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2025-09-01

オルカンについてお勉強

https://anond.hatelabo.jp/20250827130939 の元増田です。

いくつかご意見いただいたのですが、なかなか有用なご意見をいただけなかったので自分なりに調べてみました。

(実際は目論見書をよく読んだのと運用報告書確認しただけに近いので、当然知ってるぜ!ってことを書いてあるだけです。

というわけで、何も見ずに買ってるひとはまずhttps://emaxis.am.mufg.jp/fund/253425.htmlアクセスして目論見書運用報告書確認しましょう。)

以下、本文

そもそもオルカンとは

正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー)」  〈愛称オルカン

三菱UFJアセットマネジメント株式会社が投資家から委託を受けて運用(指図)しているインデックス型の投資信託のことを指す。(ETF上場投資信託とは違う!)

世界株式分散して投資できるので近年個人投資家大人気♪

分散投資リスクヘッジにいいんだ!なんてよく聞きますよね?)

運用益もあるが資金流入も続いており、2025年7月31日時点で総資産純資産総額)は6兆8583億700万円を誇っている。


世界投資するっていうけどどういうこと?

オルカン世界有数の世界株式市場網羅した株式指数であるMSCI ACWI指数ベンチマークとして運用されている。

世界への分散投資のための便利ツールMSCI ACWI指数

MSCI ACWI指数とはMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタルインターナショナル )incが算出する指数の一つ。

MSCIAll Country WorldIndex(ACWI)は先進国23市場新興国24市場から選ばれた大型株、中型株2524銘柄から構成されている。なお、構成銘柄時価総額合計は全世界市場購入可能株式時価総額の85%である。(単純な株式時価総額比率にしているのではなく浮動株比率考慮されている)

構成銘柄は年4回見直されており、入れ替え時期は対象個別株に対して上昇下降圧力がかかる。

指数自体価値は無いが、指数ベンチマークとしている投資信託などが買入・売却するため入替の前後の時期に株価が変動する。一気に入れ替えてしまうと株価がとんでもなく上下するので、ある程度の期間を設けて買入・売却をしているらしい)

なお、MSCI incのプレスリリースよると、MSCI ACWI指数に連動している資産2024年10月31日時点で約4.9兆ドル資金流入株価上昇により現在さらに増加しているものと思われる。

2025年7月末の世界株式時価総額は136.8 兆ドル(岡三証券レポートより)らしいので3.5%程度はMSCI ACWIに連動して動く資金となっている。


オルカンに話を戻すと

MSCI ACWI指数」に連動するよう設計されている「オルカン」だが、実際の購入銘柄保有数は運用報告書を見れば書いてある。

購入されている銘柄がどこまで指数と一致しているか確認まではできないが、指数との乖離率は概ね1%を切っており、大きな差はないものと思われる。

オルカンの中身はマザーファンドと呼ばれる3種類のファンドが合わさった形となっている。

新興国株式インデックスマザーファンド

日本株インデックスマザーファンド

外国株式インデックスマザーファンド

(なぜ別々のマザーファンドがあるかというと、三菱UFJAM社が組成している別の投資信託にも流用できるようにするためだと思われる。ファンドは大きければ大きいほど管理コストが下がる。外国株式インデックスマザーファンドを組み入れている投資信託100以上ある。)

わずかだが、上記マザーファンド以外の資産もある。


個別銘柄は莫大な数があり書ききれないのと運用報告書確認すればわかるので割愛するが、

 国別だとアメリカ64.1%日本4.7%、イギリス3.2%、、、

 業種別だと情報技術26.2%、金融17.4%、資本財・サービス10.7%、、、

 銘柄別だとNVIDIA5.0%、Microsoft4.2%、Apple3.6%、、、

といった国・業種・銘柄へと投資している。(上記は全て2025年7月31日時点)


で、結局リスクって?

実はこれも目論見書に書いてあり

価格変動リスク

一般に、株式価格は個々の企業活動や業績、市場経済の状況等を反映して変動するため、ファンドはその影響を受け組入株式価格の下落は基準価額の下落要因となります

為替変動リスク

組入外貨資産については、原則として為替ヘッジを行いませんので、為替変動の影響を大きく受けます

信用リスク

組入有価証券等の発行者取引先等の経営財務状況が悪化した場合またはそれが予想された場合もしくはこれらに関する外部評価悪化があった場合等には、当該組入有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払い・償還金の支払いが滞ることがあります

流動性リスク

有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要供給がない場合取引規制等により十分な流動性の下での取引を行えない場合または取引不可能となる場合市場実勢から期待される価格より不利な価格での取引となる可能性があります

カントリーリスク

新興国への投資は、先進国への投資を行う場合に比べ、投資対象国におけるクーデターや重大な政治体制の変更、資産凍結を含む重大な規制の導入、政府デフォルト等の発生による影響を受けることにより、価格変動・為替変動・信用・流動性の各リスクが大きくなる可能性があります

といったリスクがあげられている。

(その下に「上記は主なリスクであり、これらに限定されるものではありません。」とも書いてあるが、、)


過去出来事の振り返り

オルカン自体比較最近組成されたので10年以上前価格推移は存在しないが、ベンチマークとしているMSCI ACWIは2008年以降に作られ、それ以前の指数は同条件のもので試算されたもの1999年より確認することが可能

MSCI ACWIの過去の月次推移を見て、下落局面にどのような動きをしていたか確認する。

リーマンショック(2008年9月)

 リーマンショック前の高値2007年10月31日に647.47であった指数は、リーマンショック後の2009年2月27日には294.13と高値より50%上下落している。

仮に2007年10月に当指数連動型の投資信託を購入した場合2013年4月30日に651.83をつけるまで、5年以上含み損を抱えることとなっていた。(流動性枯渇により指数から乖離している場合があるので異なる可能性もあり)

コロナショック(2020年2月)

 2020年1月31日に1168.29であった指数2020年3月31日には929.98と約2割下落。2020年7月31日には1169.50とコロナショック前の水準に戻している。

ウクライナ侵攻(2022年2月)

 ウクライナ侵攻前高値2021年12月31日に1642.38であった指数2022年9月30日には1226.23と25%程度下落。2023年12月29日に1654.71をつけるまで指数が戻るのに2年間かかった。

結論

オルカン買っておけばよい

Permalink |記事への反応(0) | 09:06

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2025-08-05

東京ガスガス料金お支払いのご案内

myTOKYOGAS

※本メール重要なお知らせとして、東京ガスの会員登録をされているお客さまにお送りしております

ガス料金のお支払いのお願い

重要なお知らせ

2025年7月24日を支払期限としてご案内しておりましたガス料金につきまして、

現時点でお支払いの確認が取れておりません。

日頃より東京ガスをご利用いただき、誠にありがとうございます

つきましては、下記のとおり至急お手続きいただきますようお願い申し上げます

■未納料金について

未納料金:3,420円(税込)

お支払い期限:2025年7月24日(期限超過)

重要】お支払いが確認できない場合供給停止などの措置を取らせていただく場合がございますのでご了承ください。

お支払い手続き

■ご注意事項

お支払い手続き24時間受付しております

お支払い方法は、クレジットカード銀行振込・コンビニ決済からお選びいただけます

お支払い完了後、確認メールをお送りいたします。

不明な点がございましたら、お客さまセンターまでお問い合わせください。

※本メールアドレスは配信専用です。ご返信いただいても個別の回答はいしかますのでご了承ください。

※ご不明な点がございましたら、東京ガスお客さまセンター(0570-002211営業時間9:00-17:00 年中無休)までお問い合わせください。

発行者

東京ガス株式会社

〒105-8527東京都港区海岸1-5-20

※本メール記載された内容の無断転載転送禁止いたします。

Copyright (c)2025TOKYOGAS Co.,Ltd.All Rights Reserved.

うちはプロパンガスなのになんだこれは。ふざけるな東京ガス倒産しろ

Permalink |記事への反応(0) | 11:44

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2025-07-16

アメリカの新しい法律によって、ステーブルコインによる決済が普及する可能性がある。

テーブルコイン決済は、既存クレジットカード決済と競合する存在となりえる。

テーブルコインというのは仮想通貨である

特徴は、その価値裏付けるための資産発行者が保持することで価格を安定させていること。

例えばサークルインターネットグループCircleInternetGroup Inc.)の発行するUSDC(USDコイン)は、1USDCが1米ドルと連動している。

その価値は100パーセント裏付けされた担保資産により保証されており定期的に厳しい監査を受けている。

このようなステーブルコインの発行のための条件を法律で厳密に定義して規制することでステーブルコインの普及を進めようとしているのがトランプ政権と米議会である

仮想通貨大手取引所コインベースECサイト向けに、USDCで決済するサービスなどを提供している。

今後のこのような決済が爆発的に普及する可能性がある。

テーブルコイン決済の利点は、その決済料がクレジットカード決済に比べて安価であることだ。

Amazonのような企業もステーブルコインの発行を検討しているといわれている。

はてな界隈では、クレジットカード会社の規制により決済が不可になるコンテンツなどが話題になることがある。

テーブルコイン決済が、そのような問題簡単回避できる可能性もある。

Permalink |記事への反応(0) | 08:13

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2025-06-07

AIに聞くチケット以外に転売禁止が広がらない理由

チケット不正転売禁止法」がチケット限定されている理由、および他の物品には広がっていない理由には、以下のような法的・経済的社会的背景があります

チケット転売特に問題視された理由

「入場券」はパーソナルな利用が前提

ライブスポーツ舞台など、チケットは本人が現地で一度だけ使うもの

「誰が」「いつ」使うかが重要で、身分確認・事前登録など本人性の担保可能

よって転売が起きると、運営側セキュリティや座管理に大きな混乱を招く。

不当な価格上昇とファン不利益

人気イベントでは、チケットがすぐに「買い占められ→高額転売」される構造問題視

本当に行きたいファン適正価格で入手できず、不満が大きかった。

興行主・アーティストの「意図」を裏切る行為

ファンのために価格を抑えている」→それが高額転売されると、興行主の信頼を損ねる。

文化振興スポーツ振興に逆行するという批判も。

一般の物品に適用が難しい理由

商品は「所有権」が中心で、誰が使っても問題ない

チケットは「利用権(本人限定)」だが、例えばゲーム機スニーカーなどは「モノ」なので、誰が使っても問題ない。

所有者が自由に売買するのは民法上も認められており、転売のものを一律で禁じるのは憲法の「財産権保障」に触れる恐れがある。

転売行為違法、とは言い切れない

商品流通における「転売」や「再販売」は、一定経済活動として古くから存在

小売業中古市場も広義では「転売」であり、これを全面禁止すると経済活動制限しすぎるリスクがある。

違法性がある場合は、別の法律対応できる

詐欺的な転売特定商取引法景品表示法

商標権侵害商標法

独占的買い占め・操作独占禁止法優越的地位の濫用

一部の物品では例外的転売制限されているケースも

医薬品医療機器薬機法により販売者許可必要

酒類酒税法により免許制

マスク・消毒液(コロナ禍)→一時的に国が価格統制を導入

プレミアム付き商品券 →発行者利用者限定に設定

これらは「公共性が高い」「安全性重要」「需給バランスの維持が必要」といった特別理由があるため、例外的転売制限されています

結論

チケットけが法律転売禁止されたのは、「本人利用が前提」「混乱・損害が大きい」「興行主の意図を守る必要がある」などの特殊性があるからです。

一方で、他の一般物品は所有と流通自由憲法経済の基本に根ざしているため、安易法律による一律禁止は困難です。

Permalink |記事への反応(1) | 18:22

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2025-05-15

anond:20250515173708

ちょっとなにいってんのかわからん

分離署名しろ公開鍵発行者がその本文内容のことを確かに書いた」という証明が出来てる時点でその目的は完遂されてるよな。

文を書いた別人が居るかもって話をし始めたら運営だろうか関係なくなるだろ。物理的にログイン済みの端末奪い去って書き込んでるって話してるんだろ?

Permalink |記事への反応(0) | 17:46

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anond:20250514185312

↓のツリーにいる(削除済みで草)、署名コピペし放題だからと言って証明力を否定できたと思い込んでるやつのことかな?

https://anond.hatelabo.jp/20250514170144#

分離署名しろ公開鍵発行者がその本文内容のことを確かに書いた」という証明が出来てる時点でその目的は完遂されてるわけで、いくら署名コピペしたところで目的妨害には全くなってないことを理解してないのが笑えるんだわ。

-----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEABYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaCVqcQAKCRBwMdsubs4+SGjEAP9Qkl3hRiS8v/CmloKYX/XXqzdwfOYlFs/5vUP7vYUnBAD/UOyMu8Yby9HZS1phxS8GB9nbnqV1vdw40shD4N1Gmww==pMxQ-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(0) | 13:16

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2025-04-07

 続: Kyashの件

anond:20250404010054

ブコメをみたら注目コメントトップが誤解を招きそうな表現だったので補足しておきます。なお、今回書いているのは「前払式支払手段(Kyashバリュー)」の話で、「資金移動業(Kyashマネー)」は関係ありませんので、そこは注意して読んでね。

資金決済法で供託しない場合ポイントは6カ月で消さないといけない。

これは間違いではないんだけど因果が逆な気がして気になる。説明としては「有効期限が6ヶ月未満の場合は、前払式支払手段適用除外対象となり、届出や登録供託義務を負わなくてよい」とする方が正しい(他にも未使用残高が1000万円を超えるなどの条件もあるが割愛)。

届出もまあ大変だし、登録もっと大変、供託手続きもまあまあ面倒だし、供託義務によりキャッシュは減るしと、事業者視点だと有効期限を短くして適用除外となったほうが嬉しい。でも利用者視点で見ると期限が短いのはただただうれしくないわけで…。

では、なんでこんな規定があるのかというと、概ね以下のような理由だと理解している。(なお、実際の議論や経緯を読んだわけではないので周辺のドキュメントなどからの推測)

この規定必要性には一定理解はするけど、利用者有効期限などをちゃんと把握することが前提になっていて、うまく働いていないんじゃないかなーとは思う。利用者が気にしないなら6ヶ月未満に設定したほうが事業者にとっては良いわけだからね。

といいつつ、ある領域では6ヶ月未満に設定できないという事情がある…という話を以下に続ける。

ブコメゲームポイント消えるよ消えないよ派が分かれている理由

推測になるけど書いた人の環境iOSAndroid,PCかで分かれているんじゃないかと思う。というのもApp Storeにはアプリ内購入でアプリ内のポイントを購入した場合有効期限をつけてはならない、という規定があるからだ。

アプリ課金で購入されたクレジットゲーム通貨有効期限を設定することはできません。また、返還可能アプリ課金を導入する場合返還メカニズム実装する必要があります

App Reviewガイドライン 3.1.1

から環境の違いによって消えたことねえよと消えたことあるよで分かれてしまっているのかも。まあiOS以外から購入されたポイントのみを失効させる機能実装コストを嫌ったり、特に大手場合利用者保護を鑑みてすべてのポイント有効期限を設けないとする所も多そうではある。

余談

自分サービスしか利用できないポイントについても第三者型と同等の利用者保護措置が講じられなければならないのはちょっと厳しすぎるのではないかなと思はなくなはい特に海外自家型に関する規制があるという話は調べても出てこないので、国内企業だけやたら不利になってるってことはあるんじゃないかなとかは思う。利用者保護大事だけどもう少し見直しても良いんじゃない?とは思う。

話をブコメに戻して

Kyashは供託してないのかなぁ?

これは※注釈で最終利用日から6ヶ月経過でアカウント閉鎖の規定が書かれているから前述の適用除外となっているのでは?という疑問かと思われますが、注釈の前に「無期限」と書いているからそちらが適用されているのかと思います

また、Kyashは、第三者型前払式支払手段としても資金移動業としてもきちんと登録されており、

前払式支払手段(第三者型)発行者登録一覧

供託など必要なことはやってるでしょと思います特に資金移動は資金保全については厳しいです(業務資金移動業担当したこといか実態は知らんけども)。滅多なこというんじゃありませんよっ!!

Permalink |記事への反応(0) | 09:29

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2025-04-04

anond:20250404010054

金融庁ガイドラインも見たほうがいいよ

前払式支払手段発行者関係

https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kaisya/05.pdf

資金移動業者関係

https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kaisya/14.pdf

Permalink |記事への反応(0) | 10:41

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2025-04-03

anond:20250403164201

Kyashって前払式支払手段発行者登録してるでしょ

別に期限を設けなくてもいいはずだが

Permalink |記事への反応(0) | 16:46

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2025-01-03

anond:20250102183153

御朱印発行者宗教)は自分への帰依を問うてるのだから限定して信仰を試すのはあり得ることだろう

Permalink |記事への反応(0) | 20:40

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2024-12-11

anond:20241211110126

元増田「全部の数字ランダムにいれればあ」

俺「1桁目から6桁目までの数字発行者識別番号最後数字チェックデジットランダム性はない。」

こうならないのは社会性が心配

Permalink |記事への反応(2) | 11:05

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anond:20241211105838

元増田「全部の数字ランダムにいれればあ」← ただのアホ書き込み

俺「ランダムだと10垓回くらいだねえ」← 付き合ってアホ書き込み

どっかから湧いて来た人「1桁目から6桁目までの数字発行者識別番号最後数字チェックデジットランダム性はない。」← 社会性が心配

Permalink |記事への反応(1) | 11:01

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2024-07-26

漫画単行本の表紙、対価は支払われている

漫画単行本の表紙、描いても0円。出版社おかしい。金を払ってください。」とする投稿がバズっていました。

結論からいうと実際には0円ではなく、お金は支払われています。ただし、それは原稿料ではありません。印税です。

複数の方が指摘するように原稿料印税定義が異なります

原稿料発行者が出す著作物寄稿した原稿への「掲載料」です。漫画では大抵、1pいくらといった計算です。

印税は著者が出す著作物発行者が支払うものです。発行部数に比例した金額となります

1000円の単行本を1万部刷り、印税10%だと100万円が支払われます

これに表紙や描き下ろしなどの対価が含まれます

10万部だと1000万円、100万部だと1億円、1000万部だと10億円!

注目すべきは、刷った部数に応じるのであり、実売部数ではないことです。※電子書籍は別

現実的には大多数の単行本は刷り部数の半分も売れず、重版がかかることはありません。

大体赤字です。採算ラインを知りたい場合は「商業漫画 黒字」などで検索してください。

Permalink |記事への反応(0) | 04:21

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2024-02-18

anond:20240217214145

ミニコミ媒体」の信頼性発行者と読者の狭いサークル内で担保しなければならないのは大変そうだし

そういうのはできないしやらないとなればカルトに堕する

とかくこの世は生きづらい

Permalink |記事への反応(0) | 17:38

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2023-11-14

anond:20231114023701

なかなかそういうコンテンツを買わないからなあ。

おそらくユーザー体験の高い発行者なら販売個数桁(5桁とか)で連番ふるだろうけど、なかなかそういうコンテンツを売らないからなあ。

Windowsデフォルトで一桁二桁はソートできるけど、なかなかそんなコンテンツダウンロードしないからねえ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:22

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2023-04-09

追記老いていく親の終活 財産分与又は終活リアリズム

https://anond.hatelabo.jp/20230407210512 これの追記

書いたつもりがスポッと抜けていた「財産分与」について。あと「関係を良好にできない親の場合は…」についても少々。

この俗説は因果が逆なんです→『財産が自宅ぐらいしか無いという人ほど、相続大戦争が勃発する』

ブコメにあった『財産が無い人ほど相続大戦争が勃発する』というのは、よく言われてる話なんだけど、因果ちょっと勘違いしていて、半分ぐらいしか合っていない。

自宅ぐらいしか財産が無い家で揉めたら、生きてる家族人生にそこそこ大きな影響があるような相続大戦争になることもあるが、財産がたいしてなかろうが、家族仲・兄弟仲がいい、または家族がそれなりに常識的合理的なご家庭の場合は揉めることはない。

揉める根本原因は「大した財産がないから」ではなく、家族兄弟間の仲が良くなかったり、家族兄弟の誰かがそれぞれの家庭に何らかの問題があって合理的判断ができなくなっているという点だ。

増田なので言葉を選ばずに言うが、お金があってもなくても、人間関係が悪いか、もしくは頭が悪いかの場合は、たいてい揉める。ただし、その先はリアリズムで、家族間で揉めてもお金があれば最終的には日常生活におけるクリティカルな悪影響は受けにくい。しかお金がないとそうじゃない…(財産分与で揉めて調停になって時間とカネがかかって結果もらえた財産雀の涙、みたいな)。

ただまぁお金持ちだって金銭日常生活面での影響が相対的に小さいだけであって、「家族の仲が悪い」とか「相続で揉めて親兄弟と断絶」とかはお金で換算できないタイプの影響はあるよね。

話は戻るが、平成以降の貧富拡大社会では「親に金がある=子もある程度は余裕がある」そして「親に金がない=子供結構カツカツ」だから、「貧乏人ほど相続で揉める」みたいな一見論理が通っていそうな俗説をつい言いたくなる。だがそれは論理が少し飛躍していている。カツカツの生活をしていると心の余裕がなくなりがちで、親子兄弟含め人間関係が薄く悪化しがちで、親が死んだタイミングで色んな物が噴き出しがち、なのだ

本来因果関係は、「親子ともに金がない」→「家族全員がカツカツ」→「それぞれの家庭に若干問題が(住宅ローン返済が大変とか諸々)」→「あわよくば」という悪い心→「醜い争い」という順番である

兄「親父が死んだ後の自宅を売ろう」

妹「何言ってんのお母さんが住む家がなくなるでしょう」

兄「おふくろは一人になるんだからお前が引き取って面倒見ればいいだろう。母さんもそれが安心だよな?」

母「そうね…でも…」

妹「何言ってんの夫がいい顔するわけない。そもそもお兄ちゃん何でそんなお金必要なの」

母(…無言)

兄「ローンとか教育費とか大変なんだよ…」

母(だんだん涙目

とか?こういう想像上の橋田寿賀子ドラマのような戦争はめったにない。まぁごくたまには見かけるけど…その場合相続関係なく「もともと家族の仲が相当悪く&全員が相当金に困ってる」場合だと思う。多くの場合はどちらかの条件が満たされないので、例えば、家族仲が悪いけど、比較的羽振りの良い兄弟が面倒にかかわたくないからと引くんだよね…。

要するに、何が言いたいかと言えば、つまりお金があまりない自覚があるなら、何よりもまず親兄弟との関係を良好にしておくことが大事

そして、人間色々あるからね、仲良くするのは難しい場合でも、「親の財産生活」に関することをできるだけ透明化する努力はしてもいい(本当に険悪な場合は放っておいても全然いいとも思う。後述)

親の財産生活の透明化および等分化

実はこの「親の財産生活の透明化」が、要するにエンディングノートの一番大きな役割

またしてもリアリズムな話だが、親が死ぬ前に自分たちいくらぐらい金が残りそうなのかを透明化できていれば、お金がない家なら邪な期待を持つこともなくなるし、お金がそれなりにある家ならそれなりの予定や計画が立てやすくなる。

そして、大事ポイントなのに前の増田にうっかり書き忘れたが、エンディングノートは必ず、利害関係者(配偶者兄弟)に全員が見られるようにしとくこと。

利害関係者の誰か1人だけが事前に情報を持っている」という状態は、下手すると比較的悪くもない人間関係悪化させる危険もあるので、「エンディングノート書いてもらおうよ→そうだね→手伝ってね→出来たら読んでね」的なプロセスは必ず、必ず必要。親が勝手にやり始めてる場合でも、子供たちから「見せておくれよー」は言うようにしよう。

「透明化」について、テーマとは直接かかわりはないがもう一つ大事な所としては「介護の金と労力」について。

人間老いてくると段々ゆっくり自分のことを自分でできなくなる。介護段階に入った時に配偶者や子が(介護サービスを利用しつつ)老いた人の責任を負っていくことになるが、このお金と労力で、子供負担をする場合は、ある程度は金銭的、労働力的な出納を透明化するのをお勧めする。完全平等分担なんてできないのでだいたいで良いのだが、透明化しておくことで負担配分が合理化されやすくなるし、トラブル人間関係悪化を事前に防ぎやすくなる。親の状態おかしくなったら介護認定が付かないにしろ早めにケアワーカー相談しておく方がおススメなのは介護ケアは早い方が予後が良いとか悪化した時の介護認定スムースだということが一番だが、家族問題第三者が入ることで透明性が高まるから、という効果も期待できるよ。ケアワーカーの選別ももちろん、利害関係者(兄弟)と相談して決めるの大事報連相まじだいし。

お金については単純に使用した分を記し精算(理想介護用さいふを共有してそこから拠出)、労力についても共同の分担スケジュールを作っておくといいよ、見える化することで手伝えない人にうっすらとした罪悪感を持ってもらえるし。

ちなみにだが、「亡くなった人の介護負担が大きかった家族へ、相続財産の配分をより大きくすることは可能か」について。

正解は「その介護により相続人の財産が大きく減った場合以外は、財産分与比率にはほとんど影響しない」。ケアワーカーさんや施設の手配や色々なやり取り、送迎や見舞い、日々の生活サポートやら、諸々けっこう日常を削られる「労働」だが、財産分与にはほぼ反映されない。一応「寄与分」という考えはあるんだけど、雀の涙なんだよね。この扱いはとても理不尽だと増田も思う(多分法律を考えた人が親の介護自分でするなんて考えてないんだろうと思う)。極端な例で考えると理不尽さが増すので極端な例を出すが、「義母に尽くして看取った嫁に財産分与可能か」の答えはNoである。法定相続は、「配偶者に半分」「残りの半分は子が等分」なので、子の妻には財産相続権利そもそもない。

なのでまぁ財産を多く貰おうと下心で面倒を見てもほとんど効果ないので、現代においては「透明化」によって親の老いに対する労力の等分化を目指そう。

財産分与について。

まずは前提条件:親の残した財産をどう分けるかは、法律を守らなくても別に全然いい。

こう言うと語弊があるが、民法にある法定相続分あくまでも民事訴訟が起きた時の基本的解決線なので、別に民法に従って分けなくても、家族兄弟相続人とか言います法律だと)が仲良く話し合って皆が納得すればその納得した方法で分ければいい。ちなみに、亡くなった人の銀行口座が凍結された場合はこれらの「相続人」たちの連名で書類を提出しないと口座解凍ができないのだが、要するに揉めてない証拠を出してくれという銀行の都合の書類ですね。だまして口座解約して逃げちゃう悪い兄弟がいるとも限らんし。

で、例えば財産を全部無職の弟に渡したって全然良いし、上に書いた「義母に尽くして看取ったけど財産をもらえなかった可哀想な嫁」も、その状態が透明化され家族間で共有されてて、そして家族仲が良ければ財産分与においては報われ得る。「お義姉さんがずっと面倒見ててくれたんだから、死亡保険金はお兄ちゃんが受け取って。それでお義姉さんに少しでも慰労になるといいけど」「そうだよな、本当にありがたかったなぁ…」というほのぼのストーリーにすることも可能。というか割と多くの「大きな問題がないご家庭」はこういう風にやっている。

次に自宅の相続:利用状況に準じるのが大原則。利用しないならすぐ換金

例えば父親が死んで母親がいる場合は当たり前だが母親がもらう。両親と兄弟の誰かが同居している場合でも生き残った方の親がもらうケースが一番順当(配偶者が取得する方が税金上の得が大きいので。ただし金持ち場合はその限りにあらず。金持ちは金を払って税理士過激節税方法でも聞けばいい)。まぁ当たり前すぎる話。

親が死んで利用する人がいない自宅は、個人的お勧めは「すぐに売っちゃえ、売って金で分けろ」である。それが一番穏当だと思う。住む人がいなくなった家は本当に笑うほどすぐ傷む。家の整理に数か月かけるもよし(思い出がいっぱい出てきて楽しいよ)、業者を入れれば2、3日(ある程度思い出を掘り出せたら人の手を借りちゃうとよい)。業者ごみ処分を頼んだってせいぜい数十万~百万ぐらい。売れば1千万ぐらいにはなったりするわけで。お金は良いよ、きっちり等分もできるし、好きなように傾斜も付けられる。

厄介なケースは下記。

  1. 死んだ親と同居している兄弟がいる場合
  2. 実家に拘りが強くて継ぎたい(と言い出した兄弟がいる)場合

不動産という財産の厄介さは「不動」なことと「財産としてデカい」ことで、あまり蓄財していない親御さんだった場合、「同居してた兄弟がそのまま自宅を相続する(そうじゃないと住むところがなくなっちゃうからね)と、財産分与がかなり不公平になってしまう」という問題が起こる。もちろん、等分じゃなくて全然いいよー!と他の兄弟が言うのであれば何の問題もない。兄は同居、妹はF1ドライバー結婚して億万長者、とかなら言いそうな気もする。

だが庶民はやっぱり、自分も貰えるはずのものが貰えないとなると、内心穏やかではなくなることがほとんどだと思うので、その場合はまぁ、頑張って話し合いをしよう笑。

エンディングノート効用はここにもあるが、こういう同居してる結果不均衡になりそうなご家庭の場合は、例えば、同居してない子に不公平感が出ないように、親の支払いで「非同居子」を受取人にした死亡保険に入っておくとかできます。これもエンディングノート関係者全員で共有出来てれば可能家族兄弟で話し合って決めるのが大事

この「同居してた兄弟系の争い」で見たことある一番のバッドエンドはこんな感じ…。トホホ…。

ちなみに上の2を言い出したのは私の兄弟配偶者の親が住みたいというかもしれないからと言われ、なんでそれで何千万の家がもらえると思うとんねん!とすごいデカ兄弟喧嘩をしたぜ…。親が片方死んだあとは残った家族は仲良くなりがちで、もう一人の親が死んだあとは兄弟の仲が悪くなりがちっていう俗説はガチだったんだなとしみじみした。

「家族」ってまぁ人一人の人生複数持つことになるんだよね。愛人がいるとかではなく、結婚やらで所属する「家族クラスタ」が増えていく。結婚すれば別の家族ができる。自分の親による家族自分配偶者による家族配偶者の親による家族独身のままでも、家族ではないにせよ世帯別になるからまぁ似たような感じだと思う。

戸籍が分かれても世帯が分かれても、生まれた時の「家族の枠」がなくなるわけでもなくて、親の介護やら相続やらで「産まれたり育ったりした家族の枠」のなかで行動したり考えたりする必要が出てくる。でも、その時に他の家族自分家族配偶者実家家族など)のこともつい考えてしまったりして、思ってたより多いしがらみの中で非合理的なことを言い出すこともある。それで何かね、親が一人もいなくなっちゃうと兄弟がむき出しの喧嘩なっちゃやすいんだね。いやぁ、生まれからほぼ初めてかつ最大の兄弟喧嘩だったよ…。ちゃんと仲直りはできましたが。

自宅以外の不動産場合プロ相談

地主とか運用してる不動産があるとかの場合は、素直に税理士に聞いて言う通りにするのが吉。

田んぼや畑=地目が「農地」になっている場合は、耕作放棄地だろうが市民農園に貸してる畑だろうが、簡単に売れないので、地元農協相談だ!農地を持ってるということは100%親御さんは農協組合員のはず。農地地域農業員会の許可がないと相続も売却も自由にできないらしいので、生きてる時からその辺は親御さんに聞いとくといいよ。

山を持ってるとか森を持ってる、みたいな人もたまにいると思うが、これも同様。エンディングノート作成に当たっては、自宅以外の土地を持ってると判明した場合地目が「宅地」以外のもの法務局確認可能)があったら要注意。しかるべきところ(農協とか役所とか)に色々聞いとくといいと思う。

ただし、地目が「宅地」じゃない土地は、都市部ではまずあんまり見かけない。家庭菜園をやってるけど地目は「宅地」なんてことも普通にあり得るので、親に確認だー。

親が賃貸に住み続けてた場合

速やかに家財を引き上げないと、ずっと家賃を支払い続ける羽目になるので、業者を入れてでも引き上げしましょう。結構馬鹿にならんと思います

親と、兄弟と、どうしても反りが合わなければ、何もしなくてもいい

色んな事情があるから、そういうことも普通にあると思う。関係が良くなければ、良くないままで、心を鬼にして「放置」が良いと思う。あとは物理的にどうにも無理だ!というときも「放置」するしかないよね…。

自分が何もしないままで親が死んだら相続はどうしたらいいのか。割と全然何とかなる。

誰も存在を知らない金融機関の口座は一定期間が過ぎればその金融機関の持ち物になるので心配しなくていい。株式なども同様。勝手発行者が何とかしてくれるから大丈夫

家については、一番簡単方法業者に頼んで売っちゃう。片付けとかもドライに割り切ってすべて金で解決処分費用相殺した残金があればラッキー、無くても(多少の持ち出しがあったとて)手間代だと思えば腹が立たないと思う。そこまで実家関係が悪いなら。

親御さんが金持ち場合は、誰かしら財産管理を手伝ってる人(銀行とか税理士とか)から必ず連絡があると思うので、その指示に淡々と従えばいい。

やらない方がいいかな、と思うのは以下

  1. 親も兄弟も苦手、実家に帰るのも間遠で気が重い。でもどうしても心配にはなるから数年ぶりに帰省してモノ言いたくなって大喧嘩
  2. もうずっと没交渉なのに財産分与の時だけめちゃ権利を主張
  3. 親に結構借金があることが分かったが財産ちゃんともらいたいので頑張ろ

要するに、酷い言い方になるが、親子兄弟との関係が良くできない(あちらの理由もあろうし、こちらにも理由があろう)なら、何かを望まない、というのが大原則。そうすれば別に今以上悪くなるということはない。まぁ、そういうこともあるよね。

相続は分かった、介護はどうするんだ。

これもまぁ、そこまで関係が悪い家族関係なら、出来るだけ縁薄く接するのがいいと思う。お金解決第三者委託介護業者)、同様に、感情時間も手間も労力も金もかけない、その代わり何も文句も口出しもしない、というのがベストだと思う。

ちょっと前の増田に、親の介護のために仕事を捨てて田舎に戻るか、というのがあったが、あれブコメに多数指摘があった通りで、戻ったら最後増田人生が割と酷くなるだけなんだよね。介護する子がいる要介護者は施設入所の順番が後送りになり実質的には多分入所が不可能になる。仕事もなくなる収入も減る、介護はよりより厳しくなるだけなので戻らないのがリアリズムの正解なんだよね…。

リアリズム面を書き始めたら長くなりすぎたし、楽しい話が全然できなくなった。しょうがないよな…。家族自分老いも、逃げても逃げられない「生の頚」のようなものだな、と思うときもある。

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2023-04-05

消費税はクソだ

インボイス関連でやれ正しいだの言ってる馬鹿思考を停止し過ぎて消費税が直接税と間接税ハイブリッドと言う悪い税法なのを無視しすぎている。

如何に消費税インボイス意味不明な物か実例を挙げて説明したいと思う。

例えば貴方はしがないインディゲーム開発者だとしよう。

初年度は作ったゲームsteam100万円の売り上げがあったが、そのまま100万円を確定申告すれば問題無かった。ところが次の年去年作ったゲームYouTuberに取り上げられてめちゃくちゃ大ヒットし、2000万円売り上げたとする。そうすると貴方はめでたく課税事業者になってしまうので2年後消費税納税しなければならなくなる。そして2年後、同様に2000万円売り上げたとしたら消費税として200万円支払う必要が出てくる(経費として消費税相殺出来ても精々40万円ぐらいだろう)。インボイスは誰が誰に発行するのが正しいだろうか?貴方ゲームを売った消費税の一部はプラットフォーム手数料と称して持って行ってるにも関わらず、だ。

この状況で益税だと言われて貴方は納得出来るだろうか。

そもそも経理事務がしっかりしてるプラットフォーム側で消費税分引いた額面を最初から振り込んで、消費税を納めてくれればこんな面倒な事にはならなかったはず。

逆進性が高い税金を逆進性が高い人に納税負担感と手間と誹謗中傷と歪さを押し付けてるんだから本当に酷い仕組みだと思う。

そもそも消費税相殺出来るのも意味不明で、要は他で消費税払ったからその分消費税納めなくて良いですよという仕組みなのだが、企業側もしっかり益税享受している。

お客様から預かった消費税個人事業者仕入れで払った消費税に使っている訳だ。これが益税で無くてなんだと言うのだろうか。

消費税が預かり金と言う扱いであるのであれば本来打ち消されてはならない筈。

インボイス発行者は預かり金扱いされているのに、インボイス受け取る側は預かり金じゃ無いという所に間接税の歪さが現れている。

インボイスをやるなら、相殺も無くすべきなのだ

当時消費税をやめたくなかった政治家苦し紛れに預かり金では無いという国会答弁をしてしまたから、話がややこしくなっている。

それでは消費税とはそもそもなのだと見てみると

"売り上げに対して10%が消費税として課されますが、軽減税率適用対象のもの譲渡した場合の税率は8%"

と預かり金システムについては一切触れられていない。売り上げに対して掛かる税金、つまり消費者消費税そもそも支払う必要は無いのだ。

企業勝手商品消費税を乗せて売っているだけなので、これってインボイスで言う所の益税とまるっきり同じ仕組みになっている。

電子マネーが普及してきたんだから消費税を直接税として即時納付する様になればインボイス相殺も無くなり全てがスッキリする。

しかし、逆進性と経済活動するたびに課税されるという多重課税のクソさだけが残るだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 11:39

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2023-01-14

anond:20230114204404

その想定してる仕組みが謎なんだけど、どういう仕組みを想定してんの?

資格試験なんかを実施して合否判定して、NFTに登録する団体が、各資格ごとに存在するわけでしょ?

資格情報って基本的資格の所有者が売買できて良いものではないか

資格団体けが登録更新取引)の処理を行えて、資格所有者は登録更新できないかたちだよね?

ということはNFTのトランザクションとして積みあがっていくのはこういうデータ

  1. 発行者資格団体X 資格IDXXXX 所有者:増田太郎 区分資格取得 更新日:2021/01/01
  2. 発行者資格団体X 資格IDXXXX 所有者:増田太郎 区分資格更新 更新日:2022/01/01
  3. 発行者資格団体X 資格IDXXXX 所有者:増田太郎 区分資格失効 更新日:2023/01/01


1つの資格についてはそれを管理してる団体しか操作できないかたちになると

これって仮に3番のトランザクション資格団体Xの不正登録だとしても、トランザクション上なんの真偽判定できないよね。

何らかの疑問が生じた人が資格団体に問い合わせるとか監査するとかして、団体保有資料整合性を当たって判断することになってNFTの機能何も効いてなくない?

Permalink |記事への反応(1) | 21:01

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2022-12-29

Jリーグのチームが暗号コインを発行して

発行直後から直滑降で下落して現在-91%という話を見た。

ちょっと前に芸能人やら著名人が同じようなことをやってたけどまだやってたのか。

しかJリーグのチームが。

コインなんて発行者しかからんってメディアなり行政が周知してほしいわ。

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2022-04-29

表現に関する法的根拠を真面目に解説する

1.刑法

まず、この手のもので一番強いもの刑法である

(太字強調は筆者による)

[刑法 第百七十五条]

わいせつ文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。

電気通信送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。

[児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 第7条第6項]

児童ポルノ不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者は、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

電気通信回線を通じて第二条第三項各号のいずれかに掲げる児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写した情報を記録した電磁的記録その他の記録を不特定又は多数の者に提供した者も、同様とする。

これらの表現たとえ大人相手しか売っていなくても有罪になる。

児童ポルノの方は基準がおおむね明確である(もちろん過激水着などボーダーラインのものはある)。

では刑法的な『わいせつ文章、図画』の基準はどこにあるかというと、現在基準は『無修正性器である。だから大人しか見ない(ことになっている)アダルトビデオエロマンガであっても日本では性器にはモザイクをかけねばならない。肛門はセーフである(はず。少なくとも2021年に発売されたアダルトビデオ無修正肛門が映っている作品複数確認している)。もちろん『修正が甘い』と判断されると違法になることはあり、以前薄消しが流行ってビデ倫関係者逮捕されたことがあるし、逆に『モザイク破壊もの制作した人も逮捕されたはずだ。

余談だが、AV女性器内を内視鏡で見るシーンなどではある程度中に進むとモザイクが外れているのでどうやら基準は外性器らしい。

もちろんこの基準医学書例外である

古典芸術(ダビデ像など)も例外であると考えられるが、ここでは一旦その是非は置いておく。

2.東京都青少年の健全な育成に関する条例

実は『18禁』に関する唯一の法的根拠はここにある。だが仕組みは分かりづらい。

条例のものは多数の都道府県にあるが、東京都条例を取り上げる理由は後述する。

この条例は『青少年に見せるには有害であるコンテンツについて規定している。『大人が見ても有害』は想定していない。

そしてこの条例では『表示図書類』についての定めがある。いわゆる『18禁である

(表示図書類の販売等の制限)

七条 図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者並びに映画等を主催する者及び興行場(興行場法(昭和二十三法律第百三十七号)第一条の興行場をいう。以下同じ。)を経営する者は、図書類又は映画等の内容が、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、相互に協力し、緊密な連絡の下に、当該図書類又は映画等を青少年販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならない。

一 青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年健全な成長を阻害するおそれがあるもの

二 漫画アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全判断能力形成を妨げ、青少年健全な成長を阻害するおそれがあるもの

第九条の二 図書類の発行を業とする者(以下「図書類発行業者」という。)は、図書類の発行、販売若しくは貸付けを業とする者により構成する団体倫理綱領等により自主規制を行うもの(以下「自主規制団体」という。)又は自らが、次の各号に掲げる基準に照らし、それぞれ当該各号に定める内容に該当すると認める図書類に、青少年が閲覧し、又は観覧することが適当でない旨の表示をするように努めなければならない。

18禁』をつけているのは誰かというと、基本的には出版社等の発行者自らもしくは自主規制団体がつけている。そのようなコンテンツ青少年に見せないようにする旨が書かれている。

それに対し、出版社18禁扱いしていないけれどこれは18禁にするべきだろ」というコンテンツは出てくる。そのようなコンテンツがいわゆる『有害指定』を受ける。

八条 知事は、次に掲げるもの青少年健全な育成を阻害するものとして指定することができる。

一 販売され、若しくは頒布され、又は閲覧若しくは観覧に供されている図書類又は映画等で、その内容が、青少年に対し、著しく性的感情を刺激し、甚だしく残虐性を助長し、又は著しく自殺若しくは犯罪を誘発するものとして、東京都規則で定める基準に該当し、青少年健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの

二 販売され、若しくは頒布され、又は閲覧若しくは観覧に供されている図書類又は映画等で、その内容が、第七条第二号に該当するもののうち、強姦等の著しく社会規範に反する性交又は性交類似行為を、著しく不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全判断能力形成を著しく妨げるものとして、東京都規則で定める基準に該当し、青少年健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの

そして重要な点として。東京都有害指定を受けた書籍は、取次が扱わなくなるため“事実上販売できなくなる

ではその『一般指定』と『18禁』を分ける基準であるが、実のところ『器具使用人格否定などの表現(星崎レオ氏のtweetより)』はそれほど重視されていないと考える(出版社が受けている指導として編集者経由でそのように聞いたのかもしれないが…)。

増田審議会議事録を読んだ限りで言うなら、主なポイント『性行為描写』ではなく『性器描写である

(というか、これは増田個人的意見であるが『性行為描写』を基準にする方がアホらしいと思う。まさか男性器を女性器に挿入する行為』だけをアウトにして他は野放しにもできないだろうが、『では何を広義の性的行為としてアウトにして何をセーフとするか』に基準が作れるとは思えない)

性器無修正だとそもそも刑法175条違反というのは先述したが、『性器モザイクなどの修正』だと基本は18禁になる。そこで『白抜きだけれど性器輪郭ははっきりしているか、いわゆる“謎の光”で周辺含めて飛ばしいるか』といったことが議事録には書かれている。(それがバカらしい、という点は増田同意する)

その点で言うなら、星崎レオ氏に関しては有害指定された該当書籍は分からないが、、それ以前の単行本では『男性器の輪郭が分かる白抜き』が使われており、正直かなりボーダーライン上ではある。

もっとも、女性に関しては「そもそも股間に何も描かない」という手が使いやすいのに対して男性でその手は使いづらい、というのはあるだろう。

だが一方で、男性器と女性器は平等に扱うべきであり、男性肛門女性肛門平等に扱うべきだとも思う。胸は平等ではないと思うが。

Permalink |記事への反応(0) | 20:42

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2022-04-25

anond:20220425184641

オープンレター関係で忘れていることがあるような気がする

・ガンリン

・呉座氏からオープンレター発行者に対する訴訟

・呉座氏から日文研に対する訴訟

うーーーんこれだけしか思い出せない

思い出したところで全く関係が無いから思い出せなくても問題ないが老化を如実に感じて嫌だなあ

Permalink |記事への反応(0) | 19:55

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2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由パート5

戦争戦利品

チンパンジー部隊狩猟採集民の文化では、暴力による死亡率が現代文明よりもはるかに高い。これは、少なくともチンパンジーとの共通祖先にまで遡ると思われるが、チンパンジー軍隊も常に戦っていた。

戦争には、殺し、傷つけ、拷問し、誘拐し、レイプし、そのような運命を避けるために貢ぎ物を強要するなどの行為が含まれていた。隣接する部族同士が戦争をしていないときは、一方が他方に貢ぎ物をしているのが普通である。貢ぎ物は、同盟関係を結び、戦争規模の経済を実現する役割も果たした。ほとんどの場合、それは勝利者にとって、敗者にさらなる暴力を振るうよりも有利な搾取形態であった。

戦争勝利すると、敗者から勝者へ即座に支払いが行われることもあった。多くの場合、これは熱狂的な勝者による略奪という形で行われ、敗者は必死収集品を隠した。また、定期的に貢ぎ物を要求されることもあった。この場合には、敗北した部族の財やサービス供給能力と勝者の需要を一致させるような、精巧現物支給スケジュールによって、三重の偶然性を回避することができたし、時にはそれが実現した。しかし、このような解決策であっても、原始的貨幣はより良い方法提供することができた。つまり共通価値を持つ媒体として、支払い条件を大幅に簡素化することができたのである。これは、条約の条件を記録することができず、暗記しなければならなかった時代には非常に重要なことであった。イリコ連合使用されていたワンパムのように、収集品が原始的記憶装置役割果たしている場合もあり、そのままではないものの、条約の条件を思い出すための補助として使用することができた。勝者にとっては、収集品はラファー最適値に近い形で貢物を集める手段となった。敗者にとっては、収集品を隠しておくことで「過少申告」が可能となり、勝者は敗者がそれほど裕福ではないと信じて、要求額を少なくすることができた。また、収集品の隠し場所は、熱狂的な貢ぎ物収集者に対する保険にもなった。原始社会の富の多くは、その秘密性の高さゆえに宣教師人類学者の目に触れることはなかった。このような隠された富の存在を明らかにできるのは、考古学だけである

隠蔽などの戦略により、貢ぎ物を集める人たちは、現代徴税人と共通する問題を抱えていた。それは、いかにして自分たちが取り出せる富の量を見積もるかということである価値の測定は、多くの種類の取引において厄介な問題であるが、敵対関係にある税や貢ぎ物の徴収においては、これほど厄介なことはない。このような非常に困難で直観的でないトレードオフを行い、それを一連の問い合わせ、監査徴収行為の中で実行することで、貢ぎ物の徴収者は、たとえその結果が貢ぎ物の支払い者にとって非常に無駄ものに見えたとしても、効率的収入最適化することができたのである

ある部族が、以前に戦争で敗れた近隣の部族数人から貢ぎ物を集めているとする。その際、各部からどれだけの金額を引き出せるかを見積もらなければならない。推定値が悪いと、一部の部族の富が控えめになり、他の部族は実際には持っていない富の推定値に基づいて貢ぎ物を払わなければならなくなる。その結果、被害を受けた部族は縮小する傾向にある。利益を得た部族は、得られるはずの貢ぎ物よりも少ない量を支払うことになる。どちらの場合も、勝利者にとっては、より良いルールで得られるかもしれない収入よりも少ない収入しか得られない。これは、ラファー曲線を特定部族運勢適用したものである。この曲線は、優れた経済学者アーサー・ラッファーが所得税適用したもので、税率が上がると収入額は増えるが、回避、逃避、そして何よりも課税対象となる活動従事する意欲がなくなるため、税率に比べてますます遅い速度となる。このような理由により、ある一定割合で税収が最適化される。ラファーの最適値を超えて税率を上げると、政府収入は増えるどころか減る。皮肉なことに、ラッファー曲線は、政府収入に最適な徴税理論であって、社会福祉や個人の選好満足度に最適な徴税理論ではないにもかかわらず、減税を主張する人々に利用されてきた。

もっと大きなスケールで言えば、ラッファー曲線政治史の中で最も重要経済法則と言えるかもしれない。チャールズ・アダムスはこの法則を使って、帝国の盛衰を説明している。最も成功した政府は、自分たちインセンティブ短期的な収入への欲求と、他の政府に対する長期的な成功)によって、暗黙のうちにラッファー曲線に従って収入最適化するように導かれてきた。ソビエト連邦ローマ帝国のように納税者に過剰な負担を強いた政府歴史の塵となり、最適な収入を下回った政府は、資金力のある隣国征服されることが多かった。民主党政権は、資金力のない国家征服するよりも、もっと平和的な手段で、歴史的な時間をかけて高い税収を維持することができるかもしれない。民主党政権は、外部からの脅威に比べて税収が非常に高く、税収のほとんどを非軍事分野に使う余裕がある歴史上初めての国家である。彼らの税制は、これまでのほとんどの政府よりも、ラッファー最適に近い形で運営されている。(このような贅沢は、民主主義国家徴税最適化するインセンティブを高めたのではなく、核兵器攻撃を抑止する効率性を高めたことで可能になったとも考えられる。)ラッファー曲線を応用して、様々な部族に対する条約上の貢納条件の相対的な影響を調べてみると、収入最適化したいという願望から、勝者は敗者の所得や富を正確に測定したいと思うようになるという結論が得られた。価値を測ることは、富を隠したり、戦いや逃亡によって貢ぎ物を回避したりする支那人インセンティブ判断する上で極めて重要である。一方,支那人は,収集品を隠しておくなど,さまざまな方法でこれらの測定値を偽装することができるし,実際にそうしている。貢ぎ物を集めることは,インセンティブが一致しない測定ゲームである

収集品があれば,支流供給できるものや勝者が必要としているものではなく,戦略的に最適なタイミングで貢ぎ物を要求することができる。勝利者は、貢ぎ物を取られた時に富を消費するのではなく、将来的に富を消費するタイミングを選ぶことができる。その後、紀元前700年頃には貿易が盛んに行われていたが、貨幣貴金属製の収集品のような形をしていた。これを変えたのが、アナトリア現在トルコ)のギリシャ語を話す文化圏、リディアである。具体的には、リディアの王たちが、考古学的・歴史学的に最初の主要な貨幣発行者となったのである

その日から今日まで、コインの発行は民間鉱山ではなく、自ら独占権を与えられた政府鉱山が中心となっている。なぜ、当時の半市場経済圏に存在していた民間銀行家などの私利私欲による鋳造が行われなかったのか。政府コインの発行を独占してきた主な理由は、政府けが偽造防止策を実施できるからであるしかし、現在も当時も商標権行使するのと同様に、政府は競合する民間鋳造所を保護するために、そのような措置を講じることができたはずである

コイン価値見積もることは、収集品の価値見積もるよりもはるか簡単であった。物々交換ではなく貨幣を使った取引の方がはるかに多く、実際、取引から得られるわずかな利益が初めて取引コストを上回ったため、多くの種類の低額取引が初めて可能になったのである収集品は低速度貨幣であり、少数の高価値取引に関与していた。コインは速度の速い貨幣であり、多数の低価値取引を促進した。

これまで見てきたように、原始貨幣が貢納者や徴税者にとって有益であることや、そのような支払いを最適に強制するためには価値測定問題重要であることを考えると、徴税者、特にリディアの王が最初貨幣を発行したことは驚くべきことではない。徴税によって収入を得ている王には、臣下保有し交換する富の価値をより正確に測定する強い動機があった。また、交換のための媒体商人安価に測定することで、効率的市場に近いものが生まれ個人が初めて大規模に市場に参入できるようになったことは、王にとっては偶然の副次的効果であった。市場流れる富が増え、課税対象となったことで、国王収入は、通常のラッファー曲線効果である税源間の誤計測の減少以上に増加した。

徴税効率化と市場効率化が相まって、税収全体が大幅に増加したのである徴税人たちは文字通り金鉱を掘り当てたのであり、リディア王のミダス、クロイソス、ギゲスの富は今日まで有名である

数世紀後、ギリシャアレキサンダー大王は、エジプトペルシャインドの大部分を征服したが、その壮大な征服資金は、低速度の収集品の集合体であるエジプトペルシャ神殿を略奪し、それらを溶かして高速度のコインにすることで得られた。彼の後には、より効率的包括的市場経済と、より効率的徴税が生まれた。

貢物の支払いは、それだけでは収集品の閉ループ形成しない。貢物は、最終的に勝者が結婚交易担保など何かに利用できる場合にの価値があった。しかし、勝者は、たとえ敗者の自発的利益にならなくても、収集品を得るための製造を敗者に強要することができた。

争議と救済策

古代狩猟採集民には、現代のような不法行為法や刑法はなかったが、現代法でいうところの犯罪不法行為に該当するような紛争解決するための類似した手段があった。紛争当事者一族による罰や支払いによって紛争解決することは、復讐復讐戦争のサイクルに代わるものであった。アメリカイリコイ族からキリスト教以前のゲルマン人に至るまで、ほとんどの近代以前の文化は、罰よりも支払いの方が良いと考えた。些細な窃盗から強姦殺人に至るまで、すべての実行可能犯罪には価格ゲルマン人の「weregeld」やイリコイ人の血税など)が設定されていた。お金があれば、支払いはお金の形で行われた。牧畜文化では家畜が使われた。それ以外では、収集品の支払いが最も一般的な救済策であった。

訴訟などの損害賠償の支払いには、相続結婚年貢などと同じように、事象供給需要三位一体問題が発生した。訴訟判決は、原告損害賠償能力と、被告損害賠償による利益を得る機会と願望が一致する必要があった。原告がすでにたくさん持っている消耗品を救済措置とした場合、救済措置は罰としての役割は果たすが、被告を満足させることはできないであろうし、したがって暴力連鎖抑制することはできない。このように、収集品には、紛争解決したり、復讐連鎖を断ち切るための救済策を可能にするという付加価値がある。

紛争解決は、支払いによって復讐心が完全になくなるのであれば、閉ループ形成しない。しかし、支払いによって復讐心が完全に消滅しない場合、支払いは復讐連鎖に続くサイクルを形成する可能性がある。このような理由から、より密に接続された取引ネットワークが出現するまでは、復讐のサイクルを減らすことはできても、なくすことはできないという平衡状態に達していた可能性がある。

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2021-07-05

鉄砲よりましな抗議について

鉄砲による抗議はなぜ失敗したのか。


まずここでいう失敗とは五輪開催について政治家が躊躇せざるを得ないうねりを作れなかったことと定義している。

その意味で水鉄砲による抗議は一般人に対する攻撃として捉えられ、聖火ランナーに対する同情を誘い、むしろ五輪開催に向けた警備強化を正当化する理由を作ったように思う。

(水鉄砲を放った人物は人に対する攻撃と捉えられるとは想定していなかったかもしれないが。)


今回の水鉄砲の直接的な被害者一般人であった。であればより有名な選手大会関係者であれば良かったのか。

いや、その場合はより問題になっていただろう。自陣に負い目のある状態で主張を続けることは難しい。被害者のいる陣営の主張は同情を誘うことになる。

暴力的な行動に出た時点でその陣営の主張の支持は減るだろう。特に人命を理由に開催の中止を主張するならなおさらだ


今や五輪開催については国民過半数以上が中止か延期を望んでいる。実際に、インターネットによる署名活動医療従事者によるプラカード行進、抗議デモなど、これまでにも五輪開催については数多の抗議活動が行われてきた。

しかしながら現状政府委員会などが強引に開催に向けて進めており、五輪は中止されることなくほぼ間違いなく開催されるだろうと予想している。

このことはいずれの抗議活動政府委員会意思決定の決定打にはなり得なかったことを示している。

では今の政治体系や社会構造の中でどういった抗議方法であればより効果的であっただろうか。


五輪を中止させる最も効果的な方法は、五輪に対する人々のリスペクトゼロにすることである

五輪五輪たりうる理由は、人々がその大会勝利した人を尊敬するからである地元小学校のかけっこ競争勝利たからといっても履歴書に載せるのは憚られるだろう。

五輪に参加した。五輪で優勝した。五輪スポンサーをした。このことに価値があるからこそ開催に意味がある。

ではどうしたら五輪に対するリスペクトゼロにできるか。


五輪は人々が価値を感じることによって価値が生まれているという点で貨幣と似ている。

例えば日本国内流通する通貨である日本銀行券はお札という紙でできた券である。それ自体には何の価値もない。ただし人がこれを価値あるものだと信じるから価値がある。

このように人々の間で持たれる共通の信頼によって流通する貨幣のことを信用貨幣というが、その価値を支えるのは発行者に対する信頼、価値の安定、そして強制通用力の三つの条件であり、そのいずれかが崩れた場合価値を失う。

それぞれについて簡単説明すると、発行者に対する信頼とは、偽物が存在しないと信じられること。

価値の安定については価値が昨日今日で変動せず、おおまかに一定であること。

そして強制通用力は「これには価値がある」と主張できる強力な後ろ盾があることである


例えば犯罪者偽札を大量に流通し始めれば貨幣に対する信頼は落ちるだろう。

一日おきに同じ金額で購入可能ものが変わるような貨幣についても人々は受け取りたくないだろう。

また日本においてはその価値が人々の間で共通のものとなるよう日本銀行券を決済の最終手段として認めるという法律存在し、国家権力によって貨幣に対する信頼を補強している。


さて、貨幣と同じような価値構造を持つ五輪ではそれぞれに対して何が対応するだろうか。


発行者に対する信頼については、類似する大会がないことや参加する選手関係者不祥事がないことが対応する。

価値の安定については、ある年の金メダルは全大会金メダルより価値が少ないと人々が思わないような施策を打つこと。

強制通用力についてはメディアによる宣伝などで「この大会には価値がある」と人々に共通認識を与えることが対応するだろう。


貨幣と同じような構造を持つのであれば、これらのいずれかが崩れた場合五輪価値を失う。いわゆるブランド力を失うということになる。

そうなった場合選手大会価値を感じなくなり参加しなくなる。また人々が注目しないのであればスポンサーをする意味もなくなり開催に必要資金を集めることもできなくなる。

こうなると五輪実質的に開催不能である


ではそれぞれの条件がどのような状態で崩れるかを考えてみよう。


発行者運営選手)に対する信頼を揺るがせることについては五輪関係者政治家汚職選手の身勝手な行動などを喧伝するだけで人々の反感を誘うことができるため、容易に取れる手段かもしれない。

ただしこの方法だけでは中止には至らない。なぜなら人ひとりふたり程度の汚職犯罪程度では開催が揺るがないほど五輪は大規模であるからだ。

また、五輪運営側や選手不祥事が発生したとしても、その問題あくま個人問題であって五輪に参加した人物は変わらずリスペクトするという人が多い場合については、いくら喧伝しても五輪価値は下がらない。

このためこの方法では五輪に対する信頼はすべての試合八百長だったと発覚するなどよほどの事件が発生しない限り減りにくく、また減ったとしても中止に至るほどのダメージではない。

一方で五輪不祥事の多さや意思決定不明瞭さについては現状多くの人が疑問に思っているところだろうから、そのあたりのクリーンさをアピールした代替大会が開催されるとなれば五輪ブランド力はそれなりに失われるのではないだろうか。


価値の安定については、東京五輪についてはかなり自爆しているように思える。

4年に一度開催され、多くの競技が行われる世界で最も伝統的な大会というのが五輪の特徴だとすると、開催側としてはその特徴を傷つけることは避けるべきである

新型コロナウイルス流行によって2020年の開催が延期されたことによって4年に一度の開催という特徴は陰りを見せてしまったが、こちらについては天災によるものとして納得できる人が多いのではないか

しかしながらその後の対応として政府委員会世論的な反対とは逆に開催に向けて強行してしまった。五輪理念であるリンピニズムをかなぐり捨てたその動きに嫌悪感を抱く人が増えたと予想している。

新型コロナウイルス蔓延して人々が苦しみ、五輪の開催に疑問を抱く人が多くいる中、無邪気に「五輪開催に参加です!」と表立って言える人はなかなかいないだろう。

その意味五輪五輪自身のためにも開催に向けて動くべきではなかったと言える。


強制通用力についても考えてみる。

五輪名前の通り歴史的権威などを使って武装し、基本的テレビ新聞などメディアによる宣伝によってその価値喧伝してきた。

多くのメディア五輪話題にあげ、参加し優勝などをした選手を称えることで人々は五輪に対する価値を認めてきた。

メディア五輪の大きなスポンサーとなっていることが多く、五輪話題になればなるほど収益が上がる構造となっている。

想像するに、一度五輪が開催されれば反対していた人々でさえテレビ動画配信を通して五輪を観るだろうからメディア世論五輪中止へ誘うことは考えにくいだろう。

このため、メディアの力を頼っての五輪価値毀損は難しい。

ほかの毀損手段としては、有名なスポーツ選手などが五輪に対する不快感などを表明し、不参加や不支持をすることが挙げられる。

しかしながらスポーツ選手が声を上げることは現在スポーツ業界では難しいだろうから現実的ではない。

以上のように五輪特性上、強制通用力については崩すことが難しいだろう。


ここまでを踏まえてまとめると、貨幣との類似性をもとに五輪の中止を扇動を考えるのであれば、

1.五輪関係者不祥事喧伝しつつ、クリーンさをアピールした別の大会を開催すること

2.五輪関係者五輪開催の強硬によるブランド力低下のリスク理解させること

の2点が効果であるのではないかと思う。


しかしながら1については五輪に代わる大会が増えるだけであり、今回の五輪を中止したいそもそも理由に対する解決にはならない。

2については希望は残るが、運営理性的だったとすると、スポンサー政策契約上の問題などによってそのリスク承知の上で強硬したほうがましな結果と試算した可能性があり、また運営理性的でないならそもそもリスクについて理解はできないだろう。


ここまで長々と話してきたうえで、私が考える最も効果的かつ全く推奨しない方法について述べる。

とても簡単に言えば、人々が五輪価値を徹底して否定することが最も効果的だと考えられる。

貨幣と同様、五輪五輪価値があるという信頼、あるいは権威性によって成り立っている。ここまで述べてきた3つの条件はあくまでも人々の信頼を補完するものしかない。

このため、人々が「五輪価値を認めない」と宣言してしまった場合五輪価値はその瞬間消し飛ぶ。

具体的には、五輪に出場する選手スポンサーとして参加している企業五輪に関わる政治家などをリストにしたものWebサイトなどで公開し、開催に賛成の個人法人としてレッテル貼りをしたうえでSEO対策をし、SNS上などで拡散するといったものだ。

ここで重要なのは個人法人に対する直接的な攻撃は行わないことだ。個人法人に対する直接的な攻撃をしてしまうと、五輪反対派は過激だというレッテルを貼られ、人々は逆に賛成派に対して同情的になるからだ。

あくまでこれらの人たちが「五輪に賛成している」という事実を述べ、関係者に対するワクチンの優先接種など、制度構造に対する批判のみを宣伝する。これであれば直接的な攻撃とは受け止められにくい。

そういったリストが公開された場合にどういったことが発生するかは想像に難くなく、私であればそのようなリスト名前を連ねたいとは思わない。

これらの行動は中傷扇動にあたるだろうし、人としての倫理観が怪しいところなので私自身は全くしようとは思わないし、ほかのだれかがやっていても軽蔑するだろう。


しかしながら、五輪開催の条件すらあいまいなまま強行していく開催者側と交渉するには、水鉄砲よりは効果的なのではないかと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 21:31

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2020-09-11

発行部数二次創作同人

私は二次創作を嗜む腐女子です。

最近まではサークル活動もしてました。

その中でとあるサークルさんの言動が気になる。

 

明らかに発行部数需要供給が合っていない。

同人誌発行者趣味でやってるものだし、そもそもグレーゾーン趣味なので「儲け」を優先するものではないけど明らかにたくさんの人が「欲しい」と思ってるその人の本に対し少量しか刷ってない。

 

コロナの影響もあり実際のイベントがなかなか参加出来ない昨今だけど、コロナ前まではいつも目立って長い列が出来ていた。

サークルの前も埋めてしまうほど。(当ジャンルはあまり列が出来ないちょっとだけマイナージャンル)

そして今Webイベントが盛んな昨今もtwitterのTLでは「買えた」「買えない」合戦

 

そのサークルさんはここ数年このジャンル活動してるし、そろそろ部数を読めてもおかしくない頃。

また毎回その様に騒ぎになるし、なんだったら複数回厳しい意見マシュマロが届いていてTL上で返信しているのを見る。

「どうしてもっと刷らないのか?」って。

 

マシュマロ匿名からその様に攻撃するのを「良し」とは思わないけど、確かに買い手さんを煽って目立とうとしてる様には見える。

自分趣味なんだから発行部数自分で決める!私の勝手です!」と返事してるけど、確かにそうだけどそれで何度も再版してまた即完売してを繰り返し、またそのマシュマロ応戦をTLに流されるのは見てて気持ち良くない。

そもそも今はWebイベントからまだ良いとして、実際のイベントだと人様のサークルの前を埋める列に対してなんとも思わないのかな?って。

多分少ない部数でサークル参加申し込みしてるから島中配置になる。

周りのサークルさんに迷惑かけてるのに。

 

どうなんだろう?

Permalink |記事への反応(3) | 10:58

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2020-06-09

JPKIMobile JPKI利用者ソフトデジタル署名

JPKIMobile(jp.go.jpki.mobile.utility)と同じ署名を持つグループ

証明書[1]:

所有者: CN=Japan Agency for Local Authority Information Systems, OU=Userclientapplication forAndroid, O=Japan Agency for Local Authority Information Systems, L=Chiyoda-ku,ST=Tokyo, C=JP

発行者: CN=Japan Agency for Local Authority Information Systems, OU=Userclientapplication forAndroid, O=Japan Agency for Local Authority Information Systems, L=Chiyoda-ku,ST=Tokyo, C=JP

シリアル番号: b99e25d0dd1b1722

有効期間の開始日: Fri Aug12 14:51:15GMT+09:00 2016終了日:Sun Aug11 14:51:15GMT+09:00 2041

証明書のフィンガプリント::

MD5: B5:16:A7:CE:B9:AC:42:70:89:0C:0B:7A:90:93:F8:6B

SHA1: 98:76:11:8F:5D:CD:2E:70:63:C1:1F:E5:48:CB:EB:ED:33:A1:CF:93

SHA256:A9:32:34:5D:B8:E9:E9:B3:FA:FE:FE:84:C0:EE:6E:A2:B8:5D:38:FF:B9:58:24:3E:C7:75:00:1B:E6:6B:4A:67

署名アルゴリズム名: SHA256withRSA

バージョン: 3

Permalink |記事への反応(0) | 09:31

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