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はてなキーワード:目撃者とは

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2025-10-11

anond:20251011075529

お前は時代目撃者

Permalink |記事への反応(1) | 07:58

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2025-09-25

博士の異常なパワハラ、または、私は如何にして保険診療を去ったのか

2021年5月だった。自分はある大学病院に赴任して1年ほどが経ち、徐々に慣れつつあったところ。

3月には、20年ほど勤めていた大黒柱講師先生が抜け、私はその先生仕事を引き継いだ…

そのほかに仕事は増え、仕事量は前年度の2倍となった。忙しくて本当に辛かった。

その大学移籍したのは他大学で行き詰まりを感じたからだった。前の大学マンネリに陥っていたある時、大学病院移籍してうまくいっている(ように見えた)憧れていた T医師相談するチャンスがあった。移籍してうまくいく秘訣や探し方を聞こうとしたところ「うち来る?」と誘われ、トントン拍子で移籍できることになった。

移籍して、新たな症例を見たり、国際学会の委員経験できたり、移籍したことプラスになったと思う。

その尊敬する T氏に、リモート勉強会ホスト役を頼まれたのが5月下旬のこと。当時は感染症の全盛期。いろんなものリモートになっていた。

T 氏がその勉強会に参加できないということで、私が代わりに大学病院会議室からZOOM 参加、プロジェクター投影リモートカメラを設置。他の医師が参加できるような形で参加して欲しい(ホスト役をして欲しい)ということだった。

当時ものすごく忙しかったので断り、Tは「別の人に頼もうか」と言っていた。

1週間後、Tは「会議ホストをやってほしい」と再び頼んできた。前回忙しいって断ったのに再び。なぜもう一度の説明もない。おかしいと思ったが、お世話になっているし、断ってもまた来るのだろうし、一旦は引き受けた。

で、T氏含め、参加するかもしれない先生方にeメール

会議ホストを頼まれたけれども、忙しくてできない。誰か代わって頂けないでしょうか? 連絡がなければ私の方から断ります

と。

そしたら

「お前ふざけんな」

みたいなメールが Tから来まして、よくわかんないけどメールで謝り、早朝に教授室へ行き謝罪

言われたのが、

「お前は世話人を乗っ取ろうとしてるのか、断りの連絡は自分が入れる」

(断ってるのに乗っ取りとは? はじめから断れ!)

「お前は変だ、お前はめちゃくちゃだ」

「N先生(当科主任教授)も君のことを変だと言ってる。 A先生日本〇〇学会会長、つまり診療科top oftop,他大学教授タイミングが合えば東大教授だった)も君のことを変だと言っている、S先生(私の留学先の指導教授)も君のことを変だと言っている。君は本当にめちゃくちゃだ」

みたいな話をされて。

別に「変」って言われるのは嫌ではない。アカデミックな人は変だからね。

だけど今回言ってる内容、小学校レベルいじめやし、虎の威を借る狐…

Tからは、既に変な妨害を受けていた。

例えば、

私が自分研究のために自費で用意したパソコン、家からかいスーツケースに入れてゴロゴロ持ってきたところ、

先生パソコンのいい使い方を思いついたよ。僕の研究データ解析に使えばいい」

(アホか、解析するのは良いけど言い方! 私物やぞ。なお、大学インターネットに繋ぐのには申請必要許可は得ていた)

企業からサポートに来ている方と話をするのを邪魔してきたり、

「あの人は私の研究補助のために来ている。君が邪魔をして研究が滞ると困る」みたいな。

その人に聞いてみると別にそういうわけではなく、大学全体のサポートとしていて来ている、とか。

4月から仕事量が2倍となり、医局長に相談してたけど減らしてもらえない。

実質的に私の後見人であるT氏、おそらく何らかの personality disorder を持っている。境界型か自己愛性かだと思うけど。

普段は優しいんだけれども、何かのきっかけで周りに当たり散らすなど人間性問題がある。

どうしようもない。

心が折れてしまった。

入院施設のあるまともな)精神科病院受診SSRI内服開始。診断書取得して年度末まで休職

主任教授Nもアホだから休職中にも仕事を命じてきた。Tからいじめ目撃者はいないけれども、仕事量が非常に多かったことは記録に残ってるし、休職中に仕事を命じてきた不適切証拠は残っている。

ちなみに今は退職していて、個人事業主として保険外の医療事業にかかわっている(美容医療や怪しい細胞治療ではない。まともなサービス)。

年収は2/3に減ったけれども、仕事量は1/3(忙しかった時の1/5程度)に減り安定した。

なお、私が辞めた後に科の仕事量は減らされた…

相談してんだから、その時に減らしておけよ医局長…)

とはいえ

これを乗り切ったとしても、自分アカデミックキャリア保険診療キャリアは終わりかけていた。こういう明らかなパワハラがあっても何もしないのが大学病院一般病院でもまともな話が通じないことは結構ある。そういうのが本当に嫌だったし、遅かれ早かれ辞めていた。

今でもTやNに恐怖や怒りはあるが、恨んではいない。むしろパワハラを受けたおかげで明確に立ち去る理由ができたとは思っている。

そして、なぜこんなにすっきりパワハラ〜鬱〜退職ができたのか。

その背景には、20年前、とある大学病院での事件。後期研修医S 君の自殺があった…

to be continued or not...

最初はSくんの話を書こうかとも思ったんだけど、なんかこっちを書きたくなった)

Permalink |記事への反応(1) | 06:39

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2025-09-01

女の安全意識算数ができなさすぎて逆に危ない件

Twitterで「エレベーターで女1男1の所にもう一人男が乗ってきたら、客観的安全性はむしろ上がる」っていうポストが流れてきたんだよ。

  

ロジックとしては当然じゃん?

見知らぬ男が犯罪者である確率は低い。日本だと0.22%らしい。

男が2人になった時、その2人ともが犯罪者である確率は0.05%弱くらいじゃん。

  

しろ、後から乗ってきた男が善良な市民である確率の方が圧倒的に高いわけで、そいつは万が一の時の抑止力目撃者になる。だから、女1男2の方が安全

小学生でも分かる確率論の話だよな。

  

でも、Twitterじゃポスト炎上してたし、危険が倍になるって意見賛同されてた。

  

これもう無理じゃん。

  

こっちはデータ確率っていう、客観的指標で「安全」の話をしてるんだ。

でも、彼女たちはそれを一切理解しようとしない。できないのかもしれない。

彼女たちの思考回路は、マジで「男が1人、はい危険。男がもう1人、はい危険が2倍!」という、ただの足し算なんだ。確率という概念存在しない。

  

まあそういう馬鹿がいるのはいいよ。仕方がないことだ。

度し難いのは、それに対して賛同が多いことなんだよな。

こっちがどれだけ具体的に言及しても、向こうは感情論ですべてを塗りつぶしてくる。

安全」より「安心」と言って自ら危険に突っ込んでいく。

で、なにか問題が起これば、無関係男性問題視して突っ込んでくる。

  

算数がと論理的思考できない人たちに「お前は危険だ」ってレッテルを貼られ続けるの、あまりにも理不尽すぎるだろ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:13

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2025-08-27

anond:20250827200954

慣れてくると、むしろ深夜に家の周りに人気がない方が怖いけどな。

なんか潜んでるやつにやられたら目撃者だれもいないじゃん。

Permalink |記事への反応(0) | 20:12

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2025-06-24

anond:20250624172213

ネットでの誹謗中傷傷害罪になる可能性はあるが、道路で突き飛ばしてケガを負わせる暴力行為危険度が違う

しかし、犯人について関心が薄いのが不自然

逮捕の有無も報告されていないが、逃げたのであれば目撃者の協力を求め、犯人逮捕を願うのが自然

ネット誹謗中傷精神が傷つけられて、それに対抗する為の作話のように感じた。

https://x.com/rinakuro/status/1937117099371139529

Permalink |記事への反応(1) | 20:32

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2025-06-12

ミシガン州リント発 ― 22歳のフリント在住女性が、危険オンラインいたずらが大失敗に終わり、顔面永久的な損傷を負いました。タネーシャ・ウォックテイントさんはソーシャルメディア向けに「塩素ボトル実験動画撮影していたところ、コカ・コーラボトルプール塩素を過剰量投入し、爆発的な反応を引き起こしました。

目撃者によると、ウォックテイントさんはアパートの外でビデオ撮影の準備をしている最中に、ボトル塩素を注ぎすぎてしまい、即座に激しい爆発を起こしたという。爆発の衝撃で化学物質を含んだ破片が飛び散り、彼女顔面を直撃した。

救急隊員が数時間以内に到着し、ウォックテインさんを地元病院搬送した。そこで医師らは、彼女が広範囲化学火傷と永久的な目の損傷を負っていることを確認した。

https://blueprintmiami.com/what-could-go-wrong-woman-pours-chlorine-powder-into-a-coke-bottle-shakes-it-and-then-this-happens/

Permalink |記事への反応(0) | 18:42

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2025-05-26

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000427548.html

 24日午前4時ごろ、藤沢市湘南台国道467号の交差点で、自動車3台が絡む事故がありました。


 警察によりますと、南から北に向けて交差点侵入してきた白い車が普通乗用車に衝突し、その弾みで、信号待ちをしていた別の車にもぶつかりました。


 目撃者の話などによると、この白い車は交差点に赤信号侵入してきたとみられるということです。


 この白い車には複数人が乗っていましたが事故後に現場から立ち去っていて、警察行方を追っています



これが有能揃いの中国父さんならとっくに捕まってるのにな

ジャップはいつになれば先進国になれるのか

Permalink |記事への反応(0) | 22:33

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2025-05-02

西成小学生ひき逃げ事件、目撃住民犯人を「東京の人や」と強調しててモヤッとした

目撃者インタビュー受けてたけど、

犯人が「東京の人」だから何なの?と思った

なんか大阪東京差別意識というか村社会というか東京コンプレックスみたいなものを感じた

Permalink |記事への反応(3) | 14:07

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2025-04-27

anond:20250425114621

増田、お前卑怯だな~。

海賊版とか公序良俗とか書いておいて結論ではそこに全く触れない。

「私は万博側が悪いと思いますよ」って姿勢でいながら、ちょっとだけ個人攻撃を仕掛けて世論(?)を誘導したいというのが透けて見える。

この問題、いろんな問題をゴチャゴチャにして炎上させようとしたり、逆に全く目を瞑ったりしていてすごくうんざりする。

版権コスプレ画像ネットに上げるのは違法行為であり、現状は版権者に見逃されているだけである

この「版権コスプレ画像ネットに上げるのは違法」という主張は正しい。(公衆送信権侵害)

ネット上に挙げなくても公衆の場で披露するだけでも私的利用の範囲を超えているため著作権侵害にあたる。

著作権侵害親告罪であるために実務上営利性がなければお目こぼし頂いているという事実がある。

※一応書いておくと、版権コスプレでもそれと断定出来るほどのクオリティでないとこれは成立しない。

例えば、自分はマルシルのコスプレをしている!と言い張ったとしても、似ても似つかないコスプレなら「マルシルのコスプレをしようとした人がなにかのコスプレをしている」となるため。

恐らくコスプレイヤー界隈の中から出ている批判は主に上記の、現状お目溢しをもらえているにも関わらずトラブルによってコスプレへの強い制約が発生することを懸念しての批判だと思います。これはいわゆる学級会ルールであり批判している側も他人権利侵害している同じ穴のムジナではありますが、なんとなく気に食わないから難癖をつけているわけではなく寧ろコスプレ文化の保存が目的にあるのではないかと推察できます

コスプレイヤー界隈はそもそも違法である事を理解しているからこそ批判しているという推察は理解できる。多分正しい。

海賊版の購入や所持は違法ではないですが、違法行為を助けているという点で道徳的問題は当然あります。)

これも内容的には正しいが、道徳的問題は今回の問題本質とは外れているため、切り離して考えるべき問題だ。

このような法律的には問題がなくとも道徳的倫理的には問題という内容は、各個人がどのように考えて対応するか自分で決めるべきことであって、我々他人ができることは啓蒙であって指導ではない。(小学生ならいいよ)

この問題本質は、万博側の設定したルールを守ったとしても「版権コスプレ著作権侵害」という事実ベース問題

「界隈のこれまでのルールからすると実質的NG」という慣習ベースモラル問題

そしてこの2点があるにかかわらず「万博側が許可している」という点であり、分けて考えられる事柄は分けて考えた方が良い。

そもそも万博は今回のマルシルコスプレ許可しているのか?

「マルシルコスプレ」ではなく「コスプレ」が許可されている。(揚げ足取る書き方したくないけど一応ね)

提示された公式URLには「可能」と名言されており、「可能」というのは「できる」という意味であり、「禁止」ではない。

これがどういうことか、これまで書いた情報統合して書くと、

版権物のコスプレ著作権法違反となるが実際は営利性がなければ権利からお目こぼしを頂くことのほうが多いので、版権物のコスプレをするかしないかあなた責任において自由です。

となる。

これは万博特別そのようなルールを敷いているわけではなく、コスプレイヤーの参加が可能イベントほとんどの場合、暗黙的にこの方針となっている。

それは著作権侵害親告罪であり、コスプレ二次創作というものが昔からずっと権利者が容認否認もしないことで作られた文化からだ。

しかし明確に、「会場内の公序良俗に反する服装平穏を乱す行為禁止」ともあります

では(もし公式の許諾を得ていない衣装を購入していた場合に)海賊版コスプレ衣装を着用する行為や、万博の会場内で撮影された画像違法インターネット上にアップロードする違法行為は、『会場内の公序良俗に反する服装』や『平穏を乱す行為』には当たらないのでしょうか?

元の表現が厳密でないこともあり、これらの行為違反かどうかは読む人の解釈依存するとは思います

「当たらないのでしょうか?」ではなく、自分解釈を書け。

包括的に書かれているのは、詳細に書くと書かれていない内容は違反ではないと勘違いするバカが出るからで、今回で言えばグレー。

これは後にも書くことだが、イベント運営権利者に問い合わせたら「禁止です」と言うだろうし、聞かれなければなにもしないだろう。

さっきも書いたが、著作権侵害親告罪であり営利性がなければ基本的にはなにも言われていないために、二次創作はそういう意味で常にグレーということだ。(法律上アウトだが権利者が主張することがめったにない)

また仮にもっと直接的に「万博内で海賊版コスプレ衣装を着用してよいか」や「それらの撮影データ違法アップロードしてよいか」という質問であった場合、通常の感覚では「やめてほしい」という回答になるのではないでしょうか。

こういう「犯罪行為を犯した人を容認するのですか」などの当たり前に拒否感が出る質問をすれば誰でも「やめてほしい」と言わざるを得ない質問マジで意地が悪いな。

コスプレ同人誌等の二次創作でこの問題で考えるべきなのは、実際には著作権法違反であるにも関わらず昔からオタク文化として広く根付いていて、今となってはハロウィンによって大衆にまで根づきつつある状態にもかかわらず、権利者は営利性があると判断したもの以外は殆ど場合問題にしてこなかったという点なんだ。

二次創作文化親告罪からこそ形成された文化であり、イベント運営権利者に問い合わせれば当然法令遵守精神から言って「やめてくれ」と言わざるを得ない。

容認すると問題があるし、でも多くの権利者は自分作品自由に楽しんでほしいから、何もしないことで黙認という形で済ませている。

この構造無視してこういう例えを出すのは卑怯と言わざるを得ない。

もしこういったことを是正したいのなら「そもそも版権物のコスプレ公共の場ですることは著作権違反だが、なぜ万博側は版権物のコスプレ禁止と明言していないのか」と万博側に問うべきだ。

コスプレをしない一般人である増田私見

ここからは完全に私の意見ですが、コスプレ自体グレーゾーンの行いであるためやはりある程度の棲み分け必要と考えます過去には子供への接触目的プリキュアの格好をした男性テーマパーク内をうろつくと言った問題過去に発生しています。今回の件では特にそういった意図はなかったようですが、子どもとの接触事態はあったようですしそういった悪意を持った接触とそうでない接触に見分けがつかないことは大きな課題だと感じます。また御本人もnoteに書かれているように、「コスプレイヤーは来場者にとってテーマパーク内の着ぐるみに近い印象をあたえる」という所も、一来場者が運営側の人間に近い振る舞いができてしまうという点で問題が発生しやすい箇所だと思います

まとめると、アニメキャラコスプレという文化自体がかなりアングラ趣味でありメジャーデビューするためにはまだまだ越えなければいけない壁が多く、万博のように大きくて注目度の高いイベントに出てくるのは時期尚早ではないかというのが増田私見です。

万博というオタク文化知識が一切無い不特定多数人間が集うイベントでのコスプレ問題が起きやすいというのは理解できるので、この結論には賛成できる。

これによってイベント運営側もリスクが跳ね上がっていることを理解できていないのだと思う。

(コスプレは既にアングラ趣味とは言えないぐらいの規模の文化だと思うが、本筋と関係ないのでここでは触れない)

今まで色々書いてた割に一般常識的な結論に落ち着いたが、事実を整理する。

事実の整理


結局誰がどう悪いのか

万博

先程も書いたが、包括的な書き方をしているのは受け皿を広くする意味があり、それを許可するということは親コスを言外に許可しているに等しい。

法令遵守ガチガチに行くのなら版権物のコスプレNGという明記が必要だし、そういった括りを理解できない層まで考慮するならそもそも許可すべきではないという結論になる。

どちらかというと親コス文化的に楽しまれてきている土壌があるため実務的にはさして問題ではないのに対し、こちらは実害が出る可能性が高い。

例えば軽犯罪で言えばコスプレして近づき、スリを行うなんてことは容易に想像できる。

おそらく万博側の狙いとしては、日本サブカル文化でもあるコスプレをした人が万博会場を練り歩いてたら、海外から来た人に「日本万博感」を楽しむことができるという考えだったのだろうと思う。

どうしてもこれをやりたかったのなら、万博側が管理している人間でやるべきことであって、無料の来場者を使ってあわよくば万博の一つのコンテンツのように使おうとするのが間違いだった。




マルシルコスプレイヤー側

厳密にはこの通りだが、先程から書いているように「親コス自体は既に一般コスプレイベント文化的に楽しまれているという土壌ができている。

この前提から考えると、実際には違法であるにも関わらずこの結論現実的ではないと言える。

万博側とコスプレイヤー側は、権利侵害する場所を作ったものと、実際に権利侵害している側なのに、コスプレイヤー側のほうが緩いように見えるかもしれないが

これは開催者か参加者かの立場の違いであり、「親コス」が現状でさしたる問題もなく多くの人に楽しまれているという前提があり、コスプレイヤー側は「許可された内容を求めに従い親コスを行っただけ」だからだ。

万博のみならず一般コスプレイベントで「親コス」が文化的に楽しまれているという前提があるために、この結論になる。


枝葉の問題海賊版衣装を買った可能性がある

仮に買ったとしても違法ではないし、万博で着ていても問題はない。

まず万博で着用することの是非はこれが結論

次に、道徳的問題として批判することは構わないが、そもそも買うこと自体違法ではないという一点だけでも、今回の炎上とまぜこぜにして話すべき内容ではない。

先ほどから書いているように、そもそも二次創作文化は非常に複雑な構造の上に成り立っているために、界隈が自衛的に界隈ルールを作り出したが、

万博側はそれを全く考えてないのか、ただ「可能です」と書いただけなので、万博ルールを守って「親コス」をしたら、コスプレイヤーと万博側の想定以上に界隈からの反発があった。

それが発端で枝葉に火をつけて延焼させている、というのが今回の炎上であり、この道徳的問題はこの本質とはズレるまさに枝葉の問題だ。

海賊版衣装からNGなのではなく、そもそも版権衣装NGなのだから、その購入はモラル問題になる。

このようなモラル問題に対して必要なのは転売屋からの購入をやめろ」と啓蒙し続けているように、海賊版衣装に対しても同じように啓蒙しつづけることだ。

その一環として、当人に「もし海賊版衣装を購入したのなら今後はやめましょうね」というのが建設的な行動であり、

今回の炎上からめて何でもかんでも問題として話をするのは話を複雑化させるのはただの個人攻撃になりやすく、受け入れられる事柄も受け入れられにくくなる。

本当に問題として考えているのなら、こんなところに書いている場合ではない。


枝葉の問題:界隈ルールに反したコスプレを行った

守ろうと思えば守れなくはない万博ルールだが、界隈ルール的にはNGだったがために、権利から目をつけられるのが怖くて界隈ルール違反者を叩いているという現状だが

界隈ルールは界隈ルールしかなく、親コスはどうしたって違法しかなく、しかしそれでも親コスが長くサブカル文化として楽しまれてきたという土壌があるために、イベント開催側のルールさえ適切に守れれば社会通念上問題ないと考えるのが妥当だろう。

これが妥当ではないと判断する場合理由は界隈ルールNGからではなく「そもそも違法からコスプレ禁止」というパターンしかなく、その時はコスプレ文化終焉ときだろう。

しかすると、事の発端となったポスト主のように「界隈ルール」は本当に古い考え方となりつつあり過渡期なのかもしれない。

https://x.com/logshiho75/status/1915224409121661114

万博側が当たり前のように包括的ルールで「親コス」を暗黙的に許可したことこそが、コスプレというサブカル文化が一歩踏み出していることの証左なのかもしれない。

そうして広がって規模が今よりも格段に大きくなっていき、今よりも格段に問題が多くでて、いつか権利者側から本当に「待った」がかかるのかもしれない。

なので、界隈はこれまで通り「親コス」という特性を周知しつつ、界隈ルールの生まれ理由公式ルールを守らせる啓蒙活動を続ける必要があるのは間違いない。

(大抵の規則には昔の失敗等からまれ理由がある。それを無視して界隈ルールを変えろとか公式ルールだけ守れば好きにさせろ、なんてことは言わない)


枝葉の問題ホテルタクシーですれ違うだけでも原作迷惑がかかる可能性がある

https://x.com/Melirarara/status/1915069606517215676

このポストスレッドには色々書いているが、コスプレイヤーとしての姿勢のような個人攻撃のようなものも含まれるので重要な部分だけ抜粋する。

そもそもホテルで着替えてタクシーで来たっていうのも良くなくて、ホテルですれ違った人は、チェックアウト時のフロントスタッフは、→

タクシーの乗り場までに居た人は、タクシー運転手は、ただの日常に耳の尖ったガチコスプレしたヤベー人に遭遇してしまってるじゃん。どこかでPermalink |記事への反応(1) | 05:39

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2025-04-17

男さん「女さんがうるさいかAED使わなかったはw」→嘘バレ

昨日駅で女性AED使う機会があったんだけど、申し訳ないがリスク高すぎて駅員さんに頼んだよ。
隣で友人らしき人(ずっと名前呼んで泣いてる)が見てたし無理だよ。何言われるかわからんし怖すぎる。
倒れてる頭支えて、カバンを枕にしただけでも相当勇気振り絞った。

https://megalodon.jp/2025-0417-0951-55/https://x.com:443/grapecrepe_do/status/1911239661269487632

自分は命を助ける行動をしたんだぞって主張するも、女さんにAEDは使わなかったと証言。後に嘘つき扱いされて証拠だと言い張るポストを連投。

ほらあ!あるじゃん!!!!おい!嘘つき呼ばわりしたやつらよぉ!!!!!!!!!!!!!????

こっちが幻覚でもみたんか、明晰夢かとかまで思い始めてたんやぞ全くぅ!!!

https://megalodon.jp/2025-0417-0952-55/https://x.com:443/grapecrepe_do/status/1912042155407024290

AED近くにあったけど駅員さんくるまで気付かないふりしとったわ…服脱がしてつけてたけどそのあいだ「あいつがそういう目で見てた」て言われるの嫌で超離れたし。

あの事件見た後だともう助けられんね…すまんな駅員さん

https://megalodon.jp/2025-0417-1241-47/https://x.com:443/grapecrepe_do/status/1911240082566336947

しかし、この投稿反論が続々。

・9日の事案は“駅構内付近”で12日の事案が“駅付近なのは、なにか表記ルールでもあるんですかね🤔

・救護されていたのは男性だったという目撃者も出てきたので出動履歴だけでは証拠にならないっぽいな〜🙄

・きゃさんは「駅で」と仰っていらっしゃいましたが、きゃさんのスクショ情報を見ると、駅の外と中は区別されるんですね。

・この人が証拠として出した千葉市消防情報って蘇我駅じゃなくて蘇我駅付近」で千葉市中央区今井2丁目50番Googleマップで調べたらわかるけど駅じゃなくない?このサイトを元に創作したけど住所ちゃんと見ずに嘘話作ってしまったのか?

・昨日までは身バレ気にしてたのに、今日になってとったように蘇我駅とか言い始めたの、タイミング的にこれを見たからとしか

蘇我駅ホームでの出来事AEDは近くにあったとの事ですが、蘇我駅AEDは改札から1番線に下るところにあるとの事なのでちょっと変ですね。



後に@grapecrepe_doは以前からミソジニー発言を繰り返していた事も発覚。また、過去ポストから「親を殺そうとする人間人助けをするか?」という邪推をするものも登場。それがこち

老害放置せざるを得んよ…何かやったらすぐ発狂して、止めようとしたら自分が悪くなるんや。止めて警察呼ばれた時はほんっとに殺してやろうかと思った。
お前俺の金盗んで着物買ったの忘れてねえからな?テレビの苦労した人と自分を重ねんな。分不相応にも程がある。身を弁えろ。

結局、明らかにネットに転がってる消防の出動情報からしか拾えるレベルポストしか出てこず、

やっと嘘じゃないと大半の人に示せた、これでダメならもうそれはそいつは何やっても認めない異常者なだけやと思ったんよ…

ふと見たら「あった事実を元にして話した妄想自白した」て言われて、もうどうしろと……
世の中には自分主観以外で事実を受け入れられない奴らがいることを思い知った

https://megalodon.jp/2025-0417-1004-42/https://x.com:443/grapecrepe_do/status/1912129021980393793

とだけポストして逃亡。

身バレなんか怖くないと言ってたくせに「血の付いたバッグ見せれば?」というポストに対して「同僚に申し訳ない」という謎理論で乗り切ってしまう。



にしても、あんだけラーメン店の女さんガー!ってしてた増田ブクマカも、この件に1度も首突っ込んでないの、不思議だねー。

Permalink |記事への反応(1) | 10:08

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2025-03-28

anond:20250328121951

黙っていた理由は、事前に子供だけで遠出しないと約束たからでは?

公立学校特に夏休みなど長期休み前に子供だけで校区外や遠出はダメとかのお便りをもらう所が多いと思う。

ショッピングモール行った子の親も、別のツイート電車に乗る距離子供だけで外出しないという学校の決まりがあったと書いているし。

お便りもらった時点で、親は「大人なしで遠出はしない」と子供約束することになるけど

友達が行きたがったら行き先誤魔化して行ってしまう子は普通にいると思う。信頼関係が崩れかけている親子関係でなくても。

 

学校の決まり理由は、何かあった時のためで

その何かは地震火災や大規模な事故の時、親が早く駆けつけられるかとか

うっかり荷物管理がずさんで置き引きに会ってしまった時も親が呼ばれるし

男子高校生男子大学生グループショッピングモールゲームセンターで仲良くなって、友達の1人、2人が一緒に行動したがるなどの事態が起きた時、カラオケとかの個室に連れ込まれると危ないけど

遠出してないほうが知り合いの目撃者がいる可能性があるとか。仮に目撃者が親で普通に話す間柄ならLINEに連絡くれて、何かある前に対処してもらえる可能性もあるし。

 

色々考えるとちゃんと正当な理由があると思う。

Permalink |記事への反応(1) | 19:27

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2025-03-22

anond:20250322192919

現代日本で人一人殺して捕まらないは無理があるでしょ

ってか上で暗数云々って話題出てるけど、殺すにしろさないにしろ捕まるのは大前提なのよ

生かして帰せば本人に通報されて100%捕まる、殺してもほとんどの場合関係者やら目撃者やらの通報で捕まるけど天文学的確率奇跡が何重にも重なってワンチャン助かるかもしれない、くらいの感覚

現行法の刑期だとそのワンチャンに賭けるにはあまりに分が悪いけど、仮にノーリスクで賭けられるなら賭けない選択肢は無いって話

Permalink |記事への反応(1) | 19:53

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anond:20250322082008

これが事実創作かをフェルミ推定検証するために、いくつかの要素を分析してみましょう。

1.弁護士対応発信者情報開示請求手続き

 →発信者情報開示請求は、主にインターネット上の誹謗中傷違法行為対象LINEのやりとりそのものではなく、SNS投稿に基づいて開示請求ができるという流れは理にかなっています

 →発信者情報開示請求は、裁判所を介する手続き必要なため、1ヶ月で完了するのはかなり速いケース。通常は2〜3ヶ月かかることが多いので、この点はやや不自然です。

2.物理的な行動のリアリティ

 →SNS投稿内容次第では、場所や住居が特定できる可能性はありますが、特定が「簡単だった」と言うほど短期間かつ容易ではありません。

  • 「バッグで頭を叩いて、髪を引っ張って」→現実では?

 → これは暴行にあたる行為目撃者がいる中でこれを行えば、警察沙汰になるリスクが高く、しかも「スッキリした」と余裕のある語り口はやや不自然です。

3.心理的リアリティ

 →浮気発覚から冷静に情報収集し、行動する流れはあり得ますが、文章トーンがドラマチックすぎる点が創作っぽく感じます

4.ネット投稿文体

 → 実際の体験談としては感情の起伏が極端で、まるでドラマクライマックスのような描写が続いています。これにより、創作可能性が高まります

結論
フェルミ推定に基づく結論創作寄り

Permalink |記事への反応(1) | 13:10

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2025-03-21

anond:20250321165649

「終演後、第三者目撃者お客様)に任意でご協力頂き、

警察立ち合いのもとで痴漢行為と疑われる事象は認められないという証言提示されました」

Permalink |記事への反応(0) | 17:00

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2025-02-21

第三者委員会とかサードパーティとか

関係者であったり目撃者であったりを無視していきなり3番目という数字を使うのは烏滸がましいと思う

Permalink |記事への反応(1) | 16:24

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2025-02-07

anond:20210627210031

他者奇跡に立ち会える特等席にいながら、自身は「頭の良くない趣味」と自嘲してんのか。その焚き火の明かりは、実は人々の儚い絆を照らし出す目撃者証明灯なのかもな。私たちは誰もが、人生のどこかで「奇跡当事者」であり、同時に「奇跡の観客」なのだ

Permalink |記事への反応(0) | 14:43

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2025-02-01

インタビューで笑う人

https://www.youtube.com/watch?v=Ho-_YYA8PKo

このインタビューされてる目撃者女性みたいに事故事件を目撃して笑いながらインタビューに答える人って

本人その自覚ないのかね

Permalink |記事への反応(1) | 16:55

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2025-01-26

夢の中で人殺ししまった

完全犯罪について今からベッドの中で考えるわ

目撃者はいるけど口止めはしてるが、ここから漏れるかもなあ

協力者が1人いる、誰だっけこれ、何かのキャラか?

車があるのはありがたい

 

とりあえず道具だよな、道具をバレずに買う

んで血抜きして防腐処理からかな?検索履歴がバレてもいけない

 

防腐剤についてググってもよくわからんな、買ったらバレそう

多分内臓と肉と骨で処理方法が違うんじゃないか

内臓は小分けにして生ゴミかな、トイレは溜まったらアウトだし

 

血液が5キロくらい、内臓が8キロくらい、これ取り除けば残り50キロ台、ボディが面倒だな

Permalink |記事への反応(0) | 08:57

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2025-01-24

anond:20250124170410

岐阜市鷺山路上24日午前7時ごろ、「男性が刺されたような感じ。内臓が出ている」などと、倒れている男性目撃者から通報がありました。

Permalink |記事への反応(0) | 17:10

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2025-01-22

anond:20250122161823

ん~~?

救急隊員が到着する前に患者放置してトンズラしたならともかく、救急隊に引き渡す時に連絡先を訊かれるやろ普通

AED関係なく、親族傷害当事者目撃者可能性もあるんだから

あと 119 に電話した時点で番号の記録も残るだろうし

 

そうなると意図的情報遮断しないと痕跡普通に残って、

救急隊や病院弁護士警察に対する情報提供を拒めない(提供する義務がある)のと違うか?

 

じゃあ意図的トンズラするなり連絡先提供拒否するよう心がけるとして、

そんなんは普通不審者容疑者扱いされて何かあったときに不利になるのでは?

Permalink |記事への反応(2) | 16:55

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救命後も大変だよという話

度々注目されるけどいつも「救命行為」だけが注目されているので、救命後に何が待っているかを紹介したい。

私の場合は目の前で倒れた意識不明のおじさん(意識不明心拍あり)を助けたことがあるけど、

このケースでは救命のものより警察対応の方が大変だったという話です。

歩いてきたおじいさんが目の前で突然倒れる

一番近くにいたのが私だったので咄嗟に状況を確認する

(ここで、出血はないが失禁してる、話しかけても応答がない、息はしていることを確認

「私が通報します」と周囲に説明して119に連絡

周りの人が心配そうに見てくる 駅に近いので人通りが多く恥ずかしい

 「駅からAED持ってきますか?」と聞かれたけど「息はしているみたいなので大丈夫です」と返答

救急消防が到着 近くの交番から警察官が徒歩でやってくる

救急警察に状況を説明第一発見者として事情聴取される

おじいさんが救急車で搬送される

追加のパトカーが到着し、あらためて状況を説明

立会人として写真撮影に協力(地面を指さして写真撮られる、これも周りから見られて恥ずかしい)

あなた説明証明できる人はいるのかな?」という確認が入る 不特定多数が目撃しており、実は少し離れた所(といっても20mもない)で自分と同じく119で連絡していた人もいて、

同様の説明をしたため自分説明が正しいということで信用される

近くの交番まで行き、当時の状況を宣言書としてあらためて紙に書き、最後拇印(悪いことしてないのに指紋取られるの?と思った)

警察からは「目撃者が2人いてよかったです。いない場合だとちょっと大変なので……」みたいなことをいわれる

ようやく解放、ここから帰路に

こんな感じ。その人が倒れて救急に運ばれるまで20分もなかったと思うけど、警察対応含めてトータル1時間半~2時間ぐらいだったかな?

仕事の合間の移動中とかじゃ普通対応できない。このときは家に帰るだけだったけど、仕事から疲れて帰ってるとき時間取られるのはしんどい

通報者がもう1人いたかこちらの説明は信用されたけど、倒れてるのを目撃しているのが自分自身だけ、説明証明する方法がないなら、

警察の言う通り、怪我の程度によっては加害者扱いされかねない。それだともっと時間かかりそう。

第一発見者加害者側かもしれない」という気持ち警察確認してくるということも知ってもらいたい。

ケースにもよると思うけど、個人的には二度と第一発見者にはなりたくないなぁと思った。

anond:20250122095330

Permalink |記事への反応(2) | 14:59

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2025-01-12

女性AEDを使ったら訴えられた話

 街中で突然倒れた人を見かけたら、まず声をかけて反応を確認し、必要に応じて救急車を呼ぶ。そして意識がない、呼吸もないといった状況なら、AEDを使って心肺蘇生を試みる。――これは、学校での救命講習や各種啓発イベントなどで何度となく耳にしてきた基本中の基本だろう。わたしも何度か講習を受けた経験があるし、いざというときに手をこまねいてしまわないよう、頭ではしっかり理解していた。実際、その知識が役に立つと思った瞬間があった。まさか、その行為が原因で後に大きな問題に巻き込まれるとは想像していなかったのだが……。

 あの日わたし会社帰りに駅前広場を通り抜けていた。残業続きでクタクタだったとはいえ、そこまで遅い時間ではなかったし、人通りも多かった。目の前で、一人の女性がふらふらと歩いていて、そのままバタリと倒れ込んだのだ。最初は何が起きたのかわからず、周囲の人も「大丈夫ですか!?」と声をあげていた。わたしは少し離れた場所にいたが、一瞬で「AED必要かもしれない」と頭をよぎった。

 近くに設置されているAED場所は、駅前広場にある公衆トイレの壁に設置されたケースの中だったはずだ。わたしは意を決して走り出した。「AEDを持ってきます!」と周囲の人に声をかけると、誰かが「お願いします!」と呼応してくれた。すぐに赤いボックスを取り出し、倒れた女性のもとへ戻った。

 女性は目を閉じ、完全に意識を失っているように見えた。周囲には数人が集まっていたが、どうやらCPR(心肺蘇生法)を施せる人はいないらしく、誰も直接触れることができずに戸惑っていた。わたしはできるだけ落ち着いて「誰か救急車を呼んでください!」と叫び、同時に脈や呼吸の確認を試みた。わたし医療資格を持っているわけではないが、研修で学んだことを思い出しながら、AEDのパッドを貼る準備をした。

 そのとき女性服装は薄手のブラウススカートだった。AEDを装着するには上半身露出させなければならない。わたしはできるだけ周囲の視線を遮るように上着を掛けるなどの配慮をしたつもりだった。そしてパッドを貼り、「解析中です」という機械アナウンスに従いながら、電気ショック必要判断されたタイミングボタンを押した。まるでテキストで習った通りの手順だった。

 しばらくすると、女性はうっすらと意識を取り戻し、救急隊員が到着。たしかに緊迫した状況ではあったけれど、結果的にはAEDが功を奏したのか、彼女は命を取り留めたようだった。救急隊員が女性を運び出すとき「応急処置ありがとうございました」と言ってくれたのを覚えている。わたしは内心、ほっと胸を撫でおろしたし、自分がやったことが正しいはずだと信じて疑わなかった。

 ところが、それから数日後、衝撃的な出来事が起こった。わたし会社仕事をしていると、受付から内線が入り、「警察の方が訪ねて来られています」と呼び出しがあった。慌てて応対に出ると、どうやら先日のAEDの件について話を聞きたいという。救助活動に関して事情聴取をすることがあるのは知っていたから、そのときは「あの日の状況説明かな」と思い、素直に協力するつもりだった。

 しかし、警察署で説明を受けて初めて知ったのは、「助けた女性わたしを訴えようとしている」という事実だ。正直、意味がわからなかった。そのときわたしに与えられた情報では、彼女が主張しているのは「不必要に胸を触られた」「身体を晒されて恥ずかしい思いをした」というものしかった。わたしAED使用するためにやむを得ず、服をめくり、胸にパッドを貼っただけだ。わいせつ目的などあるはずもない。警察担当者からは「いまはまだ疑いの段階で、詳しく事情を聞かせてください」と言われ、まるでショックで頭が真っ白になった。

 訴えられると言っても、すぐに裁判になるわけではない。まずは警察事実関係を捜査し、検察に送るかどうかの判断が下される。その流れ自体ニュースなどで聞いたことがあるが、まさか自分当事者になるなんて思いもしなかった。警察の取り調べは冷静で丁寧だったが、いざ尋問されると「AED必要だったんです」と言いながらも、自分がきちんと説明できているのか不安でたまらなかった。どんな些細な言葉尻を捉えられて、好ましくない形で記録されるかわからいからだ。

 わたしが行った行為は「緊急避難」「正当行為」という文脈正当化されるはずだ――多くの人がそう言ってくれた。会社の同僚や友人も「むしろ表彰されるようなことだ」「訴えられるなんて信じられない」と口々に励ましてくれた。それに救急隊員も「早い段階でAEDを使ってもらったことが幸いだった」という言い方をしていた。だからこそ、訴えられること自体理解しがたいし、憤りすら感じる。

 当の女性は、倒れたとき記憶曖昧なまま搬送され、その後で周囲の人から「胸をはだけられていた」「男性が服を脱がせていた」といった断片的な情報を聞いたのだろう。さらにその“目撃情報”の内容が正しく伝わっていない可能性もある。結果として、「あの人に性的意図身体を触られたのかもしれない」という不信感が芽生え、誰かの入れ知恵もあって警察に訴えるという流れになったのではないか……そんな推測をするしかない。本人から直接話を聞ければいいのだが、今は弁護士を通じた対応しかできないとのことだった。

 その後、警察での事情聴取は何度か続いた。具体的な手順を改めて説明するたびに、「AEDのパッドを貼るために胸を露出させる必要がある」「女性場合下着を外す、またはずらしてパッドを貼ることもある」といった、あまりデリケートな部分の話を繰り返さなければならなかった。担当警察官は専門知識を持っていて理解を示してくれたものの、自分自身のことをどこか客観視してしまうというか、いつの間にか「本当にやましい気持ちはなかったのか」と自問してしまう始末だった。わかっているのに、言葉を尽くしても、どこか孤独な気分になる。こういうのが"疑われる側"の心理なのかもしれない。

 さらに、女性代理人からは「意識のない状態で胸を晒されたことに強い精神的苦痛を感じている。損害賠償検討している」といった内容の通告もあったと聞いた。その文言わたしの耳に「感謝ではなく金銭要求する」というふうにしか響かなかったが、本人の主張としては、「意図的に身体を見られたかもしれない」「AEDを使わなくてもよかったのでは」とまで思い込んでいるようなのだAEDに関する知識が乏しいまま、自分が倒れていたあいだに行われたことを全て悪意として捉えてしまっている可能性が高い。たしか医療現場知識を全く持たない人からすれば、ショックも大きいのかもしれない。でも、それでも納得いかないのが正直なところだった。

 わたしとしては誠実に説明し、「あなたが助かって本当に良かった」と伝えたい。しかし、直接連絡を取ることは叶わない。救急隊員や目撃者証言が集められ、また街頭カメラ映像からも、わたし行為に「過剰さや悪意はなかった」と証明されるはずだと弁護士には言われている。「AED必要のない状況だった」という可能性は極めて低いし、第一現場判断としては心停止かもしれない、という最悪の事態に備えるのが当然の行動だ。むしろ何もしなければ、そのまま命を落としていたかもしれない。

 結論から言えば、結局は不起訴処分で終わった。それでも、女性代理人民事での損害賠償請求を取り下げるまでにはもう少し時間がかかった。最終的には裁判所で「わたし行為は緊急対応として必要不可欠であったこと」「医学的にもAED使用は正当な手段であり、やましい意図がなかったこと」が認められ、相手側も引き下がる形で決着した。長い長い時間精神的な疲労を強いられたが、無事にわたしの"無実"が確定した形だ。

 もしかしたら、「AED使用で訴えられたらどうしよう」という話は都市伝説のように囁かれていたのを聞いた人もいるかもしれない。わたし自身、その噂程度には耳にしたことがあるが、実際にそこまで発展するのは極めて稀なケースだろう。しかし、可能性としてはゼロではなかったのだ。女性本人のショックや、その周囲の偏ったアドバイス、あるいは金銭的な思惑が絡むと、こんなにもおかしな方向へ転がってしまうのかと痛感した。AEDを使うことが推奨されているにもかかわらず、こうした事例が広がると、いざというときに誰も助けようとしなくなるかもしれない。それが一番怖い。

 今回の経験を通じて、わたしあらためて「いざというとき、人を救う行動をとるのは大事」だと思う反面、「誤解やトラブルリスクゼロではない」ことを強く意識するようになった。だからといって、それを理由救命行為をためらうのは本末転倒だし、AEDの普及や救命講習の啓発に逆行する。実際、わたしももう一度同じ状況に遭遇したら、必ず行動に移すだろうと思う。命を守るために必要行為が「訴えられるかもしれない」と萎縮されるような世の中になってほしくないし、そうならないように、どうにか制度理解もっと進むことを願うばかりだ。

 いま振り返ると、一番辛かったのは「そういう意図はなかった」ということを何度も何度も説明し、あたかこちらが加害者であるかのように扱われる時間だった。無罪を勝ち取るとか、問題なく終わるとか、そういう言い方では表せないくらい、人を救おうとした行為否定される精神ダメージは大きい。世の中にはやはりいろいろな考え方があるし、誰もが医学知識を十分に持っているわけではない。だからこそ、「AEDを使うときの手順や必然性プライバシーへの配慮」について、もっとしっかりと周知される必要があるのだと思う。

 最終的に女性とは直接会話をすることはなかったが、代理人を通じて「結果的に命を救っていただいたことを感謝しています」という伝言けが届いた。それが真に彼女本心なのか、あるいは形だけの言葉なのか、わたしには判断できない。だけど少なくとも、彼女健康を取り戻したという事実のものは素直に喜びたい。誰かの命を救う可能性があるAED存在意義は、決して否定されるべきではないからだ。

 この一連の出来事は、わたしにとって大きな教訓になった。AEDの使い方や救命措置の手順を頭に叩き込むのは大切だが、それだけでなく、助ける側も「法的トラブルリスク」を認識し、適切な配慮をしたうえで行動する必要がある。現場ではなかなか難しい話とはいえ、できる限り第三者の協力や証人を確保する、周囲の目がある場所で行う、といった工夫も大事なのかもしれない。救助者の立場を守るための仕組みも、行政社会全体で整備されてほしいと切に願う。

 結局のところ、人を助ける行為尊いが、そこに伴うリスクを完全に排除することは難しい。それでも、誰かが命の危険さらされているなら、迷わず手を差し伸べる世界であってほしい。わたし自身も今回の苦い経験に折れることなく、次に同じ状況が起きたら、やはり躊躇なくAEDを使うだろう。命を救うために必要行為を、社会として後押しできるような意識ルール作り――それが進んでいくことを強く願っている。

Permalink |記事への反応(18) | 18:32

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2025-01-09

ソーシャルメディアはクソ

ソーシャルメディア概念人間性乖離し、我々の生活を蝕む悪性腫瘍と化している。その蔓延は、特にジェネレーションアルファにとって深刻な脅威となっている。彼らは、スキビディトイレショート動画といった知的価値皆無のコンテンツに没頭し、本来培うべき批判的思考力や創造性を喪失している。

我々は、この虚構世界に埋没し、実生活との接点を失いつつある。スマートフォンという名の麻薬依存し、YouTubeInstagramアルゴリズムに操られ、自律性を放棄している。かつてゲーム機書籍提供していた豊かな想像力と没入感は、今や瞬間的な刺激と引き換えに失われつつある。

ソーシャルメディアの初期理念は崇高であったかもしれないが、現状は企業利益追求個人自己顕示欲に毒されている。YouTuberやインフルエンサーは、視聴者知的成長を顧みず、ただ収益化のために魂の抜けたコンテンツを量産している。

我々ジェネレーションZは、この歪んだ現実最後目撃者かもしれない。ロックダウン以降、ソーシャルメディア青春期の貴重な経験を奪い、代わりに無意味情報の海に我々を沈めた。

現代ソーシャルメディア人類進化に逆行する存在だ。我々は、この中毒的なプラットフォームから脱却し、真の人間性と知性を取り戻す必要がある。さもなければ、我々は感情を失った機械と化し、ブレードランナー世界観が現実となる日も遠くないだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 12:25

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2024-12-27

滋賀医大事件以外に女として許せない判決三選

青い鳥判決

[原告(妻)の主張]

長年にわたりからDVモラハラを受けてきたし夫は育児ほとんど手伝わなかったので離婚して29年の結婚生活を終わらせたい

[被告(夫)の主張]

育児ほとんどしなかったのは事実だがそれは家族のために自営業に打ち込んで来たかである

逆に夫としても妻が自営業ほとんど手伝わなかったことに不満がある。

[判決]

離婚は認めない。(以下、『』内は原文ママ

現在原告(妻)と被告(夫)との婚姻関係はこれを継続することが困難な事情にあるが、なお被告(夫)は本件離婚に反対しており、原告(妻)に帰ってきてほしい旨懇願しているのであって……(中略)……、被告(夫)が前記反省すべき点を十分反省すれば、いまなお原告(妻)との婚姻生活継続可能と考えられるから原告(妻)と被告(夫)、ことに被告(夫)に対しての最後の機会を与え、二人して何処を探しても見つからなかった青い鳥を身近に探すべく、じっくり腰を据えて真剣に気長に話し合うよう、一切の事情考慮して婚姻継続を相当と認める。』

訴訟継続中、ひとかどの身代を真面目に作り挙げた被告(夫)が法廷の片隅で一人孤独に寂しそうにことの成り行きを見守って傍聴している姿は憐れでならない』

夫が述べた『妻が充分に夫の世話や家業の手伝いをしない』の不満に、妻は『耳を傾けるべきである

【既婚男性女子高生不倫しても無罪

[検察の主張]

被告人は31歳の飲食店店長で妻と1歳の子供がいるにも関わらず当時17歳女子高生A子と淫らな行い(※性行為)を行った

これは愛知県青少年健全育成条例違反している。

[被告人の主張]

愛知県青少年健全育成条例は『専ら自己性的欲望を満足させるため』の交際禁止しているが、A子の関係はそのようなものとは異なる真剣交際であり、条例には違反しない。

[判決]

A子は被告人が既婚者であることを知っており、また妻と離婚するつもりは無いことも聞かされており、騙されていたわけではない。また、A子としても被告人との結婚を望んでいたわけではない。

そのうえで被告人とA子は性行為だけでなく映画ドライブデートをして、またディズニーランドに遊びに行くなどの約束もしていた。

被告人とA子の関係は性行為のみを目的とする関係ではなく、被告人が既婚者であることを除けばいわゆる恋人同士の関係と全く異なるところはないである

従って被告人の行為条例違反しておらず、無罪

巨乳無罪

[検察の主張]

被告人(女性タレント)はBと交際しており、事件の朝方Bの家を訪れた。その時Bの家には、Cという女性がいた。

Cという女性とBとの関係不明。その後Bは部屋を出て、コンビニアメリカンドッグを買いに行った。そしてBが部屋に戻ると、被告人とCとがつかみ合いのケンカをしていた。

Bは、Cと被告人がケンカをしているのをみて仲裁に入り、被告人を落ち着かせようとしてドアの外に出した際、被告人がドア(木製)を蹴破ってその穴から通路内へ入った。事件目撃者110番通報し、被告人は逮捕された。ドアを蹴破った行為器物破損に当たる。

[被告人の主張]

被告人はドアを蹴破ったのはBであり自分ではない、またそもそも蹴破った穴をくぐり抜けることはできなかった。なぜならその穴は縦72センチメートル、横24センチメートルであり、痩せた男性なら通れる(警察実験)が、胸囲101センチで胸部前後径(背中から乳首までの距離)が29センチ被告人は、約24センチの穴を通り抜けることはできない。従って蹴破ってそこから中に入ったという証言も信用できない。

[判決]

審理の結果、胸囲が101センチで、背中から乳首までの距離が29センチある被告人は、横24センチのドアにある穴をくぐり抜けることはできなかったと判断し、被告人の主張を認める。この結果やほかの証拠をみると被告人が有罪であるとは証明できない。よって被告人は無罪

Permalink |記事への反応(10) | 12:37

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2024-12-23

anond:20241223170742

SNS運営元が見てるぞ。

それで闇バイトに流すんだわ。

家を襲うやつは、捕まらないために目撃者は全員殺すつもりでやってくる。

Permalink |記事への反応(1) | 17:21

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