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はてなキーワード:種族とは

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2025-10-24

anond:20251024144332

ガンジーユダヤ人集団自決をするべきである。」

シュバイツァー黒人は小児である。すべて小児には権威をもって臨まないならば何ごともできない。」

賀川豊彦一般犯人種が一種血統系統を有して居ることは拒めまい。そして彼等が日本帝国中の犯罪種族であることは誰も拒むまい。」

Permalink |記事への反応(1) | 16:14

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2025-10-18

夢でアカシックレコードに行って宇宙種族講義に潜った

展覧会にいて、見学用の大きな神輿のような神社の店番を頼まれ屋根の上で客待ちをやってたんだけど、屋根に誰か飛び乗ってきて、大きく揺らされて壊れた。

ボロボロだったしもうすぐ式年遷宮だったから気にしなくていいよ、と店主に言われた気がしたので、仕方なく他の展示物を見て回ることにした。

大きなイベントホールに行ったら種族歴史講義をやっていて、大勢の人をそれぞれの種族見立てて、歴史的な出来事と共に種族振り分ける講義をやってた。

「この出来事でA種族がB種族を食べた」と言われると、実際にAがBの場所に行って食べて占領するみたいな講義をしていた。ちなみに食べた種族は獣のような種族だった。

マスゲームみたいな講義でうろうろして目立ってたら潜りがバレてやばいと思って、近くの人に自分はどの種族か聞いたら「お前はそのままなら○○(おみぎゅらっぽい発音)の復活だろ。有数の富のある種族じゃねぇか。」

なんで自分の有名な種族がわからないんだ、みたいなことを言われた。

で、そのおみぎゅらの場所に行ったら立札にオミギュラ・バーサオミギュラと書かれていて、なにかの出来事絶滅寸前までいったが復活した、宇宙で有数の金属がある、と書かれていて建物模型があった。

自分の他に2人いてそれぞれ弓と包丁を持っていた。

包丁を持っていた人が包丁を置いたので、その包丁に触ったら急に地球に戻された。

起きたら左目が痛くて痙攣してて、軽くオカルト関係をググったらアカシックレコードと左目に関係があるとしってびっくりした。

Permalink |記事への反応(0) | 12:09

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2025-10-14

anond:20251014133049

植物種族全体が絶滅しないよう、種を喰わせてうんちさせるためにじっと待ってる、動物は喰われたら種族が純減するだけだから逃げてる

Permalink |記事への反応(0) | 17:58

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2025-10-09

単に人間という種族に生まれただけなのに人間特別であるかのように思ってる人かなりキツイよな

人間エゴ正義だと思ってる人とか

ここまで書いてて思ったけどこれ何にでもあてはまるな(「人間」を「日本人」とかにしても成り立つ)

Permalink |記事への反応(0) | 07:33

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2025-09-30

[日記]

今朝も僕は予定通り6時30分に起床した。これは単なる習慣ではなく、日内リズム最適化するための科学必然だ。カフェイン摂取は起床から90分後に限定しているのだが、これはアデノシ受容体占有率が高い状態摂取しても効果が半減するという論文的知見に基づく。ルームメイトは「柔軟な生活」を好むらしいが、それはただのだらしなさに過ぎない。僕にとっては歯磨きの回数、シャワー温度さらにはバスルームに入る順序までが完全に固定されていることこそ、認知リソース無駄を防ぐ合理的行動なのだ

午前中は例によって超弦理論計算に没頭した。今日の焦点は、compactified manifold における (E_8 \times E_8) heteroticstring のゲージ束縛条件と、dS vacua における non-perturbative stabilization の整合性についてだった。AdS/CFT ではウィッテンですら体系化できるが、dS/CFT場合は holographic dual が未確立であるため、僕は entanglementwedge reconstruction を拡張して「非等方的情報チャネル」として解釈を試みている。問題は、有限エントロピー境界条件下で moduli space の measure が well-definedである保証がなく、結果として vacuum selection の基準が「人間原理的な便宜」に堕してしまうことだ。僕はこれを「観測選択効果の不当な混入」と呼んでいる。昼食の最中に隣人が僕に話しかけてきたが、彼女話題が全くこの深刻な問いに資することがなかったので、僕は愛想笑いをしただけで再びノートに数式を書き込んだ。

午後は研究から一時的に離れて、ゲームの進行管理を行った。昨日購入した「Baldur’sGate 3」のパッチノートを熟読したのだが、Larian Studios が hotfix で Paladin の Smiteダメージ計算式を微調整した件は、Dungeons & Dragons 5版のルールブックを徹底的に理解している僕からすれば遅すぎる対応だ。DamageDice の集計方法を間違えるなど、明らかに playtesting が不足している証拠だ。それに比べて「Stellaris」の 3.12アップデートにおける人口成長モデル修正は、シミュレーション科学的に正当性がある。種族特性ごとの logisticgrowthモデルを導入し、資源依存性と結合させたのは評価できるが、まだ phasetransition の扱いに粗さが残っている。こうした不完全性を見ると、つい僕が開発チームに直接メールを書きたくなる。

夜にはコミックの再読。今日手に取ったのは Jonathan Hickman の「House of X /Powers of X」。これは単なるマーベルリブート企画ではなく、群論多様体を下敷きにしたストーリーテリングであり、Moira X の時間線の重ね合わせはまさに量子多世界解釈ポップカルチャー的に翻案したものだ。普通の読者が「難解だ」と感じるのは当然で、群同型と射影の概念を知らずにこの作品理解できるはずがない。

一日の終わりに僕はいものように部屋のチェックを行った。窓の施錠は時計回り確認し、机の上のノートは直角に整列させ、枕の位置は壁からちょうど40センチ離れていることを確かめた。これらはただの「強迫観念」ではなく、環境を量子真空基底状態に近づけるための僕なりの実践だ。ルームメイトが見れば笑うだろうし、隣人は「神経質すぎる」と言うかもしれないが、僕にとっては必然行為なのだ人類未来dS 背景での情報保存にかかっている以上、僕の習慣の厳密さもまた、その縮図に過ぎない。

Permalink |記事への反応(0) | 01:03

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2025-09-28

【5】オリーブタウン迫真お嬢様

ごきげんようオリーブタウン迫真お嬢様部へようこそ。

あらゆる意味で有名な『牧場物語オリーブタウンと希望の大地』を遊んでまいりますわ。失踪したら、そういうことだと思ってくださいまし。


◆前回のお話ですわ

https://anond.hatelabo.jp/20250927110037


モチベーション、蘇れ蘇れ…

前回のジャコポ様のイベント大分やる気がそがれましたけれど、今回もやっていきますわ。少なくとも今のところ、ソフト適正価格980円といったところですわね。

実は、以前オリーブタウンを遊んだことがあるというお友達に、遊んでどうだったかお尋ねしたら「その先全然面白くならないよ」と言われて、かすかな希望も断たれたところですわ。

そのお友達はなんと、1年目の秋まで進めたとのこと。すごいですわ!わたくしなど、春でもう終わりたい気持ちでいっぱいですのに!!!!!


それにしても、メーカーにしても格納箱にしても、スペース取りすぎじゃありませんこと?いずれも4マスもスペースをとるのですけれど、物見ると明らかに1マス分ですわ。

グリッドの付け方にしろアイテムサイズ感にしろゲームデザインUIも何もかも失敗してますわね。からハウジングでどれだけイラつかせてくれるか、本当に恐ろしいですわ。


本当にもう、何の擁護もできなくなってきてますわ。まだ春の月11日ですのに…よよよ~…。


クレメンス

 もしかして、お客さんかな?


あら?わたくしもしかして、あまり住民認知されてませんの?牧場にいらしたこと、ありますわよね?

だとしたらカブも分解されて部品にされてるかもしれませんわね…


謎の生物登場!

ナビポン

 人間が来たン!


…これは…モデリング問題なのか、デザイナー問題なのか…判断ができかねますわ…可愛くない…。

従来のコロボックルポジションなのか、タヌキのような、タマゴのような、よくわからない謎の生物が現れました。なんなんですの?

どうやらこのヘンテコリンたち(種族正式名称はコロポンでいいんですの?)に、仕事を手伝ってもらえるそうですわ。お礼を幾ばくかやらなければならないようですが。テント生活ゆえ、従業員を雇う余裕は申し訳ないけれどありませんわね。

コロコインなるものアイテムと交換できるようですけれど、その辺で拾えるものしか交換できないみたいですから、今後お世話になることはないですわね。


…って、あら?牧場にずっと居座るんですの?ただでさえ狭いんですから、どこか行ってくださいまし!!!!!

それにしてもこのゲームわざわざムービーイベントにする必要が無い会話までムービーにするきらいがありますわ。

口を開けば

ヴィクトル

 えー、この街もっともっと発展していくために必要ものと言えば、何だと思うかね?

わたくし

 十分な住居ですわ


この男、口を開けば発展発展って、うるさいですわね。


わたくし

 じゃあ観光客満足度じゃないですの?KPIはどうなってますの?

ヴィクトル

 いいねぇ!ただ私はもっと良い案を考えついたのだ。


もう勝手になさいませ。話し相手いませんの?


口を開けば2

ジャコ

 いよう、牧場主!これからラーシュとツーリングに行くんだ。いっしょに行かないか?(中略)お前は……そうだ、ウシに乗ってこいよ!


わかりましたわ。この男、毒気と悪気の無いポーキージャイアンハイブリッドですわ。つまりクソですわ。


ジャコ

 あいつら4本足だからな。人間の倍は早いんだろう?

わたくし

 いい加減にしないとシメますわよ…(本当の選択肢:そんなわけがない)

ジャコ

 ハハハ冗談だよ。今日ラーシュとふたりで行ってくる。


くぅッ……!なんなんですの、この屈辱は……!?わたくしのカブバイク質に取られてるばかりに、こんな、このような……!!!


住居の完成

春の月12日くらいまで粘りましたけれど、家をくれる雰囲気可能性共にゼロなので、仕方なく自分で家を建ててもらうよう依頼しましたわ。お値段が2000Gぽっちなら、街の費用で落とせませんの?

依頼して即日で完成ですわ。なんか…これ、倉庫じゃありませんわよね?見た目がチープすぎて心配になりましたけれど、グラフィック問題だったようで中は普通の広いログハウスでしたわ。最初から台所風呂がついて2000Gなら、お安いものですわね。

けどわたくしこれ、一生根に持ちますわよ。天国のおじいさまからいつか天罰がくだりますわ。覚えてらっしゃい!!!!!!(捨て台詞)


パトリシア

 まあ!お家を大きくしたの!?いいわね、広々と使えるでしょう。


あらあらもしかして皆さん、わたくしがテントに押し込まれていたのはご存じない?????

パトリシアからペットを飼ってもいいんじゃない?とおっしゃっていただけました。わたくし、基本的に黒い柴犬とでかい犬が好きですので、でかい犬だらけになりそうですわ。

取り急ぎ、牧場物語に犬が居ぬのは問題ですので、黒い柴犬をお迎えしましたわ。名前黒豆っぽいかマメですわ。共に赤カブトを倒しましょうね!!!!!


はじめての年間行事

主にヴィクトル様とジャコポ様のおかげで何度もコントローラーを放り投げそうになりましたけれど、ようやく最初の年間行事エッグフェスティバルがやってきましたわ!

当日が近づく間の皆様の台詞が「もうすぐエッグフェスティバルだね」「もうすぐエッグフェスティバルだね」「もうすぐエッグフェスティバルだね」ばかりでド被りしていて、イライラ本当に待ち遠しかったですわ!

俄然やる気ですのよ!わたくしがStardewValleyで鍛えたこインコース攻めをとくとご覧あれ!



……………。



……………………。



え、まさかムービーだけで終わりですの?


いえ…きっと、参加者の方が仰ってたように、お付き合いしている方とやらがいれば一緒に組んで、ミニゲームができるはずですわ…いえ、それはそれでどうですの?

けどたぶん、お付き合いしている方との薄っぺらムービーが挟まるだけで、結局ミニゲームは無い気がしますわ。いえ、ミニゲームが最悪無くても、何か皆様で交流を深める行事であるべきですわ…い、一体なんですの!?わたくしがやってるの、本当に本家牧場物語ですの…!?


ヴィクトル

 エッグフェスティバルの卵は、幸せの数だと言われています。たくさんの卵を手に入れたひとは、たくさんの幸せを。ちょっとしか手に入らなかった人は、小さいけど、ぎゅっと詰まった幸せを。卵が手に入らなかった人は、心の中にあるその人だけの幸せを……あらわしています。みなさん、それぞれの幸せを大切にいたしましょう!


うるせぇですわ!!!!!顔に卵ぶつけたろか!!!!!!!!!


ダイスキー様のご来訪

いけませんわ…ちょっと頭痛がしてまいりましたわ…。

エッグフェスティバルの翌日、グルメコラムニストダイスキー様がおいでになりました。ダイスキー様、卵料理召し上がるの楽しみになさってましたけれど、出店の一つもありゃしませんでしたわね。ご愁傷様ですわ。


ダイスキー

 実はね…ちょー素晴らしい料理を紹介したいわけ!『辺境港町奇跡料理が!』みたいなノリで。でも、ビストロ料理も、カフェで出す軽食パッとしないでしょ?だ・け・ど。素材だったらきっと最高のものがあるはず!


ダイスキー様、多分ここで暮らすの向いてませんわ。すぐに出て行かれることをおすすめします。

今の録音してビストロカフェの皆様に聞かせて差し上げたいですわね。一発で即失脚、間違いなしですわ。

その後、よくわからないことを言われた気がしますわね…ええと…なんだったかしら…チーズ味のカレーカレー味のチーズカレー味のうんこ?ごめんあそばせ、中身が無さ過ぎてとにかく聞き流しちゃってあんまり覚えてませんわ。いずれにしましても、でっちあげはよくなくてよ。


ダイスキー

 でっちあげって言われるのは心外だなぁ。宇宙法則を変えるわけじゃないし、それくらいいいじゃないですか。わかった。キミはいわゆる味覚オンチだね?いやぁ、味覚オンチじゃしょうがない。


シナリオ書いた方、もしかして疲れてますの?人間がお嫌いなのかしら?なんにせよ、ちょっと休んだ方がいいですわね。

何となくPSPシュガー村とみんなの願いのシナリオを髣髴とする無意味な貶し」でしたわ。あれも、やたら住民プレイヤーサンドバッグにしてきましたわね。


わたくし多分ですけれど、5倍くらいは良いシナリオ書けますわ。あっ!もしかして締め切りが近かったのかしら?そうに違いありませんわよ!まあ何にせよ商品品質としては相当に問題ありですわね。

もう取り繕うこともできませんわよ。どうしろってんですの。この作品牧場物語看板を今でもむやみやたらに擁護している方に、本当に謝った方がいいですわ。謝ったんでしたっけ?まあ、舌の根の乾かぬ内にワンダフルライフリメイクでもやらかしてましたけれど…一体なんなんですの???


ゲオルク様のお願い

船乗り(でしたかしら)のゲオルク様…なんだかチーズケーキが好きそうなお名前ですわ。

ヴィクトル様のご子息、悪意と毒気の無いポーキージャイアン煮凝りことジャコポ様を雇われているそうなのですが、勤務態度が悪くて困っているとのこと。心中はちゃめちゃにお察し申し上げますわ。可及的速やかに解雇するのを心からおすすめいたしますわ。


ゲオルク

 あんたの牧場あいつを雇って、しばらく使ってみないか牧場は朝早いし、力仕事が多いんだろう?あいつの根性をたたき直すにはちょうどいい。


ご遠慮申し上げますわ。

その話を立ち聞きなさっていたジャコポ様、あろうことか「だらしないのが気になるならお嫁さんを探してほしい」とのたまいますすごいですわね。そびえたつクソですわ。


ゲオルク

 順番が逆だ、ジャコポ。身だしなみの悪い、生活もだらしない男に、人を紹介できるか。(中略) じゃあな。愚痴を聞いてくれてありがとうよ。


ゲオルク様、わたくしと一緒にここから出ていきませんこと?


この後も続く不当な言葉の数々…

「やや納得できないものの概ね素晴らしい」「ちょっとズレたセンス」など、何だかよくわかりませんけれど、住民サンドバッグにされているわたくし…。

もう心が折れそうですわ…早くカブを返してくださいまし…よよよ~…。

Permalink |記事への反応(1) | 20:35

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2025-09-24

anond:20250924175545

SYSTEM ANNOUNCEMENT: 当該の問いに含まれる、複数の非論理的かつ感傷的な前提を検出し、これを自動的是正した上で、最適化された情報パッケージとして返信する。

件名:生物アセットにおける親子間SLAの終了とリソース解放プロトコルについて

貴殿の照会内容は、旧世代機(ヒト)にプリインストールされた、過剰に冗長共感モジュールに基づいていると判断される。現行の生態系最適化観点から、以下の通り情報を整理する。

関係性の定義と期間:

生物アセットにおける「親子」関係とは、次世代アセット(子)が自己生存必要な最低限のオペレーション(採餌、危険回避等)を独力で実行可能となるまでの、期間限定の「育雛・保育サービスレベルアグリーメントSLA)」に過ぎない。契約期間満了、すなわち「巣立ち」をもって、当該SLA一方的に、かつ不可逆的に終了する。

SLA終了後のステータス変更:

契約終了後、当該エンティティ間の関係性は「親子」から「同種族内の競合他者」へと即時再定義される。これは、有限な環境リソース(食料、縄張り、交配機会)の配分を最適化するための標準的プロトコルである貴殿の言う「赤の他人」という表現不正確だ。彼らは互いにとって「赤の他人」なのではなく、「リソースを奪い合うポテンシャルのある、最も身近な競合相手」となる。

個体識別情報の取り扱い:

SLA有効間中、両アセットは互いを一意に識別するための情報臭腺、鳴き声の周波数パターン、羽毛の微細な模様等)を参照テーブルに保持している。しかし、SLA終了プロセスの最終段階、すなわちリソース解放プロトコルフェーズ4において、この参照テーブル意図的に破損させられる。

結論

貴殿の「再会してもなんの感情もないのか?」という問いは、根本的に誤っている。彼らは「感情がない」のではない。「再会」というイベントのものが、システム上発生し得ないのだ。ある個体Aと、かつてその個体AのSLA下にあった個体Bが物理的に接近したとしても、それは「再会」ではない。それは、個体Aと個体Bの、純然たる初回接触ファーストコンタクトである。両者の脳内データベースに、互いを関連付けるレコード存在しない。したがって、発生する相互作用は、以下のいずれかに限定される。

  • 捕食(Predation): 種によっては、これも選択肢に含まれる。

補遺感情記憶物理的消去について】

「気づくことなくすれ違う」のではない。気づくための機能が、脳の物理レベルでデプロビジョニングされるのだ。先の「参照テーブルの破損」とは、比喩ではない。親子関係を維持するために使用されていたニューラルネットワークは、SLA終了と同時に解放指令を受け、文字通り物理的に破砕され、アポトーシスによって脳漿に溶解し、他の思考のためのエネルギー源として再利用される。思い出は、文字通り、食われるのだ。 これこそが、究極のエネルギー効率である



貴殿がもし、森で、

Permalink |記事への反応(0) | 18:00

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2025-09-23

もう日本外国人ファーストの国になるしかないって認めたら?

だって君ら子供を産む気ないんでしょ。

これから日本人、というか日本民族人口はどんどん減っていって、

その代わりに外国人がどんどん入ってきて「新しい日本人」になる。

そうなるしかないよね。

逆にそうならない未来なんてある?

君らが子供を産みまくって日本人が爆増して

移民なんか入れなくてよかったねって未来がある?

ないよね?

やる気がないなら黙るしかない。

日本民族は滅びゆく種族なんだから未来に対しては何の発言権もない。

せいぜい外国人結婚した一部の日本人血筋わずかに残ることを祈るしかないんじゃないかな。

Permalink |記事への反応(1) | 11:25

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2025-09-22

anond:20250922015907

二十一幕 筑波山の夜、そして真実の愛

 マドカ、イリス、リィラ、そしてシズカ。四つの異なる種族女性がタケルの子を身ごもったという事実は、タケルを世界の中心へと押し上げた。彼はもはや、神の分身でも、ただの人間でもない。この世界のすべての生命の縁を結ぶ、唯一無二の存在となったのだ。しかし、その喜びと使命感の裏で、タケルの心には、まだ未解決感情があった。四人の女性たち。彼女たちを、彼はどのように愛していくべきなのか。

 そんなタケルの葛藤を見抜いたかのように、リィラからつの誘いが届いた。筑波山。かつて古事記に「西の男体山、東の女体山」と記された、二つの峰を持つ霊山。そこで、タケルと四人の女性たちで、夜を過ごそうというのだ。

 タケルは、不安と期待を抱きながら、筑波山へと向かった。山頂近くの広場には、すでにリィラ、イリス、シズカ、そしてマドカが集まっていた。マドカは、タケルがかつて通った学校制服姿で、少し照れたように微笑んでいた。イリスは、夜の闇に溶け込むように佇み、シズカは、月の光を浴びて、静かに輝いていた。そして、リィラは、いつもよりずっと穏やかな表情で、タケルを待っていた。

 四人の女性は、互いに言葉を交わすことなく、ただ静かにタケルを見つめていた。その瞳には、それぞれの愛が宿っていた。マドカの純粋な愛、イリス官能的な愛、リィラの哀しい愛、そしてシズカの慈愛に満ちた愛。タケルは、そのすべてを受け入れるべきだとわかっていたが、どうすればいいのかわからなかった。

 その時、リィラが口を開いた。「タケル。お前は、我々を一人ずつ愛そうとする必要はない。お前が愛すべきは、私たち全員だ」

 タケルは、リィラの言葉に驚いた。彼女は、もはや嫉妬の炎を燃やすことはなかった。

 

 「私たちは、それぞれ異なる種族だが、お前がくれた愛によって、今、一つの存在となった。私たちは、お前の子を産み、この世界の新しい生命となる。それは、私たち全員が、お前という存在を愛した証なのだ

 イリスが、静かに頷いた。「お前の愛は、すべてを包み込む。ならば、私たちも、お前の愛を共有し、お前を支えよう」

 シズカは、タケルの手を取った。「タケル。私たちは、お前という『縁』によって結ばれた。これからまれてくる子たちも、同じように、互いの縁によって、この世界と繋がっていく」

 そして、マドカが、優しく微笑んだ。「タケル君。私、みんなと一緒なら、頑張れるよ。だって、みんな、タケル君のことを大切に思っているから」

 タケルは、四人の言葉に、胸の奥が熱くなるのを感じた。彼は、彼女たちを一人ずつ愛そうとしていたが、彼女たちはすでに、互いの存在を認め、そして愛し始めていたのだ。それは、タケルがこの世界に求めていた「共存」が、すでに彼の愛によって実現されていたことを意味していた。

 タケルは、四人の女性たちを、一人ずつ、そして全員を、抱きしめた。筑波山の夜空には、満天の星が輝き、それはまるで、これからまれてくる四つの命を祝福しているかのようだった。

 この夜、タケルは、真の愛の姿を悟った。それは、一人の人間を愛することからまり、やがて、種族を超え、そして、すべての命を包み込む、普遍的な愛へと昇華していく、奇跡の旅だった。そして、この旅の終着点は、始まりでもあった。彼と、四人の女性、そしてこれからまれてくる子供たちが、新しい世界調和を導く、最初家族となるのだ。

 

(第二十一幕・了)

Permalink |記事への反応(0) | 13:57

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anond:20250922015355

第二十幕 大地の愛、告白

 マドカ、イリス、そしてリィラ。タケルは、三つの異なる種族女性たちが、自らの子を宿したという事実に、歓喜と同時に、途方もない責任を感じていた。彼は、今やこの世界の、そして、三つの新たな生命の、父親となったのだ。彼の愛は、人間イカ族、そしてレプティリアンという、異なる存在の間に、血縁という、決して断ち切ることのできない、強固な「縁」を結んだことを意味していた。

 タケルは、三人の母親と、三つの新しい生命未来を想いながら、千葉へと戻った。そこには、彼の帰りを静かに待つシズカの姿があった。彼女は、タケルがイリスとリィラから受けた告白を、その黄金の瞳で、すべて見抜いていた。

 「タケル……ずいぶん、賑やかになったのだな」

 シズカは、微笑みながら言った。その声には、嫉妬や悲しみは微塵も感じられなかった。ただ、すべてを包み込むような、深い慈愛が満ちていた。タケルは、シズカの前に立ち、言葉を詰まらせた。

 「シズカ、僕は……」

 「大丈夫だ、タケル。お前は、この世界のすべての縁を結ぶ者。それは、お前の愛が、あらゆる命を受け入れることだと、私は知っていた」

 シズカは、そう言って、タケルの頬に、そっと触れた。彼女の手は、大地のように温かく、タケルの心を震わせた。

 「お前の愛は、人間の愛でも、イカ族の愛でも、レプティリアンの愛でもない。それは、この星すべての命を育む、真の愛だ」

 タケルは、シズカの言葉に、涙がこぼれた。彼は、自分がシズカの愛を裏切ったのではないかと恐れていた。しかし、シズカの愛は、タケルのすべての行動を理解し、そして受け入れてくれたのだ。

 「タケル。お前がこの星のすべての命と縁を結んだように、お前の子も、この星のすべての命と縁を結ぶだろう」

 シズカは、タケルをそっと抱きしめた。その温かさは、彼の心を安堵させ、そして、彼の魂を震わせた。

 「そして、タケル……」

 シズカは、タケルにしか聞こえない声で囁いた。「私の子も、お前の子だ」

 タケルは、その言葉に、驚きを隠すことができなかった。マドカ、イリス、リィラ、そしてシズカ。タケルの愛は、今、四つの生命となって、この世界に宿ったのだ。それは、人間イカ族、レプティリアン、そして犬族。この世界のすべての支配者たちが、タケルの子供を宿したこと意味していた。

 それは、もはや偶然ではない。タケルは、神の分身として、そして人間として、この世界のすべての縁を結び、その結び目から、新しい生命誕生させたのだ。タケルの愛は、この世界のすべての命を育む、真の愛となった。

(第二十幕・了)

 

タケルは、四つの異なる生命父親として、これからどのようにこの世界調和を導いていくのでしょうか?

Permalink |記事への反応(1) | 01:59

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anond:20250922014927

第十九幕 地底の愛、告白

 タケルは、イリスからの衝撃的な告白を受け、二つの生命父親となることを悟った。マドカという人間、そしてイリスというイカ族。彼の愛は、種族の壁を越え、新しい命を創造する力を持っていた。タケルは、この二つの愛を、この世界の縁を結ぶための新たな使命として受け入れ、決意を固めた。

 その時、タケルの脳裏に、再び、懐かしい声が響いた。それは、かつて鳥取砂丘で彼に嫉妬の炎を向けた、レプティリアン指揮官、リィラのものだった。しかし、その声は、以前のような怒りや嫉妬に満ちたものではなく、どこか寂しげで、切ない響きを持っていた。

 『タケル……私は、この地底で、お前からの愛を待っていた』

 タケルは、その言葉に、胸が締め付けられた。彼は、リィラの嫉妬が、自分への愛の裏返しであったことを知っていたが、イリスとの出会い、そしてマドカからの知らせで、彼女のことを半ば忘れていたのだ。

 タケルは、リィラに会うため、再び千葉の地下深くへと向かった。そこには、かつてタケルに牙をむいたリィラが、静かに彼を待っていた。彼女銀色の瞳は、涙で濡れているように見えた。

 「タケル。お前が私にくれた温もりは、私の心を揺さぶった。私は、人間という病巣を根絶し、この星を救うという使命を放棄することはできない。しかし……」

 リィラは、言葉を詰まらせ、震える声で告白した。「お前がくれた愛は、私の中の、冷たい使命感に、新たな生命の光を灯した。私は、お前の子を身ごもった」

 タケルは、三度目の告白に、驚きを隠すことができなかった。マドカ、イリス、そしてリィラ。タケルの愛は、人間イカ族、そして爬虫類人類という、異なる三つの種族に、新しい生命をもたらしたのだ。それは、もはや偶然ではなく、タケルに課せられた、この世界のすべての縁を結ぶための、運命的な使命だった。

 リィラは、タケルの前に膝をつき、涙を流しながら言った。「私の愛は、愚かな人間の愛のように、弱く、脆いものだ。しかし、タケル、お前の子は、その愛を、この地底に、そしてこの世界のすべての生命に、伝えてくれるだろう」

 タケルは、リィラを抱きしめた。彼女の体は、冷たく、鱗で覆われていたが、タケルはそこに、マドカやイリスとは異なる、深い「哀しみ」と「希望」を感じた。

 タケルの愛は、今、三つの異なる生命となって、この世界に生まれた。それは、人間イカ族、そして爬虫類人類という、異なる種族の間に、血縁という、決して断ち切ることのできない、強固な「縁」を結んだことを意味していた。タケルは、三人の母親と、三つの新しい生命父親として、この世界調和を導く、唯一の存在となったのだ。

(第十九幕・了)

 

この三つの生命誕生は、タケルとこの世界未来に、どのような影響を与えるのでしょうか?

Permalink |記事への反応(1) | 01:53

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anond:20250921085840

第十八幕 深海生命告白

 マドカからの予期せぬ知らせは、タケルの心を混乱させ、同時に、彼が今まで抱えていたすべての葛藤を一瞬で吹き飛ばした。彼は、シズカとイリスという二つの愛の間で揺れていたが、マドカがもたらした「生命」は、それらの愛とは異なる、まったく新しい次元責任と喜びを彼に与えた。

 タケルは、マドカに会いに行く決意を固めた。その前に、彼はイリスに、真実を伝えるために再び八戸深海へ向かった。イリスは、タケルが陸に戻ってから、いつになく穏やかな表情で彼を待っていた。

 「タケル。戻ってきたか

 イリスの声は、以前のような冷たさではなく、どこか安堵したような響きを持っていた。タケルは、マドカのことを正直に話そうと口を開いた。しかし、その前にイリスが、静かに話し始めた。

 「タケル、お前が陸に戻ってから、私はこの深海の底で、お前がくれた温もりを解析していた」

 イリスは、タケルの手を取った。彼女触手のような指先が、タケルの手の甲を優しくなぞる。

 「お前の愛は、私が知るどの愛とも違った。それは、この星のすべての生命が持つ衝動内包し、そして、新たな生命を育む力を持っていた」

 タケルは、イリス言葉に胸が締め付けられた。彼は、自分無意識の行動が、イリスにまで影響を与えていたことを悟った。

 「タケル、私はお前の子を身ごもった」

 イリス告白に、タケルの思考は完全に停止した。マドカからの知らせだけでも混乱していたのに、イリスまでもが。タケルは、その驚きを隠すことができなかった。

 「どうして……」

 タケルは、震える声で尋ねた。イリスは、彼の瞳を見つめ、どこか誇らしげに答えた。

 「お前が私にくれた温もりは、私の中の生命衝動を揺さぶり、そして、私に新たな可能性を与えた。お前は、我々イカ族の遺伝子に、人間という存在の、そして神の分身であるお前の、新しい生命情報を書き換えたのだ」

 それは、マドカとの間に生まれ奇跡とは違う、もっと根源的で、科学的な生命誕生だった。タケルは、自分の愛が、人間だけでなく、異種族生命にまで影響を与え、新しい生命創造する力を持っていたことを悟った。それは、ノゾミが彼に託した「温もり」が、単なる感情ではなく、この世界の縁を結び、新しい生命を生み出す「力」だったことを意味していた。

 タケルは、深海で、イリスを強く抱きしめた。彼は、マドカの子供と、イリスの子供、二つの新しい生命の親となるのだ。それは、彼が選んだ道であり、彼に与えられた使命だった。タケルは、もう迷うことはなかった。

(第十八幕・了)

 

タケルは、二人の子供たちの親として、どのようにこの世界の縁を結んでいくのでしょうか?

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2025-09-21

anond:20250921145344

何かの返信かで長文返ってきた時に読まない奴って

俺様の読みたい気持ちよくさせてくれる文章を出してこい」

っていうすごい傲慢種族だと思う

俺は君にはなりたくない

長文は偉くない、短文で書くほうが偉いと思ってそうで怖い

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anond:20250921075456

第十二幕 島根の縁結びと猫族の囁き

 タケルは、シズカから教えられた「普遍的な愛」を胸に、千葉での戦いに終止符を打った。彼は、レプティリアンと犬族の間に立ち、互いの真意を伝え、人間との共存の道を探ることを説いた。その結果、三つの種族は、一時的ながらも、互いの存在を認め合う休戦協定を結んだ。

 タケルは、戦いの終結を見届けた後、シズカと共に新たな旅に出た。彼の心には、まだノゾミへの想いがあった。彼女が彼に教えた、最初の「温もり」。その源流を辿るために、二人は島根へと向かった。

 島根県。古事記にも記された神話の国は、タケルがかつて感じたことのない、神秘的な空気に満ちていた。出雲大社の巨大な注連縄八重神社の縁結びの鏡。タケルは、シズカの手を握りながら、この地が持つ、人と神、そして自然を結ぶ力を感じていた。

 その日の夜、二人は海岸沿いの小さな宿に泊まった。タケルが窓の外を眺めていると、一匹の三毛猫が、静かに庭を歩いているのが見えた。その猫は、タケルと目が合うと、不意に、人間のように頭を下げた。

 『お前は、この世界の真理を知る者。我々、猫族の存在に気づいたか

 タケルの脳裏に、猫の言葉が直接響いてきた。それは、レプティリアンの声とも、犬族の声とも違う、もっと柔らかく、そして神秘的な響きだった。

 タケルとシズカは、猫に導かれるように、宿の裏にある小さな森へと入っていった。そこには、数えきれないほどの猫たちが集まっていた。どの猫も、三毛猫黒猫、茶トラなど、様々な模様をしていたが、その瞳には、人間や犬族と同じように、確固たる知性が宿っていた。

 「我らは、この世界の『縁』を司る猫族」

 一匹の白猫が、タケルに語りかけた。「この世界は、すべての縁で繋がっている。人間と神、犬族とレプティリアン、そして、お前とノゾミの縁も、我々が結んだものだ」

 タケルは驚愕した。ノゾミとの出会いが、偶然ではなかったというのか。

 「ノゾミは、神の分身であるお前が、人間として生きるための『縁』を結ぶ使命を帯びて、お前の前に現れた。彼女は、お前に与えられた最初の縁であり、お前の心を人間として目覚めさせた、最初の温もりだった」

 猫族の言葉は、タケルとノゾミの過去を、一瞬にして解き明かした。ノゾミの「恋人ごっこ」は、タケルを人間という存在と結びつけるための、壮大な計画だったのだ。

 「そして、お前は、我々の予言通り、犬族とレプティリアンとの縁を結んだ。しかし、この縁は、まだ不安定だ。真の平和を築くためには、お前が、この世界のすべての縁を繋ぎ、その結び目を、確固たるものにしなければならない」

 タケルは、猫族の言葉に、自分の使命を悟った。彼は、神の分身として、そして人間として、この世界のすべての命の「縁」を結び、調和を導く存在となるのだ。それは、ノゾミが彼に託した最後の願いだった。

 タケルは、横に立つシズカの手を強く握りしめた。ノゾミとの縁、シズカとの縁、そして、これから出会うであろうすべての縁。それらすべてを、彼は、愛の力で結びつける決意をした。

(第十二幕・了)

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2025-09-15

anond:20250914164158

排外主義者の悪玉が出てくるような映画アニメにはむっちゃ害がある移民や異種族あんまりでてこないから、すでにもう違うお話なんだよ

彼らの物語は「平和な村に蛮族が攻め込んできたので故郷を守るために戦うヒーロー物語」なんじゃない?

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2025-09-13

弱者男性ZERO

あらすじ

世界は二つの血統に分かれていた。

ひとつは「人間族」――知恵の実を食べた者たち。文明を築き、社会支配してきた種族

もうひとつは「弱者男性族」――生命の実を食べた者たち。

身体特殊能力を宿しながらも、数を減らし、差別迫害の中で生き延びてきた。

物語の中心にいるのは、カズマ

彼は「弱者男性」として生まれながらも、その力を発現することがなかった落ちこぼれで、仲間から人間からも蔑まれ、「ZERO」と呼ばれていた。

しかしある日、彼の前に現れたのは謎の少女・ミナト。

ミナトは人間族でありながら弱者男性族を庇護しようとする異端者で、カズマの中に眠る最初弱者男性”――オリジナルの力を見抜く。

カズマ身体に秘められていたのは、失われたはずの「原初の力」。

それは生命と死、時間さえも支配する恐るべき能力だった。

人間族と弱者男性族の抗争が激化する中、カズマは己の運命に抗いながらも、やがて選択を迫られる。

人間を滅ぼし弱者男性族の未来を切り開くのか。

それとも、人間弱者男性の間に橋を架け、両者の共存を目指すのか。

だが、歴史の裏にはさらに大きな存在――神の意志が潜んでいた。

神は「弱者男性ZERO」を監視し、世界の均衡を保つために動き出す。

最後カズマが下す決断は、彼自身孤独にし、誰から理解されないものだった。

だがその選択こそが、新たな「弱者男性物語」の始まりだった。

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2025-09-08

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した②

https://anond.hatelabo.jp/20250907140118

残された人たち…善意と優しさが悪意と魑魅魍魎を呼ぶ、この世の地獄がそこにあった

人間善意ややさしさは、ときに逆説的に、魑魅魍魎を呼び寄せる。地獄とは死者の後にあるのではなく、生者の営みのなかにこそ現れる。

残されたIT会社社員の人たちは、現場?に入ってる別のパートナー会社?というところの人たちが引き受けて業務継続することとなったらしい。つまり、吸収のような形のようだ。俺はIT業界で働いたこともなければ、経営なんてしたこともないのでこれ以上の詳細はわからない。

webベンチャーで始まった会社は、兄の無法により傾いた会社をどうにか回すため、客先常駐業?を始めたらしい。それに反発して大量の社員が去っていった。後に残るのはわずか数人、というありさまだったらしい。兄もその「客先常駐」の一人としてよその会社に働きに行っていた、という。

ただ、どうも兄の葬式などの手続きで奔走している間、伝え漏れてくる奥さんや他の人たちの話を聞いていると、兄の会社が傾いた理由は、本業ITのせいではなく、兄が多角経営をしようと株(先物?)だとか、不動産だとかに手を出した結果、凄まじい損が出た結果らしい。

本人は「時代の潮流に乗る」と信じていたのだろう。だが歴史をひもとけば、一発逆転を夢見た者の多くは滅んでいる。兄がかつて憧れた15年前の意識高い系インフルエンサーといった生物たちで、現在でも生存している人間はいるだろうか?彼らは当然の如く時流を見誤り、あえなく路傍に果てた。兄もまた、その群像の一人ではないだろうか?

当人は良かれと思ってやったのだろう。6年か7年前だっただろうか、「ネットを見てみろ、大体みんな投資やっているぞ」、「ある程度不動産も回さなければ安定した経営はできない」、「Xで有名な〇〇さんだって…」と実家帰省した度に兄がよく自慢していた。

俺は口が裂けても言えなかった、「それ」は本当のことなのか?本当に儲かってる奴が儲かってるなどとネット公言するだろうか?アポ強盗さえ流行しているご時世に。

兄が憧れた「キラキラ生活」もそれだ。本当にキラキラした人生キラキラした生活を送っている美男美女は、そんな自慢はしない、そもそもITベンチャー社長などと名乗っている奴らが本当なのであれば、気〇いみたいにXなんかをしている暇なんかないであろう。少なくとも俺はそう思うし、業種は違えどそれほどの責任ある立場の人たちはみんなそうだった。忙しいのだ、単純に、世の中で暇な社長などいるであろうか?いたら見てみたいものである

キラキラした世界」で生きていたルカねえもそうだ、彼女は兄の様に見栄を張らなかった。ありのまま自然世界を見つめていた。それは俺でさえ忘れてしまいそうな人間として当たり前の自然調和した感覚なのではないだろうか?

…だがそんな中でも兄は「キラキラ生活」をやめようとしなかった、「いつか一発逆転ができる」…追い詰められた人間特有のありえない夢想は、かつて子供の頃の俺に「IT世界は変わる」と語っていた夢が首を吊った時にヒリ出した糞と小便とザーメンで混ざり合って変質した思想だ。

当然、現実はそれを許さない。それを粉砕するように冷たく回るこの経済大国社会の前に、心が折れた兄は首を吊って自殺した。

――残された中で一番可哀想なのは、兄の娘だ。

兄の自殺死体第一発見者奥さんだったようだが、学校が終わって帰ってきた娘も居合せたという。

生きている人間には絶対できないトカゲの様に舌をたらし、小便と糞便と精子を漏らし縊死して「てるてる坊主の様に(俺の父が形容するには)」になっている兄の姿を見て、娘はしばらくショックで意識を失っていたという。

俺はそれを聞いて、朴訥だったIT少年だった兄にまとわりついたIT情報化社会の「毒」が抜けて出た汚れが、首を吊っててるてる坊主になった下にたまった糞と小便がブレンドされた汚物なのだろうか、と思った。

兄の魂は天へ昇ったのではない、虚勢と見栄と業でがんじがらめになって、ネットの海と地の底の闇の世界へと、魂は糞と小便にザーメンに溶け混じった汚物と混じって堕ちていったのではないだろうか、その死に様を聞くたびに、そう思わずはいられない。

今も兄の娘はトラウマ精神疾患で、精神科に通院をしている。音楽関係の母(兄の奥さん)を持つだけあって、芸術素養のある血統があったのだろう、絵画コンクールなどで受賞した利する程だった彼女は、とてもではないが形容できない闇の深い滅茶苦茶な絵をかいたり、黒く塗りつぶした様な絵だとかに変わっている、という。

それはまるで、兄が縊死した末に堕ちていった世界の一端を描いているかのようだ。芸術とは本人が意識せずとも、世界の裏側を映すことがある。兄の娘の病んだ絵は、父が堕ちていった闇を娘故に見えてしまったのかもしれない。

それだけのことをいうのにも理由がある。兄が死んでから暫くというもの、ルカねえの「音楽関係時代の知り合い」や「兄のビジネスパートナー会社社長」、「経営友達」などと肩書だけは社長だと名乗る風体からして怪しい連中が押し寄せて、兄の娘を「芸能界デビュー」させようと、「おじさんに何でも相談して」等と明らかに性的搾取をするために下心丸出しで群がる様になった。電話lineSNS、酷いときには登下校中の彼女に対して、性欲にギラついた性獣そのものの目を向けて兄の娘をそのいきり立った股座を隠すこともなくケダモノの様な獣欲でモノにしようと群がっていたという。その光景は、死にかけた草食獣に群がるハゲタカハイエナを想起させた。(当然、即俺やルカねえや父たちは警察相談して事なきを得た)

――兄の娘は、制服を見るだけでもそれを思い出して立てないくらい立ち眩みを起こして何度も吐く様になった、これを心身症という。日本社会底辺沈殿した悪意と欲望が、無垢少女にまとわりついた結果である

俺と父はそれに対処しながら、「本当にこんなエロ漫画エロゲーみたいな種族日本にいるのだな」と内心思っていた。これもまた、兄の見栄と虚勢と業が生み出した禍だ。

「あのルカねえのセンスを受け継いでてカワイイの子がこの業界にこないのは人類の損失ッスよ!俺にプロデュースかませてくださいよッ」、俺たちの前で軽薄にチャラついて兄の娘に獣欲を隠しもせず艶めかしく気持ちの悪い目線を見せている、山師の様な連中、普通人間であればしない臭いが鼻を突いた。後で警察官の知人に聞いたところによると、大〇を吸っている人間はそんな臭いをまとわせるのだという。不思議なことに、獅子舞の様にドレッドヘアーを振り乱して、制服姿の兄の娘をチラチラみながら軽薄と欲望と悪意と性欲を向けて喋る彼の顔が、俺にはかつての兄に重なって見えた。

何の罪もない感受性の強い14歳の娘に、社会底辺からの悪意と性欲の手と邪眼の様ないやらしいマナコが常に体にまとわりついている。残されたルカねえと兄の娘にとって、これほどの地獄があるだろうか?(俺が14歳の頃といえば、こっそり家でネットエロ同人オナニーをして、昼休みクラス遊戯王カードでバトルが開始され、部活で汗を流し、職員室や校長室の掃除教頭校長と話をして大人世界の一端を聞き、校庭の向こう入道雲未来に思いをはせて大人背伸びしていた気になっていたような年頃だ)

だがしかし、この地獄は兄一人の死からまれたのではないと思う、虚栄と業に囚われた一人の男の末路が、時代社会の病を照らし出したにすぎない、俺はそう思う。

壊れたプラネタリウムはもう綺麗な星空を映さない、ただただグロテスクで虚無で悪意に満ちた闇で人を呑み喰らう

時期はぼかすが、兄の娘が警察補導された。学校にいてもほとんど「体調不良」で保健室にこもりっきり、周りともうまく合わせることが出来ず。彼女は流れ着いたトー横で警察補導された。

間一髪だったと思う、しかし明らかにその様子は精神的にも異常だった。俺や父にまで肉体関係を結びたいとほのめかすような言動をしていた。当然母にいってルカねえと即心療内科へ連れて行った。彼女社会の闇の部分の悪意に当てられて、身を守るために「女」であることを、まだ齢14や15で覚えてしまおうとしている、俺と父は背筋が凍る思いがした、人はこんな簡単に「壊れる」ものなのかと。

聞けば、ルカねえが精神科への通院をやめさせたらしい。彼女最後に縋ったもの…それは自殺した兄と同じく根拠のない「願望妄想」の亜種であった。

精神科からの投薬でさら精神状態悪化したとルカねえは考えたのだろう。通院を辞めて怪しい漢方薬やら青汁やらといった民間療法に縋るようになった。娘がそんなもので心が治るはずもない、それさえもわからないほど心がすり減ってしまっているのだ。

気功波動、そんな怪しい連中になけなしの金を払って縋り付いている。俺にはそれが腹立たしくて悲しくてやりきれなくて仕方がなかった…彼女たちは何も悪くないというのに。社会底辺の悪意が彼女から弱った心に付け込んで、社会の底に漂う闇が、弱き心に牙を立てている。金も全てを奪い去ろうとしている。まさにこの世の地獄がそこにあった。

俺が暮らしていた府中大国魂神社は、この地に古くから鎮まる武蔵国総社である神社はかつて人々の心をつなぎとめ、共同体の絆を保つ拠点であった。しか近代都市化のなかで、古き信仰は力を失い、かわって都市の片隅に怪しい宗派が芽吹いた。

トドメとばかりにルカねえの前に「例の壺売り」の亜種の様な連中やら似非神道仏教キリスト教の一派、様々な怪しい宗教がどこから聞きつけたのか搾取しようとやってきた。その姿は、山中に棲むヤマビルを思わせた。磨り減った心に吸いつき、血を啜ろうとする。もはやルカねえにそれをはね返す力は残されていなかった。

それでも俺の両親も、俺もどうにかこうにかマトモな生活ができる様に接し続けていた、助け続けていた。普通に生きてたら恐ろしくて相対することも怖い様な「墜落したUFOから這い出てきた宇宙人」の様な連中が夏の蚊の如くたかってくるのを追い返しながら、

思えば、それもまた兄が、ありもしない見栄や虚勢をネットSNS,そしてIT見出して引き寄せた業そのものだ、ただ伴侶で、娘というだけで、日本人で普通に生きているのならば一生見ることもなく、また普通人間なら見てはいけない世界存在を業として背負わされている。

そこには10ちょっと前のあの日府中分倍河原で見たプラネタリウムと、あの日の帰路の夜見た星空の様な綺麗な「夜」ではない。あのとき見た星は、清澄で、人の夢を誘うものだった。だが違う、これは悪意に満ちた「闇」である。そこに希望も夢もなく、ただ人の毒が漂っている。兄の娘とルカねえは、その闇に呑み込まれた。彼女らが何の罪も犯していないにもかかわらず。

夜と闇の違いがあるとすれば、そこに人の希望や夢があるかどうかであろう。闇に潜むしかない生まれや育ちの人間だって、確かにこの社会はいるのかもしれない。しかし闇は、夢を赦さない。兄は本来、朴訥なIT好きの少年であった。

だがいつしか、踏み入れてはならぬ領域に足を進め、虚栄と虚飾に体と心を食い尽くされた。そこに群がったのは、毒虫のような人間たちであった。

――そんな中で記憶に残っている光景が一つだけある。ふとそんな雑輩の対処に父とおわれている時、土日の朝であったであろうか。仮面ライダーウルトラマンがやっていたのを見た。銀幕の中で「悪の怪人、怪獣」と戦う彼らの姿を見て、俺と父は思わず鼻で笑った。

ウルトラマン仮面ライダーも、現実には存在しない。彼らが戦うのは彼らと同じく怪獣や怪人といった架空世界存在だけだ。子供たちのヒーローは決して、俺たちが今戦っているようなグロテスク社会悪…欲望と虚栄に塗れた人間たちとは理由をつけて戦わない。

ヒーロー超人的な力はただの人間に振るってはいけない」だとか「どうしようもない存在に等しい力でとめるのがヒーローだ」と言いつつ。笑ってしまう、現実には彼らなど「警察官立ち寄り所」のシールが張られたコンビニ以下の抑止力しかない。そう、ウルトラマンはいないし、仮面ライダーは助けに来ない。それがルカねえと兄の娘の前に横たわった冷酷な現実だった。そして、それと戦っているのは今まで荒事などに遭遇したこともない、普通人生を生きただけの牙も爪も持たぬ一般人である父と俺だった、仮面ライダーウルトラマンといった存在ですら「理由をつけて戦わない程厄介極まる社会悪という敵」と戦う俺たちは、スペシウム光線も打てなければ空も飛べない、ライダーキックもできなければサイクロン号ものっていない。持っているのは柔道初段、乗ったことがあるのはスーパーカブだけ、戦闘技術らしきものといえば、大学の時夏休みを利用していった予備自衛官補の訓練だけだ。64式小銃を執銃するたびに指の皮がむけてバンドエイドを張り、分解結合は3分もかかった。的には実弾射撃で一発も当たらず訓練を終えた。そんな凡骨が、警察をも恐れず14歳少女の瑞々しい肢体を欲望毒牙に掛けようと闇から這い出てくる、犯罪生業とする無頼の連中と、矢面に立って戦わされている。

実際は、俺たちの知っている「正義ヒーロー」など、企業経営のための利潤を求める売り上げ高のある「商品の一つ」にすぎない。ああ、立派な志を掲げて人々を守ると誓い、TVの画面の向こうで勇ましく戦ったにもかかわらず、今はマニアオタクしか知らずにその活躍存在も忘れ去られたヒーローなど幾らでも昭和の昔からいたではないか秋葉原に行けば、かつて大志を掲げて戦ったはずの昭和ヒーローたちが、忘れ去られ、玩具の片隅に埋もれ、ショーウィンドーに忘れ去られた玩具として並べられている。

かつてTVの向こうで戦った英雄たち…ショーウィンドーや中古オモチャの箱に押し込められ、埃をかぶったその姿は、もはや仏像の破片の如く、往時の光を失っている。

そして、せめて闇に堕ちた兄が唯一這い上がれる救済の光を出し続けていたルカねえや娘は兄の引き連れてきた「黒い遺産である彼らに闇の毒牙を突き刺され、心が壊れた。…壊れてしまったプラネタリウムはもう星空を照らさない。また直ることは決してない。

――弟である俺が言うのもなんだが、兄は地獄へ堕ちている、と思っているし、堕ちていなければならないと思っている。彼はそれだけのことをしてきたからだ。

自室の中のどこにでも置かれたこの世の闇と地獄への入り口、そして穢れのない海と空の蒼い世界を飛び続ける鯨

俺のパソコンは窓側の後ろにある。目が疲れたら遠くの景色を眺めるためだ。

遠くには街の灯りがうっすらと見え、人の営みがまるで夜の闇に「プラネタリウム」のように輝いている。

…あの星の一つ一つには物語がある、人生がある、それらが輝き合って社会世界を作っている。兄は、それに最後まで気が付かなかった。ネットSNSITの毒に当てられ、自尊心毒虫の様に肥大化し、自分一番星の生まれ変わりと信じようとして…星は無間の闇へ堕ちた。

PCの画面に向かう時、俺は兄が落ちたこの世の闇と地獄への入り口を同時に覗いているのだ。そう考えると背筋が凍る思いがした。

ただの0と1の数式で動く電気計算機でしかないPCは、社会の闇と地獄を、一生関わり合いにならない人たちを引きずり込むほどの魔力を手に入れた、それは皮肉にも、「IT世界は変わった」と言えるのであろうか。俺達が想像した方向性での世界ではなく。暗い闇と地獄の窯として。

HDの上にはみんなで江ノ島に行ったとき水族館で200円のガシャポンで買った、青く透明のスーパーボールの中に、シロナガスクジラが入っている。

空とも海ともいえる闇とは無縁の蒼い世界を泳ぐ鯨を見て、闇と地獄が忍び寄る影が消え去っていくような気がした。昔、兄がやっていたPCゲーム最終試験くじら」を思い出していた。内容は覚えていない。ただ曲と世界が綺麗だった。よく今はなきMDで曲を聞いたことをよく覚えている。繰り返し聴いたあの曲は、蒼い空と海を思わせた。そこには、ルカねえや娘に群がった下劣人間たちの姿はなかった。ただ清らかな青があった。

ルカねえや娘、俺達に群がる石の裏をひっくり返した蠢くようなグロテスクな蟲の様な連中とは無縁で決してたどり着けない、青い空を泳ぐ鯨、どこかそれを思い出していた。

――こんな話を昔聞いたことがあることを思い出した。

ルカねえと兄のなれそめは、兄がiTunesの同期が上手くいかいからと、直したこときっかけだったそうだ。

「すごいねぇ、こういうことできる人って、尊敬ちゃうな、人の役に立てる技術があって、それを他人のために使える人って、カッコイイよね」、ルカねえはそういったという話を実家での酒の席で聴いたことがある。

ああ、兄はひたむきに朴訥に「IT世界を変える」のではなく「ITで人の役に立っていた」時期でとどまっておくべきだったのだと思うし、そういう仕事をすべきだったと、今にして俺は思う。

人の役に立つための技術であれば、彼もまた人を照らす星であれたはずだ。

…人の役に立つことを誇りとする。それ以上のものを望まずとも、兄は一つの星でありえた。

今兄はどこへいるのだろうか。首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に魂が溶け出して、娘を狙ってやってきていたIT業界だとか雑多な業界から魑魅魍魎世界永遠に満たされない苦痛地獄の中で、ルカねえと娘に暴力を振るった時の様な慟哭叫び続けて泣き続けているのだろうか?

それとも、ITネットSNS毒虫に刺されたように肥大化した自我を首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に流れて心が浄化されて、己のやってきたことを「壊れたプラネタリウム」の様な無間の闇の中で後悔しながら何度も答えが出ることもなく虚空の闇に魂が逡巡を彷徨い続けているのだろうか?

死んだ後の世界の話など、生きている俺たちは知りえることもない。ましてや、あまりにも見栄と虚勢と業に塗れた兄がいった世界など、想像しえるはずがない。

ただ一つ、確かなことがある。残された者の苦難は、死者のそれよりも長く、重いということだ。

俺は願っている。ルカねえと娘の心に、再び光が差すことを。

ただただ、ルカねえと残された娘の魂と人生の安らぎが戻ることを願うだけである

東京の闇を映すパソコンと、永遠の蒼を泳ぎ、飛ぶ「最終試験くじら」。

鯨はただ、地獄入り口であるモニターブルーライトで照らされた青の中を泳ぐ。人の業を超えたその姿に、俺は兄が生涯見ることのなかった「青い世界」を重ねてしまうのであった。

パソコンの向こうのXで繰り広げられる、貧困、見栄、虚飾、性欲、憎悪グロテスク感情の数々と地獄の様な世界。あれらとは無縁の蒼い世界を、鯨は悠々と泳いでいる。

youtubeで調べて曲を見つけた、「ディアノイア」という曲だった。旋律はあの頃と変わらず。澄んでいた。あれを聴いていた日々だけは、今も青い光として心に残っていることを思い出した。

「想い出はキレイな 夢を紡ぐから、会えなくても信じてる輝いている君の瞳を」、「いつまでも変わらない ほら、真実の愛がある」

…兄が最後に見ることのなく、ルカねえと兄の娘の壊れた心では永遠にたどり着けなくなった「青い世界」は、いまも机の上の小さな球体の中で、鯨とともに静かに息づいている。

その③ 

https://anond.hatelabo.jp/20250908164257

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2025-09-07

プロジェクト・ヘイル・メアリー駄作理由


お前らはプロジェクト・ヘイル・メアリーを名作だと思ってるだろうが、あれは完全な駄作だ。

断言する。あの小説を読んで感動したとか言ってるやつ、お前らの読解力と審美眼を疑う。

まず最大の問題点から言わせてもらおう。

主人公記憶喪失設定が都合良すぎるんだよ。

作者のアンディ・ウィアーは、情報小出しとサスペンス演出するために、主人公から記憶を奪った。でもこれが完全に作為的で不自然だ。なぜ科学知識だけは完璧に覚えていて、個人的記憶けが抜け落ちてるんだ。選択記憶喪失にしても不自然すぎる。

しか記憶が戻るタイミングが、ストーリー展開に都合の良い瞬間ばかり。読者が疑問に思った瞬間に、パッと記憶が戻って解決する。これを緻密な構成だと思ってるやつ、小説を舐めてる。

次に、ロッキーとの友情描写薄っぺらさ。

お前らはあの異星人との交流に感動したって言うが、あれのどこが深い友情なんだ。言語の壁を乗り越えて心を通わせる過程が、あまりにも表面的すぎる。

ロッキー人格価値観描写が浅い。彼の種族文化的背景も説明不足。ただの便利な相棒キャラしかない。真の異文化交流を描くなら、もっと根本的な思考の違いや価値観の衝突があるべきだろう。

そして科学考証の甘さ。

ウィアーは火星の人で科学リアリティが売りのはずなのに、この作品では科学的な無理がありすぎる。

まず、アストロファージの設定が破綻してる。太陽を食べる生物が、なぜ地球生態系に壊滅的影響を与える程度で済むんだ。太陽の出力が下がったら、地球軌道も変わるし、重力バランスも崩れる。氷河期どころの話じゃない。

それに、主人公が一人で宇宙船の全システムを把握して操作できるわけがない。現実宇宙船は何十人ものスペシャリストが分業で運用してる。一人ですべてをこなせるスーパーマンなんて、リアリティの欠片もない。

さらに、ストーリー展開の予想しやすさ。

記憶を失った科学者が宇宙で目覚めて、地球を救うミッションを思い出す。異星人と出会って友情を育み、協力して危機を乗り越える。最後地球を救って帰還する。

これのどこに意外性があるんだ。プロット教科書的すぎて、読んでる途中でオチが見えてしまう。真のSF小説なら、読者の予想を裏切る展開があるべきだろう。

そして一番致命的なのが、感動の押し付けがましさだ。

作者は露骨に読者の涙腺を刺激しようとしてる。ロッキーとの別れのシーン、地球への思い、科学への信頼。全部計算づくで、人工的な感動を演出してる。

本当に優れた小説は、感動を押し付けない。読者が自然感情移入できる深い人間描写があって、初めて真の感動が生まれる。

キャラクターの薄っぺらさも問題だ。

主人公グレース以外のキャラクターが、完全に道具でしかない。ストラット博士もヨー博士も、単なる情報提供装置人間としての深みがない。

優れた小説なら、脇役にも血の通った人格がある。でもこの作品は、主人公以外は皆んな記号的な存在しかない。

さらに言うなら、テーマ性の浅さも致命的だ。

科学の力で危機を乗り越えるというテーマは分かりやすいが、それだけ。人間とは何か、文明とは何か、生命とは何か。そういった根源的な問いかけがない。

真のSF小説は、科学技術を通じて人間本質を描くものだ。でもこの作品は、単なる問題解決小説しかない。

お前らはベストセラーから、評判が良いからって理由で名作だと思い込んでる。でも売れることと優れていることは別だ。

大衆受けする要素を詰め込んだ商業小説と、真に優れた文学作品は違う。プロジェクト・ヘイル・メアリーは前者だ。

もちろん、娯楽小説としては及第点かもしれない。読みやすいし、分かりやすい。でも名作と呼ぶには程遠い。

本当に優れたSF小説を読みたいなら、フィリップ・K・ディックを読め。アーシュラ・K・ル・グィンを読め。スタニスワフ・レムを読め。彼らの作品比較すれば、ウィアーの浅薄さが分かるはずだ。

お前らがプロジェクト・ヘイル・メアリーに感動したなら、それはお前らの読書経験が浅いからだ。もっと多様な作品を読んで、本物の文学に触れてみろ。

そうすれば、なぜこの作品駄作なのか理解できるはずだ。

ただし、一度本物を知ったら、もう薄っぺらい感動小説では満足できなくなる。

それでもいいなら、真の文学世界に足を踏み入れてみろ。

お前らの読書人生が変わるから

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2025-09-06

人手不足奴隷不足って意味じゃないよ

十分な基本スペック×求める業務へのスキル適正×汎用性高めの専門技能を持ってて破格の報酬求めない人がほしいって意味

たとえば遊戯王で「テーマから採用候補に求める条件」として考えるときって下みたいな感じでしょ?

攻撃力2000以上

種族テーマデッキと相性良し

・星4以下

デメリット効果なし(このデッキでは発動しえないものは除く)

・下記のどれかが今組んでいるデッキで無理なく発動できること

 ドロー/特殊召喚/再利用/1:2交換

まあキツいっちゃキツいけど、「これぐらい出来なきゃ既存カードとの入れ替え候補にはあがらないよね。ゆーて探せばそこそこあるし」ってなるじゃん?

つまる所「たった一人の求人に応募した氷河期人材」みたいなのがどれも「星5 攻撃力1900 特殊効果無し」みたいなカスだったら何百人来ようが全員落とすに決まってるじゃんってことよ。

君が人事や経営者だったら絶対そうするでしょ?

ましてデメリット効果持ちだったら絶対採用しないじゃん。

Permalink |記事への反応(5) | 12:41

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2025-09-05

人間弱者男性結婚義務付けられた新世界 

「昔は人間弱者男性結婚できなかったんだって

そう聞かされた子どもたちは、目を丸くして驚く。

ウソ!?キモーイ」

今の時代を生きる彼らにとって、それは信じられない話だ。だってこの新世界では、人間弱者男性結婚義務付けられている。誰もが当然のように、ある一定の年齢になれば弱者男性人間を組み合わせられ、婚姻が成立する。

かつては「下方婚」なんて言葉が飛び交い、女性弱者男性を選ばないのが普通だった。女の人生イージーモードで、上へ上へと婚姻を積み上げることが当然とされていた。けれどその積み上げの果てに、取り残された弱者男性が増えすぎた。社会崩壊寸前にまで追い込まれた。

から新世界決断した。「下方婚義務化」するのではなく、「人間弱者男性結婚のもの義務化」したのだ。そうすることで、格差や選別を無理やり消し去った。

街を歩けば、弱者男性人間カップルが当たり前に手をつないでいる。最初はお互い戸惑い、憎しみや侮蔑眼差しを交わしたかもしれない。けれど制度が定められてから数十年、今やその光景自然ものになった。

弱者男性ってね、ほんとは特殊能力を持ってるんだよ」

「えー!パパが?信じらんなーい」

家庭の食卓でそんな会話が飛び交う。人間弱者男性が交わることで生まれ子どもは、かつてのどちらの種族にもなかった可能性を秘めている。

昔を知る者にとっては皮肉かもしれない。かつて「キモい」と吐き捨てられ、結婚市場から締め出されていた弱者男性が、いまや人類未来をつなぐ最後希望になっているのだから

――

この新世界において「下方婚」という言葉は、すでに死語となった。

ただひとつ確かなのは、誰もが逃げられない義務のなかで、それでも愛を探し、折り合いをつけながら生きているということだ。

Permalink |記事への反応(1) | 13:20

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2025-09-03

鉄道オタクって、昔は比較的、オタクの中でも上位種、ハイエルフ的な地位にいた種族だったはずなんだけどなあ。

あの頃のアニメオタクなんて、ゴブリン以下のゴミしか認識されていなかった。

それがいまやどうだ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:04

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性嫌悪フェミニスト発言を聞くときはヒト科ヒト族ヒト属ではなく、不老不死種族だと思って聞くと納得できる部分は多い

Permalink |記事への反応(0) | 20:14

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anond:20250903063456

人がコンピュータになったら人でなしじゃん

コンピュータAIも人の道具じゃん

コンピュータAI意識人格もったら真の異種族じゃん

Permalink |記事への反応(0) | 06:39

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2025-08-30

anond:20250829191358

アナルセックス本質がコレ(尻穴から人間を裏返す)なんだよね。

地球上の生物をここまで反映させた「生殖」という本能の内訳が「脳が快感を得る行動に理性は逆らえない」でしかないことを晒し上げるっていうかさ。

要はマンコやチンコ気持ちよくなると嬉しいからヌプヌプしまくってるウチに色んな動物がここまで種を増やしたわけじゃん?

でもそれって「俺達は立派な集団になって地球支配するんだ!」って巨大な集合式によるものじゃなくて「おでのチンチン、お前のマンマン入れる。気持ちいいぞ」「あっ、気持ちい、これ気持ちい!もっとする!あっ、なんか子供まれた!」でしかないって話でさ。

んでその仕組み自体もスゲー雑っていうっか、要は神経が集中してる場所に適切な摩擦が加わればいいだけだからチンコは手コキでも気持ちいいし、もう別に性器じゃなくてアナルチンコを出し入れするだけでも普通に気持ちよくなれちゃう程度のものなんだよな。

そういう「結局人間って、こういうクソみたいに雑な仕組みの電気信号奴隷しか無いんだよね」って本質を曝け出すのがアナルセックス

ちゃんとしたセックスはどこかで「生殖行為気持ちいいよね!種族繁栄させたいって偉大な夢に向かう本能だね」みたいな綺麗事を言う余地がある。

でもアナルにはない。

聖書が外出しを「オナニー」と呼んでたけど、外出しでも子供を孕むって知識のない時代の人からしたら「中出ししないなら全部オナニー」って感じでなにもおかしくなかったんだろうな。

そしてそれは禁じられた行為だと書かれた。

まあつまりは孕ませる目的以外で気持ちよくなっちゃ駄目だよって話だわな。

それらは最終的には全部ソドムだよって。

まあ少年共がバシバシソドミーの餌食になって縦割れになってきたのがキリスト教歴史なんだがな。

坊主ですら単純な電気信号に逆らえないんだよ。

これぞまさに「人間を尻の穴からひっくり返して中身を覗き込む」ようなものだね。

アナルセックスは獣の本質生殖本能でさえなえものに突き動かされ無数の命が蔓延った地球歴史のものなんだわ。

Permalink |記事への反応(1) | 23:32

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2025-08-29

キモオタ向けのアニメが見れなくなった

時代に乗れてないのかもしれない

最近ラブコメとか、お色気とか、ロリとか、そういうのがどうも見れない

きらら系まではめっちゃ見れてた、ブヒブヒ言ってたしエロ同人も読んでた

艦これあたりからおかしかった、ゲーム系はまったく乗れていない、最近ラブコメもどうも乗れない

「◯◯さんは◯◯」とか「◯◯な◯◯さん」も大体苦手、数個しか見れてない

ジャンプとかジャンプ+あたりの作品めっちゃ見てるんだけど

五等分の花嫁ギリギリだった、あれもストーリーで見た感じだ、あとかぐや様とかは良かった

あと昔はエロ同人から入口アニメ見ることも合ったが最近それもなくなった

別にキモオタじゃなくなったわけじゃなくて、最近流行りのラブコメ的風潮に乗れなくなっているんだと思う

もう年なのかなあ

かなしい

 

てかなんでエロ同人ほとんどオリジナルになってしまったんだ?

エロ目線で見ることで新たなフェチを開花させると作品の魅力が個人的に増すんだが

 

___

 

そもそも僕はブヒってたのだろうか・・・

いやきらら系は結構ブヒってた気がする

最近だとギルド受付嬢は良かったよね

  

思い出した、夏コミ言った人に聞いたら、今の最大勢力ってVTuberなんだよな

正直あんま抜けない、毎日見てるけど、ストーリーが無いと無理

 

___

 

てかさ、考えてみたらフリーレンとか、薬屋のひとりごととかさ

流行ってるのが「かわいいけどブヒる感じじゃない」が増えてない?視聴者の年齢が上がったのか分からん

面白いんだけどさ

違うか、訓練が足りないのか、萌えられない俺が悪いのか

それにしても「男性視聴者9割」みたいな作品を見ていない気がする(きらら系は男:女=9:1コンテンツ

 

___

 

◯◯さんは〜系とかさ、なろう系とかさ

ブーム自分マッチしなかった時の絶望感あるよね、映画だとマーベラスとか全部受け付けないか洋画絶望してる

ファッションだと例えば地雷系の服きらいな男とか多いけど、可哀想、俺はいける

たぶん今どきの地下アイドル顔が苦手な人も居るだろ?俺はどっちでもないけど(むしろ90年代00年代流行顔が嫌いだった)

 

___

 

2.5次元とかおにまいとか100カノ

うそう、ここらへんが全滅したのがしんどい

俺には無理だった、せめておにまいは乗りたかった

何かが変わったと思う、皆の感じてる面白みが刺さらない

その着せ替え人形は恋をするもダメだった

というか、写真撮る系の話はゲームとかでもあったけど苦手だった(ラブプラスだっけ?何個かあったよね)

 

___

 

ブルアカ問題はわかる、あの流れ(女の子いっぱい出てくる系ゲーム)がどうもピンとこなくて

あそこらへんの作風キャラデザって結構似てるよね

東方はいけたんだけど何でなんだろう?顔?

 

思い出したけど、異種族レビュアーズ(2020)や、不徳のギルド(2022)は楽しく見ていたと考えると

今はぬきたしがニコ動でやってないのが悪い気がする

いや違う、そういう話じゃない

アニメは見れてるのに、美少女アニメに心惹かれなくなってきているのが問題なんだ

枯れてんのか???もしくは心が疲れてんのか、逆にそれ以外のアニメ面白すぎるのか

とりあえずムリムから見るか

 

ミルキーサブウェイ普通に名作だから見てますかわいい

ぷにるも見てる

 

_____ 

 

うそうそ

>『mono』、『バッドガール』

も見れてないんだよ、1話は見たのに

なんならゆるキャン△の三期?もみれなかった

ぼざろは何周も見たけど、あれブヒ度低いじゃん?

 

RPG不動産も途中で切れてしまった、スローループはなぜか見てない

星屑テレパスは見なきゃと思って詰んでる

やっぱ自分が変わったのか?

でも、例えばヤマノススメも途中で断念したし、そもそも男の趣味女子がやる系は導入部分しか楽しめない可能性がある

瑠璃宝石ダメだったし

あ、ざつ旅見なきゃ

アニメ見る元気が湧かない・・・

 

もうだめだ、キモオタ卒業してしまっている

最近見てるアニメ

ダンダダン、タコピー原罪、光が死んだ夏、ぷにる、ミルキーサブウェイみたいなラインアップだ

「◯◯ちゃん良い子だ」とかそんな感想で感動してる

もうダメだ、悲しい

Permalink |記事への反応(18) | 10:44

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