
はてなキーワード:福崎とは
母親による娘殺しに対して執行猶予判決。人一人の命を故意に奪う身勝手な犯罪に対してあまりにも甘い判決なのに、同情的な声が圧倒的なのも本当に気持ち悪い。
夫の心無い言葉が原因だというのならその怒りは夫にぶつけるべきだろう。
介護疲れと一緒とか言うけれど、例えば親の介護だったら、子供は好き好んで子供に生まれた訳じゃないんだよ。でも親は好き好んで子供を産み出した。全然話が違うが?
娘の人工呼吸器を外し殺害 45歳母親に懲役3年・保護観察付きの判決
https://news.livedoor.com/article/detail/29192626/
福崎被告はこれまでの公判で起訴内容を認め、動機について、家族の言動などがきっかけだったとして「なんで、心菜は病気でも頑張って生きているのに、私はただ頑張って育てているのに、身内にこんなことを言われるんだ。心菜はいないほうがいいんだ、心菜がいないなら私が生きる意味もないと思いました」と話していました。
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2008/01/28
http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY200801270120.html
東京福祉大(東京都豊島区)総長の中島恒雄容疑者(60)が強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、中島容疑者が被害者の元同大教員の女性(41)に「正社員にしてやる」と持ちかけたうえでわいせつ行為に及んでいたことが警視庁の調べでわかった。中島容疑者を職員らは「ワンマン」と評する。同庁は絶対的な権力を背景に同様の行為を繰り返していた疑いがあるとみて調べている。
捜査1課などの調べでは、中島容疑者は昨年2月、当時派遣社員の立場だった女性を「勤務の内容のことで話がある」と総長室に呼び出し、無理やりキスをしたり胸をさわるなどした疑い。中島容疑者は容疑を否認し、「キスはあいさつ代わり」「胸には手が当たっただけ」と主張しているという。
警視庁にはほかに元社員の女性3、4人から被害相談が寄せられている。
総長室は秘書らの前を通らないと入室できない構造で、「総長室でセクハラ行為をしているのでは、とのうわさが広まっていた」と同庁に話す職員もいるという。総長室には総長専用のベッドルームやシャワーが備えられていたという。 (以下略)
女性教師に無理やりキスしたなどとして東京福祉大(東京都豊島区)の総長中島恒雄容疑者(60)が
強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、中島容疑者は女性教師に「正採用にしよう」などと言って、
わいせつ行為を強要していたことが21日、警視庁捜査1課などの調べで分かった。
女性教師(41)は同大で派遣職員として勤務していた。捜査1課は、中島容疑者が総長の立場や権限を悪用し、
ほかの女性教職員にもわいせつな行為を繰り返していたとみて捜査している。
調べでは、中島容疑者は女性教師に「正採用にしよう」などと勤務条件で優遇することをちらつかせ、無理やり
キスするなどした。総長室の裏には、中島容疑者専用のベッドルームやシャワー室が設けられていたという。
http://www.47news.jp/CN/200801/CN2008012101000901.html
2008/02/14(木)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000011-jij-soci
寺院から仏像を盗み出したとして、埼玉県警飯能署は12日までに、窃盗容疑で、飯能市山手町の東京福祉保育専門学校専任教員、鈴木善鳳容疑者(46)を逮捕、送検した。「仏像が好きだった」などと供述しているという。
同専門学校は学校法人サンシャイン学園が運営。系列の東京福祉大の元学長中島恒雄容疑者(60)=強制わいせつ罪で起訴=は同日、学園の女性職員に乱暴しようとしたとして強姦(ごうかん)未遂容疑で警視庁に再逮捕されている。
東京福祉大元総長による強制わいせつ事件で、学生を短期留学させていた中国・上海でも、
引率の女性職員にわいせつ行為をしたなどとして、警視庁捜査1課は8日、強制わいせつの疑いで、
元総長、中島恒雄被告(60)=別の強制わいせつ罪で起訴=を再逮捕した。
「肩に手をかけ、キスをしようとしたが、怒られたのでしていない」などと供述しているという。逮捕は4度目。
調べでは、中島容疑者は平成19年5月4日、自身が運営する専門学校の生徒を短期留学させていた
中国・上海に行き、宿泊先に引率の20代の女性職員を呼び出し、
身体に覆いかぶさって無理やりキスをするなどの暴行を加えた疑い。
また、18年5月、群馬県伊勢崎市の同大応接室で、30代の女性講師を壁に押しつけ、
胸を触るなどのわいせつ行為をしたほか、同年10月に車の中で胸を触ったり、キスをするなどした疑い。
中島容疑者は「胸を触らせてくれと頼んだが、触らせてくれなかった」と否認しているという。
女性職員と女性講師はすでに退職。中島容疑者の逮捕後、それぞれ被害届を出したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080408-00000926-san-soci
・大学の総長室で女性職員にわいせつ行為をするなど、5人の女性に対する
強制わいせつ罪に問われた元東京福祉大学総長、中島恒雄被告(61)の
福崎伸一郎裁判長は「総長という圧倒的に優位な立場を誇示した上での犯行で、
被害者の尊厳を軽視した」として懲役2年10月(求刑懲役5年)の実刑を言い渡した。
福崎裁判長は「被害者は被告との地位の差から泣き寝入りを余儀なくされ、被害直後に
退職した者や立ち直れずにいる者もいる」などと、被害者の精神的苦痛が大きいことを
指摘。加えて、犯行後の中島被告の行動を「直ちに謝罪するどころか、被害者の上司を
使って口封じをするなど組織を利用して犯行の隠蔽(いんぺい)を図った」と非難した。
判決によると、中島被告は平成17年5月~19年5月、東京都豊島区の同大の総長室で
女性職員の胸を触るなど、5人の女性に計6件のわいせつ行為をした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080627-00000913-san-soci
| 年齢 | 棋士 |
|---|---|
| 57 | 大山康晴(A級/3位) |
| 56 | |
| 55 | |
| 54 | |
| 53 | |
| 52 | |
| 51 | |
| 50 | |
| 49 | |
| 48 | 二上達也(B1/19位) |
| 47 | |
| 46 | |
| 45 | 木村義徳(A級/34位) |
| 44 | 有吉道夫(B1/12位) |
| 43 | |
| 42 | |
| 41 | |
| 40 | 加藤一二三(A級/6位)内藤國雄(A級/7位) |
| 39 | 板谷進(A級/21位) |
| 38 | 大内延介(B1/15位) |
| 37 | 米長邦雄(A級/2位) |
| 36 | |
| 35 | 勝浦修(A級/4位) |
| 34 | 森雞二(B1/16位) |
| 33 | 石田和雄(A級/10位)田中魁秀(B2/17位) |
| 32 | 中原誠(名人/1位)桐山清澄(A級/13位) |
| 31 | 佐藤義則(B2/14位) |
| 30 | 森安秀光(A級/5位) |
| 29 | |
| 28 | |
| 27 | 青野照市(B1/8位)宮田利男(C1/20位) |
| 26 | |
| 25 | |
| 24 | |
| 23 | 小林健二(C1/11位) |
| 22 | |
| 21 | |
| 20 | 福崎文吾(C1/18位) |
| 19 | |
| 18 | 谷川浩司(B2/9位) |
中原誠(名人・十段・棋聖・棋王)米長邦雄(王位)大山康晴(王将)
筆者にとってはここから数年後が将棋に興味を持ち始めた時期のため個人的には印象の深い顔ぶれが並ぶのですが、改めて1990年の世代表と比較すると、羽生世代と55年組が年齢の関係で登場していないことを除けば、主たる顔ぶれに大きな変化がありません。大山から中原への世代交代を経て米長の台頭と加藤の才能の遅れながらの円熟を迎えた70年代の熱が、80年代いよいよその盛りに達しようとするまさにそういうタイミングであり、それが1990年の段階でまだまだ勢いを持っていたと見るべきでしょう。そういう意味でも、羽生善治は「最も最適のタイミングで出現した」と言えるのかもしれません。
そういう熱の中に、1人とびきりの若さで登場した谷川浩司の衝撃、をリアルタイムで感じることのできない当時の私の年齢ではありましたが、こうして見ればその存在感の突出さも別の意味で理解できようというものです。ただ、谷川は80年代を通してついに「自らの統一王朝」を開くまでには至らず、中原と押し引きを続けている間に羽生とも戦わざるを得なくなるという状況を迎えました。
藤井聡太の大師匠板谷進とその弟弟子石田和雄がA級に、さらに板谷進の弟子小林健二が将来を期待される俊英として名を連ね、板谷四郎一門のある種の盛りを迎えています。途中石田の弟子高見泰地が叡王位を獲得するとはいえ、ここから40年を経て「東海にタイトルを」が結実するというのは、年月の長さを感じます。
(なお、データはけんゆう様作成の「将棋棋士成績DB」を参照しています。けんゆう様には感謝を申し上げます)
| 年齢 | 棋士 |
|---|---|
| 67 | 大山康晴(A級/27位) |
| 66 | |
| 65 | |
| 64 | |
| 63 | |
| 62 | |
| 61 | |
| 60 | |
| 59 | |
| 58 | |
| 57 | |
| 56 | |
| 55 | |
| 54 | 有吉道夫(A級/22位) |
| 53 | |
| 52 | |
| 51 | |
| 50 | 加藤一二三(B1/13位)内藤國雄(A級/17位) |
| 49 | |
| 48 | |
| 47 | 米長邦雄(A級/8位) |
| 46 | |
| 45 | |
| 44 | |
| 43 | |
| 42 | 中原誠(名人/3位) |
| 41 | |
| 40 | 淡路仁茂(B1/18位) |
| 39 | |
| 38 | 真部一男(A級/50位) |
| 37 | 青野照市(A級/7位) |
| 36 | |
| 35 | |
| 34 | |
| 33 | |
| 32 | |
| 31 | |
| 30 | 高橋道雄(A級/12位)福崎文吾(B1/20位) |
| 29 | |
| 28 | 谷川浩司(A級/1位) |
| 27 | 南芳一(A級/5位)島朗(B2/14位) |
| 26 | 神崎健二(C2/19位) |
| 25 | 塚田泰明(A級/11位)中田宏樹(C2/16位) |
| 24 | 森下卓(C1/2位) |
| 23 | |
| 22 | 阿部隆(C2/10位) |
| 21 | |
| 20 | 佐藤康光(C1/5位)先崎学(C2/15位) |
| 19 | 羽生善治(B2/6位) |
| 18 | 屋敷伸之(C1/9位) |
中原誠(名人・棋聖・王座:この直後8/1に屋敷伸之に棋聖位を奪取されます)谷川浩司(王位)羽生善治(竜王)米長邦雄(王将)南芳一(棋王)
このシリーズで一番の縦長ですが、その原因は言うまでもなく大山康晴です。この2年後69歳でA級在位のまま死去。ほんの数年前までは羽生善治ならそれに並びうるのではと思われていましたが、さてそれが達成できるかは見ものです。私も健康に気をつけてせめてその歳までは健康に生きていたいと願っております。あと、有吉道夫・内藤國雄の西の両巨匠もまだまだ指し盛りですね。ご両名はそれぞれ74歳、75歳まで現役を務めました(内藤は規定による引退を待たずの自主引退)。このお二人が関東在住でしたら、2020年において長老格として加藤一二三だけがメディアを独占する、ということもなかったのではないかなあ、とも。
この表だけ見ると谷川浩司の周りにずらっと名前があって多士済々。しかもタイトルホルダーやタイトル経験者、A級在位者が多い。特に南芳一にいたってはこの前後数年でタイトル5期を重ねるなど最充実期といっていい活躍。にもかかわらず「谷川世代」という呼ばれ方はついにされず、しかもその後の歴史を見るに多分それは正しかった。1991年を最後に、福崎文吾まで含めてこの年代の棋士は谷川以外誰一人タイトルに届きませんでした。そういう意味では、棋界の「見る目」というのは冷徹なほどに的確です。また、もしかしたら2020年における30歳前後の棋士たちへの評価に重なる部分があるのかもしれません。
この表だと塚田泰明とは1つしか年齢が違いませんが学年では2つ、プロ入りでは3年度下なので、55年組よりは「羽生世代」に近い位置づけをされる森下卓。昨年木村一基が初タイトルを奪取するまでは「無冠の帝王といえば森下か木村か」と言われる存在でした。この年24歳、C1在籍ながら準タイトル戦格の全日本プロトーナメントを制しています。棋界一の律儀者とも称される物腰の柔らかさとじっくりとした矢倉を得意とする棋風で人気も高く、一般棋戦優勝8回、タイトル挑戦6回を数えながらついに54歳の今日までタイトルに手が届いていません。そのことについては本人の口からも幾度か語られてはいますが、それを判定できる人はだれもいないのでしょう。書かずもがなの無内容なことながら、それでも一筆書かずにおれないところがあります。
はい、30年前にもうこうやって出てくるわけですよ。この表の中には名前ないですけど村山聖と森内俊之はレート的にはすぐこの下にいますし、郷田真隆と丸山忠久はこの年の4月に新四段になったばかり、翌91年4月には藤井猛が、同10月には深浦康市が四段に上がってきます。そして屋敷伸之が上記の通り、2回目のタイトル挑戦中で中原から棋聖を奪取し史上最年少タイトルホルダーに輝く。上は大山から下は屋敷まで、そして中原・谷川・羽生の3人のスターを抱えるこの時期の「幅の広さ」はその前後には見られない豊穣さといえましょう。
レーティングという指標で見るなら、実は羽生は藤井聡太よりもほんの少しだけ早い17歳6ヶ月で全棋士中1位になっています(88年3月、藤井聡太は2020年2月に17歳7ヶ月。この比較こそ数字遊びに過ぎませんが羽生のほうが藤井よりプロ入りが遅く勝率も低いのに対局数と勝数の要素でこうなっています※追記:eloにせよglickoにせよ「将棋棋士の場合は」全体のレートがマイルドにインフレする(対して大相撲力士のレーティングは目立ってインフレしない)ので攻略する頂の高さは羽生より藤井の方がずっと高いのでした。その分藤井のほうが増やしやすくはありますが)。この時期は、ちょうど羽生にしては珍しい「不調」といえる時期で、もしかすると当時史上最年少でのタイトル獲得に伴う環境の激変の影響が出ていたのかもしれません。この年の秋には谷川の挑戦を受けた竜王戦で防衛を果たせず、年明けの棋王戦で南から棋王位を奪取してすぐにタイトルホルダーに復帰するものの、「前竜王」の呼称がなくなった現行の方式であれば、この4ヶ月弱ほど「羽生七段」になっていたということになります。そういう意味では、藤井聡太のここから1年ほど、あるいは高校を卒業したあとの1年くらいの動向には注目すべきでしょう。これまでは学業優先で免除されていた普及活動、将棋連盟主催のイベント、タイトル戦主催者企画のシンポジウムや講演会の依頼、単著の執筆依頼、テレビ出演への依頼などがそれでなくても多い対局の合間に豪雨のように降ってくるわけですから。
将棋の棋戦によっては、公式戦で女流棋士と男性棋士の対局が行われている。
かつては、女流棋士が男性棋士に勝つことは珍しく、年間では女流棋士が男性棋士に大きく負け越していたわけだが、今年はどうも様子が違う。
○石川陽生 VS渡部愛(LPSA)●7月11日朝日杯将棋オープン戦一次予選
●小林宏 VS伊藤沙恵○7月23日朝日杯将棋オープン戦一次予選
●近藤正和 VS伊藤沙恵○8月3日朝日杯将棋オープン戦一次予選
●増田裕司 VS里見香奈○8月8日朝日杯将棋オープン戦一次予選
●福崎文吾 VS里見香奈○8月8日朝日杯将棋オープン戦一次予選
●木下浩一 VS渡部愛(LPSA) ○8月24日王座戦一次予選
○藤井聡太 VS里見香奈●8月24日ヒューリック杯棋聖戦一次予選
女流のトップ棋士(というか里見加奈四冠、渡部愛女流王位、伊藤沙恵女流二段のみ)と、ノーシードで棋戦に出てくるような男性棋士との対局結果なので、女流棋士が男性棋士よりも強いということには当然ならないわけだが、女流棋士が強くなっていることは間違いなく、女流棋士が男性棋士に勝利することは既にニュース性を失っているとはいえるだろう。