本交渉余地は一層狭まったと予測されます

もちろん、実際に採られた「2島+共同経済路線領土帰属前進ゼロに終わりました。しかし、四島要求一本槍であった場合交渉の“入り口”さえ閉ざされ、現在より早い時点で完全凍結に至っていたというのが、過去実例ロシア側の一貫した主張から導けるシナリオと言えるでしょう。

−−−

アッキーの件で「安倍売国奴」って意見が多かったので尋ねてみた。

なるほどねえ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:53

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2025-05-25

anond:20250525200251

そもそも理論以前に、第二次大戦戦犯たる日本人とき

弱者属性ホルダーの原点にして頂点のユダ公様に口を挟めると思ってんのかって話だから

中立から話聞いてもらえる」とかリベラルさんはわめいてるけど、身分わきまえろよと

から我々にできるのは彼らがとことんやることやって、いったいどこまでオイタしたら国際社会からハシゴ外されるのか

チキンレースを低みの見物することだけだ

Permalink |記事への反応(1) | 20:22

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2025-04-16

第三次世界大戦が必ず発生すると仮定した場合にはトランプがやってることもあながち間違いでもないのかな

その第三次世界大戦核戦争へと発展しないと仮定してのことだ。

というか核戦争に発展したら世界は終わりなので、そこは考えても仕方がない。

核戦争にはならない形で、世界戦争が勃発したとき自国戦争物資生産できなければ詰みである

第二次大戦時のようにならなければならない。

再び製造業大国へとならねばならないのだ。

ただそう考えるとひとつ疑問が生まれる。

そもそも米国はなぜ自国製造業を守らなかったのか?

これを考えるには東西冷戦構造を思い出さなければならない。

東西冷戦自由主義資本主義陣営と、共産主義体制との闘いだった。

当時世界は両陣営に分かれていた。

米国目的として自陣営繁栄させねばならない、という使命があった。

歴史の結果から西側勝利したと知っているか現代人にはピンとこないが、当時の米国人にとってソ連冷戦勝利することが出来るかどうかなど到底わからないことだった。

とにかく共産主義陣営よりも繁栄をしなければならない。

そのためには戦争ジリ貧となったヨーロッパや、新たな同盟日本などを経済的に反映させねばならない。

そのためにはどうするか?

とにかく物を作れ。

産業を起こせ。

ものをつくれ、とにかくつくれ。

なに?ものを作っても売れなかったらどうするんだ?

馬鹿野郎。俺達が全部買い取ってやるよ。

ものを作ったら、じゃんじゃんアメリカに輸出しろ

俺達は西側繁栄の見本として、大消費社会形成する。

そして、お前たちが作ったものをじゃんじゃか消費(=購入)する。

からものをつくれ!そして繁栄しろ

、、、と。

そこで必要になるのが、強いドルなわけです。

ドルが強くないと外国からものをたくさん買えないでしょ?

いま、日本円って1ドル143円とかそのくらいでしたっけ?

日本円って高いときは1ドル80円台までいったんでしたっけ?

その頃の換算にしたら、高い高いと言われてるiPhoneだって今の半額くらいになるわけでしょ?

20万のiPhone10万で変えたらずいぶんお買い得感ありますよね?

あなたたちだってわず買っちゃうでしょ?

ね?

から強いドル必要になる。

米国から見て、これはお買い得だ!思わせるプライスになる必要があるから

そのための強いドル基軸通貨なわけです。

とはいえちょっとドルが強すぎるだろ、、、

アメリカ文句言い始めてニクソンがいろいろやったりプラザ合意とかでドルを安くしたんですけどね。

それでも相変わらずドルは強い。

そこらへんも是正しようとしてるんですねトランプは。

もう外国からじゃんじゃかものを買うのは止めだ。

これから自国生産したものアメリカ人は買う。

外国繁栄なんか知らん。

そんなことよりも第三次世界大戦へ備えなければならないのだ。

今のまま、もしも世界大戦が始まったら、アメリカは確実に世界最強の座から滑り落ちる。

なぜ?

戦争に勝てないからだ。

そんなことはあってはならないのだ。

そのための備えをするのはいつだ?

今でしょ!

今ならまだ間に合うかも知れない。

再びアメリカを偉大な国へと、その一歩を踏み出させるのだ。

Permalink |記事への反応(1) | 19:43

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2025-04-09

anond:20250408191209

ワイの今月の映画ベスト10を発表する。

1.アンジェントルメン

第二次大戦ナチスに対抗したイギリススパイ映画(なんと実話ベース)。

ちょっとしたピンチに、主人公ガリガリ活躍する俺ツエー系。

最後まで安心してみれるイチオシ現在、絶賛公開中。

2.デーヴァラ

戦闘と踊りが伝統の古き良きインド映画

消息不明になった主人公が姿を見せることなく大活躍する俺ツエー系。

舞台1970年代くらいかな。女性の扱いが割とひどい。

未来過ぎず、過去過ぎず、リアルインド人気質を感じさせる。現在、絶賛公開中。

3.ミッキー17

死んでも再生される職業についた主人公が、ある日、2人に増えてしまドタバタSFコメディ

定期的に記憶バックアップを取ることで、1体が死んでも、だいたい元の記憶をもった新しい個体

3Dプリンタで出力されることで再生するので、厳密には死の記憶バックアップ出来ないと思うのだが、

SFコメディなので気にしてはいけない。現在、絶賛公開中。


4.機動戦士Gundam GQuuuuuuX

シャア少佐ガンダムを奪い、赤いガンダムに乗って大活躍する、今までのガンダムとは別の世界線お話

TVシリーズが始まるので見ておいて損はない。そろそろ、公開終了間近。


5.白雪姫

初のラテン系白雪姫」で違和感が止まらない、ポリコレ体験映画

原作クラッシャーなのかどうかしらんけど、こういうミュージカル映画普通にあっていいと思うし、

なかなか見られないので見ておきたいところ。そろそろ、公開終了間近。



・・・他にも、色々見たけど、ベスト入りは難しいのでここまで。

教皇選挙はまだ観てないけど、たぶん上位に入りそう。

Permalink |記事への反応(2) | 11:42

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2025-03-27

anond:20250327102019

アメリカ人にとって第二次大戦太平洋チャプターはおまけだよ

ノルマンディーから始まってドイツがメインのストーリー

Permalink |記事への反応(0) | 10:23

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2025-03-26

anond:20250326160711

アメリカに何でもかんでも売って儲けてるのにアメリカが敵って率直にいって頭いかれてるだろ

第二次大戦日本もそうだったが

お前らの商品売ってる相手じゃん

Permalink |記事への反応(0) | 16:08

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2025-03-20

第二次大戦中の日系人部隊顕彰する記事を一時削除→抗議で復活 米陸軍省、DEI見直し

トランプ米大統領が進める「多様性公平性・包括性(DEI)」施策見直しにより、第二次大戦中に欧州戦線で奮闘した米軍日系人部隊の功績をたたえる記事が、米陸軍省の公式ホームページから一時削除された。日系米国人政治家や団体は抗議。現在は復活している。


問題記事は、日系2世を中心とした第442連隊戦闘団を紹介。2世兵士たちは、日米開戦に伴う「敵性外国人」との差別を受けながらも、欧州戦線ドイツ軍に包囲された米兵決死覚悟で救い出し、「敵だけでなく、偏見とも闘い、勝利した」(トルーマン大統領)と顕彰されてきた。

ジャップ他人事じゃないぞ

Permalink |記事への反応(0) | 14:39

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2025-03-12

仮にアメリカ台湾有事で前のめりになって関わっても、負けるんじゃないかと思う

なんでかって製造業が壊滅的だから

ウクライナでも露呈したけどアメリカはもう軍事品ですら生産が満足にできない

現状の装備だけだったらアメリカがまだNo1だろうけど

それらが破壊されて、2周目が始まったらアメリカの弱さが露呈すると思うわ

戦争継続能力では中国に勝てない

まり、一か月程度ならいいけど既存武器使用つくされたあとの、製造競争突入する半年とか1年とかはおそらく無理じゃないか

戦艦とか数か月でリカバリーできるほど作れないでしょ

中国破壊されても破壊されても作れると思うよ

これって第二次大戦枢軸国連合国関係ににてるよね

ドイツアメリカ戦車破壊しても破壊しても、アメリカ戦車製造して物量で攻めつづけた

戦争って継続能力大事じゃん?その点で今のアメリカって相当弱いと思う

Permalink |記事への反応(2) | 19:29

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2025-03-05

anond:20250305202516

第二次大戦中だとなんで関係ないのか

日本国憲法となんの関係があるのか(日本国憲法9条特定の話なら占領国の治外法権軍隊が核をもって駐留してるからでもう終了してる)

まるでわからないが

まあお前が論破だとおもうならお前の中では論破なんじゃない?

Permalink |記事への反応(1) | 20:29

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2025-03-03

anond:20250303152051

それでも生きてける現代日本って天国だとおもうんだけどね

第二次大戦で戦って死んだ人たちが夢見てた国だよ

ところがどっこい人間というのは衣食住だけでは生きられなかったという

まりにも虚飾性が強い

Permalink |記事への反応(2) | 15:22

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2025-02-20

anond:20250220132707

みんなわかってないが

ウクライナが勝つか負けるかは問題じゃないのよ

なんならロシア必死になってドツボにハマってるんだから西的にはこんな美味しいことはない

ただね?第二次大戦日本なんか300万人程度の誤差程度しか死んでないか原爆があ!とかバカみたいに騒ぐけど

原爆なんかカスみたいなもんで

ドイツとかロシアとか数千万死んでるので

流石にそれはやばいだろと言うことで戦争領土取るのはやめようぜという国際ルールになったのよ

からそれがOKになったら中国も当然台湾攻めるのもOKだし

また数千万なんなら今回は億死ぬかもしれないかウクライナどうこうの話ではないわけよ

そもそもウクライナが核を手放したのは列強全部の保証があった上だったわけで

それが信用ならないならもう北朝鮮が正しいって話

わっかるかなー

Permalink |記事への反応(1) | 13:33

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2025-02-17

関税貿易について復習しようず

トランプ関税で「日本自動車関税ゼロなのか」って言ってる人が多くて気になった。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20250215/k10014723331000.html

自動車だけじゃないよ、日本工業産品全て輸入関税ゼロだ!

ある時期まではそれでも勝ってきたのだね。というか、勝ってきたので関税を下げていったのだ。

いつからゼロに?遥か70年代前半からだ。

誰の指導で?そりゃ勿論アメリカさ。

 

長ったらしいからよ結論先に書くぜ。

1.日本工業産品関税ゼロ

2.世界的にも工業産品は関税撤廃に向けてすすんでいた

3.農産品関税撤廃で紛糾したのがグローバリズム批判嚆矢

 

日本復興経済成長というのは相当とんでもないもので、焦土から25年くらいで世界トップレベル工業力を持つに至った。

そうなると今度は工業保護政策必要いから税率下げなさいとアメ様より指導を戴く。優等生路線に切り替えた戦後日本はそれに従い、70年代には税率ゼロになったってわけ。

この「指導」は日米貿易協定で対米関税失くせっていう要求だけじゃなくて、他の国とも貿易協定EPA)を結んで関税無くして行きなさいというのも含むわけ。

別に毎度直接そう言われたわけじゃないが最早それが戦後常識だったからそうやって来た。

 

関税の一覧は税関が公開しているんで暇な時に見るといいぜ。

https://www.customs.go.jp/tariff/2024_04_01/index.html

工業産品はあら方ゼロ。数パーセント掛かってる品もあるが、日本と良く取引があるASEAN諸国EU環太平洋中韓台などは協定ゼロとなっている。

色々調べると戦車とか野戦砲とか兵器だけには高関税掛かってるのとか発見できるぞ。でも兵器買うのって国家しかいないので関税意味いね

 

ウルグアイラウンドまで

こんな風に輸入障壁撤廃しようという流れで来て、先進国は大抵どこも工業産品関税ゼロになっている。

工業部門障壁撤廃出来た。それじゃ今度はIT頭脳労働などサービス農産品の輸入障壁撤廃して関税ゼロにしようず!となったのが、GATTウルグアイラウンドだ。WTO世界貿易機関)もこの時の合意で出来た。

だけどウルグアイラウンドはGATT史上初のつまずきになった。農業部門などで妥結出来なかったのだね。

 

なんで妥結出来んかったのよ?

農業ってのは国の根幹だし付加価値が低い産業なのであんま儲からない構造の所が多いのよ。それで補助金出して買い上げたりと各国保政策を採ってる。

それに農家ってのはどこも保守的。なので保守政党支持層なわけだ。

その農家不安定状態にしてしまうと政治不安定になるってわけ。ぶっちゃけ自由化ちゃう個人事業主農家が全滅して国際農業メジャーが全部かっさらって各地の農場プランテーション、みたいな事になりかねない。

から各国反対で農業部門の合意流産。これが現在までの経緯。

 

戦後パックスアメリカーナと呼ばれていたわけ

第二次大戦の原因は

1.ドイツ日本のようなならず者国家本質的特性にある

2.直前の保護貿易にある

連合国の総括は2.だった。1だったら日独分割占領したままで二度と復活しないように主権制限すればよいな。

でも2だと民生中心の工業国として立て直す支援をすべし、となる。

また戦勝国側も同じ轍を踏まないように経済ブロック化を防止しよう、という事で貿易協定国家のものから多国間一般協定にしようず、という流れになったわけだ。

ここで大事なのは植民地争いを復活させる意図はないか産業未発達の途上国は除外された。工業未発達なのに外国製品と競争しろ!とかは言わないってこと。

 

人民元ってどういう意味やろな

急に話が変わるが、中国人民元ってあるじゃん?なんで人民って付くんやろな?

それは以前は旅行者用の元ってのがあったかなのだ

社会主義では生産量も価格国家が決めていた。そこで海外から旅行者勝手通貨を使うと不安定要素になってしまう。そこで旅行者には普通通貨と違う通貨を持たせたの。そのレートも国家が決める。

個人会社輸出入独自で出来ない。輸出入出来るのは国家だけ。

ところが鄧小平以後の開放政策では市場経済を導入したので旅行者用元を発行する必要が無くなったわけ。旅行者が持ち込むカネは不安定要素じゃなくて市場の調整に任せるから。だから旅行者にも人民元持たせて法人人民元他国と決済出来るってなった。

 

脱線するが元は略字であって元は圓。日本の円も韓国のウオンもベトナムドンも圓を各国読みしたものなんよな。人民元日本円の通貨記号が¥で同じなのはこういうわけ。

 

まり共産勢力貿易自由化協定に参加したんだけど国家運営の都合上かなり制限があった。そして冷戦激化によって自由陣営共産陣営の2ブロックに分れてしまっていた。

その共産陣営の方は行き詰って統制経済放棄自由主義陣営の旗振り役は?アメリカだ。

から改革開放、ドイモイペレストロイカパックスアメリカーナは決定的になったってわけ。

 

日本復興西欧の没落

日本世界最大の鉄鋼輸出国。知ってた?日本は鉄の国なのだ

日本工業力が復興して急成長した原因は、朝鮮戦争特需なんかもあるが、元々のスターター軍港解体なんだな。

横須賀、呉、佐世保戦前の主な軍港だったが、その規模は今と全然違う。

例えば横須賀だと今なら街があって海の方が自衛隊米軍基地になっているが、戦前だと駅前から始まって全てが軍港ドック、宿舎、軍需工場、軍需工場工員向け宿舎/飯屋、軍に関係が無いものは一切ない。

敗戦後に軍は解体されるんで軍港都市であった3港はどうするかね?って事になった。そこで海沿いの海軍基地民間船の造船ドック、製鉄所に転換されることになったわけ。

因みにこん時に旧軍港市転換法という法律を作ってやったわけだが、施行されたばかりの日本国憲法には95条:一の地方公共団体のみに適用される特別法住民投票での同意必要とするって項目がある。そこでこの3市では住民投票を行ったわけや。

 

こういう感じで軍港廃止して造船所と製鉄所に転用した事が起爆剤になって各地い造船所が林立。日本は一気に造船と鉄鋼の国になったわけ。鉄は工業の基礎だからな。ここを押さえておいたのは強い

GHQプロパガンダ戦艦などの兵器を溶かしてビル鉄道などの民需品になるっていうポンチ絵があるがその通りになったてわけ。

その後家電や自動車などの民生品、エレクトロニクスといった軽薄短小産業シフトして行って造船トップの座は韓国に移った。因みに極東アジアは韓中日と造船トップ3国が密集する異常地帯なんだな。この三国世界の船の9割を造ってるんだぜ、いかれてるよな。

 

こうやって産業シフト成功した日本工業産品輸出量をメキメキ伸ばし、70年代初頭にはかなりとんでもないレベルになった。世界港湾扱い量のランキングの上の方が全部日本の港って具合だ。1位横浜、2位神戸、3位門司みたいに日本の港がずらっと並びその下にアメリカのが出てくるって具合だ。日本スゴイとか嫌いなんだが、20年前は焼野原なんだぜ?イカれた復活具合だよな。

 

一方この頃アメリカ欧州はっていうとかなり停滞していた。アメリカ世界一の経済大国ではあったが国内疲弊し、ベトナム戦争長期化で病んだ若者が増え、日本製品に国内産業が負けつつあった。

欧州では植民地独立問題で揉め、労組抵抗産業転換が進まなかった。植民地独立したら産業構造が変わって国内経済ダメージがあるのは当然。それを引延ばして軍事介入などを続けていたので建て直しに時間が掛かった。

一方日本は負けてとっくに植民地を手放していたのでこういう問題に拘わずに済んだ。

もう一つは吉田ドクトリン憲法9条があるから武装できません~と紛争に一切拘わず防衛費負担も軽く、一方で日米安保防衛力は確保しておくという良いところ取りで全てを経済発展に注力するって算段。吉田吉田

ヨシオじゃなくて吉田茂だぞ。ただ吉田茂は経済発展が出来た後の日本再軍備して海洋国家として海軍力を高めるべしって考えだったけど。

同様に西ドイツも異常な発展を遂げていたので戦後は「負けるが勝ち」だったんやな。戦争を仕掛て負けたせいで信用されないという条件を奇貨としたってわけや。

 

で、現在

欧州の方はいつまでも停滞してグダグダやってたんやが、EU前身ECのせいで持ち直していった。EU発足後は急成長。70~80年代貧乏臭いヨーロッパはどっかに行ってしまった。

なんで、無関税障壁貿易自由化が全体の利益になるっていうのは前提なんだな。だがそのせいで国内矛盾が出るからやり方考えた方がいいぜっていうのがちょっと前まで各国が立っていた立ち位置

因みにEU圏内では無関税どころか税関自体がないんだが、域外からの輸入には工業産品で10%の関税を掛けている。

 

今のアメリカのアレは全方面おかしいけど、関税関連で言えば、そもそもこういう前提で今まで国際社会がやってきたって事を政権中枢が判ってねえんじゃね?ってところなんだ。国益の為に関税掛けたくても、それをやると国益を棄損するからやらなかったってこと判ってるのか?ってことやな。

関税合戦になると貿易が冷え込むから巡り巡って国益に反するしアメリカ場合パックスアメリカーナによる国益を失うという問題もある。

いや、共和党のやつらは判ってるよ。だって対外的に先頭に立ってやってきたのだから。だが新しい共和党人士、バナナリパブリカン達はそこを判ってないか反米的な政策国益と信じてしまうし、古いリパブリカンパージが怖くて言えないって状態じゃね?

この辺、昔オバマ対立するまで安倍さんが「戦後レジーム打破」を連呼していたのと被る。戦後政治やって作ってきたのって自民党なのに、その内容分ってないんじゃね?という疑念しかなかったな。

 

特に農業産品自由化で紛糾」のところを判ってるのか?というのも疑問で、例えばイーロンマスクが全連邦政府廃止すると言ってるがそうなると農産品市場原理で取引されて補助金は無くなる。穀物メジャー農家より強いか買取価格も引き下げられるだろう。農業はお天気商売から価格バッファ必要だが資本がそれをやるつもりはないだろう。そうなると農家は窮乏して小作化するんじゃね?

 

よくある質問

自動車関税報復関税掛けなくていいんですか?

アメ車って日本で売れてないっしょ?掛けても余り効果が無いんじゃね?

そもそもこの関税のせいでアメリカ自動車メーカー潰れるんじゃないんですかね?原料費跳ね上がるわけで。

それにトランプ政権の「信用の無さ」のせいで効果が無いと思われ。関税掛けると国内産の方が価格優位性が出るから国内工場が作られ、ラストベルトは救われるわけです。

でもさ、工業っていうのは原料を加工して利益を乗っけて売る訳だけど、工程の下の方ってその付加価値って極小なわけですよ。つまり製鉄業の利益率は低い。一方プラントは数百億円と超高額なわけで、20年くらい稼働させて元取るって感じ。

この時途中で需要が止まってしまうと投下資本が回収出来なくなって借入の場合倒産ちゃう。だから先行き不安な件では設備投資しない。

Amazon荷物で飽和してる時、ヤマト運輸物流拠点やす投資しないで仕事断ったじゃないですか。あれってAmazonがいつでも他社に乗り換える可能性があるから投資出来なかったわけです。

本件でも同じで、トランプ関税がずっと続くと考える人はいないわけ。すると製鉄メーカーは新製鉄所を建てる事が出来ない。

しゃーないか関税払って同じ鋼板を2.5割増しで買うか、もっと安い地域の鋼板に切り替えるかってなる。安い鋼板に切り替えて失敗した例は70年代イタリアにあって、フィアットと新たに半国営化したアルファロメオの鋼板を安いソ連製に切り替えたら防錆処理されてなくてあっというまに車は錆で腐ってブランド価値低下となったことがある。

商売に信用が大事なのは国家も同じ。経済的信用って「履行してきた」ことで蓄積されるものでしょ?急に政策を変更する、前の政策の影響、意味を判ってるか疑問となればネットナードは騙せても商売人は無理なんじゃ?

から鉄鋼メーカー設備投資して増産出来ない→自動車メーカーコスト高解消できないって状態が続くと思います

 

日本の特長っていうのは天才の芽は出にくいけど底上げされてる事ってよく言われる。文盲いないし教育程度が満遍なく高い。アメリカ高校まではかなり緩いし街中で常識問題出して何も知らないのがネタにされたりする。

自分のいる場所社会的にどうやって構成されているか、直情的以外に利益判断できる基礎を叩き込むという思想社会科教育課程は作られている。

から基礎的な社会構造無視して自尊心鼓舞するような旗振りが現れた時の耐性は日本の方があるんじゃないかと思うんだ。グローバリズム批判しながら農業補助金カット農家瓦解みたいな未来提示された時に「そっち行くわけないだろばかかお前」と言えるってことだ。野菜なっちゃう人もいるけどな。

反グローバリズムにもちゃん意味はあるんよ。だがそれが言葉が遊離して農業保護に反する事をしようとしても気が付かずに、DSだのウォークだのというように成ったら義務教育意味がないじゃん。

あっちは光の速さでもう26世紀を生きているが日本は順当に500年掛けて行けばいいと思うのだ。野菜栽培にはスポーツドリンクじゃなくて水上げればいいという知識重要なんだ。

今の工業関税率がほぼセロ農業分野で紛糾して止まってるという知識は水だ。水はつまら飲み物だ。

だが水を大事にしないと関税競争仕掛ければ国内保護というスポーツドリンク栽培法に飛びついてしまうってこった。

Permalink |記事への反応(9) | 18:33

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2025-01-04

国際連合the United Nations)」を「連合国」と訳すべきという陰謀論

が間違っているいくつもの証拠を上げる。

 

連合国」はtheAllies訳語として第二次大戦から使われていた

与謝野晶子非人道的講話条件」(1919年)は、第一次大戦戦勝国たる「連合国」の非道さを責める。

この時点でthe United Nationsという言葉は当然存在せず、「連合国」がその訳語であることはありえない。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/3641_6552.html

 

国際連合」は「国際連盟」に習ってつけられている

もしこの↑「連合国」の用法がなければこれをthe United Nationsの訳語にしても良かったかも知れないが、国際連盟の後をつぐ機関である国際連合にこの名前をつけたのは適切であると言える。

(実際、中国語ではtheAlliesを「同盟国」と訳す一方で、国連を「連合国」と訳す。これはこれで使い分けられていて論理的である。)

 

英語以外では名前が違う

英語と並んで文書作成公用語とされるフランス語では、l'Organisationdes Nations Uniesであり、明確に「国際機関であることが示される。

 

そもそも、united ◯◯って「連合◯◯」って訳すのが普通か?

the United Arab Emirates、the United States of Americaなど、単純に「連合◯◯」と訳さな言葉はいくらでもある。

これを訳さないこと自体に深い意味があるというのが、まったく印象操作のでたらめである

 

結論陰謀論は印象論から

かように、陰謀論は「論理的に繋がってないことをさも繋がっているかのように見せる」ことで成り立っている。

日本語特に翻訳などにおいて意訳のような言葉遊びのような陰謀論が作られやすい。

「その言葉はいから使われているのか」「定義はどこに載っているのか」そういう事実にあたるようにすることで、こういうデマ簡単に見破れるのである

Permalink |記事への反応(0) | 04:59

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