
はてなキーワード:煉獄とは
白銀御行(かぐや様は告らせたい)
竹取物語の話題になった際に、「自分が帝の立場になってかぐや姫から不死の薬をもらったら不死の薬を飲んでどれだけ時間がかかってもかぐや姫を迎えに迎えに行く」と言う。これまでの日本の創作ではヒーローが不老不死を否定するかっこよさ(煉獄杏寿郎、賢者ゲド、ルパン3世、星野鉄郎、キャプテンハーロック、ぬーべー、服部平次etc)が表現されてきたが、このキャラの場合ヒーローが不老不死を肯定するかっこよさが表現されているところが新しいと思う。
ギターやジグソーパズルなどやりたいことがたくさんあるので不老不死になりたいという考えを持つ。シンプルでありながら今までこういう考えのキャラはいなかったという意味で斬新だと思う
「Slackとかの文章の文末に「。」を付けられると相手に威圧感や恐怖感を与えます。「!」の方が印象が良いです」
と言われた。
その場は一応社会人なので素直に「わかりました!」と返答したが、心の中では素直にこう思った。
「ばかじゃねぇの?」
と。
で、案の定その上長のSlackの投稿やGoogleドキュメントのコメントには隅から隅まで「!」で埋め尽くされている。
「この◯◯◯◯が~~~~です!◯◯◯ください!」
「これは◯◯を~~~~だと思います!」
↑本人は元気よく笑顔でコメントしているのを表現しているのだろうけど、どう見ても怒鳴り散らしているようにしか見えんだろ?こんなの。
もしくは煉獄杏寿郎並みの勢いで喋っている頭のおかしなハイテンション人間にしか見えない。そっちの方がよっぽどやばくねぇか?
ブコメで異常者とか言われてるが、これはかなり社会的に正しい性欲だよ。
私は逆に作品を好きになると萎えちゃうんだよな、いい作品では抜けない。
「作品そのものは見てないけどなんか最近コイツの二次創作イラストとかよく見かけるな」、くらいの距離間のほうが抜きやすい。
これって要するにヤリ捨て思考なわけよな。
対して元増田は相手の生きる世界(作中世界)に対する理解を深め、キャラの生い立ちや行動原理とか、心のありようとかを理解したうえでおシコり申し上げるわけでしょ。
ってのは、表層的な筋書きやキャラの造形に惑わされずに、ちゃんと相手を好きになって、理解して、それから「性欲」が来るわけじゃん。
男はストーリーを重視し、女はキャラクターを重視する傾向があると思う。
多分、鬼滅のキャラごとのターゲットはこういった具合に分散されてるのかな?
時透、義勇、善逸......女子人気高い。前者二名は無口で特別な才能と中性的な容姿を持つインキャと分類できる。善逸のような女好きタイプも捨てがたい。
煉獄、派手柱......男子人気高い。堅固な信念を持ち、人を巻き込むタイプ。
しのぶちゃん、カナヲ......小さな女の子たちの憧れのお姉さん枠。フリーレンと一緒。
禰󠄀豆子......キャラデザインが非常に優れているが、その実どこをターゲットにしているのかよくわからないキャラクター。女の子的感性からして可愛いのはわかるけど、感情移入対象ではないと思うし、男目線でそこまで唆られはしない。アクリル板とか一枚絵にすると映える。けどそれだけ。
炭治郎......もっともニュートラルな立場のキャラ。主人公でありながら、炭治郎推しというのは少ない。主人公って案外それくらいが一番良い。BL需要はある。
キャラ掘り下げ方式でストーリーを進めている鬼滅の欠点だと思ったのが、ストーリー後半で扱われたキャラへの愛着が薄くなることかもしれない。
霞ィィ↑柱とか蛇柱とか、活躍するのが遅かったせいで、自分は正直印象が薄い。
一方で、煉獄さんや派手柱、しのぶちゃんやインキャ義勇はすごく印象に残っている。
個人的な現象かな? 霞ィィ↑柱は人気ランキングで3位のようだし。
柱のキャラ造形は過剰に盛られている。
派手派手しく個性的な味方幹部というのは、キャラビジネス上とても美味しい。
無限城編公開に伴ってコンビニのタイアップで義勇さんが出てきたのを最近見た気がする。気のせいかもしれないけど。
やはり、現代のIPの売り方を考えると、ひとまとまりの個性的なキャラクターたちを設定するのが重要なのだろう。
とはいえそれは、必然的にストーリーの長さとトレードオフになる。
多数のキャラクターを掘り下げるには長尺がいる。
鬼滅は無限列車で煉獄さん、遊郭編で派手柱と、一編一キャラクターの速度で進めてるから尚更。
初登場シーンはいちおう柱合会議(の前に鬼を匿う隊士をどうするかの話し合い)のときな
他の柱はその現実の見えてなさを笑ったりしているのに、
煉獄さんだけは「うむ!いい心がけだ!」とか心意気を肯定してんのよね
だからこの話はそれでおしまい(増田の疑問は鬼滅が描いたものとズレているので)
増田はおそらく鬼滅をまったく知らないか、アニメのみ軽く視聴の人間だろう
でなきゃあれだけ明確に描かれていることを無視していることになる
実は漫画(そして今公開中の劇場版『劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章 猗窩座再来』)にきちんと描かれている
「鬼滅の刃」で描かれているのは
ただ悪意や害意から理不尽に人を傷つけ尊厳を踏みにじり果てには殺す行為について
もっといえばあいつらは生物ではない(主人公は鬼が元人間ということから「生き物」と呼んでいるが生き物の定義にあてはまらない)
増田は「食う」のほうに注目しているな?だが鬼滅の鬼で問題なのは「殺す」のほうである※
殺したいから殺す、それは悪だろ、というのが鬼滅で扱っている内容だ
「理不尽に命を奪い反省もせず悔やむこともしない」「人の心を持たない」横暴な者、
誰かにとって命より大事な人の命をも容易くふみつけにして平気な人間、
それを鬼という異形として描き漫画に消化したのが「鬼滅の刃」だ
理不尽に他人から傷つけられたことは大勢の人が経験あるだろうし
自分がカッとなって「正しい」道から踏み外しそうになったことだってあるはずだ
だがあれだけ絶体絶命の苦しい場面でも煉獄さんが強靭な心で揺らがず「いかなる理由があろうとも俺は決して鬼にはならない」ときっぱり言うからこそ
読者/観客は、悪の誘惑に負けそうなときに思い出し支えてくれる心の道しるべを得た
心の中の善悪の闘い、鬼=悪の誘惑に負けないでいられる
そこで描かれているのは「食べるとは」「他の命を食べるとは」という答えの出ない永遠の問いとは別の話なのである
追記:
鬼は人間とは別の種の生き物ではない
もし「牛や鶏を食べるのとどう違う」という話をどうしても続けたいのなら
「人間が人間を殺して食べること」と「生き物が他の種の生き物を食べること」の区別をつけるべき
鬼滅の刃の鬼が人を殺す行為は人間が人間を殺すことと同じ扱いである
※…
鬼は人間を食わなくても死なない
ただし長期間食わないでいると発狂状態になって「何が何でも人を食い殺したい…」という衝動が強くなる、
さらに大勢人を殺せば殺すほど強くなり、さらに殺すための異能を入手可能、
鬼の生殺与奪の権を完全掌握している鬼の始祖が「自分の役に立つために強くなれ」と指示しているので
ついでに書いておくが、
鬼滅では多少の悪意、いさかいや意見の対立、価値観の違いから相いれない、人を嫌う、このあたりも別に否定していない
キャラの理解度が薄いうえに露出さえしておけばチヤホヤされると思ってるやつとか、何のキャラをしても顔がえなことか、レイヤーならみんなオタク側は大歓迎!というわけではなかったよね?
それでコミケも他のオタク向けイベントもコスプレエリアを作ることで隔離してコス自体を見たくないという人を守って今があると思っているんだが。
それなのに煉獄コロアキとかマルシルコスのやつがオタク界隈を含む一般社会に迷惑をかけまくったせいで、またレイヤーのイメージを下げていて大変に遺憾である。
真面目にルールを守ってイベント参加して一所懸命自作衣装を作っているレイヤーさんが気の毒すぎる。
早くなんとか良い方向に向かって欲しい。
今でも他の用法はよく見られる
(「仕事の鬼」のように強さを表す使い方や、「鬼美味い」のように強調のための接頭語など)
鬼滅ファンとして言うと、鬼滅の鬼は作中オリジナルの存在なので「鬼滅の鬼」と既存の単語鬼とは別の概念である
ファンもそこは理解しているし、既存の「鬼」のほうがまだ勢いが強いので使っても平気
混同される恐れはない
鬼滅では他にも既存のなじんだ単語をオリジナル概念の名づけに使っており、上手い
その点で言うと一番浸食されてるのは「柱」だろうと思う
(少々説明すると、鬼滅の柱とは役職、超常の存在であり悪であり元人間である鬼と戦う人間サイドの組織で最高位にある剣士を言う
同時に彼らは生身の人間には圧倒的に不利な対鬼の戦闘において最前線から退かず戦う、戦闘力においても精神力においても組織の支柱でもある)
「~柱」という単語を見ると何を見ても鬼滅の柱たちが頭をよぎるようになってしまったし
煉獄という単語をおいていわんや、「煉獄」とみれば自動的にさんづけされる(某イタリア料理店が「煉獄の卵」なるメニューを出してた時期は番号を紙に書く形式で心底助かったメニュー名を口頭で告げるやり方だと間違いなく「煉獄さん」と口走っていたであろう)
アニメ業界のビジネス記事で「主要な収益の柱として」とか読むとニヤニヤしてしまう
他にも同じような人いる
「茶柱」「貝柱」「霜柱」が別の単語に見える…というXの書き込みを見てくれ
>特に後者は、何百年も鍛錬して煉獄や義勇より明確に強かった猗窩座を、何で炭治郎があっさり上回れるの?
現実でもたまに起きるジャイアントキリングじゃないの?
・あの時点で炭治郎が強さで猗窩座を上回ったわけではない(まだ総合的には義勇のほうが強い)
・ただし炭治郎は弛まぬ努力を血反吐くようなレベルで積み上げており、それがあの場でようやく「透き通る世界」に至ることを可能にした
・「透き通る世界」に目覚めた直後だったために猗窩座は対応が遅れた=もし初撃を避けられバトル続行されていた場合、猗窩座は次第に順応し、透き通る世界に入っていても勝ち目がなくなっていただろう
(特に3つめの等号の右側は他のファンの中でも同じように考えている人は一定数いる)
>闘気消したのが効いたの?
そう、それで猗窩座は感覚が狂った(漫画では文字で書いている)
あの超高速の闘いでは一瞬でも混乱は命取りなのに、猗窩座は炭治郎が攻撃を繰り出してくる瞬間に混乱しちゃったから隙が大きかった
>そもそも赤子にもあるような闘気を完全に消すって何なんだよ。何で唐突にそんなことができるんだよ。
唐突にできるようになったのではなく、無限城までは鍛錬の量が足りていなかったし必要な最後のひらめきがなかった
そもそも炭治郎は格上の敵とばかり戦ってるし、鬼は初見殺しの技を使う者が多いから
「その場で機転を利かせ攻略法を見つけ出さないと勝てない」相手が多かったよね?
沼鬼から那田蜘蛛山の累、無限列車の魘夢、遊郭の上弦陸兄妹は言うに及ばず、
猗窩座も攻略のために何か見つけ出さなきゃならないことははっきりしている
それが猗窩座の言葉をきっかけに父の見取り稽古を思い出して点で繋がった
増田は「バーゲンセール」というが、そういうやり方があると知れば柱たちは身体能力や鍛錬の量では炭治郎以上だからできるようになる
それと闘気っておそらくは「これから何かしようとする意思」なんだろうと推測してる
「透き通る世界」も、筋肉が透けて見えるというのは漫画ならではの表現としても、
格闘家の中には予測が上手い選手がいるが、そういう人は筋肉が実際に透けて見えるわけじゃなくても
これも数えきれないほど練習を積み重ねた結果だ
「透き通る世界」の説明を見ていると限りなくこれに近いように感じる