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はてなキーワード:無量光院跡とは

2025-09-25

anond:20250924190655

花巻北上の次はどこにしようか、やっぱり一関平泉かな。

正直、この地域は「岩手観光」には含まれないことが多い。岩手県ではあるのだけど、仙台に近いので仙台観光のついでで足を伸ばす、という形で来る人が多い。一関県境だし、伊達藩の支藩だったしね。一関市も、宮城県側の登米近辺を含めた観光コースを紹介している。

一関は広い。これは平成の大合併で周囲の町村を軒並み合併したことが原因。ただ名前を残したかったなどの理由平泉だけは合併しなかった。実際こうやって名前が残っているわけだ。

まあ先に紹介するのは平泉になる。なんといっても世界遺産があるからね。

世界遺産平泉は5つの施設地域構成されているけれど、ぜひ立ち寄るべきなのは中尊寺毛越寺の2つ。無量光院跡観自在王院跡は興味があればでいい。興味を持つかどうかの判断に、これらを見る前に世界遺産ガイダンスセンター概要を掴んでからのほうがいい。あ、5つめ、金鶏山についてはたぶん気がつけば眺めていることになる。

さて一関

たぶん最初に聞くのは厳美渓猊鼻渓。これはどちらも渓谷なのだけど、猊鼻渓は下の川から崖を眺める、厳美渓は崖の上から流れを眺めるという感じの違った見方をするので時間があればどちらも行くべき。猊鼻渓は船頭が案内する舟に乗って観光厳美渓はそういうのはないが、渓谷の向こう側から空を飛んでくる団子が人気。場所一関市街を挟んで全く反対側にあるので、どっちか見たついでにもう片方、という形ではとても見られない。

猊鼻渓の手前、陸中松川駅の近くには石と賢治のミュージアムがある。晩年宮沢賢治肥料関連で砕石工場技師として勤めていたのだけどその跡地に建っている博物館で、ある意味今季の「瑠璃宝石」絡みでも興味深い(ロケ地ではない)。

そう言えば、岩手は山がちではあるが、北上川より西側山脈火山性で温泉が多く、東側高地は隆起性で石灰質、鍾乳洞が多かったりする。これを前提にしておくと観光地を選ぶのに少し捗る

で、鍾乳洞一関にもある。猊鼻渓から少し先に行ったところにある幽玄国内最古の鍾乳洞ではないかと言われている。興味があれば。鍾乳洞ではないが、そこから北西に山を入ったところに藤壺の滝がある。見どころはこの滝ではなく滝に隣接した金山跡。入るにはライトの持参が必須だが、奥州藤原氏金山開発のきっかけになったという伝説で有名。

一関から沿岸に向かうローカル線大船渡線猊鼻渓方面に立ち寄るために大曲りしている。この大曲りは昔から我田引鉄典型例と言われていて、探偵!ナイトスクープネタにされたこともある。それはともかく直進する国道大曲がりして戻ってきた鉄道が再び合うのが一関千厩近辺。ここには三嶋温泉という温泉があって、ひなびすぎた温泉としてマニアに知られている。オーナーが変わって少しきれいになったらしいので、時間があれば入るべき(なお前述の通りこの近辺にはお湯は湧いていない。鉱泉を温めて提供している)。

千厩から南に行くと一関藤沢に。この近辺で観光地というと館が森。施設は2つあって福島東北サファリパーク運営している岩手サファリパークと、それとは全く別施設Ark館が森後者は本当は牧場なのだけど、どちらかというと花畑として有名なので、見頃は秋というより春から夏。花畑といえば一関市街から南に行った一関花泉花と泉の公園があるがここもシーズンは秋を外す。千厩から東にさらに行くと一関市室根。ここのシンボル室根山で、頂上にある天文台は閉館中も上に登って景色を眺めることが出来、晴れていると眺めがとてもいい。

厳美渓方面観光地を何も書いていなかったが、厳美渓に行く国道をずっと山を登る方向に行けば、秋田との県境須川温泉がある。ここは花巻北上の時に書いた夏油温泉に負けず劣らずの秘湯で、11月には道路閉鎖で入れなくなる。そもそもこの国道東日本大震災以前に起きた地震で大きな橋(祭畤大橋)が落ちて、その橋が震災遺構として残されている。

一関市街地では世嬉の一酒造が一番の見どころ。酒造の博物館だけでなく、地ビールもある。別に一関でなければ買えないわけではないけれど、サンドウィッチマンが勧めたこともあるごま摺り団子一関市にあるお菓子会社が作った銘菓

Permalink |記事への反応(0) | 19:08

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