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2025-10-21

AIバイコーディングは、既に我々が10年以上前に通った道だ(オフショアリング昔話)

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追記

「My Job Went ToIndia」の改題改訂版が「情熱プログラマー」なんだ!ありがとう発注したわ。(たぶん達人プログラマー混同して読んだ気になって読んでないパターンだわ)

俺の悪文のせいで意図が伝わらなかったであろうブコメがあったので、要旨だけ書き直しておくな。

ただ忘れないで欲しいんだけど、TerraformメンテしてAWSとかGCPで立ち上げてサービス公開するまでの速度は、相見積取って稟議通して部材調達から入ってた時代に比べると爆速だけど、人間技術屋の需要は増えてる。

俺は、「マスタリングTCP/IP 入門編」を人間が読んで理解するのは古いよね、という時代にはならないと思ってる。

Slerが自前で手元で試すようになるから~ってのも懐疑的SIerメーカーが内製すると必ず子会社作って分離、ぼく発注者きみ受注者にしたがるので。これは技術じゃなくて感情とか経営問題

(ただし、Slerが7payみたいなことやらかすのでは?って疑問なら同意。たぶんそういう生成AIで俺たちでプロダクトなんか簡単に作れるじゃんよギークいらね(仕様バグあり)は一時は増えるだろうね)

追記ここまで

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VibeCodingでIT技術者は不要になるのか?という話題が花盛りなのは理由があります

ギーク現場コードを書いていたい人)が分かる話からスーツ(人を集めたりお金を集めたり営業をする)が分かる話になってきたからです。

具体的に言うと、OpenAI社をはじめ続々とTDD(テスト駆動開発)でやってますみたいな、具体的な開発スタイルの話が出てきたから。

そうすると、現場の座組チョットワカルという強めの経営者が理解して判断し始めるんですね。

でもね、その道はもう15年も昔に我々は通り過ぎました。前回のブームと何が違うでしょうか?

オフショアリングは、ソフトウェア開発者インターンを全滅させる!

技術者なら電子機械も強電も弱電もお世話になったことのあるオーム社過去に出していた直球の本の話から

「My job went toIndia :オフショア時代ソフトウェア開発者サバイバルガイド」という書籍、何と発行年は2006年です。

かいつまんで話すと、インターネットが整備され、輸送コストほとんどかからないソフトウェア開発では、アメリカエンジニア給与の面でオフショアに歯が立たない、だって、1/10給与インドエンジニアは働くんだぜ?という本です。

そうした、価格競争力で負けるアメリカソフトウェアエンジニアは、如何にして今後サバイブすべきなのか、という本になっています

普通に面白いAIコーディング時代に通づるものがあるので復刊を希望したいところですが、まあ直球過ぎる題名を何とかしないと再販は無理でしょうな)

そして、JTCや外資わず過去オフショア開発経験された技術屋のみなさんははてブにも多く生息されているでしょう。

では、ジュニア開発者不要になりシニア開発者のみになって、いまのソフトウェア開発は主に安い給与で働いてくれるところに遠隔で作業してもらって、レビューだけすれば良い環境ですか?

そうはなっていません。なぜでしょうか。

コミュニケーションコストとは、数値化がしづらいだけで確かに存在しま

さて、今普通にXと連動する中古品売買プラットフォームを開発しようと思ったら、どうやってつくるでしょうか?

この文脈に埋め込まれたいくつもの情報「今」「普通」「連動」「中古品」「売買」「プラットフォーム」「開発」を解釈し、すり合わせ、未来運営者も含めた全員に伝えるためのコストが、コミュニケーションコストです。

そうなると、「ちょっと良い感じにラフでいいかプロトタイプ作って持ってきてよ」で話が通じるのは、受注者マインドがしっかりした日本受託開発現場の精鋭たちになるわけです。

テストケースだけを通過するように、内部テーブルを持たせた関数を大量に持ってこられてレビュー時に頭を抱えた経験が無いひとは、とても幸運なのです。

とは言え、これは何も文化の違いに起因するだけではありません。仕様とは、環境によって定まるものからです。

例えば、うるう年判定の関数は、1581年以前をエラーしますか?1873年以前をエラーしますか?(ヒント:明治六年)

そしてその仕様って、品質にどの程度影響しますか?

成功したすべてのプロダクトでは、最初テストケースを書くべきだった

テスト駆動開発、古い言い方で言えばテストファーストの考え方は、成功したすべてのプロダクトで例外なく、ただの一つの例外もなく、必ず最初から取り入れるべきだったものです。

品質最後に振りかける粉砂糖のようなフレーバーではなく、最初から設計に組み込むべきだからです。

ここに問題があります

ありとあらゆる趣味において、最初から良いものを使えば時間無駄にせずに済んだ、と言われるような初期投資の大切さが説かれます

果たして本当でしょうか?

そうです、その趣味にハマって生き残りサバイブした人から見れば、過去にその時点で投資をすべきだった、というのは正しいのです。

その趣味にハマれなかった人からすれば、少ない投資自分に合わないことが分かったという合理的選択であることと矛盾しません。

そのため、全ての失敗したプロダクトは、テストケースを書く時間プロダクトを作り上げて、さっさと世に問うべきだったわけです。

VibeCodingの境界線は、設計実装の不可分さに起因するが、それは組織構造に起因する

少し昔話をしますが、オフショア開発において重要なのはドキュメンテーションテストケース、それにレビューでした。

他の部署で失敗しつづけていたオフショア開発のやり方は、端的に言えば"教化"でした。

具体的には書けませんが、グッとお安い単価の国に出す仕事を、日本会社に出すのと同じようにすべく、相手会社メンバー教育して仕立て上げるブートキャンプの仕組みを作り上げていました。

発注側を変えずに済むように受注側を教育して、日本会社に出すのと同じように単価の安いところに出せたらお得ですよね?でもこれは必ず失敗します。

何故か。だって日本会社と同じように働けるようになったら、日本会社就職するじゃないですか。少なくとも価値は上がったんだから単価を上げるように交渉しますよね?

結局のところ、当初言われていたような劇的な節約にはつながらないわけです。それなら下手に転職されるよりも自前で現地工場でも立てて地元に貢献しつつ雇用を創出した方が喜ばれるし持続可能です。

小なりとも成果が上がった方法は、フィードバック相手ではなくドキュメントにした場合でした。

例えば先ほどの例で言えば、テストケースは通るが意図したコードにならなかったとき

普通はこういう意図コードを書くからテストケースを通るにしても、関数は次からこう書いて」というのが、相手に対するフィードバック

関数を書く前に、関数意図コメントで残して、レビュー時にはそれを見ましょう」というプロセスの修正が、ドキュメントへのフィードバック

こうすると、担当者退職していなくなっても、次の担当者はその方法を参考にすれば良いわけです。

これ、何かに似てませんか。現在AIコーディングベストプラクティスと呼ばれるものに非常によく似ているんです。

まりオフショア開発というのも、設計実装が分離できるという前提に立って動いていたんです。

そして、実装しながら設計しても問題ないとする場合、それは「技術的な問題」ではなく「組織構造」に起因します。

まりプロダクトの構造を分割して、オフショア開発側に設計実装とを委譲して、実装しながら設計を変えてもらうことが許容できるのは、契約責任分界点輸出入法規を含めた法務領域です。

我々が出来ることを相手が出来ないだろうと侮るのは傲慢です。

少なくとも当時、諸々をクリアにして相手側にプロダクトの一部を荒い設計と共に切り出して、コーディングしながら再設計してもらい、テストケースを完備したコードドキュメントを共に完成までもっていってもらったことは、大きな成果であったはずです。

(当時日本側と仕事をしたという実績があると大きな実力があるとみなされたと聞いたので、今はより良いところで良い仕事をされていると思います

なぜオフショア開発流行らなかったのか

ぼく発注あなた受注者という構造を変える気が無かったから。

(あと、コミュニケーションコスト輸出入の関連法規が複雑だから

少なくとも、納期までに契約たこれを納品してください、という枠組みの中では、実装作業だけ切り出すことはできない、というのが教訓として残ったはずです。

バイコーディングではなく)AIコーディングが主流になるとして起こること

少なくともあと数年、場合によっては10スパンで、日本ではほとんど変わらないと予想しています

これは技術の話ではなく組織構造や、もっと言えばお仕事の進め方と契約の話だからです。

そうは言ってもジュニアエンジニア簡単仕事が減って成長機会が失われているのは事実では?と思うかもしれませんが、そもそもの前提が誤っています

経験(弱経験)者を雇って戦力まで鍛え上げる必要があるなら、AI仕事渡してないでそのジュニアエンジニアやらせるべきなんです。

ジュニアエンジニアAIと両方にOJTさせて、その違いをレビューの場でフィードバックしてジュニアを育てるわけです。

もし、そんな時間は無いというなら、元々ジュニアエンジニアOJTで育てていたというのは幻想です。

(たまに、失敗が経験になるとして、会社に損害を与える方法ジュニアを"教育"しようとする人がいますが、商習慣的にも信義則違反ですし言語道断です)

シニアエンジニアだけで事足りるとしてジュニアエンジニアを雇わなかった企業は、シニアエンジニアが抜けてガタガタになります

これは中核エンジニアがゴッソリやめた会社が傾くなんて言う話で、昔からそうです。(たいてい、もっと人雇ってくれ待遇上げてくれみたいな悲鳴を圧殺した結果だったりします)

から、中堅がやれば手早い仕事新入社員やらせて鍛える、その代わり質は悪いし時間もかかるしフォロー必要だったわけでしょう。

AI時代が到来するとしても全く同じです。AIが出力するコードレビュー悲鳴上げてる場合じゃないんですよ。

レビューできるシニアエンジニアが足りなくなると予想されるなら、当然、ジュニアエンジニア雇ってレビューできるようにする必要があるんです。

そしてそれは、技術的な問題点ではなく、組織的・経営的な決断です。

最後に、なんで10年後は違うかもしれないのか

国産LLM開発の文脈でもそうなんですが、ハードウェア進歩無視して話をする方が多いのが気になります

現時点のコンピューターパワーは、10年後には手の届く価格になる可能性が十分高く、もっと言えば20年後には個人が所有する可能性すらあります

いまから20年前の2005年は、Youtube誕生した年です。その時に、誰もがいつも手元にビデオカメラを持ち、即座に動画世界に公開できるようになるとは思っていなかった頃です。

今もそうだと思いますが、ある分野で必要な性能にはもう十分という期待値があり、10年経てばある程度大きな会社部署単位現在最先端コーディングAIローカルで動くようになると想像するのは容易です。

そうなったときに、果たして営利企業が、エンジニアを育成するというコストを支払うかといわれると、疑問です。その時点で今後のリアルコスト比較対象可能になるので。

だって、筆耕担当者とか、清書担当者を雇わなくなった企業って、多いでしょう?

My job went toAI として、じゃあ残るものは何?というのはオーム社の本を読みましょう。再販しないかなあ。

蛇足

今後数年は変わらないでしょと書いたら今現在進行形で変わっとるわいと突っ込みが来そうなんで防衛的な意味で書いておくんですが、あなた過去数年間同じ仕事してたんすか?

仕事のやり方とか内容とか、言語とかライブラリとか、毎年のように変わってたでしょ。

レビュー比率が多くなったとか、コード書かなくなったとか、そういうの、たぶん管理職になった人が嘆いてたのと同じっすよね?

少なくとも、ジュニアエンジニアが低品質バイコーディング結果を寄越すようになってレビューが大変とか嘆くのなら、まともなコーディング規約一つ作れていない組織の脆弱さを嘆くのが先では?

手癖でバイコーディングしてヒットしたプロダクトに、あとから品質上げるように大工事するリファクタリングと言うよりリビルディング仕事って、別に今もありますよね?

散々テストケースを書かなくて良いプロダクトなんて無いという講演だけ聞きに行って、自分とこでテストケースが自動で走るようになって無いなら、そこが問題でしょ。

最先端企業が、ほとんど生成AIコーディングさせているから、あとは使う人間次第だって

Permalink |記事への反応(4) | 19:12

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2025-10-18

実際に中抜き企業排除する方法建設業を例に)

日本ってけっこう中抜き地獄だよなぁ」中抜き業者は末端と先端以外は何もしておらず、船頭が多すぎる。個人的には、トップよりも間の何もしてない奴らの方がヤバいと思う話

https://posfie.com/@taimport/p/QB7SY1u



増田とあるインフラ企業に勤めるオッサンです。多分日本で弊社の名前を全く聞いたことがない人はほとんどいないと思う。

当社が主に頼る建設業界って多重下請けピラミッドというステレオタイプ偏見で見られることが多いと思うんですね。

冒頭のまとめ記事もそうだけど、昨今ネットリアルでも中抜きバッシングが賑やかに言いたい放題言われているのを見ている中で

どうも「中抜き」の実態をよく知らないまま批判しているな?というニュースネット記事をちょくちょく見かけるので

インフラ企業インサイダーから中抜き企業排除する方法」がどれだけ難しいかを少し説明しようと思います

建設工事において、弊社は発注者として元請企業施設の新設や修繕・改造工事委託します。

そして元請企業基本的に受注した業務パートごとに二次請以下へ仕事を降ろしていくことになります

そして、実際発注者である弊社の施設現場作業を行うのは、四次請以降の企業社員ということになるわけですね。

(元請や二次企業管理のため基本現場には常駐しますが、実作業あくまでそれ以下の下請が行います

この工事門外漢が単純に見ると元請(一次請)から三次請の企業は実作業をしないのにマージンを抜いていく悪徳中抜き企業と評されるのでしょうね。

要するに、この状況を改善し"悪しき中抜き企業"を飛ばして、実作業を行う四次請以下の中小企業発注者の弊社から直接カネを貰って仕事をすれば良いじゃないか

というのが「中抜き排除主義者」の主張なんだと思います

さて、ここから本題の話をするのですが

この話、発注者側の本音を言えばぶっちゃけ多重下請け構造にしてもらいたいなんて別に思ってないんですよ。

別に元請企業が全部自社で対応してくれても構わないわけです。

でも実際はそうならず二次三次請四次請に流れていくのは、「その方が安いから」ということでしかありません。

弊社がやる工事場合、元請企業っておおよそ大企業人件費も高いんですよ。

そういう元請社員に直接手を動かしてもらうより、その下請以下の安い人材にやってもらう方が経済的合理性があるわけです。安さは正義

当然入札で安い見積を出したい元請企業事情は同じで、自社社員現場作業をさせるより下請を使おうという動機付けが起きるのです。

ちなみに、弊社のような顧客企業から直接四次請の中小企業発注したら良いじゃないかという主張もあるかもしれませんね。

建設業ではないですが、実際にマイナポータル事業で、NEC大手メーカ発注せずデジタルから中小企業に直接仕事発注すれば良いじゃないかという主張が一部でありました)

この主張に反論すると、ただの建設工事一言で言ってもその中では様々な工程があるんですよ。土木工事も要る、配管屋も塗装屋も電気工事も要る。他にも多種多様業者必要になる。

これらの業務を直接発注する場合、弊社の社員が直接仕事を切り分けしてそれぞれの専門業者(つまり四次請)に頼むことになるわけですが、

この事務作業に掛かるコスト馬鹿にならないんですよ。弊社も大企業ですから社員もそれなりに高単価で人件費が掛かるのです。

そうするとこの事務作業自分のところでやるより外注した方が安いねというインセンティブが働き、事務作業も含め管理業務も一括で委託できる元請企業委託した方が合理的だという結論になるわけです。

そして元請企業もある程度の切り分けまでは行いますが、それ以上の細かい事務作業さらに下請以下へ任せる方がトータルコストは安くなります

この構造を打破するには、実作業を行う中小零細企業が元請の代わりに仕事の切り分けを全部やって、発注者へ「おたく工事の中で○○はウチができますよ!」と提案してこないといけない。

もちろんやってくれるなら大歓迎なのですが、残念ながら中小零細企業の99.9%はこの事務作業ができません。できないからこそ三次請や四次請に甘んじているわけです。

そして、実際のところ三次四次の中小もこんなことやりたいとも思っていません。高レベルだしそんなことできる人材もいないからです。

中抜き中抜きと言えば何かいっぱしの批判をした気分になってる方々も、上記事情を知って頂ければ

中抜き企業排除するには中小零細企業が元請企業レベル事務作業能力を持つ必要があること、そしてそれは中小零細にとって酷な要求だということが理解頂けるのではと思います

Permalink |記事への反応(0) | 02:02

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2025-10-14

大阪関西万博の予約システムiPhone小室哲哉

普段はてブに書いてるけど書ききれないし横道すぎるからここに書く

大阪関西万博の予約システムを受注した会社が開発後記を公開…わかりにくいと不評だったシステム下請け側のせい?要件定義できていなかった発注側のせい?

https://togetter.com/li/2614913

この人取材だけ重ねただけで本当にわかってないと思う

システム開発がどれだけ細かな決め事で成り立っているか

一つ一つに矛盾があればとたんに動かなくなるわけで、それを避けてシンプルサービス提供するには

いか要件定義段階で「これは何をどうやってどういう風に動かすのか」を決めておかないといけないか

もちろん開発段階でも問題は発生しコミュニケーション必要

だがそれはあくま要件定義に沿った開発の問題点を整理するものしかない

システム開発においては、というかすべての制作においては起案企画の段階で専門家等を交えて意識統一をし

細部までわかる人間要件定義をし、それに見合った業者を選定し開発することが必要

最近ノーコードや生成AIが出てきたせいで「なんとなくできる気がする」奴がさら大量発生している空気を感じている

「そんな訳ないですよちゃんと作りましょう」と言える人間必要

iPhoneショックの話もしているが、携帯会社携帯バージョンアップ企画募集している時点で勝てるわけがない

iPhoneは新しいギアを作ろうとしたからできた

価値を探求するなら関係各位が言い訳ばかりであることに着目すべき

ここで思い出したのが小室哲哉の潔さだ

小室プロデュース一世を風靡した大御所なのに宇多田ヒカルの登場を振り返って

「何がAutomaticなのか理解できなかった、僕には出てこない」と素直に認める発言をしている

自分小室哲哉ファンではないが世代なのでよく見てきた

絶頂期にいい気になってしまったり、女性にまあまあだらしなかったりするもの

一貫して腰が低く、他者を認められる人であるという事は凄いと思っている

iPhoneと似たようなもの想像した人間国内にもそれなりにいたと思う

でも製品にはならなかった、携帯バージョンアップの案としてのiPhoneは没になる

もっと視座を上げられなかったことを後悔しないといけない

大阪関西万博の予約システムも起案企画段階での全体の読みが甘かった、

国内でも東京オリンピック制作チームなど経験あるところに助力を仰ぐべきだった位の振り返りをするべき

下請けVS発注者のポジショントークさせて犯人捜しした挙句コミュニケーションというどっちつかずの言葉結論づけるのは安易

Permalink |記事への反応(0) | 11:11

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2025-10-04

研修の場で、ある分析ツールを紹介された。

十数年前から開発がスタートし、改良を重ね、現在に至るという。

しかし、研修を受講する身ではあるものの、発表者のロジックに致命的な欠陥が見受けられた。

開発に関係した者であればあるほど、サンクコストが積み上がり、根本的なことに気が付いても誰も何も言えなくなってしまう、受講者も発注者である裸の王様にはものをいいにくい。

これが日本社会だということを実感させられた研修だった。

Permalink |記事への反応(0) | 12:37

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2025-10-03

anond:20230429232742

一般論として、発注者の期待する品質文章を設定した締め切りまでに確実に納品することのできるライターであれば、重用されると思います。例えば毎週xx文字発注者の期待に沿う文章を書くことができるなら、週刊誌新聞文化欄のXX曜日コラムを任されることもあるでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 12:51

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2025-10-01

anond:20251001141520

建設業発注者下請け地元住民キチガイ遭遇率は低くないからイーブンやで

Permalink |記事への反応(1) | 14:16

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2025-09-30

anond:20250930110630

全体の話をすると、

土方:実際にスコップとか持って作業する人

施工管理:土方の親方に指示したり、材料の手配したり、現場写真撮ったり、発注者とやり取りする人

のうち、施工管理の方が労働時間は長くなるのは事実で、他の業界から比べたら多めなのも事実

土方は現場終わったら基本的にやることがほぼないので、夜間工事とかじゃなきゃ時間外労働は少ない

ただし肉体的にはしんどい

結局会社職種選べっつー話にしかならんな

あと現場管理で休めないって言ってるやつは1現場に1人しか施工管理つけてないからで、複数人体制なら普通に休めるよ

複数人体制でも所長(施工管理のうちトップ)がカスか、元請・発注元がカスならその現場カスになる

そういう意味でも会社選びは大事ってことやな

Permalink |記事への反応(1) | 11:13

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2025-09-17

anond:20250917173536

事後の口約束のみで発注者著作権を「奪取」することはできません。著作権著作物創作と同時に自動的に発生し、原則として著作者制作者)に帰属します。発注者著作権を取得するには、契約書などで著作権譲渡する旨を明記する必要があります口約束だけでは後々のトラブルにつながりやすく、許諾を受けた事実証明することも難しいため、書面で証拠を残すことが不可欠です。

著作権基本的な考え方

著作権自動発生する権利

著作権は、著作物創作された時点で著作権法によって自動的に発生し、特別手続き必要ありません。

著作権帰属著作者に:

原則として、著作物著作権著作者制作者)に帰属します。

著作権譲渡には契約必要

発注者著作権を取得するには、著作権者との間で著作権譲渡する、または利用を許諾する契約を締結する必要があります。

口約束問題点

証明の困難さ:

口頭での合意は「許諾を受けた」という事実証明する証拠がなく、後になってから口約束でも許諾を得ていた」と主張しても、相手に認められない可能性があります

トラブルの原因:

口約束だけでは具体的な条件が不明確なため、後々利用範囲を巡るトラブルに発展するリスクがあります

確実な対応策

書面での契約締結:

著作権に関わるやり取りは、口約束に頼るのではなく、必ず書面(契約書)で締結し、利用範囲、期間、対価、権利所在などを明確に記載することが重要です。

著作権譲渡契約

著作権のもの発注者譲渡する場合は、著作権譲渡契約書を作成します。

利用許諾契約

著作権著作者に残し、発注者には利用のみを許諾する場合は、利用許諾契約書を作成します。

Permalink |記事への反応(0) | 17:39

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anond:20250916144152

著作権については、事後の口約束であっても、著作権から発注者が奪取することが可能

 

画期的判決

著作権については、下請法無視しても良いことが最高裁で示された。

Permalink |記事への反応(2) | 17:35

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2025-09-14

AIのせいでヘイトクリエイターとして食っていけなくなってきた

俺は「ヘイトクリエイター」として食ってきた。表向きにはライターだのコラムニストだの言ってたけど、実際は特定勢力や行動に対して悪いイメージを流布したい連中から金をもらい、それっぽい記事を書いて世間に流す仕事だった。まあ、広告業界の裏側みたいなもんだ。依頼者は誰も「正しいことを書け」なんて言わない。ただ「この人達悪者にしたい」って願望を投げつけてくるだけで、俺はそこに物語を肉付けする。世間の怒りや偏見を煽る文章を書いてナンボ、そんな稼業だった。

でもAIが出てきて全部が変わった。こっちは経験と勘で「人を不快にさせる言葉の刺し方」とか「不安を煽るテンポ」とか培ってきたつもりだったんだが、AIがあればそれっぽい記事なんて一瞬で量産できるってことが発注者にバレちまった。結果、単価は暴落。一本数千円が数百円になり、下手すりゃ「AIに書かせたものをお前が人間っぽく直せ」みたいな依頼まで来る始末。

俺も最初AIを使ってなんとか数を稼いでた。そりゃ速いし楽だし、数撃ちゃ当たる感覚仕事を回せた。でも同業者も同じことを始めると、あっという間に業界レッドオーシャン化。依頼者側からしたら「人間に頼む必要ある?」って話になり、まともな収入源にはならなくなった。俺の“職能”なんて、思った以上に脆いもんだったってことだ。

しょうがいか副業でやっていたマナー講師のほうに軸足を移すしかない状況になってきた。企業研修新人向けセミナーで、どっかから引っ張ってきた“常識”をちょっと言い換え、そこに俺オリジナルの「新マナー」を加えてありがたそうに語る仕事ぶっちゃけこっちのほうが安定して金になる。皮肉なことに、人を叩いてきた俺が「礼儀」だの「常識」だのを説く側に回るわけだ。

こんな仕事をしてきておいてこういうのもどうかと思うが、何らかの新マナーでっち上げることで他人攻撃してマウントを取ろうとするのは人間として根源的なマナー違反してると思う。でもそれをやってでも他人より上の存在だと錯覚したいって人が大勢いるからこんな仕事が成り立ってきたんだよね。本当クソみたいな世の中だわ。

Permalink |記事への反応(3) | 13:53

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2025-09-10

anond:20250910141339

ピーも通じないレベルかあ

発注者側、受注者側の双方から10社以上の工務店とお付き合いがあります

個人工務店では確かに現場で怒鳴り散らしている所も少しは見受けられますが、今はほとんどありませんよ

業界は怒るから指導するに変わっていますから

Permalink |記事への反応(1) | 14:18

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2025-09-08

anond:20250908132705

江戸時代浮世絵って、なんだかんだいって役者絵が一番売れたらしいんだ。

だって、芝居が流行ってるから

最初の頃は、芝居の演目に合わせた絵、次第に役者フォーカスした役者絵が売れ筋に。

あとは、誰でもしってる伝説とか偉人の絵。

これもコンスタントに売れるから

出版からの「描いてほしい!」っていう需要があるからだな。

今の絵師たちと同じだな。

ただ、面白いのは、美人画代表のように言われる歌麿出世作は、「虫えらみ」、「百千鳥」、「潮干のつと」っていう虫の画集、鳥の画集、貝の画集なんだ。

たぶん海外で一番名前が売れた絵師は、北斎だろうけど、もちろん人物だって描いたけどなんといっても風景画。

歌川広重もそうだな。

東海道五十三次って、教科書では広重代表作と言われてるけど、東海道五十三次って一つのジャンルとして確立されてて、広重だっていくつもある。

広重のだと、一番有名なのは保永堂版だけど、そのほかに行書東海道隷書東海道、小さい冊子のも含めるとそのほかにもいくつか出してる。

広重だけじゃなく様々な絵師東海道五十三次を出してる。

全部、東海道宿場町を描いた絵なんだけど、構図や主題を変えて、描きまくった。

風景画っていうのは、一定需要があるんだな。

で、これまた面白いのは、名所+美人画(当時の萌え絵)の合作がやたら多いこと。

今でも、旅行広告なんて芸能人アニメキャラがセットなのと同じように、とってつけたかのように美人のアップを入れる。

そのうちに、宿場町風景オマケになり、ただの萌え絵シリーズものが増えてくる。

やっぱり、人物を入れると売れるんだろうな。

知ってる芸能人、知ってるアニメキャラ、見知った顔が入るだけで注目度も親しみやすさも変わる。

ただ、俺は風景画ってまだ需要あると思うよ。

写真だと、通行人の顔とか出しにくいだろ?

写真では撮れないような構図で、AIでは発想しにくいような主題ってのは、人物画よりもまだ勝機が残ってるんじゃないかな。

北斎広重みたいな日本人が出てくれると嬉しいな。

かいいつつ、やっぱり人物画が売れるんだろうないうのは理解できる。

供給過多ではあるけど、需要絶対数が多い。

発注する側だってやすい。

誰も見たことがない構図は誰もみたことがないから、発注者側が言語化できない。

Permalink |記事への反応(0) | 14:16

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2025-09-03

anond:20250902135339

公共工事仕様書に「週休二日モデル工事」ってのが入っているから、ちゃん仕様を守ってるのが分かるように看板に載せないといけない。

あれば住民相手じゃなくて発注者自治体)にアピールしてる。

Permalink |記事への反応(1) | 09:14

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2025-07-26

anond:20250726131741

相手発注者であれば、そうすることもできたでしょう。

ただ、同業者マナーが非常に悪く偏見に晒されているという問題は、私がセンスを磨いたところでどうしようもなく。。。

Permalink |記事への反応(0) | 13:25

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フリーランス絵師をしていて、痛感する事

匿名とはいえ、このような酷い差別的思想を発信するのは少し気が引けるのだが、、

進捗管理をしておらず平気で納期を破るのも、気に食わない依頼を無断で公開してしまうのも、生成AIで食い扶持がなくなるという話や政治で殺されるといった少し極端に思える話を鵜呑みにして意見が異なる方の悪評を広めるのに熱心なのも、他人の絵の色が似ているというだけで悪意ある模倣だと決めつけて公の場で糾弾するのも、八つ当たりで大騒ぎして筆を折ると脅すことも、多くは精神が未熟なアマチュア女性絵師の方(大変申し訳ないが、盲目ファンに祀り上げられてぬくぬくと育った、金銭にだらしなく責任能力のない、発達障害チャームポイントか何かだと勘違いして改善する気もなく非常識な振舞いをする方々)がしていることなのに、彼女らの声と影響力が大きすぎて、絵に携わる人間の多くが社会不適合者なのだと思われるような話が拡散されている現状が、セル画からこの業界に入り、背景やCGまで幅広く挑戦しながら画業を続けている私には、大変につらい。

しかに大多数の方から見れば「発達障害」と思われるような個性的な方の割合は多いかもしれないが、多くは最低限の責任感と礼節は持ったうえで仕事をし金銭を頂いているのが現実

 

そもそもSkeb締め切り厳守率が90%を切っているにも関わらず設定額は一万円以上で「企業お仕事お待ちしてます」などと受け身姿勢を貫き、いざ企業から仕事を受けるとギリギリになって納期の延長交渉をしたり音信不通になる奇特な方と、ちゃんとしたサイトポートレートを作って企業積極的にやり取りをしビジネスメールで型に沿った連絡が取れる(何なら前者が発狂したとき尻拭いに回ることまである)大多数のイラストレーターが「絵師」という括りで悪い方に寄せて一緒くたにされている状況もおかしな話だと思う。

 

応援している絵師の行いを(大抵は絵を描いていないため空想上の絵師気持ちになって擁護している方々は、本当に考えたことがあるのだろうか。

魅力的な作品を生み出すということは実際かなり楽しく、格好がよく、素晴らしいことだが、作品への評価人間性への評価混同して全肯定することは一般社会を生きるうえで本人のためにならないので、却ってとても残酷なことをしているのではないかと、私は常々考えている。。。

 

老いぼれの長くつまらない説教になってしまったが、自分の描きたいキャラクターイラストで楽して人生一発逆転を目標としている自分本位の層と、発注者アイデア自分の手で少しでも美しい形に成型するというプライドを持って計画的仕事を受けている納期絶対厳守の一般層には、決定的な価値観倫理社会常識の壁があるため、切実にそろそろ何らかの区別が欲しい。。。

Permalink |記事への反応(2) | 13:07

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2025-07-10

anond:20250710120542

けっきょくノウハウ電通博報堂にだけ残るから

行政は言い値で丸投げになるから

メガイベントの最も大きなデメリット(何にカネがかかるのか、発注者理解してないので予算がめちゃくちゃになる)

メガイベントはやらずに済むならそれに越したことはない

Permalink |記事への反応(0) | 12:32

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2025-06-06

anond:20250606070321

こういうやつが「私は設計側なのでプログラマは将来不要になると思う」っていってるのよく聞くんだけど。

 

こいつとAIの組み合わせだとシステムが崩れた時になんの責任も取れない最悪の組み合わせになるんだよな

 

発注者AIの組み合わせは最悪だって

警告しておこうと思う

Permalink |記事への反応(0) | 07:12

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2025-05-25

どんなプロジェクトでも、期限が来て自分たちが地面に叩きつけられるまで

誰1人として「失敗している」「失敗しつつある」と言い出さない。

今進んでいるコースの延長上に、燃え盛る恒星があろうが、永遠に重力井戸に落ち続けるブラックホールがあろうが、その少し先の未来が見えなかったり、現実逃避して目の前の作業を延々と続けたりする。

期限が来るまでは、死んでないから。

「そうならないようにしたい」

と言う「ええかっこしいはいる。

けど、無理よ。

99.999%のプロジェクトは引き寄せられるように失敗する。

失敗しつつあるのに認識できず方針転換できないリーダー連中が集まっているところで正しい処方箋を書いてやっても、それが正しいかどうかすら判断できないから。

判断できないから失敗しつつあるから

できるなら、そもそも適切に方針転換できて、失敗には至らんのよ。

変えられる可能性としては、さらに上の発注者があるが、システムプロジェクトでは、「それが理解できてるなら発注せんわ!」って尤もな理由で、失敗しつつあるプロジェクト状態認識できないし、対処法も考えつかない。

そもそもプロジェクトリーダーたちが自己保身のための都合のいい報告しかしていないから、発注者はそんな事態に陥っているとは夢にも思わないだろうし、メンバーリーダーの頭越しに報告しようにも、リーダーたちは全力で止め、発注者から事態確認の問い合わせには虚偽報告と言えない程度のごまかしで答える。

変えようがないだろ?

変わるのは、フィクションの中か、ProjectXでだけだ。

現場力」で変えられないかと言う無茶もあるけどね。

そんな都合のいい力なんて、存在しないよ。

時間大人数で走っていたプロジェクトの持つ慣性力は馬鹿にできない。

いくつもの炎上現場鎮圧してきたけど、たくさんのエンジニア関係者を乗せて長時間かけて速度を上げてきたプロジェクト相手に、

6本だ!

この6本の指で

このプロジェクト

受けてやろう!!

って、無理。

終点で駅舎に突っ込んで大破して止まってくれないと、手が出せないのだ。

そうなってから

「なぜこうなるのがわかっていて何もしなかったんだ?」

って言われてもね。

君も何もできなかったろ、「ええかっこしい」君? w

この手のプロジェクトは、期限が近づけば近づくほど速度を上げるからさらに輪をかけて軌道修正はできないんよ。

人数が少なければ、全員を説得してやれないことはないけど、まぁ、無理よね。

無能集団に有能を入れれば、得られる結果は改善されるかってぇと、むしろ無能レベルに揃う、って言われるでしょ?

おいらは、最初計画段階と、叩きつけられた後の再建フェーズしか満足に動けない。

その間のフェーズでは、リーダーたちとシステムIQの差がありすぎて、会話が通じないからだ。

藤井聡太竜王(でいいのかな、現時点では?)が詰め切るまで読めてても、趣味棋士ではさっぱり……、ってなるのと変わらん。

問題は「俺のターン!」って状態になるまで、我慢できるかどうかだが……。

Permalink |記事への反応(0) | 13:13

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2025-05-11

開発の現場からみたローコード

保守性最悪のゴミ

カスタマイズも難しい。

はやく夢見る発注者が減りますように。

Permalink |記事への反応(0) | 16:15

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2025-04-04

自律AIエンジニアの「Devin」を解雇しました

Slackコミュニケーションをとり、指示を出したら勝手コーディングし、GitHubPR出すところまでをやってくれるAIのDevin。

月額500ドルは生成AISaaSとしてはクソ高い、1人エンジニアを雇うとしたらクソ安い...。

そんなDevinさん、1ヶ月契約してさまざまなタスクを依頼してみたけど、結果契約を切ることにしました。

前提として、とても未来を感じたし、まるで本当の人エンジニアのように振る舞うUXはとても面白く、Devinの開発チームはとんでもなくすごいと思います

ただ、今のDevinは終始「そんなに頭の良くないYESマン」でした。

そのため、どんな依頼もYESで返して、仕様を満たしていないコードをあたかも完成したかのようにドヤ顔で提出してしまう。

これは発注者目線だと依頼したくないエンジニアなんです。

できないことはよくて、できないとか、途中までしかできないとか、どうすればいいかとか、とにかくコミュニケーションを取ってほしい。

それができないと、無駄なやり取りを何往復もすることになる。

というわけで一旦辞めました。

Devinのコミュ力改善されたら、そのときはまた雇いたいと思います

待ってるよDevin!

Permalink |記事への反応(1) | 14:24

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2025-04-02

anond:20250402220006

使用者がどんなに不便感じても必須システムはな困らない

発注者は安く発注出来、エンジニアは値段に見合ったものを納品するだけ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:11

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2025-03-29

地元のために公金を使うこと


東京の西半分に住んでいる。田舎の方である

数年前に土木建設業引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。

弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。

この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである工事業務になると、必ずといっていいほど施工系図が出来上がる。

タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係ニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。

私は、地元のために働いた経験が長い。本業土木(主に河川林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。

だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である

主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつ自治体運営するイベントでのことだ。

推敲は何度もしたけれども、増田日記は書き慣れてない。ご容赦を。





(以下本題)

それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。

そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてから自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)から下請け現場を任せてもらえるくらいである。

そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務地元自治体から流れてくるようになった。

いわゆる随意契約で、うちの会社地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである

さて、土木建設林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本であるあなたが住んでいる市区町村田舎であれば、絶対に近い確率でそうである

ある秋の終わり頃だった。倒木の解体処分業務地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落林道があって、その付近には森林浴にバッチリ雰囲気自然公園があった。

その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木バラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。

自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである

それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務職場から発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。

その際自分は、窓口の自治体職員にこう告げたのだ。

「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」

※1 都のルール?で切った樹木ごみ処理できないらしかった。よく覚えてない

※2田舎にある会社同士だとありがち

そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員発注者)はこう言ったのだ。

「実は、今回は特殊パターン仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都から指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」

「変更契約しなくてよい?」

「いいです。特殊案件ですので」

だってさ。

「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分利益になった。都民税金なんだが、ありがたくうちの子大学学費用に使わせてもらったよ。

これが公金チューチュー?の1件目である自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。



一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手東京都になるとこうはいかない。

都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。

標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?

標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベース価格納期交渉をしてくる。

こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事ルールですからだってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?

こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。

小さい会社場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。



それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。

一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。

この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである

その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。

やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。

それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元から、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。

決死覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。

そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である

うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。



仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。

談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民意見を聞かずに、都が発注した業務仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。

談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。

談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。

今はどうなっているのだろうか。

うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベル地元住民から仕事を請けることならある。

情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理業務とか、いつも特定企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名うまいこと調整しているのだ。

「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」

都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。

いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。





2つめは、ウォーキング大会でのことだ。

うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である中高生スポーツクラブの子トレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。

うちの地元には、初心者でも歩きやす登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。

イベント中は、子ども若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙地域とはいえ東京に住んでいてよかったと思うのはこれである

遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。

自分が住んでいる地域町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会スタッフ役割を務めていた。

大会運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである地元料理ベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。

とにかく、腹を空かせたウォーキング大会参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。



しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。

ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。

会計報告を終えた後、自治体担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。

メールの内容】

・収支計算書の明細欄に「アサヒビール1ケース」とある

領収書にも酒類おつまみ?の記載がある

芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている

・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい

公文書公開請求があると、あなた達の個人情報特定される危険がある。ご了承を

・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?

・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい

うん、まあ……違和感はあったよ。

それこそ、子どもの頃からウォーキング大会スタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。

あのビールおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若いからずっとだから感覚がマヒしてたのかもしれない。

それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。

結局自分が、その自治体担当者の人とやり取りをしていった。

うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分町内会バカにされてる気分だった。人件費無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命ウォーキング大会参加者地元料理を振舞ったというのに。

たかだか、自治体職員から渡されたお金ビールを買ったくらいで、それは町内会スタッフ鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分40代で若かった。まだ青臭いところがあった。

自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。





長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。

公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。

そういう人向けに書いたとかではないけど、この体験談がどなたか思考きっかけになったのなら幸いである。

Permalink |記事への反応(11) | 18:09

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2025-03-16

anond:20250316124639

定義が難しいのと、設計実装が分かれてるような仕事レアなのと、発注者が「うーんなんか違うんだよねー」って必ず言ってくるので

Permalink |記事への反応(1) | 12:51

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2025-02-06

発注者SIerトラブル見るにつけ、内製へのシフト必須だと思うわ。現SIerコンサル業にシフト

抱えられない中小企業はありもんのサービスを利用。

Permalink |記事への反応(0) | 12:40

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2025-02-05

anond:20250205080518

元増田です。

資料1外構工事問題解決にむけて」から文章部分を抜き出し生成AIに要約してもらいました。

問題点1:雨水浸透枡の設置問題

依頼内容との違い:

当初より「雨水浸透枡」ではなく「雨水枡」での施工を依頼していましたが、工事計画では依然として「雨水浸透枡」の設置が計画されています

規制エリア:

設置場所が「雨水の浸透を規制されているエリア」に該当するため、計画自体問題視されます

問題点2: 水勾配の不適切

逆勾配の可能性:

現行の工事計画では水勾配がほぼ0%であり、逆の勾配になる可能性があります。これにより、雨水が逆流するリスクが高まります

法令業界標準:

下水道法業界標準に反しており、水勾配の確保が必要です。特に1/50(2%)以上の勾配が求められます

問題点3: 型枠ブロック使用方法

逆に施工:

型枠ブロック上下逆に施工されていることが確認されました。メーカー保証する使用方法ではありません。

専用ブロックの不使用:

コーナー隅角部用ブロック使用されておらず、鉄筋コンクリートの一体化が不十分です。これにより、強度の問題が発生する可能性があります

問題点4: 明細書の内容

消費者への説明不足:

使用する資材やその特性についての説明が不足しており、片面のみの化粧ブロックや笠木の不在について事前に知らされていませんでした。

型枠ブロック選択肢:

明細書に使用する型枠ブロック商品名記載されているにもかかわらず、消費者がそれを元に特性理解することが前提となっています

問題点5:誤発注とその対応

色違いブロック:

担当者誤発注した色違いブロックについての対応不安です。また、度重なる仕様変更に伴う追加費用負担懸念されています

費用負担:

誤発注により生じた損失を発注者に負わせるのではないかという懸念があります

問題点6:施工方法の適切性

法令違反:

現行の施工方法法令業界標準に反していることが確認されています特に、鉄筋コンクリートの一体化が不十分である点が問題視されています

保証懸念:

このような施工方法によって将来的に陥没やが発生した場合御社保証するかどうかが懸念されています。また、人的被害が発生した場合対応についても質問されています

Permalink |記事への反応(0) | 17:23

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